>>131のつづき
83 キャンピングカー・中
工作員Cが気絶した茜を縛り上げている。
Jジャガーの隣にいる七美が、通信機をセットしている。
七美「こちら地上班。ターゲットロボット・ジェットジャガー、及び捕虜一名を確保」
84 シートピア・司令室
アントニオ二世が通信機を持っている。
二世「了解。早速、ジェットジャガーを飛ばし、メガロを先導させよ。さらに“地上
ツー”に連絡し、ロボット工学者一家の確保にも務めよ」
85 キャンピングカー・中
七美が通信機を持っている。
七美「……、これ以上、地上人をさらう必要はあるのでしょうか?」
86 シートピア・司令室
二世が通信機の前で激昂している。
二世「また差し出がましい口出しか? いい加減にしろ! 我がシートピアは人口数と
ロボット工学の面では地上世界に遅れをとっている。その差を埋めるには、ロボット
工学者の確保と、それによるロボット戦闘員の大量生産が必要なのだ!! これだけ言っ
てもわからんのか」
(つづく)