1 :
:
「仮面ライダー響鬼」から発想を得た小説を発表するスレです。
舞台は古今東西。オリジナル鬼を絡めてもOKです。
番組が終わっても鬼達は人知れず戦っている
○色んなな鬼のSSドシドシ募集中
○DA、クグツもおっけ! この際、設定だけもオッケーにしちまえ
○設定を共有する必要なし!俺響鬼もオッケー!
次スレは、950レスか容量470KBを越えた場合に、有志の方が
スレ立ての意思表明をしてから立ててください。
基本sage進行で
2 :
名無しより愛をこめて:2006/11/07(火) 12:18:51 ID:8SdFGG3G0
::
3 :
野獣作者:2006/11/08(水) 20:31:38 ID:n4fbmIr9O
あまりカリカリせず状況楽しんでみては?
4 :
名無しより愛をこめて:2006/11/08(水) 21:28:47 ID:Kr8B9E+F0
すまーんっ!やらかしちまったっっ!
逝って来る
話し合いは続けるの?
俺としては、そろそろSS読みたいなぁと思うんだけど。
話し合いは前スレで
ここではSSを
9 :
仮面ライダー鋭鬼:2006/11/09(木) 00:31:50 ID:1+KElhvJ0
作者「って、アレ?始まんないの?」
鋭鬼「…………」
吹雪「作者、最後にこのスレにレスした日を覚えてるかしら?」
作者「俺には記憶が無い……だが女が……女が泣いているんだ!」
吹雪「虎の改造人間に追いかけ回されたいなら、その嘘もいいけどね……」
鋭鬼「コレ」
411 名前:鋭鬼SSの中の人[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 00:30:55 ID:A7m6ufKp0
>>368 え〜執筆する時間が作れなくて……つい、旬な方のゼクターを書きたくなるもの人情……
ここは他に職人さんが多いのでツイツイ後回しにしてました。反省
2、3話くらい構想は準備してるのでその内……いや、来月中には必ず
作者「だからSS書いてきたジャン!」
吹雪「アンタは日付が読めないのか?数えれないのか!なら教えてやる!」
鋭鬼「八月の次の月は九月……」
吹雪「今が何月か言ってみろー!」
作者「じゅ…十一月……」
鋭鬼「視線逸らさずに話そーよー…」
作者「いや、これにはやむを得ない事情があってだな、学校の裏の廃工場で襲われそうになってる年上の女の子を庇って死んで
胸に核金を埋め込まれて新しい命で人を救うみんなの味方になって、最終的には月世界旅行をしてたんだな」
吹雪「判決、凌遅三千刀、滅九族!」
作者「ちょwwww極刑wwwww意味が分かんない、検索して調べて気分悪くなっても私は一切の責任は負いません」
鋭鬼「……主人公である俺の出番をもうちょっと増やしてくれたら助けてあげてもいいよ(ボソボソ」
作者「…………」
鋭鬼「ちょっと待て、なんで視線を逸らしますか。死ぬほど辛い四川料理で死線を彷徨わせますよ!」
作者「久々の(っていうか半年ぶり!?)の
仮面ライダー鋭鬼 十五之巻 でんでん でんぐりがえって バイ バイ バイ!
開幕です↓
――鉄のような拳が奔る
「ナロ!」
とっさに音撃棒を十字に合わせて防ぐのだが、敵は空いたもう一方の手を横凪に払った
「く!?」
上体を反らす
鼻先が擦れて熱を持った
「はっ!」
両の腕を同時に攻撃に使うのは難しい
というより、それは動物的な本能がさせる技だ
「ギ……」
それは人型であったが、人でない証拠
刹那、回り込んだ相手にすら反応する獣
「誘いだ!」
だが、獣に勝てないならばとうの昔に人は滅びている
本能を上回る技巧
それこそが人が練り上げた武器
「シャア!!」
獣の左右同時攻撃
だが、コレは避けない
「オオオォォォ!!」
筋肉が躍動する
鬼の力を最大限に引き出し、この獣の野生に対抗する
「フン!」
手と手がぶつかり合い、単純な力勝負へと持ち込まれる獣
「グゥ!?」
「はっ……俺も関東の鬼の中じゃ結構な力自慢で通ってるんだよ」
とはいえ、押されてるのも事実
獣はソレを確信している
「鋭鬼さん!」
人と獣が争う戦場に、蛮鬼もまた駆けつける
慌てて刀弦響を構える蛮鬼に、鋭鬼は笑う
「蛮鬼、五秒堪えろ」
「え?」
「最高のタイミングで放つから必殺技って言うんだよ!」
鋭鬼は言い放つと、自らを押しつぶそうとする武者童子に向かって問いかけた
「後方不注意だ。広報してなかったけどな」
鋭鬼の全身を光沢が覆う
蛮鬼は知っている。アレは鋭鬼の属性「鉱」の力
「磁石って知ってるか?S極とN極ってのは引かれ合うんだぜ?」
「ギ…?」
「今の俺はS極。ではN極は……?」
――瞬間
「ゴブァ!?!」
――武者童子の体を
――鋭鬼の音撃棒『緑勝』が
――貫いた
「いけ!」
体を震わす武者童子を蹴り飛ばし、鋭鬼が後ろで構える蛮鬼に叫ぶ
「音撃斬・冥府魔道ォォ!!」
「武者童子か……結構手強かったな」
「対処法では時間切れを待つようにと言われてましたが?」
「倒せたんだからいいだろ」
猛士支給のTシャツを着ながら、鋭鬼は暢気にいう
「スマートではありません」
「……もし、制限時間が無くなったら武者童子が出てきたらどうする?」
「それは……」
正攻法でも倒せるだけの力が無くてはならない
鬼とはそういうコトだ
その自覚が鋭鬼には染みついていると、蛮鬼は感じた
「………」
「どうした?」
「……強くならくてはと、思っただけです」
「充分強いだろ?俺が鬼を初めて蛮鬼ぐらいの頃は、もっとみっともなかったぜ?」
蛮鬼は真面目すぎて思い詰めるところがあると、鋭鬼は心持ち軽めに返した
「……貴方に負けたくない」
「え?何か言ったか?」
「いえ、何も」
鋭鬼は車の運転席に乗り込むと、蛮鬼を促した
年下であるが、鬼としては先輩に当たる鋭鬼を見るに蛮鬼に邪な考えが浮かぶ
(もし、俺が吹雪鬼さんとキスしたと知ったら、この人はどんな顔をするだろうか)
だが、あの後の吹雪鬼はコレと言った反応も見せず、蛮鬼にも普通に接している
それが純然たる事実として蛮鬼の気を重くさせていた
それなら、いっそ嫌われた方が良かったのに……とすら思う
普通に接するということは興味が無いということではないか?
好きの反対は嫌いではなく無関心……そんな考えが過ぎる度、蛮鬼は眠れない日が続いたのだった
小佐夜は満足していた
夫や息子への土産は買ったし、吹雪鬼は元気そうで何よりだった
荷物を纏めて明日には帰る
猛士と繋がりのあるホテルの一室で、そこは主婦らしく抜かりなく準備を終えたが
冷蔵庫を開けるとプリンが無い
日に一度、プリンを食べるのが小佐夜のささやかな楽しみであることを考えれば
己の迂闊さを小佐夜が呪ったのも致し方ない
まぁ……買いに行けば済むこと
夜も零時を回った
繁華街の側はまだ人の喧騒が聞こえてくるが、小佐夜の泊まってるホテルと最寄りのコンビニまでの道は
殆ど暗闇と言って良い。人の明かりもない、駐車場が延々と続いている
街灯の明かりだけが光りと言えば光で、そのかすかな光に蛾が群がっていた
女の一人歩きとは言え、小佐夜もかっては鬼を目指した身である。暗がりの中でも夜目が利く
故に
己の前に立つ人影が尋常ならぬ気配を放っていたのを、そして鍛錬を続けた体が頭より早く
“危険”と察知してその場を飛び退いたのも、その飛び退いた方向が広さのある駐車場であったコトも偶然ではない
「……プリン」
クリーム付きだった。ちょっと奮発したのだ
ビニールの袋がアスファルトに落ちると、プラスチックの音がした
「………」
人影は“邪魔だ”と言わんばかりに、その中身ごと袋を蹴り飛ばした
「ちょっと、食べ物は大事に扱いなさいな!」
息子の孔明なら慌てて袋を拾いに行くだろうが、どうも尋常ならざる相手であるようだ
だからといって自分のスタンスをかえる必要はない
実力差など儚いものだ
それが大きく開いてる場合はそうでもないが
大抵の場合、戦いとは詰まるところ“如何に己のペースを保つか”にかかってる
尤も、それこそ己の積んできた修練その他への自身であるから
コレこそが実力と言っても良いのだが
「その格好は自分の防御力を高める為?それとも、すっぴんを見られたくないのかしらね?」
そう、その人影は明らかに不審だった
ライダースーツを着ている
が、肩や腕のプロテクターは明らかに後から付けたモノだった
足はブーツ。しかし安全靴のように爪先の部分に鉄を仕込んであると小佐夜は見た
靴だけではない。胸にも体を守るようなモノが仕込まれてるようだった
そして何より、ヘルメットで己の素顔を隠していた
ソレも普通のフルヘルメットではない
複眼……昆虫の顔のソレによく似たマスクは趣味なのか、実用がなるのか、今は判断しかねた
「………」
そして終始無言
しかし……
「………」
道路と駐車場を隔てる柵を無造作に引きちぎる
その動作は荒々しく、苛立ちを全身で表現してるようだった
クールさを――無言であることで自分のペースを作り出そうとする為の無言ではない
では何か制限があって(喋れば致命的に重要な何かが知られるから)喋りたくても喋れないのか?
(……それとも、初めから言葉を知らない?)
無造作に柵を引きちぎるなどは人間の技ではない
とすると目の前に立っているのは“人にあらざるモノ”ということになる
そして小佐夜はソレをよく知っている
ソレは人型のモノもいた
(……何故あのような格好をしている?)
人の社会に溶け込んでいるとでもいうのか
そこまで高い知能を持ってる……そして人の社会に溶け込む必要がある
考えにくい
が、考えにくいからと言って可能性を無視するのは愚かであり
さらに、今、戦いを目の前にしてそれ以外のコトを考えるのも愚かであった
「ふぅ…」
別に雨が降る気配も無いのに持ち歩いていた折りたたみ笠を抜く
即座に組み上げるとそれは小佐夜の身長程度の棍になった
(ただ……)
強度に心配がある
仕込み武器の常で、あまり耐久性が無い
「刺ッ……!」
己の左腕を支点に棍を伸ばすと、目の前の自転車を掬い上げて飛ばし投げた
「………」
敵は素直に自分に向かってきた自転車に反応すると、造作も無く打ち倒す。ひしゃげてただの鉄の塊になった
「不ッ……!」
地面スレスレに体を滑り込ませて、敵の下方から棍を突き上げる
フェイントだった
「………!!」
その小佐夜の攻撃に敵は反応した
プロテクターを着けた腕で棍を受け止めると、その自転車を鉄屑に変えた手で小佐夜を狙う
「蹴ッ……!」
が、小佐夜も即座に大地をけり、その間合いの外に出る
「ふぅ……」
再び棍を構えながら、今の一連の反芻する
まず、フェイントに簡単に引っかかったコト
――格闘技の類に関してはこの者は素人だということだ
次に、フェイントをかけたに関わらず、小佐夜の動きに反応したこと
――その反応速度、筋肉は人知を超えている。又、自己の危険に対する察知能力は野生のソレだ
さらに、小佐夜の攻撃をプロテクターで防御したこと
――己の姿の価値を理解している。あの姿は自分の意志か、同意を持って来ていると言うことだ
さらに、これはまぁ、意外なことだが――目の前の敵は女だった
厳密に女と判断していいかは迷う。雌といった方が良いかも知れないが、人の形をしてるのだから女の方が分かり易い
「そして再確認したけど……馬鹿力ね」
受けるという選択肢が減ったと言うことだ
棍で受けたところで、棍ごと自分が粉々にされるのが目に見えてる
つまり相手の攻撃に対しては避ける一辺倒しかない。そしてそれが崩れた瞬間に負けである
「………」
「なんなんでようね、貴方は」
相手が黙りだからといって、ソレに合わせる必要はない
加えて、小佐夜は昔から興味があることに対しては口に出さずには居られない性格であった
自然、戦闘中だろうと会話(成立してなくても)をしていた方が楽であり、動きも良くなる
「今度は二台いくわね……」
宣言すると、小佐夜は再び棍を巧みに使い連続して自転車を投げる
「………」
女は計ったように投げられた自転車を粉砕した
そして次に来るであろう小佐夜に備えた……が
「……!?!」
女の目に飛び込んできたのは、放物線を描いて落下してくる――バイクだった
「……!!」
蹴り上げて粉砕する
ガソリンに火が付いたか、バイクは爆発した
「!!」
そして爆煙に紛れて物体が接近する
だが、それにすら女は反応した
「……」
伸ばした腕には破壊の感触
――しかし、人のソレではない
四つ目のフェイント
ボロ屑のような自転車が虚しく音を立てる
「………」
女は息を飲む。そして右、左、後ろに小佐夜を探すが……居ない
――上だ
「芭ッ!!」
渾身の一撃が女の肩を砕いた
頭を狙わなかったのは、ヘルメットにどんな仕掛けがあるか判らなかったからだ
肩にもプロテクターはあったが、小佐夜の力と技を持ってすれば壊せない代物ではない
なのに――
「!!?」
――砕けたのは棍の方だった
ちゃんとプロテクターの合間を縫って叩いた
しかし、砕けた
理由は簡単だ
女の皮膚が異常に硬かった……それだけ
「……ハッ!?」
空中では姿勢を変えられない
無防備な小佐夜の胴を、女の拳が捕らえた
「くっ……!」
棍と己の足を女に当てるコトで、体制を辛うじてずらす
「……カハッ!」
擦っただけ――なのに小佐夜は紙くずのように舞飛んだ
「うぐ…」
辛うじて頭からの落下を防ぐ。受け身は完璧に取れてない
二本目の折りたたみ傘――仕込み棍を組み立てる
初めから勝てるとは思っていない
一撃を加えて離脱するのが目的だった
「すぅー……」
脇腹から血が滲む
携帯電話はホテルに置いてきた
仕込み棍もコレがラスト
ハッキリ言って背水の陣だ
「………」
勝利を確信したか、女は近づいてくる
一歩
二歩
三歩
四歩
五――
「刺…ッ!!」
全身の筋肉をバネにして小佐夜が飛ぶ
怪我人とは思えない速さ
だが、敵の女は構えるでもなく悠然としている
当然だ
小佐夜の攻撃は、女の肉体には効かない……それはさっき証明されたばかりだ
「………!!」
次の瞬間、自分の左肩に走った衝撃を女は理解出来なかった
「………」
棍は砕けた
女の左肩を貫いた後に
「………」
女は知るまい。槍術・棒術の基本は突くことである
しかし、その優位はリーチにあった。戦国の武将・織田信長はソレに気づき
槍を突くことから薙ぐことへ戦法を変えた
しかし神髄となると別である
技の神髄とは須く洗練されたものであり、そのもののあるがままの姿である
つまり、モノの用途を追求した姿。技の行き着く先は基本
一点に集中した力は叩くときの数倍
「………」
女がもし、自分に近い実力者との場数、あるいは戦闘技術を習っていたならこうはならなかったろう
自失呆然……その数秒の間に小佐夜は逃げた
そのコトに女が気づくのにさらに数秒かかった
「―――!!」
この世のどのような獣にも属さない獣の咆吼
女は怒り狂い、その常人の数倍はある視力で小佐夜を見つける
「―――!!」
ライダースーツの背が破れ、コウモリのような羽が剥き出しに開いた
取りあえず、人目のある場所に……
そう考えた小佐夜は甘かった
相手がこれほどまで激情して、己の姿を衆目に晒す愚を犯そうなど
「少しは考えたらどうでしょうね」
はて、目の前には大通りが見えるが、そこに逃げたところで敵は構うまい
下手すれば、ソコにいた人間を捲き込むかも知れない
それならば自分一人ここに踏みとどまる方が、死体の数は少なくて済む……
「……以外と冷静なのね」
そんな自分に驚いた
そして恥じた
そんな自分はとっくの昔に捨てて、自分は弱い女に強い母になったと思ってたのに
「光太郎……孔明……」
コウモリのような羽が月光の影になる
ゆっくりと舞い降りた敵は、小佐夜の前に降り立った
「それでも……抵抗はしましょうか」
脇腹から血が流れる
脂汗が滴った
「………」
敵の女にもう油断は無い。学んだのだ
小佐夜の攻撃は効かず……あるいは避けられ、女の一撃でコトは終わる――筈だった
「やめろ」
暗がりから声をかけたのは白いレザーコートの男だった
(捲き込んだ……!)
男を庇おうと小佐夜が動くより先に、女の殺気が消える
「!?」
「俺を守る必要はない。猛士の女よ。お互い、これ以上は目立ちたくないだろう」
「……貴方は人間かしら?」
「ああ、人間だ」
その白コートの男を女は抱えると、一蹴りで建物の屋根に上がる
「………」
「俺達に関わるな」
正体を隠す気はないらしい
月光に照らされて、男の顔がおぼろに浮かんだ
切れ長の目にフレーム無しの眼鏡をかけている。繊細そうな輪郭だが、その眉は意志の強さを感じられた
「まぁ……関わるなら受けて立つが」
「………」
「強きモノが弱きモノを食らって生き、進化する――それが万物の平等の摂理だ」
再び女が男を抱えて飛んだ
今度は跳躍ではなく飛行
小佐夜には追うすべも、体力もない
「………」
命を拾った……敗北感や苦々しさより安堵があった
重い体を引きづってホテルに帰る
早く……夫と子の声が聞きたかった
女は人の言葉を喋れない
理解出来ないのだから仕方ない
いや、理解出来ないと言っても、男と連れ添ってるウチに少しは理解出来てるのだが
喋れないのならどうしようもない
女は思う
もし、男と普通の人間同士のように、普通の人間の恋人同士のようにささやかな会話が出来たら
それはどんなに幸福な時間だろうと
だが、それは、叶わない
自分は醜い化け物で、人の生き血を吸わなければ生きていけない
美しい女ばかりを狙ったのは半ば八つ当たりだった
「どうした?染みるか?」
男は自身の調合した薬で、女の傷の手当てをする
元より人外の女は傷の修復が早い
「……素晴らしい治癒力だ」
男は廃ビルの一室で歓喜の声を上げる
「………」
男が喜ぶと女も嬉しかった。どんなことでもいい。男が満足することが自分の存在意義だった
男は言う
あるがままに生きろ。と
女は人間よりも遙かに優れてる。素晴らしい――男は言った
女はよく判らない。けれど、男が喜んでいるようだったからそれで良かった
実際、男が手伝うようになって、餌の確保も楽になった
ただ……男が自分を捨てることが今は怖い
「ヴァンパイア……って吸血鬼のコトだろ?ソレ」
「ええ。日本の魔化魍ではないけど、日本にいる以上、倒さなくてはね」
そういう小佐夜は無意識に、己の腹を押さえながら続けた
「飛行型の魔化魍……だから管の鬼を……と思いましたケド」
「何か問題でも?」
幼少時、預けられた仲である威吹鬼が、集められた関東管の鬼――威吹鬼、吹雪鬼、勝鬼、闘鬼を代表して聞く
「固いんですよ。あれじゃあ鬼石が打ち込めないのではないかしら?」
「そうなると弦の鬼で切り裂くか……」
「……太鼓で固い皮膚ごと清めるしかないでしょうね。でもそれだけの一撃を叩けるのって、響鬼さんぐらい?」
回転の速い吹雪鬼が結論を出す
「響鬼さんは今どこにいるんだ?」
「昨日、魔化魍が出て、さっき帰ってきてそのまま寝てます」
勝鬼の問いに威吹鬼が答えてる間にも、吹雪鬼は何か考え込んでいるようだった
「基本的には管と弦で組んで行動した方がよさそうね……」
「んじゃ、俺は裁鬼さんと組むわ」
とは闘鬼
「じゃあ、斬鬼さんと」
続いて勝鬼
「じゃあ、威吹鬼くんは蛮鬼くんと組んで」
「え…?あの、吹雪鬼さんは?」
「少し考えがあるのよ……任せたわ」
そういわれると、威吹鬼も強いては追求しない
まあ彼女は“しなくていいことはしたくない”人だが、仕事に手を抜く人じゃないことは知っているからだ
「伊織くん……あ、今は威吹鬼さんと呼ぶべきでしょうね」
「構いませんよ。小佐夜さんに威吹鬼なんて呼べれると、そんな大したもんじゃないのにって思いますし」
「それは私が貴方にとって威圧感があると言うことかしらね?」
「そ、そういう意味ではなくて」
慌てる威吹鬼に、冗談よ、と小佐夜は笑うのだが、例え冗談でも小佐夜の隙の無い言動は胃に悪いと威吹鬼は思う
「威吹鬼さん……今度の相手を倒す自身があるかしら?」
「倒します。僕も鬼です」
「本当に倒すべき魔化魍は……」
自信満々に答える威吹鬼に、出かかった声を小佐夜は飲み込んだ
威吹鬼はもう一人前の鬼だ
一人前に成れなかった自分が差し出がましくいうことでもなく、また、一人前なら自分で受け止めなければならないこともあるだろう
(それにしても……大きくなったものね)
威吹鬼の肩は、小佐夜が幼少の頃にみた兄の肩のソレに見えた
呼び鈴を一回だけ鳴らし、反応を待たずにドアノブを捻った
「……って、留守か」
吹雪鬼はポケットから鍵束を取り出すと、迷わず一本を選んでドアノブに差し込んだ
「おじゃましまーす」
と言う頃には、すでに部屋の中に入っている
誰の部屋かというと鋭鬼の部屋だが
「ふーむ」
片づいてるというにはモノが散雑し、散らかっていると言うほどには汚くない
健全なる成人男子の所有物の隠し場所は前回と変わっていない
吹雪鬼に見つかるたびに隠し場所を変えたのだが、都合三回、全て見つかった
鋭鬼はもう諦めたらしい
それはそれで、吹雪鬼の楽しみが一つ減るので、彼女は面白くない
とか思いつつ、最近の鋭鬼の傾向を調べる為にページをめくる訳だが
「先生とイケナイ授業……」
ハテ?
鋭鬼の嗜好は年上ではなかったか?
理由も無く不快感がこみ上げて、ソレを投げ出す
「はぁ〜……」
出直そうか、待ってようか、吹雪鬼は冷蔵庫の中を漁りながら考える
苺牛乳をゲットした吹雪鬼は、電話の留守電のランプに気がついた
「ふむ」
吹雪鬼に躊躇いはない
自分のものは自分のもの、鋭鬼のものは自分のものである
「ポチっとな」
吹雪鬼は鬼の中では珍しく機械に強い(というか、弱い連中が多すぎる)
「あ、もしもし鋭鬼先生ですか?壬生です。先日はありがとうございました……」
「は?」
聞こえてきたのは女の声だった
「……あの、また色々教えてください。私、頑張りますから!」
吹雪鬼は危うく電話を粉砕しそうになった
「誰よ、壬生って……っていうか、先生って何よ」
吹雪鬼の明敏すぎる頭脳が様々なパターンをシュミレートする
「待て、落ち着きなさい吹雪鬼」
とりあえず、鋭鬼の台所の砂糖と塩を入れ替える
「な、なんたことしてこうなったか!?」
いや、しかし……
「鋭鬼君に限ってそんな……」
吹雪鬼はもう一度録音ボタンを再生する
「………」
女の声は聞き慣れたイントネーションが混じっていた
吹雪鬼が青春時代を過ごした土地
千年王城・京都
「……まさか」
あっちで女を作ったというのか?それも女子○生!?
「え、鋭鬼君にそんな甲斐性があるわけないじゃない!!」
誰もいない部屋で叫んで、少し恥ずかしくなる
「……ほんにか?まさがや?んだわけねぇべよ!!」
錯乱する頭で、鋭鬼の部屋にブービートラップを5つ程仕掛けた
「……外の空気さ、吸ってくんべ」
というか、もう帰ろう……と気落ちして鋭鬼の家を後にする吹雪鬼である
その気持ちがどこからくるのか、吹雪鬼は判っているのか?判っているけど気づかないふりをしてるのか
それは吹雪鬼のみぞ知るといえようが、まぁ一番迷惑なのは鋭鬼であることに変わりはない
壬生は酒呑院の生徒で、鋭鬼は彼女を含めた生徒達に現役の鬼として二、三度授業を行った“先生”というだけなのだから
その街に、その姿は場違いであったろう
天上に瞬く星よりも明るい人工の光の中で、人々は快楽に溺れている
だから……とも言える。その場違いの彼女ですら飲み込んだ人の奔流は、彼女を許容しえた
だから深い意味は無い。ただ泥のように酔った男は、そのライダースーツを着た女が、いい四肢をしていたから
それだけの理由で、普段しもしないことをした
それが数分前のコト
女の素顔を見たいといった男は、まるでピンポン球のように跳んだ
喧噪が悲鳴に変わる
威吹鬼が騒ぎを聞きつけ、駆けつけた頃、すでに人だかりの中心に警官を片手で持ち上げる彼女が居た
「威吹鬼さん……」
彼の弟子であるあきらが追いついて、その光景に驚く
威吹鬼は変身を躊躇っていた。まず相手が判らない
ヴァンパイアであるという仮説が立てられ、こうして毎夜パトロールをしてる訳だが
ヴァンパイアに対する具体的な対処法も、また絶対にヴァンパイアであるという確証も無い
まして、ソレを相手を異装で隠してる。そこに底の知れない不気味さを感じた
次に、やはりこの人集りの中で変身するのは選択できないことである
鬼をこれだけの人数の前で晒してしまえば、その存在を隠すことは不可能になる
加えて言えば、明らかに異形である鬼と、非常識の怪力とはいえ人間の格好をしてる相手とでは
周囲は鬼に畏怖を抱き、女に味方する可能性があった
しかし、このままでは死人が出る
「………今日って、吹雪鬼さんは隣の地区でパトロールだっけ?」
「え?はい、そうですけど」
威吹鬼の頭に一つの光明が見えた
携帯電話を取ると、電話帳の中から猛士のフォルダを開き、吹雪鬼の名前を押す
電話のコール音が鳴る
一つ鳴る度に事態が悪化していくような錯覚を受ける
「何?」
「……吹雪鬼さん、そこから狙撃出来ますか?」
「結構ピンチな状況な訳ね?場所は?」
流石に阿吽の呼吸と言うべきか
吹雪鬼の烈氷・改の貫通力と射撃力なら、警官を救い出せ、そのまま女を倒すコトも出来るだろう
弾丸は氷なので痕跡も残らない
「三〇…二〇秒でいけるわ。大丈夫?」
「危ないようなら注意は逸らします」
「OK」
携帯電話を閉じた所で、隣のあきらを確認する
彼女も、隣地区でパトロールをしている蛮鬼に連絡を取った後だった
――二〇秒
「吹雪鬼さんの狙撃と同時に僕は警官を助けるよ」
「判りました。私は予測外の事態に備えてディスクアニマルを待機させます」
――一〇秒
自分の唾を飲む音がハッキリと聞こえた
――五秒
異形は知りもしない
自らを数十qも先から狙うものが居ようなど
――二秒
刹那のコトである
――一秒
瞬間
――零
異形が警官を持ち上げる手から血が噴き出した
その血は……赤ではなかった
一瞬の静寂
それは次に訪れる恐慌の前振りなのだと、この場で二人だけ冷静であった威吹鬼とあきらは知った
声で大地が震える
上空から見れば……まるで蜘蛛の子を散らすような、と形容するに相応しい光景が展開した
「あきら、大丈夫か?」
威吹鬼は問いかけたが、重なり合う悲鳴に掻き消されては返事があるのか無いのかさえ確認できない
「く…」
しかし威吹鬼は前へ、人の波に逆らって進む
ついてこれないならば、それまで
非情と言われようか?否、ここは非日常の場なのだ
威吹鬼の優れた聴力が、二度目の風切り音を聞いた
「……!!」
ガラスの割れる音
人の波を押しのけて辿り着いた先には、フルヘルメットを押さえる敵がいた
相手の目は見えない。だか恐ろしいぐらいの憎悪が伝わる
「右目を失ったか?」
それともヘルメットだけで済んだのか、確認は出来ない
その時、三度目の風切り音
「!!!」
敵の肩が爆ぜる
弾丸が飛んできた方角を睨むが、目視できる位置に狙撃手は居ない
(銃のコトは理解してるのか……?)
敵は撤退を始める。ジグザグに、常に動きながら、狙撃から身を守るように気絶している警官を盾に
しかし、威吹鬼が詰める
その瞬発力に敵も理解した
彼も追撃者であるのだと
「……!!」
警官を威吹鬼に向かって投げ飛ばす
「っ……!」
受け止めてしまうのは威吹鬼の甘さだった
それによって開いた差は、もはや埋めようがない
だが、威吹鬼は反対がわから“向かってくる”足音を聞き分けた
皆が逃げる中、反対に向かってくるのは、この現場を理解している人間――この場にやってくる筈の味方
「蛮鬼……!?」
希望が困惑に変わる
「………」
片手にボーガンを持った男
革靴に、白いレザーのコート
「……!」
特徴が一致する
「そうか、貴方が…」
「お前が変身道具を出すのに一秒、変身に一秒、俺達に向かってくるのに一秒……
俺がボーガンを構えるのに一秒、引き金を引くのに一秒、矢が飛んで刺さるのに一秒……」
低い声だ。感情の起伏もなく、ただ事実をいっているだけの声
「……後ろに居る狙撃手は一秒もあれば撃ち殺します。例え隠れていても、遮蔽物ごと貫通する」
「俺の作ったスーツは、そう簡単には破れん」
「違うな……撃つのは貴方だ」
威吹鬼の指が男を差す
女が反応するのを、男は制す
「僕たちは魔化魍を倒すのが使命だ」
「彼女を生かすのが俺の天命だ」
男が揺れた
いや、揺れたのは男ではない。大地が揺れた。轟音と共に
「何だ!?」
「三、二……」
「何をした!?」
「……零」
白波の防壁が男達と威吹鬼との間に生まれた
「な……」
水道管が爆発し、水圧で地面が割れたのだ
爆発させたのは確認するまでもない、あの男だ
「待て!」
という威吹鬼の声も厚い水の壁に阻まれてるだろう
威吹鬼に出来ることは歯噛みするコトぐらいか
「威吹鬼さん!」
人の波に呑まれていたあきらがようやく追いついてきた
「逃しちゃった…」
携帯電話を取り出しながら、いつものマイペースな口調で威吹鬼は話す
「すいません、足手まといで」
「そんなことないよ。僕が不甲斐ないだけだ……あ、吹雪鬼さん。そちらからでも確認できますか?……ええ、逃げられました」
排水溝に収まりきらず、水はどんどんカサを増してきた
「それにしても……三発目、胸を狙ってたんじゃないですか?珍しいですね、吹雪鬼さんが狙いを外すなんて」
過ぎたコトは仕方ない
得たことだけを振り返ろう
威吹鬼は水柱というには大きすぎるソレを眺めながら、決意を新たにした
「すっかり荒ら屋……と思ったんだが」
その家は人が住んでない。けれども、雑草は刈られてあり、定期的に掃除をされてるようだった
「誰だ?」
この家の住人は三年前に死んだ。現在の所有者はその住人の息子――この男だった
葬式にも顔を出さなかったこの男は、世間的に言えば親不孝者である
その親不孝者が何故帰ってきたかと言えば、別段、郷愁に駈られたと言うことでもなく
ただ、日本で活動する拠点に手頃だったからだった
鍵はかかっている
ドアノブを回し、ドアを開ける
何年ぶりかの玄関――感慨も湧かない
それが無頓着なのか、感情が乾いてるのか、今では判断が付かない
「日本では家に入るとき靴を脱ぐ……」
海外暮らしが長かった
平凡な両親の家庭に生まれ、平凡な生活を送ったが……その男は、まあ一言でいうなら優秀だった
故に科学者の道を進み、外国に留学し、そこで暮らし続けた
「俺は虫も殺さないような子だったよ」
男は人の命を何とも思ってない
故に誰よりも公平で博愛とも言える――男は笑いもせずに語った
虫を殺さないのは理由が無いから
男は虫を食す訳でも、虫を殺したいという衝動や生態を持ってる訳でもない
逆を言えば
もし、人間を食し、殺したいという衝動や生態を持ってる生物が居るなら
「それは世界に許容されるべきだ」
否、世界はすでに許容している。ただ人間のみがその摂理に逆らっている
が、それも間違っては居ない
ライオンに黙って食べられるシマウマは居ないだろう
しかし、ライオンを殺すシマウマは歪な存在でしかない
「鬼か」
現時点で名前しか判っていないのが現状だ
「まったく、何処にいても変わらないものだな」
それは人間という社会そのものもそうだ
男は何処にいても窮屈だった。研究は楽しい。だがそれだけだ
人並みに生きようと考えた時もあった
友人、恋人、家族……だが、そのどれも自分を埋めてくれない
大抵のコトは人並み以上にこなせるのに、その意味で男は不適格者だった
残りの一ピースまでパズルは出来上がってる。だが、その一ピースが何処にもない
埋まらないピースを隠しながら、まるで出来上がってるがごとく振る舞った
それが人間が社会で生きる為に必要なことで、そんな演技もやはり人並み以上にこなせた
「この地下室には気づいてなかったのか?」
階段下の物置の床に、地下室に続く扉がある
それは男の科学者としての原点だった
「材料さえ持ち込めば何とかならないこともない。機材は十年くらい前の、それも高校生が揃えたものだがな」
男は外国から持ってきたトランクを引きずりながら、地下室に足を踏み入れる
「僥倖だ」
そう、僥倖だった
十数年前、さる廃村で、男の所属する研究チームは新装甲の実験をしていた
なんでもその村は曰く付きで……まあよくある与太話だ。怪談のたぐいと言っていい
廃村になった理由、それはずばり人が居なくなったから……わずか一夜にして
残ったのは村の建物だけ
山間にあるだけあって、隣の村へは車で30分はかかる閉鎖的空間
そこで何が行われたか……様々な憶測が飛び、調査が行われたが、原因は知れず
人の噂も七十五日と言うが、次第に忘れられた存在になった
秘匿性の高い実験を行うには都合のよい場所ではあった
そして再現された
男の目の前で
凄惨――目の前で繰り広げられる光景はその二文字で表現するには躊躇われた
しかし、言葉にしつくせない・いくらしても足りない惨状を、その二文字以外でどうして顕せよう
自分が心血を注いで作った装甲は紙のように引きちぎられた
返り血を浴びた化け物の爪は、教会の窓から見える三日月よりも鋭い
錆びた鐘、割れたステンドグラス、崩れた木製の椅子
ここは誕生を祝福し、成人を歓待し、婚姻を喜び、死者を葬う場所であった
だから相応しいのかも知れない
十字架に進む道を生首が転がる
金髪にウェーブのかかった同僚の女。一度寝たこともあった
もう逃げることは諦めた
何せ右足が動かない
いっそ一思いに化け物の鋭い爪に引き裂かれたなら良かったのだが、あいにくと自ら持ってきた機材の下敷きになったという無様さだ
足を引きづりながら教会に逃げ込んだはいいが、無駄な努力だ
研究チームの上司に当たる人物は、化け物が降り立つと同時に首を跳ねられた
思えば、彼が最も幸せであったかも知れない
次に殺された同僚の断末魔がまだ耳に聞こえる
実験で解剖したモルモットの比ではない
赤い肉に白い繊維が伸びる
万力のような力で引っ張られると、まずは皮膚から千切れるのだ
一番遠くにいた新人の子は――彼はまだ学生だった。このまま何事もなければ輝かしい未来が待っていたのだが
車に向かって逃げた。自分一人でも助かろうとしたその姿勢を誰が避難できよう
だが、その行為こそ彼の命を縮めた。もっとも、速い遅いなどわずかな差でしかないが
「DEVIL……」
誰かが呟いた
その表現は的確だ
月光を背に羽を広げた化け物はまさしく悪魔のソレだった
そして、車の上に降り立つ
それは化け物の宣言だったのだ
一人も逃さないのだと
彼は眼球を潰された
化け物が爪を引き抜いたとき、ドロリとした液体が付着してた光景を俺は生涯忘れないだろう
悲痛な叫びに森中のカラスが飛び立った
その声に苛立ったか、化け物は彼の肺を抉った
それはまるで、熟したトマトをもぎ取るように自然な動きで、さほどの力もいらない行為だった
それ程までに、化け物と人間の間には超えがたい差がある
のたうち回る彼の頭を無造作に踏みつけると、頭蓋ごと粉々に砕け散った
誰もが理解した
弱肉強食……自分たちは弱者なのだと
十数年前の村人の失踪は、この強者が村人を食い散らかした結果なのだ
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
誰かが銃を発砲した
次の瞬間、誰かはただの肉塊になった
弾丸は化け物の皮膚で止まっている
銃を持った腕は化け物が噛み砕いている
化け物は噛み切れない脂肪と筋を吐き出すと、値踏みするように俺達を舐め回した
抵抗、逃走、諦め……そのどれも無駄だが、他に選択肢など無かった
「は…はははは……ははははは!!!」
恐怖だ。恐怖しかない
血の海の上を歩く足音が近づいてくる
引きずられる女の死体は膝が180度捻れ、首と乳房が欠けていた
化け物が何かを嚥下する音が聞こえた
「………」
鉛色の肌
脈打つ筋肉
黄金色の眼
「殺すんだな……俺を」
そう、俺は死んだ
そして誕生を祝福した
「素晴らしい」
自己から解脱した俺の前にあるのは、一個の生命だった
他者を踏みにじり、糧にし、暴虐なまでに圧倒する――強き生命
単純で明快なことだった
そうだ、パズルが埋まらない筈だ
埋めるにはもう1ピース必要だが、そんなものは最初から無い
間違って組み立てて生まれた隙間に、埋めるピースなど最初から無いのだ
「お前は人間よりも強い」
「………」
化け物の手を取る
血で滑っているソレを、自らの肩に突き刺した
「お前の爪は簡単に人の肉を裂く」
「………」
「餌はもっと沢山あるぞ……だが、その餌は群れを作っている。狩りの仕方を教えさせてくれ
普通の狩りじゃない。人間という種を淘汰する狩りだ。お前にはそれが出来る……出来るんだよ……」
堅い皮膚を撫でる
「美しい……」
「………」
その熱さは体温か、被った人の血か、それとも俺が興奮してたからだったのか……
疲れた顔をして地下室から出てきた彼は、呼び鈴が鳴ってることに気づく
「………」
しばらく居留守を決め込んでいたが、一向に帰る気配は無い
「もしかしてずっとか?」
新聞の勧誘か何かならここまで食い下がる必要はないだろう
とすればこの家の関係者だが……それはある種興味深い
二親が死に、海外で暮らしてた男に日本での接点などあるだろうか?
「………」
ドアを僅かに開ける
「やっぱり!戻ってきてたんだ、要!」
「唐須…ハルカ…」
「亞鳥要――科学者です。専門は界面化学。アメリカの大学で研究後、フランスの企業に所属した後、消息不明」
香須実の報告に弾鬼が首をかしげる
「海面科学ってのは何だ?」
「界面化学っていうのは、境界の“界”に“面”する化け学って書くんだけど……二つの物質が接する境界に生じる現象を扱う化学のコトだったかしらね」
吹雪鬼がみどりに採点を求めると、みどりは黙って頷いた
「例えば……個体と……」
吹雪鬼は手を開く
「…個体が接すれば、摩擦が起こる訳」
その手で近くにあった鉛筆を掴む
「私がこうして鉛筆を持てるのは指紋と鉛筆の間に摩擦が起きてるからね」
もう一方の手でハンカチを吹雪鬼は取り出すと、出されていた水を染みこませる
「液体と……」
その濡れたハンカチは吹雪鬼の手に密着する
「……固体の場合は吸着とかね」
「へえ…」
響鬼や裁鬼は感心したような声をあげたが、弾鬼と戸田山と勝鬼だけは首を捻ったままだった
「亞鳥要はその界面化学を応用した新素材の研究をしていたようです。光厳寺さんと威吹鬼くんの持ち帰った破片と
亞鳥の残してあった研究内容はほぼ一致するとの話でした。所属した企業は軍部との癒着が噂されています
軍事利用の為の新素材の研究チームに亞鳥も所属していたと思われます」
「界面化学を軍事利用ねぇ……」
怪訝な顔をする吹雪鬼にみどりは答える
「科学の最先端ってのは常に戦いと一緒にあるのは事実だわ。鬼だってそうでしょう?医療目的なのは日本ぐらいよ」
亞鳥の残した研究データを見ながら、手に持ったボールペンで額を叩くみどり
どうやら亞鳥の研究はみどりを唸らせるほどのものらしい
「で?なんでそいつが魔化魍と一緒に居るんです?」
「逆だよ、鋭鬼さん」
答えた威吹鬼の顔を見て鋭鬼はゾッとした
威吹鬼は強い。が、その性格からか、あるいは幼少より戦い続けた経験からか
力量を常に相手を上回る程度にコントロールするすべを身につけている
常に高い位置で八割程度の力を出し続ける響鬼や
はじめから全力を出せる弾鬼とも、出来るだけ体力を温存して最小の力で最大の効率で勝つ裁鬼や斬鬼とも違う
その威吹鬼がココまで気を引き締める――ゾッとしない相手だと鋭鬼も口を真一文字に結んだ
「とりあえずは亞鳥要の周辺を洗ってみましょう……見つけたときは一人では戦わないこと」
「そんな所だな」
吹雪鬼の意見を斬鬼が指示する
「僕と威吹鬼は亞鳥の卒業した高校の方を……」
蛮鬼が亞鳥の資料を持っていく
高校を探るなら、歳が若い二人は適任だろう
「亞鳥が勤めた会社の日本支部の方でも探ってみるか」
裁鬼が闘鬼を伴って出て行く
「えっと…自分は…」
「亞鳥の両親の関係を探るぞ」
斬鬼が戸田山を促す
「は、はい!」
「太鼓の俺達はみんなの分のフォローだな」
「そうですね」
各自、行動を決めて部屋から出て行く中、威吹鬼と吹雪鬼と小佐夜だけが残った
威吹鬼は自らの音撃管の調整をしている
「……威吹鬼くん、私がやるわ」
「……見くびらないでください」
小佐夜はどちらに味方するでもなく、事態を見守っている
「こういうのは、鬼殺し以来の弟子に相応しい仕事だわ」
「荒鬼さんの弟子は吹雪鬼さんだけじゃない」
口調は強い。だが威吹鬼は微笑んでいる
かって彼の兄が“いい笑顔”と表した顔で
「……管の鬼ってさ、きっと背負い込みやすい人間が多いんだろうな」
吹雪鬼が溜息をついたのを見て、小佐夜が笑ったようだった
唐須ハルカは亞鳥要の幼なじみだった
あまり他人と干渉したがらない要を連れ回し、お節介を焼いたと要は後に語る
「家に明かりが付いてたから……この家に帰ってくるのってもう要だけでしょ?」
要の親が死んだことを思い出してるのか、心から悲しそうに唐須ハルカは言う
「今でも唐須のおじさんの所に住んでるのか?」
「ううん。流石に一人暮らし。実家にはよく帰ってくるけど……あがっていい?」
要は頷くと唐須ハルカをリビングに案内する
「コーヒーでいいよな?あ……ミルクが無い。ハルカはブラック嫌いだったろう?」
他人のコトがどうでもいい要が、そんなことを覚えていた
「うん、ミルクなら棚の上にあるよ」
「……なんで知ってる?」
「置いておいたから」
唐須ハルカはニコニコしながら答える
「……この家、人の手が入ってあったが、お前か?」
「うん。実家に帰ってくる時はいつも掃除しておいた。家ってさ、誰も住まなくなると家じゃなくなるんだよね」
「家は家だろ」
要がコーヒーを運ぶ
「違うよ、ハウスじゃなくてホームの話」
何がうれしいのか、唐須ハルカは要を見ながら差し出されたコーヒーを両手で挟みながら飲む
「久しぶりだな、要の煎れてくれたコーヒー」
「インスタントだぞ」
「あれ?……ハハ、要の煎れたコーヒーってだけで美味しいと思ってた」
屈託のない唐須ハルカと、いつも陰鬱そうな要はひどく対照的だった
「ね、いつまで日本にいるの?」
「別に……決めてないが」
「ホント!じゃあさ、みんな呼ぼうよ!覚えてる?野球部のみんなのコト」
要は口数が少なく、最低限しか話さないのに対して、唐須ハルカはよく喋る
まるで唐須ハルカの一人舞台のようだが、要はその無表情の顔の口元を緩めていた
「集まるかなあ……斉藤くんと田中くんは難しそうね。橋本くんも。駒谷くんや林崎くんは来てくれそうだけど
後は宇高くんに、廣井くんに、中沢くんに、榎下くんや乾くんも、金城くんに鮫島くん……」
「俺一人の為に大げさ過ぎるぞ」
指を折る唐須ハルカに、要はあきれる
「何言ってるの、要が帰ってきたっていうんなら、みんな来てくれるよ」
「さぁ……ま、ハルカが呼ぶんなら集まるかもな」
話を一端切るために要はコーヒーを飲み干した
「ねえ、決めてないっていったけど、仕事は?」
「………」
「あ、ゴメンね。話したくなかったら別にいいんだけど……でも、居れるんだったら、ずっと居なよ」
要には意外な顔をした。何処かに居るという自分は考えたことも無いようだった
「ずっとここに居なよ。おじさんのお葬式に出れなかったのだって理由があったんでしょ?
私達は…私は、要が戻ってきたら……嬉しいから」
「……ハルカ?」
「あ、あはは……ゴメン、忘れて。要は研究者だもんね。こんな所で燻ってる訳ないか!」
「ああ」
それから要と唐須ハルカは一通り昔話をした
やはりハルカが喋って要が相槌を打つというパターンばかりであったが
時計の針が午後八時を回る頃、唐須ハルカはこの家をたった
「送っていこうか?」と、要は優しさを見せ、唐須ハルカは「別に近くだし、何度も歩いた道だしね」と笑い返した
「俺が帰ってること、内緒にしてくれないか?」
要は唐須ハルカにそんなコトを言った
「何で?」
「いや……帰るときは故郷に錦を飾りたいと思っていたんだ。ハルカだから話すけどな
だから、まだ何も成し遂げてないまま、帰ってきたのは内緒にして欲しい」
「わかった。要は男だもんね、そういうプライドもあるか」
少し苦々しそうな顔をした後、要は笑って唐須ハルカを見送った
「………」
唐須ハルカが見えなくなった頃、要もまた無表情に戻っていた
「……そうだ、まだ成し遂げていない」
冷たい響き
「……俺の居場所を知られる訳にはいかない。殺すんだ」
隠れていた私に向かって要は言う
――いいのだろうか?
「何を躊躇っている?あの女は危険だ。時は一刻を争う。やってくれるか?」
確かにそうだ。それにそろそろ人間が食べたいと私の身体も言っている
「俺達二人の新しい世界に人間など不要だ」
――それが、要の望みなら
私の願いは要の望みなのだから……
「はあ……」
「なんだぁ?溜息なんてついて」
鋭鬼が車を運転する横で、弾鬼がサンドイッチを頬張っている
「なんでもないです……」
二人はついさっき魔化魍を一体屠った所だった
管と弦がヴァンパイアの調査に動いてるので、太鼓の二人には仕事が多く回る
魔化魍退治は二日連続だった
「ま、疲れてるんだろうけどさ。とっとと帰って休もうぜ」
高速に入り、景色が混ざり合っていく
――最近途絶えがちだった電話を 放っておいて自爆して〜♪
「おーい、電話鳴ってるぞ」
「……運転中なのが見えませんか?」
――半年後にオトコと笑ってる 眩しい君を見かける〜♪
「……おやっさんからだぞ」
「仕事ですかね?」
――そもそもちゃんと付き合って いたかも非常に曖昧d
弾鬼が着信ボタンを押す
「もしもし……」
鋭鬼は運転しながら、高速を降りる場所を考えていた
「……魔化魍だ」
電話を切りながら弾鬼は言う
「……しかも、悪いことに一人犠牲者が出ちまったらしい」
「!!」
鋭鬼は奥歯を噛みしめるとハンドルを強く握った
「場所は?」
「安全運転を忘れるなよ?」
都会の空気に比べればここの空気は澄んでいた
フランスの片田舎で育った身としては好ましい
ヘルメットに水滴が落ちる
雨か……
早く帰った方がいいかもしれない
戦利品として鞄に詰めた腕が腐ってしまえば色々都合が悪いだろう
何より、常人より鼻がきく自分が臭気に耐えられない
だが……
現在、自分と要は潜伏している
潜伏するということは、誰かに狙われてると言うことだ
この国では鬼というらしい、自分の敵
今頃、自分たちを捜しているだろう
ならば、裏をかいて別の場所で騒動を起こした方が煙に巻くことが出来るだろう
なるべく人の多いところに……私は都市部の中心街に向かってバイクを走らせた
これも人間社会で要と一緒に住んで覚えたものだった
このエンジン音と風を切る感覚は自分で飛ぶことの比ではない
こうしていれば自分は人間に見えるだろうか?
仮面のライダー……要は自分が人間より優れてるといった
自分は人間より優れて無くていいから人間になりたい。そうすれば要と結ばれることも出来るだろう
そうなったら……私がただの人間になったら……
要は私から興味を失ってしまうだろう
怖い。それは怖い
私は化け物で無ければならない
人間を踏みにじらなければならない
人間を……要と同じ形をしたものを崩す
殺人に暗い快感は覚える。食指も満たされる
同じぐらいに自分は心の中で懺悔をしている
決して要には見せれないけれど
自分が喰らった人間にも愛する人が居たのだろうと思うと、心が軋む
でも要が笑うのだ。だからしなくては……
駅前の広場にバイクを止める
適当に……コンビニ辺りの店員を襲えばいい
雨が強くなってきた
「……!?」
「ったくよぉ!吸血鬼だか鏡月グリーンだかしらねぇが、その分仕事が増えるのはコッチなんだからよぉ!」
爪を交わしながら弾鬼は愚痴をつく
「………」
「おい?鋭鬼!?」
「キシャアアァ!!」
弾鬼と組んでいた鋭鬼は後方から攪乱していたが、動きにキレがない
「鋭鬼!!」
「うわっ!?」
木の葉のように鋭鬼の体が空中に舞う
「バッカヤロ!オラオラァ!コッチだ蜘蛛野郎!!」
「シャアアアァァァ!」
「トロいってんだよ!音撃打・破砕細石!!」
激しい打撃が大地まで揺さぶる
その重圧に、もはやツチグモは動くことすらままならなかった
「ハッ!!」
最後の一撃と同時に、ツチグモは爆散した
「何やってんだ、テメェは!」
「すいません……」
鋭鬼が変身を解除しながら謝る
「気ィ抜いてやってられるほど、鬼の仕事は簡単じゃねーんだぞ!そんなことは、知りすぎる程知ってんだろうが!」
変身を解除した弾鬼は鋭鬼を責め立てる
「……何があった?」
「いや……最近、吹雪鬼さんが俺を避けてるみたいで……」
「はぁ?」
「声かけても、なんかよそよそしくて……俺、何か嫌われることでもしましたかね!!」
涙に目を浮かべて弾鬼につかみよる鋭鬼
「だあああ!いいから服きろ!気持ち悪い!」
「す、すみません!」
「ったく……それでか、お前、最近冗談も言わなくなったし。重症だなぁ……」
「あの……弾鬼さん」
弾鬼も弾鬼で自分の着替えを探してる
「あんだよ!」
「いや、着替えなんですか……」
「うっさいな、俺も探してるんだよ」
「いや……多分無いですよ。ここの魔化魍の前の変身の時の着替え、今変身して吹き飛んだじゃないですか」
夜の森にカラスが無く
「……ヤベェな」
「ヤバイです」
「誰かに連絡して着替えを持ってきて……」
「ここ、圏外です」
森の中で二人の裸男が固まる
「と、とりあえず葉っぱ持ってこい!」
「い、イエッサ!……へくしゅん!」
「……よ、夜の森は冷えるだろうな。風邪ひいちまうぞ、この大事な時に……」
「大丈夫ですよ、弾鬼さんは。……バカは風邪ひかないって言うじゃないですか」
「テメェ……四の字固めしてやろうか?オイ!」
「せめて下半身が密着しない技にしてください!!危険でしょーが!」
亞鳥はリビングで新しいプロテクターのチェックをしていた
フランスから持ってきたもので、まだ最終調整が出来ていないモノだった
従来のプロテクターの75%の軽さで耐久性は変わらない
亞鳥は夢中になって自分の研究に勤しんでいる
その姿が女は好きだった
が、いつまでも眺めている訳にはいかない。彼女は荷物持ちであるし
ゴンっと女の生腕が投げられる
「……帰ってきたか」
冷たい顔……だが、その一瞬前に、彼は動揺してたように思える
「……なんだ?ソレは」
「………」
彼女に手をつながれた少女を見て、亞鳥は眉をひそめた
「食事か?」
亞鳥の問いに女は首を振る
「ハルカを始末しろと言ったのは、俺達の存在を知ってるからだぞ?」
亞鳥はドライバーを持つと、少女に近づく
そしてドライバーを少女に向かって突き立てた
が、突き刺さったのは女の手だった
貫通した手のひらから人間とは違う色の血が流れる
不思議なのは、少女は亞鳥に殺されかけても、女の血の色を見ても動じなかったのだ
顔色は悪い……が、精神的なモノというよりは体力的なものだった
「拾ってきたのか」
「………」
「好きにしろ。俺は干渉しない」
亞鳥は研究に戻る。女は嬉しそうにして少女に食事をさせるために冷蔵庫を漁った
女は調理など出来ない
だが、生のままだされた野菜やハムを少女は貪った
その様子を亞鳥は眺めると、少女の額に傷があることに気づいた
それから、右腕が上手く動いていない
「………」
一通り少女が食事を終わった頃を見計らって、亞鳥は少女の腕を掴む
「!!」
女は少女に亞鳥が危害を加えると思ったか、亞鳥を止めようとするが
「腕が骨折してるな。半分くっつきかけてるが、そのままだと曲がったままになるぞ」
「………」
「俺は医者じゃないし、ろくな道具もない。何より麻酔も無いが……我慢出来るか?」
「……うん」
少女が頷いたのを見て、亞鳥は女に消毒液とナイフを火で炙るように指示した
「血で汚れる……服を脱げ」
亞鳥の言葉に、少女は身構える
「別に俺はペドフィリアではない……とっととしろ。気が変わるかも知れん」
「………」
少女が服を脱いだコトで、亞鳥は自分が勘違いをしてたことに気づいた
少女の身体は痣だらけだった。一部、傷跡もある
新しいモノもあれば、古いモノもあった
それが見られたくなかったのだ
「……気づいていた。程度の差はあれな」
女は少女の姿を見て、持ってきたナイフを握りつぶした
「………」
「よせ。お前がこの子の親を喰ったたころでメリットが無い」
「私のせいで怒ってるの?ごめんなさい……」
少女は女に向かって、心から謝罪の姿勢を見せた
それが一層女を怒らせた
「ご、ごめんなさい……私が余計なことをいうから……」
「そうだな、叫ばれると後々厄介だ。手術中は……口を縛らせてもらうぞ」
亞鳥は女の変わりにテキパキと用意をすると、手術に取りかかった
手持ちぶさたになる女に、「どうせ我慢すると言ったところで我慢しきれずに暴れるから押さえておけ」と亞鳥は指示する
言われた通り、少女を押さえると、亞鳥は炙ったナイフで少女の腕を切開した
「ウブ、モバアァアァ!!」
少女が苦しむ
女は少女の手を握った
「頑張れ」と、もし女が喋れたなら少女を励ましただろう
その女の視線は……少女が今の一度も受けたことのない視線だった
「はぁ……」
ファミレスで溜息をつく鋭鬼
ふと向こうのテーブルを見ると高校生らしい男女4人が楽しそうに会話をしていた
「では、今年の球技大会のコトですが……」
「ふふ……新のクラスの優勝は間違いないな」
「あぁ、ガタックとの約束だからな」
「……ソコ、イチャイチャしない!」
「いーよなぁ加賀美……どーせ俺なんて……」
「や、矢車様!お気を確かに!」
訂正。あまり楽しそうではない
「おい、ジュースを持ってきたぞ」
「ああ、影山様、ソコに置いておい……」
「あらぁん、想ちゃんイジけてるのん?」
「ふぇ…瞬、どうしてザビーと一緒に居るの?浮気?……瞬は浮気しないよね?」
「私は生徒会の一人として……」
「お、おい!こんな所で喧嘩するなよ」
もとい、何か修羅場っぽい。後から来た大人と別の高校の子は明らかに縦ロールの女子高生に絡んでいる
しかし、そんな色恋沙汰と全く縁遠い身としては、鋭鬼は少し羨ましくもない
「しけた顔するなって」
「そんなコト言われても……だいたい、弾鬼さんに相談しても解決するとは思えないんだよなー」
「ち……悔しいが、それは認める。だから助っ人を用意した!どうぞ!」
「………どうも。吉野の方では夫がお世話になったようで」
光厳寺小佐夜である
いや、確かに既婚者で、吹雪鬼のコトも知ってる人間だから適任と言えば適任なのだが
「いえ、全然!俺の方がお世話になりっぱなしで!」
「ところで、今日は一体何の用ですか?何か相談があると聞きましたが」
「いやぁ、鋭鬼の奴が悩んでるみたいで。どうも、吹雪鬼がコイツに最近冷たいとか何とか」
弾鬼さーーん!気づいて!小佐夜さん、笑ってるけど目は笑ってないから!
