1 :
名無しさん:
2 :
名無しより愛をこめて:2006/08/07(月) 22:20:57 ID:PP1Lr0Ja0
嫌です
久しぶりに来たら、もう新スレなの?しかも、前スレは500足らずで容量いっぱいって…ライターの皆さんの、熱い思いと才能を感じました。
また足を引っ張る事もあると思いますが、頑張らさせていただきます。
マーゴドンとユニジンの日記も書いてたりします
ゴライアン、異次元行かせるんじゃなかったと今更後悔していたりします
これからもウルトラマン0から次々と参戦させるんでよろしくお願いします
↑そして今回のスレッドを立ち上げた人でもありますが…
>アンドロ警備隊の日記の作者様
いつも力作をありがとうございます。
「足を引っ張る事もあると思いますが」って(^_^;)…気にしないでお互い頑張りましょう。o(^−^)o
>ゴライアン&グレートの日記の作者様
マーゴドンとユニジンの日記も書いているとの事でありがとうございます。
ゴライアンは無事に異次元から戻って来れるでしょうか?
『ウルトラマンSTORY 0』のキャラの参戦は大歓迎!今後誰が出てくるか楽しみです。
私とウルフとマルス、そしてゾフィーの4人で、しばらくアンドロ国に行っていた。
言うまでもないが、別に夏休みをとって帰省していたわけではない。ジュダに関する調査のため、氷の神殿にある資料とコンピューターでは手狭になったので戻ったのだ。本部に連絡するより、こちらの方が遙かに早いし確実だ。
ファイタスの遺体も持っていった。
ゴライアンが復活したことだし、ファイタスも何とかなるんじゃ…まぁ、兄馬鹿と言われればそれまでだが。
ファイタスの蘇生は、それほど難しくはないらしい。が、コスモテクターの損傷がヒドいため、任務に戻るには時間がかかるらしい。
ただ、ファイタスにも本来の任務があり、今後はそちらに赴く事になるという。
まぁ、仕方がない。非番で遊びに来ていたのを、こちらの都合で残っていてもらったわけだし。
最新式のコンピューターと資料をアンドロ艇に積み込むと、地球にいるガイア達から連絡が入った。
ボガールモンスの大群だと!?早く地球に戻らねば…と思ったら、
「いつも言っている事だが…光の申し子や、若き戦士達を信じられよ。こちらの事は、我々が何とかする。久しぶりの帰郷。ゆっくりしてこられると良い」
と、壬龍に言われた。
お言葉に甘え、私とゾフィーは病院に向かった。ウルトラノイローゼの、その後の経過を見てもらうためだ。
私もゾフィーも、経過は良好。ただし、いつ再発するかはわからないので、あまり考えすぎないようにと医者に言われた。また、適度にカウンセリングを受けるようにとも。カウンセリングは、フロルや夕子クンに頼もうか。
薬をもらい、アンドロ艇に戻った我々は、再び地球を目指した。
>>4 幅広い知識からなる作品、いつも楽しく拝見してます。僕も
>>5さん同様、0ストーリーから更に広がったこのスレの世界観を楽しみにしてます。
>>5 スレの立ち上げと暖かいお言葉、ありがとうございます。
m(_ _)m
励みになりました。
そういや、Part5になって初めてですね。ライター同士、このように挨拶を交わすのって。
8 :
ガイアの日記:2006/08/10(木) 15:33:33 ID:ejJUHcrl0
子供シャザック、ゾンネル、ギール、ティグリス、姫矢さんを連れて氷の神殿に戻った。
前後するようにメロス、ウルフ、マルス、ゾフィーが戻ってきていた。
ジュダに関する調査でアンドロ国のコンピュータを使うために外出していたそうだ。
姫矢さんの帰還に喜んだのは孤門と西条副隊長。姫矢さんのリハビリに協力するとか。
ゾンネルとギールをメロス、ウルフ、マルス、ゾフィーに引き合わせ、ボガール軍団との戦いに決着がついたと報告。
「ガイアとアグルから話は聞いている」(ゾンネル)
「暫くはこの南極で世話になるが宜しく頼む」(ギール)
ウルフとマルスは「また神殿内が騒がしくなるな」と苦笑。
僕たちが使っている部屋で、壬龍はメロスとゾフィーとの会話を明かしてくれた。
メロス、ウルフ、マルス、ゾフィーはアンドロ国に行く時にファイタスの遺体も持って行ったそうだ。
蘇生は難しくないがコスモテクターの損傷が酷くて任務に戻るのに時間を要するらしい。
あらら…本来の任務中の非番で遊びに来てそのまま残ってもらったから申し訳ない気分だ。
メロスとゾフィーはアンドロ国の病院でウルトラノイローゼの経過を見てもらったとか。
2人とも良好だけどあまり考え過ぎない事とカウンセリングを受けるよう言われたそうだ。
子供シャザック、ゾンネル、ギールが何の事?と聞いてきたので、これまでのメロスとゾフィーの事情を説明した。
あまりにも信じられないと驚いたようで…
「そんな長患いなら…一生付き合わねばならないんだろうな」(ゾンネル)
「宇宙警備隊の隊長ともあろう戦士が闇の者と手を結ぶ事はあってはならない事だ」(ギール)
「大変だね…何とかしてあげようよ」(子供シャザック)
メロスとゾフィーのウルトラノイローゼが完治するように協力してあげなくちゃね。
9 :
マックスの日記の人です:2006/08/10(木) 17:12:17 ID:HcjBW7Ut0
僕も精一杯頑張りますのよろしくおねがいします!
氷の神殿に帰ってきたら、何やら見慣れぬ顔が増えていた。ゾンネルとギールと言うらしい。
話には聞いていたが、会うのは初めてだ。
何でも、しばらく神殿にとどまるという事らしい。
また騒がしくなりそうだな。別にいいけど。部屋は余ってるし、何より賑やかなのは歓迎だ。
壬龍はメロスやゾフィーと話があるらしく、ゾンネルとギールを連れてガイア達の部屋に行った。
ウルフは、
「おニューのコンピューター、ちゃんと繋いどけよ。3人の中でお前が一番若いんだから、この位の接続は簡単だろ?」
と、ビデオのタイマー予約のセットが出来ないお父さんのような口振りで、俺に全てを押し付けた。
娘に嫌われるタイプだな。あの先輩様は。
そんなわけで、俺は今、コンピューター室に閉じこもって配線を行っている。
「おかえり、マルス」
うるせーガキが来やがった…。何のようだ?
「新しいゲームの事なんだけど…」
トレーニングに付き合わせた約束のソフトなら、こないだ買ってやった1個だけだぞ。
「それはわかってるよ。けど…決められた時間(1日1時間)をオーバーしたのを、姉さんにバレちゃって…取り上げられたんだよ」
知るか!自業自得だ。
そんな事まで面倒見きれるか。
「で、姉さんに問い詰められて、マルスに買ってもらった事、つい…」
って、この馬鹿!何で、そんなに口が軽いんだ!
って、そんな事言ってる場合じゃない!フロルに見つかる前に、今すぐ逃げなければ…。
トラン、俺は今からパトロールに…
「あら、マルス。おかえりなさい。ちょっと、話があるんだけど…」
…遅かったか。
みんな・・・暇だねぇ
今日は超ヒマwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
むしゃくしゃしたからティムポをいじりますたwwwwぶしゅぶしゅw
ジュダ様・・・いやジュダが命令してきた。うっせー貴様の命令なんて聞くかクズ
剣で切りかかってきたが痛くねえwとりあえず切り返してぶっ殺した。
よえーwww・・・ロボットかも・・・ち、ロボットか。
本物を見つけたんで殺した。偽者がピグモンなら本物がハネジローかw
ど っ ち も よ え ー
13 :
アグルの日記:2006/08/10(木) 23:20:40 ID:TU/VxNYX0
ガイアと一緒にXIGに提出するボガール軍団事件の報告書作りのために氷の神殿のコンピュータ室に行った。
すると見慣れないコンピュータが…壬龍がメロスから聞いた話では新型コンピュータを貰い受けてきたのだとか。
「完全に繋いでないみたいだよ」とガイアが言うのでどうしようか考えていると、疲れた様子のマルスが来た。
ウルフに新型コンピュータのセットアップを押しつけられた際、トラン王子が来たそうだ。
トラン王子はマルスとのトレーニングの後で買ってもらったゲームソフトをフロル姫に没収されたとか。
この事でトラン王子共々フロル姫から説教されたらしい。何とまぁ…
新型コンピュータのセットアップに協力すると申し出たら、マルスは「助かるよ」と微笑んだ。
光量子コンピュータ・クリシスのセットアップに関わった事があるから、こういうのは朝飯前だ。
配線を繋げて…電源を入れて画面を確認して…異常なし!早速報告書を作ろう。
ウルトラの父と共に、俺様は今この世界の宇宙警備隊の特訓を受けている
5回ほど特訓中に死に、ワン・ターr・・・じゃなかったウルトラマンキング老師の世話になった
へへへへへ、生まれ変わった俺様なら船も戦車も一ひねりだ
いや元から一ひねりだがそのへん気にすんな
ウルトラの父「ゴライアンよ、お前はこの世界で後400年修行を積むのだ」
押忍!!
15 :
壬龍の日記:2006/08/12(土) 23:30:46 ID:Kylv4jRe0
ゴライアンの事が気になり、久々に会おうと思い立った。
ガイアから聞いた話ではNEOMATが謎の振動に襲われてキリヤマ殿と吉村殿以外の全員が異次元に飛ばされたとの事。
そこで岸田殿(旧MAT)城野殿(UGM)チャールズ殿(UMA)を招聘したそうだ。
…という事はゴライアンも一緒に飛ばされたのだろうか。
念のため龍玉でゴライアンの消息を探った。戦士が存在しない次元世界に飛ばされたらしい。
早速事情を聞こうとゴライアンがいる場所に行ってみた。
ゴライアンは戦士が存在しない次元世界で特訓中だった。
久しいな、ゴライアンよ…
「壬龍?!何でこんなところに来てんだよ!」
ゴライアンは私の来訪に驚きつつも自分をその次元世界に飛ばしたのがウルトラの父だと話してくれた。
クトゥルフの怪獣たちとの戦いに備えてとの理由で現在はその次元世界の宇宙警備隊の特訓を受けているそうだ。
特訓中に死ぬ度にキングに蘇生させてもらったそうで、ウルトラの父から「後400年修行を積め」と言われたとか。
それだと光の申し子≠スちを始めとする地球生まれの戦士たちはこの世にいないぞ…と思ったのは内緒の話。
せっかくなのでゴライアンに手合わせを申し出た。
「壬龍との手合わせ、一度やりたかったんだ」とゴライアンは嬉しそうだ。
私は怪獣の姿のままだとゴライアンと釣り合わぬので人間の姿になる事にした。
人間体のモデルは宅配会社らくだ便の清水殿…かつて破滅招来体の怪獣と戦った人間に敬意を表して。
「人間の姿の壬龍も面白そうだな」とゴライアンは苦笑しつつも早速やろうか!と構えた。
その意気やよし!壬龍、いざ参る!
16 :
壬龍の日記:2006/08/13(日) 00:13:28 ID:Zow7XcnY0
(
>>15の続き)
私はゴライアンの繰り出す拳をかわしつつ足払いをかけた。
ゴライアンは私の足払いをかわして受身を取り、我が顔目掛けて蹴りを出す。
私は身を屈めてかわした後、ゴライアンを背負い投げ。
「まだまだ!」とゴライアンは戦士の基本技ともいうべきスペシウム光線で攻撃。
私が手から雷撃を発して相殺させると「そんなのありか!」とゴライアンは驚いた様子。
人間の姿になっているとはいえ怪獣の姿の時の能力は健在なのだ。
「こうなりゃこれで決着だ!」とゴライアンは鉄拳を放とうとした。
甘いな…私はクロスカウンターと見せかけてゴライアンの顎を肘で打った。
ゴライアンは「イテテテ…参った!」と顎を抑えて降参宣言。
「そこまで!」との言葉に振り向くと…キングとウルトラの父がいた。
私は怪獣の姿に戻り、キングとウルトラの父と挨拶を交わした。
ウルトラの父は「人間体で手合わせとは意外な事をやるな」と言った。
私は、ゴライアンに後400年は修行を積めと言った理由をウルトラの父に問うた。
宇宙警備隊の一員としての自覚を持ってほしいためらしい。
「メロスやガイアたちに宜しく言っといてくれ」とのゴライアンの伝言を預かり、私は氷の神殿に戻った。
だが…ウルトラの父とキングの雰囲気に何となく違和感を感じるのは気のせいか?
負けた・・・あれだけ特訓して・・・負けた・・・
馬鹿な、俺様はあっちの世界にいた頃壬竜とならそこそこ互角に戦えるはずだったのに・・・
父「ゴライアンよ」
父、俺様はなんでこんなに弱くなったんだ?
父「特訓はまだ始まったばかりだぞ、泣き言を言うな」
・・・・ウス!!やらしてもらいやす
異世界のウルトラの父の日記
色々の世界があるので、色々な考えがあるのは道理
世界によって同じ人物でも色々な性格を持っているのだ
ゴライアンは特訓に良く耐え、順調に鍛え上げられている
実はこの前来た壬竜殿には彼には失礼だが今のゴライアンと戦うと調子に乗ったゴライアンに殺されかねんので、キングと後ろからエネルギーを送っておったのだ
ちなみに力は継続しているはずだから向こうに戻ってもパワーアップしたままのはず・・・
まあ、黙っておいても力が上がって迷惑がるものもいまい
ゴライアンよ、後400年、しっかりと鍛えるのだぞ
18 :
壬龍の日記:2006/08/13(日) 23:39:55 ID:C9yGGlEs0
ゴライアン、ウルトラの父、キングと別れて異次元世界から氷の神殿に戻った。
皆にゴライアンの近況を話そうと捜していると、ある場所から声が聞こえた。
光の申し子≠スちと私、ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネルが使う部屋。
ギールとゾンネルが来た事で以前の部屋が手狭になり別の広めの部屋に移ったのだ。
ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、マーゴドン、グローカービショップがいた。
聞けばザムシャーを別次元に追放したがっているアグルのために陰から助けたいとの事。
これはアグルとザムシャー2人の問題だが…ここは彼らの話に一枚噛んでみるか。
我ら怪獣組で話し合っていると何やら騒がしい。
騒ぎの出所に行くと、ウルフとマルスが口喧嘩の最中。
メロス、フロル姫、トラン王子と光の申し子≠スちが宥めようにも手出し出来ないらしい。
ここは私に任されよ…私は清水殿そっくりの人間体になり、ウルフとマルスに近づいた。
何があったか知らぬが口喧嘩も大概にしろ!
人間体の私に驚いたウルフとマルスの隙を狙い纏めて壁に叩きつけた。
するとその壁が壊れ、さらに1つ向こうの壁にウルフとマルスが激突!
「壬龍の人間体は久々に見たけど…凄い事するね」(ガイア)
(光の申し子≠スちは我らが氷の神殿に来る暫く前に私の人間体を見た事がある)
メロス、フロル姫、トラン王子と光の申し子≠スちは私の行動に唖然とした様子。
あの異次元世界にいた事で私の能力に変化があったのだろうか。
報告書の作成を終えたガイアとアグルは、コンピューター室から出ていった。
それにしても、アグルのコンピュータの知識は凄いな。アンドロ国のコンピューターは地球の物とは勝手が違うのに、
「ちょっとの応用ですよ」
とか言いながらちょちょいのちょいだよ。おかげで、ほとんどやってもらっちゃった。
どこぞの赤いオッサンとはエラい違いだ。これからは、コンピューター関連の事は彼らに聞くとしよう。
「よぅ、マルス。終わったか?」
などとノンキな事を言いながら、赤いオッサンが部屋に入ってきた。
終わったか?じゃねーよ!!
「何だ。アグルに手伝ってもらったのか。使えん奴だ」
うっせー。自分は何にもしなかったくせに…。
「マルス。大先輩に向かって、その口のなんだ!今から、お前の性根を叩き直してやる!!」
おもしれー。今日こそ決着をつけてやるぜ!!
「お前達!何を騒いでるんだ!?」
メロスとフロル、そしてトランがすっ飛んできた。
止めないでくれ!今日という今日は、隊長と言えど口を挟まないでくれ!!
すると、メロスの後ろから1人の人間が…って、誰だアンタは?
なんて事を考えてたら、俺とウルフは簡単に吹っ飛ばされ、壁を突き破って隣の部屋に…。
「大概にしろ!!」
と叫びながら、そいつは正体をあらわした。…って、壬龍かよ!!
「まったく…まぁいい。それより、緊急のミーティングだ。全員、司令室に集合だ」
と、メロス。いつの間にか、ガイア達も来ていた。
「それから、罰としてウルフとマルスは、後から壁の修理をしておけよ」
何で俺達が!壬龍が俺達を投げ飛ばしたから…
「文句あるのか?(睨)」(メロス)
…ありません。ごめんなさい。
メロスの後に着いて、俺達は司令室に向かった。
「何で、ウルフとマルスって、いっつもああなんだろ?」(ガイア)
「喧嘩するほど…って奴だろ。何にせよ、2人にとっては日課みたいなモンだからな」(アグル)
おめーら、丸聞こえだよ。そういう話は、本人のいない所でやってくれ。
司令室に入ると、すでにゾフィーを中心に西条クン達がいた。
メロスはゾフィーの隣に立ち、
「全員揃ったな。みんなに集まってもらったのは他でもない。ジュダが、配下のバルキー星人に殺されたという情報が入った」
と言った。
メロスの言葉に俺やウルフ、フロル以外全員がざわつき始めた。
へぇ〜ジュダが死んだってか。そうですか。
「3人とも…何でそんなに落ち着いていられるんですか?」
と、ガイアに聞かれた。そりゃまぁ、俺達アンドロ警備隊は、みんなと出会うよりもず〜っと前からジュダと戦い続けているからな。
「そうだ。奴が死んだなんて報告、アテになった例なんてあるか。どうせまた、今度も死んだふりに決まってる」
と、ウルフ。
ま、そういう事。奴に関しては、これからも調査と警戒を続けなきゃならん事には変わらんのよ。
…って、そんな事はメロスもゾフィーも百も承知のはずなのに、何で今更わざわざミーティングなんぞ開くんだ?
「ウルフやマルスの言う通りなんだが…今回は、そればっかりじゃなさそうなんだ…」
と、メロス。
一体、何があったんだ?
メロスの言葉に続いたのはゾフィーだった。
「この地球には、我々ウルトラ兄弟のサポートをするために、宇宙警備隊の一般隊員も何人か送り込まれている。その中の…私が知る限り4人の隊員が、何者かによって殺されたらしい。
日本にいるティガに遺体の1つを調査してもらったんだが、どうやら死因はパーチクルガンによる物らしい」
何者かって…そんな物騒なモン持ち歩いてる奴、1人に決まってんじゃねーか。
…ジュダの姉・ギナが生き返ったのか。
「うむ。となると、さらにはモルドも復活した…と考えるのが自然だろう。そしてジュダの件…この2つが偶然だとは思えない」
と、メロス。
なるほど。あの三兄弟が結束してグアをも蘇らせたら、恐ろしい事態だ。
「ちょっと待って下さい」
そう挙手をしたのは、アグルだった。
「その前に、俺達はザムシャーを何とかしたいんだけど…」
「わかっている。君達は、ザムシャーの方に当たってくれ。ただし、それが終わり次第、いつでもこっちに戻れるようにスタンバっておいてくれ」
「了解!」
メロスの言葉に、ガイアとアグルが返事をした。
「西条クン達は、奴ら三兄弟の調査だ。ここのコンピューターの使い方は、後からフロルが説明してくれる」
と、ゾフィー。
…あの〜俺とウルフは?
「お前達は、壊れた壁の修理だと言っただろう。さっさと片付けて、お前達も調査に入れ」(メロス)
…はい。
22 :
壬龍の日記:2006/08/14(月) 18:22:17 ID:qGORj+r70
ウルフとマルスの口喧嘩を力ずくで収めた後、戦士たちは緊急ミーティングで司令室に行った。
龍玉が光ったので見ると…グア3兄弟(モルド・ギナ・ジュダ)が暗躍しているのか!
しかも地球に送られた宇宙警備隊員に犠牲者が出るとは…由々しき事態だな。
ともあれ、ウルフとマルスが哀れなので2人が戻る前に壁の修理をした。
ウルフとマルスが戻ってきたので壁の修理をした旨を告げると…
「助かった〜…どうなるかと思ったよ」(ウルフ)
「ウルフが俺に新型コンピュータのセットアップを押しつけたからこんな事態になったんだろうが!」(マルス)
またもや口喧嘩。マルスはウルフに対し『将来子供に嫌われるおっさん』と爆弾発言。
この言葉にはさすがに笑ったが、収拾がつかぬので雷地獄フルコースを浴びせて黙らせた。
ウルフとマルスは半焦げ状態。
騒ぎを聞いて駆けつけた光の申し子≠スち、メロス、ゾフィーに事情を話すと…
「まるで子供だね」(ガイア)
「頭痛がしてきた」(アグル)
メロスとゾフィーは溜め息をつきつつ顔を見合わせた。
ゴライアンからの伝言を伝え、ゴライアンがウルトラの父とキングから異次元世界で400年修行せよと言われた事を話した。
「400年?!一生会えないのかな…」とガイアは残念がっていた。
光の申し子≠スちやノアの力を受け継ぐ者たちなど地球生まれの戦士たちは長くて100年以上しか生きられない。
とりあえずゴライアンの加勢は諦めた方がよかろうと言っておいた。
23 :
壬龍の日記:2006/08/14(月) 23:51:08 ID:I4N1Iv1m0
ゴライアンがいる異次元世界より帰ってきてから気になる事がある。
異次元世界のウルトラの父とキングに感じる違和感…私をも圧倒するほどの威圧感だが豪放磊落…どういう事か?
「お気づきのようだな、壬龍殿」…異次元世界のウルトラの父か。
「世界によって同じ人物でも様々な性格を持つ…私で言うならそちらの世界のウルトラの父とは違う性格を持っている。
実は先日壬龍殿とゴライアンの手合わせの時にキングと一緒に壬龍殿に力を与えておいたのだよ」
…どういう事だ?
「今のゴライアンだと調子に乗って壬龍殿を殺しかねないからね。
そちらの世界に戻っても力は継続しているはずだからパワーアップした状態のはず」
なるほど…道理で私の能力に変化があったのかと…
ゴライアンに後400年は修行を…との事だが地球生まれの戦士たちの寿命は長くて100年以上。
一生会えぬのかとガイアが残念がっていた…
「それは申し訳ない…だがゴライアンの特訓は順調に進んでいるから心配せずともよいぞ。
そちらの世界の戦士たちと怪獣たちに宜しく伝えてくれ」
異次元世界のウルトラの父…感謝する。
ギナ、モルドの復活…いや、それより恐ろしいのは、後にジュダと合流してグアを蘇らせる事。こればかりは、何としても防がねばならん!!
そんな事を考えていると、再びコンピューター室から叫び声が。ま・た・ア・イ・ツ・ら・か!!
ゾフィーと2人でコンピューター室に向かうと、壬龍の足下に黒こげになったウルフとマルスが倒れていた。
何事かと、壬龍に事情を聞いた。…ハァ。何やってんだか、このバカチンが…。
「そなたも、世話の焼ける部下を持ったな」
と、壬龍。ありがとう。けど、もう慣れたから…。
それと、壬龍。あなたの気持ちはわかるが、あまりこの2人にいらぬ情けを掛けんでくれ。
ウチにはウチの躾があるし、何よりこの2人のためにならない。
「なるほど…」
壬龍は、下で倒れている2人をチラ見してからうなずいた。
「この2人を見ていたら…そなたの言葉に納得せざるを得ない。この2人に、甘やかしは逆効果のようで」
正しく言えば、トラン王子も含めた3人だけどね。
「それより、この2人はどうするんですか?」
と、ガイアに聞かれた。
どうもこうも…とりあえず夕子クンに治療してもらって、頭から水でもぶっかけて叩き起こすさ。
その後は罰として…シュミレーションマシーンの「壬龍コース」の超上級者モードにでも放り込んで、小一時間ほどトレーニングをやってもらうかな。
喧嘩する力と元気が有り余ってるなら、このぐらいでちょうどいいだろう。
「メロスって…時々、誰もが思い付かないような怖い事考えるよな」
当たり前だ。でないと隊長職は…特にウチのような個性派(悪く言えばワガママ)揃いの部隊を率いる事は出来ないからね。
く……ボガールとの闘いのキズがまだ癒えん。
ギナとモルドがよみがえったのはボガールを完全に消滅させたからだろう。
二人の魂まで胃袋に収めていたあいつが死んだから・・・よみがえった
ボガールは一時期ジュダを捕食するために行動していたときがあったが
グアの力を手に入れたいがための事だったのだろう。
ん……キサマはヤプール!!・・・そうかジュダたちやアルゴ、ボガールも全部お前の・・・・・
「あいつらは私を利用しようとした。だから我々もあいつらを利用してやったまでだ!」
く……逃がさん!奴がグアの力を手に入れたら最も酷い事が起こる。
私も地球へ行くとするか・・・。
26 :
ガイアの日記:2006/08/15(火) 21:42:40 ID:358s9O4E0
緊急ミーティングの後、僕とアグルはザムシャーの件を優先したいと申し出て許可された。
アグルは何が何でもザムシャーを別次元に追放したいと考えているので早いうちに実行させないとね。
壬龍のところに行こうとした時、コンピュータ室から悲鳴が!
アグル、メロス、ゾフィーと一緒に急行すると…壬龍の傍でウルフとマルスが半焦げ状態で倒れていた。
新型コンピュータの件で口喧嘩になり雷撃を浴びせて黙らせたそうだ。
壬龍はメロスに「いらぬ情けをかけるな」と言われたとか。
ウルフとマルス(&トラン王子)への甘やかしは逆効果になりかねないかららしい。
ウルフとマルスをどうするか、メロスに聞くと…
夕子さんに治療してもらったらバーチャルシステムの『壬龍コース・超上級者モード』でトレーニング?
メロスって時々誰もが思いつかないような怖い事考えるよね…と、アグルとゾフィーと顔を見合わせた。
「バーチャルシステムに私のコースが入っているのは光栄な事…それでウルフとマルスに極上の地獄を味わわせてやろう」
壬龍はこう言って不気味に微笑んだ。怖いもの見たさで見てみたいような(^_^;)。
とりあえず、ウルフとマルスを医務室へ運ぼう!
27 :
アグルの日記:2006/08/15(火) 22:49:55 ID:HRBf8EJh0
ウルフとマルスを医務室に運んだ後、ザムシャー対策のために氷の神殿の外に出た。
ブレスレットを変化させたカード手裏剣の結界を地面に描こうとしたら、遠くで声が聞こえてきた。
ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、マーゴドン、グローカービショップがいた。
何を話しているのか聞くとザムシャー追放の手伝いをしたいとかで壬龍も協力してくれるらしい。
これは俺とザムシャーの問題だが「それでも手伝いたい」と口々に言う彼らの気持ちもわかる。
その時、一筋の光と共に何かが落ちてきた。見れば何とウルトラの父が傷だらけ!
ボガール軍団にやられたと聞いたけど無事だったんですね!
「それどころではない…ヤプールが動き出した」…敵はグア3兄弟(モルド・ギナ・ジュダ)だけじゃないのか!
ウルトラの父が言うにはグア3兄弟やアルゴ星人、ボガールがヤプールを利用しようとしたらしい。
「ヤプールがグアの力を手に入れたら最も酷い事が起こる…急ぎ知らせたかった」(ウルトラの父)
そこへ壬龍が来たのでウルトラの父に会わせた。
「この次元世界のウルトラの父…無事であられたか」との壬龍の言葉に何の事か聞いた。
壬龍はゴライアンに会いに異次元世界を訪ねた際、異次元世界のウルトラの父とキングに会ったそうだ。
とにかく氷の神殿の医務室へ!
