2 :
名無しより愛をこめて:2006/09/09(土) 20:01:03 ID:P2uGrHovO
に
第40話「愛に泣く、怪獣の涙を知れ」 求愛怪獣ラブラーン、希望怪獣マレノーゾ、剣豪怪獣ツルギロン登場
美しい姿をした、一人の女性が歩いている。
彼女の名は、百合美咲(ゆり-みさき)。
百合「どこ・・・?どこなの・・・?ここにはいないの?」と、言い続けている。
彼女は実は怪獣である。
ホワイト・ロードという星に住んでいた、メスの怪獣である。
そこでは、マレノーゾという怪獣と幸せに暮らしていたものの。
マレノーゾは、とある理由で交際を認められずに、
離れ離れにされてしまっという怪獣だ。
その後、何年もかけてマレノーゾを探し求めており、現在に至る。
そこへレッドソウルが通りかかる。
手をあげる美咲。
運転している宮野が車を止め、乗車させる。
宮野「美しい方ですね〜。どこへ行きたいんですか?」
美咲「・・・。彼を探してほしいの。」
宮野「彼?あぁ、彼氏を探してるんですね!どこですか?
渋谷?池袋?新宿?」と何度も聞くものの、美咲の答えは
「わからない。」であった。
悩んだ宮野はRED基地へと連れてゆくことに。
そして、基地で座って黙り込む美咲。
井上「う〜ん、宮野。彼女には失礼だが・・・こういうのは警察の仕事なんじゃないか?」
宮野「すみません。でも、どうしても見捨てられなくて・・・」
井上「そうか。わかった。」と言っていると、いきなり怪獣探知機が大きく反応する。
今まさに、そこにいるのだから当たり前だが、隊員達は何も知らないため戸惑う。
そのため、美咲は全てを話した。
橋本「そうか〜。日本でいう、頑固親父が嫁にいくのを拒否するみたいなことんあおかな・・・・。
それで完全に離れ離れにされてしまうとは・・・なんともかわいそうだ。」
水野「隊長、なんとかしてあげられませんかね〜?」
井上「しかし、その彼氏の怪獣を探すなんて、とてもじゃないが無理だな。。」
田辺「でも、地球にいる可能性もあるかもしれん。まずは探してがえようじゃないか。」
このため、レッドソウルで美咲を乗せて探すことにした。
小野隊員も同席している。
そして長い事探し、真夜中となるが、結局見つからなかった。
宮野「はぁ〜・・・。この8時間はなんだったんだろう。」
小野「しょうがないわよ。」
そう言って、気をゆるめたそのとき!!
誰かをひいてしまったではないか!
大きな汗をかいて、ソウルを飛びでて、ひかれた男性のもとへと走る宮野と小野。
だが、その男性は無事であった。
宮野「本当に無事なんですね?!・・・・ふは〜、よかった〜!」と安心する宮野。
すると、その男性の顔を見た美咲は驚いて飛び出す。
それに気づいた男性は逃げようとするが、腕を掴まれて止められてしまう。
美咲「待って!何年も何年も探したのよ!」と涙を流す美咲。
どうやらこの男性こそが、例の彼氏怪獣のようだ。
地球上での名前は、希望大地(きぼう-だいち)。
二人の恋を引き裂かれて以来、数年宇宙を漂流し続け、この地球に来たという。
宮野も、ついつい拍手。
小野は、「とうとう見つかったのね!素敵!」と目を輝かせる。
美咲「さぁ、帰りましょう!」と言うものの、希望は拒否する。
希望「駄目だ。もう我々は離れてなければならない。」
美咲&小野「なんでよ?!」
希望「そういうもんだからさ。」
と、曖昧な回答ばかりをしている。
泣いて怒る美咲は、「じゃあこれだけでも持っていて!あなたは私を愛していない
のかもしれない。でも愛しているのなら、これを持ち続けていて」
と言って、希望にハート型のネックレスを渡す。そしてそのまま走り去ってしまった!
小野「あなた、それでも彼氏ですか?!」
希望「・・・・。」黙ったままの希望。
すると突然、巨大な剣の手をした怪獣が地球に襲来!
宮野と小野は、地上から攻撃開始。
REDも出動する。希望も警戒する。
その頃、美咲は泣きながら、路地を走り続けていた。
何年も求めていたものにフラレてしまったからだ。
そして怪獣であるツルギロンは、どぎつい声で、「マレノーゾ!お前を殺す!今すぐ巨大化しろ」
と呼びかけてきた。
うなづき、希望は怪獣の姿へとなった。
宮野「おーい、希望さーん!これはいったいどういうことなんですか?!」と聞くが、
何も言わずに、希望=マレノーゾはツルギロンに立ち向かう。
ビルの屋上へ昇っていた美咲は、初めてそんな光景を見て、何事かと再び元の場所へと急ぐ。
だが、ツルギロンの剣でボロボロにされたマレノーゾは・・・・殺されてしまった。
目をおさえる小野隊員。握りこぶしをつくって怒りに震える宮野。
そこへ美咲来るが・・・泣きくづれてしまった。
そのまま美咲も本来の姿である求愛怪獣ラブラーンへと変わる。
横たわるマレノーゾを揺さぶるが、反応は当然ない。
そして手には、死んだにもかかわらず、ネックレスが強く握られていた。
そう。マレノーゾは、ラブラーンが自分といたら殺されてしまうという警戒心から、愛しているにも
かかわらず、フッたのだった。
ラブラーンは再び大粒の涙を流す。
その涙の雫は、海の津波のように大きく流れ、宮野や小野を流してしまう。
その涙の海の中で宮野は変身!
小野隊員を救出して、地上へと飛び立った。
ツルギロンの剣さばきに苦戦するも、ラブラーンの涙の海を手に平ですくって、
ウルトラ水流のように、ツルギロンの剣へ噴射する。
しだいに剣は錆びてゆき、ボロボロに。
そのままウルトラチョップでいっきに両腕を斬り裁き、最後はスパイラル光線であっという間に撃破した。
再び平和が戻ったが、ラブラーンの愛は戻らなかった。
しかし、ラブラーンはREDや宮野、小野にたくさんおじぎをして、空へと消えていった。
小野「私にも、愛する人がいるから、すごく気持ちが伝わったわ。」
井上「ん〜?それは誰かな?」
小野「いえ、なんでもないです!」と顔を真っ赤にする小野隊員。
みんなで愉快に笑うREDであった.
次回内容、完全未定。
お楽しみに。
第二十七話「音楽で怪獣をやっつけろ!」音誘怪獣ゴソン登場
各地で同一の怪獣の被害があった。強力な熱線と怪光線、尻尾の破壊力で
とにかく暴れまわっている。SGTの調査で分かったことはそんなことしか
無かった。しかし姫子があることに気付いた。被害にあった家庭は人気バンド
UMOの曲を聴いていたのだ。覚えているだろうか?UMOは第十六話に登場し
ユミジク星人に操られてしまったが、事件解決後、ワールドツアーを行うほどの
人気っぷりだ。最近はちょっと暗めの曲や歌謡曲なども手掛けている。
次の日、またも怪獣ゴソンが現れ家を潰していった。そして今回もUMOの
曲を聴いていた家が重点的に破壊されていた。SGTの解釈ではゴソンはUMOの
曲が苦手で、それでその素を無くそうと曲が流れていた場所を破壊していたのだ。
SGTはUMOの曲を聴くのを止めるよう全国に呼びかけた。UMOにも真悟と姫子
が彼らに説明しに行った。UMOのメンバーはそういうことなら仕方ないと納得。
真悟があとは怪獣をどう倒すか考えているとUMOが「俺達を囮にしてください。
以前の罪滅ぼしもしたいし、今回の事件の被害者達も俺達の曲を聴いて被害に
あったなら俺達にも責任があります」SGTはUMOといえど一般市民を巻き込むの
は、よくないと当初は止めたがUMOの熱意とそれ以外に対処法が無いのも事実なので
協力してもらうことにした。UMOがSGTが用意した移動式人工島の上で演奏し
ゴソンがやってきたとこをファルコンの大火力で倒す作戦だ。夕方、作戦開始。
UMOがさっそく演奏を開始し、数十分後ゴソンが出現。ファルコンが一斉砲撃!
前回から登場した新兵器メタリウム砲で焼ききった。しかしゴソンは脱皮し復活!
UMOを攻撃しようと前進。真悟がシグマに変身し、UMOを救う!シグマは
バーチカルギロチンを放つがゴソンはなんとバリアを張りギロチンを防ぐ!
逆に熱線でシグマを苦しめる。シグマのカラータイマーが鳴り出した時、UMOが
再び演奏を開始。曲は一番ブームとなった「ライドイーン」だ。隙が出来たゴソンに
シグマがアスシウム光線を浴びせ、ゴソンは絶命した。事件解決後UMOの曲が再び
怖がることなく聴くことが出来ると人々も大ファンである姫子も歓喜した。
そしてUMOは今日も活躍している。
次回予告「日本シリーズが開催される球場に怪獣現る!野球大好き真悟がそんな
ことを許すわけにはいかない!あの選手と真悟が野球対決もしちゃうよ!
さあ来週もみんなで見よう!!」
UMO再び。です今回は。個人的にけっこう好きなんでまた出しちゃいましたw
曲名がとんでもないパクりに…。
ミラクル作者様。今回の話、非常に悲しい話でしたね…。愛する者のため
あえてふるとは…本当に泣ける良い話です。
前スレのバースト作者様、リュウラ作者様。俺はすでにゴドラ星人と
ビーコンを出しているんですが、今思うと時期尚早だったと感じています…。
エース大好きだからヤプール復活は考えてはいたんですがやっぱりやめました。
俺にとって偉大過ぎる悪役だし…。でも過去怪獣は予定ではまだ出ます。
ちなみに今回のメビウスの予告は俺も燃えました!
バキシムかぁ…FE3やろうww
10 :
バースト作者:2006/09/09(土) 22:26:09 ID:nRahg+Fh0
ミラクル作者様
新スレ立て乙です。
シグマ作者様
過去の設定が引っ張られる展開はやはり燃えますね。旧キャラ登場に
ついてはうちも一回ぐらいはやってみたく、考えてはいるのですが。
>シグマ作者様
UMO、かっこよかったです!
怪獣撃破に協力する歌手なんて、絶対にUMOしかいないかもw
そのUMOをシグマが倒したシーンも、すごく興奮しました。
そして感想ありがとうございます。
今回も、暗めで悲しげな作品となりました。
そろそろ明るい話にしたいと思います。
12 :
名無しより愛をこめて:2006/09/09(土) 23:58:07 ID:peKooBAnO
ウルトラマンパイオツ
第一話「パイオツ祭り」
地球性奴隷化計画を始めるポンチ星人にウルトラマンパイオツのチクビームが唸る!ウルトラマンパイオツの戦いが今始まった!
ミラクル作者様、新スレ製作お疲れ様です
ウルトラマンバースト 17 邪念売人再び
邪念売人・ルキ、装甲異星獣・ヘビーギアーム 出現
マイナスフォースの尖兵・ルキが、再度挑戦してきた。
「ウルトラマンバーストよ。君は以前、地球人の全てが悪意に満ちた獣ではないと言ったが・・・
本当にそうかな?」
月面に現れたルキは、地球全土に向けて言う。そして、地球に向けて飛び始めた。
手に、何かの装置を持っている。
「かつて私は地球に宇宙麻薬レッドポピーを流布させ、人類の獣性を目覚めさせる作戦を行った。
しかし、少しずつ広めているのでは効率が悪い。そこで、ガス状にしてこの装置に詰めたレッド
ポピーを、地球の大気に散布して全人類に吸わせる」
戦慄するN-BID。
「地球人全てが悪ではないというのなら、吸っても平気な者もいるはずだな? ははははは」
結果は判り切っている。ルキの言う通り平気な者もいるとしても、少なくない人間が獣人になって
一斉に暴れ出し、それだけで地球は壊滅的被害を受ける。ルキの陰険な手にN-BIDは怒りを覚えたが、
とにかくそんな作戦は絶対に阻止せねばならない。N-BID一同、そして宇宙ステーション基地の旧BIDも
含め、これまで以上に団結して立ち上がる。
江里「しかし、小原隊員が・・・」
小原公平は、前回の大怪我でまだ医療ブロックで安静状態。
藤堂「休ませておけ。小原は、前回おのれの命を賭けて十分に戦った。無理はさせられん。此処は我々
6人で事に当たるべきだろう」
江里「・・・そうですね」
藤堂「皆、今回は小原の分まで頑張るんだ」
おーっと意気上がる隊員達。かくして、6人はヴァルチャーで宇宙へ飛んだ。
「冗談じゃねえ!」
置いてきぼりにされた公平はベッドから出て後を追おうとするが、怪我がひどくて思うように
動くことも出来ない。無念を噛み締めていると、
「落ち着きなさい、バースト」
看護婦(今は看護士か?)が入ってきた。ウルトラマンの方の名で呼ばれて公平は驚く。
看護婦は、秋月さやか・・・人間の姿になってやってきた、銀十字軍の女ウルトラマン・ディアナ。
バーストの宇宙警備隊での先輩・ウルトラマンイレイズの恋人だ。
ディアナはさやかの姿のまま、サイキックケアを公平に放ち、一瞬で傷を癒した。
「これでN-BIDの援護にいける! 有難う、ディアナさん」
「くれぐれも用心して戦いなさい。戻ってきたら、イレイズが探ってきた重要な情報を伝えます」
「重要な情報? 何ですか?」
「この戦いが終わってから聞いたほうがいいと思います」
「?」
「とにかく、行きなさい」
「・・・了解!」
公平はバーストに変身し、宇宙に飛ぶ。
宇宙では激闘が展開されていた。ヴァルチャー、そしてBIDステーションから放たれたSJ1、2の
大編隊も加わって、ルキに一斉攻撃。苦戦したものの、ヴァルチャーαの影山が執念を見せて
ビーム砲を撃ち、ルキの持っていたガス発生装置を破壊する。
「やった! これでもうガスの散布は出来ないぞ!」
だが、ルキは怯んでいない。高笑いし、まだ地球に向かって進もうとする。
両国「なんじゃ、自棄になったんかのう?」
江里「・・・! 違います!」
ルキの身体をスキャンした江里が叫ぶ。
江里「レッドポピーガスは、装置に詰まっていた分だけではありません! ルキの体内にも
ガスが詰まってます!」
藤堂「まさか・・・地球の大気圏内で自爆してガスをばら撒く気か!?」
地球軍は追撃するが、間に合わない・・・と思われたとき。
地球から、ウルトラマンバーストが飛んできた。
「おお!」
決着のときが来た。バーストとルキは宇宙を飛びながら凄絶な格闘を展開。拳と蹴りを何度も
打ち合わせる。ここまでほぼ互角。
きりがないと見たルキは、次元の穴から援軍を呼んだ。
「あれは!?」
装甲異星獣・ギアーム・・・だが、以前のそれよりも一回り大きく凶悪な様相。
ギアームを強化した装甲異星獣・ヘビーギアームは又も全身を分割してルキの身体を覆い、
その戦闘力を上げる。
「これならどうかな? 太刀打ちできるかな、バースト?」
強化したルキの攻撃力は更に増す。素早い格闘攻撃に打ちのめされるバースト。このままでは
押し切られて地球に侵入される。ならば。
腹を括ったバーストは、ハイパーバリヤーを展開。広範囲をカバーできる巨大なバリヤーは、
戦っていたバーストとルキを丸く閉じ込める。
「これでもう地球には行けねえだろう」
バーストは腕を組み、ライトニングバーストの構えを取る。
「ば、馬鹿な! この閉鎖状態で私を爆発させたら、一緒に閉じ込められている君も只では
済ま・・・」
言い終わる前に、ライトニングバーストは放たれた。
バリヤー内で大爆発が起き、ルキは粉々に吹っ飛ばされていく。
「む・・・無念・・・」
だが、最後にルキは笑う。
「まあ・・・いいだろう。私は此処で死ぬ。だがウルトラマンバースト、そして地球人よ。君達は
決してマイナスフォース本陣を倒し、責任を取らせることは出来ん」
「何!?」
「何故なら・・・はははははは!」
ルキは完全に粉砕された。その体内に充満したレッドポピーガスが拡散し、バリヤー内を
埋め尽くす。爆発のあおりでダメージを受けたバースト(既にカラータイマーは鳴り出している)は
急いでバリヤーを解くが、既にレッドポピーの毒を吸ってしまい、内から湧き上がる獣の衝動に
苦しみ出す。
だが、泉がヴァルチャーγから、以前開発したレッドポピーの効果解除薬を詰めたミサイルを
撃ち、バーストの周りで炸裂させる。薬が効き、バーストの身体の毒を消していく。獣化は見事
阻止され、全員の団結で得られた勝利に、一同は勝ちどきを上げるのだった。
地球に戻った公平は、さやかから秘密情報を聞かされる。同じ頃、泉も以前から探っていた
情報を突き止めていた。その内容は奇しくもどちらも同じ。
マイナスフォース本陣の位置と、彼らの地球攻撃の目的の真相だった。
詳細は次回に。
>バースト作者様
やったー!ルキがついに倒されましたね。
体内にもガスが含まれてるなんて、やつこそが完全なレッドポピー感染者なんですね〜。
マイナスフォース話がどんどん盛り上がっていて、楽しみです。
「ウルトラマンバースト、そして地球人よ。君達は決してマイナスフォース本陣を倒し、
責任を取らせることは出来ん」
言い残して、邪念売人ルキは倒された。
そして、その通りだった。
ウルトラマンバースト 18 眠れマイナスフォース
マイナスフォース機動要塞 出現
秋月さやか=ディアナを通じて齎された情報、そして、泉隊員がずっとマイナスフォースに
ついて調べ続け、得た情報は一致していた。
先ずマイナスフォースの本陣だが、現在、太陽系の最外周に位置している。それ自体が移動
能力のある巨大な機動要塞であり、遂に地球を直接攻撃するために接近してきているのである。
そして、その要塞内には、人間は一人もいない。無人の自動要塞である。
要塞を造った、いずれかの異星人がいる・・・いたのだが、今はもう居ない。
彼らの星は、かなり昔に滅んだ。
大型機動要塞を造れるほどの科学力を持つ彼らが如何なる理由で滅んだのか。調べると、
星自体の寿命が尽きたとか、新兵器開発実験の際にトラブルがあったとか、互いの無理解による
戦争とか、複数の理由が色々重なったらしい。それについては地球側が何か出来たわけでもなく、
不運としか言いようがないだろう。問題はその先である。
星の住民達は、自分達が滅んでいくという事実を受け入れることが出来なかった。当然といえば
当然だが。死にたくないので、破滅を回避するためのあらゆる方法を試した。だが、駄目だった。
破滅が近付く中で、彼らの胸中で高まった感情。
何故、自分達がこんな目に合わねばならない。
この怒りと悲しみのやり場を何処にも持っていくことが出来ないのなら・・・自分達だけ
こんな目に合うのは不公平だ。他の繁栄を享受している星にも同じ苦しみを味わわせなければ
やり切れない。
かくして、彼らは滅び行くまでの最後の時間を、他惑星攻撃用の無人要塞を建造することに
全て費やした。その時点で彼らの心から生み出された膨大なマイナスエネルギーが、要塞を
動かすための大きな力となり、更にそれを源として要塞自体が他惑星を攻撃するための
怪獣や巨大化工作員(ルキなど)を無人プラントによって次々生み出して宇宙にばら撒き、更に、
要塞の活動を維持するために、トリムスなどの収集システムを放って他の場所からもマイナス
エネルギーを集めていたのである。既に死んだ主人達の世の中そのものへの恨みで要塞は
動き続けているのだ。
そんな八つ当たりで攻撃されてたまるかと思っても、残念ながら、その文句を持っていく場所は
もうない。ルキが言い残したとおり、もう死んでしまった相手を罰するのは不可能だ。
N-BID一同は非常に不快な思いに捉われた。特に気性の激しい影山は椅子やゴミ箱をがんがん
蹴り散らしたが、そんなことをしても何にもならない。疲れたので適当にやめた。
とにかくはっきりしていることは、このまま放っておくと地球人の都合など一切関知せず
無人要塞が近付いてきて地球を滅ぼすので、現地に向かって阻止するしかないということである。
ヴァルチャーは合体している三機の動力炉を全て直結することで一時的に光速を越える事も
出来るので、太陽系の最外周に行くこともそう面倒ではない。だが、そのための先方隊として
事に臨むN-BIDの7人の士気は上がらない。蹴っても殴ってもうんともうんとも言わないかかしや
藁人形を殴りに行くようなものである。何の達成感もない。
作戦決行を前にし、一同がへこんでいる中、ふと、江里が言った。
江里「ルキは、どんな気持ちだったんでしょうか」
一同「?」
江里「こんなことをしても何も得るものがないことは、彼も判っていたはずです。でも、他の星を
滅ぼすためだけに造られたんだからそうするしかない。だからそうしていた彼も、私達と同じ
気持ちを味わっていたんでしょうか」
影山「あいつに同情するのか!? マイナスフォースは地球を滅ぼそうとしてるんだぞ!
そのために多くの地球人を傷つけ、殺したんだぞ!」
江里「それは判ってます! 私だってそのことは腹が立ちます! でも、怒ったってもう
どうしようもないじゃないですか」
公平「・・・そうだな」
影山「公平まで!」
公平「此処で俺達があいつらと同じように只怒りにあかせて事に臨んだら、あいつらも多分
同じように際限なくやり返してくるぞ。そして、お互い何時までも殴り合っているうちに・・・
何時か、宇宙全体が滅ぶ」
作戦室は沈黙に包まれる。
影山「じゃ・・・どうすりゃいいんだよ」
江里「考えがあるんですが・・・藤堂隊長。協力してくれますか」
藤堂「? 私がか?」
そして、決行された作戦。
ヴァルチャーは光の速さを越え、太陽系最外周から迫る大要塞の前に転移してきた。
要塞の制御システムもそのことは既に想定しており、迎撃用の無人円盤を周囲に配置して
迎撃に当たる。
だが、ヴァルチャーを三機に分離したN-BIDは襲ってくる円盤に対してこそ反撃して撃ち落すが、
前進しない。要塞に直接乗り込んで攻め入ることをしない。何故なのかが読めず、制御システムは
思案を続けていたが・・・
その計算速度が落ち、要塞全体の出力が弱まり始めた。
地球、N-BIDベース。
藤堂によって大勢集められた、魑魅魍魎系怪獣への対抗のための法力僧達。そして、地球外惑星
開発の際に現地でこれまで地鎮祭を執り行ってきた神主や僧侶。
彼らが一斉に広大な敷地に集い、マイナスフォースの前身となった、滅んでいった星の住民達の
供養の儀式を行っていた。朗々とした祝詞や読経の呟きが集まり、富士の樹海中に響き渡る。
その効果が太陽系の果てにまで届き、マイナスフォースの募り募った怨念を鎮めていく。
そもそも要塞の真の動力源となっているのは、マイナスフォースの恨みから生まれたマイナス
エネルギーだ。それを浄化し、エネルギーの供給を止められれば、攻撃しなくても要塞はいずれ
活動を停止する。そう考えた江里の進言だった。だが、江里は地球を守るためだけにこれを思い
ついたのではない。先ず単に、何時までも現世への恨みに捉われて苦しんでいるマイナスフォースの
怨念達を、成仏させてあげたいと思った。現在もヴァルチャーの中で戦いつつ祈り続けている。
「喝ーーーーーッ!!」
藤堂もヴァルチャーを操縦しながら念仏を唱える。
円盤軍は次々停止し、要塞も止まりそうになる。しかし、最後の怨念が要塞上部からもやのように
大量に湧き上がり、実体を結んで怪獣になって反撃しようとする。それに対し、両国と一緒に
β号に乗っていた公平は、こっそり後ろのハッチから機内の通路に抜け出し、ウルトラマンバーストに
変身して対応。両国は余り頭よくないので要塞の方にのみ気を取られており、気付かなかった。
巨大な怨念のもやの前に現れたバーストも、積極的に攻撃はしない。前にあわせた両手は
光線発射ではなく、合掌。なんまんだぶなんまんだぶと唱えて怨念の成仏を祈り続ける。公平=
バーストは正式な般若心経なんか知らないが、別に問題なかったようだ。
怨念は、次第に現世への執着から解放され、姿が薄まっていき、消えた。
同時に、巨大な機動要塞もその力をなくし、自然にばらばらに分解し、只のスクラップとなった。
念のため、マイナスエネルギーの猛威そのものがなくなったわけではない。人の心に他人を
憎んで妬む感情がある限り、これからもマイナスエネルギー事件は起きるだろう。だが、少なくとも、
これ以降、マイナスフォースの電波反応がキャッチされ、彼らの手先が地球に送り込まれることは
なくなった。
「おやすみなさい」
地球に帰っていくヴァルチャーの中、江里は彼らの安らかな眠りをもう一度願った。
黒雲に突入したオーバーはEAR戦闘機隊を発見
バリアで包んで救助して地上に降ろそうとする
しかしその作業に集中していたオーバーを後ろから何者かが切りつけた
苦しみ、集中力が途切れそうになるオーバーだったが、何とか地上に戦闘機を降ろした
しかし、降ろした所で力尽き、オーバーは地上に落下してしまう
地上に落下し、苦しむオーバーの目の前で黒い竜巻の様な物が発生し、やがてその中から全身が黒い鎧の様な怪獣、トゥルーオーサが現れた
何とか立ち上がり、トゥルーオーサに身構えるオーバー
スぺシウムソード光線を放つが、トゥルーオーサはその強固な装甲で弾き、逆に口から黒い火炎を吐いてオーバーを攻撃した
炎を回転して回避し、ジャンプキックをしようとしたオーバーをトゥルーオーサは目からの光線で空中で撃ち落とす
更に落ちたオーバーを激しく踏みつけ、苦しめるトゥルーオーサ
何とか立ち上がったオーバーはトゥルーオーサに激しくパンチを浴びせるが、まるでメタリアームのように固いその装甲の前に歯が立たない
パンチ攻撃を続けるオーバーを爪で切りつけ弾き飛ばすトゥルーオーサ、更に倒れた所を再び黒い炎で攻撃する
火炎攻撃に苦しむオーバーだったが、バリアを展開して攻撃を防ぎ、ハイジャンプして空中に静止し、ハイバスター光線を発射した
が、トゥルーオーサはフィラーウィルグの様にリフレクターを展開して光線を弾き返す
もろにハイバスター光線を喰らったオーバーは地上に落下、立ち上がろうとした所を更にトゥルーオーサが蹴りつける
転がって逃げて、よろよろと立ち上がるオーバー、カラータイマーが点滅を開始した
津上と石野達は合流して、トゥルーオーサに向けてウインドブラスターで攻撃するが、ビクともしない
逆に火炎攻撃を受けて後退を余儀なくされた
再びトゥルーオーサに立ち向かうオーバー、今度は体当たりをかますがビクともしない
トゥルーオーサはオーバーを掴むと、至近距離から火炎放射を加え、オーバーを焼き払おうとしはじめた
和崎はアイアンタワーに応援を要請しようとするが、通信機が使えない
空のマイナスエネルギーの雲の力である
悔しがる和崎
なんとかトゥルーオーサの拘束を逃れたオーバーは、オーバーヒートバスターをリフレクターの展開できないくらい近くで長時間発射して、トゥルーオーサを吹き飛ばした
勝利に沸く一同、しかし、次の瞬間マイナスエネルギーの雲から再び黒い竜巻が発生して、トゥルーオーサの破片がその竜巻の中に集まっていく
妨害しようとするオーバーだったが、近づいただけで弾き飛ばされ、地面に転がった
そして、黒い竜巻が収まった後、そこには完全復活したトゥルーオーサが立っていた
ボロボロの体で、それでもまだ何とか戦おうとするオーバー、しかしとうとう肉体の崩壊が始まってしまい、立つ事さえままならない
そんなオーバーにとどめを刺すようにトゥルーオーサはヴァンヴァリアルの様な光翼を広げ・・・
黒いレーザーが何本も何本もトゥルーオーサの光の翼から容赦なく発射され、オーバーに命中していく
命中した部分がまるで砂のように次々と吹き飛んでいくオーバー
和崎が、石野が、津上が、川浪が見守る前で、ウルトラマンオーバーはトゥルーオーサの攻撃で跡形も無く吹き飛んだ
呆然とする隊員達
和崎「ウルトラマンが・・・死んだ・・・」
次回予告
赤山「今回の作戦は困難を極める」
津上「これで、いいんだ・・・」
和崎「俺は、俺は餓鬼です、でも、でもこの星のために戦いたいと言う気持ちは、ウルトラマンにも負けません!」
石野「やろうぜ、「灼熱の太陽作戦」を!」
イレイズ「君を待っている人がいる!」
次回「闇を越える戦士」
オーバー作者様
遅れましたがコメント。前回のワニデンデンのまったりぶりが良かったです。
彼はあれ以降もずっとあの沼にいるんですね。
そして、「闇から来た魔獣」。自分が書いてるんじゃないので何か出来る
わけでもないんですが、責任重大には変わりなく、固唾を呑んで
続きを見させていただきます。
28 :
リュウラ作者:2006/09/11(月) 12:01:25 ID:J32FsP4JO
新スレお疲れ様です。てか前スレ落ちてたんですね(笑)ケータイだと中々分からなくて。十九章は早く書いてしまいたいんですが、どうも時間が取れなくて。
>オーバー作者様
不気味な雲に、オーバーを倒してしまった怪獣。
EARも一般人もなんともならないこのい状況・・・
すごく怖いです!
第41話「邪悪再来!ポケットの中にはパズルがふたつ」魔界王ジャーク星人2代目登場
月の光が闇を照らすこの街で、悪夢が再び始まろうとしていた・・・。
と、ある家に池田文太という少年がいた。
小学3年生であり、今一生懸命にあることに熱中している。
みんなはなんだと思う?
勉強?違うよ。運動?それも違うよ。お手伝い?これまた違う。
正解は、ウルトラマンミラクルのジグソーパズルを完成させることなんだ。
全部で300ピースもある、ドでかいパズルである。
物を無くしやすい文太くんは、また無くしてしまったようで探している最中であった。
すると開いた窓のみぞにちゃんとあったではないか!
文太「わぁ〜っ!あったー!」笑顔で取る文太。
すると、満月に謎の黒い影が浮かび上がる・・・。
驚く文太。
影「少年よ。なぜお前はウルトラマンミラクルのパズルなどやっているのだ?
そんなパズル、全て捨てさるのだ!
だが私にも欲しいパズルがあるのだ。いいな?そのパズルを、明日の夜までに
持ってくるのだ。」
文太「な・・・なんのパズルがほしいの?!」
影「REDに所属する宮野奇跡という名前の奴のベルトに、パズルがふたつ付いている。
そのパズルをふたつとも盗むのだ!いいな?」
文太「う。うん!わかったよ・・・」
怯えた文太は、約束してしまった。
翌日の昼、宇宙人が出たので来て欲しいとREDに連絡するが、RED側は
橋本「怪獣探知機とかにも反応しなかったし、他の人からも目撃談が無いのだが・・・」と答える。
文太「本当なんです!月に宇宙人がいたんです!・・・そして、宮野さんに来て欲しいのです。」
橋本「宮野に来てほしいのかい?!」
お茶を飲んでいた宮野は、「え?僕に用ですか?」と言って橋本と電話を代わる。
宮野「どうしたんだい?僕に用って。」
文太「宇宙人がいたんです!だから来てください。」
そういわれた宮野は仕方なく、橋本とともに出勤。
家につくと、文太くんがお出迎えしてくれた。
宮野は部屋にある、作りかけのミラクルのパズルに喜ぶ。
宮野「へぇ〜。こんなに大きなパズルがあったなんて驚いたよ。
お、残りはあとふたつだけなんだね。しかもカラータイマーの部分。」
文太「うん!でも僕、ものを無くしやすいんだ。だからこのふたつのパズル、
宮野さんが持っててよ!」
宮野「どうして僕が?」
文太「僕、明日から修学旅行なんだ。」と答える。
修学旅行については本当で、修学旅行の準備があり、無くすのが嫌だからということで宮野あづかることとなった。
そして椅子に座ってメモを用意して、宇宙人について聞くために、風呂に入っている文太くんを待つ。
そこへ文太はこっそりと帰ってきて、宮野のベルトに手を伸ばす。
だが気づかれつてしまった。。。
宮野「ハハハ、僕を驚かせようなんてそうはいかないよ」と笑う宮野。
取りそこねたが、バレていなくて一安心。
その後も何度もチャンスを伺うが、全く駄目である。
そして結局、宇宙人について信じてもらえず、宮野と橋本は帰ろうとする。
その宮野が背をむけたときの、ついにコッソリGET!
宮野は気づかず、本部へ帰っていった・・・。
その晩、再び謎の影が現れる。
文太「宇宙人さん、ついに取りましたよ!」
影「でかした。では外へ出てくるのだ。」
その指示に従い、庭へ出る文太。
すると月に映る影が、そのまま地上へと降り立った!
そしてそれはなんと、倒されたはずのジャーク星人ではないか!!
どうやら邪悪星に住んでいた、もう一体のジャーク星人のようだ。
そして手の平を突き出して、ミラクルパズルを受け取る。
するとパズルと一緒に文太まで奪い取る!
文太「たすけてー!たすけてー!」
ジャーク星人「ハハハハハハ。これでミラクルも現れなければ、REDも攻撃ができまい」
REDは一斉に出動する。
橋本「倒したはずのジャーク星人じゃないか!」と、驚き攻撃態勢をとるも、人質を発見して攻撃が出来ない。
宮野「くそー!文太くんのいうことは本当だったのか・・・。」
レッドボーグ内で一人悔しがる宮野は、変身を決意する。
・・・だが、ミラクルパズルが無いことに気づく。
宮野「ない!な、なぜだ?!」と焦りだす。
ジャーク星人「ハハハ!文太もミラクルパズルも盗んだぞー!」
そう叫ぶジャーク星人。
文太「ごめんなさい!」
ミラクルパズルについては全くわからないが、人のものを盗んだことに誤る少年。
心の中で「大丈夫だ。安心してくれ」と叫ぶ宮野。
しかし、ついに邪悪破壊光線によってボーグが炎上!そのまま墜落してしまった。
井上「宮野!大丈夫か?」
宮野「はい。なんとか脱出に成功しました。」
無事だった宮野は、ついに地上から攻撃を始めてしまった。
ジャーク星人の顔面に連続攻撃!
怒ったジャーク星人は、文太だけを投げ飛ばしてしまった!!!
「助けてーーーー!!!」泣き叫ぶ文太。
こんな非常事態に助けてあげられないことに、ひざをついて泣く宮野。
すると、右ポケットが膨らんでいることに気づく。
右手をポケットに入れて、中に入っているものを取り出すと、
それはなんと、文太くんからあずかっていたジグソーパズルのふたつのパーツであった!
宮野「これしかない。頼む!成功してくれ!」
願いを託して、ジグソーパズルを胸の前で1つに合わせる!
・・・・すると、強烈に光って見事、ウルトラマンミラクルへと変身できたではないか!
「な、なぜだ?!」驚くジャーク星人。
ミラクルは怒りを爆発させ、とにかくあらゆる技で地面へ叩き続ける。
強烈な飛び蹴りでもダメージを与え続ける。
しかし、邪悪破壊光線によって、体の自由を奪われてしまう。
だが、REDがミラクルにロケットを発射。
その爆発によって、体中に流れていた光線を完全に排除。
REDに一礼して立ち上がるミラクル。
最後はスパイラル光線とハイアタッカー光線の連続技で、完全に粉砕した。
ジャーク星人は倒され、部屋でパズルを無くしたと思って、探す文太。
宮野に預けたことを忘れてしまったみたいだ。
そしてそこへRED隊員が来て、宮野が「はい。これ、ありがとう!助かったよ」
と言って渡す。
何でお礼を言うんだろう?と思った文太だが、「うん!」とうなづいて、パズルを完成させた。
願えば、どんな無理も叶うことだってある。
そう思う宮野であった。
次回予告
第42話「(未定)」(未定)
ミラクル作者様、感想ありがとうございます
ジャーク星人復活!しか〜しパワーアップしたミラクルは大勝利!!
ランニング2号が登場するような気配がしていたのですが、やっぱりでませんでした、はい
全体的にも少年と奇跡という番組のテーマでまとまっていて読みやすく、面白い作品でした
バースト作者様、感想ありがとうございました
ワニデンデンは実はまだまだ出番あったりするんですはい
最初はビクトリーアタックもオーバーヒートバスターも弾き返す強固な装甲を持った悪魔の使者と言う設定だったのですが
ワニデンデンに負けたら流石にかっこつかないので止めました (それはそれで面白いけど)
・・・実はトゥルーオーサの役はワニデンデンがやるはずだったんだな、これが
タイトルは「ウルトラマン自滅」で・・・
戦うだけが決着のつけ方じゃない、それを改めて感じさせられた作品でした
大変面白かったです
次回イレイズが大事な役割を担うのでどうかよろしくお願いします
地球防衛軍・ガーディアン管轄下の巨大な拘置施設。
太古の恐竜の生きた細胞を盗み、それを培養して怪獣を作り上げた日本橋博士は、そのかどで此処に拘留
されていた。しかし、相変わらず悪びれる様子などなく、独房の中で何やら笑っている。
「もう直ぐだ・・・もう直ぐあいつが帰ってくる。ふふふ」
ウルトラマンバースト 19 日本列島強奪作戦!!
培養獣王・ゴラース、強食怪獣・レッガー、鋏怪獣・シザーミ、掘削怪獣・グラボーラ 他 出現
此処暫くの地球は比較的のどかだった。マイナスフォースが事実上消滅して以来マイナスエネルギー事件の
件数も減り、その面倒さに比べれば散発的に出てくる地球怪獣は事件としては遥かに組しやすく、ウルトラマンが
出張らずともN-BIDだけで充分対応できていた。今現在も東京近郊の山中で、影山率いるSJ2隊で一頭の地底怪獣を
攻撃し、間もなく倒すところまで至っていた。
だがそれは、再び襲わんとしていた嵐の前の静けさだった。
怖気づいた怪獣は暴れるのをやめ、穴を掘って地下へ逃げようとする。その前に影山が殲滅しようとしたとき。
地下から飛び出した巨大な腕の鋭い爪が、怪獣の胸を貫き、絶命させた。
『軟弱者が。敵前逃亡する奴など生きている価値も無い』
地下から出てきた影は、死んだ怪獣を引き裂いて食らう。かつてカツラギ諸島を襲って多くの保護怪獣を食い殺し、
ウルトラマンバーストとタイマンの後逃げ延びて姿を晦ましていた怪獣・レッガーだった。
レッガーは都心の方向に向かって侵攻しつつ、吠える。いや、普通の人間には吠え声にしか聞こえないが、
ウルトラマンである公平には言葉として聞き取れた。
『出て来い、ウルトラマンバースト! さもなくば人間どもの住みかに攻め込んで暴れるぞ!』
自身としても因縁の相手と見ていた公平は、N-BIDベースから出てバーストに変身。現地に向かって
レッガーと対峙した。レッガーは宿敵との再会を果たして歓喜しつつ、回想する。
現在、バーストもN-BIDも知らない場所で、日本侵略を狙っているものがいる。『そいつ』は、事前にそのことを
レッガーに伝えに来た。日本侵略がどうのこうのはレッガーの知ったことではないが、バーストが日本も含めた
地球の平和を守っている以上、日本侵略の旨を伝えに来た『こいつ』とぶつかるのは必至だろう。それはレッガーに
とっては面白くない。奴を倒すのはこの俺だ、横取りは許さんとレッガーは宣言する。
すると『そいつ』はあっさり、それで構わんと言った。
お前がバーストを倒し、日本侵略においての障害を取り除いてくれるなら寧ろ助かる、止めはせんからやってくれと
そいつは言った。
意図は判らないが、もたもたしていると『そいつ』の気が変わってバーストを横取りしようとするかも知れない。
元よりずっと機を伺っていたレッガーはバーストと戦うことにした。
その頃『そいつ』は、太平洋の海底で、海の怪獣・シザーミと戦っていた。シザーミは一言で言うと、二足で
直立した巨大なカニだ。固い甲羅に、両手の鋏や口から吐く粘性の泡を武器とし、近寄らせない。勝負は長引いていた。
と、シザーミは突然身体の自由を奪われた。海底の岩盤を掘り砕いて現れた地底怪獣・グラボーラが、鉤爪の大きな
前足で足を押さえつけている。その隙に『そいつ』はシザーミを狙い、何かの塊を口から飛ばし、シザーミの身体に
付着させた。それは、忽ちシザーミの体内を侵食していく。絶叫するシザーミ・・・
日本。
バーストにかつて手傷を負わされた屈辱を執念の糧とし、格闘技を鍛えていたレッガーは手強い。炎や光線を吐いたり
変な超能力を使ったりせず、普通に組み合うだけでバーストのスタミナを奪っていく。カラータイマーが鳴り出す。
これ以上長引くのは不利だ。バーストは下がり、ライトニングバーストの構えを取る。レッガーも遂に勝負が決まると
意気込み、バーストの攻撃に備えて回避の機を測る。消耗した同士、にらみ合いが続く・・・
そこに、水が差された。
海底のときと同様に不意を突いて地下から現れたグラボーラが、バーストを後ろから鉤爪で殴り、痛打を与えた。
倒れるバーストに追い討ちをかける。何が起こったのかと気を取られたレッガーの背後からも、シザーミが地中から
飛び出し、泡を吐いてレッガーを固めてしまう。
シザーミの目は、正気を失ったように虚ろだ。グラボーラの目も。
痛みで目が眩む中、まだ視界を確保できているバーストの眼前、戦場から間合いを取った場所に、山向こうから
『そいつ』が、地響きを立てて現れた。
『どういうことだ!? 止めはしないと言ったんじゃないのか!?』
泡で動けないレッガーが叫ぶ。
『まだ気付かんのか。お前を予めウルトラマンバーストにぶつけ、消耗させてから倒し、その後日本列島を
頂こうという俺様の計略に』
テロップの吹き出しで語る『そいつ』。
培養獣王・ゴラースは、凶悪な顔で笑う。
『脆弱な人間どもを日本にはびこらせ、大きな顔をさせておく必要は無い。これより日本列島は、我々怪獣が
支配する』
日本橋博士は独房で哄笑。
「変わるぞ! 日本が、世界が変わる! 私の生み出したゴラースの手で! あはははは!」
ぴどーーーーーんと稲妻が走る。
凄くいい天気の空に。
これもマイナスエネルギーのなせる業だろうか?
続く。
第十九章 かみをなくす
高位星神仙(せいしんせん)ミカヅチ 高位闘神仙(とうしんせん)ラゴウ発現
暗い。どこまでも暗い。炎に照らされた複数の異形が言い争っている。
「もはや一刻の猶予もならぬ!龍を殺さねば…」
「落ち着けよミカヅチ、本格的な攻撃はカルラが来てからだ。何度も言わせるな。」
「…ラゴウ、地球を飲み込めばニンゲンは死に絶えると思わぬか?」
「お前、マジでバカだろ?前に同じような発想して太陽を肥大化させたから龍が覚醒したんじゃないか!」
「愚は繰り返さぬ、見ておれ。」
そう言い残し、ミカヅチと呼ばれた異形は宇宙に消えた。
ヒスイ達はレイハ指令房にいた…いるしかなかった。フナトにゴジョウのことを教えるタイミングがつかめないし、
カンナを怪しいゴジョウと二人きりにするわけにもいかない。ゴジョウは自分を妨害した件については何も聞いてこない。
さらにヒスイは、自分に龍を与えたのはカンナだと言う話も気になっていた。その深刻な空気をヘキの驚きの声が遮った。次いで彼は顔面蒼白で報告する。
「北斗七星が…消えました…」
恒星は多かれ少なかれ神力を放っている。今、突然北斗七星からの神力が観測されなくなったのだ。つまり、この瞬間、北斗七星が消滅した、ということだ。
直後、消滅した北斗七星方面から、新たに別の邪悪な神力が観測された。その神力をビジュアルで示すなら、黒い惑星そのものといった趣。
黒い惑星「ミカヅチ」が放つ神力はザラギ天やジョウガに酷似している。…つまり…
「星を養分とするとてつもない生物…いえ、神が現れた、ということです。」
ミカヅチの内部からは僅かに北斗七星の神力が観測されている。北斗七星の神々は生物の運命を操る強大な存在だ。
彼らを一瞬で吸収したミカヅチは、神々の中でも高位の存在なのではないか?だがゴジョウは、あくまで冷静に問う。
「ミカヅチの進路は?」
「このままいけば、一週間で地球に到達します…」
「対抗策は?」
「…敵は北斗七星の神力を糧としました。なら、北斗に相反する南斗六星の神力を叩き付ければ,
敵は不安定になります。そこを攻めれば太陽系到達前に破壊できます。」
「方法は?」
「南斗の神力を地球に誘導し発射、次に大量の鬼道機関で呪殺するしかありません!」
かくして、軍日本基地に世界中の全鬼道機関のエネルギーを集中する前代未聞の作戦が始まった。
エネルギーがすべて蓄積されるまで二日、南斗の神力を誘導完了するまで三日。
ミカヅチ呪殺用大型砲台の作業を手伝いつつヒスイは龍に問う。
「龍よ、カンナが俺にアンタを与えた、という話だが…」
「我は元々カンナの身内に眠っていた。お前の危機を目の当たりにし、無意識に我を揺り起こし、お前に与えたのだ。
だが魂の一部であった我が離れたことで、カンナは再び記憶を失った。…見るがよい。」
瞬間、ヒスイの意識は別の場所へ飛ぶ。一面焦土と化した石造りの都市郡…強烈な死臭も漂っている。
これははるか昔、旧暦の最終戦争の光景か?わずかな生存者たちを爆撃機が狙っている。もはや彼らに逃れるすべは無かろう。
爆撃機から投下された「何か」は、空間に巨大なキノコ状の雲を拡げた…が、その雲は一瞬で消滅。生存者たちも全員が無傷である。
そこに立っていたのは、蒼き巨人…
「あれは…リュウラ…」
生存者たちはリュウラを「ウルトラマン」と呼び声援を送っている。
その「ウルトラマン」は民を守るため、爆撃機を破壊する。だが何故この時代にリュウラがいる?龍は教える。
「あれは我と融合し転化した『先代の』ウルトラマンリュウラ。そして、カンナの母親だ。」
「マミヤ君、ちょっとこれ手伝ってくれる?」
ヘキの自然体な呼び声で我に返ったヒスイ。だが、旧暦とは具体的に何年前、と数えられないほどの古代なのだ。
その時代に何故カンナの母親が?しかも、龍と融合して。
カンナはカンナで、自分を連れ行こうとしたクロサキの事を気にかけていた。
「あの人たち自体がなつかしいわけじゃない…昔、わたしのそばにいた人たちと同じ感じがしてたんだ…」
ユリノはカンナと作業しつつ、自分に届いた手紙を迷惑そうに読む。カンナが「誰からですか?」と聞いてくるので答えづらいが、
答えぬわけにもいくまい。
「実家の母親。新聞見たけど大丈夫なのかって。」
「やっぱ、お母さんってなつかしいですか?」
母親の顔を知らないカンナに対しては答えづらいが、答えぬわけにもいくまい。
「正直、懐かしい。」
「そうですか。」
カンナは黙々と作業に戻る。
作業の合間を縫ってヒスイ、ヘキ、ユリノは密談を続けていた。ゴジョウの件、フナトにバラすべきか否か。
だが、その間もミカヅチは地球に迫っている。蟹座の恒星を吸収し、わずかに速度を増している。一刻の猶予も無い。
三人はフナトにゴジョウとクロサキの件を話す。が…
「あらやだ。わかった、じゃ作業続けて?」
このオカマ、事態を呑み込めているのか?
そのころ、異形達の蠢く暗闇にクラマ ミウがいた。
「地球を吸収するなんて方法、あたしは反対です。」
彼女に対し、甲冑に身を包んだ異形…ラゴウは言う。
「なぁラセツ…鞍馬水映姫(クラマノミウツシヒメ)、ミカヅチを止めるのはめんどくさい。それより、
ニンゲンがミカヅチを吹っ飛ばす武器を造ってるらしいな。ソイツを壊せば、リュウラは来るかな。」
「ラゴウ、あたしは、ミカヅチ破壊用兵器を守ります。」
数日後、ミカヅチを呪殺する大型砲台が完成した。弾数は二発。一発目は南斗から拝借した神力。
これでミカヅチを不安定にする。そこに二発目、全鬼道機関のエネルギーを発射する最強の呪法、「コウテイノヒ」で完全に粉砕する。
そして太陽系にミカヅチが接近。
「今よ、南斗神力、発し…待った!」
砲台の前に甲冑に身を包んだ巨大生物が現れたのだ!今砲台を破壊されるわけにはいかない!
フナト、ヒスイ、カンナが迎撃するも、敵の甲冑はあらゆる攻撃を跳ね返してしまう。
反射された光線砲で、ヒスイとカンナの乗ったレイカイオウが墜落。二人は地上から散開して攻撃を続行、
カンナから離れたところでヒスイはリュウラに転じようとする…そこにミウが現れた。
「どけ、奴を止めなければ地球が飲み込まれる。」
「あたしは、アンタが嫌い。でも砲台を守らなきゃ、とは思ってる。」
「…意外だな…地球に守りたいものがあるのか?」
「あたし、カンナを殺すことが定められてる。けど、カンナに生きてほしい、とは思う。」
「だから高天原でカンナに沙子泉の事を教えたのか…」
「あいつは…ラゴウは強い。力貸してくれる?」
「当然だ。行くぞ、この星は誰にも食わせん!」
「君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし!」
「君が宿主、クラマ ミウの名において命ずる。鬼、炎、和合すべし!」
「出でよ」「リュウラ!」「ラセツ!」
龍水玉アクアアイを胸に添えるやヒスイを光の龍が取り巻く。
鬼炎剣バーニングヴァジュラを左腕に添えるやミウを光の炎が包む。
龍が転じてリュウラとなり、炎からラセツが立ち上がる!
甲冑を持つ生物、ラゴウは肩の角から雷撃を放つ。
リュウラとラセツは星型の防御壁「霊光星盾ペンタクルフィールド」を放ち、これを打ち消す。
更に額からショットスパークルを発射、反撃開始する!リュウラの脚技、ラセツの剣がラゴウを追い詰める!
と思われたが、ラゴウは全く怯まず、肩角から雷撃を連発する。この角を破壊しなければ砲台が危ない…
ラセツは距離をとり、剣を構える。ラセツの持つ冥光剣ハデスヴァジュラの切っ先が光る。
剣を振るうと同時に半円型の光の刃が発射され、右肩の角を切り飛ばした!「霊光閃ソードスパークル」である。
剣を振るう度にソードスパークルが飛び、左肩の角も折る。胸に深い傷を刻み込む!
が…次の瞬間全ての傷が消えた。リュウラはジンからゲキに変身。
ラセツのソードスパークルと同時にシャイニングヴァイパーを放ち、胸の一点を攻撃する。
そして、最強のシャイニングボムをその一点に叩き込んだ!ラゴウは凄まじい光の奔流に飲み込まれる。
そして、爆発!
…爆発?
爆風がおさまり、ラゴウは、生きていた。
何、シャイニングボムが効かない?
リュウラは更にシャイニングボムを連射する。二発目は右腕に払われるものの、三発目は体に直撃した!
が、直撃を受けてなおラゴウは倒れない。倒れさえしないのだ。焦るリュウラを雷撃で襲うラゴウ。
この余波で砲台の管制システムに異常が発生する。急ぎ復旧に当たる全職員。だが、間に合うのか?
カンナは太陽系に進入しつつあるミカヅチを霊視する。地球最大の危機。その時カンナの脳裏に未知の記憶が現れた。
湖、村の老人、出雲、破壊され尽くした摩天楼、虚空、そして龍。
「消えろ」
そう口にしたカンナの指先から突如として無限の光が放たれた!宇宙へ伸びたその光は、接近するミカヅチを直撃。そして邪悪なる星、ミカヅチは…直後、完全に粉砕された。
いや、これは、消滅したのだ。次いで手をひとつ振るカンナ。
砲台の管制基地は静寂に包まれた。「何者か」が放った光線が、
北斗七星を食したミカヅチをいとも簡単に消し去った…そして…北斗七星は…元のままの位置、元のままの姿で輝いていた。
「何者か」は一瞬のうちにミカヅチを消滅させ、ミカヅチに食われた北斗七星を含む全ての星を蘇らせたのだ。
喜ぶよりも、それほどの力を持った存在に戦慄せざるを得ないレイハ…
そして、その存在、カンナは我に返り、己の持つ力の大きさに恐怖を覚える…
だが、まだ終わってはいない。シャイニングボム三連射が通じない強敵、ラゴウが残っているのだ。
ゴジョウは砲台をラゴウに向ける。そしてラゴウに最強の呪法「コウテイノヒ」が炸裂、
そこにラセツのハデスフレア、リュウラのシャイニングボムが撃ち込まれる!
この同時攻撃の前に、ついにラゴウは…ヒザをつく。ただヒザをつく、に留まった。
そしてラゴウは、空間に扉を作りリュウラ達の前から消えていった。
ラセツは、ミカヅチを破壊したカンナを一瞥し、空へ消える。リュウラは、倒れ込んだ。
ゲキであまりに長く闘い過ぎたのだ。それだけの力を使ってなお倒れないラゴウ…
今後の闘いを危惧しつつ、ヒスイの姿へ戻る。
ラセツは一足先にミウに戻り、カンナに近づく。
「ミウさん、わたしの力って…」
「ねぇカンナ、アンタの名前、どーゆー意味だと思う?」
「…カンナ…」
「アンタはカンナ。神を無くす存在…『神無』。分かるでしょ?
アンタの力は凄まじい。恐るべき存在、許されない存在。
そんな意味の込められたイヤな名前。
『カンナ』ってのは、コイツは神々を殺してしまう『化け物だ』ってこと!」
言い残し、ミウは姿を消した。自分が神を殺す恐るべき存在である。という事は聞かされた。
だが、当然、実感などなかった。自分の力がこれほどのものだったとは…
ヒスイはカンナを見つけ、駆け寄るが、彼女の雰囲気に足を止める。カンナは泣きながらヒスイに言う。
「マミヤさん、わたしは、マミヤさんのこと、好きです。」
「…!…?…」
「だからマミヤさんは、わたしのこと、キライになってください…わたし、人間じゃ、ないですから…」
走り去るカンナ、黙って見ているしか出来ないヒスイ。砲台の管制基地から、
南斗から拝借していた神力を南斗に返還した、との連絡を受けてもヒスイは動かない。
その日、カンナはレイハから姿を消した。
そして、炎に照らされ蠢く異形…高位の神々。そこに黒き巨人が現れる。
「貴方が、高位闘神仙ラゴウですね?」
「待ってたよ。ミカヅチが死んだしおたくだけが頼りだ。龍殺しの存在、カルラ。」
続く
古都を血が酔わせる。最強の神が降臨した。龍の魂は奇跡を起こすのか。
そして、龍を殺す鳥、ガルーダが舞い降りる。
次回ウルトラマンリュウラ
第二十章「霊鳥、強襲!」
リュウラ学 本日の講師 訓練生ロクドウトキツグ&スガ教官&山田二郎アナ
「額から放つ霊光波弾ショットスパークルは牽制やピンポイント攻撃に多用される技だ!
全ウルトラマン共通で、フォルムはエメリウム光線に似て」
「馬鹿野郎!ウルトラビームだろおがっ!」
「どの本読んでもエメリウムじゃないすか!」
「ガッツもサロメもOPもウルトラビームって呼んでんじゃねぇか!」
「闘いは果てしなく続くようであります。」
ネットカフェからゲソかじりつつ完成させました。
しかしミラクル様、熱かったです。復活怪獣が前より強いってのも好きです。
あと、必殺技が沢山あると連続攻撃シーンがカッコよく仕上がりますな。ちょっと嫉妬(笑)
バースト様、もはやゴラースの脳内画像がジラースと一致しないくらい風格が漂い始めました。
オーバー様、イレイズとの競演も楽しみですが、その前にこの状況でどんな切り札を使って逆転するんでしょう、というのが気になります。
ではこの辺で。また。
45 :
バースト作者:2006/09/12(火) 20:12:38 ID:6/E0roMx0
リュウラ作者様
ああっ、ウルトラファイトのパロはいつかやろうと思ってたのに!(笑)
ゴラースについてはこの先まだどう転ぶか判りません。オーバーの
ところのトゥルーサーオもそうですが、又各オリウルで大ピンチラッシュの
時期に入ったようですね。いい意味で。
それは無論リュウラも・・・というか、イレイズの最終決戦でも
ここまでは行かなかった。まだこれで最終回じゃないんですね。もうモロに
「宇宙怪獣大進撃」を思い出して泣けました。目が離せません。
第二十八話「必殺!ウルトラナックルボール!」先読み怪獣スピーダス登場
今年のプロ野球もいろいろと盛り上がり、今、日本シリーズが開幕しようとしていた。
今年は巨人VSロッテだ。野球大好きな真悟は勇君と一緒に千葉マリンスタジアムに
来ていた。早めに来たのでまだ両チームは練習をしていた。真悟と勇が練習を見学
しているとロッテの投手、渡辺俊介選手が真悟に声をかけてきた。
渡辺「あなたSGTの真悟さんでしょ?」
真悟「ええ、マリーンズの渡辺選手に知っていてもらえるなんて光栄です」
渡辺「どうです?一回、野球勝負でも」
真悟「よし!」
渡辺選手の投げる球に真悟は見事に翻弄されてしまい、空振り三振で終わってしまった
勇「真悟さん、全然駄目じゃないかぁ〜」
真悟「いやぁ…あまりに見事な変化球だったから見とれてしまったよ」
そうして時間が過ぎ、いよいよ試合が始まろうとした時のことであった。
突如、海の方から怪獣スピーダスが現れた!スピーダスはマリンスタジアムに
向かっていく。試合は中止となり、観客や選手達は避難を始めた。真悟はスピーダスを
足止めに向かう。神隊長率いるファルコン隊もかけつけた。しかしどの攻撃も
スピーダスは避け、逆に火炎を吹きかけファルコンを撃墜していく。
しばらくするとスピーダスは地中に潜りいなくなった。
荒井の分析によるとスピーダスはあらゆる攻撃を先読みし完璧に避けれるようなのだ。
この恐ろしい相手に対しSGTはおとり作戦を展開することに決定。おとり役は
中村。次の日、再び現れたスピーダスに対し中村が銃撃する。当然避けられるが
この隙にあらゆる方向からSGT全員で攻撃。攻撃は全弾命中した!
しかし怒り狂ったスピーダスは火炎を吐きSGTを攻撃。真悟が火に包まれそうに
なった時、真悟はシグマに変身!シグマは連続パンチとスパークビームで素早い攻撃を
繰り出すがすべてかわされ、アスシウム光線も避けられてしまう!スピーダスは
火炎と怪力でシグマをピンチに陥れる。シグマは先読みするなら読めない攻撃を
するしかないと念力でシグマソード…ではなくバットを作り出し、アスシウムエネルギーで
ボールを作り、セブンが使ったウルトラノック戦法とはまるで違う、
ウルトラ千本地獄ノックで攻撃!すごい速さでボールを打ち出し、しかも弾道が
毎回違うのでスピーダスはほとんど喰らってしまう。さらにシグマはボールを
掴みそのボールを振りかぶってスピーダスに投げた!このウルトラナックルボールは
変化がシグマ自身にも、どう変化するか分からない!ボールはスピーダスの腹に
直撃し、大爆発が起きた。
ナレ「君達は、シグマの真似をしてボールを人に投げつけては駄目だよ!」
事件解決後、真悟と勇君はマリンスタジアムで今度こそゆっくり試合が見れると
喜んだ。しかし真悟が食べていた弁当にホームランボールが直撃し、
弁当は箱ごと粉砕されてしまった。
次回予告「あの影はなんだ!不気味な笑い声が東京に響く!それはまたも地球を
狙ってきたあの宇宙人の仕業だ!シグマよ、今こそ決着を付けるのだ!
さあ来週もみんなで見よう!!」
今回は野球なわけですが、巨人にロッテと現実にあるチームを出しちゃいました。
理由はロッテは俺が一番好きなチームで、巨人はいつか日本シリーズで
この両チームが激突すればなぁ…というわけです。巨人もロッテも現実では
今年はもう無理じゃねぇーかよ!とか言わないでくださいw
渡辺選手と真悟が対決するというのは帰ってきたウルトラマンで郷さんが
沢村さんとボクシングで対決したことから考えました。
何にせよ、巨人、ロッテ、渡辺選手が好きな方にはすみません、
やってみたかったんです。
バースト作者様、感想ありがとうございます。ゴラースが出たぁ!!
喋るけどテロップというのも相変らず可愛らしさすら感じますw
ミラクル作者様、感想ありがとうございます。ジャーク星人が再び現れましたね。
ミラクルの戦いっぷりは爽快でした!
オーバー作者様、オーバーが衝撃的な敗れ方をしましたね…。これからどんな
逆転劇がまっているのか、イレイズはどんな活躍をするのか!?
楽しみです。
リュウラ作者様、リュウラもピンチが続いていきそうですね…。この雰囲気の空気が
いいんですよねぇ。そして最後のウルトラファイトwバースト作者様も
言ってましたが、ウルトラファイトネタは俺もやりたかったw
シグマ作者様
感想ありがとうございます
この一撃に怒りをこめては俺大好きな話です
登場したグロンケンはウルトラシリーズで1,2を争うぐらい好きな怪獣で(なぜなら設定があいまいで好きなようにいじれる)
見ていて懐かしさを感じました
怪獣の設定も良かったし、面白い作品でした
これからもがんばってください
ウルトラマンリュウラ エピソードEX 書いた奴 バースト作者
第おおよそ十二・五章「龍、怒る」 人工神龍・ガンロン、節足大蛇・ウワバ 発現
旧暦文明の遺物と思しきものが帝都郊外の山中の地下から発見された。かなり巨大な金属の
箱で、内部には更に何かが入っているらしいが詳細は不明。とにかくまだ遺物の大半が
岩盤に埋まっている状態で、調査団によって発掘作業が続けられている。レイハ一同は
その周辺警護を行っていた。
フナト「この時代の都市とかの様子が判らないから、舞台を山野にして逃げたわね」
ユリノ「今この瞬間もびくびくして描いてますよ。そもそも人の台所なんだからやめときゃ
いいのに・・・」
ヘキ「そう、謎が多すぎるのです!」
フナトとユリノのところへ、ヘキがもったいぶってやってきた。
ヘキ「旧暦と呼ばれる前時代の詳細。虚ろなるものとは何なのか、何故この世界を襲ってくるのか。
ウルトラマンリュウラとは何者か、何故虚ろなるものの手先からこの世界を守ってくれるのか。
登場人物の僕達さえ知らないこと多過ぎです」
ユリノ「ゴジョウ大宰や極一部の人達は知ってるっぽいけど」
フナト「聞いたってどうせ答えてくれないわよね」
ヘキ「下手をすると、毎回でかい図体で吠えて暴れながら攻めてくる邪仙とかのほうが僕達より
真相に近いところにいるっぽいです。それは面白くないと思いませんか」
ユリノ「まあ、確かに」
ヘキ「そこでびかびかびかーん!」
ヘキは怪しげな発明品を出した。まだ試作段階だが、これまでのデータを元に、邪仙の
行動やこちらへの反応を音声の言語に変えて発信する。要するに、邪仙の意思を言葉に
翻訳する機械なのだという。
ヘキ「大宰が教えてくれないなら、虚ろなるものの手先に直接聞くまでです。今度邪仙が
攻めてきたらこの機械に掛けてみましょう。で、えーとこの機械の名前はどんなのを・・・」
本編でも技術面で色々貢献していて、結構自己主張も強いヘキが劇中で影が薄い、影が薄いと
言われ続けているのも謎。
別の地点では、ヒスイとカンナが警備がてら野山をぶらついていた。
「ヒスイさん・・・なんか、さっきから私のこと気にしてませんか? 私が何か?」
「あーいやいや、何でもない何でもない」
伊勢で色々断片的な情報を知った事で、ヒスイは嫌でもカンナのことを意識していた。
何故虚ろなるものはああまでカンナを敵視するのか。記憶を失っているカンナも知らない
彼女の秘密とは何なのか。
(何やら悩んでいるようだが)
龍がヒスイの脳内で喋ってきた。
(本当の真実は、常に己の心の中にあるものだ)
(何だよ、それ?)
(まずお前にとって、カンナとはどういう存在なのだ?)
(・・・俺にとって・・・?)
考え込んでいたら、立ち木に頭を思い切りぶつけた。いててと額を押える。すりむいている。
「ヒスイさん、身を低くしてください」
「?」
膝を曲げてカンナの背の辺りまでかがむ。
カンナは出し抜けにヒスイに近づき、額に顔をよせ、傷をなめてきた。
(ええっ!?)
血をなめ取ってくれた後「痛いの痛いの飛んでけー」
ヒスイは放心状態。
(で、カンナについて悩んでいたのではないのか)
(ん? あー、もういいやどうでも)
ぽわーんとしているヒスイはもうほったらかしで、カンナは傍らの花を見て綺麗とか思っている。
と、その表情が強張る。
「・・・来た」
今回も、何処からか邪仙が地球に侵入してきた。レイハが警備しているこの地点に向かっている。
早速自分の作った翻訳機を試せるのでヘキは喜んでいる。ヒスイが知ったら多分ヘキを殴る。
森林を結構な勢いで進んでくる、怪獣サイズの蛇。長大な身体には虫の肢がずらりと並び、ムカデのように
がさがさ這って進んでいる。あからさまに嫌な顔をしたユリノは、フナトと共に鬼道機関を発動させ、
大量の呪符による結界で邪仙を封じる。
それだけで、邪仙は足止めされてしまった。
念のため、この邪仙が弱いわけではない。初期の頃ならリュウラ相手でもいい勝負をするくらいの強さ
だったのだが、一クールもそろそろ越える時期でそれまでに色々あって、レイハ一同もレベルアップして
いたのである。
とにかく、相手が動きを止められていい機会なので、ヘキは翻訳機を作動させる。フナトとユリノも興味は
あるので様子を見る。
何か必死に吠えている邪仙の声が、機械を通して言葉に変換されていく。
「・・・アレ・・・ヲ・・・アレを掘り出すナ!」
「あれ?」
邪仙は、調査団が問題の遺物を発掘している山の方をえらい形相で睨んでいる。
「あれ・・・ハ・・・危険・・・龍と同等、イヤ、ソレ以上に・・・真の力を発揮スル前ニ・・・破壊
しなけれバ!」
だが、意思疎通は此処まで。邪仙襲来を知ってヒスイとカンナがこっちに向かったため、最優先の抹殺対象で
あるカンナの気配を察知し、邪仙はカンナの方角に向かってしゃーしゃー吠えるのみ。ヘキはまだ色々質問
しているが反応なし。考えたら、言葉が通じたからといって必ずしもこちらの求める情報を教えてくれる
わけではなかった。
そのとき。
遺物である巨大な金属の箱の中のものが、邪仙の存在を察知した。
箱を破り、極太の光線が迸り、それは邪仙にまで届き、木端微塵に吹き飛ばした。
爆風でレイハの三人も転がり、翻訳機が壊れ、ヘキは仰天。
更に箱の中身は強力な気を発し、箱を吹き飛ばし、埋まっていた山を巨大なクレーターと化した。当然、
現地にいた発掘調査隊からも膨大な数の死傷者が出た。ヒスイとカンナも既にその方角を見つめている。
粉塵の中から現れたそれを見て、誰よりもまず、ヒスイの中の龍が目を見張った。
銀色の巨大な機械の龍。
といっても、その姿は二足歩行型の怪獣に近いスタイルだが。
今回軍本部で何か用事があったらしく現場には来ていないゴジョウが、通信だけ送ってきて、部分的に
判明したという情報だけ説明し始めた。どうもある程度最初から事態を知ってた臭いが、今は突っ込むまい。
事態の打開のために情報を聞くことが先。
銀の龍・ガンロンは、旧暦の技術によって作られた。当時に起きた様々な災厄から身を守るため、先人達が
作り上げた防衛用の兵器である。当時から存在した謎の救世主・龍の巨人のデータを元に作られたのであろう
ことは明白だが、過去の龍の巨人の存在はもっと後にヒスイ達に知らされることになるので、この場では
開示されない。
だが、ガンロンには致命的な欠陥があった。邪仙に対して過剰に反応しすぎるのだ。邪仙自体だけでなく、
それに関わったものさえも敵と認識し、強力すぎる武器で自動的に攻撃してくる。大きな犠牲を出した後、
先人達は金属の箱に閉じ込めてどうにかガンロンを封じ、地下に埋めたのである。
今回蛇の邪仙が来たのも、自分達にとっても危険なものが蘇るのを阻止するためだったのだろう。
ともかくガンロンは、既に何度も虚ろなるものの襲撃を受けて邪仙の反応に満ちているこの世界自体を
攻撃し始めた。口から光線を吐いて野山を焼き払っていく。レイハの戦列に混じってヒスイも迎撃しようと
したとき、彼の中の龍が、直ぐリュウラになれと言ってきた。
(どうしたんだよ?)