「私なんかが相談に乗れるとは思いませんが……」
「まぁホラ、小佐夜さんって吹雪鬼と一緒に暮らしてたんでしょ?何かこう、攻略方法みたいなのコイツに教えてくださいよ!」
笑い飛ばしながら弾鬼は小佐夜を座らせる
「そうですね……」
「吹雪鬼の好きな男のタイプとか知らないっすか?」
「ブッ……!!」
地雷原を笑いながら横切った弾鬼
鋭鬼は思わず噎せた。知らないと言うことは時に幸運である
「吹雪鬼の好きなタイプ……そうね、性格は温厚、背は高く、気配り上手だけど最後の一線で頑固、礼儀正しく、教え上手
馬鹿みたいに他人のことが大事で、辛いことも楽しいことも包括して守っていきたいと考えてる
深さを持ちながら力強く、静かに瀟々とした佇まいをしている。己を律することを美と考える傾向有り
嗜好といては中庸を是とし、自由よりは調和を、戦いよりは会話を、義よりは仁を、恋よりは愛を重きとする
…………そんな所ね、私の知ってる頃の吹雪鬼のタイプは」
「ありゃりゃ、鋭鬼とはほど遠いなあ、オイ!」
ガハハと弾鬼は笑うが、鋭鬼は正直イヤな汗でTシャツを濡らしていた
「しかしそうなると、吹雪鬼のタイプに一番近いのは誰だ?」
そりゃ、今目の前にいる女性の旦那だ。俺が最近、酒呑院でお世話になった人だ……とは口が裂けても言えない鋭鬼
「……クス」
頭を抱える鋭鬼を小佐夜は笑う
「いったでしょ?私が知ってる頃の吹雪鬼のタイプだって。もう何年も前のコトなんだから」
「ん、そりゃそうか」
「自分は自分にしかなれないでしょう?鋭鬼さんは鋭鬼さんの魅力で吹雪鬼を振り向かせてみなさいな
そうじゃないと駄目よ。そうね、一ついうなら……少しぐらい強引な方がいいかもね
何度も手を振り上げるのは最低ですけど、一度ぐらいは喧嘩しないとすれ違ったままよ」
小佐夜はウェイターにプリンアラモードを注文し、続いて注文しようとした弾鬼を制した
「弾鬼さんはもう帰ってくれないかしら」
「へ?」
「……これからね、鋭鬼さんに吹雪鬼の恥ずかしい話を聞かせてあげようと思ってるから
鋭鬼さんには教えてもいいけど、貴方には駄目ね。判るでしょ?」
小佐夜のピシャリとした言い方に、弾鬼は素直に頷く
あれは判ってない顔だが、小佐夜に気圧されている
(あのタイプの女性は関東支部にはいないな……)
年齢分の貫禄とでも言うのだろうか
などと口にだしたら半殺しは堅いような気がしたので鋭鬼は黙っておいた
「どうだ?」
あんパンを買ってきた斬鬼は、隣の席の戸田山に渡す
二人は車の中から亞鳥要の家を見張っていた
「ありがとうございます……全然っす」
これでもう三日目になる
「ここに帰ってくる気はないのかも知れないな」
「そうッスね…ふぁあ……」
交代で寝てたとはいえ、車の中では疲れも溜まる
戸田山のあくびを斬鬼は咎めはしなかった
斬鬼は先日の魔化魍戦で怪我をしたばかりだ。まだ全快はしていない為、変身音弦は持ち歩いてない
というより、割合無茶をする傾向にある斬鬼からみどりが取り上げてしまったのが実情だが
そんな訳で、二人の任務は戦闘ではなく後方支援だ
「待ちすぎて機を逸すということもある……中に入ってみて何か手がかりを探した方がいいかも知れないな」
「そうッスね」
弦の師弟は仲良くあんパンを頬張った
郊外の大型スーパーでカートを引く女と男と少女
と書けば微笑ましく、日常の光景であるが、すれ違う人は一様に彼らに視線を向ける
彼らというよりは、室内なのにヘルメットを脱がないライダースーツの女にだが
「………」
魚を買っている間、少女は玩具付きのお菓子の方向をずっと見ていた
「どうかしたか?」
「なんでもない」
その様子を見ていた女は黙ってお菓子を取るとカゴの中に入れた
「いいの?」
少女は遠慮がちに言う
この少女は誰かに甘えるということに慣れてない
女は答えるかわりに少女の頭を撫でた
男はその光景をつまらなそうに見ている
三人は拠点を亞鳥の家から移した
新しい拠点に元から居た人間は女の腹の中だ。女の食事はソレでいいが、男と少女はそうはいかない
冷蔵庫の食材が尽きたので買い出しに来ているのだ
「………」
女が男を小突く
「……何か食べたいものはないか?だそうだ」
「私が決めていいの……?」
「俺の作れる範囲でな」
「じゃあ……カレー」
そんな簡単にできる料理が、この少女にはご馳走だった
気まぐれで母が作ってくれた料理
そんなことを男と女は知るよしもないが
「わかった」と答えた男に、少女は満面の笑みを見せる
「私、ルー持ってくるね!」
少女は最近、そんな風な顔を見せることが多くなった
「あれ?鋭鬼くん、あの子助けてあげてよ」
巴が指さした先には、棚に向かって少女が手を伸ばしていた
どうやらカレールーを取りたいらしい
「ホラ、甘口でいいのかな?」
「……ありがとうございます」
鋭鬼がカレールーを渡すと、何処かオドオドしながら少女はお礼を言った
「今日はカレーなの?私もカレー好きよ」
巴が積極的に声をかける
「う、うん……お父さんとお母さんが私の好きなもの作ってくれるって言ったから」
「そっかー、俺も好きだぞ、カレー。華麗なる黄金のスープと野菜と肉のハーモニーが絶品!」
と言った鋭鬼の顔が面白かったか、少女はクスリと笑う
「ルネ、ルーは手に入ったか?」
「うん!」
少女の父親らしき男の声に、一層の笑顔を見せる少女である
もっとも、その隣の少女の母の姿には驚きを隠せなかった
一言でいうなら仮面のライダー……そんな格好だ
そんな視線を父親は感じたか、
「いや、妻は極度の恥ずかしがりで」
と淡々と答える
「あ、いや……」
恥ずかしいのはコッチであるが、父親は意にも返さず少女――ルネからカレールーを受け取る
「ルネって素敵な名前だね。私は巴っていうの」
巴はルネに向かって手を差し出す
「うん!ルネのルネはね、ルネスザンスのルネなんだよ」
「ルネッサンスだ」
「うん、ルネッサンス!」
ルネはよっぽど自分の名前が気に入ってるのだろう
先ほどの引っ込み思案な様子は打ってかわり、声を上げるルネ
「再生って意味なんだよ!ルネはね、新しく生まれ変わったの」
「ルネ……」
咎めるような口ぶりで、父親が彼女の名前を呼ぶ
「あ……」
ルネは母親に抱きつくと、その後ろに隠れた
「芸術家か何かなんですか?」
鋭鬼はそんなコトを聞いた
「ルネッサンスだからですか?でも、ルネッサンスというのは芸術運動だけのことではありません
その目指すところの究極は万能人です。レオナルド=ダ=ヴィンチなど、その典型ですか。彼は芸術家であり、建築家であり……科学者でもあった」
「へえ……」
鋭鬼は素直に感心する
「しかし、万能といえど所詮は人だ……ダヴィンチは空を飛べなかった。人には限界がある。だから再生しなければならない……世界は」
(……この男!)
鋭鬼は体中に怖気が立つのを感じた
体の芯からくる悪寒……目の前の男の瞳は濁りきってた
いや、濁りすぎてむしろ純粋であるかのようだった
その――白いレザーコートの男は
男のポケットで携帯が鳴る
「ん……網にかかったか。……それでは、失礼」
男は軽く会釈をすると、妻と子を引き連れてレジに向かっていった
その後ろ姿を鋭鬼は睨む
「巴ちゃん……悪いんだけど、先に帰っててくれないかな?」
「えーなんで?吹雪鬼ちゃんに電話が繋がらないーって泣いてる鋭鬼くんを励まして、直接会いに行けば〜って応援したの私なのに〜
それに〜小学生に一人で帰れなんて、物騒な世の中なのにヒドイと思わないの〜やだやだ!私は鋭鬼くんと一緒に居るもん」
「ゴメンね……多分、石割くんが近くに居るはずだから、ね?俺の一生の一生懸命なお願い」
巴はしばらく膨れていたが、鋭鬼が真剣なのを見ると、文句を言いながらも従った
亞鳥家の地下室の扉が歪にヘコむ
「くそ!堅い!なんだこの扉ぁ!!」
「落ち着け、戸田山……」
鋭鬼と亞鳥が遭遇する一時間前、彼の家に突入した戸田山と斬鬼だがものけの殻であった
唯一の収穫はリビングにあったプロテクターである
ここに立ち寄ったのは間違いない
くまなく探す必要があった
何か……一欠片でもいい、事態を進展させる物証を……
そうして地下室の扉を見つけたのは、当然の成り行きだった
だが、見つけたのは狂気の日記だけ
そして地下室の扉は自動的に閉まり、閉じこめられた二人を襲ったのは毒ガスの罠だった
変身してる戸田山にはまだ動ける余裕はあるが、斬鬼の限界は近い
扉は亞鳥の研究によって作られた新素材であり、戸田山変身体の怪力でも一撃で破壊とまではいかなかった
パニックに陥る戸田山に斬鬼は言う
一撃で足りなければ二撃を、三撃を与えればいい……戸田山、お前の一番優れてる所はそういう根性だろうが
「うぉぉぉおおお!!!」
雷を纏った拳が扉をぶち抜いた
「やった!やったッス!斬鬼さん、コレで――ガッ!?」
外に飛び出した戸田山の首に拳が叩き込まれる
「戸田山?どうした!戸田山!?」
身体が動かない斬鬼は事態を把握しきれない
そんな斬鬼を見下すかのように、男が立った
「罠というのは……二重、三重にして意味があるのだ。鬼の怪力なら脱出するだろうとは予測している」
斬鬼の視界は毒ガスで靄がかっていたが、そう言った男が白いレザースーツを着ているのを確認した
「亞鳥…要……」
「斬鬼さんに手を出すな!!」
戸田山が音撃弦を構えて突撃する
「……!!」
女が亞鳥を抱えて戸田山をかわす
戸田山はそのまま玄関のドアを突き破った
「あまり……人の家を壊すなよ」
家の外に出た戸田山を亞鳥と女が追う
その後ろにルネが居ることに戸田山は驚いた
「お前……その子を離せ!」
「ルネの事か?………ハッハッハ!離れるなら別に追わないさ。この子も自分の意志でここに居る」
「ふざけ……!!」
亞鳥のボーガンが戸田山の股を貫いた
「ぐぁ……」
「関東の鬼の数は十一……まずはお前が一人目だ」
「待てっ!」
息を切らして駆けつけたのは鋭鬼だった
「お前……さっきのスーパーで……」
鋭鬼が変身音叉を取り出したのを見て、亞鳥は顔を変える
「鬼か……」
緑色の鉱石が爆ぜ、異形の姿が大地を踏みしめた
「お前が亞鳥要……」
「ふん……メガネからコンタクトに変えるだけで結構変わるだろ?」
「だが、その狂った瞳だけは変えれない」
「俺が狂ってるか……なら、お前は正常なのかな?」
鋭鬼と亞鳥の間に女が立つ
「お前がヴァンパイアだな」
「…………」
よもや隠す必要も無いと、女はヘルメットを脱いだ
金色に光る目と、頬まで裂けた口、鈍色の肌に鋭い牙。輪郭は鋭角的で、白銀の髪がたなびいている
右目の上に最近出来たと思われる傷があった
「ヴァンパイアなど、人間の付けた呼称などよして貰おう。彼女は唯一無二、人よりもすぐれた存在。名など必要ない!」
「そうか……その魔化魍はもう、死んでいるんだな。名前を呼んでもらう人が居ないのは死んでるも同じだ」
「愚か者が……それこそ人間の価値観に過ぎない!」
鋭鬼と亞鳥は平行線だ
「ふん……鬼、一つ提案がある」
「なんだ?」
「ルネに凄惨な現場は見せたくない。場所を変えよう」
鋭鬼は亞鳥に隠れるようにして鋭鬼を見据えるルネを見た
生来、子供好きの鋭鬼は疑うことなく、この案を呑んだ
甘いと言わざる終えない
戦いは自分を基準に考えてはいけないと……初歩であったのに忘れた
あるいは、もうどうしようもない亞鳥に、そんな人間らしさを感じたのが嬉しかったのかも知れない
だが
「か…はっ…!」
鋭鬼が踵を返した途端、後ろから亞鳥のボーガンの矢が鋭鬼を貫いた
「………これで二人目だ」
「亞鳥……!!」
すぐに鬼の治癒力で傷を塞いで立ち上がろうとした鋭鬼だが、身体に痺れを感じて動けない
「古来より……どんな猛獣も、どんな英雄も倒してきたのは毒だ」
亞鳥は勝利を宣言すると、鋭鬼の顎にボーガンを密着させた
「死が近くにあるぞ……お前も生まれ変わらないか?」
「何を……俺は死ぬまで鋭鬼だ。鋭鬼という名を貫き通す!」
亞鳥の口がゆがんだ
人差し指に力を込めようとした、その時
――ボーガンが砕けた
「何!?」
大地にめり込んだ銃弾は鬼石
「鋭鬼!」
「闘鬼さん!裁鬼さん!」
「遅くなった」
鋭鬼の連絡を受けて駆けつけた二人の鬼――闘鬼と裁鬼である
「ちい…」
亞鳥は女の所まで飛び下がると、一旦引くことを指示した
女はコウモリのような羽を広げ、亞鳥とルネを抱える
「駄目だ、ルネは置いていく。足手まといだ」
「え…いやだよ、一緒に連れて行って」
「………」
「奴らは子供の命までは取るまい。何、スグに迎えに来るさ」
「お父さん…お母さん……」
亞鳥は微笑んでみせる。そうしなければルネが納得しないと思ってだ
「ここで倒した鬼が目を覚まして逃げないように、ルネには見張ってて欲しいんだ。出来るな?」
「……分かった。でも早く帰ってきてね。もう……待つのは嫌」
女はルネの言葉に頷くと、羽を羽ばたかせた
「待て!」
闘鬼は空中に向かって音撃弾を撃つが、なにぶんいつも相手にしてるイッタンモメンなどと違って、標的が小さい
「く……」
「追いかけるぞ、闘鬼!」
「はい!」
亞鳥と女が消えた山にたどり着いた裁鬼と闘鬼は山を探す
「居たか?」
「いえ……!!」
闘鬼が影を見つけて音撃管を撃つが手応えが無い
「馬鹿め……この森は子供の頃、死ぬほど遊び尽くしたんだ。ここに入って俺に勝てると思うな」
二人の様子を見ていた亞鳥はあらかじめ用意していたピアノ線を引く
「!!」
「裁鬼さん、この煙……」
辺り一面に煙幕が満ち、もはや裁鬼と闘鬼もお互いが影としか認識できない
――ヒュッ!
金切り音が聞こえた
「ちいっ…!」
かろうじて音だけで方向を感知し、紙一重で避けた裁鬼を女が襲う
「何!?うわあぁあ!?」
「裁鬼さん!!」
慌てて闘鬼が裁鬼の居た方角にかけだしたのが不味かった
――ブチ!
「!!」
足下で糸を切る感覚と土砂・岩石が闘鬼に降り注いだのは同じタイミングだった
闘鬼は土砂に押しつぶされて、谷に落ちた
一方、
「ぐぅ……!」
女に蹴り飛ばされた裁鬼は木々の中に身を埋める
――否、これは木ではない
「ネット…?木に紛れて網が……コレは!!」
「爆弾という果実だ」
亞鳥の冷たい宣言と共に、裁鬼の身体は爆炎に包まれた
普段ならば休日でも学校には部活動の生徒などが居るだろう
しかし、開校記念日である今日は、全くの無人であった
亞鳥は、母校を隠れ家に保健室で傷の手当てをしていた
先ほど音撃管で砕かれたボーガンの破片で手に傷を負ったのだ
手早く消毒だけし、包帯を巻く
「今のところ四人……どれだけの人数がこの町に集まってるかは知らないが……やれるぞ」
「………」
女は亞鳥の感想に素直に頷く
確かに、このまま行けば鬼を全て退けられるかも知れない
そう思ったとき――廊下に足音が響いた
「!!」
女が廊下に飛び出すと、ソコには左右非対称の面を持った弦の鬼――蛮鬼が居た
「ここに隠れてくると思っていた。開校記念で人が居ないからな」
「グゥルルル……」
「ふん、化け物らしい醜い声だ」
女は跳躍した
化け物はいい
だが、醜いは許せない
「く……!?」
左右同時の拳打に蛮鬼は対応しきれない
無様に転げ回る蛮鬼に追撃をかける女
「この!」
ディスクアニマルを展開するも、全て叩き落とされる
だが、体勢を立て直す時間は稼いだ
(素直に認める……コイツは強い!)
女が跳躍する
「なるべくなら痕跡を残すのは好ましくないが……今は後の事を考えてる場合じゃない!」
音撃弦「刀弦響」を廊下に突き立てる
「………!!」
ひび割れ、強度が下がった廊下は自重を支えきれずに崩壊した
瓦礫を含んだ煙が視界を奪う
「……ッ!!」
女はその優れた視力で人影を見つけると、逡巡することなく鋭利な爪を突き立てた
――しかし
風船が破裂する音
「!!」
「……みどりさん特製の風船ダミーだ」
その声は女の後ろから
女はしくじった
亞鳥が立てた完璧な計画を自分のミスで壊したのが、許せず
せめて道連れにしようかと振り返った時だった
「させるか!」
「何!?」
刀弦響が切り裂いた傷からは、赤色の血が舞った
「……ぐ」
身を挺して守った亞鳥の顔が歪む
「……ア……ア……アアア唖゛アァ阿ガアァ!!!!」
憎悪で女が塗りつぶされる
亞鳥の苦痛の何百倍も……蛮鬼に味合わせなければ割に合わない
もし彼女が言葉を話せてたならば、鬼気迫る罵詈雑言が途絶えなく繰り出されてただろう
だが、それができない彼女は、行動で示すしかない
――怒りを
「オオオォォオォォ雄ォォ尾オオォ惡オオォォオオォオオオォォォォ!!!」
「ぅぐ!?」
蛮鬼の首を掴み、そのまま片手で窓に叩きつける
ココは二階
地面に落下したとて致命傷にはならないが、受け身を取れなかったことによるタイムラグは致命的だった
「グガァアア!!」
「かぁっ…!」
「シャアアァ!!」
「がふっ…!」
嬲り者にされる蛮鬼
顔を鷲掴みにされ、生徒が大切に育てたであろう花壇の中へボロクズのように投げ捨てられる
「ふぁ…が……」
マリーゴールドの花が散る
それを儚いと思える感性が女には無い
だがそれでも……他者を踏みにじってでも……女には守らねばならないものがあった
「賦ゥゥゥ……不シュゥゥゥ……」
女の爪が蛮鬼を捉える
「まだ…だ……」
刀弦響を杖にして蛮鬼は立ち上がろうとする
鬼として……座ったまま死ぬわけにはいかない
「例え…倒れる時でも……」
「――前のめりだ!!」
「!!」
声の方角
女が見たのは太陽
その中心に黒き一点の影
「ガフッ……!!」
胸部に強力な蹴りを食らい、吹き飛ぶ女
「どーでんか?!伝家の宝刀・ライダーキックだぜ」
「鋭鬼さん……!?」
鋭鬼が跪く
毒がまだ身体に残っているのだ
「ふ〜…こいつはしんどい……」
痩せ我慢を貼り続けるのは、鋭鬼代々の江戸っ子気質だ
そんな事を思いながら、鋭鬼は蛮鬼に肩を貸す
「俺はいいです……はやく……奴を」
「まあ……待てよ」
身体を引きずりながら、蛮鬼を抱えて校庭の方へ歩き出す鋭鬼
「フシュゥゥゥ……」
「ふ……ふはははは!!ついに諦めでもしたか?判るか?コレが進化だ!強い者が弱い者を淘汰する
それが自然界の法則だ。鬼!お前達も進化の敗北者だ!吐き気がするぞ、その姿!助け合う?その事に何の意味がある」
女と共に亞鳥は二人を追いつめていく
「人は助け合って生きていくもんだ」
「ああ……そういう美徳は昔習ったよ。隣人を愛し、恋人を愛し、家族を愛し、希望を信じ、正義を信じ、礼節を忘れず……」
鋭鬼の身体が金網に触れる
これ以上“後ろ”が無い
「……別にそれが虚構という訳じゃない。だが、絶対ではない」
「……お前が何を考えようと勝手だ。けどな、その為に他人を糧にするのは許さない」
弱いから強くなれる。
鋭鬼はそれを信じてる
何時だって戦ってきた
手に持つ音撃棒・緑勝に込められた思いと
自分が守るべき笑顔の数と
そして、自分が託すべき未来への重みと
弱い自分を支えてるのはソレだ
だから
「一人では明日は遠すぎる!」
「明日を迎え入れる前に今日で終わらせる!」
女が鋭鬼の前に立つ
「…………」
「可哀想だな、お前は」
女は目を見開いた
短い鋭鬼の一言……その言葉の意味を知りすぎるほど知っていた
亞鳥は一人で生きてゆけると言った
亞鳥は愛を否定した
亞鳥の中に人格としての自分はいない
そんなことは……女は始めから知っていたのだ
主義主張でいうならば、女は目の前の鋭鬼と一緒である
一人ではもはや生きてゆけず
愛を否定出来ず
一個の人格として亞鳥の中に居たかった
「………」
だから
それが適わなくても
せめて亞鳥の望むままに――女は他者を糧にする
「………」
だから、この振り上げた拳はもう振り下ろすしか……ない
――タン
呼吸が出来なくなった
――タン
振り上げた腕は千切れ飛んだ
――タン
首筋が焼け付くように熱い
――タン
膝が砕けた
――タン
腹の中で銃弾が跳ねた
内蔵がグチャグチャになるのが判る
――タン
尾骨が割れた
――タン
片目が潰れて視界が半分消えた
――タン
今度は鎖骨を貫いた
もう、治っても腕を上げることは適わないだろう
いや、治った後の事など考えなくてもよいか
どうせもう――女に未来など無くなった
女の目の前で鬼が奮い立つ
最後の気力を絞って……という言葉が相応しい
音撃弦『刀弦響』と音撃鼓『白緑』が女に叩きつけられる
だから女も、最後の気力を振り絞った
亞鳥は動けなかった
目の前で、糸が一つずつ切られていくマリオネットのように
無様な踊りを、あの日自分の前に現れた死神がしていた
血が舞う
肉が舞う
死が舞う
「……これは何だ?」
あの日生まれ変わってから、こんな失敗はしたことがない
いや、する筈が無いのだ
自分は至高の生命と一緒に居る
アリがゾウを倒すなどある筈がない
そんな事があるとすれば、アリがアリじゃなかったか、ゾウがゾウでなかったかということだ
「さっき……ボーガンを狙撃した銃弾が“地面にめり込んで”いた」
目の前の鬼の言葉に体中の血が冷えていくのが判った
銃弾が地面にめり込んでいたと言うことは
“上空から”狙撃されていたのだ
あの時、援軍に駆けつけた鬼が撃った弾じゃない
狙撃手が別に居る
「ドコに……」
鬼は天に向かって指を差す
「ここら一帯で最も高い場所……」
指はゆっくりと自分に……いや、その奥に向けられた
振り返る
――給水塔
「校庭に逃げたのは……学校が死角だったから。校庭こそ遮蔽物のない、格好の……」
自分のミスだった……!気づかなかった自分の
「いくぞ!蛮鬼ィィ!!」
「おぉおおお!!」
鬼が猛る
「音撃打――」
「音撃斬――」
「止めッ……」
言葉より、思考より先に身体が動いた
そんなこと、初めてだった
止めなくては
アレは今の自分の全てなのだから
だというのに
「がふっ!?」
初めて会ったときと同じ
有無言わせぬその力で、投げられて……
「――必殺ッ必中ゥゥッ!!」
「――冥府…魔道ゥ!!」
断末魔の叫びすらなかった
鬼の音撃に、打ち込まれた鬼石も反応しアレの身体を粉々に吹き飛ばした
だが最後に……アレは自分を見て笑って……いたのだろうか?
「…ハッ…ハッ……」
「大丈夫かぁ。蛮鬼」
「鋭鬼さんこそ……毒がどうとか……」
蛮鬼は顔の変身を解いている。全体変身をする気力が続かないぐらい疲れてるのだ
「鍛えてるからな」
「……ちぇ」
蛮鬼は珍しく年相応の毒づきをした
「鋭鬼くん、蛮鬼くん」
吹雪鬼が二人に合流する
手には鬼石を撃ち尽くした烈氷・改
「亞鳥は……?」
「ゴメン、逃がした」
亞鳥は怪我をしている
そう遠くまでは逃げれないとは思うが……
「まぁ、後でいいでしょう。魔化魍を失った彼に如何ほどの事が出来るとも思えず……」
「いや…」
楽観視する蛮鬼を鋭鬼は遮った
「あれは逃がしちゃいけない」
「どうしてです?多少頭は回るかも知れない危険人物でしたが、それは警察の仕事でしょう?」
蛮鬼の意見は客観的で的確ではあった
「殺し損ねたわ」
「吹雪鬼さん?」
魔化魍を撃ち抜きながら、吹雪鬼は亜鳥も狙っていた
が、あの魔化魍の視線は常に亞鳥にあった
おそらく、亞鳥を狙ったところで、自らの身体を盾に身を挺して守ったであろう
「魔化魍は殺す……私たちが鬼であるかぎり」
吹雪鬼の言葉に鋭鬼は肯定の沈黙を、蛮鬼は緊張の沈黙をもって答えた
「ん……」
鋭鬼は魔化魍が倒れた場所に銀のロケットが落ちていた事に気がついた
ヴァンパイアに銀は天敵……そんな迷信はアテにならないものだと考えながら
そのロケットを外すと、中には魔化魍と亞鳥とルネが一緒に映った写真があった
「………今度は人間に生まれ変わってくれ」
鋭鬼は震える手でロケットを握りしめる
「違うわ、鋭鬼くん。彼女は人間だった……」
亞鳥は自らの家に帰ってきた
まさかココには戻ってこないであろうと思われる場所であるから、裏をかいた形になる
「うぐ…ふぅ……」
最初に退けた斬鬼と戸田山が居ない事を物陰から確認してから、足を引きずって家に辿り着く
「お父さん……!!」
亞鳥には出迎えた人物が居ることが意外だった
「ルネ……」
まさか本当に待ってるとは……亞鳥は自嘲した
帰る場所がルネには他に無い
それは自分にも同じだった
「ッ……は……」
ルネは亞鳥に言われるがまま救急箱を持ってきた
「ね…ねぇ……」
血だらけの亞鳥を見て、ルネは一つの可能性を思わずには居られないらしい
リビングのソファーで傷口にクスリを塗り込みながら、亞鳥はルネに話す
何か話しでもしなければ、痛みで無様に呻いてしまうからだ
「……アイツは……死んだ……」
「……う…そ……イヤ……イヤだよ……」
ルネが持っていた包帯とハサミを床に落とす
「結局……アイツは……強者じゃなかった……失望させてくれる!!」
針で自身の傷を縫いながら、亞鳥は毒づいた
痛んでるのは身体か傷か判らない
ルネはただ泣きじゃくっている
「アイツが……」
言いかけて、亞鳥はあの魔化魍の事を“アイツ”とか“アレ”とかしか呼べない事を非道く虚しいと思った
「……名前、か」
不意に……亞鳥には笑いがこみ上げてきた
ルネが不思議そうに彼を見るが、亞鳥は顔を押さえて狂ったように笑っている
そしてルネは見た
その男が初めて泣いていたのを
「なんだ……フハハハハ……俺も普通の人間じゃないか……ハハハ……ハハハ……」
「お父…さん?」
「亞鳥だ……俺の名は亞鳥要と言う……名も無き女を愛した愚かな男だ」
亞鳥はルネを掻き抱いた
「あぁ……名前ぐらいつけてやればよかった……」
この三日間、亞鳥は女とは違ってルネと一定の距離を置いていた
それでも、ルネにとっては“自分を傷つけない大人”であり“父親”という幻想だったのだ
でも、ルネは初めて本当の父親を知った
父は母を愛していた
それがルネには堪らなく愛おしく、崇高なものに思えた
「お父さん……」
「寂しいよ……ルネ。もう俺の名前を呼んでくれるのはお前しか居ない……俺が殺し尽くしてしまった……」
ルネの小さな腕が亞鳥を抱く
「俺は……要らないと思ってた……だから切り捨てて、何も残らない……」
「大丈夫だよ……お父さんにはルネがいるから……」
それは二人だけの孤独に過ぎない
要が知るのはルネだけで、ルネが知るのは要だけという世界は孤独なのだ
その孤独に、女は限界を感じていた
女にとって男が切り捨てようとしている世界の価値を、あるいは男以上に知っていたのかも知れない
だから――
「要!?どうしたの!?コレ!!」
「!!」
亞鳥は玄関から聞こえてきたその声を知ってた
それは聞こえるはずがない声だった
なぜなら自分が「殺せ」と言った女――唐須ハルカのものだったからだ
「要!?……その傷!!」
「……なんで生きている?」
「それはコッチのセリフよ!一体何を……待って、今救急車……」
リビングに入ってきたハルカは、亞鳥の傷を見て驚いた
アタフタと電話を探そうとするハルカの腕を亞鳥は掴む
「要?」
「……偽物じゃない」
「は?」
ハルカの手は本物だった。では、あの日、女が証拠として持ってきた腕は……
「……何でだ?嘘をついたのか?それも、俺の為に……」
そうだ
ハルカを殺さない事は、女にとって一銭の得にもならない
ただ、女は亞鳥から奪いたくなかった。温かな思い出
だって、ハルカと話していた亞鳥はとても楽しそうだったから
亞鳥にとって決して不必要なものではない。失っていいものではない
それは女としては少し癪だけど、だからその分、亞鳥に嘘を付く事で帳消しにしたのだ
そんな女の心を……亞鳥は判ってやれなかった
だからだろう、亞鳥は一番大切な者を失ったのだ
「ハルカ……頼みがある」
「え?」
ハルカに取って意外だった。亞鳥は他人に頼ったことなど滅多になかったからだ
だからこそ、亞鳥の真摯な思いを感じた
「この子はルネという……俺の子だ」
「え……嘘……」
「この子を頼む……お前にしか頼めない」
「お父さん!?」
ハルカもルネも言葉を探しているが、亞鳥の意図が分からないので、どう答えたらいいか判らない
「…………先に、この子を病院に連れて行ってくれ。実験を失敗しちゃってな、悪いガスを吸っちゃってるかも知れないんだ」
「な、何を言ってるの?お父さん!私、元気だよ」
「……この通り、孝行娘で俺の心配をしてるが……それに少し錯乱してるみたいだから、この子の言葉は真に受けないでくれ」
亞鳥は笑った
無理矢理に笑った顔だったが、ルネが初めて見た亞鳥の一番綺麗な笑顔だった
「ガス!?そんな……」
ハルカは亞鳥の言葉を受けて、蒼白な顔をしている
「だから急いでくれ……救急車ぐらいは自分で呼べるから。ああ、消防車も必要かもな」
何がおかしいか、亞鳥は笑って元気そうな所を見せると、追い出すように二人を急かし立てた
「本当に…本当に後でちゃんと病院に来るんだよね?」
ハルカは心配そうな顔で、ルネを抱えながら何度も亞鳥を振り返った
ルネの顔は……亞鳥は見れなかった
「ふん……」
家の前で拾ったヘルメットを手にする
試作段階だったプロテクターは、まぁ使用するには充分だろう
亞鳥は袖を通し、ヘルメットを被った
自分を突き動かす感情がなんなのか、判らないままだ
後悔?復讐?懺悔?それともただの自暴自棄なのだろうか
仮面のライダーと化した男は最後に台所を見る
三人でカレーを作った……そんな平凡な光景が思い出された
上出来ではないか
それだけで、自分の人生に価値があったと亞鳥は思う
壊れた玄関を抜ける
「…………」
若い男が立っていた。二人が会うのはこれで二度目
「……フフフフフ……ハハハ……ハッハハ……」
若い男――威吹鬼は変身音笛を静かに吹くと、額に当てた
「…………ハッ!」
疾風の中から、一つの異形が現れる
魔化魍を倒す者――鬼だ
「望みがある……粉々にしてくれ。一片の肉片も残らないように」
「……元から……魔化魍の血肉一片とも残さないのが鬼だ」
「あぁ……良かった。尤も抵抗はさせてもらうが」
亞鳥は威吹鬼に向かって走り出す
いや、走れる体力などなく、かといって歩くというには鬼気迫るものがあった
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」
威吹鬼は冷たく息を吐く
――鬼闘術・旋風刃
風が凪いだ
その風からは血の匂いがした
威吹鬼はその匂いを生涯忘れられないだろう
「……魔化魍退治……終了」
戦いが終わった後、その場には鬼が一人
人知れず、人を守る孤独
だが、孤独があるから、皆が生きてる事を誰よりも尊いと思える
威吹鬼を轟音と紅が照らす
「爆発……か。本当に何も残したくなかったのかな……」
亞鳥の家が煌々と燃える
後の処理は引き継ぎに回せばいい
威吹鬼は人が集まってくる前に立ち去った
――数分前
亞鳥が家を出るのと入れ違いに、亞鳥の地下の研究室に入り込んだ男と女が居た
男は着流しを着ていて、女は着物を着ていた
およそ時代錯誤な二人は、亞鳥の生涯に渡る研究を一別すると、彼らに必要なものだけ懐に入れた
代わりに簡単な時限装置を置いてゆく
「……これで、新しい童子と姫の完成に一歩近づいたな」
「ええ……」
「では、鬼の居ぬ間に……」
「帰りましょう」
二人は窓から外に出る
途中、カメラが落ちてきたので、女は造作も無く踏みつけて壊した
二人が外に出た瞬間
背後から爆音と、血のように真っ赤な炎が瞬いた
重症三名、軽傷三名、建造物損傷一件、建造物全壊一件……勢地郎は報告書を見て頭を抱えた
「まぁ、全員無事で帰ってきただけで満足するべきなのかもねぇ」
重症三名といったが、流石に鍛えてるだけあるか、三人は事後一週間も待たずに退院した
それで今は上の『たちばな』を貸し切ってお祝いパーティーを開いてる
このパーティに出席させるために小佐夜も無理矢理東京に抑留した傍若無人っぷり
尤も、事後処理に追われて店の方に手が回らなかったのを見かねて小佐夜が『たちばな』を手伝ってくれたのはありがたかったが
彼女は猛士関連以外の仕事なら快く引き受けてくれる
「威吹鬼くんには辛いことをさせたねぇ……」
「いえ」
ドンチャン騒ぎが今一苦手な威吹鬼は、こっそりと抜け出してきたらしく、資料の纏めを手伝っていた
「おーこんな所に居た!」
「鋭鬼さん……酔ってますね」
「ん……師匠に似たかな?嫌な事は酒で流せってさ。ま、楽しく飲むに勝るものは無いけど」
鋭鬼は親指で傷だらけの銀のロケットを弾いた
「なんです?コレ」
威吹鬼が受け取る
「酔い止め」
威吹鬼はロケットを開けて言葉を失う
「…………確かに、酔えませんね」
威吹鬼は黙ってロケットを閉じる
「だから付き合えってよ、威吹鬼さん」
威吹鬼は勢地郎を見る。勢地郎は黙って威吹鬼を促した
「実は……蛮鬼が吹雪鬼と小佐夜さんに挟まれて死にそうになってる」
「はは……酒豪ですからね、二人とも」
「ぁぅ……ぁぅ……」
顔面蒼白になった蛮鬼は、ただの機械のように杯に注がれた酒を飲み干した
右に吹雪鬼、左に小佐夜。逃げ場はなく
一足先に犠牲者となった弾鬼は部屋の隅で時折思い出したように痙攣している
誰もが蛮鬼から視線を逸らす
次の標的にされては適わないからだ
「ところで小佐夜さん……」
蛮鬼の杯に吹雪鬼がお酒を注ぐ
「何?」
「制服って……どう思います?」
小佐夜が蛮鬼に無言のプレッシャーをかける
「制服?」
「制服に興奮しない男はいないって……ばっちゃが言ってたんだけど」
蛮鬼は震えながら杯を飲み干す。ちなみに焼酎である
「というか、アレですかね?先生と生徒っていうプレイってやったことあります?」
「はぁ?」
空になった蛮鬼の杯に、小佐夜がウオッカを注ぎ足す
横で吹雪鬼がとんでもない事を言ってる気がするが、蛮鬼の頭はウルトラQよりグチャグチャの渦を巻いている
「実は!鋭鬼くんが!カクカクシカジカで!!」
「まぁ……ケダモノ」
アルコールを分散させようとグレープフルーツジュースに手を伸ばす蛮鬼だが、吹雪鬼に飲み干される
「最近のわらしっこは何考えてるんだが、ちっともわがらねさ!!」
空のコップが叩きつけられる
「ん……どうした蛮鬼くん、言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、お酒を飲むしかないだろー!」
「…ぁぅ…ぁぅ……」
焦点が定まらない蛮鬼の手を掴み、無理矢理飲ませる吹雪鬼
暴君である
「あら……空ね。確か棚にナポレオンがあった筈……」
コチラは皇帝
「……ジュワ……」
ついに蛮鬼のカラータイマーは光を失い、頭から火を揚げて倒れてしまう
「おお蛮鬼よ……死んでしまうとは情けない」
吹雪鬼の座った目が一座を見回す
皆、一様に目を下方45°で固定する
「んなぁ!?蛮鬼が晩期を迎えてる!?」
「……ははは……だから戻りたくなかったのになぁ……」
新たなる人身御供の登場である
「伊織、丁度良いわ。飲みましょう」
背後から人身御供その一を確保するエンペラー小佐夜
「あ、あはは……」
あきら達が学校だったことを、威吹鬼は感謝した
「ところで伊織……おねしょは治ったのかしら?」
「な、な、な…何言ってるんですか!僕は今何歳だと思ってるんですか!」
「第四回!威吹鬼くん暴露大会〜〜〜〜!!!イエーーーイ!!」
「ふ、吹雪鬼さぁん!?」
ドナドナされていく威吹鬼を鋭鬼は泣きながら見送った
せめて成仏してくれと、昔糞坊主が唱えてた般若心経をうろ覚えのまま唱えてみたり
「……なに、つっ立ってんのよ」
「へ…」
吹雪鬼に首根っこを捕まれる鋭鬼もとい人身御供その二
「鋭鬼くんの性癖について小一時間じっくりと話し合いましょう……」
「へ?せ、性癖!?な、なんの事……」
ドナドナド〜〜ナ……
「いや、あの時はビックリしました。私と旦那が炬燵がかりをしてる時に、伊織がトイレに起きてきた時は……」
「こ、こ、こ、こ、小佐夜さん!不味いです!それは小佐夜さんの名誉にも不味いです!」
「斬鬼さん、炬燵がかりって何ッスか?」
「いい…お前は知らなくていい……」
(四十八手とは古風な……流石名家)
「鋭鬼くんの変態!そんなに制服プレイがいいか!それともブルマか!ブルマなのか〜〜〜!!」
「はいぃぃぃぃ!?!」
「そうか、確かにセーラー服の襟ってのは元々海に溺れた時に破きやすいように出来てるってばっちゃが言ってたけど!!」
「だ、だから何のことですか〜」
「吹雪鬼さん、もう鋭鬼さんを許してやってください!制服は男の性なんですSAGAで佐賀なんです!」
「待て、石割、それはどういう意味だ!まさかお前……!!」
「…ぁぅ…ぁぅ……」
もうカオスである
カオスとしか言いようがない
「あの……すみません……」
「ち、父上……これは一体……」
そんな現世のミラーワールドに入り込んだ親子が一組
「首っ…首締めないで吹雪鬼さん……師匠!?なんでここに!?師匠が川の向こうに!!」
「吐け!吐きなさい!!」
流鏑馬状態で、鋭鬼に馬乗りになる見知った女性は……
「何をやってるんだ、吹雪鬼……」
「はへ?……し、師匠!?アレ?アレ?ここ関東だよね」
「……ん〜何、吹雪鬼はもう酔ったの?光太郎が居るわけ……光太郎!?」
「……小佐夜」
頭を抱える来客――光厳寺光太郎
「母上……」
マネして頭を抱える光厳寺孔明
「いや、それはウチの酒呑院の壬生だ」
「ゴーカイな誤解が解けて良かった……」
光太郎が詳しく状況を聞いた結果、吹雪鬼による鋭鬼への誤解は解けた
「吹雪鬼ちゃんは慌てんぼだなぁ……」
などと、孔明は吹雪鬼の膝の上で笑う
そのポジションが羨ましい……鋭鬼は心の底から思った
(ニヤ)
(……って、何、その含み笑い!)
孔明……これは孔明の罠だ!
「ふみゅ……光太郎……もう一回言って……なんで東京に来たのぉ〜」
完全に出来上がった小佐夜は猫と化している
「小佐夜が怪我したっていうから、心配だったんだよ」
「ならもっと早く来てよ〜みゅー……」
「仕方ないだろ。色々口実も作らなきゃならないんだから……」
小佐夜は光太郎にしなだれかかったまま動かない
「母上のマネ〜」
「もう、孔明ったら!」
(な……このガキ、吹雪鬼さんの胸を顔でグリグリだと!?!)
(ニヤ)
この不適な顔は鋭鬼にしか見えない角度で発動する
「……孔明、恐ろしい子!?!」
「何言ってるの、鋭鬼くん?」
「いや、吹雪鬼さ……」
鋭鬼の方を威吹鬼が掴む
「………」
諦めたような顔で首を振る威吹鬼
……世の中には少なからず不条理が存在する
「威吹鬼……」
「荒鬼さん……」
「今はただの光太郎だよ。今回は辛かったね」
威吹鬼の顔が崩れた
この子の気丈さには頭が下がる……だからこそ、周りが支えてやらなくては
光太郎は常々思っていた
「亞鳥要は魔化魍でした……倒さなければいけなかったんです」
「そうね。極論で言ってしまえば、ヴァンパイアの魔化魍はどうでもよかった。亞鳥要こそが人を喰らう化け物だった」
「だから威吹鬼、君が必要以上に背負い込むことじゃないんだよ」
優しく諭すように言われて、威吹鬼は静かに涙を零した
身体を動かすことなく、ただ涙を流すという動作だけだったから
その場に居た他のみんなは気づかなかっただろう
「今回の事の資料を、私は吉野に持って行かなければならない……何か、君たちからはあるか?」
「それなら……」
鋭鬼は威吹鬼にロケットの事を示した
「あぁ……」
威吹鬼から渡されたロケットを……写真を光太郎は眺める
そしてゆっくりと閉じると、死者に黙祷の意を捧げた
「確かに受け取った……この事は生徒にも語っていこう。もう、こんな事が起きないように祈りながら……」
焼け跡だけが残っていた
亞鳥ルネは学校が終わると、いつもこの場所に来る
彼女はまた、笑顔を失った
笑わないルネを見て悩むハルカを見てると、申し訳ない気持ちになるが
嘘の笑顔を作れるほど器用でなかったし、出来たとしてもしなかったろう
「………」
頬を伝うのは何だろう
閉まってたものが内側から溢れていく
心の時間は止まってしまった
現在との摺り合わせのように、溢れてくるものがある
だが、この感情は言葉にも文字にも顕せず
それでも次から次へと尽きることが無い
「……どうして泣いてるの?」
「……分からない」
いつから居たのだろう
その女性はルネの隣に座る
「分からないのに泣けるの?」
「……分からないから泣いてるの……きっと……」
「そう……」
その女――春木葉垂はルネに言った
「分かるまで……私が一緒に居てあげる……」
「 十五之巻 でんでん でんぐりがえって バイ バイ バイ! 完 」
長編乙です。
サブタイトルの意味が読み終わって判りました
わーい!!!鋭鬼だ!!!
やっぱSSはいいね!!!
75 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:48:41 ID:gzKMwwS50
スレも変わったところで、これから投下します。
え、仕事?今日は早引きです。
76 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:49:11 ID:gzKMwwS50
十三之巻「儚き時雨」
『ガウガウ』
月の光に蒼い光を放ちながら瑠璃狼が戻ってきた。
「ミチビキさ〜ん、起きてくださ〜い。」
「寝せといてやれよ。ディスクなら俺がやっとくからさ。」
サポーターの美夏を軽く咎めてカチドキはディスクを音叉にかけた。
「・・・・・・・。」
ピィィイイ・・・。
グォォオ・・・!
「当たり・・・か? おい、ミチビキ!」
そう呼ぶと、テントから長い黒髪の美しい女性が現れた。
さっきまで眠っていたようすで、頭を掻き毟っている。
「ん〜・・・何?」
「これ、当たりだよな?」
「・・・みたいね。」
「ポイントは・・・平坦なとこだな・・・。 はやく準備して来い。」
「言われずともやるわよ・・・。 ふぁ〜・・・。」
77 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:49:57 ID:gzKMwwS50
ミチビキは欠伸をすると、テントに戻って手早く仕度してきた。
肩には音撃弦・烈虎・・・。
青森独特の津軽三味線を模した稀代の銘器である。
だが烈虎本体には鬼石は糸引きにしか使われていない。
これはつまり、烈虎が通常の音撃弦のように、胴で魔化魍を貫くのではなく、
太棹から天神にかけての刃で魔化魍の肉を裂いて音撃を喰らわせるということを示している。
「いくわよ、カチドキくん。」
「りょっかい。」
二人はベースを離れ、問題のポイントまでひたすら走った。
草木がざわめき、瑠璃色の獣が2つの異形の対峙するサマを、傍観していた。
牛頭鬼は、なにやら汚い人語で暁鬼を罵る。
暁鬼はそれをしかと聞き入れたが、鼻で笑うと装備帯から音撃棒・烈光を手に取った。
先端の鬼石が闇夜に淡く光り、風に揺らされる草の流れが見てとれる。
暁鬼が静かに、だが気高く気合を集中した。
次第に胸が熱くなる。その熱が肩、腹、腕、脚。そして額にまで昇りつめた。
すると一気にあたりが燃え盛るように照らされる。
まるでケンタウロスのような牛頭鬼もその炎の輝きに目を細め、低く唸った。
暁鬼の炎と熱が、次第に暁鬼自身に入り込み、黒かった鬼の皮膚すらも赤みを帯びて高熱を発していた。
「暁鬼・・・! 紅蓮!!」
「・・・鬼め」
「いまの俺は強いぜぇ・・・!!」
そう言うと、両手の音撃棒の鬼石から刃を発した。
78 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:50:33 ID:gzKMwwS50
気を極限まで研ぎ澄まし、刃が鋭く光る。
草原に、大粒の雨が掛かった。雨は紅蓮に滴るたびに、熱で蒸発して白い湯気が立ち込めた。
異形の光と影は、ほぼ同時に草原を駆け出した。
牛頭鬼は後ろ足で、その巨体をもちあげると、高くあげた前足を暁鬼めがけて振り落とした。
その瞬間、鋭い光も閃き、牛頭鬼の腹から白濁した血液が飛び散る。
暁鬼も、牛頭鬼から振り下ろされる蹄を避けきれずに、3間ほど飛ばされた。
暁鬼は脇腹に稲妻のような激痛を感じた。喉のおくから血反吐がのぼり、吐くと同時に咳き込み、口に血生臭さが残る。
雨に打たれて、傷に障る。
―― 4、5本は・・・。
折れたな。と暁鬼は悠長な感慨を浮かべ、周りの状況を把握しようと這いずり回った。
痛みに耐えながらも目を凝らすと、牛頭鬼が体勢を立て直そうと立ち上がろうとしていた。
―― 彼奴め・・致命傷には至らなかったか。
そう思い、暁鬼も立ち上がろうと腕をついた。
「くっ・・・ギャア・・・!」
再び激痛が体を走った。こんどは先ほどのように瞬間的なものではなく、痛みの余韻が腹を掻き回すように巡った。
―― 俺は・・死ぬのか
なんとなくではあるが、そんな気がする。だが暁鬼には、それを素直に受け止めることは出来ない。
牛頭鬼が重たい上体を起こし、草を踏みしめた。
「・・・・・・・ッ!!」
声にならない声を出して暁鬼が再び立ち上がろうと、手をついた。
すかさず襲ってくる痛みや咽び。嗚咽。
体に溜め込んだ紅蓮の気を放出して、一気に体温を上げた。
ゆっくりと、力強く灼熱の鬼が立ち上がった。
体からは炎が滾り、傷口はその熱で蝕まれていった。
79 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:51:04 ID:gzKMwwS50
牛頭鬼が宙から巨大な金棒を現し、暁鬼めがけ振り上げた。
これもまた、一瞬にして決着がついた。
5間以上も離れたところから、暁鬼の烈火剣が伸びて牛頭鬼の脳天を貫き、両断したのだ。
刹那、牛頭鬼は爆発四散し、塵へと還ってゆく。
だが暁鬼は安堵を許されなかった。先ほどまでは雨音で気づかなかったが、今なら分かる。
自分と牛頭鬼の命の取り合いを傍観していた、人ならざるもの達がいる。
それはガマであった。彼らは夏の魔化魍で、蛙の形をしており、体は獅子と同じ大きさをしている。
雨のときには爆発的に増殖をし、昔から田畑を荒らしてきた魔化魍だ。
―― 雑魚か・・これ以上、増えれば厄介だ。
そう思った暁鬼は音撃棒に気を込めた。
「あっ・・・。」
途端、急に脚がぐらつき、暁鬼は雨で濡れた草に倒れ、変身が解け、生身で雨に強く打たれていった。
ゲロゲロゲロゲロ。
ガマの鳴き声が近づいて次第に大きくなり、また、その数も徐々に増えていっているように感じた。
―― よもや・・どうにも・・・。
アカツキの顔に死相が浮かび、記憶が走馬灯のように甦る。
そのとき、ひたと両生類の足に頭を押さえられた。
―― すまない・・・。
誰に向けての言葉なのか、自分でも分からなかった。
80 :
凱鬼メイン作者:2006/11/09(木) 16:53:18 ID:gzKMwwS50
そのとき、なにか熱いものが自分の体を通り過ぎ、ガマを吹き飛ばし、誰かに持ち上げられたのを感じた。
「ミチビキ!お前はアカツキさんを頼む!ここは俺に任せろ。」
「分かったわ。」
「アカツキさん!」
―― 凱鬼・・・?
「まだ死ぬのは早いですよ? せめて、あきらが嫁入りするまでは、命拾いさせて貰おうじゃないですか?」
―― なんだ・・別に来なくても良かったろ。
「あきらも蘭さんも心配してます。 ・・・一真もね。」
―― ・・・。
「だから貴方を死なすわけにはいきません・・・。」
「かち・・どき・・・。」
「・・・なんです?」
「・・・・。」
「・・・・。」
「 あ り が と う 。」
そのとき日は昇り・・・雨も止んだ。
十三之巻「儚き時雨」
>>鋭鬼SS作者様
サブタイの意味、ちょっと考えてやっと理解できました・・・。
やべ・・目頭が・・・。 (つД`)
読み返すと今回の鋭鬼SSは問題作ですよ。
魔化魍として最後に倒したのが、それも宗家が…
問題作・・・?