ウルトラの父「ゴライアンよ」
は!なんでしょう
ウルトラの父「よくぞ400年の修行に耐えぬいた、今ならばお前はいかなる豪傑、卑怯者、罠にぶつかっても撃ちぬけるだろう」
父、感謝しております
ウルトラの父「行け!ゴライアンよ!凶悪な宇宙人達から、己の世界の人々を守るのだ」
はは!!
今の「私」なら単独で異次元突破もできる、行くぞ!クトゥルフ、目に物見せてやる
・・・ふ、懐かしい我がふるさとだ
400年たっても、何も変わっていな・・・
コバ「ああ!ゴライアン!」
え?コバ君!?なぜ君が生きているんだ?
コバ「え?だって、特訓の最中に君が死んだ時に分離させてもらってたんだよ、それで今時空から戻って宇宙パトロールを・・・」
いやそれはいいとして、なぜ君は寿命で・・・まさか、そうか、「時空」を400年分私が過去に飛び越えたのか
なるほど、じゃあこっちはまだ全然時間がたってないわけだな
む?なんだお前らは?
「ウルトラマン、クウ」
ボガールとかいうやつだな、邪魔だ、どけ・・・などと言って聞く頭は無いか
「クウ」
いいだろう、ひさ〜しぶりに
「俺様」も戦いたかったところだ
ゴライアンダイナミックストームスペシャルパーーーーーーンチ
「うぎゃあほ」
一発で風船が爆発するように破裂しした
ウルトラマンゴライアン、ここに帰還せり!!
クトゥルフ!首を洗っておけえええええ!
おっと医務室へ向かう諸君!私の相手をしてくれ。
ガイア「いつのまに!」
お前には関係ないだろう。
おっとフォトンストリームか?そんなへなちょこ攻撃痛くもねえな。
アグルとの合体技wおりゃー電磁鞭!
一発で二人をボロボロに出来るとはなw
この二人がいなくなったら雑魚と怪我人だけだ。
壬龍「何故こんな事を・・・・」
ヤプールとクトゥルフとか言う奴に全滅させたら宇宙をあげるといわれたのだ。
さて全員そろってあっちへ行きやがれ!!!!!ガキ−ン!
ちいいいい!ザムシャー!俺の邪魔をする気か!
ザムシャー「アグル、お前には迷惑を掛けたな。しかし……生きて帰れたらお手合わせしてくれ」
貴様など物の数ではないわ!!ザラブ!奴らを追え!
ザラブ「そう急ぐなテンペラー。ナックルもガッツも私ももうちょっと楽しみたいのだよ」
ちぃ!ザムシャー!貴様の剣など効かんわ!
クトゥルフの悪意によってパワーアップした私には星斬丸など痛くも痒くもない!
ふふふふふふふ、がははははははははははははははは
テンペラー星人「なんだこの笑い声は」
ガッツ「誰か狂ったのか?」
ザラブ「いや、そう言うわけじゃないだろう」
ナックル「こんな馬鹿笑いするウルトラ戦士、いたか?」
ガッツ「いや全部と戦ったわけじゃないからどうにも・・・」
やられ役の噛ませ犬宇宙人共!そこまでだ!!
テンペラー「んだとこらあああああ」
ザラブ「てめ言っていい事と悪いことがあるぞ」
ガッツ「出て来い!ぶっ殺してやる!」
とおおおう!!
ナックル「誰だお前は」
ザラブ「でかいなりしてるだけの雑魚だろう」
ウルトラマン・ゴライアン!悪党連中を皆殺しにするためただいま参上!!
全員「はははははっはははははっははお前がパワーアップした俺達を皆殺し?」
ナックル「寝言はねてい・・・あれ?ザラブは」
ガッツ「おい・・・お前の後ろの、その・・・二つに切られてるのは、なんだ?」
さあ
ガッツ「なんだと聞いて・・・」
俺様の華々しいデビューの始まりだ!
ガッツ「ぎゃあああああああああああ」
31 :
壬龍の日記:2006/08/16(水) 15:09:17 ID:rwzAJs9m0
我らのいる次元世界のウルトラの父を氷の神殿に運ぶ途中、背後から声が。
「医務室へ向かう諸君、私の相手をしてくれ」
テンペラー星人がいつの間にか入ってきていた。
光の申し子≠スちが叩き出そうとしたが、逆にテンペラー星人の鞭攻撃で怪我をした。
テンペラー星人を問い詰めるとヤプールとクトゥルフに「戦士たちを全滅させたら宇宙をあげる」と言われたとか。
そうはさせるか!私は光の申し子≠守るべく間に立った。
そこへザムシャーが飛び込んできた。
「アグル、お前には迷惑を掛けたな…生きて帰れたらお手合わせしてくれ」
ザムシャーの言葉に「わかった、生きろよ!」と力強く頷くアグル。
見ると光の申し子≠スちの身体が光り、テンペラー星人にやられた傷が消えていた。Qゾーンでの特訓の効果か!
「さっきはよくもやってくれたね!」(ガイア)
「俺たちの力をへな猪口だと?笑わせるな!」(アグル)
光の申し子≠スちを怒らせると怖いぞ…地球の意志を預かる者ゆえ、その気になれば…
ガイアとザムシャーに戦士たちに知らせるよう頼み、私はアグルを背に乗せて走った。
追うはテンペラー星人の他、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人…やはりヤプールとクトゥルフの差し金か。
私とアグルはテンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人を氷の神殿の外に誘き出した。
その時、私とアグルの背後で爆発音が!
見るとテンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人が爆風で舞い上がった雪に埋もれてもがいていた。
「よし、OK!」(ギール)
「『雪中魚雷作戦』とりあえず成功だな」(グローカービショップ)
アグルには内緒にしていたが、ザムシャー対策に『雪中魚雷作戦』を立案したのだ。
ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、マーゴドン、グローカービショップとの協力で出来たものだ。
マーゴドンが雪に埋もれたテンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人を氷づけ。
「俺を怒らせた罰だ!お前ら全員異次元で凍えて死ね!」
アグルがカード手裏剣で作った結界を発動させる。
テンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人は結界に吸い込まれて消えた。
戯け者どもが…二度と来るでないぞ!
ゴライアン!ジャーマンスープレックス!
ガッツ「ひでぶ」
ナックル「きさまあああああああ」
ぐはああ
テンペラー「なめくさりやがって!思い知れええええええ」
ぬうおお
ナックル「どうした?その程度か?」
テンペラー「勢いだけかよ、死ね!ゴミが」
いや、お前はもう死んでいる
テンペラー「何?なんだ、か、体が、そうか、フォットンストリームが俺の体に・・・、痛く無かったんじゃない・・・痛覚が感じ取れないほど・・・」
腕のいい板前の切った魚は、切られた後でもしばらく泳ぐって言うからな
テンペラー「おのれええええええええええええ」
さて、一人になっちまったな、ナックル星人
ナックル「貴様なんぞ俺一人で十分だ!!死ねええええええ」
バキイイイイイ
ナックル「オラオラオラオラアアアア」
バキ、ガス、ドカ、バキ
ナックル「ふん、どうした?腕が変な方に曲がってるぞ?」
ふふふ
ナックル「気が狂ったか?」
自分の腕、よーく見てみろ
ナックル「・・・・あーーーーー俺の腕が、腕がアアアアア」
すまねえな、間接なんてとっくの昔に逆に曲げれるようになってんだ
ナックル「う、まだ俺には星も吹っ飛ばせる光線がある、これで消え去れ!ゴライアン」
撃ってみろ
ナックル「死ねえええええええええ」
活!!
ナックル「・・・あれ?き・・・気合で、光線を・・・」
必殺
ナックル「ひ・・・おい・・・俺は、ナックル星人だぞ、極悪宇宙人軍団の有名な宇宙人だぞ」
ゴライアン
ナックル「こんなマイナーな奴にやられるわけが無いじゃないか、これから活躍しようとしてるのに、俺は、俺はああああ」
キイイイイイイイイイイイク
ナックル「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
・・・いてて、めちゃくちゃ殴りやがって
腕の関節逆になんかそう簡単にできるわけねーだろうが
あばら3本、左手骨折、ダメージ30%
初陣にしちゃ喰らい過ぎたな
なーんて初陣になりゃいいんだがな・・・
おっと、地球が見えてきた
34 :
壬龍の日記:2006/08/16(水) 17:35:14 ID:nWfNX6ZK0
テンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人の、別次元への追放に成功した。
ヤプールとクトゥルフは「戦士たちを全滅させたら宇宙をあげる」と言って実はその気はないのでは?と思う。
2人とも危険な存在だから何をしでかすか…
上空を見ると一筋の光が…見ると、ゴライアンが!
400年の修行を終えて、この次元世界に時空を超えて戻ってきたとの事。久しいな。
「あれ?ゴライアン?!お帰りなさい!」(アグル)
「よっ!アグル、元気してたか?」(ゴライアン)
アグルもゴライアンの帰還に喜ぶ。
聞けばこの次元世界に戻る時にコバ殿に会ったそうだ。
コバ殿は特訓中にゴライアンがが死んだ時に分離させてもらい時空から戻ってパトロールをしているとか。
ボガール軍団の残党に出くわしたが鉄拳1発で片付けたとか。修行の成果が出たか?
テンペラー、ザラブ、ナックル、ガッツの各星人の件を話すと…
「こっちの世界に戻ってからの初陣を飾るチャンスだったのに…残念!」
そう気を落とすでない、ゴライアン…そなたが戻ってきた事は皆が喜ぶぞ。
ちぃぃぃ!負けた!!!溶かすのに数分掛かってしまった。
ザラブ「仕方ないな。想定外のことだから。」
ナックル「次に頑張ればいいだろ。」
ガッツ「まぁ奴らの作戦パターンは完全に……。」
てめえら!どうやって出るかもわかんねえだろ!
「迷っているようだな。」
ヤプール!速くここから出してくれ。次こそは……
「ほほぉ、次は失敗せんのだな。」
そうだ!次は失敗しない。
「ならば…ナックルとガッツはジュダの捕獲、ザラブはアルゴと手を組みお前は忌々しい光の巨人を殺せ。
貴様らには更なる力を与えてやった。負ける事は無いだろう。」
分かったよ。次は作戦で行くか……。
俺はゴメノスを捕獲しいたぶり改造した。これはキング、いや俺でも戻せないぞ。
しかも何らかの戻すための行為をした瞬間爆発だ。地球の一つや二つ軽く吹っ飛ぶぞw
おっともう着いたか。ガイアとかに告ぐ。壬龍と他一人を人質としてよこせ。
さもないとゴメノスを爆発させ地球を壊すぞ。
貴様らには二択しかない。壬龍を渡し生きるかこの星ごと死ぬかだ!
36 :
壬龍の日記:2006/08/16(水) 22:25:35 ID:n3ZzKQ3O0
ゴライアンの帰還を皆で喜び合っていると、再びテンペラー星人が来た。
ザラブ、ナックル、ガッツの各星人諸共氷づけにして異次元に追放したのに早速脱出したらしい。
やはりヤプールが手を貸しているのか…
ガイアが用件を聞くと、私と他1人に人質として来てくれとの事。
しかもゴメノスを捕獲して人間爆弾ならぬ怪獣爆弾に改造したとか。
元に戻す行為をした瞬間爆発する仕掛けにしたらしい。
光の申し子≠スちと共に破滅招来体と戦った友への悪辣な行為は許せぬ!
「ゴメノスは助けたい…元に戻そうとしたら爆発って冗談じゃない!」
ガイアはこう言っていたが…私を人質に出して生きるか地球ごと死ぬかと言われても困る。
私はミステラー星人によって改造されてジュダのところにいた事がある(『ゾフィーの日記 Part3』参照)。
つまり、ゴメノスはかつての私と似た状況に置かれている。
あんな経験はもう御免だが相手に望まれている以上どうするか…
そこへゴライアンが来てこう言った。
「話は聞いた。そいつらは人質の価値が理解出来てないようだな。
そいつらに人質の価値を教えてやればゴメノスを何とかしてくれるだろうさ」
人質の価値か…ゴライアンよ、いい事を言ってくれたな。
「今回は壬龍は人質確定だけど、もう1人を決めないと」
ガイアの言葉に頷き、テンペラー星人に皆と話し合うので待ってほしいと伝えておいた。
37 :
壬龍の日記:2006/08/16(水) 23:19:02 ID:IKdDKETi0
(
>>36の続き)
ガイアとゴライアンと共に氷の神殿に戻り、皆にテンペラー星人の用件を伝えた。
「壬龍を引き離す事で私たちの戦力を削ごうって魂胆ね」(西条殿)
「あいつらの背後にはヤプールがついている。そしてクトゥルフも何かの形で絡んでると思う。
壬龍を人質にと言うけど壬龍をゴメノスと同様に改造するか、すぐ殺すかのどっちかだよ」(マックス)
喧々囂々の話し合いを見守りながら私は龍玉でヤプールの様子を観察した。
「ナックルとガッツはジュダの捕獲、ザラブはアルゴと手を組み光の巨人を殺せ。
貴様らには更なる力を与えてやった…負ける事は無いだろう」
ウルトラの父は「ヤプールがグアの力を手に入れたら最も酷い事が起こる」と言っていた。
ジュダを捕獲せよとはこの事か?
愚かな…『仮初の力』で戦おうとも悪を許さぬ正義の心ある限り勝機は我らにあり!
結局2時間がかりの話し合いの末に私と共に人質になるのはガイア、ゴライアン、グローカービショップに決まった。
「あの…『壬龍と他1人』と言ったんだが?」
テンペラー星人にはすまぬがその『他1人』を決めるのが難しくてこうなったのだ。
「何か怖いが…どうも調子狂うな〜」とテンペラー星人は困り顔。
とりあえずゴメノスに必ず会わせるように約束を取りつけ、テンペラー星人の本拠に出かけた。
おお、来たか。我が敵よ!
「ゴメノスに会わせてくれ」(ガイア)
よしよし合わせてやろう。生死は保障せぬがな。
「約束が違うぞ!」(グローカービショップ)
うるさいぞ、愚かな虫けらども!ここがお前らの善人としての墓場だ!
全員倒し改造してくれるわ!行けぇ!レッサーボガール軍団!
ケルビム!ディガルーク!アーストロン!ダークマターから借りたグラール!
奴らを生かさず殺さず痛めつけろ!…あれ?ガイア、壬龍、グローカービショップ。
一人足りんぞ!……道に迷ってやがる…間抜けめ・・うわああ!
こ・・・光線!!!こんなのに当たったら私ですら大ダメージだ!
ゴライアンは他の三人とは比べ物にならないぐらい強いぞ!
がはははっはははっはははっははははははは
「おのれえ、殺せ!奴を殺せ!」
アーストロンが喰らいついてきたので上顎と下顎を掴み、引き裂いた
弱い!!
ケルビムの熱線を平手で弾き、距離をつめてウルトラ霞切りで首を切断する
弱い!!
グラールの光線をボディで受けて、弾き返す、一瞬びびったグラールに、ハンドビームを食らわして頭を吹き飛ばす
おい!!テンペラー星人!!
「な・・・なんだ・・・」
5分待つ、もっとまともな怪獣を呼べ、相手にならねえ!!
「ゴライアン、調子に乗ってると痛い目にあうよ」(ガイア)
高山の坊ちゃん、俺は、俺はなあ、もっと期待してたんだ
もっとこう、ぐわーんな奴が出てくれると思ってたんだ
戦争映画の初陣じゃねーんだぞ!!まともな怪獣をだせ!貴様それでも侵略者か!やる気あるのか
「いや、そんな事言われても・・・Uキラーザウルス今出すわけにもいかねえだろ?」
あーもうそれ出せ!安心しろ!ZZの第一話でハマーンカーンは死んだ!ここでUキラーザウルス死んでも文句しかこない!
「出せるかアホ!んなもん後になってからだすんだ!もういい!お前なんぞ俺が片付けて・・・」
俺はなあ、テンペラー星人
「ひ・・・」
さっさとお前らをぶち倒して超闘士伝説編をはじめてーんだよ、だからさっさと死んでくれ
「んな無茶な・・・・」
ウルトラ殺法奥義
「ふざけるな、貴様なんぞ!貴様なんぞおおおおおおおお」
ウルトラ霞切り
「うわああああああああああああ、あ、あれ?生きてる、なんとも無い」
たりめーだ、みね打ちだからな
「ははははははは、悪の宇宙人に情けをかけるとは笑止千万!貴様ら善人の・・・」
打撃技は後から効いて来るんだよ
「ぎゃぼごひゃがはあああああ(全身から火花が噴水のように噴出し始めた)」
永遠にさようなら、エンペラー星人
「テンペ・・・ら・・・」
ズカーーーーーンチュドーーーーン
うん、いい初陣で満足満足
やはり力だけの猿(テンペラー)はこの程度かね。
「ああ、情けないな。」(ガッツ)
さて、おっ、モルドとギナ発見。どうする?
「昆虫採集でもしようか。ナックル。」(ガッツ)
賛成だな。奴らを捕まえればヤプールからの週給も上がるってもんだ。
ふはははは、お二人さんこんにちわ。
「ん、今はおはようだと思うぞ。」(モルド)
どうでもいい事だ。
モルドの斧を避け光線で弾き飛ばした。
そして私とガッツの合体技でしとめた。
「これで我々も・・・」(ガッツ)
ガッツが当然吹っ飛んだ。だれだ!
「ギナとモルドを助けるなどしたくは無いが最悪の事態を避けるため仕方が無い!」
貴様はゾフィー!ガッツ、やるぞ。ガッツ「死ねえええええ!」
ゾフィー「ぐあ!!」
ふはははは!十字架に貼り付けてやったぞ。
ガッツ「ギナとモルドには逃げられたがな。」
なぁにあんな奴らいつでも捕らえれる
ウルフとマルスのトレーニング中、ガイアとアグルが血相変えて入ってきた。
何だと?ゾフィーがガッツとナックルに捕まっただと?
「どうすれば…」(ガイア)
なぁに。手段はあるさ。
奴らからゾフィーを救い出すには、ただ1つだ。前に初代マンから聞いた、「ウルトラの星作戦」がある。
「しかし…あれは初代マンとセブンのコンビネーションがあればこそ…」(アグル)
そうだ。それを、ガイアとアグルでやるんだ!!君達なら出来るさ。
問題は時間だ。
私は昔、初代マンにやり方を聞いた事がある。突貫になるが…出来るか?
「やります。僕達がウルトラの星作戦を成功させます!」
よし!よく言った!!
しかし、奴らも何度も同じミスを繰り返してくれるほど、間抜けではあるまい。必ず、ウルトラの星作戦に対する手は打ってくるはずだ。
万が一に備え、君達のバックアップは私が入ろう。
私はウルフとマルスにサポートを任せ、ガイアとアグルを連れてシュミレーションマシーンに入った。
「ウルトラの星作戦…トレーニング、スタート!!」
ウルフの号令と共に、ゾフィー救出作戦のトレーニングが始まった。
43 :
壬龍の日記:2006/08/17(木) 17:19:50 ID:V/Vm0TDD0
ガイア、ゴライアン、グローカービショップと共にテンペラー星人の本拠を訪れた。
だがテンペラー星人はゴメノスに会わせるのはいいが生死は保障しないと言った。
やはり我らを殺す算段で、レッサーボガール軍団、ケルビム、ディガルーク、アーストロン、グラールに囲まれた。
次の瞬間、ゴライアンの光線がレッサーボガール軍団を一掃!
アーストロン、ケルビム、ディガルーク、グラールを瞬殺し、テンペラー星人に迫るゴライアン。
ゴライアンはどうやら大物怪獣が出ると思っていたらしく、Uキラーザウルスを出せと言い出した。
私、ガイア、グローカービショップは呆れつつもやり取りを見守った。
ゴライアンはウルトラ霞切り技でテンペラー星人を倒した。お見事!
「ゴメノスの事忘れてた!」とのガイアの言葉に慌ててゴメノスを捜した。
ゴメノスはテンペラー星人の本拠の一画に閉じ込められていたところを助け出した。
だがテンペラー星人が死んだのでゴメノスを元に戻す方法がわからない。
それどころかテンペラー星人でも元に戻せないほど改造を施されていた。傍迷惑な事を…
「そうだ!俺の修行先である異次元世界のウルトラの父とキングに見てもらおう。
ゴメノスを送ったら氷の神殿に戻るから先に帰っててくれ」
ゴライアンはそう言うとゴメノスを抱えてすっと消えた。
氷の神殿に戻ると、アグルが血相を変えて出迎えた。
ゾフィーがガッツとナックルの2星人に捕らえられたとの事。
アグルはガイアを連れてメロスのところへ走って行った。
44 :
壬龍の日記:2006/08/17(木) 17:53:30 ID:IVYMI50J0
(
>>43の続き)
グローカービショップと共に怪獣たちのところに行き、ゴメノスの件を話した。
皆でゴメノスが助かる事を祈るしかないというと、怪獣たちは一様に頷いた。
メロスたちにもゴメノスの事を話そうと捜していると、トレーニングルームから気合いの声が。
「タイミングがまだ合わない!」(アグル)
「もう一度やろう!」(ガイア)
何事か問うと『ウルトラの星作戦』の練習との事。
かつてナックル星人に捕らえられたジャックを初代マンとセブンがこの作戦で救い出したそうだ。
初代マンから方法を聞いていたメロスが光の申し子≠スちに教えている最中だったのだ。
ナックル星人たちが『ウルトラの星作戦』の対抗策を出す可能性があるのでメロスがバックアップに入るとか。
時間が少ないながら成功させたいとの光の申し子≠スちの想いと気合いに心が熱くなった。
光の申し子≠スちならば必ず成し遂げてくれるだろう。
私はゾフィー救出成功を願って光の申し子≠スちに力を分け与えた。
ガイアとアグルによるウルトラの星作戦の特訓…さすがのあいつらも、かなり手こずっている。
それより、マルス。あの2人のタイミング、よく見ておいて頭に叩き込んどけよ。
「何で?」
と、マルスに聞き返された。
何でって、お前…。
単にマシーンの操作だけなら、俺かお前のどちらか1人でいいだろう。それをメロスは、俺達2人にやらせてるんだぞ。
メロスも言ったように、ナックル星人がウルトラの星作戦を邪魔しにかかるのは目に見えてる。奴らがどれだけの頭数を揃えてくるかなんて、見当もつかん。
そうなると、いくら俺達にコスモオーラがあるとは言え、メロス1人じゃ手に負えなくなるかもしれん。そこで、俺達の出番だ。
「なるほど〜。ガイア達のバックアップに入るメロスの、さらに後方支援をやるのが俺達ってわけか!」
そういう事。
初代マンとセブンが何千年もかけて築いてきたコンビネーションを、出会って数年のあいつらがやろうって言うんだ。
ただでさえ不安が大きいだろうし、それだけにウルトラの星作戦に集中させてやりたいからな。
おっ?今の動き…。
成功とまでは言えないが、先ほどまでに比べたら、動きもタイミングも段違いだ。
…って、何でいきなり、こうも劇的に進歩したんだ?
と思ったら、振り返ると壬龍の後ろ姿が…。
ははぁ〜ん。壬龍の奴、あの2人に何かしやがったな。
それなのに、何も言わずに退室するなんざ、相変わらず壬龍は渋い事してくれるぜ。
とは言え、壬龍のくれた力を完全に生かしきれるかどうかは、あいつら次第なんだがな。
ま、やるんだろうけどさ。あの光の申し子さん達はよ。
46 :
壬龍の日記:2006/08/17(木) 23:56:36 ID:duS7+ruu0
トレーニングルームにいたのは光の申し子≠スちとメロスだけではなかった。
ウルフとマルス…なるほど、光の申し子≠スちのバックアップをするメロスを支援するためか。
ゾフィー救出成功を願って光の申し子≠スちに力を分け与えたところを見られたのはまずかったかな。
光の申し子≠スちならば私が与えた力を上手に使ってくれる…それが『ウルトラの星作戦』の成功に繋がるのだ。
氷の神殿の外に出て空を仰ぎ見た。ゴメノスのあの痛々しい姿には胸を締めつけられる。
海のうねり…何者か、姿を見せよ!
「壬龍、私だ」…ボクラグか!久しいな。
ボクラグに今までの出来事とゴメノスの件を話した。
「ゴメノスを悪事に利用しようとはとんでもない事をしてくれたな!
光の申し子≠スちの友に対する卑劣な行為は許さない!」とゴメノスは声を荒げる。
その時、上空から一筋の光。ゴライアンが戻ってきたのだ。
ゴライアンにゴメノスの様子を聞くと…
「異次元世界のウルトラの父とキングが言うにはゴメノスは助かるから安心しろだとさ。
元に戻したら連絡するから迎えに来てくれと言ってた」
それを聞いて私もボクラグも少し安心した。
ゴメノスの治療が成功したら氷の神殿で静養させるようメロスに話してみるか。
ふふふ、この小型カメラで貴様らの行動は全て分かっているぞ。
「ヒャハハハ、我ら二人に本当に勝てると思っているのかね」ガッツ
そうだ。あんな古臭いもの持ち出しおって。
さあて防衛は我ら二人で十分だな
「正しくは百人だがw」ガッツ
そうだお前の分身があるなぁ。奴らの死は確定事項だ
ガイアとアグルの動きは、格段に良くなってきている。まぁ、理由はわかっているが。
あと少しなので、プリントアウトした解析データを2人に渡し、最後の詰めについて2人で話し合わせる事にした。
マシーンから出ると、ウルフとマルスも解析データを見ながら、あれやこれやと話し合っている。
2人とも…私の意図した事を、よく理解してくれているようだ。
いったん部屋から出ると、壬龍に呼び止められた。
「余計な事をしてしまったかな?」
あの2人に力を分け与えた事か。
そうでもないさ。
今は、何よりも作戦の成功が第一だ。
それに、突如として降ってわいたような力を、必ずしもすぐに使いこなせるとは限らない。これも、特訓の内だよ。
それに…あなたは、あの2人ならそれをやってくれると思ったからこそ、力を与えたのでしょう?
そう言うと、壬龍はニヤリとした。
「おいメロス。こんなモンが落ちていたぜ」
と、ゴライアンが何かを持ってきた。これは、隠しカメラ!
「どうやら、先日の来襲の時に仕掛けていったようだな」
と、壬龍が龍玉を覗きこんだ。
まぁ、連中ならそのくらいやるだろうさ。
だからこそ、ウルフとマルスには特訓に参加せずに「見ている事」を指示したのだ。
ぶっつけ本番になるし、あの2人の働きが一番重要となってくる。
考えようによっては、あの2人にはガイア&アグル以上のコンビネーションが要求されるだろう。
「ふふ…口ではいろいろ言いながら、そなたはウルフとマルスをよく信頼しておるな」
まぁ、付き合いも長いからね。
普段はああでも、本番では必ず期待した結果を出してくれるのが、ウルフとマルスだ。
私達3人、そうやって数多の強敵を打ち破ってきたのだからね。
さて…そろそろ、最後のトレーニングに入るとするか。
49 :
壬龍の日記:2006/08/18(金) 18:10:26 ID:30i0czxu0
光の申し子≠スちによる『ウルトラの星作戦』の練習も大詰め段階との事。
私が与えた力のおかげか光の申し子≠スちの動きもタイミングも良好になってきている。
万が一のためにメロスが、さらにはウルフとマルスも支援してくれるというからとりあえず大丈夫だろう。
光の申し子≠スちとメロス、ウルフ、マルスは最後のトレーニングに入るというのでここは見守ろう。
ガッツとナックルの2星人はゾフィーを捕らえた事で得意満面になっている様子。
龍玉でその経緯を調べると…ギナとモルドがガッツとナックルに捕らえられそうになったのをゾフィーが助けたようだ。
ギナとモルドは難を逃れるもゾフィーが捕らえられたのか。
ヤプールはグア3兄弟からグアの力を奪い取る算段のようだ。
そこでジャスティスとグローカービショップを呼んだ。
あの者は来ているかと問うと、ジャスティスとグローカービショップは氷の神殿の外へ私を誘う。
外に出ると、グローカービショップと同じスペースリセッターであるギガエンドラがいた。
私は3人に光の申し子≠スちとメロス、ウルフ、マルスによるゾフィー救出作戦を陰から支援するよう頼んだ。
もしガッツとナックルがそれでも抵抗するならギガエンドラの力で殺せとも言っておいた。
なあなあメロスなあメロス
「なんだなんだなんなんだゴライアン」
次はUキラーザウルス出るかな?な?