(あんな罰当たりで無礼なものは消し去らねばならん。我をなめているとしか思えん)
ああ・・・とヒスイは気付いた。勝手に自分の贋作を作られたことを知って龍は怒っているのだ。
了解、と、ヒスイはアクアアイを胸に当ててリュウラに転化した。
だが、邪仙が危険視しただけあってガンロンは強い。強力な光線だけでなく、接近しての格闘でも
器用に後ろ足を使い、リュウラの熟練の足技と拮抗し、反撃さえしてくる。更に長大な首と尻尾による
打撃も使い、逆にリュウラを押し始める。ヒスイの中の本家の龍も怒って本気を出しているのだが。
相手が虚ろなるものの手先ならカンナのやんごとなき力で援護も出来るのだろうが、ガンロンは
虚ろなるものではない。寧ろ真逆の立ち位置である。
だが、カンナは感じた。ガンロンを突き動かしているものの真の正体を。それは、こんな危険なものを
作ってまで自分を守ろうとした、旧暦の人々の虚ろなるものへの恐怖。恐れと悲しみの負の気が、
ガンロンから立ち昇っているのが見える。カンナは、その暗い気が鎮まることを祈る。
と、リュウラの身に、強い力が涌いてきた。具体的に言うと、ヒスイの姿のときにカンナになめられた
額の辺りから。
リュウラは額からショットスパークルを撃つ。通常は削り技でしかないショットスパークルは、今
カンナの加護との同調によって威力が倍加していて、ドラゴンカムイで蹴られたくらいの衝撃をガンロンに
与えて大きく吹っ飛ばした。人間の唾は邪悪な妖怪や魔物に対して強い毒になるというが、そんな感じの
力もガンロン内の暗い気に追加ダメージを与える。
追い詰められて焦った暗い気にガンロンは動かされ、空高く跳び、蛇のように長い体の東洋の龍の形態に
変形して、体当たりでリュウラを粉砕せんと飛んで突進してきた。リュウラもジンからゲキ状態にモード
チェンジし、気合を入れる。
(決めるぞ、ヒスイ!)
ドラゴンフィールドで龍の姿も実体化し、リュウラはその上に乗って構え、転身だァァッ気力だァァッ
状態でガンロンに向かって飛ぶ。
(突撃龍光牙・ドラゴンシャイニングヴァイパーーーーー!!)
手刀から長大な光の刃を出し、リュウラは擦れ違いざまにガンロンを頭から尾の先まで一気に切り裂き、
おろし身にした後、背後でガンロンは爆発した。リュウラはご丁寧に拳と掌を合わせて礼までし、ぼああああ〜んと
何処かでドラが鳴った。
事後、ガンロンの発掘された地は厳重に封印された。かなり後の調査で判るのだが、龍だけでなく
ウルトラマンリュウラのレプリカの建造計画の設計図もあったらしく、完成図のメカリュウラの顔は
何処と無く不細工で全然似ておらず、ヒスイは龍が怒った気持ちを理解した。
ヘキは壊れた翻訳機の修理を続けているが、旧暦文明のオーバーテクから拾ってきたパーツを
勘で組んでいたら半ば偶発的に出来た機械であり、直るかどうかは不明である。後、カンナの命を狙う邪仙を
直ぐ殺さずに翻訳機のモニターにしていたことは後でしっかりヒスイにばれ、やっぱり殴られた。
リュウラ作者様
他ウルトラマンとの共演とか言う前にまずリュウラの世界自体を描かないことには掴めないと思い、完全にリュウラの
番外編として描いてこんな感じになりました。穴だらけだと思います。容赦なく突っ込んで頂けると助かります。
それにしても、現在進行中の話に至るまで伏線満載で、把握するのが大変でした。楽しい作業でしたが。
56 :
リュウラ作者:2006/09/13(水) 18:43:59 ID:oDcZLFLSO
おお!びびった…
いや、むしろ私本人より世界観やキャラクターを理解していただいてるようですよ。ともかくありがとうございます。嬉しいモンですね。
まさかあの話の複線を全て回収なさるとは…レイハ、私のよりノリノリだし。
逆にこの話がリュウラの参考になります。バースト作者様、ありがとうございます。パーフェクトでした。
ただ、あえて!あえて突っ込ませてもらうなら、カンナはヒスイを「マミヤさん」と呼びます。それだけです。
赤福が食えなかったので何か別の甘い物おごってもらって、上機嫌だったんでしょう。
それと、リュウラ世界での「都会」ですが、大正ロマンだと思ってもらえれば良いです。
あとこないだの話でそんなに燃やしてしまってすみません。
んではありがとうございました!20章の更新は急いでみます。また、他の方の番外編も機会があれば書いてみたいです。ではまた!
57 :
フレンズ作者:2006/09/13(水) 19:20:41 ID:HfD52aAp0
ОP「行け!フレンズ」
行け!その絆がある限りー(間奏)
水の清らかな心宿った戦士ウォーター(ウォーター)スプラッシュソードで敵を斬るー
ウォータスプラッシュで敵飛ばすー
火の熱き心持った戦士ヒートー(ヒートー)フレイムソードで吹っ飛ーばすー
ヒートハリケーンで焼きーつくーすー
木ーの広き心宿った戦士ウッド(ウッド)ウッドトラップで敵捕まえるー
58 :
フレンズ作者:2006/09/13(水) 19:23:27 ID:HfD52aAp0
フレンズ!行ーけよ フレンズ!ゆけーどこまでもーいけ!フレンズ
>オーバー作者様
感想ありがとうございます!
実は、別の脚本ではランニング2号が登場する予定だったのですが、
没ネタとなりまして、急遽創った作品となりました。
それと文太くんを救出するシーンを書き忘れていたので、公式に追加いたしました。
>バースト作者様
怪獣同士でも争いが絶えないんですね・・・。
バーストも後ろからやられてしまうとは!
日本橋博士も独特な雰囲気が出てて素晴らしいと思いました。
>リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
実は比較的、1代目よりは弱くなっているのですが、
ミラクルも強くなったため、あっさりとやられてしまいました。
>シグマ作者様
感想ありがとうございます!
そして今回の戦法はさすが!と思いました。
シグマもわからない変化球・・・。
ナイスアイデアでしたね。
第42話「眠れぬ夜の美女が呪う」宇宙怨霊ノロイ、宇宙ワラ人形登場
とっても綺麗な音のオルゴールが鳴り響く。
その音に包まれながら眠る一人の美女。
彼女の名前は朱鷺彩音(とき−あやね)
そのとき、宇宙彼方からその美女の庭に何かが落ちてきた・・・。
朝9時に起床し、太陽を浴びに庭に出る。
すると足元にワラ人形が落ちているのに気づく。
それを両手で広い上げる。
その直後、いきなり謎の黒い影が乗り移ったではないか!
そのまま気を失う彩音。
と、何処からかテレパシーで彩音にメッセージが届く。
?「彩音よ。お前は、毎晩そのワラ人形を、そこにある木に打ち付けるのだ。
よいな。」と送った。
その晩、頭にロウソクを付けて、白い着物を着た彩音は起き上がり、
テレパシーの指示に従う。
釘をガッと頭に打ち付ける。
そのときである。
RED本部にいた宮野が急に苦しみ出す。
宮野「痛っっ!!なんだ?!くぅ!!」
物凄く苦しそうである。
井上「どうした宮野?!」
橋本「頭痛かい?宮野?」
小野「宮野さん、大丈夫?」
皆が心配するが、どんどん悪化する一方である。
夜は明ける。
すると痛みは治まった。
だが毎晩毎晩、同じ現象が起きる。
そして同じく毎晩毎晩、彩音はワラ人形をうちつける。
どうやら夜のみ洗脳され、無意識に宮野を呪っているようだ。
そして、宮野を呪っているのは、幽霊界にいる宇宙怨霊ノロイの戦略のようなのだ!
衛くん宅でも苦しみ寝れない日が続く。
心配する衛と真佐子。だが、痛みは次第に強くなってゆく。
それから数日がたち、パトロールにでかける宮野と橋本。
だが宮野は、この呪いのおかげで数日間寝ておらず不眠症になってしまった。
それと同じく、彩音も不眠症となっており、フラフラといきなり歩道を渡ってきた!
驚いた橋本は強くブレーキをかける。
橋本「ちょっと、危ないではないですか!怪我はないですか?」
彩音「眠、眠いです・・・。ここ数日なぜか寝てないような気がして。。」
宮野と同じことがわかり、宮野と彩音はすっかり意気投合。
この日は、彩音の家に寄ることとなった。
とても綺麗な家である。
いろいろ高価な物があり、橋本も興味津々。
そっと、何かを持ち出し「これは何ですか?」と尋ねる。
彩音「あら、それは綺麗な音が鳴るオルゴールよ。いつもそれを聞くと、
ぐっすり寝れるの。でも最近はなぜか・・・寝てないような気がするの。」
橋本「ハハ、ちょっと曖昧なんですね。」
宮野「僕も最近、物凄く激しい頭痛に悩まされているんですよ。」
そのあとも会話は続き、宮野たちはお礼をして基地へ戻ろうとする。
だが・・・なんということか、レッドソウルが故障しているのではないか。
たった1日で歩いて帰れるような距離でもないため、ここは本部の許可を得て、
彩音宅に泊まらせて頂く事となった。
その夜、一人でレッドソウルを修理する橋本。
そこでは宮野が休憩をとっている。
すると彩音がいきなり外へと出て行く。
宮野「どうしたんですか?!」後を追う。
橋本も庭に出てきた彩音を見て不思議がる。
その直後、ワラ人形を打ち始めたではないか!
宮野が苦しみ始める。
橋本「わかったぞぉ、君のせいだったんだな!」
と、力づくで彩音を抑えるが、抵抗してきたため、レーザーガンでワラ人形を破壊。
すると彩音はクラクラ気を失ってしまう。
そして、宇宙怨霊ノロイが地球に登場!!
地上から攻撃をするが、全部を通り抜けてしまう。
あの妖怪に非常に似ている。
攻撃が通用しない!
宮野はコッソリ変身する。
しかし、やはり攻撃しようができない。
REDも応援にかけつけるが、無理である。
すると急に彩音が目を覚まし、落ちているワラ人形を再び打ち始める・・・。
予想どうり、これでミラクルが苦しみ始める。
そのまま体当たりや、布で首をしめられるなど、強烈な攻撃がミラクルを襲う。
さらには橋本のレーザーガンも弾切れとなり、ワラ人形を破壊できない。
そのとき、何かを思い出したかのように橋本は彩音宅に入って何かを手にする。
そう!あのオルゴールである。
その音を鳴らすと、本当に美しい音が響いた・・。
そのまま彩音は深い眠りにつき、乗り移った影も消滅した。
その音に、ノロイは苦しみだし、ミラクルは逆にパワーをうけついだ。
最後は、シャットボールを光線で作り上げて、ノロイを丸い透明のバリアで閉じ込める。
そのバリアを持ち上げて、上空に投げ飛ばす。
そしてスパイラル光線でノロイもろとも撃破した。
「お〜い!」とREDメンバーの元へかける宮野。
宮野「今夜はぐっすり眠れそうです!」
そう喜ぶ宮野だが、井上隊長の口からは、
「何をいっているのだ?これから夜勤パトロールだろ」
と言われて絶句する宮野であった。
次回予告
第43話「ミラクルが食べられた!」料理人怪獣コッキング登場
次回予告2
新しいウルトラマンがやってくる!
いや、復活する?!
10月放送開始予定。
みんな、まっててね!
64 :
劇場版2:2006/09/15(金) 09:43:34 ID:FqpmHwuC0
カイザーは一斉に刀で斬りかかるキラレ軍団を華麗に交わし、器用に刀を手で捌く。そして、
宙高くジャンプし、回転しながらハンドスラッシュを全方位に連射。
着地して、間を置いて、キラレ軍団はばたばたと全員倒れた。
アーダイカ「早!!」
まあ、確かにキラレ相手に手こずるようではヒーローとして問題がありますなとエゴチは思うが、
アーダイカの機嫌を損ねるので言わない。
カイザーは続いてアーダイカとエゴチを睨む。
アーダイカ「う・・・ピ、ピグマ星人殿!」
(元より期待はしていなかったがな)
ピグマ星人は自分の脳内のデータをイメージマターに流す。
キラレ軍団に続いてイメージマターから現れたのは、巨大宇宙人と、それを守る立ち位置で
身構えている頑強そうな怪獣。
瞳「あれも、シグマと交戦した敵、サマナグ星人とバトルキングです! しかも・・・シグマを
一度敗退させている強敵だそうです!」
畠山「何だと!?」
冴島「お・・・おい、それってやばいんじゃ・・・」
65 :
劇場版2:2006/09/15(金) 09:44:22 ID:FqpmHwuC0
「おお、出たか! ささ、はようウルトラマンを斬り捨てい!」
命令するアーダイカだが、サマナグ星人とバトルキングにガンをつけられて思わず怯む。
イメージマターによるコピーで本物じゃないのに、既に見た目が負けている。
「あ・・・いや、戦ってくれると嬉しいなーなんて・・・」
サマナグ星人はふんと鼻で笑うと、
「初めまして、ウルトラマンカイザー。そして残念だが、今日が君の最期の日だ」
「何・・・!?」
バトルキングがゆっくり歩んでくる。カイザーはバトルキングを注視して構え・・・
死角から激しい打撃を受け、吹っ飛ばされた。
サマナグ星人「相手がバトルキングだけだと誰が言ったかね」
イメージマターから何時の間にか飛び出し、カイザーを殴った怪獣の腕らしい物体が旋回して
戻っていき、更にイメージマターから現れた怪獣の腕の断面に連結して元に戻る。
瞳は更にデータ検索を続ける。
瞳「あれは・・・かつての防衛組織・BIDの宇宙基地を壊滅させ、その後ウルトラマンイレイズをも
窮地に陥れた、分裂凶獣・ガタストロンです! 身体のパーツを自在に分離して同時に複数の方向から
相手を攻撃できるそうです!」
冴島「どんだけ出て来るんだよ!? しかも強敵ばっかり!」
畠山「カイザー・・・!」
カイザーは、いきなり二頭の強力怪獣を相手にする羽目になった。しかも、後ろにはまだサマナグ星人が
控えている・・・
アーダイカ「え・・・あの、わしは?」
イレイズ・バースト作者です。なんか、誰も名乗り出てくる気配がないので、自分で劇場版の続きを
書かせて頂きました。今後も余裕があれば又続きを書きますが・・・次は誰か引き継いでくれるといいなあ。
囲まれたカイザーだが、ここで引き下がるわけがない。
瞬発力を駆使して技を避け、隙をついて攻撃する作戦に出る。
それしか方法はおそらく無いであろう。
構えるカイザー。
すると、バトルキングが破壊光線を発射してきた!
大ジャンプで避けて、着地するカイザーだが、その直後、
ガスタロンがカイザーの首を締め上げる!
苦しみながらも、なんとか脱出しようとするも、目の前から
バトルキングが破壊光線を再度発射してきた。
その光線をもろに食らってしまい、意識が遠のいてゆく。。。
ここぞとばかりに、地面に落ちていたパイプを拾い、巨大化させるサマナグ星人。
これでカイザーを刺し殺すつもりのようだ!
地球防衛軍は急いで出動するも、バトルキングの破壊光線で撃沈してゆく。
アーダイカ「ワッハッッハッ。私の力を思いしったか!」
調子にのるアーダイカは、サマナグ星人ににらまれたため、黙り込む。
そして、サマナグ星人はそのパイプでカイザーのカラータイマーを破壊してしまった!
完全に意識が飛ぶカイザー。
そのまま、腹にパイプを突き刺して、カイザーは倒されてしまった・・・・。
地球防衛軍は己の目を疑うが、まぎれもない事実である。
高笑いするアーダイカ達。
そしてカイザーである鈴木は、海に流されていた。
ボロボロになった隊員服。
手には、故障したカイザーフラッシャーが握られている。。
一旦引き下がる怪獣達。
だが、明日また来ると予告したではないか。
人間達もショックを隠しきれずに、泣き続けている。
果たしてこの地球に、明日はあるのか?!
>バースト作者様
続き、おつかれさまです。
そして、引き継がせていただきました。
下手な文章で申し訳ありません。
もしも、展開が少し速かったらすみません。
ここから、人間ドラマに繋げられたらとおもっております。
もし、なにか欠点がありましたら、ぜひ言ってくださいませ。
そしてカイザー作者様、お返事お待ちしております。
第43話「ミラクルが食べられた!」料理人怪獣コッキング登場
今日は、橋本隊員が特別休暇をもらったため、田舎へ帰るようだ。
そのため電車に乗り込む。
その頃RED本部では、
小野「みんなー!来て来て!」と、なんだか物凄く嬉しそうにみんなを集める。
水野「どうしたんですか〜?そんなにはしゃいじゃって。エステにでも行ったんですか?」
小野「違うますよぉ〜。実は、私の両親が『いつもお世話になっています』ということで、
高級レストランの招待券を7枚くれたんです!」
それを聞いた、みんなも大盛り上がり。
小野「隊長、今日みんなで食べにいきませんか?」
井上「うん・・、別にいいのだが・・・、橋本がいけないじゃないか。」
小野「橋本さんは丁度、休暇中だしいいじゃないですか!」
その言葉に、井上も「うん。わかった。では、みなスーツに着替えてきなさい。」と、許可した。
宮野「やったー!真佐子さんの料理もおいしいけど、レストランも嬉しいですよね!」
そして余った1枚は、丁度帰る途中の通信部に属する山本隊員に渡したのであった。
キッチリしたスーツに着替える男性達。
超ミニスカで、白く輝く服装を着ている小野隊員。
井上「なんだね、その格好は・・・?!」
小野「女性はこれぐらいしなくちゃ、いけないんですよ。」
小野隊員も、いまどきの女性のようだ。。
そしてみんなで歩いてレストランに向かう。
新しく建てられたばかりのレストランのようである。
すると、RED6人と橋本がすれ違う・・・。
始めは気づかなかった7人だが、途中で立ち止まって振り返り、見合う7人・・・。
RED6人「あぁーーー?!!橋本隊員?!」
橋本「わぁ!みんなじゃないですかー!どうしたんですか?」
井上「そ、それはこっちのセリフだ!君は田舎へ行ったんじゃないのかね?」
橋本「それが、なんと両親が不在でして」
笑いあうみんな。
だが、橋本の「ところでスーツなんて着てどうしたんですか?なんかにぎやかでしたけど」
という疑問に黙りこみ、よそ見する6人・・・。
橋本「ちょっとー、同じ防衛軍として、隠し事はないんじゃないですか?」
と、文句を言う橋本に、小野が事実を述べる・・・・。
橋本「ひ・・・ひどい・・・。しかも井上隊長まで僕を見捨てるなんて・・・。最悪だあああ」
と、向こう側へと泣いて走り去ってしまった。。
戸惑う6人だが、ここは仕方なくレストランにいくことにした。
その頃、橋本隊員はうつむきながら歩いていた。
すると、なにやらコックさんのような人が話しかけてきた。
コック「あらら、どうしたんですか?REDさん。私のレストランにはいかれないんですか?」
橋本「うるせいやい!あいつらは俺を見捨てたんだ。だから知らない!」
コック「あらそうですか〜・・・。7人揃ったほうが恐ろしいほどおいしい料理ができると思ったのに。」
橋本「どういうことですか?」
コック「い、いえ、なんでもないです。ではいつか、ぜひご来店ください。」
と言って去っていった。
そしてREDのみんなは到着。
ほかにもたくさんの方がおり、まるでパーティ会場のようなレストランであった。
だが、なかなか料理が出てこない。
そこへ主催者のコックが現れた。さっき、橋本隊員と会ったのと同じコックである。
コック「ええー、今日はこのようなレストランに来て頂き、まことにありがとうございます。
ものすごく美味しい料理が食べれそうで、楽しみであります。」
一般人「ん?ちょっと待てよ、料理を食べるのは俺達だろ?」
コック「ハハハ、何をいっているんですか?誰が貴方達にご馳走すると言いました?
私がご馳走させてもらうんですよ。さあ、黙って俺の元へ来い!
人間どもよ!いや、食材よ!」
そういい終わると、いきなり等身大の包丁を持った料理怪獣コッキングに変貌した!
これにはみんなが驚く。
REDもすぐさま攻撃を開始する。
しかし、物凄く物凄く大きな釜の中へと入れられてしまった。
10mはある高さであり、上へ昇ろうとしても、滑って上がれない!
そして、釜の下では火がつけられ、今まさにみなが炒まれる危機におちいる。
宮野は、通信機で「橋本隊員、応答せよ。応答せよ。」と返事を待つ。
橋本「はい。こちら橋本で〜す。なんです?料理の自慢ですか?そうですか。そうですか。」
と、かなりあきれた様子である。
宮野「違います!怪獣に料理にされちゃいそうなんです!だから早く助けてに来てください!」
橋本「あ〜、なるほど。そういって俺を呼んでおいて、招待券がなくて警備員に追い出される
様を見て笑うつもりでしょう?」
宮野「違います!変なコックに料理にされちゃうんです!」
だが、橋本は通信機を切ってしまったようで、「ピー、ピー」と音が鳴り響くのみ。
釜が熱くなり、もうみんなが諦めかけた。
そのときっ!
コッキングの腹にレーザーが発射され、そのままコッキングがぶっとんだ!
何事かと見上げるREDと一般人。
すると上から長い綱が降りてきたではないか。
そして、その人こそ橋本隊員であった!
RED6人「橋本隊員〜!」
橋本「コックって聞いて思い出したぜ。ほらっ、早く逃げるんだ」
まずは一般のみんなを脱出させる。
その間に、橋本は何度も何度もコッキングを攻撃する。
しかし、コッキングはついに巨大化!!
レストランが崩れてゆき、中にいるみんなが死んでしまう!
だが、それと同時に宮野が変身したためウルトラマンミラクルが登場!
手のひらにRED隊員や一般人ら、41人を無事救出。
そして、コッキングとの戦いが始まる。
包丁をふりかざしてくるため、なかなか近づけないが、空高くジャンプして、頭にドロップキック!
倒れこむコッキングに連続チョップ!
手ごたえはある。
しかし!いきなりミラクルの足元の土が崩れ始め、地中から巨大な釜が再び現れた。
今回はミラクルと同じサイズであり、ピッタリ閉じ込められてしまい、
コッキングは上からフタをふさいでしまった。
そのまま何故だか火も起きて、ミラクルを見始めてしまった。
心配するRED達。
1分がたち、コッキングがフタを開けた・・・・その直後、ミクロ化していたミラクル出てきた!
だが、コッキングが口の中へ入れてしまった。
橋本「ウルトラマンが食べられた!」
しかし!ミラクルはコッキングのお腹を突き破って出てきた!
その衝撃により、爆発と共に体中が引き契れてコッキングは倒された。
どうやら釜のなかでミクロ化して温度調節をしていたようで、そのあとわざと食べられて撃破するという作戦だったようだ。
再び、平和も戻り、今度はちゃんと7人でレストランに行くRED達であった。
間違:ミラクルを見始めてしまった。
修正:ミラクルを焼き始めてしまった。
間違い申し訳ありません。
ミラクル作者様
ご苦労様です。無理させてすみません。急がなければならないことでも
ないんでしょうが、適当に書かないと熱がさめたらまずいので。イベント的
側面の強い話だし、まだ最初のほうなので、このくらいの急展開でもまあ
いいかと思います。次は、倒れた鈴木隊員と、怪獣軍団側の二つにシーンを
分けて同時進行させることになるでしょう。
既にミラクルの次の企画も考えておられるようで、先が楽しみです。
75 :
バースト作者:2006/09/15(金) 15:25:27 ID:FqpmHwuC0
補足ですが、怪獣軍団はイメージマターの中に又引っ込んで、アーダイカと
エゴチのみ等身大になって、ピグマ星人のいる中心部に一緒に入ってると
いうことでいいですかね?
第14話「闇を超える戦士」暗黒戦闘怪獣「トゥルーオーサ」登場
オーバーを倒したトゥルーオーサは前進を開始した
進行方向は東京、侵入すれば東京壊滅は明らかである
EARの面々はとりあえずアイアンタワーに戻り、対策会議を実施
しかしエアーストーム、ハリケーン、タイフーンは既に先の黒雲の力で破壊され、飛行不能
アイアンタワーには他にも戦闘機はあるものの、ビクトリーアタック無しでは間違いなく話にならないだろう
とりあえず足止めだけでもしようとガーディアン工兵隊が地雷を設置する
更に大型火砲を展開し、完全な防衛線を展開、トゥルーオーサを迎え撃つ
しかしトゥルーオーサは突然あの黒い竜巻に乗って雲の中に消え、次の瞬間砲兵隊の陣地の真上から出現
火砲を蹴散らし、進行を再開する
自衛隊の戦闘機隊も出動するが、エアー戦闘機と同様に黒雲に入った途端制止し、あえなく全滅した
空から攻めれば黒雲にやられ、陸で待ち受けても黒雲に逃げられる
新たな攻撃手段が模索されるが、有効と思われる手段は無かった
一方、和崎と津上はエアロスで戦闘中にウルトラマンとトゥルーオーサの戦いに巻き込まれて消えた道城を捜索していた
最初に戦った平野を捜索する津上と和崎、そこで彼らは破壊された道城のEARヘルメットを発見する
立ち尽くす和崎と津上、道城の生存は絶望的、そう、2人とも確信した
その頃、道城はちょうど初代ウルトラマンとハヤタがはじめて会った時のような真っ赤な空間で一人、倒れていた
徐々に意識が戻っていく道城
道城「ここはいったい・・・俺は・・・死んだのか?」
だが、それにしては体の感触はしっかりある
道城が困惑していると、一つの光が道城の前に現れた
光は発光しながら、話し出す
光「道城隊員、君はウルトラマンとしてよく戦ってくれた、だが、君は敗北し、ウルトラマンとしての体を失ってしまった」
道城「な・・・じゃあ、俺は、もうオーバーにはなれないのか?」
光「ああ、プラズマ太陽の光を浴びた後変異した君の体は、先の戦いで崩壊し、消滅した、君はもう、ウルトラマンにはなれない」
道城「そんな・・・」
>>74 バースト作者様、すみません、本当はあの続きを書こうと
思ってはいたのですが良い展開が考えつかず…。
ですので次回は俺が書きます!とりあえず倒れた鈴木隊員の方で
少し話を考えたので。まとまり次第、投下します。
>>66>>73 ミラクル作者様、今回の話、コッキングにミラクルが食べられる!?
と、ヒヤッとしましたが無事倒せてよかったです。ミラクルの作戦勝ち!!
で、細かいことですみません。場の空気が冷めるようなことを言ってしまいますが
映画劇中でバトルキングの武器は「破壊光線」という名称でしたが、それでも
良いのですが一応、シグマ劇中だと「爆熱光線」です。
すいません、いつもの小さなことでもツッコミたくなる病気が…。
道城が変身不能である事を告げられている頃、EAR作戦室ではついにトゥルーオーサ攻略の作戦が編み出されていた
道城の死を悲しんでいる暇は無い、終わってから、彼の死を悲しみ、めいいっぱい泣こう
そう思いながら、隊員達が編み出した作戦である
作戦は大出力の太陽エネルギーレーザー砲を成層圏から発射してマイナスエネルギーの雲に浴びせて消滅させ、そのままトゥルーオーサも倒そうと言う物で
太陽の光を用いる事から、灼熱の太陽作戦とこの作戦は名づけられた
だが、EARにあの黒雲を突破できる戦闘機は今は無い
どこかからあの黒雲の拘束に耐え、なおかつ黒雲を突破できるほどの大出力の大型戦闘機を調達しなければ、この作戦は成り立たないのだ
戦闘機の調達先を検討する一同
津上「N−BITのヴァルチャー・・・」
赤山「駄目だ、正式登録されている戦闘機を借り受ける事はできない」
和崎「なら向こうに頼めばいいのでは?」
赤山「いや、向こうは今別の事件で手が離せないヴァルチャーはボツだ」
川浪「じゃ、REDのランニングはどうでしょう、あれなら黒雲を突破できますよ」
赤山「アレは既に破壊されているし、建造中の2号機もいつ完成するかわからん」
和崎「なら・・・・・・」
津上「SGTのスカイホークS」
津上の台詞に、一同の動きが止まった
赤山「それだ」
石野「アレはまだ試作機だ、正式登録まだだから調達(強奪)可能だろう」
和崎「・・・・しかし、いいんですか?他の部隊の備品を勝手にしようして」
和崎の台詞を聞いた赤山は、彼の肩に手を置いて、一言
赤山「この作戦が可能なチームが家以外にあるか?」
和崎「がんばれば他のチームも・・・」
赤山「航空技能が一番高いチームは家だ、確実にやる場合、家がやったほうがいい」
和崎「ですが、申請を・・・」
赤山「そんな事してる間に東京が全滅する、通信機も使えないのでやむおうえん事だ、向こうに着き次第、まず機体を確保、その後機体の中から事情を説明すればいい」
和崎「ほとんど侵略ですね」
石野「和崎、やる事やってぶっ壊しても、あちらさんは怒りはしねーよ」
川浪「な・・なるべく、無事なまま帰しましょうよ、一応」
和崎「宇宙人と間違えられて撃ってこられたら?」
赤山「応戦、ただし使用弾丸は麻酔もしくはゴム弾を使用すること」
和崎の声に、赤山は何のためらいも無く、返した
呆然とする和崎の肩に手を置く石野
石野「やろうぜ、灼熱の太陽作戦を」
ため息をつきながらも、和崎はうなずいた
こうしてかつて無い、防衛軍による友軍からの物資強奪作戦が開始されるのだった
>>バースト作者様
ありがとうございます。
いきなり2つのストーリーの同時進行となりますが、
ここから仲間達との交流などが描かれてゆくと、嬉しいです。
補足についても、OKであります。
新しいウルトラマンも、頑張りたいとおもいます。ありがとうございます。
>>シグマ作者様
しっかり、バトルキングの回を読んで、投稿したのですが、
なんというミスをしてしまったんだろうか・・・。
申し訳ありませんでした!
公式にアップする際はしっかり修正しておきます。
次の投稿、楽しみにしております!
言い忘れて申し訳ありません。
感想ありがとうございます!
コッキングは、ファンタス星人がコックさんの服と出刃包丁を身にまとっている
様子をイメージしていただけると、嬉しいです。
結構怖いかも・・・
>>78 シグマ作者様
了解。お待ちしております。
って、俺が決めていいのか?
ウルトラマンバースト 20 ゴラース東京を蹂躙
培養獣王・ゴラース、強食怪獣・レッガー、鋏怪獣・シザーミ、掘削怪獣・グラボーラ、
蘇生怪獣・ネクロス 出現
ウルトラマンバーストは、培養獣王・ゴラースの罠にはまり、レッガーとの戦いで消耗していた
ところを奇襲された。グラボーラに痛めつけられ、一方でレッガーを粘性の泡で拘束したシザーミも
加わって二対一でバーストを攻める。
カラータイマーの点滅が止まって光が消え、遂に力尽きたバーストは、透過して消えてしまった。
宿敵と認めた相手との対決に水を差され、動けないままいきり立つレッガーを後に、ゴラースは
二頭の怪獣を率いて東へ去っていく。
目標は、東京都心。
怪獣軍団の侵攻に対し、N-BIDを筆頭に防衛軍側は迎撃戦を挑むが、ここでもゴラースの方が上手だった。
地中を素早く移動できるグラボーラを先行させ、地盤沈下を起こして市街に混乱を起こす。防衛側の対地底
装備といえばN-BIDのグランドライザー一機くらいしかなく、幾らスペックが高くてもそれだけで対応
仕切れるものではない。グランドライザーを操る両国と松野がおたおたしている隙に、本隊のゴラースと
シザーミが地上の防衛隊を蹴散らして東京に侵入。シザーミは泡を吐いて市民を次々固めて動けなくしてしまい、
一方ボスのゴラースはそのパワーに物言わせ、口からの破壊光線でビルを次々倒壊させる。
東京は、あっさり炎の地獄と化した。
ゴラース軍団への対策を練るため、そのゴラースの生みの親である日本橋博士が特別処置で仮釈放され、
N-BID作戦室に召喚された。N-BIDは召喚などしたくなかったのだが、ゴラースについて一番詳しいのが
日本橋だから仕方ない。怒りに耐えている野郎どもの前で日本橋は高笑いし、
「ゴラースの今回の快挙を見ても判るだろう。力なき正義や秩序とかのお題目など何の役にも立たん。能力と
それを十二分に生かす器を持った者が最終的には天下を取るのだ。ゴラースは最強の怪獣で、それを作り上げた
私は最高の天才だ。だから無能力な者達に何をしてもいいのだ!!」
と言って、姪の江里に椅子で殴られて頭を割られた。
「痛いなあ。叔父に何をするんだ江里」
「どうせ死なないんだから問題ないでしょう」
その通り、頭から血と脳漿を噴出しながら、超再生能力を持つ日本橋は平然と起き上がっている。怪我も直ぐ
治るだろう。とにかく彼は情報の提供を始める。改心してゴラースの暴挙を食い止めようとかいうのではなく、
並大抵のことでは自身の傑作・ゴラースは倒せないだろうという絶対的な自信から来る余裕である。N-BIDは
腹が立つが、実際ウルトラマンバーストさえも倒されてしまっているので何も言えない。
ゴラースの操っている二頭の怪獣をスキャンしたところ、体内に異物・・・ゴラースが吐いた生体組織の塊、
『ゴラース細胞』が植えつけられ、怪獣の身体に侵食している。これによってゴラースは他の怪獣を自在に
操ることが出来る。潜伏しているうちに自己進化で後天的に生み出した能力らしい。ゴラースはゴラース細胞を
使い、どんどん手下の怪獣を増やして日本を乗っ取る気だろうと日本橋は推測した。
そんなことをさせるわけには行かない。藤堂隊長はゴラース細胞を無効化する何らかの手段を開発するよう
日本橋に命じ、日本橋も手を考え、泉も技術協力しているが、今回の戦いには恐らく間に合わない。N-BIDは
N-BIDで、現在堂々と東京に居座っているゴラース軍団を撃退せねばならない。ウルトラマンバーストがいなくても。
バーストだけではない。今回敵に挑むのは、又しても公平を欠いた六人である。何時の間にか大怪我して
N-BIDベースの前で倒れていた公平は、又かと愚痴られながら医療部に運び込まれていた。
6話や16話に続いて3回目でいい加減周りも怪しみそうなものだが、今回も又何時の間にか宇宙警備隊から
ディアナ=秋月さやかが看護婦として医療部に潜入し、苦心して情報操作を行って偽装工作をしていた。
だが、もうそろそろ限界であろう。さやかは、公平がある意味レッガーとの私闘でバーストに変身したことを
叱責。挑発に乗らずにN-BID隊員として対応する手もあったはずだ、今度同じ事態になったらそろそろフォロー
しきれないと釘を刺した。公平は一応考え込んでいるが、心底判ったかどうか。イレイズ先輩はうまくやったよなー、
何で殆んどの歴代皆正体のばれる確率が高い防衛隊にわざわざ入る慣例になってるのかな、俺もいっそN-BIDを抜けて
市井に一人で潜伏して変身しようかな、いやでもN-BIDの皆とわいわいやってるのも楽しいしなーとか言っている。
不安は残るが、今は東京の危機をまず救わねばならない。さやかは今回もサイキックケアで公平の傷を治した
後、彼が戦場に向かうに当たり、今回は自分もディアナに変身して戦うことにした。公平は驚いたが、
考えれば只でさえ敵怪獣は三頭もいる。素直に共闘することにした。
廃墟寸前の東京。激しい戦いで頓挫したグランドライザーから両国と松野は脱出し、果敢にグラボーラに
白兵戦を挑むが、蚊ほどのダメージも与えられない。藤堂、江里、影山は上空からヴァルチャーでシザーミを
攻撃するが、固い甲羅の前に然程効果は無く、泡の反撃をかわすのが精一杯。ゴラースは相変わらず悠然と
戦いを見届けている。
そこへ、二人の巨人が飛来した。
江里「ウルトラマンバースト!」
影山「おお、生きてたのか!」
藤堂「それに・・・もう一人のウルトラマンも」
二人のウルトラマンの援軍を受け、N-BIDの士気が上がる。
ディアナはサイキックケアの効果を切り替えてシザーミが街に吐いた泡を分解し、固められていた人々を解放。
自分に向かってきたシザーミの泡をバリヤーで防ぎ、鋏の攻撃を手で弾いて捌き、更に敵の突進の勢いを逆利用
して宙高く投げる。落ちてくる前に、時空教練場からウルトラジープを召喚、乗り込んで空中に突撃。ジープで
シザーミをはねて粉々に粉砕した。
バーストは、両国と松野に襲い掛かるグラボーラの尾を掴んで投げ、地に叩きつける。グラボーラは穴を掘って
地中に逃げ、地下を移動して奇襲を狙う。だが、来ると判っていれば油断はしない。バーストは目から透視光線を
発してグラボーラの位置を捕捉。飛び出してきたところを掴んで、ウルトラ山嵐でこれも宙に投げ飛ばし、更に
アタックバリヤーで身を覆って体当たり。粉々に砕いた。
残るは一匹だけと二人でゴラースを狙うが、ゴラースは全く驚いていない。にやりと笑ったあと、地鳴りが
響き、別の怪獣が一匹地下から現れた。頭に生えた、派手な羽飾りのような羽毛。
これも操られているのかと江里がスキャンするが、ゴラース細胞は発見されない。この怪獣ネクロスは、
怪獣が日本を支配するべきだというゴラースの考えに同調し、自主的に協力している。そしてネクロスは、
異様な念力を体から発した。すると。
粉砕されたシザーミとグラボーラの破片が集結し、元の姿に戻り、生き返ってしまった。
愕然とする防衛側。
ネクロスは、念力でマイナスエネルギーを制御し、死んだ怪獣を蘇生させることが出来るのだ。
四頭に増えた敵陣の中、ゴラースは更に邪悪な笑いを浮かべる・・・!
一方、東京郊外の山中。轟音が響いた。
泡で拘束されていたレッガーは、長い長い踏ん張りの末、硬化していた泡を力押しで砕き破り、自由を
取り戻した。ぜえぜえ息をついているが、
『ゴラース・・・このままでは済まさんぞ!!』
続く。
89 :
フレンズ作者:2006/09/16(土) 19:03:05 ID:+RcO2zHp0
劇場番3
アーカイダ「わ・・・わしは?」
サコミズ星人「どこか別の場所へ行け。」
アーカイダ「は・・・はい。」
明らかに気迫負けしている。その時、イメージマターが何者かのイメージを捉えた。
そして棍棒を持つ宇宙人が出てきて暴れ始めたじゃないか。
瞳はまたデータ探索を始めた。
瞳「棍棒怪獣オーニン。ウルトラマンウォータ、ヒート、ウッド、アースをピンチ
に追いやっています。」
冴島「で、その、ウォータ、ヒート、ウッド、アースって何?」
瞳「知りません。(怒)」
90 :
フレンズ作者:2006/09/16(土) 21:22:32 ID:+RcO2zHp0
今度は私がつくりました。
91 :
名無しより愛をこめて:2006/09/16(土) 21:26:57 ID:IKwyZSrq0
アニメ・ウルトラマンUSAと各作品の脇役っ娘を除けば
未だにウルトラマンと仮面ライダーに女性主役はOK出ないそうですね
少女がウルトラマンになるお話をどなたか妄想してくだい
>>80 オーバー作者様へ、もしかしてSGTと白兵戦やっちゃいます?
う〜ん、まあ設定が変わらなければシグマもSGTもどうぞ、使ってください
ってのが俺の考えです。
>>59 遅くなりましたがミラクル作者様、感想ありがとうございます。
ウルトラナックルボールは現実にある変化球ナックルのまんまですw
あれも投げた投手にもどう変化するか分からない球ですし。
>>88 ゴラースを追い詰めた!!と思ったら新たな強敵が…。
前はゴラースはジラースなイメージではあったんですが、なんかギマイラ風味も
ありますね。
>>90 フレンズの怪獣、オーニンも出てきましたね。フレンズはどう出そう…?
ところでサコミズ星人って?
>>91 あまりネタバレなことは言いたくありませんが、近い物を考えています
現れ、適当に暴れて周囲の戦車や兵器を蹴散らし、要塞から一定の距離の部隊を倒した後、オーニンは活動をやめて、防衛軍ににらみをきかせている
対する防衛軍もオーニン攻撃の準備を整え手はいるも、決定的な対抗手段が無いため、手が出せずにいる
「今までの相手からすると、アレもかなり強い宇宙人と考えて、間違いないようだな・・・」
スパイダーEXを構えながら、呟く畠山
「でしょうね・・・」
「だが、やっぱ俺達がなめられてるってこたあ間違いねえようじゃねえか、諸君」
言いながら、瞳の後ろから一人の男が現れる
中年の、青い戦闘服に身を包んだ、何か、オーラの様な物を感じさせる、そんな男である
「・・・誰?」
「いや・・・わからねえ」
呟きあう畠山と瞳
「第2遊撃小隊の天川だ、本部からの要請で今来たところだ。あの怪獣は大昔に放映された特撮に出てきた宇宙人でな、ウルトラマン3人手玉にとってた猛者だ」
2人の呟きが聞こえたのか、故意に聞いたのか、2人に向かって笑顔で言う和崎
2人は思わず顔を赤らめる
「天川?そんな隊員は地球防衛軍に・・・」
「いるぜ、ほらよ」
高橋に隊員章を見せる天川、それは確かに本物で、そして、天川の名前が書いてある
「話を戻すが、俺達防衛軍は間違いなく今なめられてる、理由はわかるな」
「ガタストロンと、バトルキング、サマナグ星人が出てきていない・・・」
「そうだ、それでおめえ、なめられたまんまでいいのか?」
言って、周囲を見回す天川
「そんな事はありません!」
「そうだ、ウルトラマンカイザーがいなくたって、俺達はやれる、カイザーの仇を俺達が取ってやる」
士気を盛り上げる隊員達
それを見て、満足そうな笑顔を見せる天川
「だったら、あきらめるなよ、勝つまで」
言って、駆け去る天川
「あ、おい、隊員章」
言って、天川を追おうとする高橋
しかし、突如として隊員章が燃え上がった
「む・・」
思わず隊員章を取り落とす高橋
「ああ!」
突然、コンピューターに向かっていた瞳が声をあげる
「どうした?」
「第2遊撃隊に天川なんて隊員はいません、あの男は偽者です!」
「じゃあ、あの人は・・・」
ふと、地面に落ちた隊員章を拾い上げる冴島
焼け焦げているはずの隊員章は、傷ひとつついていない
だが、そこには地球防衛軍第2遊撃隊隊長天川とは書かれていなかった
「HEET隊員、天川?なんだこれ」
オーニンに向けて走っていく天川
「かわいい後輩痛めつけてくれやがって、覚悟しろよ」
天川の体が真っ赤に燃えていく
やがてその炎が大きな火柱になる
「な、なんだあ?」
要塞の中からそれを見ていたアーダイカがうろたえる
やがてその火柱の中から真っ赤ウルトラ戦士、ウルトラマンバーンが現れた
「「「「ゼエア」」」」
気合の篭った声をあげ、ファイティングポーズを取るバーン
オーニンも負けじと棍棒を振りかざして威嚇する
いきなりバーン登場
本当に申し訳ございません
自分のキャラばっか目立たしてるみたいですいません
そういうつもりはありませんのでどうかご理解ください
97 :
バースト作者:2006/09/16(土) 23:03:16 ID:rbVbLsW60
>>89 何者かのイメージを送ったのが何者かは、一応はっきりさせといたほうが
いいと思います。後、オーニンは宇宙人か怪獣かどっちですか?
両方書いてありますが。
明日攻めてくると言ってたのに、怪獣軍団は約束をいきなり破ったんだろうか?
悪者だからと言えばそれまでだけど。
>>91 私も、そういうネタは考えてなくはないんですが・・・やはり
主人公に据えるのはむずかしい。自分で書いたほうが早いでっせ。
>>92 感想有難うございます。ええ、「魔の怪獣島へ飛べ!」はネタ入ってますね。
今回いきなり「小さな英雄」も入りましたが。子供の頃、こういう一遍に
怪獣が複数出てくる回はなんか得した気分になったものです。
98 :
バースト作者:2006/09/16(土) 23:15:43 ID:rbVbLsW60
>>96 書き込みが遅れたので
>>97での応対が微妙にずれました。失礼。
>自分のキャラばっか目立たしてるみたいですいません
いや、そんな勘繰りはしません。めっちゃ燃えてきました。
鈴木「う…うん…あっ、ここは…?」
男1「気が付いたか」
男2「寂しい浜辺にボロボロで倒れているから何事かと思ったぜ」
鈴木はこじんまりとした小屋の中で目を覚ました。
鈴木を助けた男二人の内、一人は暗くて陰惨な感じで、もう一人は明朗快活な
熱血漢という感じである。対照的な二人がなぜ一緒にいるかはわからない。
鈴木「助けていただき有り難うございます」
男2「いいって。それにしてもお前さんの着てる服、地球防衛軍の制服だな。
ってことはお前さん防衛軍の人間かい」
鈴木「そうです、研修小隊第3斑の鈴木隼人です」
男1「そうか、やはり…君か…」
鈴木「やはり?何のことです?」
そう聞いた瞬間、電源が入っていたのかテレビからニュース速報が流れてきた。
キャスター「現在、東京は怪獣、宇宙人の襲撃にあっています。ウルトラマンが
現れましたが戦況は好転しません。我々人類は最後の日を迎えてしまうのでしょうか?」
テレビには棍棒を持った怪獣と、赤きウルトラマンが映っていた。
鈴木「あれは…バーン兄さん!くそっ…行かなきゃ、うぐっ!」
男2「おいおいまだ動いちゃ駄目だぜ」
鈴木「いえ、もう大丈夫です!いろいろ有り難うございました!」
鈴木はそう御礼を言うと走り出していった。
男2「あいつ行っちまったぞ。まだ完全じゃないのに」
男1「しかもカイザーフラッシャーまで忘れていってな…まあ持って行っても
今は変身出来ないがな」
男2「ああ、カイザーフラッシャーの修理にはもう少し時間が掛かるな。
どうする暁?俺達が出るか?」
男1「いや、カイザーを復活させるためにカイザーフラッシャーの修理は
急がないといけない」
男2「だがなぁ…」
男1「心配するな真悟。もうすぐバーンのもとに彼が向かう。
奇跡を起こせるあの男がな」
男二人の名は真悟と暁。異変を感じ地球に再び降り立ったかつての英雄達である。
そして地球にもう一つの光が飛んできた。奇跡を起こすような強い光であった。
どうもです。とりあえず昭和繋がりがあるウルトラは出せると思います。
あとはリュウラとフレンズをどう出すか…。
親父がうるさいので感想は明日以降書きます。
>バースト作者様
ウルトラマンが復活を遂げたのに、笑うゴーラス。
不気味で、強さが十二分に伝わりました・・・
次回に期待しております。
>オーバー作者様&フレンズ作者様&シグマ作者様
見事に、ストーリが両立されてきましたね。
お疲れ様であります。
バーンの登場や、鈴木と男達の出会い。
すごく興奮いたしました!
では、続きは僕が書かせて頂きます。
その光は、バーンの元へと急ぐ鈴木の目の前で落下してきた。
驚いて後ろへ倒れる鈴木。
「何だ?宇宙人か?!」
光「あぁ。たしかに宇宙人だ。」
「敵か?!」
光「いや、私は君の仲間だ。いや、・・・兄貴だ」
そう言って、人間の姿へと変わる。
「ミラクル兄さん!!」
そう、その光はウルトラマンミラクルである宮野奇跡であった。!
宮野「RED基地から急いで駆けつけてきた。久しぶりだな。」
握手する二人。
「しかし、兄さんは何故ここへ?」
宮野「うん。実は、カイザーに伝えたいことがあるのだ。
さきほど君があった男達からウルトラサインを受けてな。」
「僕に伝えたいこと?でも、今はそんな時間はないんです。
一緒に、あの怪獣を倒しましょう!バーンがピンチです」
鈴木の言うとうり、バーンは苦戦を強いられていた。
棍棒で腹をなぐられ、うづくまっているところを巨大な足で蹴られ、
そのまま倒れたところを、角からの光線で大きなダメージを受けてしまう。
圧倒的な差であるも、バーンも怒りを力に変えて、オーニンをブン殴る!
そしてタイマーフラッシャーを発射!
巨大な爆発が起き、ついに倒したと思われたが・・・
棍棒で防がれていた・・・。
瞳「HEET・・・。聞いたことあるわ。」
冴島「なんだって?!じゃあ、そのHEETってやつを調べてくれ。」
瞳「えぇ。わかったわ。」
カタカタ,,,と、キーボードを打つ音が鳴り響く。
ふと窓を見る冴島。
「あ!ウルトラマンが圧倒されている!!」
目を真ん丸くして驚く冴島。
「HEET・・・。あったわ。過去に怪獣と戦った、地球防衛組織って書いてあるわ。」
と、瞳は情報を取得した。
「じゃぁ俺達と同じなのか?!」
冴島はさらに驚く。
鈴木「ですから、早く。早く行かなければ」
宮野「今のお前では無理だ。あきらめるんだ。」
鈴木「では、バーン兄さんがやられる姿を見ていろというのですか?」
宮野「先ほど怪獣軍にやられたばかりのカイザーが言えるセリフなのか?!
それに今お前がいっても、アーダイカらが再び現れて、同じ目に合うだけだ。
しかもカイザーフラッシャーを忘れているじゃないか。」
こればかりは宮野も厳しい。
そして鈴木は自分の持ち物をチェックすると、本当に忘れていることに気づく。
「す、すみません。」
宮野「うん。わかればいいんだ。だからまずお前は、特訓をするのだ。
東京KS地区へ行け。そこには龍の力を持った、お前の兄貴が待っている。」
「はいっ!」
うなづいて走りゆく鈴木。
それを見届けた宮野は、既に倒されて元の姿に戻っていた天川を安全な場所へと運ぶ。
実はオーニンも、アーダイカ達から力を授かって、共に協力して戦う怪獣であったのだ。
オーニンを倒すべく、ミラクルパズルを合わせて変身する!
それと同時に、邪悪な光も現れてきた・・・?!
105 :
バースト作者:2006/09/17(日) 01:42:36 ID:IEeL0RyP0
「龍の力を持った兄貴」の部分をフォローしときます。
東京KS地区。都心から少々離れた閑静な住宅地。怪獣軍団の猛威が及ぶ
危険があるため避難勧告がなされ、既に住民は誰も居ない。そんな場所に、
一人、長身の若い男が立っている。東洋風の民族衣装っぽいいでたちで、
少なくとも現代日本の一般的な服ではない。
「結構ピッチ早いな・・・カンナやレイハの連中や帝都の状況も心配なんだが」
『出てきた時と同じ時に我がきちんと戻す。案ずるな』
厳かな別の声が、男のみに聞こえる。
『この時代の危機を回避せねば、お前の生きている時代も変わってしまい、
どんな暗黒の世になるか判らんのだぞ』
「判ったよ・・・さて、此処に来るという俺の『魂の弟』とはどんな奴やら」
それについてのみ、男は楽しみそうな表情をした。
普段ROMってる者ですが、少しツッコまさせてもらいます
まず鈴木はシグマ、イレイズの人間体を知らないみたいですが
ミラクルの宮野のことは知っていた。まあこれは宮野のみ人間体でも
鈴木と会ったことがあると解釈して脳内保管出来るんですが
ミラクルは宇宙から地球に向かったぽいけど劇中だとRED基地から
飛んできていますがこれは…。当初はバーンを助けに行くぽかった
のに先に鈴木に会ったり…。てかカイザーの時代にもまだREDが
あるのかなと。HEETは過去の組織みたいだし。
すみません、少し気になったものですから。まあ映画はパラレルだよ
とか言われたらそれまでですがね
いやストーリー自体はみなさんとても面白いですよ!
熱い展開が続くし。本当、気になっただけです
オーニンの攻撃に圧倒されるバーン
「わはははははははウルトラマンバーン、お前ごときでは、このオーニンは倒せんぞ!死ぬがいい!!」
倒され、棍棒で殴られようとしている所を転がって避けるバーン
距離をとって再び立ち上がる
ついにカラータイマーが点滅を始めた
「これで終わりのようだな、ウルトラマンバーン」
あざ笑うピグマ星人
「隊長、ウルトラマンが・・・」
「くっそう、おい、冴島、ウルトラマンを援護だ」
「ああ」
言って走り出そうとする二人を制する高橋
「?教官」
「待て」
「なぜです教官、このままじゃウルトラマンが」
「俺達が今出て行っても、ウルトラマンの足を引っ張るだけだ、今はチャンスを待つんだ」
「そんな・・・」
「それに」
言って、バーンの方を見る高橋
「あのウルトラマンの目から、まだ闘士は消えていないようだ」
再びファイティングポーズをとるバーン
「聞け、ピグマ星人、お前がどんな強力な怪獣を出してきても、俺達ウルトラ戦士は、いや、行きたいと思っている人間達は負けない、なぜなら」
バーンの赤い部分が、より一層真っ赤に輝く
「俺達の中で燃えてる炎は、何かをやる動力源になってる、闘士の炎は、消えないんだよ、どんな事がおきても、俺達があきらめねえ限り、この炎は消えない、そして俺達はあきらめない!だから!この炎は、闘士の炎は揺るぎはしねえ!!」
言って、オーニンに突進するバーン
オーニンは棍棒を振り上げて迎撃の構えをとる
バーンは空高くジャンプして
「アレは!」
前もってバーンのデータを調べていた瞳の声に、全員の視線が一瞬彼女に集中する
「かつてウルトラマンバーンが東京を壊滅させた宇宙人を倒した時に使用した必殺技!」
「「「「ダイナミックキーーーーーーーーーーーック」」」」
バーンの放った必殺のけりが、オーニンの棍棒を粉砕して、オーニンの顔面をぶん蹴った
吹っ飛ぶオーニン
防衛軍陣地から歓声が上がる
よろよろと起き上がろうとするオーニンに、バーンが再びタイマーフラッシャーの構えを取る
「いっけーウルトラマンバーン!!」
爆音がして
バーンが崩れ落ちた
「オーニンを倒せた事は誉めてやろう、だが、今の貴様ではこいつには勝てまい」
バーンの後ろには、黒と黄色の金属質な宇宙人が浮いている
「あ・・・あれは」
「なんなんだ?」
「シファンセス星人」
地面でもがくバーン、そこに、ダイナミックキックの衝撃から立ち直ったオーニンが近づいていく
オーニンが虚空に手を伸ばすと、新しい棍棒がその手に握られた
「万事休すか・・・」
「とどめを刺せ!オーニン!」
オーニンの棍棒が、バーンに振り下ろされそうになった時、空の彼方から一条の光線が飛んできて、オーニンの棍棒をはじいた
その光線の先には
「おお、ミラクル」
「助けに来たぞ、バーン!」
ウルトラマンミラクルの勇士があるではないか!!
かつて地球人が変身した巨人に力を分けたように、バーンにエネルギーを分けるミラクル
バーンのカラータイマーが点滅をとめ、青に戻った
「ピグマ星人、お前の好きにはさせないぞ!!」
バーンはオーニンを担ぐと、どこかへテレポートする
「こいつは任せろ!」
「頼んだぞ」
言って、シファンセス星人と相対するミラクル
「行くぞ!!」
行きたい×
生きたい○
申しわけございませんでした
それと106、107様、感想、ありがとうございます
東京KS地区。元来閑静な住宅街であるこの場所は、住民がいなくなっただけで既にゴーストタウンの様相を呈している。
カイザー、いや鈴木隼人はこんな空気が嫌いだった。人間が恐怖に支配された事で発生する沈黙。
「人の温もりを感じられないのは…嫌だ…」
「随分と軟弱な弟だな!」
妙に高慢な声が沈黙をさえぎる。
「あなたは?」
「この世界の住人じゃない。ただ、お前と同じ。」
「あなたが、龍の力を秘めるという?」
「マミヤヒスイ。ウルトラマンリュウラ。」
鈴木は戸惑う。自分達M78星雲の戦士とその男は明らかに異なっていたのだ。
大体着衣からして違う。その眼光は「頼まれれば人間二、三人殺しますよ。」感が漂っている。
「僕は…鈴木隼人。ウルトラマンカイザー!」
ヒスイは用件を聞いている。鈴木が使用する変身アイテム「カイザーフラッシャー」の修理が完了するまで、彼を鍛え上げること。
ヒスイはただでさえ鋭い眼光を更に刃のようにして、構える。
「言っておくが、俺はお前を弟なんて思っちゃいない。ウルトラマン同士の友情なんてものも信じない。」
「リュウラ…あなたは…本当にウルトラマンなんですか?」
「どうでもいい。フラッシャーが直っても今のままじゃ勝てないんだろう?ならば来い…俺を倒してみろ。」
今さっき、昔の防衛隊が出てきて戸惑っている5人の前に4人の男が現れた。
男1「何だよ、どっかから声が聞こえてやってきたけど、倒した宇宙人がまだいるじゃん。
確か名前は・・・オーニン。」
畠山「誰だあんたらは。」
男1「SAGストリームズ隊員水野。」
男4「同じく属。」
男2「SAGアンデット隊員炎。」
男3「SAGガードナイツ隊員木野。」
水野「あんたらを援護に来た。」
水野達は隊員書を見せる。
畠山「瞳ほんとにこんな奴らいたのか?」
瞳はデータ検索を始める。
瞳「はい。SAGは、昔怪獣達とたかかっていたというデータがあります。」
畠山「よしじゃあきみたちはそこにある・・・瞳あいつらは?」
瞳「もう行きましたよ。」
その4人は走りながら、水野という男は腕につけているブレスに手を当て、炎という男は、
ベルトにてをあてる。(以下省略)
水野「ウォータ!」
炎「ヒーート!」
木野「ウッド!」
属「アース!」
そして、青と、赤と、緑と、茶色のウルトラマンがでてきた。
と、挑発しておきながらヒスイは先制攻撃をかける。本当に容赦がない。その蹴りの一発一発が的確に鈴木の体を捉える。
一通り蹴り終わり、鈴木がダウンしたところを踏みつけにする。
「フン、戦い方も軟弱だな。これでは負けたのも当然か。それとも、この世界のウルトラマンとやらは全員この程度なのか?」
鈴木隼人は英雄、ウルトラマンと同化した事に誇りを持っている。長い間ウルトラマンに救われてきたこの星の人間として。
「リュウラ…ウルトラマンを汚すってことは、この星の歴史や素晴らしさも汚したってことなんだぞ!」
鈴木隼人は怒り、ヒスイに猛攻撃を仕掛けてきた!感情の爆発は時に人間の能力の極限を越える。
ヒスイは今度は防戦一方。ガードに専念しつつ、微笑む。
(そうだ、次は俺のアゴを蹴り上げろ!)
鈴木はヒスイの思惑通り、彼のアゴにハイキックを放つ!が、これをかわしたヒスイは鈴木の背後に回り、首を締め上げる。
しかし、怒り心頭の鈴木はハイキックの反動で、背後のヒスイの腹部に蹴り込んだ。
動きの鈍ったヒスイを一本背負いで投げ飛ばす!
起き上がったヒスイは、鋭いながらも柔和な表情を浮かべる。あっけにとられる鈴木。
「ガスタロンって奴に羽交い絞めにされたところを、バトルキングって奴の光線でトドメ刺されたんだったな。」
「じゃぁ…その対抗策を作らせるために…」
「どうもこの世界、この時代の人間は甘ちゃんが多い。シグマやイレイズって奴らとは会っているんだが、
奴らに比べてお前は若く、優しい。お前を本気にする必要があったんだ。俺が教えてもよかったんだが、それじゃ身には付かないだろ?」
「ありがとう…リュウラ兄…?あれは!」
KS地区に巨大なエネルギーが集結。そこから現れたのは…
「ギアロ!」
「…兄さん、あんな怪獣は僕たちのデータには…」
「当然だ、俺が闘った、『邪仙』なんだからな…」
どうやらヒスイが時空を越えた際、レイハが持つギアロの資料が一緒に来てしまっていたらしい。そのデータを分析し、実体化したようだ。
現在、東京は怪獣軍の襲撃で多くの犠牲者が出ている。
「その怨念を食って膨れ上がる気か!」
ミラクルはシファンセス星人と、バーンはオーニンと闘っている最中。鈴木は知らないが、
シグマとイレイズはフラッシャーの修復で一杯いっぱい。
「ハヤト、いや、カイザー。最後の特訓だ。俺の戦いを見ておけ…別世界に住む、全く異なるウルトラマンの戦いを。」
そう言ったヒスイの手に、光が集束、変身アイテムらしい物が現れる。
「君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし。出でよ、リュウラ!」
言い終えるや、そのアイテムが光を放つ。ヒスイの体は見る間に「龍」へ変わる。
そして龍は空中で、見たことのない蒼きウルトラマンの姿へ転じた!
あれ?フレンズって別世界だと思っていたんですが
過去にいたのか?リュウラは理由が付けられたから
いいですけど。何時の間にやら召喚されてきた?
やっぱり映画については深く考えるなってとこですか?
>>106 感想ありがとうございます。
え〜と、この件なのですがREDは別の地区で、今も活動していまして、
そこから宮野が変身してやってきた・・・と、いうことでお願いします。
完成時に、再編集する際に変更になる場合もございます。
自分でも読み返して少し矛盾していたことを、深く反省しております。
>みなさま
映画がどんどん進んでおりますね。
おつかれさまです!
>>104 にて、天川氏が元に戻ったと、記してしまってすみませんでした。
再編集の際に、
>>108に繋げたいと思います。
その声と共に、シファンセス星人の元へと走り行くミラクル。
だがバーンをも倒した強敵。
そう簡単には倒せないであろう。
ミラクルももちろんそれを覚悟している。
いくらパンチやキックで攻撃しても、ダメージがまるで無い。
ブルー光線を放っても、手のひらで防いでしまう。
バーンの時の様に、ミラクルのカラータイマーも壊す気だ。
だがミラクルだって、過去に様々な強敵を倒してきたのだ!
ここで負けるわけにはいかない。
「シファンセス星人!お前をこの手で倒してやる!」
握り拳を作り、再びミラクルは走り出した!
見物人です。普段ROMってんのが生意気なこと言ってんじゃねぇよ!
と、思われるかもしれないですが私の意見です。失礼だと感じるかもしれ
ませんが一応聞いてください。
>>106さん
>>117さんと同じ感じですが
映画はリレー形式で作っているんですよね?
だとしたらミラクル作者様、カイザーの時代にまだREDがある、ない
どちらにしろRED基地から飛んできたってのはどうかなと思います。
リレー形式で作るなら前の人のお話とちゃんと繋がらないと見てる側としては
こんがらがってきてしまいます。宇宙からミラクルが来た!と
思っていたらRED基地からやってきた…あれ?ってな具合です。
フレンズのウルトラマンもいつの間にカイザー世界に現れたのか?
フレンズ劇中を見るとフレンズはティガ世界っぽいですし…。
ミラクルと会ったのも次元越えみたいで、SAGのデータもいつの間にか
あるみたいですし。説明が欲しいかな、と。
見てる側としては辻褄が合わないと、混乱してしまいます。
ですので作者のみなさん、そこらへんを注意をしてください。
戯言ではありますが、頭の片隅にでも置いといてください。
スレ汚し、失礼しました。
>>120 いえいえ、とんでもございません。
ぜひこれからも意見をお願い致します。
ミラクルの飛来は、こちらのミスでありました。
全てを読んでから書いたものの、書いている最中にこちらの世界に入ってしまいました。
公式で公開する際に、しっかいr訂正いたします。
まずはREDはこの世界では無く、ミラクルは宇宙から現れたという事で了解いたしました。
本当に申し訳ありませんでした。
そして多数の作者様が作られておるので、場面などバラバラとなっておりますが、
しっかりと公開時にうまく繋げれますよう努力致します。
ご感想とご意見、まことにありがとうございます。
そしてすみませんでした。
第44話「シンデレラよ、目を覚ませ!」魔人老婆バージャン登場
シンデレラは女性の憧れ。
しかし、そんな憧れから悲劇が起きるとは、誰も思わなかったであろう。
小野隊員は一人でレッドボーグに乗り、謎の宇宙船を攻撃していた。
あちらからの光線もうけて、ボーグは壊されてゆく。
だが、なんとか耐え抜いて、SKロケットを発射!
その宇宙船を見事、撃退したのであった。
そのままレッドボーグで着地することにした。
着地すると、そこはビルや宝石店が並び立つ、豪華な街であった。
街行く人々が、オシャレな服を着ており、宝石などをつけている。
そんな中、一人ボロボロになった隊員服を着た自分自身がいやになり、
自己嫌悪になってきた。
そんな小野隊員の前に、杖を持った老婆が現れた。
老婆「こんにちは、お嬢さん。」
小野「こ、こんにちは・・・。あなたは?」
老婆「私は魔法使いじゃよ。」
小野「魔法使い?!」
老婆「えぇ、そうじゃ。今お嬢さんは、素敵な姿を願っている。
そうじゃろ?だったら私の魔法で、シンデレラにしてあげようではないか。」
この言葉に、両手を握り締めて、目を輝かせる小野隊員。
小野「シンデレラに?!感激だわ。ぜひお願いするわ。」
完全に虜となった小野隊員は、その魔法により、キラキラして綺麗なドレス、
指輪、王冠、ガラスの靴などを身にまとったシンデレラへと見事に変わった。
老婆「どうじゃ?素敵じゃろ。だがある難点があるのじゃ・・・。」
小野「条件ですか?!それは0時が過ぎると元に戻ってしまうことでしょうか?」
老婆「いや〜、その反対なんじゃ。0時をすぎるまでに、『元に戻りたい』という
意思を持たずして、0時を過ごすと、ずっとシンデレラのままなんじゃ。」
と、言われるが、小野隊員はさらに「素敵だわ!」と感激するばかり。
そのまま老婆は去って行った。
小野隊員は、そのドレスのままレッドボーグに乗って帰ろうとすると、
そのレッドボーグはリンゴの形をした可愛らしい宇宙船になっていった。
さっきの老婆がやってくれたのであろう。
そのリンゴ船に乗って基地へ帰る小野隊員。
当然、他の隊員は驚いた。
宮野「ちょっと・・・。どうしたんですか?小野隊員。」
挽地「パトロール中にそんなものを買ったんですか?」
水野「こんなの、高かったでしょうに〜」
小野「いえ、魔法使いのおばあさんのおかげなんです!」
井上「わけのわからん事はいいから、早く隊員服に着替えなさい!」
しかし、それを拒む小野隊員。
結局この日は、井上隊長が指示により帰宅することとなった。
すると、外にはメロンの馬車が用意してあった。
ますます、心魅かれる小野隊員。
無事、帰宅してポストの中身を確認すると、ダンスパーティーの招待状であった。
頭の中で、素敵な王子様と踊る姿を思い浮かべる小野隊員。
その王子様は、宮野であったのは言うまでもない。
その宮野は、勤務を終えて丁度帰宅していた。
そこへ郵便屋さんが通りかかり、宮野に何かを手渡す。
宮野「ごくろうさまです!でも、なんだろう?これ」
中身を取り出すと、小野隊員と同じ招待状であった!