傑作じゃないですか。(あくまで個人的意見orz)
むしろ宗家だからやらせたんじゃない>鋭鬼SS
鋭鬼があの場面にいたら、結局亜鳥を殺せなさそう
躊躇わず殺せる吹雪鬼
苦しみながら殺す威吹鬼
結局は殺せない鋭鬼
殺すとは思いも浮かばない蛮鬼
四者四様と
朱鬼の時に威吹鬼が不安定だったことへの伏線にもなりえるし
いやいや、傑作は勿論だけど
言わば精神障害持った亞鳥を
魔化魍として抹殺したのが宗家の御曹司だし。
しかもルネが子供心に亞鳥が感情取り戻したのを
気付いてるんだよな!
今は理解出来なくても、後々がなぁ…
なるほどね!
ってか、こんな話しが出来るスレに戻って嬉しいぞw
やっぱり今回の鋭鬼SSを、より一層引き立ててるのは、サブタイの
でんでん でんぐりがえって バイ バイ バイ!
だよな・・・(つД`)
うん、曲名に気付いた時ウルっときた!
なあ、前スレの「鎧」の設定が結構気に入ったんだけど使っちゃダメかな?
作者が作りたくて作った作品じゃないんだろうけど、ちょっと惜しいと思ってさ。
弾鬼とか凱鬼とかも作者変わったからいいのかな?
>>作者さん
もし見てたら返事ください。
>>凱鬼SSさん
あきら使ってもいいっすかw
>>85 威吹鬼は亞鳥が人間を取り戻したのを知らない
しってるのはルネだけという罠
だからこそ神視点である俺らは切ないわけで……
92 :
凱鬼作者:2006/11/09(木) 22:54:45 ID:gzKMwwS50
>>90さん
別に構いませんよ。本編キャラは共有すべきものですから。
でも、2003〜20011年の話はNGでお願いしますm(__)m
その辺りの年代は、凱鬼SSの方で今までの世界観を共にされたSSと、できるだけ辻褄を合わせた荒筋が出来ていて、
あきらもその中の重要人物になっているので、先述の年代で何かあると拙作の方に引っ掛かりますので・・・。
>>91 切ない、か?…
的確な表現だな!
愛する事を覚えたバンパイアが
ハルカを生かす為に無関係の人間を捕食するのも
追い討ちだな
>>90 ぜひよろしくお願いします。
まとめサイトに掲載されてしまってどうしようかと悩んでました。
「負」の作品として他の作品と同等に並べられてしまうのは非常に申し訳なかったんですが、
今更、続けるのもおかしいと思ってましたので、他の方に補完?していただけるなら是非お願いします。
かなり路線が違う話だとは思いますが、こっちのスレならば別物として扱ってもらえるんじゃないでしょうか。
あと、私が原因でスレが崩壊してしまい大変申し訳ありませんでした。
もうROMに戻ります。
96 :
野獣作者:2006/11/10(金) 14:20:41 ID:HKpdnjdHO
唐突ですが、最近のお勧め曲ってあります?
自分は既存の曲から音撃考えるのですが
どうも80〜90年代が好きなもので
元ネタが判り辛いと思うんですね。例えば
音撃斬
雷電直撃
直訳サンダーストラック/ACDC
我道邁進
意訳自由への疾走/レニークラビッツ
超波武義
当て字チョッパーズブギ/後藤次利
煮詰まってます。
野獣作者はそういう、創造者の内情さらしを続けるつもりなの?
作品ありきでやってほしいんだけど。
98 :
野獣作者:2006/11/10(金) 16:05:45 ID:HKpdnjdHO
そうですね。
展開回せない愚痴でした。
とりあえず、長渕剛の「CLOSE YOUR EYES」がお勧め。
「男たちの大和」の主題歌ですよ。
>>94 素で打ち間違えました・・orz
2011年の間違いです・・・。
それでも結構長いかも知れませんけど・・・。
20011年なんて・・・人類滅んでらぁ・・・。
101 :
高鬼SS作者:2006/11/10(金) 23:46:27 ID:dwJv+WhG0
北陸支部編の続き、これより投下させていただきます。
北陸支部の面々を使ってやってみたかった事をやるだけやってやり逃げしたという感じです。
それでは、どうぞ。
1976年、年末。
中国地方の山中で、一人の女鬼が魔化魍に音撃を叩き込んでいた。
「音撃打・花恋吹雪!」
邪気の化身たる魔化魍を自然へと還す清めの音が山中に響き渡った。
魔化魍の巨体は爆発と同時に木の葉となり、舞い散った。粉塵の中から音撃棒・鯔背を構えて見得を切った恋鬼の姿が現れる。
その姿を遠くから眺めていたもう一人の鬼が、拍手をしながら近寄ってきた。
「凄いです、恋鬼姐さん!流石はうちの支部でも一、二を争う太鼓使いだ!」
「おだてても何も出んよ、鬼灯鬼はん」
鬼灯鬼(ホオズキ)と呼ばれた若い鬼は、変身しているため表情こそ窺えないが、何ともばつが悪そうに頭を掻いた。
「あんさん、嘘が多いもんなぁ。ちゃいますか?」
「いやぁ……ははは」
笑って誤魔化す鬼灯鬼。鬼灯の花言葉は「偽り」。彼の性格をよく現したコードネームが与えられたと言えよう。
「ウソツキというコードネームの方が良かったんではおまへんどすか?」
かなり険のある言い方で鬼灯鬼を責める恋鬼。
「ははは……。まあ、魔化魍退治も終わった事ですし帰りましょうよ」
「あんさんの面倒はハナミズキはん辺りに任せた方がええわ……」
「そ、それは勘弁!あの人は新米の鬼なんて策の駒程度にしか考えていませんから!」
顔の変身を解除しながら、慌てて頭を振るホオズキ。レンキもまた顔の変身を解除してさっさと立ち去ってしまった。誰にでも惚れるレンキだが、ホオズキのような嘘吐きは好みではないようだ。
二人はサポーターの運転する車に乗って、報告のため中国支部へと戻っていった。
中国支部へ戻り報告を終えたレンキに、この支部の「金」である佐野学が話し掛けてきた。
「レンキさん、コイキさんという鬼をご存知ですよね?」
「うちの兄弟子の名前やないの。コイキはんがどないしたん?」
「実は引退されるようなのです」
コイキが今所属している北陸支部は鬼の数が少なく、しかも運悪くコイキの引退と他の鬼の負傷が重なってしまったのだという。
「コイキさんも負傷した鬼というのも太鼓使いらしく、太鼓使いの応援を各支部に打診しているそうです」
そこで兄弟弟子のレンキに佐野は駄目元で頼んでみたのである。
レンキはやけにあっさりと承諾した。
「本当ですか!?では早速その旨を連絡しておきます!」
「おおきに。それにしてもコイキはん、北国に骨を埋めるつもりやったんやなぁ……」
レンキが感慨深げに呟く。
昔のコイキは特定の支部に所属せず、各支部を渡り歩いていた。自らも「漂泊の鬼」と名乗っていたぐらいである。そのためレンキはついさっきまで彼が北陸支部に居るという事を知らなかったのだ。
「姐さん北陸へ出向するんですか!?いやぁ寂しくなるなぁ!」
全然寂しくなさそうなホオズキをレンキはじろりと睨み付けたのであった。
ここで時間は少し遡る。北陸支部管轄のとある山中。
「咲いて暴れて大傾奇!天下御免!小粋鬼参上!」
レンキ同様見栄を切り名乗りを上げる。師匠であるカブキの方針なのだろうか。
相手はヤマビコ。小粋鬼程の使い手なら簡単に勝てる相手の筈だった。だが。
「音撃打・一目惚れ!」
小粋鬼が奏でる音撃を受けてヤマビコは木の葉と化し、大地に還った。
戦いを終えた小粋鬼は、少し悔しそうにぼそりと呟いた。
「腕が落ちたなぁ……。そろそろ引き際かね」
コイキ引退の話は瞬く間に支部中に広まった。
「本当に辞めちゃうんですか、コイキさん!?」
「飛車」の葛木弥子が信じられないといった風に問う。
「今まで日本各地を回って無茶な戦いをしてきたからね。その分同年代の鬼よりガタが来るのも早いさ」
まるで他人事のようにそう話すコイキ。
数年前、コイキはぶらりと北陸支部を訪れた。いつもはどんなに長くても二ヶ月程度で失踪してしまうのだが、余程ここの居心地が良かったのかそのまま腰を落ち着けてしまったのである。
その性格故に無駄に派手なシチュエーションを好み、帰還する度に何らかの傷を負っていた。彼自身が言うようにそれが一番の原因だろう。
「ただこの支部の事は気に入っているからね。本部には行かず、ここでサポーターなり何なりして働くさ」
君もまだ口説き落としてないしね、そう笑いながら弥子に告げるコイキ。
と、そこへ「金」の直江なぎさが血相を変えてやって来た。何事かとコイキが尋ねると。
「……レイキさんが魔化魍にやられました」
ここでまた少し時間は遡る。
言霊というものがある。良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるというものだ。
最近では関西支部所属のコウキという鬼がこの言霊を使い、大型魔化魍を三十匹近く倒して生きながら伝説となっている。
だが言霊は別に秘匿されたものという訳ではない。資料さえ見れば誰もが知る事が出来る。事実、ここ北陸支部にもコウキより早くその有用性に気付き戦術に取り入れた鬼がいた。
その鬼の名は霊鬼。コウキが言霊と科学を融合させた強力なものを用いたのに対し、彼が扱うものは大型魔化魍を清めるまでにはいかない。
だが童子と姫程度ならそれこそ手も触れずに倒す事が出来るため、元々の実力も相まって北陸支部ではツートップの一人として高い撃破数を誇っている。
この日、霊鬼は魔化魍オオカマキリ退治のため出撃していた。
オオカマキリ。昔から和歌山県の螳螂峠によく出ると言われており、虫型魔化魍の中では最強の部類に入る。
ちなみに、あの猛士史上に残る惨事(珍事)を起こした大会議の日にバキが退治に向かっていたのも同じ個体だ。
童子と姫を倒した霊鬼は、オオカマキリを言霊で弱らせるべく、独自に用意して活用している音撃鈴・涅槃を掲げた。
りん、と言霊を増幅するための鈴の音が響く。
「たまみがく為生まれし事を思え」
りん――。
「辛く悲しき淵に立つ時」
淡々と言霊を唱える霊鬼。オオカマキリの動きが鈍る。
今が好機と判断し、音撃棒・阿頼耶識(あらやしき)を構えて接近する。だがその時異変が起こった。
突然オオカマキリの体が、まるで鎧を纏ったかの様に硬質化したのだ……。
北陸支部は騒然としていた。ツートップの一人が病院送りになったのである。
「こりゃ引退なんて言ってられないなぁ……」
そう呟くコイキになぎさが言う。
「無理に戦わせて取り返しのつかない事になっても困るからね。あなたはきちんと引退しなさい」
「でも、いきなり太鼓使いが二人も抜けるなんて……」
弥子が不安そうに言う。なぎさも同じ気持ちだった。
「他の支部から誰かに出向してきてもらう事になりそうね……」
とりあえず支部長と相談しなきゃ、となぎさは溜め息を吐きながらそう言った。
数日後、北陸支部に出向要員が来る事が正式に決定した。かなり早い対応が取られたと言える。
「誰が来るんですか?」
弥子が尋ねる。
「レイキさんとコイキさんの穴を埋める程の実力者となると……中部支部のカラスキさんぐらいしか思い付かないな」
ソゲキが言う。
カラスキ(唐鋤鬼)。星読み、即ち陰陽道に長けた太鼓の鬼である。元々は備中高松の名家の出身であり、誰もが中国支部に所属すると思っていたが、研修を終えた後中部支部に配属され今日に至る。
「中部一の太鼓使いのあの人なら、お二人の穴を埋めるには充分かと……」
「残念だがそれは無理だな。聞いた話じゃカラスキさんは鞍馬山の一件で負傷者が続出した関西支部に出向中らしい」
コイキがソゲキにそう告げた。となると一体誰が出向してくるというのだろうか?
「出向してくるのは中国支部のレンキという鬼よ」
なぎさが言ったその名前に、コイキが真っ先に反応した。
「レンキ!?俺の兄弟弟子じゃないか!そうか、あいつが来るのか……」
嬉しそうに笑うコイキにソゲキが尋ねる。
「どういう人なんですか、そのレンキさんって?」
「うん?会えば分かるよ。会えばな」
それだけ言うとコイキはまた嬉しそうに笑った。
それから僅か二日後、雪の降る中番傘を差した着物姿のレンキが鬼小島商事のビルディングへとやって来た。
事務所の中からはクラシックギターの音色が響いてきていた。ドアを開けて中に入ると、一人の女性がソファに腰掛けてギターを弾いていた。メッキだ。
「あら、お客さん?」
演奏を止めてレンキの方を見るメッキ。
「ちゃいます。……それよりええ曲どすなぁ。何て言うんどすか?」
「今の?『アルハンブラの想い出』っていう曲よ」
「もうちびっと聞かせてもろてもよろしいどすか?」
レンキに請われるままにメッキは再びギターを爪弾きはじめた。物悲しい音色が室内を包み込む。
「ええ曲やなぁ……。弾いてる人も凛とした女性や。素敵やわぁ……」
とろんとした目でメッキを見るレンキ。と、そこへコイキとソゲキが現れた。コイキは虎皮のコートを羽織り、髑髏のアクセサリーを身に着けている。
「あ、レンキじゃないか!もう来てたのか!」
「あらぁ〜コイキはん。お久し振りどす」
「この人がレンキさん!?」
驚く二人。メッキもギターを弾く手を止めて改めてレンキの姿をまじまじと見つめた。
「この娘がレンキか。私はメッキ。担当は管だ。尤も、見ての通り弦も使えるけどね」
「あ、始めまして。北陸支部所属、管使いのソゲキです。よろしく」
「レンキどす。よろしゅうお願いします」
互いに自己紹介を終えると、コイキはレンキにソファに座るよう促した。ソゲキが飲み物を淹れに向かう。メッキは曲を弾くのを止め、ギターを脇に置くと軽く伸びをした。
「連絡をくれたら迎えに行ったのによ」
「ふふふ……。コイキはんの驚く顔が見たかったんどす」
ソゲキが人数分の緑茶を淹れて戻ってきた。
「外は寒かったでしょう?これを飲んで暖まって下さい」
「おおきに」
笑顔で茶を飲むレンキ。コイキもまた、お茶を一口飲むとメッキに尋ねた。
「メッキさん。支部長となぎささんは?」
「外出中。どうせすぐに戻ってくるでしょうけどね」
と、誰かがドアを開けて入ってきた。
「やあ君達!元気してる?」
入ってきたのは、仮面舞踏会の参加者よろしく、仮面でその素顔を隠した男だった。
「なんや、けったいなお人が来たなぁ……」
「うん?そこの女性は……ひょっとして中国支部から出向してきた人?」
仮面の男に挨拶するレンキ。男はチョウキと名乗った。
チョウキ(蝶鬼)。担当は弦。しかし何故仮面を着けているのだろう。流石に本人に聞くのも憚られたので、レンキはソゲキに尋ねてみた。
「ああ、それはですね……」
少し話は変わるが、関西支部にセイキという鬼が居る。彼は昔、人に言われるままに日々を過ごしていた。何一つ疑問に思わずに。
故に一度その生き方に疑問を持った彼は、最終的に人間不信に陥ってしまった。本当の自分を模索するようになった。そんな中彼は鬼に出会った。
自分とは異なる別の存在へと変わる。彼にとってそれはとても魅力的な事だった。本当の自分は鬼の姿にこそあるのではないか、本気でそう思った。
そして彼は鬼になった。以来彼は周りに「鬼こそ自分の本当の姿」と言うようになった。事実、変身すると調子が良くなり性格も荒々しくなる。以来、変身前も徐々に強気な性格が表れてくるようになったようだ。
で、チョウキの場合だが、彼は昔病弱だった。弱い自分を心底嫌っていた。そんな彼もまた鬼と出会い、鬼に本当の自分を見出そうとした。
「必死の努力であの人は鬼になったんです」
「せやけど、努力しただけで病弱な体が治るもんなん?」
「……ここだけの話、あの人は薬の力を借りています。うちの『銀』が調合した特製の薬です」
今でも定期的に接種しないと、鬼の力に体が耐えられず崩壊してしまうらしい。
兎に角、彼は鬼になり念願の強い体を手に入れた。そして人間だった頃の自分を完全に否定した。その結果。
「……常に鬼の姿で居ようとしたんですよ」
鬼の姿は体力や精神力を消耗する。ただでさえ薬の力を借りている彼の場合、人一倍消耗が激しい。当然ながら支部の人間総出で止めるように言われたという。
かといって人間の姿には戻りたくない。その折衷案として仮面を着用するようになったのだそうだ。
「本来仮面というのは別の存在に変身するという意味がありますから……」
「なんや詳しいみたいどすな」
「仮面についてですか?うちに仮面の専門家がいますので……」
二人が話している間、チョウキは一人でぺらぺらと無駄話をしていた。鬼になって以来、病弱だった頃が嘘のように無駄に明るくなったという。
「俺、これからレイキさんのお見舞いに行くんだけど君達もどう?」
チョウキは周りに居た面々にそう告げた。
「私は昨日行ってきたばかりだから止めとくわ。皆でぞろぞろ行けば良いというものじゃないし」
「僕もちょっと用事があるので……」
メッキとソゲキが断る。
「俺は行くぜ。レンキ、お前も一緒に行って挨拶してきた方が良いだろう」
「はいな」
「じゃあ俺とコイキさんとそこの彼女の三人か……」
と、ドアの外から声が聞こえてきた。
「いや、五人だ」
ドアを開けて入ってきたのは、高級そうな服を見事に着こなしたダンディな紳士と、まだ十代に見える少女の二人組だった。
「センメンキさん。それに香菜ちゃん」
「洗面器?またけったいな名前やなぁ……」
「この人はセンメンキさん。うちの支部のツートップの一人だ」
そうコイキが紹介する。
センメンキ(千面鬼)。その名の通り「千の顔を持つ者」という異名を持つ鬼だ。
彼は戦いの際、様々な面を被って戦う。その面は鳥だったり獣だったり、あるいは魚を模していたりする。
彼の凄いところは、被った面のモチーフとなったものがまるで乗り移ったかのようにその能力を自分のものにするところである。つまり鳥面なら空を飛び獣面なら地を駆け、魚の面なら水中を自在に動き回る力を発揮するのだ。
古来より祭礼や儀式の場では、仮面を被るという行為は神を降ろしたり別の存在に化身する等、重要な意味を持つ。面自体に不思議な力が宿っているとされる場合もある。
彼は面の持つ不思議な力を借りて戦っているのだ。その極意は一子相伝、代々のセンメンキしか霊面と技術は継承されないという。
そして彼の横に居る少女こそが、その全てを継承する者として彼に師事する柿崎香菜である。
「レンキどす。よろしゅう。それにしても仮面を付けて戦うんどすか。はよ見てみたいどすなぁ」
「では近いうちに私の戦いをお見せする事を約束しましょう。お嬢さん」
そう言って礼をするセンメンキ。慇懃な態度だが全くもって嫌味が感じられない。
「香菜ちゃん、修行はどう?厳しかったらいつでも俺のところに逃げてきていいよ」
そんな事を言うコイキに対し、ただ黙って笑みを向ける香菜。
「じゃあ五人で行こうか。超サイコーのお見舞い品を持って行くぞ」
一人張り切るチョウキ。こうして五人はユウキの入院する病院へと出掛けていった。
病院に着くまでに雪は止んだ。
病室には既に鬼小島、なぎさ、ドクハキ、弥子の四人が見舞いに来ていた。そしてベッドの上には、肩まで伸びた長髪に痩せた体、不健康そうな蒼白い肌をした男が居た。レイキだ。
「やっほ〜!この俺様が超サイコーなお見舞い品を持ってやって来たぞ!」
高級そうなフルーツの盛り合わせが入った籠を手に、チョウキが先頭に立って入室する。
「チョウキくん、ここは病室よ。静かにね」
「どうせ個室じゃないか。ふふん、相変わらず顔色悪いね、レイキさん」
なぎさの忠告を半ば無視する形でチョウキはレイキに話し掛けると、見舞い品を椅子の上に置いてバナナを一本取り上げた。
「弥子ちゃん、このメロン切ってよ。あ、なぎささんも食べる?バ・ナ・ナ」
そう言って皮を剥いたバナナをなぎさに差し出すチョウキ。
「結構です!それよりそちらの方はひょっとして……」
「中国支部から来ました。レンキどす。よろしゅう」
室内の五人に向かって挨拶をするレンキ。
「ご丁寧にどうも。私、葛木弥子って言います。サポーターをやってます。こちらが『金』の直江なぎささん。こっちが管使いのドクハキさん。で……」
「儂が北陸支部支部長、鬼小島平八である」
流石に病室だという事を考慮してか普通の音量で喋る鬼小島。その場に居たレンキ以外の全員が「普段からそうしてくれ」と心の中で叫んだ。
「……で、こっちがレイキさんです」
レイキが軽く会釈をした。
「なあコイキはん。あのレイキはんって人、怪我の具合がめちゃ悪いんとちゃうの?」
「ああ、あの顔色か。心配無用。あの人はいつもあんな不健康そうな顔色なんだ」
レンキの疑問にコイキが答える。こんな貧弱な体で接近戦主体の太鼓の鬼をやっているというのだから人は見掛けによらない。
「チョウキさん、ここまでずっと仮面を付けてきたんでしょう?病院に入る時止められませんでした?」
「止められはしませんでしたが、ロビーで沢山の人に不審な目で見られました」
メロンを切りながら尋ねる弥子に対し、苦笑しながら香菜が答える。
「わざわざレイキさんのお見舞いに来てくれてありがとうね。……ところでうちの支部の人とは他に何人会ったかしら?」
なぎさに尋ねられて、メッキとソゲキには既に会った旨を伝えるレンキ。
「そっか……。ジュウキくんとサッキくんはサポーターを連れてそれぞれ佐渡と白山の方に行っているし、後はトツゲキくんか……」
トツゲキは負傷したレイキに代わりオオカマキリを追っている最中だという。
「よし、折角だからトツゲキの陣中見舞いにも行こうぜ!」
コイキの提案にドクハキとチョウキが賛同する。
「私と支部長は事務所に戻るから……センメンキさん、彼等と一緒に行ってもらえないかしら?」
「了解です」
なぎさに頼まれてセンメンキが頷く。
メロンを食べ終えた一行は病室を出て行った。最後にセンメンキがレイキに向かって話し掛ける。
「君の『阿頼耶識』と『幽玄』は本部の方に修理に出してある。オオカマキリの件も私達に任せて、君はゆっくり養生していたまえ」
「……恩に着る」
北陸支部の最古参でもある二人は、ライバルというよりは互いに助け合ってきた親友である。
決めポーズを取るとセンメンキもまた静かに病室を後にした。
トツゲキはレイキがやられた場所を中心に捜索を行っていた。現場へと向かう車中、レンキは残りの鬼について説明を受けていた。
ジュウキ(重鬼)は巨漢の管使い。バズーカ型というやはり吉野製の試作音撃管を使用している。その性質上連射は無理だが一撃の威力が絶大のため、ソゲキ同様一撃必殺の使い手として活躍している。
サッキ(殺鬼)は弦使い。年中狩りが出来るという理由で鬼となった、少し危険なタイプの男性だ。鬼小島商事ではトツゲキ同様荒っぽい仕事を担当している。
次にレンキは、オオカマキリについて尋ねた。
「う〜ん、それが奇妙なんだよなぁ……。冬場に虫型魔化魍が湧くという事自体珍しいのに、あのレイキさんがやられるなんてそれこそ有り得ない事だしな」
オオカマキリが湧いた場合、その支部で一、二を争う手練れが退治に向かう事になっている。それ程手強い相手なのだ。しかしだからといってレイキ程の実力を持つベテランが敗れるとも思えない。しかも。
「あの人の音撃棒は圧し折られ、音撃鼓もぼろぼろになっていた。そこまでやられるなんて、あの人の事をよく知る俺達に言わせりゃやっぱり有り得ない事なんだ」
「しかもレイキさんはオオカマキリが突然変身したと言っています」
助手席に座っていたドクハキが、後部座席の二人の方を振り向いてそう告げる。
「本当か?初耳だな……」
「支部長となぎささんが今頃資料を当たっている事でしょう」
「あの時あいつしか手が空いていなかったとはいえ、やっぱりトツゲキには荷が重かったんじゃないのか?」
俺の体がもう少し言う事をきけばなぁ……と悔しそうに呟くコイキ。
「最悪な場合、トツゲキと合流次第私やセンメンキさんも戦わなければならないかもしれませんね」
そういう訳だからもっとスピード出しなさい、と弥子の頭を叩きまくるドクハキ。涙目で速度を上げる弥子。彼女にとっては警察よりもドクハキの方がよっぽど怖い。
一方、センメンキ、香菜、チョウキが乗る車では。
「センメンキさん、弥子さん達の車のスピードが上がりましたが……」
「やれやれ……。私達は私達でマイペースに行こうじゃないか」
「俺はどちらでもいいけどネ」
センメンキが運転する車は、変わらぬ速度でドクハキ達の後を追っていった。
その頃、突撃鬼はオオカマキリ――今ではヨロイカマキリと化した魔化魍と死闘を繰り広げていた。
「燃え上がれ、我が闘魂!うおおおおお!」
音撃震・熱血を装着し刃を展開した音撃弦・紅蠍をヨロイカマキリに向けて構える突撃鬼。「紅蠍」はネック部分がおそろしく長い、彼専用の槍型音撃弦だ。
「うおおおお!熱血!必中!撃破ぁぁ!」
掛け声と共に「紅蠍」の刃が紅蓮の炎に包まれる。ヨロイカマキリに照準を合わせ、全力でぶつかっていく突撃鬼。
だが、岩をも砕き鉄をも溶かす彼の音撃斬・一点突破もヨロイカマキリの頑強な体表を貫くには至らなかった。
刹那、振り下ろされた巨大な鎌を回避する突撃鬼。
「くそっ!もう一度!」
既にこれで五度目である。「常に全力投球」がモットーの彼は、五回も炎を吹き上げて突撃を敢行しているため信じられないぐらい体力を消耗していた。
「ぬうおおおおお!もっと!もっとだ!燃え上がれ炎!我が身を焦がす程に!ぬううりゃああああ!」
血管が破裂しそうなくらい力を入れて叫ぶ突撃鬼。曇天模様の空の下、明らかに彼の周囲のみ気温が上がっている。
六度目の音撃斬をお見舞いする突撃鬼。とうとう「紅蠍」の刃が派手な音を立てて砕け散った。さらに間髪入れず横に薙ぎ払われた鎌の一撃をまともに喰らってしまう。
「ぐああああ!」
絶叫と共に吹っ飛ぶ突撃鬼。地面に叩きつけられるも、折れた刃をヨロイカマキリに向けて更なる突撃を行おうとする。
と、そこへ一台の車がやって来た。中からドクハキ、コイキ、レンキ、弥子が降りてくる。
「無事か、突撃鬼!?」
「無事ですよ。俺の心に熱き炎が燃え続ける限り!」
コイキに対し強がりを言う突撃鬼。一方ドクハキはヨロイカマキリの姿を見て感嘆の声を上げていた。
「これは凄い!全身が硬質化している。これは私の管では勝ち目がありませんね……」
「いつになく弱気ですねドクハキさん。びびっちゃってるんじゃないですか?」
笑顔のまま鬼と化した腕で弥子の頭を掴むドクハキ。それに対し泣きながら許しを請う弥子。
「仕方が無い。こうなりゃ……」
懐から自身の音叉を取り出そうとするコイキをドクハキが制した。
「およしなさい。まだ正式に受理されていないとは言えあなたは引退の身。ここは私達に任せて下さい」
「……ドクハキさんがそう言うんなら、大人しく傍観を決め込むかね」
ドクハキは人が嫌がる姿を、コイキは人が驚く姿を見るのを何よりも好む。趣味が似ているためか二人の仲は良好であり互いに尊敬し合っているようだ。
「私達って……。さっき自分じゃ無理だみたいな事を言ってたくせに……」
弥子のそんな小さな呟きも聞き漏らさず、ドクハキの裏拳が彼女の顔面に直撃した。鼻血を噴き出しぶっ倒れる弥子。
と、センメンキ達を乗せた車がやって来た。車から降りてヨロイカマキリの姿を確認し、事情をコイキ達から聞くと。
「ここは私が行こう。レンキさんにも約束しているしね」
センメンキが音叉を手に一歩前に出た。音叉を鳴らし、額へと掲げてその身を一本角の鬼に変える。
「香菜、狼面を」
言われた香菜がすぐさま鞄に収められた沢山の霊面の中から、狼を模った面を取り出して千面鬼に渡した。
面を被ると同時に彼の体が、特に四肢が逞しく且つしなやかに変化していく。
それと共にヨロイカマキリ目掛けて疾走していく千面鬼。彼等は知らないが、それはまさにDMCの狼を彷彿とさせた。
「凄いわぁ……」
「本当に凄いのは仮面の力じゃないぞ。言っちゃ悪いが所詮あれは小手先の技術だ。あの人自身の、長年の経験の下に培われた戦闘技術、それが凄いんだ」
千面鬼の姿を見て感心するレンキにそう説明するコイキ。
「でも千面鬼さんだけで大丈夫なんですか?ドクハキさんとチョウキさんも戦って下さいよ」
「ほな、うちが……」
そう言って前に出ようとするレンキをチョウキが止める。
「まあまあ。レイキさんの時と違って向こうの手の内はもう分かってるんだ。ここは千面鬼さんに任せようよ」
「でもせめて援護ぐらいは……」
「援護ぐらいはするさ。でも変身はしないよ。今日は予備の仮面を持ってきてないんだ」
そう告げるとチョウキは自身の鬼弦を弾いた。その音に反応して彼の懐から大量の黒紫色をした紙片が飛び出し、空中で折れて姿を変えていく。式神だ。
式神は複雑な折れ方を経て、蝶の姿へと変わった。彼専用の式神、黒紫蝶だ。
「さあ踊っておいで、死の舞踏を!」
掛け声と共に黒紫蝶の大群は千面鬼のスピード戦法に翻弄されるヨロイカマキリへと向かい、その視野を塞いだ。
「これも凄いなぁ……。そやけど、なんで蝶なん?」
「ふふん。蝶は古来より人の魂の化身と言われているんだ。代々蝶鬼の名を継ぐ者は、式神を蝶の形に変えて操っていたらしいね。だから俺もそれに倣っているのさ」
レンキに説明しながらも、指を差して式神を指揮するチョウキ。黒紫蝶に気を取られ、ヨロイカマキリに隙が生まれた。
「千面鬼さん!そこを貫けぇ!」
突撃鬼がヨロイカマキリの体のとある箇所を指差した。そこには小さな皹が入っていた。実は六回の突撃は全て同じ場所目掛けて行われていた。それによって漸く小さな皹を入れる事が出来たのだ。
皹を確認した千面鬼が香菜に向かって指示を出す。
「武者面を!」
言われるままに荒っぽい男の顔を模った面を千面鬼に向かって投げる香菜。それを受け取り被ると、音叉を手に掴む。
瞬間、音叉から白刃が飛び出した。古の鬼が使ったとされる音叉剣だ。
音叉剣を強引に皹に突き刺し、力任せに広げようとする千面鬼。ヨロイカマキリの動きは相変わらず黒紫蝶の群れが封じている。
そして。
皹が広がり始めると同時にヨロイカマキリが悲鳴を上げ、そのまま元のオオカマキリの姿に戻ってしまった。
「戻った……?」
「戻ったならこっちのものさ。千面鬼さん程のベテランなら蟷螂の化け物ぐらい簡単に倒せる」
勝利を確信するコイキ。
事実、この後オオカマキリは千面鬼の音撃打の前に粉砕されたのであった。
その日の晩、北陸支部の事務所内ではレンキの歓迎会が開かれた。入院中のレイキと遠征中のため参加出来ない者を除く全員が参加し、賑やかに行われた。
「この支部は変わり者だらけだからな。お前ならすぐに馴染むだろうぜ」
酒を飲みながらコイキがレンキに告げる。
「これからもよろしゅう、コイキはん」
やはり酒を飲んで頬を紅潮させたレンキが笑いながら言う。
「しかし君、何でうちに来ると決めたんだ?コイキが居るというだけとは思えないが……」
代田の問いにレンキは平然と答えた。
「金沢言うたら前田慶次郎はん縁の地や。傾奇者として一度訪れてみたかったんよ」
それを聞いて何の事か分からないといった顔をする代田。
前田慶次郎は、1989年に隆慶一郎が小説を発表し、1990年に原哲夫がコミカライズするまで知る人ぞ知る武将だったので当然の反応と言えるだろう。
と、景気の良い音楽が流れた。トツゲキが弾いているのだ。
「うち踊りますわぁ!トツゲキはん、もっとお淑やかなん出来ます?」
「そいつは過激なのしか弾けないよ。代わりに俺が超踊りに適した曲を弾いてやろう」
チョウキが、おそらく表の仕事で使っているのだろう、ギター片手に一歩前に出た。
レンキがチョウキの演奏に合わせて、扇を片手に舞い始めた。その華麗さに誰もが目を奪われていた。
「うむ。今宵の宴は実に最高である」
なぎさにお酌されて上機嫌に鬼小島が呟く。
こうしてレンキは、本人の希望もあってかこの日から一年もの間北陸支部の一員として戦いを続けたのであった。 了
お、高鬼SSも
キタ━━━(´∀`) ・ω・) ゚∀゚) ・∀・) ゚ー゚)  ̄ー ̄) ━━━!!!
拙作を投下したあとで、じっくり読ませていただきます・・・。
十四之巻「燃える竜胆」
「凱鬼・・・。」
「・・・なんです?」
「ありがとう。」
「・・・礼には及びませんよ。ミチビキと一先ず逃げてください。」
アカツキは力なく頷くと、ミチビキに肩を貸してもらって立ち上がった。
ゲロゲロゲロォ!
一匹のガマがアカツキに跳び掛かった。それを合図とするかのように残り数十匹のガマも、非力となった鬼に群がる。
刹那。
バシュッ・・・! ボォン!!
小規模な爆発で大気が震えた。ガマ達は、とてつもない悪寒を感じて立ち止まった。
先頭を行った一匹の子ガマが塵へ還ったのだ。
「テメェら・・・。どこに目ン玉つけてんだ・・?」
凱鬼が鬼爪を剥きだし、隈取は若干吊りあがり、怒りを顕わにしていた。
「人間様・・・ナメんなよぉ・・?」
ハァァァァアアア・・・!!!
凱鬼は口を開け、ガマにむけて鬼火を放った。
ガマの分泌腺からは常に少量の油が出ている。そこに引火させるのは、古来から受け継がれてきた方法だ。
火だるまと化した子ガマたちが暴れ回り、草にも火が点いて焼け野原になろうとしていた。
それでも凱鬼はひるむどころか、気を集中させた。
「やっと・・・周って来たぜ俺の出番!!・・・・ハァァアアア!!!」
ボォッ!という音を上げて、凱鬼の体から蒼い炎が舞い上がった。
「・・・・・・・ラァァアアッ!!」
炎を掻き消し表れた凱鬼は、目を奪うほどに端麗だった。
身体は常に蒼き炎の気を纏い、その姿は触れるものに火傷を負わせるという、竜の胆のそれである。
故に、その姿の凱鬼はこう呼ばれた。
「凱鬼・・・! 竜胆・・・!!!」
瞬間、凱鬼は跳躍した。
「セェェエエイ!!」
蒼い炎の燃え立つ草原を竜胆の鬼が疾走する。
一匹々々のガマに一打の音撃を喰らわせながら。
そのときもう一人、女鬼が現れた。導鬼である。
二人は互いに背を合わせ、固まった。
「早かったな。」
「ええ。ジンキさんとイツキさんが応援に来てくれたから。」
「そうか・・・。」
「凱鬼、いくよ。」
「ああ。」
二人は同時に跳んだ。凱鬼は音撃棒の鬼石から炎を出現させた。
鬼棒術・焔薙と呼ばれる薙刀の術である。
凱鬼は圧倒的に長いリーチを上手く利用して、次々に子ガマを薙いでいった。
対して導鬼も、烈虎の鬼石製の糸引きから長い白刃を気で形成していた。
初めは辺りを埋めつくすほどだったガマの数も次第に少なくなり、残りは親を囲む十数匹になっていた。
「導鬼・・・。子は任せた。」
「了解。」
阿吽のように、息のあったコンビネーションだった。
凱鬼は子ガマを数匹、爆発四散させると親ガマに音撃鼓を貼り付けた。
導鬼も子ガマを白刃で串刺しにすると、バックルから撥を取り出した。
グゥワ!
「音撃打!! 蒼爆瑠紺之型ァ!!!」
ドドン!
「音撃斬!! 弦断!!」
ベベン!!
親ガマは爆発四散し、子は全て導鬼の音撃で真っ二つに斬られ塵へ還り、草の火も燃え尽きた。
ジンキは丘の上の人影に目を凝らした。
それは紛れも無く顔のみ変身を解いたカチドキとミチビキだった。
―― やったか・・。
「アカツキ、二人が帰ってきたぞ。」
とイツキが言うと、横にされていたアカツキは目を開けて丘の方角に首をむけた。
少しわき腹が疼いたが、昨夜のように激しい痛みでもなかった。
カチドキはアカツキの傍に行くと、あちこちに巻かれた包帯をみて一瞬、声を詰まらせた。
「・・・ジンキさん、イツキさん・・アカツキさんの傷は・・・。」
押し黙る二人。すこし遅れて来たミチビキも、その空気を察知した。
「・・・・・肋の骨が何本かイっちまってらぁ・・・。」
「専門家ではないから、断言はできないがな。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・ッソ!」
「カチドキ・・・。」
アカツキが似合わないほどの、か細い声で呼んだ。
「あの・・ときに・・・お前が来なかったら・・俺はもう・・この世には居ねぇさ・・。」
「・・・アカツキさん・・あまり喋らないでください・・傷に障ります・・。」
「心配ねぇよ・・娘の幸せ・・見届けるまでは・・死にゃあしねぇ。」
「・・・・・。」
「命拾い・・させてもらうぜ・・・。」
そのとき確かに、アカツキは笑っていた。その笑顔が逆にカチドキを締め付けた。
「一真くん・・・。」
「・・・・・。」
「父さん・・・。大丈夫かなぁ・・?」
「・・大丈夫に決まってる。」
「そうだよね・・。」
そのとき、一真の携帯電話が着信を告げた。
心に剣〜♪ 輝く勇気〜♪ あ〜しt ピッ!
「・・・もしもし?」
その電話は、2日前から猛士総本部へ会議のために出向いていた、坂本支部長だった。
「あ、一真くん?俺だけどさ。いまそこにカチドキくん居るかな?」
「あ・・今は・・・。」
一真は支部長に、アカツキが病院を抜け出して怪我を負っているのに、一人で魔化魍退治へ向かったことを説明した。
「え・・アカツキさん大丈夫なの!?」
「まだ分かりません・・。でも兄とミチビキさんが近場で活動していたので、多分大丈夫なんじゃないかと・・・。」
「うぅーん・・弱ったなぁ・・。」
「向こうから連絡があったら、俺が吉野に電話します。」
「うん・・よろしく頼むよ。 それと、会議がもう少し長引きそうだから、帰りは明日の夜になるからね。」
「はい、分かりました・・・。」
一真は電話を切ると、ポケットにしまった。
「父さん・・。怪我してるんだから、いつもの病院に運ばれるハズだよね・・・。」
「・・・まぁ・・そうなんじゃない・・・?」
「・・・一真くん、バイクの運転できる?」
「え゛・・・。」
「裏口に、父さんのバイクがあるの。 多分、キーも刺さったまま・・・。」
「・・・・・。」
「・・・一生一度のお願い。」
結局、一真は生まれて初めて法を犯すことになった。
十四之巻「燃える竜胆」
十二之巻「携える誇り」
「バッテリー切れだ……」
ディスクアニマルの連続稼働時間には限りがある。純友が組み立ててからそう長い時間は
動かしてはいないが、元々チャージ不足だったのだろう。消炭鴉で助けを呼べる、という
希望が一瞬で消え去り、純友の目に再び涙がにじんだ。
「泣くんじゃねぇよ、きっとそのうちダンキさんが来てくれっから」
大洋は言ったが、傍らで横たわっている「歩」の三井に不安そうな目を向けた。
穴に落ちた時に負った傷が熱をもったのか、目を閉じたまま異常に汗をかいていた。
「急がねえとやべえかも──くそッ」
大洋は岩壁に八つ当たりで拳を突き入れた。
しばらく泣いていた純友だったが、具合が悪そうな三井を見て、なんとかしなければと考え
はじめた。
深く暗い穴の底に、一人の大人と二人の少年の他にあるのは、変身音叉と壊れた茜鷹と、
バッテリー切れの消炭鴉だけだった。
(ダンキさん、みどりさん、すみません。ぼくじゃ、どうにもできません……)
何か無いか、上着やズボンのポケットを探るが、携帯電話やハンカチなど、ありきたりな
ものしかない。
ガチャリという音で、純友は、上着の内ポケットに入れたままにしていた、みどりから
もらった携帯用の工具ボックスに気づいた。
「た……大洋。携帯電話出して」
「電波入んねーぞ」
「ぼくのも持って、それでぼくの手元を照らして」
広げたハンカチの上で純友は、工具を使って消炭鴉を分解していった。
「何すんだ?」
「前に講義で、みどりさん言ってた。空中用のディスクアニマルは、モノが違っても
パーツに互換性を持たせているって。だから……」
今度は大洋のハンカチを借り、純友はその上で茜鷹を分解していった。魔化魍の攻撃で
破損したらしい部品を取り除き、消炭鴉の部品と交換していく。
「──出来た」
純友は手の甲で汗を拭った。もうすっかり日も暮れて、上方に見える穴の向こうに、
夜空が見えた。深い穴の底で大洋が音叉を鳴らし、茜鷹の起動を試みた。赤く色づいた
ディスクががたがたと震えたが、そこから先が進まない。
「ダメか……」
純友も、大洋もあきらめかけた時、ディスクが展開し、鷹の姿に変形した。
「「やった!!」」
二人が同時に叫ぶ。
「頼んだぞ!」
大洋の声に答えるように鳴きながら旋回し、茜鷹は穴の外へと羽撃いていった。
それから、長い、長い時間が経過したと思ったその時、上から声が降ってきた。
「無事か、見習い!」
「ダンキさん!」
純友が時計を見ると、茜鷹が飛立ってからまだ十五分ほどしか経っていなかった。
ダンキは、驚いたことに自分から穴の中に飛び降りてきて、難なく底に着地した。
「え? ダンキさんまで下に降りてきちゃあ──」
言いかけた大洋を背中から抱え上げると、ダンキは言った。
「お前をこのまま上まで投げ上げる。しっかり着地しろよ」
言うと、人とは思えぬ力でダンキは大洋を夜空へ向かって投擲した。
「うわぁぁぁーっ」
大洋は悲鳴と共に窪地の外へと消えていった。
「よし、次はおまえだ、『銀』見習い」
大洋と同様にダンキに持ち上げられ、次の瞬間視界にあったものが下に流れ去り、
純友の体は穴の外の傾斜地に投げ上げられていた。土の上に倒れ込むと、大洋が手を
伸ばして純友を助け起こした。
「見習い、ちょっとそこから離れてろよ」
下方から声が聞こえ、二人は傾斜地を上へとよじのぼっていった。
「離れました!」
大洋が叫ぶと、「歩」の三井を両手に抱えたダンキが暗い穴から跳び出てきた。
「す、すげぇ……」
思わずそう漏らす大洋に、ダンキはニカッと笑って言った。
「鍛えてんだよ」
ダンキと大洋は三井を病院に送るために、ダンキの車で病院に向かった。
そして、純友はみどりの車に乗車して、帰りの高速道路を走っていた。
「よくやったね、純友くん」
ここまでの車中、事の経過を話すと、みどりは笑顔で褒めてくれた。
「へへ……」
泥だらけの顔で純友は言った。
「みどりさんの教えと、みどりさんにもらったツールボックスのおかげです。
ありがとうございました。──し、師匠」
言うと、みどりが黙り込んだ。どうしたのかと思って純友が運転席を見ると、
彼女の横顔は少し涙ぐんでいた。
「あ……え!? ぼく何か、まずいこと言いました?」
途端にうろたえる純友に、潤んだ声でみどりは言った。
「うれしいこと言ってくれるな、と思って。純友くん、『銀』目指してくれるんだ」
「『銀』には『銀』の戦い方がある。そう教えてくれたのは、みどりさんです。
ダンキさんのように音撃武器で戦うことはできないけど、ぼくはこれで戦える」
そう言って、純友は取り出したツールボックスに誇らしげに手をあてた。
「今日のことで、ぼくにもできる人助けがあるって、わかったんです。
だから──お願いします、師匠。ぼくをあなたの弟子にしてください」
車を都内へ走らせながら、「お任せあれ」と得意げにみどりは言った。
そしてしばらくして、気がついたように言った。
「純友くん、大洋くんたちを探しに行って、自分も穴に落ちちゃったんでしょう?
その前に私に連絡してよ〜、もう」
「あ、すみません……」
「その服の泥、どうにかしないといけないし、とりあえず一旦『たちばな』に行くわよ。
そしたらそこで──始末書、書こっか」
夜の高速道路を走る車の中で、純友はしくしくと泣き出した。
「冗談だから、泣かないで〜」
というみどりの困ったような声も純友の耳には入らず、泣き声が道路に尾を引いていった。
十二之巻「携える誇り」了
一之章「鬼」完
次回予告
「急な話なんだけど、ザンキくんの弟子の戸田山君ていう『と』が、今日『鬼』として
デビューすることになったって」
「あのとき近くで乱れ童子を追っていたイブキって……アンタか」
「──イブキさんは、あなたより目上です。言葉遣いを改めてください」
見習いメインストーリー 十三之巻「巣立つ徒弟」
129 :
名無しより愛をこめて:2006/11/11(土) 19:56:24 ID:yT+DJL2NO
今『威吹鬼伝』というものを構想しています。テレビシリーズ最終回以降の話で、イブキとあきらをメインにした内容にしたいと考えています。イメージは後半のヘタレになってしまったイブキさんではなく、前半の若いながら熟練した戦士で描きたいと思っています。
↑だからsageようよ。
>>129 イブキ&あきらのコンビが大好きだったんで、すごく楽しみです。
ぜひ頑張って下さい!
132 :
名無しより愛をこめて:2006/11/12(日) 07:00:56 ID:jlI0stbF0
数年前の2chならともかく、今頃sageにこだわる奴って一体何なんだろうな。
ageると荒らしがやってくるなんて一体いつの時代だよ
↑こういう奴居たなあw
なんだこの流れ。まったりいこうよ。
↑もうしばらくは投下がなさそうなんだから、雑談でもしとかないとダメじゃん。
>>134 お前、前スレで新規投稿しようとしてた人に
sage禁止とか書いてるな
古ぼけたアパートの自室に灯りを点け、スーパーの袋をこれまた年季の入ったテーブルに置いた。
留守電のメッセージは13件。別れた妻から養育費をせがむ話が7件、ツケが溜まっている呑み屋達から5件、たちばなから1件――これは解決済み―― 間違い電話が1件だった。
数日振りにテレビを観ながら、スーパーの惣菜を突き、特売630円のモノと間違えた980円の2gパック酒をコップに注ぐ。
深夜番組は、名前も知らないアイドルと若手芸人を延々と映しているが、彼はその笑い声も、ご丁寧に絶え間なく挿入され続けるテロップも見聞きしていなかった。
一仕事を終え、終業間近に無理を言った銭湯で一汗流し、一人で帰宅し、手酌酒を続けるだけの彼に、夜の静けさは寂し過ぎた。
‥‥俺には、何があるのだろう。
最近、そう思うようになってきた。もういい歳だし、ここ1年程、魔化魍を倒した記憶がない。専ら若いやつらへの場繋ぎか、「経験」を言い訳に不特定な地域へ赴くしかなかった。
そして、敗け続けている。
俺には、何があるのだろう‥‥
すぐに思いつくのは二つ。
酒が強い。だが、これは仕事に何の影響も無いし、これが原因で今侘しく一人安酒を喉に流し込むしかなくなっている。
もう一つは‥‥ 17年鬼でいる事。それだけだった。
‥‥そろそろ、「交代」かな。
そう思いふけっていた時に電話が鳴った。受話器を取ると、若々しい声が「お疲れ様です」と言ってくれる。
「‥‥ちょっと、話があるんだが‥‥‥‥」
――サバキが引退する、前日の事だった。
俺の考えた鬼
仮面ライダー愛鬼 (本名 相田 藍子) 20歳
音撃弦 「烈愛」 音撃震 「愛舞」 必殺音撃 音撃斬 「愛人激震」
時期と場所
2007年から関東に所属。
後に東北支部に回されるが東北はつまらないからと言う理由で鬼を引退。
イケメンとケータイをこよなく愛するギャル鬼。
自分の鬼弦はキティちゃん風に改造、DAはデコシールはりまくり。
合コンが入るとシフトを無視して合コンに行ってしまう困った人。
ケータイでメールを打ちながら魔化魍を倒せるほどの強さを持っているが、
感情のムラが激しく、結果は残せていない。
師匠だった恋鬼より「恋鬼」の名を継ぐようにいわれるが、
「恋するよりも愛が欲しい」との理由で愛鬼を名乗る事になった。
イメージキャラ ギャル曽根
それじゃあ師匠の恋鬼さんが赤坂女史になるのか?w
ヌコDAでも考えるか…
東北はつまらないてwww
このスレでどっかに、東北魔化魍は強いとか言う設定があったような・・・。
鋭鬼SSだったっけ?凱鬼SSでもそんなこと言ってたかな。
食費がすごそう。
142 :
ある日の野獣:2006/11/14(火) 18:58:26 ID:67eanLjAO
ラルフ「へぇ〜愛鬼ちゃんっていうんだ!」
ミハイル「可愛いねぇ!」愛鬼「そんな事ないですよぉwそれにアイでいいですよぉw」
大地(…いや、コードネームだし)
ミハイル「この後俺達と食事行かない?」
ラルフ「グッチおじさんのイタリアンとか嫌い?」
愛鬼「パスタ大好きですぅw」
大地(お前達給料飛ぶぐらい大食いだぞ)
ミハイル「で変身アイテムを携帯にしたいのね」
愛鬼「だってぇ、変身鬼弦ってぇ可愛くないもん!」
ラルフ「変身波長を発生させるだけだから簡単だけど、何かお気に入りの携帯ある?」
愛鬼「コレなんですけどぉ、アカネタカ飛ばしてたら誰かが投げ捨てたのかぶつかってきたんですぅ!真っ赤なボディの金色の特大アンテナがギザカワユスww」
一同「……」
そのころ天道「…どうして来ない!カブトゼク(ry」
143 :
名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 19:27:34 ID:sH1WhwJD0
いくらなんでも響鬼の世界観からずれすぎな気がするが・・・。
そんな軽い気持ちでやる仕事じゃないだろ、鬼ってのは。
鬼としての覚悟とライフスタイルは
別物と考えて好いかと思います。
でないとヘタレ京介が短期間に変身体になったりが
無理です。劇場版歌舞鬼や西鬼しかり。
ヤンキーや極道っぽい鬼が既に出てますよね!
たぶん、アイキ(?)はムキムキの男前が好きなのですよ、と。
まぁ、なにかしらの出会いとか、内に秘めた想いのあるキャラなんじゃない?
イブキだって初登場はキザな奴と思われて、その次には単なる天然だと思われたけど、
オオナマズの回で、ああ・・やっぱり鬼なんだなって感じさせられたワケだし。
>>140 甲信越から東北にかけては大蛇やカガチ、ムジナなど、強力な妖怪(=魔化魍)や一癖もふた癖もある妖怪伝説が残っています。
都市部の妖怪は多彩と思いますが、田舎に行くにしたがって地味ではあるがえげつない力を持ったものが多くなるかと。
>>142>>144 京介をヘタレ言い切るのはどうよ。少なくとも最終和の彼は基本的な性格はおいておくとしても、鬼としての生き方は筋とおってたぞ。
劇場版は本編と一緒にしちゃいけないだろ。142の流れで書き続けるといろいろな意味で反感買いそうだな。
147 :
名無しより愛をこめて:2006/11/14(火) 23:23:30 ID:sH1WhwJD0
>>145 なるほど、物語の中で「軽いように見えてもちゃんと鬼なんだ」ということが上手く描ければ面白くなりそうだな。
前回は
>>124から
十三之巻「巣立つ徒弟」
高尾山中で鬼と魔化魍の戦いに遭遇した二人の少年が、猛士の見習いとして研修を
受けはじめてから三ヶ月。
ゴールデンウィークの最終日、二人は二週間ぶりに研修のため「たちばな」を訪れた。
先週の研修は、みどりの所用のためお休みだった。
地下の設計室で机につく純友は、「銀」を目指すことが決まり、意気揚々としていた。
その隣の席につく大洋のほうは、先月の小菅での遭難の件で当分のあいだ現場研修への
参加停止を命じられ、少々沈んでいた。
「オメーはいいよな……」
首から下げた消炭鴉のディスクを楽しそうに見ている純友を横目に、大洋は言った。
「なんだよもう。なんだか皆、今日は暗いなあ」
関東支部全体が暗い雰囲気につつまれているなかで、一人だけ妙に浮いた感じで
喜々としながら、純友は言った。
先程のれんをくぐった時、ちょうど客足が途切れた時だったらしく、静かな店の中で
香須実、日菜佳の姉妹がテーブルを拭いていた。いつもさばさばとして凛とした雰囲気の
香須実も、堅苦しいくらい丁寧に挨拶をしてくれる日菜佳も、今日はなにやら神妙な
面持ちをしていた。
「今日、何かあったんですか?」
純友が訊くと、みどりもいくぶんトーンダウンした様子で答えた。
「ザンキさんっていう『角』担当さんが、今日で鬼を引退することになったの。
これまでの戦いで体にあちこち故障が出ていて、それでね」
今月のみどりの講義は「鬼」についてだった。
「役職でいう『角』だけど、『角』は他と違って特別なのね。魔化魍との戦いの
最前線に出る役職だから、見習いの時点で保険とか手当とかいろいろと支給がつくし、
それで『角』の場合は見習いさんもただの見習いじゃなくて、『と』っていう呼び方
があるの」
「将棋の『歩』の裏の『と金』のことですよね。ぼく学校で将棋部ですから」
いつもより口数も多く、元気に純友は言った。
「うん。『歩』が昇格したっていうイメージと、あと徒弟の『徒』をかけてるのね」
「あの……『銀』は? 『銀』の場合もそういうのあるんですか?」
純友が目を輝かせて訊くと、みどりは笑顔であっさりと言った。
「いや、特には」
「え? ……あの、正式に『銀』目指すことになりましたし、なんかちょっとその、
そういうのは……」
「役職名なし、福利厚生その他、特に変更なし。まあ、気持ちの問題かな」
明るく言うみどりに対し、一気に意気消沈して純友は言った。
「気持ちの問題……はあ、そうですか……」
「師匠の鬼さんから免許皆伝を受けた『と』は、鬼としての登録が義務づけられています。
必要な書類は、『鬼登録票』、『鬼登録証』、『武器管理票』、『車両登録票』の四つ」
みどりはホワイトボード上に四つの書類の名前を書いていった。
ここで本音をぶちまけてみる。
正規の主人公が女性鬼のSSを待っていた!!
