>>130のつづき
豹牙、うっと驚く。
茜「危ない、豹牙!」
七美、発砲!
茜、とっさに豹牙の盾になり、ガス弾を浴びる!
茜「うっ!」
茜、その場に倒れて、気絶。
豹牙「な、何をする!」
と、キャンピングカーの中からシートピアの工作員が三人程出てきて、豹牙に襲い掛かる。
豹牙「野郎!」
豹牙、戦うが、ペンダントの鎖が切れて、落としてしまう。
豹牙「しまった!」
豹牙、スキをつかれて、工作員の鉄拳をくらう。
豹牙「ぐうっ!」
豹牙、もんどりうって、脇にある土手を転げ落ちてしまう。
七美、ペンダントを拾う。
工作員達、豹牙にトドメを刺そうとするが、南原たちの車の接近に気付く。
七美「(ペンダントに)捕虜を回収して、現場離脱」
Jジャガー、気絶した茜を担ぎ、キャンピングカーに乗る。
七美と工作員も乗り込み、猛スピードで出て行く。
さらに、火炎弾も放っていく。
火炎幕に遮られ、南原たちの車がストップ。
南原「(降りて)豹牙くん!?」
土手の下で、ズタボロの豹牙がうつ伏せになっている。
豹牙「七……美……、何故……? 茜……、ジャガー……、」
豹牙、気を失う。
(つづく)