場所は、森の奥にある大きなお城である、「マジャー城」とのこと。
時間は、今夜の11時。
宮野「なんで俺なんかが・・・?と疑問を抱くが、スーツの仕度を始める。
その夜、タクシーを拾って、マジャー城までと伝えるが、運転手は、
「ん?そんな城、日本にあったかな〜?」と行ってきた。
さらに地図も見せるが、こんな地図は存在しないと言ってきた!
宮野「おかしいな〜・・」と思い、ふと窓を見ると、小野隊員の乗った、
メロンの馬車を発見する!
宮野「あっ!小野隊員!!運転手さん、あの馬車を追ってください。」
といって、追跡することにした。
そして思ったとうり、例のマジャー城へ到着する。
先にお城の中へ入ってゆく小野隊員。後を追って入る宮野。
そのお城の中には、自分と小野隊員のたった2人だけであった。
しかしとても広くて豪華な一部屋である。
小野「あぁー!宮野さん!」顔を真っ赤にして、驚く小野隊員。
宮野「小野隊員、いったいココは?あなたは、どうしてしまったんですか?!」
小野「ふふ。どうしたって、ただ私はシンデレラになっただけよ。」
宮野「しかし何かおかしい。RED基地にいるときも、魔法使いのおかげとか
言っていたけれど、本当にそうなのかい?」
小野「ええそうよ。やさしいお婆さんが、美しくしてくれたの。」
そこへその魔法使いが現れたではないか!
宮野「あなたかい?!小野隊員をこの姿にしたのは。」
老婆「そうじゃよ。私はこのお嬢さんを美しくしてあげたのさ。」
宮野「何が目的だ?」
老婆「ふっふっふっ。あんたには私が悪の宇宙人だというのがわかったようじゃな。
目的は簡単じゃ。0時を過ぎたら二度と小野隊員は下に戻れなくなる。
そのまま時間が経つごとに、この小野という女は悪魔へと変貌してゆくのじゃ!」
宮野「なんだって?!」
この会話は、シンデレラの姿に浮かれ気味の小野隊員の耳には入っていないようだ。
そして今の時間は11時50分。
何としても目を覚まさせるために説得する宮野。
だが小野隊員は、宮野と踊りたいという一心しかないようだ。
宮野「小野隊員!目を覚ましてください。このままではあなたは悪魔へと変わってしまうのですよ!
そして・・・あなたはシンデレラの結末をしっていますよね?
最後は元の姿へ戻ってしまった。だけど、その素の姿で王子様と結ばれた。
美しくなれば誰だって確かに嬉しいはずです。でも、人おしゃれをするより、
素の姿が一番美しいんです。それは誰だってそうです。
何か物に頼って美しくなった気分でいるその心は偽者なんですから。
だから目を覚ましてください!僕は今の小野隊員なんて、大嫌いだ!」
この言葉に目を覚ました小野隊員。
小野「宮野隊員!早く逃げましょう。」
笑顔でうなづく宮野は、手を握り合って、城から避難する。
それを見た老婆は怒りが爆発して、巨大宇宙人へと変貌した。
目を覚ましたため、無事だった小野隊員。
0時を過ぎた瞬間に、元の隊員服の姿へと変わる。
そのまま地上から攻撃開始。レッドボーグも出動する。
バージャンは杖から光線を放ち、地上の宮野と小野に襲い掛かる。
そして爆発の衝撃により、小野隊員は気絶してしまった。
怒った宮野は変身する。
橋本「あ!ウルトラマンだ!」
水野「おい、地上で小野隊員が倒れている。救出するんだ。」
そのまま地上に着地する。
一方ウルトラマンは、バージャンを後ろへ後ろへ襲い掛かり、持ち上げて、
城へと投げ飛ばす。
さらに大ジャンプをして、強烈なファイヤーキック!
炎に包まれるバージャン。
そのまま手も足も出ずに、あっというまに灰になっていった。
翌朝、ベッドで安静状態の小野隊員の元へREDのみんながお見舞い。
そして宮野は、「これ、REDのみんなで買ったんです。ぜひ使ってください。」
といって、ガラスの靴をプレゼントした。
近頃、長文になりすぎまして申し訳ありません。
次回からは極力短くできるよう努力致します。
今回は今までとは異色な作品となりました・・・。
小野隊員初主役作です。
128 :
バースト作者:2006/09/17(日) 20:24:15 ID:mdM7fG3b0
ミラクル作者様
いや、凄い面白かったです。小野隊員が悪魔の誘惑を吹っ切る辺りが
凄い盛り上がりました。タクシーの運転手さんはメロンの馬車とか
マジャー城とかを見て悩まなかったのかとは思いますが、まあ週一ペースで
怪獣や宇宙人が出る世界なので慣れてしまったのかも。
129 :
バースト作者:2006/09/17(日) 21:03:00 ID:mdM7fG3b0
そして、劇場版。自分も含めて色々ポカも発生すると思いますが、
人間のやってることですので。ご指摘があり次第訂正はするので、ご容赦を。
じゃ、海岸の小屋の続きから。
海岸の小屋でカイザーフラッシャーを修復している真悟と暁は、テレビ
中継を見つつ、状況が切迫しているのを感じていた。
「余りもたもたしてはいられんな・・・」
暁は彼の変身アイテム、バリアブレスを左腕に現出させた。
「! 暁、何を」
真悟の見る前で、暁はブレスから光の力をフラッシャーに流し込んでいく。
フラッシャーの破損が見る見る直っていく。それでも、完全とは
行かなかったが、
「これで、もうあと少しで完全に直せるはずだ。仕上げを頼む、真悟」
「お前、まさか」
暁はブレスから光を放ち、ウルトラマンイレイズに転じた。
だが、光の力をフラッシャーに分けてしまったため、巨大化できない。
等身大の状態だ。
「俺も仲間達の援護に行って来る」
130 :
バースト作者:2006/09/17(日) 21:10:48 ID:mdM7fG3b0
「正気か!? 完全じゃないその状態で戦っても」
「俺には、変身時間の明確なタイムリミットがないというメリットがある。
それに、サイズが小さいなら小さいなりの利点と戦い方もある。というか、
今はなくてもひねり出さなければならんときだ」
「しかし・・・」
「ディアナに援護を緊急要請しておいた。まだ到着には時間が掛かるが、
傷付いた連中の回復役を務めてもらえば、少しは現状も好転するはずだ。
じゃ、行って来る」
「暁・・・イレイズ!」
イレイズは東京に飛び去った。
131 :
バースト作者:2006/09/17(日) 21:39:07 ID:mdM7fG3b0
イメージマター実験施設に近付いてきたイレイズだが、巨大怪獣と真正面から
組み合うのではなく、別の作戦を取る。通気口を見つけ、地下の動力パイプが
入り組んでいる区域へ向かう。
(イメージマターを稼動させている動力炉があるはずだ。それを止めるなり、
動力伝達パイプを壊すなりすればエネルギーの供給を絶てる。捕まっている
江口博士の救出まで行ければ御の字だが・・・)
ピグマ星人は、近付く敵を察知した。
ピグマ星人「無駄なことを・・・アーダイカ、エゴチ、仕事だ。今度はもう少し
ましな働きをしてくれ」
アーダイカ「し、しかし、キラレ軍団はもうやられてしまって」
エゴチ「戦力がないことには・・・」
ピグマ星人「心配するな。もう少しましな雑兵を与える。しっかり
指揮して来い」
イレイズが近付いてくる地下経路の途上に、イメージマターの一部が
しみこんでくる。そして、人間サイズの、ガタストロンの群れになっていく。
大元のガタストロンが無数に分裂した状態。無論、集結して本来の大きさの
一頭にもなれる。
ガタストロンは、ある思いに強く突き動かされていた。
(俺は『ガスタロン』じゃねえ! 『ガタストロン』だ!
頼むから誰か間違いに気付いてくれ、俺の本当の名を呼んでくれ!)
132 :
フレンズ作者:2006/09/17(日) 21:43:28 ID:alPq+0+90
第13話「永遠の剣豪」剣豪宇宙人ムサシ登場
炎達は武道館へきていた。なぜかというと、水野の剣道の決勝戦だからだ。
炎「だからってよぉ・・・何でこんなトコに来なきゃいけないんだぁー!」
(サブタイトル)
武道館は大変混んでいる。その時アナウンスが流れた。
「これから水野6段と院9段の試合を始めます。」
炎「水野すげぇ・・・」
木野「相手のほうが強いから一生懸命やんなきゃな。」
審判「始め!」
カンカンカンカン・・・
審判「水野6段の勝ち。」
133 :
フレンズ作者:2006/09/17(日) 21:51:37 ID:alPq+0+90
そして試合後・・・
炎「やったな!水野」
木野「相手のほうが段は多かったのに勝ったから、本当に強いな。」
水野「そんなのでかつ確立を決めたりするなんていやだかんね。」
怪獣出現!
4人「はぁ?いきなり?」
水野「ウォータ!」
炎「ヒート!」
木野「ウッド!」
属「アース!」
4人は変身して、宇宙人と対立する。
ウォータ「お前はいったい何が目的なんだ!」
宇宙人「お手合わせ願いたい。」
134 :
フレンズ作者:2006/09/17(日) 22:06:17 ID:alPq+0+90
炎「やったな!」木野「相手のほうが段がすごかったのに、勝つなんて本当に強いな。」
水野「段とか級で勝ち負けを決めるなんておれいやだかんね。」
怪獣出現!
4人「はぁ?いきなり!?」
4人は変身して宇宙人と対峙する。
ウォータ「お前はいったい何が目的なんだ!」
宇宙人「お手合わせ願いたい。」ウォータ「いいぞ!」
2人が戦うと同時に、オープニングテーマが流れ始める。
永遠は結構あるもんさー(間奏)
無限に続く道友達と一緒に歩いて障害物は力を合わせて取り除け!
全員の力合わせて突き進むのさー頑張ればどんなところだって道になる
虹の架け橋掛かったらそこも突き進む
135 :
フレンズ作者:2006/09/17(日) 22:13:13 ID:alPq+0+90
どこかに人が困っているとき絶対助けるのさフレンズ!フレンズ!道突き進め
フレンズ!フレンズ!いけ!力あわせウルットラッフレーンズ
カーン・・・!ウォータ「勝負あったな」
第13話終わりだけど14話から先に続く!
>フレンズ作者様
人間の姿でもやはり、強敵だったんですね。
そして怪獣出演とともに、早速立ち向かうフレンズ達が非常にかっこよかったです!
>バースト作者様
感想ありがとうございます。
まさかこのような評価を頂けるとは、喜ばしいばかりです。
これも「素の人として生きる希望と絆」をテーマとして作ってみました。
タクシーの運転手は、たしかに謎ですよね(笑
フレンズの作者がageてんのか
そんなに自分のオナニー見て欲しいの?
映画製作続き
シファンセス星人も負けじと攻撃を避けるが、
ミラクルのスピーディーな蹴りを何発も何発も受けてしまう。
さらにスキをつかれ、ミラクルがハイパワーマンから受け継いだ”バーサス光線”をモロに受けてしまう。
だが、これでくじけるシファンセス星人のはずがない。
反撃として、6種類もの光線技をミラクルに放つ。
ミラクルは全てを食らってしまい、ひざをついてしまう。
さらには体当たりまでされてしまい、高層ビルに激突してしまう。
カラータイマーが鳴ってしまう。
だが、ここは自分が守ると決断したからには、負けれない。
死を覚悟して、過去に1度だけ使用した技”ウルトラバクハツ”を再び
食らわそうと決断したのだ。
大空へ高く飛び、全神経を集中させて体を真っ赤に燃やす。
そのままシファンセス星人にぶち当たる!
シファンセス星人もバリアを張り、攻撃を防ごうとするが、
ウルトラバクハツはバリアさえも突き破り、シファンセス星人もろとも爆発した。
勝った・・・。
だがパワーは極限まで減ってしまった。
そのまま宮野の姿へと戻ってゆく。
怪我の痛みを堪えて、イレイズのいる次の場所へと向かおうとする。
だが歩く力もなく、近くの森で倒れてしまった。。。
139 :
バースト作者:2006/09/17(日) 22:54:03 ID:mdM7fG3b0
>>138 ごめん、突っ込み。ミラクルは、イレイズが地下に潜入したのを
どうやって察しましたか? そこだけフォロー宜しく。
いや、そりゃ援護には凄く来て欲しいですが。
>>139 自分がかく筒所に矛盾点がありまして申し訳ありません。
〜戻ってゆく
「すると、イレイズから協力の救助を求めるウルトラサインが現れた!
宮野はそれを見て、ー
と繋がるということでよろしいでしょうか。
確認の程お願い致します。
>>140 ごめん・・・イレイズなので、救助は求めません。こいつはギリギリまで
一人で抱え込む性分なので。
どの道宮野が倒れてしまっているので、無理にイレイズ関連の伏線を
入れなくてもいい気がしますが。
イレイズ作者ご本人様が申したのならば、了解致しました。
それでは、戦い尽きて倒れたと、いうことでよろしくお願い致します。
勝手な展開、申し訳ありませんでした。
いや、勢いをそいでしまってすみませぬ。
俺なりに矛盾点とか辻褄が合わないとこを直してみました。
ミラクルが地球に飛来後した時:
ウルトラサインで隼人に忠告・指示を出し隼人をリュウラのもとに向かわせ
自分はバーンと共闘するためバーンのもとへ向かう。
フレンズのウルトラマンがカイザー世界に来た理由・SAGのデータがある理由。
カイザー世界でのトラブルがフレンズ世界の時空を歪め、フレンズの4人は
歪みに飲み込まれる。歪みの先がカイザー世界で、スムーズに行動するため
地球防衛軍に情報操作を行い、過去にSAGがいたことにした。
…なんか情報操作って悪役じゃないんだからwすいませんフレンズ作者様。
これで辻褄はなんとか合うかと。なにかご不満とかありましたらどうぞ、言って下さい。
しかしリレー小説は難しい。俺はとにかくみなさんの作品を見直しつつ
前の話と繋がるように書くよう心掛けるようにしています。
まあそれでもミスるかもしれませんが…。
145 :
バースト作者:2006/09/18(月) 00:28:28 ID:+8H3djXS0
コテハン入れてなかった。
>>141でイレイズが救援を呼ばない理由をもう少し説明しておくと、
只でさえ他の戦士達が強敵相手にガタガタになって戦ってるときに
無理は言えないと、そういうことです。手伝いを頼むつもりなら
真悟=シグマと一緒にいたときに彼に頼んでるだろうし。
出てきた4人のウルトラマンに人々は歓喜する。その4人のウルトラマンは、オーニンへこう行った。
ウォータ「絆があれば俺達は負けない!」
畠山「瞳、誰だあいつら。」
瞳はデータ検索を始める。
瞳「あ、今度は出てきました。ウルトラマンウォータ、ヒート、ウッド、アース。
あのオーニンに逆転勝利しています。」
畠山「じゃああいつ等は一体・・・」
瞳「ああ言ったと言う事は変身前でしょうね。多分。」
畠山「多分かよ!まあいい。あのウルトラマンを援護だ!」
そしてフレンズは、ウォータ「また出て来て一体どういう積もりなんだよ・・・」
オーニン「お前らと戦いに来た。」フレンズ「なにぃ!?」ウォータ「まあ良いや。
っじゃ戦うか!」
おいこらちょっと待て、オーニンはバーンがどっか連れて行ったからその場にはいないんだぞ
もう少し前文読めフレンズ作者
フレンズ作者さんの作品のいい加減さは見ていて頭にくる所がある
それが見所と言うかもしれないが、映画の雰囲気をぶっ壊していたり、矛盾をバンバン作ってたりで、自分のキャラ目立たせるために周り犠牲にしてるところが感じられる
もっと周囲にあわせて作品を作るべきだ
言い方がきつくてすいません
でもね、共同で作ってる作品と、自分ひとりで作ってる作品は違うから、もっと作品の雰囲気に合わせて、細かい描写をつけるとかそう言う配慮をして欲しい
>>144 え〜と、鈴木をリュウラの元へ向かわせたのは宮野状態で指示したことということでお願いします
そして変身してバーンの元へ向かい、それぞれ別々の戦いを始めて、現在に至るということでお願いします。
フレンズのウルトラマン達は時空を超えてと言うのが一番良いですよね。
その場合、なぜ超えたかのストーリーも必要ですけども、
パラレルワールドだからそれでいいのかな?
そしてストーリーに繋がりますよう、登場して頂けると、これからのストーリーにも響くと思われますので、
よろしくお願いします(自分が言うのもなんですけども・・・)
>イレイズ作者様
とんでもございません。
自分も少し、ストーリーを進めすぎた所もありますので反省致します。
これからも共同作品、頑張りましょう!
>>150 宮野が指示を出したことにしますか?
いや、俺が書いた
>>100で、バーンのもとへ向かうとやったもんですから
急がないといけないわけだから、一回、宮野になって
鈴木に指示を出し、そしてまた変身してバーンのもとへ向かうだと、
時間掛かるんじゃないかと。バーンもピンチだし急がねばいけないとこだし。
鈴木に指示を出すならウルトラサインの方がいいんじゃないかと思いまして。
それの方が早く行動出来るし、ウルトラサインを使うのはウルトラらしいかなと。
俺としてはこれの方が良いと思います。でも駄目だったら止めときます
>>152 そうですね!
自分もすごくおかしな点が多くてすみませんでした。
ではバーンの元へ向かう途中で、鈴木の前にウルトラサインを出現させ、
「今は行くな。カイザーよ、お前は東京KS地区へ行くのだ。そこには龍の力を持ったお前の兄が待っている」
と鈴木に指示したということに致します。
自分も製作が下手で申し訳ありません。
みなさまの製作が物凄く上手くて感激です。
編集の際は、努力して頑張りたいと思います。
>>153 いえいえ、俺のわがままを聞いてもらってありがとうございます。
制作についてはとにかくみんなで協力していって最高の作品が出来たらと思います。
完成して編集する際、協力出来ることがありましたらいろいろ言ってください。
それではまた。
155 :
リュウラ著者:2006/09/18(月) 14:26:35 ID:zYtXBDAp0
とりあえずヒスイは劇場版世界に来た際にシグマやイレイズから事情を聞いておいた、という解釈で良いですか?
今日は続き書けないのですが、意見を聞かせてもらえれば。
あと、カイザー主役なのに妙にヒスイが目立ってしまいました。
156 :
リュウラ著者:2006/09/18(月) 14:37:04 ID:zYtXBDAp0
あとですね、ミラクル作者様、公式HPのリュウラ基本データに追加していただきたい技があるんですが…
突撃龍光牙ドラゴンシャイニングヴァイパー
龍光壁ドラゴンフィールドと龍光刃シャイニングヴァイパーの合わせ技。
一時的に実体化させた「龍」の背に乗り敵に超光速でダッシュ、すれ違いざまシャイニングヴァイパーを振り抜き、敵を叩き割る大技。
第十二、五章でガンロンを粉砕した程度で、威力の割に使用例は少ない。
お願いしますです。では。
>リュウラ作者様
はい!そういう事でこちらもお願いします。
そして負けたカイザーを特訓させるために、KS地区で待っていて、
ミラクルがそこへ行くよう指示した。
と、いうことでお願いします。
今の主な状況は・・・
1:バーンがオーニンと戦闘中
2:イレイズが一人で出発
3:宮野が倒れる
4:シグマが小屋で待機
5:カイザーがリュウラを見届ける
6:リュウラは変身して、空へと飛びたつ・・・
でよろしいでしょうか?
データ承知致しました!
今、追加致します。
158 :
名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 16:41:34 ID:m2Zk/zTc0
>>91 >少女がウルトラマンになる
「ウルトラマン+魔女っ娘」という内容はどうでしょうか?
実際、ウルトラマン80の初期の企画で「ウルトラシリーズとコメットさんの融合版」というのがあり、
当初は相原先生(矢的の同僚)が魔法で矢的先生を助けるキャラクターになる予定だったそうです。
(この設定はボツになったが、アルマやユリアンがこの名残となったらしい。)
で、魔法少女物のお約束(参照、ウィキペディアより)は以下のように解決。
・主人公は人間世界(現世)では魔法の秘密を守らなければならない。
(バックグラウンドの異世界ではその限りではない。)
→これはウルトラシリーズの『正体を知られてはいけない』とほぼ同じため問題なし。
・主人公には一体〜三体の、お目付け役の守護妖精や動物が与えられる。
→カプセル怪獣にこの役目をやらせる。(怪獣でも意外と頭のいい奴がいるので)
・主人公が魔法を使用する際に魔法の呪文とアイテムが必要であり、
その際に特定の服装(正装)へのコスチュームチェンジを行う場合もある。
→変身アイテムを魔法の道具(バトンやコンパクト)っぽくすれば解決
・主人公の魔法のバックグラウンドとなる、魔法の世界(異世界)が存在する。
→ そのままウルトラの星でよい。
・主人公の戦闘は魔力によって行われる、
格闘は殆ど行われないがアイテムによる剣術などは稀に使われる。
→ここがネックだが主に光線技メインで戦うってことならOK、
格闘戦はカプセル怪獣が担当。
159 :
バースト作者:2006/09/18(月) 17:17:44 ID:+UCSY+sc0
>>158 今現在此処にいる書き手の皆さんは、自分の作品を進めていてその上
劇場版も並行している最中なので、いずれかの作品が最終回を迎えるか
新しい書き手が来るかしないと実現は難しいと思いますが、野心的な
設定とは思うので、覚えといて前向きに検討したいとは思います。
折角だからコメットさんはネタにしたいとこですが、うちは初代と
二代目しか知らない。アニメは、うちはテレ東が映らない地区なので・・・
まずフレンズ作者さんは自分の作った作品の矛盾点を自分で説明すべきだと思う
そうじゃなかったら、作品の中で説明を入れるとか
じゃないと見ているほう混乱する
>>158 まずはageんな。常識だろ。こういうとこ荒れたら
そのままになりやすいんだからさ。
で、そのアイデアだけど悪くは無い。だけどウルトラということを
考えると微妙だな。だったらウルトラウーマンを主役に
しちゃうのが一番かと。
>>157 ミラクル作者さん、細かいことだけどシグマは小屋で
待機じゃなくてカイザーフラッシャー修復してるんじゃないのか?
>>162 おおまかに書いていたので、修復を待機と記しました。すみません。
あ、大まかにだったのね。こちらもちょっと気になったからさ
すみませんね。
165 :
名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 23:16:01 ID:kSa2LKY7O
あんまりフレンズ作者を責めんなよ…カイザー作者みたいに帰ってこなくなったら…泣
166 :
名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 23:36:12 ID:zPCi2TGqO
レオの弟子とかどうかな?
>>165 だからageんな!sageろ!sageの仕方知らんの?
それともわざと、ageて荒そうとかいうこと?荒らされて
一番悲しむのは書き手の人達!
フレンズ作者さんについてはこれは実際矛盾を自ら作っているから
なんか説明入れてフォローするか、登場シーンを新しくするか
まあ今の展開だと後者の方がいいかもな
169 :
名無しより愛をこめて:2006/09/18(月) 23:43:28 ID:zPCi2TGqO
>>168 あっ!!ごめん…
sage進行なのね…
知らんかった…
またageちゃった…
ごめん消えます
>>170 別に消えることはない。だがルールは守ろうということ
もし荒らされたら書き手の人達は新作を作りづらくなるし
読み手の俺たちは新作が読めなくなる。書き手のみなさん
次スレにはsage進行って表記した方がいいですよ。
地球人は、常に異星人から狙われている。ある者は地球人の生態を調査するため。又ある者は
洗脳したり改造したりして地球侵略の尖兵とするため。そして、今回やってきた宇宙人は・・・
ウルトラマンミラクル エピソードEX 書いた奴 バースト作者
「宇宙禁漁区」 宇宙釣師・フィッシャー星人 登場
宮野、小野、橋本の三人は、衛君やその友人の子供達と共に江ノ島海岸に釣りにやってきた。
表向きは休暇中の余暇ということだが、実は、RED隊員として密命を受けていた。最近、この近辺で
行方不明者が多発している。此処暫く宇宙空間で異常な電波がキャッチされていることから、
宇宙人の仕業ではないかと見て、調査の依頼が来たのだ。しかし、今のところ大した手掛かりも
見付からず、三人は取り合えず普通に子供達と釣りを楽しんでいたのだが・・・
やがて、目の前で事件は起こった。
周りの釣り客が次々、突然宙に持ち上がり、どんどん空へ舞い上がっていくではないか!
釣り客達は当然助けを求めて叫ぶがそれも空しく、雲間へと消えていく。皆が驚く中、宮野は
ウルトラマンの奇跡の超感覚で、雲間より更に上の宇宙を密かに見通した。
そこには、大型のUFOが滞空していた。その持ち主である巨大宇宙人が、人々を拉致しているではないか!
UFOの縁に腰掛け、釣竿から垂れた透明で見えないテグスの先の針で!
フィッシャー星人の地球人拉致の目的は、調査でも地球侵略の下準備でもない。彼らは、各惑星に
住んでいる生物を釣るためにUFOで飛来してくるのだ。釣りの趣味のためだけに。UFOに閉じ込められた
人々は、バケツやクーラーバッグに纏めて入れられたり、墨を塗られて魚拓・・・じゃない、人拓を
取られたりして苦しんでいるではないか!
「何てことを!」
怒った宮野は皆の輪からこっそり離れて岩陰に隠れ、ウルトラマンミラクルに変身して現れた。
衛達の前で、奇跡の念力で生み出した巨大な釣竿を持ち、
「ミラクルフィッシングロッド!」
上空へ向けて振り、テグスを飛ばす。その針は星人の釣り針に掛かり、互いに引っ張り合い、
やがて、力負けした星人が地球の海に落ちてきたではないか! 高波が沿岸を襲い、衛や小野達は
水浸しになる。
「何だお前は!? 人が折角釣りを楽しんでたのに何をするんだ!」
怒った星人は、ルアーのついた釣り針を振り回してミラクルに飛ばしてきた。ミラクルは交わし
続けるが、埒が開かないと見て、念力でデコイを発生させ、それを次々針にキャッチさせて
自分に命中するのを防ぐ。デコイの概要を具体的に言うと、空き缶とかゴム長靴とかバケツとか。
星人がハズレを掴み続ける隙に、ミラクルは手を海に入れ、激しく振り上げて大波を起こし、それで星人を
吹き飛ばしたではないか!
又も転倒させられた星人は、
「おのれ、諦めるか! 折角見つけた穴場なんだ!」
地球人を魚としか思ってない。怒って更に攻撃しようとするが、そこに、別のウルトラマンが
宇宙から飛んできて介入。
宇宙警備隊の、ウルトラマンイレイズではないか!
イレイズは重苦しい深刻な雰囲気をまとって星人を睨む。又、所詮宇宙人と地球人は判り合えないのだ
とか、何者であろうと宇宙の平和を乱す者は完全に殲滅するとか、いやーな話になるのかと思ったら、
「此処は禁漁区だ」
宇宙警備隊が中継ぎとなって、井上隊長を代表とした地球防衛軍上層部とフィッシャー星との間で
話し合いが行われ、協定が結ばれた。緑と海の美しい星・地球は、釣り客にとって不可侵の場と
されたのである。観光対象として。
その後、フィッシャー星から宇宙観光船が頻繁に地球近辺の宙域を周回して観光に来る。
地球人を珍しい魚だとか言って喜んで指差して見る。橋本は余り気分よくないとかふてているが、
観光客が色々おひねりを地球に落としてそれが観光収入となるのでそう悪い状況でもない。
ミラクルと戦った個体のフィッシャー星人はなんやかんやあって地球人と友達となり、宮野や衛君達を
自分のUFOに乗せて地球の周囲を遊覧したりして仲良く楽しんでいる。UFOの窓からは、たまにくる
マナーの悪い密漁者をイレイズが宇宙空間でとっ捕まえたりしていて、その光景も絶景だったり。
まあそんな感じののどかな地球圏の一日の話ではないか!
今回の共演のための習作は、ミラクルEXとさせていただきました。コッキングとか見て思いつきました。
175 :
バースト作者:2006/09/19(火) 09:54:55 ID:HvkJZYgu0
>>171 色々フォローありがとうございます。こうやって注意してくれる人がいると
助かります。
>バースト作者様
感激致しました!!
EXを作って頂き、まことにありがとうございました。
まずはこの怪獣は、「人間」を魚同然だと扱って、地球で釣りをする
と、いう目的が、話と非常にマッチしていて、すごく良かったです。
そしてウルトラマンイレイズとの共演も非常に嬉しかったです。
ミラクル通常回では出すに出せなかったので、このような形で共演できたことが光栄です。
地球は禁漁地区と言うことで一件落着になった所も、素晴らしいと思いました。
怪獣や宇宙人などは倒さなくとも解決ができるんですね。
このEXでも、「絆」が高く表現されていて、嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
それと皆様、近々引越しをすることになりまして、
明日か明後日ぐらいから、ホームページの編集などが出来なくなる可能性が大であります。
ですので、更新などが遅れる場合がありますのでご了承ください。
そして、すみません。
イレイズがみんなの援護に向かい、シグマ=真悟はただ、今自分に
出来る事としてカイザーフラッシャーの修復を進めていた。
真悟「エネルギーを分け与えてくれたイレイズのためにも、今死ぬ気で戦っている
みんなのためにもフラッシャーを早く直さなければ…」
真悟も本当はイレイズより先に飛び出してみんなを助けに行きたかった。
真悟の性格を知っている者なら分かるだろう。
だが、この緊急事態。みんなして個人の感情に走れば逆に怪獣軍団の思うツボである。
とにかく今はフラッシャーの修復に集中するのみである。真悟は最後の仕上げに
入った。そして…
真悟「よし!これで隼人はまたカイザーに変身出来る!あとはこいつを隼人に
届けるだけだ。急がねば」
真悟はバイクに飛び乗りKS地区に急いだ。その頃、KS地区ではリュウラとギアロの
激しい戦いが繰り広げられていた…。
駄目だ…いい感じに話が作れない…。
とりあえずカイザーフラッシャーは修復完了です。
これで、カイザー復活の目処はたちました。どういう風に話しに織り交ぜていくか、
それが俺の宿題です…。
「あの戦士は既にギアロとの交戦経験があるようだな・・・」
ピグマ星人はモニターの向こうで戦う、ギアロとリュウラを見ながら呟いた
実際、ギアロは押されている
「ならば、別の者を向けるまでだ」
言って、ピグマ星人はイメージマターにイメージを送る
「暗黒の闇よりいでし魔王よ、異世界の戦士を切り殺してしまえ」
ピグマ星人の念で、KS地区の空に暗雲が立ち込める
やがてその暗雲の中から、かつて地球を侵略せんとした闇の魔王
ジャーク星人が姿をあらわした
一方、MD地区
広大な平原にて、バーンとオーニンの戦いは続いていた
金棒で吹っ飛ばされたバーンが大地に横たわる
既にカラータイマーは赤に変わり、動きも疲れを感じさせている
比べてオーニンはダイナミックキックを喰らったにもかかわらずほとんど登場した状態と変わっていない
彼の名誉のため説明させてもらうが、決してバーンが弱いのではない、複数のウルトラマンを同時に相手にできる、オーニンが強いのだ
なんとか立ち上がり、構えをとるバーン、だが、次にダイナミックキックなりタイマーフラッシャーなりを発射すれば、恐らくエネルギーは底をつくだろう
しかし、満身創痍のオーニンにタイマーフラシャーやダイナミックキックを放っても、倒せるかどうか疑わしい
一か八か、バーンがタイマーフラッシャーの構えを取った、その時だった
空の彼方から数十発のミサイルがオーニンに降り注ぎ爆発する
思わず怯むオーニン
その一瞬の隙に、バーンはオーニンの無防備な体にタイマーフラッシャーを発射した
もろにタイマーフラッシャーを喰らったオーニンは断末魔と共に爆発する
戦いが終わり、膝をついたバーンが空を見ると、防衛軍の戦闘機が編隊を組んで飛んでいるのが見えた
(また地球人に助けられたな・・・)
そのままバーンは倒れ、意識を失う
オーニン、あっけなく倒しすぎたかも・・・
もしそうだったらすいません
>>179 >しかし、満身創痍のオーニンにタイマーフラシャーやダイナミックキックを放っても、倒せるかどうか疑わしい
「満身創痍の(バーンが)オーニンに〜」
ですよね?
イメージマターの地下施設。
「後少しなんだが・・・」
ウルトラマンイレイズの後ろには、等身大ガタストロンの屍の山が積み上げられている。だが、
まだ半分強の数のガタストロンが動力部を守っている。イレイズは正直立っているのも辛い。
カラータイマーの警告音はどんどん早まっていく。それでもよろよろと動力部に歩み寄ってくる。
「馬鹿な・・・もう全身ボロボロのはず! 何で貴様はそんな状態で戦えるのじゃ!?」
「判らんのか」
恐怖しているアーダイカにイレイズは言う。
「俺を突き動かしてくれるものが・・・今他の場所でも命がけで戦っている、魂の兄弟達との
絆があるからだ」
その辺がインサートされていく。
捨て身で強敵を倒し、力尽きて倒れているバーンや宮野。
ギアロを相手にしているリュウラの戦いを懸命に見届けている鈴木。その現場にカイザーフラッシャーを
届けるためにバイクを飛ばす真悟。
イレイズに現場が見えているわけではないが、彼らの奮闘振りはウルトラの魂に直接伝わってくる。
(フレンズの皆さんは・・・そもそも本編の流れを読み間違えてるのでちょっとフォロー出来ません。
次頑張ってください)
「お前にはそれがあるのか」
「何・・・!?」
動揺するアーダイカ。
イレイズの語りをうざく感じたピグマ星人は、声を地下に送る。
「戯言に一々耳を傾けるな、アーダイカ。さっさとそいつを始末しろ。獄中から出してやった恩を忘れた
わけではあるまいな。少しは役に立て」
居丈高に言われ、アーダイカのプライドが容赦なく傷つけられる。へこんでいる彼にイレイズは続ける。
「このままここにいたら、ずっとあいつにコケにされっぱなしだぞ」
「な・・・何を」
「それより、俺達のところへ来ないか。多分、宇宙百万石への道が余程近くなるぞ。誰も見下したり傷つけたり
しなくても・・・」
そこまで言ったところで、イレイズは突然の砲撃を食らい、吹っ飛ばされて転がった。
何事かと見回したアーダイカは、今の攻撃を手下のエゴチが行ったのだとやっと気付く。エゴチは、
ピグマ星人に与えられたバズーカ砲を抱えている。
「焼きが回ったようですな、アーダイカ様」
「何・・・何だエゴチ、わしに向かってその口の聞き様は!?」
「私はもっと高みを目指すのです。あなたは何時までもどん底で這いずっておられればよろしい。へっへっへ」
ガタストロンの軍団も、エゴチの周りに集まってくる。愕然とするアーダイカ。
一方、イレイズはまだ立ち上がる。最後の力を振り絞って。襲い掛かるガタストロンの群れに殴られ蹴られて
吹っ飛ばされつつ、その衝撃を使って少しずつ移動し、機を伺っている。
ある足場を確保したところで、
「往生際の悪い!」
エゴチがバズーカを撃つ。爆発でイレイズは又高く飛ばされる。だが、彼はそのタイミングを待っていた。
飛ばされる瞬間、力の入れ加減を調整し、動力炉の中枢部へ飛ぶ。
(魂の兄弟達よ、俺はお前達を信じる。お前達も、俺を信じてくれ!)
爆風の勢いを乗せ、イレイズはバリアブレスソードを突き出し、動力炉の制御装置にソードの先端からぶつかり、
更に全体重も乗せて身体もぶつけ、破壊した。
エゴチ「ああっ、しまった!?」
動力炉が一斉にショートを起こし、停止していく。あちこちで爆発も連鎖し、ガタストロン達が次々巻き込まれる。
エゴチ「おのれ・・・!」
全滅する前にエゴチはガタストロン軍団を引き上げ、イメージマターへ撤収。
置き去りにされたアーダイカは悲鳴を上げて逃げ回っている。
(江口博士の救出まではちょっと無理か・・・皆、後は頼むぞ)
動力炉上部から落ちてきたイレイズは、床に叩きつけられ、力尽きた。
戻ったエゴチから報告を受けるピグマ星人。
「少々面倒なことになったが・・・まあいい。ならば、代わりの動力源を探すまでだ」
巨大なイメージマターが研究施設跡から分離、浮上。そして轟音を立ててゆっくりと反重力飛行。次の動力源を
求めて移動を開始した。
今回はここまで。イメージマターを何処に移動させるかは任せます。
隼人は圧倒されていた。その蒼き巨人、リュウラは徹底的に攻撃に特化した戦闘スタイルをとる。そこには慈悲の欠片も感じられない。
が、当のリュウラは以前のギアロと少々勝手が違うことが気になっていた。
リュウラの世界に比べ、この世界は非常に恵まれた物質文明を誇っているということは、そこに発生する欲望もまた大きい。
物質的な欲望に支配された死者の怨念、それがギアロを活性化させているようだ。
「その欲望なら…俺が断ち切ってやる。」
ギアロの放つ火炎弾をドラゴンフィールドで跳ね返し、更にその背に乗る。
そのままギアロに突進し、シャイニングヴァイパーを振るう!
「突撃龍光牙ドラゴンシャイニングヴァイパー」である。ウルトラマンにしか視覚できない超光速の一太刀。
ギアロは、一瞬のうちに消滅した。隼人はまたも圧倒されていた。その蒼き巨人の闘い方が余りにも自分達と違いすぎるから、というだけではない。
リュウラはギアロを物理的に切断しただけではない。己の剣に込めた「断ち切る」という念で、ギアロの邪悪なる魂と、吸収された死者達の欲望。その繋がりをも切断したのだ。
その勝利を見、隼人は、カイザーは思う。
「ウルトラマンの光線は、標的を破壊するだけの武器じゃない。正義や怒りを込め、必ず悪を打ち砕くという、ウルトラマンの魂の奔流なんだ!」
自分の最強必殺技メテオスペシウムは、伝説の勇者に伝授された誇り高き技である。スペシウムの名を汚すわけにはいかない。
隼人は、己の魂を乗せたメテオスペシウムで今度こそ勝利を手にすることを誓うのだった。
ギアロの断末魔の声を背に聞きながら、リュウラは心の中で呟く。
「この技…ジンのままでも使えたのか…」
と、そのリュウラを一条の光線が襲った!そこにいたのは…
「魔王、ジャーク星人!」
かつてミラクルを生命の危機にまで陥れた強敵…
「邪悪聖人か。魔王に相応しい倒錯した名だな。」
どこまでも軽口を叩くリュウラ。だが、その動きには先ほどのようなキレが無い。
敵の放った邪悪破壊光線は、リュウラにかなりの深手を負わせていたのだ。
高速で蹴りを連発し、何とかジャーク星人を牽制するリュウラ。辛うじて戦況を好転させていく。
が…ピグマ星人は尚も刺客を送り込む。それは、オーニンとガタストロン達の怨念。
これをジャーク星人の魔力でKS地区へ召喚する。その怨念に喰らいつく、ギアロの邪悪な魂。
そしてギアロは、ハガネギアロと化して再生する!
ハガネギアロの鎖鎌で更なる痛手を負うリュウラに、ジャーク星人が邪悪破壊光線を照射する。
「これでは…リュウラ兄さんに勝ち目は…」
隼人の心に生まれたのは、恐怖か。
「なぁハヤト、お前は何故闘うんだ?」
突如、リュウラの、ヒスイの意思が語りかける。
「ひょっとして地球と人類を自分の手で守り抜こうとでも思ってるんじゃないのか?」
当然だ。それがウルトラマンの使命である。だが、ヒスイはそれを否定する。
「お前一人で守れるものなんて、限られてる。お前が、真に守りたいものは何なんだ?」
少なくとも、目の前で傷だらけになるリュウラ自身地球の、美しい景色。そして、防衛軍の仲間達。
「難しい事は考えるな。守りたい奴が一人でもいるなら、命を捨ててソイツを守る。だから俺たちは闘う。そうは、思わないか?」
そう言いつつも、リュウラは見る間に弱体化してゆく…そこに、ボロボロになったバイクが現れた。
「たく…酷い道だな。カイザー、約束のモンだ。異世界の兄、リュウラを助けてやれ!」
バイクの男、大和真悟は、隼人にカイザーフラッシャーを手渡した!
「少なくとも、目の前で傷だらけになるリュウラ自身。地球の、美しい景色。そして、防衛軍の仲間達」
です。ごめんなさい。劇場版は今回ここまでです。ちょっと真悟があっさり到着しすぎた気はします。
では。
188 :
158:2006/09/20(水) 12:03:14 ID:Y/Jg8XcH0
sageを忘れていてすみません・・・
>>158の「ウルトラマン+魔女っ娘」の思いついた基本設定を幾つか書き込んでおきます。
仮題「ウルトラマージステラ」
あらすじ、
ある日M78星雲のプリンス(ユリアンの弟)の花嫁を決める、
お見合いダンスパーティがウルトラの星で開かれた。
そこに出席した宇宙に幾つかあるウルトラの星(M78・L66・U40など)の一つ、
おとめ座のM87のプリンセス「ステラ(仮)」は「まだ結婚なんて…」
といまいち乗り気ではない。
そんな時、そのプリンスがバルタン星人たちにさらわれる事態が発生!
大宇宙警備隊のおかげで即解決…と思ったら、なんとプリンスはドサクサに紛れ、
前からあこがれていた地球に逃亡。
これについてウルトラの星では強制的に連れ戻す案もあったが最終的に
「彼が自発的に星に帰るようにしなければだめだ。」
と考え、説得役として花嫁候補たちを地球に向かわせる。
乗り気ではなかったステラも、弟のことを心配するユリアンのたのみと、
自分も地球に行きたい願いがあったため、「星野マコ(仮)」
という地球人に変身して地球に向かうのであった。
否定するわけじゃないが、男らしさ溢れるオリトラスレには
合わない気がする。てかウルトラマンじゃなくていいもん、それ。
とにかく微妙。
190 :
バースト作者:2006/09/20(水) 12:38:10 ID:SP4CVj5a0
>>188 キッズやアニメちゃんやM7.8劇場みたいに、試験的に今回の劇場版と併映で
一編だけ・・・とか? まあ今のところ私はちょっと書く余裕ないですが。
このスレ初めて来るんですが、自分が思いついたオリジナルウルトラマンの企画とか
書いてみてもいいんでしょうか?
第二十章 霊鳥、強襲!
高位闘神仙ラゴウ、猛火邪仙カガチ、ウルトラマンカルラ 発現
関西省古都郷、奈良県。日本帝国人民の信仰の総本山。そこに、神が手を伸ばし始めていた。その神の姿を見た者達は次々と暴れ始める…
神は、ラゴウはほくそ笑む。
(見ろ、白虎、朱雀、玄武。お前達は俺には勝てない。残念だな?青龍がいなくて。)
カンナがレイハから姿を消し、既に三日。ゴジョウは他部署にカンナ捜索の要請を出したというが、ゴジョウの正体が分からない今、彼女にカンナを任せるのは余りに危険だ。
そのカンナは、日本帝国鉄道の京都駅にいた。そこから汽車を乗り換え、自分が生まれたと思しき出雲に向かおうとしていたのだ。売店で買ったミカンをぶら下げ汽車を待つカンナに一人の青年が話しかけてきた。
「出雲に行くの?」
そりゃ出雲行きの乗り場で待ってますから。
青年ではあるが、顔立ちは幼い。また一挙一動が上品である。十代後半にも、二十代後半にも見える。凛々しい顔立ちながら未成年でおつむ六歳児並のカンナとは対照的である。
「僕はアサギ。良かったら出雲までご一緒させてくれない?」
「アサギさんですね。じゃアサギさん、今ここでわたしを殺した方が手っ取り早くなくないですか?」
カンナは瞬時に気付いた。彼の邪悪な本性に。彼の美しい笑顔は作り物。その心中はカンナへの殺意に満ちている。そこに、
「よく分かったわねカンナちゃん、あとでいいこいいこしてあげるわ」
突如出現、異常な宣言を行う女…私服だが…
「大宰!何でココに?」
ゴジョウは笑顔でレイバンガ(銃)をぶっ放し、駅をパニック状態にするやカンナを奪い返す。そしてドサクサに紛れ、別の列車に乗り込む。
「出雲に行きたかったんですけど…」
「出雲には出雲大社があるでしょ?その内宮は高位の神々が棲む地と霊的に繋がっているの。だから出雲では、神々が罠を仕掛けやすい。貴女を殺すための罠を、ね。」
「でも、今からドコ行くんですか?」
「奈良」
レイハは大混乱であった。カンナはおろかゴジョウも
「ちょっと遠出してくるわ」
の一言だけ残し、レイハを去ってしまったのだ。フナトが臨時指揮官となるが、部下もヒスイ、ユリノ、ヘキだけである。その時、軍日本基地関西省支部より支援要請があった。
奈良で多くの民が暴力、窃盗、殺人を繰り返しているという。古都、奈良は東大寺と春日大社によって二重に保護された平和な土地である。これまで大きな事件が発生したという報告は一度もない。
その奈良で、民が血に飢えているというのか…
レイハは全員…と言っても四人で…調査に向かう。地上から調査活動を行うレイハ。だがそこに、伊勢で粉砕された猛火邪仙カガチが現れた!急ぎヒスイはリュウラに転化。
カガチは春日大社の神力、東大寺の仏気に邪魔され、思うように動けないようだ。これならジンのままで倒せる。シャイニングヴァイパーを伸ばすリュウラ、そのリュウラを何者かの光線が狙撃した!
そこに立っていたのは、黒い巨人。
「貴様…ウルトラマンか?」
「邪仙、僕の邪魔をしないでよ。」
黒い巨人は右腰に手をやる。と、その手に光が集束、両刃の短剣と化す。高速でこの短剣を振るい、カガチを切る、突く、薙ぐ!更にその切っ先から半円状の光の刃が発射される。
ラセツがハデスヴァジュラから放つものと同じ、霊光閃ソードスパークルだ。この直撃にダウンしたカガチ。
黒い巨人は短剣に力を込める…と、その両端が伸び、巨人の身長をも上回る光の長ヤリとなった。これを高速で回転させる黒い巨人。その体から発せられる雷がヤリに集中してゆく。
巨人の手から投げられた雷のヤリはカガチを貫き、体内から一気に放電、これを粉砕するのだった。
黒い巨人に近寄るリュウラ、だが龍がヒスイの意識に警告を発する。
「すぐ逃げろ」と。
黒い巨人は両手にエネルギーを蓄積し、リュウラを待ち受けている…危険を感じたリュウラはショットスパークルで黒い巨人を牽制、その隙にヒスイの姿に戻り、巨人をやり過ごす。
「龍よ、どういうことだ?あの黒い巨人は…」
「ウルトラマンカルラ。鳥神ガルーダの力を持つウルトラマン。そして、先代のリュウラ…カンナの母親の仇でもある。」
194 :
バースト作者:2006/09/20(水) 13:52:27 ID:SP4CVj5a0
>>191 いいんじゃないでしょうか。実際に書く人間が現われないことには
作品にはならないというだけで。
一方、炎に高位の神々が照らし出される暗闇。そこにラセツ、クラマ ミウがいた。彼女と対峙しているのは甲冑を持つ神、ラゴウ。
「困るんだよマジで。君は俺達神々に仕える立場。その君に俺達の邪魔されるとさ…」
「…」
「とにかくさ、俺の奈良での計画、手出ししないで欲しいんだ。君はウルトラマンで、俺達にはカルラがいる。
お母さんみたいな死に方、嫌だろ?何のために自分が鬼神と融合し、ラセツになったか。よく考えてみ。」
レイハは黒い巨人、カルラを気にしつつも調査を再開する。傷害事件を起こした男の記憶を調べるユリノ。
その記憶にあったのは、夜の平城に立つ巨大生物…ラゴウ!
事件を起こした者は全員ラゴウを見ていた。奴から、凶暴化する呪いをかけられたようだ。
そしてヘキは、基地から携えてきた旧暦の資料をあたる。
…あった。旧暦の遺した写真にラゴウが写っていたのだ。
しかもそれは、最終戦争の開戦直前に撮られたものである。
では…旧暦の最終戦争はラゴウの呪いによって引き起こされたものなのか?
今回の民の凶暴化はその再現…再び人類を自滅させるつもりか…
(ラゴウを倒すのは構わんが)
龍が言う。
(カルラの放つ光だけは浴びるでないぞ。奴の光はウルトラマン…つまり神とニンゲンの融合した姿…に影響を与える。ウルトラマンの中の『神』と『ニンゲン』の繋がりを遮断してしまうのだ。)
(だからカンナの母親は力を発揮できなくなり、カルラに殺されたのか…なあ龍よ、俺達はカルラと、ラゴウを倒せるのか?)
(力を生むは、意思と絆だ。)
そのころ、ゴジョウとカンナは春日大社に向かっていた。
「春日大社に、何があるんですか?」
「リュウラに真の力を発揮させるカギ。カンナちゃんも、ラゴウの強さを見たでしょ?
今のリュウラはまだ、龍の力を完全に発揮できてるわけじゃないの。だから、龍の力を全解放させるために…」
「ホントの目的は何なんですか?ゴジョウホノカ。」
カンナはいつの間にか奪ったゴジョウのレイバンガを彼女に向ける。
「クロサキって人に引き渡すために、私を部下にしたんですよね?」
「ねぇカンナちゃん、貴女の誕生日はね、旧暦の最終戦争の真っ只中なの」
驚くカンナ、そこにあの美しい青年、アサギが現れた。
「ゴジョウさん、あまり刺激するものではない。こんな忌み子…化け物に殺されては死んでも死に切れませんからね。」
「化け物とは、言ってくれるな。」
アサギの後頭部にレイエンキュウが突きつけられた。ヒスイだ!
「貴様、ラゴウの人間体か?」
「ラゴウは忙しいのです。君達のように下等なニンゲンを滅ぼすためにね。君の相手は、僕がしましょう。」
アサギはヒスイを振りほどくと、右手を高く掲げ、言霊を紡ぐ!
「君が宿主、鞍馬浅黄尊(クラマノアサギノミコト)の名において命ずる。翼、雷、和合すべし。出でよ、カルラ!」
アサギの手に集束した光が、ハンドガード部に鏡を備えた両刃の短剣「翼雷鏡サンダーボルトクロー」へ変る。
鏡に一瞬己の姿を映し、即座に右腰に添える。アサギの全身を光の稲妻が包み、彼は鳥神ガルーダへ転化、
さらに空中で、黒き巨人、ウルトラマンカルラの姿を現した!
カルラは右腰から、光で形成された両刃の短剣「翼光牙セントラルクロー」を発生させ、
切っ先からソードスパークルを放ちゴジョウ、ヒスイ、カンナを襲う。
このままでは春日大社が…ヒスイはカルラに突進しようとするが…
「勝ち目は無いわよ」
ゴジョウが制止する。ヒスイはゴジョウを振り向き…言う。
「やはり知っていたんですね。」
カンナは何のことだかよく分からない。が、ヒスイが自分を守るために無理しようとしていることだけは分かる。
「マミヤさん…わたしはだいじょぶです…ミカヅチのとき見ましたよね?わたしは神を無くすもの…人間じゃないですから。」
「どうも自分が人間じゃないことが苦痛らしいが。」
ヒスイは、カンナに硬い微笑を向ける。
「泣くな。君と同じだ。俺も、普通じゃない。」
カンナはその言葉の意味をすぐには理解し得なかった。だがヒスイは、既に決意を固めていた。
今すぐカルラを止めなければ春日大社とその神壁が危うい。自分が物陰に身を隠す暇もない。
ならば、今ここで転化する他ない。人間を、カンナを守るために。
「大宰、クロサキの件は別の機会にお聞きします。…カンナ…見ていろ…
君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし。出でよ、リュウラ!」
カンナにとってそれは余りに予想外の事態であった。ヒスイが、龍、そしてウルトラマンリュウラへ変ったのだ!
「マミヤさんが…リュウラ?」
目撃者がゴジョウとカンナの二人だけだったのは幸いだったかもしれない。
セントラルクローを振るい、リュウラに飛びかかるカルラ。リュウラは空中戦を挑む!
両者のショットスパークルが激突、カルラのパンチ、リュウラのキックが交差、
放たれるソードスパークルをシャイニングヴァイパーが払う。ここまでは互角。だが、リュウラにはまだ奥の手がある。
空中で対峙するリュウラに対し、カルラはセントラルクローの両端を伸ばし光の長ヤリへ変化、それを回転させ、雷の気を集束、投げつける。
これがカルラの必殺技「裁邪翼光槍セントラルスティンガー」である。これに対し、リュウラはゲキに変身、裁邪龍光弾シャイニングボムを発射する。
激突するシャイニングボムとセントラルスティンガー。
だが、威力はシャイニングボムの方が勝っている。セントラルスティンガーを相殺した余波でもカルラに深手を負わせるには十分な威力なのだ。
あっさり墜落するカルラ。と、そこに邪悪な神気が現れた。
ラゴウだ。
「貴様…貴様が旧暦の文明を滅ぼしたのか…」
「勘違いするな、俺はキッカケを作っただけ。争い合い、滅びたのは、ニンゲン自身だ。」
「神が言い訳をするな…」
リュウラはシャイニングボムを放つ、放つ!五発に及ぶ光弾がラゴウを襲う。
それらを防いでいる間にリュウラは龍光壁ドラゴンフィールドを展開、そこから突撃龍光牙ドラゴンシャイニングヴァイパーを繰り出す。
この一太刀でラゴウの胸に深手を負わせ、振り向きざまシャイニングボムをもう三発叩きつける!
が…その攻撃さえ決定打にはなり得なかった。最後の一発はラゴウに投げ返される。
こにカルラの裁邪翼光槍セントラルスティンガーも炸裂、リュウラのカラータイマーが激しく明滅する!
ラゴウは更に雷撃でリュウラを攻める。限界に達するリュウラ…
そこにカルラが両手を交差し、光線を浴びせる!
ついにリュウラはヒスイの姿に戻ってしまう。その上、アクアアイも輝かない!
「カルラの…光…俺は…龍の力を…封じられたのか…」
意識を失うヒスイ。ゴジョウ、カンナの呼びかけにも答えない。そこにレイヒュウゴ、レイカイオウが到着、攻撃を開始する。
しかし、敵の一体はウルトラマン、もう一体はシャイニングボム八連射に耐える強敵である。全くダメージを与えられない…
が、ラゴウはカンナの覚醒を恐れ、カルラを連れて一旦引き揚げる。
医院で眠るヒスイを見守るゴジョウとカンナ。ゴジョウはカンナに話し始める。
「私やクロサキ、さっきのアサギ、クラマミウ、そして貴女は『光の一族』の人間。
私達は次元の狭間に存在する『神山』に住み、古来から宇宙の摂理を司る高位の神々に仕えて生きてきた。
だから旧暦の戦火がどんなに拡がっても、『神山』で神に仕えている限り安全だった。
でも…その山を降りた女がいた。それがカンナちゃん、貴女のお母様。」
舞台は変る。
周囲の木々が鏡のように映る湖。老人が、一人の女性を引きとめている。が、女性はそれを振りほどく。
「待て!お前は龍神の意を測る重要な存在ではないか!」
「私は山を降ります。行かせて下さい。戦火から、一人でも多くの民を救いたいのです。
娘は、カンナたちは私が連れてゆきます。一族に、龍神のご加護を…」
ここは旧暦。カンナの母親、天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)は戦火にあえぐ民を見過ごせず、山を降りた。
民を襲う兵器、人間を滅ぼそうとする邪仙、そして神々を倒すため、彼女はたった一人、言霊をつむいでいた。
「君が宿主、天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)の名において命ずる。龍、明、和合すべし。出でよ、リュウラ!」
ヒスイは医院で眼を覚まし、何度も何度もアクアアイを召喚する。だが、全く輝こうとしない…
「龍よ、もう変れないのか?」
「変れぬ」
「何故アンタはいつも力を全開しないんだ?アンタの力が大きすぎて俺の体が崩壊するんだったか…俺は構わんと言っているのに。」
「我は、かつてミヤビを救えなかった…故に、な。」
隣の部屋から、ずっとカンナの嗚咽が聞こえてくる。やはり隠しているべきではなかったか…
「「龍よ、アンタ、ガンロンの時に言ってたよな…カンナは俺にとってどんな存在なんだって…俺は、どうすればいい?」
ゴジョウは春日大社の内宮の更に奥深くにいた。そこには、奇妙な空間が拡がっている。構わず歩みを進めるゴジョウ。その暗闇に浮かび上がったのは、白虎、朱雀、玄武…
続く
>>194 分かりました、とりあえず書くだけ書いてみます
余力があるなら自分で話も書きます
>>191 ここはみんな真面目にウルトラを書いているスレです
だから作品を最終回までしっかり書き続ける自信があり
ウルトラマンの基盤をぶっ壊すようなことをしなければ
いいんじゃないでしょうか?と、普段はROMってる
俺が言ってみる…。
次回予告
古都に集う防人達。神を裏切る羅刹女。少女は愛する者を守るため、己の過去に向き合う。
龍神の光よ、蘇るのだ!
次回ウルトラマンリュウラ 第二十一章「コウ」
リュウラ学
視聴者プレゼントで潰れました。
ええ、劇場版を除けば、リュウラ初の敗北です。文章は完成していますが、
今回の奴でさえ濃いのに更に濃厚なので、また別の機会に投下いたします。
>>191 リュウラ著者と申します。神道と道教が混ぜこぜになったよく分からん世界観で作品を作ってます。
203 :
バースト作者:2006/09/20(水) 14:10:56 ID:SP4CVj5a0
>>202-203 ご丁寧にどうもありがとうございます
とりあえずまだ固まっておらず、あらすじを書くとこんな感じです
○タイトル「ウルトラマンツイスト」
あらすじ
異次元から来た怪獣に襲われ、地球は危機に瀕していた
次元管理を司るウルトラの一族(M78星雲や光の国とは関係なし)は、地球を守護する
者として戦士「ツイスト」を地球に派遣することにする
だがツイストは地球人の傲慢さや身勝手さを見下していて、守る気がなかった
一方、地球では対怪獣特別チームが結成された。主人公「春日皆人(かすがみなと)」は
そのチームの一員で、心優しい熱血漢、ただし頑固な一面もある青年だった
彼はふとしたことからツイストに出会い、宿主として共存することを受諾する。異次元人の
ウルトラの一族は、三次元で具体化するには三次元人の生命力を必要とするのだ
皆人の生命力とツイストの力が融合した時、英雄ウルトラマンツイストが誕生する
人間を信用しないツイストを皆人が説得しながら、二人で怪獣や異次元人に立ち向かっていく
物語。二人のやりとりが主軸となる
ウルトラマンが人間くさく喋るということで、
>>201の「基盤」に抵触するかもしれません
ツイストと皆人に関しては、古いですが「うしおととら」みたいな感じで
また、これ以外のデータなどは今の所全然考えていません
205 :
バースト作者:2006/09/20(水) 14:50:18 ID:SP4CVj5a0
>>204 いいんじゃないかと思います。そんなに抵触はしてないでしょう。原典の
初代マンもセブンも最初は地球防衛の使命を負っていたわけじゃないし、
ここでもリュウラさんとこの龍様は自主的には人類を守ろうとは思ってないようだし。
というか、個人的には好みの設定です。うしとらも一応知ってるし。
206 :
フレンズ作者:2006/09/20(水) 15:46:35 ID:hvC8GLpe0
14話「ウォータやられる!」棍棒宇宙人オーニン改登場
水野は、今頃宇宙人などが出ない時に、「平和だなー。」と、歩いていた。
その時、ウォータが、「ん?そこに棍棒持った男がいるぞ?」といい、水野が
そこをみて、「ホントだn・・・んなやついねーよ!行くぞ!ウォータ!」と変身!
だが等身大のままである。そしてその棍棒持った男に、「あんた地球人?」と聞くと、
男「見つけたぞウォータ!恨み晴らしてやる!」と、オーニンの姿になり、巨大化した。
ウォータ「等身大で地球人に変身するまではいいけど、棍棒何時までも持っとくか!?」
そういって、ウォータも巨大化!
207 :
フレンズ作者:2006/09/20(水) 15:59:52 ID:hvC8GLpe0
そして素早く背後に行き、攻撃を食らわせようとするが、相手に光線で、吹き飛ばされてしまう。
その後、ずーっと前、エレキと言うウルトラマンが、ウエから攻撃したのを真似し、
上から攻撃しても、動きが読まれ、跳ね返されてしまう。
そして、オーニンが近づいてきて、もはやこれまでかと思った瞬間、ウォータは時空のハザマに
飲み込まれてしまった!果たして、ウォータは無事なのか?行った先とは?続く。
「ウォータが行った先は、修行場らしい。次回ウォータパワーアップ!オーニン改登場!」
>みなさま
劇場版が盛り上がってまいりましたね!
本当におつかれさまです。
そろそろ終盤にさしかかってきたと思われますので、非常に楽しみです。
自分が進めました、宮野がぶっ倒れたシーンの続きは、なかなか思い浮かばないのですが、
「ウルトラバクハツの衝撃によって、一瞬時空空間が割れ、フレンズ達がタイムスリップしてしまった!」
ということで、フレンズがこれから登場するということでよろしいでしょうか?
万が一、これでも辻褄が合わない場合は、フレンズ作者様自身が解説して頂けるとさいわいです。
209 :
バースト作者:2006/09/20(水) 16:50:41 ID:SP4CVj5a0
>>208 いいんじゃないかと。流石にあのミスはちょっと修復が聞かないっぽいので。
本当はご本人が説明するのが一番いいんでしょうが。
>>209 ありがとうございます。
それでは、フレンズ作者様、このような形でよろしいかのご判断をお願い致します。
『次回予告』
新しいウルトラマン、「ウルトラマンピース」。
10月放送予定。お楽しみに。
それでは、橋本隊員主役話・小野隊員主役話に続いて今回は水野隊員主役話をどうぞ・・・
第45話「夢・・・。現実・・・。」夢想怪獣バッドレス登場
夢で見たことが現実に起きる「正夢」。
そんな夢の悲劇を守ることはできるのか。。
水野隊員は夢を見た・・・。 それは美しい女性とすれ違う夢である。
見惚れてしまい、後姿をついついジッと見てしまう。
そんな夢を見終えて、朝になり目が覚める。
水野「うわぁ〜。」大きなあくびである。水野「それにしても美しい女性だlったなー。」
そういって、基地へ出勤する水野隊員。
すると、なんと歩道橋にて夢の中ですれ違った女性と現実にすれ違ったではないか。
夢と同じように見惚れる水野。「どこかで見たことあるな〜・・・。あ!あの夢の!」
と驚くも、時間がないため急いで走る。その急ぐ姿を逆に女性が見ていた。
この日は大した怪奇現象もないため、パトロール程度で仕事が終わったため、夕方に帰宅。
水野「まさかあの夢の女性と出会うなんてな〜・・・」と思い、また深い眠りについた。
するとまたあの女性がいるではないか。「助けてください・・・怪獣が現れたんです!」と、
隊員服姿の水野に救助を求める。 そして水野は急いでレーザーガンを手にして走るも、
怪獣は既に消えていた。
また目が覚める水野だが、これは何かあると思い他の隊員に、
水野「怪獣が現れるはずです!すぐに出動しましょう」というが、探知機にもこれっぽっちも
反応せず、また夢の話だろとみんなに否定されてしまった。
だがパトロール中に、またあの夢と同じことが起きたのだ。
その女性が助けを求めている・・・。すぐさま怪獣退治に向かうが、怪獣は居なかった。
水野「いったい何があったんですか?」
女性「私、怪獣に追われる夢を・・・。そして今本当に。。でも信じてくれませんよね」
水野「いえ!僕は信じますよ。怪獣、必ず見つけ出して倒してみせましょう」
そういって、基地に連絡を取るが、怪獣の反応が全く無かったため、またも否定されてしまう。
また自宅で落ち込む水野。でもコレは正夢・・いや、夢想かもしれない。何かを伝えているのかも。
そう思った水野は再び眠りにつく。
すると夕方6時に、岩真山が崩れ落ちて怪獣が出現した!!
退治しようと一人で奮闘するが、あの女性が怪獣に踏み潰されて殺されてしまった・・・・。
これで夢が終わってしまった。
だが水野は、これも現実に起きてしまうのでは・・・っと、焦り夢を変えるべく、怪獣を倒して
女性を守り抜く決心をした。
水野「今日、夕方の6時に怪獣が出るんです!」
橋本「また夢の話かい?水野隊員、少しは落ち着きましょうよ」
水野「でもコレまでの出来事は現実に起きているんだ。」
挽地「たまたまだって。」
宮野「僕も正夢はよくありますよ。きっと、怪獣が稀に登場するようになっちゃったから、
そういう夢を見るようになっちゃったんですって」
水野「もういい!俺一人でレッドボーグを飛ばす!」そういって、一人で出動してしまった。
田辺「待て水野!勝手な行動は許さんぞ!」だが既に遅かった。
一人で岩真山を攻撃する水野。徐々に崩れ始め、ついに本当に怪獣が出現!
レーダーに反応しないという、脅威の怪獣であった!
逃げまわる人々。そこにあの女性もやはりいた。上陸して非難させる水野。
女性「あなた・・・やはりあの方。。」
水野「え?!僕を知っているんですか?」
女性「はい。夢で何度かあなたを見かけたのです。そして今、こうして私を助けてくれようとするのですが、
最後に私は死んでしまって・・・。」
水野「あなたも僕の夢を見ていたんですね。実は僕も逆であなたを夢で・・・。いや、こうして話している場合じゃない。
いますぐ逃げましょう」だが、もう無理よと諦める女性。
しかし水野はビンタ一発!
水野「それは、あなたが夢に惑わされているだけなんです。夢が全て現実になんてなりやしない!
今にわかります。僕があなたを守って見せます。」そういって、レッドボーグに乗せる水野。
そのレッドボーグで、怪獣に集中攻撃!
他の隊員も、事態を聞きつけて、水野に謝って攻撃を開始する。
だが水野と女性の乗ったレッドボーグは、怪獣の火炎で燃え上がり、墜落しそうになってしまう。
この事態を見た宮野は、レッドソウルが降りて変身する。
そして無事救出!だが水野は「待ってくれよ、ミラクル。怪獣は俺が倒すんだ!邪魔しないでくれ!」
そんな意見を言う水野だが、ここは耐えて女性を非難させた。
そしてミラクルは怪獣を圧倒し、スパイラル光線!そのまま崩れ落ちる怪獣。
するとミラクルは、水野隊員に「とどめは君が刺すのだ」と指示する。
笑顔でうなづいた水野はレーザーガンを連射して、怪獣を見事撃破した。
最後にあの女性は「本当にありがとうございました。そして・・・私はあそこへ帰らなければなりません。」
水野「あそこって・・・いったい?」
女性「私は、宇宙の星から生まれた、ヒスター星人なのです。そしてあの怪獣に追われて逃げていたのです。
そして水野さんの夢に出て助けをもとめたのです。」
水野「そうだったのか・・・・。でも宇宙人と人間だって共存しあう権利はある!
だからいつでも遊びに来てくれ!俺は待ってる。」
そういって、ヒスター星人を見送った・・。
未来は定められていない。こうして平和を守れたのだから。
これからも頑張れ、水野隊員!