「いや俺に聞かれても・・・」
出てくれるよな、奴等は俺の期待にこたえてくれるよな
「いや無理だろ・・・侵略者が期待に答えるわけがないだろうが」
そんな・・・あいつらは、あいつらはきっとやってくれる
「やられたら困るだろやられたら」
見てるか、宇宙人!
「カメラに向かってポーズを決めるな!」
Uキラーザウルスプリーズ!出してくれUキラー
「あのなあゴライアン、と言うかゴライアン作者、お前映画見に行く手間を省く気だろ?」
ぎく
「映画どおりには進行しないぞ、間違いなく、だいたい映画の面子がそろってないだろ」
ガーーーーーーーーーン
・・・もういいもん、俺これからあいつらのとこいって皆殺しにしてやるううう
「落ち着けゴライアン!うお、力だけなら俺より強い」
うおおおおおお行かせろーーーー行かせてくれメロス!!俺はゾフィーを救うんだ!!
「目的途中から正当なものにするな!」
じゃあこれからでるのは強いだけのUキラー?
「そうなるな」
もういいもん、出てきてすぐ倒してやるUキラー、ミもフタもなく倒してやる!!
スレイヤーズ並にミもフタもなく倒してやる!!
「いやいいけどさ・・・あんまりこっちの士気が下がるような倒し方はしないでくれよ、頼むから」
任しとけ、よーーーーし俺はUキラーザウルスを打ち倒す練習をするぞ
「あ、ああ、がんばってくれ」
まずはライダー月面キックの・・・
「それはしなくていいぞ」
「それにしても解せない…」
最後のトレーニング前のミーティングで、アグルが呟いた。
「壬龍の話によると、ゾフィーはギナとモルドを助けたみたいじゃないか。何で、そんな事を?」
アグルの問いに、壬龍は龍玉を差しだして答えた。
「ガッツとナックルの背後に、ヤプールとクトゥルフがいる。逆に、ギナとモルドは蘇生したばかりで本調子ではないのであろう。
いかにゾフィーと言えど、この4人を相手に1人で戦うのは難しい。そこで、ゾフィーは今の脅威であるガッツとナックルを先に始末する事を選んだのであろう。
ギナとモルドを助ける形になったのは、結果に過ぎぬ」
なるほど…アグルには、これが引っかかっていたのか。道理で、トレーニングの進行が予想以上に延びたわけだ。
「壬龍の龍玉には嘘は映らない。ゾフィーの判断は真実に違いないだろう。よし!これで、俺も更に気合いを入れてトレーニングに臨めるぜ!!」
アグルの晴れやかな顔を見て、私は確信した。この作戦は、必ず成功する…とね。
「お〜い、メロス。俺とマルスの方は、作戦が決まったぜ!」
ウルフの声が聞こえた。よし。我々もトレーニング再開だ!!
52 :
壬龍の日記:2006/08/19(土) 22:33:43 ID:Lzq2FgeT0
最後のトレーニング前のミーティングに同席した後、ゾフィーの居場所を龍玉で探索。
ついでにゾフィーの状況も見ると…十字架に閉じ込められた?
…という事はゴルゴダ星にゾフィーがいる!
ガッツとナックルの2星人も随分な場所にゾフィーを閉じ込めてくれたものだ…
「壬龍殿、聞こえるか?」…異次元世界のウルトラの父か。
ゴメノスの治療に成功したとの事で、ゴライアンの修行先である異次元世界へ出かけた。
異次元世界のウルトラの父とキングに案内され、ゴメノスと会った。
すっかり元の姿になっていたので安心した。
ゴメノスは必死に自分の不甲斐なさを詫びていたが気に病むなと言ったら「ありがとう」と言ってくれた。
異次元世界のウルトラの父とキングに礼を言い、ゴメノスを我らのいる次元世界に連れ帰った。
氷の神殿に着き、皆にゴメノスを引き合わせた。特に光の申し子≠スちは「無事でよかった!」と大喜び。
メロスにゴメノスを氷の神殿で静養させたいと話したらOKの返事。
ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、マーゴドン、グローカービショップもゴメノスの来訪に喜んだ。
ゴメノスもこれで安心だな。
ふははは、アグルとガイア、メロスにウルフ、そしてゴライアンとマルスは氷の神殿を出たようだな。
ガッツ、準備はOKか?
ガッツ「OK牧場!奴らはここで戦うだろう。罠とも知らずな。」
さて我々は氷の神殿へ向かったのであったー
「貴様らいつの間に!」
ガッツは壬龍のアフォな反論に「企業秘密だ。」と答えた。
貴様らなど私たち二人で楽勝だな。
グローカービショップたちが火炎を吐いてきたが直撃しても痛くもかゆくもない。
「く・・・我々だけでは奴らを怯ませる事も出来んのか・・・」
そうだけど壬龍?我々にダメージを与えるなど貴様らに出来るものか!
ガッツのレーザーでグローカービショップが起動停止し他の怪獣たちも我々の攻撃に力尽き死んで行った
さらに私は復活できないように完全に細胞を焼ききり龍球を割った。
「ゴメノスはまだ傷が癒えてない。彼だけは見逃してやってくれ・・・」
どうしようかなぁ?壬龍。・・・・・やっぱり 殺 す ね !
でもまずはお前からくたばってもらおう。お前が死ねばウルトラ戦士たちの絆に乱れが生じる
絆が乱れた奴らなどもうただの獣にしか過ぎん。
ふふふふはははは!!!とうとう壬龍が死んだ!
・・・ふん早かったじゃないか。光の申し子とアンドロ戦士たちぃ?
「きさま!許さん!!!」
ゴライアン君、攻撃しているつもりのようだが当たってないぞ。とりあえず私の光線を受けるのだ!
「うあっ!」
メロスとゾフィー、ウルフも怒りに身を任せ戦いガッツにエネルギーを奪われ倒れた。
あとは君たちだけだ。光の申し子よ。ん?なにぃ!!!
二人の体が輝いて見える!いや輝いているのか!
ふざけおって!行くぞガッツ!
「喰らえ!合体光線!!!!」
ふん、消し飛んだか・・・なに!傷一つ無い!どうなってるんだ奴らは!
気が付くとガッツの分身も消えていた。
ガイア&アグル「裁きを受けよ!」
そんな馬鹿なあああああああああああああああああ 我々が負けるなんてありえんありえんありえんありえん!
ガッツ「そんなバナナァアアアアアア!!!」
うわああああ!かラダがキエて・・・・いく
(
>>46)
× ゴメノスは声を荒げる。
〇 ボクラグは声を荒げる。
いてて
ガッツ(かすかに息があった)「いててってあんた、全然無事じゃん!」
場の展開からいってやられなきゃいけないと思ったんだよ
ガッツ「え?じゃあ何?わざと・・・」
いや俺無事だったんだけどなんかやろうとする前に高山の坊ちゃん達がさっさと終わらせたんだ
ガッツ「えええええええええそんなのありかよ」
ありなんだよ!俺にも活躍させろ!
ガッツ「お前は俺の幻覚やら何やらさえやぶれなかっただろうが!でかい口叩くな」
うっせーーーー、もう一回やらせろ
ガッツ「勝つまでゲーセンする客かお前は!無茶言うな」
だーーーあったまきた、壬竜は死ぬし、怪獣たちも死ぬし、宇宙人どもはどんどんのさばるし、メロスたちも死ぬし
「死んでねーよ」(メロス)
とりあえず、まだ戦えるんだろ?
ガッツ「あれ〜よくわかったね、そのとおりだよ、僕はさっきメロス達のエネルギーを奪ってパワーアップしたんだ、ガイア達のへなちょこ光線じゃやられな・・・」
こうるさいはーーーーーー
殴られてぶっ飛んでいくガッツ星人
ガッツ「え?幻術は?催眠術、え?」
コツさえわかればんなもん何とかなる!後は気合だ!!
ガッツ「んな無茶n」
ゴライアン回し蹴り!!
ガッツ「ぐへああ、嘘だろ?だってお前ナックルの光線喰らって」
気合で直ったチョオオオプ
ガッツ「ぎえあああ、おいおい、俺はメロス達の力をすってパワーアップし・・・」
設定無視、パーーーーーーンチ
ガッツ「がはあご、き・・・貴様など、貴様などにな、私が負け・・」
ゴライアン・ブレーーーーーンバスタアアアアアアアアアアアア
ガッツ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
どかーーーーん、ちゅどーーーーーん
男の熱血と気合は死すらも乗り越えるんだ、貴様の様なカスがどれだけ強くなろうと、無駄だ!!
壬竜が死んだ程度で、俺達の絆を壊せると思ったか!
あいつの分までがんばってやろうと言う気になって、前より絆が深くなるなるだけだ
涙はながさんぞ、勝利するまでな!!
さあ出て来い!ザラブ星人!!そこに居るんだろ!
ザラブ「ああ、いるさ、ただし、ロボットd・・・」
ガイア「お前らを絶対に滅ぼしてやる」
ザラブ「ひ・・・」
アグル「壬龍たちを殺したのは、お前らの誤算だったようだな」
メロス「ウルトラ戦士の絆は、お前達の思っているほど」
マルス「やわじゃない!そいつの分まで皆でがんばって」
ウルフ「世界の平和をそいつの分まで守るんだ!」
計算や打算なんぞで、俺達を図れると思うな!
ザラブ「馬鹿な・・・メロス達が・・・それに、マーゴドン、なぜお前が・・・」
え?
全員「は?」
見ると、確かにマーゴドンがいた
マーゴドン「いや・・・俺、一応メロス達より設定上強いわけだし・・・なんか最近普通の地球怪獣と同列に扱われてたからそっちが勝手に死んだと思ったみたいだが」
言って、地面をひと叩きする
マーゴドン「ユ二のめんどうくさがりがうつってな、その・・・とりあえず、皆無事だ」
全員「は?」
地面の中から倒されたはずの怪獣達が現れた
ザラブ「馬鹿な、そいつらは確かに・・・」
マーゴドン「すまん、俺、氷に低級霊つけて動かしたりもできるんだわ、本当にすまんな」
ザラブ「強い奴って何で皆やる気ないんだろ」
下手に動いたらパワーバランスが崩壊するからだろが
ザラブ「ごもっとも」
とりあえず、ハンドビーーーム
ザラブ「別にロボットだからいいけどおおおおおおおお」
どかーーーんチュドーーーーーン
マーゴドン「とりあえず俺は去るわ」
ガイア「え?なんで?」
マーゴドン「いや・・・本来の業務今までサボってたからそろそろいかねーとだし・・・んじゃ」
言って、マーゴドンは去って行った
・・・・・ミモフタモ無いな、おい
58 :
壬龍の日記:2006/08/20(日) 18:40:55 ID:NRNG1Uwo0
ゾフィー救出作戦を実行させようとした矢先、ガッツとナックルの2星人に氷の神殿に入られた。
ガッツとナックルは怪獣たちを次々と痛めつけ、私をも殺そうとした。
こんな事もあろうと私は分身を置いた後、光玉に変えて回避したのだ。
ゴライアンやメロス、ウルフ、マルスもガッツとナックルに痛めつけられた。
その時光の申し子≠スちの身体が輝き、ガッツとナックルを撃ち倒した。私が力を分け与えて正解だったな。
光玉から姿を戻し光の申し子≠スちの傍へ…心配されたが大丈夫と返答。
駆けつけたジャスティスと夕子殿に事情を話し光の申し子≠スちとの協力で怪獣たちとゴライアン、メロス、ウルフ、マルスの傷を癒した。
後で龍玉で状況を見直すと侵入したのがガッツとナックル2人だけと思いきや、ガッツの分身多数も一緒だったらしい。
テンペラーやザラブもだが、ガッツとナックルになぜ簡単に氷の神殿に入られたのか…
龍玉で理由を探ると過日のアルゴ星人軍団の件が原因らしい。
氷の神殿を攻撃された事でプロメテウスの結界が傷つき、敵が侵入しやすくなったようだ。
「だったらここは『私』に任せな」…ゴライアン?今『私』と言った?
ゴライアンの身体が輝き、淡い光がゴライアンを中心に氷の神殿全体に降り注がれた。
「プロメテウスの結界の生きてる部分に力を与えたよ。その場凌ぎにしかなれないかもしれないがね」
ゴライアンの表情と口調は穏やか…異次元世界での400年の修行で新たな力を身につけたのだろう。
何はともあれ、これで改めてゾフィー救出作戦を実行させる事が出来るな。
超能力、及び、知的攻撃を回避するために、結果的に私は2重人格になったのです
ウルフ「な・・なるほど、それで性格が180度変わるわけか」
しかし補正を加えたとはいえ、連中はフィールドそのものを突破する力を得たのでしょう、ある程度の侵入は覚悟した方がいいでしょう
メロス「本当に知的だな・・・」
何はともあれ、壬龍達が無事でよかったですよ
ガイア「そうだね、でも、ここを守れないと、敵を攻める事もできないよ」
わかってます、ですが、相手もここを攻めたがっているでしょう
そこで、一度氷の神殿をがら空きにして、皆でゾフィーを倒しにいくんですよ
メロス「だが、それじゃ神殿が落とされるぞ」
大丈夫、神殿のフィールドを強化して置くのです
マルス「だが奴等はそれを・・・」
ええ、敵は我々がフィールドに任せて、ここをがら空きにしたと思う
ガイア「そうか」
そこを後ろに戻って攻めてきた敵を殲滅するんですよ
そうすれば相手に確実なダメージを与えられるはずです
それに、ここにU99型覚醒装置を設置してください
メロス「あれは一世代前の幻覚、催眠破壊装置だぞ、今の宇宙人には・・・」
ええ、敵もそう思い、油断するでしょうね
ウルフ「なるほど、本命は別にあると」
もちろん、このスぺシャルメカが本命です
アグル「スペシャルメカ?」
効力は内緒ですよ、フフフフフ
「ハッハッハッ。そのスペシャルメカとやら、今すぐスクラップにしてやるさ!」
そう笑いながら、物陰からガッツ星人が姿を現した。おのれ、残党がいたのか!
「そうは行くか!マルス、着いてこい!!」
ウルフはガッツに飛びつき、ガッツを抱えたまま神殿の外にテレポート、俺もウルフに続きテレポートした。
「アンドロ人がたった2人で何が出来る!まずは、貴様等から血祭りにしてやる!」
ガッツが分身で何十人にも自身を増やした。ふん、ワンパターンめ。
「アホンダラ!!何人に増えようが、同じ事だ。ウオォォォォォッ!!」
ウルフは、叫びながらガッツ星人の大群の中に走っていった。
「これでも食らえ!コスモオーラアァァァァァッ!!」
「ギャアァァァァァッ!!」
ウルフのコスモオーラが、ガッツ星人の分身達を消しさった。
「ガッツ分身やぶれたり!!マルス、本体はそいつだ!!」
OK!!マルスSP作動!!俺は、静かに黄道の剣を抜いた。残るは本体のみ!
食らえ!黄道の剣、横一文字亜空切り!!
「グワアァァァァァッ!!」
黄道の剣が、ガッツ星人を真っ二つに切り裂いた。
「見事だったぞウルフ、そしてマルス」
壬龍の念が飛んできた。龍玉かモニターか何かで見ていたのかな。
「なかなかのコンビネーシ。さすが、メロスが信頼しているだけはある…」
へへっ、まあね。
たまには俺達も活躍して、カッコいい所見せとかないとな。
さて、俺達も神殿に戻ろう。
61 :
ガイアの日記:2006/08/21(月) 13:39:22 ID:kOxR7BNX0
ガッツとナックルの2星人を倒したと思ったら、ガッツの残党がいた!
分身攻撃を仕掛けてきたガッツをウルフとマルスが撃ち倒した。
その様子を龍玉で見ていた壬龍はウルフとマルスのコンビネーションぶりを褒めていた。
僕とアグルも頑張らなきゃ!と頷き合った。
壬龍が「ゾフィーはゴルゴダ星にいる」と教えてくれた。
壬龍が見せてくれた龍玉には十字架に閉じ込められたゾフィーの様子が映っていた。
ゴルゴダ星とはキリストが磔刑に処されたゴルゴダの丘に因んだ惑星の名前。
かつてゾフィー、初代マン、セブン、ジャックがこのゴルゴダ星に幽閉された事があったとか。
これはヤプールが仕掛けた罠で、エースキラーを差し向けてエースを含めた5人を倒そうとしたらしい。
ザラブがゾフィーを見張っているようだが、このザラブも氷の神殿に侵入したのと同様のロボットらしい。
本物のザラブはアルゴ星人と同盟を結んで行動していると壬龍は言っていた。
ザラブとアルゴって利害が一致してるのか?と疑問に思ったのは内緒の話だけどね。
ザラブは偽初代マンに化けて悪事を働いた前科ありと聞いたので、また誰かに化けて誘き寄せる気かな?
ザラブ星人が同盟を申し出てきた
うん、クトゥルフ様関係でくるのなら別に問題はない、それに、こちらの行動もスムーズに進む
ザ「意外とスムーズに進むな」
あのなあ、最終的にお前らが全部いなくなれば言い訳で、それが何億年後でも俺はいいんだよ
ザ「あ、なるへそ、気長なんだね」
夏休みの宿題と同じまったく進んでないけどな
ザ「とりあえず戦力の補正を願いたいのだが」
もち、いいとも、それなら既にやっている
ザ「?」
月を我々は既に制圧している
ザ「な・・・馬鹿な・・・いつの間に・・・」
透明怪獣サータンアルゴバージョン、そしてビーコンアルゴバージョンの活躍だ
月面基地ガロワはとっくの昔に中の人間そっくり入れ替わり
月の住民達はビーコンの手であらゆる通信手段をたたれ、地球及び周囲の連中はその事に気づいていない、もちお前達もな
ザ「知らなかった・・・ただ黙って眠ってただけではなかったんだな・・・」
それで、だ、何匹か逃がし、抵抗を続けているが、抹殺した生命体の中に、ウルトラ戦士とかかわりのある奴がいてな
ザ「ま・・・まさか」
アルゴ星人版怪獣ラブラスだ
龍玉で連中は誰が中身かわかるだろうな
これで世界各国を同時攻撃し、ウルトラ戦士達の士気を削ぐ
ザ「完璧だな」
後はお前しだいだ
奴等がラブラスを片付ける前に、事を起こせ
ウルフ&マルスの連携プレーの前に、ガッツ星人の最後の生き残りは倒れた。
「さすが…そなたが信頼するだけはあるな」
と、笑う壬龍。
「いつもは喧嘩ばっかりしてるのに、実戦ではあんなに見事なコンビネーション…信じられない!!」
と、ガイアとアグルも驚いている。
「普段の2人はあの調子だからこそ、あのコンビネーションが生み出せるというわけか。
なるほど…あの2人に対し、時々手綱を締める以外にそなたが何も言わぬのは、つまりはそういう事か」
という壬龍に、
「どういう事?」
と、ガイアとアグルが聞いた。
ま、わかりやすく言えば、単なる仲良しこよしとチームワークはちょっと違うという事だ。
あの2人、普段は馬鹿やりながらも、心の奥底ではちゃんと信頼しあっている。ま、だからこそ、馬鹿やり合えるんだろうがな。
「喧嘩するほど…ですか?」(アグル)
そういう事だな。
そんな話をしていると、北斗と夕子クンが血相変えて飛び込んできた。
「ゴルゴダ星に行くって聞いたが…」(北斗)
ああ。壬龍の龍玉によると、そこにゾフィーが捕らえられてるようだからね。
「そんな!あの星は、かつて私達がエースキラーと戦った後、ヤプールの手により爆破されたんですよ!!」(南)
そんな馬鹿な!
「じゃあ、龍玉に映っている星は一体…?」(ガイア)
壬龍は、再び龍玉を覗きこんだ。
「なるほど…」
壬龍は、龍玉をみんなに見せた。
「よく出来ているが…この星は人工の星だ」(壬龍)
そういう事か!
「だとしたら、これはヤプールの罠だ!!」
北斗が言うように、この星には様々なトラップが施されているのだろう。
ましてや、壬龍が一目で見抜けなかったほどだしな。
しかし、我々はいかねばならない!
ゾフィー救出と星人打倒の第一段階は、まずこのゴルゴダ星しかないのだからな。
64 :
ガイアの日記:2006/08/22(火) 21:02:23 ID:L/BRecHo0
ゾフィーが幽閉されているゴルゴダ星についての話をしていると北斗さんと夕子さんが入ってきた。
2人によるとゴルゴダ星は以前エースキラーと戦った後でヤプールに爆破されたとか。
壬龍が再び龍玉で観察するとゴルゴダ星そっくりの人工の星らしい事が判明。
北斗さんが言うにはこれもヤプールの罠ではないかとの事。
何か閃いたらしい壬龍は「ゴライアンをここへ!」と言った。
入ってきたゴライアンに壬龍が龍玉を見せて説明する。
ゴライアンが頻りに頷いたと思ったら、次の瞬間…
「ゾフィーを閉じ込める野郎は絶対許さねぇ!
そのゴルゴダ星が人工の星になってようがトラップがあろうが見も蓋もなくぶっ潰したる!
トラップなんぞネタがわかれば後は気合いで乗り切れる!」
…と神殿全体に響くような大声で笑いながら叫んだ。
壬龍にどういう事か聞くとこんな言葉が。
「異次元世界での修行で現れたゴライアンの二重人格の力でゴルゴダ星のトラップを破壊してもらうのだ。
あくまでもメインは光の申し子≠スちが中心の『ウルトラの星作戦』だがな」
それはいいけど、ゾフィー救出どころかゴルゴダ星丸ごと爆破しそうな気がしないでもないね。
65 :
アグルの日記:2006/08/24(木) 13:34:54 ID:Atly0ObV0
壬龍がゴルゴダ星(…に、そっくりの人工の星らしい)に閉じ込められたゾフィーの救出にゴライアンも加わらせると言い出した。
ゴライアンには二重人格の力(異次元世界での修行で発現したらしい)でゴルゴダ星のトラップを破壊してもらおうと言うが…
ガイアは「ゾフィー救出どころかゴルゴダ星丸ごと爆破しそう」と不安がるがそれは俺も同じだ。
ゾフィー救出作戦の最終会議を進めようとした矢先、壬龍が「厄介な事になった」と龍玉を見ながら言った。
アルゴ星人が月を制圧していたらしく、さすがに夕子さんもショックだったようで泣き崩れていた。
北斗さんがおちつかせようと夕子さんを別室へ連れて行った。
壬龍の観察によるとアルゴ星人はサータンとビーコンを手駒として使っているそうだ。
月面基地ガロワの職員は既に偽者と入れ替わり、ビーコンの手で月からの通信手段は断たれている状態とか。
しかもアルゴ星人はラブラスを改造、世界各国を同時攻撃して戦士たちの士気を削ぐ算段でいるらしいとの事。
ゴライアンは「アルゴの野郎、絶対ぶっ殺す!」と息巻いていたが、壬龍が意外な事を言い出した。
「今は月の事は捨て置け…今すぐ行ったらアルゴ星人の思う壺」
これにはゴライアンも「あ、そうか」と納得した(既に知的な性格になっていた)。
ザラブとアルゴは利害が一致してるの?とのガイアの疑問に壬龍はこう言った。
「実際はヤプールとアルゴ…と言った方が正しいだろう。何しろ戦士たちを倒したいというのが最大の理由だ。
だがザラブとアルゴの同盟が長続きするとは思えぬ…ザラブはヤプールの命令で動いているのだ。
いずれ同盟とはかけ離れた行動に出るかもしれぬぞ」
壬龍は「ヤプールはザラブを利用するだけ利用して殺すだろう」とも言ったが…どうなる事やら。
下がり気味なのであげ
ユニジンはどこにいってしまったのでしょうか?
68 :
ユニジンの日記:2006/08/26(土) 02:22:32 ID:S86YIxSe0
へっくしゅ
うー、誰かうわさしてたな・・・
くしゃみは260年ぶりだ
俺は今どっかの星にてサボっている
今まだ出番じゃないし特にやる事がないからだ
下手に中盤で出ると噛ませ犬にされるからな
あー、プーちゃんまくのに時間かかったな〜
プーちゃんあそこまでマジにならんでもええやん、俺もやるときゃやるすけ
うん
む、そこにいるのは・・・
わああああああああああああああああ
違う、違うぞマーゴドン、これは決してサボってたわけじゃ・・・
「いや今更あんたサボってても皆知ってるし」
え?ああ、そうなん?わりーねー、マーゴドン
それとも本名で呼ぼうか?ウ・・・・
「要塞の全滅の時にその名前は捨てた」
かっこいい事言っちゃって
まあ、俺はもう少しここでサボるから、よろしく〜
「はあ・・・」
ZZZZZ
フォースエッジが呼んでいる。やはりこの場所がリバースタワーか…。ん?…あれは…デスフェーサー?おまけに……何だあの時代錯誤な侍は?
ザムシャー「お前………!!まさかウルトラマンヒカリか?!…丁度良い…手合わせ願おう!(シャキィン!!)」
ガキィィン!!
ザムシャー「何…!?…己…」
お前は行け。此処では無い、あの場所(氷の神殿)に…。
シャキィン!!
パァァァァァ…
ザムシャー「…な?オイ!待て!!」
パシュンッ!
ジョーカー(幻影)「こんな所で何してんだい?坊や。」
お前もなジョーカー。
ジョーカー「坊やが消えたせいで氷の神殿は無防備なのよ?分かる?忘れちゃったのかい?その剣が氷の神殿の鍵に成っている事を。」
起動させたとして…一体誰が動かす?今のガキ共にそれが出来るとでも?あれは力と意を備えた者だけが動かせる。それはお前らが一番分かっている筈だ。
ジョーカー「坊や…」
お前が行って驚かしてやれ、あの壬龍と言う奴をな。
ジョーカー「坊やがそれを望むなら…」
ヴァイン!
71 :
壬龍の日記:2006/08/27(日) 14:09:11 ID:VMpe0dJk0
ゾフィー救出作戦の最終会議を進めている時、神殿内に異常な波動を感じた。
この波動は三種の神器の保管場所から…ヒカリはアンドロ艇から通じる異世界にいるが何かあったのか?
メロス、ウルフ、マルス、ゴライアンに後を託し、光の申し子≠スちに同道を頼み三種の神器の保管場所に行った。
前回行った時と同様(『ゾフィーの日記 Part4』参照)アンドロ艇が異常に輝いている。
「アンドロ艇の上に誰かいる!」(ガイア)…どなたかな?