(鋭鬼SSじゃ吹雪鬼さんが陣取ってたケド・・・。)
「鬼になると、鬼としての名前で呼ばれるようになるのね。君たちが知っているダンキ君とか、
ヒビキ君とか、あと名前だけならイブキ君も聞いたことあるよね。みんな、名前の最後に『鬼』
が付いてるってわかるかな」
現在、猛士には全国支部合わせて百十九人の鬼が所属しており、彼らは大別して太鼓の鬼、
管の鬼、弦の鬼に分かれているという。
「ダンキ君とヒビキ君は太鼓の鬼。イブキ君は管の鬼で、今日引退が決まったザンキさんは
弦の鬼ね」
休憩時、席を外していたみどりが、緊張した表情で戻ってきた。
「どうしたんスか?」
大洋が訊いた。純友は、最初のうちハイテンションだった反動か、「銀」見習いとしての
待遇が特にいままでと変わりないと知ってから、やや無口になっていた。
「急な話なんだけど、ザンキさんの弟子の戸田山君ていう『と』が、今日『鬼』として
デビューすることになったって」
「いいなあ……鬼」
大洋がうらやましそうに言った。純友は、暗い表情で机についていた。
今日の実技研修は、音叉でディスクを挟んでの、ディスクに記録した音声の再生だった。
「こうやって集めてきた音を聞いて、魔化魍を見つけるのね。現場研修でダンキ君が
やってたと思うけど」
「ああ。……また行きてえな、現場に」
大洋は音叉で挟んだディスクを回転させながら笑って答えたが、純友は無口だった。
その日の研修が終わり、純友と大洋が地上への階段がある猛士の間に出ると、純友たち
が入ってきた時とは一転して、関東支部の面々はおめでたい雰囲気で一杯になっていた。
その中には、純友たちの知らない二十歳くらいの青年と、ひとりの少女がいた。
純友たちに続いて猛士の間に出てきたみどりが訊いた。
「戸田山君、デビュー成功ってことね?」
「はい」
机についていた若い青年がものやわらかに言った。おだやかだが、その陰に揺るぎない
強さを感じる。
「アンタ、鬼?」
ぶっきらぼうに大洋が訊くと、青年は笑顔で答えた。
「僕はイブキ。きみたち、小菅でダンキさんと一緒だった見習いさんでしょ?」
「あ」
大洋はあの日の、日菜佳との電話の内容を思い出した。
「ああ、あのとき近くで乱れ童子を追っていたイブキって……アンタか」
「こっちは僕の弟子のあきら」
紹介されて、机のそばに立っていた少女が静かに言った。
「はじめまして、天美あきらです。──イブキさんは、あなたより目上の方です。
言葉遣いを改めてください」
「なんだと!?」
カッとなって大洋は言った。むき出しのナイフのように凶悪な雰囲気で自分を
睨みつける大洋を、あきらは一歩も引かずに見上げた。
十三之巻「巣立つ徒弟」了
次回予告
「──自分の生きる道を自分で決めた。それって、とっても凄いことだと思うぞ」
「城南……?」
「気に食わねえ!」
「……っていうかなんできみ、橘さんのメルアド知ってるのさ」
見習いメインストーリー 十四之巻「正す礼儀」
>>146 別に反感は受け取り方で構いません。
但し、ヘタレ京介〜のくだりは鬼の鍛え≠精神成長との考えです。
鬼=悟った坊さんみたく考えると
これまでの鬼SSで鬼の苦悩全否定になりそうです。
おぼろげな記憶で自信無かったけど
バイクスレで裏とれた。
8耐で仮面ライダーチームレース監督の
宮城光さんが関西ハードロックの大御所
アースシェイカーでドラム叩いてたとは!
響鬼本編で太鼓の鬼で客演して欲しかったなぁ…
俺の考えた鬼
仮面ライダー飯時鬼 (本名 目黒 めだか) 28歳 男
音撃管 「突風」 音撃鳴 「胡蝶嵐」 必殺音撃 音撃射 「爆風一気」
時期と場所
2000年ごろから関西に所属
三度の飯のインターバルでたこ焼きを食べまくるほどの大食い。
その為、鬼に変身してもデブのままだが、動きは風の属性だけあって機敏。
童子たちとの「…ブタか?」「鬼や!」と言う掛け合いは、もはやお約束。
関西一の管使いだけあって、「爆風一気」で倒せない敵はいなく、
他の支部で手に負えない魔化魍が出たらよく出向しているため、各支部に顔なじみが多い。
太っているのは只の肥満ではなくエネルギーを蓄えているらしく、「爆風一気」を放った後は、
ガリガリのスレンダーボディになるが、その後また食べるのでその姿を知っているものは少ない。
ボケもツッコミもこなせ、一発ギャグのレパートリーは技よりも多い。
鈴木という名のサポーターがいるらしい。
イメージキャラ
飯時鬼 通常時 塚地さん(ドランクドラゴン) 爆風一気発射後 速水もこみち
サポーター鈴木 鈴木(ドランクドラゴン)
紆余曲折あって作品を投下する場所ができて、久し振りに鋭鬼SSも読めて、俺としてはうれしい限りだが‥‥
>>542の言葉を借りると、現状では、スレタイに納得いかない人が出ている。俺は「響鬼SS総合スレ」でいいと思うけど。
納得いかない人たちは、もう見限って去っていってしまったのかどうなのか、次の次のスレタイに関する議論とかがさっぱり途絶えてるんだけど、この次は「響鬼SS総合スレ弐乃巻」とかでいいんだろうか?
159 :
158:2006/11/15(水) 18:59:57 ID:yNEr2kHz0
スマソ。
前スレに書こうとして、間違ってこっちに書き込んでしまった‥‥
>>154 鬼が悟ってるなんて書いた覚えはさらさらないし。
京介は京介なりに成長を遂げていると書いてる。
それと京介は少なくとも任務放棄はしないんじゃね?任務放棄すると無制限に人が死ぬと思うんだけどね。
ライフスタイルで任務放棄して無辜の人が死んでも無問題?それが鬼としての覚悟なん?
そういう意味なんだがね。
>>160 そうそれ、任務放棄やシフトに我が儘は
確かに任務に対する覚悟として
違和感あったのは自分も同意です。
しかし、自分はある程度の遊びが必要と考えてます。
自分の駄文言い訳と捉えるならROMに戻ります。
あまり制約強制の流れになるなら
職人さんに余計なプレッシャーになるんでは?
しかしこの辺りの討論止ませんか?
善いこと書いてるのに、あなたを構って厨と感じてるのも事実。
箇条書きでアピールしてくれれば
住人さんがどれに賛同して
どれに異論を持つか判りますよね!
自分もかなり自問自答して
良い進歩があなたのおかげで出来たと思います。
163 :
猛る詩:2006/11/16(木) 23:21:34 ID:9qFEvBvD0
「煩う天使」
私は彼を男として見なかった。
かんたんに言えば、可愛い弟分のような感じ。
小さい頃から私を頼ってきた。
でも・・・。
近頃は私のほうが彼を頼ってきている気がする。
いつの間にか、彼は男としての生き様を歩んでいた。
あの人は今まで出会った人の中で、一番の大喰らいだった。
から元気なのがあの人の取柄だった。
でもあるとき、あの人の体の自由は利かなくなった。
それまでの大喰いは、まるで夢だったかのように面影すらも見せなかった。
そのとき私は、あの人のリハビリを助けてあげたかった。
でもあの人はそれを拒んだ。その気持ちも分からないわけじゃない。
でも私は未だにそのときの虚しさを覚えている。
164 :
竜宮:2006/11/17(金) 04:04:23 ID:1XgIC8Ib0
「明日夢十夜」第五夜、投下させていただきます。
スレのタイトルが変った時期に微妙な内容かもしれませんが、
SSの形にまとめるのに時間がかかっただけで思いついたのはしばらく前です。
裁鬼メインストーリーSS様、剛鬼SS様、用語集サイト様、まとめサイト様に特にお世話になってます。
165 :
竜宮:2006/11/17(金) 04:08:03 ID:1XgIC8Ib0
第五夜「闘茶(ちゃかぶき)」
(裁鬼メインストーリーSS様最終章完結までの話と設定、剛鬼SS様、設定を貸していただきました。)
こんな夢を見た。
「合格祝いだよ。少年」
以前、合格知らせにイブキ達のキャンプに来てくれた時、少年のために特性仕立てにしたやつを美味しいって言ってくれただろ。
そう笑ってヒビキさんがくれたお茶。もったいなくて、ありがたくて、なかなか飲めなかったヒビキさん特製ブレンド茶の袋。
高校入学の準備も整い、桜の最初の蕾を見つけた今夜は、なんだか、このお茶を飲んで眠りたくなった。とても良いことがありそうで。
もらったお茶は少し不思議な香りで、温かく、ほろ苦く、すぐに眠りに誘われた。
(あれ?)
夢の中は、想像していたものとは違っていた。すごく寒い。降り積もる雪。鍾乳洞のような場所に居て、光がかすかに差す方を見ると、外は荒れ狂う吹雪。
『蛇帯(ジャタイ)に気をつけな。あれは弱い心が大好物だからな。目覚められなくなるぞ』
聞き覚えの無い力強い声が聞こえた。あたりを見回しても誰も居ない。
ズシン、ズシンと吹雪の向こうに音がして、あわてて暗がりに身を潜めると、入り口のすぐ近くを巨人のような魔化魍が通り過ぎていった。巨大な体がきらきらと銀や黒紫に光り、雪かなにかが巻きついているのかと思った。
「あ?!」
思わず声を押し殺す。巨人魔化魍に抱えられたまま動かない鬼が見えた。角がたくさんあり、獅子のように見える。
「鬼がやられている。誰だろう?あの人は?」
思わず口走っていたのだろう。魔化魍がこちらに気付き、その手が何かを振り上げた。振り上げる音が大きすぎて何も聞こえなかった。ズバンと雪が吹き飛び、巨大な壁が、体の際に落ちてきた。天井の岩盤が切り裂かれ、岸壁が明日夢すれすれに積み重なっていた。
(ひえ〜〜)
積み木細工のように落ちた岩盤の陰に隠れていても、もう頭上はすでに吹雪く空だけ。しかも魔化魍はまたなにやら投げつけてきた光るものをなにやら手繰っている。それが帯のようなものだと気付いたのは、もう一度振り上げられ、狙いを定めて振り下ろされた時。
(潰される!!)
逃げられない。足がすくんで動かない。恐さのあまり目を瞑った時、温かいお茶の香りがした。
(「少年!」)
響鬼さんの声が聞こえたような気がして、足が動いた。
かじかんだ体を倒れたままごろごろと転がし、やっとの思いで帯の一撃から逃れた。
落ちていた岩盤は今度こそ粉みじん。そして助かったものの、もう隠れ場所は無い。
巨人魔化魍の姿がはっきりと見えた。吹雪かれて長くうねる黒髪が見えた。顔も体も全身がくまなく光る包帯のような帯で覆われ、戯画化されたミイラのようだ。
巻いてなお余る帯があいつの攻撃武器なのだ。と、分かっていても、どうしたらいいのかが分からない。
スロー再生のように振り上げられた鱗のような模様の帯から、本当にサラサラと鱗が落ちてくる。光る鱗が小さな刃物のように降りかかってくる。目を開けていられないのに、鱗達が伸びたり縮んだりして、まるで蛇腹(ジャバラ)のおもちゃのように空を這い回りだした。
(ヒビキさん。いい夢見れませんよ〜!!)
「苦シイ」「痛イ」「眠リタイ」「イナクナッテシマエ」
化け物の鳴き声ではなく、まるで学校で耳にするような同年代の声に聞こえた。鱗達は蛇腹に変り、血の涙を流しながら、明日夢も同じ言葉を胸の中で叫んだ覚えのある、苦しいうめき声を上げている。
(人間の声?)
埋もれている雪よりもさらに冷たい恐さが喉もとを這い上がってくる。ここはどこだ?本当に僕の夢の中なのか?!そう叫びたかった。
ギュンと帯のようなものが襲い掛かり、逃げるまもなく縛り上げられ、高く高く持ち上げられた。
巻きつかれた感触は鉄製のメジャーのよう。母の着物姿の時の帯ような、硬いけれど絹の感触を想像していたら、巻きつくたびに、キシリ、キシリと折れ曲がり、建てかけの荒ら地で工具屋さんの使っていた道具のようだ。
キシリ、キシリと刃のように鋭く巻きつき、夢の中なのに、ちりちりと服が裂かれてほつれてゆく。
締め付けられすぎて腕から血の気が抜けてゆく。胸が押さえつけられすぎて息ができなくなってくる。
ジェットコースターの落下前のように高く高く持ち上げられ、淀む空気の中を、蛇腹達の声がユサリ、ユサリと這い回り「落チロ、落チロ」と叫びあう。
もう帯の付け根は点のようにしか見えない。あの巨人魔化魍は点にすら見えない高さ。少しでも身をよじれば、叩きつけられて死んでしまいそうだ。
(助けて!ヒビキさん!)
蛇帯の先端が明日夢の額に触れた。
すうっと何か大切なものが吸い取られる気がした。
(ヒビキさん!あれ?ヒビキさんって、誰だ。僕は?)
めまいがして、吐きそうになった時、力強い声が聞こえた。
「音撃斬!閻魔裁き!!」
自分を締め付けてい帯が外れ、落下する体を鬼が抱きとめてくれていた。
自分を締め付けていた帯が外れ、落下する体を鬼が抱きとめてくれていた。
「あ…?」
さっき見た獅子のような鬼だ。
「おちおち気も失っていられねえぜ」
軽口を叩きながら、鬼が明日夢を雪の中に降ろしてくれた。
あんまりその言い方が物慣れたふうで温かくて、ほっとして、気が緩んで、涙が出そうになった。
奪い取られかけていた記憶が一気に戻ってきて、喋れなかった。
四本角の赤い鬼。響鬼さんじゃない。身に付けているのも変わった形のギターだ。
だけど同じようにやさしくて強い。(ような気がする。さっきやられてたから…)
「どうした?少年。男は泣きたい時でも歯をくいしばるもんだぜ。なぜ、こんなところに居るんだ?」
「すいません。僕、眠っていたはずなんですけど……」
「話は後だ!ここで待ってろ!」
蛇腹達の押し寄せる波をかいくぐりながら、鬼は魔化魍に向かってゆく。
蛇腹達が鬼を傷付けても、疾風のような速さで、その両手をただ魔化魍にだけ伸ばして進んでゆく。
「今度こそ……」
魔化魍は蛇帯でぐるぐる巻きの体から無数の傷を持つ手足をさらす。長くほつれた黒髪をたらし、その黒髪が生き物のように鬼を襲う。
鬼が音撃を振るうたびに、髪や蛇帯から鱗が散り、悲痛な叫び声をあげる。
「許してくれ」
そのことばを呟く刹那(せつな)、隙が生まれた。
鬼が蛇腹に変化する前の鱗を叩くと、砕かれた鱗が雪に落ち、落ちた場所から茨(いばら)が伸びた。
伸びた茨が鬼の全身を檻のように囲い込む。
「助ケテ」「助ケテ」「死ニタイ」「死ニタクナイ」「心ガ寒い」「凍エルヨ」
鱗の茨や蛇腹達の声はか細く、明日夢と同じか、もっと幼い子供の声に聞こえる。
鬼が蛇腹の声に音撃を振るいかねているのを見取ったか、物言わぬ魔化魍は嬲るように蛇帯を何度も振り回してくる。
蛇帯は茨を空気のように通り抜け、そのたびに鬼は機敏な身のこなしで帯をかわすが、その差ははらはらするほど紙一重。
かわすたびに狭い檻の中で茨に刺され、体を傷付けてゆく。魔化魍は力まかせの攻撃を切り替えたか、帯の先端を鬼の体に当てようとしてきた。
「気をつけて!あの蛇帯の先端に触れられたら、記憶も意識も吸い取られます!!」
だが、蛇腹達が群れ、鬼の足をすくった。バランスを崩して雪に手を付けようとした時、蛇帯の先端が鬼の体に触れた。
「!?」
おぼろげに鬼の左肩がかすみ、かじられたかのように消えた。
(なんで?記憶だけじゃなく、体まで奪うのか?!でも僕は大丈夫だったのに)
『ここは、あいつの夢の中だからな。入り込んだ悪夢や悪夢使いの魔化魍に傷付けられれば、あいつだけは本当に消えちまう』
最初に聞いた力強い声がした。あたりを見回したが、声だけで姿が見えない。声は本当に耳傍に聞こえるのに。
「なぜ、あの茨や蛇腹達を先にやっつけてしまわないんですか?!このままじゃ、あそこで死んでしまいます!!」
『お前だってもう気付いているだろう?ここは夢の迷宮だ。浅い夢、深い夢がさ迷っている。あの蛇腹達はお前ぐらいの子供が夢の中で苦しんで飛ばしているんだ。』
『そして、あいつは子供の痛みはほっとけないから、よけい迷っちまってるんだ。倒しちまえば、夢を見ている子供達まで傷付けちまうかもしれない、ってな。だからいつも清めきれないんだ』
(じゃあ僕はどうしてここに来たんだろう。いい夢が見れるような気がしてきた場所がここなんだろう)
檻の中に鬼の背中が見えた。黒光りする背、朱色の四本角。いろんなものを背負ってきただろう背中。その背中が辛そうに屈んでいる。
お茶の香りがした。よく感じればヒビキさんのブレンドとは違う。紅茶の香り。だけど、温かくて、勇気がわいて、幸せな気持ちにしてくれる同じ香りがした。
気が付いた時には走り出ていた。かっこ悪いほど雪に足を取られながら、何度も転びながら檻に向かって叫びながら走っていた。どうして吹雪はこう逆らうように吹き付けてくるんだ。恐いのにどうして僕は止まらないんだ!
「負けないでください!!」
蛇腹達が僕めがけてやってくる。恐くて声が震える。涙と鼻水まで出てきて、なんてかっこ悪いんだろう。だけど言わないままやられたくないよ。あんな辛そうな背中は見たくないよ。
「僕は鬼に助けてもらったから。命だけじゃなく、心まで助けてもらったから!!」
檻の中で鬼の体が光ったような気がした。
「僕も同じ苦しい言葉を何度も自分の夢の中で呟いたし、きっと、落ち込めばまた弱い心に負けてしまうけど。だけど、この世界に鬼さんたちが居てくれて、その背中を見てたら、ああ、僕もがんばるぞって思えたんです。」
「負けないでください!!自分の夢の中で負けちゃだめです!!」
天井から甘露。花びら?いや、ひらいた茶の葉。
鏡に映った映像のように鳥のさえずりが聞こえ、天井からぶら下がるように咲く花が見える。
「鬼さんこちら。手のなるほうへ」
やさしい、甘い声。
「春香……」
名も知らないその鬼が呟く。
蛇腹達が数多く襲ってくる。
「大丈夫だ。逃げろ、少年」
だめだ。
明日夢の体を鬼が持ち上げていた。
やわらかい靄(もや)のような光がその鬼に注がれる。
闇に光る蜘蛛の糸のように。
「ここからは俺の仕事だ。お前はこの糸につかまって、ここから逃げろ」
「だめです。一緒に登りましょう。」
助けに「蜘蛛の糸」が現れるなんて、さすが夢だ。芥川龍之介もお釈迦様もびっくりだ。とどこかでぼんやりと思いながら、必死で鬼にくいさがった。
「糸の重みは一人が限界だ。だが、お前が登りきっても糸が切れなかったら、また使える。あの糸は、まだ俺には登れない。でも必ず、お前の後から登るから」
渋る明日夢、迫る魔化魍。その時、宙をふわりと浮かぶ別の鬼が、少年に糸をつかませ、共に登った。青い四本角の、目の前の鬼と対になるようなよく似た鬼。
「あなたは?」
『俺は獏(バク)だよ。悪い夢を食べる妖(あやか)しだ。まあ、期間限定の予定だがな。
誰かと思ったら関東支部の明日夢か?あんまり幼いんで気付かなかったよ。』
(こんな鬼、僕は会ったことがないはずなのに。幼いって、そりゃあ、童顔だって言われるけれど……)
「さあ早く登れ!」
獅子のような赤い鬼には、もう一人の青い鬼の姿も声も感じられないようだった。
祈るように拳を額につけ、駆け出す姿が最後に見えた。
『ハハハ、お前、茶の香りに引き寄せられたな。でも助かったぜ』
笑うと、隆々とした逞しい手が、子供をあやすように明日夢の頬をはじいた。
『兄弟弟子は放っておけないからな』
(この青鬼さんと赤鬼さんは兄弟弟子なのか)
なぜか、自分もそのことを知っているような気がした。
『やせ我慢のあの鬼は大丈夫だ。同じくらいやせ我慢の天探女(あまのじゃく)で、感じぬものを感じとる力を持つ天探女(あめのさぐめ)が上で待ってるからな』
糸を登りきった光の中で、どこかの寝室が見えた。
紅茶のカップを眠る男の人の傍に置く、やさしそうな綺麗な女の人。
「石割君達もあなたの目が覚めるのを待ってるんだから、分かってる?」
紅茶の甘い香りが漂っていた。
「どう?ソウキさんのブレンドにずいぶん近付いてきたでしょう。彼、すごくがんばってくれてるのよ」
「やっと少しは俺の味に近づいてきたな。ゴウキ」
鬼の手が僕の体から離れ、登ってきた穴に吸い込まれるように消えていった。
(おわり)
蛇足:
夏目漱石の『夢十夜』をもとに、適当に私の頭に浮かんだイメージでパロディをさせていただいております。
各夜、違う設定のつもりで書いていますので、一夜完結、時々つながるかも、程度に読んでください。
送鬼(ソウキ)さんの設定を各SS様よりお借りしました。
「闘茶」は茶道の遊びで、中国から日本の中世頃に入ってきた茶の銘柄当てのゲームなので、
戦国時代の鬼が主役の話も考えたのですが上手くまとまらないのと、
裁鬼メインストーリー最終章完結で印象に残った部分と
本編八之巻「叫ぶ風」で明日夢くんがヒビキさんにお茶をすすめてもらってるシーンが
もし夢の中でつながったら?で、こうなりました。思いついたのはしばらく前ですが、用語集サイト様を見せていただいたり、まとめサイト様のSSを読みかえさせてもらっておこうとしているうちに遅くなりました。
(蛇帯(じゃたい)…女の怨みが帯に乗り移った妖怪ですが、この場合は嫉妬、苦しみといった夢を吸い寄せ、操る魔化魍。本体はたぶん地上、という設定で。)
天探女…『夢十夜』では、あまのじゃく、と読ませてありますが、アメノサグメという読み方もできて、人の心を読んだりできるそうで、これが訛ったり、本質を変えられてあまのじゃくになったのでは?という説もあるそうです。
芥川龍之介「蜘蛛の糸」…お釈迦様がたった一度良いことをした悪人を助けるために地獄に蜘蛛の糸をたらす話。
189 :
竜宮:2006/11/17(金) 06:35:22 ID:1XgIC8Ib0
知識不足、力量不足は毎回なので、第六夜はせめてなるべく早くまとめて投下しようと思います。
寒くなりましたので皆さん体調に気をつけてくださいね。読んでくださってありがとうございました。
乙!
ところで竜宮さんのSSが変な区切りで投下されているのは演出なの?
それともなんかブラウザのせいなの?
DA年中行事SSマダ?
1977年、師走。
北海道支部の管轄内でとんでもないものが発見された。
鏡である。古くて大きな丸い鏡だ。
その鏡の前に三人の男が立っていた。北海道支部長のトウキ、「角」のジョウキ、「飛車」の花京院の三人である。
「……これは『雲外鏡(うんがいきょう)』だな」
トウキが苦々しく呟く。絶え間なく鏡から放たれる邪気に、トウキもジョウキも半ば気圧され気味であった。
鏡は古来より霊的な道具として信仰の対象にされてきた。中でも、怪しきものの姿を映しその正体を暴くとされる「照魔鏡」が有名だ。
ところが、怪異を映し続けてきた照魔鏡は邪気の影響で魔化魍に近い存在へと変わってしまう事が間々あるという。それが雲外鏡である。
「このような厄介なものがこの地で見つかるとは……」
「トウキ。あんたがこいつの邪気を祓ってやる事は出来ねえのか?」
ジョウキの問いに静かに首を振るトウキ。
「無理だな。私の法力ではどうする事も出来ないレベルだ」
「どうします?うちで管理するのも無理があるのでは……」
と、ジョウキが何かに気付いて声を上げた。
「おい、今鏡の端っこに何か奇妙なものが映って見えたぜ」
トウキと花京院が目をやるも、鏡には自分達三人の姿が映っているのみだった。
「何もいないぞ」
「おかしいな。今さっき何かが鏡の中に……」
「鏡に『中の世界』なんてありませんよ。メルヘンやファンタジーじゃないんですから」
鏡に近付き、その表面に触れてみるジョウキ。しかし何も変わったところは無い。
「迂闊に触るんじゃない。……兎に角これは本部に送ろう。あそこで厳重に封印してもらうのが一番だ」
トウキは二人に向かって静かにそう告げた。
数日後、厳重に梱包された雲外鏡が本部へと送られてきた。
>>192 漏れもwktkで待ってるけど
大寒で投下が無かったから
次は23日の勤労感謝まで待つ
総本部の研究室で、北海道から送られてきた雲外鏡の真正面に立ち、それを凝視し続けるあかねとコウキ。
「……これが噂に聞く照魔鏡ですか」
「今では邪気の影響で雲外鏡になっちゃったけどね」
二人とも古ぼけた大鏡をじっと眺め続けている。
北海道支部からの報告では、明治時代に屯田兵と一緒に北海道へ渡ってきたものらしい。しかしこの二人にとってそんな事はどうでもいいようだ。
「……わくわくしないかしら?」
そう言うあかねは実に嬉しそうな表情をしている。
「しないと言えば嘘になりますね」
科学者にとって、これ程面白い研究素材も無いだろう。既にあかねは様々な機材を用意している。
「暫く眠れない日が続きそうね……うふふ」
「とことんお付き合いさせていただきますよ……ふふふ」
既に二人は、漫画やテレビに出てきそうな典型的なマッドサイエンティストの表情をしていた。それ程雲外鏡とは魅力的な研究対象なのだ。
こうして、早速二人は作業に取り掛かったのであった。
作業を開始してから三日目の夜が訪れた。この時、研究室ではあかね一人が珈琲を飲みながら作業を続けていた。
あかねのようなただの人には分からないのだが、コウキのような鬼にとって雲外鏡から発せられる邪気は耐え難い代物なのだ。だからコウキは定期的に別室で休憩を取る事にしている。
室内には、あかねが書類に何かを書き込む音と時計の秒針が時を刻む音だけしか聞こえない。
と、あかねが何者かの視線を感じて顔を上げた。慌てて周囲を見回すも、すぐに止めて苦笑する。ここには今自分だけしか居ない事に気付いたからだ。
(疲れてるのかなぁ、あたし……)
うんと大きく伸びをする。とりあえず今日はこれぐらいにしようか、そう考えながらふと何気無く雲外鏡を見ると……。
「!」
悲鳴を上げる暇も無かった。
コウキが休憩を終えて戻ってきた時、南雲あかねの姿は忽然と室内から消え失せていた。
「あかねさん?あかねさーん!」
大声を出してあかねの名を呼ぶも返事は無い。
自分に一言も無くあかねが先に帰るなどするだろうか?不思議に思いながらも念のため室内を隈なく探してみる事にしたコウキ。
と、雲外鏡に信じられない光景が映っていた。
「あかねさん!?」
雲外鏡にはコウキの姿以外に、本来映り込む筈の無いもの、南雲あかねの姿がはっきりと映っていたのだ。
「あかねさん!」
大慌てで雲外鏡に近付き、あかねが映った鏡面に触れるコウキ。鏡の中のあかねは必死になって何かを訴えようとしている。
「何がどうなっているんだ、一体!」
今実際に目の前で起こっている出来事を受け入れる事が出来ず、混乱してくるコウキ。
その時、鏡の中で何かが動いた。コウキともあかねとも違う別の何かが。
「……もう少し待っていて下さい!後で必ず助け出してみせます!」
こちらの声が向こうに届いているかは分からないが、コウキはあかねに向かってそう告げると急ぎ研究室から出て行った。
数分後、コウキは図書室に居た。雲外鏡に関すると思われるありったけの資料を集めて目を通す。だが、何も良い手掛かりは見つからなかった。
(くそっ!他に無いのか?)
二年前、一夜のうちに現れた複数の巨大魔化魍との戦いの時も、こんな風に図書室で資料を漁っていた事を思い出す。あの時も良い手掛かりが見つからず途方に暮れていた。
その時。
「何をお探しかね?」
突然背後から声を掛けられた。驚いて振り向くとそこには司書の京極がいつもの仏頂面で立っていた。
そうだ、あの日もこんな風に声を掛けられたんだ……。コウキがそんな事を思っているうちに京極は机の上に置かれた資料を手に取って眺めた。
「……そうか、君は雲外鏡についての資料を探しているんだね?確かあかねさんと一緒に雲外鏡を調べていたね。という事は……何か不味い事態でも起きたのかね?」
「おっしゃる通りです。実は……」
コウキはついさっき自分が見てきた事を京極に話した。その間ずっと京極は目を閉じて何かを考えているような素振りをしていた。が……。
「先生、何か良い知恵はありませんか?」
「ううん、雲外鏡に人が取り込まれたなんて話は僕も初耳だからねぇ……」
「そうですか……」
京極でも駄目だとすれば、一体どうすれば良いというのだろう。
「……確か鏡の中に何か奇妙なものが映ったと言っていたよね?」
「はい」
「合わせ鏡をしてみるというのはどうだろう」
合わせ鏡とは二枚の鏡を向かい合って並べる事を指す。その中を覗くと無限に同じ景色が見えるようになる。
「午前零時丁度に合わせ鏡の中を覗くと、そこに悪魔が映るという俗信がある。実際雲外鏡の中に何か居るというのなら試してみる価値はあるんじゃないかな」
おそらくそいつを倒せばあかねさんを助けられる筈。そう京極は告げた。
「ですが鏡の中に潜む相手をどうやって倒せと?」
「それなら君には手段があるじゃないか」
言霊だよ。そう静かに告げる京極。
昨年、イブキがオンブオバケに取り憑かれた際、新たに開発した言霊マイクがまだ残ったままなのを思い出すコウキ。
「有難う御座いました!早速試してみます!」
京極に礼を言って頭を下げると、コウキは再び研究室へと戻っていった。
本部の施設の一つである体育館。昼間は鬼やスタッフがスポーツに興じているこの場所に、雲外鏡は置かれていた。その正面には同じくらい大きな姿見が立てられている。
合わせ鏡の真ん中に、既に変身を終え言霊マイクを握った高鬼が立っていた。
「あと一分で午前零時だよ」
時計を見ながらモチヅキが言う。あかねの身に何かあった場合すぐ処置を施せるように、コウキが呼んできたのだ。
わざわざ場所をこのだだっ広い体育館に移したのも、何かが起こった際周囲の被害が最小限で済むよう配慮したためである。
刻一刻と問題の時間が近付いてくる。その瞬間を今や遅しと待ち続ける高鬼とモチヅキ。鏡の中ではあかねがずっと苦しそうにしている。
そして。
無限に続く合わせ鏡の回廊の中に、奇妙な姿の怪物がはっきりと映り込んだ。
「時間だ。行くよ」
モチヅキがラジカセのスイッチを入れた。流れる曲に合わせて高鬼が熱傷する。曲は昨年布施明が歌って大ヒットしたCMソング、「落葉が雪に」だ。
人恋しさのあまり 書き始めた日記に
もうひとりの僕との 出逢いがあった
寂しさになれた今 木の葉ずくも去って
押し花残るページに 思い出を語る
歌というのは不思議なものだ。ただ音楽に合わせて詠唱するという行為が、場合によっては数多の人の胸を打ち涙を誘う。そういう意味では高鬼が歌う事によって言霊を操っているのも、実に正しい選択だったと言えよう。
魂を揺さぶる歌唱を続ける高鬼。鏡の中という従来の音撃では絶対倒せないような場所に潜む相手に対し、これ程効果的な手段があっただろうか。
落葉が雪に そしてうららの小川の水に流れるように
どうして僕は ここにいるのだろう
二番に入る高鬼。雲外鏡が放つ大量の邪気を受けながらも決して怯む事なく歌い続ける。
再びサビの部分に入り、声高らかに歌い上げる。モチヅキも一緒になって口ずさんでいた。
そして、曲が終わった。モチヅキが大きな拍手で高鬼の歌を讃えた。
「凄い!凄すぎる!感動したよ僕は」
そう言いながらハンカチを取り出し、涙を拭うモチヅキ。
と、マイクが派手な音を立てて爆発し壊れた。これでもう歌い続ける事は出来ない。
「……鏡は!?」
雲外鏡を覗き込む高鬼。既に邪気は全く感じられなくなっていた。どうやら言霊の力によって完全に祓われたようだ。
「あかねさんの姿が無い……。一体何処へ……」
周囲を見回す高鬼。その時、体育館の扉が開いて一人の人物が入ってきた。京極だ。
「あかねさんなら研究室に倒れていたよ。既に人を呼んで医務室へ運ばせてある」
それを聞いて慌てて体育館から出て行くモチヅキ。その後ろ姿を見送ると京極は高鬼の傍へ歩み寄ってきた。
「どうやら上手くいったようだね」
そう言いながら雲外鏡――邪気が祓われたため今では照魔鏡と化した大鏡を見る京極。
「邪気は全て祓い終えました。もう心配はありません」
「いや、そうもいかないだろう。再び照魔鏡として使い始めればいずれまた邪気が溜まる。一度雲外鏡になっているのなら尚更だ」
「ではどうすれば……」
封印ですか、と尋ねる高鬼に対し京極は静かに首を横に振った。
「わざわざそんな事をする必要は無いよ。こうすればいいのさ」
言うや否や懐から音叉を取り出し、思いっきり鏡に打ち付ける京極。派手な音を立てて鏡は砕け散った。その様子を呆然と眺める高鬼。
「鏡は割ればそれでお終いだ。……これでいいのだよ。必要なデータは粗方取ってあるのだろう?」
「ですが……勝手に壊してよろしいのですか?」
「構いやしないよ。あかねさんにも本部長にも僕の方から話しておくから。……さあ、君も早く寝たまえ。また中国に行かなけりゃならないのだろう?」
そう言うと京極はその場から立ち去ってしまった。後には割れた鏡と。その前にぽつんと立ちつくす高鬼だけが残った。
後日、あかねはコウキに鏡の中へ閉じ込められていた時の事を語った。あの中はあかねのような一般人でも分かるぐらい強烈な邪気が充満しており、物凄く息苦しかったという。
「有難うね、コウキくん」
改めてお礼を言われ、照れるコウキ。
結局、割れた鏡はそのまま処分されてしまった。割れた鏡には何の力も残っておらず、普通にごみとして出されたという。
邪悪を暴く照間鏡、邪悪を宿す雲外鏡、それらは表裏一体。古い鏡には注意されたし。 了
201 :
竜宮:2006/11/18(土) 09:14:42 ID:Yg3cAYrn0
どうもです。191さん。長い文章を入れるとすぐエラーになるし
連投エラーにもひっかかって、とにかく短めにして投下しました。
うちのPCが古いせいか、対策がうまくいかないんで、
次からもこうなると思います。誤字など多くてすいません。
前回は
>>148から
十四之巻「正す礼儀」
「たちばな」地下の猛士の間──猛士関東支部に集まった面々は、背の高い大洋を
毅然と見上げるあきらと、それを鋭く見下ろす大洋を心配そうに見ていた。
勢地郎も、香須実・日菜佳姉妹も、みどりも、これまで大洋の言葉づかいを特に
注意することもなかったが、あきらは違っていた。自分の師匠に対する失礼な
態度が我慢ならなかった。
「イブキさんに、謝ってください」
「まあまあ」
周りにいた勢地郎たちは、穏やかに言った。当のイブキもまったく意に介して
いないようだった。
「ええと、君が大洋くんで、こっちが純友くんだよね」
イブキが、何事もなかったように、今にも暴れ出しそうな大洋と、その横で
猫背ぎみに悄然と立ちつくしている純友に言った。
大洋はイブキの言葉を聞いているのかいないのか、あきらを睨みつけたまま
動かなかった。
「鬼になりたいんだよね、君。だったらそうやって、すぐ怒っちゃ駄目だよ。
心も鍛えないと、鬼にはなれないよ。──あきらも。平常心、平常心」
「私は平常心です」
ツンとした態度であきらは言った。
「大洋くん。あきらちゃんの言う通りよ」
みどりに言われて、大洋はとりあえずあきらから目を外した。
「鬼になりたいんだよね」
まったく動じぬ笑顔で、もう一度イブキは聞いた。
「お……おう」
ためらいがちに返事をする大洋の後ろから小声でみどりが言った。
「『おう』じゃなくて『はい』でしょ」
「ハイ」
大洋はしぶしぶ言った。おっとりと、イブキは言った。
「ぼくは謝ってもらわなくてもいいけど、これからは、目上の人には丁寧な
言葉づかいで話そうね」
「そ……そんなんで鬼になれんのかよ」
「一歩近づけるのは、間違いないよ。心が鍛えられれば自然とできることだから」
「じゃ、言う通りにする!……いや、します!」
大洋は態度を一変して言った。あきらは、それきり興味を失ったように
机に着いて黙り込んだ。
「現金ですね〜、大洋くんは〜」
「ええっ、そうっスかー?」
日菜佳に言われて大洋が調子良く答え、再び、部屋の中には『と』の戸田山の
『角』昇進を祝う和やかな雰囲気が戻ってきたが──ただ一人、純友だけは暗い
雰囲気のままで立っていた。
「どうした、見習い」
それまで部屋の隅にいたトレーニングウェア姿の男、ヒビキが純友に声をかけた。
「それがね」
顔を下に向けて黙り込んでいる純友の隣に来て、みどりが言った。
「正式に『銀』を目指すって決めたけど、ほら、『角』と違って特に何が変わる
わけでもないでしょ? それ知ったら、ちょっとがっかりしちゃったみたいで」
「何が変わるわけでもない? そうか?」
ヒビキはこともなげに言った。
「『銀』見習い、いいか?──自分の生きる道を自分で決めた。それって、とっても
凄いことだと思うぞ。それができないやつも結構いるからな。見習いは、変われたんだ」
俯いていた純友の肩が震え、顔を上げたとき両の目からは大量の涙があふれていた。
「やれやれ。まァたかよ」
小馬鹿にする大洋に香須実がぴしゃりと言う。
「そういうこと言わない。心の鍛え方が足りないわよ」
「そ、そうか──そうっスか?」
「そうですよ、大洋くん」
日菜佳にも言われて、大洋はおとなしく言った。
「ハイ、わかりました……」
「あ……ありがどうございまずぅぅぅ」
涙声で純友は言った。
「おいおい、そんなに泣いちゃって……みどりに噂じゃ聞いてたけど、ホントに
泣き虫だな、『銀』見習い」
しょうがなく純友の頭をなでて、ヒビキは言った。
「そう言えば、こないだは城南の前でありがとな。あのあとすぐ、少年には会えたよ」
それまで黙っていたあきらが、純友を見て言った。
「城南……?」
「そうか、あきらと見習いたち、同じ学校だったな。──同じ学校の先輩後輩だ。
仲良くしろよ」
ヒビキにそう言われたが、結局その後、大洋はあきらとは一言も口をきく
ことなく帰っていった。
「つまりよ」
研修から数日後、高校での休み時間。大洋は、純友の所まで来て言った。
「あの天美って一年、おれより強えってことにならねえか?」
「ダンキさんは、大洋に『と』になるにはもっと鍛えないと駄目って言ってたけど、
あの子はもう実際『と』として活動してるから……そういうことになるね」
「気に食わねえ!」
壁を蹴り付けて大洋は言った。
「よしなよ。心も鍛えないと駄目だって言われたろ? それに、あの子結構
かわいかったじゃないか」
大洋はそれを聞いてちょっと言葉を止めた後、ニヤリとした。
「いまの多美ちゃんに言ってやろ」
そう言うと携帯電話を取り出してメールを打ちはじめた。
「え? ちょっとそういう意味じゃ……っていうかなんできみ、橘さんの
メルアド知ってるのさ」
「転校前にアドレス交換したんだよ。──よ〜し、できた。そ、う、しん!」
次の時間、泣きながら授業を受ける純友の姿が教室にあった。
十四之巻「正す礼儀」了
次回予告
「『と』なら楽々かわせンだろ……」
「どうしたー、須佐」
「ディスクに振り回されてちゃ世話ないぜ、オマエなあ」
「な、なんでこんな目に……」
見習いメインストーリー 十五之巻「震える円盤」
高鬼SS様、コウキさんとあかねさんのマッドサイエンティストぶりとほのぼのぶりが
楽しいですね。歌ネタは外されませんね(笑)
見習いSS様、大洋にすぐいじられる純友がかわいいなあ。あきらと仲良くなるまでも
まだまだ城南ライフの道は険しそうですし。見習いさん視点なので、鬼以外の猛士の
メンバーも皆先輩として魅力的なのがいいですね。
これより投下いたします。
しばしの間お時間を拝借。
漆、
その者は自由の徒であった。ヒトが作ったコンクリートとアスファルトの森で生まれ、育っ
た。風を切り、風に乗り、大空を翔び回るのが至上の喜びであった。その者は他の仲間と違い
群れることを好まなかった。群れの中にはあったが、可能な限り単独で行動することを選択し
た。その者は街に住む他の獣を恐れることはなかった。その者の持つ黒いしなやかな翼がその
意識を助長したのだ。それが災いしある日怪威と出会い命を落とした。だが、ある出会により
その者はこの世に再び生を受けた。
あれはいつのことだったろう。暑い季節と寒い季節が二回ほど巡ったか。尤も、それを感じ
る感覚を、既にその者は持ってはいなかったが。しかし、確かにその者は意識を持っていた。
天翔ける自由の徒としての誇りは失っていなかった。
鴉。
その者は生前──鳥族の固体識別上では──そう呼ばれていた。
タンパク質の小さな塊からもっと小さな「石」へとその拠り所を移した黒い鳥の意識は、静
かに目覚めを待つ。その力を必要とされたとき、「音」により意識は呼び起こされるのだ。そ
れは柔らかな共鳴音であったり、笛の音であったり、弦の振動音であったりした。暖かで優し
げな「音」は「石」を震わせ意識を波に乗せ、無機質の?の隅々まで──あたかも命の脈動の
如く──送り届け、意識は色を得、再び飛び立つ。熱い血潮の代わりに電流の流れる、力強い
風切り羽を持つ肉体(からだ)の代わりに超軽量な特殊合金で構成された?を自在に繰り、広
天の下歓喜する。
排気ガスで煙る都会の大空を、滑るように飛んでゆく。時たま風を感じ羽ばたくが、その行
為は今現在、さしたる意味を持ってはいない。地磁気との反撥作用により浮力を得、生前の何
倍ものスピードで風を割いて翔ぶ。新たに得た翼は姿勢制御のためだけに存在しているのだが、
その者にとってはそんなことはお構いなし。行為そのものが気持ちがよいのだから関係がなかっ
た。
上昇気流を捕らえ、コンクリートの巨塔を遥かに越える高みまで一気に駆け上った。以前の
?ではおそらく不可能な行為であるが、新しい?はずっと小型ながらもそれを難なくこなし、
その者の欲求を満たすだけの能力を持っていた。
目覚め「音」とともに注がれた思考は「飛んで、視て、報告しろ」といっていたような気が
する。命令されるのは癪だが、どのみちもう暫くしたらあそこへ戻らなければならない。つい
でに教えてやるくらいはいいだろう。音に乗せられてくる思考そのものは嫌いではなかった。
ほかの仲間と同じ名前でなく、「あの」名前で呼んでくれるそいつを、その者は比較的気に入っ
ていた。
高度を下げ、川を眺めながら橋を二つ超え大き右に旋回すると、直線で作られた地面と平行
に海が見えるところまで飛ぶ。機械の双眸に写る景色に違和感を覚え、血肉の通った体を持っ
ている頃よりも遥かに研ぎ澄まされた感覚と知恵をフル稼働させ様子を伺った。
前に来たときと様子が違う。
ニンゲンがいない。少なすぎる。
おかしいぞ。
俺の生まれた地でまた何かが起こっているのか。
戻らねば。
墨色の?が一瞬で景色に溶けた。
高く勇ましい鳴き声が隅田の水面を振るわせ、築地場外を目指し湿った空気を貫いて飛んだ。
今回短めです。
もしかしたらこの章、蛇足かもしれません。
次章以降でバランスを考えたいと思います。
連投失礼します。
?の部分は、「躯」の旧字体を使用しています。
『メ』の替わりに『品』が入ります。
修正よろしくお願いいたします。
皇城SSさん、乙です!投下を心待ちにしていましたよ。
215 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:19:49 ID:sfUc3o+h0
ようやく完成しました!
中四国支部鬼譚 十四之巻「流れる自然」を投下します。
216 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:20:39 ID:sfUc3o+h0
十四之巻「流れる自然」
よし、急げ!
バタバタと音を立てて階段を駆け下りる若者が一人。彼が足取りも軽く寮の建物から飛び出すと、そこで待っていた女性が片手を挙げてはにかんだ。
女性が口を開こうとするそれより早く、若者は早口言葉のように一気に声を発する。
母音が二つ三つ欠落したが、恐らくは、
「おはようございますコナユキさん」
こう言ったのだろう。
「おはよー。そんなに慌てなくて大丈夫だよっ」
女性、コナユキは若者を諌めつつ、見慣れた笑みを投げた。
「あ、はい、慌ててはないです」
「慌ててる」
ふふっと笑ってコナユキは若者の肩に手を乗せる。
「嬉しいんだよね、善道くん」
若者、善道要平はまだ軽く息を切らせていた。
217 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:21:10 ID:sfUc3o+h0
多仁鮨二階、猛士の間。
鬼やその仲間たちが作戦会議を開いたり、時には賑やかに談笑したりするこの部屋。その空気が今朝は格別ピリリと張り詰めている。
張り詰めさせているのは、作務衣のような服を着て立つ支部長の谷重道か、それともその支部長と向き合って立つ、神妙な面持ちの善道要平か。
少なくとも、弟子の斜め後ろに立って見守っているコナユキ、彼女ではなさそうだ。
やがて支部長が、傍らの長い机の端に置かれた桐の箱の蓋を取り、小振りな巻物を手にした。結びの紐をしゅるしゅると解き、巻物を広げ、
「中四国支部所属。と金、善道要平」
静かな声で、重い声で、読み始める。
「――年八月をもって、鬼道、序の二段を認定する」
一字一句をはっきりと区切って。
「猛士中四国支部。支部長、王、谷重道。師匠、角、粉雪鬼」
一瞬の沈黙が流れる。支部長は巻物を広げたまま器用にくるりと逆向きに持ち替え、要平に差し出した。
「ありがとうございます」
要平は巻物を受け取ると、その場で礼をした。
また一瞬の沈黙。
それから支部長が、自らもその創出に加担したに違いないピリリと張り詰めた空気を破って、言う。
「さあ善道君、一歩刻んだな。おめでとう」
また、コナユキも極上の笑顔を見せた。
「私も嬉しいな。頑張ったね善道くん」
要平はもう二度三度「ありがとうございます」を繰り返した。
218 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:21:41 ID:sfUc3o+h0
中四国支部夏の演奏会が大成功を収めてから既に二日を数える。
およそ一時間、要平は先輩達に囲まれて必死にクラリネットを奏でた。
全て完璧に吹けたわけではない。そんなこと出来っこない。練習のときには吹けていた筈の部分で一体何度詰まってしまったことか。
それでも要平は顔を上げて、草間の振る指揮棒を目で追い続けた。
「楽譜じゃなくて指揮を見なきゃダメだよ」と、コナユキのその言葉を一生懸命守ろうとし続けた。
吹いている最中のことを要平はあまり良く覚えていない。ただ、渦巻くような高揚感に包まれていたことははっきりと覚えている。
そう、楽しかった。ほぼ完璧に吹けた曲も、何度もミスしてしまった曲も関係なく、楽しいという感情が本能のどこかからこみ上げ全身に湧くのを要平は確かに感じていた。
これが音楽という世界に身を置くことなら――
心から思った。
――この世界に来て本当に良かった。
219 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:22:27 ID:sfUc3o+h0
奈良県吉野。猛士の全てを取り仕切る総本部が置かれている地である。
総本部はTAKESHIのロゴを掲げた高層ビルとして聳え、そこから車で十分足らず走れば吉野の山、鬼たちの鍛えの総本山に至る。
その麓に巨大な道場があった。多仁鮨地下にも武道場があるが、その二倍や三倍では済むまい。
「私は広永兵衛(ひろなが ひょうえ)だ。ちょうど諸君が生まれた頃まで、太鼓の鬼をやっていた」
緊張に包まれて立つ要平と沙弥に名乗ったのは、十徳を着流した初老の男だった。
「冴峰沙弥と申します。よろしくお願いします」
「善道要平です。よろしくお願いします」
「うむ。それではまず、これだ」
広永と名乗った男は、要平と沙弥にそれぞれ懐紙と筆ペンを渡した。そして「しゅぎょう」とはどのような字を書くか、と二人に問う。
要平も沙弥も少し考えたが、二人とも「修行」と書いた。
「そうだ」
二人の書いた「修行」を見て頷き、広永は懐から「修業」と書いた紙を取り出した。
「この『修業』と、諸君の書いた『修行』には大きな違いがある。この『修業』には終わりがあるのだ。決まった地点に到達すれば卒業となる」
そう言ってから広永が手を出したので、要平と沙弥はそれぞれの紙を彼に差し出した。
二人から受け取った『修行』の紙を掲げ、彼は続ける。
「しかし、こちらの『修行』に終わりなど無い。だから鬼のしゅぎょうはこの字を書くのだ。一生涯、精進を積み重ね生きる。それが鬼の道である」
220 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:22:58 ID:sfUc3o+h0
「はい」
二人が返事をすると、広永は「しかし……」と言葉を繋ぎながら、変身音叉を取り出した。彼がそれを鳴らすと、要平と沙弥が「修行」と書いた二枚の紙はひとりでに折り畳まれて折鶴となり、羽ばたいた。
突然のことに驚く二人に向かって、彼は言う。
「ディスクアニマルカリキュラムはこちらの『修業』だ。ディスクアニマルの操作を覚えるという明確な到達点がある。諸君の覚えが早ければ一日で終わる」
折鶴たちが再びカサカサと開いて二枚の紙に戻り、広永の手中に収まった。
「これは式の紙と書いてシキガミといい、形は違うがディスクアニマルと同じものだ。現代の式神は、あらかじめ動物の魂がその中に込められている。我々はそれを変身道具の音で目覚めさせるだけだ。それだけのことなのだ」
広永は式紙を懐にしまうと、今度はディスクアニマルを一枚取り出した。
「その、それだけのことが――」
いかにも投げやりといった感じで、広永は変身音叉をディスクに打ち付けた。コーンと気の抜けた音が響き、ディスクはピクリとも動かない。
「――最初は難しい。しかしコツさえ覚えれば誰にでも操れる」
広永が、今度は軽やかに変身音叉を鳴らした。銀色のディスクが瞬く間に茜色に染まり、鷹の姿に変わって要平と沙弥の周りを八の字を描いて旋回する。
「かつては、霊的存在たる式神を呪術で呼び出し、己の精神力を削って使役するという時代もあった。それと比べれば現代の式神などたやすい。では、外に出よう」
最後に広永がパチンと指を鳴らすと、茜鷹は再び動かぬ円盤に戻った。
221 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:23:35 ID:sfUc3o+h0
吉野の山を深く深く、踏み鳴らされた道を辿っていくと、滝の音がかすかに聞こえ始めた。
広永の背を追って歩く要平、その要平の後を歩く沙弥。
やがて水のはぜる音は轟々とその勢いを増してくる。
「自然の響きに耳を澄まし、自然の声を聴く。自然と心を通わせることが出来れば、ディスクアニマルは必ず諸君に応える」
広永はそう言ってディスクを二枚取り出し、要平と沙弥に手渡した。
「自然の声が聴こえたと思ったら、変身道具を鳴らしなさい。ディスクが動かなければまだ自然と心を通わせられていないということだ。ディスクが動くようになったら道場に戻って来なさい」
それだけで広永はきびすを返してしまった。
「先生、自然の声を聴くって具体的には何を……」
「自然にはあらゆる響きが溢れている。私が教えては何の意味も無い。諸君が自分で気付くのだ。それがディスクアニマルカリキュラムだ」
歩み去っていく広永。
残された要平と沙弥は顔を見合わせ、
「……どうする?」
「……どうしよう」
困惑した表情。
「自然の響きって、周りから聞こえてくる音ってことなんだろうか。沙弥さんはどう思う?」
「何か違う気がする……きっともっと難しいことじゃない? えっと、例えば、そういう音の中に隠されたリズムとか?」
沙弥も自信なさげだ。
「あ、なんかそれっぽい気がする。さすが沙弥さん」
「ごめん、自信ないけど……」
「いや、でも鬼の修行って音楽がかなり大事だし、ありそうだと思うよ」
要平もそう言ってはみるものの、実際には何をすればよいのか自分では思いつかなくて、沙弥の言ったことに縋っているだけである。
とりあえずやってみようということで、二人は目を閉じ、耳を澄ました。轟轟と響く滝の音。その中にも実はリズムがあるのかもしれない?
それとも、滝音にかき消されて目立たないが、滝壷に流れ落ちる水が川となってせせらぐ音。今まで気にも止めなかったが蝉の鳴き声も甲高く響いている。
こういうのが自然の響きなのか?