次回
第46話:放送順未定・製作中。
45話は、急遽放送内容が変更となった作品ですので、
かなり手抜きとなっております。
本当はちゃんと、なぜ夢に出てきたのかなどをストーリーに
織り交ぜたかったのですが、このような形になってしまい、すみません。
水野隊員初の主役回となりました。
それと、公式に反映する際に、登場怪獣に追加し忘れた「ヒスター星人」を追加致します。
名前の由来は、「非難」する「星の宇宙人」からです。
>リュウラ作者様
リュウラの敗北はそういえば初だったんですね。
やはり、どのウルトラマンも必ず勝つというわけにはいかないんですね。
次回、期待しております。
>>191 待っておりました。
新参者様、新たなオリトラシリーズ期待しております。
6レスほど連続投稿してしまいすみません。
ひとまず退散致します。
216 :
フレンズ作者:2006/09/20(水) 17:39:44 ID:hvC8GLpe0
別にいいですよ。私は。後・・・私が書いた劇場版批判ばっかなので劇場版は
皆さんで作ってください。
>フレンズ作者様
批判というよりも、矛盾している点を解説してほしいだけですので、
製作をやめる事はありません。
ただしっかり作品に繋がるようにしていただければ何も問題はないですよ。
218 :
フレンズ作者:2006/09/20(水) 18:07:43 ID:hvC8GLpe0
解りました。私も特別編作って見ましょうか。
219 :
フレンズ作者:2006/09/20(水) 18:34:37 ID:hvC8GLpe0
フレンズの第2巻に収録してあるヒートの過去に関してのエピソードである。
「ヒートの悲しき思い出」ウルトラマンサンダー岩石怪獣ストーンザン
昔、フレンズが知り合う前、ヒートが警備隊学校に入る前の事だった。
ヒート「警備隊になるか、ハンターになるか、もう警備隊に入らずに地球に行くかな・・・」
と、歩いていると、ちょっと君、と呼ぶ声がしたので、「何だ?」とふりかえると、
サンダー「俺はサンダー。あと、崖まで来てるよ?」
ヒート「あ。ありがとう。俺はヒート。よろしくな。」
>>204 万が一、平成ライダーみたいなのだったらめちゃくちゃ叩いていたw
でも設定見て安心しました。ウルトラマンが人間嫌いというのは
斬新ですな。他の面は正統派ウルトラという感じなので安心して
見る事が出来そうです。
>>219 フレンズ世界にも警備隊あったんですか?今までの作品みると昭和との
繋がりはないみたいだし、別の警備隊ですかね?
…まあぶっちゃけて言うとフレンズは独立世界が似合うなと。
今までの作品見てそう思いました。だから時空を超えて
ミラクルとかに会うのはより燃える!みたいな
>>214 「非難」ではなく「避難」の間違いです。
すみません・・・
>フレンズ作者様
それと承諾ありがとうございます。
ただフレンズをどう活躍させるかが、まだ検討づいてないのですが、
「倒れている宮野のもとに、怪獣出現。そこへ先ほどの爆発で時空を超えたフレンズが!
1度ミラクルを見たことがある(フレンズ9話)フレンズ達は、助けるために戦うことに」
ということでよろしいでしょうか、みなさま。
そこから本編にさらにつなげるのは困難かもしれませんが、もしよろしければご返答の程よろしくお願いします。
もの凄い今更ながらですが
>>104 でバーンが人間体に戻ってたの見逃してました(読み直して気が付いた)
うわあ、やっちまった・・・
本当に今更ながらですが、ミラクル作者様申し訳ございません
>>222 いえいえ、全く気にしておりませんので、大丈夫です。
むしろこちらが勝手にバーンが倒れるという風に進めてしまいすみませんでした。
こちらに関しては、オーバー作者様のストーリーにそって公開致します。
224 :
リュウラ著者:2006/09/20(水) 21:08:15 ID:9ENFKMALO
私も今更なんですけど、ミラクル作者様、リュウラの必殺技更新ありがとうございます。ちなみにどっちのモードの技なのか明記してませんでした。ジンでも使えるというのは後付け設定だったのですが、ジンの技のトコロに入れてもらったのでラッキーでした。
>>224 おっと、これは、偶然にもゲキの欄に明記しておりました。
良かったです。
他に修正点がありましたら、ぜひご報告お願い致します。
すみません、間違えました。ゲキではなく、ジンの欄です。
>>138からの続き、
>>221を踏まえたうえでフォローしときます。
辛うじてシファンセス星人を倒し、そして力尽きて倒れている宮野。
その近くに、別の人物も倒れていた。四人の若い男達。
深手を負っている宮野より先に目を覚ます。
水野光「あれ? 何処、ここ?」
炎厚樹「知らねえよ。急に爆発が起こったと思ったら、なんか妙なとこに・・・」
木野広樹「ん? おい、俺達以外にもなんか人が倒れてるぞ」
水野「あ、本当だ。ひどい怪我じゃないか。おい、しっかりしろ」
三人の男は宮野に近寄って助け起こす。残りの一人、属晴夜はなんか
ぐずぐず渋っていたが、四人の中で唯一仲がいい水野が頼んだので
渋々宮野を助けるのを手伝った。人見知りな性分らしい。
この四人の正体、四人の光の巨人・ウルトラフレンズが、かつてウルトラマン
ミラクルと一度共闘していることを、此処にいる一同全員知らない。
前はウルトラマンに変身した状態でしか顔を合わせていないからである。
宮野のダメージは深く、中々目覚めない。四人は手当てしながら周辺状況を見ているうちに、
周りの街や野山が結構な惨状になっていることに気付いた。どうも複数の怪獣や
宇宙人によってこの事態は起こったらしい。
「となれば、放ってはおけないな」
「まあ俺らウルトラマンだし」
水野と木野はそう感じた。
赤い空間の中で、道城と光の会話は続いていた
道城「せっかく、せっかく、皆を守れるだけの力を得たと思ったのに・・・こんなに簡単に失ってしまうなんて」
光「しかし、ウルトラマンの力だけが、君の全てではないだろう?」
道城「でも、今の人類には一つでも多くのウルトラマンの力が必要・・・、いや・・・だが、俺がウルトラマンであり続ける必要って、あるんだろうか?」
言って、黙る道城
今までの人々の言葉が、彼の脳裏を横切る
「ウルトラマンなんかお呼びじゃねーんだよ」
「あなたは地球人としての限界を超えた力を手に入れてしまった、そんなあなたが哀れです」
「隊長はなぜ、ウルトラマンをあんなに警戒するんでしょうかね?ウルトラマンは無償で俺達を助けてくれるのに」
道城「ウルトラマンは俺だけじゃない、なら、俺がウルトラマンになる必要はあるのか?俺も人間だ、この力を正しい事にだけ使えるとも限らない・・・、なら、俺が、俺がウルトラマンに戻る必要はあるのか?」
自問自答する道城、しかし、答えは出ない
皆さんはどう思いますか?
道城はやはりこのまま人間としてやっていくべきなのでしょうか?
それとも、再びウルトラマンの力を得るべきなのでしょうか?
書いててわからなくなったので、皆様の意見を教えてください(下手な文ですいません)
229 :
バースト作者:2006/09/20(水) 22:12:28 ID:w4Mcy+xo0
コテ忘れてました。
まだフレンズは変身してません。とにかく、極力詳しい情報を出すのは避けて
淡々と書いてみました。フレンズの世界に関する情報がまとめスレを
読み直しても余りに少ないのでやむを得ないのです。ご勘弁を。
230 :
バースト作者:2006/09/20(水) 22:13:24 ID:w4Mcy+xo0
>>228 ちょっと待ってて下さい。なんか考えてから書きます。
多分、今道城が喋ってる「光」に関して責任がある身なので。
苦戦するリュウラと見守るしかない隼人の前に一人の男が現れた。
真悟「たく…酷い道だな。バイクがボロボロだぜ」
隼人「あなたは…さっきの…」
真悟「よっ。お前にこいつを届けに来た」
そう言うと真悟は修復が完了したカイザーフラッシャーを取り出し、隼人に渡した。
隼人「カイザーフラッシャー!これでみんなを助けにいける!!これを修復出来るということは
あなたともう一人の方は…!」
真悟「あいつはウルトラマンイレイズ、明野暁。そして俺は…大和真悟、ウルトラマンシグマ!!」
隼人「シグマ兄さんだったんですね!人間体で会うのは初めてだったので気付きませんでした」
真悟「そうだな。隼人!お喋りはここまでだ!俺達にはやることがある!!」
隼人「はいっ!!」
真悟「よし!行くぞ…シグマァァァ!!」
隼人はカイザーフラッシャーを、真悟はスパークスティックを掲げ、二人を光が包む
次の瞬間、エース顔のウルトラマンと若きウルトラマンがそそり立っていた。
シグマ「リクライン光線!」
シグマがそう叫ぶと、リュウラに向けて光線が発射された。リュウラの傷はみるみる治っていった。
シグマ「リュウラ、俺はこの類いの専門じゃないから完全ではないが、動けるようになったんじゃ
ないか?」
リュウラ「ああ、すまないな。カイザー、特訓の成果を見せてみろ!」
カイザー「ええ!今度は必ず勝って見せます!!」
三人のウルトラマンはファイティングポーズを取る
ジャーク星人「ミラクルの仲間、シグマにカイザーか!異世界のウルトラマンを
あと少しで倒せるところを邪魔しおって…!」
シグマ「住む世界は異なれど俺達は全員、同じ想いを持ったウルトラマンだ!仲間が
倒れたら誰かが起こし、道に迷えば道を標す!どんな時でも途切れない絆を
持っているんだ!!」
予定ではこのあと、ジャーク星人とハガネギアロと戦ってる最中に
ピグマ星人がサマナグ星人、バトルキングを再び召喚して三人はピンチに陥る
そこに…みたいな展開の予定でしたが上手くまとまらず…また宿題が出来た。
てか、リュウラ作者様、最後の台詞を上手く繋げられなかったです。
すみませんでした。あと真悟と隼人話してる時間が長いかも…。
だぁ〜みんなごめんなさい。
>>204 よろしくっす。正統派ウルトラのつもりでウルトラマンシグマ書いてる者です
では、
>>228より。
「判らん」
「わ・・・」
又それかと思う諸兄もおられるだろうが、
「無責任なのは重々承知だが、その問いに対して答えを出せるのは、恐らく
君自身しかいない。此処で俺が俺の主観で勝手に答えを出して下手にそれに
盲従したら、多分君は後悔するぞ」
「・・・それは判ってるんだが・・・」
苦悩を深める道城に、光は言葉を続ける。
「では、考え方を変えてみろ。『どうしなければならないか』ではなく、
君自身は『どうしたい』のだ?」
「・・・どうしたい・・・?」
「構わないから、君自身がどうしたいのか考えてみろ。君が大切と思う
もののために『戦わなければならない』のではなく、『戦いたい』のか否か。
多分もう少し楽な気分で、後悔しない答えが出せるはずだ。その後
どうなるかという結果は、必ず後からついてくる。騙されたと思ってやってみろ」
ガタストロンも生きてるようなので加えてみては?
>>204 挨拶送れて申し訳ありません
異色のつもりで書いてんのに、どうしても正統派ウルトラマンになってしまうオーバー作者です
近々ウルトラマンバーン完全版作るつもりです
どうかよろしく
>>235 ああ、しまった。ちゃんと確認しておいたのに。
俺もまだ甘い。
バーン完全版作るんですか?頑張ってください
237 :
ツイスト:2006/09/20(水) 23:49:01 ID:LUrc9I0B0
腹をくくって話も書こうかと、「ツイスト」の設定を考えました
ご意見などあればよろしくお願いします
○ウルトラマンツイスト
皆人とツイストが合体した姿。銀と赤の巨人で、ツイストの本来の姿そのまま
ベーシックなウルトラマンタイプだが、目がややつり目なのが特徴。身長48m、体重4万2000t。
必殺技
・パルスショット
左腕から出る放電攻撃。速射制が高く相手を痺れさせる事も可能だが、破壊力は低い
・ブラストレイ
右腕から出る熱光線。攻撃力が高いが、ややチャージ時間が必要
・クロスインパクト
パルスショットとブラストレイを交差させて撃つ最大必殺技。
※他にも技は出す予定
○CAM(Counter Army for Monster)
「キャム」と発音。その名の通り怪獣対策用の軍隊組織
チームをいくつか擁しており、「チーム・ブレイバー」は前線に立つ雛形部署の一つ
皆人はブレイバーの隊員で、父親がCAMの長官であるために配属されたと噂されている
本人はそんな親の七光りをコンプレックスに思い、自分の実力を示したいと思っている
他にも後方支援専門の「チーム・スナイパー」、装備品運搬専門の「チーム・バトラー」などがある
とりあえずはこんな感じで。隊員などはまたおいおい書きます
>>237 お父さんの設定が肝になりそうなので、見てみたいです。
ウルトラマンバースト 21 大きな英雄!?
培養獣王・ゴラース、強食怪獣・レッガー、鋏怪獣・シザーミ、掘削怪獣・グラボーラ、
蘇生怪獣・ネクロス 出現
ウルトラマンバーストとディアナは、怪獣シザーミとグラボーラを共同作戦で撃破したが、怪獣軍団の
リーダー・ゴラースは、仲間の蘇生怪獣・ネクロスを呼び、ネクロスは自身の超能力で二頭の死んだ怪獣を
復活させてしまった。敵が四頭に増え、防衛側は再び不利に。
ネクロスは更に念力を二人のウルトラマンに放射し、両者は思うように動けない。息を呑むN-BID・・・
雄叫びと共に現れた介入者。
怒りのレッガーがネクロスに跳び蹴りを放ってふっとばし、念力を乱した。自由の戻った二人のウルトラマンが
膝を付く。
『レッガー!?』
『よくもはめやがったな、ゴラース。お前の思い通りには行かさんから覚悟しろ!』
二頭の巨獣が吹き出しで会話する。ほのぼのした図に見えるが、言ってることは物騒だ。
『何を言い出すかと思えば』
ゴラースは相変わらず悪びれない。
『強いものが勝ち、弱いものは淘汰されるというのはお前の信条だったはずだろう、レッガー。俺様の強さが
力だけでなく、策略においてもお前より優れていただけの話だ。悔しかったらお前も俺様を騙して出し抜けばいい。
それだけの知恵がお前にあるかは怪しいがな』
『何い・・・!!』
『そういきり立つな。卑小な人間など滅ぼして地球を牛耳るべきは我ら怪獣という考えは、お前も同じだろう。
俺様の下へ来い。共に怪獣の天下を取ろうではないか』
レッガーは無言で、神速で瓦礫のつぶてを投げた。ゴラースは黙って片手で受け止める。
『断る。お前は信用できん』
『そうか。残念だ』
さして残念そうではないゴラース。ネクロスがダメージから立ち直ったところで、
『後日出直そう。今度はもっと俺様を楽しませてくれ』
ゴラースは光線を地面に吐いて爆発を起こし、その煙に紛れて怪獣軍団は消え去った。
レッガーは歯軋りをすると、自分も穴を掘って地底に消える。追跡しようにも、防衛側にはもう余力が
残っていなかった。
人間の姿に戻ってN-BIDベースに帰ってきた公平とさやか。公平はサイキックケアを浴びたので当然傷が
完治している。驚くN-BID一同に、医療部で開発された最新式の高速治療法を試したとか、さやかは一応それっぽい
偽装の説明をしてごまかした。すると、
「よかった!」
「へ?」
真っ先に、江里が素直に公平の傷の完治を喜んだ。それに合わせ、他の男達も喜ぶ。公平とさやかはいささか
拍子抜けした。藤堂隊長と影山については、もう一々突っ込むのが面倒臭くなっただけだったのだが。
七人揃ったところで作戦会議。怪獣軍団のリーダー格のゴラースもマークしなければならないが、とにかく
ネクロスを最初に倒さないことには他の怪獣を幾ら倒しても蘇生させられてしまう。それに関しては、泉が
特殊弾丸射出砲『スパーク9』を開発した。SGTの荒井隊員の開発した『スパーク8Z』からの技術供与もあったという。
ネクロスが収束させるマイナスエネルギーを拡散させて無効化し、同時に対象を木端微塵に吹き飛ばす強力な武器だ。
次の戦いでは他の怪獣を牽制し、まずスパーク9をネクロスに命中させる方針となった。ゴラース対策についてはまだ
日本橋博士が研究中。
後日、ゴラースから挑戦状が来た。怪獣スケールの毛筆の巨大な手紙で、N-BIDベースの前に何時の間にか置いてあった。
ウルトラマンイレイズの最終回での榊信也への手紙以来だ。
影山「ふざけやがって!」
どうやって基地の人間に気付かれず挑戦状を届けたのかへの突っ込みはもうない。
N-BIDは決闘の場として指定された、ゴラース軍団が最初に現れた東京郊外の山岳地帯へ向かった。色んな方面から
『じごく谷』と呼ばれている果し合いの定番の地点である。決闘にN-BIDが敗れれば、怪獣軍団は再び東京に侵攻
するという。負けられない。
ゴラースは、じごく谷の一角の岩山に何時の間にか巨大な自動ドアが作ってあり、それをスライドさせて開けて現れた。
N-BIDは突っ込みたいのをひたすら我慢。ペースに乗ってはならない。
夕陽の中、既に他の三頭の怪獣も揃っている。N-BIDに同行した通常兵器部隊が他の怪獣を食い止め、その間に
スパーク9をそれぞれ搭載したヴァルチャーとグランドライザーが空と地からネクロスに突進。だが、ネクロスの念力に
妨害され、中々弾丸を当てられない。通常部隊はどんどん消耗していく。ゴラースは今回も後方で腕を組んで笑って
見ているのみ。
見かねた公平は隙を見てバーストに変身。さやかもディアナになって戦列に加わり、通常部隊に代わって二頭の怪獣の
妨害に入るが、それでも尚N-BID本隊はネクロスを仕留められない。スパーク9の残弾が減っていく・・・
そのとき、ネクロスの足下から地を破って、レッガーが飛び出した。
レッガーはネクロスを打撃で痛めつけ、弱ったところで両手で高く抱え上げる。そしてN-BIDに、
『今のうちに撃て!』と吠える。
言葉が通じたわけではないが、絶好の機と見たグランドライザーの両国と松野は、残りのスパーク9を一気に
ネクロスに叩き込んだ。ネクロスの巨体はどんどん欠けて弾け飛び、遂には完全に粉砕された。
「やったぞい!」「此処から一気に逆転や!」
だが、虎の子の戦力のネクロスをやられて怒ったゴラースは、超長射程の破壊光線を吐き、レッガーの背に撃ち込んだ。
レッガーは、ゴラースに一泡吹かせた充実感に満たされつつ、爆発して跡形も無く散った。
その光景を見て、バーストは激昂した。怒りのライトニングバーストをゴラースに直接発射。
だが、ゴラースの悪運はまだ尽きない。シザーミとグラボーラを操り、自分の前方に配置して盾にする。
爆死の瞬間、二頭の怪獣は吠えた。
『い・・・嫌だ、死にたくない!』『助けてくれー!!』
叫びも空しく二頭分の大爆発が起こった後、ゴラースは又も要領よく逃げ去っていた。
怪獣軍団に大打撃を与え、ゴラース一頭を残すのみにすることには成功した。多くの犠牲と引き換えに。
「強敵(とも)よ、お前達の仇は討ってやる。必ず俺の手でゴラースを葬る!」
夕陽に誓う公平。茜空には、にやり笑いでサムズアップするレッガーの面影が半透明で浮かんでいる。
後、シザーミとグラボーラも。
別にこれらの怪獣達は人類に味方したわけじゃなく、怪獣同士の内紛で死んだだけなのだが、公平の士気が上がって
いるのでまあいいかとさやかは特に突っ込まなかった。
ゴラース編、まだ続く。
243 :
ツイスト:2006/09/21(木) 12:22:55 ID:Xn5k9hGR0
ツイストの追加設定です
○リードツイスター
ねじれた棒状のスティック。先端のライト部分から光を放ち、ウルトラマンツイストに変身する
普段はツイストが待機していて、皆人はツイストと会話する時はツイスターに話しかける
変身する際には、ツイストと皆人の合意が必要
○チームブレーバー
皆人の所属するチーム。怪獣との戦闘が主な任務
・田辺 涼
隊長。責任感が強く、真面目
・御影 俊哉
プライドが高い。コンピュータ関連の扱いに長けている
・近見 恭子
紅一点。射撃の名手だが、私生活はずぼら
・春日 皆人
主人公
・Fフライヤー
戦闘機。1号機〜3号機まで配備
・Dフライヤー
Fフライヤーの改良版。異次元突入の能力がある。後に3号機まで生産される
チームは基本的に四人一組。他にも開発担当の「ハーミット」、分析作戦担当の
「ワイズマン」などが存在
○未確認種
怪獣のこと。正式名称は「UnknownType」で、頭文字を取って「UT−00X」
と表記される
ただし現場では「怪獣」と呼ばれ、コードネームがつけられる
今、第一話を練っているところです
みなさんの劇場版の脚本が素晴らしいため、
無知な自分では、全てを編集して、完成させる自身がほぼございません。
ですのでみなさま、ぜひご協力お願い致します。
(元々、自分ひとりというわけではありませんでしたけども)
>ツイスト作者様
公式にUP致しました!
何か注意点がありましたら、ぜひご報告ください。
245 :
バースト作者:2006/09/21(木) 14:20:32 ID:2bIT71cO0
>>241 了解。とりあえず、終わった時点で一通りUPしてから、おかしいところを
皆で確認して徐々に訂正していくというのは?
246 :
バースト作者:2006/09/21(木) 14:21:34 ID:2bIT71cO0
>バースト作者様
名案だと思います!
それでは、よろしくお願いします。
これまでの文はメモに保存しておりますので、
終了直後UP致します。
バースト作者様、返事、ありがとうございました
それと映画についての意見は賛成です
249 :
フレンズ作者:2006/09/21(木) 17:30:22 ID:qqQhmqKm0
第15話「ウォータパワーアップ!」棍棒宇宙人オーニン改登場
水野は何故かあたたかい布団で起きた。
水野「なんだよここ・・・確か俺はオーニンにやられそうになって、そこで時空のハザマに飲み込まれて
・・・」
男「気が付いたか。」
水野「あんた誰?」(サブタイトル)
男は高笑いしていた。
250 :
ツイスト:2006/09/21(木) 22:57:50 ID:Xn5k9hGR0
>>244 すみません、ちょっと仕事が忙しくなってきて本文を書けないかもしれないです
お手数ですが、HPの項目は削除しておいてもらえますか
他の皆様も申し訳ありません
251 :
バースト作者:2006/09/21(木) 23:11:31 ID:wRFWFVmK0
>>250 あいたー。
まあ、気長に待っております。
>>250 そういうことなら仕方ないですね。お仕事に片がついたら
また、気楽においでください。
253 :
ツイスト:2006/09/22(金) 13:32:53 ID:x3/QC9A30
今日は仕事オフなので、せっかくなので一話のあらすじだけでも書いてみます
本当にあらすじだけで、内容ペラペラですが
第一話「戦士と会った日」
UT−005 フィブリオン登場
地球は数匹の怪獣に襲撃を受ける。調査の結果、彼らは次元の穴から出入りしていることが判明。
地球はCAMを結成し、対異次元用の装備開発を進める
一方、違う次元。ウルトラの一族は次元の穴の修復を急ぐ。その間に地球の防衛に戦士ツイストを
派遣することに。しかしツイストはそれに反発する。
ツイスト「人間? あのロクでもない生物のことか。傲慢で、身勝手で、自分のことしか考えない。
おかげで奴らが住んでいる星は、蝕まれているじゃないか。オレが怪獣を倒しても、何れ自分達の
手で滅びるんじゃないかね」
しかし上司に諭され、ツイストは渋々地球の次元へと向かう。
地球のCAMでは、異次元突入戦闘機Dフライヤーの試作機が完成していた。そのテスト飛行を、
チームブレイバーの春日皆人隊員が行うことになった。
御影「どうして春日にやらせるんですか! 絶対に俺の方がいい成績を残せます!」
田辺「これは私の意志だ。彼の父親……春日長官は関係ない」
皆人「このテスト飛行で、僕がただの親の七光りじゃないってことを証明してやる」
しかし異次元突入のテストの際、皆人の乗るDフライヤーは何かと接触。皆人は山奥の
村へとワープアウトし、不時着した。
皆人「……何だ、一体何とぶつかったんだ」
光「それはこっちの台詞だな。お前、人にぶつかって何様のつもりだ」
皆人「!!」
254 :
ツイスト:2006/09/22(金) 13:44:40 ID:x3/QC9A30
その頃、山道を二人連れが歩いていた。一人は大人、一人は子供だった。二人は親子では
ないが、伯父と甥だった。楽しく山歩きをしていた二人は、突如地震が襲い立っていられなく
なる。
故障したDフライヤーでは、皆人が光=ツイストから事情を聞いていた。ツイストは異次元で
ぶつかった皆人を連れてワープアウトし、保護してくれたのだと言う。礼を言う皆人だが、
ツイストは溜息しか出ない。これからこんな間抜けな地球人達を守護しなければならないかと
思うと気が重いのだ。
むっとした皆人だったが、ふと地震が起こり次元の穴から怪獣が出てきたので慌ててDフライヤー
へと駆け込んだ。だが、Dフライヤーは故障していて、使い物にならなかった。
仕方なく通信で自分の所在地を基地に告げた後、徒歩で山を下りることにする皆人。
と、泣き叫ぶ子供の声が聞こえた。
子供「叔父さん、待って! 待って!」
駆けつけてみると、遠ざかる車と泣き叫ぶ子供の姿があった。
伯父は近くに駐車してあった車で逃げ出したのだが、その時子供がぐずぐずしたので
置いて逃げたのだ。その身勝手さに腹を立てる皆人。そらみろ、と呟くツイスト。
その時、怪獣がジャンプ一番車の前に立ちふさがり、車を持ち上げた。悲鳴を上げる伯父。
ツイストは鼻で笑ったが、皆人は走り出した。ガンで怪獣を撃ち、何とか助け出そうとする。
ツイスト「おいよせ、そんな奴放って置け、自業自得だろう」
皆人「確かに、彼のしたことは最低かもしれない。でもどんな命だって重さは変わらないはずだ」
皆人「それに、僕はチームブレイバーの隊員なんだ。戦士なんだ。ここで逃げるわけにはいかない」
ツイストは唖然とするが、何となく皆人のことが気に入ってしまう。
怪獣は足で皆人を蹴り殺そうとする。何とか逃げる皆人。しかしフィブリオンが火を噴いた。
絶体絶命の時、ツイストの声が響く。
ツイスト「仕方ない。お前を宿主に任命する」
255 :
ツイスト:2006/09/22(金) 13:45:27 ID:x3/QC9A30
そして光の中から、赤と銀の巨人が立ち上がった。巨人の中で皆人とツイストの意志は混在していた。
皆人「なんだ、これ」
ツイスト「いいからオレの言うとおり戦ってみるんだ」
そして指示通り皆人は戦い始めた。ヴォルトショットで怪獣の腕を痺れさせ、車を奪い取る。
ブラストレイで目を潰した後、クロスインパクトで止めを刺した。
そして敵を倒し、彼方に飛び去っていく巨人。彼はDフライヤーの側で光と皆人に分離した。
皆人「今のは、どういう……」
ツイスト「お前はオレに選ばれたんだ。共に戦う相棒として」
ツイストの言葉に呆然となる皆人だった。
第一話・完
256 :
リュウラ著者:2006/09/22(金) 14:29:07 ID:SgzKnrNy0
おお!良いじゃないですか!ウルトラマンのキャラクター性が良いですね。
私のように攻撃型ヒーロー好きな人間にはドキュンです。
更新はマイペースでいいと思います。私も更新遅い方なので。
今後もおヒマな時は来て下さい。
では…リュウラ史上最も長く、濃いストーリー、投下いたします。
第二十一章 コウ
高位闘神仙ラゴウ 分裂飛邪仙ツバサキオイ ウルトラマンカルラ 発現
旧暦の最終戦争は、高位の神ラゴウが引き起こしたものだった。ラゴウは奈良から再び戦争を起こそうと、民を凶暴化させ始める。
この陰謀を砕くため、ヒスイはカンナに自分がリュウラである事を明かし、変身。
だが先代のリュウラを抹殺した黒き巨人、ウルトラマンカルラに敗れ、変身能力を封じられてしまう。
レイハは、マミヤヒスイはこの危機を乗り切れるのか、そして三匹の神獣と接見するゴジョウホノカの狙いとは?
白虎が口を開く。
「光の一族の者か?高位の神々に仕えるお前達が何故我らの元へ?」
「龍に、力をお貸しいただきたく…」
「…最強の力を持ちながらニンゲンなどと融合した…龍へ、か?
そもそも春日、そして日本全体の神壁は我らと龍の四神で保持しておった。だが龍はニンゲンと融合したことで春日を去り、
我らは三神で神壁を保持せねばならなくなった。既に我らに余裕はない。その我らになお力を貸せ、と申すか?」
が、玄武は白虎を遮る。
「敵は?」
「ラゴウとカルラです。」
「白虎、我は龍に力を貸しても良い。」
玄武の言葉に驚く白虎。だが、もう一方の朱雀は言う。
「私達の力を集中させ、龍の力を全解放させることができる新たな勾玉を作ることは可能です。
しかし、その勾玉は龍と融合したニンゲン自身、あるいはその者と強い縁を持つ者にしか与えられません。
残念ですが、貴女では不十分です。」
ゴジョウは唇を噛み、一度春日大社を出る。
一方、レイハの前線基地。ユリノによる分析が終わった。ここ奈良では、春日大社の神力と東大寺の仏念が拮抗し、
霊的なバランスの悪くなっている箇所が一点だけある。ラゴウはそこに出現する事で、凶暴化の呪を蔓延させたのだ。
その上、古き都である奈良は無数の怨念が漂っている地でもある。その怨念に干渉し、ラゴウは呪を強化させたらしい。
このままラゴウの出現を許せば、奈良を中心に日本全土の民が凶暴化してしまう。結果待つものは、旧暦と同様、文明の破滅だ。
何とか復帰したヒスイは臨時指揮官のフナトに問う。この危機の中、行方も正体も分からないゴジョウを未だ信じるのか、と。フナトは答える。
>ツイスト作者様
今までに無い、まさにオリジナルティあるへるウルトラマンでした!
とても面白かったです。
以前、HPから消してほしいと、指示がございましたが、
ぜひアップしたいと思っております。よろしいでしょうか?
「マミヤ、アンタはウルトラマンの闘いに巻き込まれてケガしたんでしょ?大宰はドコ行ったか分かんない、
カンナは何か知らないけどずーっと泣いてて闘える感じじゃない。今大事なのは国の、世界の危機に戦力が足りないって事よ、それが現実…」
「しかし!…」
「大宰の前歴なんてアタシには関係ない。アタシはね、死ねば代わりが補充されるだけの二等兵…『捨て駒』からここまで成り上がってきた。
捨て駒はその時その時の指揮官の過去なんて教えてもらえないの。『今』この指揮官が信じるに足る人物かどうか、それだけで判断する。
で、アタシはゴジョウホノカの人物を判断してきた。彼女は今まで出会ってきた中で最高の指揮官よ。だからアタシは彼女に従う。それだけ。」
反論できないヒスイ、ヘキ、ユリノ。
「大体、クロサキから『カンナを渡せ』って言われた時、大宰は断ったんでしょ?」
確かにそうだ…
「なら大宰はカンナの味方。それが分かれば問題ないじゃない。」
正体なんて関係ない。楽観的だがあながち間違いでもない。オカ…フナトの言葉で少々気楽になるヒスイ達であった。
軍日本基地、関西省支部から全航空隊、戦車隊、鬼道部隊が発進、奈良に集結し始めた。
レイハはおろか、ウルトラマンリュウラでさえ歯が立たない恐るべき敵、ラゴウを粉砕するために。
春日大社の神主達はラゴウの呪を強化する怨念を鎮める儀、東大寺の僧侶達はラゴウの呪への防御を担当する事が決まった。
さらに空には、日本基地関東省本部の訓練機が十数機到着する。その中にはもう一機のレイカイオウ、そしてレイキザンの姿もあった。
スガ教官が、訓練生を引き連れ援護に参上したのだ。
「猫の手も借りてえ状況だろ?猫の前にコイツラの手を借りてやってくれ。」
前線基地に入るスガの横にはトキツグの姿もある。不敵に笑むスガとは対照的に、トキツグは不安な様子だ。
「ヘキさん、リュウラが負けたって…」
うなずくヘキ。確かに、これまでリュウラは無敵の存在だった。それが負けたのだ…
「ラセツは?アイツ、ミカヅチん時にリュウラを助けたじゃないすか!何で来てくれないんだよ…」
「ミカヅチを危険視したラセツが、それを倒すためにひとまず休戦したって可能性の方が高いね。」
冷静に応じるヘキ。ヒスイは言いたかった。
ゴジョウ、カンナのみならず、全員に自分がそのリュウラであると明かしたかった。そして、もうリュウラは現れない事も…
拳を卓へ打ち付けるトキツグ。
「くそ!オレがウルトラマンになれたら…」
この場の誰もがそう思っていた…だが、一人だけ違った。
「そう思ってる間は絶対ウルトラマンにはなれない。」
…ヘキだ。
「リュウラは邪仙を倒す兵器じゃない、僕達の仲間だ。
そしてリュウラは、僕達が死に物狂いで闘ってるときに初めて姿を現す。
初めからリュウラをあてにしちゃ、彼は来てくれない。大事なのは、僕達が自分の力で最後まで闘い抜く事なんだ。
そのリュウラは、ラゴウと黒い巨人、カルラに負けた。もう彼は現れないかもしれない。
だから僕達は、僕達自身の手で、何が何でもラゴウとカルラを倒さなければならないんだ!」
その言葉を物陰で聞いていたカンナ。彼女は密かにヒスイを呼び出す。
「マミヤさん、何で龍と融合したんですか?」
「…君から、龍を譲り受けた。」
「わたしが生まれたのは、すごい昔…旧暦みたいなんです。…大宰から聞きました。わたしのお母さんって…リュウラだったんですか?」
「そうらしい。天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)と言っていた。彼女が、俺の先代の、リュウラだ。そして…彼女はカルラに殺された。」
最後の一言はヒスイではなく、龍の言葉である。カンナは一瞬だけ動揺する。そして…
「…思い出しました。死んだお母さんから、わたしは龍を譲り受けて、融合したんです!」
「!…カンナ…その龍を…俺に与えたのか…」
「…春日大社!マミヤさん、待ってて下さい。ぜったいまたリュウラになれるようにしますから!」
そう言い残し、カンナは一人、春日大社へ駆けていった。
ラゴウ迎撃の準備が進むのを遠目から見るゴジョウ。そこにクラマミウが現れる。
「ゴジョウさん、あたしはさ、神々を守るためにカンナは死ぬ必要があるって聞いたから鬼神と融合してラセツになった。
あたしら光の一族は神々の言う事にハイハイ従って生きてきたわけじゃん。それ正しいのかな?
カンナを殺すってのは『神々の正義』だよね?でもあたしは今、カンナも、学舎の友達も皆、死なせたくない…あたしはどうすればいい?」
「『ウルトラマン』って言葉はね、『究極の人間』って意味らしいの。どんなに強い力を持っていても、ウルトラマンは人間。
だから、守りたいものを守ればいいと思うな。神々の正義とカンナちゃんたちの命、どっちを守りたいの?」
黙りこむミウ…そこへ、ついにラゴウが姿を現した!構えるミウ。ゴジョウは春日大社へ走る。
「全部隊、攻撃開始!」
フナトの怒号と共に、全ての戦車と機翼が火を噴く!しかし、シャイニングボムの通じないラゴウがこの程度で怯むハズもない。
戦車隊に狙いをつけるラゴウ。そこへヒスイのレイカイオウが砲撃をかける。
「リュウラになれないなら、俺自身で貴様を倒す!」
甲冑に光線砲を反射されつつも攻撃の手を緩めないヒスイ。
彼をヘキの乗ったレイヒュウゴ、スガとトキツグの乗ったレイキザンが援護する!
旧暦の壊滅から今の繁栄に至るまでどれほど永き時、多くの血が流れたか…
「ラゴウ、貴様を生かしてはおけん!」
レイヒュウゴ、レイキザン、レイカイオウ、そして多くの戦車、機翼がラゴウを爆煙に包む。
とある戦車の操縦室。ヤケクソで砲撃を行う射手。彼の背後に突如として美しい青年が現れる。
「僕はアサギ。カルラって呼んでよ。」
アサギは戦車を奪い、周囲の戦車隊に砲撃をかける。統制を乱すつもりだ!
そして、統制が乱れ、集団の意識が個々に戻るということは、呪をかけやすくなるということ…
戦車隊を狙い、ラゴウの眼が光る…戦車隊全員が凶暴化すればこの作戦は…
しかし、ラゴウの呪力をユリノの描いた法陣が無効化した。
「悪いわね、この作戦だけは邪魔させない!」
ユリノをアサギが戦車で狙う。が、そこに紅い巨人が立ちふさがった!
「ウルトラマン…ラセツ!」
ラセツは左腕からハデスヴァジュラを引き抜き、ラゴウに切っ先を向ける!
勝ち目のない戦いに挑むラセツ。だが、ラゴウがどれほど強い相手だとしても勝たなければ。
ショットスパークル、ソードスパークル、ハデスフレアの三連攻撃がラゴウを襲う!だが、ほとんど無傷である。
さらにアサギが翼雷鏡サンダーボルト・クローを召喚。
「ラセツ…神々に従うって掟を破る気?ゴジョウにしてもミヤビヒメにしても…全く下らない…
君が宿主、鞍馬浅黄尊(クラマノアサギノミコト)の名において命ずる。翼、雷、和合すべし。出でよ、カルラ!」
アサギは鳥神ガルーダ、更にウルトラマンカルラに変じる!
カルラは両手を交差する…ラセツの力も封じる気か!
「させん!」
ヒスイはレイカイオウから猛攻撃をかけ…ようとする。だが、既にレイカイオウは全武装を使い果たしていた…
カルラのショットスパークルを被弾し、操縦不能に。が、ヒスイは何とか墜落コースをカルラに向ける。
このままカルラに突っ込むつもりだ!しかし、ヒスイの脳裏にカンナの声が蘇る。
(マミヤさん、待ってて下さい。)
間一髪、ヒスイは脱出に成功。しかし、カルラはレイカイオウの直撃を受けてもさほどのダメージではないらしい。
ヒスイは着地後、深呼吸を一発。レイエンキュウでなおもラゴウとカルラを狙撃する!
カルラが気をとられた隙に、ラセツは体勢を立て直し再び剣を抜く。上空からはスガとトキツグの乗るレイキザンがカルラを砲撃
…しかし、レイキザンも武装が尽きてしまう。その窮地をヘキのレイヒュウゴが救う。フナトは自らも二機目のレイカイオウに搭乗、
ラセツを援護。ユリノは法陣を維持するため真言を唱え続ける。ヒスイはレイエンキュウを撃ち続ける。カンナを、この星を守るために!
武装の尽きたレイキザン、だがこの機体にはまだ奥の手がある。
主翼で敵を切り裂く「ミウツシノヤイバ」だ。トキツグはその準備に入る…
「待て馬鹿野郎!コイツはカンナの嬢ちゃんにしか使えねえ技だ、オメーみたいな訓練生が…」
「教官!やってみなきゃわかんないっす。」
「ち…馬鹿野郎、オメーに任せるぞ!」
ラゴウに高速で突進するレイキザン、放たれたミウツシノヤイバはラゴウの甲冑に僅かな亀裂を生んだ!
だがそのスピードについていけず、スガとトキツグはコントロールを失った…
その時、ヒスイの手に光が集束、アクアアイと化す!
(マミヤヒスイ、カルラの光はウルトラマンの中の『神』と『ニンゲン』の繋がりを遮断するものだ。
だが、お前の皆を想う心はその障害を破ったようだな。完全に力を発揮する事はできん、だが、少なくともジンの姿にはなれる。)
「ジンで勝てばいいんだろ?勝ってやるさ…
君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし!出でよ、リュウラ!」
墜落するレイキザン、それを光り輝く龍、ウルトラマンリュウラが救った!
「馬鹿な!僕の…カルラの光が効かないなんて!」
「へぇ…さすが龍の選んだニンゲンは違うな。だが、勝てるかどうかは別問題だろ?」
「勝つ!」
リュウラは腕からシャイニングヴァイパーを伸ばし、ラゴウに切りかかる!
ラセツはハデスヴァジュラで、セントラルクローを振るうカルラと闘う。
レイハを含めた軍の部隊はリュウラとラセツを援護する!ラゴウの雷撃に襲われるリュウラ。
だが倒れるわけにはいかない。雄叫びで己を奮い立たせ、何度もシャイニングヴァイパーを振るう!
その猛攻に怯むラゴウ。これはラゴウとヒスイの精神の闘いなのかも知れない。
だがその時、空間に開いた扉から、伊勢で殲滅したはずの分裂邪仙キオイが翼を持って現れた!
ラゴウの呪で凶暴化した人間は欲望を表面化する。その欲望に呼応し出現したらしい。
百を超えるキオイは空から光線でリュウラを爆撃する!
一方、春日大社。カンナと合流したゴジョウ。カンナは問う。
「神々に仕える光の一族なら、神を殺す力を持ったわたしを危険視する。わたしは、一族の元に戻れば、殺されますよね?」
「カンナちゃん…私は光の一族の人間。確かに貴女を元の光の一族に引き渡すためにレイハを発足させたの。
でも…信じてくれないかしら。今の私は、本当に貴女と、そして地球、人類を守りたいと想ってる。
約束するわ。絶対に貴女を光の一族に渡さない。私も、彼らを裏切る事にしたわ。」
「信じられないです…」
「春日大社の内宮に行ってごらん、リュウラを、ヒスイ君を救う手段があるわ。
それを感じ取ってここに来たんでしょう?何で私がここにいたと思う?」
「マミヤさんを…救うため?…大宰、先に行ってみんなを助けてください。…お願いします。」
「うん、あとでいいこいいこしてあげるわ。」
ゴジョウはレイハの元へ、カンナは内宮へ走る!
レイハ、および航空隊はキオイの迎撃に忙殺され、リュウラとラセツを援護できない。
戦車隊だけでは援護しきれない…フナトのレイカイオウ、ヘキのレイヒュウゴの武装も尽きかけている。
ユリノの法陣も限界が近い…その時!
「ヘキ君!キオイの羽根の正確な形状を分析、小宰は全航空戦力にその情報を送信、全機、キオイの羽根だけを狙ってちょうだい!」
「…大宰!」
羽根を焼かれたキオイは次々落下、カルラとラゴウを牽制する。キオイは地上にいれば戦車隊でも何とか対処できる相手だ。
猛攻撃が次々キオイを屠ってゆく。
そしてカンナは、白虎、朱雀、玄武と対面していた。
「…天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)の娘か…母君は?」
「母は、カルラに殺されました。今、龍は別の人間、マミヤヒスイに融合しています。
そして今、龍はラゴウとカルラに殺されそうになっています。力を…貸して下さい。」
「何故、君は龍を救わんとする?」
「龍は仲間だから、マミヤさんが好きだから、守りたいんです。」
「母君が龍と融合し、自らの身に龍を受け継ぎ、そして愛する者に龍を与えた光の一族の娘…
貴女は龍と、それを宿すマミヤヒスイに強い縁を持っているようですね。」
「待て朱雀!」
やはり反対する白虎だが…
「白虎、外の様子を見るが良い。」
玄武の映した闘いの様子。非力な生物であるニンゲンが、高位の神、ラゴウと闘っている…
どう見てもニンゲンに勝ち目はない。しかし、それでもニンゲンの眼には強い光が宿っている。
彼らは、諦める事を知らない。驚愕する白虎。
「何故…このニンゲン達は諦めぬのだ?」
「地球が、みんなが好きだからです!」
白虎は、折れた。
「朱雀!我らは何をすればよい?」
「私達三神で新たな神壁を作り出し、それを勾玉に結集させます。
これをリュウラに与えれば、龍はマミヤヒスイに負荷を与えぬまま、自身が持つ真の力を全解放できます。」
白虎、朱雀、玄武から放たれた光が新たな勾玉を作り出す。それを手にするカンナ。朱雀はカンナに言う。
「行きなさい。そして、貴女の大切なニンゲンを救うのです。貴女のお母君も、そう願っています。」
カンナは一つ礼をし、駆け出した。
白虎は呟く。
「まったく…ニンゲンは理解し得ぬ…」
返す玄武。
「龍の奴は、そんなニンゲンを気に入っておる。」
何としてもカルラの光線を浴びるまいとするリュウラとラセツ。
しかし、そのことを意識する余り普段どおりの動きができず、不利な状況に追い込まれてしまう。
ラゴウの雷撃、カルラのセントラルクロー、キオイの爆撃でリュウラは既に立っているのもやっとの状態。
ラセツは、今持っているハデスヴァジュラが四本目。折られては召喚、折られては召喚を繰り返しているのだ。
が、二人とも諦めてはいない…ショットスパークルでなおも反撃する。しかし、痺れを切らしたラゴウは強力な雷撃でリュウラを包む!
無数の稲妻を浴び続けるリュウラ…
「カルラ!トドメだ!」
「お任せを」
カルラの最強必殺技、裁邪翼光槍セントラルスティンガーがリュウラを貫いた!
それでもなお立ち上がるリュウラ…だが、手足が透明になり始めている。ウルトラマンとしての体を、維持できなくなったのか…
その時、
「マミヤさん!」
カンナがリュウラに勾玉を投げる!それはリュウラのカラータイマーと呼応、一瞬だけ陰陽の大極図を描き出し、リュウラに吸収される。と、赤く明滅していたカラータイマーが青へ戻ったではないか!
(マミヤヒスイ!今だ!ゲキへ転じろ!)
回復したリュウラはジンからゲキに変る…と、その体の各部に新たな鎧が装着される。
両腕には新たな「翡翠色の」「龍玉」が輝く。鎧を纏った新たなゲキ、そのカラータイマーは青いままだ。
カルラに悠然と歩を進めるリュウラ、先手必勝とばかりにセントラルスティンガーを投げるカルラ。
リュウラはそれをかわすことができず、直撃!…が、リュウラはそれを気にも留めずカルラへ接近してゆく。
スティンガーを二、三と投げるカルラだが、その槍はリュウラに直撃する前に空中で砕け散っている。
そう、リュウラはかわせなかったのではなく、かわす必要が無かったのだ。焦り、
再度龍の力を封印しようと腕を交差し、光線を放つカルラ。だが…リュウラはそれさえ受け流し、
キック一閃でカルラを跳ね飛ばす。続いてラゴウにシャイニングボムを放つ。
無論弾き返され、リュウラへ向かって飛んでゆくシャイニングボム。リュウラは手を一つ振る。
次の瞬間、その光弾は軌道を変え、背後のカルラへ向かってゆく!
あわててペンタクルフィールドを張るカルラだが、見事に突破され深手を負う。
そこにレイハ残存戦力の一斉攻撃を受け、退却するのだった。
続いてリュウラは空へ舞い上がり、未だ七十以上残っているキオイに囲まれた状況で突然、優美に舞いを始める。
だが、よく見てほしい。
その「舞い」の一手一手から最強技たるシャイニングボムを発射し続けているのだ。
一通りの舞いが終わるや、空を埋め尽くしていた全てのキオイは消滅していた。
地上に唯一残ったラゴウを見下ろすリュウラ。
ヒスイとカンナの、白虎達と龍の、レイハの、軍の仲間達の、そして、カンナと母、ミヤビヒメの絆が生んだ新たなるリュウラ。
龍が持つ真の力を発揮できる究極のリュウラ。
もはやゲキではない。
「光」(ヒカリ)の「甲」(カブト)を纏う「皇」(スメラギ)の戦士。
リュウラ・コウ!
リュウラは地上に舞い降り、ラゴウを見据える。ラゴウは…恐れていた。
自分達神々の脅威たる「龍」が完全に覚醒してしまったのだ。
「…ラセツ…今までのことは忘れてやる、リュウラを…殺せ!」
「ラゴウ、馬鹿ですか?あたしはもう神々を裏切ったんですよ?」
リュウラはラゴウに問う。
「何故、旧暦で戦争を起こした?」
「…俺は神だよ?神が生物の運命変えただけだ、何が悪い?」
「そうか…なら…貴様の運命、ここで断ち切る!」
「ラゴウよ、我の逆鱗に触れるとは…痴れ者が!」
神速…いや、それさえ超えるスピードでリュウラはラゴウを蹴る、蹴る!ヒスイと龍、双方の魂がラゴウを圧倒する!
ヒザを突くラゴウ…
リュウラは両腕の龍玉を打ち合わせ力を解放、体の前面に光を収束させ、シャイニングボムを放つ。
だが、その光は球弾ではなく、龍そのものの姿をしている。
光の龍はラゴウを直撃、莫大な光の奔流にラゴウを飲み込む。そしてラゴウは、崩壊を始めた!
「バカな…俺が…なぜ死ぬ!」
ラゴウは…龍神の真なる光の前に、ついに消滅していった。
「キズナと、ココロが生んだ、力。」
カンナはそう呟き、消え行くラゴウを見送った。
万葉の地、奈良。人々は叫ぶ。
「よっしゃあーーーっ!
一日が経過、レイハは後始末とか色々あるのでまだ奈良にいた。
そこでもう一つ、キズナとココロが生んだ奇跡があった。
「負傷者、ほぼ全員。ただし死者、無し。」
という結果である。
レイハの六人とスガ、トキツグ、ミウは小休止をとり、全員で茶を飲んでいた。
ヘキ「結局小宰は美味しい所を大宰に奪われちゃいましたね。」
フナト「副官ってのはね、指揮官のカッコ良さまで補佐しなきゃなんないの。」
ゴジョウ「ねトキツグ君、専門家として見るとあなたまだ雄叫びがカッコ良くないわ。」
トキツグ「それ実戦で重要なんすか?」
ユリノ「ウルトラマンラセツ…疲れたでしょ、とりあえず茶飲みなさい。」
ミウ「おねーさんがくれるお茶って毒が入ってるっぽい。」
カンナ「スガさん、わたしのレイキザン勝手に使いましたね…オヤジ臭がします。」
スガ「加齢臭が怖くて教官やってられっかい!」
ヒスイ「やってられます。」
今回はいわば全員が功労者。誰が欠けても勝てなかったかもしれない。しかし、ゴジョウにもカンナにも正体がバレた…あとの三人とスガやトキツグらにバレていないのは幸運かな…
ボンヤリとそう考えるヒスイに、カンナが茶を持ってくる。
「有難う…君のおかげで、勝てた。」
「カッコ良かったですよ、ヒスイくん。」
「別に…え、くん付け?」
レイハの六人、スガ教官、訓練生トキツグ、小生意気な娘、ミウ。
以上の六人の夜は、茶をすすりながらまったりと更けてゆく。
次回予告
え、まだ続くの!と思ったそこのあなた!ええ、まだ続きます!ネタ全然纏まってませんがね!
次回ウルトラマンリュウラ 第二十二章「目覚め」
リュウラ学 本日の講師マミヤヒスイ&カンナ&マックスから二名
「リュウラ学!って、やる気無いんですか?」
「ああ、ちょっと本編の方で燃え尽きた。」
「それも私のウィルスの力なのだ!」
「年寄りは新陳代謝が遅いのでな!」
「…誰?」
ええ、今回のリュウラですが、「劇場版の後日談」だと思ってください。
ややこしいので劇場版にコウは出ないということでお願いします。ただゲキは出ます。
270 :
ツイスト:2006/09/22(金) 15:04:07 ID:x3/QC9A30
>リュウラ著者様
ありがとうございます
リュウラもすごく独創的な世界観で、かつこれほどの量を書けるのはすごいと思います
設定細かいのによく制御できるなぁ、とか感心しながら見ております
>ミラクル作者様
ありがとうございます。では、お手数ですがアップしておいて下さい
本当に削除して欲しい時は、前もって言いますので
271 :
バースト作者:2006/09/22(金) 15:26:39 ID:RNMfzljz0
ツイスト作者様
うちもよかったと思います。うちもかなり性善説を否定して書く口なので。
余裕のあるときで結構ですので、又続きを見たいです。
リュウラ作者様
ここ暫く、番外編のネタ使って頂いてありがとうございます。やったことが
それっきりで終わらないというのは非常に幸せです。今白状しておくと
「突撃龍光牙」は「突撃龍光刃」の間違いでした。しかし、これはこれで
かっこいいのでもうこのまま行きます。
そして、本当に何今回の濃さ? 燃焼効率凄い高いです。リュウラ学のコーナー、
実は「燃え尽きろ地球」を撮り逃してまだ見てないので、一瞬ネタがわかりませんでした。
272 :
バースト作者:2006/09/22(金) 15:46:34 ID:RNMfzljz0
後、ラゴウが割りと好きなキャラだったので、散ってしまって残念です。
神様の皆さんは何故人間を滅ぼしたいのか、何時か知りたいところです。
>リュウラ作者様
これほどまでに迫力と感動のある大作、おつかれさまです!
「地球」を愛するために、何時もあきらめずに皆が戦い、
そして最強の戦士となったリュウラの戦い・・・
死者0も、感度的でした!
皆様、自分が言うのもなんですけども、劇場版の各エピソードを
そろそろ繋げてゆき、最終局面に向かっていこうと思うのですが、どういたしましょうか?
カイザーも復活し、宮野の前にもフレンズがあらわれ、バーンの「どうしたいか」などなど
まとめるのが困難と思われますけども。。。
(「早く終わらせたい」などという、そういう意味ではないです!むしろまだ続けたいと思っております)
それと、最後の最後の怪獣or宇宙人は完全オリジナルにしますでしょうか?
それともやはりアーダイカ一同との再戦にしますでしょうか?
意見をお待ちしております。(自分が勝手な意見を述べてすみません。
第46話「正義は勝つ大作戦!」宗教怪獣シンジャー、偽ウルトラマンミラクル、ランニング2号登場
ヒーローが怪獣を倒したら、それは正義だ。
では、怪獣がヒーローを倒したらどうだろう。怪獣達にとっては正義であろう。
しかし、人々が怪獣を正義と信じたら・・・?
ある日、東京でウルトラマンミラクルが大暴れしている!
人々は信じられないといった表情で戸惑う。
REDも困惑しているものの、街を狙う者は許せない。そのため攻撃を開始する。
宮野は田辺副隊長に「これはありえない!だって・・・。」というが、自分がミラクルだ。
と、言う事もできないため指示に従うしかなかった。
ちなみにこの日は、井上隊長はお休み。
そして宮野は「これは、偽者のはずだ。」そういって、攻撃を開始した。
だが、周りのみんなは本物のウルトラマンが暴れているんだ。と思ってしまっている。
これでは自分が変身しても疑われてしまう。なんとか偽者だということを証明しなければならない。
その時であった!空が一瞬ピカッと光り、突然怪獣が現れた。
しかし、見た目は怪獣というより、どこか宇宙の国王といった感じである。
REDも人々も、何者かと騒ぎ始める。するとなんと、その怪獣が暴走する偽ミラクルに攻撃を始めた!
宮野「なんだって?!適同士協力するんじゃないのか?」と戸惑う。
そのまま噛み付きや体当たりを繰り返し、その偽ミラクルを見事に葬り去ったのだ!
そのまま消えてゆく怪獣・・・。その怪獣を見た一部の人間は盛大な拍手を繰り返した。
その中には田辺副隊長も含まれていた。
翌日、たくさん貼紙が張られていた。
【侵略者のウルトラマンミラクルを倒した、正義の味方・怪獣シンジャーを称えよ。東京B-西F地区に集合せよ】
と記されていた。これはいったい・・・。怪しむRED隊員だが、田辺副隊長は興味を示してしまう。
宮野「副隊長、あのミラクルは偽者なんです!」
田辺「いや、ミラクルは本当は地球侵略が目的だったのかもしれない。
証拠に、暴走するウルトラマンをあの怪獣が見事に撃破した。」
宮野「それはそうですけど、でもたった1度平和を守った怪獣が、正義とは言えないんじゃないんですか?」
田辺「まあ待て。私は例の西F地区へ言ってくる」
みんなが失望した・・・。まさか田辺副隊長がこうなるなんて。
総勢100人もの人間が、シンジャー宗教に参加する。
そこでは今までミラクルは、他の星も破壊していたなどというデマが報告され、
次第に怪獣シンジャーの信者になってゆく。
後日、ついに2000人にまで膨れ上がった信者たちは次第に洗脳されてゆく、
地球侵略=正義とまで思い始めてしまった。そこへ怪獣シンジャーが登場し、信者が熱い声援を送りながら、
シンジャーの破壊活動を見守る。
REDがすぐさま出動して攻撃を開始するが、信者たちから猛攻撃を受け、邪魔されてしまう。
壊れゆく街、自然、生き物。これはほっておけない・・・。宮野は宗教会場へ乗り込む。
そこには黒い謎の会長がいた。
宮野「貴様の目的はなんだ?地球か?」
?「ふふふ。私は地球が嫌いなのだ。なぜ怪獣や恐竜達が全滅して、平気な顔して人間どもは生きている?
それが腹立つのだ。だから私は偽ウルトラマンミラクルとしてシンジャーの手によって誕生した。」
宮野「貴様が偽ミラクルか!田辺副隊長も混乱させやがって・・・」
そういってファイヤーガンでその男を焼き殺す事に成功した。
そのまま変身する。しかし、ウルトラマンミラクルが登場したのにも関わらず、2000人もの人間からは
大ブーイングを受けてしまう。さらにはミラクルに岩や短刀を投げつける信者まで。
バースト作者様、分かりました、今から考えます(←てめえ)
ともかく、力のこもった感想ありがとうございます。「お前ら全員焼き殺してやるー!」って叫びながら書きました。ウソですが。
ドラゴンシャイニングヴァイパーは感謝です。…ギアロ斬ったらハガネになるしラゴウには効かないしせっかく考えてもらったくせに何なんだ、という気もしますが。
劇場版は新怪獣か合体怪獣が良いかと思います。
で、またも月曜まで更新出来ませんので、どなたか劇場版はお願いします…
RED達は全員止めようとするが、全く駄目である。その信者の中にはポツンと立つ田辺副隊長の姿が。
小野「副隊長、目を覚ましてください!ミラクルは我々の味方なんですよ!」
水野「そうです!あの怪獣シンジャーこそが悪なのです。」
橋本「くそっ。いったいどうすれば、この信者達の目をミラクルに当てられるのだろうか・・・」
田辺「・・・・せよ。」何かを言いかける田辺。隊員らがもう1度言うよう願う。
田辺「ランニング2号を出撃せよ。そしてミラクルと共に協力してシンジャーを倒せ。」
この言葉に隊員たちが喜ぶ!
挽地「そうか。ランニング2号は、悪か善かは信者たちにはわからんない。
そのランニング2号がミラクルと手を組み、怪獣を倒せば・・・。善!そう思うはずだ。
正義は悪を倒す。これが信者たちの固定観念とされていますからね。よし!」
そして、指示どうり基地の地中から、ランニング2号がついに出動!
以前よりもパワーアップしており、スパイラル光線と同様のパワーの光線も放てる。
そしてカラータイマーを鳴らして苦しむミラクルを救出。
強烈なガンバッレッドパンチでシンジャーをぶん殴る!
信者たちは「あれはなんだ?善か?悪か?」と騒ぐ。
田辺「奴は善だ。そしてミラクルに加担しているということは・・ミラクルも善だ。
今に見てればわかる。」
その言葉どうり、協力してシンジャーを追い詰めるランニングとミラクル。
そして最後は、スパイラル光線とREDグローバル光線の同時発射で見事シンジャーを撃破!
全員が、ミラクルとランニングこそが善だと目を覚ました。
数時間後、基地に
宮野「それにしても副隊長はどうして途中で目が覚めたんですか?
仲間の説得が通じたんですかね!」
田辺「いや、これは全て作戦さ。偽ミラクルも何もかもお見通しだった。
信者を装って、対策をねっていたんだよ。」
この言葉に全員が驚く。
うん。たしかにRED隊員(ましてや副隊長)が、ミラクルを悪と見るはずが無い。
しかし、だからといって怪獣は悪と決め付けたわけでない。
ありがとう!田辺副隊長。そしてランニング2号よ。
そして、正義のウルトラマンミラクルよ。
次回予告
第47話「信じた者 裏切り者」絆宇宙人イーエス星人(2体)登場
宇宙人の提案。君は信じる?
次は挽地隊員親子が繰り広げる、お話だ。
次回をお楽しみに!
>リュウラ作者様
ご返答、まことにありがとうございます!
僕が最終怪獣の決断まではできないので、
全員で決めていきましぃう。
そして僕も新怪獣に投票いたします。
それと、お仕事がんばってください。
僕もがんばって劇場版をかいていきたいとおもっております。
そしてウルトラフレンズ達は、ワープしてしまったこの世界から
抜け出す手がかりを探すと同時に、怪獣・宇宙人を探すべく、宮野をおぶって歩き始める。
水野「しかしこの青年は、なぜこんな怪我をしたのだろうか・・・」
火厚「怪獣にやられたんではないか?」
属「しかし〜、普通の人間がどうなれば、怪獣によってこんな惨事に合うのだ?
普通の人間だったら死んでるはずだ。なんせ怪獣に踏みつけられたとしか言いようが無い怪我だ・・・」
木野「もしや、ウルトラマンでは?!」
水野「なに?あ・・・そういえば、ずっとまえに、ゼッコロイドによって今と同じように時空を飛び、
他のウルトラマンを見たことがあったな・・・。たしかミラクルといったな。」
その声に宮野はついに目を覚ました。
宮野「う・・・お、おれのことを・・・・しって・・いるのか?」
驚く4人。
まさか本当に、しかもこの青年が、ウルトラマンミラクルだとは、と。
火厚「まさか、あんたがウルトラマンミラクルなのか?
宮野「はい。しかし何故僕の招待を?」
水野「いや、わかったわけではない。だが君が倒れていて、そのあまりにもひどい
怪我の仕方から、一般人だとは思わなかったんだ。」
そんなうつむく4人を見て、宮野はパッと笑顔を浮かべて、
「あなたは、あのときの!」
宮野も覚えていたようだ。
握手する宮野とフレンズ。
属「それにしても俺らはどうすればいいんだ?」
宮野「あ、もしかして・・・また別次元に来てしまったんですか?」
属「そうなんだよ。」
宮野「原因は?」
属「怪獣かもしれない。。」
宮野「なんてことだ!ウルトラフレンズ達をまたも別次元に飛ばす奴はひどいもんだ」
何もわかっていない5人・・・。
宮野「あ、とにかく僕は仲間のもとへいかなければならない。
リュウラとカイザー達は大丈夫なのだろうか・・・。」
木野「みんなで行こうじゃないか!」
水野「あぁ。いくら別次元とはいえ、平和を乱す奴は俺らが許さないぜ。」
宮野「みんな!・・本当にありがとう!」
そういって、走り行く5人。
すると大きな足跡が!
その足跡を辿ると、巨大な怪獣が・・・
水野「ゼ、ゼッコロイド・・・。」
なんとそれはゼッコロイドEであった・・・。
宮野「くそー!なんでこんなときに限って・・・」
そう言って、あまりに大きなダメージが残っているのにもかかわらず変身しようとする。
すうrと、フレンズが止めた。
「ここは俺らにまかせろ!」
そのまま4人は変身した。。。
フレンズの変身した姿を始めてみる宮野。
「ありがとう・・・。本当にありがとう!」
そういって、KS地区へと走った。
そして、ゼッコロイドVSフレンズの戦いが再び始まった!
ーーーーーーーーーーーーー
今日はここまでと致します。
フレンズはゼッコロイドとたかかう。
ウォータ「ってなんでこんなトコにゼッコロイドでんだよ、絶交星人のせいか?」
ヒート「知るかよ、まあ、ゼッコロイド作れるのは絶交星人だけだけどね。」
テロップでこんな文字が出る。(イメージマターが絶好星人を呼び出したからです。)
ウォータ「まあ良いけど・・・光線技全部防がれたんだけど・・・」
ゼッコロイドEのEは、エネルギーのEなので、吸収されてしまうのだ。
ウォータ「まあ、ウォータブレード!」
こう呼んで、剣を出し、持つと、鎧が着いたではないか!
ウォータ「ウォータ、ストリームヴァージョン!」
新しいモード出して見ました。(次に出すつもりの)頑張りましょう!
やべっ!最近、映画に夢中でみなさんの作品の感想を怠っていた!(←言い訳)
自分が作品作った時、みんなの感想聞けなくなるぞ俺!(んなこたぁないと思いますがw)
バースト作者様、ゴラースは相変らずインパクトがあり、印象に残ります。
恐ろしく、強く、それでいて漫画吹き出しで会話する可愛い面が最高なわけですが
レッガー!!お前は立派だったぜ!まさしく大きな英雄でした。
シザーミ、グラボーラ哀れなり…てかまじで可哀想っすね…怪獣墓場で安らかに眠ってくれ
荒井の技術が役立ってよかったですw
ツイスト作者様、本当に人間嫌ってるんだなぁ…ツイスト。
俺なんか勧善懲悪大好き人間なんでツイストに偽善者とか言われちゃうかもw
内容はペラペラなんかじゃないですよ。てかあらすじでもここまでやるとは…。
俺ますます文才無いなぁと感じてしまう…。
リュウラ作者様、なんか…感動しました…。ヘキの熱い台詞良かった。
みんな頑張ったからこそ、誰も失うことなく勝利することが出来たんですね!
最後のモエタランガネタがww
ミラクル作者様、来ましたね、偽者話。てか先にやられた(てめぇの更新が遅いから)
田辺副隊長は敵を欺くにはまず味方からといったとこでしょうか。
にしてもシンジャー…恐ろしい怪獣だ。
フレンズ作者様、ウォータが映画において新しいモードに変身ですか!
映画の熱気がますます上がっていきますね。
映画のラストに出てくる怪獣ですがイメージマターが暴走してありとあらゆる
怪獣の能力を持っている怪獣が生まれるというのはどうでしょう?
それにしてもみなさんの作品のレベルがどんどん上がっていて、オリトラスレに
書き始めたころと比べ、ほとんど成長していない俺は劣等感すら感じます…。
はあ…マジで約50話なんか作れるのか不安です。てかシグマはみんなが
楽しめる作品にちゃんとなってるかどうかも…。
なんか今日は俺の不安をばら撒きすぎた。スレ汚し失礼しました。
>シグマ作者様
感想ありがとうございます。
最近、ミラクルはネタ切れのために本当に劣化してきております・・・
今回もわかりづらくてすみません。
まさにシグマ作者様の「敵は〜」ということです。今まで正義と思われていたシンジャーを倒した
ミラクルとランニングこそが本当の正義だと目を覚ましたわけです。
やはり表現などが下手なため、わかりづらくてすみません。
そんなことありませんよ!
僕はシグマが大好きです。すごく明るく、正義感溢れる作品で、
ぜひこれからも続けてほしいです!
ミラクルも最終局面へ突入する直前!47話を投入します。今回の主役は「挽地隊員」です。
第47話「信じた者 裏切り者」絆宇宙人イーエス星人(2体)登場
あなたは信じる?
もし、宇宙人が絆を求めていたら・・・
挽地隊員はパトロール中、謎の小さなUFOが墜落するのを発見する。
すぐさまその場へ急行すると、見事にUFOを破壊されていた。
その中に乗っている人物は、既にどこかへと行っていた。
その宇宙人はイーエス星人。2体いる。
そしてイーエス星人は、どこかの研究室へと来ていた。
そこにいた研究科は、ビックリして転んでしまう。
「誰だお前は?!」その研究科は、なんと挽地隊員の父親であった。
イーエス「ワタシハ、イーエス星人。イマ、アナタガツクッテイル、宇宙船ヲ、ユズッテホシイ。」
挽父「ば、馬鹿を言うな!これは私が20年かけた大事な宇宙船だ。
これで平和になった地球を宇宙から見下ろすつもりなんだ。」
イーエス「ハハハ、モシカシテ私ガ地球侵略ニ使ウトデモ思イマシタカ? ソンナコトハアリマセン。
コノ、宇宙船ヲ使ッテ、人ト宇宙人ノ絆ヲ深メヨウト思ッテイマス。」
イーエス星人は、どうやら優しい宇宙人のようで、宇宙船を使って、
好きな時に、すぐに地球とYES星を行き来できるように考えているのだ。
挽父「なるほど・・・。そうすれば、地球も見下ろせるし、星も眺められる。 感動したよ!ぜひ、頼むよ!」
感極まった挽地の父親は、イーエス星人と握手した。
その宇宙船を使って、イーエス星人はすぐさま宇宙へ飛び立った。
宇宙船が飛んでゆく光景を見た挽地隊員は、すぐさまその発進地点へ向かう。
そこは自分の父親の研究室であり、驚く。
挽地「親父!!あの宇宙船・・・。いったい誰が乗ってるんだい?」
挽父「おぉ、武じゃないか!RED頑張っているか?