「こんにちは。俺はジョーカー、アンドロ艇から通じる異世界の試験官兼防人と言ったらいいかな」
なるほど、プロメテウスに造られしプログラムの幻影か。
「あれ?よくわかったね」(ジョーカー)
アンドロ艇が見せた残存映像でヒカリがフォースエッジの有資格者になった経緯を知ったのでな。
ジョーカーに用件を聞こうとした時、強烈な光と共にザムシャーが現れた。
「ザムシャー、無事だったのか!」(アグル)
ボガール軍団との戦いの後で心身共に癒えぬままアグルとの手合わせを所望していたらしい。
あまりに喧しいのでガイアがクァンタムストリームを浴びせたら偶然異世界に飛ばされていたようだ。
体よく異世界から追い出されたか…いい機会ゆえ、ここでザムシャーとアグルの手合わせを実現させてやるか。
72 :
壬龍の日記:2006/08/27(日) 17:10:06 ID:y0KhZzAu0
(
>>71の続き)
「ヒカリに頼まれて壬龍を試しに来たのに、こんな展開になるとはね」
ジョーカーの用件はそういう事か…
「ザムシャーとアグルのために舞台を用意するよ」と、ジョーカーの身体が輝いた。
次の瞬間ジョーカーの姿が消え、巨大魔法陣が現れた。
「この魔法陣から外に出たり降参宣言したら負けという条件でどう?変な悪戯は仕掛けてないからね」(ジョーカー)
「いいだろう…これでやっと手合わせ出来る」(ザムシャー)
「望むところだ!」(アグル)
こうして、ザムシャーとアグルの手合わせが始まった。
ザムシャーが刀を手に襲いかかるのをアグルは魔法陣の枠線ギリギリの位置でかわす。
「そんな弱腰では手合わせにならぬぞ!」(ザムシャー)
「逃げてるわけじゃない!勝算は…ある!」(アグル)
アグルは真剣白刃取りでザムシャーの刀を奪う。次の瞬間、ザムシャーの悲鳴が!
「ぎゃああああ!」…ザムシャーの刀とは別の刀がザムシャーの右腕を貫通していたのだ。
アグルが刀でザムシャーを袈裟懸けにした。
ここでジョーカーが現れ「そこまで!アグルの勝ちだね」と言った。
「見事なり、アグル…いい勝負だった」(ザムシャー)
「さすがに危なかったけどな」(アグル)
手当てをしようとガイアが申し出たが、ザムシャーは「拙者は助からぬ、手当ては無用」と断った。
「お主たちに会えてよかった」…この言葉を最期にザムシャーは息絶えた。
「この魔法陣、利用させてもらっていいか?」と問うアグルに「いいけど…どうするのさ?」とジョーカーが問い返す。
「ザムシャーを別次元に葬ってやるんだ」とアグルはブレスレットの力でカードを6枚出した。
魔法陣は円の中に六芒星が描かれていた形だった。
アグルがその六芒星の角に当たる部分にカードを置くと魔法陣が輝き、ザムシャーを包んだ。
ザムシャーの亡骸は魔法陣を通じて別次元に消えていった。
ザムシャーよ、永遠なれ…
73 :
壬龍の日記:2006/08/29(火) 14:06:11 ID:EPHxgX+g0
改めてジョーカーに用件を聞くと…
「ヒカリが異世界に行ったために氷の神殿が無防備状態…つまり敵が侵入しやすくなっているよ。
ヒカリが持つフォースエッジが氷の神殿の真の力を覚醒させるための鍵になっているんだけどね」(ジョーカー)
「プロメテウスの結界は何のため?」(ガイア)
「一種の時間稼ぎさ…それでもある程度敵の侵入は防げたようだけど。
闇の勢力が氷の神殿を直接攻撃した事で破られたから、何度補修しても侵入されるよ」(ジョーカー)
「『壬龍を試しに来た』ってどういう意味だ?」(アグル)
「フォースエッジの力でリバースタワーを解放させれば氷の神殿の真の覚醒に一歩近づくけど、出来るのは力と意を備えた者だけ。
俺が来たのは壬龍にヒカリの手助けが出来るかどうかを試すため…ヒカリに頼まれたのはこういう事ね」(ジョーカー)
ジョーカーには申し訳ないが、今の我らにはその用件に応えられぬ。
ゾフィーがゴルゴダ星(…に、よく似た人工の星)に閉じ込められているので助け出さねばならぬのだ。
ヒカリに伝えてほしい…ゾフィーが救出された後、改めてジョーカーの用件に応えるとな。
「わかったよ…今度会う時は異世界でね」
ジョーカーは、こう言って消えていった。
ヴァイン!
ジョーカー「坊や…………だってさ。」
そうか……?…そう言えば、エンボディードはどうなった…?
ジョーカー「え?…なんかガイア達で倒しちゃったみたいだけど?」
…!?……間違いない!あの儀式だ…ヤプールめ…。
ジョーカー「(…エンボディード…儀式…ボガール…)…ムンドゥス…!!…まさか坊や!」
あぁ、元々ボガールは先代の抜剣者とプロメテウスで倒した魔物の、二つ目から生まれた奴だ。昔プロメテウスの倒し損ねた魔物(封印中)と同じレベルの4つの魔、『暴食』の残骸だ。
ジョーカー「つまり、エンボディードとして復活に必要な闇を集めてあえて壊した後、ゾフィーを餌に集まった光の申し子達にぶつけて、『暴食』復活の生け贄するつもりだね!?…じゃあ壬龍達は!」
あぁ、このままじゃ確実に食われてさよならだ。ヤプール事な。
ジョーカー「ヤプール…」
おそらく『暴食』を取り込むつもりだろうが、そもそもあれは、人がどうこう出来る物では無い。食べられて終りだろう。クトゥルフもそれが分かっているからこそ、協力しているのだろう。
ジョーカー「知らせなきゃ…!」
やらせておけ。
いつか超える壁だ。どうせこの先の敵はもっと強いのだからな。
ジョーカー「…坊やは見殺すつもり?」
リバースタワーの敵は、最低でもプロメテウスより強くなければ話にならん。現実を見せ付けるのも一興だ。『暴食』は奴らの中で最も弱い。良い練習台さ。……だが、死なれても困る。
ジョーカー「坊や!」
途中までやらせよう。俺はツレを探して参戦する。ジョーカー、お前は万が一の時壬龍と、『光の申し子』を守れ。『暴食』が復活すれば真っ先に狙われるのは、壬龍だ。…行け。
ヴァイン!!
77 :
考察:2006/08/29(火) 16:44:19 ID:fqtPgPnCO
『ムンドゥス』
プロメテウス達が戦った七つの魔物の総称。内、四体は倒したが、三体はリバースタワーに封印中。ボガールはこの内の『暴食』の残留思念と残骸が合わさって生まれた。プロメテウスより多分に強大な力を持っている。闘うには『光の申し子』の覚醒が必須。各々、七つの大罪の名を冠している。
78 :
壬龍の日記:2006/08/29(火) 19:19:54 ID:83in/7YN0
(
>>73の後)
私と光の申し子≠スちはメロス、ウルフ、マルス、ゴライアンのところに戻った。
「随分時間がかかったようだけど何かあったのか?」(メロス)
三種の神器の保管場所での出来事を龍玉を通じて見せてあげた。
「そうか、ザムシャーが…誇り高い剣士だったんだな」(ウルフ)
「それにしてもヒカリがね…ちょっと待て!プロメテウスがそんなプログラムを仕込んでたなんて初耳だぞ!」(マルス)
マルスが驚くのも無理はなかろう…アンドロ艇は未だに謎多き戦艦。
その謎の一端がわかっただけでも僥倖…問題はトラン王子はこの事を知っていたのか、だがな。
「トラン王子に聞いてもわからないのでは?」(メロス)…つくづく惜しいな。
ともあれ、早くゾフィーを救出せねば…
79 :
壬龍の日記:2006/08/29(火) 22:12:38 ID:6fePqel40
(
>>78の続き)
「…とはいえ、真っ先にゾフィーを助け出さない事には始まらないな」(ゴライアン)
それはそうだが…今、龍玉で見たらゾフィーが閉じ込められている場所の周辺に禍禍しい力を感じるのだ。
「ボガールに似てる?!」(アグル)
ボガールに似ているが違う…過日のボガール軍団との戦いで倒されたボガールの1体の残留思念だろう。
ヤプールはそれを承知の上で我らを誘き寄せて倒す算段であろうがな。
「倒したと思ったのに…しぶといね」(ガイア)
しぶといどころか、より強大にして凶悪な力を秘めている…トラップの1つにしてはあまりにも強力だ。
だが、一刻も早くゾフィーを救出してゴルゴダ星の件を片付けねばならぬ。
「よし!早速ゴルゴダ星に出発だ!」
メロスのこの言葉を合図に、我らはゴルゴダ星に向かった。
アホくせえ、もういい、俺様はここでお別れだ
「突然何言い出すんだ、ゴライアン、これからゾフィーを助けに行く所だろ?」
罠一つまともに抜けだせねえ奴助けるなんて馬鹿馬鹿しいって言ってるんだよ
俺様は抜けさせてもらうぜ
「あ、ちょっと、ゴライアン・・・」
・・・すまねえな、ゾフィー、だが、俺は連中を信じるぜ
俺の仕事はこっちだ
ゴルゴダ星(人工の星ではあるが、面倒なので以下「ゴルゴダ星」に統一)に向け、我々はアンドロ艇に乗り込んだ。
万が一を考え、グランテクターと黄道の剣も積み込んだ。勇者プロメテウスの出現がなくても、三種の神器はそれだけで我々コスモ戦士にとって大きな戦力となる武器だ。
そして、もう1つ。
「何ですか、その荷物は?」(ガイア)
これは、ゾフィーを救出した後、きっと役に立つであろうアイテムだ。だが、今は内緒にしておこう。
大気圏を突入した直後、
「アホくせぇ!罠一つ抜け出せないような奴を助けるなんて馬鹿馬鹿しい!俺様は降りる!!」
と、ゴライアンが騒ぎだした。
「何言ってんですか!!」
とガイアとアグル、そしてマルスが飛びかかったが(ウルフは操縦桿を握っているから、手が放せない)、ゴライアンは軽くふりほどいて、3人まとめて投げ飛ばした。
ゴライアンの奴…あの時(
>>50)よりも更にパワーアップしているな。こつこつ、トレーニングしてたみたいだし。
と、感心している場合ではない。
作戦のため、ゴライアンのわがままを通すわけにはいかん。
私はゴライアンの前に立ち、睨みつけた。
しかし、ゴライアンは私の方を軽く叩いただけで、アンドロ艇から出ていった。
「信じてるぜ」
という呟きを残して。
壬龍の方を見ると、黙って頷いてくれた。
なるほど。壬龍は、ゴライアンの気持ちに気付いていたのか。
そういえば、壬龍はゴライアンの事を高く評価していたっけな。
ゴライアンにも、何か考えがあるのだろう。
我々は、作戦を成功させるだけだ。
>>81 大気圏を突入した直後…×
大気圏を突破した直後…〇
です。
すいません。
m(_ _)m
83 :
ガイアの日記:2006/08/30(水) 18:40:46 ID:x5f+Kssh0
僕たちはアンドロ艇でゴルゴダ星(人工の星だけど)に向かった。
万一のためにグランテクターと黄道の剣も持っていく事になったけど、見慣れない荷物もあった。
メロスが言うには、ゾフィーを救出した後で役立つだろうアイテムだそうだ。
大気圏突破直後にゴライアンが「降りる」と言い出した。
「罠1つ抜け出せないような奴を助けるなんてバカバカしい!」だって。
僕とアグル、マルスで説得しようとしたら、逆に僕ら3人纏めて投げ飛ばされた。
いてて…ゴライアンのパワフルには敵わないね。
メロスがゴライアンを説得しようとしたら、ゴライアンは「信じてるぜ」と一言残して結局アンドロ艇を出て行った。
ゴライアンに助っ人を頼んだのがまずかったのかな?でも壬龍は黙って頷くだけ。
壬龍にはゴライアンの気持ちに気づいていたみたい。ここはあえて聞かないようにしよう。
アグルは「ゴライアンめ、ゾフィーを救出して戻ったらぶっ飛ばす!」と息巻いていた。
ここは残った僕たちで何とかしようと言ったら、アグルは「わかったよ」と頷いた。
そうこうするうち、ゴルゴダ星が見えてきた。
ゾフィー…すぐ行きますからね!
84 :
ヤプールの日記:2006/08/30(水) 20:00:03 ID:chVVG2DJ0
来たか忌々しき者たちめ、総爆撃だ!
ゾフィー、私は約束は守る主義だからな。あいつらを全滅させて自分を解き放ちたいのだろ?
「そうだ。私はお前と一緒にいることによりお前より奴らこそが真の悪だと悟った。
あの偽善面を被った奴らがな!メロスは俺の心を癒し支えたがお前みたいに力を与えるまではしてくれなかった。
感謝するぞ、ヤプール。」(ゾフィー)
さてザラブ、奴らを倒せ。
「ふっふふ、私の出番か。なぁに奴らは倒すさ。」
ゴライアンの姿になったか、流石はザラブ。宇宙人連合一のやり手だな
ザラブは連中を騙し追い詰めた。あと一歩だ・・グウハハハハ!!!
な!!ダ・・ダイナとティガ!何故あいつらが!!!!
「どうしたのだ。我が友よ。」(ゾフィー)
ザラブが負けおった!
「暴食がいる限り大丈夫だ。さて・・・私は元の位置に戻ってよいかな?奴らを欺きたいのでな」(ゾフィー)
グバハハハそうだったそうだった!じゃ任せたぞ
七つの魔物の最上位混沌そのものであるわしを倒せるわけ無いぞ。
ゾフィーは私をも利用しようとしているようだがw相変わらずの悪知恵だな
まあ奴などに騙されるほどワシは浅はかではない。
奴は俺やクトゥルフを出し抜き全ての支配者になろうとしているようだが世間は甘くないぞ・・・・
85 :
ゾフィーの日記:2006/08/30(水) 20:27:09 ID:4UUpqcEVO
私は今、奴らのアジトにある牢獄に捕らえられている。
ガッツ星人やナックルに敗れた事は覚えているが、気が付いたらここにいたのだ。
くそっ…殺すなら、さっさと殺してくれ!どうせ、この戦いが終われば光の国の裁判の後、死刑になる身なのだ。私はもう、メロス達の足手まといにはなりたくない。
特にする事もないので、本屋で買っておいた涼宮ハルヒの新しい小説を読んでいた(実を言うと、この本を買いに行った帰りにガッツ星人&ナックルがモルド&ギナと戦っている所に出くわしたのだ)。
誰かが来たようだ。
「目が覚めたかね?ゾフィー」
ヤプールにザラブ星人か!
「よく眠っていたようで…よく寝ている奴を見ると、ついついイタズラをしたくなるのだよ」(ザラブ)
子供みたいな事を言いやがる。
「そこで、このような物を作らせてもらったよ…」(ヤプール)
2人の陰からもう1人、姿を現した。
これは、私じゃないか!
「何を驚いている?以前、君の奥底に眠る悪意が、もう1人の君を誕生させたのだろう?我々の科学力を使い、再び君の悪意でもう1人の君を作らせてもらったよ」(ヤプール)
「今の貴様はウルトラノイローゼも一時的に治まり、かなり安定している。あの時のゾフィー(悪)とは違い、このゾフィー(悪)はかなりの戦闘力を持っているぞ」(ザラブ)
何だと?
「では、手筈通りに…」(ゾフィー(悪))
もう1人の私は、ヤプールと共に牢から出ていった。
86 :
ゾフィーの日記:2006/08/30(水) 20:36:22 ID:4UUpqcEVO
「さて…もう1つ保険をかけておくか…」
ザラブが、私に近付いてきた。
「以前、私の仲間が初代ウルトラマンに化けた作戦を知っているかね?」(ザラブ)
ああ。よ〜く知っているさ。全然似てなかったがな。
「そう。そこであの作戦の反省点を生かし、それを応用しようと思うのだよ」
私に近付くザラブ星人の手には、カラーマジックが握りしめられていた。まさか…。
「おとなしくしろ!」
あ、やめろ!くすぐったいではないか!ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!
「これで完成だ」
と、ザラブは私に手鏡をよこした。
これでは、偽ウルトラマンのゾフィーバージョンじゃないか!!
「そうだ。貴様を見た連中は
「こいつは、ザラブ星人が化けた偽ゾフィーだ!!」
と勘違いし、貴様に総攻撃を加えるだろう」
何だと!?
「情けを掛けてやる。親友に殺されて死ね!ゾフィー!!ワハハハハ」
ザラブは、笑いながら出ていった。
メロスやガイア達に殺される…これが、私の運命なのか…。
87 :
ガイアの日記:2006/08/31(木) 13:55:28 ID:XYjvG6ac0
ゴルゴダ星に降り立ち、早速ゾフィーを探す事になった。
そこへ、ティガとダイナが駆けつけてきた。
ゾフィーの件を聞いて一足先に行ったらゴライアンに化けたザラブに出くわしたが速攻で倒したとか。
本物のゴライアンがいたら間違いなく瞬殺だね(^_^;)。
ティガとダイナを加えた僕たちで歩いていると、ゾフィーを閉じ込めている牢獄が見えた。
中にいるゾフィーが違う?と思いきや、壬龍によると何と本物のゾフィーと判明!
ザラブによってカラーマジックで偽者に仕立てられただけだって…セコすぎ!
「厄介な事にゾフィーの中に眠る悪意を利用してヤプールがもう1人のゾフィーを造った。
それもかなり戦闘力の強い…それが我らを見張っているようだ。
牢獄の周辺にも何か罠があるやもしれぬ。用心を」(壬龍)
壬龍がそう言うなら、気をつけなきゃね。
馬鹿野郎!お前らの目は節穴か!
ガイア「マーゴドン!?なぜここに?」
よく考えてみろ、今まで散々パワーアップしたお前らが苦戦する敵に、ダイナやティガが勝てると思うか?
アグル「あ」
ティガ「ばれたか」
ダイナ「まあいい、ならこの場で殺してやろう」
ティガ「いでよ、アルゴ星人産怪獣軍団!!」
頭がふたつあるアストロモンスと、目玉が腹部にもあるサタンビートルが現れた
マルスとメロスがすぐさま2匹に立ち向かっていく
ガイアとアグルはダミーティガとダミーダイナに立ち向かう
壬龍とウルフがゾフィーを保護して、アンドロ艇に
私も参戦しようとしたが、そこに空から雷が降り注いできて、私の体を打った
「マーゴドン、今日こそ葬ってくれる」
デビロン!
ガイア「!!何をする気だ」
む、光の戦士が偽ダイナとティガに何かされている
偽ダイナ「ふふふ、やはり真っ向勝負では勝てないようだからな、こうするのだ」
ガイア&アグル「うわああああああああああああああああああああああ」
ガイアとアグルから光が一つずつ出て・・・
ああ、ガイアとアグルが人間の姿に戻ってしまった!
そしてガイアとアグルの光が徐々に邪悪な輝きを帯びていき・・・
光の力が、闇に変わった!
偽ティガ「闇の力が光に変わるのだから、逆もまたしかり、貴様らが育てた光は我々が闇に変えた」
高山我夢「嘘だ!ていうかうわああ」
偽ダイナ「?どした」
高山我夢「生身で宇宙に、死ぬううううううう」
偽ティガ「いや、ゴルゴダは空気とかちゃんとある」
藤宮「変なところで親切設計だな」
偽ダイナ「ふふふ、そんな事は大した問題ではない、この闇の力を我々の体に宿せば、もうお前らはどうしようもあるまい」
高山我夢「くそお、返せ」
偽ティガ「さあ、この闇は我々の物だ」
偽ティガとダイナが黒く輝いた
そして、光がおさまると、そこには邪悪な輝きを放つ2人のカオスウルトラマンが立っていた
己!
デビロン「ふははははは、お前らもこれで終わりだ」
く、助けたいがデビロンの相手で手が離せない
見ると、マルスとメロスがサタンビートルとアストロモンスを倒していた
二人とも、あの二人のウルトラマンを止めてくれ!
マルス「任しとけ!」
立ち向かう二人だが、激しい格闘戦の末撃ち負けてしまった
メロス「なんて強さだ」
マルス「メロス、アンドロタイフーンだ!」
メロス「よーーーし、アンドr・・・」
カオスウルトラマンD「リキデイター」
メロス「ぐあああああああああああああああああ」
アンドロタイフーンごとメロスは吹き飛ばされた
く、ここは退くぞ、高山、藤宮、私に捕まれ
カオスウルトラマンTH「ふふふふふふ、こうだ」
高山「ぎゃあああああああああああああああ」
藤宮「うああああああああああああああああ」
ああ、二人がジャミラとパワードジャミラに・・・
二人は何のためらいもなく、マルスに火炎を吐いて攻撃する
マルス「うわああああああ、あちちちち、あちいいいいいいい」
全身火だるまになって転げまわるマルス
糞、ここは撤退だ!!
メロス「しかし二人が・・・」
どうせいつもどおりミもタも無く助かる事を信じよう
私が全力で冷気を起こして敵を足止めして、その隙にアンドロ艇までメロス、マルスと共に退避した
私がついていながらこんな事になるとは・・・
これではあの要塞陥落の時と同じだ
糞、凶悪宇宙人め!
壬龍と協力し、何とかゾフィーをアンドロ艇へと運んだ。
「ウルフ、壬龍…もう、手を離してくれ。私も戦いたい」(ゾフィー)
馬鹿な、何を考えているんだ!
「カラータイマーも点滅している。そなたのエネルギーは、立っていられる分しか残ってないだろう。ヤプールがもう1人のゾフィーを作ったと言っておったが…恐らくは、その時」(壬龍)
しかし、それで「わかりました」と言うゾフィーではない。
げ、壬龍のあの目は…雷激を使うつもりかよ!?
その時…
「どうした、ウルフ!」
メロスか!実は…
「なるほど…ゾフィーならそう言うと思っていたし、もちろんそうしてもらうさ。今は、1人でも戦力がほしいからな。
マルス、私が持ってきた例の荷物を持ってきてくれ」(メロス)
メロスの指示で、マルスが何やら包み物を持ってきた。
そういや、何が入ってんだ?あれ。
「ゾフィー、こいつを使え!」
そう言ってメロスが手渡したのは…ウルトラコンバーターじゃないか!
「こんな事もあろうかと思ってね。ゾフィーの部屋から失敬してきたのさ。そして、こいつだ」
包みの中から、今度はコスモホークを取り出した。
なるほど。タロウから借りてきたわけか。コスモホークがあれば、エネルギーを持続できるからな。
さすがメロス。用意周到な奴たぜ。
「では、4人とマーゴドンはここを頼む。私は、光の申し子が気懸かりだ」
そう言って、壬龍はアンドロ艇から出ていった。
92 :
壬龍の日記:2006/09/01(金) 17:04:45 ID:ckdDl9Ji0
ゾフィーをメロス、ウルフ、マルス、マーゴドンに託し、光の申し子≠スちを捜しに出た。
すると、我が目の前にはジャミラの姿にされた光の申し子≠スちと、ティガとダイナの姿をしたカオスウルトラマンがいた。
さらにはデビロンも!そういう事か!
「壬龍を殺せ」とのデビロンの言葉にジャミラの姿の光の申し子≠スちは私の方を向いた。
次の瞬間、炎がデビロンに当たった!
「あちあちあち!」とデビロンは火達磨状態。光の申し子≠スちの意識は大丈夫のようだ。
カオスウルトラマンTH&Dが光弾を放とうとしたが、やはり炎を浴びせられた。
「空気はちゃんとあると言っていたから…水よ、万物の生命を育みし水よ!
我と我が友の忌まわしき姿を洗い清めよ!」
アグルの力ある言葉に応えて大量の水が噴き出し、光の申し子≠スちにかかると2人とも元通り。
さらに光の申し子≠スちは人間から戦士の姿になり、デビロンとカオスウルトラマンTH&Dに迫る。
カオスウルトラマンTH&Dが慌てて放った光弾は光の申し子≠スちがあっさり弾き返す。
すると意志を持つように黄道の剣が飛んできてデビロンの脇を掠り、ガイアの手に!これにはアグルも驚く。
「闇の手により造られし人形め、消えろ!」
ガイアは黄道の剣でカオスウルトラマンTH&Dを消滅させた。
「今までの分を纏めて利子つけて返してやる!」とガイアは黄道の剣でデビロンを袈裟懸けにした。
いざとどめという時に眩い光線が飛び、デビロンが消滅!
振り返ると、紫のネクサス…孤門殿か!
「ゾフィーの事を聞いて、こっそり後をつけたんだ。
デビロンにはイレイズレイシュトロームが効果的かと思って浴びせてやったよ」…忝い。
だが、デビロンの事なのでしぶとく生き延びるかも…言ったら「それはそれでまた浴びせてやるよ」と孤門殿は言った。
後で黄道の剣がなぜガイアの手に渡ったのかを龍玉で探ってみたら黄道の剣とガイアの波動が合致していたらしい。
氷の神殿の三種の神器の保管場所を訪れる度に黄道の剣がガイアに対してかなり反応を示していたようだ。
珍しい事もあるものだな。
壬龍がアンドロ艇を出てすぐ、レーダーが巨大な物体をとらえた。
かなりデカいな…ジュダ達の怪獣戦艦並か…。その数10体。
巨大な物体が姿を現した。あれはエースロボット!ヤプールか!!
「驚いたかね?アンドロ警備隊の諸君」
ヤプールの声が聞こえた。
ああ、驚いたとも。前にゾフィー達から聞いたエースロボットとは、桁違いなデカさだからな。
「貴様等の次はグアの3兄弟だ。奴らの怪獣戦艦に対抗するためにな。しかも、こいつは最初から戦闘用に作られている。
エースロボットよ!アンドロ艇ごと、そやつらを踏みつぶしてしまえ!」(ヤプール)
そうはいくか!
「メロス。デカい相手なら、俺に任せてくれ。…って、黄道の剣は?」(マルス)
ついさっきまで、グランテクターと一緒にそこに置いてあったはずだが…?
「まぁ、いいや。まとめてスクラップにしてやるぜ。巨大化能力、スイッチオン!!」
マルスは外に出て巨大化した。
しかし…1対10では分が悪すぎる。マルスは、劣性を強いられた。待ってろ、今すぐ援護する。
私とウルフはマーゴドンにゾフィーを頼み、外に出ようとした。
「メロス…隊長なら、もう少し部下の力を信じて下さいよ」
マルスの声がした。
「言ったはず!こんなガラクタ、俺1人で十分だと…うおぉぉぉぉぉっ!!」
まさか、マルスの奴…馬鹿な真似はやめろ!!
「食らいやがれ!グレート・コスモオーラ!!」
アンドロ艇の外で大爆発が起き、爆煙が晴れるとエースロボットの無数の残骸が散らばり、その真ん中で元の大きさに戻ったマルスが倒れていた。
私達はアンドロ艇を出て、マルスの元に走った。
馬鹿野郎…巨大化して光線技を使えばどうなるか、お前が一番よく知っているだろう…。
「メロス、マルスはまだ生きてるぞ!気を失ってるだけだ!」
マルスを抱き起こそうとしたウルフが叫んだ。その時
「メロス…」
壬龍の念が飛んできた。
「嫌な気を感じたから龍玉で覗いてみたら…マルスは無事だ。私から力を送っておいた。ただ、これからの戦いもあるからそれほど大きな力は送れなかったから、マルスはしばらく戦闘には参加できんが、死ぬ事はないだろう。間もなく目を覚ますはず…」
やはり、あなたか。ありがとう、壬龍。
「まったく…巨大化しての光線は自殺行為のはず。マルスは帰ったら説教だと、そう伝えてくれ」
さらには、ガイアとアグルの救出にも成功したという。
よし、戦いはこれからだ!
ウルフ、ゾフィーと共に改めて決意し、マルスをアンドロ艇に運んだ。
うーん
アグル「どしたの?マーゴドン」
いや、ジャミラって水喰らうと死ぬんじゃなかったけ?
アグル「あ・・・ぐあああああああああ」
わあああああしっかりしろ、二人とも、せっかくいつもの用にミもフタも無く助かったんだぞ
ガイア「ううう、こんな、こんな間抜けな死に方するなんて・・・・」
アグル「・・・嘘」
・・・次やったらマジで怒るぞ
メロス「よし、それじゃ氷の神殿に戻るとしよう」
すまん、先に行っててくれ
メロス「・・・決着は自分の手でつけたいのか?」
ああ、すまんな、メロス
ゾフィー「まさか、君がマーゴドンの姿をして、根源破滅招来体達に力を貸していたとはな」
やはり君は気づいていたか、ゾフィー
ゾフィー「当たり前だ、大体マーゴドンは本来喋ったりしない生き物だし、何より君はゴライアンやドリューと同じくらい長い付き合いだからな」
今まで黙っていてくれたのか?
