>>118のつづき
59 郊外(夜)
黒いキャンピングカーが止まっている。
七美が周囲に人気がいないのを確認し、中に入る。
60 伊吹ロボット研究所・前(夜)
陣川のオープンカーが止まっている。
その脇に、茜と豹牙の乗ったバイクが止まる。
茜「あれ、これ、お父様の車……」
豹牙「ってことは、陣川のおじさんもここに来てる……?」
と、そこにライトが照らされ、人影がわっと出てきて二人を完全包囲する。
茜「きゃっ!」
豹牙「何だ何だ何だ!?」
人影とは、南原ら私服隊員である。
南原「動かないで!」
舎屋から伊吹と陣川も出てくる。
伊吹「こら、門限破りの罰だ」
豹牙と茜、汗をたらして苦笑する。
(つづく)