・・・そうかそうか。あの宇宙船が気になるのか。」そう言って、これまでのことを息子の武に話した。
だがこれに挽地は怒ってしまった。
「そんなもの嘘に決まっている!いますぐ宇宙船を追わなくては!」
そういって、レッドボーグで出動する。
父親は「なんでお前は信じないのだ?」と逆に反論するが、挽地はやはり信じなかった。
するとなんと、宇宙で例の宇宙船が巨大な円盤へと変形していくではないか。
挽地「こちら挽地。本部、巨大円盤出現!」
井上「まだ敵か味方かわからない。しばらく待つんだ」
挽地「いえ、奴は確実に敵です!今すぐ攻撃します!」
井上「待て!待つのだ!」・・・プーッ。電源が切れた。
挽地は疑ってやまないのだ。
挽地「親父の宇宙船を円盤に変えて、地球を攻撃するつもりなんだろう!」
そう怒って、レッドボーグのレーザー光線で集中攻撃。
それにより円盤が炎上してゆく。 だがすぐさま自動消化され、地球へ急発進!
そのまま円盤は上空から地球に攻撃を始める。
挽地「ほら。やっぱりそうだ。」得意げに円盤へ攻撃を始める。
挽父「くそ・・・。裏切りものー!」そう叫ぶが、円盤の攻撃は止まない。
他のRED隊員も出動して、攻撃を始めるが、円盤はレーザー・ロケット・火炎・冷凍と、
何でも装備しており、全く歯が経たない。
そして宮野はなんと、円盤内侵入作戦という大胆な作戦を提案する。
挽地もそれに賛同。井上も許可を出す。慎重に気をつけながら、進んで雪、作戦は成功!
ファイヤーガンを手に、奥へと進んでゆく。すると衝撃的なものを目撃する!
一体のイーエス星人は電子カプセルに閉じ込められており、
もう一体のイーエス星人は、この円盤を操作していたのだ。
そう。イーエス星人は本当に、優しい宇宙人だったのだ。だがある一体が急に裏切ったのである。
もう一体は、急に裏切られ閉じ込められてしまったようだ。
すると裏切ったイーエス星人は自爆装置を作動してしまい、円盤が墜落!!
そして大爆発が巻き起こった!だが宮野は変身しており、挽地隊員と優しいイーエス星人を救出。
裏切り者のイーエス星人も巨大化しており、とっくみあいのバトルを展開する。
目からNO光線を発射して、首をしめられてしまう。
光線(レーザー)が首をしめているため、取り外しができずにミラクルも苦しむ。
だが優しいイーエス星人も目から光線を発射した。これはYES光線だ!
それにより、NO光線も解除され、パワーもアップ!
最後は、ブルー光線で裏切り者イーエス星人の頭に穴をあけて、そこから全ての空気を抜き出し、
空っぽとなった裏切り者イーエス星人はただの殻となった。
挽地「最初は疑ってしまい、すまなかった・・・。
攻撃したときは、まさか同じ宇宙人同士が裏切るなんて。。。」
イーエス星人「我々宇宙人モ、人間ト同ジヨウニ、喧嘩ダッテシマス。
ダケド別ノ宇宙人達ガナカヨクナル権利ハアルハズデス。
デモ今回ハコノ提案ヲ中止トシマス。ダケド、マタイツカ・・・」
挽地「ああ!いつか、宇宙と地球を結ぼうじゃないか!
誰もがその日を願っているよ。いつでも待ってるぜ、イーエス星人さん。」
それを聞いたイーエス星人は安心して、一人で帰っていった。
もちろん宇宙船は、超能力で直していった。
そこに宮野が現れ、井上たちも揃う。
どんな宇宙人でも、信じるって素晴らしいことだとわかりました。
目を輝かせて挽地はそう言った。
次回予告
第48話「おまえだけは許さない」怒苦奇人ストレス星人、変身怪獣モルメータ登場
衛、真佐子の訪れた恐怖。いきなり消された大切な人。
宮野よ、奴を許すな!
次回をお楽しみに。
290 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:41:16 ID:3Rg0tR6l0
第二話「赤と銀の力」
UT−007 リデオン登場
CAM基地本部。ブレイバー、ファイター、スナイパー、バトラーなどの各チームの前で
春日長官がプロジェクターに表示された映像を示していた。
春日「先日、春日隊員が遭遇したこの未確認種……UT−005、コードネーム・フィブリオンは
このUT−006、謎の銀の巨人によって倒された」
その言葉に、おずおずと皆人が手を上げる。
皆人「あの……」
春日「何かね、春日隊員」
皆人「とう……長官、質問があります。この巨人も未確認種として扱うのですか? 彼は、
我々の味方では……」
そのやりとりに周りの目線は心なしか冷たい。だが春日長官は意にも介さず、プロジェクターの
映像を次々と切り替えた。
春日「この映像の通り、巨人はUT−005を光化学兵器のようなもので退治している。春日隊員
の言うとおり、我々の味方という捉え方もできなくもない」
春日「だが、先日にUT−002とUT−003が交戦したという事実もある。単にUT−006
にとって、UT−005がたまたま敵だったという可能性も充分にある」
その言葉に、一同は深く頷いた。
春日「UT−006が我々に害を為す可能性がある以上、放置しておくわけにはいかない。チーム
ハーミット、Dフライヤーの開発状況は?」
隊員「春日隊員の実験により、異次元空間突入能力に若干の問題を認めました。目下調整中です」
春日「了解した。後は……」
そしてミーティングが行われたが、その間皆人は呆然としていた。
皆人「そんな……僕は敵じゃないのに」
そんな彼に、ツイストが声をかけてきた。
ツイスト「言っただろう。人間なんて臆病で、自分勝手に生き物だってな……やめるか?」
皆人「むっ……やめるわけないじゃないか」
そう応えた皆人の脳裏には、先日のツイストとの会話が蘇っていた。
291 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:43:25 ID:3Rg0tR6l0
皆人「僕が相棒?」
Dフライヤーの前で、呆然と皆人が聞いた。ツイストが声で頷く。
ツイスト「そうだ。俺は元々この世界を守るためにやって来た。それは説明したな?」
皆人「うん」
ツイスト「が、ここは俺にとっての異次元だ。自由に力が使えるわけじゃない。そこで、その世界の
生物の生命力を借りて、力を具現化させる必要がある」
皆人「具現?」
ツイスト「簡単に言えば、この世界で俺の力はしぼんだ風船みたいなものだ。その世界の生物が息を
吹き込むことで、初めて形を取ることができるのさ。それが相棒……『宿主』だ」
皆人「僕が……その宿主に選ばれたのか」
そして皆人の生命力を使って巨人の姿になれるのだが、それには時間制限があるのだと言う。
三次元世界の時間に換算して、約二百秒。それ以上は宿主が生命の危機にさらされるそうだ。
ツイスト「どうだ、宿主になってみるか? それとも」
皆人「やるよ」
即答だった。ツイストはなおさら皆人のことが気に入ったが、言葉にはしなかった。
ツイストは『リードツイスター』を皆人に与え、自分はその中に収まった。
292 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:44:47 ID:3Rg0tR6l0
皆人はチームブレイバーの基地で、ぼんやり自分達が未確認種に認定されてしまったことについて
考え込んでいた。
その肩を、紅一点の近見恭子が叩いた。
近見「どうしたの、随分お疲れじゃない」
皆人「近見隊員……すみません、ちょっと考え事を」
近見「春日長官のこととか?」
当たらずとも遠からずだったので、黙りこくる皆人。しかし近見はそれを曲解した。
近見「そうよねー。皆人くんがあれだけ大変な目に遭ったのに、他人行儀だもんね、お父さん。ちょっと
冷たいよねー」
皆人「……! 僕は……」
御影「まったくだ。最初から俺が乗っていれば、あんな大変な目に遭わずに済んだのにな」
皮肉混じりに御影も頷く。
御影「春日、これで俺に代わる気になっただろう? 次は俺がテストパイロットをやる。いいな?」
皆人「そんな……」
田辺「Dフライヤーの調整は、まだまだ時間がかかるそうだ」
自動ドアを開けて田辺隊長が入ってきた。それまではテスト飛行も中止。怪獣が来た場合は従来の戦闘機、
Fフライヤーで牽制するしかないと。
そんなおり、異次元反応がキャッチされ、市街地に恐竜型の怪獣が現れた。UT−007と認定されたそれは
吸引した生物を強化乾燥させる粉を吐いていた。
春日長官の指示が下る。レスキューチームであるチームナイトに市民の退避を任せ、チームブレイバー、チーム
ファイターに出撃命令が下った。御影、近見、皆人はFフライヤーで出撃する。
を現した。
293 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:46:20 ID:3Rg0tR6l0
FフライヤーでUT−007、コードネームリデオンに攻撃を加えながら、皆人は迷っていた。
もしもここで変身すれば、またあの怪獣は倒せるだろう。しかし次には味方に攻撃される可能性が残っているのだ。
ツイストが尋ねてくる。
ツイスト「どうした、変身しないのか?」
皆人「僕は……」
ツイスト「ま、俺はどっちでもいいけどな。俺は人間なんざ大嫌いだ」
その言葉に驚く皆人に、ツイストはいつものように「人間は傲慢、身勝手」と並べる。
ツイスト「だけどな……お前も人間だが、そんなお前を俺は相棒に選んだ。どうしてか分かるか?」
皆人「……どうして?」
ツイスト「お前が、馬鹿だからだ。傲慢や身勝手になりきれそうにない、後先考えない馬鹿だからだよ」
その言葉に励まされ、皆人はリデオンに特攻する。リデオンは目から怪光線を放ち、皆人のFフライヤーは墜落し
そうになった。その時。
皆人「いくぞ、ツイスト!」
ツイスト「おう!」
叫び声と共にリードツイスターから光が溢れ、ウルトラマンツイストが姿を現した。
294 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:47:31 ID:3Rg0tR6l0
リデオンと戦いを始めるツイスト。その様子を本部から見ていた春日長官が司令を下す。
春日「各員、体勢を立て直せ。UT−006、007両者に砲撃用意!」
戸惑いながら隊員達もその指示に従う。
その時、リデオンが放った怪光線が近見のFフライヤーを襲ったが、それをツイストが体を張って庇った。
近見「助けて、くれた?」
思った以上のダメージを受けて、地面に屈するツイスト。止めとばかりにリデオンが迫る。
その時、近見のフライヤーがミサイルを発射した。残る機体もそれに倣う。
銀の閃光が降り注ぎ、怯むリデオンに、立ち上がったツイストがブラスターレイを放った。赤い光はリデオンの
体を四散させた。
そしてツイストは、彼方へと飛び去った。
本部で、ブレイバー、ファイターの各隊員は春日長官からきつく注意を受けた。無断でリデオンのみに砲撃を集中
させたからである。しかし結果としてリデオンは倒せたので、口頭注意のみで済んだ。
近見「だって、助けてもらったんだからしょうがないわよねぇ」
御影「ま、受けた恩は返さないとな」
そうあっけらかんに言う近見と御影に、皆人は頭を下げるのであった。
皆人「あの、ありがとうございました!」
近見「は? 何で皆人くんがお礼言うの?」
皆人「あ、僕は……撃墜されたのに、皆が怪獣倒してくれて」
御影「当然だろ、馬鹿が。これに懲りたら次のテスト飛行は俺にだな……」
そして先輩二人から説教を受ける皆人の腰には、リードツイスターが笑うように揺れていた。
第二話・完
295 :
ツイスト:2006/09/23(土) 13:51:49 ID:3Rg0tR6l0
何か二話をあげてみたら長々となってしまいました
>>292の最後の一行「を現した」はミスです、すみません
次回予告とかもありませんね、そういえば
>バースト作者様
どうもありがとうございます
性善説否定というか、綺麗事だけで終わらないけど最後は必ずハッピーエンドを目指す
作品にしたいと思っています
>シグマ作者様
感想ありがとうございます
ツイストは……まぁ、これから好きになっていくんですよ。きっと
自分も勧善懲悪は大好きなので、その辺は外さないと思います
>ミラクル作者様
宇宙人にもいい奴もいれば悪い奴もいる、そう改めて実感させてもらえた作品でした
挽地隊員がいちいちいい味出してたと思います
>ツイスト作者様
話にシンクロできる、とても読みやすく、かなり面白い内容でした、これからも頑張ってください
297 :
バースト作者:2006/09/23(土) 13:59:22 ID:XSBx7zLY0
>>295 おお、第二話! やはりお父さんとの確執が見ていて面白いです。
自分も、単に嫌なだけの話にするのは自分自身で苦痛なので、その辺は
気をつけて行きたいと思ってます。これまで自分の書いた話を今見直すと、
しんどい話が非常に多いのですが。
>ツイスト作者様
第2話お疲れ様です!
今回も非常に楽しい作品でした。
最初はみんな、ウルトラマンを敵と思っていたんですね・・・。
でもツイストと皆人・隊員(人間)の間の交流がこれからも非常に楽しみです!
>オーバー作者様
感想ありがとうございます。
今更ながらに隊員達のキャラクターが確立できて良かったです。
道城「俺の、やりたい事・・・」
光「そうだ、君は、この後、どうしたいと思っている?」
道城「俺は・・・」
一方、SGT基地
マイナスエネルギーの雲と、東京に進行中の巨大怪獣などのため、基地内は騒然としていた
そんな時、来る予定の無い太陽エネルギーレーザー砲を積んだEARの大型トレーラーが現れたため、警備の兵士は怪しく思うが、赤山のもっともらしい嘘によってトレーラーは格納庫まで到達する
ここで津上が官制室に侵入してジャックし、石野、和崎がスカイホークSに乗り込み、赤山、川浪がスカイホークを奪回しようと攻撃してくる警備兵の相手をする
その間、EARの整備員がスカイホークSに太陽エネルギーレーザーを取り付ける
神「宇宙人共そこまでだ!!」
中村「お前らの好きにはさせないぞ!」
そこにSGTの面々が現れ、一気に形勢不利になるEAR、スカイホークSの発進体制はまだ整っていない
赤山「神隊長、私は本物だ!あの黒雲を晴らすためにどうしてもこの戦闘機が」
神「嘘をつけ!EAR隊員の体をのっとてスカイホークSで東京を攻撃するつもりだろう!」
赤山「やっぱり信じてもらえないか・・・」
川浪「そりゃそうでしょ、こんな手を使ったら」
赤山「後で丁寧にお詫びしなければな」
格納庫で激しい戦いが続く中、官制室の戦いは一瞬で終わっていた
荒山「ぐ・・うう、糞、宇宙人、め・・・・」
言って、ぐったりと倒れる荒山
その周りには同じく突入した谷村やその他の一般隊員達がすやすやと寝息を立てている
何事も無かったかのように、津上は再び管制室のコンピューターに向かうのだった
断っておくが、彼は生粋の地球人である
>>299 オーバー作者様、荒山ではなく、荒井です。
第二十九話「懲りないアイツはバルタン星人」宇宙忍者バルタン星人登場
深夜、大型トラックが角を曲がろうとした時のことである。
「フォッフォッフォッ…」まるでお爺さんのような笑い声が聞こえたかと
思うと、突如黒い影が広がり、トラックを包む。影が消えるとトラックだけ
残り、運転手は消えていた。当初は警察の管轄としてSGTは活動しなかった。
そして真悟が子供達と野球をしているとこに調査中の警官が通りかかる。
真悟が警官にエールを送った直後、影が警官を包み警官は死んだように固まってしまう。
すぐに真悟が警官に近寄ると、あの笑い声が聞こえてきた。その後も
動物園の象が消えたり、建設中のビルが崩れてきたり、スクランブル交差点を
渡っていた人達が消えたりと、怪事件が繰り替えされる
それら全てに共通するのは黒い影と不気味な笑い声。これは警察だけでは解決
出来んとSGTも調査を開始する。真悟と雪が例のトラック運転手消失の現場に
向かうと、二人は影に包まれ消えてしまう。真悟が目を覚ますと、そこは
研究室のような場所であり、消失した人々や
真悟「一体、ここは…」
?「ようこそ大和真悟!いや、ウルトラマンシグマ!」
真悟「貴様は!?バルタン星人!!また懲りずに地球侵略か!!」
バルタン「フォッフォッフォッ…我々はいつまでも諦めんのだ!この地球を
いただき、貴様達、ウルトラ戦士を皆殺しにするまではな!それこそ
我々の限りなきチャレンジ魂!」
真悟「なぜ人々を連れ去った!?」
バルタン「我々バルタンも貴様の大先輩、初代ウルトラマンにより大半の同膨を
失った!今でこそ、数は回復しているがまだまだ足りん!よって地球人を
我々の労働力にするのだ!象は強力な宇宙怪獣に改造するため!しかし
こんなことをしようとしているとはお釈迦様でもご存知あるめぇ!!」
真悟「そんなことはさせるか!」
バルタン「ふん!もう遅いわ!!まもなく我々バルタンの総攻撃が始まる!!
真悟!貴様はここから指を加えて見ていろ!!」
そういうとバルタンは宇宙船から飛び出し、街を破壊し始めた!
さらに、援軍のミニバルタンと宇宙船からの攻撃もセット付きである。
SGTのスーパーファルコンが迎撃を開始し、ミニバルタンは落としていく。
しかしあらかたミニバルタンを退治すると残りは巨大な方のバルタンと合体し
警告する。バルタン「SGT!宇宙船を攻撃するのは止めた方がいいぞ!
中には多くの地球人どもと、貴様らの仲間、真悟と雪がいるのだ!」
そう言われ中村、荒井、谷村は攻撃を躊躇ってしまう。しかし神隊長は
「いや、このままではバルタン星人にいいようにされてしまう。中村!
新開発のパンチレーザーSPで部分的に宇宙船に穴を開けるぞ!」
中村「了解!よ〜し…」
中村がパンチレーザーSPで宇宙船を攻撃、穴を開けるのに成功する。
通信で真悟と雪にファルコン1号に飛び移させようとする。なんとか飛び移らしたが
問題は象である。真悟は雪に先に脱出させ、シグマに変身!宇宙船を破壊し、
象を救出した。ウルトラマンとバルタン星人、因縁の対決が始まった。
バルタンは分身殺法とバルタン砲でシグマを攻撃。シグマはシグマシールドで
バルタン砲を防御し、バーニングキックで反撃し、バルタンを吹っ飛ばす。
シグマは連続打撃のあと、アスシウム光線の構えを取ろうと…いやあの構えは
スペシウム光線の構えだ!
バルタン「馬鹿め!我々はすでにスペシウム光線対策は出来ておるわ!」
シグマ「それはどうかな!?」
そう言うとシグマはスペシウム光線を発射!バルタンはスペルゲン反射鏡を
展開する。一瞬、凄まじい爆風が起き、何も見えなくなった。勝ったのは…
シグマであった!
バルタン「な、何故だ…!スペシウム光線は研究し跳ね返せるようにしたはず…」
シグマ「初代ウルトラマンとお前達が戦った時から既に40年以上経っている
こちらもスペルゲン反射鏡対策は出来ていたのさ。スペシウム光線を撃つ前に
なんのためにバーニングキックを放ったと思っている。反射鏡を破壊するためだ」
バルタン「うおぉぉぉ無念!だがウルトラ戦士!我々はこれからも決して諦めんぞ!
次こそ必ず地球をいただき貴様らを倒してやる!覚えておけ!!」
そう言い残しバルタンは爆発した。
シグマ「来るなら来いバルタン星人!平和を脅かす者に俺たちは負けないんだ!!」
次回予告「一つの作品を作るのに命を掛けた男達がいた。例え怪獣に襲われそうに
なっても完成するまではその場を離れる事は出来なかった。
さあ来週もみんなで見よう!!」
>シグマ作者様
80かた25年・・・ついに「7代目」の位置につくバルタンが登場しましたね!
影で包んで、一瞬でさらってしまうなんてバルタンも非常に強くなりましたねー・・・。
シグマも作戦も面白く、楽しい作品でした!
シグマ作者様
21話の感想有難うございます。ゴラース編は次で決着を付けるつもりですが、
つくといいなあ。ここまで話が大きくなるとは・・・
で、バルタン星人。厳密にはちょっと前にカイザーの最初でも来てますが、
とにかくディテールの部分で爆笑しました。痒いところへの手の届きぶりが泣けます。
>>304 「80かた」ではなく「80から」の間違いです。
すみません。
ミラクルももう終了間際であり、ピースの脚本を2つ書いたながら、
すごく長文となってしまい、表現力の無さによりわかりづらい部分が多々あるようになってしまいました・・・。
それでも大丈夫でしょうか・・・
実は初めて3レスも使った作品ですねw登場怪獣がウルトラ戦士の
ライバル、バルタン星人ということですごく気合入れて作った作品です!
サマナグ・バトルキング以来の自信作といっても良いです!
まあ…それはつまり自信を持って送り出せた作品が少ないということですがw
とどめは最初は八つ裂き光輪の予定だったんですが、それじゃ先生と
同じパターンになるということで伝家の宝刀で決めました。
ミラクル作者様、イーエス星人の今回の話しですが、なるほど宇宙人でも
地球人と変わることはないんだと実感しました。だからこそ友達になれる
可能性も秘めている…。
ツイスト作者様、むむ第二話も素晴らしい作品ですね。面白いし
良い感じに変化球なとこがいいですね。これからも期待します。
最後は必ずハッピーエンドというのもいいですね。
オーバー作者様、いよいよSGTと戦う話が来ましたね!
神隊長と荒井以外はあまり言うこと聞かない奴が多いですがよろしくですw
真悟と雪はどういった感じで出るのか!?
シグマ作者としてそこらへんが気になりますw
>>304-305 感想ありがとうございます。今回のバルタン星人はいままでの
バルタン星人の特徴というか名台詞wを入れてみたりしました。
最後の死に際の台詞も「勝負はまだ一回の表だ!」と言わそうかと思いましたが
やめました。あとビルガモ登場とか…(ビル崩しはそれの名残りです)
で、バルタンの着ぐるみは2代目をイメージしてください。
リュウラ作者様、以前言われたパンチレーザースペシャル砲も出してみました!
って言っても宇宙船に穴開けただけだけどw
シグマ作者様
感想ありがとうございます
荒井隊員の名前の間違えすいません
どこか人間っぽいバルタン星人でしたね
スペルゲン反射板が破壊されたシーン、感動しました
これかれも頑張ってください
その頃、東京では安全保護隊による必死の非難作業が行われていた
しかし老人、子供、けが人もいるため、とてもすべての人間を非難させる事はできない
トゥルーオーサ東京への侵入を妨害すべく、自衛隊の戦闘ヘリが黒雲の影響を受けないように低空飛行して出動し、トゥルーオーサにミサイルを見舞うが、歯が立たなず、光の翼からでる黒い光線であっという間に全滅させられる
歩兵隊、砲兵隊も出動するが、対怪獣ランチャーも砲撃も歯が立たず、進行を抑える事はできなかった
ついに太陽エネルギーレーザー砲の取り付けが終了した
すぐに赤山は津上に格納庫のゲートを開くように指示
しかし、津上からの返事は無い
津上はかつて無い強敵と対決していた
無言で構えをとり、相手をにらみつける津上、その視線の先には・・・大和真悟!
間合いをつめていく津上、同じく間合いをつめる真悟
制空権が重なり、先に仕掛けたのは真悟だった
正拳突きを津上に向けて放つが、津上はそれは片手で受け、足払いを放つ
しかし、真悟はそれを飛んでかわし、続けて津上が放った手刀を空いている手で受け、蹴りを繰り出す
津上は回転してそれを受け、後ろに飛んで、飛びながら制服の袖から針を真悟の頚動脈に向け投げる
真悟はそれをひらりとかわし、レーザーガンに手をかけ、引き抜いた
が、津上はもう片手の袖から針を投げるが、真悟はそれをまたかわして津上にレーザーガンを発射する
津上はそれをもろに浴びて、その場に倒れふした
真悟(しまった!)
もちろん真悟は津上が人間である事は見抜いていたので、適当に戦って負けた不利をするつもりだったのである
しかし、相手がかわせると思った攻撃が、もろに相手を倒してしまったのだ
慌てて駆け寄った真悟が津上を抱え起こそうとした瞬間、津上の正拳突きが隙だらけになった真悟の腹を捕らえ、彼を気絶させた
真悟の放ったレーザーは、EAR制服の防御力と津上の腹に巻かれていた超硬度セラミック短刀で防がれ、津上は無傷で済んだのである
津上「ゲート、開きます」
言って、津上は格納庫のゲートを開けた
シグマ作者様、バルタン星人良かったです。
警官を死んだように固めるは初代。
ミニバルタンと反射鏡は二代目
ビル崩しはJr
動物園というのは5代目
台詞回し、人質は6代目といったとこでしょうか?
ところで当初はビルガモが出る予定だったんですか?
ビルガモ好きなんでそのバージョンも見てみたいです。
オーバー作者様、熱いなぁ〜SGTとのバトルもすごいです。
こういうの大好きです
皆さん乙です。
毎回作品楽しませてもらってます。
今度、僕も作品を書いてみようと思うのですが、よければルールを教えてください(テンプレが無かったもので)。
例えば
・何話以上という決まりはあるか(短くてもよいか)
・実在(w)の怪獣、ウルトラマン達は登場してよいか
・外伝とは、他の作者が書くストーリーのこと?
・厨房っぽくてイイデスカ…
など。
お暇でしたら教えてくださいm(_ _)m
>>312 新参者様、ご参加ありがとうございます!
1、特に話数は決まっておりません。しっかりと完結して頂ければ、5話でも大丈夫だと思われます。
2、夢を壊すような後付設定などが無ければ、大丈夫だと思います。
3、公式ではイレイズ作者様がと書かれていますが、他の作者様が提供ではなく、自分のオリトラ
と織り交ぜて、その作者様自身で公開した作品と致します。
4、全然OKです!むしろ、自分の文がもう厨房ぽいのでw
新作、お待ちしております!
>>282より
東京KS地区へと走っていた宮野だが、シファンセス星人との戦いで負った
深手が響き、足が鈍ってくる。そうでなくても、真悟がバイクで相当苦労して
辿り着いた場所である。遂に膝を付く。
「くそ・・・動け、僕の身体! 奇跡を・・・奇跡を今此処に!」
「しょっちゅう起こったら奇跡とは言わないでしょ」
声を掛けられて宮野は振り向く。そこには、涼しい笑みを浮かべた若い
美女が立っていた。
女性は手を前に出す。すると、柔らかい光が手から宮野に走り、傷を忽ち
癒していく。宮野は回復した。
「おお・・・奇跡だ!」
「そんな大それたものではありません。『必然』と言います。地球の平和を
守るため、ウルトラ戦士が助けを願った。だから私は此処に現れた」
「まさか、貴方は銀十字軍の」
「ディアナ。地球での名を、秋月さやかと言います。初めまして、奇跡の国の
勇者・ウルトラマンミラクル」
イレイズの救援要請を受けたディアナが、やっと到着したのである。
「ところで、イレイズは?」
「え? いえ、今回地球に来てからはまだ顔を合わせてませんが」
「えっ・・・」
さやかは忽ち不機嫌な顔になる。
「あいつ・・・又スタンドプレーで先走って勝手なことしてるわね・・・」
瓦礫の山となった研究施設跡の地下。といっても、イメージマターが飛び去っていったので
今は青天井となっている。逃げ回っていたアーダイカはかすり傷で済んだ。こっちのほうが
奇跡かも知れない。
「お前らに協力しろだと!?」
そんなアーダイカを、イレイズ・・・から人間体になった明野暁はまだ勧誘している。
満身創痍で倒れたままでだが。
「ふざけるな! わしは地球侵略に来たのに、何故お前らに協力せねばならん!?」
「さっきも言っただろう。このままピグマ星人側にいてもずっと下っ端でいいことないぞって」
「ぬ・・・」
そう言われると弱い。
「それよりも、地球の救世主となって人々の支持を得たほうが絶対天下を取る近道だぞ」
「・・・わしは悪の宇宙人だぞ! 今までもずっと悪いことをしてきたんだぞ!」
「動機や経緯なんか助けてもらう側にとってはどうでもいい。今お前が此処で何を
するかが重要なのだ」
「ぬうう・・・」
「さあどうする。宇宙の千石大名様」
「ぬ?」
アーダイカは表情を変えた。
「わしが千石大名?」
「ははっ。時代は貴殿を求めておるのです、殿。強く優しき英雄としての殿を」
「強く優しき英雄・・・!!」
アーダイカは気をよくしてあっさり乗せられ、傷付いた暁を担いで地下施設から外へ向かって
歩き出した。
316 :
リュウラ著者:2006/09/24(日) 13:24:52 ID:pKlg8msU0
>>シグマ作者様
そういえばこの時間軸でのバルタンは80以来なんですね。スペシウム原理主義者として
今回の決め手は見たかった図です。このバルタンは二代目風という点も泣けます。
あと、パンチレーザーSP有難うございました。Aの中でもかなり好きな技です。
>>オーバー作者様
戦闘機奪取!「何が何でも勝つ!」感が出てカッコいいです。
あと、トゥルーオーサの「光の翼攻撃」がクールです。全包囲攻撃ですよね?そら強いです。
>>バースト作者様
そうきたか!良いやつなんですかね?殿は。前回も確か「成敗」に留まったような…
「わしは悪の宇宙人なんだぞ!今までずっと悪いことをして来たんだぞ!」
良いやつですよね?殿。
>>新参者様
どうもこんにちは。筆の遅いリュウラ著者です。未だ設定も何も見てないのでコメントし辛いですが、
とにかく新作、期待してますね。
317 :
バースト作者:2006/09/24(日) 19:12:45 ID:s+yp/9wz0
>>316 リュウラ作者様
いい奴なのかどうかは判りません。が、そこで信じることが重要なのだと
判断しました。大いなる力の先達も地球からの追放をものともせず
おっしゃった。「何百回裏切られようとも」と。
関係ないですが、今日二度目の映画メビウスを見てきました。ネタバレ
避けのため詳細は話せませんが、めちゃめちゃイメージ喚起されるので
是非皆さんにもご視聴を勧めます。
318 :
バースト作者:2006/09/24(日) 20:55:05 ID:s+yp/9wz0
あと、上映前にミライの五十嵐隼士君とダンの森次広嗣大先生と
郷の団時郎大先生が挨拶回りに来られました。生でウルトラアイ装着の
「デュワッ!」が見られました。泣きました。
>>310 オーバー作者様、面白かったです。展開も熱いし。
でも…少し不満を言わせてもらっていいですか?津上が強いのは分かってます。
伊賀忍だし。しかし荒井がけっこうあっさり片付けられたなぁってとこと、
真悟もあっさり気絶させられたとことか、神もEARが宇宙人だと疑いまくりとか…。
特に神隊長はキャラ的にいきなり宇宙人だと疑うタイプではないんです。
あと細かいこと言わせてもらえばスペースガンです。レーザーガンでも全然問題無いですが。
すいません、自由に使って良いですよとか言っておきながら、何かと後から
不満が出てきちゃう嫌なタイプの人間なんです…。気を悪くしたらごめんなさい。
>>311 ビルガモバージョンは宇宙船がビルガモに変わった程度の違いなんですが…
ご希望なら作ります。
>>312 新参者様、始めまして。ミラクル作者様が言った通り
完結すれば何話でもOKで、実在怪獣、ウルトラマンを出すのもOKです。
あーでも設定でそれらの世界と繋がっているとかしないといけないかも。
過去にその怪獣やウルトラマンがいたとかいう場合。マックスみたいに
その世界で初めて登場したとかいうパターンなら大丈夫だと思います。
厨房ぽくて全然大丈夫でしょう。シグマを見てくださいww厨房丸出しですからww
>>316 リュウラ作者様、ご感想ありがとうございます。
今回のバルタンは昭和バルタンの集大成のつもりです。いろんな面で。
まあ一番のこだわりは…台詞回しですねw
>>317-318 アーダイカは一応当初は勧善懲悪らしく完璧に悪のつもりだったんですが
なんか憎めない感じですね。でも「信じる心が勇気になる」ですね。
メビウス映画、俺も見に行きましたよ。燃えた泣いた頑張ろうと思った。
いつも言ってるようにエース大好きな俺にとって今回は本当に最高でした。
北斗役の高峰さんカッコイイよ…。それにしてもウルトラアイ装着見られたんですか!?
羨ましい…。
320 :
バースト作者:2006/09/24(日) 23:05:02 ID:s+yp/9wz0
シグマ作者様
あの映画はヤプールがボスということもあって、北斗の扱いが結構
よかったですね。
アーダイカ、余りこっちでいじるのもどうかとも思ったのですが、
シグマ本編で殺されてはいなかった為、殺すまでしなくてもいいだろうと
判断してこうなってます。その分、寝返ったエゴチにツケが回りそうですが。
後、オーバーのあの展開ですが、私は真悟が負けたのを見て「おお、
すげえ!」と津上に無責任に感嘆しました。ごめんなさい。確かに最終的な
権限はそちらにありますね。
その上で述べさせていただくと、ウルトラマンの状態で負けたのなら
確かに問題ですが、人間状態なら・・・ひょっとすると、こういうことも
あるかもとは思います。ガイアの我夢なんか人間状態では運痴でひ弱だし。
まあ、ガチ勝負で負けるではなく、不意を突かれて包囲を突破されたとかでも
よかったかもしれませんね。
バースト作者様、いえアーダイカはこういった感じでいいですよ。
確かにエゴチはなんかツケが回りそうですが、こいつも最後は生かして
あげたいかな…。
あと謝ることなんかないです。ホント、心狭くてなにか気に食わない
ようなことが起こると細かくつっこんでしまう俺が一番問題有りですから…。
なんだろ、エースやタロウでウルトラ兄弟が客演しても噛ませで終わって
不満タラタラみたいな?いや、これは何か違うか…。まあなんにせよ
俺の戯言だと思ってスルーしてください。今、俺からマイナスエネルギーが
大量に出てますね、多分。いかん、今日はもう寝ます。
本当すいませんでした。
あ、バースト作者様。ウルティメットマンの使用許可頂けますか?
322 :
バースト作者:2006/09/25(月) 00:22:23 ID:uTDF5r2Y0
取り合えず、アーダイカとエゴチに関しては余り深刻なことには
しないつもりでおります。
ウルティメットマンについてはおっけーですが、バースト同様劇中劇の
登場人物ですか? それともワニデンデン同様実在ですか?
ちょっと用があったので、遅レスすいません。
>>313 >>316 >>319 丁寧にありがとうございましたm(_ _)m
今構成をマトメているところです…。
ヒーロー名は“ウルトラマンマグナ”でいきたいと思います。
リュウラはジャーク星人に、シグマとカイザーはハガネギアロに向かってゆく。
怨念を養分として強化するギアロを、宿敵であるリュウラと闘わせるわけにはいかないからだ。
「ふむ、異世界のウルトラマンか。今度こそ抹殺してやる…我が魔界の剣を受けるが良い!」
大剣を振るい、リュウラへ切りかかってゆくジャーク星人。リュウラはその剣をかわしつつジャーク星人の頭部をキック!
よろめいたジャーク星人は突如マントを広げ、そこから照射する光線でリュウラを捕縛!
さらに周囲を闇に包み込む。
「動けまい?この闇の中では、ウルトラマンという生き物は一分しか活動を維持できないのだ。」
その通り、リュウラの、そしてシグマとカイザーのカラータイマーも点滅を始める。
「シグマ兄さん…一分しか保たないって!」
「なら、一分で決めりゃいい話だ!」
シグマは空間からシグマソードを召喚、ギアロの鎖鎌を払う!その隙にカイザーは、タイマーショットでハガネギアロ本体を狙う!
だが敵は、火炎弾を発射しタイマーショットを迎撃。その上、鎖鎌とは違う触手を伸ばしカイザーを絡めとる!
バーチカルギロチンで触手を切断しようとするシグマ、だが火炎弾が軌道を変えシグマを襲う!
その隙に鎖鎌がカイザーの背中へ迫る…カイザーはふと冷静になる。
(背面の敵に蹴り込み、怯んだところを一本背負い…)
その意思を読んだシグマはテレパシーで助言を放つ。
(マイベストヒーローの必殺技だ…『電撃キック』を使え!)
瞬時に右脚にプラズマを集中させるカイザー。更に、リュウラに教わったものをアレンジ。
空中電撃後ろ回し蹴り 「電撃スピンレッグ」
で鎖鎌を蹴り飛ばした!武器が蹴り飛ばされた上感電し、怯むハガネギアロ。
カイザーはその触手を掴み、全力で一本背負いを決めた!
一方、ジャーク星人は捕縛されたリュウラに邪悪破壊光線を浴びせる!
「私の、勝ちだな!お前を倒した暁には、今度こそこの惑星を我が魔界へ…」
「ソイツは、俺が本気を出した後に言え。」
突如、リュウラの胸の装甲が光る。と、捕縛光線が破られた!
脱出したリュウラはゲキに変身を完了していた。
「シグマ兄さん!リュウラ兄さんが、フォームチェンジを!」
「別世界のウルトラマンだからな…能力だって異なる。」
急ぎ魔界の剣を振るうジャーク星人、しかしその眼前から、一瞬にしてリュウラは掻き消えた。
驚くジャーク星人。しかも、己の腹部から亀裂が生じ始めているのを発見する。
リュウラはジャーク星人の背後にいた。剣をかわすと同時に超光速の膝蹴り「破邪龍剛脚ドラゴンカムイ」
を打ち込んでいたのだ。
「うぬ…我が邪悪破壊光線、喰らうがよい!」
「遅い!」
リュウラは光の球弾「裁邪龍光弾シャイニングボム」を放つ!炸裂したそれは、膨大な光の奔流を生み出し、ジャーク星人を呑み込んだ。
「ぬあぁ!だが…まだ終わりはせん!最後の希望、イメージマターよ…後…は…」
ジャーク星人は消滅、発生した闇も全て消え去った。
感電したところを投げ飛ばされ、動きのままならないハガネギアロ。
「決めるぞ!」
「はい!僕の、魂を込めて…」
「アスシウム光線!」
「メテオ・スペシウム!」
二条の光線が、ハガネギアロを三度虚空へ送り返した。
だがリュウラは、既に満身創痍。
「さっきの姿は、爆発的な攻撃力を発揮するが…俺自身にも負荷を与える…
変身を維持できん。シグマ、カイザー、後の奴は頼む…」
リュウラはヒスイの姿に戻り、意識を失う。
だが、残されたシグマとカイザーの背後に、バトルキングが迫っていた…
今回は以上です。一回消してしまったので少々雑ですが…
>シグマ作者様
自分勝手な作品を作ってしまい、申し訳ございませんでした
確かに、荒井隊員達は簡単にやられすぎたと思います
それに神隊長ももっと頭の柔らかい人として書くべきでした
・・・・実はあの作品あそこで勝ったと思った津上が雪に不意をつかれてあっさりやられるとか考えてたんですが、やらなくて良かったと心底思います
不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ございませんでした
>シグマ作者様
申し遅れてすいません。感想ありがとうございます。
人間も、向こうから見たら宇宙人ですしね!
>マグナ作者様
期待しております!
マグナ、カッコいい名前だと思います。
>バースト作者様
素晴らしい展開ありがとうございます!
宮野の回復展開に困っていたので、非常に嬉しいです!
>リュウラ作者様
非常に熱い展開で感動しました!
自分もこんな白熱した脚本をかけるようになりたいです。
2日に一回ペースでなんだか早いですけども、
48話、放送します
第48話「おまえだけは許さない」怒苦奇人ストレス星人、変身怪獣モルメータ登場
家族は絶対に離れたくない存在。
しかし、別れは必ず来る。どんな形であれ・・・
衛くんは、真佐子と共に田舎の両親に会いに行くことになった。
そもそも離れることになった理由は、母親が重い病気になりそれを父親が長い間
看病する事となったのが原因である。
そして母親の病気もすっかり治ったようで、秘密で会いに行こうということである。
今日の衛くんはいつもよりも、物凄い笑顔である。
事情を知っている宮野が、マイカーで連れてってあげることとなった。
真佐子「宮野さん、本当にすみません。」
衛「ありがとう!宮野さん」
宮野「ハハ、いいんですよ。今日は休暇ですしね。」
そして長い森をぬけて、田舎に到着した。
畑や木や山が目立つ、のどかな町並みである。
ドキドキしながら、両親の家へ向かう衛。
そしてインターホンを押して、ドアが開きお父さんが出てきた!
衛「お父さん、ただいまー!」
真佐子「お父さんこんにちは」
宮野「始めまして。REDの宮野です。」
そうあいさつするも、次に父親から出た言葉は信じられないものだった。
父「なぜ来たんだ?なんで来てしまったんだ?」であった!
驚いて言葉が出ない二人。
宮野「ちょっとお父さん、どういうことなんですか?
せっかくあなたの子供が遊びに来たっていうのに。」
父「頼んでおらん!」と反論してきた。。
そこへ買い物から帰って来た母親もやってきた。
衛「お母さん!!お父さんが・・・お父さんが・・・」
そういって悲しみ出す衛。だが母親までもがひどい言葉を口にした。
母「あらら、連絡もなしに来ちゃったのね」であった。
あまりのショックに衛は泣き出して、どこかへと走り去ってしまった。
真佐子「衛ー!」と手を差し伸べるが、既に遅し。
宮野「ちょっとあなた達!なんていう人だ。実の子供が遊びに来たんだから
笑顔で歓迎してあげるのが義務なんじゃないんですか?」
真佐子「宮野さん、もういいんです。私達が悪いんですから・・」
宮野「真佐子さん・・・・・」
そのまま両親は家へ入っていってしまった。
その頃、衛くんは森の中で座り込んで泣いていた。
そこへ、「衛?・・・衛なの?!」とつめよる一人の女性が。
なんと衛の両親ではないか!
衛「あ!お父さんとお母さん。なんだよ、さっきはあんだけ言っておいて。」
父「さっき?ハハハ、いったい何のことだい。」
母「ともかく、どうしたのよ、衛ー」と笑顔で話しかける両親。
衛「もういいかげんにしてくれよ!お父さんとお母さんなんて大嫌いだ!」
といって、もう1度走り去ってしまった。
そこには一人の男が立っていた。
男「少年よ。君はお父さんとお母さんが嫌いなのかい?」
衛「うん。大嫌いさ!僕が来るのを拒んだくせに、急に態度を変えやがったんだ。」
男「はは、そうか。そうか。なら今に君は最高の気分になれるよ。」
といって去っていった。 不思議がる衛。
その後、その男は等身大のストレス星人へと変貌!
そのまま森にいた、衛の両親を刺し殺してしまった・・・。
さらには先ほど家にいた二人の両親は合体して、変身怪獣モルメータへと巨大化!
やはりあれは偽者だったようだ!
ストレス星人も巨大化する。
事実を知った三人は怒りと悲しみに溢れる。だがその感情を吸収してパワーにしてしまう
ストレス星人はあまりにも恐ろしい。
REDも救助へかけつける。
そして水野が衛と真佐子を非難させる。
だが衛らの悲しみや怒りは当然おそまらない。宮野は変身した。
しかし、早速も後ろからモルメータが押してきて、つまづいて所をストレス星人の強烈な蹴りでやられてしまう。
そのまま倒れたミラクルを何度も踏みつけるストレス星人。
するとモルメータは、再び両親の姿へと変身する。
衛と真佐子をひきつけて、今度はこの二人を殺す作戦のようだ。
水野がなんとか引きとめようとするが失敗。
偽両親の元へと走り行く衛と真佐子。 だが、両親の瞳を見て二人は足をとめた。
衛「僕にはわかる。あいつらが偽者だって。」
両親が殺されたため、偽者なのは当たり前だが、これは両親の死を完全に認めたことにもなる。
まだ手招きをする偽両親。それをレーザーガンで攻撃する水野。
そのまま偽両親は再び、モルメータへとなるが、ストレス星人の蹴りから逃れたミラクルのスパイラル光線に破れた。
そして一方のストレス星人は、なぜか苦しみだしている。
そう、衛と真佐子がこれから懸命に生きていくことを心に誓った強い気持ちが、逆にストレス星人を苦しめているのだ。
そのストレス星人も、ミラクルの精一杯のスパイラル光線に倒された。
数分後・・・。
宮野は、衛と真佐子が二人で生きていくことを誓った姿を見て、涙を見せるが
笑顔で話しかけて、家へと送ってあげた。
こんな許せぬ怪獣が、この世にまだまだ現れるであろう。
だが、それらを倒して平和を守り続けるのが、戦士の宿命である。
しかしミラクルの体力も限界に近づいていた・・・。
<次回予告>
奇跡の国が危ない!ミラクルとハイパワーマンよ、敵を倒すのだ!
しかし、そこで最大の災難が訪れる。
宮野の気持ち、井上の思い、怪獣と宇宙人によって破滅してゆく地球・・・。
今、全てが終わりへとさしかかっている!
次回、第49回「侵略者の呼び声」抹殺怪人3HJ星人、凶暴怪獣サタンスター、ハイパワーマン登場
お楽しみに。
334 :
バースト作者:2006/09/25(月) 21:17:23 ID:k7KTyDdV0
>>330-333 めっちゃくちゃショックっす。「ウルトラマン夕陽に死す」以来の
ショックっす。ストレス星人、ある意味ジャーク星人よりえげつないっす。
いや、私もイレイズで榊姉弟の両親殺してるから何も言えないんですが。
最終回が救われる展開であることを祈ります。頼むぜ!
>>330-333 うわあ・・・
ストレス星人、その名は俺の心の中に永遠に刻みこまれる事になるでしょうな・・・
とにもかくにもすごい感動させていただきました
ありがとうございます
ミラクル最近なんか終わりに近づくにつれてテンション高くなってる気がします
次回、期待します
・・・・でも、本当は、本当はウルトラマンミラクルに、いつまでもいて欲しかった(オオヤマキャップ風に)
>シグマ作者様
しまったもうひとつ誤る事がありました
SGTはスペースガンでしたね
REDのレーザーガンとごっちゃになってました
あの時俺の頭の中では
SGT=レーザーガン
RED=REDガン
になってて、スペースガンと言う言葉が綺麗さっぱり消えていたのです
たびたびすいません
ああ、俺よ、もっと設定読め・・・
オーバー作者様、いやそんなことないです。
オーバーを見て津上に管制室を制圧された時、SGT…弱かったんやなぁ…という
ショックがあったのでついあんなことを言ってしまいました。
てか、ホント俺がいろいろと口うるさいのが問題です。オーバー作者様に
設定変えなければ好きにしてみたいなこと言っておきながら、あんなわがままで
勝手なことを…なんか、本当にごめんなさい。上手く言葉に出来ないな…。
昨日のアレは俺の戯言だと思ってください。これからも頑張ってください。
バースト作者様、ウルティメットマンは劇中劇で出したいなと思います。
というかメインはウルティメットマンの制作スタッフの予定です。
リュウラ作者様、カイザーの特訓が活かされていましたね!
しかしピンチはなお続く…。続きを作りたいんですが上手く作る自信が無いな…。
ミラクル作者様、これは…ショック受けるな…衛君、強く生きてくれ。
ストレス星人許すまじ…。でもミラクルはきっと最後はハッピーエンドですよね!
ミラクルももうすぐ終わりなんですか?寂しいな…。
オーバー作者様
というか、N-BIDベース直ぐ近所なんだから言ってくれれば
ヴァルチャー貸すのに。地球の危機なんだから使い潰してくれても。
いざとなれば量産SJ2部隊で何とかするし。
シグマ作者様
EARは空戦のみならず、今までの話を見ても白兵戦でもトップクラスなので
仕方ないです。津上隊員や川浪隊員を見てるとN-BIDもちょっと勝てる気がしない。
公平なんか多分あっさりのされる。
確かにEARは強いです。SGTは特別強い描写は無かったしな…。
怪獣撃退はそこそこ多めにはしてるつもりなんですがね。
まあ…谷村はしょうがない!w地味だし。でも荒井ぐらいならすぐには
倒されんと思って…。まあ俺の設定ですけどね。オリトラHPの
設定にちゃんと書いとけよ、俺…。
SGTの連中も堂々としてれば何でも貸し出したとは思いますよ。
ファルコンもあるし。
最近、俺口悪いかも…てかなんで細かいことでここまで突っ掛かるように
なったのか…?みなさん本当すみません。
>バースト作者様、オーバー作者様、シグマ作者様
感想、まことにありがとうございます。
いきなり雰囲気がブラックとなりましたが(すみません.)、うまく最終回に繋げられたらと思っております。
それと皆様、明日から引越し手続きのため、更新ができない状態であります。
たいへん申し訳ありませんが、しばらく姿を現せないということで、よろしくお願い致します。
おい!作者達!お茶でも飲んで、まず落ち着け。作者達が荒れると読者としては不安でしょうがない。
シグマ作者様、以前ビルガモが出る方も見たいと
申した者です。シグマ作者様の余裕がある時で結構ですので
ビルガモバージョン書いて頂けますか?お願いします。
あと…そんなに思い悩むことは無いと思いますよ。
自分の納得出来ないことは誰にだってあると思いますよ
まあ、シグマ作者様もちょっと気に病み過ぎかと思います。私はオーバー作者様ではないのでえらそーな事は言えませんが「そこまで謝らんでも」って気はします。
私のように一から十全てが好き勝手な作品が許容されているスレなワケですから、ここの人は私以外皆心が広いんです。別に気に病む必要無いです。
正当派のシグマのテンションが下がってしまったら、リュウラなんてどこまで沈む事やら。なので、今後もいつもの陽気なシグマ作って下さい。いつもの陽気な貴方で。
ちょっとドキドキしてるんですが、「シグマソード」で良かったですよね?
九州・阿蘇山。
その地下に、何時の間にか巨大な空洞が掘られている。
そして、その中心部に広大に広がる、不気味に蠢く細胞組織の沼。
それを見て邪悪に笑う、培養獣王・ゴラース。
ウルトラマンバースト 22 決戦! ウルトラいちょう返し
培養獣王・ゴラース、クローンゴラース軍団 出現
今回も、N-BIDベースに巨大挑戦状が届けられた。前回の戦いで手駒を失ったため、ゴラースは、
自らのゴラース細胞を阿蘇山のマグマによる地熱で大量に培養し、それをばら撒いて又他の
地球怪獣に手当たり次第に寄生させ、手下にしようと考えている。その企みをわざわざN-BIDに
教えるのは、止められるものなら止めてみろという挑発であることは明らかだ。
だが、N-BID一同はもう激昂はしなかった。そこまで言うなら、満を持して阻止に向かうのみ。
無論罠があるだろうが、いずれにせよ人類を守るためには計画を潰さないといけない。
阿蘇山に向かうにあたり、今回もN-BIDのみならず防衛軍の通常兵器部隊で一斉に攻撃を掛ける
ことになる。量産できる限りのスパーク9が各機動兵器に装備され、更に、日本橋博士がやっと
対ゴラース用の特殊弾丸を作り上げた。ゴラース細胞の代謝を急激に加速させ、瞬時に細胞を劣化
させて死に至らす薬が仕込まれている。
「だが、やるなら急げよ。ゴラースは自己進化によってどんどんパワーアップしている。私の作った
弾丸も直に効かなくなるかもしれんぞ」
で、現地に向かった大部隊は、阿蘇山を包囲。現地を偵察・調査しつつ、攻め込む機を伺っていた時、
一帯に地鳴りが起き、地下から一斉に現れた。
大きさ10mほどの、白いゴラースの軍団。山を下り、包囲網に迫ってくる。
ゴラースが培養した細胞組織の沼の副産物である。
地下空洞で沼を見守るゴラース。
『時間稼ぎには丁度いい戦力だろう。もう少しで、この大量の細胞組織が自ら動くようになり、一斉に
各地の地底に生息している怪獣どもに寄生するために飛び立つ。それまで俺様のクローン軍団の相手を
してもらうぞ、人間ども』
防衛軍側には既にスパーク9や特殊弾丸などの装備もあり、クローンゴラースを倒せないという
ことはない。だが、とにかく敵の数が多い。このままでは、大量のゴラース細胞が日本中に蔓延し、
ゴラースの意志で動く無数の怪獣軍団が編成されてしまう。
藤堂隊長はN-BIDの隊員達に、ヴァルチャー各機やスペースジェット2号をあるだけ投入し、各々
散開して各自でクローンを攻撃するよう支持を下した。各員散っていく。
これを機と見た公平は、適当なタイミングで目立たない場所に自分のSJ2を降下させて地上に降り、
ウルトラマンバーストに変身した。人間の状態で戦い続けている時間は無い。変身と同時に、
防衛軍が見上げる中、地下空洞へテレポートした。
江里「ウルトラマン・・・何故此処に?」
藤堂「ゴラースと決着を付ける気だ。我々も一刻も早くクローン軍団を殲滅するぞ」
『来たな』
ゴラースが振り返る。対峙するバースト。両者、決着のときだと自覚していた。
バーストは変身時間のタイムリミット対策として、さやか=ディアナから、ウルトラコンバーターを
与えられている。かつて、大いなる先達・ウルトラマンエースが対ギロン人・アリブンタ戦で苦戦したとき、
ゾフィーから与えられたあのアイテムと同じもので、腕にブレスレットとして装備することでエネルギーが
補充され、一時的に戦闘時間を大幅に伸ばせる。だが、どちらにしてもゴラースに敗れて倒れれば意味が無い。
長引くと沼のゴラース細胞が成長してしまうということもある。早めに決着をつけなければならない。
戦いが始まった。両者微妙に距離を取り、巨体からは想像もつかない身のこなしで動き捲る。ゴラースは
技の出し惜しみをせず、急速接近から尻尾や腕での打撃狙い、又離れて口からの光線や襟巻きブーメラン、
更に、口のビームジェット噴射と同時にバーストに背を向け、鋭い背びれで体当たりしてくる(ジャンプしたとき
何故か空中でシェーのポーズをする)など、怒涛の攻撃。一方、バーストは牽制するようにバーストスラッシュでの
弱攻撃の連打のみ。
『何をしている? 貴様の力はそんなものではあるまい。もっと俺様を楽しませろ!』
バーストとしても威力のある技を出したいのは山々だが、ライトニングバーストやエクスプロージョンキックは
威力のある分モーションが大きく、隙が出来る。ゴラースは動きも早い。隙を狙われたら目も当てられない。
勿論、隙を狙うための挑発であろう。それよりも、バーストにはある考えがあった。時間の許す限り、逃げ回り
ながら冷静にゴラースの動きを観察し続ける。次第にダメージを受けながら。
やがて、ボロボロになり、膝を付くバースト。カラータイマーも点滅し始めている。
『・・・つまらん。貴様には期待していたのだが』
ゴラースは襟巻きをはずし、高く構える。襟巻きがブーメランになり、更に大きく肥大し、縁が鋭い刃になる。
『せめて一思いにとどめを刺してやるわ! さらばだ!』
巨大なブーメランが投げられ、飛んでくる。
地下空洞に、切り裂く音が大きく響いた。
向き合い続ける、二つの巨大な影。
『・・・このタイミングを狙っていたのか』
愕然と呟くゴラース。
素早く旋回させた腕を止め、構えたままのバースト。
彼に飛んでいったはずのブーメランは、ゴラースの背後の岩壁に刺さっている。
再現映像。
バーストは全神経を集中し、自分に迫るブーメランの動きを見つめ続ける。スローモーションのように
ゆっくりと迫る刃。
それにバーストは手の先で触れ、力の流れを確実に読みながら捌いてベクトルを逆転させ、ゴラースへと
投げ返した。ブーメランはゴラースのいる空間を通り抜け、背後の壁に突き刺さった。
バーストの脳内には『史上最大の侵略・後編』のあのピアノソロの旋律が激しく響いていた。セブンから奪った
アイスラッガーを投げた改造パンドンが、逆にいちょう返しでアイスラッガーを投げ返され、首を落とされたあの
クライマックスの光景も。
ゴラースはこれまでで恐らく最大の強敵だ。普通に必殺技を放っても効かないか、交わされる可能性が高い。
弱い攻撃しか出来ないと見せて油断させ、その隙を突き、ゴラースの得意としている必殺攻撃を跳ね返すのが
一番有効だと判断したのである。
『・・・見事だ』
素直に賞賛。
不敵な笑いを浮かべた顔のまま、巨体が正中線から左右に真っ二つに裂け、獣王は散った。
同時に、彼の精神制御を失ったクローン軍団も全て倒れて死に絶え、泡になって溶けて消えた。巨大な細胞組織の
沼も同様に。
長く続いた一大決戦は、此処に終結を見たのである。
ゴラース殲滅に力を貸した日本橋博士だが、これまでゴラースが起こした騒動を思えばそのくらいでは罪は消えず、
又獄中に戻されてお勤めの続きとなった。にもかかわらず、彼も平然と笑っていた。
「まあ、生きていれば後もう一回くらいできるだろうさ」
全然反省していないことを言って。
防衛側一同勝利を喜ぶ。再度集まったN-BIDの七人も。
そんな中、江里は、皆と一緒に笑っている公平の雰囲気が微妙に変わっているのを感じていた。
一回り大きくなったような。
>シグマ作者様
フォローいれると
実は「突入してから、谷村、荒井が倒されるまでにはちゃんと格闘戦が展開されていた」のです(でも警備兵はあっさりやられた)
しかし津上が異常に強いと言う事を印象づけるためにやむなく省かせていただきました
自分勝手な判断だったと思いますが、どうか慈悲をおかけください
真に申し訳ございませんでした
それとえーとなんて言ったらいいかな、設定上津上はEARの参謀の若い時とタイマンはれる位強いと言う設定なので、真悟が負けても決して恥ずかしい事ではないんです
津上も真悟に普通に戦っては勝てないと悟り、わざと攻撃を喰らって死んだふりして不意をつくと言うかつて帰マンがキングマイマイに騙された卑怯な策を用いたんです
ですから、SGTは弱くないし、真悟は津上よりちゃんと強いのです
しかしそれを相手に伝えられなかったのは、私の書き方に問題があったからだと、反省しております
以後、そういった描写をもっとはっきり相手に伝えられるように技術向上を目指しますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします
スカイホークSのコックピッド
主操縦席には石野が座り、副操縦士席には和崎が座っている
ゆっくりとゲートが開く中、石野は和崎にウインドブラスターを向けた
石野「和崎、スカイホークを降りろ、お前まで付き合う必要は無い、俺一人で十分だ」
しかし、和崎は臆せず、石野の視線を真っ向から受け止める
和崎「それは俺がまだ若いからですか?俺は、俺は餓鬼です、でも、でもこの星のために戦いたいと言う気持ちは、ウルトラマンにも負けません!」
石野は何を言っても無駄だと察し、銃をしまう
和崎「第一、この機体は落ちません、最先端科学と地球1のエースに守られているからです」
その言葉に、石野は笑顔になり、和崎の頭をヘルメットの上からワシワシとなぜまわした
石野「よし、うんじゃ世界一安全な機体で世界一危険な空の旅といこう」
言って、スカイホークSのエンジンを起動させる
発進するスカイホークSに、EARの整備兵が一斉に敬礼する
赤山「頼むぞ、石野そして和崎、道城の仇を討ってくれ」
そう言ってマイナスエネルギーの雲に突入していくスカイホークSに敬礼して、赤山は武器を捨てた
川浪もそれにならい、武器を捨てて両手を挙げて投降する
赤山「神隊長、手荒な真似をしてすまなかった、すまない」
赤山が素直に降伏した事から、ようやく神も赤山達が本物であると気づき、武器をしまう
神「・・・赤山隊長、あなたはもう少し日本支部の常識を学ぶべきだ」
やれやれと言った顔で語る神隊長
赤山「?確かに私は長く南極支部にいましたが・・・、ここでは申請書が上に通るのがかなり早いんですか?」
神「いえ、申請書なんていらなかったんですよ、日本支部じゃ正面から頼んでも、上にまわさないで現場の判断で決定してます」
その言葉に、唖然となるEARの一同
神「適切な判断でしたよ、赤山隊長、申請書は後で私が作成します」
赤山「神隊長、ありがとう」
神「いえいえ、地球の平和には変えられませんから」
握手を交わす2人の隊長
管制室
雪と津上が気絶している隊員達に活を入れて、意識を戻している
雪「本とに、突然EARが格納庫と管制塔をジャックしたって言われた時は何事かと思いましたよ」
言って、荒井に活をいれ、彼の意識を戻す雪
荒井「う・・・つーあ、雪、それに、津上隊員、正気に戻ったんですか?」
雪が荒井に事情を説明する
津上も真悟に活を入れ・・・
津上「・・・ご協力、感謝します」
る不利をして、耳打ちした
意識を戻した不利をしながら、真悟も津上に耳打ちする
真悟「流石は白兵戦最強と名高いEARの津上隊員だ、僕も危なかったよ」
津上「何かまだ隠しだまがあったでしょう?なぜ使わなかったのです?」
その言葉に、後ろ頭をかく真悟
真悟「あなたの技に見とれて、使う暇が無かった」
その台詞で大笑いする2人・・・を真面目にやりなさいと雪が小突いた
351 :
フレンズ作者:2006/09/26(火) 19:43:59 ID:8pyMdiEC0
第14話「ウォータパワーアップ!」棍棒宇宙人オーニン改ウルトラマンシン登場
ある日水野どこかの布団で目を覚ました。
水野「えーと・・・俺はオーニンとたかかって、やられそうになって、そして時空のハザマ
に飲みこまれて・・・・・・」
「ようやく目を覚ましたか、青年よ。」
水野「あんた・・・誰?」(サブタイトル)
男「俺の名は剣 抜射太。(けん ぬいた)ヨロシクな。そしてお前はここで新しい、ヴァー
ジョンを作れ。」
水野「はぁ?あんた頭打った?それとも・・・」
剣「俺の仮の姿は、ウルトラマンだ。」
水野「マジで頭打った?」
剣「ちがわい。じゃあ証拠を見せてやろう。ふん!」剣は、空間から、ナイフを出して振り上げ、
こう叫んだ。
剣「シン!」
352 :
フレンズ作者:2006/09/26(火) 19:56:22 ID:8pyMdiEC0
こう叫ぶと、目の前にウルトラマンが立っていた。
シン「よし、ウォータ、修行をするぞ。」
水野「はいはい・・・ウォータ!」水野はウォータリングに手を当て、変身した。
ウォータ「で、なにすりゃーいいの?」
シン「まずそのヴァージョンに変身する為のアイテムを作れ。」
ウォータ「よし、それならウォータブレード!」
シン「じゃあお前の新しいヴァージョンに変身する為の、エネルギーを注入するぞ。
後、名前も考えておけ。」
ウォータ「ストリームヴァージョン。」
シン「よしそれならこれ、いつでも呼び出せるようにしておくからな。」
ウォータ「じゃあ、時空の扉開いてくれ。」
シン「解った。」
353 :
フレンズ作者:2006/09/26(火) 20:05:19 ID:8pyMdiEC0
シンは時空の扉を開くため、気を集中させた。
シン「はぁ!」この気で時空の扉が開いた。
ウォータ「じゃあな!」
シン「おう!」
ウォータはオーニンの場所へ急いだ。その頃・・・
ヒート「ウォータまだ!?」
ウッド「確かにピンチだしオーニン強いし・・・」
ウォータ以外「ウォータ早く来てーーーーーー!」
・・・・3分後・・・・
ウォータ「そろそろだな・・・いくぞオーニン!ウォータブレード!」
今さっき作ったものを呼び出して、たかかうウォータ。
354 :
フレンズ作者:2006/09/26(火) 20:20:29 ID:8pyMdiEC0
ウォータブレードを呼び出し、オーニンと戦うウォータ。そして、ヒートたちに、
ウォータ「エレメンタルパワーをこの剣に入れてくれ。」といって、ウォータブレード
に入れて行く。
ウォータ「オーニン!エレメンタル・パワードスラッシュ!」
剣で素早くオーニンを切り刻み、焼き、凍らせ、痺れさせ、思いっきり上に飛ばし、
地面にぶつけてたおした。
人間体に戻って、1言。勿論、「疲れた」である。そしてまた平凡な日が続き、
ずーっと、こんな日々が続けばいいなと思った。
保守age
356 :
ツイスト:2006/09/26(火) 22:23:01 ID:Z+1qvZXy0
第三話「金神様」
UT−012 キンカミサマ登場
その村は山のすぐ麓にあった。過疎化が進み、若者はほとんどいなくなり、村の存続は不可能かと思われた。
老人達は自分達の将来を憂いつつ、日々を暮らしていた。
そんなある日、山の麓の洞窟に小さな地震が起きた。洞窟には隠し財宝があると江戸時代から伝えられていて、
村人の一人がちょうど宝探しに来ていた。村人は地震の後、洞窟の奥で光る目を見つけ絶叫を上げた。
一ヶ月後。チームブレイバーの基地では皆人が新聞を読んでいた。そこには「敵か味方か、謎の巨人現る」という見だし
の記事があり、リデオンや他の怪獣と戦うウルトラマンツイストの写真が載っていた。
皆人「僕ってこういう姿になっていたんだ」
当然鏡で見たことのない皆人は、感心する。ツイストに「何を感心しているんだ」と呆れられてしまった。
そんな時、御影と近見、田辺隊長、そしてチームハーミットの金森隊員が入ってくる。今からチームハーミットが開発
した、最新の亜空間反応探査装置の実験を行うらしい。それはこれまでの装置の数倍の精度を誇る探査装置で、有効
範囲距離も日本全土を覆うほどに拡大されていた。
実験を行った結果、少し離れた山の麓に微弱な異次元反応をキャッチする。
金森「今までになかった反応だ、実験は成功なんだ、ばんざい!」
御影「馬鹿、喜んでいる場合か。下手したらそこに未確認種がいるかもしれないんだぞ」
田辺は御影と皆人に調査に行くよう命じた。二人はすぐにFフライヤーで飛び出した。
357 :
ツイスト:2006/09/26(火) 22:24:55 ID:Z+1qvZXy0
近くに降りた御影と皆人は、まずは村人達の様子を見に行くことにする。と、村の様子が変だ。一見のどかな田舎の村
そのものだが、周りにちらほらとベンツやら最新のパラボラアンテナやら、新築の住宅やら、そぐわない高価なもの
が点在していた。訝しがる皆人はとりあえず村人に「最近この辺で変わったことはありませんでしたか」と尋ねる。
すると村人は怪しい素振りで「な、何もない」と叫んで逃げてしまった。
誰に尋ねてもそんな感じなので、不審に思った御影と皆人はとりあえず反応のあった洞窟へと向かう。奥の方へと足を
踏み入れると、眠っている黄金色の怪獣を見つけた。下手に刺激するわけにはいかず、様子を見る二人。と、その怪獣
の体表から流れた汗に、大量の砂金が混ざっていることに気づいた。その直後、二人は背中から襲撃を受け、昏倒して
しまう。
二人が気づいた時、村の倉の中に縛られて入れられていた。村人達が入ってきて、二人に事情を説明する。
怪獣を見つけたのは一月ほど前。最初はCAMに通報しようか考えたが、怪獣の体表から砂金が取れることに気づいて
考えを変えた。こっそり金を持ち出し、換金して村を再建しようと考えたのだ。その試みは上手くゆき、村人達は怪獣を
「金神様」と呼んで崇めるようになった。
村人「この村は若者もいねぇ。冬は寒く、夏はむし暑い。それでも俺達はこの村が好きなんだ。ずっといたいんだ。
だから金が必要なんだ。お願いだ、帰ってくれ」
しかし怪獣がいつ起き出して暴れるか分からない。皆人は村人達を説得しようとするが、彼らは聞き分けなかった。
ツイスト「おい、こんな奴ら放って置け。欲に目がくらんでやがる。怪獣に殺されたって文句言えんぞ」
ツイストは主張するが、皆人は放って置けなかった。御影も珍しく皆人の説得に荷担する。
皆人「お願いです、怪獣は危険な存在なんだ。いつ誰の命を奪うか分からない。それに、そんなことで手に入れた金に
何の価値があるって言うんです! 目を覚ましてください!」
御影「俺達は都会でエアコン利いた部屋で暮らしてる。だからあんたらの気持ちは分からないかもしれん。でもな、あの
怪獣が暴れてあんたらの命を奪って、そうなったら何の意味もないじゃないか。目先の欲に目をくらませるな」
358 :
ツイスト:2006/09/26(火) 22:25:47 ID:Z+1qvZXy0
しかし村人達は頑なになり、ついには皆人と御影の命を奪おうという意見になる。金銭欲に目がくらんだ村人達に、正常
な判断はできなかった。小屋の外から火をかけようと、松明を持ってくる村人達。皆人はリードツイスターに手を伸ばし、
ウルトラマンツイストに変身しようとする。
そんな時、遠くから地響きが聞こえて山がなだれを起こした。村は倒壊し、小屋も土砂流に飲み込まれそうになる。
あわや、皆人がウルトラマンツイストに変身して皆を助け出した。山崩れの正体はキンカミサマが目を覚まして立ち上
がったせいだった。呆然となる村人達を降ろすと、ウルトラマンツイストはキンカミサマに対峙する。
御影は皆人がいないことに焦りながらも、Fフライヤーの下へと向かった。本部に連絡を取る。本部は急いで近見とチーム
ファイターを出撃させた。
ツイストはキンカミサマを倒すべく奮戦した。今度はCAM本部も無理にツイストに攻撃を命じなかった。フライヤーと
ツイストの共同戦であっさりキンカミサマは倒せそうだったが、思いもよらぬ展開が起きた。
村人達がキンカミサマを庇うように足下に立ったのである。
村人「村が無くなっちまったんだ! 金神様を失ったらもうおしまいだ!」
村人「金神様の金しか、わしら頼るものがないんだ!」
動きを止めるウルトラマンツイスト。それは村人の願いを聞き入れたからではなく、あまりの身勝手さにツイストの戦意が
消失したせいであった。
皆人「どうしたんだ、ツイスト!」
ツイスト「……本当に、こいつら……ムカつくぜ。未確認種に踏みつぶされてしまえばいいんだ」
そして光になって、ウルトラマンツイストはどこかに消えてしまう。CAMのメンバーは驚き、村人達は喜んだ。
しかし振り返った村人達を待っていたのは、彼らを踏みつけようとするキンカミサマの姿だった。逃げ惑う村人達は、今さら
ながら後悔をする。村人達が邪魔でミサイルを撃てず、御影達も手をこまねく。
359 :
ツイスト:2006/09/26(火) 22:26:22 ID:Z+1qvZXy0
そんな折り、皆人がガンを撃ちながら走ってきた。村人達を守るため、地上から攻撃を仕掛ける。例え欲深い人間でも。彼は
見捨てるつもりはなかった。
懸命に戦う皆人。キンカミサマの怪光線が地面を撃つ。土煙が立つ中、ツイストの声が聞こえた。
ツイスト「仕方ない、もう少しお前の馬鹿に付き合ってやる」
ウルトラマンツイストが再度現れた。ジャンプ一閃、キックを叩きつける。パルスショットから、ブラストレイ、そして止め
にクロスインパクトをたたき込み、キンカミサマを倒した。
CAMの隊員達は帰っていった。残された村人達は、潰された村を見回して途方に暮れる。これも自分達が欲を出した罰
なのか。
そこに宝探しをしていた村人が大声を上げて帰ってきた。キンカミサマが潰した洞窟の中から、小判が入った千両箱が見つ
かったのだ。村人達は大喜びをし、これを機に全て一からやり直そう、あくまで金でなく自分達の力で村を作り直そうと決意
するのであった。
第三話・完
オーバー作者様へ。
今まで抑えていた分をぶっちゃけてしまえば今回の話しは
「気に入らなかった」ですね。フォローを入れてもらっても
俺の目ではSGTがどうしても弱いように見えてしまいます。津上が強いのは
前も言った通り存じております。それだとしてもあまりにあっさりだったが
ゆえとても気になりました。これはそのシーンをカットしたからなので
まだ分かりますが、神隊長の判断は「適切な判断」とは思えないし。
人間体とはいえ裏をかいたとはいえ、ウルトラマンが負けてしまったし…。
あの時、はっきりと「防衛軍同士のバトルはやめてほしい」と言えれば
よかったんですが…。
ごめんなさい。昨日からいろいろ思ったことを全部吐きました。
これでもうお終いにします。いろいろご迷惑をお掛けしました。
オーバーという作品はとっても好きです。好きだからこそシグマの
キャラ参戦は嬉しいけど、扱いが気になってしまうんです。
フォロー入れてもらってもまだ不満言って本当に申し訳ない。
>>342 わかりました。いつか書きます。
>>343 シグマソードであってます。大丈夫です。
気に病む必要は無い…でも今日俺は思ったことそのまま全て吐き出して
しまいました。いくらなんでも少し抑えるべきなのに…。
こんな俺をみなさん受け入れてくれますか…?