ゾフィー「その姿で居る理由があるんだろう?」
ああ、この姿は私への戒めだ
ゾフィー「まるで、ヒカリの復讐の鎧だな」
・・・・行ってくる、武運をユニジンに祈ってくれ
宇宙空間に、奴はいた
デビロン「うぐるうううううううううううう、どけ、そこをどけ、殺す、殺す、下等生物度もめ、あんなちんけな光線で私を殺せると思う」
どくと思うか?
デビロン「殺す、なら殺す、死ね、死ね、死ねええ」
ぐううう、カオスウルトラマンの死への絶望を吸収してパワーアップしたのか
糞!!
デビロン「っち、だがお前の攻撃程度で俺はやられんよ、ふん」
くああああ
デビロン「ウルトラ大要塞陥落させた大将さん、新人成長をさせようとして皆殺しにさせたまぬけさん、その罪を償いなさい」
があああ、くうううやはり、この姿では勝てないか
デビロン「ははははははははははは、そのとおり、死んだ隊員達の貴様への恨みがある限り、お前はその姿、力は自由につかえない」
この!
デビロン「つまり」
デビロンが冷気を弾き返した
デビロン「お前は私には勝てんのだ、ウルトラマンザージ!!!」
ぐうがああああああああああああ
デビロン「所詮、お前ごとき脇役が、この俺はたおせんのだ」
それは違うぞ、デビロン
デビロン「何?」
お前も脇役だ!!
デビロン「何〜〜〜〜〜〜〜〜ってうんなこたどうでもいい、とりあえず死ね」
がはあああああ
97 :
ザージの日記:2006/09/01(金) 19:20:14 ID:LMp0pBk60
『隊長、ザージ隊長』
ここは、お前達は・・・
私は負けたのか?
『ザージ隊長、負けないでください、私達はあなたを怨んでいない』
しかし、俺はあの日、デビロンが大要塞を攻撃した時、お前らを殺した
何かしろの戒めを受けねば・・・
『隊長、宇宙の平和を守る事こそが俺達の望んでいる事です、戒めを受ける事なんて、俺達は望んでいない』
お前達・・・私が、私が意地を張っていただけだったのか!
『隊長、宇宙の平和を頼みましたよ』
応!!
デビロン、戦いはこれからだ
デビロン「な・・・マーゴドンの体が・・・、元のウルトラの戦士の姿に」
98 :
ザージの日記:2006/09/01(金) 19:58:36 ID:LMp0pBk60
行くぞ、デビロン!これで今度こそ終わりだ
デビロン「ふざけるなあああああああああああああ!!!」
ディィア
デビロンの体が、一瞬にして凍りついた
デビロン「無駄だ、肉体が凍り付いて使い物にならなくなっても、ほんt・・・さ・・さむ・・・」
パワーアップした私の冷気は、魂さえも凍りつかせる
デビロン「あ・・・あ・・・ここ・・・おわr・・・か・・・?」
永遠にさらばだ、宇宙の悪魔デビロン
デビロンの本体は砕け散り、無へと帰った
さて、私は私のやる事をしよう
私はゾフィーに私は勝利したと言うウルトラサインを出し、目的地へと向かった
99 :
壬龍の日記:2006/09/02(土) 22:00:10 ID:tT4bBmnA0
光の申し子≠スちと孤門殿と共に急ぎアンドロ艇に戻った。
孤門殿が助力した事を話すと、メロス、ウルフ、マルス(アンドロ艇についてから目が覚めた)、ゾフィーは驚きつつも礼を言った。
氷の神殿に戻る事になり、いざ出発という時にマーゴドンが「先に行ってくれ」と言った。
龍玉で観察したら、デビロンは孤門殿の光線技をくらってもなお生きていた。
ガイアが倒したカオスウルトラマンTH&Dの力を吸収したのか?
すると、ゾフィーが「まさかマーゴドンの姿をして破滅招来体たちにに力を貸していたとはな」と言った。
ゾフィーはマーゴドンの正体を知っているらしい。
光の申し子≠スちと孤門殿は訳がわからず顔を見合わせていた。
「デビロンと決着をつけてくる」と言うマーゴドンを見送った後、その正体を龍玉で観察した。
「ウルトラ大要塞を陥落させた大将さん、新人成長をさせようとして皆殺しにさせた間抜けさん、罪を償いなさい」
デビロンがウルトラ大要塞した事で多くの戦士たちが死んだのか。
「死んだ隊員たちの恨みがある限り、お前はその姿、力は自由に使えない。お前は私には勝てんのだ、ウルトラマンザージ!」
ザージという戦士がマーゴドンに姿を変えていたのか…
龍玉に映る光景が変わった。マーゴドンがザージの姿に戻っていたのだ。
ザージはデビロンを氷づけにする。
「パワーアップした私の冷気は魂も凍らせられるのだよ」(ザージ)
「ここ…おわ…か…」(デビロン)
デビロンの本体は砕け散り、無へと還る。
そこへ、ザージが勝利したとのウルトラサインを受け取ったとゾフィーが知らせてきた。
光の申し子≠スちと孤門殿は「やったね!」と嬉しそうだった。
今度こそ本当にデビロンは死んだのだ。二度と甦る事はないだろう。
100 :
壬龍の日記:2006/09/02(土) 23:05:40 ID:lvVef6gT0
(
>>99の後)
「とりあえず返さないとね」と、ガイアが黄道の剣をグランテクターの傍に戻した。
メロス、ウルフ、マルス、ゾフィーは「何でガイアが黄道の剣を?!」と驚いた。
「黄道の剣をガイアが扱えるというのは余程の理由があるのでは?」(孤門殿)
そこで、黄道の剣が度々ガイアに対して反応を示した事…黄道の剣とガイアの波動が合致していた事を説明。
「それでガイアが黄道の剣を扱えるのか…いやはや参ったね」(マルス)
『参ったね』ではなかろう、マルス?
「え?」(マルス)
巨大化しての光線技は自殺行為に等しいと承知のはず…最悪、命を落とす事になるぞ!
「雷撃は勘弁してくれ!」(マルス)
雷撃は放たぬ…代わりにバーチャルシステムの『壬龍コース・超上級者モード』で極上の地獄を味わわせてやろう。
「そんな〜(半泣)」(マルス)
口答え無用!
ザラブよ、邪魔なハエ(デビロン)が消えてせいせいしたな。
「ふふふ、我が死んだと勘違いして死ぬとはめでたい奴だ。」(ザラブ)
おっと、ワシがある程度掌握している破滅将来体のゼブブからだ。
「ギナとモルドを捕らえました。エネルギーへの変換も終了しております。」(ゼブブ)
ご苦労。ジュダの捕獲も任せたぞ。
ゾグやドビシ、]サバーカとモキアンはもはや我が配下!
マーゴドンを消せば根源的破滅将来体は完全に我のものだ!
「地球への襲撃はお任せを」(ゾグ)
さてギナとモルドの力を体内へ注ぐとするか・・・
ん?ザラブ何をする気だ?
「その力、私が頂く!!!」
ふははは!遅い!!Uキラーザウルス第一形態ふっかーっつ!!!
「き、聞いてねえええええ!!」(ザラブ)
私は触手でザラブを捉えた。
二度と私に逆らわぬと誓えば最後のチャンスを与えてやろう。
「ひぃぃぃぃ!わかった。誓う誓う!嘘じゃない!本当に誓う!」(ザラブ)
ほう、ならばほれ!
「なんじゃこりゃー!」(ザラブ)
原始破壊爆弾、私のスイッチ一つで爆発する。
爆発させて欲しくなかったらゴミどもを焼き払え!倒せ!打ち殺せ!
「楽しいショーの始まりだなぁ。ヤプール。」(悪ゾフィー))
ああ、楽しいな。
「私もここで見せさせてもらう事にするよ。」(悪ゾフィー)
勝手にみな。
あとはジュダを捕らえUキラーザウルスネオとなるだけだ。グウハハハ!
ザラブとドビシの大群が地球に着いたようだ。最高のショーの始まりだ。
「しかし俺の偽者や偽善者どもはどうするのだ?」(悪ゾフィー)
ふふふ!見よ!巨大エースロボット2000機実戦配備完了!
そしてこの超改造エースキラーを見よ!これさえあれば奴らなどゴミクズ同然だ!
102 :
???の日記:2006/09/03(日) 01:31:35 ID:pEiDypF20
えーと・・・
主だった根源破滅招来体の皆さんがヤプールの方にねがえったんっすけど
「だね、それで?君はどうする」
いや君はどうするって、別にいつもどおりやるだけっすけど
「うん、あんまやりすぎるなよ・・・て言うか、なんかこっちが事を起こす前に、ガイアだのアグルだのが方をつけるだろ」
そうっすね
「つーことで俺はまた旅に出る」
ユニジン、あんた、完全にやる気ないな
「だってさ、君、俺でたらさー、ほら、あれじゃん、パワーバランス崩壊してもっと強いのでてくんじゃん」
せっかくグア倒して、パワーバランス直ったと思ったら、今度はクトゥルフっすからね
まあ、当初の原因はアルゴなんだけど
「どっちにしろそれに乗じてでただろ?クトゥルフ、だからよ、この戦い終わったら力奪っちまおう、うん、多すぎる光は多すぎる闇を生むんだ」
ストーリーの力のインフレっすね
「うんだ、うんじゃ、何か億が一何かあったら・・・」
主人公級が負けるわけ無いじゃないですか、残念ながら俺、本編と同じで出番なさそうです
「可哀相にな・・・うん、何、気にするな、いつかいい事がある」
そうっすね、そうですよね
せめて最後に俺の名前を言ってください、ユニジンさん
「よし、頼むぞ、k・・・・あ、携帯の電源が・・・」
そんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
103 :
ザージの日記:2006/09/03(日) 01:42:29 ID:pEiDypF20
・・・・・壬龍
「うおおおお、ザージ、つーかマーゴドン、いつの間にそこに」
あのさ、プライバシーって知ってる?
「え?」
正体知られたら嫌だからわざわざ離れたの、その辺の事察してくれてもいいんじゃないのか!?
「あ、・・・いやすまなかった」
ったく、もういいや、ピンチの時に颯爽と現れて正体を明かすつもりだったのに・・・
「ごめん、ごめん悪かった、俺が悪かった」
・・・ところで話はまともなのに戻るが
「え?あ、うむ」
根源破滅招来体が裏切った
「ええ?また?」
うん、あいつら、ま〜〜〜〜た高給に釣られて・・・
「僕達の戦ってきた物っていったい・・・」
・・・その、ほら、えーと・・・金で雇われた殺し屋と戦ってきたと思えば・・・
「なんか、神秘的のかけらも無いな」
あのな、藤宮君、世の中に神秘的なものなんて何も無いんだよ
超能力も光線技も、不死身の体も精神生命体も、蓋を開けてみれば皆何かしろの弱点があれば、原理がある
「サンタの正体が親父だと知った時の様な気分だ・・・」
んじゃ、俺はこれで
「あ、ザージ、君は、どこに行くの?」
・・・・・・それは、その・・・・
「まさか君も高給に釣られて・・・」
いやそれは無い、俺が行くのは、今度こそ、秘密だ、絶対秘密だ、覗くなよ、壬龍!!
シュワ
104 :
壬龍の日記:2006/09/03(日) 13:45:24 ID:mY9ifNV70
(
>>100の続き)
マルスへの説教の最中に肩を叩かれたので振り返ると、ザージが立っていた。
「正体知られるのが嫌だからわざわざ離れたんだ。その辺の事察してくれてもいいだろう?」
すまなんだ…デビロンとの因縁を知ってから気になっていたのだよ。
ザージは折を見て正体を明かすつもりだったらしい。
ザージは「破滅招来体が裏切った」と知らせてくれた。
「また高給に釣られたようなんだ」…何者かにヘッドハンティングされたようなものか?
「これから用事がある。何の用事かは今度こそ絶対秘密だから龍玉で覗くなよ!」
ザージはこう言ってアンドロ艇を出た。念押しされては仕方ないか。
ザージが出た後、破滅招来体の面々に何があったのか、龍玉で探ってみた。
すると、破滅招来体の面々はヤプールのところにいる事がわかった。
悪のゾフィーも一緒に…彼は自分が本物と思い込んでいるようだ。
ヤプールはギナとモルドの力を糧にUキラーザウルス第1形態に…ついに最悪の事態が起こったか!
さらにヤプールはザラブに原子破壊爆弾をつけ、ドビシ大群と一緒に地球に差し向けた。
そして…巨大エースロボット2000機と超改造エースキラー?!
ヤプールはジュダを捕らえてさらにパワーアップする算段のようだ。
「大変だ!急いで戻ろうよ!」(ガイア)
そうだな…アンドロ艇を急ぎ地球に飛ばしてくれ!
ゾグ「もう悪いことはいたしません、どうか命だけはお許しを〜〜〜〜」
駄目だ
ていやあああああ
ゾグ「ひでぶ」
えーと、今俺様はちこっと数が多いだけで地球に降りてきた馬鹿でかいだけの侵略者と、でかいエースの格好したロボットを叩き潰し終わったところだ
や〜っぱし地球の方に来ましたね、この子達は
ん?なんかまた変なロボットが来たぞ
超改造エースキラー(以下超エー)「ははははは、お前が私のかわいいエースロボット軍団を全滅させ破滅招来体達をぶちのめしてどっかの異次元にほおりだした事は誉めてやろう、だが、今度は私が相手だ」
なるほどな、確かに、今まで出たのよりは強そうだ
超エー「ほざけ、お前は私に殺されるのだ」
んじゃやるか
どりゃああああああああああああああああああああ
超エー「効かんわあああああああああああ、今度はこっちの番だ!死ねえええええええええ」
かゆくもないぜえええええええええええええええ、これでも食らえええええええええ
超エー「うおりゃあああああああああああああ」
せいせいせいせいせいやああああああああああ
超エー「うぐはああああ、ぬう、とうううああああああ」
ほい、こんなもん、こうじゃあああああああああ
超エー「ぎいいいいいいい」
ふん、ほいさああああああああああああ
空高く投げ飛ばされる超エー
超エー「う、馬鹿な・・・・」
ゴライアン、レシーーーーーーーーーーーブ
超エー「ぎびいいいいいいいいいいいいいいい」
胴体から真っ二つになる超改造エースキラー、んでもって大爆発
正義は勝つ!がははははははははは、地球に俺様が戻ってきていた事をお前らはよんでなかったな
ん、アンドロ艇だ
後は任したぜ、シュワッチ!
・・・・おーいてて、腕の骨が2、3本いかれてるなこりゃ、あ、足も折れてやがる
野郎、なかなかやる奴だったんだな、やっぱし
106 :
ジュダの日記:2006/09/04(月) 09:29:14 ID:hCma8ondO
兄上と姉上が、ヤプールの手に落ちたか…。
思ったよりは早かったが、うまい事時間稼ぎにはなった。蘇らせてやった甲斐があったというものよ。
2人のエネルギーと、姉上が持つウルトラ戦士を一発で仕留める事が出来るパーチクルガンがヤプールの手に渡ってしまったが、これでヤプールはウルトラ戦士やアルゴ星人と互角に戦えるはず。
三つ巴で、戦争ごっこでも何でもしていればよいわ。
というわけで俺は今、仕事のために時空を越えたある異次元空間にいる。
アルゴや、ウルトラ人と共に行動をしている壬龍であれば俺の居場所を突き止める事が出来るかも知れんが、奴らではここにくる事は不可能だ。もっとも、油断は出来ぬが…。
「ジュダ様…」
ヘラーよ、戻ってきたか…。
「10個目のライフ・ポッドを手に入れました」
ご苦労だった。
これで、残るライフ・ポッドはあと2つ…。
12個全てのライフ・ポッドを集めて宇宙船・アース号を復活させれば、プロメテウスとアンドロの三種の神器の秘密を暴き、さらには宇宙の時間と空間を自由に操る力が手にはいる。
そして俺は宇宙の支配者…いや、神となれるのだ。
しかし…厄介な事に、残りの1つはウルトラの星、もう1つはアルゴが基地を築いた月にあるのだ。
そのために、奴らには互いに潰し合いをしてもらわねば困る。
あと、南極の連中も目障りだな…。
ヘラーよ。お前に怪獣戦艦ギエロニアを与える。
怪獣軍団を率いて、南極の神殿を叩き潰すのだ!!
107 :
ガイアの日記:2006/09/04(月) 12:57:19 ID:nDxmPkys0
ゾフィー救出に成功し、一度地球に戻る事になった。
いざ戻ってみると、エースロボット軍団&超改造エースキラーの残骸が散らばっていた。
闇の勢力の者が来て回収されると困るので、僕とアグル、孤門でその残骸を砕いて無に還した。
壬龍が「ゴライアンが退治したようだ」と龍玉を見せてくれた。
エースロボット軍団を全滅させ、破滅招来体の皆を別次元に追放、超改造エースキラーを圧倒的な力で破壊…
文字通り身も蓋もない倒し方をしたんだね…(^_^;)
氷の神殿に着き、三種の神器をその保管場所に戻そうとした時、壬龍が「先に降りてほしい」と言い出した。
「異世界に行ってヒカリとジョーカーに経過報告してくる。それに…」と壬龍が龍玉を見せる。
龍玉に映ったのはジュダとヘラー。壬龍いわく今の僕たちでは行く事が難しい次元空間にいるそうだ。
「ジュダはライフポッド12個で宇宙船アース号を復活させ、プロメテウスとアンドロの三種の神器の秘密を暴こうとしている。
その上で宇宙の時間と空間を操る力をも手に入れる算段のようだ。
ジュダが手に入れしライフポッドは現時点で10個…残りはウルトラの星と月にある。
ヤプールがギナとモルドを力の糧としたのはジュダにとっての時間稼ぎに過ぎぬ。
そして、ヘラーがギエロニアを駆り、怪獣軍団と共にこの南極を襲撃しようとしている」
宇宙の時間と空間を操る力…そんな事したら宇宙の状況が変わるじゃないか!
「そう…ガイアの言う通り宇宙の状況が丸ごと変わるかもしれぬのだ。
それにヤプールがジュダを力の糧にしようと行方を捜させているようだ…ヤプールとジュダがかち合ったら…」(壬龍)
「究極の最悪だ〜!」(全員)
そういや「強すぎる者がヘタに動くとパワーバランスが崩れる」とゴライアンが言ってたっけ。
「そういう事なので、これから異世界に行ってくる。
そして、マルス!そなたはバーチャルシステムの『壬龍コース・超上級者モード』でトレーニングだぞ!」
「…はい」(マルス)
「私が戻るまで、後を頼む」と壬龍はこう言って消えていった。
氷の神殿に帰ってきた俺達に、壬龍は恐るべき事実を告げた。
ジュダの奴…死んだふりなのはわかっていたけど、とんでもない事を考えついてくれたな。アンドロの日記を書いてる奴も、もう少し加減してくれよ…。
そんな話はさておき、巨大化して光線技を使ったペナルティとして、壬龍からトレーニングを課せられた。それも、バーチャルシステムの「壬龍コース・超上級者モード」だ。
…あのコースは辛いが、それだけにとどまらず、この前やった時はしばらく夢の中にまで壬龍が出てきて雷撃三昧だったからな…。
「協力してやるよ」
と、実に愉快そうな笑顔を浮かべる赤いオッサンと共にトレーニングルームに来ると、アグルがマシーンの所で何かしていた。
「壬龍に頼まれてね、「壬龍コース・超上級者モード」のプログラムを少し組み直していたんですよ」(アグル)
それはひょっとして、楽なトレーニングになる…わけねーか。
恐らくは「雷撃が通常より3倍になる」とか、そんな感じだろう。
「ゴチャゴチャ言ってんな。さっさと始めるぞ!」(ウルフ)
ヘイヘイ…やらない奴は気楽でいいよな。
「シュミレーション、スタート!!」
ウルフの声と共にトレーニングが始まり、バーチャル壬龍が現れた。
…俺の考えが甘かった。
なんて馬鹿デカい壬龍なんだ!!壬龍をモデルに怪獣戦艦を作ったら、きっとこんな感じになるに違いない。
「ジュダ達の怪獣戦艦に対抗するためには、巨大化した時のマルスの戦闘能力をアップするしかない…って壬龍が」(アグル)
くそったれ!こうなりゃヤケクソだ!!
巨大化能力、スイッチオン!!
がはあ・・・ぶ・・・馬鹿な・・・この私が・・・この私が、たった一人のウルトラ戦士に・・・
???「月にいるあなたの部下は全滅させてもらったわ、アルゴ星人版ラブラスも元に戻した」
貴様・・・ただのウルトラ戦士ではないな・・・0から来た戦士か・・・
???「本来いちゃいけないんだけど、今回はと・く・べ・つ」
ふふふ、むかつく地球人が変身した戦士や、脳みそ筋肉に殺されるよりは・・・美人に殺され他と思えば・・・
???「やだ、もう、美人だなんて」
ところで最後の頼みがある
???「何?」
私の後ろに何かあるだろう?
???「あるわね」
ぶっ壊してくれ、私がこれを使えないのなら、あっても意味が無い
この、ライフポッドを、私ごと・・・
???「OK、いいわよ、最後の言葉は何がいい?」
アンドロマルスがアンドロマスルになってるぞ・・・いや、今の無し
???「OKテイク2」
何事にも・・・終わりはある
???「さようなら」
精神が消滅する瞬間、ライフポッドが砕け散るのが見えた
ああ、そうか、欠片になって存在し続けるのか・・・
消えるのは・・・お・・・れ・・・だ・・・・・・・・・
110 :
???の日記:2006/09/04(月) 17:28:39 ID:MdfhB1W20
さて、アルゴ星人は片付いたわね
この事はウルトラサイン出して伝えないと
後はクトゥルフを倒せば、話が済むわけね
ん?あれはジュダの所の怪獣戦艦
あ、今度はこっちでアルゴウインダムが、MACステーションが危ない!
どっちを助けに行こうか迷っていると、MACステーションからウルトラサインが出た
「この怪獣は俺がやる、セブン」
じゃあ、私はこっち、と
喰らいなさい!バーチカルギロチン!!
ギエロニアは大爆発を起こし、消滅した
楽勝ね♪
さて、私もまた宇宙を放浪する旅にでないと
最後に、宇宙に大きく、エースの馬鹿野郎!南夕子と幸せに暮らしやがれとウルトラサインを出して、飛んでいった
私を完全に過去の人にするからよ、まったく
でも、これで許してあげる
あはは、楽しい楽しい
あ、ヤプーリ。調子はどう?
「まぁまぁだな。Uキラーザウルスも第一形態ではジュダやゴライアンには勝てるがユニジンは無理w」
じゃ、こうしよ。僕がぎゃーなにをするやぷーる
「力を頂く!」
ぎゃやめてちょりー
成功だね♪これで龍玉にも察知されず僕が君をパワーアップさせる事になったよ
「そうだ。大成功だ。奴らに分かるはずが無いんだよwグハハハハ!
これでネオになったぞ!あとはジュダを吸収し貴様を体外に出す事だけだ。グウハハハ」
君の笑い方は面白いね。
まずは
>>109さん。ご指摘ありがとう。
この日記を書いてる奴とマルスの馬鹿には、俺からもよ〜く注意しておくよ。
さてさて。バーチャルシステムの巨大壬龍に対抗すべく、マルスも巨大化した。
が、マルスの奴は壬龍の雷撃を避けるのに精一杯。直撃食らうのも、時間の問題だな…(っても、避けられるようになっただけでも、大した進歩ではあるが)。
とうとうマルスの奴、
「黄道の剣さえあれば、壬龍の雷撃を吸収して反撃に出られるんだが…」
などと泣き言を言い出した。それじゃあ、トレーニングにならんだろう…。
俺はカチンと来て、前々から言おうと思っていた事を言ってやった。
「マルス!黄道の剣にしろ巨大化能力にしろ、お前はマルスSPに頼りすぎだ!だから、黄道の剣の事でもガイアに出し抜かれるんだよ!
ここにゴライアンがいたら、きっとこう言うだろうぜ。
「オメーも男なら、コスモテクターなんぞに頼ってないで、自分の力と気合いで何とかしろ!!」
ってな!!」
しかし俺の声が聞こえなかったのか、マルスからの返事はない。
更には、とうとう壬龍の雷撃をまともに食らってしまい、マルスは元の大きさに戻った上にダウンしてしまった。
バーチャルの巨大壬龍は、容赦なくマルスを踏み潰した。
あ〜あ…まぁ、今までに比べりゃ、長く持った方か…。
って、アレ?それなのに、「Game Over」が表示されないぞ?
まさか、マルスの奴…まだやれるのか?
と思ったら、壬龍の足下が動き始めた。
なんと、マルスは壬龍の足を持ち上げ、そのまま叩きつけた。
「ウルフ先輩よ…あんまりナメてもらっちゃ困るぜ。巨大化能力、スイッチオン!!」
マルスは再び巨大化し、壬龍の尻尾を束ねて絞め上げた。
尻尾の先の龍の顔が、苦痛で歪んでいる。
「どりゃあぁぁぁぁぁっ!!」
マルスはそのまま壬龍を振り回し、力の限り投げ飛ばした。
「これでも食らえ!!コスモキックだ!!」
マルスの蹴りが壬龍の横っ面にヒット、マルスはそのまま倒れ込んだ。
モニターが「Game Over」の文字を表示した。コンピューターによる判定は「ドロー」。
「このコースの壬龍は実戦以上に強くて…俺やガイアでも、まだ勝てないのに…」
と、アグルが驚いている。そうかい。俺も、こないだのトレーニングで瞬殺されたよ。
しばらくマルスを休ませるため、俺とアグルでマルスを医務室へと運んだ。
俺は今わが師のいる次元に来ている
父「ワシが宇宙警備隊大隊長、ウルトラの父である!!」
師匠!ウルトラの父!!
父「うむ、ゴライアンよ、お前なら戻ってくると信じていた」
師匠、今の俺じゃ連中には勝てない!Uキラーザウルルスは楽勝だが、クトゥルフは無理だ!
父「多分Uキラーザウルスもお前は大丈夫だがユニジンは無理とか言ってるぞ」
だから俺をもっと鍛えてくれ
父「いいとも!!今度は4000年だ」
足りねえ!!これでもかと訓練させてもらうぜ!!
ザージ「ゴライアン!お前だけ訓練するのはずるいぞ!!」
ドリュー「そうだ、俺達も訓練させてくれ!」
フレア「異世界の父、どうやってここ来たとか野暮な事は」
父「うむ!勇士達よ、ワシが行ってクトゥルフを叩きのめして土下座させるのは楽だが、こっちにはこっちのやばいのがいるのでな!お前らはお前らで何とかするしかない!」
よしゃあああああああああ!これから特訓だ!
全員『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
そういやクトゥルフってどのウルトラマンに登場したんだろう・・・
116 :
ガイアの日記:2006/09/04(月) 22:54:03 ID:PyUNN7Kq0
三種の神器の保管場所で、僕は黄道の剣の手入れをしている。
形が日本刀に似ているので、日本刀の手入れ方法をネットで仕入れて応用。
刀剣類の手入れは初めてなのでまだ慣れないけど、説明を見ながら何とか最後の手順までやった。
手入れ終了後、専用の袋に入れて房飾りつきの紐で縛り、グランテクターの傍に置いた。
「何かあったらまた借りるね」と黄道の剣に語りかけて出た時、嫌な気を感じた。
医務室からだったので行ってみると、夕子さんがマルスの手当てをしていて、アグルとウルフが付き添っていた。
マルスがバーチャルシステムの『壬龍コース・超上級者モード』でトレーニングをしていて倒れたとか。
バーチャル巨大壬龍に巨大化能力で対抗してやっとドローに持ち込んだそうだ。
実戦以上に強いバーチャル壬龍相手にドローなんてマルスが初めてだろうね。
「マルス、さっきのトレーニングの時に聞こえなかっただろうから言わせてもらうがな!