222 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:24:06 ID:sfUc3o+h0
要平は目を開けてみた。目の前には、じっと目を閉じている沙弥。要平は大きく瞬きをした。
陽光が水面に反射してキラキラと輝く。
目を開けた沙弥と視線が合った。
「要平さんは何かわかった?」
「んー……あんまり」
「私も、微妙、かな」
互いに苦笑する二人。
「ちょっと試しにやってみる?」
要平は広永から渡されていたディスクと、変身鬼笛を取り出した。
「あ、それじゃ私も」
沙弥も新調の変身鬼弓を右腰から外し、ディスクを左手に持つ。
……。
「要平さん先にやってよ」
「え、レディーファーストでしょ、こういうのは」
延々順番を譲り合っても仕方がないので二人同時に鳴らそうと、特に口に出して言うでもなく二人は決めた。
鬼笛を唇に添える要平。
鬼弓のつまみを動かして鈴を出す沙弥。
そして、二人の変身道具がそれぞれ澄んだ音を発し――
……。
「あ、やっぱダメか」
苦笑する二人だった。
223 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:24:38 ID:sfUc3o+h0
吉野で要平と沙弥がディスクアニマルカリキュラムに臨んでいる頃、中四国支部では夏の等身大魔化魍との戦いが始まっていた。
岡山県の県北に位置する城下町、津山は「ごんご」の里として知られる。「ごんご」とはこの地方の方言で河童を意味し、津山を流れる吉井川にはかつて人々に友好的な河童たちが棲んでいたと伝えられている。
だが、それも今は昔。
心優しい「ごんご」たちの言い伝えも今となっては、津山市のマスコットキャラクターや、夏のメインイベント「津山納涼ごんごまつり」、その祭りで踊る「ごんごおどり」などにその名残を残すのみとなった。
そして今、この地に現れるのは人間を餌とする化け物、夏の魔化魍カッパだけである。
二十体、いや三十体は居ようかというカッパの群れが山奥の沼地でうごめいていた。
その中心に、亀の甲羅のような装束を纏った童子と姫が立ち、歌を歌っていた。
「ソーヤレ、ソーヤレ。ごんごに水やれ」
「水やれ、水やれ。さあ、さあ、それからどしたァ……」
そして、無数のカッパたちはその歌に合わせて体を動かしているようにも見える。この歌はそう、「ごんごおどり」の歌「ごんご囃子」ではないか。
と、そこへ赤い鳥と黒い鳥、ディスクアニマル『茜鷹』と『黒羽烏』が木々の間を突っ切って現れた。そして、その後を追いかけてくる二人の男。
藪から駆け出た二人は、カッパたちの姿を見捉えてどちらからともなく足を止める。
「今年も始まりましたね、もう一つのごんご祭りが。兄貴」
変身音叉を取り出して、男、ムラサキが隣に目配せした。
「よし、一気にぶっ叩いてやるか!」
答えるのは、ラメ入りの茶髪を逆立てた男、センキだ。
彼らを見て、童子と姫が姿を変化させていく。カッパたちがぞろぞろと沼から上がり、幅広く散開していく。
「行くぞムラサキ」
「はい、兄貴」
センキが変身音叉『音冠』を、ムラサキが『音鏡』を手で弾き、額にかざす。鬼面の出現と同時に、一つの人影は落雷を浴び、一つの人影はオーロラに包まれた。
「ヤア!」
「せあっ!」
鬼の姿に変わるが早いか、二人はそれぞれの音撃棒を引き抜いて走り出す。
224 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:25:11 ID:sfUc3o+h0
「うらじゃ、うらじゃ」
怪童子と妖姫が声を重ねて歌い、そして、迫り来る二人の鬼に対して構えを取った。これは岡山市の「うらじゃ祭り」で踊る「うらじゃ踊り」の歌で、「うらじゃ」は「鬼だ」を意味するのだ。
「消えやがれ!」
千鬼が両手の音撃棒『雷千』を左上に振りかざした。そして怪童子に迫ると、一撃! さらに手を返してもう一撃を叩き込む。
「食らえっ!」
紫鬼は妖姫に音撃棒を振り下ろす。音撃棒『極光』の連打が妖姫を後ずさりさせる。
カッパどもが千鬼に、紫鬼に、何体も何体もまとわりついてその動きを封じんとする。だが数の差に怯む鬼たちではない。黄色と紫色の音撃棒が二度、三度、幾度となく風を切り、カッパに、怪童子に、妖姫にぶち当たる。
「おい、やるぞ!」
千鬼が紫鬼に叫び、そして戦いの渦中から飛び退いた。
「はいっ!」
紫鬼も彼にならって魔化魍たちから離れる。
そして二人は音撃棒をそれぞれの胸の前で組み、気合を込めた。
「アアアアアッ!」
迸る稲妻が千鬼の全身を巡り、輝くオーロラが紫鬼の全身を包む。そして、気合一閃。
「ヤアアアアアアッ! 千鬼、梔子(くちなし)!」
「うおりゃああああ! 紫鬼、紫苑!」
夏の鍛えの成果、これが太鼓の鬼の強化形態だ。千鬼は濃い黄色に、紫鬼は鮮やかな紫にその身を染めて、恐れおののく怪童子と妖姫、そしてカッパどもに突っ込む。
「オラア、行くぜ! 今年の夏の暴れ初めだ!」
迅雷を纏った千鬼の『雷千』が空気を震わせ、紫鬼の『極光』がまばゆいばかりの光を連れて、それぞれカッパの腹に叩き込まれた。一体。二体。三体。音撃鼓の模様を浮かび上がらせて、四体。五体。六体。カッパどもが爆散していく。
225 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:25:45 ID:sfUc3o+h0
怪童子と妖姫が鬼たちへ飛び掛かった。即座に音撃棒を打ち込まれ地面に突っ伏す。
「鬼闘術! 千脚万雷(せんきゃくばんらい)!」
千鬼が空高く跳んだ。右足に電撃を集めて宙返り。そして必殺のキックが怪童子に見舞われた。
「ああ、あ……」
爆散する怪童子、その向こうで紫鬼がオーロラに包まれた右の拳で妖姫の腹をぶち抜く。
「うぐ……」
片割れの後を追って崩れ去る妖姫。残るは無数のカッパどもだけだ。
「音撃打っ! 稲妻奔り(いなずまばしり)の型あ!」
ドドン!
千鬼の音撃を受け、カッパが塵と消える。
「音撃打、光彩陸離(こうさいりくり)の型!」
ドドドン!
兄弟子に負けじとカッパどもを薙ぎ倒す紫鬼。
二人の鬼が音撃棒を振るうたび、カッパが次々とその数を減らしていく。
「よし! 師匠直伝、旭日連打! 兄弟子直伝、電光炸裂!」
紫鬼の音撃打で二体のカッパが吹き飛んだ。
「ちげーよ、見てやがれ! 電光炸裂の型はこうだろうがっ!」
千鬼の激しい連打がさらに一体のカッパを打ち砕く。
「ハイッ、兄弟子! よおし、電光炸裂! おりゃああああっ、光彩陸離! それからこっちは、白夜夢幻の型あああっ!」
「稲妻奔りの型っ! ウオオオッ、百景千佳(ひゃっけいせんが)の型! テメエにはこいつをくれてやる! 一棒千里(いちぼうせんり)の型だあああっ!」
爆散、爆散、爆散、そしてついに最後の一体。オロオロする最後のカッパに向かって、千鬼と紫鬼が両側から音撃棒を振りかぶった。
226 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:26:17 ID:sfUc3o+h0
さらにこれと同じ日、徳島県にはイツキとトキがドロタボウ退治に出動していた。
手練れの二人、太鼓のベテランのイツキと支部最古参のトキが二人揃って出動しなければならないほど、ドロタボウの分裂が進んでしまっていたのだ。
百体を数えようかというドロタボウを相手に、樹鬼は夏の強化形態『煤竹(すすたけ)』でくすんだ茶色に全身を染めて戦場を駆け抜け、斗鬼は太鼓の専門ではないながらも熟練した鬼棒術や音撃打で熱闘した。
全てのドロタボウを倒し終えた直後、斗鬼はよろめき地面に片膝をついた。田圃の泥水がぱしゃっと跳ね上がる。
「トキさん、大丈夫ですか」
樹鬼が顔の変身を解きながら斗鬼に駆け寄った。
「ああ、心配はいらないよ。だけど、さすがに老体にはこたえるね」
汗に滲む素顔を晒したトキは、大きく息を吸って吐いた。
「トキさん」
「あたしもそろそろ限界が近いってことだろうね。夏の太鼓祭りが年々きつくなってくる」
トキは今年で四十二歳。普通なら、とうに引退していてもおかしくない年齢だ。
さらっておけば、支部で彼女に次ぐ年長者は三十九歳のツマビキ、三十八歳のコウキ、そして少し間が空いて三十四歳のイツキという順である。
「トキさん、何を仰います。支部の者、皆、まだまだトキさんの教えを必要としていますよ」
「……そうかい、嬉しいね」
音撃棒を装備帯に収め、トキは立ち上がった。
「まだまだ弱音は吐けないみたいだね」
イツキが頷く。
そして、二人の戦士はベースへと凱旋するのだった。
227 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:27:20 ID:sfUc3o+h0
吉野の山に夕陽が差し始める。
沙弥とそれぞれ別れて山中を何時間も歩き回っていた要平は、西に夕日を仰いだ。
自然と心を通わせるにはどうしたらいいのかと散々試行錯誤を繰り返していた。木の下で座禅を組んでみたり、てんでバラバラに耳に飛び込んでくる様々な音を一つの調和した音楽として聴こうと頑張ってみたり。
そして幾度となく変身鬼笛を吹いてみて、少しずつやり方は見えてきた感じだった。ディスクは何度か、鬼笛の音色を受けて鮮やかな茜色に染まった。しかし円盤は円盤のままで、鷹の姿に変わってはくれなかった。
もうすぐ日が暮れる。沙弥もまだディスクを起動させられずに居るだろうか? それとも、とうに成功して道場に戻っているだろうか?
日が暮れていく。ざわっ、と木々が揺れた。
蝉の鳴き声はもう殆ど聞こえない。
要平は夕日をじっと見ていた。そうしていると、先程まで全く気にしなかったが、ドクン、ドクンという自分の心臓の鼓動にはっと気が付いた。
一度意識が向いてしまうとどうにも振り払えなくなるものだが、しばらくして要平はあることを閃いた。
「流れが、あるんだ」
全てのものに。
己の体の中には、心臓が送り出す血液の流れがある。
自然にも流れがあるはずだ。自然の声、とか、自然の響き、などと云うよりも、流れという表現が最もしっくりくるように思えてきた。
「きっとそうだ……」
流れがあるなら、するべきことは一つではないか。
その流れを掴んで、流れに乗ればいいのだ。
鬼笛の音色で自然の流れを遮っては仕方が無い。そうではなくて、音色を自然の流れに乗せることが出来れば。きっと、自然と心を通わせるというのは……。
228 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:28:29 ID:sfUc3o+h0
要平は銀色の変身鬼笛を見つめ、口許に持っていった。
そして再び耳を済ませる。
二度目の閃きはすぐに浮かんだ。
自然の一部になる。いや、既に自分はこの自然の一部だ。自分の中に感じる流れがあるなら、それこそが即ち自然から受けた流れなのだ。
すう、と、息を吸い込む要平。
そのとき一瞬、数日前の演奏会のことが彼の脳裏にフラッシュバックした。
草間が指揮棒を構えるのを受けてクラリネットを構え、その指揮棒が動き出すのを待つあの一瞬の沈黙。
要平は静かに目を閉じた。意識のどこかで、自然という指揮者が指揮棒を振るのを感じた。
鬼笛を吹く。ディスクが空と同じ茜色に染まり、要平の手から飛び出した。
全身に鳥肌が立った。
茜の鷹が、確かに要平の目の前を旋回していた。
十四之巻 完
229 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/19(日) 23:34:19 ID:sfUc3o+h0
さて、出雲は今「神在月」です。
(旧暦10月はだいたい現在の11月くらいに相当するので)
今年は11月30日に全国から八百万の神様をお迎えするみたいです。
ということで、次回・十五之巻は「神在る月」と題して、出雲の神在月について触れてみる予定です。
ただし神在月が終わる(今年は12月7日)までに書き上がるかどうかは不安ですが……あまり期待せずお待ち下さい。
230 :
名無しより愛をこめて:2006/11/20(月) 09:24:34 ID:qsC11pXM0
待ってました!乙でございます。
231 :
名無しより愛をこめて:2006/11/21(火) 20:28:14 ID:wLxQpugr0
ところで、sage進行禁止ってホント?
過去スレはsage推奨だった事もあったんだっけ?
11/12に書き込んでるPHdfB7fOO(スマソ携帯で最後の丸が識別出来ない)
>>134=裁鬼
>>555が混乱してるからかな?
向こうとこっちで逆のこと書いてるのね
自分はsageが無難かと思ってます。
sageもageも禁止してませんな
でも基本sage進行で行きませんか
前回は
>>203から
十五之巻「震える円盤」
一年の終わりに神戸に転校した、純友がひそかに憧れていた元学級委員、
橘多美からのメールが来た。
夜、自分の部屋にいる時に携帯電話に届いたそのメールを読んで、純友
はひどく狼狽した。
メールには「田島くんに聞いたよ〜。須佐くん、一コ下に好きなコが
できたんだって〜?」と短く書いてあった。これで自分も多美のメール
アドレスを知ることができたが、嬉しいのか悲しいのかよくわからない。
とりあえず誤報であることを書いて、純友はどきどきしながら返信を出した。
みどりによる五月の研修は、初回に鬼の概要を説明した後は、太鼓の鬼に
関する講義が続いた。太鼓の鬼の扱う魔化魍、夏だけに出る、太鼓の技でしか
倒せない魔化魍、太鼓の鬼の戦いかた等々──
そんなある日の学校での体育の時間。
体育館でのバスケットの授業中、純友と大洋がコートの外で休んでいると、
体育館の半分を使っている一年生の中に、体操服姿の天美あきらを見つけた。
一年生の使っていたボールが一つ、二人の元に転がってくると、大洋は
拾ったボールを投げ返す振りをして、遠くにいるあきらに向かって思い切り
投げつけた。
「おい!」
純友が小さく叫ぶ。
「『と』なら楽々かわせンだろ……」
凶悪にニヤリと笑いながらボールの行方を見ていた大洋は、ボールが逸れて
あきらではなく、その前に向かい合わせに立っていた男子生徒の頭に当たるのを
見て言った。
「やべえ!」
「あの子、こっち見てるよぉぉ」
泣きそうになりながら、遠くからこちらをじっと見ているあきらを見て純友は
言った。
「これじゃ、ぼくも一緒にやったみたいじゃないか──あ」
純友がふりかえると大洋はどこかへ姿を消していた。
「そ、そんな……」
遠くからで表情はわからないが、純友には、あきらが鋭い視線をこちらに
送っているような気がした。
午後の授業中、二年生の教室で、「わ!」という悲鳴が上がった。
「どうしたー、須佐」
教師に聞かれ、純友は消え入りそうな声で答えた。
「な、なんでもありません……」
その時、純友がいつも紐を通して首にかけ、服の中にしまっている
ディスクアニマル・消炭鴉がディスク形態のまま震えていた。
「おかしいよ。こんなの初めてだ」
放課後の教室で、純友は大洋に言った。
「音叉も何もないのに、ディスクが動くなんて」
変形こそしないが、時おり震えたり、どこかへ引っ張るように動いたりしている。
「今日ホントは将棋部の活動日なんだけど……ぼく、これみどりさんの所に持って
いってみるよ」
「あ、それじゃおれも行く! ダンキさんに会えるかもしんねえし」
大洋はうれしそうに言った。サポーターの見習い活動が停止になってから、
もうひと月近くダンキには会っていない。
「で、何でこの電車に乗ってんだよ」
紐にかかったディスクがぐいぐい引っ張っていく方向に純友が進んでいった結果、
二人は地下鉄に乗っていた。
他にも乗客がいる中で、また純友はわっと悲鳴を上げた。
電車が駅で止まり、扉が開くと、純友はよろめくようにして電車を出た。
「何やってんだよ、ハズかしーヤツだなオメーわ」
「いやその、ディスクが……」
ホームに座り込んだ純友が駅名を見ると、「門前仲町」とあった。
純友は、見えない何かに引っ張られるようにして立ち上がると、そのまま引っ張られる
ように乗り換え通路へと歩いていった。
「どこ行くんだよオイ」
「何か引っ張られる……取りあえず、コイツの行きたい場所に行こうと思うんだ。
みどりさんの所に行くのはその後でもいいと思うから……」
「そうかぁー?」
仕方なく大洋は、よろめきながら歩いていく純友の後をついていった。
首から下がるディスクに引っ張られるまま、純友と大洋は東西線に乗り込んで西船橋方面
へ向かい、ほどなく電車を降りた。降りた駅名を見ると、「南行徳」とあった。
「ここに何かあるのかなぁ……」
首から下げたディスクに駅の外へ引っ張られ、純友はよろよろと街の中を通り抜けていく。
その後を、大洋は大股に余裕で歩いていった。
「ディスクに振り回されてちゃ世話ないぜ、オマエなあ」
「な、なんでこんな目に……」
駅周辺をぐるぐると歩き回らされ、へとへとになりながら純友は言った。大洋は、
特に疲れた様子はなかった。二人が薄暗いトンネルの下に入ると、ディスクは静かになった。
「止まった……」
純友がほっとしていると、大洋が緊張した様子で言った。
「おい、見ろ!」
リュックを背負った細い体がトンネルの中程で倒れていた。その数メートル向こうに、
黒装束の不気味な姿があった。手に、複数の計測器状の機器をつけた金色の杖を持ち、
顔まで覆った黒いフードの奥から目だけを覗かせて、倒れている人影に向かい進んできた。
駆けつけた二人が見ると、リュックを背負い倒れているのは見知った顔だった。
「コイツは……!」
天美あきらだった。顔にかかる髪の下で、その目は閉じられていた。
「なるほどな。コイツがここにいるってことは、魔化魍関係ってコトか」
大洋は黒装束の男に向けて身構えた。その隣で純友は足をがくがくさせていた。
十五之巻「震える円盤」了
次回予告
(……鬼の仲間にも、こんな奴がいるのか)
「お、おおおおおお、おまえなんか全然怖くないぞ……っ!」
「コイツはおれより弱えんだよ……! おれがまず相手だ……ッ」
「ぼくの友達に、それ以上手を出すなぁーッ!!」
見習いメインストーリー 十六之巻「迫る傀儡」
おお、続きが待ち遠しいです。
初めて純友が・・・
期待してます。
240 :
名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 13:13:30 ID:s9B2xBTXO
このスレの中で一番人気のある作品って何なんだろうな
241 :
名無しより愛をこめて:2006/11/23(木) 13:54:29 ID:H4SjhK+K0
-ZANKI- に決まってるだろw
DA年中行事に一票
皇城SSに一票!
文章を書き慣れているんだろうな。長編でも読みやすい。
高鬼SSも同じ理由で好きだけど、元ネタがわからなくて
乗り切れない回があるのさw
「中四国支部鬼譚」以外の作品にはイラストとか無いの?
イラストがあると作品世界をイメージしやすくて楽しい。
246 :
名無しより愛をこめて:2006/11/24(金) 23:54:57 ID:RRA6RYaX0
>>244 今頃になってイラスト出されると、今まで読んでた人物像が崩れる可能性が高いから、
俺としてはあんまり出さずにそのSSの世界を想像させてもらいたい。
ま、中四国支部鬼譚の場合は最近になって読み始めたからセーフだったけど。
ていうか、まとめサイトのお絵かき板にいくつかイラスト残ってんじゃないか?
響鬼世界に「仮面ライダー」って単語は存在してないだろうから
鬼たちが「仮面ライダー●●鬼!」と描写されるのに酷い違和感が…
公式どおり「音撃戦士」呼称じゃダメなん?
や、うん、すまん、書き手さんのコダワリなんだろうな。
裁鬼スレ落ちたかな
>>247 確かに、たとえ地の文であってもかなり違和感があるな。
個人的にはタイトルに仮面ライダーって付いてるだけでも結構違和感覚えるが。
250 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 13:36:21 ID:swlAXgp20
劇場版みたいに変身してから「○○鬼!」って名乗りを上げるパターンが一番しっくり来ると思う。
前回は
>>234から
十六之巻「迫る傀儡」
黒装束の男に身構える大洋の額に、汗が伝った。
男から発せられる邪気のような目に見えぬ重圧がこの暗いトンネルの中に満ちているようで、
大洋の体は押しつぶされそうだった。
「く……っ」
「ど、ど、ど、どうしたの?」
その横で泣き出す寸前の純友が大洋に訪ねる。
「オマエは感じねえのかよ、このプレッシャーを!」
「ななな、何のこと?」
やがて、大洋のひざががくりと曲がり、地面に崩れた。
「え、えぇぇぇ〜!?」
その時、純友の頭に声が響き渡った。
(鍛えている者なら、我の邪気に何も感じぬわけはないのだが……鬼の仲間にも、こんな奴が
いるのか)
「ひっ」
縮み上がって純友はその場に固まった。
黒装束の男が近づいてきて、杖を振りかざした。大洋は男の足下に、あきらは男の背後数メー
トルのところに倒れている。どうやら二人は男の出す邪気というものによって倒れたようだが、
純友は何も感じなかった。先程の声によると、純友の鍛えが足りないのがその理由らしい。
「ぼ、ぼ、ぼ、ぼくが行くしか、ない……?」
大洋にも、あきらにも手を出させるわけにはいかない。恐怖に凍り付きそうな自分を叱咤して、
純友は半泣きになりながら男を見据えて言った。
「お、おおおおおお、おまえなんか全然怖くないぞ……っ!」
声も、脚もがくがくと震えるのを止められない。なんとかして二人を助けなければ、
そう思って手をやった胸に、ディスクアニマルの感触があった。
男を睨みながら首から下げたディスクを取り出したが、次の瞬間はっとした。
(音叉がないと、起動できないよぉぉぉ〜)
涙目で辺りを見回した時、倒れたあきらの手元に鬼笛が見えた。
必死の思いで純友は鬼笛を拾い、吹き鳴らした。
ディスクは展開してカラスの形に変形すると、あきらの腰の近くに舞い降りて、そこに
下がっていた数枚のディスクを突っついた。
瑠璃狼や黄赤獅子などが起動して男に向かって行くと、男は掌をそれに差し向けた。
飛びかかる寸前でディスクアニマルたちの動きが止まり、ディスクの形に戻って地面に落ちた。
「あらっ?」
純友は更に鬼笛を吹いた。ヒュルリー……ッとトンネルの中で笛の音が響く。
「行けッ! 消炭鴉!!」
その言葉に従って消炭鴉は過たず男に向かっていく──かと思っていたが、黒い鴉は
男の脇を抜けてトンネルの向こうに飛び去ってしまった。
「ええーっ!?」
純友の叫びにも振り返らず、黒い翼を羽撃かせ、ディスクアニマルは空の彼方へと
去っていった。
「そ、そんな……」
男が進み出て、金色の杖で純友をなぎ払った。
「がっ!」
一発で脆くも倒れ伏した純友を、今度は男が蹴り跳ばした。仰向けにひっくり返った
純友に対し、更に打ち据えようと杖が振りかざされた。
「う、うわあああーっ!」
杖が振り下ろされた瞬間、純友の前に何者かが立ちふさがり、腕で杖を受け止めた。
「こンのヤロおおおお……!」
凶悪な顔で男を睨みつけ、大洋は言った。
「コイツはおれより弱えんだよ……! おれがまず相手だ……ッ」
額に汗をにじませ、大洋は男にふらつきながら向かっていったが、難なくかわされて、
倒れたところを杖で滅多打ちにされる。
しかし男が動きを止めると、大洋はゆらりと立ち上がって再び男に向かっていった。
倒れても、倒れても何度も大洋は立ち上がったが、何度目かにはついに動けなくなった。
黒装束の男は、ひときわ高く杖を振り上げた。
「や、やめろ……」
痛む体を必死で起こしながら、純友は叫んだ。
「ぼ……ぼくの友達に、それ以上手を出すなぁーッ!!」
空中を、目に見えない何者かが風を切り裂いて複数飛んできた。彼らの鋭い翼が男の装束を
切り裂き、その周囲に黒い切れ端を散らした。
姿を透明に変えていた浅葱鷲たちが、空中で色づいてその姿を現した。
「消炭鴉が……助けを呼んできたの?」
純友はあたりを見回したが、肝心の消炭鴉の姿は見えない。
男が掌を向け、その先から発された空気の歪みのような渦に晒されると、浅葱鷲たちは次々と
ディスクの形に戻って地面に落ちていった。
「う、うわ、駄目だ──」
大洋もあきらも倒れたまま動けず、助けにきたディスクアニマルも男には通じず──
そこにまた、今度は十数羽の茜鷹が飛来して、男を傷付けていく。男は次々と掌を向けて
ディスクアニマルをディスクに戻していくが、すべてのディスクアニマルの動きを止める
までにはいくらかの手傷を負った。
そこに更に、黄赤獅子、瑠璃狼、緑大猿、鈍色蛇、青磁蛙、黄檗蟹といった、純友がこれまで
にみどりの講義で習ったディスクアニマルたちすべてが大挙してやってきた。
その数の多さに黒装束の男は対応できず、踵を返すと黙って引き上げはじめた。
その背を純友はずっと睨みつけていた。
「う……痛ててて」
アザだらけになって起き上がった大洋が、痛む体を引きずって男を追う。
「待て、コラ……!」
トンネルの向こうへ歩いていく男を大洋が追うと、何十枚ものディスクアニマルがその
足下に集まり、大洋の歩調に合わせて男を追っていく。
「ヤツを追うぞ、純友」
「え? あ、ああ」
倒れているあきらを振り返ると、いつの間にかその横にちゃっかりと消炭鴉が控え、
ここを任せろとばかりに片方の翼を振った。
「調子いいな〜、オマエ。……でも、助かったよ」
そう声をかけてから、純友は大洋と、大勢のディスクアニマルと共に男を追っていった。
十六之巻「迫る傀儡」了
次回予告
「どうしたの、そのケガは……!」
「『あれ』をみつけたら、我々に連絡してくれるだけでいい。それ以上のことは……危険だ」
「純友君、ディスクアニマルどうやって起動したの?」
「──みどりさん、監督不行き届きです!」
見習いメインストーリー 十七之巻「止める王」
256 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 16:57:49 ID:swlAXgp20
カラス強ォwww
えぇー!?純友とあきらが間接キッ(殴
中四国支部鬼譚の新しいTOP絵のコナユキさんがこれまた滅茶苦茶キレイですな
258 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 19:32:10 ID:swlAXgp20
相関図まで足されてる・・・。
>相関図
何気に明治編が組み込まれてて感動した
今回の相関図で新たに本名が明かされた鬼さんもいるな
260 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 21:51:12 ID:IxiShTQw0
261 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 22:59:50 ID:F9mt/NBV0
雪風日和さんは、都合の悪い書き込みを削除せずに、きちんと回答してください。
=====削除された内容ここから======
「雪風日和」さんの現在のトップ絵についてですが。
描いた絵師さんが、
・加工(文字入れ等)許可を出した覚えはない
・リクされるときに「コナ●キさん」だとかキャラ名はなかった
黒髪ロングストレートで楽譜見て笑ってるお姉さんみたいにしか書かれてなかったと記憶してる
と言っておられました。
「雪風日和」管理人さんの行為は、マナー的にもルール的にも問題ある行為だと
思いますが、どのように考えられてますか?
絵師さんにも失礼ですが、見に来てくれる人も、コナユキさんでないものをコナユキさん
だと言われてもどうか、と思います。
=====ここまで=====
262 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:05:58 ID:F9mt/NBV0
>>257 残念だが、あれはコナユキさんではなく、コナユキさんににた誰かなのだよwwwサーセンwww
荒らしはいかんよ
VIPPERはVIPに帰りなさい
264 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:10:59 ID:F9mt/NBV0
都合の悪いことは荒らし扱いですかwww
265 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:16:13 ID:lJR6HZ2PO
加工許可とかリクとかどうにも話が掴めないし、マナーだのルールだのというのも一体何処のマナー・ルールなのかわからないし
作者さん本人が「これがコナユキさん」と仰ってる絵をコナユキさんじゃないとか言われても意味がわからないし
それで「糞サイト」なんて書き込んでたら荒らしと見る以外にどう見ろというのやら( ゚Д゚)y―┛~~
267 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:20:04 ID:h+S3FApj0
>>266 >加工許可とかリクとかどうにも話が掴めないし
理解できんのに批判するなwww
268 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:20:14 ID:F9mt/NBV0
269 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:20:46 ID:8zs+qpu30
270 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:24:12 ID:8zs+qpu30
しかもご丁寧にアク禁付きダナ
まめな管理人ですことw
271 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:25:19 ID:Y+hgaggYO
AA荒らし等を見たので、削除については
「どうせ煽るような書き方したんだろ」
とか思っていたけど、至極まっとうな聞き方だったんですね。すみません(荒らしたのは別の人かな)
俺も書き込もうと思ったら、携帯、パソコンどっちもダメだったw
以下、書こうとした文章
>>8 例のスレの具体名や、どこにそのスレがあるかなど、スレを特定しうる情報は
を外部で言うのは、そのスレで描いてくださる絵師の方々に迷惑がかかる恐れがあるので、
書かない方がいいです
(空気を読まずに「○○(サイト名など)の××さんですよね」と特定するなど
つーか前に一回あった)
あと管理人様(のご友人?)には、
「ここでの絵がどこで描いてもらった物かということは、伏せてください」
、と以前頼み、それに了承して下さった筈ですが、何も変わっておりません
このことについて何かご説明願います
以上、書き込もうとした文章
ただ、この様子だと、書いてても削除されてたな…
272 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:25:55 ID:lJR6HZ2PO
少し前までこのスレがかなりギスギスした雰囲気だったのが折角また和んできたのに
また妙な雰囲気に戻すつもりか?
見た感じそのスレでの揉め事に雪風日和の作者さんは絡んでないように見受けられるが。
VIPの揉め事ならVIPで解決しろよ。はるばる特撮板までやってきて飛び火させてくれるな。
俺たちはSSを読むためにこのスレにいるの。
作者さんはSSを投下するためにこのスレにいるの。
このスレはそのためにあるの。
訳の分からない争いを持ち込まれるのはごめんだ。
274 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:30:04 ID:lJR6HZ2PO
なら管理人におまいが伝えて
解答をもらってこい
よくわからない人へのまとめ(´・ω・`)
・VIPには、指定した内容で絵をかいてもらおう!という趣旨のスレッドがあります
自分の好みのタイプを書き込んで、絵師に絵を描いてもらおうスレA
http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1164419720/ 現在進行中の最新スレ↑
・このスレに、どんな絵が見たいかという特徴を書き込む→絵師さんがそれにこたえる
という流れです。
・サイトの管理人さんは、その流れにそって「黒髪ロングストレートで楽譜見て笑ってるお姉さん」というようなリクエストをし、
絵師さんがその内容にそった絵を描きました。
つまり
サイトのキャラクター紹介ページに載っている絵は、
VIPの人がキャラクターの絵を書いた、のではなく、
管理人「○○な感じの絵をお願い」 絵師「よっしゃうp」
という経緯で描かれたものなのです。
・最新スレでは、そのことについて
友達の小説のキャラクターに関する絵を自分が勝手にリクエストしていた、という弁解や
一応転載許可はとっていた、という事が書き込まれていますが、ログが不十分で確かではありません。
絵師さんによると、「転載」というだけで、絵を勝手にキャラクターに当てはめるという事については知らされていなかったそうです。
276 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:31:08 ID:h+S3FApj0
>>273 > 見た感じそのスレでの揉め事に雪風日和の作者さんは絡んでないように見受けられるが。
それがどうやらそうじゃないみたいなのよ。
本人の回答が聞ければみんなも落ち着くと思うんだけど…。
何このオロチ現象
腐れビッパーな大量発生か
278 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:32:35 ID:IxiShTQw0
無断転載、画像加工なんかして、おまけに誠意有る回答をしないからこうなるんだけどwww
謝罪も弁解も無し。
冤罪?どう考えても真っ黒だろww
でも絵を加工して転載しているのって雪風日和の作者さんですよね?
じゃあ関係ないってことはないと思うのですが。
280 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:33:42 ID:lJR6HZ2PO
管理人降臨まで居座るお
ブーン /⌒ヽ
⊂二二二( ^ω^)二⊃
| /
( ヽノ ブーン
ノ>ノ
三 レレ
281 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:33:46 ID:DfM5oRBb0
282 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:34:48 ID:h+S3FApj0
>>278 まあ真っ黒かどうかはわからんけど、軽い気持ちでやったにしろ何かしら謝罪は必要かと。
あの絵を描いた絵師も「空気悪くしたから」ってどっか行っちゃったし…。
283 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:35:59 ID:8zs+qpu30
普通の質問すら削除&アク禁されてる状態で「管理人が関与してない」ってのもどうかと思うけど
VIPPERの問題提起なんか相手にされないのが常だわなw
過疎板の過疎スレ、しかも管理人バンザイっぽい排他スレでまともに議論できるわけもなく
ま、とりあえずVIPのあのスレではもうあのサイト向けに絵が描かれることはないとオモ
このスレからでも絵支援してあげなよ
軽い気持ちでやっただけなら、そういってちゃんと対応してくれてたら、わざわざここに書き込まなかったよ。
285 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:38:36 ID:h+S3FApj0
>>283 > ま、とりあえずVIPのあのスレではもうあのサイト向けに絵が描かれることはないとオモ
というか、あのサイト向けの絵だってこと自体知らされてなかったのよね。
「絵師さんに描いてもらいました」って言ってたけど、それってなんか違くない?
286 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:39:07 ID:Y+hgaggYO
>>278 いや、転載許可自体はとってあった
しかし用途については説明なしで、
サイト上で勝手に
「この絵は○○(キャラ名)を描いてもらったものです」
とか言ってる
それと無断加工が問題になった
スレ読んできたけど、絵をリクエストしている本人(作者さんの友人)が
>>283で
>俺がこのスレでリクして絵を頂き、友人に送って、友人がそれをサイトにうpするということを続けています
>どこのスレで描いてもらってるのかは友人には言ってませんが
と、言っている。
つまり雪風日和作者さん本人はスレに全然関わってないんだろ?違ったら言ってくれ
それで、リクエスト主=作者さんの友人はこのスレには居ない
わかるな?お前らが文句言う場所はこのスレじゃないってことだよ
288 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:41:35 ID:IxiShTQw0
>>287 それが雪風の自演でない証拠は? お前も含めww
289 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:41:51 ID:F9mt/NBV0
向こうの
>>283=雪風日和
……ではないかと思っている。
ただ、ここのスレの他の人に迷惑をかけるのは本意ではない。
雪風日和さん、見てるだろう?
とりあえず掲示板のアク禁を解いてくれ。
そっちでやろうじゃないか。
290 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:42:08 ID:lJR6HZ2PO
はいはいワロスワロス
291 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:44:41 ID:IxiShTQw0
アク禁、都合の悪い質問削除、なんて問題解決の手段になるかよ
むしろ燃料投下乙wwww
292 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:45:32 ID:lJR6HZ2PO
_n
( l
\\ (^ω^ )
ヽ ̄ ̄ ノ管理人はやくこいお
フ /
| /
( ヽノ
ノ>ノ
三レレ
このタイプの魔化魍はあらかた暴れ尽すと自然消滅する。挑発に乗って戦うと思う壺だ
>>283 VIPのスレには、ただ「○○な感じのキャラを描いてください」とだけ言われるのですから、
誰がリクエストしたのか、はたまたそれがこのサイトの管理人なのか、わからないのですよ・・・
295 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:46:20 ID:h+S3FApj0
>>287 > つまり雪風日和作者さん本人はスレに全然関わってないんだろ?違ったら言ってくれ
その友人の人が「本人もvipperだから気付いてるかも」みたいなことを言ってたよ。
てかスレに関わってないってのは少し違うかと。
原因を作ったのはその作者さんだし。
まあいずれにしてもここでどうこう言ってもしょうがないのかもね。
296 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:47:18 ID:8zs+qpu30
>>287 過程はともかく絵師が問題視することをやったのは事実だし
作者のサイトへの書き込みにより現状は把握してるはずだし
作者本人は無関係だからしたらば削除でダンマリでいいじゃんは通らないと思いますよ?
このスレで文句言うのは確かに動機的に微妙だけど
別に当事者のみが作者に問題提起できるわけでもないですし
サイト関係者の立場であるこのスレで議論することは無意味ではないかと
どうでもいいけどしたらばの
>>13も消されたら面白いな
>>293 だが完全に放置しておいては人里に被害が出る一方だぞ
どうする裁鬼
298 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:50:02 ID:F9mt/NBV0
問題はもはや、無断改変だけではなく、それ以降の対応も含まれている。
自分のやったことが間違いだったか、今でも間違ってないと思ってるか、それすらわからない。
そして、掲示板がアク禁、都合の悪い質問は削除、という対応だから、本スレとも言えるこちらに
書き込ませてもらっている。
他の住人の方には迷惑をかけて申し訳ないと思っている。
299 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:51:01 ID:lJR6HZ2PO
管理人はアクセス禁止してる
↓
インターネット接続してる
↓
このスレ見てないわけがない
↓
この中に犯人はいる
とマジレス
迷惑かけてるとわかってんならやめろよ
申し訳ないっていくら言っても実際続けてたら何も意味ないぞ
301 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:52:44 ID:F9mt/NBV0
>>300 それは雪風日和さんに言ってくれ。
あんたもこういうスレに出入りしてるんなら、創作物の無断改変とかが、どれくらい重要な問題かわかるだろ?
まさかダンマリで通ると思ってないよな管理人
こちらとしても強行手段には出たくないぞ
303 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:54:38 ID:F9mt/NBV0
強行手段なんて、ここに居座るくらいだけどなー。
304 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:55:03 ID:8zs+qpu30
>>302 経験的にダンマリで通るけどなw自分含めてVIPPERはすぐ飽きるし
掲示板しばらく閉鎖でもすればすぐ沈静化するだろう
306 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:55:20 ID:h+S3FApj0
>>300 一応このスレでよいしょしてる人がやらかしちゃったことだからちょっと我慢して、とも思う。
管理人さんが出てくれば一番いいんだけどね。
>>302 強行手段はよろしくないよ。
307 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:56:11 ID:IxiShTQw0
>>300 お前しか雪風を擁護してない
何故??wwww
308 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:57:06 ID:F9mt/NBV0
309 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:57:15 ID:h+S3FApj0
>>305 何か勝手に文字入れたりされたみたい。
「たかがそれくらい」って思うかもしれないけど、自分の描いた小説のセリフを勝手に変えられたりしたら気分悪いでしょ?
それと同じだと思う。
あとは以降の対応がまずかったと。
310 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:57:32 ID:8zs+qpu30
>>305 7レスも擁護しといて問題掴んでなかったんですか?
311 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:58:37 ID:IxiShTQw0
新都社にも応援頼むかな
>>310 十分な説明がなされてないのにどうやって掴めというのかw
日付も変わるので俺は消えよう
313 :
名無しより愛をこめて:2006/11/25(土) 23:59:24 ID:SOEkce88O
ちょwwwww
俺の言葉に反応すんなよwwwwwww
314 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:01:08 ID:h+S3FApj0
>>312 脊髄反射かよwww
しかし絵描きスレの人もここを荒らしても意味ないと思われ。
どうしたもんかしらねぇ…?
315 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:02:06 ID:Y+hgaggYO
掲示板で問題について話し合ったら、荒らしも出るし、普通の読者さんが不快になる、とか考えてるのかな
もしそうなら、この件についての意見を聞くための捨てアドでも取って、そのうえでTOPなどで謝罪すればいいと思うんだが…
(ちゃんとした説明、謝罪、対応が見たいだけだから、少なくとも俺はイタズラメールとか送らない
あと、絵に関しては、(加工したものだけでなく、無断でキャラに当てはめたものも)
しばらく絵師からの許可(当人だとの証拠付き)待って、一定期間反応がなかったら消すとか
316 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:02:17 ID:8zs+qpu30
317 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:04:37 ID:F9mt/NBV0
>>314 WEBリングのサイトにある掲示板に片っ端から書き込んでいく。
というのを考えたが、それは回りに迷惑かかりすぎるからやめよう。
318 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:05:01 ID:lJR6HZ2PO
少なくともトップ絵を描いた絵師は
加工されたことを不快に思っている
勝手に加工されたうえ
見知らぬサイトのファンのような扱いをうけたのだから当然だ
管理人は現状把握していないわけがない
なのに回答も謝罪も画像削除もしていない
319 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:05:34 ID:x1TBulXuO
仮に友人が送ってきたにしろ、確認とらなかったのは管理人の汚点
頭下げればいいんだよ
なぜそれだけの事が出来ない
320 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:08:32 ID:sOCH+lS50
問題になってるサイトの現在のトップ絵をリク絵スレで描いた者です
確かに転載許可付きでとのご要望でしたので、それも許可した上で
リク絵スレに晒しました
なので【転載】については何も言うことはありません
しかし、【加工】は許可しておりませんし、許可を乞われた覚えもございません
どうやらこちらの管理人さんは、直接ではなく
リク絵スレ住人から絵を転送して手に入れていらっしゃるようですね
なのでこちらの管理人さんは何も知らされずに使ってしまったということだろうと思いますので、
あたしもリク絵スレでのうかつな発言及びそれによって突撃厨が出てしまったことをお詫びします
すみません
ですが文字入れも加工のうちですし、
文字入れだろうが、切り取りだろうが、色の塗りなおしであろうが
加工は加工ですので、「たかが文字入れくらい」というお気持では困ります
ネット上に晒した以上はこうなることも予測し多少は寛容に見るべきだろうと思いますので
今回はこれで失礼させていただきますが、
「ネット上に晒してる時点で転載や加工は防ぎきれないのが当たり前」だから「やってもいい」ではなく、
常識的かつ人間的なマナーとして、他人の制作物を勝手に弄るのはいけないことです
一定域を超えれば著作権法違反になることもあります
常識としてそれくらい理解してからサイト運営なさることをお勧めします
それでは長文失礼いたしました
PS
なんか本家サイトにホスト規制されて書き込めなかったからこっちに書いた
荒しした覚えないのに
完璧スレチでごめん
それとあたしのリク絵スレでの発言でこっちにも迷惑かけたみたいで
ガチでごめん
じゃ消えます
321 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:10:09 ID:ormhSZbM0
>>315 > WEBリングのサイトにある掲示板に片っ端から書き込んでいく。
> というのを考えたが、それは回りに迷惑かかりすぎるからやめよう。
そういう悪質なのはやめなさいwww
>>319 そうなんだよね。
そもそも「知らなかったから」は免罪符じゃないし…。
322 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:10:11 ID:UJliNSBJ0
というか、今回やったことについてどのように考えてるのか。
俺は本当に、
>>261の内容に答えて欲しいだけなんだ。
それが無いとはじまらん、というか……
しかし、俺、最近の仮面ライダーはよく知らないんだけど、ファンはみんなこうなの?
他人の成果よこどりするようなことして、バレたら知らん振り。
それが正義の味方のすることなの?
あー、ここはsage進行でいいのか?
問題の絵がリクエストされたときからあのスレにいるけど、ここまでの大事に発展したのは今日が初めてだ。
俺もまさかの急展開についていけてないw
ついていけてないが・・・
管理人がどう思ってるか知りたい。
VIPとかそんなの関係なしにな。
324 :
320:2006/11/26(日) 00:11:25 ID:sOCH+lS50
325 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:11:48 ID:wyY/WsI3O
>>320 おまいはなにも悪くない
好みスレはコロコロ人がいれかわる
時間がたてば今回の件も忘れ去られるさ
気が向いたらまた戻ってきてくれよな
いつまででもまってるぜ
326 :
凱鬼メイン作者:2006/11/26(日) 00:11:56 ID:BXA5orqC0
ROMっとこうと思ったけど、事が大きくなってるみたいなのでレスつけます。
雪風管理人さん、ことの真実と成り行きを教えていただきたい。
こればかりは当事者同士が話し合わねば解決出来ない問題。
黙り込んでても沈静するかも知れないけど、そんなことじゃあ、もう中四国SSにはなんの魅力もなくなる。
俺は管理人さんが故意に転載、加工をしたとは思っていません。
うっかり確認せずに、という事もあるでしょうから。
とにかく管理人さんのコメントをお待ちしています。
327 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:13:32 ID:IJqsvv4H0
>>325 おいおい俺は忘れないぜ?
忘れずに、事情を知った上で待ち続けてやるさ
328 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:14:23 ID:aXDqZYMk0
時間がたてば忘れ去られるさ
と言われると忘れたくなくなるなww
329 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:17:14 ID:wyY/WsI3O
かずい〜!!!
俺の記憶を消してくれ〜!!!!!とさけべばおk
状況判断してみろよみんな!
こっちはSS投下で話し合いは裁鬼SS伍の巻でって趣旨では?
で、向こうが落ちてガタガタ言い出すってのはどうなの?
荒らしとしか見れなくて仕方なくね?
331 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:20:09 ID:ormhSZbM0
>>320 っと、絵師さんが来たのね。
勝手に弄られた時の気持ちはよくわかるし、荒らしたくないというスタンスも同意。
俺も向こうで待ってるぞー。
332 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:20:43 ID:3KgjaQ7q0
>>329 マインドアサシンか!懐かしい〜!
幕張にもあったな・・・
こんな形で思い出すとは・・・
333 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:22:52 ID:IJqsvv4H0
>>330 状況判断した結果
「こっち」とか「裁鬼SS伍の巻」とか「向こう」とか言われても意味がワカンネ
対外的な交渉は全くできないかたなのですね
334 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:22:52 ID:UJliNSBJ0
>>326 部分的に勘違いされてるようなので、若干補足。
・転載そのものは許可済み
・ただしその絵は「コナユキさん」として描かれたものではない。
・文字入れ等の改変の許可は取っていない。
あと、今問題が大きくなってるのは、むしろその後の対応でしょうな。
だから
>>320さんは無関係ではないが、それだけではないと思います。
私は、雪風管理人さんの創作物の無断改変に対する意識を改めてもらう必要があると考えています。
335 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:22:53 ID:aXDqZYMk0
どんなDQN行為でも、さっさとホントのこと白状しちまうのが一番良い鎮火方法なんだがな
336 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:23:26 ID:wyY/WsI3O
俺はマインドアサシンも幕張ももっているんだぜ
337 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:25:31 ID:ormhSZbM0
>>330 > で、向こうが落ちてガタガタ言い出すってのはどうなの?
> 荒らしとしか見れなくて仕方なくね?
落ちてない落ちてないw
てか管理人さんがアク禁しまくっててまともに話せないんよ。
結局は管理人さんの行動が引き金になってるわけで…。
338 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:28:38 ID:UJliNSBJ0
と、ここで本来のこのスレの方たちに質問。
創作物の無断改変とかについて、どう考えられてます?
これ以上ここにいても迷惑かけるだけなんで、あとはこちらのスレの方の自浄作用に期待しようかと思うのですが……
339 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:32:16 ID:wyY/WsI3O
正直
>>320には悪いと思っている(´・ω・`)ガチですまない
だが320の叩かれること覚悟での好み絵スレでの勇敢な発言、
そしてこのスレでの行動
このまま無いものにするわけにはいかない。
俺の気がすまない。
俺は管理人がなんらかの反応するまで戦うぜ。
そして
おまいの絵柄が好きとかそんな軽い気持ちじゃない、
おまいのがんばりや絵にたいする姿勢、ヌクモリティが好きだ
おまいの帰りを待っている
340 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:34:10 ID:aXDqZYMk0
今までの反応を見ると、身内をかばうぬるーい奴ばっかりで、
叩かれる原因の無断改変・転載なんか二の次って感じだな。
なんでもVIPPERの荒らしのせいにしとけばいいんでしょ?
あら、向こう落ちてないの?ゴメン!
でもSS投下と感想のみにしないか?
342 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:36:49 ID:UJliNSBJ0
>>341 ……こりゃ、期待できそうもねーな。
人の創作物改変して知らん振り、っておまえら、おまえらだって、創作やってんじゃねーのかよ!!
343 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:39:52 ID:IJqsvv4H0
>>340 ばっかりっつーか一人しかいないと思う
日付変わる前も変わった後も、一人
問題となったリクもサイト上の画像のアドレス貼るとか稚拙な感じだったし
ネットマナー(懐かしい言葉だけど)を知らないただのお馬鹿さんかしら
知らなかったにせよ何にせよ謝らないとどうにもならないんじゃないの?とは思いますね。
いや、とりあえず謝っとけばおさまるだろ、とかそんなんじゃなくて。
知ってても知らなくても使ったことに対する責任は発生しちゃいますからねー。
345 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:41:20 ID:wyY/WsI3O
ライダー達も雪風日和と戦うお!!( ^ω^)
迷惑かけてスマンな。
夜が明ければ静かになると思うからさ。
何故管理人が出てこないのか?
まず、それが絶対条件だろ。
当事者がいないのに議論したって、ここの住民に迷惑かけるだけ。
彼が誠意ある対応をしていれば、こんなことにはならなかったと思う。
管理人さんよ、今からでも遅くない。
貴方の意見、考えを聞かせてくれ。
>>345 とりあえず、そういう発言は止めとこうな。
348 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:46:43 ID:ormhSZbM0
うーん、なんというか…イラストも簡単に入ったみたいだし、加工も簡単だったから軽い気持ちで、って感じなのかもね。
プロの絵師のイラストでもそこらへんの掲示板でやり取りされてるような状況だから、作り手の大変さとかそういう意識が希薄になってるのかも。
本来、絵も文章も同じ創作物なのにね。
どんなに言葉を並べても伝えられないイメージが一枚の絵で伝わったりもするし、逆に何日も描き込んだ絵より数行の文章の方がよかったりもする。
お互い軽く考えないようにしないとね。
349 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:49:52 ID:wyY/WsI3O
実は俺、仮面ライダー龍騎のDVゲフンゲフン
350 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:50:11 ID:UJliNSBJ0
実は俺は新聞少年(というかいい加減おっさんだが)なので、今から仕事にいかねばならない。
言いたいことは
>>348に激しく同意なんで、俺は今日はもう落ちる。
雪風管理人さんや、このスレの方たちの、今後の対応に期待する。
351 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:50:46 ID:z1gAYdavO
>>342 うん、だからさ!
正直著作として保護される範疇かってのと
ファンとして大事にすべきとは違うと思う。
自分はこう展開させたいってのもアリかと思うんだ。
もうバレてるだろうから野獣作者です。
駄文書いたのもSS作者さんたちへのリスペクトです。
そんなにハードル上げられちゃROMるしか無いのかな?
ここは・・・裁鬼小説スレなのか?しばらく見ないうちに変わったな
……落ちる前にリロードしたら・・・・・・
>>351、お前、雪風管理人で、わざと論点ずらしてんだろ?
今後のVIPPERの頑張りに期待しつつ、スマン今度こそ本当に遅刻しそうなんだ。
354 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:54:54 ID:wyY/WsI3O
実は俺、いま寝込んでるんだ(´・ω・`)
すげぇ具合悪いの
今日は寝るの
2chでやってる以上、いつ今回のvipperみたいな連中が荒らしに来てもおかしくはない・・・
そう分かってはいましたが、それでもさすがに今回の件は見ていて本当に気持ちが悪くなりました。
いくらなんでもvipperがこんなに気持ち悪い連中だとは知らなかった。
中四国SS作者さんも、もちろん他の全ての作者さんも、一生懸命SSを書かれている。
そうして出来たSSはまさにそれぞれの作者さん達の魂の結晶。
魅力的なキャラクター達もすべて作者さん達が全身全霊込めて作り上げたものなんだ。
そしてそんなSSを読んで楽しみ、語らう皆。
このスレはそんな素晴らしいコミュニティなんだ。
それを、やくざまがいの言いがかりと粘着、罵詈雑言で踏みにじるvipperなんて絶対に許せない。
作者さんが全霊を注いで作り上げた作品やキャラクターを汚すような行為を俺は絶対許したくない。
俺は一読者として、皆で楽しめる響鬼SSスレを守りたい。
だから中四国SS作者さんにお願いです。こんなキモいvipperなんかとはもう縁を切ってください。
そして、今回のような被害を受けてお気を落としでしょうがそれでもめげずにSSを書き続けてください。
コナユキさんはじめ、魅力的なキャラクター達の活躍をこれからも読ませてください。
(もちろんその魅力というのは絵も含めてです。vipperが何を言おうと、このスレの住人にとっては
作者さんが「コナユキさんの絵」と言ったらその絵まで含めてコナユキさんなのですから!)
vipperの妨害がいつまで続くか分かりませんが、あなたのSSを楽しみに待っている読者がここにいます。
そして他の皆さんにもお願いです。お願いというよりは提案になるのですが、
vipperの書き込みなんか一切相手にしないで今まで通りにスレを進行していきましょう。
それがこのスレをvipperの粘着から守る一番の方法だと思うのです。
だから、この書き込み以降、vipperへの反応は一切「無し」にしましょう!
vipperのことを話題にするのも「無し」です!
俺はこのスレが本当に大好きです。皆さんもきっとそうだと思います。
皆のスレを皆の手で守りましょう!
>>354 寝込んでんならパソコンつけんなよw
お大事に。
357 :
野獣作者:2006/11/26(日) 00:58:58 ID:z1gAYdavO
どうやって携帯だけで管理人出来るんだよw
まああのサイトの人に見られたのはちと嬉しいな!
358 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 00:59:52 ID:wyY/WsI3O
359 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:00:28 ID:IJqsvv4H0
360 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:01:07 ID:ormhSZbM0
361 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:02:28 ID:x1TBulXuO
魅力的なイラストもすべてVipperさん達が全身全霊込めて作り上げたものなんだ。
363 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:02:43 ID:ormhSZbM0
とりあえず新聞の人はおつかれさん。
そして寝込んでる人はお大事にー…ってかちゃんと休めwww
364 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:03:21 ID:aXDqZYMk0
こんな燃料はどう考えてもVIPPERの工作員だろww逆にwww
>>355 アンタの気持ちには激しく同意。
だけどそれじゃ何にも解決にならんでしょ?
明らかに雪風管理人さんに汚点があって、住人は当事者のコメントを待っているだけだぜ?