今日は本当にスレ汚した…。しばらく姿消します…。
361 :
ツイスト:2006/09/26(火) 22:28:51 ID:Z+1qvZXy0
他の皆様への感想がなかなか書けなくてすみません
どれも面白いですし、きちんと書けていて羨望すら感じます
自分は遅筆な性分な上に忙しいので、書き込む時間がないのですが、どれも素晴らしい
作品だと思っています
362 :
リュウラ著者:2006/09/26(火) 23:14:07 ID:ULZNdUICO
シグマ作者様
そうですね。この話はこれっきりにしましょうよ。これ以上話続けても雰囲気落ち込むだけです。
全部吐いてしまったらもう良いでしょ?オーバー作者様も多分気にはしてないですよ。
受け入れます。ただ、今の気に病み過ぎている貴方ではなくて前の陽気な貴方でお願いします。
しばらく姿消す必要も無いってば。です。
とりあえずもう一回メビウス&兄弟を観てテンションを回復させて下さい。 皆さんも前のシグマ作者様に戻って欲しいって思ってます。
>>360 しばらく…ですか。復帰はしますよね?てかしてくださいよ!
シグマを待ってる人間がここにいますから!ビルガモの
話も見たいですし
364 :
バースト作者:2006/09/26(火) 23:30:32 ID:alhJgMvi0
>>362 ええ、戻って欲しいと思ってます。
ただ、今何言っても多分フォローしようがないと思うので、あえて
何も言いません。一日でも早い復帰を待ってます。
>>356-359 「地底への挑戦」が更に深刻になったような。好きな展開ですね。
皆人とツイストのキャラ設定がしっかりしていることで、方向性が
はっきり見えて読みやすいです。これからも期待しています。
>>362-364 みなさん、励ましありがとうございます。
確かに吐くだけ吐いたら気分も楽になりました。
すいません消えるなんて言い出して…。ちゃんと明日からも
スレに顔出します。なんかめちゃくちゃ早い復帰宣言だなぁ…。
欽ちゃん球団じゃないんだから…(てかそれと比べて早すぎ)
今回の事はもう忘れます…都合が良いけどw
最後にもう一度、みなさん、すみませんでした。そして
本当にありがとうございました!
366 :
バースト作者:2006/09/27(水) 00:12:22 ID:3mhqPpGD0
>>365 よかったー。
それはそれとして。
以下は、オーバー本編への感想?の補足です。オーバー作者様、
展開上都合が悪かったらボツって下さい。
赤い異空間。
まだ悩み続ける道城に、光は、この際だと選択肢を更にはっきりさせた。
道城の眼前に、次元の穴が開いた。穴の向こうからは、眩しい光が
漏れてきている。
光の国の人工太陽・プラズマスパークへの直通路である。
「初めて君がウルトラマンになった時はよきにつけ悪しきにつけ事故だったが、
今回は君の意思で選択できる。君がこの先普通の地球人として生きたいと
いうなら、我々の力によって人間に戻れる。但し、本当にもう二度と
ウルトラマンにはなれない。二度と光の国のよしなしごとに関わることも許されない。
そしてもう一つの選択肢。この穴に飛び込めば、君はもう一度ウルトラマン
オーバーとなれる。但し、変身時間のリミットを越えると肉体崩壊が
始まるという当初の条件は変わらない。更に、ウルトラマンとして
生きることで、戦いの苦痛や恐怖、そして周りの人々の無理解や偏見など、
再び色々な煩わしいことが起きるだろう」
穴を見詰める道城。
「さあ、どうする?」
367 :
リュウラ著者:2006/09/27(水) 00:14:49 ID:GAimYx0FO
レイハ一同より
ゴジョウ「帰ってきた?良かった…一安心ね」
フナト「いや、おかえり。そうねアンタがいないとアタシ泣く」
ヘキ「よっしゃ!良いぞ、それでこそウルトラマンだ!」
ユリノ「あんまり姿消すとか言わないでよ!…心配した」
ヒスイ「シグマ、もう一度アンタと共闘してみたい。戻ってくれて感謝する」
カンナ「良かったです!おかえりなさい。」
そして、シグマ作者様、劇場版、もう一息です。頑張りましょね。
もう一回「おかえりなさい」
あと、ビルガモは私も期待です。
>>325より
イメージマターから空間転移してきたバトルキングは、必殺光線を放った直後で隙の出来たシグマと
カイザーの背に不意打ちの打撃を食わせ、地に叩き伏せた。両者がダメージを受けたところに更に
打撃の追い討ちをかける。
「ははは、大技を使った直後でエネルギーを消耗しているお前達を倒すなどたやすいことだ」
後方にはサマナグ星人も立っている。
宮野とさやかは、その状況が遠目に見られる地点までやってきた。
「ああ、シグマとカイザーが!」
「イレイズ、あなたこんなときに何してるのよ!?」
さやかは、暁にテレパシーを送って状況を伝える。
「別にさぼってたわけじゃないんだが」
研究施設跡の地下からアーダイカに運ばれて出てきたところで、暁はテレパシーを受けた。
暁「援護に行かねばならんな」
アーダイカ「しかし、どうするのじゃ。お前もひどいダメージを負っておるし」
暁「等身大ウルトラマンへの変身が出来るくらいの余力は残っている。それに、考えがある。殿、
早速手を貸してもらうぞ」
アーダイカ「どうしろと?」
暁「敵と戦えとかいう面倒なことではない。巨大化して、KS地区の方角に向けて俺を思い切りぶん投げてくれ」
アーダイカ「何じゃと!?」
暁「初速が乗れば後は現地まで飛べる。その後は自分で何とかする」
アーダイカ「しかし、それではお前が」
と、倒れこんだ二人の巨人に、バトルキングが爆熱光線を吐こうと口をゆっくりと開いている光景が
暁の頭に入ってくる。
「急いでくれ!」
巨大化したアーダイカは、暁を掴んで思い切り放り投げた。
飛んでいく暁。現地にぎりぎりまで近づいてから等身大のイレイズに変身。そして。
バトルキングが吐き出した、爆熱光線の前にそのまま入り込んだ。無論、すさまじい光と熱の奔流に飲まれる。
シグマ「何・・・馬鹿な!?」
カイザー「イレイズ兄さん!?」
地上の宮野とさやかも驚愕。ウルトラマンイレイズ、一巻の終わりと・・・
ならない。
等身大の大きさで爆熱光線を遮断できるはずも無く、そのままシグマとカイザーにも届くはずなのだが、
二人は無事。
タイマードレインによって、爆熱光線がどんどんイレイズのカラータイマーに吸い込まれているからだ。
サマナグ星人「な・・・何だと!?」
イレイズは忽ち回復して巨大化し、それどころか、全身から光が迸ってパワーアップしていく。逆に、
バトルキングは力を吸われて弱体化し、立っていられなくなって両膝を付く。
サマナグ星人「バトルキング、爆熱光線を止めろ!」
しかし、既にイレイズが光線の軌跡を綱引きのように手で掴んでいて止められない。そのままイレイズは
光線と繋がっているバトルキングを振り回し、サマナグ星人に叩きつけて両方とも卒倒させる。
「不運だったな。さっき散々袋叩きにされた憂さをお前達で晴らさせてもらうぞ」
イレイズは偽アグルとか偽メビウスとかばりの情操教育によろしくない邪悪な笑みで口を歪ませ、
二体の敵にマウントポジションになってイレイズアーツでボコり始めた。
サマナグ星人「ぎゃーーーーーッ!!」
ピグマ星人「いかん! 戻って態勢を立て直せ、サマナグ星人、バトルキング!」
ボコボコにされた両者は、移動中のイメージマターに空間転移で一旦戻された。
負傷したヒスイ、力を消耗した真悟と隼人は、さやかのサイキックケアと、暁がバトルキングから
ギッた大量のエネルギーも足して補充され、三人とも回復した。寧ろ調子がよくなった。
しかし、今回の敵軍団を倒すには、不安材料を除くためにも更に戦力を充実させる必要がある。オーニン
との戦いで負傷して倒れている天川を探し出して回復させ、又、宮野と知り合いのウルトラフレンズの
戦闘現場に向かい、彼らも仲間に加えねばならないだろう。
イメージマター内では、ダメージを受けたサマナグ星人とバトルキングの回復作業が行われている。
先に作業を始めたガタストロンは既に元の力を取り戻し、待機している。エゴチは引き続きガタストロンの
指揮役となった。そして、イメージマターは新たな動力源を求めて空を飛んでいく・・・
ネット喫茶より失礼します。
>>366-367 いろいろありがとうございます。レイハのみんなにも心配をかけたようで…。
昨日はあんなことを言いましたが正直まだ全然立ち直れていないです…。
今回の件は俺にとってきついトラウマで、特に津上が…(苦笑)
だいぶ傷心の身の上、正直、今強いシグマやSGTが書ける自信は
あまりありません…。ですがきっと復帰はしてみせます…。
俺、まだ負けてません。時間は掛かりますがよろしくお願いします。
372 :
バースト作者:2006/09/27(水) 11:40:20 ID:3nw+rZ/F0
個人的レスもいいけど、ちゃんと作品の感想とかも書いたら?
オーバー、フレンズ、ツイストなどの新作そっちのけにするのはどうかと思うし
>シグマ作者さん
立ち直るだの皆さんありがとうだのの前に、オーバー作者さんへフォロー入れようよ。
いったん認めた事を、後から感情論で何度も何度も愚痴り続けて、
自分のトラウマだけアピールしてオーバー作者さんをその加害者扱いしてる、という段階で止まってるんだよ?今は。
376 :
バースト作者:2006/09/27(水) 15:51:34 ID:3nw+rZ/F0
>>375 それは当人達同士でケリをつける問題ですので。提供する側に回らない限り
あなたは部外者ですので。
私も部外者ですが。
>375様
俺は逆に自分の作品をきちんと批評していただいて、嬉しいと思っています
あの指摘が無ければ、俺はこれから同様のミスを行っていた可能性があるからです
ですから、シグマ作者様の行為を責めないでください
>ツイスト作者様
う〜んしかし体から金の汗を出す怪獣
確かに捕まえてほうっておけばもうけほうだいだけど金の相場が安くなるから事業にも手を出さないと行けなくなるっすね
となるとやっぱ株を・・・って何俺は捕まえた後の算段をしているのだろうか
おもしろかったです、今後もがんばってください
>バースト作者様
補足ありがとうございます
>シグマ作者様
えーと、あの・・・はい、そのすいません、あらゆる意味で
トラウマになっちまいましたか、津上
まあ、でも、その、えーあいつもいい所があるんで・・・
本当に申し訳ございませんでした
自宅に帰ってきました
オーバー作者様、いえ
>>375さんの言っていることはもっともです。
俺はスレ汚しどころか荒らし同然、いや完全に荒らしになっていた。人の作品に
後から後からどんどん愚痴を続けて、且つフォローを入れようともしない。
他の作者様の作品に感想を言わずただただ自分のことしか頭にありませんでした。
最終的にオーバー作者様の事をまったく考えず、今振り返れば何故
こんなにも自分勝手な発言しかしなかったのだろうと後悔しております
(後悔するぐらいなら言わなきゃいいのにと言われてもしょうがないです)
何度悔いても申し訳ない気持ちでいっぱいです。言い訳はしません。
大変ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした!以後気をつけます。
379 :
リュウラ著者:2006/09/27(水) 17:24:21 ID:GAimYx0FO
オーバー作者様
特撮Aのケロニヤか!すみません言ってみたかっただけです。
そう言えばウチのリュウラはまだオーバーはおろかバーンとも絡んでないんですね。今度お貸しいただけたらと思います。
ツイスト作者様
色々と変化球だしもう三話だし。面白いですよ。何か筆の遅い己が恨めしい
バースト作者様
前にラゴウの死を惜しんでくれましたが、私もゴラースが死んで悲しいです。「見事だ」って言って真二つになるのが美しいです。
あと、この話の前の話ですが、
「吹き出しね。ガイガンね。」
「自動ドアね。流星人間ね。」
とか思ってたら
「北斗かい!」
でした。笑いました。
今さらながら各々の感想を述べます。
バースト作者様、長い付き合いだったゴラースと、とうとうお別れの時が…。
漫画ふきだしでヤプールな台詞を吐いたり、いろんな怪獣を手駒に使い
何時の間にかいろいろ仕掛けを作っていたイカス怪獣。
それでいて実力もかなりの者だったゴラースとの決戦に相応しい内容でした。
すごい印象に残り、かっこいい話でした。
フレンズ作者様、ウォータがパワーアップ!盛り上がる展開ですね。
でも最後はいつも通りの日常で平和な感じがあり良かったです。
ツイスト作者様、怪獣から金が取れて村人達は歓喜する。
でも欲に溺れると最後はロクなことがない。いい教訓です。
最後、村人達は自分達の力で村を作り直そうと思ったのは良かったです
>378
酷いのは俺のほうですよ
自分のキャラを目立たせるために他人のキャラを踏み台にしてしまったのですから
本当にすいませんでした
>リュウラ作者様
無理に絡ませるとバーンだと雰囲気でリュウラ崩壊させますし、オーバーでも津上の悲劇パート2起きる可能性ありますから止めた方がいいと思いますが・・・
382 :
リュウラ著者:2006/09/27(水) 18:10:27 ID:GAimYx0FO
う〜、そうですか?まぁオーバー作者様自身がそう仰るならやめておきます。じゃあその分のエネルギーを劇場版に回す事に致しますんで、劇場版はよろしくお願いしますです。
シグマ作者とオーバー作者が和解出来たようで見てる方も安心した。
しかしシグマ作者の意見はいつもとまるで違うので
さすがに引いたが、気持ちは分かる。何せSGTはボコボコだが
EARは無傷。これは力の差を嫌でも感じるぞ。劇中人物も
なんか簡単に和解しとるし。
>383様
言い訳をさせてください
え?言い訳なんかいいからとりあえず誤れ?
はい、すいませんでした
見直してみればEAR無傷でした
津上に至ってはもうなんか完璧な強さを誇ってました
やりすぎだ、俺
てかいっそ津上をウルトラマンにすればよかったかもと思ってます
・・・
ウルトラマンシノビ
伊賀の忍者である津上はヴァンヴァリアルとの戦いでM78星雲に行き、ウルトラ戦士になってしまう
圧倒的戦闘能力をもって次々と敵を瞬殺するウルトラマンシノビ!
主人公の等身大での格闘戦と、掟との対立、歴史の影に生きてきた男が見る物とは!?
・・・・やばい、面白そうだ
まあ津上がウルトラマンならみんな納得してたろうね
だが今回はそうではないからなぁ。シノビについてはスペシャル
とかで一話見てみたいかも
386 :
バースト作者:2006/09/27(水) 21:17:11 ID:fPmTl1aq0
>>384 ウルトラマンシノビもそれはそれで燃えるものがありますが、個人的に、
今回の共演という試みそのものが間違っていたとは思いません。色々不幸な行き違いが
あっただけだと思います。しかし、言うだけでは意味がないので、
その辺は今後自分で色々書いて検証します。
>>379 感想有難うございます。ラゴウは、重量感の割に口調が軽妙で、又、
一応仲間意識があって極力対話しているのが好きでした。感情に走って
負けたミカヅチもいい味出してましたが。
黒雲に突入したスカイホークSを激しい圧力が襲う
操縦桿を必死に支える石野
和崎も横で姿勢安定スラスターを操作して機体の墜落を防ごうと必死になっている
確実に上昇するスカイホークS、しかし、自由に身動きできないスカイホークを容赦なく雷が襲う
機体表面で爆発が起きるが、スカイホークの装甲の高さと、石野の見事な操縦でスカイホークはダメージのみで微動だにせず、まっすぐ上昇を続ける
一方トゥルーオーサはついに東京都内に侵入し、破壊活動を行っていた
無人に等しい大都会の町並みを破壊するトゥルーオーサ
自衛隊のヘリと火砲が再攻撃を仕掛けるがまったく効果がない
道城「・・・・・決めましたよ」
赤い空間で、光に向かって、道城は言う
道城「人間にとって、やはりこの力はありすぎる物だと思います」
言って、目を瞑る道城
光「・・・」
少々の時間の後、道城はかっと目を見開く
道城「だから、俺にもう一度光をください、今の地球には、人間の力だけではどうにもできない事があふれているから、俺が変身すれば助けられる命があふれているから、俺は戦いたいから、守りたいから、だから!!」
光「わかった、君の望みをかなえよう!」
一瞬、再び道城は宇宙空間に飛ばされ
そして、気が付いたら無人の交差点で立ち尽くしていた
空は今だ晴れぬマイナスエネルギーの黒雲
やや離れた場所から、自衛隊とトゥルーオーサの戦いの騒音が聞こえてくる
道城はもう一度目を瞑り、覚悟を決めた後、右手にいつの間にか握られていたオーバーフラッシュチェンジャーを掲げた
みなさま、長らく更新できなくてすみませんでした。
無事帰ってきました。
>バースト作者様
4週にわたって放送された、培養獣王編も見事に完結されましたね!
新たに手に入れたパワーを使い、ついに全滅させたシーンは歴代ウルトラ戦士並にかっこよかったです!
>フレンズ作者様
ウォーターのキャラが面白かったです。
平和が続くといいですよね、
>ツイスト作者様
一度離れてしまったツイストに驚きました!
でもさすがはウルトラマン。戻ってきてくれて助かりました!
第49話「侵略者の呼び声」抹殺怪人3HJ星人、凶暴怪獣サタンスター、ハイパワーマン登場
この日、今までにない非常事態がREDや地球を襲う。
果たして・・・
この日、理由は謎だが井上隊長はお休みだ。
そのため副隊長の田辺が総指示を出す。
水野「隊長はいったいどうしたんですかね?」
小野「いろいろあるのよ。きっと。」
深追いはしない隊員達であった。
今日はレッドボーグでパトロールの宮野。
するとなにやら声がテレパシーで聞こえてきた・・・。
「奇跡の国が危ない!滅亡の危機だ。今すぐ来てくれ」そのような知らせであった!
宮野「もしや、ハイパワーマン?!わかった。今すぐ行く。」
そう行って、レッドボーグのままM78星雲奇跡の国へ出発した。
そのため、RED本部では応答の無い宮野を心配する・・・。
そしてやっと国へ到着し、ウルトラマンミラクルへと変身する。
一歩一歩丁寧に歩いてゆく・・・
するとなんと!いきなり地中から十字架が出現!
そのまま磁石のように体がひきつけられて、磔にされてしまう。
そこへ抹殺怪人3HJ(スリーエイチジェー)星人が現れた!!
3HJ「ギャッハッハッ。ミラクルよ!貴様はとんでもない馬鹿なウルトラマンのようだな。
まさか俺様が送った嘘のテレパシーにひっかかるなんてな。
なんと、あの声はハイパワーマンを装った3HJ星人のものであり、罠だったのだ!
さらに3HJ星人は、以前現れたジゴク星人に冤罪かけた犯人であった!
そして3JH星人は、どんな者でも一瞬で抹殺することができる、「MUサーベル」を持ち出した・・・。
十字架に捕らえられたミラクルに先を向ける。
抵抗できずに、死を覚悟したミラクル!そして、サーベルが音をたてた!
その時である!
ミラクルの目の前には、バリアを張ったハイパワーマンが立っていた!
そして光線で3HJをふっ飛ばし、十字架を破壊してミラクルを救出した。
だがその直後、凶暴怪獣サタンスターまで現れてしまった。
2VS2で立ち向かうが、ミラクルとハイパワーマンは大苦戦。
そして最後はなんと・・・3HJ星人のサーベル光線を食らった、ハイパワーマンが
強く苦しみ始め、そのまま爆発と共に消えてしまった!!
驚くミラクル。そのままサタンスターに押し倒されてしまい、立ち上がった頃には、
2体は姿を消していた・・・・。
それよりも、ハイパワーマンの死に怒り苦しむミラクルであった・・・・。
数分後、宮野が基地に戻ってくると、みんなが心配して駆け寄ってきた。
小野「宮野隊員、いったい何処に行っていたんですか?心配したんですよ」
宮野「ごめんごめん。ちょっとね!」と、軽く誤魔化す宮野。それと同時に、井上隊長も帰って来た。
井上「みんな、今日はすまなかった。いろいろあってな。そして調べた結果わかったのだが、
今日の夕方、怪獣が地球にやってくる。厳重に注意して、攻撃態勢を取るのだ。」隊員「了解!」
井上「さらにわかったことは、宇宙人と共に行動していることだ。だが、今は怪獣しか来そうにない。
もし怪獣を倒しても、気を抜くんだじゃいぞ。」そう警告した。
宮野は心の中で思った。(もしや・・・さっきの怪獣と宇宙人では?ならば危険だ!REDでは倒せるはずがない!
ここは僕が行かなければ・・・)
宮野「隊長、お願いがあります。僕だけ地上で行動させていただけませんでしょうか?」
井上「何をいっているのかね?全員がレッドボーグで出動するのだ。」
宮野「しかし、上空からだけでは・・・」
井上「出動が嫌ならお前は基地で待っているのだ!そしてオペレーターとして残っているのだ!」
宮野「・・・りょ、了解・・・・」ばれないように地上から変身したかった宮野だが、結局願いは通じなかった。
時間が経ち、ついに地球に怪獣が出現!炎を吐いて暴れまわる!
REDも総攻撃を開始。宮野は、基地からオペレーターである。
だが宮野の心の中には、(くそっ!あんな強敵、ウルトラマンにならなくちゃ倒せない・・・。
ミラクルの力を借りなければ、奇跡は起きないんだ!)
ウルトラマンに頼る思いが次第に強くなってゆく。
そして井上隊長が、宮野に怪獣のデータを聞いたその時には、既に宮野は基地にいなかった。
井上「宮野?応答せよ!宮野ー!」その宮野は、レッドソウルに乗って地上を移動していた。
宮野「怪獣めー!」そういってレーザーガンで地上攻撃。その後に、ミラクルに変身!
サタンスターの牙を避けながら、尻尾を掴んで振り投げる!
だが倒れた所をさらに攻撃しようとした直後、サタンスターの尻尾の先から光線が放たれた!!
苦しむミラクルをさらに光線と牙で襲いかかるサタンスター。
橋本「隊長、ミラクルを援護しましょう!」
井上「いや、待て。」
橋本「な、なぜ?!」
井上「いいから。」ミラクルへの援護を拒否した井上隊長・・・。
そのままミラクルはさらなる噛み付きについに力尽き、人間の姿に戻る事にした・・・。
サタンスターも宇宙へ一旦帰っていった。
基地へ戻る隊員達。そこへボロボロとなった宮野も戻ってきた。
水野「宮野、大丈夫かよ?!」
宮野「大したことありませんよ。」
井上「宮野!いわんこっちゃない。だから勝手な行動をするなといったんだ。」
宮野「いや・・僕はその・・・」自分はミラクルだ、とは言えないため、これ以上は何もいえなかった。
井上「お前が消えたため、REDは負けてしまった。だからといって助けにきてくれたミ
ラクルだけの力を借りてはいけない。いや、ミラクルの力には頼っていられない。
いいな。宮野。REDはREDで協力し合って頑張らなければいけない。
だがお前は単体で行動を始めてしまい、チームワークが崩れた。よって宮野、お前は謹慎処分だ!」
宮野「え?!」
隊員「なんだって?!」
いきなりの謹慎処分に戸惑う宮野だが、「わ、わかりましたよ!」と言って走り去ってしまった・・・。
一人外を歩く宮野。すると公園で衛達がサッカーをしていた。
宮野「みんな〜、元気だね。」と笑顔で話しかける。
衛「宮野さん!・・・あれ?こんな時間に私服でどうしたんですか?」
宮野「う、うん。ちょっとね。」
そのとき、一人の少年・仁が「あの〜宮野さん・・」と話しかけてきた。
宮野「どうしたんだい?」
仁「あの〜・・・僕、サッカーが好きなんです。だけど全然うまくならないんです。
僕にはサッカーの才能は無いんでしょうか・・・。」
それを聞いた宮野は、力づよく優しく答えた。
宮野「それは違うよ。無いなんて思ってちゃ、いつまでたっても咲かないさ。
君はサッカーが好きなんだろう?ということは、もう君の中でサッカーの種はまかれてるんだ。
その種を育てて、育てて、努力して咲かせるには誰もが苦労する。
でも君のその顔をみると、もう芽がはえているよ!だから花咲くまで、もう一息頑張るんだぞ!」
そういうと、仁も笑顔で「うん!」とうなづき、安心した宮野はそのままどこかへと歩いていった。
その頃空では、再びサタンスターが地球を狙おうしていた。
3HJ星人と共に・・・
【次回予告】
ハイパワーマン、そしてウルトラマンミラクルをも倒したサタンスターと3HJ星人。
果たして、謹慎処分となった宮野の運命は?REDはどうなる?衛と真佐子、そして地球の平和はいかに?!
今全てが終わりを迎える!
次回、ウルトラマンミラクル最終回。
「1つの奇跡」お楽しみに。
>ミラクル作者様
お帰りなさいまし。
いつもながら早い仕事と毎回の感想と、驚かされます。
乙です。
ミラクル、もう最終回ですか…。
余計な感想書くと最終回に影響するかも知れないので…、とりあえず。
次回楽しみにしています!
394 :
バースト作者:2006/09/29(金) 09:24:49 ID:Zlu0boS+0
オーバー作者様
しんどい状況だと思いますが、正念場です。道城の戦いぶりに期待しています。
EARの皆さんにも。
ミラクル作者様
お帰りなさい。ここに来て宮野にのしかかる試練、どうも重要なキーパーソン
らしい井上隊長。どんな最終回になるか楽しみです。
395 :
リュウラ著者:2006/09/29(金) 10:22:58 ID:ie4P09EY0
「宮野、次回はミラクル最終回だ! 」
「え?!」
「なんだって?!」
すみませんやってみたかっただけです。
復帰お祝いします。しかしミラクルもHP見ると凄まじいボリュームでしたね。
確かに余計な事は言わない方がいいのかも、という事で、次回期待します。
396 :
リュウラ著者:2006/09/29(金) 13:18:29 ID:ie4P09EY0
第二十二章 目覚め
棄位蛇神仙(きいじゃしんせん)ヤマタノオロチ 発現
「ほう、ラゴウが死んだか…ならばちょうどいい、私が地球へ龍を殺しに行くとしよう。」
高位の神々が集まる暗闇。その神、ヤマタノオロチは地球へ向かおうとしていた。この神は以前にも地球へ降臨した事がある。
だが、他の神々からはその認可が下りない。「ヤマタノオロチは地球への降臨を禁ずる」そうだ。
納得のいかないヤマタノオロチ。特に好戦的なこの神は、最強の神である龍との決闘を古くから望んでいた。
というより、龍を倒してみたかった。
再び地球へ行ければ、思う存分龍と闘い、そして倒す事ができる。そう期待していたのだが…
「何故だ?何故私は地球に行く事が許されない!」
「仕方なかろう。理由は我らも存じておらん。しかし、これは西王母の言だ。従っておけ。」
「ヤマタノオロチ、お前では所詮龍を滅す事など出来はせぬ。スサノオの際のお前の醜態、我らは忘れておらぬよ。」
「スサノオ」の名に一瞬緊張するヤマタノオロチ。次いで、あることに気付く。
「…そうか…確かに私は高位の神だ。だが、その位を棄ててしまえばこんな言に従う事もない!」
そしてヤマタノオロチは己の位を捨て去り、龍を倒すために地球へ向かった…
軍日本基地。一応レイハは元通り結束、カンナも戻ってきた。だが、未だヒスイはストレス顔。
新たな姿、「コウ」。それが発揮する力は「龍」そのものであるという。それほどの絶対的な力を自分一人が持っていていいのか。
落ち着いて考えてみれば、この龍はカンナの母親、ミヤビヒメの形見である。実際は、この力を持つべきはカンナなのではないか?
「龍よ、アンタは何故、俺に力を貸している?」
(…ミヤビは光の一族の中でも、我の意を図る血筋に在った。故に元来、我とミヤビは無関係ではなかったのだ。
そしてミヤビの娘、カンナは生まれつき、神を殺す力と共に、我との強き絆を持っていた。しかし、その絆が何ゆえのものかは我も存ぜぬ。
ミヤビへ力を貸したのは我とカンナの未知なる絆を確かめるため、であったのだが…)
「ヒスイくん!」
びびった。当のカンナだ。どうも「名にくん付け」は慣れない。
「明日ヒマですか?」
「レイハだろう。」
397 :
リュウラ著者:2006/09/29(金) 13:20:03 ID:ie4P09EY0
聞けば、奈良の一件により孤児院の子供達の顔と名前を思い出したから、久々に会いに行きたいという。ヒスイくんといっしょに。
了承しつつ、ヒスイはカンナの記憶の件が気にかかっていた。奈良で様々な事を思い出したとはいえ、未だその記憶は断片的なものなのだ。
そしてラセツ…ミウ。神々を裏切った上、ラゴウとの闘いで負傷した彼女は奈良で別れて以来姿を現さない。
今、この瞬間に神々に殺されていても不思議ではないのだ。それに…まだ彼女はカンナについて何かを隠しているように見える。
次の朝、孤児院に赴く二人。子供達は久々のカンナに抱きつく。感極まって泣く子もいる。カンナも彼らを抱き寄せる。
無表情な彼女が微笑む。だが子供達は、その横に立つ長身の兄ちゃん…ヒスイを見ると唐突に不安な表情となってしまう。
先刻とは真逆の意味で泣き出す子もいる。カンナは少々ヒスイを講堂から連れ出す。
「せっかく来てくれたのにごめんなさいなんですけど、多分あの子たち、ヒスイくんを見るとギアロを思い出しちゃうっぽいです…
怒らないで下さい。あの時、六人の子が亡くなったんですから…」
そうだ。自分がこの孤児院に来た翌日、ギアロが出現し、六人もの友達が死んだのだ…来るべきではなかったか…
「なぁ龍よ…俺はリュウラになって、一体何が出来ていた?あんな小さな子の心一つ救えなかった…」
「痴れ者が。お前が我の力を望んだは何ゆえであったか?」
「…カンナを…救うため…」
「ニンゲンは弱き生き物よ。一匹で出来る事など限られておる。思い上がるな。
お前が一人でニンゲンの救い主となる必要など微塵も無いのだ。お前には仲間とやらがいる。それを忘れるな。」
カンナは子供達と遊び、ヒスイはそれを遠くから見守っている。
あまりに強大な力を持ってしまった自分に…仲間?
その時、レイハから緊急連絡が入る。宇宙から地球へ、高位の神が侵入したというのだ。
地球の神壁を強引に破って侵入した所を見ても、人間に加護を与えにきた訳ではないようだ。
「ヒスイくん、その神は人間、てゆうか龍とわたしをすごい敵視してます…」
基地からレイヒュウゴとレイカイオウが発進、降臨予想地点に避難命令が出される。
予想地点はこの孤児院。龍を敵視しているのだから当然か?その神は突如速度を増し、
レイヒュウゴ、レイカイオウ到着前に地上へ降臨する!八つの首を持った大蛇…その姿を見たヒスイの中の龍が呟く。
(ヤマタノオロチか…スサノオに敗れてなお生き延びておったか…)
ヤマタノオロチは八本の首からそれぞれ火炎を噴射、周囲を焼き払いつつ
「龍よ、来い!そして私と闘え!」
どうやら人類への悪意は無い。ただ龍を殺したいらしい。
レイヒュウゴ、レイカイオウの到着を待つヒマはない。ヒスイはレイエンキュウで敵を誘導しようとする。
子供達を励まし、カンナに彼らの保護を頼む。
だが、子供達はヒスイを信じようとしない。かつて軍はギアロに全く歯が立たなかった。
六人の友達を救うことも出来なかった。そしてその日、カンナ先生の記憶も消えてしまった。
そんな嫌な記憶を植えつけた軍を信用できるわけがない。
が、ヒスイは膝を折り、目線を子供達に合わせ正面から言う。
「だから、今度は誰一人死なせん。」
そして、
「カンナ、子供達を頼むぞ!」
「気い付けて下さい!ヤバイです、あの神。」
「今までやばくない敵はいなかった。」
子供達へ固く微笑み、ヤマタノオロチをレイエンキュウで威嚇する。カンナは子供達を安全な場所へ誘導する。
その様子を横目で見るヒスイ。一人の少年が転倒し、泣き出す。それを抱き起こし、カンナは笑顔で少年の涙を拭く。少年は再び駆け出す。
ヒスイは気付いた。自分が守りたいものは、この優しさか…
直後、ヤマタノオロチの火炎に包まれるヒスイ。だがその炎の中でリュウラ・ジンへ転化する。
「現れたな龍よ!さあ、殺し合おう!」
「我との闘いを望むか。スサノオに敗れたお前が。身の程を知れ。」
ヤマタノオロチと激突するリュウラの中で対話するヒスイと龍。
「カンナとの絆を確かめるため、我はミヤビへ融合した。ミヤビは死に際、カンナへ我を与えた。
そしてカンナはお前に我を与えた。」
「では、俺に力を貸したのもミヤビヒメと同じく、カンナを守るためか?」
「元々はその通りだ。だがミヤビは、常に己の命を懸けて娘や他のニンゲン達を救っていた。
その心の輝きを、我はいつしか気に入っていた。そしてマミヤヒスイ、お前の皆を想う心はミヤビと同じ輝きを持っている。
その輝きを持ち続けるなら、我はお前に力を貸す。」
ペンタクルフィールドでヤマタノオロチの火炎を防ぎ、シャイニングヴァイパーで首の付け根を狙うリュウラ。
だが突如、オロチの尾が煌く。と、その先端から、
まるで磨き抜かれた無数の金剛石のように美しく光る金属片が放射した!
リュウラはヴァイパー発射時の隙をつかれ、その刃の攻撃で思わず倒れ込む!そこをオロチは火炎で包む…
その時!
「リュウラ、遅れてごめん!」
「国生みの神話で馴染んでた奴だけど、ヤマタノオロチ自身と戦えるとはね!」
ヘキとフナトだ!レイカイオウの焔弾砲、レイヒュウゴの飛宙槍がヤマタノオロチを牽制する。
更に地上のカンナへユリノから通信が入る。
「院の裏側へ結界を張っといたわ。そこに入ってればしばらくはオロチの被害を受けずにすむ。急ぎなさい!」
結界へ彼らを導くカンナ。怖がる子供達を、精一杯抱きしめる。
ヒスイは気付いた。
(仲間…そうだな、連中も、地球を、人類を、人間の優しさを守りたいんだ。
…すまんな龍よ。何故ラゴウを倒せたのか忘れていたよ。俺は、一人じゃない。)
リュウラは再び立ち上がり、ゲキへ変身する。同時に体の各部を新たな鎧が覆う。
両腕には翡翠色の龍玉が輝き、赤く明滅していたカラータイマーは青へ戻る。
龍の力を真に発揮し得る姿であり、地球を守るため決して諦めない者達の絆が生み出した姿。
リュウラ・コウ。
三度刃を散布するヤマタノオロチ。だがその刃は、リュウラに到達する寸前に空中で砕け散る。
怒るヤマタノオロチは、今度は無数の「剣」を撃ち出す。その剣の一本一本がリュウラの身長に匹敵する長さ!
だがリュウラはいささかも動じず、優美に舞う。その舞の一手一手からかつての最強技であったシャイニングボムを放ち続ける!
「裁邪龍光舞 ドラゴンスピン」だ。
全ての剣を消滅させたリュウラにヤマタノオロチはなおも火炎を吐く。だが、リュウラは強烈な蹴りでこれを押し戻す!
そして両腕の龍玉を打ち合わせ、開放した光を集束、両の掌で弾き出す!シャイニングボムとほぼ同様の発射体勢だが、
打ち出された光は龍そのものの姿を成し、ヤマタノオロチへ突進してゆく!
これがコウの必殺技であり、リュウラ最大最強、究極の技である
「龍神総恐撃 ドラゴンインパクト」だ。
光の龍に貫かれたヤマタノオロチは、膨大な光の奔流に飲み込まれ、消滅してゆく。
だが、ラゴウとは異なり、オロチは己が消滅する運命を甘んじて受け入れているようだ。
「やはり…お前は…強いな…」
との言葉を残し、完全に虚空へ還った。自分と闘いたいだけなら、もっとやり方はあったのかも知れない。だが…
どこかやりきれない気持ちで、リュウラはヒスイの姿に戻る。
三日後、今度は院の方からヒスイに慰問の要請があった。
子供達が、自分達を助けてくれたヒスイに会いたがっているのだという。
そんなガラじゃない、と言いつつも、それを了承するヒスイ。
確かに、余りに大きい力を持ってしまった事で、自分は思い上がっていた。だが、志を同じくする仲間は沢山いる。
それに強大な力を持ってしまったのはカンナも同様である。自分は一人じゃない。
純粋な子供達と遊べば、それを実感できるだろう、と考えていたのだ。
院の仮装大会の一環として、ウサギさんの縫いぐるみを着せられるまでは。
次回予告
鋼の龍に残された怨念。先人達の恐怖はこの時代を脅かす。
リュウラが…二人。
次回ウルトラマンリュウラ 第二十三章「龍の系譜」
リュウラ学 本日の講師 スガ教官&トキツグ(映像資料を使用します)
スガ「だからウルトラビームかエメリウムかって話だろおがぁ!」
トキツグ「んじゃウルトラ警備隊が何て呼んでたか調べましょーよ!」
キリヤマ「ウルトラセブンの超兵器が効かない!」
「…分からん」
オーバー作者様、ようやく答えが出ましたな。さぁ、リベンジです!燃える所です。
>>393、オーバー作者様、リュウラ作者様
コメントまことにありがとうございます。
当初は41話が最終回の予定でしたが、みなさまの感想やご声援に支えられ、
無事続けられる事ができました。
まことにありがとうございました。
今夜7時UP予定です。
リュウラ燃えますね!
ヤマタノオロチのデザインは想像するだけで凶暴ですね。
マミヤヒスイも、今まで以上にカッコよく、男らしかったです。オチも面白かったです。
第50話「1つの奇跡」抹殺怪人3HJ星人、凶暴怪獣サタンスター登場
宮野の勝手な行動により、井上隊長は宮野を謹慎処分にしてしまう。
その宮野の心の奥では、ミラクルの力を借りて奇跡を起こすしか無いという気持ちがあった。
果たしてREDは怪獣を倒せるのか?3HJ星人は現れるのか?宮野は果たして?井上隊長の真相は?
謹慎処分にされ、家でREDの怪獣・宇宙人捜索の模様が生放送される。
宮野「何故・・・。俺はただ、ただミラクルの力を借りたかっただけだ!
なのにこんな攻められるなんて。」落ち込む宮野。
すると例の怪獣が再び現れた!
REDは総出動!
様々な方向から攻撃を仕掛ける!そして宮野は再びミラクルになろうと思ったが、
なんと奇跡の国にて3HJ星人が再び現れたのをテレパシーで感じた。
今度こそハイパワーマンの指示だと感じた宮野は、ミラクルとなって奇跡の国へ出発!
REDは単独で、サタンスターを追い込む。
そしてミラクルは奇跡の国に到着し、3H星人と勝負!
MUサーベルを避けては、投げ落とす!
だが3HJ星人はそのまま着地し、背中のトゲから光線を放ち、反撃!
一進一退の勝負となる。
だがここでは時間やパワーを制限されていないミラクルは、スパイラル光線を3連発!
倒した!っと、思ったそのときである!
3HJ星人が額のランプから、強烈な怪光線を発射!!
モロに食らったミラクルはそのまま反撃されてしまい、これ以上ないほど蹴られ、踏まれ、
しまいにはMUサーベルで斬りつけられてしまい、大きな傷を負ってしまう。
そのまま倒れこむミラクル。立つ力さえ残されていなかった・・・・。
3HJ星人はそのまま地球へと向かった。
その地球では、サタンスター撃破の作戦が着々と進行されていた。
だが、口から吐く猛烈な炎に、一般の人間までもが苦しめられる!
井上隊長は、とっさに宮野へ連絡をするが当然連絡なし。
「くそ!なんてことだ!」井上隊長はそう口にした。
その直後である。、井上隊長の乗ったレッドボーグが墜落してしまった!
なんとか脱出するも、そのまま崩れたビルの破片の下敷きとなってしまった・・・・。
その頃、衛くんや真佐子、その友達らは学校の体育館に避難。
衛「もう・・死んでしまうのかな。
でもそのほうが、死んだお父さんやお母さんにも早く会えるし、
そうしたほうがいいのかもね!お姉ちゃん!」
だがそれを聞いた真佐子は、当然ビンタ!
真佐子「衛!馬鹿言ってんじゃないわよ。
なに?それじゃあ、私達は今死ねば、幸せってこと?
そうすればお父さんやお母さんが喜ぶとでも?
そんなわけないじゃないの!あのね、私達が生まれてきたことは
”奇跡”なのよ。この世に今こうして生きている事も、全てが”奇跡”なの。
その美しき”奇跡”を、そんな簡単に捨てるの?そんなの、幸せでも”奇跡”でも
なんでもないわ!単なる”諦め”から来てる気持ちじゃない。
どんなことが起きても私達みんなは、死ぬまで努力しなきゃならないの。
1%でもあれば、その1%にかけるのよ。その結果もし、生きられたら・・・
それこそ”奇跡”よ!だから私達にある”奇跡”を信じて、一生懸命に戦いましょう!
そうすれば、お父さんやお母さんだって喜ぶわよ。さぁ、逃げるわよ!」
この言葉に全員が心を動かされ、誰もが諦めずに、必死に走って逃げた。
そのとき、衛は宮野のことを思い出し、逆方向へ走っていってしまう。
真佐子は衛を追いかける。
だが地上にいた橋本と水野に引き止められる。
橋本「危険ですから、早く避難してください!」
水野「宮野は、必ず助かります!心配せずに!」
衛「だけど・・・」
橋本「ほら、今こうして衛くんと真佐子さんのように、宮野の事を愛する人が一人でもいる限り、
あいつだって諦めません!」
水野「あいつと我々にも絆があるんです。そしてわかるんです。
宮野はまだ生きているって・・・」
その言葉に動かされ、皆が再び避難した。
小野隊員も、崩れてゆく地球に涙を浮かべる。
田辺副隊長と挽地隊員も、あきらめずにレッドボーグで攻撃を続ける。
だが、サタンスターを倒すのは、かなり困難である。だが、REDは諦めなかった。
そして、奇跡の国で倒れていたミラクルは宮野の姿へと戻り、地球へと戻ってきた。
ボロボロになった体をひきづり、怪獣の元へ向かう。
そこで衛と真佐子に遭遇する。
衛「宮野さん!!」
真佐子「宮野さん、今の体じゃ危険よ!早く逃げましょう。」
宮野「みんな・・・。だが、俺にとって逃げることは良くないんだ。いや、悪いことだ!
俺にとって「怪獣を倒す」ということが宿命なんだ!だから俺は行く!」
そういって一人で立ち向かう。
だが、REDはついに・・・ついに・・・強烈なロケットの連発により、サタンスターを撃破したのだ!!
みんなが笑顔で盛り上がる!だが・・・その直後に3HJ星人が現れてしまった。
宮野「3HJ星人め・・・。」そう言って、もう1度変身しようとした・・・その時!!
「待ってくれ・・・宮野・・・・。いや、・・・ウルトラマンミラクル!」
その声に驚き、宮野が振り返ると、先ほどからビルの破片に下敷きにされていた井上隊長の姿が!!
宮野「い、井上隊長・・・。な、何故?!僕の姿を・・・・」
井上「お前がウルトラマンなのを知っているのは当然だ。その理由に、ハイパワーマンは死んでいないからな。」
宮野「なんですって?!」
井上「まだわからないのか?」
宮野「・・・ま、まさか・・・。」
井上「そうだ。
・・・・私がハイパワーマンだ!」
その言葉に、再び驚愕する宮野。
だがすぐさま井上隊長を救出して、ベンチに座らせる。
宮野「隊長がハイパワーマンだったなんて・・・・。
で、でも無事にでなによりです!」
井上「いや、あの光線をまともに食らっていたら本当に死んでいた。」
宮野「そんな?!」
井上「だから、ワープして一旦退却したんだ。
そしたらお前は、ウルトラマンの力を借りるしか奇跡は起きないと思い込んでいたな。
だが見ていただろう?REDでサタンスターを倒したんだ!
だから、この言葉だけは覚えておけ。お前だって知っているはずだ。
”人間一人に1つ、必ず奇跡がある”ということをな!
俺にもお前にも、被害者にも加害者にも、誰にも奇跡があるのだ!
だが平和を乱す敵にある奇跡は許してはならない!だから懸命に戦うのだ!おまえ自身でな!」
宮野「はい!」
この言葉を受け入れた宮野は、ミラクルパズルを井上隊長に返し、
自分ひとりの力で、3HJ星人を倒す決意をし、ついに初使用となる、RED最強戦闘機「アタッカー・ハイ」を出動させた!
たった一人しか乗れず、史上最速。 それに乗り、宮野はスピードをMAXにする。
それを見守る井上隊長の下へ、全RED隊員と衛、真佐子もやってきた。
井上「宮野の・・・最強の奇跡を見守るのだ。」
その言葉どうり、宮野は最強の奇跡を信じて3HJ星人に向けてアタッカー・ハイを走行させる。
そして激突する直前で、脱出ボタンをおしたではないか!
そのまま空中へ飛ばされる宮野。だがコレも作戦である。
スピードMAXの状態で脱出したため、自分の飛ばされるスピードと風の威力が、最高潮にMIXされたのだ。
そのまま風にのって武器も何も持たないまま生身で3HJ星人の元へ近づいてゆく宮野。
誰もがその姿に目をふさぐが、井上隊長・・・いや、ハイパワーマンだけはしっかりと見ていた。
そして宮野は3HJ星人の額の目の前へ!その直後、右手で拳を作り、思い切り額のランプを殴りつけた!!
そのまま額のランプは故障し、苦しみだす3HJ星人。
すると次第に体中が変色し始め、ついに宮野一人の力によって3HJ星人は抹殺されたのだ!
全宇宙に再び、平和が戻ったのであった!
誰もが笑顔で喜び合った。
そして宮野も無事に着地し、RED隊員みんなと喜び合った。
この地球最大のピンチを、宮野奇跡が救ったのだ!
・・・数日後
井上隊長は故郷の平和を守るため、REDを辞任した。
そんな隊長を見送るため、空港までついてきたRED隊員。
そして井上隊長は一人ひとりに声をかけた。
「田辺副隊長、副隊長としてご苦労であった。次からは隊長として頑張ってくれたまえ。
挽地、ちょっとせっかちではあるが、それがお前の良さだ。これからも頑張るんだ。
水野、どんな事に対しても真剣に頑張るんだぞ!今までご苦労だった。
小野、女性隊員ながら、怪獣や宇宙人に恐れず、本当によくやった!ありがとう。
そして、橋本。ま〜お前はなんだかんだいってRED隊員として頑張ったな。
これからも頑張るんだぞ!橋本副隊長。」
橋本「はい!・・・って、・・・副隊長?!」
ひょこっとうなづく井上隊長。
橋本「あっあ、はい!一生懸命に頑張ります!」念願の隊長の手前である副隊長に見事に昇進した橋本隊員であった。
井上「最後に・・・宮野。一番若いお前だが、奇跡と絆を信じてよく頑張った。
本当に、本当にありがとうな!」
宮野「はい!これからも頑張ります!ありがとうございました!」
全てのあいさつが終わり、ついに別れとなった。
そのまま井上隊長は空港の奥へと消えていった。
いや、ハイパワーマンは再び奇跡の国の平和を守りにいった。
ミラクルパズルこと、ウルトラマンミラクルと共に。
そして、その後は田辺隊長、橋本副隊長を中心にREDは活躍。
水野、挽地は大阪地区へ移動した。
そして宮野と小野隊員はなんと晴れて結婚。
小野はREDを退職し、主婦として。
宮野は今も東京支部中心で活動している。
衛くんと真佐子さんも、幸せに豊かに暮らしている。
今はこうして平和が続いている。
だが、またいつ危機が訪れるかはわからない。
しかし、絶対に諦めてはいけない。人間には一人にひとつ、奇跡があるのだから。
宮野は心の中でそう誓い、今日も夕陽に向かってレッドボーグを飛ばし、戦い続ける。
全ての人の、全ての宇宙の、全ての奇跡ために。
ウルトラマンミラクル 終
みなさま、今まで本当にありがとうございました。
無事終わらすことができて、嬉しいかぎりです。
(次回放送予定でありました、「ウルトラマンピース」は、
一旦却下させていただきます。申し訳ございません。)
天川「・・・・・・・・」
頬を大量の涙で濡らす天川
天川「・・・・・・・・すばらしいな、奇跡って、そして、その奇跡を起こす努力って」
感動しましたね、天川さん
天川「おう、泣けた、特に、REDの力でサタンスター倒した所、後、宮野がアタッカーハイですげえ攻撃する所が」
て言うか今回、総集編、間に合いませんでしたね
天川「ああ、間に合わんかった、それが俺はたまらなく悔しい。・・・・・・あの作品を見て、最後に感じた事を言っていいか?」
どうぞ、と言うかお願いします
天川「すべての人に、善き奇跡あれ」
>バースト作者様
頑張らしていただきます、激励、ありがとうございました
>ミラクル作者様
非常に心に残る最終回だったと思います
真佐子「衛!馬鹿言ってんじゃないわよ。
なに?それじゃあ、私達は今死ねば、幸せってこと?
そうすればお父さんやお母さんが喜ぶとでも?
そんなわけないじゃないの!あのね、私達が生まれてきたことは
”奇跡”なのよ。この世に今こうして生きている事も、全てが”奇跡”なの。
その美しき”奇跡”を、そんな簡単に捨てるの?そんなの、幸せでも”奇跡”でも
なんでもないわ!単なる”諦め”から来てる気持ちじゃない。
どんなことが起きても私達みんなは、死ぬまで努力しなきゃならないの。
1%でもあれば、その1%にかけるのよ。その結果もし、生きられたら・・・
それこそ”奇跡”よ!だから私達にある”奇跡”を信じて、一生懸命に戦いましょう!
そうすれば、お父さんやお母さんだって喜ぶわよ。さぁ、逃げるわよ!」
泣けました
それと、394はバースト作者様ですよ
413 :
バースト作者:2006/09/29(金) 21:57:55 ID:R9PaYw0j0
>>394です。
しかし、最早そんなことはどうでもいい。
奇跡、見届けました。人事を尽くした奇跡を。
あえて宮野がミラクルにならなかったのが胸を打ちました。
御苦労様でした。次回作も期待しています。
414 :
バースト作者:2006/09/29(金) 22:04:17 ID:R9PaYw0j0
それと、リュウラの方も。ヤマタノオロチがかっこいい。
そして、次回はどうも第十二・五章が伏線となるようで、
有難いことです。楽しみです。
415 :
リュウラ著者:2006/09/29(金) 22:33:16 ID:32PvxDpRO
終わったなあ〜…
あ、失礼。余韻に浸ってました。
人事を尽して天命を待つ。私の好きな言葉です。それを地で行く最終回でした。変身しなくてもクライマックスは迎えられるんですな。衛くん達に救いがあったのでホッとしました。そしてハイパワーマンよ、お前は最後まで気になるキャラだったぜ。
感想ありがとうございます。屈強な戦士のヒスイが一回ぐらい悩む話を書こうと思って作りました。次回は月曜以降ですが、ミラクルを観たので気合いをチャージできました。
ミラクル作者様、本当に長いこと感謝です。
>ミラクル作者様
長き戦い、お疲れ様です!
人間体で終わらせたのは意外でした。しかし、ウルトラマンは未来ヒーローを守り、育てるものという僕のもってるイメージ通りの最終回でとても面白かったです。
宮野君、結婚しましたか、子供の名前は何かなぁ?
>リュウラ作者様
相変わらずの世界観大好きです。
いや〜、ヤマタノオロチきましたね!炎はともかく剣まで出るとはね。
でも強いて言えば、もう少しヤマタノオロチの活躍が見たかったなぁ〜ナンテ。まぁ、コウがそれほど強いってことですねw
>みなさま
感想、まことにありがとうございます。
自信が無かったのですが、このような感想を頂き、
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願いします。
みなさまの作品、これからも楽しみにしております!
自衛官A「畜生・・・怪獣め」
トゥルーオーサの攻撃で、廃墟と化していく東京
怪獣を倒せない悔しさに、戦車から脱出し、敗走していく自衛官達の一人が嘆く
味方のヘリがまた一機やられるのを見て、自衛官の一人が足を止めた
自衛官B「・・・・こうなったら、死ぬまで戦ってやる」
言って手榴弾を取り出す自衛官を、別の自衛官が止める
自衛官C「よせ、今はチャンスを待つんだ」
自衛官B「止めるな、あいつ許せねえ」
自衛官A「そんな手榴弾であの怪獣が倒せるわけがない!無駄に命を散らそうとするな」
自衛官B「ちくしょお、ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
その時、暴れるトゥルーオーサの前に、激しく輝く光が現れた
あっけに取られる自衛官達の前で、光は巨人の姿へと変わる
自衛官C「ウルトラマンだ!!」
完全にウルトラマンオーバーの姿になった光が、トゥルーオーサに構えを取る
咆哮するトゥルーオーサ、目から怪光を放つが、オーバーはバリアをはってそれを無力化し、光線がやんだ所にジャンプキックを放つ
とび蹴りで倒されるトゥルーオーサ
そこに飛んでくる生き残った戦闘ヘリ
ヘリ部隊隊員「援護する!!」
倒れた所にすかさずミサイルを見舞うヘリ
トゥルーオーサはそれに耐え、ヘリに目から怪光を再び発射する
ヘリ部隊隊員「うわあああああああ」
しかし、ヘリと光線の間にオーバーが割り込み、バリアでヘリを守った
反撃にオーバーはスペシウムソードを発射する
トゥルーオーサの首を切断するスペシウムソード
また新しい首を生やそうとするが、その前にハイバスター光線を発射してトゥルーオーサをオーバーが吹き飛ばした
だが、トゥルーオーサは再び黒雲からの竜巻の力で復活する
自衛官A「・・・きりが無い」
それでもオーバーは再び構えを取り、トゥルーオーサに立ち向かう
419 :
フレンズ作者:2006/09/30(土) 20:23:33 ID:GV5jQpYT0
第16話「過去がヒントだ」岩石怪獣ゴルザ登場
ある日水野達は、火山の近くの町へ来ていた。
ここ最近、よく火山のほうに怪獣が出るというので来たのだ。
水野「・・・というわけできたのですが、何で炎、木野、何で来てんだ?ストリームズ
に通報来たのに。(怒)」
炎「いいじゃん、いいじゃん別に仕事が増えるわけでも・・・」
水野「お前らが来たせいでお前らを監視しろって仕事増えただろーがっ!」
属「まあまあ、水野さん僕も来てるんですから、僕も頼って・・」
水野「属、お前を頼ってないわけじゃない。苦労をかけたくないんだ。」
属「前、オーニン倒すために勝手に変身して、その後やられて、挙句の果てには、僕達に
オーニンをまかせて苦労させたのはだ・れ・で・し・た・っ・け?」
水野「うっ・・・」
421 :
フレンズ作者:2006/10/01(日) 10:57:39 ID:smcALeaR0
420サン、まだ続きますよ。
422 :
フレンズ作者:2006/10/01(日) 11:08:00 ID:smcALeaR0
水野「属、気にするな♪で、怪獣反応がなんか近くに来てるんだがどうしてなんだ?」
属「歩いていたら目撃現場に着いたようですが・・・」
水野「俺ら歩いてねーよ。ん?って言う事は・・・怪獣近づいてんじゃねーかっ!」
属「そのようです。」
水野「真顔で言うなっ!ってあそこに刺ってあったか?」
属「なかったですよ。」
水野「じゃぁ・・・属!スクリューがんであの刺こうげきっ!」
属「了解!」
刺を撃つと、怪獣が現れた。
炎「やっぱり。」
水野「お前何にもしてねーだろっ!」
423 :
フレンズ作者:2006/10/01(日) 11:17:46 ID:smcALeaR0
水野達「変身!」
ウォータ「あいつなんかで見たことねーか?」
アース「わかった!ドキュメントTIGAで見たことあるよ!」
ウォータ「じゃあ・・・ストリームヴァジョンパワータイプになるから、(他にもディフェ
ンスタイプ、スピードタイプ、ノーマルタイプがある。)攻めるぞ!」
アース「わかりました!」
ウォータ「ウォータブレードパワー!」
今度は赤い剣が出てきてもつと、下から溶岩がでてきてウォータを包み、ウォータのまわり
によろいが着く。
424 :
フレンズ作者:2006/10/01(日) 11:21:18 ID:smcALeaR0
ウォータ「ストリームヴァージョン、パワータイプ!」
そしてゴルザを攻撃し、最後にエレメンタル・パワードスラッシュでゴルザを倒した。
425 :
フレンズ作者:2006/10/01(日) 11:47:18 ID:smcALeaR0
フレナビ(フレンズナビゲーションシステム)
作者「今回はアースの戦闘能力について教えるよ。」
水野「確かに公にされてなかったな・・・」
作者「アースは、パンチ力370キロ、キック力400キロ、飛行力(スピード)
500キロ、飛行力(高さ)500メートル、走力1000キロだ。」
水野「おい待て作者、ウッドよりも強いじゃねーか。
作者「また来月♪」
水野「シカト?そして4週間またとばすのかよ・・・」
426 :
リュウラ著者:2006/10/01(日) 19:23:55 ID:WkxIXnJKO
今回の話を拝見する限り、やっぱフレンズはティガダイナの世界観なんですかね?
「昔ティガというヒーローがいた前提での別の世界観」かな、とも思いますが。
>>426まぁ、オリジナルウルトラマンだからね!
ウルトラマンファイティングエボリューションリバースやウルフェスのステージみたいに初代やティガやコスモス、そして、オリトラマンが繋がってる作品があってもいいと思うと名無しの漏れが言ってみる。
>>427 今、作者のみなさんがリレーで作ってる映画がある。
あ、そういうことではなく?ウルフェスのステージ風ねぇ…。
捕まったカイザーを助けにミラクル、シグマ、リュウラ、ウォータが
協力。ウルトラの父も参上!…あれ?
429 :
リュウラ著者:2006/10/01(日) 23:26:46 ID:WkxIXnJKO
それもそうか。ごめんなさいね私どうも難しく考えるクセがあるようで…
メジャーなヤマタノオロチがリュウラ コウの初陣の相手でも良かったかな、と思うんですが、ヤマタノオロチの場合、スサノオに酒飲まされて敗れたという弱味があるのもまたメジャーなので「最強の敵」ではないよな、とか思いました。ちょっと今更ですが。
ミラクルは最終回。
カイザーとシグマは消えてしまって寂しくなったな…。
カイザーとシグマはまだ消えてない。
と思う。
信じてやって下さい。
>>431言い方が悪かったか…。僕だってファンの一人ですよ。
頑張れオリトラマン作者
ウルトラマン ウルトラマン
シグマとカイザー どこいった〜?
怖くは無いよ スレの反応
スレの住人 良い奴ら〜
いつでもみんな 迎えいれる
お前らのことを 待っている〜
ウルトラマン ウルトラマン
頑張れ負けるな 二人の作者〜
ウルトラマン ウルトラマン
いまだいまこそ 復活だ〜♪
ってことでカイザー、シグマ。戻ってきてくれ。
みんな、君達を待っている!
だがシグマ作者なんてトラウマに負けてるヘタレやん
帰ってきたら帰ってきたでまた新しい愚痴をぐだぐだ言い出すぜ?
SGTが弱いみたいなことを言ってたが仕方ないだろ
本当に弱いだからよ。寧ろハッキリ弱いと教えてくれた
オーバー作者さんに感謝すべき。
荒らしちゃうで〜
前も
「カイザーはリュウラ作者が潰した」
と喚いた人がいたけど、関係なかったよね。
下 衆 の 勘 ぐ り はするだけ無駄。
気楽にいこうぜ!