黄道の剣にしろ巨大化能力にしろ、マルスSPに頼り過ぎだから黄道の剣の事でもガイアに出し抜かれるんだぞ!」(ウルフ)
カチンと来たマルスは「何だと!」とベッドから飛び降りてウルフを睨んだ。
煩い!と僕は衝撃波でウルフとマルスを壁に叩きつけて黙らせた。
黄道の剣はアンドロ艇とグランテクターと共にいずれはトラン王子の許に還る事になっているのはわかってますよね?
トラン王子が真のアンドロ超戦士として覚醒するまでの中継ぎとして僕とマルスが使う事を許されたと理解してるんですが…
ただ、波動の合致とマルスSPとの連動という状況の違いはありますけどね。
僕のこの言葉にウルフとマルスは顔を見合わせ、アグルは「なるほど」と手を叩いた。
その時、夕子さんが「ウルトラサインが出ている」と言い出した。
窓の外を見ると確かに上空にウルトラサインが出ていたので、アグルに解読してもらった。
「『アルゴ星人は私が片づけておきました。エースのバカ野郎!南夕子と幸せに暮らしなさいね ルティア』
ルティアって誰ですか?」(アグル)
「確か、エースの幼馴染の女性だと聞いていたけど…北斗さんを呼んできます!」(夕子さん)
あらら…何か訳ありみたいだね。
117 :
ガイアの日記:2006/09/05(火) 17:39:28 ID:Z7ud7Knv0
(
>>116の続き)
夕子さんが北斗さんを医務室に連れてきた。
「ウルトラサインが出てるって?…ルティア?!生きてたんだ!」
北斗さんがいわく、ルティアはエースの幼馴染の女性でよく一緒に行動していたそうだ。
北斗さんと夕子さんが使うウルトラリングのうち1個は本来ならルティアに贈られるはずだったとか。
北斗さんはウルトラリングを見つめ、泣きそうな表情でこう言った。
「ある惑星の調査の時に偶然ルティアと再会したんだ。
ルティアも恒点観測員として同僚たちと一緒に調査している時にある星人に襲われたと言っていた。
でも…ルティアとその同僚たちが既にその星人に改造されていたんだ。
後でルティアたちを改造したのがバルタン星人と知った時は正直ショックだったよ。
ゾフィーと一緒に救出に行った時、ルティアはカラータイマーを引きちぎって死んだ」
ルティアはユニジンにでも生き返らせてもらったのかな?
それで今は僕たちの知らないところで戦っているのかも…だからあのウルトラサインが出たんだね。
僕は心の中で「宇宙の平和のためにお互い頑張りましょう」とルティアにエールを送った。
ゾフィーと2人、先のゴルゴダ星の事件に関する報告書をまとめている。
それに並行して、ゾフィーは人質となった事に関する始末書を書いている(ウルトラの父は「書かなくてもよい」と言ったらしいが、ゾフィー自身は自らへの戒めとするつもりで書くのだそうだ)。
ガイアとアグルが、部屋に飛び込んできた。アルゴ星人を倒したという、ウルトラサインが出たらしい。
もっとも、奴らの事だ。油断は出来ないだろうが。
そういえば、壬龍が言っていたギエロニアの反応も、いつの間にかレーダーから消えていた。恐らくは、アルゴを倒した戦士が倒したのだろう。
ウルトラサインの主を聞いて驚いた。
「ルティアだと!?」
ゾフィーは、私以上に驚いていた。
無理もない。
ルティアの一件は私も聞いていたが…ルティアが死んだ時、ゾフィーもその場にいたらしいからな。
その事に関しては、ゾフィーはいつも
「すまない事をした…特に、Aとルティアには」
と言っていたから、深く聞く事はなかったが…。
「そうか…ルティアが生きていたのか。アルゴやヘラーを倒した事より、私は彼女が蘇った事の方が嬉しいよ」
ゾフィーは、涙をこぼしていた。
あとはヤプール、そして部下のヘラーを失ったとは言え、ジュダの動きも気懸かりだな。
「それと、マルスのトレーニングに関する事ですが…」
と、ガイア。ふむ…ウルフが、そんな事を言っていたか。
「俺も、少し言いすぎだと思うんですよ」(アグル)
そうか?もし、私がその場にいたとしても、きっと同じ事を言っていたと思うぞ。
「そうなんですか?」(2人)
たしかに、バーチャル壬龍と引き分けたマルスには、「さすが!」と言ってやりたいとも思う。
しかし、それに甘んじていては駄目だ。
私もウルフも、マルスの素質を買っている。
恐らく彼は最強のコスモ戦士…いや、それどころか「宇宙無敵」と称されるような戦士になり得るだけの能力を持っているし、時々ではあるがその片鱗も見せてくれている。
バーチャル壬龍と引き分けたのも、その一例と言っていいだろう。
だからこそ、彼には多くを要求するし、必然的に厳しくもなる。
これは、ウルフも同意見だ。だからこそ、そのような言葉となったのだろう。
壬龍からは何も聞いてないが…恐らくは、壬龍もマルスの素質に気付いてるんじゃないのかな?
だからこそ、マルスに厳しいトレーニングを課したのだと思う。ペナルティなら、壬龍お得意の雷地獄でもいいわけだからね。
それと、黄道の剣に関しては、私もガイアと同意見だ。
しかし、マルスSPとの連動だけで使いこなせるほど簡単な武器でない事は、黄道の剣を一度でも握ったガイアならわかるはずだ。
「たしかに…」(ガイア)
マルスSPは、コスモ戦士の中ではマルスにしか使いこなせない。
だからこそ、日頃の鍛錬が必要なんだよ。何だかんだ言っても、一番の基本は、結局は己の五体なんだからね。
君達も、マルスのトレーニングにつきそう事があったら、そのつもりで接してやってくれ。
そういうと2人は
「わかりました」
と言って部屋を出ていった。
120 :
壬龍の日記:2006/09/06(水) 13:57:13 ID:1M0Hg4KM0
ゴルゴダ星の件の報告のため、ヒカリとジョーカーに会うべくアンドロ艇を通じて異世界に飛び込んだ。
「ようこそ!ゴルゴダ星の事なら様子を見ていたよ。
ゾフィーの救出おめでとうと言いたいけど…まさかゾフィーの悪意を使ってヤプールが悪のゾフィーを造ったとはね」(ジョーカー)
そこで悪のゾフィーの出現はゾフィーがウルトラノイローゼを患ったのが原因と明かした。
「ウルトラノイローゼが完治しない限り、その悪のゾフィーを倒しても新しい悪のゾフィーが出現する事もあり得るな」(ヒカリ)
そして龍玉を見せてジュダとヤプールの現在の状況を説明。
再び龍玉が光り、映ったのは…パワーアップしたUキラーザウルス=ヤプール!クトゥルフが手を貸しているのか!
すると、ヒカリとジョーカーが「ヤプールは『暴食』を取り込むつもりだろう」と言い出した。
御二方いわく『暴食』はムンドゥスと呼ばれる7体の魔物の1体で、ボガールは『暴食』の残骸と残存思念から生まれたとの事。
エンボディードとして復活に必要な闇を集めてあえて壊した後、光の申し子≠スちと戦わせ『暴食』復活の生け贄するつもりらしい。
「『暴食』は人がどうこう出来る物ではない…このままでは確実にヤプールごと食われてさよならだ。
クトゥルフもそれを承知しているから協力しているのだろう。
『暴食』が復活すれば真っ先に狙われるのは壬龍、貴方だ!」(ヒカリ)
『暴食』の狙いが私か…私の力が餌になるのだろうな。
私は御二方の言葉を戦士たちに伝えるべく、御二方と別れて氷の神殿に戻った。
ジョーカー「……行ったね。」
あぁ…壬龍にはああ言ったが、どうやら待てんらしい。フォースエッジが鳴いている。暴食の存在を感じるんだ。さて、行くぞ。あの星に。
?☆?「おぉ〜☆久しぶりのヒーロー活動?燃えるねぇ〜☆」
?★?「オイオイ、あんま たぎんなよ?俺は初めてなんだから。」
…久しぶりのヒーローか。
よおユニジンじゃないか、ここになんのようだい?
「久しぶりだな、俺がお前をここに幽閉して、もう何億年くらいたったっけ?」
んー5900億4万3000年だ
「数えてたのか?」
おおよ、その間に何度かここぶっ壊して脱出させてもらったがな
「すぐ飽きて戻ってきたんだろ?」
そういや、今クトゥルフのアホたれがでかい面してるんだってな
「ああ、今はプーや俺がこっちいるからでかい事してないみたいだがな」
んで、自分に協力する魔王復活させてお前らと戦おうと思ってるわけだな
「んだ」
ほー、んで、馬鹿に対抗する術として、奴と対なる存在の俺を味方につけようとしているわけか?
「違う違う」
じゃなに
「あのな、『ウルトラに出てないくせに参戦すんな!』と言いに来たんだ」
要するに今までどおりしてろって事か?
「うん、そうだ」
いいよ別に、なんも損ないし
馬鹿に味方するのも嫌だしな
「ん、そんじゃ」
ああ、達者でな〜
さーて、いつもどおり適当にバイアクヘーでどっかの星を滅ぼすか
亜へfdbbsづvbbvjbfvj場kjvbvkjbヴぁjfbv
dbcbd歳ヴィ部ヴォb労fv部おあbヴぉうbヴぉうをうvぼbヴぁおあ
bcfiujavbujbaobvbvobrojbjorbuobvobjbnjrw
dsbckabwvibuorabvoaebvoabbvorebvouawo
owjuavouabeourwbvoubrevuobeaovborbobvroe
robvoberoboeaborebaovrbeovbrbvo;;r
////・・・・・ユニジンか?
私に少々知識を与えて何をする?
何?ああ、いつもどおり狂っているなら問題ない、馬鹿に騙されることさえないお前なら、クトゥルフさえ近づいただけで殺すだろう?
dsじょんvわおおvぬぜん
とうっぜん
sンcjんこのいわvにおwなヴぉんろvのあw;ヴぉrをbのじゅあえんヴjbvcwbv
≪攻撃≫≪香華dンsvうv≫
jdsbvjきかね、さすがやるなdのvのあヴぉをうvbwuojvbuobvo
dbvcoubvuobaouwvbuoabhvoubaourvbuorbvo
dsncknidsnvihiwohvaoihwaiorhnouvhwん@おje:@r
esafjoenfowhnohnr;whgvohbavoibnaovo
hihihihihiohihhihihi
あ、今になって気がついた
アザトースと話すとき直接話さないで、ニャルラトテップ通して話せばよかったんだ
ありゃりゃいけねいけね
まいっか、どうせニャルラトテップがどこにいるかなんてわかんねーし
第一ニャルラトテップごときガタノゾーアと大差ない強さだし
にしても疲れるな〜人間に味方するのは
やっぱあっちにもどってりゃよかったかな、こりゃ
ヨグトー・・・おとと、今はユニジンか、ユニジンはつらいよ、ほんと
さて、壬龍君、見てるね?
「はい、見てますよ」
俺の正体が何か、わかっちゃったね?
「はい」
クトゥルフごときが足元にも及ばない存在である事を認識したね?
「はい」
忘れなさい、そして、誰にも他言しないように
「はい」
私は全ての知識を司る者、あの空間出るのも、楽な事だったのですよ
なぜ今ここにいるか、それは、退屈しのぎに人間的な感情をえる事が一番適しているからに過ぎないのですよ
さて、クトゥルフとその作者
これ以上力のインフレを続けると、話はとんでもない方向に向かう可能性が高すぎる
大人しく、TV版や漫画版の位置まで話の中の人間の力を落とした方がいいという事を、私は進める
このままではウルトラマンがあらゆるものを超越してしまうからな
強い奴がでて、パワーアップを繰り返すだけでは、話が一方的にならな
これは最後通告だ
もし、聞けないようなら
こっちにも考えがある
×話が一方的にならな
○話が一方的になるからな
異世界の父やらなにやらそう言うパワーアップした物は、ユニジンとクトゥルフの戦闘の衝撃で元に戻ったと言う事にすればいいと、私は思う
さて…
>>125-126さんより提案が出た所で、とりあえずいったん持ちキャラの整理をしたいと思う。
「力のインフレとパワーバランス…って奴かい?」(メロス)
そういう事。リセットってわけじゃないけど、考えた方がいいと思って。
「それを考えたら、ジュダのライフ・ポッド云々を
>>109さんがウマい事潰してくれたのは良かったんじゃね?あれこそ、パワーバランスを崩しかねないからな」(ウルフ)
ジュダ「あれは、原作(居村板「進め!タロウ(ウルトラ超伝説2巻収録)」)にもある展開だろう。問題があるのか?」(ジュダ)
「原作でも、おじゃんになったじゃねーか!!」(マルス)
「フン…まぁ、あんな物に頼らずとも、貴様等なんぞ一捻りなんだがな」(ジュダ)
「何だと!!」(マルス)
まぁまぁ。
「原作通りってんなら、俺の扱いはどうなるんだ?一応、原作では俺が最強って事になってるはずだが…」(マルス)
「途中で、主役が俺に交代するけどねw」(トラン)
「…うるせーガキだな」(マルス)
一応、原作にもあった「宇宙無敵」ってのは考えたけど、俺が書いてる日記の中じゃ「メロス=ゾフィー>マルス>ウルフ」って力関係は変えたくないんだよ。
だから、
>>119でも書いた素質だの片鱗だのってのはこれからも使うけど、あくまで力関係は今のままって事で。
「俺が一番弱いままかよ…」(ウルフ)
(続く)
128 :
ティガの日記:2006/09/06(水) 23:34:16 ID:5EDySAAJ0
奴・・・クトゥルフの正体が分かったぞ!
あいつは終焉の地から全ての始まりまでタイムワープしたクトゥーラだ。
全てより永い時を生きた奴は知性が備わり力も全てを超越するほど強くなった
姿も良く見たらキモメンの面影が残っているぞ!
正体が分かったところで勝てないと意味が無いが・・・・
む、終焉の地に行けば倒すヒントが見つかるかもしれない。
早速氷の神殿経由で調べるぞ!
「ところで、これからどうするつもりなんだ?」(ゾフィー)
他のライターさんの作品もあるし、それを見ながらぼちぼち考えますよ。
「…使えん奴よ」(ジュダ)
「ってか、行き当たりばったりじゃん!!」(ウルフ)
「大体、手持ちの資料が「ウルトラ超伝説」全2巻だけってのが問題なんじゃない?」(トラン)
「仕方ないさ。彼は、TV版を見てないんだから」(メロス)
…ウチの地元じゃやってなかったんだよ。
「俺の出番は、もうないのか?」(ボア)
ちゃんと考えてるから、頃合いを見て投入するよ。
「不安になってきたな…俺」(マルス)
「私も…。何で、最初からしっかり考えてなかったの?」(フロル)
…ここまで続くとは思ってなかったし、そもそも俺、一回やめるつもりだったし…。
とりあえず、俺の持ちキャラと設定の整理だけしておくよ。
アンドロメロス…アンドロ警備隊の隊長で、ゾフィーと共に氷の神殿の指揮を執る。
その戦闘能力は高く、なおかつバランスがとれており、また、ガイアやアグル達にアドバイスを送ったりもする。
アンドロウルフ…メロスとは古くからの戦友同士。
アンドロタイフーンやコスモオーラ以外に、両肩のスォードUと呼ばれる武器を使う。
アンドロマルス…マルスSPで巨大化能力や黄道の剣を使う事ができる。
フロルにホの字。
アンドロフロル…アンドロ国の王女で王位継承者。
弟(血の繋がりはない)であるトランの躾には容赦ない。
トラン…アンドロ国の王子だが、その正体は勇者プロメテウスの実子で真のアンドロ超戦士。
ジュダ…グア三兄弟の末弟でアンドロ警備隊の宿敵。
ボアを裏切り、ギナやモルドとも離れ、アンドロ警備隊やウルトラ戦士を狙う。
ボア…かつて怪獣軍団を率いてウルトラの星を襲い、プロメテウスと戦った。
ゾフィー…宇宙警備隊隊長でウルトラ兄弟長兄。
ウルトラノイローゼに悩み闇の者と手を結んだ事もあるが、メロス達の支えで現在は安定。自らの内なる悪と闘いながら、メロスと共に氷の神殿の指揮を執る。
こんな所か…。
じゃあ、皆さん。あとの事はよろしく。頑張って下さいね!
「…大丈夫なのか、こいつ?」(全員)
「一応意見がまとまりつつあるようだな」(ザージ)
「ああ、このままパワーバランスあがっていったままじゃ、俺が活躍できない」(グレート)
「同感だ、俺ももっと活躍したかった・・・」(コバ)
「力の強いのが出たら鍛えればいいだけだろ?何を弱気な事をほざいている」(ゴライアン)
では言わせて貰おう、私の正体は、すべての知識をつかさどる魔王だ、お前を0、01秒で倒す方法も、それを実行する方法も知っている
「つ・・・つまり、強いのがですぎると・・・」(ゴライアン)
即、話が終わるような戦いになってしまう、つまらんだろ、それじゃ
「結局俺の立場ってなんだったんですか?」(???)
君か?君は予備さ、私のな
「予備?」(???)
つまり、物語中盤で今まで最強と思われてた奴がやられるとかそう言う展開で話が盛り上がる事があるだろう?
「ええ、つまりユニジンにもその危険性があった、と」(???)
だって考えてみろ、マーゴドン、つまりザージの事だが
登場したては圧倒的強さだっただろう?マーゴドンは
「ああ、設定では壬龍よりはるかに高位の神獣で、バルンガ、イフ、バキューモンと共に根源破滅招来体の切り札をやっていたな」(ドリュー)
ところが最近では・・・
「地球生まれの雑魚怪獣と同列の扱いで、なぜか壬龍やガイアのパシリっぽい事も・・・」(ザージ)
そう言う事さ
「つまり、下手すればユニジンより強い敵が出たかもしれない、と」(ゴライアン)
そうならーな
そんな時、???、君が私より強かったと言う事で登場し、あっさり相手を殲滅して、物語を完結させ、パワーバランスを戻す
「でも、それじゃ盛り上がらないんじゃ・・・・」(???)
んな事知るか
前にもあったがクトゥルフってウルトラマンに出てたの?
135 :
壬龍の日記:2006/09/08(金) 12:04:54 ID:CSxzbTEC0
(
>>120の後)
氷の神殿に戻り、戦士たちにヒカリとジョーカーの言葉を伝えた。
ついでに龍玉でパワーアップしたUキラーザウルス=ヤプールにクトゥルフが手を貸しているらしい事も話した。
ヤプールがジュダを力の糧として吸収すればクトゥルフは用済みとして追い出されるのだが…
「だんだん話が壮大な方向に向かっている気がする」と皆して顔を見合わせた。
ヤプール、ジュダ、クトゥルフを倒さねば益々深刻な状況に陥りかねないから…
私が異世界に行っている間に、アルゴ星人を倒したとのウルトラサインが出た事を光の申し子≠ェ話してくれた。
それが本当なら脅威の1つが消えた事になる。アルゴを倒した戦士がヘラーごとギエロニアを消滅させたらしい。
アルゴを倒したのはエースの幼馴染のルティアとの事…我らがてこずっていたアルゴを倒すとは、なかなかの女傑だ。
ルティアに会う事あらば、私からも礼を言おう。
さて、私はアンドロ警備隊の方々を呼び寄せた。
異世界から戻る途中である方から伝言を預かったのだ。
「伝言?誰から?」(トラン王子)
私と光の申し子≠スち(ガイア&アグル)の日記の作者殿だ。
アンドロ警備隊の日記の作者殿に伝えてほしいそうだ。
『TV版アンドロメロスは現在DVDが出ています。機会があったらぜひ観て下さい』との事だ。
方々、よかったな。
問題は、この壮大になった話をどう方をつけるかだ
???「俺とユニジンとプロさんあたりで敵の本拠に乗り込んでさっさと全滅させる」
却下、話には順序と言うものがある、主人公差し置いて俺達で方をつけるのは・・・
コバ「あのさ」
?
コバ「主人公って、誰?」
・・・・・いない
そうか、主人公いないんだ、このスレ!
???「つまり、三国無双みたいに誰が話を一方的に終わらせてもいいというわけか!!」
それだ!!
よし、俺が連中を皆殺しにして宇宙消し去って
グレート「それだとまずいんじゃ・・・」
馬鹿者、そんで全部夢でした、皆おんなじ夢見てた、なんでだろ?って事にすりゃいいんだよ
ザージ「めちゃくちゃだ!」
知るか!
もういい、これで採決をとろう
ゴライアン「俺反対!」
ドリュー「反対!」
うっさい、他の作者の方!どうですか?
コバ「うんなんでいいわけないだろが!!」
登場人物解説
コバ・・・地球人、間抜けだが、いい所がある、グレートやゴライアンに体を乗っ取られる事多数
グレート・・・正義感の強いウルトラマン、仲間のために何度も身を犠牲にしているが、その都度誰かが親切に生き返らせてくれてる、最近プリズ魔に消されて以来未復活
ゴライアン・・・ウルトラマン0出身の誰もしらねーよこんなのって感じのウルトラマン、原作では俺様といってなかった、怪力無双で単純、西条とくっつけようかななどと思ってた事も
ドリュー・・・ゴライアンの友達その一、原作だとこいつの役割がフレアだと気づき、作者唖然
フレア・・・全然目立ってないが、実は最初の3人の中で最強だったりする、しかし、その力を見せる前にアルゴ星人編が終わってしまった、原作だと陽気だが、本作だと平山隊員と化した
ユニジン・・・混沌を終わらせるために、グア編で作者が投入した最終兵器、結果グアを殲滅し、パワーバランスが戻ったかに思えたが、アルゴ星人を馬鹿強くしてしまうというミスにより、パワーバランスが崩壊したため、再出動
アルゴ星人・・・作者最大のミス、こいつが結構強かったため、もうユニジン並に強いヒカリだの、クトゥルフだのがぼんぼんでてしまった、実際はメロス達が適当に本気出せば倒せる程度の力のつもりだったが、物語の進行上弱すぎるわけにも行かず・・・
デビロン・・・作者がやけくそで出した精神生命体つながりの怪人、あっさりガイアに負けてしまった事からマーゴドン弱い説を浮上させてしまった張本人、実際はあの時点ではマーゴドンがガイアやアグルより圧倒的に強い、はずだった・・・、アルゴ星人と互角
マーゴドン・・・最初の方で下手に力を貸したらパワーバランスが狂うと思い、しばらくほうっておいた結果、地球怪獣と同等扱いされ、ボガールモンスごときにピンチに陥ってしまう、あーゾフィーもこんな風に弱くなったんだなと実感させられた
ザージ・・・マーゴドン弱い説を吹っ飛ばすためにだした超戦士、今となってはなんで出したのか・・・
???A・・・ユニジンと会話してた奴、正体は万が一の時のためにまだ内緒、作者の切り札
???B・・・ぶっちゃけディアナ、即正体を見切られてしまったので、実は異世界の母だったとか、ゴライアンは実は女だったとかそう言う事になるかしんない奴
N−MAT・・・侵略者がどんどん強くなる中、地球人の活躍の場を作ろうと結成した組織、しかし、活躍の場どころか、あっという間に出番が無くなった
異世界のウルトラの父・・・やけくそキャラパート2、ぶっちゃけユニジンより強いかも知れない、元ネタは魁男塾のあの人
赤いドドンコ・・・ゴライアンの愛馬、として登場するはずが、あれよあれよと言う間にただの怪獣より強いレベルの怪獣が活躍できない状況になり・・・
アルゴウィンダム・・・セブンとの間で色々ドラマを作る予定だったアルゴモンスター、幸いまだ何とか活躍中
全員の能力(初期)
マーゴドン>>フレア>>>>アルゴウィンダム=ドリュー=ゴライアン>赤いドドンコ=グレート>>>>>>>>コバ
全員の能力(現在)
異世界のウルトラの父>ユニジン=???A>>>>>>>>>>>><越えられない壁>>>>>>ザージ=ゴライアン=ルティア=ドリュー=フレア>>>>その他
140 :
ティガの日記:2006/09/09(土) 00:15:02 ID:yZimF7Yr0
氷の神殿にある私だけが知っている転送装置を使い終焉の地へと付いた。
不気味で恐ろしい場所だ・・・。
海底を不気味にした空間とでも言うべきだろうか・・・?
お!これは時間の歪みが発生している。ここからクトゥーラがクトゥルフでない時代へと行き倒せばよい!
かなりの衝撃に襲われたが全てが始まる前の終焉の地へとついた。
「ボキに何のようオタ!」
出たな!クトゥーラ!喰らえハンドスラッシュ!・・・え・・もう死んじゃった・・
これで未来のクトゥルフも滅びたはずだ・・しまった・・・
ヤプール、いやUキラーザウルスの中にある闇のエネルギーは完全には消えていない。
どうしよう・・・ここから戻るには誰かの助けが要りそうだし・・
独断と偏見による登場人物紹介(悪)
ヤプール
多分敵で今一番強くTVでも映画でも出る奴。
現在、Uキラーザウルスネオ(でかい奴)。
クトゥルフ
どっかの馬鹿が出した大きなインフレ。
歴史が変わったためヤプールに闇のエネルギーを残し消滅した。
正体はビースト1のキモメン、クトゥーラ。
グア
ジュダ、ギナ、モルド。
ギナとモルドは宇宙人連合より少し弱い。ジュダは強そうだ。
宇宙人連合
あっさり死んだテンペラー、ガッツ、ナックルと死亡確定気味なザラブで構成される。
一人一人がガイア&アグル並に強いがゴライアンの敵ではなかった。
さて、話がだんだん壮大な方向に行っているので、一度キャラ整理をするよ。
「力のインフレとパワーバランスの問題だね」(ガイア)
「強すぎる者が出過ぎるのも困るよな」(アグル)
「一応活躍しているのが私と光の申し子≠スちだが、他の地球怪獣たちが…」(壬龍)
(ティグリス、イザク、ゾンネル、ギール、ゴメノス、子供シャザック、ボクラグが落ち込んでいる)
ごめんなさい!他のライターさんの作品を見つつ折を見て出すからね。
「その上で話の流れを少しずつ変えてくれるとありがたい」(壬龍)
何とかやってみるけど…能力設定はあまり変えたくないのよね。
ここで私のキャラの設定解説するね。
ガイア…戦士の姿のイメージはスプリームヴァージョン。
波動の合致で黄道の剣を使える(トランが真のアンドロ超戦士として覚醒するまでの中継ぎ)。
話の展開次第で黄道の剣とアグルブレードの二刀流での戦闘シーンを考え中。
アグル…ガイアの危機に力を暴走させて地球を滅ぼしかけた事がある。
自家用ジェット機持ちという事もあり、その気になればアンドロ艇の操縦も可能か?