それになぁ。Vipperに限らず、人を悪く言うのはイカンでしょ。
もうちっと冷静になろうや。
スレを守っていきたいのは俺も同じだから。
366 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:04:24 ID:ormhSZbM0
>>364 俺もそう思うw
むしろ素でやってたら信者っぷりもいいところだwww
今回のこれってさ、VIPとかはもう関係ないと思うんだ。
絵を描く側と、それを使う側との問題。
俺らは荒らしにきたわけじゃない。
ここの人達から見たら荒らしかもしれんが、突撃依頼とかそんなんじゃないんだ。
それだけは分かってほしい。
368 :
野獣作者:2006/11/26(日) 01:04:45 ID:z1gAYdavO
>>355 スイマセン熱くなってました。
あなたにSS一ファンとして全面賛成です。
369 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:07:09 ID:IJqsvv4H0
>>368 何だwwわかりやすい子だなwwwww
日付変わってもID変わらないっぽかったのでしばらく携帯からレスしてたのかね?
ついでにPCと携帯使って自演とw
>>367 よし。俺はとりあえずアンタを信じてみる。
てーかもう、Vipperだの何だのは無しにしてさ。
対立とかすんのは止めにしようや。
371 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:08:45 ID:ormhSZbM0
>>367 なんか
>>365>>368読んだら、マジメな話しても通じないような気がしてきたw
てかそもそも二次創作やってる人にはわからない話なのか?
それはそれで悲しいよ…。
>>365 おまえホントに空気読まないな
明らかに汚点があるなんて、同じ作者同士で発言できる神経疑うわ
そういうこと言うならおまえがスレから消えろ
373 :
365:2006/11/26(日) 01:10:48 ID:BXA5orqC0
>>371 真面目な話してくれ。
今の俺は多分通じる。
374 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:15:04 ID:IJqsvv4H0
とりあえず私は
>>355の「キモいvipperなんかとはもう縁を切ってください」は良いと思う
キモいvipperの描いた絵なんかサイトに置かず
このスレで全身全霊込めて作り上げたものだけ置けばいい
>>368も同意してるしな
ぶっちゃけ管理人さん本人が素性隠して書き込んでますよね?
376 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:15:49 ID:ormhSZbM0
>>372 > 明らかに汚点があるなんて、同じ作者同士で発言できる神経疑うわ
どして…?
>>373 了解w
俺は
>>355の
>(もちろんその魅力というのは絵も含めてです。vipperが何を言おうと、このスレの住人にとっては作者さんが「コナユキさんの絵」と言ったらその絵まで含めてコナユキさんなのですから!)
って発言はどうかと思うんよ。
まるであのイラストはSSの作者を引き立てるために描かれたような発言じゃん?
しかも「そうじゃなくてもそうしてやろう」って趣旨だし。
そういうどっちかの信者みたいな発言は控えて、お互いの創作物は尊重しようねって話。
もう名無しで通りそうにない雰囲気なので一作者としての意見を言わせて貰います。
といっても前レスでいくらか言ってるのでまとめて言いますが。
自分としては第一に中四国作者さんにコメントしてもらいたいし、
謝罪すべきところは謝罪していただきたい。
第二にこのスレの雰囲気が戻る事を願っています。
>>372 作者同士ねぇ・・・
仲間意識があるのは分かる。凄くよく分かる。
でもさ、何か相手にミスがあったら、それを指摘してやるのが仲間なんじゃね?
”仲間だから”
”同志だから”
言い方悪いけど、そんな安い理由で援護するってのは間違いだと思うぜ。
”仲間”か・・・自分で言ってて恥ずかしいぜwww
379 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:21:28 ID:x1TBulXuO
管理人が出てきたらいいのに、何故出てこない
俺等だけじゃなく、このスレのお仲間にも迷惑かかってんだぞ
擁護してる奴らが哀れに見えてしょうがねぇよ(自演の可能性もあるが)
380 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:22:58 ID:ormhSZbM0
>>377 あなたも作者さんだったのね。
だったらこちらの言ってることもわかってくれると思う。
俺も別にここを荒らす気はないし、その意見には賛成だよ。
てか俺も含めて絵描きスレから来た人たちは概ね同じ意見だと思う。
>>377 わかってないのにわかったような口を利くな
だから空気が読めないって言うんだ
中四国作者に何か謝罪すべきことがあるって自分の目で見たのか?
自分の頭で考えたのかよ?
ただVIPPERに踊らされてるだけだろ?おまえは。
もしそうなら、おまえのSSもまやかしってことになるぜ
得体も知れぬやつらに言われるがまま仲間を疑うような作者ではな…
>>376 なるほどね。
自分が思うに
>>355の、スレを守っていきたいっていう思いには同意だけど、
別の作者さんの創作物とプライドみたいなのを汚すような発言は確かにちょっとって感じもする。
>>381 疑ってるわけじゃないんだ。
でも中四国作者さんが確認とらずに画像加工したのは不注意で、それも汚点の一つじゃないの?
わかったような口を利いたのは謝るよ。
それとも俺ってホントに踊らされてる?
384 :
野獣作者:2006/11/26(日) 01:30:10 ID:z1gAYdavO
もう勘弁してくれよ!
自分の駄作投下もファンレターの延長線なんだ…
俺、まだまだ読みたいよ!
385 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:32:48 ID:x1TBulXuO
勘弁も何も、俺達は作者が来るのを待ってるだけだ
386 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:32:59 ID:IJqsvv4H0
>>383 真偽も確かめずに
>>381の言うことを信じて「俺って踊らされてるんだ」と考えるのであれば
それは
>>381に踊らされているのと何ら変わらないと思うけど
このスレに絵師の発言もあるわけだし自分で判断はできるはず
それともこのスレでの自分の立場を考えてそろそろフェードアウトしたくなってる?
それならそうすればいい
誰も責めやしない
中四国作者さん・・もしかして、もう寝てる?
388 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:34:50 ID:ormhSZbM0
>>381 むしろ自分は何か確かめてきたのかと。
そうでないなら単なる信者の煽り発言だぞ?
>>382 少なくとも
>>381よりは真実に近いところにいると思う。
結局のところ何が真実かは各自判断しなきゃいけないんだけど、はじめから耳を塞いでる人よりはまともなところにいるはず。
>>386 立場的なことを考えればこのままフェードアウトをしてはならんと自分で思う。
睡魔が耳元まで寄らぬ限りは。
踊らされてるもクソもない・・・
むしろ俺は
>>383に感謝したい。
普段嫌われる立場にあるVIPPERに対し、まともな意見を言ってくれてる。
その、なんだ
VIPうんぬん抜きにして話したいのよ。
前にも書いたが、今回は突撃じゃない。
VIPPERとしてきたのではなく、絵が好きな者としてきたんだから。
>>383 とにかく、敵が大挙して押し寄せてきてる現状、こちらも一致団結してこの危機を乗りきらなきゃならん
その意味で
>>355は良い鼓舞になったと思う。
しかし、そんな状況下でむしろVIPPER側に同調するような発言。
しかも一住人ではなくSS職人、先陣きってスレのために頑張るべき立場にあるおまえがだ。
何をやってる。わきまえろ。
ID:+J/VGeU/O
393 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:38:40 ID:wyY/WsI3O
俺・・・・このスレに管理人がきたら、結婚するんだ
>>391 この人やばい^^;よくこんなの飼ってますね・・・
395 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:39:36 ID:ormhSZbM0
>>391 > しかし、そんな状況下でむしろVIPPER側に同調するような発言。
なんかさっきから「絵師」じゃなくて「VIPPER」って言ってるあたりに作為を感じる…。
396 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:39:42 ID:aXDqZYMk0
こりゃ、管理人がどういう対応をとるかここで見守らせていただくことにするよ^^
自演してた場合は明日まで出てこれないだろうけどw
397 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:40:23 ID:wyY/WsI3O
なぁ、客人側(あえてVIPPERという言葉は使わない)に提案なんだが・・・
sageね?
このスレsage進行みたいだしさ。
この際、VIPとかそんなの考えないようにしようぜ。
>>388 とりあえず頭冷やして自分なりに整理してみるわ・・・。
>>390 なんでVIPがそこまで嫌われてるか俺は知らねーけど、
何気なく俺は誠意を感じるよ。ていうか、中四国さんもう今日は寝てるんじゃ?
おまいらVIPPERVIPPERバカにしてるけど
雪風日和の管理人もその友人も
VIPPERらしいんだぜ
なにか矛盾してないか?
なんでVIPPERは馬鹿にされてんの・・・?
人種差別と一緒じゃないですか・・・。
403 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:52:47 ID:aXDqZYMk0
いいじゃん
VIPPERってレッテル一つ貼れば思考停止できるんだから^^
俺もそうなりたいなあw
404 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:54:03 ID:wyY/WsI3O
雪風日和の掲示板の自演クソワラタwwwww
3つの問題点があって、それを一緒に話してるからごっちゃになっちゃうんだよね。
一つは改変にあたる、文字入れについて・・・
横に文字をそえただけだから、絵そのものには影響ない部分だけど・・・
おおげさにいえば、著作権的にはりっぱな改変だよね。
もう一つは、勝手にきゃらくたーのイメージとして掲載したこと。
たとえばVIPのスレに依頼をする時点で、「この小説の女の子を描いてください!」って言ってれば問題なかった。
でも今回は、「どんないめーじの人物か」という情報のみを書き込んで、
それを見た絵師さんが、絵師さんなりのいめーじで書き上げたものなんだ。
絵師さんのなかには、自分の世界観で絵をつくる人もいるんだ。俺もそうなんだけどね。
だから、あとになって勝手に、ぜんぜんしらないきゃらくたーの設定画にされているっていうのは、ちょっとしょっくかもしれないよ。
>>355君も言ってるよね。「まさにそれぞれの作者さん達の魂の結晶」なんだ。
勝手にイメージをかえられちゃったら、びっくりだよね??
三つめは、勝手にさいとに載せていたこと。
スレに書き込まれた友人さん(これって、じつは管理人さんほんにんなんじゃないの〜?トモダチってよく使う手だもんね)
の書き込みによれば、一部の絵師さんには転載して良いかどうか一応聞いていたみたい。
でも、ちゃんと聞いていたのは全部の絵師さんにではなくて、ほとんどの絵師さんのぶんは勝手に載せていたんだよね。
聞いていた絵師さんのぶんも、キャラクターのイメージ画としてだとは思っていなかったみたい。
サイトのあどれすも、管理人さん&お友達さんがスレに紹介したんじゃなくって、
サイトにあっぷされている画像のURLをけずったら見つかったものなんだよ〜。
406 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 01:59:32 ID:aXDqZYMk0
>>405 >>でも、ちゃんと聞いていたのは全部の絵師さんにではなくて、ほとんどの絵師さんのぶんは勝手に載せていたんだよね。
それは初耳。ていうか、絵主さんと中四国さんとのやりとりは
こっちのスレよりもVIPの人の方が詳しいはずだよね。
>>407 それは俺も初耳。
少なくとも現行のスレでは出てなかったはず。
409 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:10:06 ID:wyY/WsI3O
管理人=リク主でなかったとすると
絵スレでコナユキだかいう女のエロ絵を
リクエストしてたのが管理人ということになるな
410 :
sage:2006/11/26(日) 02:11:46 ID:sOCH+lS50
>>320で消えるとかいったけど、あたしが消えたら無責任もいいとこだよな
と思って引き返してきました
問題になってる絵を描いた絵師本人です
あたし=
>>320です
レスはおおむね読みました
>>339 =wyY/WsI3O
寝込んでるのに応援してくれてありがとう
リク絵スレから来てくれてる他のみんなもありがとう
ヌクモリティに感動した
ガチで泣いた
なのであたしもきちんと正確にあったことを改めて書き込みます
411 :
sage:2006/11/26(日) 02:12:19 ID:sOCH+lS50
こちらの言い分書き込みますね
確かに文字入れ加工されてるぶんには絵に影響はないが
文字入れ加工に加え、画像の切り取りもされてる
さっきもうpしたが
http://www.vipper.org/vip387205.jpg があたしの描いた元画像
問題のサイトにうpされてる画像は、
元画像に、文字入れ加工+画像切り取りが施されたもの
当初、リク主のリクでは
・黒髪ロングストレート
・楽譜ファイル見て穏やかに笑ってるお姉さん
みたいな感じでしか書かれてなかった
「コナ●キさん」というキャラクターだとは一言も知らされていない
あたしが書いたのは
【黒髪ロングストレートで楽譜見て穏やかに笑ってるお姉さん】
であって、
【コナ●キ】さんではありません
URL発見に関しては
>>405の言うとおり
画像うpしてるはずなのにろだ遣ってないから、 フツウにアドレス貼っていいサイトなのかよ、と思ってURL削ったら、
加工されたあたしの画像がトップにあるわけ
で、あたしの問題発言
リク絵スレの空気を悪くして 叩かれて、 勝手に消えたのがあたし
こっちの住人に非があるわけでもないのに、 迷惑かけて本当スマソ
だが、【VIPPER=悪】 という固定観念は捨てなきゃ全うな話し合いはできないと思う
そこらへんをよく考えてみてほしい
あと、常識的なマナーとか著作権とかね
こっちが本人出てきたんだから、サイトの管理者さんも弁解してくださいね
ちょw名前欄にsage描いてどうするあたしorz
相当きてるなww
「絵師さんが来てるわけだし作者さんもスレにキテキテー」とあっちのサイトに書き込もうとしたが
相変わらずアク禁でした\(^o^)/
414 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:18:33 ID:wyY/WsI3O
43:VIP村人i :2006/11/25(土) 12:19:11.65 ID:N+KRIV240
【リクエスト】
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/konayuki.jpg この女性のとびきりエロい絵を!シチュはおまかせ
327:VIP村人p :2006/11/25(土) 19:11:52.80 ID:N+KRIV240
俺が
>>43だけど雰囲気悪くしてすまんかった
このキャラが好きだからちょっとエロい絵を見てみたいなと思っただけなんだ
まさか元の絵がそもそもこのスレで描かれたものだなんて全然知らなかった
『このキャラが好きだから』=このキャラが誰か知っている人間=管理人か友人本人かここの住人だな
>>410-411 おかえり。
戻ってきてくれてありがとう。
つーか向こうでも別に叩かれてたわけではないと思うぞ?
今回のはあれだ、あなたの描いた絵が上手かったから巡り巡ってスレに戻ってきちゃったわけだ。
うらやましいぞw
なんか人いないな
来るタイミング遅かったてヤツ?orz
>>414 体調悪いらしいけど大丈夫?
ガチでありがとう
>>415 いやもうガチでありがとう
あたしも誤解を解かなきゃなと気付かされたお
中四国さん、絵主さんも来てくれたことだし、見てたらマジでコメントください。
とりあえず絵の作者さんの意見が直接聞けたから話もしやすくなったな。
というかサイトの管理人が出て来ない以上、落としどころがわからんわけだが…。
>>407 まだ起きてる・・・かな?
ここにいる客人のなか、一番古参かもしれない俺の記憶をあさってみた。
最初の転載リク(だと思う)のときのやりとり。
うろ覚えだから、誤解を生んでしまうかもしれない。
それを理解したうえで読んでくれ。
絵師:描いたよー(絵うp)
リク主:ありがとう!
リク主:友人に見せたら、こうこうこういうことがあったんだが、転載していい?
絵師:おk ただ、このスレが明るみにでるようなことは書くなよ。
リク主;了解 分かってるよ。
それ以降、転載希望のリクがちょこちょこ出てきた。
こんな感じだったと思う。
細かいこと覚えてないから、もの凄い簡潔にまとめてしまった。 スマン。
>>413 俺はまだアク禁になってないはずだから、頼んでみる。
荒らす・・とかそんなんじゃなくて、まじめにね。
実際の経緯が知りたい、て人は
件のスレのまとめウィキ
http://www5.atwiki.jp/type/ に過去スレログあるから、探してみたら
なんか今繋がらない上、今月中には消すらしいけど
あと、膨大だから、日付で大体のアタリつけて、
「転載」でページ内検索して、見つかったらIDで再検索してみたらいいと思う
あと、リク絵スレの283 284で、リクしてた人からの説明は一応あるから、それも見て
(しかしサイト上での管理人の対応が最悪だから、ややこしくなってるんだよな…
最初に掲示板で注意されたとき、普通に対応してたら、もう収まってただろうに…)
向こうの管理人さんは、
掲示板のアク禁じゃなくて
アクセス許可を一部にしか出してないんじゃないかな
でないと初めてあの掲示板に行ったあたしまでアク禁になるはずない
向こうの常連さんでもいれば、アクセス許可されてるだろうし
掲示板で交渉することもできると思うんだけど
423 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:37:10 ID:aXDqZYMk0
掲示板をアク禁にしたり都合の悪いところを削除した時点で、
自分から素直に認めて謝罪するタイミングを逸してるな。
その愚かな自演鎮火行為も含めた上で今更謝罪出来るかな?
だんまりより、いい勉強だと思って出てきた方がずっとマシなんだけどな、マジでww
424 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:38:03 ID:wyY/WsI3O
>>417 俺は大丈夫だwwwww
それよりまぁあれだ、おまいは正論だ。
なにがあってもおまいは悪くない。
しばらくは復帰しにくいかもしれんが、また描いてくれよな\(^O^)/
>>422 俺はそんな状況で4回ほど書き込んだw
まだいけると思う。
>>423 最初にごめんって言えばよかったのにね…。
>>424 おkありがとww
今度丹精込めて描いたみんなへのお礼絵をリク絵スレにうpするよ
427 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:40:23 ID:IJqsvv4H0
>>422 うんにゃー私も最初は書き込みできたけど
その書き込みを消されて以来書き込みできないからアク禁だと思う
そちらがアク禁になってるのは単に誰かのプロバイダの巻き添えでそ
今から常連の私がサイトの掲示板の方に掛け合ってみまする。
いま、俺が中四国さんのためにできるのはそれくらい・・・。
悪いがあたしはそろそろ落ちるお
一週間後に入試があるんだwwwww
昼頃にでもまた来るお
その頃には向こうの管理人さんの意見も書かれてるといいな
それじゃスマソ、おやすみノシ
勉強がんがれwwwwwおつですた
さて、俺も寝るお
みんなも無理すんな―
434 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:51:33 ID:0Nb7MwnfO
>>429 乙です
まあ多分今日は寝てると思いますが
(起きてたら、掲示板の
>>12以降も消されてそう
消すのが逆効果と判断したなら、とっくに何らかの対応してるかと)
あと、今思ったんですが、
「ここで議論している」
ということも伝えた方がいいかと
(自分も書き込んでないのに駄目だったんで、おんぶにだっこで申し訳ないのですが)
>>430 おいおいww
ガンガレよー
>>429 悪いな、巻き込んで
前の方のレスにもあったけど
VIPPERと作者の問題なんだから2者間で解決できたら良かったんだろうけども
436 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 02:53:24 ID:0Nb7MwnfO
今掲示板を再確認したら、どこで議論しているかという新投稿見ました
先走り失礼しました
下げ忘れました
重ね重ね申し訳ありません
>>429 ありがとう。 もう味方は貴方しかいない希ガスw
俺もそろそろダウンだ。
朝には元に戻ってるさ・・なんて書いたが、そうならないかもしれないな。
スレの住人達、本当にすまない。
掲示板みてきた(´・ω・`)
ヌクモリティに感動した
ここの住人さん荒らしてしまって悪かったお
でも管理人がでてこないことには
撤収するわけにもいかず・・・
管理人さんはやく対応を・・・
じゃあ、もう今日はお開きにしときましょうか。
寝てても起きてても、中四国さんは昼頃じゃないと出てこられそうにないし・・・。
それに8時からはカブトがあるし・・・。
えーっと・・礼には及びません。
前のレスにもあったけど、SSを書いてる仲間は放っておくわけにもいかないし・・・。
馴れ合いとか言われればそれまでだけどw
俺も見てきた。
うん、書き込んでくれた人たちはありがとう。
やっぱり同じスレの人の方が説得力あるね。
おっと・・。
タイミングが・・・orz
今日はもう俺っちも限界です・・・。
昼、中四国さんのレスがあることを期待して・・・。
ド ロ ン ・ ・ ・ 。
>>440 おやすみなさい。
そして重ねてありがとう。
こちらの意見も理解してくれて嬉しかったよ。
444 :
野獣作者:2006/11/26(日) 03:43:11 ID:z1gAYdavO
自分は文章に縁のない理系DQNです。
が、作ってみたいって想いに投下してしまいました。
バカじゃ駄目ですか?
思い入れじゃ駄目ですか?
自分の駄作が目障りなら言って下さい。
他の作品読めるならROMります
446 :
野獣作者:2006/11/26(日) 04:53:18 ID:z1gAYdavO
>>445 読み返してみました。
実は自分の総意に近いものを感じました。
自分の考え方を整理したうえですが。
結局皆さん響鬼世界が好きなんですよね?
皇城様は歴史背景、年中行事様は忌憚として、
見習い様は修行をテーマとして物語を構築されてます。
続き読めるならなんでもいいやってのが本音です。
447 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 05:17:31 ID:0Nb7MwnfO
>>446 あの…
今、何が問題になってると認識してらっしゃるのでしょうか
誰もSSの出来やテーマが悪いとかの話はしてないんですが
問題になってるのは、
「描いて貰った絵を、無断でキャラ設定画として使用した
また、一部の絵には無断で加工をした」
「それについての質問に対する管理人の対応の悪さ」
これだけなんですが
ションベンに起きたのでちょっと覗いてみました・・・。
野獣さん、野獣さん。
>>447の言うとおり、かなり論点ズレてますよ・・・(^^;)
449 :
野獣作者:2006/11/26(日) 05:32:11 ID:z1gAYdavO
>>447 スイマセン、自分自身が曲解ってか
読み違えてました。
画像についてはやはり各々のこだわりが有りますね!
ちとテンパってました。重ねてお詫びします。
スレタイで揉めた時も思ったけど・・・野獣の人も凱鬼の人もあんまり出張らないほうがよくね?
言いたいことがあるのはわかるけどコテで書いても荒れるだけっしょ・・・しかも空気読めてない発言多いし。
もうそういう人なんだと諦めた
この流れなら言える。
中四国って初めからあんま好きじゃない。作品という意味ではなく作者が。
表向きは仲間としてリンクしてほしいだけど、このスレの人気を利用して自分のサイトに
誘導してるような気がする。リンク先にまとめサイトとかないし。
遅くなりました。
「中四国支部鬼譚」作者ならびに「雪風日和」管理人です。
あまりに突然のことで事態の把握になかなか梃子摺りましたが、このスレとVIPの「自分の好みの〜」スレを読んでだいたい話の流れは掴みました。
件の絵師さんが昼頃また来られるということなので事態の収拾は本人との対話を待つとして、ひとまず全体への説明をしておきましょう。
友人からは「○○という登場人物を描いてもらった」としてメールでイラストが届きます。その都度、使用許可を得ていることの確認は怠らなかったので、まさか今回のような問題が起こるとはちょっと考え付かなかったですね。
当然、友人は俺の小説の情報を出し、各絵師さんはその内容をある程度知った上で登場人物をイメージしてイラストを描いてるものだとばかり思っていたので。
とりあえず、
>>405の
>ちゃんと聞いていたのは全部の絵師さんにではなくて、ほとんどの絵師さんのぶんは勝手に載せていた
この点が気になりましたので、友人に、リクエストを行った際のログをまとめて寄越せとメールしておきました。届いたら公開します。
今回の絵師さんが問題にされているトリミングと文字入れに関しては本人さんが来られてから話すということで。
さて今後の方針ですが、今までのイラストの出自が「好みの〜」スレであったことを俺が把握した今、もはや友人にイラストの調達をしてもらう必要も無いということで、リクエストには俺自身が出向くことにします。
その際は今回のような揉め事にならないよう、サイトURL、イラスト化を希望する登場人物名などを明記し、さらには使用許可と同時に細部加工(トリミングないしは文字入れ等)の許可も願い出ようと考えています。
ただ今回の流れを見ていて懸念されるのは「あのサイトの管理人が来てもリクエストには応えるな」的な空気が生じることなんですよね。
それについてはそちらさん方の自治に期待するほか、俺自身も一度「好みの〜」スレに顔を出そうかなとは思っています。
この書き込みが正常に完了したら当方掲示板への書き込みはログを保存した上で削除しますよ。一般の方も見るところに内輪の話が延々書いてあるのはちょっとなあ、ということでご理解下さい。
それでは絵師さんを待ちます。
454 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 08:59:40 ID:wyY/WsI3O
いやいやそれよりいまおまいのサイトで使ってる絵はそのまま使いつづけるつもりか?
つーか、彼の人のサイトの問題をこのスレに持ち込むのはオカシイ
>>453 >友人に、リクエストを行った際のログをまとめて寄越せとメールしておきました。
ちょw友人を盾にして何様かと。
アク禁やら掲示板の書き込み削除はしてたんだろ?
それは人間性の問題としても、まずサイトから絵は外そうよ。
中四国の人、あなたとVIPの絵師さんとの話なんだから、自分のサイトでやってくれ。
冷たいようだけど、このスレ消費してやり合う話じゃないでしょ。
ここはSS読んだり感想書いたりするスレなんだけど。
例えがアレだけど、庭先で知らない人たちにキャンプファイヤーされてる気分だよ、この流れ。
458 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 10:02:43 ID:IJqsvv4H0
>>453 1.絵師待ちなのはいいが、絵師が来るまではTOP絵の扱いはグレーゾーンであるハズ
とりあえず今は消しておいてはどうか
2.君のサイトの問題なので君の掲示板でやり取りした方がよくないか
「一般の方も見るところに内輪の話が延々書いてあるのはちょっとなあ」というのであれば
このスレでのやり取りも全く同様の理由で避けるべき
あと私含む一部へのアクセス禁止を解け
絵師もそのアクセス禁止に巻き込まれている
3.「あのサイトの管理人が来てもリクエストには応えるな」的空気が生じているのは事実
それは自浄作用だの自治だのの問題ではなく、君の現状に対する正当な評価
解決するには君が自分で「好みの」スレに顔を出す以外になく
ほんの少しでも「好みの」スレの自治に期待するのはお門違いだ
>>457 それに関しては悪いと思ってる。みんなの分もごめん。
でも現段階では他に解決方法無いんだよな。
迷惑なのは理解してるし凄く申し訳ないが、ちょっとだけ待ってくれると有難い。
このスレでやるなってのは同意だが、場所を移すなら中四国のサイトじゃなくてVIPに行くのが筋ってもんだな。
VIPPERの方から売ってきた喧嘩なんだから。
>>460 このスレでやるなって意見は議論自体がスレチで不快だからだろ?
だったらVIPも同じだと思う。
大体VIPPER云々じゃないし、喧嘩を売った訳でもない。
転載に関しては法的にもルールがあるんだし、守らなければ誰でも文句言いたくなるのが当然かと。
>>460 つーか「このスレでやるな」ってのは同意なんだ?w
また「仲間同士、一致団結してVIPPERと戦う用意がある」とか言い出すかと思ったけども
>>390にも書いたが・・・
VIPとか喧嘩とか、そういうの抜きにしてくれ。
今回はVIPPERとしてきたんじゃない。
突撃依頼があったわけでもない。
単純に絵が好きな者としてきたんだ。
スレ違いなのは申し訳ない。
でも、あとちょっと あとちょっとだけ我慢してくれ。 頼む。
友人から件のログが届きましたのでうpします。
開いたスレは専ブラに全てログが残るのでそこから拾い集めてきたそうです。「好みの〜」スレの住人さん方なら同様に専ブラにログが残ってるんじゃないかと思いますのでそちらから確認してみて下さい。
http://www.geocities.jp/hibikigaiden/memo.txt >>405の「ほとんどの絵師さんのぶんは勝手に載せていた」というのは、やはりというか偽りの発言であったこと。また、絵師さん方は結構好意的に転載許可を下さっていたことなどがわかり正直安心しています。
今までどの絵師さんともトラブルは起きなかったのに今回に限って突然こういうことになってしまったのは本当に残念です。
さて、場所を移すとすれば俺は
>>460に概ね同意です。絵師さんも本来の居場所であるVIPの方が来られやすいでしょうし。
俺野獣さんの作品好きだったから、こんなに空気の読めない
再三注意されたにもかかわらず理解力のない人だったなんて、大ショックだ。
今回の騒動で一番引いた。
>>464 うん、俺の記憶大体あってるな。
確かに問題になったのは今回が初めて。
住民がよく入れ替わるスレなんでね、違う考え方をもつのが増えたのかもしれんな。
あと、できれば・・・・謝罪の1つはして欲しかったり。
貴方の”削除”という対応が、ここまで大事になった原因の1つなんだから。
>>464 「今までの絵師は好意的・トラブル無しだったので今回の絵師だけ突然騒ぎ出しておかしいんじゃないの」とでも?
後ろから2-3行目はちょっと悪意があるね
ちなみにVIPへの場所移動は別にかまわないよ
そちらとしてもスレ自体への弁明・謝罪が必要でしょ?
新都社スレで活動してるあなたにとってもVIPはよく行く場所だろうし
ただ自分のサイトではやりたくないってのが見え見えであんまり心象は良くないけどね
おはよう。管理人も来たのね。
>>460 別に喧嘩売ってるわけじゃないでしょ。
うちらはマジメに話しにきただけよ?
昨日はいろいろ誤解があってもめちゃったみたいだけど、結局はお互い作り手としての筋は通そうねって話。
つーか、そちらの仲間がやらかしちゃったことだからちょっとは面倒見てあげてよ?
喧嘩売るって表現が気に食わなかったか?
なら、話し合いを求めてるのはおまえらなんだから、って言い換えてやるよ。
ちょっと気に入らないことがあったからって平和なスレに大挙して押し掛け、その上「おまえのとこで話させろ」とは流石VIPPER、常識を知らん。
マジでやくざか。
「話したいのでウチに来て下さい」が常識とちゃうんかい。
>>469 んや、もともとスレ違いなのはわかってるし、関係ねーよって人には悪かったと思ってるよ。
ただ、そちらのお子さんも常識を知らん行動をとっちゃったわけでね…。
おかげさまで管理人を待つにはここしかなくなっちゃったわけよ。
まあ管理人も来たことだし、以降のお話はどこか別の場所でやろうかしらね。
>>469 まぁ中四国支部鬼譚作者もVIPPERなんだけどね
友人による証言もあるし実際VIPのスレの方にも仮面ライダー小説載せてるし
あんまりVIPとかそういうことにこだわらない方がいいんじゃね?
ま、言い方や表現はどうでもいいよ
昨日のログ見ればわかるけど作者のサイトじゃ普通の質問すら即削除されてたわけだし
作者はVIPのどこのスレで描かれた絵なのかってのは知らないって前提だったし
あの段階では自称平和なこのスレに来るしかなかったワケ
今はVIPに来てもいいって言い方なのでVIPで話し合いしようぜ?
「話したいのでウチに来て下さい」
いや、元を正せばおまえらが責める相手からして違うだろ。
管理人は絵の出所がおまえらのスレであること自体知らんかったわけだし、許可がどうのという事情も知らずにやったこと。
叩くならむしろ管理人に十分な説明をしなかったリク主だろう?
それをおまえら、具体的に何書いたかは知らんがサイトの掲示板荒らすわ、このスレでギャーギャー騒ぐわ、方向性がちげーんだよ。
まあいい、VIPのことはVIPで解決しろ。このスレを巻き込むな。
ちうわけで、絵師さんが来るまでに話し合いの場所を決めときましょか
ね。
以下候補。
1)うちらのスレ(自分の好みの以下略)
2)管理人の掲示板
3)新たにどこかにスレを立てる
さあどれだ?
個人的には2だな。
そもそもの発端は管理人なわけだから、自分のところでなんとかしてほしい。
つーか、うちらのスレでやったらあの絵師さんが余計顔出しにくくなると思う…。
今VIPって3日で強制スレ落ちなのよ。
だから議論とかそういうのには向かないと思うぜ。
”スレの空気悪くなるからVIPでやらないでー”とか、そういうんじゃないぞ。
誤解しないでくれよ?
>>472 「知らなかったから許される」なんて子供の考えよ。
ただリク主に問題があるというのは同意。
管理人はその友人も読んできた方がいいのでは?
ちなみに一部心ない書き込みがあったのも事実なので、そのへんには反論できないな。
ただ、荒らし以外の発言も削除されてたのもまた事実なわけで…。
結局のところ、うちらに文句言うより管理人にもうちょっとしっかり言ってやってくれた方が話はスムーズに進むと思う。
>>473 寝惚けてんのか?発端はおまえらVIP側だろが。
おまえらが騒いで、おまえらが掲示板荒らして、おまえらがこのスレに来たんだ。
管理人は今朝初めてこの件に関わったんだろ。大概にしろよ
>>476 おいおい、ちょっと待ってくれ。
絵師さんの絵を無断で加工して使ってたのは誰だよ?
その時点で既に発端だったんだよ。
今回たまたまそれがわかって問題になったってわけ。
>>472 ちなみに作者のサイトの掲示板に書かれた質問内容はこのスレのログに残ってるから探してみなよ?
「荒らしを削除」で済む問題じゃなかったからそのつもりで
あと管理人は現状把握してなお、問題となった絵をTOPに置いてるわけだから
知らないから何も悪くないじゃすまないッスよ
>>476 同上
発端はVIPPERである作者であり、VIPPERである作者の友人である
状況を把握してなおTOP絵を変えないのは、発端に関係なく、現状に対して問題が生じている
479 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 11:40:50 ID:0Nb7MwnfO
で、管理人さんはどこ行ったんだ?
最後の書き込みから40分以上経ったが…
>>460に対する発言を
>>464でしているので、とりあえずスレ読まずに書き込んだ、という訳でなく
>>454からの
「絵は外そう」
と言う発言も読んでいるはず
それなのに何の対応もしてないし
(この文の書き込みの直前に、PCでここと雪風の更新チェックします)
絵師さん来たけど、しばらく放置しとけばいなくなるだろうから、(入試控えてるそうだし)
とりあえずこの場はしのいでウヤムヤにしようと言う魂胆に見える
続きはここでやるな、てのはいいけど、とりあえずもう一度管理人が来ないことには移転しても仕方ない
招かれざる客人である俺が言うのもアレだが・・・
外部も、内部も、皆、落ち着いてくれ。
掲示板を荒らした輩がいるのは事実だが、今は荒らし目的できてる奴はいないはずだ。
下げ忘れました
マジごめん
まあしかし事情を知らない人にとってはほんとにいい迷惑だなこれは…。
その点はほんとに申し訳ない。
ただ、そちらがスレを荒らされて怒ってるように、うちらもそちらの管理人の対応に怒ってるわけよ。
そちらもあの管理人の仲間ということで、もう少しだけ話に付き合ってあげて。
…っていうか管理人どこよ?
絵師です寝坊しました
未読のレスは読んできました
管理人さん、うpされてるテキストファイル等見ました
あたしの分はそちらで間違いありません
ですが、「物言いがあった」とは何事ですか
一般常識的に考えて他人の制作物の加工やら切り取りやら拡大縮小は
製作者本人の許可ナシに行ってよいものではありません
それに、あたしは【転載許可】を出しただけで、
【加工】許可も、【二次配布】の許可も出してません
リク主が管理人さん本人でないことはわかりますが、
常識的・法的に間違ったことをしたのは管理人さん本人です
掲示板の書き込みも、削除なさったようですね
荒しは仕方ないと思いますが、論理的な述べ方で質問した方のレスまで
削除するというところはあたしも納得できません
あたしがレンタル掲示板見つけてくるので、
見つけ次第そちらの掲示板か、
未だアク禁になっているようならこちらのスレにうpしようと思います
そこで議論しましょう
こちらのSSスレの方々にも迷惑をおかけしてしまいすみません
ですがあたしを含めVIPPERはケンカを売りにきたワケじゃありません
前にも言いましたが【VIPPER=悪、荒し、ヤクザ】
なんていう固定観念は捨ててください
そんな意識の元では全うな話し合いなどできるわけありませんので
それでは掲示板探してきます
484 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:16:58 ID:0Nb7MwnfO
擁護してる人も抗議してる人も、管理人の対応見たくて時間割いてるんだから、
急用ができたなら、いつ頃からなら話ができるか言うべきだろ、常識的に考えて
(携帯使えば、一言断るくらいの余裕あるだろ)
このままだと、マジでウヤムヤにするつもりに見えるよ…
(
>>464で移転先について触れているのも、
「話し合うつもりはあるよ」
ってポーズとか)
はいこんにちは。
>あたしがレンタル掲示板見つけてくるので、
お断りします。それで変な情報抜かれたりしたらたまったもんじゃありません。
VIPでなく掲示板上でやりとりしたいというのなら当方の掲示板にいらっしゃいませ。
アクセス規制切っときましたから。
また下げ忘れました…
移転して、管理人が来るまではもう書き込みません
すみませんでした
>>485 そちらのレス見る前に書き込みしてしまいました
すみません
ではそちらに逝きます
なんで対応むちゃくちゃなヤシにあたしら振り回されてるんだろうね
とオトナげない発言しとく
こちらのスレの住人さん、ご迷惑おかけしました
では失礼します
>>483 おはよう。
>>485 念のため、IDを表示できるようにしてもらえる?
トリップだけじゃ自演する人とか出てきそうで、話がこんがらがりそうだから。
>>488 おはようです
フツウの掲示板借りてきちゃったし、
向こうの管理人さんが嫌だて言うから、結局向こうの掲示板でやることになりました
重ね重ね申し訳ない
490 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:24:49 ID:aXDqZYMk0
>>485 お前の「友人」とやらも呼んで来いよ。
この問題に大きな関わりを持つ人物だろ。
>>485 何でそんな投げやりな態度なのかな・・・
こっちに出てきてくれたのは嬉しいが、未だに謝罪の言葉も無い。
貴方もここまで発展させた要因の1つなんだぜ?
とりあえずさ、その管理人の友人は絵スレの過去ログもってんだよな?
ならさとりあえず友人が関わったスレのログもってるだけ全部公開してくれないか?
ログの偽造なんて簡単にできるからな。
まさか自分と自分に関わったログだけ切り取って保存してるわけがないよな(こういう事態を想定してなかったわけだしな)
でなければ過去ログに信憑性がないわけだ
ひとつ頼む
今回問題になっている案件に関しましては、目を通させていただきました。
とりあえず当事者どうしがいらして、お互いの主張を確認されたようなので、この問題、この板でのやり取りに関しましてはVIP板の方々も住人の方々もとりあえず手打ちとしていただけませんでしょうか。
仕切っているようで心苦しいのですが、物語の続きを心待ちにされておられる方もいらっしゃると思いますので、皆様どうかご配慮お願いいたします。
494 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:29:53 ID:IJqsvv4H0
>>491 あくまで「こっちが喧嘩を売った」つもりなんじゃない?
暴れまわってる携帯のIDは多分自演だからあれが本心なんでしょ
495 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:32:16 ID:wyY/WsI3O
>>493おまいにはすまないが管理人が沈黙してる以上こうするしかない
>>492 あぁ、あのログは割と正確。
つっても昔のことだからな・・完璧に覚えてるわけじゃないが。
>>493 迷惑かけて悪かった。
そしてちゃんと対応してくれた皆、ありがとう。
>>489 了解。そんならうちらも移動しましょかね。
続きはまた向こうでー。
>>493 こちらも了解。
うちらとしてもこれ以上ここで話す理由もないからね。
スレの雰囲気を悪くしちゃって本当に申し訳ない…。
問題が解決したら挿絵のリクエストでもしにきて。
>>494 むー、悪いが俺も自演に見えて仕方がない。
「変な情報抜かれる」ってのも自演がバレるのを怖がってるように思ってしまう…。
穿った見方なのかしらん?
498 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:36:43 ID:aXDqZYMk0
自分の掲示板のログ削除してるときにすぐ対応しなかったのは何故だい?
いままで自演の筋書きでも考えてたんじゃないか?w
架空の「友人」をでっち上げて、罪を全部そいつに着せる。
「自分は無辜の第三者と言う立場。むしろ被害者ですがなにか?w」
そういう感じ?
499 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:36:54 ID:wyY/WsI3O
つうか和太鼓の時、転載許可えたのか?
そのときのログ全部晒せ
502 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:38:54 ID:wyY/WsI3O
管理人は昨日の夜のじてんでこの問題に気づいていたはずだよなwwwww
今朝知ったわけがない
503 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:40:06 ID:aXDqZYMk0
>>500 早く「友人」をつれてこいよw
主犯だろw メインが来なくて話出来るかよ
自分はVIPから来たけど、VIPPERってもっと支離滅裂な事言う荒らし系の人が多いと思ってた。いや、一部居たが。
でも絵師擁護、スレ擁護、それぞれのヌクモリティに感動した。何かもうよく分からんけどありがとう。
二度目だが、このスレの人にはとても悪い事をしてると思ってる。
これが最善だと思ってた以上、反省は出来ないが。
505 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:41:02 ID:wyY/WsI3O
で、加工画像にたいする対応は?
都合悪いことにはふれないのな
絵師さんも移動してるっぽいのだから、簡単な質問系も含めてこれ以降は向こうの掲示板で進めないか?
管理人の方も両方を確認するのは大変だろうし、ここのスレ住人にも迷惑だろう
507 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 12:45:03 ID:wyY/WsI3O
ここの住人には悪いがあちらの掲示板の管理人に全く誠意がない。
自分がしたことを棚に上げまるで絵師に問題があるような発言しかしない。
許可を得ていない画像と加工画像を取り下げるまでここに住ませてもらう
509 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 13:07:40 ID:aXDqZYMk0
>>507 こいつが「このスレに迷惑がかかる」なんて気持ちを持てる人間だったら
そもそもこんな問題は起きなかったわけでさw
自分さえよけりゃいいんだろ、雪風さんは。
んー・・・この問題が落ち着いたとしても禍根は残るでしょうね。
やっぱり対応がまずすぎた。ごめんなさい、改めて使わせてもらえませんか、って
言うだけでもだいぶ違ったと思うんですけど。古参としては悲しいですねえ。
>>510 向こうの掲示板でもひどいことになってる…。
なんだかなぁ。
本来なら、こちらとしても小説の挿絵のリクが来るのは嬉しいことなんだけどね。
てか別に挿絵くらいここで募集すればよかったのでは?
513 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 13:50:38 ID:aXDqZYMk0
57 名前:管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 13:45:39
>>34 >それはそちらの対応次第です
困りましたな。あなたがどうして欲しいのかはっきりしてくれないと俺としてもどう対応していいのか分かりませんよ。
絵師さん本人が下ろせと言わない限り、TOP絵を下ろすつもりはないですよとはっきり言っておきます。その理由は二つ。
まず一つは作品の作者、体よく言い換えるならエンターテイナーとして。
こんな騒ぎを知らない一般の読者さんは、件のイラストを何の疑問も無く「コナユキのイラスト」として受け入れてる筈です。響鬼スレの
>>257なんかが好例ですが。
そして拙作においては登場人物のイラストもまた作品の売りのひとつであると考えています。
>>355の言ってることはまさにその通り。
小説が面白ければ面白いほど、更新が早ければ早いほど、そしてイラストが多ければ多いほど読者さんは喜ぶ。当たり前です。なので今更イラストを下げるなんてのはエンターテイナーとしてちょっと考えられませんね。
これから使う予定だったのを取り消すのならまだしも、すでに作品の一部として公開してしまったものはそりゃ取り下げられないですよ。
514 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 13:51:39 ID:aXDqZYMk0
>>513 続き
二つ目はサイトの管理人、即ち情報発信者としての責任。
ネットが普及して誰でも自由に情報を発信できるようになった現在、情報を発信することの重さ、その責任というものが見失われがちですが、情報ってのは一度発信したら取り消せないのが普通ですよ。
ネットでは、一度出した情報を取り下げて無かったことにするなんてのが技術的には可能だから、その点を軽く考える人が居る。
俺はやりません。サイトに小説載せてますが、後から読み返してみて気に入らないから書き直して差し替え、みたいなことは絶対しませんよ。
イラストにしてもそう。これは○○という登場人物のイラスト、と銘打って発信した以上、サイトが消え去るそのときまで○○のイラストとして掲げ続けるのが発信者の責任です。
そして、一度自分の出した情報に問題があったとわかっても、無かったことには出来ないのです。それが情報を発信するということの重さです。
この点、絵師さんも仮にも職人なら最初から弁えて欲しかったところですね。後になって「やっぱりこれは駄目」「言わなかったけど実はあれは駄目なつもりだった」は通らないのが普通ですよ。
今回、ご自分の絵が加工されているのを見て「あの時『でも加工するのは駄目』と一言付け加えなかった自分も不注意だった」と少しでも思わなかったのですか?
思わなかったからこういう騒ぎに発展しているのでしょうが、して欲しくないことは最初から言っておかなければ後から何をされても文句は言えませんよ。
ということですが、あなたは残念ながらまだ社会をご存じない年齢であることもあり、今回はあなたの要望を汲むことにしましょう。
もしTOP絵を下ろして欲しいと仰るなら、作者の立場、管理人の立場よりもあなたの主張を優先しようではありませんか。
それでは、どうしますか? 下ろしますか? 下ろしませんか?
なんですかこの電波さんは。
この管理人…おかしすぎる…。orz
517 :
261:2006/11/26(日) 14:04:24 ID:7ngn2Ixn0
ここでの発端の発言をしたものです。
なんというかさ、俺、まあ雨降って地固まるっていうの?
そういうの期待してたっていうか。
あの時点でわかってる言い分どおりなら、一言二言雪風さんがあやまればそれで済む、っていうかさ。
喧嘩もしたけど、これからはお互い、楽しく創作できたらいいね、って思ってた。
正直、雪風さんがこれほど凄い逸材だとは思ってませんでしたね。
掲示板にも書いたが・・・
管理人:問題起こしてサーセンwww 以後気をつけますwww
住民:こっちも色々スマソww 対応thx
こんなのを期待してた。
こんな大事になるとは思わなんだ
519 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:15:28 ID:aXDqZYMk0
つーかさ
>>429とか、ここの身内が説得のために書き込んだスレッド自体削除されてね?
>>513-514で情報発信者としての責任とやらを宣ったわりには、
当初から他人の情報発信を自分の都合で勝手に改変・削除してるじゃん。
他人の絵を多少どうこうするくらい へ でもないんだろう。
今の話し合いのログも消えちゃうんだろうなwww
これはちょっと・・・このスレの住人、誰も中四国の人の作品読まなくなるな。
おかしな対応して自ら株下げまくりじゃないの・・・
521 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:23:43 ID:7ngn2Ixn0
90 名前:管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 14:17:20
>>65 そうですか。はいわかりました。それでは俺は偉大な先人、孔子に倣うとしましょう。
当方が常識と著作権法に違反しました。謝罪します。申し訳ありませんでした。もうしません。
はい、それでは今度はこちらの要望を書き込みますよ。
・何か他にそちらからの要望があるなら今言って下さい。もう何も無いなら、今後は新たにいかなる要望も付け加えないことをこの場でお誓いなさい。
・丸一日に渡って続いた騒ぎによって「好みの〜」スレ、響鬼SSスレの各住人に多大な混乱が及んだわけですが、その騒ぎの発端となったのがあなたの発言であったことを認識して謝罪して下さい。
・VIPで発生した問題を響鬼SSスレに持ち込んだことを、あなたがVIPを代表し、響鬼SSスレにて謝罪して下さい。
・今後「好みの〜」スレで今回の件を蒸し返すような住人が現れた時、もしあなたがその場に居合わせたなら、責任を持って『あの件はもう決着がついた』と周りを諌めることを約束して下さい。
・今後「好みの〜」スレに当方からリクエストを行った際、『あの管理人のリクなんて受けるな』という流れが生じ、もしあなたがその場に居合わせたなら、責任を持ってその流れを止められる限り止めることを約束して下さい。
・「好みの〜」スレの絵師さん方に対して「今後、一般に、転載許可を考慮する際に合わせて加工許可についても考慮し、許可であっても不許可であってもその旨を明記することにしてはどうか」とあなたから提案して下さい。
ここの管理人最低!!
適当に謝罪の言葉書いて、後は全部絵師さんに謝らせようとしてる…。
物書きってこんな奴らばっかりなのか?
523 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:26:08 ID:0Nb7MwnfO
>>522 物書きが悪いんじゃなくて、雪風の管理人が頭おかしいだけ
そろそろあっちで話さないか?
”荒らしにきたわけではない”って書いた意味がなくなる。
>>524 ほんとだ。
スレのみんなごめんなさい。
管理人の対応があまりに酷くてつい…。
管理人がんばれ。
義務教育もまともに終わらせてない糞の大群にからまれて大変だろうけど
大人だから仕方ない。無視して耐えてくれ。
あんな下手な絵なんかもらわなきゃよかったな。
528 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:33:15 ID:7ngn2Ixn0
>>527 このスレも十分酷いとよくわかった。
ありがとう。
問題の発端の絵師です
向こうでの議論の結果のひとつとして、改めて謝罪をしに来ました
何度も何度もスレ汚しすみません
先にも謝罪は申し上げましたが、向こうの管理人さんの意向もあったということで、
関係ないのに巻き込んでしまった方、本当にすみません反省してます
あたしを擁護してくださった方、本当にありがとう感謝してます
本当に申し訳ありませんでした
>>527 おまえVipperよりDQNってどういう事だよ……
>>529 はいはい。聴衆味方につけて有利に事を運ぼうとしてるのが見え見え。
そういうのもういいから早いところ消えてくれないか?
下手糞が調子にのるなよ。
>>533 この謝罪はSS作者の要望なんで
うざいと思ったらSS作者に言いなよ?
535 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:40:00 ID:x1TBulXuO
>>533 おまえどっちの味方なんだよwwwwwww
あぁ、ただの荒らしかwwwww
>>529 ええと、うまくいえないんだが。
もうあなたがこれ以上傷つく必要は無いんだよ。
いろいろ大変な時期みたいだし、もうあなたは下がっていた方がいいと思う。
あとは……そうだな。
俺も一応、完全スルーされてるが、あそこの絵描きなんで、絵描きの一人として戦わせてもらうよ。
>>534 >>535 行間読めないのか?書いてあることをそのまま受け取ってる読解力のなさを
指摘してやってんだよ童貞どもが。
お前ら、絵師が女だからって擁護してね?
なに、協力したら童貞卒業させてもらえるの?
馬鹿が、さっさと風俗にでもいって皮でもむいてもらえや。
どうせあんな下手な絵しかかけない奴は不細工でワキガにきまってんだよ。
お前ら目覚ませ。女ならいくらでも紹介してやっから。
さっきも書いたけど、もう誰もこの作者の作品を読もうとは思わないだろうし
VIPの方でもこいつに絵を提供しようなんて人はいなくなるだろうね。
それだけのことをやっちゃってるのにあの尊大な態度は・・・あと学生だからってなんで
見下したような態度取るのか、それがわかりません。
>>532 そういう言い方はやめてほしいなあ。僕は物書きじゃなくて絵描きだけど。
>>537 誰も女とは言ってなかったはずだが…。
というかいい加減他の物書きさんの顔に泥を塗りたくってることに気付こうよ…。
ほれ、構うな構うな
売り言葉に買い言葉
自治厨みたいで悪いが、これ以上ここでの議論、批判はやめよう。
住民よ、スマンかった。
541 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 14:46:44 ID:7ngn2Ixn0
ID:++0+DH5V0
雪風さんお疲れ様です。
>>538 ごめん。
でもここで暴言吐いてる人が管理人と別人だとしたら、他にもあんな酷いこと言ってる人がいるってことでしょ?
まあちょっと言いすぎだったな…。
はぁ?絵師の糞が糞ぶりまきながらやってきたのがわりぃんだろうが。
ボケが。いっとくがな、あんな糞絵師は幼稚園でクレヨン握り締めてりゃいいんだよ。
あんな不細工はこの世に数万といるが、管理人みたいな書き手は10人もいないんだよ。
とりあえず糞絵師はさっさと消えろよ。あーあ、雨がふってきた、糞絵師のせいだなこりゃ。
俺にも謝罪しろや
>>543 サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwww
この調子でずっとこのスレは埋まっていくしかないのか。
新しいSSの投下は期待できそうに無いな。
なんか、知らない人たちがキャンプファイヤー始めて、もうひねた芝しか生えなく
なった庭見てため息ついてる感じだよ・・・・・・
>>544 はぁ?お前にゃ言ってねーよ糞絵師に謝罪しろって言ってんだろうが。
これだから行間読めないクズは嫌なんだよ。
って感じカナ
++0+DH5V0
黙れ
>>545 向こうの掲示板見たら、キャンプファイヤーに知ってる人が混ざってることに気付くはず。
146 名前:管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 14:57:08
>>138 失敬、数え間違い。
三番に対する返答を四番のものと間違って見ていました。
>>136 今回の騒ぎの存在とその顛末をサイトを通じて一般の訪問者にも公開しろと仰るのですか?
正気を疑いますね。仮にも楽しみでこのサイトに来てくださる読者さん方を不快な気持ちにさせることなど到底考えられませんよ。
以上転載
あー面白い子だなー
550 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:06:34 ID:Nl8eP65z0
なにこのスレ^^;
どうでもいいが、スレ違いでぎゃーぎゃー騒いでる害虫どもは
さっさと出て行ってくれねーか?
正直、いじめられて自殺一歩手前の不細工絵描きの茶番は
読んでも面白くもなんともないんだよね。
俺はここに響鬼のSSを読みに来たの。
お前らの自己主張は自室のベット内オナニーで済ませとけよ。
どうでもいいんだよ。おまえらの惨事は。
お前らが死んでも、ダニにさされてかゆい尻のほうが気がかりなんだよ。
アホどもが、どうせ世の中の役にも立たずに酸素を無駄遣いしてるだけの
ケロイドどもなんだろう
10秒くれてやる。さっさと自害しろ。
いいから、俺含めて外部の人間はもうここから出よう。
人様の家にいつまでも居座るわけにもいくまい。
553 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:17:34 ID:x0OACsv70
''';;';';;'';;;,., ブーン・・・
''';;';'';';''';;'';;;,., ブーン・・・
;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
rっ vymyvwymyvymyvy、
|| mVvvMvyvmVvvmvyvmVvv、 VIPからきますた
VIPからきますた |/⌒ヽ /^ヽ (^^) /^ヽ (^^) /^ヽ(^^)/^ヽ
(^ω^ )(ω^ )/⌒ヽ(^ω^)/⌒ヽ^ω^) ( ^ω)-っ
/⌒ \ | _二二二つω^ )(\ ( ^ω^ )二⊃ /⌒ヽr
⊂二(^ω^ )二ノ /( ^ω^ ) ⊂二\\_/⌒ヽ二二( ^ω^)二⊃
ヽ | (´ ._ノ ヽ /⌒ヽつ \( ^ω^) | /
ソ ) \\⊂二二二( ^ω^ )二二二⊃ ⊂_) ( ヽノ
( < \ レ’\\ ヽ / i ) ノ ノ>ノ
\|\| レ (⌒) | /ノ ̄ レレ
⌒| / '´
響鬼(笑)
>>552 さっさと出て行けよカスが。それとな、何先導役つとめてんの?