>作者様達
437 :
バースト作者:2006/10/03(火) 09:04:53 ID:fey1fObO0
ちょっと本業が込み入ってきました。落ち着いたら又書きます。ごめん。
第二十三章 龍の系譜
機生邪仙メイゼン 究極贋龍ウォンロン 発現
鬼道研究所で解析の進む破片群。
旧暦に建造され二月ほど前覚醒、破壊活動を行った、人工神龍ガンロンの破片である。
リュウラに粉砕されたとはいえ、未だその破片一つ一つから先人の負の気が立ち上っている。その分析には細心の注意が払われた。
その作業の傍らで、カンナは再調査で発見された擬似ウルトラマンリュウラ「ウォンロン」の設計図を見入っていた。
「お母さん、こんなのまで造らなきゃダメなぐらい、旧暦の人達は追い詰められてたの?」
遥か古代、今では「旧暦」と呼ばれる時代、高位の神ラゴウは人類を凶暴化させ、世界大戦を起こした。
その高位の神々に仕える民族「光の一族」は、次元の狭間にある「神山」に隠れ住み、自滅してゆく人類を尻目に平和に暮らしていた。
だが、光の一族の中でも龍神の意を量る重要な血筋の女、「天龍雅姫(アマタツノミヤビヒメ)」は、
戦火から一人でも多くの民を救うため、娘を連れ神山を降りる。そこには、神々に仕える身でありながらその神々を殺す力を持って生まれてしまった娘、
神無(カンナ)を、一族から遠ざける目的もあった。
身を粉にし人命救助に尽力するミヤビヒメ。彼女の娘、カンナに強い絆を感じた龍神は、カンナを守るためミヤビに融合。
ミヤビは蒼き光の巨人ウルトラマンリュウラとなり、民を襲う兵器や神々と闘った。だが、そのリュウラの力を危惧した神々は、
神と人間の融合体であるウルトラマンの力を封じる存在「カルラ」にリュウラを殺させる。
しかし、ミヤビは死の間際に娘、カンナへ龍を受け継がせる。そして龍は、神々が肥大化させた太陽を元の姿へ戻す。
戦争、そして太陽の肥大化という絶望から救われた人類は自ら停戦した。
「道(タオ)」というものがある。全宇宙を内包する、「道(タオ)」という名の巨大な容器だと考えればいい。
「道(タオ)」の中には、存在するもの全てが入っている。そして、存在するものは全て「気」のカタマリである。
その「気」は、人々の意思によって幾らでも変容する。
絶望から救われた人類の、希望に満ちた意思が、滅亡に向かっていたあらゆる「気」を変容させたのかもしれない。
それから永い永い時が過ぎ、ようやく今の人類の繁栄がある。
そんな事を考えていたカンナの耳に、突如警報が飛び込んできた。研究所近くに邪仙が出現したとの事である。
邪仙。神々とは異なる強大な存在「虚ろの者」に使役され、地球を脅かす幽世の存在である。
高い知能を持ちながら人類とのコンタクトを拒み、カンナ抹殺を最優先事項、己の至上使命とする。
中でもギアロはカンナにとって忘れられない邪仙である。
何故か、カンナは旧暦で龍と融合した歳のまま、全ての記憶を失い現代に現れたのだ。
八年前、東京の孤児院に保護されたカンナはそのまま住み込みで働くようになる。保護されてから八年。
推定年齢十八歳のある日、ギアロが憑依した男に命を狙われたところを軍似本基地から派遣されたマミヤ ヒスイに救われる。
真の姿を現したギアロと軍の戦いの中で、ゴジョウ、フナト、ヘキ、ユリノは結束していき、レイハ結成の土壌が整っていった。
ヒスイは戦いで重傷を負うが、カンナはその時、本能的に己の中の龍をヒスイへ与える。こうして現代にリュウラが再臨。
カンナは子供達をこれ以上泣かせないために、ヒスイはそのカンナを守るためにレイハへ入隊するのだった。
今回の邪仙は、細菌とも呼べるほど極小の体躯だという。これを捕獲したレイハは鬼道研究所へ分析を依頼する。
だが、この極小の邪仙メイゼンは、研究所にあった擬似リュウラ「ウォンロン」の設計図を読み、ガンロンの破片に憑依。
破片に染み付いていた「負の気」を養分として活性化し、破片および周囲の機械類を吸収、
機械生命体ウォンロンとしての体を構築し、破壊活動を開始する。レイハは直ちに攻撃態勢に入る。
レイハ。軍日本基地の特別任務班。だが実は、光の一族の人間であったゴジョウがカンナを自らの手元に置き、
タイミングを見計らって光の一族へ引き渡すために組織したものだった。しかし、ゴジョウは光の一族を裏切る事を決意。
レイハは真に、人類を守る組織となったのだ。
リュウラの能力を分析しただけあって、ウォンロンは強敵。先人達の恐怖が乗り移り、周囲の全てを破壊し尽す。
ショットスパークルをコピーしたであろう光線砲、シャイニングヴァイパーのコピーであろうアームカッターでレイヒュウゴを寄せ付けない。
更にヒスイのレイカイオウが被弾!しかし、そこにリュウラが現れる。
カンナは、それがヒスイである事を知っている。ギアロの時から自分の危機をいつも救ってくれたヒスイ。彼と自分の絆は恐らく強い。
光の一族の少女、クラマ ミウはカンナを殺すため鬼神と融合、ウルトラマンラセツとなり、何度もリュウラと敵対してきた。
だが彼女もカンナとヒスイの絆、二人を含めたレイハの「諦めない」という強い意志に影響され、遂には神々を裏切る事となった。
そしてミウと同じく人類を蔑視していた白虎、朱雀、玄武の三神獣もその人類の強さを目の当たりにし、リュウラを救うまでに変心した。
光の一族の青年アサギが変身したカルラ、再び人類を自滅させようとするラゴウに敗れ、ヒスイは変身能力を封じられてしまう。
だが龍とヒスイの、レイハの魂。三神獣の力。カンナの想いによってリュウラは復活。新たな姿「コウ」を手に入れ、ラゴウを粉砕するのだった。
ウォンロンは、ガンロンの「負の気」で活性化したメイゼンによって更なる力を発揮、素早い動きでリュウラを襲う。アームカッターと光線砲の攻撃に怯むリュウラ。
カンナは、メイゼンの糧とされている先人達の「負の気」に語りかける。
「止まって。あなたたちはもう死んでる。戦争は終わったし、時代も変った。だからもう、脅える必要は無いよ。いつまでも、昔の恐怖に縛られないで。」
僅かながらも苦しみを癒された、先人達の思念。だが、それだけでメイゼンのエネルギー供給を断つには十分だ。先人達の「負の気」が「生の気」に転じた。
これは怨念など「負の気」を食す邪仙には大きな痛手である。
「生の気」に満ちた先人達の思念を感じながらカンナは、存在するもの全ては、人の意思によって変容することを悟る。
メイゼンは緊急避難的にウォンロンのエネルギーを集中、シャイニングボムのコピーであろう大型光線砲を発射した!
リュウラはその光線を避ける素振りさえ見せず、胸の装甲に念を集中。
ジンからゲキを経、一瞬のうちに新たな鎧を装着する!新たな姿「コウ」へ転じたリュウラは光線砲の直撃を受けても全く動じない。
ウォンロンはアームカッターを振るうが、その刃もリュウラに到達する前に蒸発してしまう。そして、強烈な後ろ回し蹴りがウォンロンの頭部を吹き飛ばす!
すぐさまリュウラは両腕の龍玉を打ち合わせ力を解放、シャイニングボムと酷似した体勢から「龍」の姿を成す光を放つ!
「龍神総恐撃 ドラゴンインパクト」である。ウォンロンを突破した光の龍は、膨大な光の奔流を生み出す。
ウォンロンはその中へ飲み込まれ、一片をも残さず今度こそ消滅した。
そして、先人達の思念もその光の中へ溶けていった…
事件解決後、カンナはゴジョウの部屋へ呼ばれた。
「ねえカンナちゃん、私達はリュウラの正体を知ってる。
でもね、だからってヒスイ君には頼れない。ウルトラマンの光は、私達が全力で戦ってる時に初めて煌くものだと思うから。
だからリュウラとしてのヒスイ君には頼らない。私達レイハは、これからもレイハの力で最後まで戦う。分かった?」
「はい。多分、母もリュウラになったのは、人間として最後まで戦い抜いたからだと思ってますし。」
次回予告
謎の宇宙人、ノバテラ星人出現!港を、村を、次々炎に包み込む!
果たして奴らの目的は?レイハは、リュウラは勝てるのか!
次回ウルトラマンリュウラ 第二十四章「遅すぎた侵略者!」
今回は言ってしまえば総集編でした。あまり面白みは無い展開です。
バースト作者様、お疲れ様です。新作はごゆっくりでお願いしますね。
>リュウラ作者様
今回の戦いも、いつも以上にヒートアップしており、熱くなりました!
「道タオ」の存在も強く印象に残りました。
次回予告のタイトルもすごく楽しみです。
僕には何も言うしかくがないので、これだけ。
一日でも早いカイザー作者様、シグマ作者様の復帰を祈っております。
ウルトラマンピースは、第1話冒頭でマンが死に、主人公も死ぬという
内容でしたが、いろいろありまして没といたしました。
次回作、11月には開始したいと思っております。
感想ありがとうございます。ホントにねぇ…お二方とも、復帰待ってますよ。
ミラクル作者様、新シリーズは来月ですか。ピースも一切の前情報がなかったから楽しみだったんですが。とにかく新シリーズ期待してます。
余計なお世話ですが、一応。「道」と書いて「タオ」と読みます。道教の理念です。ややこしい設定ですね。
ところで、私まだ映画観てないです。明日行きます。私の県では一館しか上映してないです。私がどこ在住か推理してください。当たっても何も出ないです。
リュウラ作者様、まさか、岩手ですか?
残念でした。奈良です。
中々怪獣が来てくれない県です。ニ十、ニ十一章は、つまりそういう事です。
まあ私の情報仕入れても得になりゃしませんが。じゃ書くなって話ですね。
ニ十四章が終わったら、一旦ラセツの能力解説を書きたいと思うので、ミラクル作者様、またよろしくです。
447 :
バースト作者:2006/10/03(火) 23:32:54 ID:Quh2/me40
同じ関西圏ですか。うちは京都です。
448 :
リュウラ著者:2006/10/03(火) 23:59:24 ID:sIR3whL2O
バースト作者様
某亀3でこれ以上無いほどぶっ壊されてますな。うらやましい。
東大寺破壊なんてマグマ大使ぐらいなモンだよ…いい加減スレ違いなので自分勝手に終ります。ではまた。
449 :
フレンズ作者:2006/10/04(水) 18:44:39 ID:HZ6f4xdU0
今頃ですがミラクル終わりましたねぇ。
水野「なんかフレナビ始める様なノリだな(゜‐゜;)」
ええ始めますよ。
水野「じゃあこれで・・・」
いや最後までいてもらいますよ。フレナビこの2人以内と始めませんから。
水野「テレポーテーション。」
ちっ逃げやがった・・・いや何でもありませんよ最後に言いたい事があります。
皆の奇跡が地球を救う。
ミラクルが終わり、バースト作者様は仕事が込み合い
ツイスト作者様はあんまり来れず、シグマとカイザーは
光の国へ一時帰還。このスレも冬か…。な〜んか寂しいね…。
オーバー、リュウラ、フレンズの三作品に期待します。
保守
暫くぶりに劇場版の続きを。
怪獣軍団の機動要塞と化したイメージマターは、失われた動力源の代わりを手に入れるため、
次の目標を関東沿岸のコンビナート地帯に定め、上空を飛んでいく。
地球防衛軍の大部隊はこれを迎撃するため、コンビナートを守る形で陣を配置。だが、
イメージマターの放つ怪獣軍団の前に何処まで守りきれるかは疑問である。怪獣軍団に対抗
するために散発的にウルトラ戦士達が出現しているが、バーンやミラクルやリュウラは怪獣と
共倒れ同然で姿を消し(人類側からはそう見えている)、フレンズは別地点でいまだ
ゼッコロイドと交戦中。ウルトラマンの守りさえ絶対ではない状況だ。
だが、謎の男・天川の言葉を受けた第3班の一同は既に腹を据えている。ウルトラマンの
助けがなくとも自分達は戦い抜く、戦い抜かなければならないという覚悟を決め、防衛軍の
結束の礎となっていた。
高橋「問題は、どうやって江口博士を救出するかだが・・・」
イメージマター内の指令室の中で、拘束された江口は重い表情を崩さない。
(第3班の諸君、私の事は構わん。この要塞に巣食う悪魔どもを倒してくれ・・・!)
同じ頃。
バーンとなってオーニンを捨て身で倒し、町外れの原っぱに倒れていた天川は、漸く
目を覚まして立ち上がった。全身の傷が痛むが、
「・・・ちんたら寝てる場合じゃねえな・・・」
足を引き摺って歩き出した。
453 :
バースト作者:2006/10/05(木) 08:42:30 ID:WQYFMnuV0
どうも申し訳ない。バーストの23話はもう少ししたら書きます。
劇場版wwwwwwwwww
痛たたたたたたたたたたっwwwwwwwwwwwwwww
ageんなよ…。頼むから
457 :
リュウラ著者:2006/10/05(木) 14:07:25 ID:YSF+5nIf0
すみません、ラセツの設定を先に書かせていただきます。
ウルトラマンラセツ
身長ほぼ0〜52m、体重ほぼ0〜3万8千t、移動速度 超光速あるいは瞬間移動
光の一族の少女、クラマ ミウが忌み子であるカンナを抹殺するため、冥府の鬼神と融合し転身する「光の羅刹女」
特に初期ではリュウラと何度も対立する。第二十三章現在、鬼神の意志が確認できるシーンは無い。
転身後は動物的な凶暴性を発揮し、光の剣で敵を斬り滅ぼす。
また、冷徹なる「水の気」を秘めるリュウラに対して、獰猛な「炎の気」を秘めている。
鬼炎剣バーニングヴァジュラ
ミウが望む時虚空より現れる剣であり、彼女の転身聖具。
「君が宿主、クラマ ミウの名において命ずる。鬼、炎、和合すべし!」の言霊を放ち、左腕に添え起動。
ミウは光の炎に包まれ、ラセツに変わる。
ラセツはリュウラと異なり、二段変身能力は持たない。
冥光剣ハデスヴァジュラ
ラセツの左腕は常に光の刃を帯びており、エルボーカッターとして裏拳などで威力を発揮する。
左腕からこの力を剣として引き抜いた物がハデスヴァジュラ。ラセツの主要兵器は剣モードである。
霊光閃ソードスパークル
ウルトラマンは全員、形は違えど光の剣を持っている。この切っ先から撃ち出されるカッター光線。
つまり共通の技なのだが、リュウラは剣自体が伸びるので使用する必要が無い。
裁邪冥光炎ハデスフレア
全身から立ち昇らせた炎の気を右腕に結集、右拳から豪快に「光の炎」を放射、敵を焼き尽くす必殺技。
「光の炎」というのが著者自身もイメージで書いているのでよくわからんが、
80のホーやアブドラールスが「火炎光線」を吐くので、それの凄いバージョンかと。
何だこのオナニースレは?
ヘキ・ゼンジロウのための存在するようなスレだったな
トゥルーオーサの攻撃で吹っ飛ぶオーバー
ビルに叩きつけられ、ダメージも大きいが、それでも立ち上がり、再びトゥルーオーサに向かっていく
しかし、トゥルーオーサの一撃を喰らい、地面に叩きつけられる
また立ち上がろうとした所をトゥルーオーサに踏みつけられ、苦しむ
和崎「いよっしゃああああああああああああ」
和崎の叫び声と共に、スカイホークSはとうとう黒雲を突破した
石野「太陽エネルギーレーザー砲発射用意!!」
和崎「イエッサアアアアアア」
太陽を背に、太陽エネルギーレーザー砲がスカイホークSの腹部ハッチから取り出される
和崎「駄目だ・・・」
火器官制を見て、和崎は言った
石野「どうした?」
和崎「スカイホークSは無事だったんですが、中の砲が衝撃でいかれてました、砲塔がまがってて撃てません」
石野「っつうあああ、砲もSGT製の奴なら耐えられてたろうに、EARのオンボロじゃぶっ壊れるわなあ」
和崎「どうするんですか?」
石野「・・・う、くう〜〜〜ん〜〜〜〜、ん?おい、ありゃなんだ?」
見ると、黒雲の一部が光り輝いている
何事かと思い、見ていると、黒雲の中から光が現れた
和崎「ひか・・・り?」
和崎が呟いた瞬間、光はウルトラマンイレイズへと変わり、曲がった砲塔を元に戻す
石野「おおおおおお!」
和崎「これで撃てます!!」
和崎が火器官制を立ち上げる
太陽エネルギーレーザー砲がスカイホークSから発射され、黒雲を叩き消していく
同時にイレイズもイレイズショットで黒雲を消滅させる
あっという間に、黒雲は消滅した
黒雲が消え、太陽が再び姿を現した東京で、ウルトラマンオーバーとトゥルーオーサが相対している
しかし、オーバーのカラータイマーは点滅し、トゥルーオーサの方はほとんど無傷だ
自衛隊は既に壊滅し、とてもオーバーの援護ができる状態ではない
それでもトゥルーオーサに立ち向かうオーバー
トゥルーオーサがそれを返り討ちにしようとした時、横合いからミサイルが雨あられと降り注ぎ、トゥルーオーサの動きを止めた
中村「見たか!SGT製対マイナスエネルギーミサイルの威力を!」
荒井「白兵戦やフライトテクニックじゃ負けるが、科学力ならどこよりもうちがトップだからね」
黒雲が消滅したため、戦闘機が飛行可能になり、SGTのスーパーファルコンが2機飛んできたのだ
更にもう一度ミサイルを叩き込むスーパーファルコン2機
ミサイルは全弾命中し、激しく苦しむトゥルーオーサ
真悟「今だ!!オーバー!!」
真悟の言葉に答えるように、オーバーはオーバーヒートバスターの構えを取る
トゥルーオーサはリフレクターをはろうとするが、そこにスーパーファルコンが再び新型弾を打ち込み、怯ませた
そして、トゥルーオーサはオーバーヒートバスターの直撃を喰らい、今度こそこっぱ微塵に消し飛ぶ
強敵、トゥルーオーサを倒したが、激しくエネルギーを消耗したオーバーはすぐに飛び立てず、地面に膝をつく
その耳に、ウルトラマンに感謝の言葉を送る、助かった人々の声が聞こえ、オーバーは飛び立った
SGT基地
着陸しているスカイホークSの横に、赤山達EARの面々と、神達SGTの面々が並んでいる
赤山「本当に、申し訳ございませんでした」
赤山の言葉に続き、SGTの面々に深々と頭を下げるEARの面々、特に津上は地面に膝付いて土下座している
ふう、とため息をつく神
神「先ほども申しましたが、もう結構です、しかし」
神は一呼吸おくと、一気に言った
神「本当にこれっきりにしてくださいね!!」
赤山「申し訳ございませんでした」
そりゃいきなり基地に来て何も言わずに管制室ジャックして格納庫の新型機奪えば、誰がどう考えても敵だと思うし、撃たれても文句言えない
と言うか米軍基地に自衛官が警告無視して侵入して最新鋭戦闘機盗むような物なのだから、万一を考え迎撃して撃たないほうがおかしい
ここまでやられて怒らない神隊長は流石である
神「しかしまあ結果として全て丸く収まり、こうしてスカイホークSも無事戻ってきた事だし、今回は忘れましょう、それでは」
そう言って、神他SGTの面々は基地に戻っていった
赤山「・・・・・・終わったな」
肩を落としながら、赤山は言った
その言葉に、他の隊員達もうつむく
確かにEARは勝った、しかし、道城と言う大事な仲間が戦死した事は、大きな、とても大きな痛手なのである
川浪は無言でサングラスをかけて感情を抑制し、津上は土下座の姿勢のまま硬直し、和崎と石野は肩を落とす
赤山がこみあげてくる物を抑え、帰還命令を出そうとしたまさにその時、赤山の通信機がなり響いた
そして、道城からの生還報告に、EAR隊員達の喜びの声がSGT基地の敷地に響き渡るのだった
次回予告
道城「対宇宙人格闘術?」
津上「完全にマスターすればいかなる宇宙人とも互角に戦う事ができる」
赤山「敵は都心に潜伏し、無差別に人間を襲っている」
川浪「まるで通り魔見たいな宇宙人ね」
津上「見せてやろう、現代に生きる、伊賀の忍の実力を」
次回「闇を狩る影」
同時予告
バーン「地球人よ、俺は感動した!!お前らの心に燃える、その熱い闘士に!」
狂える宇宙怪獣によって地球が危機にさらされるとき、空のかなたから新たな巨人が舞い降りる
ウルトラマンバーン完全版!近日公開!
天川「焼き尽くしてやるああああああああああああ」
464 :
バースト作者:2006/10/05(木) 21:36:35 ID:WQYFMnuV0
オーバー作者様
まず、お疲れ様でした。
くだりのほうで不謹慎と思いつつも笑ってしまいましたが、同時に肩の荷が
降りてほっとしました。今回の件がもし中途半端に終わってたら後々色々
まずいことになってたと思われ、その意味で本当によくやってくれたと
思います。いろんな意味でこれまでで最大の苦闘だったと思います。
ありがとうございました。いや、本当に。
そして、バーン完全版もどんな体裁になるのか、非常に楽しみです。
いやぁ大団円って感じでしたね。これを機にシグマ作者さんが
帰ってくればいいですね
第三十話「心を燃やす製作者達」宇宙怪獣ボーボル登場
ここ、とあるアニメ製作会社では新作のアニメが作られようとしていた。
それは大人気を博していた特撮作品「ウルティメットマン」のアニメ化だ。
ウルティメットシリーズは第一期、第二期、ともに子供達の間で爆発的にヒットし
「ウルティメットマンレオ」で一旦終了したがファンの声援を受け、
新作を作ることになったのだ。その新作はアニメとして発表することになった
タイトルは「ザ☆ウルティメットマン」これを作るため、スタッフ達は徹夜で
制作に励んでいた。そんな中、SGTでは宇宙ステーションL1からの情報で
地球に向かって何かが飛んでくるのを確認警戒する。
真悟と中村がパトロールしていると、川原で青年が昼寝しているのを発見
真悟「どうしたんですか?こんなところで寝ていて」
青年「ふあぁ…あ、どうも。いやね、今仕事をサボっていたんです」
中村「おいおい、そんなことしてちゃ駄目じゃないか」
青年「ですがね、僕アニメーターをやっているんですが仕事はキツイし、給料は
安い。こんなんじゃ食っていけないですよ。これなら普通にバイトでもしたほうが…」
真悟「何を言うんですか!アニメは子供に夢を与えるものでしょう!その夢を作る
アニメーターのあなたがそんなことを言ってどうするんですか!そんな風に思うなら
何故アニメーターになったんですか!?」
青年「僕が何故アニメーターになったのか…」
青年は昔のことを振り返った。幼い頃、彼は妹と一緒にいろんなアニメを見ていた
そして彼はいつしかこう決心した。自分もいつかアニメを作りたい!と
青年「すみません、僕はあの時の決意をすっかり忘れていました。もう少し
頑張ってみます」
真悟「ええ、応援してますよ。ところであなたが今作っているアニメはどんなもの
なんですか?」
青年「はい、ウルティメットマンって特撮ヒーロー番組知ってますか?」
中村「ああ、子供達にすごい人気があって大人にも受けてる奴ですね」
青年「僕はそれを作ってるアニメーターの一人です。あ、申し遅れました。
僕は佐々木祐二と申します」
真悟「佐々木さん、頑張って夢を作ってください!」
祐二「はい!」
真悟と中村はパトロールを終え基地に帰還。
真悟「そう言えば姫子。さっきパトロール中にアニメーターの人にあったんだがな
君と同じ佐々木って苗字の人だったよ」
姫子「え?アニメーターで佐々木?もしかして名前は祐二って言いますか?」
真悟「ああ、そうだよ」
姫子「やっぱりぃ!兄さんだったんだ!兄さん昔からアニメが好きで僕は将来
アニメーターになってすごいアニメを作るぞぉ!って言いまくってたんですよ〜
それにね…」
姫子の話があまりにも長いので省略。どうも姫子はブラコンらしい。
そうこうしているうちに謎の物体が東京に降り立った。それは怪獣ボーボルだった。
SGTが出撃。ファルコン部隊で攻撃し、地上部隊が住民の非難を手伝った。
ボーボルは攻撃に怯むことなく前進していった。その先には
姫子「あ!兄さんの働いてるアニメ会社だわ!兄さぁ〜ん!!」
真悟「くそ!絶対に先には行かせないぞ!」
真悟はボーボルの前に立ち塞がりスペースガンで攻撃する。しかし効果は薄く
真悟がボーボルに踏み潰されそうになった時、真悟はシグマに変身!
シグマはボーボルをウルトラスイングで投げ飛ばした。
シグマ「さあ、早く逃げるんだ!」
祐二「シグマ!それは出来ない!子供達のためにも僕のためにも今は
逃げられないんだ!」
シグマは分かったといった感じでボーボルに向かっていく。絶対に彼に危害は
加えさせない。ボーボルのレーザーを避け、シグマはバーチカルギロチンを
放つ。ボーボルは真っ二つになり絶命した。
事件が解決し、しばらく経った頃、アニメ「ザ☆ウルティメットマン」が放送を開始した
祐二の頑張りもあり、いろんな人に受けた。姫子も当然欠かさず見ている。
姫子「シグマよりウルティメットマンの方が好きになっちゃったかも」
真悟「ありゃ〜…こりゃ参ったな」
次回予告「遂に出ましたSGTの新たな力、ファルコン3号。真悟が乗ってみるけれど
こいつの扱いは非常に難しい!そんなことしている内にまたも怪獣のお出ましだ!
真悟よ!ファルコン3号でなければ厳しい相手だぞ!さあ来週もみんなで見よう!!」
ど〜うも!お久しぶりです!帰ってきたウルトラマンシグマです!
一週間も留守にいたしてどうもすいません!
傷心癒すため離れていたんですわ。
トラウマ?治ってるわけないでしょ…。だがしかし!シグマ最終回迎える
までは倒れるわけには行かないぜ!というわけで。
まあこれからもよろしくっす!
バースト作者様、以前頼んだウルティメットマンを出してみました!
少しでも嫌な部分があれば欠番にしときます。
うん、面白いからagew
まだそんな下がってないんだからageんなよ
シグマ作者さん、お帰りなさい。無理せず頑張ってください
今回の作品、シグマ様の作品に対する思い入れの深さを感じました
同時に、その作品を汚した自分への罪深さを感じました
今回の件は真に申し訳ございませんでした
シグマ作者様の講義に対する自分の返答の文読み返してみたらシグマ作者様がスレを去るのも無理ない物だと思わされました
・・・・・何がウルトラマンシノビだ
本当に申し訳ございませんでした
シグマ、最終回までがんばってください
ageんなよ(> <)
474 :
バースト作者:2006/10/06(金) 00:22:02 ID:MDJtR+xS0
>>469 いや、問題ないっす。ザ☆である辺りに私もこだわりを感じました。
そして、お帰りなさい。今後とも又よろしくお願いします。
無理しない範囲で。
>シグマ作者様
お帰りなさい。
ついに30話突破となりましたね。
これからも頑張ってください。
>オーバー作者様
今回の話は、まとめて全てを公式にアップいたしましたが、
それでよろしかったでしょうか・・・。
何か問題がありましたら訂正致します。
476 :
リュウラ著者:2006/10/06(金) 10:51:40 ID:TDsg8NH80
シグマ作者様
よかった色々と。お帰りなさい。全くシグマがいない間大変だったんだから個人的に。
30話突破でもあるんですね。では今後もリュウラ共々宜しく。「ザ☆」だけ未見です。
オーバー作者様
倒した…やっと倒した。長い事お疲れです。これ劇場版になるんでないですか?
何か「とにかく強い奴」感の漂いまくっているトゥルーオーサ。個人的に某亀3のイリスを思い出しました。
「SGT製対マイナスエネルギーミサイル」
正直に言いましょう。私はメカフェチです。
そしてバーン完全版!いや楽しみです。
477 :
リュウラ著者:2006/10/06(金) 13:36:17 ID:TDsg8NH80
第二十四章 遅すぎた侵略者! 超文明宇宙人ノバテラ星人 発現
「今ので完璧に落っこってたろーがぁ!」
今日もスガ教官は豪快にブチ切れ、訓練生トキツグは豪快に泣く。
トキツグはレイハ指令房でヘキに「レイハとしての心構え」を聞こうとするのだが、
ヘキ自身、何がどうなって「心構え」になるのかよく分からない。故に今日もトキツグの期待は裏切られる。
さて、次の朝。玉川上水。自信の持てないトキツグは自主的にジョギングしていた。
郷庁へ出勤する官吏へ挨拶する度鼻で笑われるのでいちいち殴りたくなるが、自分は民を守る軍人である。ここは忍耐だ。
ちなみにこういう場合、ヒスイなら間髪入れずに官吏を半殺しにする。
その時、トキツグの頭上に突然円盤状の物体が出現、彼を怪光で眠らせるや、内部へ吸収してしまった!
周囲にいた官吏や行商も吸収される。
次に円盤は帝都、東京から隣接する県、蝉蚕県へ向かう。
そして山間部の、二十年前無人になった廃村へ熱線を放射、僅かに残っていた家々や井戸の残骸を焼き払う。
円盤の中、トキツグは何者かに起こされた。そこにいたのは人型でありながら決して人ではない生物。邪仙ではない。
(…宇宙人って奴か?)
地球以外の、別の惑星に生息するという知的生物。
遥か古代、旧暦において、亜米利加とかいう大国が積極的に交信を試みていたらしい。すると…この円盤は連中の乗物か。
何とかレイハ指令房へ連絡を試みるトキツグ。だが一人の宇宙人がこちらへ向かってきた。
「言葉は分かるな?」
この宇宙人、日本語を話す。
「驚いたか。私達ノバテラ星の科学力にかかれば、翻訳機くらい朝飯前。」
宇宙人…ノバテラ星人はトキツグらを監禁している小部屋の装置を指差す。
「そのマシンは、君の頭脳から全ての記憶を読み取ってしまうのだ。アナライズ、開始!」
焦るトキツグ。一訓練生の自分の記憶だけでも、軍日本基地の動力部分等の弱点を知るには十分だ。
しかし…記憶を分析したノバテラ星人は動揺し、失望している様子。
「どういうことだ!彼は軍の訓練生だと?そんな下っ端がどうして官邸にいたんだ?」
「大体…何故『軍』がある?」
何だかよく分からんが、奴らにとって有益ではなかったらしい。
478 :
リュウラ著者:2006/10/06(金) 13:40:37 ID:TDsg8NH80
他の虜囚が記憶分析を受けている間にトキツグはレイハへ連絡、ヒスイとフナトが蝉蚕県へ向かう。
だが、円盤は続いて沙芭港へ向かう。
「無人の廃村を焼き、一般の民を拉致し、今度は小さな漁港か…」
「何が狙いなのか全然分かんないわね、萌えるけど。」
「何故?」
そして円盤は港の上空に静止、軍日本基地情報検分室へメッセージを送る。
「我々はノバテラ星人。知能程度の低い地球人よ、よく聞け。我々はこの度地球を植民地として認定した。
お前達地球人は全宇宙最高の文明を持ったノバテラ星人の下で働ける権利を与えられたのだ!
しかし万が一、この権利を放棄し、最高の文明を持つ我々ノバテラ星人に抵抗するなら、この円盤の下に停泊する船舶を撃沈し、
地球上を放射能で包む事になる。無条件降伏か被爆か、どちらかを選びたまえ!この放送は世界中の電波全てをジャックして行われている。
放送を見た63億人の地球人よ、2時間後に結論を出すのだ!」
放送は終わり、軍日本基地は………爆笑の渦に包まれた。
最高の文明を自称しておきながら、
「六十三億人?そんなに多いわけないじゃないの…くくく…」(byゴジョウ)
船を沈めて放射能を撒き散らすとか
「そこにある船、小さい漁船ばっかりだよ…ふははははは」(byヘキ)
電波を占拠して放送するとか
「今時電波使ってる機械なんざ軍にもほとんどねえぞ…ぐははははは」(byスガ)
一方、沙螺港に到着したフナトとヒスイ。フナトは指令房のユリノに連絡。
「ねえ、『縮地の法』ってどーすんの?」
ユリノの説明を聞くフナト。縮地の法、つまり自分は動かず、対象と自分の空間を縮める法。
フナトは円盤内部と地上を繋げ、円盤に突入するつもりらしい。
円盤内のトキツグは、ノバテラ星人達の会話が気になっていた。
479 :
リュウラ著者:2006/10/06(金) 13:46:40 ID:TDsg8NH80
「おいノシハC、この星は本当に地球なのか?」
「俺達は200機の円盤で来たんだぞ?それなのに星を包んでいた妙なバリアーで殆どは解され、残ったのは俺達一機だけだ。」
ノシハCと呼ばれた個体は他の二人に迫られ、黙り込む。
「俺達の一機だって、あのバリアーが消えてた箇所を一つだけ見つけて強引に入ったんだ。やっぱりお前なんかがリーダーじゃ…」
ノシハC、どうも鶏冠に来たらしい。
「とにかく!我々は下の船舶を破壊して報告書を書けば良いんだ!マニュアル通りにやりましたって言えばマスコミにも叩かれない!」
そこへ、母星から通信が入る。
「ノシハCチーム、任務を忠実に遂行せよ。」
「は!攻撃ポイント@のトウカイ、破壊完了、ポイントAヨコスカへの攻撃準備中です。」
「指示した攻撃ポイントは6箇所だ。我々の星では植民地を急いでいる。」
「は!ノバテラ時間222以内に6箇所の破壊を成功させます。」
上司に急かされているようだ。しかしトウカイ?ヨコスカ?そしてあと四箇所…奴らの狙いは一体…
その時、円盤内に暗闇が発生、中からフナトとヒスイが現れた!
「縮地の法だ、時間がかかったな。」
突如円盤内部にテレポートしてきた地球人に驚くノバテラ星人。だが、
「遅いわ!」
円盤から放たれた熱線が、沙螺港に停泊する無人の小さな木製の漁船を次々沈めてゆく!
…この攻撃に何の意味があるのか…
ノシハCはさらに焦る。
「何故だ?トウカイの時と同じだ、放射能が全く検知されないぞ!」
そこへレイハ指令房から連絡が入った。二十年前無人になった廃村、地理的に言えば、そこは遥か古代、旧暦において、茨城県東海村と呼ばれていた場所だった。
しかも東海村には原子力発電所が存在していたという。そして沙螺港、こちらも旧暦では横須賀と呼ばれ、年に三度、亜米利加軍の原子力空母が停泊していたらしい。
特に今日と同じ十月六日は毎年必ず停泊していたという。
480 :
リュウラ著者:2006/10/06(金) 13:48:31 ID:TDsg8NH80
「ってことはオレが捕まったあの河川敷も…」
正解。旧暦においては、あの場所に首相官邸があったのだ。ヒスイはノバテラ星人に恐る恐る聞いてみる…
「なあ宇宙の人…何時の資料を参考に侵略計画を立てたんだ?」
地球の資料を差し出すノバテラ星人。それは、西暦二千六年十月六日の産経新聞であった。
「小宰…西暦二千六年って…何千年前ですか?」
「少なくとも七千年前ぐらい…」
「ってゆーか、マミヤさん、西暦って何でしたっけ?」
「中東で救世主が生まれてから何年、という数え方だったと思うが…」
つ・ま・り
「おい宇宙の人、お前らは、『最低でも七千年前の』古い古い資料をアテにして地球に喧嘩売ったわけだな。」
血の気が引いているらしいノバテラ星人。
「首相官邸のある場所にいた人間は全て政府関係者、東海村にある建物は全て原子力発電所、
十月六日横須賀に停泊している船は全て原子力空母。そう考えて計画を進めてきたわけだ。
そんな七千年前の資料がもはや通用するはずがないだろ?」
「…馬鹿な…程度の低い地球人ならそのくらいの年月で文明が発展するハズが無い!」
愚かである。この宇宙人、死ぬほど愚かである。
「うぬぅ〜〜〜〜、おのれぇ〜〜〜〜」
地球人には恨まれる理由など無いのだが。
「こうなれば我々でお前達を抹殺してやる!」
だがフナトは再度縮地の法を使い、虜囚たちと共に円盤から脱出する。
しかし、ノシハCが地上に降り、円盤からのエネルギーを受けて何と巨大化する!
「!…ねえマミヤ、頭の良い宇宙人が巨大化して格闘戦に臨む必然性は?」
「無いでしょう。」
その時!巨大化したノシハCは右拳から怪光を放射、周囲を特殊な空間に変質させる。
「むはははははは!見たか、これがノバテラワールド、私が有利な戦闘能力を発揮できる、
特殊不連続時空間の結界だぁ!地球人共、これで貴様らに勝ち目…へ?」
その結界に、青く輝く巨大生物が出現した!それは空中で人型になり、蒼き巨人に変化する。
ノバテラ星人は知らないようだが、ウルトラマンリュウラだ!
巨大化したノシハCの背後にいる円盤へ睨みをきかせるリュウラ。と、円盤に残っていたノバテラ星人の一人、ジウユBは、
リュウラと眼が合うと同時にぶっ倒れた。そしてそのまま死亡する。龍の持つ最強にして厳かなる神気は、睨みだけでも対象にかなりのダメージを与えられるのだ。
一方、ノバテラ星。ノバテラ上司は地球の円盤と交信しようとするが、その交信にさえ龍の神気が影響。ノバテラ上司も、その神気に敗死した。
「ひいいいいいいいいいいいいっ!」
という情けない声を上げ腰を抜かすノシハC。龍は、そんな宇宙人を見、語りかける。
「程度の低いのはどちらか?地球へ来た事、悔やむが良い。」
円盤に一人残されたノバテラ星人、ナギッチA。彼はリュウラと眼を合わせないように熱線を発射、ノシハCの援護を試みる。
「ここは異次元の結界、他の地球人が横槍を入れる事もな…をえ?」
時空の壁を突破し、カンナのレイキザンが駆けつけた!
「ミウツシノヤイバ、準備よし。ゴメン宇宙の人、地球はアナタたちを憎むから…」
ミウツシノヤイバが円盤を一刀両断!
「うぬぅ〜、だがこの結界は不滅だ!お前達が幾ら頑張って…うぞ」
リュウラはコウに変身、両掌から撃ち出す光の龍、
「龍神総恐撃ドラゴンインパクト」
でノシハCを貫いた。ノシハC、見事に消滅。光の奔流はそのままノバテラワールドをも破壊し、元の空間に戻した。
ちなみにノバテラ星だが、地球植民地化は「ノバテラ上司」と呼ばれた独裁者が一人だけで計画していたものだったので、
上司が死んだ今、ノバテラ星人は平和な宇宙外交をモットーとする民族に戻ったらしい。
「ねえトキツグ、今回の教訓は?」
「その一、自分で考えて行動しろ。その二、古い資料はあてにするな。」
「それ以外ないわね。」
次回予告
旧暦に生まれし忌み子、カンナ。彼女は何ゆえか「今」にいる。その理由を知る者。
次回ウルトラマンリュウラ 第二十五章「鬼さん姐さん」
リュウラ学 本日の講師 カンナ&イワカゲ ユリノ
「リュウラ コウです。龍の力を全開できます。奈良で変身できるようになりました。
ユリノさん、奈良公園のシカ美味しそうでしたね。」
「食う気?」
「角とか」
「やめな」
483 :
バースト作者:2006/10/06(金) 14:31:44 ID:+3u3i+hl0
リュウラ作者様
ウケました。ある種、昭和マンセー派が平成ウルトラを敬遠する理由の本質が
見事に現されていると思います。私は一長一短含めてどっちも好きですが。
第三十一話「飛び出せ!新たな力!」高速怪獣ゴウソーク登場
その日、SGT基地に新たな戦力としてスーパーファルコン3号が
運ばれてきた。一人乗りの小型高速戦闘機である。
真悟「こいつがファルコン3号…。かっこいいなぁ〜!」
荒井「こら、感心してる場合じゃないぞ。まあデザインに自信はあるがな」
真悟「それにしてもファルコンシリーズ以外は入れないんですね」
荒井「まあ、使いやすさ、スピード、武装、どれをとっても完璧だからな
今さら別の機体を入れる気は無いからな」
真悟「荒井さん、ファルコンに自信持ってますね。ファルコン3号、俺が乗りたいなぁ〜」
そんな真悟に雪が口を挟む
雪「何言ってんの!この世で一番のエースパイロットの私しかファルコン3号を
操られるわけないじゃない」
真悟「なんだよ、雪。たいした自信じゃんか」
雪「当たり前じゃない。真悟は2号で援護でもしてちょうだい」
真悟「なめんな!俺だってなぁ…あっ?警報だ!」
基地に緊急の警報が響く。谷村が状況説明に来た。
谷村「みんな!京浜コンビナートに怪獣が出現した!出撃だ!」
雪「それじゃお先に!」
真悟「あ!取られた〜…」
荒井「おい、いつまでガキみたいなことしてんだ。お前は俺と2号だ」
SGTが京浜に到着。怪獣ゴウソークがコンビナートを破壊しながら街に
進んでいっている。1号から神隊長が指令を出す。
神「怪獣を街に入れるな!真悟、荒井!足止めをするんだ!」
真悟「了解!」
荒井と真悟のファルコン2号が怪獣に向かって飛ぶ。しかし
怪獣は羽根を広げ、急に超スピードで動き出した!
荒井「くっ!駄目です隊長!怪獣の動きが速すぎて攻撃が当たりません!」
雪「ファルコン3号のスピードなら怪獣を倒せます!」
真悟「雪!無茶すんな!」
雪はファルコン3号で怪獣に突っ込む。しかし、怪獣のスピードに
追いつきはしたものの、怪獣の火炎攻撃でファルコン3号は落とされてしまう!
真悟「雪っ!!」
その後怪獣はどこかへ飛びたったが、この戦闘で雪は重傷を負ってしまう。
真悟は雪のお見舞いに来ていた
雪「真悟…」
真悟「どうした!今は喋っちゃ駄目だ!」
雪「ファルコン3号なら…怪獣のスピードに追いつけるの…怪獣を
倒すにはファルコン3号しかない…」
真悟は決心した。ファルコン3号を完璧に操り雪の敵を討つと。
その日から真悟は飛行訓練でファルコン3号にしか乗らなくなった。
しかし、ファルコン3号のスピードは普通では考えられないほどの物であった。
真悟がまだ不慣れな中、また怪獣が現れた。
奥多摩の棚田が割れファルコン1号が発進。多摩川の底からファルコン2号が
飛び出し、真悟が搭乗したファルコン3号は森林が裂け、そこから発進した。
シリアスなワンダバに乗せSGTが怪獣を攻撃し始める。だがやはり
怪獣のスピードに攻撃は当たらない。
真悟「最高速度を出せば奴に追いつける…やれるのか、俺に…?
こうなれば肉を切らせて骨を断つだ!」真悟は最高速度を出し、怪獣に追いつく
真悟「うおぉぉぉ!喰らえぇぇぇ!!」
真悟はファルコン3号のメタリウム砲で怪獣の羽を破壊した!
怪獣は羽を破壊されたことにより高速で動くことが出来なくなった。
真悟「よっしゃぁぁぁぁ!!…ってエネルギー切れか…」
ファルコン3号はスピードには優れるがいかんせんエネルギー積載量が
少ない。普通に飛ぶ分にはいいが、最高速度を出し過ぎるとあっという間に
エネルギー切れを起こす。ファルコン3号は不時着した。
真悟「くそっ…よし!シグマ!!」
真悟はシグマに変身!怪獣と戦う。怪獣は火炎でシグマを攻撃する。
シグマが火炎をキャッチしカウンター光線で反撃するが怪獣はまた高速で動き出した
怪獣の羽が再生したのだ。怪獣は四方八方からシグマを攻撃し
シグマのカラータイマーが鳴り出す。シグマはプラズマトルネードで
怪獣を攻撃し、アスシウム光線でとどめをさした。
怪我が治った雪は真悟に「やるじゃん」と誉め、とりあえずファルコン3号は
真悟がメインパイロットとなった。
次回予告「みんな、次回はねSGTでもほとんど目立たない谷村隊員が活躍する話
なんだよ!谷村が好きになった女性を狙う宇宙人。谷村は根性で宇宙人と渡りあう!
シグマ!谷村を助けてくれ!さあ来週もみんなで見よう!!」
第三十二話「ああっ愛ってものはいいもんだ」
略奪怪人ウバレート星人、魚座43番星人リエ登場
君達、この隊員を忘れていないかい?谷村明。SGT隊員の中でも特に地味で
目立たない。活躍の機会も少ない。縁の下の力持ち的存在ではあるが。今回はそんな
彼が活躍した時のことを語ろう。それは谷村が非番で街を歩いていた時のことである。
谷村が角を曲がるとなんと女性がチンピラに絡まれているではないか!
谷村「おい!やめろ!!」
チンピラ1「なんだぁ〜おめぇ!?」
チンピラ2「俺たちの邪魔すんじゃねぇよ!!おめぇらやっちまえ!!」
チンピラどもが一斉に谷村に襲い掛かる!が、勝負はすぐついた。
谷村のなんかすごい連続攻撃でチンピラ達は一瞬で倒されてしまった。
目立たないとはいえ、谷村もSGT隊員である。チンピラが何人いようと
関係無いのだ。チンピラどもは「覚えてろ〜」と月並みな台詞を吐いていなくなった。
谷村「大丈夫ですか?」
谷村はその女性がとても美しいのでドキッとしてしまった。
女性「ええ、ありがとうございます。あなたはSGTの谷村さんですよね?」
谷村「あっ、ご存知でしたか?嬉しいなぁ、僕いつも地味とか言われてて一般の方は
ほとんど知られていないのではと」
女性「そんなことはないですよ。私、リエと申します。何かお礼をしたいです。
近くの喫茶店でお茶でもご一緒にいかかですか?」
谷村「いや、そんなの悪いですよ」
リエ「いえ、私どうしてもお礼がしたいんです。ねっ?お願いします」
谷村「そうですか?それではお言葉に甘えて…」
谷村とリエが喫茶店で談笑していると突如、宇宙人が降り立った。
星人「地球の諸君!私はウバレート星人だ!リエという女がここに居るはずだ!そいつを
渡せ!」
谷村「ウバレート星人だって?SGT!応答せよ!東京E地区に星人が出現しました!」
リエ「ああ…谷村さん逃げましょう!」
谷村「うん、今は僕も丸腰だからね。しかし星人が要求している女性の名前は
君と同じだ…」
リエ「詳しいことはあとでお話いたします!」
谷村とリエは避難を始めた。ウバレート星人が暴れている中、SGTが到着。
攻撃を開始した。谷村とリエは倉庫に隠れた
谷村「…よし。ここならしばらくは見つからない。ところでリエさん。先程のことだが…」
リエ「ええ、お話します。私は地球人ではありません。魚座43番星人です」
谷村「君は…宇宙人だったのか。それがどうして地球に?」
リエ「ある日、私の故郷にウバレート星人が侵略し始めました。星人は43番星の人間を
一人残らず捕まえていきました」
谷村「何故、奴らはそんなことをしようと?」
リエ「43番星の人間の血には特別なエネルギーがあるらしく、それがウバレート星の兵器
開発に役立つとされたのです。すでに私の家族は皆捕まり…」
谷村「いや、それ以上言わなくていい。辛かったろう?僕が君の家族、故郷の敵を討って
やる!」
リエ「谷村さん!危険です!」
谷村「僕にも…たまには目立てるチャンスがあってもいいと思います。リエさん!
ここで大人しくしていてくれ!」
谷村が飛び出し、地上の真悟と中村のもとに駆け付けた!
谷村が飛び出し、地上の真悟と中村のもとに駆け付けた!
谷村「中村!俺のスペースガンとスパーク8Zをくれ!」
中村「あっ、ちょっ…谷村さん!」
谷村がスペースガンを撃ちながら星人に近づいていく。星人は手から光球を撃ち谷村を
攻撃する。
谷村「くっ!なんのこれしき!!」
真悟「谷村さんが危ない!!よぉし!シグマァァァ!!」
真悟がシグマに変身し、シグマソードで星人を斬りつけていく。星人は光球で
反撃し、シグマを痛めつける。だがシグマは投げ技フルコースで星人にダメージを
与え、スパークビームで完全にスタミナを奪い星人を押さえ付た。
谷村「今がチャンスだ!恩に着るぜ!シグマ!!」
谷村がスパーク8Zで星人を撃ち粉砕した。
事件解決後、リエは谷村にお礼を言った。
リエ「今回はありがとうございました。本当に…」
谷村「そんな、こんなのSGT隊員として当然ですから。しかし、あなたは故郷の方に…」
谷村は残念そうな表情を浮かべる。しかしリエからは意外な答えが返ってきた
リエ「いえ、私は地球に残ります。帰っても星人が見張っていますし、何より
あなたともう少しお話がしたいですし…」
それを聞いた谷村は、照れながらもとても嬉しく良い笑顔を見せた。
次回予告「シグマが街を破壊している!?僕らのシグマがそんなことするものか!
勇くん達がそう信じる前で破壊活動を止めないシグマ!そこに現る、もう一人のシグマと
謎の光!さあ来週もみんなで見よう!!」
一週間、サボッ…あ、いや休んでたから遅れてるので二本立てです。
>>484-486が三十一話、
>>487-489が三十二話です。
区切り的な物を入れなかったので分かりにくいと思ったので念のため。
三十一話はようやく出せた新兵器、ファルコン3号。前から出す気は満々でしたが
ここまで遅くなるとは…。真悟と雪の関係発展話でもありますね。
三十二話はとにかく目立たなかった谷村にスポットを当てました。書いてて
谷村カッコイイなwと思ったりw他の隊員はほっといても勝手に目立つからな…。
>>482 リュウラ作者様、面白さのあまりずっこけましたw
ノバテラ星人、なんか憎めないですねw
あと心配お掛けいたしました。
あとめちゃくちゃ遅れていますが、ミラクル作者様、完結おめでとうございます。
最後はウルトラマンの力を本当にまったく使わず、人間の手で
勝利を手に入れたのは感動しました。新作待ってます
491 :
バースト作者:2006/10/07(土) 17:07:24 ID://Bn9VAP0
シグマ作者様
ファルコンの発進シーンのディテールが増していたり、これまでと違った
読み応えがありました。ゲスト宇宙人の女性が地球に残るというのも新しい。
レギュラー化希望。
492 :
フレンズ作者:2006/10/07(土) 18:38:17 ID:97kyhPnm0
第16話「敵多ッ!」ゼッコロイドウォーリア ゼッコロイドC登場
ある日水野達は基地でお茶を月を見ながらすすっていた。
水野「で風流にお茶をすすっているのですが、こんなときに怪獣現れたらどうする?」
炎「ははっこんな時に現れる訳が・・・」
水野「なんか影が街に落ちてるけど。」
その影は街に落ちると・・・爆発した。
炎「ぶっ!出なきゃいけねーじゃん!」
水野「その様ですねー(ズズー)」
炎「こんなときにお茶のむなっ!って言うか間に合いそうもないから等身大に変身して、
テレポーションであそこに行きましょうか・・・」
木野「けど隊長に「どうやってあそこまで行ったんだ」って聞かれそうなのですが。」
493 :
フレンズ作者:2006/10/07(土) 18:48:39 ID:97kyhPnm0
炎「まあこの際関係ない!ヒート!」
4人は等身大変身し、テレポーテーションで現場まで行き、巨大化し、戦おうとしたが、
その数にビックリする。
フレンズ「数多ッ!」
まあこの際ウォータ、スプリームヴァージョンに変身しろ。
ウォータ「お前って作者じゃ・・・」
関係ない関係ない。
ウォータ「まあ、この数だから・・・ウォータブレード・スピード!」
そして、ゼッコロイドウォーリア(衛兵)をなぎ倒し、司令塔のゼッコロイドCを倒し、
またお茶をすすっていた。
494 :
名無しより愛をこめて:2006/10/07(土) 20:54:23 ID:DOdbd+4FO
('A`)フレンズツマンネ
ウルトラファイトとかの5分枠ならこんな感じかも。
作者達、誰もフレンズの感想だけは書かないよな・・・。
まあ、感想書こうにも・・・。
こんな作品じゃねえ・・・。
フレンズ作者は他の作者の作品の感想を書かないし・・・。
>>496は明らかにフレンズ作者の自演だな。
感想が欲しいのなら、素直にそう言えばいいんじゃないか?
>リュウラ作者様
なんともマヌケな星人ですねw
遅すぎた ズバリなタイトルで面白かったです!
ラスト、とてもよかったです!
>シグマ作者様
ファルコン3号、これからの活躍に期待しております。
そして宇宙人と人間の恋。せつないですよね・・。
「魔の怪獣島へ飛べ!」を見たばかりなのでなおさら。
でもリエは無事で良かったです!
ミラクルの感想ありがとうございます。
今現在次回作のストーリーを必死に考えております。
決定しだい発表いたしますね!
7億年前に、全滅したはずの怪獣達。
しかし、今復活しようとしてる!
再び向かうのだ!モチヅキ・ショウことウルトラマンピース!
近日放送予定!「ウルトラマンピース」お楽しみに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最初に決めた設定を大幅に変更し、「ウルトラマンピース」の放送を決定致しました。
10月又11月放送予定でございます。
これからもよろしくお願い致します。
第14話「闇を超える戦士」 暗黒戦闘怪獣「トゥルーオーサ」
オーバーを倒したトゥルーオーサは前進を開始した
進行方向は東京、侵入すれば東京壊滅は明らかである
EARの面々はとりあえずアイアンタワーに戻り、対策会議を実施
しかしエアーストーム、ハリケーン、タイフーンは既に先の黒雲の力で破壊され、飛行不能
アイアンタワーには他にも戦闘機はあるものの、ビクトリーアタック無しでは間違いなく話にならないだろう
とりあえず足止めだけでもしようとガーディアン工兵隊が地雷を設置する
更に大型火砲を展開し、完全な防衛線を展開、トゥルーオーサを迎え撃つ
しかしトゥルーオーサは突然あの黒い竜巻に乗って雲の中に消え、次の瞬間砲兵隊の陣地の真上から出現
火砲を蹴散らし、進行を再開する
自衛隊の戦闘機隊も出動するが、エアー戦闘機と同様に黒雲に入った途端制止し、あえなく全滅した
空から攻めれば黒雲にやられ、陸で待ち受けても黒雲に逃げられる
新たな攻撃手段が模索されるが、有効と思われる手段は無かった
一方、和崎と津上はエアロスで戦闘中にウルトラマンとトゥルーオーサの戦いに巻き込まれて消えた道城を捜索していた
最初に戦った平野を捜索する津上と和崎、そこで彼らは破壊された道城のEARヘルメットを発見する
立ち尽くす和崎と津上、道城の生存は絶望的、そう、2人とも確信した
その頃、道城はちょうど初代ウルトラマンとハヤタがはじめて会った時のような真っ赤な空間で一人、倒れていた
徐々に意識が戻っていく道城
道城「ここはいったい・・・俺は・・・死んだのか?」
だが、それにしては体の感触はしっかりある
道城が困惑していると、一つの光が道城の前に現れた
光は発光しながら、話し出す
光「道城隊員、君はウルトラマンとしてよく戦ってくれた、だが、君は敗北し、ウルトラマンとしての体を失ってしまった」
道城「な・・・じゃあ、俺は、もうオーバーにはなれないのか?」
光「ああ、プラズマ太陽の光を浴びた後変異した君の体は、先の戦いで崩壊し、消滅した、君はもう、ウルトラマンにはなれない」
道城「そんな・・・」る戦士」
る戦士」を無かった事に、誤植です
ミラクル作者様、ピースはパラレル系のウルトラみたいですね
期待します。頑張ってください
>>503 すみません!パラレルではないです。。
でも7億年前などという設定に今、疑問を感じてしまったので、
設定をもう少し変更致しますです。。
地球上も平和とはいえない。
様々な犯罪繰りかえされている。
そんな危険な地球を見た怪獣が、地球襲来をはじめてしまった!
【こんな罪ある星 滅ぼしてしまえ】とばかりに・・・。
怪獣そして、犯罪から地球を救うのだ!
地球防衛軍PET。そしてM78星雲からの戦士、ウルトラマンピースよ、戦え!
何度も変更すみません。(本格的な内容は第1話で表したいとおもいます)
とにもかくにも放送をどうぞお待ちくださいませ。
じゃあミラクルの続編で昭和とも繋がりがあるんですね
7億年前〜を見た時、今度のはティガとかコスモスみたいな
パラレルかと思いまして
結局誰もフレンズの感想書いてくれなかった・・・
>>506 いえ、故意に書かなかったわけではないので、あまり気にせずに続けてください。
もう少しストーリーを重視してみてはいかがでしょうか。(こんな自分がこんなこと書いてすみません)
データ
ウルトラマンピース(モチヅキ・ショウ)
地球防衛軍:PET(Peaceful everything team)
「攻撃部隊」
オウノ・アツシ隊長
キムラ・シン隊員
コウノ・マサル隊員
メグロ・タイチ隊員
マチダ・ダイキ隊員
ハルナ・ミキ隊員
「PET警備員」
モチヅキ・ショウ隊員
ハナサカ・サトル隊員
イシモリ・ユウカ隊員
怪獣襲来を知ったウルトラマンはモチヅキ・ショウとして、
地球で生活をしていた。そして地球防衛軍PET配下の警備員として活動している。
そのときついに・・・
バースト作者様、ミラクル作者様、感想ありがとうございます
バースト作者様、そうですね今回、ファルコン3号が出るということで
各々のファルコンの発進シーンはこうなってんだよ、というのを
書きました。やっぱりウルトラ警備隊っぽい発進シーンに憧れますから。
あとリエは毎度毎度のレギュラーというわけにはいきませんが
ちょくちょく出せればなと、思います。
ミラクル作者様、いやぁ〜俺はハッピーエンドが一番派なんで
リエは死なすことのないように動かしていきました。
といってもタツヤは殺してしまったが…。
ウルトラマンピース、期待します。なんかタロウみたいに印象残る
名前なんでw
>>505 こちらも説明不足ですみませんでした(^^;
>シグマ作者様
タツヤのご冥福をお祈りします。
リエは地球で幸せにくらしてほしいですね!
ピースの件、ありがとうございます。
ちなみにピースは80の弟子という設定で、作品も少々80と似てしまいそうですが、
頑張りたいと思います。
”ピース”は、平和とピースサイン(元気の印)をひっかけてみました。
>>509 80の弟子ですか?じゃあかなり若いですな。
確か、80の年齢、8000歳は地球人年齢では18歳ぐらいらしいので
ピース若いわぁ〜wってこれ以上は微妙にスレ違い。
ピース期待します。オラワクワクしてきたぞ!ww
富士の裾野の演習場に、多くの機動兵器と、地球防衛軍・ガーディアンの兵士達が集まっている。
ガーディアンは下部に複数の防衛組織を持ち、N-BIDもその一つだが、この富士近辺にもう一つ、
拠点・アイアンタワーを持つ防衛隊・EARがある。今回の集まりは、両組織の親睦を兼ねての合同演習である。
岡島総司令の下開かれた開会式で、神田総監と静戦闘参謀、藤堂隊長と赤山隊長が互いに挨拶し、そして
演習が開始された。
ウルトラマンバースト 23 超越爆裂!!
光翼怪獣・ヴァンヴァリアル二代目、姑息宇宙人・ペプラ星人二代目 出現
上空では、石野副隊長のエアーストーム率いるD-ウイング隊と、影山のヴァルチャーα率いるスペースジェット
2号(以下、SJ2)隊の連携飛行の訓練が行われている。歴戦の空の勇士たる石野を前にして影山は緊張し、
逆に石野からリラックスを促される。ともあれ、両者のフォーメーション飛行のレベルは非常に高く、
パイロット達を感嘆させる。
「あ〜・・・」
SJ2隊の中に公平のカスタム機も混じっているのだが、はっきり言って影が薄い。
「だ・・・大丈夫ですよ小原隊員。ええ」
「何が?」
何のフォローにもならない江里のN-BIDベースからのオペレーション。
地上では戦車隊の訓練が行われ、その旗印となっているのは両国と松野のグランドライザー。
両国「空中戦じゃEARさんらにゃかなわんからのう」
松野「せめて地上ではええとこ見せんとあきまへんで」
稼動しているライザーを前に、見学に来た道城と和崎に泉が解説。
泉「N-BIDの前身組織であるBIDの地底戦車・ジオライザーをベースに、大型化して出力を上げつつ武装数も
増やしたのがこのグランドライザーです。汎用性の高さから地上戦でも頻繁に使われてますね」
和崎「はー、なるほど」
道城「うちの目立った地上兵器は、戦闘車両のエアロスぐらいだしな。空中戦も見込んでの装備だし」
泉「尚、現在はスペックを下げる分生産性を高めた地底戦闘装甲車の量産計画も予定されてますね」
道城「ドリルタンクの量産部隊・・・」
和崎「なんか壮絶な図が・・・」
「そんなことをされてたまるか」
響き渡った声に、一同は思わず誰だっ何処だっと周りを見回す。
周りにいた兵士の一人が出し抜けに姿を変え、宇宙人となった。
「ペプラ星人!?」
14話で地球侵略を企んだ敵と同種の別個体の正体を、泉が直ぐ看破する。
「これ以上地球防衛軍の戦力増強を行われては都合が悪い。阻止させてもらうぞ」
同時に、他の大勢の兵士達も一斉に星人に変身。泉達は驚く。
「今回の演習に乗じて一気に貴様らを殲滅するため、潜入させてもらった」
「本物の兵士達はどうした!?」
リーダーの星人はにやりと笑い・・・
富士樹海の一角。
既に殺された本物の兵士達が、大勢打ち捨てられている。
「貴様あッ!」
和崎が憤る。道城も怒り、生き残っている他の兵士達も含めて、星人達との白兵戦になる。しかし、
星人達は強い。一般兵士はどんどんなぎ倒され、道城と和崎も追い詰められていく。開発・分析担当で
戦闘向きではない泉は最初から当てにならず、身を守るので精一杯・・・
だが、形勢はあっさり逆転。
星人達の陣の一角が、後ろから崩れる。
「我々に紛れ込んで内部から崩そうとは」
「命知らずな連中だ」
崩れた位置の後ろから音もなく現れたのは、勿論、
道城「津上隊員、川浪隊員!」
現れた格闘戦の両雄は、星人達を次々悶絶させていく。その様に驚くリーダーのペプラ星人。
「ば、馬鹿な・・・」
「わしらをなめてもらっては困るのう!」
事態を知ってグランドライザーから降りてきた両国も、リーダーを背後から掴んで軽々と持ち上げ、
投げ飛ばして地に打ち付けた。
星人の兵士達は忽ち一掃された。
「うぬぬ・・・しかし、戦力はこれだけではない」
リーダーの星人は後方の安全域に下がり、
「出て来い、ヴァンヴァリアル!」
道城「何!?」
かつて宇宙から来てEARと交戦した怪獣・ヴァンヴァリアルは、ウルトラマンオーバーの
初陣において倒された。しかし、地球侵略を企むペプラ星人によって再生・強化改造され、強力な
侵略生体兵器として甦ったのだ。
上空に飛来したヴァンヴァリアルは、演習中だった防衛軍の戦闘機を次々墜とし始める。
「おのれ・・・!」
これ以上犠牲を出させまいと、公平はSJ2で怪獣に突撃。
「待て、公平!」
影山の制止も間に合わず、スピードが遥かに増したヴァンヴァリアルの爪の一撃を受け、SJ2は
あっさり撃墜。だが、公平の目に燃える炎は勢いを失わず、墜落していくSJ2の中でウルトラボレットを
炸裂させ、ウルトラマンバーストが出現した。
乗っていたSJ2を救い上げ、そっと地上に降ろすという偽装も忘れない。
直ぐ空に戻り、戦闘開始。しかし、空においてヴァンヴァリアルは驚異的な運動性能を誇る。バーストは
相手を捕らえることも出来ず、空中で滅多打ちにされる・・・!
そこへ、地上から一条の眩しい光が迸り、ヴァンヴァリアルに直撃させ、地に叩き落した。
地上で道城が変身して現れたウルトラマンオーバーの、ハイスパーク光線である。
危機を救われたバーストも地上に降下し、オーバーと一瞬だけ目を合わせるが、直ぐに怪獣に向かって
並び立つ。
二大巨人の共同戦線、此処に成る。
だが、それを以ってしても、地上においてもヴァンヴァリアルの強化されたパワーは圧倒的である。
格闘戦だけで、両巨人は同時に怪獣に掛かっていっても振り回され、何度も地に叩きつけられる。
ヴァンヴァリアルは倒れたオーバーに襲い掛かり、押さえつけて噛み付こうと迫ってくる。
気力を絞って身を起こしたバーストが高くジャンプし、エクスプロージョンキックをヴァンヴァリアルの
背に放ち、ダメージを与える。ヴァンヴァリアルは吹き飛ばされ、火花を吹いて回りながら倒れるが、
それでもまだ致命傷には至らず、然程間をおかずに立ち上がってきて猛り吠える。
別々に攻撃していても駄目だ。連携して力をあわせなければ勝てない。オーバーとバーストは、
アイサインだけで互いにそれを了承した。
バーストが先行し、怪獣に組み付き、ウルトラ山嵐で投げ飛ばす。空中で動きが大降りになり、
隙が出来たヴァンヴァリアルに、オーバーのスペシウムソードが突き刺さる。苦痛に絶叫し、又地に
落ちるヴァンヴァリアル。
今がとどめを刺す絶好の機だ。
『オーバーヒートバスター!!』
『ライトニングバースト!!』
両巨人の必殺光線が完全にタイミングを合わせて叩き込まれ、ヴァンヴァリアルはよろめいた後、
遂に粉々に吹き飛んだ。
「あんたがウルトラマンオーバーか。いるのは知ってたけど、変身して出会うのは初めてだったな」
「ああ。今回の協力感謝する、ウルトラマンバースト」
人間体に戻った公平と道城は、笑って握手を交わした。
だが、
「安心するのはまだ早い!」
そう、ペプラ星人のリーダーが残っていたのだ。星人は巨大化。
「お前達ウルトラマンには、地球上で変身して戦うのに制限時間があるのは知っているぞ。
ヴァンヴァリアルと全力で戦った直後で消耗している今、直ぐ又変身して戦うことは出来まい」
しまったと口を噛む公平と道城。
「この隙に、私自らの手で防衛軍の戦力を一掃して・・・」
言い終わる前に、巨大星人は背後からの砲撃を受けて吹っ飛んだ。
グランドライザーに残った松野を筆頭に、地上部隊の総攻撃だ。更に、和崎のエアロスが飛行モードで
星人に急接近、顔面に銃撃。顔を押えて苦しむ星人。とどめに、石野のストームと影山のヴァルチャーαの
同時ミサイル射撃で、巨大ペプラ星人は、あっけなく爆発四散した。
自分達だけでなく、故郷の地球を守るため、人類戦力も確実に強くなっている。そのことを
見せられた公平と道城は充実感を覚え、再び握手を交わしたのであった。
お久し振りです、バースト作者です。今回は、これまでの自作で劇場共演とか以外で他の皆さんの
ウルトラマンとの共闘をやったことがなかったので、イベント編ということでやってみました。
先日の事件の直後にあれかとも思ったのですが、クロスオーバーという企画自体は間違っているとは
思えず、あえてやらせていただきました。ご容赦の程を。
>バースト作者様
おおおおおおおおおおおおおおおお
感涙の極みです
EARの性質を見事に現したすばらしい作品でした
と言うか津上はともかく川浪まで格闘戦にとんでいる事を察知されたのは以外でした
これからもがんばってください
>フレンズ作者様
なんか敵がやたらいてやばい状況のはずなのにほのぼのしているところがフレンズらしいと思いました
これからも頑張ってください
>元ミラクル作者様
警備員って、やっぱあの基地を守ってるあの警備員ですか?
主人公がその職ってのはあらゆる意味で新しい
期待しております
517 :
リュウラ著者:2006/10/10(火) 13:01:50 ID:YCQz0JPh0
>バースト作者様
久々の本編復帰、ご苦労様です。無駄を省いたアクション編、って趣で、緻密な戦闘描写が素敵です。
「ドリルタンク量産」私も少々戦慄でした。
>シグマ作者様
そうですね、リエのタイプのゲストは基本、地球から去るか途中で殺されるかですからね。
今回のエンドは新鮮でしたね。タイトルでてっきりギャグ編だと思った(笑)
あと、私も新兵器三種類ほど考えてるんですが、全然出す機会がない…
>元ミラクル作者様
80もそんな歳になったか…私は幾つだ。
私は80に関しては教師編を偏愛しております。ガビシェールとか最高です。
多少作風が似てもオッケーでしょう。頑張って下さい。
感想どうもです。どう考えても前提に無理がありすぎるんですが、「とにかく格好悪い宇宙人で行こう」と思ったのでやってしまいました。
ノバテラ星人は殺す必要あったのか?というのは自分でも思うんですが、日本国民を殺そうとしたのは事実なので、あえて極刑にしてしまいました。リュウラは正直、意識して非情に徹させています。
ノバテラ星人にもし再登場があるなら、今度は木造アパートで脚本家に侵略計画を練らせるでしょう。ウソですが。
518 :
バースト作者:2006/10/10(火) 13:06:26 ID:wuGUAwl70
>>517 >ガビシェール
あの頃からいるんですよね。堀内正美。
>バースト作者様
熱く感動致しました!
隊員達の活躍、二人のウルトラマンの絆・強さ。
それが十二分に伝わる、作品でした!
>シグマ作者様
ウルトラマンとしては、若い戦士となりますね!
コメントの程ありがとうございます。
>オーバー作者様
PET警備員の仕事内容については、第1話で発表しますので、
どうかお待ちくださいませ。
コメントして頂きまことにありがとうございます。
>リュウラ作者様
コメントまことにありがとうございます。
僕は今、80を全巻揃えたばかりでして、UGM編の途中であります。
学園編は続けてほしかった限りですよね。(これ以上はスレ違いなので中断いたします。
はい。多少似ても、オリジナルを目指して頑張ります!
ありがとうございました。
それとみなさま、
ミラクルやシグマ等は同じ世界観とされていると思うのですが、
全ての作品が同時進行とされているわけではないですよね・・・・?