壬龍…大地の気の流れの化身なので性別の概念はない。
龍玉で見たあらゆる世界の状況を戦士たちに伝える。
雷撃も強力で、異世界のウルトラの父&キングに力を分け与えられたため秘密裏にパワーアップ。
人間に化ける事も出来る(モデルは宅配会社らくだ便の従業員・清水)。
ウルトラノイローゼによるメロスの入院でゾフィーがメロスに化けた事情を知る数少ない存在。
ティグリス…TV版ガイアで同族を相次いで亡くしているため、似た境遇のイザクとは仲良し。
イザク…TV版ガイアでは破滅招来体に利用されたが、アルテスタイガー種族としての姿で健在。
炎を操る力やら次元移動やら、能力的には壬龍にも引けを取らない。
ゾンネル、ギール
ボガール軍団との戦いで捕食されたが残った細胞からキングに生き返らせてもらった。
現在、戦士たちの護衛も兼ねて氷の神殿で療養中。
ゴメノス
テンペラー星人によって怪獣爆弾にされたが異世界のウルトラの父&キングの力で快復。
現在、ゾンネルやギールと同様に氷の神殿で療養中。
子供シャザック
TV版ガイアでは終盤で4人になっていたが、作者設定では一人っ子にしている。
風を操る能力がを持つが発展途上のため能力は未知数。
母親はボガールに捕食されて以来未復活。
ボクラグ
海に棲む地球怪獣。9割方水分で身体が構成されているのでレーダーには引っかかりにくい。
(氷の神殿のレーダーには簡単に察知されるかもしれないが)
7つの大海を回って様子を見ているので氷の神殿にはいつでも出入りOK。
こんなところかしらね。
「後は作者殿たちの技量次第だな」(壬龍)
…痛いところを突くね〜。
以前セブンやレオ、ネクサス軍団の日記を書いていたものです。
どんどん壮大化する話についていけなくなって一時スレから離れていました。
ぶっちゃけアルゴ星人とかセブンやレオでまともに戦えるのかとも思いまして。
話が落ち着いたらまた戻ってこようと思います。
壬龍が預かったという伝言を、この日記を書いてる奴に持っていった。
「伝えてきたか?」(ウルフ)
ああ。最初は喜んでいたけど、すぐに難しい顔になったな。
あれは、「どうやって嫁さんに金を出してもらおう…?」って考えてる顔だな。
ま、「壬龍にありがとうと伝えてくれ」と言われたから、後で壬龍に言っておくよ。
「奴の奥様は厳しいからな」(ウルフ)
女は、結婚すると強くなるって言うからな。
フロルはどうだろ?俺、尻に敷かれるのは勘弁だぜ!!
「って、マルスはすでに尻に敷かれてんじゃん!それより、マルスは姉さんと結婚できると思ってんの〜?」
てめぇ、トラン!
相変わらず、口の減らねぇガキだな。
こいつこそ、バーチャルシステムの「壬龍コース」に放り込んでやるか…。
「ゴチャゴチャ言ってないで、トレーニング再開だ。さっさとマシンに入って巨大化しろ!」
へいへい…。
あれ…?今日は調子が悪すぎるぞ。
いい所まで行ったのに、最後に雷撃食らって逆転負けしちまったよ…。
「光の申し子達から先のトレーニングの結果を聞いたのだが…どうやら、マグレだったのかな?」
げっ、壬龍!いつの間に?
いや〜あんまり俺だけが強くなりすぎると、パワーバランスが崩れちまうだろ?だから…
と言うと
「たわけ!!」
と壬龍に雷撃を浴びせられた。
バーチャル壬龍の方が強いけど…凶暴さは絶対本体の方が上だな。
145 :
ジュダの日記:2006/09/11(月) 12:41:45 ID:gn9T9Dy3O
ヘラーがアルゴの月面基地に到着する直前に月面基地が崩壊したようだ。
ヘラーのギエロニアの反応も消えたか。惜しい男を亡くしたな。
いや、それ以上にアース号の ライフ・ポッドを失った事の方が痛いな。
まぁ、あんなモノがなくとも、ウルトラ人もアンドロ人も俺の敵ではないがな。
それ以上に怖いのが、この日記を書いてる奴を含めたライター陣だ。
奴らが「パワーバランス」と言うなら、従うしかあるまい。
奴らの機嫌を損ねたら、我々など簡単に消滅させられてしまうか、忘れ去られてしまうからな。
まぁ、よい。俺自身の力で、全宇宙の神になってやる。
出よ!我が僕、マグマ星人三人衆!!
「ジュダ様…ここに…」
よいか、マグマ星人。貴様ら1人ずつに、ブラックギラスとレッドギラスの双子怪獣を与える。
こやつらには強化改造を施し、以前よりパワーアップしてある。
これを率いて南極を遅い、戦士もろとも氷の神殿を沈めてしまえ!!
「ははっ…」
アンドロ人に光の申し子。それにセブン・レオの師弟にネクサス…そして、ゾフィーか。
どう戦うか、見せてもらおうか…。
×南極を遅い
〇南極を襲い
俺なりに、手持ちキャラのバランスを原作に近付けて設定し直しました。
>>143さん、またいつでも参戦して下さい。あなたの書く副隊長が好きです。
ガイア日記の作者さん。DVDの事、教えて下さり、ありがとうございます。探してみます。
147 :
ガイアの日記:2006/09/11(月) 18:50:18 ID:OiZVecgG0
三種の神器の保管場所でアグルを相手に黄道の剣を使った技の練習をしている。
僕たちの練習をイザクがアンドロ艇の上から見守っている。
トラン王子が真のアンドロ超戦士に覚醒するまでの中継ぎである事は充分理解している。
アンドロ国…否、トラン王子にとっては大切な物だからね。
「アグルブレードと比べるとやはり難しいか?」(アグル)
波動の合致とSPとの連動という状況の違いこそあれ、扱いが簡単な武器でないのはわかってるんだけど…
黄道の剣には僕やマルスの知らない真の力が隠されているような気がしてね。
「つまり、トラン王子が真のアンドロ超戦士に覚醒すれば…」(アグル)
そう…トラン王子が黄道の剣の真の力を引き出してくれるかもしれないんだよ。
その時、イザクがアンドロ艇の上から飛び降りた。
「トレーニングルームから嫌な気を感じた」と言うので3人でトレーニングルームに急行。
見ると壬龍の足許でマルスが半焦げ状態で倒れていた。
マルスがバーチャルシステムの『壬龍コース』で練習したら逆転負けしたそうだ。
パワーバランスがどうのと変な言い訳をしたマルスを壬龍が雷撃を浴びせて黙らせたとか。
ヤプールやジュダ、クトゥルフがどう動くか気になるって時に何を訳のわからない事を言ってるんですか!
「黄道の剣さえあれば壬龍の雷撃を吸収して反撃出来るんだがね〜」(マルス)
この言葉には頭に来たので、マルスの喉元に黄道の剣を突きつけた。
何でもかんでも黄道の剣に頼るのはよくないですよ!それじゃトレーニングの意味がないでしょう!
その時、壬龍が顔を上げた。ティガからSOSの念が飛んできたそうだ。
壬龍が受けたティガの念によるとクトゥルフの正体はスペースビーストのクトゥーラだそうだ。
終焉の地に行ってクトゥーラを倒したものの、ヤプール=Uキラーザウルスの中の闇のエネルギーは残ったままだとか。
とりあえず戻りたいが誰かの助けが要りそうだとの事。
「それなら俺がティガを連れ戻してくるよ」とイザクが言ってくれた。
イザク、ティガを頼んだよ!
ユニジンから手紙が来た
「戦士を集結させろ、ヤプールを倒せ、平和を手に入れろ、その後世界をやり直させる」
ふふふふふ、ついにこの時が来たか
ドリュー!
ドリュー「おう!氷の神殿には俺が知らせに行く!」
よし、俺は仲間を集める
ゴライアン兄弟を呼び出して、連中皆殺しにしてやる
ふふふふふふ、がははははははははははははははははは
世界平和を乱す愚か者共め!この俺様が皆殺しにしてくれるわ
は〜ははははははははははは
ジュダよ、今、私のいる場所が分かるか?
ジュダ「分かっておる。すぐ後ろだ。」
ほぉ、よく分かったな。
ジュダ「今のワシなどお前なら即座に倒し吸収できるであろう。何故しない?」
いや私はお前のような下劣な者と手を組もうというのだ。
ジュダ「よかろう。アンドロ戦士や光の申し子をともに倒そうではないか!」
よしギロン人!人間狩りを始めろ!
くくく、見たまえ。人間の死を奴らが見逃せないはず無い。
それをこいつで 潰 す
ジュダ「こ、これはジャンボキング!しかしジャンボキングレベルでは無理だと思うぞ」
安心しろ。こいつの改造素体が誰だと思っている。
奴らは手を出せ・・・おっとゾフィーからだ。
「地球に到着した。ギロン人とともに私も人間狩りをしている」(悪ゾフィー)
ふははは!空よ!割れろ!東京を火の海にせよ!ベロクロン!バキシム!
邪魔するものは引き裂いてしまえ!ブロッケン!ドラゴリー!
お前らにとってはビルなど紙同然だ!バラバ!マッハレス!
人間の心をずたずたに引き裂いてしまえ!ブラックピジョン!サボテンダー!
地中から全てを喰らい潰せ!アリブンタ!ギロン人!
空から攻め潰せ!ゼブブ!カイザードビシ!
復活せよ!テンペラー!ナックル!ガッツ!ゾグ!
来い!ザラブにエアロヴァイパァー!!!!
どうだこれでわれらの勝利は固い
「じゃぁ見るか」
そうするようははは!!!
トレーニングの解析データをマルスに渡し、しばし休憩。
マルスは、データとにらめっこしている。
「僕…少し、マルスに言い過ぎたかも?」
そう言うと、ガイアはメロスから聞いた事を話してくれた。
だったら、メロスの言う通りだ。
あいつには、俺やメロスにはない不思議な力があると思う。
それがメロスの言う「宇宙無敵になりうる素質」かどうかはわからんけどな。
「それと、壬龍が見せてくれた龍玉に写ってたUキラーザウルス、凄くデカかったじゃないですか。俺が思うに、もしヤプールがUキラーザウルスで攻めてきたら、マルスの巨大化能力が鍵だと思うんですよ」(アグル)
なんだ、ちゃんとわかってんじゃん。だったら、遠慮しないでマルスにガンガン言ってやってくれ。
よし、休憩終わり。
マルス、さっさとマシンに入れ。トレーニング、スタート!!
う〜ん…少しずつ良くはなってきてるが、マルスは防戦一方だな。
その時、
「あれ?」
という声が聞こえた。
ガイアの手にあった、黄道の剣の袋が空っぽになっている。
もしやと思って振り返ると…マルスの手には黄道の剣があり、何より剣を手にしたマルスが一番驚いている。
「マルス、後ろ!」(アグル)
マルスはアグルの声に気付いて振り返り、マルスSPを作動させた。
「黄道の剣、横一文字亜空斬り!!」
…あの野郎。黄道の剣を使ったとは言え、マジでバーチャル壬龍を真っ二つにしやがった。
しかし…いつの間に、マルスは黄道の剣を?
おい、ガイア。いつの間にマルスに黄道の剣を渡し行ったんだ?
「そんな暇、あるわけないじゃないですか。そんな事したら、僕が巨大壬龍に踏み潰されちゃいますよ」
…だよな。それは、モニターを見ていた俺が一番わかっている。
「これは推測なんですが…」
と、アグル。
「前にガイアが黄道の剣を使った時、どこからともなく黄道の剣が飛んできたんです。恐らくは、黄道の剣自身の意志で、マルスの手に渡ったんじゃないかと…」
うむ…それが、一番納得がいくな。
黄道の剣をはじめとした三種の神器には、俺達も知らない不思議な力があるみたいだし。
だが、2人共。マルスには黙っとけよ。今の事は、あくまでも偶然って事にしとくんだ。
あいつは馬鹿だから、つけあがるかも知れん。
それでは、トレーニングの意味がないからな。
そう言うと、2人は
「わかってますよ」
と、強く頷いてくれた。
152 :
壬龍の日記:2006/09/12(火) 16:03:32 ID:bPQKgTpV0
我が龍玉にマグマ星人3人衆とブラックギラス&レッドギラスの双子怪獣が映った。
しかも、マグマ星人1人ずつにその双子怪獣がついているというのだから厄介な事になった。
マグマ星人3人衆は獅子座L77星との戦争で生き残ったのをジュダに保護されたのか?
メロスとゾフィーにこの旨を話した時、凄まじい気をトレーニングルームから感じた。
マルスが黄道の剣でバーチャルの私を一刀両断した事を光の申し子≠スちとウルフから知らされた。
トレーニングとはいえ私自身が斬られた気がして胸の奥が痛いが…それはそれで良しとしようか。
その時、イザクが姿を見せた。その背には…ティガ!無事であられたか!
「終焉の地に着いたはいいけど、二度と行くもんかってくらい気持ち悪かったよ」(イザク)
「クトゥーラは倒したが、ヤプール…Uキラーザウルスの中の闇のエネルギーは完全に消えてはいない。
クトゥーラがクトゥルフでない時代へと行き倒せばと思ったが…甘かった」(ティガ)
ティガのせいではない…そこまでやってくれた事には感謝しよう。
「あ、そうだ!
俺たちアンドロ警備隊の日記の作者から『TV版アンドロメロスのDVDの情報をありがとうと伝えてくれ』ってさ」(マルス)
それは良かった。早速私と光の申し子≠スちの日記の作者殿に伝えよう。
>アンドロ警備隊の日記の作者様
ガイア&アグル&壬龍の日記の作者です。TV版アンドロメロスのDVDの件、どういたしましてです。<(_ _)>
153 :
壬龍の日記:2006/09/12(火) 17:35:16 ID:Tf8+EeMN0
(
>>152の続き)
暫し1人にしてくれぬか?と私は皆にトレーニングルームを出るように頼んだ。
「壬龍もトレーニングするのか?」(ウルフ)
違うが、思うところがあってな…この言葉に、皆は顔を見合わせつつもトレーニングルームを出た。
誰もいないのを確認後、念でバーチャルシステムを起動させ、バーチャルの私を出した。
一時的だが意志を持ち会話できるようにすると、バーチャルの私は私を見て頷いた。
バーチャル世界の私よ…先程は戦士たちが失礼した。
「気にする事はない…マルスに黄道の剣で斬られた時はさすがに私も終わりかと思った。
なれど私は戦いの練習台として存在する者…
他の怪獣たちや宇宙人たちと同様、光線を浴びせられようが剣で斬られようが、Game Overになれば再び出番あるまで眠るのみ」
なるほど…ならば私がそなたを相手にトレーニングしたら勝てるか?
「試せねばわからぬが、なるようになるしかなかろう」
ふふ…その言やよし。いつかまた戦士たちの練習相手をしてやってほしい。
「私が選ばれればの話だがな…リアル世界の私よ、話が出来て楽しかった…礼を言う」
こちらこそ礼を言おう…再び出番あるまで休まれよ。
私はバーチャルの私が消えるのを見届けた後、念でバーチャルシステムの電源を解除させた。
…海鳴りの音が聞こえる…
…は!!リュウさん!?マリナさん!?皆何処に居るんです?!
ザザァ〜…ザザァ〜…
ここは……海…?
クロノーム(時の守護者)「……」
…クロノーム…ここは何処なんだ!!答えろクロノーム!
クロノーム「ここは『海』……全ての『刻』が交錯する場所……クトゥルフの生まれた場所……(パァァ…)」
バシャ!(水)
クロノーム…?クロノームゥゥゥ!!
……そんな…僕は一体どうすれば……
ザザァ〜…ザザァ〜…
…ハッ!?…何かを…感じる……
悪ゾフィー「ははははははは、どうしたNEO−MAT、貴様らもこれで終わりのようだな、もう少し楽しませてくれてもいいんじゃないのか?うん?」
テンペラー「他愛ないな、地球人など」
火を噴いて墜落していくマットアローΩとマットアロー∞
大笑いしまくる悪のヤプール軍団
ええい虫唾が走りわ!
やいやいやいやいヤプール軍団!!
ナックル「あ!お前はゴライアン」
ガッツ「バカめ、たった一人でこの軍団の前に立ちふさがるとは、愚かな!」
ふふふふふ、俺様は4000年の修行で・・・
悪ゾフィー「おい、ちょっと待て」
?あん、なんだ、命乞いか?
ザラブ「パワーバランス・・・」
む・・・・う、うんなもの無くても、俺様はもともと強い!!
フレア「そこまでだ、悪とう共め!」
ザージ「貴様らヤプールの好きにはさせんぞ!!」
ドリュー「ウルトラ戦士がいる限り、この星は渡さん!!」
おお!ザージ、ドリュー、フレア
悪ゾフィー「は、どっちにしろ数はこっちが上だ!!」
そこにこれでもかと言う数の防衛軍の戦闘機が登場する
これで互角のようだな
テンペラー「地球人の戦闘機などものの数ではないわ!かかれええええええええ」
行くぞおおおおおおおおおお
この感じ……強くなってる……ここか?!
パァァァァァ……
…クトゥルフの力…!?
パァァァァァ……
……青い…光ってる…。まるで水の様に……
クトゥルフの…忘れ物…?!
ピカッ!!
共鳴…しているのか…(カッ!)…メビウゥス!!!
パァァァァァ!!
ウルトラマンメビウス「ヘアァァッ!」
シャキィン!…パァァァァァ……
ウルトラマンメビウス「……!!」
ザザァ〜…ザザァ〜…
ウルトラマンメビウス・エレメンタルモード「……」
パァァァァァ〜〜〜…
…ハッ!…ここは……氷の…神殿…!
157 :
考察:2006/09/13(水) 01:40:26 ID:JxYJpoH2O
ウルトラマンメビウス・エレメンタルモード
時の交錯する『海』で見つけた、淡い水色の光(クトゥルフの忘れ物)によってチェンジする新たなスタイル。
水の精霊が宿り、様々な奇跡が起こせる。
ゴライアンと脇役どもめ!しかし我ら超獣と宇宙人連合の敵ではない!
「つべこべ言うな!」
ゴライアンか!くそ!なんてパワーだ!
「これで終わらしてもらうぞ!」
ふははは!このときを待っていた!ウルトラ兄弟必殺光線!
「うわああああ!なんだこりゃー!!!!」
そしてトドメだあああ!ぬっ!
「貴様のいい様にはさせんぞ!」
「僕たちが相手だ!」
ちぃ!ガイアとアグルか!!!!
ナックル「奴ら二人は我々が引き受けよう。ククク!」
任せたぞ!ナックル&ガッツ!
「うおおお!」
ゴライアンめ!貴様のパンチなど!うあああああ!!
「不可能を可能にする!それが俺だああああ!!!!!!!!」
ば、馬鹿な!しかし貴様は俺様を本気にさせてしまったようだ。
「本気を出してなかったとでも言うのか!む!速い!」
ふははは、貴様の動きなど止まっているように見えるぞ!
どうした?何故反撃してこない?答えろおお!!!!
壬龍に言われるままにトレーニングルームを後にすると、そのままマルスは崩れ落ちた。
シュミレーションで心身共に疲れきったのか…マルスはただ眠りに入ってしまった。
マルスを部屋に運んでベッドに寝かせると、ドリューが氷の神殿に入ってきた。久しぶりだな。
「挨拶は抜きだ。ヤプールとの決戦だ!」(ドリュー)
しかし、ジュダの刺客・マグマ星人三人衆と配下の双子怪獣が迫っている以上、ここを空き家にするわけにはいかないし…。
「僕達が行きます!ドリュー、案内して下さい!!」
と、ガイアとアグルはドリューと共に日本へと向かった。
その直後、三方から激しい津波が南極大陸全体に襲いかかった。
慌てて指令室に走るとメロスにゾフィー、そして西条クン達がいた。
モニターには、ギラススピンを使って津波を起こしている三組の双子怪獣が写っている。
「ウルトラ人及びアンドロ人よ。今日こそ貴様等を海の藻屑にしてやるぞ!」
姿こそ見せないが、マグマ星人の声が響いていた。
「全員出動だ!ウルフ、指揮は頼む!折を見て、私とゾフィーも外に出よう」(メロス)
了解したぜ。
そういや昔、テメーらの同族が、俺の親友の足をへし折った上に、さぞかし可愛がってくれたらしいな。
今、その分もまとめて返してやるぜ!!
160 :
ガイアの日記:2006/09/14(木) 13:32:10 ID:UUq9o68n0
壬龍に言われてトレーニングルームを出たら、マルスが倒れてしまった。
トレーニングで疲れたらしく、そのまま眠ったマルスをウルフと一緒に部屋に運んだ。
壬龍が戻ってきたので何をしていたか聞くと…バーチャルシステムの壬龍と会話した?
バーチャルシステムの怪獣や宇宙人はいくら攻撃されてもGame Overになれば再び出番が来るまで休みだとバーチャル壬龍が言ったそうだ。
倒したらその怪獣や宇宙人のデータが丸ごと消えるのかと思ったけど勘違いしてたね…反省。
その時、ドリューが氷の神殿を訪れて「挨拶は抜きだ。ヤプールとの決戦だ」と言った。
ユニジンから「戦士を集結させろ。ヤプールを倒せ。平和を手に入れろ。その後世界をやり直させる」との通達が来たとか。
マグマ星人3人衆とブラックギラス&レッドギラスの双子怪獣が南極を襲おうとしていると壬龍から聞いたので心配だけど…
「氷の神殿を空けるわけにはいかない」とのウルフの言葉を聞き、僕とアグルがドリューと一緒に行く事にした。
出発直前に壬龍、ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、ゴメノス、グローカービショップを呼び寄せた。
氷の神殿と氷の神殿を守る戦士たちを守ってねと言うと皆頷いてくれた。
ドリューに案内されて日本に行くとテンペラーが超獣軍団&宇宙人連合を率いて大暴れ。
しかも悪のゾフィーもいるので始末が悪い。
ゴライアン、ザージ、フレアがピンチ!助けなきゃ!アグルとドリューも頷き、3人に合流。
「ガイアとアグルは我々が引き受けよう」とナックルとガッツが姿を見せた。
「ふふふ…偽善者どもめが…存分に楽しませてくれよ。
お前たちを倒したら次はあの『偽者』を倒す…そして俺が本物のゾフィーとなるのだ!」
悪のゾフィーが無気味に微笑むのが聞こえた。自分こそ本物と思い込んでるみたい。
計六体の双子怪獣の襲撃を受け、ウルフや西条クン達が出撃した。
しかし…思わぬ劣勢を強いられてしまっている。
データー以上の回転速度を持つギラススピン…かつてセブンから攻略法を聞いたと言うウルフの指示で西条クンや弧門が真上からスピン攻撃を仕掛けようとするが、その度に上空よりビームが降り注ぎ、ウマく行かないようだ。
「異次元空間から攻撃を仕掛けて来ておるのだろう。恐らくはマグマ星人」
そう言いながら、壬龍は龍玉を見せてくれた。これはベムズン!
「そなた達コスモ戦士であれば、この空間への侵入もたやすかろう。イザク…マルスをここへ。そろそろ、目を覚ましているであろう」(壬龍)
マルスを行かせるってのか?
「相手が怪獣戦艦となれば、マルスの巨大化能力が必要であろう」
壬龍が言い終わると同時に、イザクがマルスを連れてきた。
壬龍は一通りの説明をし、
「そなたの疲労は完全には回復しておらぬようだが、私が力を与える。行けるか?」(壬龍)
力の回復は出来ても、精神力は…。しかしマルスは、
「あんたとの付き合いも長くなってきたと思ってたけど、そう言われて俺が「行きません」って答えるとでも?頼む壬龍!俺に力を!」
「心得た」
壬龍は、マルスに力を与えた。
「心配であれば、そなたも着いていけばよかろう。ここは、我らに任されよ。ただし、黄道の剣は置いていく事。グランテクターは、メロスが纏うよう」(壬龍)
「なかなか厳しい条件だな。だが、そうこなくっちゃだな」(マルス)
やはり壬龍も、マルスの素質を買っている。だからこそ、試練を与えるのか。
私はグランテクターを纏い、マルスと共に次元移動を行い、異次元空間へと殴り込んだ。
162 :
ガイアの日記:2006/09/14(木) 20:49:37 ID:OYfp5Y120
(
>>160の続き)
僕とアグルvsナックル&ガッツの戦い。
ナックルとガッツがいきなり合体光線を出したので咄嗟に避け背中合わせに。
ガッツが僕を、ナックルがアグルを睨みつける。
「前回(
>>53、
>>55-57)のようにはいかんぞ!」(ナックル)
ナックルとガッツは両側から僕たちを殺そうと再び光線を繰り出す。
その時…黄道の剣が飛んできて僕とアグルの周りを回り、ナックルとガッツの光線を弾き飛ばした。
黄道の剣は無事僕の手に握られた。
「そんな玩具の剣などへし折ってやる!」(ガッツ)
玩具だと?ふざけるな!黄道の剣&アグルブレードの二刀流亜空斬り!(ガッツは魚の3枚下ろしのようにされ完全消滅)
「ちっ、こうなったら!」…ナックルめ、僕とアグルを十字架に閉じ込める気か!
ナックルの光線を黄道の剣で弾き返すと、ナックルは十字架に閉じ込められた。
そういえば昔、君の同族がジャックを酷い目に遭わせ、今度は君がガッツと一緒にゾフィーを酷い目に遭わせたね。
その報い、纏めて受けるがいい!
「おのれ…ただでは死なんぞ」(ナックル)
「ただで死んでくれ」とアグルはブレスレットの力で出したカード手裏剣に十字架に閉じ込めたナックルを封じ込めた。
ナックルの悲鳴が響き渡る中、アグルは蒼い炎でナックルを閉じ込めたカード手裏剣を焼いた。
ガッツ、そしてナックル、永遠にさようならだ。
僕とアグルはゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアを助けるべく、その場を後にした。
駄目だ!ガイアとアグル、奴らは死んでいない!
ナックル「これがヤプールの力だ。肉体が滅びよう貴様らを殺すまでは何度もよみがえるぞ!」
ガッツ「ぐひひひ、我ら二人は何度倒そうが倒せはせん!怨念は滅びんのだよ」
このままでは二人が危ない。兄弟たち、これは多分、いや本当に最後の闘いになるだろう。
ダン「兄さん、私は行く!」郷「ここで逃げたら負けだ!」北斗「ヤプールとの最後の闘いだ」
よしみんな、変身だ!一同「おお!」
ナックル「何!ジャックは死んでいるはず!そしてウルトラ兄弟!何故貴様らが!」
貴様らの野望もここで終わりだ!喰らえ!合体八つ裂き斬り!
ナックル「ぐわああ!撤退だぁ!」!
君たちの活躍はよく聞いているよ。ガイアとアグル。
ガイア「ありがとうございます。しかし奴らが・・」
セブン「大丈夫だ。悪の力に頼りすぎた者は必ず滅びる。」
ジャック「それより君たちの仲間の到着だ。彼も勝利したようだぞ。」
ゴライアン「おう!俺様は見ての通りだ!ピンピンしているぜ!」
ドリュー「ザラブとテンペラーは倒した!」
それはめでたいがとうとう真打が来た様だぞ。
ヤプール「ふふふ、うははは、貴様らのような虫けらがいくら逆らっても我には勝てない事を思い知るがいい」
む!あれはUキラーザウルスとナックル&ガッツ!
ナックル「ふふふ、貴様らなどUキラーザウルスの敵ではない。む!何をするヤプール!」
ヤプール「貴様らはもう用済みだ。廃棄処分にしてやる。」
ガッツ&ナックル「うぎゃああああああ!!!!!」
何たる外道!仲間も殺すとは!
ヤプール「あんな連中、元から仲間だとは思ってはいない。道具だよ。」
みんな!行くぞ!スペシウム光線!セブン「ワイドショット!」ジャック「ウルトラスパーク!」
エース「メタリウム光線!」ガイア&アグル「バーストストリーム!」
そしてゴライアンたちの同時攻撃だ!滅び去れ!ヤプール!
ガイア「む、無傷!」
そんな馬鹿な!我らの攻撃が通じないのか!?