お前はえらくもなんにもないんだぞ?
お前にゃ発言権すらないの。
こっそり消えろや。馬鹿が。ちゃんと謝罪していけよ。
これでやっとSSが読めるぜ。
556 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:21:39 ID:Nl8eP65z0
なにこのスレ^^;
雪風へ
とりあえず新都社の登録からはずしてください
迷惑です
559 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:25:54 ID:x0OACsv70
___
./ \
.| ^ ^ |
| .>ノ(、_, )ヽ、.| <とうとう私を怒らせてしまったな
__! ! -=ニ=- ノ!__
,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ`ニニ´/i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、 ̄ ̄,,..ィ'"´i ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
r''ヽ. ,.ィ'''i" J ,,.ィ'"~ `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
/ ,,.イ')'" 人 ,,l、 ノt ) `ヽヽ
/ / / `ゝ、 人 ,,イ jt、 ヽ i
f , ノ /、 `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''" ノ ヽ、 ヽ t、、
)' f ノ ヽ、 r 、 f" `i´ ̄` Y `ヽ / ゝ-,ヲ''' )
. ( ,.ィ''ーr"~ ヽj ミi ! j' | / ,r" ft
ノ、,ノ ヽ, `i 、〉、.__,人,___,..イ、,i" j'' ( ,ノ j
( t、 l i ヽf Y ,j,. ,/ ) ,.イ´ ノ
fヽ ヽ、 l l ヽ、 .| ノ ,. / ,.イ '"ノ ノ
t i l、. t l 、j`ー‐‐'`ー="レ' j' // / ,/
ヽ、 i、 i l ヽ -ニ- ノ l /,,,,ノ ,ィ/
ヽ、`i `i、 l `i / ,l /-,=、ヽv
′ ヽ ヽ、 'i, 人 ヽ / ノヽ ノ''"Y,..ト-、
`i、,,..=,i、 / ヽ、 /=ィ''i'i''j" .`=(i-/、
ヽ ,f`i-、 / ヽ /.`ー=''''"t.___ (,,ノ=、
r-l =f,,ノゝ-''`=''フ i、:' " ゛ ` ,i' :. .l、 `ー=''=t_,i
560 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:26:47 ID:Nl8eP65z0
なにこのスレ^^;
>>558 なんで雪風さんじゃない人が反応してるんですか?
それとも雪風さんなんですか?
>>561 なんで誰なのかわからないあなたがデカイ事いってるんですか
それとも馬鹿さんなんじゃないですか?
563 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:34:32 ID:x0OACsv70
/ii.(;;;;).i
(; ; `/´
/ `~´
/ /
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/(__∠
/.∠__/
Л、==ニニ(・)|___|
(0).,(/c/ / /⌒ヽ VIPから来ますた
ii の_|!!、ノ_'ic/_/_( ^ω^) 標的はこのスレだお♪
__,,,イ'-'',''へ''''γ()()λ、"゙ヽ ゙ヽ====.゙ヽ、γ()()λ`',,
/_,,,,_,.,__、\ .゙ヘー―――――' 、 `ヽ .`ヾ、
i""''',ー-‐" ゙゙゙ヘ,, ,ヘv====================vト ヘ
ヽ.ト、 ,、..., | .゙!-----..! ,゙"り.-----.!
)〔 | l゙ | | .| /ー---;.i゙ _________ノ,-ニニ゙,/`
------- ノ___~ー,、_゙l │ .ヽヘニニ゙/ ̄"゙√ ̄ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、/-ニニシ'" `゙゙二二二"'''''''''''''"
,,,,,,,―-. ~‐rvィ二二ン′ ‘“''冖''・―+--ィニ ニニ/` ''ニニニニ''―丶
`~゙゙ニ,,,,,,"'''''‐ ,,,,,,,,,,,,,,,,__ .'''''¬ーニ_''''''''ニ¬―ー、 .,,,,,,,,,,,,,,,,ニニ"''''''''''"
ー---,,,,,,, ̄′ ー---、.,, ゙゙,,,_,___.  ̄ ゙゙̄" ー----
ふと見ると船の甲板に一人の若い男が立っていた。
ウホッ!いい男…
そう思っていると突然その男は僕の見ている目の前でツナギのホックをはずしはじめたのだ…!
響「やらないか」
565 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:37:43 ID:aXDqZYMk0
>>565 あれだけ正論並べられたらあがくしかないでしょw
…つーかvipの奴らは荒らすなってばさ!!!
とりあえずAA貼るな!!1
567 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:40:25 ID:Nl8eP65z0
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 挿絵がほしいだと?
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ 自分で描いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
最後のほうはチョン認定してみたりあからさまにキレててワラタ
569 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:42:10 ID:IJqsvv4H0
206 名前:管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 15:39:46
>>192 そうですか。
今回の件で「ゆとり教育」がどういうものか、その一部を垣間見ることが出来ました。
一部、という表現をしたのは、現代の中高生の全部が全部こんな状態でないことを祈りたいという想いからです。
オトナな対応ができなくて申し訳ありませんでした。相手がとてつもなく餓鬼だからこちらも目一杯目線を落として話してやろう、という考え方で精一杯の対応をさせていただきました。
この国の社会の根幹を作り上げている日本人的事なかれ主義、みんな多少のことは我慢しながら生きているのが日本人。
これに真っ向から抗って自分の主張したいことを主張したいだけ主張する、そんでもって振りかざすのは法律とは。
まったく物凄いおこちゃまを相手にしてしまったものですわ、ほんとに。
はいはいそれでは、大学受験頑張って下さいね。
以上転載
この辺で終わりだな
すごい勝利宣言来ちゃったなあ・・・w
571 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:45:06 ID:ss3H8Mml0
不覚にも勃起した
572 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:45:54 ID:Nl8eP65z0
この管理人ってのが言ってることが全く理解できないんですけど^^;
573 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:46:43 ID:vr+dzy0D0
良い子のみんなは、この管理人のように汚い大人にならないようにね!^^
575 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:48:14 ID:aXDqZYMk0
ここまで自分で延焼させておいて、焼け野原のあとでまた活動する気か?ww>雪風邪
576 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 15:49:24 ID:6Dilt0zBO
なんていうか……正直失望した
ここまでの電波は久しぶりにみた
どうやら終わったみたいですね。
中四国作者さん、今回は本当にお疲れ様でした。
これでvipperなんかのことはもう忘れて今まで通りSSの執筆に戻られてください!
続きを楽しみにしています。
他の皆さんも、せっかく収まったことですしこれ以降vipperの話は一切「無し」にしましょう。
vipperはこれからも書き込みを続けるかもしれないですが完全無視の方向で。
それでは皆の響鬼SSスレ、再開!!
579 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:04:01 ID:IPfK5P36O
管理人にはもうこのスレには来ないでほしいな。
>>569を見て、本気で腹立った。
微妙に気持ち悪い終わり方だったが・・・・まぁ、終わってなにより。
そんじゃ、巣に帰るわ。
対応してくれた住人、ありがとう。
そして、ご迷惑おかけしました。
581 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:07:35 ID:3YoPIbWU0
じゃあ最後にVIPPERの上げ荒らし。
そしてここにいるVIPPER絵師に
【リクエスト】
今回被害に合われた絵師さんを励ます絵をみんなで描こう!
んじゃ続きはVIPのスレで!
582 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:10:42 ID:aXDqZYMk0
583 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:13:25 ID:IPfK5P36O
クソ管理人、今度は早い対応ですな。
とりあえず、この流れが今まで書かれたどの作品よりも面白かった。
‥‥で、このスレの書き手や読み手は、今後どうすんの?
雪風の『管理人』は友人とか自演とかゴチャゴチャ言ってるけどさ、まだ『仲間』や『同志』だから、『中国作者』と馴れ合い続けるの?
ココは『互いの作品をいじり合う』スレでもあるから、今回の問題は管理人≠中国作者とでもしてスルー? ココに迷惑かけたのに?
投下されたSSだけを読んだりいじり合って、『中国作者』と今後もこれまでの『雰囲気』を継続してくの?
書き込んでた凱鬼や皇城のヒト、どうすんの?『管理人』と自演は、この事に意見出来ないからな。加害者被害者はどうでもいい、お前当事者だから。
それと見習いと野獣は口挟むな、お前達前のスレタイ問題の時から空気読めてない書き込みしすぎ。
>>578も大方野獣か自演だろ。
まあ…なんていうか、ひとまず終わったね。
俺がこういうこと言うのは傲慢なのかもしれんけど、このスレのみなさんにはほんとに申し訳ない…。
荒らしたくないと言っておきながら、結局いろいろ書き込んじゃってごめんなさい。
あまりに酷い対応だったから、どこかで愚痴らないとやってられなくて。
今回の件で管理人がどういう人かわかったと思うけど、それでも面倒見るって言うならこのスレのみなさんでよろしく。
うちらは…もう関わりたくないわ。
それでは俺も撤収するとしましょう。
重ねてスレの雰囲気を悪くして申し訳ない…。
>>581 いいこと言った!
俺も何か描こう。
586 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:16:10 ID:0Nb7MwnfO
>>578 何でわざわざ煽るような書き方するんでしょうか…
最初と最後の一行ずつでいいよ…
というか、
ここに貼られた管理人の対応とか見てるはずなのに、一方的に管理人が被害者扱いですか…
(絵師側もいくらか感情的な書き込みがあり、その点は問題だったとは思いますが)
スレが荒らされて不快な思いをされたのは分かりますし、申し訳ないとは思いますが、あの発言はどうかと思いました
では失礼しました
自分も巣に帰ります
587 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:18:44 ID:aXDqZYMk0
俺は久しぶりにデンパを見れて面白かったww
被害者の絵師は気の毒だけど、本人も言ってたように社会勉強だと思って切り替えることだ
588 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:22:43 ID:Nl8eP65z0
なんていうかキメェ^^;;;;;;
>>584 そういうのはこのスレのみなさんに任せよう。
スレ同士で叩き合うようなことはしたくないからな。
今日はもう帰ろう。
>>584 管理人=中四国さんの態度は残念です。
もっと誠意ある対応をしてほしかった。
|^ω^)<バーカ!
|彡サッ
>>584 ガン無視安定ってとこじゃないですか?少なくとも僕は2度と読みたくないですし。
このスレに中四国の作者が今後投下するかどうかは知りませんけど、もし
そうなった場合でも支援は絶対しませんね。今回の対応見てればそんなものでは?
ビップのビチグソどもは気にしないで、
どんどん新作をかいちゃってくださいね書き手のみなさん〜〜
ボクもビップ臭が消え次第投稿するので楽しみにしててくださいね〜〜
高坊に挿絵を頼んだらいけないという教訓が得られましたね。
今度から挿絵を依頼するときは、絵師の年齢を聞きましょうみなさん。
心配せんでもこんな管理人に絵を提供するやつは現れん
リクエスト
高校生
イラストを描いてそうな感じ
プライドだけはプロレベルのイカつい感じ
高校受験をひかえて神経質
偽善者ぶってギャラリーを先導してスレ荒らし
中国人顔負けの謝罪要求
こんな感じのキャラを"高校生以上"の絵描きの方に書いてもらいたいんですが
こんな感じで頼めば書いてくれると思うよ
ここの争い他スレでも有名になってるから、興味わいてログ読んでたんだけど・・・。私も絵を描いている人間の一人として意見するなら
絵師を名乗ってる人は、自分の絵にどれだけ自信があるんだろう?と思っちゃいますね。あんな絵なんか書こうと思えば10分でかけるのに
ちょっと加工されただけで何十時間言い争ってるんですか。言い争ってる時間を絵の鍛錬にあてたほうがどれだけ有意義なんでしょう。
少なくとも絵師さんの画力じゃ修行が全然足りてないから、時間を無駄にする事はできないと思うんですよね。
自分の力を理解できてるなら、あんな馬鹿げたショーなんかやらないんですけど、真っ当な人間なら。
スレ住人の皆さん、今回はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
件の絵師との話の結果、以下のように同意し合い、一連の騒ぎは終結を見ました。
・絵師は件の絵がこれ以後も使われ続けることを認めた
・管理人はルール違反を認めて謝罪を終えた
・絵師は騒ぎを起こしたことを認めて謝罪を終えた
・管理人は以後、転載許可と合わせて加工許可を取った上で絵を扱うことを約束した
・管理人は以後、原則として件の友人を介して絵を調達することはしないと約束した
ようやく終わったかなあ、という感じです。
今回このスレに騒動を呼び込んでしまったのは、ひとえに俺の未熟さ故のことでした。
皆で楽しく交流するための場所に混乱を招いてしまい本当に申し訳なく思っています。
途中何度か相手の挑発に乗った見苦しい点もあり、皆さんを不快にさせてしまいました。
俺もあんなの相手にして落ち着いた対応ができるほど人間できてないですわ。
まだまだ心の鍛えが足りないということですね。
さて今後ですが、
>>578さんの仰る通り、変わらず執筆に戻ろうと思います。
この事件を教訓として、より良いエンターテインメントを提供できるよう一層努力していく所存です。
凱鬼作者さん、野獣作者さん、皇城作者さん
今回は事態を収めるために動いて下さって本当にありがとうございます。
そしてお三方のご期待に沿えるような対応が出来なくて申し訳ありませんでした。
お目汚し失礼。
599 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 16:58:40 ID:Nl8eP65z0
>>599 終わりました
スレの皆に迷惑かけてしまってすみませんでした
これからも頑張ります
601 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:02:45 ID:IJqsvv4H0
>>597 こうだくみの方が売れてるんだから奥華子は文句言ってねーで営業でもしろって話ですよね
まぁそんな絵を求めて中国作者は今後もリクしに来るみたいですけどね
>>597 荒らしがうじゃうじゃ沸いてて気持ち悪かったから
傍観してたけど、あんたに同意だな。
あの程度の絵なら三分で十分だろう。
女の顔は目が真ん中により過ぎて障害者ぽいし
ロクに手もかけてないじゃん。
なにあの人差し指の長さ。ETかよww
耳もなにあれ?耳で笑い狙ってんの?
さっきから管理人を褒め称える書き込みは、全部単発IDなんだよね^^;
最初にVIP叩いてた人、さっきと同じIDで書き込みできますか?
>>603 お前もな
>>600 お疲れ。とんだ災難だったね。
大人の対応に関心したよ。
これからも作品に期待してるから。
少し落ち着いたら頑張ってね。
どんなに下手糞な絵でも、それなりの準備をすれば著作権違反で訴えることは可能なんですよ?おばかさんたち
まあ今回は無料サイトスペースを利用しているし、商用利用はしていないし、
ほんのすこしの読者しかいないつまんないサイトだから、
そこまでは残念ながらむりかもしれないけどね〜〜。
>>605 はぁ。論点ズレてるね。
こういうのばっかだから高校生は。
怒りに震えて書き込んでるの見え見え
学校じゃいじめられてんだろうなぁ
消えるって書いた直後で申し訳ない。
だが、これだけは言いたい。
絵自体を叩くのは卑怯じゃないか?
上手くない絵はどんな扱いをされてもいいのか?
>>257では絶賛してるのに、問題になった瞬間糞絵認定?
ここまでくると、どっちが荒らしか分からんよ・・・
中四国作者、今だから言うがもちっとちゃんとした対応は出来んかったんかね。
いくら相手が誠意の欠片も持ち合わせてないガキだからっておまえまで同じ態度で接してちゃ駄目だろが。
まあとにかくお疲れ。マジでお疲れ。大変だったな。
かなりへこんだかも知れないが、めげずに頑張れよ。
609 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:15:32 ID:G3a4HLuY0
絵の上手い下手を言い出すほうが論点ずらしてるだろ
常識的に考えて・・・
>>257 コイツどこの老人福祉施設から脱走してきたウジ虫だ?褒めてやらなきゃ高校生はうるさいだろうが。下手な奴ほどほめなきゃ五月蝿い。
それは今回の一件でわかったと思うが?お世辞ってもんがあることをお父さんに習ってから風俗にいこうね。包茎君。
何が絵自体叩くのは卑怯だよwお前ら何人集めて荒らしてんの?お前が使えない台詞の代表格だろうがw
>>606 自分を中心としかみれない人の典型おつ〜><
学校なんてとっくに卒業しましたぁ^^
どうして学校ってキーワードがでてきたのかなあ?自分が高校生ナノカナー?
>>610 え〜・・・じゃあじゃあ、今回描いてもらった絵が、もし高校生が描いたヘタな絵じゃなくって、
プロのイラストレーターとして活躍している人が描いた、誰が見てもすげ〜って思う絵だったとしたら、
ちゃんと謝らなきゃダメだった〜ってことなのかなぁ?そっか^^
NGワードに雪風を登録した。
こんなけったくそ悪い結末になるとはな…
無駄に年食った事を自慢にして、
高校生を見下した態度が気に食わねぇ。
つうかさ、無実の人間を捕まえて冤罪にする警察をネタにしたSSみたいだな。
荒らしに屈して響鬼のタイトルを冠したとたんにこの始末・・・皮肉としか言いようがない。
あと中四国の人は自サイトで存分に作品を発表なさってくださいね。
>>610 おーい、アンカー先が身内を叩いてる事になってるぞ。
スレの状況から気が立つのもわからないでもないが
冷静に客観視出来なくなったらお仕舞いだぞ。
617 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:22:31 ID:zutregxoO
>>610 あの時点で高校生だって知ってたのか流石だな
618 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:22:46 ID:IJqsvv4H0
まぁなんだ
そんな下手な絵しか置けない中国がかわいそうなので
誰かTOP絵を描いてあげたらどうかね
10分とか3分で描ける絵師が揃ってるわけだし
それとも10分とか3分かける価値もないのかね?同じスレ仲間のである中国サイトってのは
どんどんわいてきやがったな雑魚どもw
お前らは頭数揃わなきゃ何にも主義主張できないんだもんなw
もっと集めろよwPCの前に家族全員集めてから発言しろよモヤシがwww
何度でもいってやる。下手な絵を書く奴が著作権どうのこうのいうのは、恥ずかしい行為なんだよ。
六法全書ひっぱりだしゃかっこいいとでも思ってんのか?大人ぶるのは下半身だけにしとけやww
>>618 ないです。つうか擁護のIDが単発ばっかりでどう見ても荒らしの自演なので
このスレの住人でひとくくりにするのはやめてくださいよー。
>>620 VIPPERに尻尾振ってハァハァいってる
お前を住人だと認めた覚えはない。
また単発かよ
わかりやすすぎるだろ
623 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:31:50 ID:IJqsvv4H0
>>620 んw
そういえばここの自演荒らしは住人叩きもするんだっけ
凱鬼メイン(だっけ?曖昧)の人といい、悪いことしたな
もうこのスレも終わりですね
625 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:38:10 ID:wyY/WsI3O
なにこの住人たちwwwww
あ〜あ、仲間割れしちゃったおwwwww
同情するお
実際問題これからどうするんだ?
1:現状維持
2:雪風と絶縁
3:2chと絶縁
627 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:41:31 ID:wyY/WsI3O
うん、おまいらが絵の悪口言うなら、俺たちも小説をズタボロにいわなきゃならないんだ
でもさ よ む か ち な い 小 説 読まなきゃならないって軽い拷問だよな
>>627 ヒント:絵を叩いてるのは悉く単発ID
つうかいい加減しつこいよ。VIPPERを装った荒らし?
630 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 17:47:27 ID:wyY/WsI3O
これは対魔化魍戦じゃなく対ワーム戦だな。
ZEKTスコープやAM弾ドコー!?
ごめん、実は超星神オタなんだ・・・
あと628SUGEEEEEEEEEEE!!
なんか最近やたらアゲられてるなぁ…良作なSSでも進んでるのかと
と思ってたら荒れてたのね。
とりあえずSSとか軽く読んで見たけど微妙、ヒマな時なら読めなくは無い。
ぶっちゃけこのスレ見てるほうがSSよか面白ぇw
634 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:20:09 ID:lVyVacmB0
なぁもうさ無理じゃないか?
中四国の人がいるかぎりとても響鬼SS総合スレを続けていけそうにもないよ…
もともと悪かったのは中四国の人なんだし…
635 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:23:08 ID:lVyVacmB0
連投で申し訳ないです
中四国支部鬼譚へのリンクはもう外したほうがいいとおもう。
中四国支部鬼譚のイラストは全部VIPで描いてもらったものだし
それをこれから先も展示し続ける限りこのスレに平和は訪れないとおもう。
それにこれだけの確執があったのにVIPのひとが描いた絵を借りつづけるのもどうかとおもう。
636 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:34:19 ID:OKYqpIahO
平和が訪れる?バカ言ってんじゃないよ
だがVIPとの揉め事が終わった以上、このスレは以前と変わらず進行していける筈だが。
もはや中四国作者に対してどうこう言う理由そのものが無いわけだし。
638 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:36:13 ID:lVyVacmB0
>>636じゃあどうすればいいんだよ・・・
俺は毎日SSが更新されるのを楽しみにしていたんだ
どうしたら前みたいに戻るんだよ
639 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:37:32 ID:lVyVacmB0
>>637中四国支部鬼譚でVIPの画像を使ってるのは矛盾だよ
なんで敵の描いた絵みなきゃいけないんだよ
え、あんなに絵師を口汚く罵っておいて、絵だけは飾り続けたいんだ。
それに絵師に謝罪させたって何事?
中四国作者にどうこう言う理由も権利ももうないね。
ただ「ああ、こんな人だったんだ」ってこれからずっと思われるだけで。
642 :
261:2006/11/26(日) 18:43:23 ID:1sMKmkUG0
>>639 敵といわれるのは・・・(´・ω・`)
別にこのスレそのものに敵意は抱いてないが……
ここでしつこく叩いてるのは、もうただの荒らしだけだろ。
個人的な意見としては、これまでどおり各々創作を楽しめばいいんじゃね?
それを見て、どう判断するかは受け手の自由だし。
643 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:48:01 ID:lVyVacmB0
VIPの人が描いた絵をHPで展示してる限り中四国さんはVIPPERのようなもんだよ・・・
まだ絵を描いてもらうつもりみたいだし・・・
中四国作者さんが向こうの絵なんちゃらスレで絵をリクエストするたび
ここに荒らしがくるとおもう
644 :
261:2006/11/26(日) 18:52:06 ID:1sMKmkUG0
さすがにもう、転載希望で絵を描く奴いないだろ、常識的に考えて……
>>643 中四国はVIPPERでしょ
「VIP専用に書き下ろしされたSSしか認めない」新都社スレで響鬼小説を書いてる
このスレは別に書き下ろしじゃなくても良いから転載してるだけでしょ
646 :
261:2006/11/26(日) 18:54:21 ID:1sMKmkUG0
まあ、いいや。あとはこのスレのみなさんの問題だし。
発端の書き込みした俺が言うのもなんだけど、
これからもお互い楽しい創作を。
んでは。
647 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:54:55 ID:lVyVacmB0
>>644 リクエスト二度とするつもりないぐらいなら、もうHPの絵だってとっくに削除してると思う
使いつづけてる以上信用できないあの人は…
648 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:56:10 ID:IPfK5P36O
絵載せたかったら自分で書きゃあいいんじゃない?
凱鬼SSみたいにさ。
649 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 18:57:50 ID:lVyVacmB0
>>648そうだよね
お絵かき掲示板とか設置してそこから絵をもらえばいいんだ
てか中四国さんっているの?ここに
>>649 つ600
ほんの二時間前に来たばかりだよ…
651 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 19:03:23 ID:lVyVacmB0
>>650ありがとう
中四国さんいたら話しましょう。
ずっとROMってた人間として一言
中四国さんとやら・・・「情けなか」
653 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 19:06:18 ID:lVyVacmB0
654 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 19:44:18 ID:lVyVacmB0
絵の好みスレ見てきた
633 名前:VIP村人n 投稿日:2006/11/26(日) 16:14:09.09 ID:BMsdXxbI0
>>631 元がこれですからねえ。
192 名前: 絵師です 投稿日: 2006/11/26(日) 15:26:11
(略)
自分のTOP絵描いてもらった人に対して「
元がこれですからねえ。 」なんて言い方ないと思う・・・
相手を馬鹿にするにも程があるよ
>>565のログでの対応や
>>598見ればわかるけど、
この人は何指摘しても
「厨房が何か喚いてやがるww
うぜえww」
ってスタンスで捉えるよ
656 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 19:52:46 ID:lVyVacmB0
俺は前にHPの素材サイトやってたけど
画像を縮小とか拡大、反転したり、文字入れしたり・・・
使う側からしてみればたいしたことじゃないかもしれないけど
作った側の人にとってはとても重要なんだ…
俺も最初は文字入れくらい・・・って思ってたけど
中四国支部鬼譚のバナー、VIPで貰った画像を勝手に切り取って縮小してる・・・
特に縮小は画像が劣化するから作り主は嫌だとおもう
もうすこしマナーやルールというよりモラルを学んでから
中四国さんには帰ってきて欲しい
今回の件をひとりよがりではなくてきちんと考えてほしい
じゃないとこれからも同じことがおこりかねない
657 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:00:19 ID:OKYqpIahO
被害者ぶる日本人っていっぱいいるんだな
658 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:02:40 ID:lVyVacmB0
657は住人?ヴィッパー?
659 :
見習い作者:2006/11/26(日) 20:09:03 ID:IvudPuFt0
>>584さん
>それと見習いと野獣は口挟むな、お前達前のスレタイ問題の時から空気読めてない書き込みしすぎ。
今回の件では口を挟んでいません。今後も口を挟むつもりはありません。
>>647 > リクエスト二度とするつもりないぐらいなら、もうHPの絵だってとっくに削除してると思う
> 使いつづけてる以上信用できないあの人は…
これ安易すぎじゃね?管理人は、下手な絵師の絵を晒し者にするために貼ったままにしてるんでしょ。
あの程度の絵のために、vip総動員で響鬼SSスレ荒し、HPも荒し、謝罪しろって喚き散らしてるんだから。
管理人の作戦は一理あると思うけどね。たしかに下手糞だし。良い奴ぶって同情集めるのにもウンザリだし。
>>656 俺も前に素材サイト持ってたけど、書いた絵に悪意のある落書きされたりしたら怒ってたと思う。
でも、管理人さんのはそこまで怒る事か?いじられてるのには変わりないけどさ、
どっからどうみても悪意はねーだろ。そんなにちょっとでもいじられてるのが気に食わないのか?
普通自分の絵を使ってもらえるだけでもありがたい事なんだぜ?
著作権どうのこうの言い出す話でもなんでもないじゃん。
もし少し不満があればメールのやりとりで解決することを、荒れるとわかっていて
2ちゃんでやっちゃう絵師の頭の悪さに驚くよ。同じ絵師として。同じ人間として。
あんなに絵師さんを小ばかにしといて
作品だけはサイトの飾りに使い続けるってのが、根性えぐい。
なんで絵師さんが謝罪しないといけないのか理屈がわからんよ。
662 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:16:58 ID:lVyVacmB0
>>660 そういう人格無視な書き込み方してるだけで中身まで読む気すら起こらないよ
それでは中四国のひととおなじだよ
そんなに下手だと思うなら自分で描いて中四国のひとに提供すればいいとおもう・・・
あと俺が今言ったのはバナーのことだよ。バナーみてきなよ。
それとな、お前らもうちょっと管理人の肩持とうぜ。
今回の件はそんなに管理人が悪い事なのか?
ちょっとでもミスすりゃ、責任とれだの消えろだの・・・。
今まで楽しませてもらったのに、そんな簡単にてのひら返すの?
一回くらいミスしたって許してやろうぜ?
俺は絶対管理人の味方するね。たとえ管理人が悪かったろうが関係ない。
どっちが正しいか間違ってるかの前に、お前ら絵師と管理人
どっちと付き合い長かったよ?家族が犯罪犯しても味方するだろ?
不利だろうがなんだろうが、このスレの住人は管理人の肩もつのが当然なんじゃねぇの?
664 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:23:29 ID:lVyVacmB0
「俺は絶対管理人の味方するね。たとえ管理人が悪かったろうが関係ない。 」
この部分が自分の文章全否定してるよ
付き合い長いから肩もってほしいの?
ひとりで戦えばいいよ・・・
665 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:25:20 ID:Nl8eP65z0
>>663 すげぇ!おまえすげぇよ!wwwwwwwwww^^;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
>>663 お前さ、自分はどうなの?お前は管理人みたいにこのスレに貢献してねぇから
失敗もなにもしようがねぇけどさ、現実でそんなに正義の味方なの?エリートマンか?
自分がミスしたときに、仲間全員から今みたいな扱いうけてみろよ。
少しくらい良心があるなら、まずお前みたいな恩を仇で返すことはできねぇな。
668 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:31:52 ID:lVyVacmB0
まあ待て、このスレ本来の住人には管理人を敵視してるやつなんかいないだろ。VIPから流れてきた連中だよ、管理人に関して否定的な発言してんのは。
VIPとの抗争が一応の終りを見た今、住人には管理人に対して否定的になる理由からして無いんだし。
670 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:35:58 ID:lVyVacmB0
>>666 スレに貢献(小説書いたり)とHP運営は別物だよ
考えたらわかるしょ・・
っていうか中四国の人だろ?
さっきから単発IDばかりが擁護してるけど、
ネットカフェにいるんだろ・・・・・
>>669 だな。 ID:lVyVacmB0は絵師本人なんじゃないかと薄々わかってたんだけどな。
管理人は運が悪かっただけか。やっぱりな。
ここの住人のみんな、以後 ID:lVyVacmB0は放置な。
>>663 >家族が犯罪犯しても味方するだろ?
味方になることと、きちんと罪を償わせることは別。
後、悪かったろうが→悪かろうが
>>666 良心があるから、やったことの責任をちゃんと取らせる。
そんなことも判らないなら、自分のコミュニティの中だけに篭って
外に出てくるな。周りの関係ない人らに迷惑。
673 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:41:09 ID:lVyVacmB0
0v/HFBf/0と:+J/VGeU/Oは同一人物だよね
しゃべりかたが一緒
>>672 お前はさ、自分が書いた絵の上にちっと文字を書き込まれただけでブチキレて
罪を償えとか言い出すんだ?どんだけ大げさなんだよ。
しかも仲間集めて徹底的に再起不能に追い込むんだ。どっちが罪かもわかんないのね。
やったことの責任をとらせるのは当然だがよ、大挙として押し寄せる奴らに
売り渡すような事はしないね。まずは対等な話し合いの場を設けるのが普通だろ?
犯罪者もそうしてもらえるだろう?お前らがやってるのは私刑なんだよ。混同しすぎ。
675 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:49:52 ID:lVyVacmB0
とりあえずこの二つのIDと中四国のひとは
口調・内容・トンチンカンさが一緒
中四国の人でてこなくなっちゃったね!
きみら3人、このスレの名誉にもかかわるよ
このスレの恥だ
>>674 だったら、何で「管理人が悪かろうが関係ない」とか言うの?
責任は取らせるんじゃないの? ぶち切れてるのはお互いさまだろう。
ID:iWSDznc60
ID:0v/HFBf/0
ID:+J/VGeU/O
管理人さん本人でないのなら、
ものすごい熱心なフアンがおひとりいらっしゃるようでつね。ご愁傷様なスレでつ。。。
俺は一応ここに居るんですが、件の絵師は納得して帰ったんだからもう勘弁してくれよって感じですね。
俺の中では今回の件はあれで「終わり」ということにしましたので。
>>674タソ
かのでぃずにーまうすたんは、幼稚園のラクガキも消しにくるんですよ。
>>676 責任はとらせるが、まずは見放さないってことだよ。お前みたいにな。まぁvipなんだろうが。
少し黙るか。こいつらも集中力がないからもうじきいなくなるだろう。
681 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 20:59:13 ID:jNkZV+Ko0
これはいいスレですね
みんなが納得できてねえんだから仕方が無い
当人はもういいって言ってるのに困った奴らだ
>>678 貴方以外の人が納得してないんですよ。
せめて絵を削除すべきかどうかとか
これから再発防止のためにどのような対策をすべきとか。
684 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:01:10 ID:lVyVacmB0
おれは呆れたよ
こんな人とおなじすれを共有していたことが恥ずかしい
おなじ小説を読んでおなじ感動をわけあっていたことが恥ずかしい
とりあえず、ネットカフェしまるまでがんばってください中四国さん
そろそろ席とりかえてもらったらいいんじゃないですか?
685 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:02:36 ID:lVyVacmB0
>>678 VIPの絵はVIPに返すべきだよ。
あれだけ絵を子バカにしたのに展示しておくのはおかしいよ・・・
お絵かき掲示板をつければいいとおもう
こういうこと言うのも激しく場違いだけど・・・。
一本投下してもいいかな・・・。
>>686 待ってました。よろしくおねがいします。
689 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:11:09 ID:zutregxoO
>>685 返すかどうかはどうでも良いが、あれだけ絵描き叩いて絵だけは使うのは厚顔無恥としか言いようがないな
690 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:13:49 ID:jNkZV+Ko0
>>686 むしろそっちの方がこのスレとしては正しい気がするのは何故だろう
>>686 ゴメン、途中で送信した。
まだ一連のやりとりが落ち着いていないから、今投下してもきちんと読む人は少ないと思う。
せっかく書いた一本なんだから、もう少し場が落ち着いてから投下されてはどうですか?
俺も早くSSが読みたいのだけどね・・・・・
かもな。まだうじゃうじゃいるようだし。
>>690 気がするじゃないからw
投下すると現状では燃料になるかもしれないから判断が難しいけど。
じゃあ落ち着いたときに投下します。
695 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:23:07 ID:wyY/WsI3O
住人側からして692みたいなバカはどうなん?同志として
いつまで居座るつもりだよVIPPERは……
おまえらの大事な大事なおぼっちゃまは管理人との話を終えて帰っただろ。
外野のおまえらには元々管理人との交渉権なんぞ無いっつうのに、この上このスレに居座って一体何を求めてるんだ。
特に、白々しくこのスレの住人のふりして書き込んでるやつ。
スレ住人の中にも管理人に否定的な流れがあるってことにしたいんだろうが、残念、いくらなりすましてもおまえはどう見てもVIPPERなんだよ糞が。
697 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:42:00 ID:wyY/WsI3O
ID:iWSDznc60
ID:0v/HFBf/0
ID:+J/VGeU/O
のなかのひとりを叩くと必ずこの三人のなかのひとりが返事するな
いまさっきいた住人は擁護してやれよプギャ
698 :
名無しより愛をこめて:2006/11/26(日) 21:54:13 ID:jNkZV+Ko0
VIPPERには
>>694のSSを楽しむ権利はないのかなーwktkしてんだが
ID:iWSDznc60
ID:0v/HFBf/0
ID:+J/VGeU/O
が管理人さんと同一人物だと思うとぞっとするなあ。人間の二面性ってこわいね。
俺はVIPじゃねぇけど、中四国のやりようは男らしく無くてムカつく。
絵描きとして今回の騒動はどう見たって中四国のが拙いだろ。
断りも無く加工したり、描き手の意図を捻じ曲げて、
さも自分の作品のキャラのために描かれた絵のように紹介文書くなんてありえねぇから。
斜め45度上を行く電波文で相手を消耗させて、詫びさせるなんて何処の893だよ。
絵師には気の毒だが、折れて欲しく無かった…
あれを指して終わりと言って、ここに居座ったり、
VIPにまた絵を描いて貰おうって神経が信じられん。
むしろお前がカエレと思う。
同人板にここが貼られてたから来てみたよ。
なーんの前知識もない人間が雪●日●ってサイト見て
こっちで事情読んだら、雪●日●の管理人が巨大電波塔だって
すぐわかるから放置しとけばいいんじゃないの〜?
人間の善良な部分を利用して他人を踏みつけにして
自分だけおいしい思いをしようとする汚い根性の人間が作る文章とは
どれだけ素晴らしい文章なんだろうって読んでみたら
いきなりこれでワロてすぐやめたワw
バカ相手にしてらんないw
>木庭先輩が卒業 し て い か れ て
小学校から国語やり直してこい。
それからセリフかぎ括弧は一文字落とすんだよ物知らずが。
他の部分はちゃんとやってるんだから、その部分だけネット風に
したなんて言い訳するんじゃねーぞ。
それからここの住人、二度と同人板に自スレの問題持ち込むな。
帰る!
702 :
野獣作者:2006/11/26(日) 23:53:15 ID:z1gAYdavO
ID変わる前に一言お詫びします。
空気読めてない発言と状況判らずトンチンカンな事書きました。
括弧セリフとかの事すら知りませんでした。
でもまだファンで居させて下さい。
658 名前:ex17落とさないでね メェル:sage 投稿日:2006/11/26(日) 16:59:13.26 ID:QnsES4sW0
さっさとおいらのりくかけや
664 名前:ex17落とさないでね メェル:sage 投稿日:2006/11/26(日) 17:06:29.54 ID:QnsES4sW0
そんなのかいてるひまがあったらおいらのりくかけや
これってお宅のお子さんじゃない?
このスレで絵師を馬鹿にするような陰湿なリク書いてたし。
いい加減やめてほしいんだけど。
つーか中四国支部鬼譚作者は別に『身内』でも『仲間』でもねーよ
このスレに投下する職人の一人であってそれ以上でもそれ以下でもねーよ
需要と供給が全てだよ
会社が不祥事起こしたのになんで顧客が庇わなきゃならないんだよ
部活の延長がやりたいなら2chに来るなよ
人間の駄目さを痛感するスレ
>>704 このスレの趣旨はわかってるけれど、
問題のサイトのアドレスがテンプレのリンク先に入っているので、
スレに掲載されたSSをまとめている「まとめサイト」でもないのに載っているくらいだから
何か特別な人なのかと思ってしまったんですが・・・でもどうやら違うようですね?
ただの職人の一つなのであればテンプレからURLをはずすべきでは?
複数の人が作品を寄せる場所なのに、特別扱いしているみたいじゃないですか。
管理人さんが勝手にテンプレ入りをさせたのではないかと邪推すらしてしまいますね。
人の居ない深夜に勝手ながら投下させていただきます・・・。
明日からパソコンを修理に出すもので・・・。
なにとぞ、お目こぼしください。
十五之巻「湧きたつ宗家」
一真は病棟の廊下に設置された自動販売機から、缶コーヒーを2本と100%リンゴジュースを3本。苺ミルクを1本買って、病室へと歩いた。
病室の前では、あきらが一真に無理を言ったことで、母の蘭に叱られているところだった。
実質は一真も同罪なのだが、蘭曰く「女が男を使いッ走りにするとは何事か。」という事らしい。
そこは家柄の躾であるから、男女平等云々を言ってはいけない。
一瞬、あきらの救いを求める視線を感じはしたが、ほぼ同時に蘭のたちこめるほどの殺気を感じたため、その場をしのいで病室へと入った。
中ではカチドキとイツキが椅子に座り込み、ミチビキが窓越しに空を眺めている。
白いベッドの上にはアカツキが寝息を立てていた。
「飲み物・・・。持ってきましたよ。」
そういって小さなテーブルに置くと、各々が一真に礼を言って注文したものを手に取った。
イツキとカチドキが缶コーヒー、ミチビキが苺ミルクである。
「しかし・・・アカツキも無理をしたもんだ・・。」
とイツキ。
「ええ・・・。俺とミチビキが行ったときには、危うくガマに殺られるところでしたから・・・。」
「アカツキさんにも・・・プライドがあったんだろうね・・・。」
「コイツ、昔から負けず嫌いだったからな・・・。先代譲りで。」
「じゃあ、あきらも負けず嫌いかな。」
カチドキが冗談を言ってどっと笑い声が溢れた。
アカツキは大きな怪我こそ負ってはいるが、幸い命に別状はなかった。
今は疲労で眠っているだけで、医師曰く天美家の特異体質なのか骨はほとんど治癒し始めているらしい。
もっとも、絶対安静なのは変わりないが。
「でもこいつもそろそろ・・・。」
引退かな、とイツキが言おうとしたとき、ドアが勢い良く開いた。
そこにはグレーのコートを着た細身の男と、その隣に頭一つ分小さい小男が立っていた。
「・・・お前らは・・。」
「久しぶりだね。イツキにカチドキ。」
細身の男がそう言うと、イツキは立ち上がった。
「なんで貴様らがここにいる?」
「そう言うなよ・・・。実は・・・上からアカツキの鬼笛を回収するように言われてね。」
「なに・・・?」
「今回の件で、どうやら上の一部の奴らは天美家を要注意とみなしたらしい。」
「何故だ・・・? アカツキは自分を犠牲にしてまで魔化魍を退治しようとしただけだろ?」
「それがどうやら悪かったようだ。」
「なに?」
「その行為が上の一部の奴らには気に入らなかったらしい。でしゃばりだと思われたんだろう・・・。」
「・・・どの道、吉野が鬼笛を取り上げるのは無理な話だ。アレは元々、天美家の物。」
「・・・一応先に言っておく。俺も和泉家も天美家には恩がある。天美に不利なことはしない。」
「それじゃあ何故、上層部は取り上げようとする?」
「宗家の大将は形式的に取り上げてから、その後に隠密で天美家に返還するおつもりだ。
そうすれば天美を毛嫌いしている者たちの反感もなく、ことは済む。」
「・・・・・。」
「それにだ。もしも今、夏の魔化魍が出てみろ。アカツキは体を引きずってでも退治に向かう。」
「・・・・・。」
「そうなれば今度こそ奴の命はない。」
「・・・取り上げてから返還までどのくらいだ?」
「およそ1ヵ月。宗家の大将は夏が落ち着くまではアカツキに安静にしてもらいたいと言っている。」
「・・・・。」
結局そのときに結論は出ず、後日に天美家で話し合うということになった。
「イツキさん・・・カチドキ・・・。」男たちが出て行ってからミチビキが言った。
「あの人たち・・・吉野の?」
「ああ。いわば・・・忍者みたいなもんだ。」
「・・・忍者?」
「ほら・・猛士だって一介の組織。お偉方にも何人か欲に浸かっちまった人がいるのさ。」
「・・・で、そうすると何かの企てが起こり得るだろ?そこでだ。
さっきのやつらが潜り込んで情報収集し、総本部長に伝達。
大方は事前に対処できてるらしい。」
「過去になんどか、情報伝達が遅れて悲惨なことがあったらしいけど。」
「ふ~ん・・・で、なんでそんなこと2人が知ってんの?」
「あっいや・・別にぃ・・なぁ?」
「え・・えぇ・・・。」
イツキとカチドキは魔化魍退治へ行ってくる、と言ってあわてて逃げた。
東北支部へ戻ってきたカチドキとイツキはイスに座って蹲っているあきらを見た。
がらり戸の音に気づいたあきらは顔をあげて、カチドキを見ていった。
「カチドキさん・・・ちょっと良いですか?」
「ん・・・?」
カチドキとイツキは顔を見合わせた。
イツキはカチドキの肩をポンと叩くと、たのんだぞと耳元で小さく言って奥の部屋に入っていった。
「母さんから少し聞きました・・。父さんの紅蓮のことについて・・・。」
「・・・・蘭さんが・・・?」
「はい・・・。体にかなりの負担をかけるって。」
「ま・・・確かに・・・。あの強化変化は俺やイツキさん、というより・・・普通の鬼とは全く違う・・・。」
「違う・・・?」
「普通は鍛えなおすだけで、さらに強い力を得ることが出来るけど・・・。
紅蓮の場合は・・・纏った炎が強すぎて、鬼の体をも焼き尽くそうとするんだ。」
「え・・・?」
「まさに地獄の業火だよ・・。
そしてアカツキさんはそれを長年続けている・・・。だから年々、どうしても衰えていってしまう。
多分・・・アカツキさん自身もわかってるハズなんだけどね。」
「それじゃ・・・なんで父さんは・・・衰えてるのがわかってるのに・・・。
・・・・・・引退しようとしないんですか・・?」
あきらから目をはなして、カチドキは立ち上がった。
「そういえばな・・・“兄さん”がこう言ってた・・・。
“天を仰げば高天原 美しき生命をあまねく照らす”・・・。天美家の家名の由来とも言われた詩だ・・・。
アカツキさんがどう考えてるか・・・それはよくわからない。でもあの人の眼には間違いなく・・・。」
「・・・・・。」
「未来が視えてる。」カチドキはあきらに微笑んだ。
一室で背中をあわせる2つの影。
片方はアカツキの病室に来た男。もう片方は和泉家当主にして、猛士総本部長。和泉一文字である。
「大将・・・。」
「・・・・。」
「天美家の当主・・・。だんだん体が利かなくなってる。」
「・・・鬼笛は取り上げたのか?」
「後日、天美家でその妻と話し合う手筈になった。」
「出来るだけ早く取り上げて、変身できぬようにしておけ・・・。いま、アカツキを死なせてはならぬ・・・。」
「御意に。」
そういうと男は一瞬にして去った。
「許せ明日馬・・・貴様の命を守るには・・・。これしか無いのだ・・・。」
一文字は虚空に呟くと、まぶたを閉じて瞑想に耽った。
十五之巻「湧きたつ宗家」
投下終わりです。
揉めてる中で場違いな行為、お許しください。
>>他のSS作者様
文中に出てきた“忍者みたいな連中”ですが、
これは私が勝手に作った設定ですからあしからず。
713 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 03:15:38 ID:S59xAWEV0
714 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 03:16:25 ID:S59xAWEV0
ベクトル量子化圧縮とは
量子化というと、スカラー量子化を意味していて、
値の精度を落として大雑把な区間にわけることです。
ベクトル量子化は、多次元量の空間を分けることです。
さらに、適応的ベクトル量子化は、等分に賽の目切りにするのではなく、
元のデータの分布に応じて代表ベクトルに置き換えたときの誤差が
少なくなるように最適な代表ベクトルをもとめることです。
多次元データをクラスタリングして、領域内の誤差を無視することで、
圧縮ができます。
具体例で言えば、256*256サイズのフルカラー画像を、
4*4のサイズの4K個の小さなブロックに分けて、
似たブロックをまとめて256種類にすることで1ブロックの48byte分の画像を、
1byteで表現できます。もちろん、256種類の代表ブロック自体は別に送る必要が
ありますが、画像のサイズが大きくなれば、コードブックの比率は減ります。
似た微小ブロックをひとまとめにして1度だけ送って後はコード番号だけを
送るということですから、似た画像の出現確率が多くなる大きな
画像程圧縮しやすくなります。また、画像が十分大きければ、ブロックサイズが
大きくなるほど、コードテーブルの比率が減ってサイズがちいさくなります。
JPEGなどのDCT系の圧縮と比べると、展開が簡単で、コードが小さく軽い処理で
済むというメリットがあります。ただし、圧縮には時間がかかります。
減色の場合は、rgbの3byteを1byteにするわけで、3次元のベクトル量子化圧縮といえます。パレットがコードブックに相当します。
アルゴリズムの立場から一般化して見ると、計算幾何学の地理的最適化問題と同じになります。また、パターン認識の分野であれば、多次元データのクラスタリングということになります。
715 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 03:28:36 ID:m6wVcNBsO
SSスレの皆さまはじめまして。
私、「雪風日和」に無断で2枚の絵を貼られてる者です。
今日行われた話し合い(…か?)のログを読んで、ちょいと思うところがあるので、
試しに「雪風日和」の掲示板に書き込んでみようかと思ってます。
別に応援とかが欲しいワケでなく、ただ今回の問題について気になってる人には
見届けてほしいかなー、と。
もういいよ、とおっしゃる向きにはスレ汚しホントにすんません。
では失礼しますノシ
716 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 03:41:21 ID:IQNiPmKNO
鬼
717 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 04:30:41 ID:XoMIrYoh0
>>715 今までのログ読んだうえで、あえて話し合いに望むからには何か思うところがあるのだろうな。
まあ経緯を見ておくよ。
718 :
715:2006/11/27(月) 04:37:58 ID:m6wVcNBsO
>>717 ありがとう。
ただ、俺が今回やろうとしているのは「話し合い」ではありません。
掲示板にはもう書き込みを済ませました。
携帯厨なもので、PCから読めるかチェックできてませんが、よろしければ
ご一読願います。
719 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 05:00:52 ID:XoMIrYoh0
>>718 おk、読んだよ。
絵を描いた作者としてまっとうな主張だと思う。
あとは管理人の対応待ちだな。
転載許可をもらう、ということは
転載先を併記してはじめて許可をもらうという手続きが完了するのではないでしょうかね・・・
管理人さんは、ほとんど転載許可を貰っていたような口ぶりですが、
715さんの件などはまさに無断転載の例ですし、
他の、一応転載についてお伺いしたという分についても、ただ転載してもよいかと聞いていたというだけで
とても転載許可とは言い難いと感じます。
転載してもいいか?と聞かれれば、常識的にはまとめサイトのようなものを想像しますからね。
一度「はい」と言ったからもう俺のもの、返さない、なんて、どこかの悪徳業者みたいですね。
721 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 07:16:53 ID:vtEc/VokO
>>715 とうとうキターーーーーーーー!!
懐かしい言葉つかっちゃった(////)
722 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 07:23:39 ID:vtEc/VokO
てかあなた、あのスレで何かある度、毎回のように被害うけてね?
カワイソス(´・ω・`)
VIPのクソみてぇな絵師気取りが荒らすなよボケ
巣に帰れ
724 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 07:36:36 ID:vtEc/VokO
つID:sGtSXosTO
取り敢えず新ID一人目GET!!!
少なくとももうひとりは沸くな
725 :
261:2006/11/27(月) 07:41:34 ID:OtwxSCLv0
ていうかさ、VIPPERもスレの方はもう許そうよ。
一部変なのもいるけど、多くの人はもうわかってくれてると思うよ。
これ以上はここで続けても、誠意ある対応してくれた人を傷つけるだけだと思うんだ。
荒らした当事者の一人が何言ってんだか
727 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 07:58:06 ID:PXpYP7PTO
わたくし、前回も今回も正義は絵師さんの側にあると思いますの
728 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 08:11:16 ID:vtEc/VokO
住人からしてみればID:sGtSXosTOも荒らしのようなもんだとオモワレ
729 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 08:47:13 ID:Et5mfoNj0
ちょっと中四国作者さんばかりが悪く言われすぎじゃないですか?
絵師側からすれば絵を勝手に使われてたことになって嫌なのもわかりますが、
作者さんだって知らずにやってたことで悪意は無いんでしょうし。
いつまでも根に持つ暗い連中ももう放置しようや
>>729 いや、絵の扱いに関しては、大半の人間が、
「謝罪、説明、対応があればいい」
というスタンスでした
ところが掲示板の説明要求を削除、アク禁(
>>261)
説明を求める人たちを延々放置
更には掲示板での話し合いも、最初からいい加減な態度で暴言吐きまくり
詳しいやりとりは
>>582のまとめ見ればいいですが、
このスレの
>513>514>521>549>569>582>598>654
だけでもいいです
特に
>>598の
「あんなの相手にして」
と言うのを見ると、715さんの主張も、真剣に受け止めはしないと思います
あの・・このスレといぅか響鬼SS関連の方々には
絵を描かれる方はいらっしゃらないんでしょうか?
わざわざ他スレから絵を転載して使用してゴタゴタになる位なら
自分達で描けばいいんじゃないですか?
オリライダースレなんかではほぼ外注なしで、自スレ生産なんで
こんな風にイラストの事でもめたりしませんよ。
管理人さんに思う事。
自分のサイトにイラストを使いたいなら、自分で描いた方がいいのでは?
描けないなら、描ける人に「敬意を払った上で」このような絵を描いてくれないかと
お願いするべきかと。(そして、使用した先を伝えるのが礼儀です)
もしどちらも嫌だ、といぅのはないものねだりです。
絵師さんに思う事。
自分もクソ絵描きなんですが、画像をネットに上げる時は、理論上は
「転載について」とか「加工について」とか言いますが、
私の場合「加工されても転載されても、ま、ネットだししゃ〜ね〜か」と思っています。
ネットにうpするなら、それくらいの気構えが必要だと思うのですが。
あと。もし、なんかイラスト描けと言われれば、私なんかで良ければ
専用のイラスト描きますよ?普通に「響鬼SS用に、イラスト描いてくんない?」で
済む話だと思います。
長文失礼しました。そんな私は某オリライダースレ主。
(特撮板専用、絵師登録サイトとかあったら便利なのになぁ・・)
733 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 09:27:47 ID:vtEc/VokO
734 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 09:34:09 ID:vtEc/VokO
悪意がなかったとしても、無断転載と無断加工がはっきりした時点で
管理人は画像削除や謝罪するのが普通では?
それなのに絵師をバカにしたうえでその絵師の絵を使い続ける。図々しすぎやしませんか?
中四国がやった事を、このスレの総意だとか、
イラストを外注するのがこのスレのやり方と取られても困るんだが…
732さんには、731をちゃんと読んで貰いたい。
中四国には失望以上に怒りを覚える。
悪い事したらごめんなさいと謝る。
それをせずに居直って居丈高に、
好意で絵を描いた相手を罵倒して見下すとは何様だ。
俺も個人的にライダー絵サイトやってて、自分で絵を描いて自分で発信している。
だが、中四国のために、今後描きたいなどとは思わない。
絵師だからとか書き手だからとかじゃない。
それ以前に人として、あいつの態度が気に食わない。それだけだ。
人を人として、敬意や思いやりを示さないようなやつのために、
他の誰が何かをしたいと思うだろうか。
736 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 09:37:40 ID:ZIWEIBiG0
>>732 「あの程度の絵は10分で描ける」という方(
>>597)と
「あの程度の絵は3分で描ける」という方(
>>602)が
当スレにはおりますのよ?
どちらも中四国様をお慕いしているようですので
あなた様もVIPの輩も必要ございませんワ
管理人ばかりが酷く言われすぎというのは同意。
管理人の態度にも問題はあろうがそれを言うなら昨日の絵師の態度はなんだ?
あんな傍若無人に迫られて大人な対応を返せるやついんのかよ。
まあそれは置いといて、この件は「管理人と絵師」の間に起きた問題なので、
それによって「SS職人とスレ住人」の関係をどうこうしようというのはナンセンス。
「この作者をスレから追い出せ」と騒いでるやつ、まあVIPPERなんだが、まるでお門違いだ。
サイト管理人としての作者が絵師と揉めようが、このスレの進行には全然関係のない話。
>>732 口で言うだけなら誰でもできる。
本気で思ってるなら雪風の掲示板にでも行って協力を申し出てみては?