今回はミラクルが去った後の世界で(シグマ等と同じ世界観ではあります)
その世界現時点ではピースしかウルトラマンはいないと考えてもよろしいのでしょうか。
わかりづらい質問すみません。
そうですね。よくよく考えると、ミラクル、シグマ、バースト、オーバーは
同時期に地球に滞在してるんですよね。すごい、日本に4人もww
超簡単な歴史表にすると、こうですかね
メビウスまでのM78系ウルトラ
↓
バーン登場
↓
イレイズ登場
↓
ミラクル、シグマ、オーバー、バースト登場。
↓
ピース登場
こんな感じでしょうかね?細かい年表は無理…。
カイザーは俺の中ではかなり未来のイメージがあるんですがどうなんだろ?
523 :
バースト作者:2006/10/10(火) 14:01:49 ID:wuGUAwl70
>>521 えー、予告しときますが、実は、バーストもイレイズ同様、2クールくらいで
終わらせる予定です。事実上もうすぐ終わりです。
その後のネタも考えてますので、そのときのウルトラマンがピースと時期
かぶるかもしれません。
>シグマ作者様
一時期は1度に4人だったんですね(驚
説明ありがとうございます。
終わった順が、飛来・帰還ということだとおもってました(^^:
>バースト作者様
バーストも2クールだったんですか・・・。
残念ですが、最後まで頑張ってください!
大変申し訳ないが、今回も、EAR絡み。
ウルトラマンバースト 24 帰ってきた翼
強奪宇宙人・ドロ星人 出現
N-BIDは、現在空中戦の要として運用している大型戦闘機・ヴァルチャーをベースに、
『ヴァルチャー2号』を建造、完成させた。
EARに供出するためである。
先にEARが対峙した事件、強力な宇宙怪獣と、それと並行して東京上空がマイナスエネルギーの
暗雲に覆われた事態。宇宙怪獣は一度ウルトラマンオーバーを倒したほどの戦闘力を誇り、
未曾有の危機に対処するため、EARはその所持する大型戦闘機、ストーム、タイフーン、
ハリケーンを越える性能を持つ戦闘機をガーディアンの下の他組織の装備から物色し、
やむを得ず一時的に強奪するという強攻策に出たのである。
その行動に関するEARメンバー当人達の反省という問題はさておいて、今後の対策という
意味で、十分な性能を持つ機体を供出することは地球防衛の活動上無駄にはならないのではないか、
そう考え、N-BIDはヴァルチャー2号を開発したのである。
ヴァルチャー2号も三機に分離して立体戦法を取ることが出来、α号はレーザー砲、β号は
ガトリング砲、γ号は連装マイクロミサイルを搭載しているが、必要に応じて武器を換装、
カスタマイズ出来るようになっている。又、元祖同様合体時に各機のエンジンを直結して光速を越える
速度を一時的に出せるようにもなっているが、パイロットの事前訓練が必要である。
搬入期日が来て、ヴァルチャー2号はN-BIDベースからの遠隔操作で飛行、影山、公平、松野、両国の
各隊員達の乗るSJ2隊の護衛でアイアンタワーに直接飛んで向かうことになった。
直ぐ近くであることもあり、特に問題も無く片付くと思われたのだが。
突然、ヴァルチャー2号のコントロールが乗っ取られた。
N-BIDベースから江里と泉がコントロールを取り戻そうとするが、外部から強力な電波が干渉して
強制的にヴァルチャー2号を操っている。通信機から声が聞こえてきた。
「はははは! この兵器はいただいた!」
続いて、搬送途上の樹海から声の主、地球侵略を狙う宇宙人・ドロ星人が巨大化して現れた。大きな耳に
猿のような顔、手に持った棍棒とカンテラ。
星人の体から制御電波は発信されている。
「お前達の武器を使って逆用し、地上を破壊しつくしてやる!」
「冗談じゃねえ、そんなことをさせるか!」
影山のSJ2が先行して攻撃する。それに対し、星人はカンテラを掲げた。
すると、巨大なカンテラから牽引ビームが迸る。
「何!?」
ビームに引っ張られ、影山のSJ2は、巨大なカンテラの中に閉じ込められてしまった。脱出できない。
星人はカンテラを掲げ、棍棒をカンテラに突きつけ、
星人「手を出せばこいつの命が無いぞ」
影山「畜生・・・!」
包囲しているものの、手を出せないN-BID・・・
突然の銃撃。
星人「な・・・!?」
銃撃は星人の掲げていたカンテラの紐だけを切断し、更に落下するカンテラの外枠だけを正確に、
続けて飛んできたミサイルが破壊する。
「誰だ!?」
通信が影山機に入る。
「しっかりしろ、影山。全く、まだまだ俺がいないと危なっかしいな」
「・・・その声は・・・」
攻撃の主、飛んできたカスタムタイプのSJ2。そのパイロットを、影山は声で察した。
「野崎!? 野崎か!?」
パイロットは、にやりと笑った。
第3、4話の作戦中に重症を負い、入院していたN-BIDの初期メンバー・野崎史郎。一刻も早く
地球防衛の戦列に戻るため、必死のリハビリを続け、遂に此処に復帰した。
「もう大丈夫なのか、野崎!?」
「実はまだ完璧というわけにはいかんのだが」
コクピットの脇には、松葉杖が置いてある。
「日々敵が強くなっているというのに、ちんたらベッドの上で寝てなどいられん。戦闘機を操縦する分には
問題ない。今日から返り咲かせてもらうぜ!」
「おお!」
影山も親友の復活に意気を盛り返し、二機のSJ2は星人に連携攻撃を開始。残る三人の隊員も後に続く。
ドロ星人は思わず怯むが、
「おのれ・・・これを見ろ!」
コントロールを押えたままのヴァルチャー2号を前に出し、それで銃撃を放ってくる。慌てて回避する一同。
「まだ切り札はこちらにあるのだ! 下手に攻撃して折角の新兵器を破壊するか、ん?」
N-BIDベースにも状況はモニターされている。
泉「・・・なんてことだ」
江里「星人さえ倒せば制御電波は遮断され、ヴァルチャー2号のコントロールも戻るんですが・・・」
公平「・・・ようし」
公平は、自機をオートパーロットに切り替え、こっそりウルトラボレットを出す。
光と爆煙の炸裂と共に、ウルトラマンバーストが出現した。
ドロ星人との戦いになるが、星人は棍棒による打撃と目からのビームを併用し、バーストをうまく牽制して
中々決め手を出させない。逆に棍棒で痛めつけられるバースト。
だが、さらにそこへ援護が入る。
「遅れてすまない!」
アイアンタワーから、EARのストーム、ハリケーン、タイフーンの三機の主力戦闘機が飛来、星人を
背後から撃って怯ませる。
藤堂「おお、協力感謝します!」
赤山「いや、わざわざのご好意で新型兵器までいただくのに、基地でのうのうとしているわけには行きませんからな。
此処は我々にお任せを!」
三機のEAR戦闘機はV字に並び、ヴィクトリーアタックフォーメーションを掛ける。後ろの二機からエネルギーを
送られたストームの機首から大出力のビームが走り、星人に大ダメージを与える。
道城「今だ、バースト!」
バーストは声に応えて素早く腕を構え、ライトニングバーストを放つ。ドロ星人は断末魔の叫びと共に吹っ飛んだ。
ヴァルチャー2号は奪還され、無事アイアンタワーに搬入された。
そして、永い眠りから覚めた野崎はN-BIDに帰還し、仲間達の結束と地球の守りは更に強くなったのである。
オーバー作者様
と、書きましたが、もしいらぬ気遣いであれば没としますので、処置はお任せします。
530 :
フレンズ作者:2006/10/11(水) 12:40:58 ID:+0XKgCMH0
第19話「フレンズ最大のピンチ 前編 」絶交星人 ゼッコロイドO登場
ある日水野達が歩いていると突然周りの時間が止まり、下に時空のハザマができ、
水野達は落ちてしまう。
水野「久しぶりのナレーション進行だな。」
その前に宇宙人が現れる。
宇宙人「久しぶりだなフレンズ。昔の借りを返しに来たぞ。」
ヒート「お前誰?」
宇宙人「俺は昔お前らに百万年前時空のハザマに追放された絶交星人だ!」
ウォータ「俺は一万歳だが。」
ヒート「俺も。」
ウッド「俺もだ。」
アース「僕は八千歳ですが。」
ウォータ「という事は俺達のオヤジのオヤジのオヤジの代だな。」
絶交星人「え・・・・!まあいい。お前らはここで殺されるのだから。」
ウォータ「勝手なこと言ってんじゃねーよ。ウォータブレード!」
絶交星人「ふん、エレメンタルパワーはここでは使えないぞ。お前らの相手はこのゼッコロ
イドだ。でて来いゼッコロイドO!」
でてきたゼッコロイドは、オーニンの姿だった・・・
531 :
リュウラ著者:2006/10/11(水) 13:14:45 ID:R7Ryq3wQ0
>バースト作者様
うむ、個人的には残して欲しいけどな…でもまあオーバー作者様に委ねる事と致しましょう。
しかし今回が24だと、最終回まですぐってことになりますか!
イレイズより僅かに先行して始めておいてその半分も消化していない私は何なんだと吼えております。
ともかく、ピースともども期待です。
あと、あれ堀内正美だったんですか!
>フレンズ作者様
善後編って「でかい一つの話」なので、前編だけだとコメントし辛いですね。後編に期待です。
>>531 4クール分でだれずに話を進める自信がないので(私自身何があって急に
中断しなくちゃならんかもわからんし)、テレ東ペースで2クールずつ細かく
切っている次第です。
後、先日レンタルでタロウ「ひきょうもの!花嫁は泣いた」を見ていたら、
平泉征の名がクレジットされてました。若すぎて一瞬わかりませんでした。
>バースト作者様
いえ、嬉しい限りですよ
では16話からヴァルチャー2号をオーバーにも登場させますね
実は大型戦闘機無くてヴァルチャーこっちでも作ろうと思ってたので助かりました
それにしても野崎復活!!
作品の内容的にも終盤に向かってる感じがしてきて一抹の寂しさを感じます
これからも頑張ってください
アイアンタワー地下
Gと書かれた巨大な扉の前で、石野が座っている
「まだこれを使うのは早いと思うぞ」
振り返ると、そこには赤山がいた
赤山「確かに、『コレ』を使えば黒雲の影響を受けずに飛行する事も可能だろう、だが」
石野「わかっていますよ、『コレ』は危険すぎる」
言って、石野は廊下を戻っていく
赤山「・・・・石野」
歩みを止め、振り向く石野
赤山「まだ希望はある、確かに奴は強い、ウルトラマンオーバーは散り、そして」
一泊置く赤山
赤山「道城も・・・・、しかし」
決意の篭った瞳で、赤山は石野を見る
赤山「まだ、まだ奴を止める手があるはずだ、ウルトラマンの力を借りず、『コレ』を使わずに、奴を止める方法が」
その言葉に、石野は無言でうなずく
石野「あの黒雲ですよね、問題は」
静「そう、黒雲だ」
会議室にEARの面々を集めて、話し始める静
静「あの黒雲を消滅させない限り、我々に勝算は無い」
隊員達の手元に資料が配られる
静「あの黒雲は強力なマイナスエネルギーでできている、これにより、現在各地で旅客機の爆発や通信網の混乱が相次いでいる、これにより今回は他防衛軍との連携は難しい」
手を上げる川浪
川浪「地上から熱線等で消滅させる事はできないのでしょうか?」
静「できない事は無いが、出力が圧倒的に足りないな、各原発の力を使えばわからないが、基地の動力炉からのレーザーでは一部を消滅させる事はできても、とても全て消滅させる事はできない」
赤山「高出力太陽エネルギーレーザー砲ならわからんが、残念だが太陽光がない状態で発射はできない」
石野「あの雲を抜けて上に砲を持ってきゃ何とかなるんでしょうがね・・・」
静「だが、我々の戦闘機で今残っているのは『アレ』を除けばエアーブリザードとD−ウィング、そしてSJ1改位だからな、突破は無理だろう」
赤山「・・・・静参謀、今我々の保有する戦闘機では、と言いましたね?」
ふと、思い立ったように静を見つめる赤山
静「できると言うのか?確かにブリザードn・・」
赤山「違いますよ、我々の戦闘機を使わなきゃいいんです!」
静「何ぃ!?」
あ、バースト作者様、黒雲に覆われたのは東京上空だけではなく、日本の全上空です
第二十五章 鬼さん姐さん 節足大蛇ウワバ ウルトラマンカルラ 発現
ウルトラマンカルラ、鞍馬浅黄尊(クラマノアサギノミコト)の立場は危うくなっていた。
先代のリュウラを抹殺した実績を買われラゴウの計略に手を貸したにもかかわらず、
当のラゴウは倒れ、リュウラの力は完全に龍として覚醒してしまった。ある神が、暗闇からアサギに話しかける。
「お前の奈良での失態により、我ら神々は地球のニンゲンをますます滅ぼし難くなってしまった。場合によってはお前から、
お前の中のガルーダを引き離した上で、処刑する事も有り得る。…逃げ道を与えよう。ラセツを殺せ。成功すれば不問に処す。」
ヒスイはカンナに引っ張られ、浅草の芝居小屋へ来ていた。カンナが
「どーしても観たい」
と言うので仕方なく、である。しかも本日の演目は子供向けの空想活劇だ。「鏡童子」
主人公は鏡の国の住人と地球人との混血児。彼が鏡童子へ変身し、宇宙人と戦う内容。
しかし…子供向けの割に作風が明るくない。主人公も妙にひ弱だ。
隣の席の子供が「終わった?終わった?」とうるさい。まだ謎の女に主人公が鳥を突きつけて詰問してるところだよ。
そしてやっと鏡童子が登場。その場面で良い齢した兄ちゃんが大興奮している。舞台上に大声援を送っている。
(奴が知り合いにいてほしくはないな…)
兄ちゃんをチラ見するヒスイ。…目が合った。
「あれ?マミヤさん」
「…トキツグ…」
トキツグと共に基地へ帰るヒスイとカンナ。トキツグは能天気に
「オレもあーいうカッコいい英雄になりたいなー」
「お前じゃしばらくは無理だな。」
しかしカンナは無表情だが御機嫌斜めだ。右の柳眉の辺りを見れば分かる。
「…ヒスイくんと二人で観たかったです…」
一気に気まずくなったのでヒスイは一応トキツグを殴っておく。そんな三人を物陰から見る女がいる。
「英・雄?」
ラセツ=ミウだ。彼女は疲れていた。神々を裏切った彼女は命を狙われている。
奈良での傷も、未だ癒えているわけではない。学舎にも行かず、ひたすら逃亡と闘いを繰り返していた。
(ミウ…そなた、妾より別れようとは考えぬのか?)
己の中にいる鬼神の声だ。冥府で罪人を引き裂く炎の刃に似た鋭い女の声。
美しい声だとは思うが、友達になりたい声ではない。大体ヒスイんとこの龍ほど饒舌ではない。
「つまり…あたしと分離するって事ですか?」
(そなたに力を与えしは妾。妾と別れればそなたの罪咎、少しは軽くなろう。)
「あたしは自分の意思でアナタの力を望み、自分の意思で神々を裏切ったんです。
全ての責任はあたしにあります。アナタだけに責任は取らせられません。」
(そうか…いや、そなたがやや哀れでな…)
「言わないで下さい。」
それきり鬼神が黙ったので、自分も黙って先を急ぐ。どこという当ては無い。ただ、神の追っ手から少しでも逃れようとする。
その追っ手というのは、邪仙の一、ウワバである。蛇の姿を持ち、自在に身の丈を変えて執拗にミウを追ってくる。
しかし奴は以前、人工神龍ガンロンに粉砕されたハズだが…
疑問は他にもあった。「神々」を裏切った自分を「邪仙」が追っている点だ。元来、神と邪仙は協力をしない。
確かにミウは伊勢で邪仙カガチに力を与えた。だがそれは、当時自分にとって最優先事項であったカンナ抹殺のため。恐らく今回のウワバ、他の神に操られている。
体力的に限界の近いミウ。そこへ、
「あれ、ミウじゃない?」
陽気に話しかけてくる四人の娘…リア、ミカ、チナツ、カオリ。学舎の同級生である。学舎を休んでいる理由を無邪気に問うてくる四人。
明るい彼女らと疲弊した自分をつい比較してしまう。この明るさを守れるのなら、神々を裏切って正解だった、と思う。
「良いトコで会った!明日さ、チナツの誕生日なんだよね。でぇ、今日の夜チナツん家で祝賀会やることになったからミウも来てくれるよね?
学舎で誘おうと思ったんだけどミウ急に来なくなったから…」
誕生日の祝賀会か…ミウは返事までに少し時間がかかった。自分が出席すれば必ず邪仙が、ウワバが来る…しかし、こうも思った。
邪仙が来たなら、自分が倒せば良い。この四人を守るためなら自分はどんな闘いにも勝つ…それが、奈良でヒスイから学んだ事だ。
僅かな沈黙の後、ミウは出席を約束する。
「じゃ今夜。」
ミウと別れる四人。だが、その中の一人、リアは他の三人から離れるや、一目散に駆け出した。そして、軍日本基地へ駆け込む。
「大宰、帝都在住の女学生が助けを求めてきたそうです。帝都治安維持院の方で保護しました。」
レイハ指令房は、民からの情報に関してはどんな小さな事でも報告義務がある。
「で、そのコの言分は?」
「…同級生の様子がこのところおかしい、そうです。」
だから?という話である。
「うん、十六、七の娘っていうのは特に情緒の面でやたらと変化するものなのよねえ。
急に勉学の意味を見失ったり、殿方の視線を意識しすぎたり、どうでもいいことで死にたくなったり。
そのコはお友達の急激な情緒面の変化を見て戸惑ってるんでしょうねえ。」
と、オカマが知った口を叩いている。しかし、その娘に興味を示した者がいる。カンナである。
「で…何で俺が事情聴取に付き合わされるんだ?」
「ヒスイくんは字を書くのが早いからです。」
「俺、書記?」
そしてその女学生…リアに接見する二人。と、リアはカンナを見、驚く。
「…ミウに似てる…」
「どこが?」
と突っ込むのを止めておいたヒスイ。確かに、自分達はこれまでミウを「謎の存在」
あるいは「ウルトラマンラセツ」という前提の下で見てきた。だが、一切の先入観を切り落として二人の顔立ちを比べると…
第一印象はよく似ているかもしれない。聴取が終わった後、カンナはヒスイに断言する。
「あのコの側に、邪仙がいます!」
そのころ、女学生の一人、ミカの家。部屋に篭りただ一点を見つめている。
(ふうん…ほとんど怨詛とは無縁の暮らしをしてきたんだね…二匹しか育たなかった。まあ良いさ。
ウワバ、もうそのカラダに用は無い。産まれろ!)
謎の声に満足げに頷くミカ。その体が突如変色、続いて一瞬で液化し崩れ落ちる。
その「ミカだったもの」の中にのたくる二匹のウワバ。二匹は自分の周囲の「ミカだったもの」を吸収し尽くし力を漲らせる。
さらに謎の声は、二匹に指示を出す。
「よし、一匹は続いてカオリとかいう女学生に憑き、今夜の誕生日祝賀会へ。もう一匹は軍日本基地の守備兵へ憑け。」
それは、カルラ=アサギの声。何処かから邪仙を拝借し、今回の謀略に利用しているのだ。
(アサギ…覚えていて欲しい。私自身は君が嫌いだ。)
アサギへ融合している鳥神ガルーダの言葉。ウルトラマンカルラの残虐性、アサギの冷酷さからは想像できない、
気弱で優しげな男声である。返すアサギ。
「僕と貴方が融合しているのは、神々の正義を守るためだ。ガルーダ、僕は神々に忠実な存在、絶対なる正義の者。
貴方のような一神が正義に反抗すべきじゃないと思うけどな。」
カンナの霊視により、リアの側に邪仙がいる、と知ったヒスイは誕生日祝賀会に何らかの罠が仕掛けられていると判断、
出動しようとする。だが、そこへ守備兵が立ち塞がった!更に基地の動力室にも異常が発生する。
ウワバは尚も分裂し複数の守備兵に憑依、レイハの動きを封じ込めたのだ!
同じころ、チナツの家に迷いつつもミウが到着する。既にリアとカオリは来ていた。
「これであとはミカだけか…」
呟くチナツ。だが…
「ミカは、喰われたよ。」
さもそれが当然のように言い放つカオリ。その邪悪な気に一瞬で気がつくミウ。
「邪仙!」
「さすが、分かるんだねえ。」
物陰から姿を現すアサギ。
「そ。この誕生日祝賀会を全部、ミウ、君を誘き出すために利用した。
しかしミカとかいうニンゲンは怨詛が少なかったけどさ、そこのカオリってのは相当恨みをかって生きてきたんだねえ。
おかげでウワバが沢山育ったよ。」
「…アンタまさか…ミカとカオリを…邪仙の…エサに?」
「目的を達する為のウワバの操り人形であり、ウワバが繁殖するための母体であり、
生まれ出るウワバのエサさ。ある蜘蛛は、母親が子供に自分を食い殺させるんだよ。…産まれろ。」
アサギの声に頷くカオリ。その体が突如変色、一瞬で液化し崩れ落ちる。その「カオリだったもの」の中にのたくるウワバ達。
周囲の「カオリだったもの」を吸収し尽くし力を漲らせる。そして、十数匹のウワバが巨大な姿を現した!
チナツは全く何も知らなかったらしく、半狂乱。リアは何とかチナツを立たせ、逃げる。怒り、悲しみ、憎しみ。
全ての負の感情を爆発させ、ミウはバーニングヴァジュラを手にし言霊を紡ぐ。
「鬼、炎、和合すべし。出でよ…ラセツ!」
炎の中から立ち上がったラセツに襲い掛かる十数匹のウワバ。これをハデスヴァジュラで切り払う。
その一刀一刀が憎しみに燃える。
だが、アサギはその様子を見、ほくそ笑む。
「君が宿主、鞍馬浅黄尊の名において命ずる。翼、雷、和合すべし。出でよ、カルラ!」
空間に発生した稲妻より、アサギが転化した鳥神ガルーダが出現、空中で黒き巨人カルラへ転じる。
ラセツはウワバの物量作戦に気をとられ、カルラを相手するヒマは無い。それがカルラの狙いであった!両腕を交差するカルラ。
「奈良のようにはいかないよ。それに、邪魔なレイハの動きも封じた。今度こそ、君と鬼神との繋がりを断ち切ってあげる。」
交差された腕から放たれる光線…と、それを妨害した者がいる。空中にいたのは、レイヒュウゴ。ヒスイとカンナだ!
「守備兵を操り俺達の動きを封じたつもりだろうが、レイハは無力じゃない。とっくにウワバは祓ったさ。」
攻撃準備を始めるレイヒュウゴ。だが、ラセツは二人を見る…
(カンナ、こいつはあたしがやる…邪魔しないで。)
(龍よ、そなたの宿主を抑えてはもらえぬか?妾はミウに、ミウだけの手で闘わせてみたい。)
了承する二人。ラセツは一礼し、ウワバを切捨て続ける!周囲の敵を薙ぎ、背後の敵を突き刺し、
遠距離の敵をソードスパークルで裂断、更にスパークルをカルラへ放ち動きを止める。そして全身を包む怒りの炎を右腕に結集、
必殺のハデスフレアで全てのウワバを焼き尽くす!その炎をカルラにも叩きつける。よろめくカルラ。そこへ!
「みんながどれだけ痛かったか…思い知れ!」
空中から全力でハデスヴァジュラを振るい抜き、カルラを切り裂いた!
そのまま倒れ込み、消滅するカルラ。
ラセツは勝った。冥府の鬼神と融合した戦士の苛烈な闘いぶり。
だが…そこに勝利の喜びなど微塵も無い。二人の友を殺された。
再び何処かへ去ろうとするミウ。呼び止めるカンナ。ミウは少し立ち止まり、言う。
「カンナ、アンタが生まれたのは旧暦だってことは知ってるよね。…あたしも、同じ。」
「!…ミウさんも…旧暦に生まれたの?」
「あたしは…その時からアンタを殺す使命を帯びていた。でも…もう使命なんかどうでもいい。
カンナ、…やっぱアンタ嫌い。何でさっき…もっと早く来てくれなかった…」
言い返せないカンナ。
「何が『鞍馬水映姫(クラマノミウツシヒメ)』だよ…もうクラマの性は捨てる。
元の性が嫌いだったからアサギと同じ性にしたんだよね…カンナ、あたしは…アンタを…許さないから。」
びっこを引きつつ姿を消すミウ。立ち尽くすカンナ。
「『性が嫌い』って…どういうこと?」
そのころ、別の場所で別の青年が、びっこを引いていた。流麗な顔を苦痛に歪ませ、流血も厭わず。
(もう、十分だろう?私と分離するんだ、アサギ。)
「まだだ!まだ…僕は死なんぞ!」
続く
次回予告
ウルトラマンのタブーに触れる。だがこの話が無ければ先へ進めない。
次回ウルトラマンリュウラ 第二十六章「ウルトラマンが死ぬ日」
ええ、極悪な話です。自分でも書いてて何か重くなってきました。すみません。
またしばらく重いです。ご容赦を。
544 :
バースト作者:2006/10/11(水) 15:39:22 ID:4oaWrSu90
>>536 あちゃ・・・失礼いたしました。ミラクル作者様、UPの際訂正しといてくれると
助かります。
>>543 うちも、イレイズでもバーストでも色んな部分でタブーに触れまくっているので
何も言えません。むしろ、期待しております。
>リュウラ作者様
序盤は、愉快な光景も見れたけれど、
なんともひどい作戦でしたね・・・。
続き、楽しみにしております。
>バースト作者様
防衛隊達とウルトラマンの協力は大好きなので、
とても燃え上がる展開でしたね!
それと、訂正の件完了いたしました。
>フレンズ作者様
謎が深まる宇宙人。
続き楽しみにしております。
急遽、今日ウルトラマンピースを放送致します。
↓スタートです
第1話「平和を創るピースサイン」襲来怪獣ファスドン登場
地球は平和だな。
怪獣がいなくなったため、様々な人が口に出す。
だが、モチヅキ・ショウという男は、
「いや、平和じゃない。生きたくて、頑張りたい人間が、
同じ人間によってその夢を壊されている時点で平和じゃないんだ!
皆が最後まで生きていない限り平和じゃないんだ!
だから僕は平和を守るんじゃない。平和を創るんだ!」
そういう言ったのだった。
そのモチヅキ・ショウは、地球防衛軍PETの配下の警備員として活動している。
怪獣捜査に加え、犯罪対策も担当しており、逮捕権利がある。だが怪獣への攻撃権利は無。
同じ警備員として、ハナサカ隊員とイシモリ隊員の男性1名女性1名がいる。
攻撃部隊には、オウノ隊長、シン隊員、コウノ隊員、メグロ隊員、マチダ隊員、ミキ隊員がいる。
ちなみに地球防衛軍PETとは、Peaceful Everything Teamの略であり、
怪獣撃退のために結成されたチームである。
秘密兵器や、戦闘機も揃えており、基地は東京M-1.1L地区にある巨大な建物である。
そしてモチヅキは、「怪獣は今すぐでもやってくるはずです!この犯罪だらけの地球を、
必要としない星と捕らえて、やってくるでしょう。
隊長、いますぐ攻撃態勢にとってみてはいかがでしょうか。」
と、強く怪獣襲来の危機を呼びかけた。
オウノ「うん。そうだな。いつやってくるかわからない。
全員、危機感を持ち、攻撃体制に出るのだ。」
隊員「了解!」
ウルトラマンピース
第1話「平和を創るピースサイン」襲来怪獣ファスドン登場
地球は平和だな。
怪獣がいなくなったため、様々な人が口に出す。
だが、モチヅキ・ショウという男は、
「いや、平和じゃない。生きたくて、頑張りたい人間が、
同じ人間によってその夢を壊されている時点で平和じゃないんだ!
皆が最後まで生きていない限り平和じゃないんだ!
だから僕は平和を守るんじゃない。平和を創るんだ!」
そういう言ったのだった。
そのモチヅキ・ショウは、地球防衛軍PETの配下の警備員として活動している。
怪獣捜査に加え、犯罪対策も担当しており、逮捕権利がある。だが怪獣への攻撃権利は無。
同じ警備員として、ハナサカ隊員とイシモリ隊員の男性1名女性1名がいる。
攻撃部隊には、オウノ隊長、シン隊員、コウノ隊員、メグロ隊員、マチダ隊員、ミキ隊員がいる。
ちなみに地球防衛軍PETとは、Peaceful Everything Teamの略であり、
怪獣撃退のために結成されたチームである。
秘密兵器や、戦闘機も揃えており、基地は東京M-1.1L地区にある巨大な建物である。
そしてモチヅキは、「怪獣は今すぐでもやってくるはずです!この犯罪だらけの地球を、
必要としない星と捕らえて、やってくるでしょう。
隊長、いますぐ攻撃態勢にとってみてはいかがでしょうか。」
と、強く怪獣襲来の危機を呼びかけた。
オウノ「うん。そうだな。いつやってくるかわからない。
全員、危機感を持ち、攻撃体制に出るのだ。」
隊員「了解!」
そして地上にて一人で怪獣を捜索を始めるモチヅキ。
するとなんと、小学生2人が1人をいじめているではないか。
モチヅキ「おーい!こらっ!」そう言って、2人を止めに入る。「何をしているんだ?!」
少年A「こいつが僕のランドセルに落書きしたんだ!」
少年B「そうそう。僕の友達になんてことをしてくれたんだ。」
少年C「だって・・・。ご、ごめんよ・・。」 少年A「今更謝ったって許さないぞ!」
モチヅキ「君達、たしかに嫌なことをされたら誰だって怒りたくなるさ。
これは君(C)も悪いよ。 だけれど、その怒りをはらす手段はいじめしかないのかな?
いじめた所で、君達(A.B)は悪を倒したヒーローにはならないぞ。
君達(A.B)も悪そのものさ。そうだろ?だって、君達のやっていることも、相手が嫌がる行為じゃないか。
この子(C)だって謝っている。ということは反省しているんだ。それを聞き入れないなんて、
とてもひどい事だと思うよ。だからお互いが謝って、和解すればいいのさ!ね。」
この強く、優しい言葉に、この子供たちはお互い誤り合い、一緒に帰って行った。
それを笑顔で見届けるモチヅキ。そのときである!強烈な地震が発生した!
それをモチヅキはただの地震ではないと感知し、人々に怪獣非難を呼びかける。
だが信じてくれない人がほとんど。だがモチヅキは精一杯に呼びかけた。
すると本当に、地中から怪獣が出現したのだ!!
「キャー!」辺りにいるたくさんの人々が怯えながら逃げている。
モチヅキ「こちらモチヅキ。東京M-9.1地区にて怪獣出現!」
PET攻撃部隊も怪獣がまさか今現れるとはと驚く。
オウノ「急な怪獣襲撃だが、慌てず、冷静に向かうのだ!」
隊員達「了解っ!」
そしてこの怪獣は、ファスドンと名づけられた。
するとさっきの子供たちにのうち、いじめられられていた少年が転んでしまった。
「あっ!」と焦るモチヅキだが、他の2人(A,B)が立たせてあげて、一緒に避難。
その様子を見て、ほっとするモチヅキ。 だが攻撃権利がないため、ひたすら避難させるしかなかった。
崩れ行くビル、引き裂かれてゆく電線。そこから飛び散る電気。「やはり・・・平和じゃないんだ。。」
そう嘆いた直後、PET攻撃部隊がやっと出動し、攻撃を開始する。
レーザー光線で追い詰めるが、ファスドンの目から発する青いレーザーで墜落してしまった。
なんとか脱出する隊員。 だがファスドンはさらに暴れまわる。
他の警備員のイシモリ隊員、ハナサカ隊員も「みなさん!早く避難を!」と必死に救助する。
そしてモチヅキはファスドンに向かって走りだす!
そして崩れたビルの欠片の影に隠れ、右手でピースサインを作って太陽に向けて掲げる!
そのピースサインで首からぶらさげた、ダイヤにタッチ!
その直後、体全体が光に包まれ、巨大な姿へと変身したのだ!
そう、モチヅキ・ショウはウルトラマンピースだったのだ。
少年C「あ!ウルトラマンだー!」
そしてピースはファスドンを倒すべく、側転をして近づき右足で強烈な蹴り!
さらに体当たりや、ジャンプしてからのチョップなど、格闘戦でファスドンを追い詰める。
だがファスドンもやられてばかりではない。 ピースの両腕を掴み取り、身動きが取れないピースの
肩を思い切り噛み始めてしまった! なんとか離れたファスドンだが、今度は青いレーザーを放ち始めた。
ピースは1発目はバク転で避けたが、2発目は腹に食らってしまう。
そのままうずくまるピースを蹴って転がし、強く吠えるファスドン。
だが子供達や隊員らの声援を受けて、ピースは大ジャンプ!
そしてファスドンの頭を踏みつけ、倒れたところで尻尾を掴んで振り回し、地面へ叩きつける!
最後にファスドンが立ち上がった直後に、エクスプレイションを放ち見事ファスドンを撃破して。
オウノ「よし!」
少年「やったー!ありがとう、ウルトラマン!」
それに対してうなづき、ピースは空へと飛んでいった。
そしてモチヅキは、その少年に出会うと、隊長が「ユウタ!どうしたんだ、こんなところで?」と言ってやってきた。
どうやら、あのいじめられてた少年は、隊長の息子だったようだ!
ユウタ「このお兄さんが助けてくれたんだよ!」
オウノ「そうか!モチヅキが助けてくれたのか。・・・本当にありがとうな。」
モチヅキ「いえ、とんでもないです!」
そういって握手を交わす二人。
オウノ「まだまだ警備員として頑張ったもらうが、共に地球の平和を守るために頑張ろう!」
モチヅキ「いえ、平和を守るんではありません。・・・平和を創るんです!」
モチヅキ・ショウこと、ウルトラマンピースの平和を創る戦いは、これからもつづく。
次回予告
第2話「ちっちゃな罠と大怪獣!」黒煙怪獣ガビョウル登場
子供達のほんの小さないたづらは怪獣の種となる。
ピースよ、再びゆくのだ!
551 :
ピース作者:2006/10/11(水) 18:26:50 ID:Mv5r+Svh0
怪獣襲来とともに、犯罪なども対策し、
平和を創るというテーマに致しました。
矛盾点などがございましたら、ぜひご質問をください。
552 :
バースト作者:2006/10/11(水) 21:28:53 ID:2PMEdiGD0
登場した時点で既にウルトラマンだったという主人公が新しい。
誕生経緯や、エクスプレイションがどんな必殺技なのかも知りたいところです。
第三十三話「真悟VSシグマ!?本当の光は」
ニセウルトラマンシグマ、変身怪人メターモ星人、ウルトラマンイレイズ登場
勇君達が学校が終わり、公園で野球をして遊んでいる時のことである
突然、見知らぬ中年の男が声を掛けてきた。
男「君達、野球なんかやって楽しいかい?」
勇「楽しいに決まってるじゃないか。俺達は遊び盛りだもん。
身体を鍛えていつかウルトラマンシグマみたいになるんだ!」
男「そうかぁ。そうだ、みんなウルトラマンシグマに会いに行かないかい?
僕はね、シグマがどこにいるのか知っているんだ」
勇「本当!?みんな!行こう行こう!!」
楽しみな気持ちでいっぱいになった勇君達は男に連れられ、ビル街に来た
勇「ねぇ〜こんなとこにシグマがいるのぉ?」
男「何を言ってるんだい?シグマなら目の前にいるじゃないか」
そう言って男は自分を指差す
勇「えぇ〜おじさんがシグマなわけないじゃん!なんだよ嘘つき!」
男「嘘じゃないよ…じゃあ証拠を見せてあげよう…むんっ!」
男がそう言った瞬間、男は光りだしウルトラマンシグマに変身した!?
勇「うわっ!?本当に…シグマ!?」
驚きながらも、興奮する勇君達。周りの人々もシグマをすげぇと見ていた。
しかし次の瞬間、シグマは目の前のビルを破壊した!
いきなりシグマがそんなことをしたため、民衆は驚きを隠せず、逃げ惑う。
勇「やめてよシグマ!一体どうしちゃったんだよ!?」
そんな勇の声も虚しく、シグマは街を破壊していく。
SGTがファルコンで出撃するが、今まで一緒に戦っていたあのシグマが
地球の侵略者となってしまったのが信じられない。もちろん真悟は
あのシグマは偽者だと分かっている。すぐに変身して誤解を解きたいが
今日はファルコン2号で隣に中村がいるので変身は出来ない。
しばらくしてシグマは消えた。
世論はシグマを撃退すべしと判断した。SGTでは以前、ウルトラマンの偽者が
現れたことがあると知ってはいた。しかし、人々の安全を脅かす者には対処しなければ
ならない。そんな中、再びシグマが現れた。SGTが出撃。やむなく攻撃し始めた。
勇達はシグマは絶対に裏切ったりしないとシグマを説得しようとする。
だがやはりシグマは破壊活動を止めない。そして邪魔だとばかりに勇達を
踏み潰そうとする!
勇「うわぁぁぁぁ!」
真悟「勇君!!シグマ!!」
真悟はシグマに変身!人々に勇達、そしてSGTはシグマが二人同時に現れたため
どっちが本物なのかと、ただ手をこまねいて見ているだけだった。
二人のシグマはシグマソードで互角の剣劇を繰り広げ、バーニングキックでも
お互い同じパワーである。そしてとうとうアスシウム光線の撃ちあいが
始まった!押しては押されのまたも互角である!本物のシグマが
一瞬、パワーを高め、撃ちあいに勝利!偽者は吹っ飛んだ。しかし偽者は
元の姿には戻らない。その時、宇宙より一つの光が飛んできた。それは…
勇「あっ!イレイズだ!ウルトラマンイレイズだ!」
イレイズはニセシグマの近くに降り立ち、スライスメーザーでニセシグマの
カラータイマーを撃つ。ニセシグマが黒く光ったと思うと、ニセシグマは
元の姿、メターモ星人へと戻った。さらにイレイズはウルトラブロンズ固めで
星人をブロンズ像へと変えていく。星人を固めている間、シグマはイレイズに
事情を聞いた
シグマ「イレイズ、こいつはどうしてこんなことを?」
イレイズ「こいつはザラブ星人やサロメ星人の影響を受けてあらゆる銀河で
我々、ウルトラマンに変身し宇宙警備隊の社会的信頼を失わせ、宇宙警備隊が
活動出来なくなった時に一気に星々を侵略しようとしていたのだ。逃げ足が速いので
捕まえるのに苦労した」
シグマ「なるほど。先輩達に仕掛けた罠を宇宙規模でやっていたのか…だが相手が
悪かったな」
話が終わった直後、メターモ星人は出来上がっていた。
もちろんかっこいいポーズにもなっている。イレイズはブロンズ像になった星人を
連れ、光の国へ帰っていった。
事件解決後、勇はやっぱりシグマは正義のヒーローだったと喜んだ。
真悟も卑怯な罠にも負けない戦士にならねば思った。
次回予告「宇宙で暴れる犯罪組織が遂に地球に現れた。SGTが本領発揮の中
シグマは大首領シャバーザと一騎打ち!互角の戦いが繰り広げられ、白熱の
バトルは続く!地球の明日はどっちだ!?さあ来週もみんなで見よう!!」
偽者話!やっぱウルトラマンに限らず、ヒーロー物には必須かなぁ〜と。
バースト作者様、イレイズを出演させてみました。気に食わないことが
ありましたら言ってください。俺もクロスオーバーは良いと思うんですよ。
形次第かな、と。
ピース作者様、新作おめでとうございます!!
ただ怪獣退治の物語にせず犯罪問題にも取り組んだ作品ですね。
次回も楽しみにしています。
バースト作者様、バーストももうすぐ最終回ですか…。寂しいなぁ。
もちろん次回作も期待しています。
リュウラ作者様、その極悪な感じが良いんですよね、リュウラの場合、特に。
それにしても次回の話…あぁ〜続き気になるわ!!
>シグマ作者様
いや〜、やっぱり偽物話は大事ですよねw
でも、最後はシグマ自身に倒して欲しかったかも。
>ピース作者様
新作おめでとうございます。
ピースは熱血っぽいですね(違っていたらスイマセン!)。
80の弟子というだけあり、所々に80臭を感じましたw好きですw
次回も80っぽい話しみたいなので、楽しみです。
シグマ作者様
ありがとうございます。偽者編という大イベントに出していただけた
辺りが結構名誉です。イレイズすっかりお巡りさんになってますね。
>ピース作者様
新作の完成おめでとうございます
警備員、結構特殊な立場にある職なんですね
これからの活躍に期待します
頑張ってください
>シグマ作者様
おおお!勇君がイレイズを知っている!
と無駄な所で感動しました
偽ウルトラは王道ですが、出てくるたびに違う展開なのが好きです
楽しませていただきました
これからも頑張ってください
EARの大型トレーラーが山中を走っている
運転席に津上が座り、隣に石野、その後ろに川浪と和崎
赤山「『あそこ』の試作機を拝借するんですよ」
石野「!!あそこのですか」
助手席の石野は頭を抱え、ため息を何度もつく
石野「できる事なら、二度と行きたくなかったが・・・」
静「一応連絡はしておくが・・・俺の管轄化でない以上向こうが聞き入れてくれるとは思えねえ、そう言うところだからな」
赤山「ですがほうっておくと東京が壊滅します、事態は深刻をようするので、今回はわかってもらうしかないでしょうね」
和崎「副隊長、どんな所なんですか?これから行く所は?」
石野「ん?・・・ああ」
力なく返答する石野、歯医者に行く子供の様な顔になっている
石野「初代BIT時代に俺が一緒に戦った仲間が指揮してる部隊だ、まだ試作段階だがな」
川浪「それって・・・前原さんですか?」
石野「いや・・・前原が前線に出る前、本当の意味で初代BIT時代の生き残りだ、俺と同じな」
作戦室をでようとする石野を呼び止める赤山
赤山「古傷をえぐるような事をして、すまないと思ってる」
石野「いえ・・・・逃げ出した俺が悪いんだ・・・」
言って、石野は作戦室を出る
閉じた作戦室の扉をじっと見つめる赤山
石野「見えてきたぞ」
やがて、一同の前に検問が現れた
赤い光の中に、まだ道城はいた
道城「もう、俺は2度と・・・ウルトラマンに変身できない、と言う事なのか?それは」
光「・・・・そうだ」
道城「・・・・・」
光「気に病む事は無い、君は、ウルトラマンとして我々の想像を上回る活躍をしてくれた」
道城「ずっと、見ていたんですね?」
光「そう言う事になる」
道城「万一俺が、あの力の使い方を間違った時のために」
光「・・・そうだ、だが、もうその必要は無いようだ」
道城「俺がもう、ウルトラマンではないから?」
光「いや、君を完全に信じることができるからだ」
道城「俺を・・・・信じる?」
光「君の今までの行動を見てきて、確信できた、君なら、力の使い方を誤らない、いや、例え誤ったとしても、それを償える」
道城「だが、俺はもう・・・」
光「そうだ、確かに変身できなくなった、だが」
道城「?」
光「我々ウルトラマンは過去に何度も君と同じ変身不能に陥った事がある、だが、必ず」
だんだんと、赤い空間が白に包まれていく
光「誰かを救おうと言う強い心があれば、必ず、ウルトラの力は蘇る」
やがて、視界は白に染まった
光「君を待っている人がいる、ウルトラマンオーバーの助けを待っている人が」
気が付くと、道城は最後にトゥルーオーサと戦った場所に倒れていた
その頃、東京では安全保護隊による必死の非難作業が行われていた
しかし老人、子供、けが人もいるため、とてもすべての人間を非難させる事はできない
トゥルーオーサ東京への侵入を妨害すべく、自衛隊の戦闘ヘリが黒雲の影響を受けないように低空飛行して出動し、トゥルーオーサにミサイルを見舞うが、歯が立たず、光の翼からでる黒い光線であっという間に全滅させられる
歩兵隊、砲兵隊も出動するが、対怪獣ランチャーも砲撃も歯が立たず、進行を抑える事はできなかった
EARのトレーラーが検問を突破して走行していく
検問には簀巻きにされた一般隊員達が目を回して転がっている
川浪「腕を上げましたね、津上さん」
トレーラーの後部座席で、川浪がサングラスをはずして言う
津上「いや、お前の援護がよかった、感謝するよ」
運転しながら、津上が答えた
和崎「にしてもたった2人で10人、武器使わないで倒すって・・・」
川浪「こつさえ掴めば和崎隊員にもできますよ」
和崎「いや・・・・、多分無理」
石野「そろそろだ」
フロントガラスの向こうに意識を集中させていた石野が、不意に振り向いて言った
和崎「副隊長、どういう人なんです?その仲間だったって人は」
和崎の問いに石野は苦笑いを浮かべる
石野「美人さ、とびきりの美人」
やがて巨大なアンテナの様な建物がトレーラーの行く手に現れた
警報が鳴り響き、トレーラーを止めようと、一般隊員達がどこからともなくわらわらと現れる
563 :
ピース作者:2006/10/12(木) 18:45:33 ID:fCFtgObu0
みなさま、感想まことにありがとうございます。
>バースト作者様
説明不足ですみません!80=矢的と同じで、
人間の姿へ変身しただけです。
でも、それまでの詳しい説明などを作中で描けたらと思っております。
>シグマ作者様
はい!これからも犯罪・怪獣をとことん退治していきたいと思います。
>>557さん
まさに熱血ですっ!
僕も80が大好きなので、矢的先生のような、熱くやさしい交流などをイメージしておりました。
次回も頑張ります。
>オーバー作者様
攻撃隊員の2つ前程の部隊となっております。
そこから攻撃部隊への成長なども織り交ぜていきたいと思います。
みなさま本当にありがとうございました!
>シグマ作者様
偽者の作戦や、登場がすごくかっこよかったです!
偽話はウルトラにかかせないですよね。
イレイズの姿が久しぶりに見れたのも嬉しかったです。
とても面白かったです。
564 :
フレンズ作者:2006/10/12(木) 19:18:54 ID:mp+eJUeA0
第19話「フレンズ最大のピンチ 後編 」絶好星人 ゼッコロイドO ウルトラマンシン
登場
ゼッコロイドに向かうフレンズ。だが、オーニンの能力をコピーしているらしく、フレンズを
角から出す光線で近づけさせない。
ウォータ「ウォータブレード!ん?ウォータブレードがでない・・・」
絶交星人「行っておくがお前の召還能力はエレメンタルパワーを使って行う。だからお前は
ストリームヴァージョンなんてのにはなれないぞ。」
ウォータ「なぜ知っている!」
絶交星人「教えるか。いけゼッコロイドやつらを捕らえろ!」
フレンズはゼッコロイドの棍棒から出来た十字架に貼り付けられ、エネルギーを全部吸いとられてしまっ
た。
そしてゼッコロイドが時空のハザマをあけ、フレンズが貼り付けられた十字架を運び、日本の良く見える場
所にそれぞれ置かれられた。
絶交星人「地球人よ、最後のチャンスをやる。この十字架に貼り付けられたウルトラマンを助けたら俺の怪獣
に勝てるかも知れん。だが後2日たったら攻撃を開始する。まあ最後の無駄なあがきをしておくんだな。」
565 :
フレンズ作者:2006/10/12(木) 19:42:42 ID:mp+eJUeA0
男「俺らはここで死ぬのかな・・・」
この人達はもうあきらめムード全開である。
男「ふんお前ら生き残る気があるのか?まあそこで座っておくんだな。シン!」
男が叫ぶと、銀色のウルトラマンがでてき、ウォータを助け、エレメントパワーをフレンズに与える。
ウォータ「どうなってんだよ・・・あシン!」
シン「久しぶりだなウォータ。まあ話は後だ。こいつらを倒すぞ!」
ウォータ「解った!ウォータブレード!」
ゼッコロイドに2人で切りかかり一瞬で相手を消す。
ゼッコロイド視点で見てみよう。2人がいきなり飛び掛ってきて切り付けられる。そこまでしたらもう
ゼッコロイドが消えてしまったのでここまででゼッコロイド視点は終わりである。
そしてゼッコロイドを倒すと今度は絶交星人のほうを見て必殺技の準備を始める。
絶交星人「ま・・・待ってくれ・・・」
ウォータ&シン「待つか。」
その後シンが飛びかかり光をまとったナイフで絶交星人を高速で100回ほど斬りつける。
「シン電光切り」という技らしい。
その次にウォータがエレメントパワードスラッシュで切り、絶交星人を倒した。
566 :
フレンズ作者:2006/10/12(木) 19:50:28 ID:mp+eJUeA0
ウォータ「シンありがとう。助かったよ。」
シン「まあ星がピンチになったら呼ぶからな。」
ウォータ「解った。」
その後シンはヒートとウッドとアースを復活させて、帰って行った。
ウルトラフレンズ 完
次回予告「来週からフレンズがパワーアップして帰ってくるよ!題名はウォームアップ!
ウルトラフレンズ!お楽しみに!」
>フレンズ作者様
笑いましたw
でも、シンの人間体にも名前を付けた方が、「男」→「男」にするよりもいいと思いますよ。
みなさん、ご感想ありがとうございます
>>557さん、最初はシグマでケリをつけるつもりでした。
でもイレイズがニセシグマの正体を暴くためだけに出るのも…と
思いましてこういう形になりました。
バースト作者様、そうなんです、こういう形になったのはいいがイレイズが
お巡りさん化してるけどいいのかな?とか悩んではいたんですが
とりあえず投下してみました。大丈夫でしたかね?
オーバー作者様、イレイズはいつかの年表に従ってシグマ以前に地球を
守っていたということで、勇もイレイズのことを知っていた…という感じです。
オーバーの今回の展開いいですね。最初からこうしてくれればよかったのにw
ピース作者様、偽者話は良いイベント編になるのでそれなりに豪華仕様ですからねw
面白いと言っていただきありがとうございます。
フレンズ作者様、え?あれ!?フレンズ完って!!と思ったら
パワーアップするんですね。期待してます
初めまして。楽しそうなスレですね。僕も子供の頃に考えたウルトラマンを書いてみていいですか?面白くは無いと思いますが…。
570 :
バースト作者:2006/10/13(金) 00:26:56 ID:S6nA9vkN0
>>569 いらっしゃいませー。期待させてもらいますー。
>>570 バースト作者様、初めまして。あんまり期待するまでの作品ではないです…小学生の頃に考えたウルトラマンですから…。読み返せば初代ウルトラマンのリメイクっぽくなってますし…。あと、僕はパソコン持って無いので携帯から参加します。これから、よろしくお願いします。
572 :
ピース作者:2006/10/13(金) 10:42:02 ID:zeGcXTmy0
今日は体調が悪く、家で休んでおります・・・
>フレンズ作者様
新しいフレンズ登場しましたね!
人間に見せるとはにくい・・・。
パワーアップのようですが、公式てきに分けることになるんでしょうか・・?
そえでしたら19話=最終話とみていいんでしょうか。
教えてください。
>>569 大歓迎です。
オリトラをもっと盛り上げましょう(^^
楽しみにしております。
573 :
リュウラ著者:2006/10/13(金) 11:10:37 ID:2kdOYmto0
>フレンズ作者さま
ああ…びびった。帰ってきたウルトラマンの製作決定前に、セブンが帰ってくるという企画があったそうです。
ウルトラ以外でも「戦え!マイティジャック」とかありましたね。
ある種伝統芸かしら。
>>569 どうもこんにちは。既に設定盛り込みすぎて破綻してる気がするリュウラ著者です。
かく言う私も初代マンが帰ってくる企画を練っていた時期がありました。
期待してます。
あとですね皆様、二十六章なんですが、中々油がのってこないので参っております。
投下が最悪来週とかになってしまうかもしれませんので、ご容赦ください…
>>283の続き及び今現在の続き
その頃、フレンズの戦い。
ストリームバージョンとして戦いに挑むウォーター達だが、攻撃が効いていない!
さらにはゼッコロイドの高速移動においつかず、体当たりを連続して食らってしまう。
さらに赤い光球を投げつけてきた!
うまくよけるフレンズであったが、光球はブーメランのように返ってきたため、
フレンズの背中を直撃する!
ウォーター「な、なんてことだ・・」
ウッド「結構強えーじゃねえか。」
ヒート「だが負けてたまるか!」
アース「おうよ!」
そういって4人が組合、最強の光線技”フレンズ・エネルギー・バースト”を発射!
高速移動するゼッコロイドをも完全に確保!
フレンズの攻撃を受け、ゼッコロイドの姿は小さくなってゆく・・・。
ウォーター「その調子だぜー!」
ヒート「もっと力を込めるぜ!」
そういって、さらにパワーをつけ、ゼッコロイドはかなり小さな姿へとなってしまった。
ウォーター「どうする?」
・・・考えたあげく、全員で「こうしよう。」と言い踏みつけた。
あっけない戦いではあったが、宿敵を倒して満足するフレンズ。
だったが・・・。
水野「帰れない!!」
そのとき、KS地区よりやってきた鈴木や宮野らの姿が見えてきた。
しかし最終回まで面白くなかったな、フレンズ
次回パワーアップするということで頑張ってほしい
バーンの方も書いときます。
一方、負傷したまま足を引きずって移動していた天川は、暁に頼まれて彼を探しに来たさやかに発見された。
「おお、これはこれはわざわざ」
「軽口叩いてる場合じゃないわよ」
元より天川=バーンは宇宙警備隊での任務内でもしょっちゅう無茶をしては負傷しており、さやか=銀十字軍の
救護隊員のディアナにしてみればすっかり顔なじみである。とにかくサイキックケアをかけて傷を癒す。
「敵の本陣を叩くために皆集まり始めてるわ。バーン、あなたも早く合流して」
「おう、任せとけ。散々やられた借りを返してやるぜ」
577 :
バースト作者:2006/10/13(金) 13:24:52 ID:UaH8V4SN0
「574」劇場版ってなんだ。登録したときはずすの忘れてた、失礼。
578 :
フレンズ作者:2006/10/14(土) 09:26:33 ID:KtWh5tHI0
ピース作者様、はいアレはウォータ編が終わりという意味なので、最終回です。
次は2人のウルトラマンが出てくる「ウルトラフレンズ 絆 」という題名です。
なので新しいやつを書くのでお願いします。
第1話「新しい2人の巨人」魔王宇宙人サタン星人 悪魔怪獣デーモン登場
ある日USGに男が2人入隊してきた。片方の名前は天道 歩(てんどう あゆむ)
もう片方の名前は天志田 太郎(てんしだ たろう)という。
隊長「USG通称ウサギへようこそ。まあ通称は子供がつけたので心配しないでくれ。
自己紹介が遅れたな。俺の名前は春賀 月(はるか つき)だ。ヨロシクな。」
隊員「俺は嚥下 昴(えんか すばる)だヨロシク。」
女隊員「私は春乃 桜です。ヨロシク。」
隊員「俺は佐井 五郎だ。よろしくお願いします。」
天道「こちらこそ。それにしても最近異常気象が多いのはなぜなんです?」
春賀「それはなぜかはわからないが最近山で怪物が出るという話だ。いきなりで悪いが
調査してきてくれ。」
天志田「わかりました。では行ってきます。」
天道「山に着いたけど洞窟しか入れないじゃないか。どうなってるんだあの通報。」
天志田「まあ入るしかないじゃんかというわけでムーンガンもって早く行こうか。」
天道「じゃぁ無線を使って春賀隊長怪しい洞窟があったのでこの中を調査します。」
天志田「何やってんの?」
天道「ほかのことをやる場合無線で報告しないといけないんだよ万が一の場合のために。
じゃあ行くか。」
天志田「わかった。」
洞窟の中に入り歩いていくと広い場所にでた。そこには石像があった。
天道「これは一体・・・」
天志田「わからないけどこの造形を見る限り昔の守護神じゃないのかな。じゃあメモリー
ライトでとって報告しよう。」
天道「じゃあ帰るか。」
2人が帰ろうとすると、地響きが鳴り、石像に岩石がぶつかるが、逆に岩石が壊れている。
その崩れた岩石が出入り口に行き、出ることが出来なくなってしまった。
天道「なんてこった!もう帰れないぞ!」
???「ちっこれでもこの石像は壊れないか・・・」
天道「誰だ!」
???「俺の名前はサタン星人地球を支配しに来た。こんな綺麗な星をお前ら下等な
地球人にはもったいない。」
天道「なんだと!お前らがどんなに科学力があろうと、地球人には根性がある!」
天志田「天道の言う通りだ!根性が地球人の武器なんだ!それがわからないお前が下等なんだ!」
そう言うと、二人が光だし、天道は右の石像に入って、その石像は、銀、白、赤に色づき動けるようになる。
天志田は、左の石像に入り、金、黒、青、銀に色づく。
サタン星人「それならデーモン!あいつらを倒せ!」
そういうと、悪魔のような怪獣が出てき、2人を光線を出し攻撃をする。
だが2人ははじき思いっきり怪獣を蹴り飛ばす。
その後天志田が入った巨人は縦に腕を広げ、天道が入った巨人はそこに向かってジャンプし、
反動を利用し高く飛び、そのときに赤く色を変え、自分の両手を前に組み、広げ、
そこにエネルギーを集めそのエネルギーを丸くし、怪獣に思いっきり投げつけた。
そうすると怪獣は粉々に爆発する。そして天道たちは元に戻る。
サタン星人「退却する。」
天道「まてっ!逃げられたか。」
そして基地に帰ると、春賀隊長たちが天道たちが変身した巨人について話し合っていた。
春賀「あの巨人は怪物を倒したから仲間だな。昔シグマというやつとバーストとかいう奴らはウルトラマンって言ってたな・・・あの赤の巨人は実に神々しい。
ウルトラマンゴットって言う名前はどうだろうか。お前ら異議はないよな。」
嚥下「青の巨人はウルトラマンエンジェルはどうです?」
春乃「どっちも賛成!」
春賀「じゃあまたいつ怪獣が出るかわからない。出撃体制を取っておけよ。」
全員「了解!」
次回予告「別の次元を守っていた巨人と天道が出会う・・・「ゴットとウォータ」お楽しみに。」
フレンズ作者様
「ウサギ」がウケました。シグマやバーストの名が出てるところを見るに、
世界設定は繋がってるんですね。
悪いがやっぱりどうも面白くない。てか世界観いつも
曖昧だよな。石像と合体ってのは平成っぽいが他の
オリトラマンの名前だしちゃってるし。
はっきり言おう。酷い作品だと
ここでデータ。
ウルトラマンゴット 全長1.5から19メートルパワー19トンの岩石も持ち上げれる。
体重2トン飛行力宇宙までノンストップで1分で飛べる。
5分経つとエネルギーがなくなる。3分経つと黄色くカラータイマーが点滅し、
4分40秒立つと赤く点滅する。赤くなったのはアルティメットモードといい、数々の強力な技が使えるようになる。
技
エネルギーブロウ 腕にエネルギーを溜め、思いっきり拳同士をぶつけ、相手に光線を発射する。
ライジングサン 途中までエネルギーブロウと同じポーズだが、上に腕を上げ、
エネルギーの塊をつくり、そこに光線を打ち込み、無数の光線で相手を攻撃をする。
ゴットソード 光の剣を作り素早く攻撃をする。
アルティメットモード
エネルギー光弾 銃を素早く作り、巨大な弾を打つ。
ショルダービーム 肩から円盤形のエネルギーをよろいにする。
ゴットボム 相手に向かって高密度のエネルギーボールを投げる。
シューティングバスター 無数のエネルギー光弾を相手に打つ。
ファイナルボム カラータイマーあたりに巨大な高密度のエネルギーボールを作り、
思いっきりぶん投げる。この技を出すためにアルティメットモードに第一話でなった。
間違えたwwwショルダービームじゃなくて、ショルダーアーマーでした。
>>584 ここはあなたのためだけのスレではないし、フレンズ作者はしっかりと続けていて問題は何もありません。
だから、そういうレスはやめましょうよ。
フルムーンレクトしちゃうぞ。
うわっ!これをあのM78繋がりにするのかよ!?
悪夢だ・・・前みたいに別世界だったらまだ良かったのに。
なに、改悪してんの?他の作者のウルトラマンも出てしまう
可能性があると思うとゾッとするわ・・・。
ぞっとするんだったら見るのやめれば?
590 :
ピース作者:2006/10/14(土) 23:07:50 ID:fzFgG2Fm0
>フレンズ絆作者様
フレンズお疲れ様でした。
そして新作おめでとうございます!
ウルトラマンの誕生、とても奇跡的で、この二人にピッタリでしたね!
ゴッド、エンジェルという名前もまさに守護神的で良かったです。
これからも頑張ってください!
ところで隊員達はこの描写からすると、正体は知らないということでよろしいでしょうか?
こんばんわ。
>>569の者です。
>>572ピース作者様、初めまして。お体お大事にしてください。
>>573リュウラ作者様、初めまして。改めて思うと僕の作品は初代ウルトラマンの良さは無いですね…僕の作品は、いかにも小学生が考えたウルトラマンです…泣
>>578フレンズ作者様、初めまして、よろしくお願いします。
とりあえず設定だけ書いて置きます。
ウルトラマンフォルテ
身長47m
体重42,000t
M78星雲から来た宇宙人。邪悪生命体ブルーコアを追って地球にやって来た。
彼が地球で活動する為には地球人の力が必要で、自分に最も適切な地球人として「速水 大地/はやみ だいち」を選び、自分の命を半分与え、大地と一心同体となる。
外見は初代ウルトラマン(Cタイプ)に似ているが、顔つきが微妙に違い、体の模様、カラータイマーの形も違う。寒さに弱い。
インプラズマ
大地がウルトラマンフォルテに変身する為のアイテム。プラズマエネルギーを凝縮してあり、光と共にウルトラマンフォルテに変身する。
フォルテッシモインパルス
初代ウルトラマンのスペシウム光線と同じで、腕を十字に組んで、体内のプラズマエネルギーを発射するウルトラマンフォルテの必殺技。
メゾフォルテスラッシュ
プラズマエネルギーをリング状にして放つ技。初代ウルトラマンの「八つ裂き光輪」に似ているが物質を切断する力が無い。命中させ、ダメージを与えるだけ。
フォルテバリヤー
ウルトラマンフォルテが瞬時に作り上げるビームバリヤー。
サイキックアタック
敵や物体の動きを止めたり、宙に浮かせたりする念力技。しかし、この技はエネルギーを大幅に消費し、変身が解け人間体に戻っても苦しむ場合がある命をかけた荒技である。
?
チームAMKS(アンカス)AMIABLE
KEEP
SMILL
地球防衛軍が新たに設立させた特捜警備隊。東京湾沿いに基地を置き、数々の怪事件に挑んでいく。
ちなみにチームAMKSは互いに名字ではなく名前で呼び合っている。小さな事から親密度を高めているのだ。
速水 大地隊員(24)
元地球防衛軍札幌支部のエースパイロット。ある事件をきっかけに、札幌郊外の小さな航空会社に転職するが、ジェイコブ隊長にスカウトされチームAMKSに入隊する。
性格は冷静で、真面目の一点張り。地元の札幌には彼女がいて、まさに遠距離恋愛である。チームAMKSの隊員として、ウルトラマンフォルテとして戦いに身を投じる事となる。
ジェイコブ・バーナード隊長(42)
通称ジェイコブ隊長。地球防衛軍ロサンゼルス支部(アメリカ)からチームAMKSに隊長として配属される。30歳の頃までSWAT部隊に所属していた経歴を持つ。「テロには屈しない」がモットー。
シアトルに妻と娘がいる。
ロベルト・グレイシー隊員(24)
通称ロベルト。地球防衛軍ブラジリア支部(ブラジル)から配属された、さわやかな体育会系の隊員。陽気でムードメーカー的存在。
チームAMKS一の力自慢。アミーゴ(友達)を何よりも大切にする。
チャン・ボムス隊員(23)
通称ボムス。地球防衛軍ソウル支部(韓国)からチームAMKS配属されたイケメン隊員。主にメカニックを担当する。責任感が強く、涙もろい性格。
女性(特に中年層の奥様方)に人気がある。
松本 誠也隊員(19)
半年間、地元の地球防衛軍大阪支部に務めていたが、自分の腕を少々過信して、半ば強引にチームAMKSに入隊したサプライズ隊員。
(ジェイコブ隊長は彼の熱意を評価したもよう…。)アンカスガンを二丁拳銃のように扱う。関西弁で喋り、性格は、やんちゃで無鉄砲。
宮里 奈緒隊員(21)
地元の地球防衛軍那覇支部から配属されたチームAMKS唯一の女性隊員。物静かで不思議な空気を感じさせ、
ウルトラマンフォルテと知ってか知らずか、大地に非常に興味を示す。オペレーターとしてアンカスドームにいる事が多い。
593 :
ピース作者:2006/10/14(土) 23:37:03 ID:fzFgG2Fm0
>フォルテ作者様
情報お疲れ様です。
そして、このデータから見て、内容がとても楽しみです!
これからの活躍、楽しみにしております。
体調の件、ありがとうございました。
間宮 千鶴長官(45)
地球防衛軍東京支部の女性長官。冷静な性格であり、
鋭い判断で作戦指示を出し事件に対処する。チームAMKSからの信頼も厚い。
木村 吾郎博士(37)
地球防衛軍宮城支部から東京支部にやって来た天才科学者。
IQ200を誇るが、だらしがなく、まるで緊張感が無い。
チームAMKSのマシーンやアイテムのほとんどは、彼が設計、開発した物。東北弁で喋る。
フジヤマ1号
青いボディに白のラインが美しい、チームAMKSの主力戦闘機。二人乗りで最高時速はマッハ2を誇る。
ミサイル、レーザー砲を装備している。ちなみに同機は3号まであり、ボディに書かれた数字で見分ける。
ブシドー
チームAMKS専用車。最高時速700km。主にパトロールに使用するが非常時には回転灯を回し、
サイレンを鳴して現場に急行する。レーザー砲とミサイルを装備している。
ドリルニンポウ
吾郎博士が、地底探査用に開発したドリル戦車。ミサイルやレーザー砲も装備され、
地上戦で戦車としても使用出来る。
ダイバーオカメメ
チームAMKSの四人乗り潜水メカ。最大水深2万mまで潜水可能。水中探査や水中戦で活躍する。武装は水中ミサイルのみ。
ヨコヅナ
チームAMKSの専用バイク。最高時速は300km。
AMKSドーム
東京湾沿いの元工業地帯に存在する地球防衛軍東京支部と、チームAMKSの巨大基地。
595 :
フォルテ作者:2006/10/14(土) 23:57:00 ID:CDt4TGj2O
長々と設定を書き、すみませんでした。
>>593ピース作者様、こんばんわ。レスありがとうございます。頑張りますo(^-^)o
ウルトラマンバースト 25 湧かない力
触腕怪獣・ヒドロス、極寒怪獣・ガーダン、強襲怪獣・ドルバ、リモコン怪人・ガゴス星人 出現
深夜のN-BIDベース。
自室で寝ていた公平は、夢を見ていた。
その夢に、公平=ウルトラマンバーストの宇宙警備隊での先輩・ウルトラマンイレイズが現れた。
厳密には公平自身の夢ではなく、光の国からテレパシーによる連絡が来たのである。
「それは・・・」
嫌な予感がした。その予感は当たっていた。
宇宙警備隊への帰還命令である。
「俺、著しく体力や精神力を消耗してるわけでも、地球人に正体がばれたわけでもないんですけど・・・」
「判っている。解任ではない。別の星への転属だ」
「・・・転属ですか」
「宇宙警備隊は地球の平和だけを守っているわけではない。状況によっては他の悪化している戦局の打開を優先
しなければならないこともあるのだ」
しかし、そういうイレイズも地球勤務からの解任を促された際には(促した上司は偽者で正体はシュトローム
星人だったが)かなり我を張って食い下がった。そのことを思い出し、今後任に対して同じ事を言っている
自分にちょっと嫌気がさすが、それはイレイズ個人の問題である。
近いうちにお前は地球を去らねばならない、それまでに身辺の始末をしておけと伝え、イレイズは夢から去った。