738 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 09:53:32 ID:vtEc/VokO
>>737 おまえが気に食わなかった絵師の態度の部分詳しくかけ
無断加工と無断転載したのは事実。
この時点で管理人は謝るのが普通。
739 :
732:2006/11/27(月) 09:54:16 ID:z1H9Ppav0
>>735>>736 色々読んだ上で、書かせて頂きました。
なんか、、口挟んじゃってすみません。
管理人についての問題点も、仰る事もよく分かります。
絵師さんと管理人さんの対話も見ました。見て、
「あぁ、管理人さんは・・この人は話の通じない電波さんだ」と
つくづく思い、
「これ以上、管理人にあれこれ責任追及したって話通じないんだから
もぅ(あぁ。バカなんだ。)と割り切って、この話をとっとと清算して
SS投下を再開した方がいいんじゃないですか?」といぅスタンスで
書き込ませて頂きました。擁護してるように見えたかも。すみません。
740 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 09:58:22 ID:vtEc/VokO
>739
それは充分承知している
管理人がまともな話通じるやつならこのスレまで被害は及ばなかっただろう
しかしまだ管理人は絵師にあんな罵声を浴びせたにも関わらず絵師の絵を使い続けている。
>>740 ここは、「ある意味すげぇ根性あるw 今世紀最大の大物ぢゃ!!」
って笑い飛ばしちゃうのが一番平和かなぁと。
空を見上げて・・・
ありがとぅ・・管理人・・・
こんなに電波っぷりを堪能できたのは・・久しぶりだ・・
と物思いにふけっちゃうのが勝ち組ではないかと思う午前10時。
そして、空にむかって〆シュッ
>>741 そうだな、絵師さんには悪いが管理人はネタキャラとしては最高かも。
ZANKIの人さんあたりがネタとして使ってくれそう(さすがにやらないと思うが)
てか、またコラボとかやってくんないかな……
>>737 絵師の態度ってそんなに悪かったっけ?
いわれのない暴言ばっかり吐いてた管理人の方が余程タチが悪いと思うんだが。
ついでに追い出せって言ってるやつがVIPPERなのかは知らんが、管理人があんな人間だとわかってもまだ付き合っていこうと思ってるなら、素直にそうすればいいじゃないか。
今回はもともと管理人と絵師の間の問題だったが、結果として管理人の電波っぷりが明るみに出たわけだ。
管理人の態度を見てると同じ人間として腹が立つ。
745 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 11:32:38 ID:ZIWEIBiG0
>>715の人へのレスまだカナ
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)_) + .
俺もたまに絵を描くんで言わせてもらうが、絵師の態度がどうこう言ってるやつは絵師の心境も考えてみろよ?
絵師は自分の描いたキャラのエロシーンをリクエストされたあげく、本来意図しない使われ方をしているのに気付いてしまった。
これだけでも十分ショックなのに、そのサイトの管理人には謝罪どころかありったけの暴言を浴びせられてるし。
これだけやられたら多少感情的なことばが出てきてもおかしくないと思うぞ?
むしろよく耐えた方だと思うんだが。
これでも管理人の肩を持つのか?
今日の9時以降で管理人擁護のレスは殆ど携帯だなぁ……とか思ってしまう。
本気で擁護している人には悪いが自演に見えてしまう。
つーか、もう管理人が『俺悪くねーよアヒャヒャヒャ(゚∀。)』って状態のまま、後にも先にも動かず居直ってるんだからどうしようもない。
今管理人は、単発IDで絵師やスレ住民叩いてるだけ。
ゴール見えてないのに、周りの助言無視して復帰不可能な暴走ランナーを、失格にするのは当たり前じゃん。
もう管理人はそういうコト考えられないくらいイカレちゃってる。元に戻る気もないし、元からファビョってたかもしれないが。
このスレもいつまでもそんな狂人に構ってないで、さっさとSS再開しちまえ。
「ごめんなさい」の一言も言えない馬鹿に、これ以上何注意しても無駄。ホントに響鬼観てたのかよ。
どうやら、スレで書いても、都合の悪い意見は腐れVIIPPERの戯言としか受け取ってもらえないみたいだしさ。
そろそろ
>>317実行して、お仲間の意見拝聴したいところじゃない?
>>749 それはやめとけ。
雪風日和の管理人が悪いのは全面同意だが、他所にまで騒ぎが拡大するのは、
被害者である絵師さんにとっても本意じゃないと思う。
>>715への反応待ちに一票。
そうだね、実効的な効果は望めそうもないし。
雪風になんらかの影響を与えそうな人は、ここ見るだろうしね。
とりあえず落ち着くことにします。面目ない。
752 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 13:13:53 ID:vtEc/VokO
雪風日和って有料サーバーだよな?
多分もうあそこにいく客は殆どいないだろう
金が惜しくなってホームページ削除するのに期待しる
絵師が納得いく対応したうえで絵を貼り続け運営も続けるならそれでいいと思うがね
753 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 13:54:16 ID:gbpiXxBQO
>>746 一つ誤解があるようだから訂正させて
エロリクされた絵は、雪風のイラストコーナーの最初に貼ってある絵で、抗議してた絵師さんが描いたのはトップ絵
(トップ絵への無断加工を問題にしていた)
また、エロリクしたのは、管理人や友人ではなく別の人(と、当人は言っている)
だからエロリク自体はこの件には直接関係ない
(エロリクした奴が、資料として雪風への直リン貼った為に、自体が明るみになったので、間接的な関係はあるが
754 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 13:57:16 ID:SIglKhk60
VIPPERは散々雪風管理人をひどく言うけど、そんなに対応悪かったかな?
管理人の方をひどく言ってるのはVIPPERだけで、もともとスレにいた住人やSS職人はそんなこと
思っちゃいないのはわかってるんだけど
もとを正せば絵師の態度に問題があったんだよね、被害者意識丸出しで自分の言い分ばっかり並べてさ
管理人の方だって今まで知らなかったことでいきなり叩かれて相当困ってるはずなんだけど
そんなこと全然考えてすらなかったよね、絵師は
礼儀正しく訪ねてきた客には誠意を込めた振る舞いが
突然怒鳴り込んできた招かれざる客にはおざなりな対応が返されるのがふつうだよ
VIPPERはそのおざなりな対応だけを取り上げて管理人を叩いてるだけだよね
絵師の態度の悪さなんて完全になかったことにしてるよね、身内だからってさ
あげく図々しくこのスレに居座ってスレの流れをいいように変えようとしてるでしょ
はっきり言うけど、無駄だよ
このスレの住人がVIPPERと同じように雪風管理人が悪いと思ってるならとっくにそう言ってるよ
VIPPERがこのスレに居座って管理人の悪口を言い続けたからって住人が管理人を悪く思い始めはしないよ
無駄だとわかってて続けたいなら気が済むまでいてくれたらいいけどね
住人の考えがVIPPERの望んでいるような方向に変わることは絶対にないよ
755 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 14:10:01 ID:B3eiNFBs0
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 人様の絵を勝手に使っちゃだめだろ・・・
| ` ⌒´ノ 常識的に考えて・・・
. | }
. ヽ }
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
756 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 14:11:12 ID:Uebw6eTfO
本当のところはどうか知らないが
知らないことは仕方がないにしても、知らないことは良いことでは無いだろ
一言謝ってHPから絵を取り下げる等して、自体の沈静化をはかるのが無難だと思うが
あなたが言う通り、相手が痛いお子様ならば尚更そうだろ?
758 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 14:16:59 ID:ZIWEIBiG0
>>754 凱鬼メインの人が住人扱いされないのは可哀想です><
そうか……裁鬼初期からいる俺は住人じゃなかったのか……
754は釣りだろ。
俺も裁鬼初期から居るけど、今回の顛末には失笑モノだ。
もちろん雪風に対して呆れてる。
「悪いのは全部vipper」
とか言ってるのも、擁護のフリした煽りだろ…
vipperなのかスレ住人なのか、この騒ぎを聞いてどっかから来た奴かは知らないけど
とりあえず今晩にでも雪風が
>>715さんに反応するまでは、こういうのも放置しといた方がいいと思うよ
てか周りが騒ぎ過ぎじゃないですか?
創作物の事は当人同士で話し合ってからでよくないですか?
意見求められて初めて述べればいいかなと。
なんか祭り扱いで嫌だ。
まあ
>>754に住民代表の意見を託した覚えはないし・・・
個々で判断しましょうよ
>>715の方への対応待ち
私は
>>320の絵師さんとはまた違う問題としてとらえているよ
>>753 あ、ごめん。こちらこそわかりにくかったな。
>>746は絵師視点での話だからエロリクの話を入れたんよ。
管理人がどうこうというより絵師の心境の話だから。
エロリクしたのは管理人じゃないって話はスレ読んで知ってる。
ある程度沈静化したようですが…はっきり言って疲れました。
リアルで著作権やそれに近いものに携わる仕事をしている手前、今回の一件は遺憾としか言いようがありません。
激しく憤りを覚えました。創作するにあたっては守るべき「暗黙」のルールもあるかと思います。
いろいろ考えた末、とりあえず少なくともこのスレが落ちるまでは投下はしないことにしました。
心境いろいろあります。
ここに寄稿させていただいておりますのは、あくまで趣味であることと、自己の研鑽を兼ねての行為です。
プロでもなんでもないものが何を生意気なと思われるかもしれませんが、おのれに対するけじめと考えました。
住人がどうの、VIPPERがどうのというつもりはありません。
ここに来てくださっている方は全て読者と認識しています。
残った容量できちんと決着をつけて、次スレにはこの案件を持ち越さないようにしてほしいというのが本音であります。
質問:今回大人でなければいけなかったのは誰ですか?
回答は無用です。
766 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 17:53:23 ID:ZIWEIBiG0
>>765 VIPPERとして申し上げる
スレ及びスレ住人に影響を与えるのは本意ではない
よって本件に無関係なSS作者の創作活動がこの件で影響を受けるのは避けたいと思う
「住人がどうの、VIPPERがどうのというつもり」がないなら尚更だ
もちろん現在でもVIPPERの妨害(私含めて)は多く
また異常なまでの管理人擁護によるスレ住人批判により
スレの現状が発表にふさわしい状況でないことは認識している
また本人が考えた結果、何らかのけじめを必要としたのであれば、
それについては意見を述べる権利はないと思う
しかし、あくまでこれは絵師(及び絵師側にある「好みスレ住人」)と中四国作者の問題であり、
スレへの影響、更にはこのスレの存在意義である
「SSの創作・発表及びそれに対する感想等」を阻害するのは遺憾であり、
一参加者として申し訳なく思う
要するにゴメンヨ
767 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 18:46:42 ID:s8v3Fq1tO
VIPPER側の一人として思う。
>>766に同意。
重ね重ね残念でならないのは、最初の段階で誤りを認めて誠意ある対応をしてくれてたら。
今頃普通にVIPPER絵師とこちらのSS職人さんとなかよく交流できてたかもしれない。
要不要は抜きになかよい方がいいに決まってる。
こうして、誠意ある対応をしてくれた人が傷つく結果になったことが残念でならない。
>>765 確かに落ち着いて作品投下出来ない気持ちはわかります。
でもそこを頑張って投下して頂けませんか?
作品投下ありきのスレです。
本来の流れに戻すには作品しか有りません。
ファンとしてお願いします。
挫けないで下さい!
でもキツイ週末でした。
次スレタイ含めけりがついたら気持ちよく作品投下して下さい。
769 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:16:15 ID:s8v3Fq1tO
770 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:18:55 ID:SagiJVQA0
13 名前:管理人 投稿日: 2006/11/27(月) 18:48:33
いらっしゃいませ。
紳士的なご訪問をどうもありがとうございます。
今回は当方の不注意によって不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした。
友人から受け取った「好みの〜」スレのログを見て、太鼓と幼馴染のイラストだけが転載許可を頂けていないことが気になっていましたが、こうして該当の絵師さんと接触することができ一安心しております。
問題のイラストですが、絵師さんご本人のお許しを頂けたということで今後も変わらず掲載を続けさせて頂きます。
>1.ギャラリーにある「太鼓三人衆」「幼馴染」の2枚のイラストおよびキャプションの
>内容に今後一切手を加えないこと。
お約束しましょう。
>2.その上で、先に上げたスレでのやりとりの全部、もしくは意味が変わらない程度の
>要約を追記し、現時点で絵の作者がサイトへの掲載について一切了承していない事、
>および小説のキャラと知らないまま絵を描いた事と、その結果に納得も了承も
>していない事実を明記すること。
>3.以上2つの内容をサイトの内外を問わず、サイト利用者がいつでも見る事の
>できる形式で公開すること。
このご要望には残念ながらお応えできかねます。
>>9において「もはやサイトの一部としてお楽しみいただいている方もいらっしゃる事ですので」とご理解を頂いております通り、このサイトを訪れて下さるお客様からは、イラストもサイトの一部、イラストを描いた絵師もサイト側として認識されます。
管理人と絵師との間で揉め事があったという事実はお客様から見ればあくまで舞台裏のことです。お客様にお見せするようなものではありません。
ご了承頂ければ幸いです。
貴兄がこの書き込みをご覧になられたことを確認した後、このスレの一連の書き込みはログを保存した上で削除しようと思います。
771 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:19:53 ID:SagiJVQA0
>>770を見てここの住人がどう思ったか聞きたい。
>>771 俺は
>>715じゃないけど、思うところがあったので書き込んできた。
消されないことを祈ろう…。
というか、
>>715が書き込んだ内容もなけりゃ話がわからないんじゃない?
>>774 気になる人は見に行ってるでしょう。と言うか、もうこの件に関してはおなかいっぱい。
>>771に答えるとしたら、「ああ、やっぱりな」。
ごめん、向こうに「自演乙。」って書いてきていい?
777 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:50:18 ID:B3eiNFBs0
14 名前:名無しさん 投稿日: 2006/11/27(月) 19:30:35
>このサイトを訪れて下さるお客様からは、イラストもサイトの一部、イラストを描いた絵師もサイト側として認識されます。
>管理人と絵師との間で揉め事があったという事実はお客様から見ればあくまで舞台裏のことです。お客様にお見せするようなものではありません。
自分の都合のいいように曲解しちゃダメですよ。
お客様にバレちゃまずいっていうのは管理人さんの都合でしょ?
作品を提供してくれた絵師さんも望んでることだし、今回の件の説明責任は果たすべきだと思いますよ。
舞台裏であれだけやっておいて、表ではいい顔を取り繕おうっていうのはいかがなものでしょう?
15 名前:名無しさん 投稿日: 2006/11/27(月) 19:42:43
>>13 >>6より引用
>ただ、あの絵を描いた本人として、管理人さまのおっしゃる「サイトの管理人、
>即ち情報発信者としての責任」を考慮した上での最低限のお願いをしたいのです。
この部分スルーですか。そうですか。
779 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:53:33 ID:SagiJVQA0
まさに電波ゆんゆんですね
780 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:53:46 ID:Ioqi2FDV0
>>776 やめとけ
彼はHOST丸見えな管理人の立場を悪用するのは慣れてる
「HOST見えますが私とは違う人ですよ」とか平気で言いかねん
>>777 途中経過を逐一報告するのはスレに迷惑かかるよ
掲示板ログ保存して、一段落したら(つーか、雪風が消したら)そのアドレス貼る、とかでいいと思うよ
そうだな。
>>781 そしてスレのみなさん。すまんかった。
783 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 19:57:26 ID:SagiJVQA0
ジオシティーズに電話で問い合わせてみようと思ったが
どこ探しても電話番号ねぇのよwwwwwwwwww
しかも当事者じゃないうえ、有料鯖じゃかけあってもらえんだろうなー。
>>765 まぁ、今のこのスレの状態じゃ作品を投下しても流されちゃうだけだからね。
悪くない判断だと思われ。
次スレで作品が読めることを楽しみにしています。
>>771 私は今回の件につきましては、あくまで中立の立場を取りたいと思っております。
しかしながら、個人的意見は以前の書き込み文の中で述べさせていただいています。
明言は避けておりますが、よくお読みいただきご理解いただきたいと思います。
キーワード:隠喩
…嘆息。
都合の悪い発言をされると別人になりすまして暴言吐きはじめるよね。
内容はだいたい「VIPPERうざい」とかそういうの。
わかりやすいw
皇城の〜の中の人、コテで書くの止めた方がいいぞ。
あんたの書き込み、書き手の優越感が透けて見えて
逆に感じ悪い。
>>787 うーん、住民同士で叩き合うのはやめようよ。
自演とかVIPPERが混じってる状況だから、コテつけた方が住民の意見だとわかるからいいと思う。
相変わらず住人の心象を「管理人=悪」に誘導したがるVIPPERがいやに目につくな
「管理人は態度が悪い」
「管理人は電波」
「管理人擁護は自演」
こういうイメージを何が何でも住人に刷りこまなきゃ気が済まないようだ
昨日から飽々するほどこれらの主旨の発言ばっかりだ。
たぶん俺も自演扱いなんだろうな
790 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:12:58 ID:Ioqi2FDV0
>>787 まぁこの匿名状態で
>>754みたいに「叩いてるのはVIPPERだけ」みたいなこと言われると
匿名性をなくし、このスレ住人であることが明確にできる人がある程度仕切るのはしょうがねーべ
もちろん書き手であるから故の「スレで必要とされる立場」ってのはあるんだろうけど
それをのみ頼りに書き込んでるとは思えないナ
まぁコテで書くのはやめた方がいいんでねってのは同意
スレの空気が決まりつつある中あまり出しゃばると敵作るぜ
ここも絵スレもしばらくやめちまえ
792 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:13:28 ID:vtEc/VokO
燃料投下ktkr
>>789 むしろ焦った管理人が、俺たちの心証を回復しようと躍起になってるように見えるw
事態の経過のまとめが欲しいな
796 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:17:56 ID:vtEc/VokO
とうとう本日の管理人IDがでました
ご当選された方々おめでとうございます
ID:sGtSXosTO
ID:OfF2XdsNO
あと一名あと一名でございます!
797 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:23:23 ID:s8v3Fq1tO
>>796 あんまり祭りにするなよ。
あくまで誠意ある対応を求めるだけにしようぜ
>>797 それには同意。
居心地悪い住人も多いだろうから、早いとこまともな対応して決着を付けてほしい。
>>781のような書き込みをしておいて申し訳ないのですが、パソコンからも携帯からも雪風に書き込めませんでした
書こうとした文を以下に示しますので、出来れば転載してもらえないでしょうか、お願いします(勿論、主張に納得いかなければ放置でいいです)
以下、書こうとした内容
>>6さんの絵に関しては、当人が意思表明しているので横から口を挟むつもりはありません
しかし、もう一枚の和太鼓3人組の絵も無許可転載であり、せめてそれに関しては削除なり説明をつけるべきではないでしょうか
他の絵の、「小説のキャラの絵として使うとは言ってなかった」ということに関しても、
「友人を通して絵師さんとやりとりしていたので、行き違いがありました」
など、誠実な態度で説明をすれば、騒ぎを知っている人たちも、説明で初めて知った人たちも納得すると思うのですが
昨日
「一度自分の出した情報に問題があったとわかっても、無かったことには出来ないのです。それが情報を発信するということの重さです。」とおっしゃってましたが、一連のあなたの対応を見ると、無断加工などの問題を「なかったこと」にしようとしているとしか思えません
自分の行動に誤りがあれば謝罪し、誤解があればそれを解き、
その上で事情説明とともに問題部分を訂正することが、「情報発信者としての責任のとり方」だと思うのですが
800 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:36:30 ID:SagiJVQA0
>>799おk書いといた・・・けど>>を半角に直すの忘れた、すまん
801 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:39:23 ID:Uth5QshW0
____
∧ ∧ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i\ , -``-、 , -``-、
/ ヽ ./ .∧ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ \ / )
/ `、 / ∧ `、;;;;;;;;;;;;;;/ \ \ / /
/  ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ  ̄ ̄ /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄祭りか? ̄ ̄ ̄) ̄祭りなのか?)  ̄祭っていい?)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/:::::::::: ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- /=・- -==・- |・=- -=・=- |
ヽ::::::::::: \___/ / \___/ / \___/ /
ヽ__:::::::::::::: \/ /:::::::: \/ /::::::: \/ /
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祭りの会場はここか? 腕が鳴るぜ 踊るぞヤロウども!
____
∧ ∧ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i\ , -``-、 , -``-、
/ ヽ ./ .∧ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ \ / )
/ `、 / ∧ `、;;;;;;;;;;;;;;/ \ \ / /
/  ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ  ̄ ̄ /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄祭り命 ̄ ̄ ̄ ̄) ̄祭り命 ̄ ̄ ̄)  ̄祭り命 ̄ ̄ ̄)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/:::::::::: ヽ-=・=-′ ヽ-=・=- /=・- -==・- |・=- -=・=- |
ヽ::::::::::: \___/ / \___/ / \___/ /
ヽ__:::::::::::::: \/ /:::::::: \/ /::::::: \/ /
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802 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:40:47 ID:fKgkkW6f0
>>800 ありがとうございます。お手数おかけして申し訳ありませんでした
「>>」に関しては、完全にこちらのミスなので気にしないで下さい
(というか、こちらが悪いのに恐縮です)
では立て続けに長文失礼しました
804 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:46:01 ID:sGtSXosTO
いいかげんすでえかけや
805 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:47:25 ID:SagiJVQA0
>>804は
「いいかげんスレで絵かけや」と申したいようです。
>>801 カエレ!
>>804 お前もいちいち燃料投下するな。
余計に心証悪くしとるのがわからんのか?
807 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:48:41 ID:qQ2yV4Z/0
こんな不毛な言い争いをするより、管理人引っ張り出したほうが早いんじゃない?
ほとんど不可能に近いが・・・・。
809 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:49:46 ID:SagiJVQA0
恐らく
>>804はこのお方だと思います。
しかし残念ながら、このお方のリクエストが見つからないのですが・・・
658 名前:ex17落とさないでね [sage] 投稿日:2006/11/26(日) 16:59:13.26 ID:QnsES4sW0
さっさとおいらのりくかけや
664 名前:ex17落とさないでね [sage] 投稿日:2006/11/26(日) 17:06:29.54 ID:QnsES4sW0
そんなのかいてるひまがあったらおいらのりくかけや
747 名前:ex17落とさないでね [sage] 投稿日:2006/11/26(日) 20:19:12.16 ID:QnsES4sW0
おいらの
リクを
さっさと
かけや
ごみども
管理人は何でこうさっさときちんとした対応して終わらせられないかな
今現在一番このスレに迷惑かけてるのはやかましい嵐でも見苦しい擁護でもなく
駄々こねて引きこもってる管理人そのものじゃねえか
811 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:54:21 ID:SagiJVQA0
>>809 あ?分かんねぇのか?
コナンの園子に顔射リクだ
813 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 20:57:26 ID:qQ2yV4Z/0
まとめはないんですかこれ
816 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:01:34 ID:s8v3Fq1tO
>>811 それは違うよ。
問題発覚のきっかけだ。
817 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:03:14 ID:qQ2yV4Z/0
>>815 さすが隠れVIPPERw今日はノリがいいなwww
>>816 同一人物だったと言いたいのでは?
ただし事実関係は不明。
819 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:06:20 ID:8k8jkW4M0
コテも痛いが、言ってる事はもっと痛いな。。。。
痛いというか、底だな、そこ。
わ、、わからない、、、、
貴方達は、管理人が「ごめんなさい」も言えない子だと
いぅ事を知っているのに、、、、
これ以上何を望むんだ、、、
普通アホらしくてやってらんなくないか?
何をぐだぐだやっているのだ。
それとも単純に論争したいだけなのか???
響鬼の、SSを、投下するスレです。
いいかげん、全員、スレ違い!
もうそろそろ、本当にやめにしてもらえませんか?
SSスレの住人の一人としてのお願いです。
この状況ではSSが読める次スレも望めません。
すべての人が納得できる結果も、期待できないでしょう。
スレが一つ潰れました。もう充分ではありませんか?
投下用に次スレ立てれば?
ん?管理人は自演してゴネてりゃ逃げられるとでも思ってるのか?
もうVIP相手に喧嘩しちゃダメだぜwww
他の住人のみんなは管理人をどうしようと思う?
俺は許そうにも許せないんだけど。
826 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:22:11 ID:qQ2yV4Z/0
「ごめんなさい」が言えない子だから、で許される問題ではないと思うよ?
言えないなら言えるようにすれば良いことだよ?
言えなかったらなんでもしていいって訳じゃないよ?
それぐらい小中学生の子供でもわかります^^
827 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:22:15 ID:YJCmwu+KO
そういや、管理人は用語集に自作を入れてくれとか言ってた事もあったな。
>>827 正直ドウデモイイ
前から自分のサイト持ってるならそこでやればいいとは思っていたが
そしてこの一件のおかげで幾人かの職人の根性ねじ曲がり具合が判明した
830 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:26:39 ID:sGtSXosTO
>>830 ところで、ケータイのIPアドレスってどうやって変えるんだっけ?
832 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:30:06 ID:vtEc/VokO
本日三人目の管理人IDが発表されました
ご当選された方おめでとうございます
ID:Tt2zw8hO0
>>827様の『管理人は用語集に自作を入れてくれとか言ってた事もあったな。』とのご質問に対し、
管理人さまは『正直ドウデモイイ』要約いたしますと
『俺の肩持ってくれなかった幾人かのねじ曲がった職人に頼むことなどもうない』だそうです
833 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:36:03 ID:qQ2yV4Z/0
雪風サイトの板に絵師が降臨してるね
マジレスすると
管理人には今度こそちゃんとした対応して欲しい
まだ庇ってくれている人もいるんだしさ
これ以上ただこねても墓穴掘ってるだけ
そろそろ庇ってくれる人すらいなくなるぜ?
834 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:43:46 ID:hT8aTUff0
まぁ叩かれるやつは最初から独特の雰囲気があるね
こいつはなにかやる って気配が
835 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 21:44:45 ID:Ioqi2FDV0
とりあえず語尾に「ですわ」をつけるやつは古式若葉にしか見えない
もうあれだ、めんどくさいので多数決で決めないか?
中四国の人の今回の対応についてどう思ってるか、シンプルに「良い」か「悪い」の2択で
とりあえず俺は「悪い」に一票
じゃ、素直に。
「悪い」に一票。
「悪い」に一票の俺が今後の予想。
自演で良いに多重投票するヤツが多数出てくる。
VIPPERは全員「悪い」に投票するに決まってるわな。
そんでもってこのスレ本来の住人や職人の大多数はそもそもこの話に絡んでこないもんな。
あー公平な多数決ですこと。
840 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:19:44 ID:Ioqi2FDV0
>>839 まだいたのか
そもそもVIPPERに敵対視される理由があるってのが問題だろw
あとこのスレ本来の住人だの職人だのの大多数が守ってもくれないってのも問題
昨日の自演IDは「仲間」だの「一丸となって」だの住人ごと扇動しようとしてたのにスルーされてたしな
841 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:20:52 ID:SagiJVQA0
俺はVIPPERだから投票してないぜ
Vipperじゃなくても「悪い」に決まってるだろ
特に職人はそういう蔑ろにした扱いうけるのは不本意だし。
スレ住人にとってもスレの面汚し。
でも多数決は意味ないと思う。
>>838 じゃとりあえずID変わるまで(日付変わるまで)で締め切ろうか。
自演したい人はまあ、ネカフェでもかけずり回ってもらうことにしよう。
>>839 とりあえず「良い」に一票ってことでおk?
その気のある人はトリとかコテとか付けてくれると有り難いかな。
まあどうせ、もう今回のスレでまともなSS読めそうにないし、次スレ立つまでの暇つぶしとでも思ってくれたらいい。
で、次スレにはこの話題をスッパリ持ち込まないと。
844 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:22:58 ID:SY5OwnkA0
>>839 この対応を良いと捉えられる人を見てみたいな、俺。
90 名前: 管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 14:17:20
>>65 そうですか。はいわかりました。それでは俺は偉大な先人、孔子に倣うとしましょう。
当方が常識と著作権法に違反しました。謝罪します。申し訳ありませんでした。もうしません。
206 名前: 管理人 投稿日: 2006/11/26(日) 15:39:46
>>192 そうですか。
今回の件で「ゆとり教育」がどういうものか、その一部を垣間見ることが出来ました。
一部、という表現をしたのは、現代の中高生の全部が全部こんな状態でないことを祈りたいという想いからです。
オトナな対応ができなくて申し訳ありませんでした。相手がとてつもなく餓鬼だからこちらも目一杯目線を落として話してやろう、という考え方で精一杯の対応をさせていただきました。
この国の社会の根幹を作り上げている日本人的事なかれ主義、みんな多少のことは我慢しながら生きているのが日本人。
これに真っ向から抗って自分の主張したいことを主張したいだけ主張する、そんでもって振りかざすのは法律とは。
まったく物凄いおこちゃまを相手にしてしまったものですわ、ほんとに。
はいはいそれでは、大学受験頑張って下さいね
845 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:25:00 ID:YJCmwu+KO
住人職人だから百パー護らんにゃならん!つ〜ワケでもなかろ?
十人十色だろ?
>>840 所詮VIPPERなんか大多数が「皆が騒いでるから俺も騒ごう」って遊んでるだけだろ
祭って言うんだっけか?
皆面白がって、足並み揃えて、俺が
>>789で書いた通りのことをして楽しんでるだけ
身内の絵師に嫌な思いさせたのが許せないとか、管理人の対応が悪いから叩きたいとか本気で思ってる奴なんてせいぜい一人か二人
見事に図星だろ
847 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:33:17 ID:SY5OwnkA0
848 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:35:34 ID:Ioqi2FDV0
>>846 「理由がある」のが問題であって
「理由があるからVIPPERが騒ぐ」のが問題ではない
「1人か2人かに本気で叩きたいと思われる」のが問題であって
「1人か2人かに本気で叩きたいと思われたためVIPPERを扇動してきた」が問題ではない
あと都合の言い部分にしか反論しないのは典型パターンよね
「悪い」に一票
次スレでは作品が読めることを希望。
VIPのスレ見れば分かるけど
とうの昔に皆飽きてるよ
全くだ。
関係ないが次のライダー、デザインすげぇな。
管理人のその対応の悪さが結果的にVIPPERたちを面白がらせてる訳であって
最初に絵師さんを煽るような謝り方をしなければVIPPERも面白がらずに騒がなかった訳であって
まあ祭り目的のVIPPERなんて燃料が無かったら三十分前後で飽きるもんなんだけど
サイトの常連たちは今頃掲示板見て失望してるだろうな。
ここまでやっちゃったんだから自業自得だけど。
スレを荒らすだけ荒らしといて、自分のサイトではいい顔しようなんて無理なんだよ。
>>852 > まあ祭り目的のVIPPERなんて燃料が無かったら三十分前後で飽きるもんなんだけど
確かに…。
まぁしたらばの方もひと段落だしこれで終わりかな
絵師的にもう一言くらいあるかもしれんが管理人の姿勢は変わらんだろう
>>852 ほらまた。絵師には何の落ち度もございませんでした、ってか。
絵師が最初に管理人に叩き付けた「マナーを心得ているんですか? はい・いいえ」
ってのは煽りそのものと違うか?
それに続く会話の節々も全部そうだろが。先に失礼な態度取ってんのは絵師と違うのか。
857 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:58:58 ID:SY5OwnkA0
>>856 一番最初に失礼なことしたのは無断加工、転載した管理人じゃなかったのか?
だからこそ絵師はマナーを心得ているんですか?と聞いたんだよ?
それ、分かって言ってるよね?
858 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 22:58:58 ID:SagiJVQA0
>>856 なんの落ち度もねぇよ。
加工されたのは事実だろ。
>>856 それは管理人が先に
・したらばにてまともな質問さえも削除してアク禁
・絵師が用意した掲示板に難癖
などなど「マナーに対する認識を聞いて置いたほうが良い」という行動をさんざん取ってるからだよw
まぁもう終わった話だしどうでもいいよ
VIPPERなんで終わった祭りに興味はないwwww
860 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:05:40 ID:QnV/WWF80
>>856 ほらまた。管理人には何の落ち度もございませんでした、ってか。
管理人が最初に絵師の絵を無断転載に無断加工。アク禁に難癖。
ってのは煽りそのものと違うか?
それに続く会話の節々も全部そうだろが。先に失礼な態度取ってんのは管理人と違うのか。
逆にしてもまったく意味が通用する不思議
「知らなかった」が免罪符にはならないとしても、許可なく加工したのは
何もそうしようと思ってしたことじゃないだろ
「これを描いた絵師を傷付けてやろう」と思ってしたわけじゃない。
対して絵師はどうなんだ。
失礼な態度取るつもりは無かったのに意図せずしてあんな発言になってしまったとでも言うか?
862 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:13:55 ID:QnV/WWF80
>>861 ・したらばにてまともな質問さえも削除してアク禁
・絵師が用意した掲示板に難癖
これに対してはどうなんですかね?
こんなのやられたらマナー心得てますか?とか誰でも聞いちゃいますよ
しかも仮にも一つのサイトを管理している人にね
っつーか普通フリー素材でもなきゃ勝手に手はつけねぇよ……。
確認が取れなきゃつかわねぇ。
864 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:16:05 ID:SagiJVQA0
>>861 まず、加工した時点でアウト
画像に「このキャラ人気ですね」を付け加えてまたアウト
加工を指摘されて逆ギレしてまたアウト
残念スリーアウトです。
>>864 チェンジかwww
攻守交代でめった打ち?
こういう長々とした文章による言い争いが醜くてあまり見たくないから、
シンプルに2択の多数決にしようぜって言い出してみたんだが、まあ無駄っぽかったな。
言い出した手前、一応集計はとるけど。
……早く次スレになんないかなあ。
この管理人、本気で
「叩いてるのはVIPPERだけ」
って思ってるのかな?
残念ながら、元からいた住民もあなたのこと叩いてますよ。
え?それもVIPPERが住民のフリしてるだけ?
>>765さん(皇城の〜の中の人)は名前を出してくれてますよ。
これでも「叩いてるのはVIPPERだけ」って、まだ思いますか?
867 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:40:33 ID:QnV/WWF80
ちなみにVIPPERの中でも、
絵師やスレ住民みたいに真剣な解決を望んでいる人もいれば、ただ煽りに来た人もいる
VIPPERといっても十人十色、ということを忘れないで欲しいんだけどね
868 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:43:57 ID:SagiJVQA0
VIPPERだけども、まじでよい解決望んでるんだけども
VIPPERだから煽りっぽい文しか書けない俺は負け組み
どっちでも良いさ。
管理人がちゃんとしてればこうはならなかった。それだけだ。
自分の印象よくしようとした操作とか糞な振る舞いなんてするからさらに荒れた。
このスレの不幸は管理人みたいなのが居たって事につきる。
で、いつもの流れマダー?
870 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/27(月) 23:49:51 ID:2EAYs2Up0
当方の掲示板で宣言した通り、イラストページにて簡潔な説明と謝罪の文章の掲載、ならびに「VIP」記述の削除を行いました。
871 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:51:02 ID:B3eiNFBs0
あっそ
872 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:54:50 ID:QnV/WWF80
>>870 謝罪文はトップページとかもっと目立つところに載せたほうが良いよ。
少なくとも騒ぎが治まるまでの近日中は。
今書いてあるところだと見落とす人が多そうだよ。
>>870 同じものをここに書き込んでくれ
俺の携帯からだとイラストのページが一番下まで見れずサイズオーバーになってしまう
874 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:56:18 ID:vtEc/VokO
トップに戻る の 下?
875 :
名無しより愛をこめて:2006/11/27(月) 23:57:05 ID:QnV/WWF80
以下転載
内輪の話になりますが、このページに掲載させて頂いているイラストの中には、
管理人の友人が絵師さんにイラストを依頼し、その友人を介して管理人の手に渡ったものが多くあります。
それらの中には、掲載ないしは細部加工(TOP絵にする際のトリミングや文字入れ)を行う承諾を
確かに頂けているのかどうか、管理人が十分確認できないまま掲載に至ってしまったものもあります。
結果、絵師さんに無断での掲載、加工といった状況が発生し、絵師さんに多大なご迷惑をおかけしました。
この場を借りて各絵師さん方にお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
今後このようなことにならないよう十分留意していく所存です。
2006年11月27日 管理人
876 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/27(月) 23:58:20 ID:2EAYs2Up0
>>872 了解しました。インデックスの一番目立つところに同じものを掲載しておきました。
877 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 00:17:33 ID:AoMUJJZ90
当事者ではないが管理人さんからの謝罪文がもらえて本当によかった。
できれば絵が削除されるまで居座りたかった。
だがそれは絵師さんへも迷惑がかかるだろう。
絵師さん達の気持ちがこれでスッキリしたとはとても思えないが、
約束だったので俺はこれにてこのスレから去ります。
ここの住人の方々、迷惑をかけて本当に悪かったです。ごめんなさい。
でも謝罪文がもらえたのはここの住人の方達のおかげでもあると思っています。
有難う御座いました。
今後このようなことが二度と起こらないようスレ進行できるよう努めたいと思います。
管理人さんへ。
サイトに謝罪文がある限りもう何も言う事はありません。
もちろんこのスレにも書きこんだりはしません。
だが、不安があるので暫くは覗きに行きます。
絵師さん達へ。
絵師さん達が確認されるまでこの件は終わりではないのは承知ですが、
言わせてください、本当にお疲れ様でした。
そして、勝手に突撃して結果的に絵師さん達へも
迷惑をかけてしまったことになり申し訳ありません。
絵師さん達の復帰を心から祈っております。
長文失礼しました。
878 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 00:21:52 ID:ZegBIyxi0
俺には長文は無理だ。
だけど一言言わせてくれ。
絵師も管理人も乙でした。
すまん、長文書くのに夢中で日付変更に気づいてなかった。
ID:SagiJVQA0です、すみませんでした。
今度こそ本当にさようなら。
投票ちゃんねるでアンケートのスレッドを立ててみた。
今回の顛末について、みんながどう思ってるか良かったらアンケートに答えて下さい。
2chと同じ投稿規制を使用しているので信頼性は高いです。
雪風日和(中四国支部鬼譚作者)による絵の無断使用・加工事件
http://www.37vote.net/etc/1164641309/ 今回の事件に関わった方々の気持ちが客観的な統計として出てくると思うので、
この問題を考えていく上での材料になるのではないでしょうか。
このスレはたった時からトラブル続きでしたね。
今回の騒動はとりあえず終局と考えていいですかね?
ならば、次スレタイ相談に移行して
次スレは作者さんが安心して作品投下出来る環境作りませんか?
882 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 00:48:52 ID:PSiHP1OhO
管理人も絵師も住人もVIPPERもお疲れ。
最後に謝罪が貰えて安心した。管理人、本当は話がわかる人間じゃないか。
今回は災難だったが、あとは心置き無く文章の精進に励んでくれ。
俺は仮面ライダーとか全然わからないから読む気はないが、君の小説に期待している読者は大勢いるだろう。
絵師はゆっくり休んで、そして落ち着いたらまた絵スレに復帰してくれ。
少しでも早くまた絵を描いてくれるのを皆楽しみにしてる。
スレ住人の皆には、今回のことは綺麗さっぱり忘れてまた平和なスレを築いて欲しい。
いつまでも平和だといいな。
883 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 00:49:40 ID:JE6s+pCB0
>>881 もうちょっと待った方がいいと思うよ。
まだVIPPERがウヨウヨしてるぜ。
884 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:13:04 ID:5TUWMIhgO
俺も去りたいんだが。
だがひとつだけ気になる点がある・・・
掲示板の中での小説の通信販売のやりとり・・・
表紙はコナユキさんのイラストだとか何とか・・・
まさかVIPPERの絵は使わないだろうな?
管理人がこれだけ叩かれてもまだ、絵をあのスレで描いてもらうと宣言していたのは
製本化したときに挿し絵として載せるためか?
その辺管理人本人の口から聞かせてくれ。
今回は金銭からんでないから謝罪だけで終われたが
金銭トラブルとなるとにちゃんねる全体での祭りになる可能性もある
だからこの件にきちんとコメントが欲しい。頼む。
一応謝罪は出たのね。
結局悪いのは「友人」ってのが笑えたけど。
よかったというか…こんなあたりまえの対応するのにどれだけの迷惑をかけとるのだ…。
まあこれでみんな気が済んでくれればいいけど。
>>882 とりあえず自演乙!
自演じゃないにしても管理人は話がわかる人間でもないし、綺麗さっぱり忘れるなどもってのほか。
お前はまたこのごたごたを繰り返すつもりか?
忘れるんじゃなくて、今後またこういう過ちを繰り返さないように気をつけるところは気をつけるべきだ。
違うか?
やってしまったことは素直に認めろ。
下手な自演でスレの空気を扇動しようとするな。
ここの住人が自演に気付かないとでも?
SSスレをなめるなよ?
887 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:15:41 ID:ABkH3nuJ0
あー、なんかこれやばい流れだわ
888 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:20:02 ID:5TUWMIhgO
いや、俺も今気づいたんだ・・・
読んだ瞬間体が凍り付いたわまじで。
掲示板の『本・・・?』ていうスレにあるわ。。。
>>888 でも絵師から出たのはサイトへの掲載許可だけでしょ?
勝手に本に使ったりしたら、それこそ著作権問題じゃない?
890 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:22:59 ID:5TUWMIhgO
住人には悪いが管理人から真意が聞けるまで
ここに留まるわ・・・
金銭トラブルだけはガチで勘弁・・・
脅しとかじゃなく、今度はこのスレだけじゃとどまらんぞ・・・
891 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:24:57 ID:rBZsLk/TO
叩けば叩くほど埃がでるな
892 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:27:30 ID:5TUWMIhgO
>>889 いやいやいや、そりゃ俺も百も承知だよ
だが管理人の電波っぷりは知ってんだろ・・・
なにしでかすかわからんって
もうVIPPERとか関係ねぇ
管理人が話すまで俺は諦めねぇ
これはまじでやばすぎだろ・・・
893 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:35:48 ID:5TUWMIhgO
>>891 いやいや、叩きたいとかまだ腹が立ってるとかそんなんじゃない!!
VIP語とか使ってる余裕もない
ガチで勝手に絵が売られたら大問題だろ!!
とりあえず管理人の口からこの事について聞くまではひきさがれねぇって
894 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:41:08 ID:k58SyKi6O
あ〜あ。
燃料投下ってやつか…
895 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:43:55 ID:5TUWMIhgO
今までだって「加工禁止とは書かれてなかったから加工されて当然」つってたよな?
ふつうに「転載許可してたんだから本に載せて悪いはずがない、転載されたくなかったら『製本へは転載不可』と最初に言うべき」くらい言うだろ・・・
まじで住人には悪い、叩くなら叩いてくれ、だが管理人がくるまではうごかねぇ
もう去ろうと思ってましたが、便乗して一つだけ言わせて下さい
バナーや無断掲載の絵がそのままですが、今後も
「一度貼った作品(自作かどうかは問わない)は削除しない」
というスタンスで行くんですよね
ならば今後絵を外注する際は
「説明不足や行き違いで絵師さんの意にそぐわない使い方をしても、謝罪はしますが削除はしません」
と言う旨の注意書きを入れて下さい
今回の騒動を何も知らず、善意で絵を提供した人が傷つく事は避けたいですし、また今回のようなトラブルの元になると思います
897 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:47:14 ID:5TUWMIhgO
燃料もVIPももう関係ねぇ
まじでこれだけは防がなきゃまずいだろ・・・!!
住人の迷惑なのもわかってる、変なVIPPERがまだ一匹残ってると笑ってくれて構わない、
だがこれだけは絵師の名誉にかけて防ぎたい!!
まじで管理人はレスくれ!!
898 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:50:59 ID:f73eakVy0
商業利用沙汰となったらオタ女みたいになっちゃうよ?
ニャーの禿やケツ毛バーガーみたいになっちゃうよ?
ある程度以上の絵師は自作絵の海賊版がヤフオクに流れたりすることが結構多いから
その辺知識持ってる人多いよ?
VIPのあのスレでも冬コミ常連サークルレベルの絵師はいるから
あんまりふざけて敵に回すとまずいよ?
899 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 01:52:15 ID:5TUWMIhgO
とりあえずもう寝なきゃまずいんで寝るが
もしこの件について、詳しく知っている住人が居たら教えてほしい!頼むよ・・・
>>884 今掲示板見直したけど、表紙はコナユキさん〜とか言ってるのは管理人じゃなく、あの発言は質問ですね
ただ、それに対して肯定も否定もしてないんだよなあ…
一回転載希望のリク主に
「どういう用途で使うのか書いた方がいいよ」
と聞いたところ
「新都社の小説の挿し絵に使います」
って答えがあった
(そのリクは描かれなかった筈
次からはまた「転載希望」だけになった)
それが例の「友人」だった筈
(リク内容から、当時そう判断した
雪風の小説見ても、挿し絵ないから
アレ?とか思ってたが…
マジかもしれんな…
901 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 02:09:03 ID:5TUWMIhgO
あぁ、コナユキ発言は管理人ではなかった
だが一番上のコナユキの絵など小説の表紙になってもおかしくないくらいの絵だった・・・
そして和太鼓の絵だが、細かなシチュエーションまで指摘してたろ・・・
本当にに小説の挿し絵になってても違和感ないくらいのな・・・
つうか俺寝るからログ保存できん
誰かできるひといたらお願いします・・・俺なさけねぇよ
902 :
715:2006/11/28(火) 02:11:05 ID:cJrCaGx6O
とりあえず、一応の決着を見ました、とご報告。
応援いただいた皆さま、そして事の成り行きを冷静に見守ってくださった
皆さまにまずは心からお礼申し上げます。
最初の書き込みをした時点でどのような事態になるのかまったく想像が
つかなかっただけに、一応平和的と呼べる状態に着地できたのはひとえに
皆さまのおかげと思っております。
なんだか田舎の町長の当選会見みたいになってきたのでもうやめますが、
あと一言二言だけ。
>>722さま
まさかここでそのようなお言葉をいただくとは思いもよりませんでした!
…そうなんですよね。蒸し返す気も被害者ぶる気もないですが、巨大ロボネタ、
保守絵ネタの時に続いてあのスレで騒動起こすのは3度めなんで、今度こそ
入れてもらえないかもorz
>>884ほかの皆さま
「おまえが言うな」と言われそうですが、今はあまりネガティブに考えない
ほうが良いかと。
では、長々とスレ汚し本当に失礼致しました。
一刻も早くもとの活気が戻る事を祈りつつ、巣へ帰ると致します。
入れてもらえるかわかりませんが。
それではノシ シュッ
903 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 02:16:08 ID:5TUWMIhgO
>>902お疲れ様でした!
あなたや絵師さんには申し訳ないが、管理人から話が聞けるまでここにいたいんだ・・・
ダメならダメとはっきり言ってくれたら引き下がる!!
でも・・・これだけは防ぎたいんだ
どうか許してほしい・・・
とりあえずもう寝ます・・・
904 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 02:31:20 ID:5TUWMIhgO
最後にひとつだけ・・・
「表紙はコナユキできまり」発言=あの一番上のコナユキの絵を指してるよな・・・
小説読んでないからわからんが普通はライダーを表紙にするんじゃないかな
違ったらすまん
‥‥次スレまで持ち越し決定だな。住民も呆れてモノ言えないだろ。
管理人にしちゃ昨日の時点で、この場は頭下げときゃ煩いヤツ退散するだろって考えだったんだろうが、残念だったな。
その場凌ぎで逃げ回って、今頃後悔しても遅ぇ。さっさと「今後一切リク絵使わない」って言っちまえ。今なら間に合うぞ。絵を消すだけだから。
いつ来るか分からない新参者の前に心中考えるべき相手がいるじゃねぇか。
未だに問題の絵を貼り続ける性根も解らんが、言い逃れて鎮静化した後にカネが絡むコトを目立たず処理するツモリだったんだろ。まさか、未だにそう思われて当然だって自覚ないの?
こういう問題は、明るみに出た時点でアウト。『オトナ』なら解るよな、管理人。
今のアンタはニュースでよく観る政治家センセーだよ。「知らなかった」の言い訳と「悪気はなかった」の自己防衛の繰り返しで、突っ込まれた分だけボロを出す。
そして洗い浚い調べられた挙げ句追放等の処分を受けるワケだ。
仕方ないよな。それもこれもアンタが『身勝手』過ぎたんだから。素直に認めず藻掻いてあがいた結果に対する罰だから。
最後ぐらい潔く責任とろうぜ。今ならまだ間に合うよ。金儲けに使ってない分の皮一枚だけな。
マジレスするとあの程度の解像度では印刷には使えない気がする。
少なくとも今貼ってある絵が表紙になったりすることはないと思うよ。
どういった方法で印刷するかにもよるけどね。
907 :
名無しより愛をこめて:2006/11/28(火) 03:12:08 ID:5TUWMIhgO
俺一度本出したことあるけど
でも詳しいことは全然わかんねぇんだけど
確かに表紙には向いてないと思うが、表紙全体に絵を貼るのではなく、表紙の一部分に貼るのなら可能だと思う・・・
タイトルをでかくして絵を空きスペースに貼るような感じで
つうか寝れん
>>907 表紙に絵一枚使うんじゃなくて、複数枚使うって手もあるね…
漫画とかで、本文中のコマのコピーを散りばめた表紙あるじゃん
神経衰弱みたいな感じで
ああいうのなら、低解像度でも使えるのでは?
>>907 俺も詳しくは知らんけど、一般的なカラー印刷は360dpiぐらいだっけ?
そのまま使えば今の1/5のサイズになるな。
まあ実際はPhotoshopとかでそれなりに補完できるから、大きなサイズでも印刷できるけど、細かいところがぼんやりした絵になるよ。
いずれにせよ既に画像が劣化しちゃってるから、ほんとに表紙に使うつもりなら元のデータを欲しがるんじゃない?
まあここでいろいろ言っても仕方ないから、管理人の常識ある行動に期待しよう。
>>909 その期待をことごとく裏切るのが雪風クオリティ
とか書くと、俺もVIPPERだと思われるのだろうか。
>>905 まあまだ邪推の段階なのでアレだが、正直勘弁していただきたい。
他所でやれと。
こんなスレがあったのかw
響鬼はライダーシリーズの中で一番好きな作品だったからマジで嬉しい…。
じっくりスレの初めから読ませてもらいまつ。
912 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/28(火) 07:41:24 ID:WpuM4msk0
おはようございます。
再三お騒がせしまして誠に申し訳ありません。
「本」について説明させて頂きます。
掲示板にて凱鬼作者さんと本についてのやり取りが行われた頃、サイトのTOPには近況報告として「地元のイベントで中四国支部鬼譚の本を販売することになるかもしれない」と掲示してありました。
その掲示を行った時点で、また掲示板にて凱鬼作者さんと件のやり取りがあった時点で、そのイベントがどのようなものになるのか全く把握できてはいませんでした。
結果を申し上げますと、そのイベントにおいては本の販売は行われず、一部だけ印刷したものを展示するだけという形になりました。
当初は販売したいと思っていたのですが、当方極めて小規模なサークルということもあり、時間的にも金銭的にも間に合わなかったという事情です。
その展示も、小説をそのまま印刷してホッチキスで止めただけの本の体裁すら成していない代物で、表紙や挿絵などは一切ありませんでした。
サイトに掲載させて頂いているどのイラストもその展示では使われなかったのです。
ちなみに今現在、そのイベントで展示されたものをいかなる手段においても販売する予定は一切ありません。
また、今後新たに販売を企画することがあっても、著作権がこちら側に無いイラストを表紙や挿絵に使うつもりは毛頭ないことを明記しておきます。
どうぞご安心下さい。
余談ですが、メッセ友達とリア友がそれぞれ、サイトのために絵を描いてくれると言ってくれました。
また、これからは俺自身も少しは絵を描こうかと思っています。
以前は「これからはVIPで俺自身がリクエストをする」と表明しましたが、恐らく今後VIPで絵のリクエストを行うことはもう無いかと思います。
913 :
中四国支部鬼譚作者:2006/11/28(火) 08:14:58 ID:WpuM4msk0
絵師さんも掲示板の書き込みをご確認されたようですので、当初宣言した通り、一連の書き込みはログを保存した上で削除します。
また現在、TOPとイラストページに全く同じ説明をそれぞれ掲載していますが、少ししたらTOPのほうは消そうと思います。
問題がなくなりそうならうれしい限りだ……
そういえば結局リクを行った友人ってのは今回の騒ぎ中顔出してくれなかったネ
今一通りログ読んだんだが、
「あのイラストは中四国支部のキャラクターとして描かれたものではない」
って所はどうなったか教えてくれないか。
雪風氏のところの掲示板最後まで読めなかったんだ。
で、そろそろSSスレに戻ってほしいんだが、次スレは「総合スレ」でいくのかい?
個人的には、このスレは黒歴史にはしたくないが、スレタイ違う名前にしたい。
元々SSの一時投下用と化していたスレだから名前はそんなに惜しくないと思う。
ライダーの名前いらないだろって意見もあるから「鬼の戦いを語り継ぐスレ」とかは?
>>916 どうもなってません
無断転載やバナーもそのまんまです
919 :
918:2006/11/28(火) 13:27:36 ID:MDm36ryjO
すみません
ついああいう書き方をしてしまいましたが、蒸し返すつもりはありません
あの謝罪文以上のことは望めないと思ってますし
>>918 そうか、ありがとう。
俺もただ確認したかっただけで蒸し返すつもりはないです。
>>917 同意。
あんまりスレタイにコダワリは無いのだけれど、なんとなく「総合スレ2」は抵抗が・・・・
あと、真斗芽さん乙!いつもありがとう。
響鬼SS総合スレ二之巻でおk。
弐
弟子やらDAの話しがあるから猛士SSとかは?
仮面ライダー響鬼 舞台裏SS
響鬼という言葉は入れたほうがいいのではないだろうか
半永久的に響鬼SS総合スレでいいんじゃないか?
音撃戦士達が〜ってのはどうだろう?
音撃戦士ってなんだかなぁ・・・。
個人的には鬼がいいな。
じゃ、鬼戦士達が〜って感じかな?
なんか、シックリ来ないな…
鬼たちが〜でいいだろ。
戦鬼?
この件についてのまとめキボンヌ
戦鬼たちが主人公のストーリーを作るスレ?
わかりにくい。
悪いに1票
ちなみに俺はSS書いてる側ね
ちょwトップの謝罪文1日で消しやがったwww
あいつ反省してねぇwwwwwww
次スレ
響鬼、SS、という言葉は入れてくれると探しやすいです。実際検索しやすかったので。
普通は短くて一週間ぐらいは謝罪文トップに張るものだよね^^
もうその問題は、ヤツがノコノコ書きこんできたときだけにしようよ。
さすがにこのスレの人が気の毒になってきた……
あ、一応VIP側ね、俺。
今回の騒ぎで、もうヤツの活動場所なんて、自分の城しかないわけだし、そこにひきこもっててもらおうよ。
あ、ちゃんとヲチして、同人誌出す、とか言ったらチェックしないといけないけどね。