ヤプール「これがわれらの貴様らへの恨みだ!妬みだ!死ね!ウルトラ戦士ども!」
うわぁぁぁ!!!!!!まさか・・・ここまで・・とは・・
ヤプール「ジュダよ!貴様は氷の神殿へ向かえ。こっちは片付けた・・・。ふははは!」
いかん!このウルトラサインを・・・・誰か・受け取・・・ってくれ・・・
ぐうう、いててて、まだあんな馬鹿すごいとは・・・
フレア「しかしマン、長い付き合いなのに君達の仲間はないだろ・・・俺達の方が長い付き合いなのに」
ジャック「すまん、生き返った都合上少々記憶が混乱して」
セブン「頼む、最後の余力のテレパシーで同でもいい会話は勘弁してくれ」
フレア「すまん」
セブン・・・
セブン「なんだ?」
最後のカプセル怪獣を使うのは今なんじゃないのか?
セブン「・・・・うむ」
マン「最後のカプセル怪獣・・・あの、製作できなかった作品に登場した、あの怪獣か」
エース「パゴスじゃないだろうな」
違う、ゴートだ、金星怪獣ゴート
セブン「だが、あれでもあのUキラーザウルスに勝てるかどうか」
出して損は無いだろうが、おまけでセブンガーも出しちまえ
セブン「しかし・・・」
しかしもかかしも無い、このまま東京が火の海になるのを黙ってみていていいのか?
セブン「・・・・よし!」
それでいいんだ
あ、あれは…兄弟!それにヤプール……そ、そんな、僕はどうしたら良いんだ…例え行ったとしても、僕にはどうにもならない…。僕みたいなルーキーじゃヤプールには絶対敵わない……。
パァァァァァ…
…?共鳴しているのか…?…リュウさん…僕はどうしたら……
リュウ(諦めんじゃねェ!ミライ!お前何の為にガイズに入ったんだ!目に映る人々を守る為じゃねェのか!?)
…は?!……そうだ……僕は目に映る人々の為に闘って来たんだ!!今までも、そしてこれからも!負けない!
リュウ(一つ!他人の力を頼りにしない事!)
僕も……僕も闘わせて下さい!僕はウルトラマンなんだ!
パァァァァァ!
未来はメビウスだ!!!
シャキィィン!!
メビウゥゥゥス!!
ウルトラマンメビウス・エレメンタルモード「ヘアァァ!!」
セッ!!
バキャッ!
ヤプール「ゴアッ!何者…」
ガイアさん!それに皆!!良くも……許さないぞ!ヤプール!
ヤプール「何だ貴様?何処から沸いた?塵は場違いだ。失せろ。」
失せ無い!僕は皆と闘うために来たんだ!
シャキィィン!!
時の支配を拒絶する!!
『タイム・リミット』
『巻き戻し』!!
パァァァァァ!!
セブン「な…こ…これは…」
アグル「直ってる…!」
勝負はこれからだ…ヤプール!!
ウルトラ電子音「リアライズ!!」
これは…マケット怪獣……セブンさん!!
む…あれはウルトラサイン。弟達が危ない!
しかし、メロスがいない今、ここを離れるわけには…。
「行くがよい。ここは、我らが引き受けよう」
すまない、壬龍。タロウ、行けるか?
「コスモホークにキングブレスレット。いつでも行けますよ。久しぶりのウルトラ六兄弟ですね」
私はタロウを連れ、氷の神殿の外に出た。
「悪いが、貴様らを日本に行かせるわけにはいかん。特に偽者!邪魔な貴様には死んでもらう!」
悪のゾフィーか…いつの間に!?
「奴は、もう1人のゾフィー…奴を倒せばゾフィーも死んでしまう。どうする…?」(タロウ)
「そういう事だ。死ね!」
ゾフィー(悪)は、私達に向かってM87光線を撃ってきた。が、間一髪で回避。
やはりな…私の感に狂いはないようだ。
これでも食らえ!私はゾフィー(悪)に跳び蹴りをお見舞いしてやった。
「貴様…何をしたのかわかってるのか?偽者とは言え、俺はもう1人の貴様だ。俺を殺せば、貴様も死ぬんだぞ」(ゾフィー(悪))
わかっているさ。貴様が、もう1人の私なら…な。
しかし、貴様は違う!貴様の行動が、貴様は私ではないという事を教えてくれたのだ!!
「何だと!?」(ゾフィー(悪))
貴様が死ねば私も死ぬ…ならば、逆もまた然り!私が死ねば、貴様も死ぬのだ。
しかし貴様は私に「死ね」と言い、M87光線を撃ってきた!
「くっ…」(ゾフィー(悪))
貴様は私ではない。私から奪ったエネルギーを実体化させ、ヤプールが命を与えただけの人形にすぎん!!
「それがどうした!?俺が何であろうが、本物のゾフィーには違いない。貴様を殺し、それを証明してやる!」(ゾフィー(悪))
さすがはコピー、ほぼ互角の力を持っている。
「偽者!俺と貴様には決定的な違いがあるぞ!貴様の力はそろそろ限界のようだが、俺には常にヤプールが力を送ってきてくれている。それが、奴との契約だからな」(ゾフィー(悪))
たしかにそうかも知れん。しかし、私にも奴にはない力がある。
「ゾフィーの体が光を…」(タロウ)
貴様は、メロス達が与えてくれたのは癒しと安らぎだけだと言ったな!しかし、貴様にはわかるまい。それが、どれほど大きな力を生み出してくれるかを!それは、貴様にはけして手に入らぬ物だ!!
今こそ目覚めよ!内に秘めたる、我が力よ!!うおぉぉぉぉぉっ!!
うなれ、アンドロの力!!超M87光線!!
「ぐわあぁぁぁぁぁっ!!」(ゾフィー(悪))
しかし、奴は傷だらけの体でなおも立ち上がろうとした。
「俺は死なん…ヤプールが約束してくれたからな。貴様を倒し、俺が宇宙の帝王になるのだ」(ゾフィー(悪))
その時、
「あっ、奴の体が消え始めた!」(タロウ)
「これは一体…?」(ゾフィー(悪))
どこからともなく、声が聞こえた。
「ご苦労だったな。しかし、貴様にはもう用はない!役立たずには消えてもらう!貴様も、Uキラーザウルスの糧となるがよい!!」
ヤプールか!?
「おのれぇっ…ヤプールめ、最初からそのつ…もり…」(ゾフィー(悪))
ゾフィー(悪)は、完全に消滅した。
考えてみたら、彼もかわいそうな奴だ…。
ヤプールめ!絶対に許さん!!
「ゾフィー、急ごう!ウルトラの兄弟達が…日本が危ない!!」(タロウ)
私はウルトラコンバーターを装着してエネルギーを回復、空から降り注ぐビーム攻撃をかわしながら南極を飛び立ち、タロウと共に日本を目指した。
待ってろよ、みんな!!
172 :
ガイアの日記:2006/09/15(金) 16:47:56 ID:y542epPz0
Uキラーザウルス=ヤプールの圧倒的な力で僕とアグル、ウルトラ兄弟、ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアは傷だらけ。
僕は黄道の剣を杖代わりにして立ち、アグルに肩を貸した。
ゴライアンがセブンに「最後のカプセル怪獣を使うのは今じゃないのか?」と言い出した。
何の事?とアグルと顔を見合わせつつ話を聞くと金星怪獣ゴートというカプセル怪獣がいて今まで訳ありで出せなかったらしい。
ついでにセブンガーも出した方がいいとゴライアンは言った。時間稼ぎにはいいかもね。
その時、一筋の光がヤプールに激突!メビウスだ!
メビウスから放たれた光で僕たちの身体の傷は消えた。ありがとう!
いざ反撃という時、黄道の剣が光った…アンドロの力を感じる。ゾフィーだ!
「ゾフィーがこっちに向かってるのか?」(アグル)
うん…タロウも一緒みたい。凄い気を感じるんだ。
「よし!俺がゾフィーとタロウを迎えに行くから、それまで時間稼ぎしてくれ!」
お願いね、アグル!
地球の意志を預かる者にして真のアンドロ超戦士覚醒まで黄道の剣の使用を許されしガイアの名の下に願う!
黄道の剣よ!ウルトラ兄弟を、ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアを、カプセル怪獣たちを、そしてメビウスを助け導きたまえ!
いよいよ決戦だな
と、いいてえ所だが、Uキラーザウルスだけ倒しても駄目みてえだなあ
ガイア、アグル、そしてゴライアン兄弟達!
ウルトラマン「ちょ待て、お前まだ俺達をゴライアン兄弟って呼んでたのか?」
細かい事を気にするな!俺様とドリューとフレア、ザージは大元を潰しに行く
ガイア「大元?」
ヤプールの本体だよ、本体
ウルトラマン「しかしUキラーザウルスと戦うのに戦力が・・・」
ザージ「その事なら心配ないようだ」
空の彼方から飛んでくる、ゾフィーそしてタロウ
セブン「おお!タロウ、ゾフィー!」
それだけじゃねえようだ
南からタロウたちが来たように、今度は東からチャック、べス、スコットが飛んでくる
更に西から80とユリアンが、北からマックスとパワードが飛んできた
ここは頼むぜ!!
ゾフィー「任しておけ!」
チャック「気をつけろよ、ヤプール本体もかなり強いぞ」
80「いい所見せたいからって無理するな」
負けたら次回からゴライアンの日記にしてもらうからな
行くぞ、ドリュー、フレア、ザージ、俺達の力をヤプールに見せ付けてやろうぜ!
俺達はヤプール本体を倒すべく、異次元に向けて飛び立った
174 :
ガイアの日記:2006/09/16(土) 18:13:13 ID:UmGid+5d0
アグルがゾフィーとタロウと一緒に戻ってきた。
すると今度はチャック、べス、スコットのUSAチームに80、ユリアン、マックス、パワードが駆けつけた。
ゴライアンが言うにはUキラーザウルスを倒してもダメらしい。
そういえば「超能力も光線技も不死身の身体も精神生命体も、蓋を開ければ皆何かの弱点があり原理がある」とザージが言っていた。
そこでゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアの4人でヤプール本体を倒しに行くとの事。
ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアはヤプール本体のいる異次元世界に飛び込んだ。時間稼ぎは任せて下さい!
ゾフィーとタロウを見ると、ゾフィーの手首にはウルトラコンバーター、タロウはコスモホークを携えている。
ゴルゴダ星(人工の星)にゾフィー救出に行った時に見慣れない荷物があったけど…それがこのアイテムだったのか!
2つともエネルギー回復とその持続に効果を発揮するそうだ。
黄道の剣が再び光ったのを見たアグルがこう言った。
「ゾフィーの中に眠るアンドロの力とタロウの持つコスモホークの力に反応しているようだ。
それに黄道の剣…その3つの力が合わされば何かの効果が出るのでは?」
それならUキラーザウルスとヤプール本体にかなりの打撃を与えられそうだね。
ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアが異次元空間でヤプール本体を倒せば同時にUキラーザウルスも消えるかもしれないし…
やってみようか!
「「ウルトラマンゴライアンのテーマ」」
ゴライア〜ンゴライア〜ン、無敵の豪腕
ゴライア〜ンゴライア〜ン、不死身の超戦士
世界の平和を乱す、愚か者共に
愛と勇気と根性と熱血パワーをぶちかませ〜
ゴライア〜ンゴライア〜ン、ウルトラマンゴライア〜ンGOGO
フレア「ゴライアン、いくらこれから決戦で血が高ぶるからって歌うな!お前の歌はベル星人の怪音波並みのダメージがあるんだぞ」
ジャイアンか俺は
ドリュー「なんだそれ?」
気にすんな、それより、ヤプールはどこにいるんだ?
ヤプール「ははははっはははっはははははっはははははははははははは」
む!ヤプール、どこだ!!
ヤプール「罠にかかったなウルトラ戦士」
何!
上からヒッポリット星人が使ったなんかケースみたいなのがふってきた
ザージ「うわあ」
フレア「しまった」
タール漬けにしてくれるわ
まずい、このままではブロンズ象に・・・
ヤプール「はははははははははお前らなど我々の前に・・・」
どりゃああああああああああああああああああ
バキーーーーーーーーーーーーン
ヤプール「・・・・・・へ」
俺様をこんなケースで閉じ込められると思ったら大間違いだぞ!!
ヤプール「う・・・うんなアホな」
フレアはテレポーテーションでケースの中を脱すつする
ドリューは高速回転で地面に潜って脱出した
ザージはアイスラッガーぶつけて無理矢理脱出する
ヤプール「むううだがまだ戦いは始まったばかりだ」
次元がゆがんだかと思うと、中から巨大ヤプールが現れる
いよいよ勝負ってわけだ、行くぜえええええええええええええええええ
うははは、流石だ。ゴライアン、フレア、ドリュー。
ゴライアン「もう逃げ場は無いぜ!」
ふははは、貴様らは大きく見誤ったようだ。うははは!
フレア「何だと!」
私の目的は真の意味での復活。Uキラーザウルスが消滅したときこそそのときなのだ!
Uキラーザウルスはマイナスエネルギーの入れ物だ。そして今の私も入れ物にしか過ぎない
ドリュー「くそ!こいつを倒しても無駄という事なのか!」
そういうことだ。そしてこれを見ろ!
ドリュー「これは・・・グア!?」
そうだ!今のジュダは私がクローン技術で作り出した超獣だ!
そしてこいつは我が超獣製造機により無理矢理蘇らせたグアなのだ!
グア「あ・・うぃ・・・・・・」
どうだ!我々の技術の素晴らしさを!貴様らもこうしてやるわ!
ゴライアン「全く貴様は腐りきったゲス野郎だぜ。」
ふふふ、グアはお前たちにとっても敵だ。それを私は処分してやったのだ。
感謝して欲しいものだ。
おっともうグアは死んでしまったのか。役立たずが!
ゴライアン「お前を倒したらマイナスエネルギーが落ちるが俺はお前を倒す!」
ふははは大馬鹿者め!!!!
ゴライアン「ゴライアントルネェェェェド!!」
うははは!!!!!!!!!!
これでマイナスエネルギーが地球全体に降り注がれ我らヤプールが完全に蘇る!!!!
感謝するぞぉぉぉ!!!!さらばだ!!!!!!!!!
ゴライアン「消えていく・・・」
そうだ。復活するためにな!さぁ復活の合図だ。降り注げ赤い雨!
うははは!悪夢はこれからが本番だ。うははは!!!!
177 :
壬龍の日記:2006/09/16(土) 22:23:36 ID:hiBJRcCZ0
メロス、マルス、ゾフィー、タロウを送り出した後、龍玉で戦いの様子を観察。
悪のゾフィーはUキラーザウルスの糧となり消えたか。
ゾフィーのエネルギーの一部を実体化させ、ヤプールが命を与えた哀れな人形…ヤプールは最初から利用していたのか。
日本で暴れるUキラーザウルスを光の申し子≠スちやウルトラ兄弟たちが引きつけるか。
ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアが異次元にいるヤプール本体を倒すための時間稼ぎとは考えたな。
次の瞬間、龍玉に映ったのは…紅い雨?!マイナスエネルギーか!
「どうした、壬龍!」(ウルフ)
ヤプールが真の復活を遂げようとしていると告げるとウルフは「何だと?!」と驚いた。
Uキラーザウルスと今の異次元空間にいるヤプールはマイナスエネルギーの器…
つまり、Uキラーザウルスも今のヤプールも倒すだけ無駄というもの。
紅い雨の出現はヤプール一族の完全復活の合図なのだ。
急ぎ光の申し子≠スち始め戦士たちに知らせねば!
日本で戦う戦士たちよ…異次元空間で戦う戦士たちよ…
ヤプールが真の復活を遂げようとしている…用心されたし…
メロスと2人、マグマ星人三人衆を追って異次元に出た。
それにしても壬龍の奴…黄道の剣もグランテクターも使うなとは、なかなか無理難題をふっかけてくれやがるぜ。ま、ちょうどいいハンデだろうがな。あっさり終わっちゃ、面白味がねぇってモンだぜ。
「マルス、前方にアーマーチェンジしたベムズンだ!」
了解、メロス。
「アンドロメロスとマルスか…ここを見つけるとはほめてやるが、わざわざ死にに来たか!!」(マグマ星人)
へん、俺の力を甘く見るなよ。巨大化能力、オン!!
「まずは、貴様からだ。陽電子流撃砲を食らえ!」
うわっ!!くっ…なかなかの威力だな…。
「何をしている、マルス。距離をとって攻撃をかわせ!!」
わかってますよ、メロス隊長…だが、もう少し…。
「陽電子流撃砲を食らい続けたら、いくらコスモテクターでも…」(メロス)
言われなくても…もう少し、もう少し自分を追い込むんだ。
「とどめだ!さらば、アンドロマルスよ!」
今だ!俺は陽電子流撃砲をかわしてベムズンの右に回り込み、頭部にアンドロエルボースマッシュを叩き込んでやった。
とどめだ!トレーニングで壬龍と引き分けた、俺の蹴りを受けてみろ!アンドロコスモキックだ!!
俺のコスモキックがベムズンのどてっ腹に大きな風穴をあけ、ベムズンは大爆発を起こした。
マルスの活躍で、ベムズンは大爆発を起こした。よくやった、マルス。
しかし、ベムズンが爆発する直前、背後から飛び出した3つの影…マグマ星人め、寸前でベムズンから脱出したな。
マルスもそれに気付いたようで、元の大きさに戻ってマグマを追った。もちろん、私もだ。マグマ星人、絶対に逃がさん!!
マグマ星人に追いつき、戦闘開始。太ったマグマ星人はマルスに襲いかかり、背の高いマグマは右手にサーベルを装着して私に斬りかかってきた。私は、ダブルサーベルで反撃。
マグマ星人は我々の敵ではなく、私はマグマ星人(ノッポ)の首をダブルサーベルで斬り落とし、マルスもコスモバズーカでマグマ星人(デブ)の体を貫いた。
「メロス隊長、ここは念には念を入れよう!こいつらには、ビームハリケーンでとどめを!!」
OK!マルス!!
私とマルスはアンドロタイフーンを同時発射!2つのマグマ星人の死体を、完全に消滅させた。
残るは、リーダー格の星人のみ!!
「くっ…!」
最後に残ったマグマ星人は、次元移動でこの空間から離脱したようだ。
追うぞ、マルス。絶対に星人を逃がすな!!
「ラジャー!!」
マグマ星人を追って、私とマルスも次元移動。我々は、宇宙空間に出た。
マグマめ…一体、どこに?
「メロス隊長、前方で熱源を確認!」
マルスの言葉と同時に、それまで感じていたマグマ星人の気配も消えた。どういう事だ?
私はマルスと共に、マグマ星人の気配があった場所へと向かった。
「久しぶりだな」
と、声をかけられた。レオ!それにアストラか!
「獲物を横取りして悪いが…マグマとは、俺達もちょいと因縁有りでな」(レオ)
「地球に向かう途中でマグマ星人を発見したので、僕と兄さんで倒したんです」(アストラ)
君達の故郷は、マグマ星人に滅ぼされたんだっけな。
では、マルスが確認したという熱源は、君達のウルトラ・ダブルフラッシャーか。2人共、また腕を上げたな。
「俺達は、これから日本に向かう。隊長達の援護をするためにね」(レオ)
「2人も、氷の神殿がピンチなんでしょ?平和のために頑張りましょう!」(アストラ)
そうやって、互いにエールを送りあい、4人で地球を目指した。
レオ兄弟は日本へ、私とマルスは南極へと向かうために進路を分けたが、我々は同じ願いを持って戦っている。
我々の絆があれば、この戦いも必ず勝てるはずだ。
181 :
ガイアの日記:2006/09/17(日) 14:15:57 ID:qsPknBoM0
(
>>174の続き)
アグルのサポートで僕とゾフィー、タロウがUキラーザウルスに飛びかかろうとした時…
「待って下さい!テレパシーが聞こえる!」とメビウスが止めに入った。
テレパシー?もしかして…
「戦士たちよ…ヤプールが真の復活を遂げようとしている」…壬龍だ!
「Uキラーザウルスと今の異次元空間にいるヤプールはマイナスエネルギーの器…
Uキラーザウルスが消えればヤプールは真の復活を遂げる…Uキラーザウルスも今のヤプールも倒すだけ無駄。
紅い雨の出現はヤプール一族の完全復活の合図なり…用心されたし」
壬龍の念によるこの言葉には僕も皆もビックリ!
その時、Uキラーザウルスの触手と牙が迫ってきたので咄嗟にかわすもなお触手と牙が迫る。
黄道の剣&アグルブレードの二刀流亜空斬りでUキラーザウルスの触手と牙が細切れ。
だけど…Uキラーザウルスも今のヤプールも倒すだけ無駄と言われたら、どうすれば?
182 :
ガイアの日記:2006/09/17(日) 22:05:26 ID:N/r4syTh0
(
>>181の続き)
再び黄道の剣が光った。
さっきはゾフィーの中に眠るアンドロの力とタロウの持つコスモホークの力に反応しているらしいとアグルが言っていた。
だけど今度は違うみたい…メビウスに反応?!何で?!
その時、僕の頭の中で声が聞こえた。
「クトゥルフの生まれた場所…『全ての時の交錯する海』へ封じよ…『クトゥルフの忘れ物』を身につけし戦士が導く」
黄道の剣の輝きに反応するようにメビウスの身体が光っている。
メビウスが新しい力を身につけたのを黄道の剣が感じ取っていたみたい。
「どうやら、この戦いの鍵を握るのはメビウスみたいだな。
メビウスの力に黄道の剣が反応を示しているようだから、黄道の剣にはわかっているんだろう」(アグル)
黄道の剣は僕たちを導いてくれるの?と問うと、黄道の剣の輝きが増した。
ガイアの名の下に願う!
黄道の剣よ!メビウスを、そして僕の大切な仲間たちを護り導きたまえ!
クロノーム「連れてこい……連れてこい……」
ザザァ〜…ザザァ〜…
クロノーム…!?何処だ!何処に居るんだ!クロノーム!
ウルトラマンガイア「ガイアの名のもとに!!!」
シャキィィィン!!!
うわぁぁぁぁぁ……
ヒカリ「クロノーム、余り無理するな。ただでさえ歳なのに。…ん?」
うわぁぁぁぁぁぁ!!!
ヒカリ「ほぅ。これが宇宙警備隊のルーキーか…。案外早かったな。」
な……?…ここは…何処です…?貴方は誰です?
ヒカリ「俺はウルトラマンヒカリ。ここは暴食の墓場(予定)さ。」
ヒカリ「ここなら気兼無く、暴食を殲滅出来る。墓場としては最上だ…。ムンドゥスの存在は今の世界にとって、危険だ…。」
ウルトラマンジュノ(ヒカリの戦友)「そうさ☆だから俺達で沈める。」
ウルトラマントリッガー「この場所ならマジに、ハイに成れるからな。」
ヒカリ「直、壬龍達も集まる待っていろ…」
ガイア「……ん…ん…」
皆さん!?……何処から?
クロノーム「呼んだ…来るから……」
ウルトラマントリッガー「役者は揃えなきゃねぇ♪」
ヒカリ「そういう事だ。一人で勝てるほど暴食は甘くない。」
ウルトラマントリッガー「直に壬龍も来るだろうよ。最高のピエロ(ジョーカー)を遣ったからな…。」
186 :
ガイアの日記:2006/09/18(月) 13:31:04 ID:YYnwp6bZ0
ん…ここは?メビウス!皆!無事か!
「ガイアさん!皆さん!?」(メビウス)
メビウス、無事だったんだ!…というか、ここは?
「よく来たな、光の申し子=v…お久しぶりです、ヒカリ!
「ここなら気兼ねなく『暴食』を殲滅出来る」と、ヒカリは新たな戦士2人を引き合わせた。
「役者は多く揃った方がいいでしょ」(トリッガー)
「迎えを出したから壬龍たちもここに合流するだろう」(ジュノ)
その時、眩い光と共に現れたのは南極で戦っていた戦士たちとメロス、マルス、レオ&アストラ兄弟。
壬龍、ティグリス、イザク、子供シャザック、ギール、ゾンネル、ゴメノス、グローカービショップも来た。
「お待たせ!皆連れてきた!」(ジョーカー)…なるほどね。
「さらに来る」という謎の声に、ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレアが現れた。
「異次元でヤプールが消えたと思ったら変な光に包まれたんだよ。ここはどこだ?」(ゴライアン)
「『全ての時の交錯する海』…クトゥルフの生まれた場所…ここはそれに通じる地。
我が名はクロノーム…『クトゥルフの忘れ物』を身につけし戦士と大地の光の戦士を通じそなたらを呼び寄せた」
貴方がクロノーム…黄道の剣がクロノームの力を感じてか輝いていた。
Uキラーザウルスとヤプールをどうやって『全ての時の交錯する海』に誘い込むかという話になった。
「ガイア、ゾフィー、タロウ、メビウスが適任であろう。南極にて日本の様子を龍玉で見た。
ゾフィーの中に眠るアンドロの力とタロウの持つコスモホークの力に黄道の剣の力が合わさればこの地への扉が開かれよう。
そこにメビウスの力を合わせて誘い込めばよい…私とアグルがサポートに入る」(壬龍)
「危険な役目だが、戦いの鍵を握る者たちを死なせたら寝覚め悪いからな」(アグル)
壬龍、アグル、ありがとう!皆さん、それまで後をお願いします!
レオ兄弟と別れ、私とマルスは南極に戻ってきた。
「テメーらで最後だ。セブン直伝、ウルフ流きりもみコスモキックを受けてみろ!!」
先程よりも回転速度の遅いギラススピンに、ウルフが上空から襲いかかった。
ギラススピンの中から弾き出された2つの首…間違いなく、レッドギラスとブラックギラスの物だ。
「西条クン、今だ!」(ウルフ)
「わかってるわよ…消えな!」
西条クンのディバイトランチャーUNが火を噴き、双子怪獣は跡形もなく消えた。
「メロス、そしてマルス!」
ウルフが、私達に気付いたようだ。よくやってくれた。
「お前達が行ってしばらくして、上空からの攻撃が止まったんだよ。ギラススピンも弱くなったしな。それで、一気に片付けたわけよ」(ウルフ)
「それより、僕達も早く日本に行かないと!」(弧門)
わかっている。君達は、先に行ってくれ。
「わかった。遅れるなよ」(西条)
西条クン、そして弧門と姫矢は南極を後にした。
「おい、メロス。何で俺達は行かないんだ?」(ウルフ)
「そうですよ!早く俺達も日本に…」(マルス)
お前達…まだ気付かないのか?私達アンドロ警備隊にとっての本当の戦いは、むしろ今からはじまるんだ。
先程から感じていた嫌な気配が、どんどん大きくなってきた。
来るぞ!!
「あ、空に何かが…!!」(マルス)
来たな…。
「久しぶりだな。アンドロ警備隊の諸君!!」
ジュダ!!いや…立体映像か。
「今すぐ相手してやりたいのは山々なんだが…不覚にも、ヤプールに全ての力を奪われてしまってな。本体も役に立たなくなってしまった。
幸い、奴らが親切にも俺のクローンを用意してくれたから、そちらに移らせてもらったよ。実体を持たぬ俺達には、入れ物なんかどうでもいいからな。
間もなく、全宇宙の再構築がなされるだろう。貴様らが勝てばの話だがな。
我らは、それまでしばらく眠らせてもらうとする。
だが忘れるな!貴様らの首を取るのは、このジュダだという事をな!!」
南極中に響きわたるような笑い声を残し、ジュダは消えた。
今回は、挨拶だけか…。
「メロス、急ごう!アンドロ艇でぶっ飛ばせば、大きな遅れにはならないはず!」(マルス)
よし!ウルフ、アンドロ艇を頼む!!
「ラジャー!!」
私達はアンドロ艇に乗り込み、日本を目指した。
しかし、アンドロ艇が大きく揺れ始めた。
「ウルフ。急ぐのはわかるが、安全運転で急いでくれ」(マルス)
「わかっているが…アンドロ艇が、いつもの奴を始めちまったようだぜ。操縦桿が、思うように動かん!!」
時折、アンドロ艇は自らの意志であるかのように動き始める事がある。
一体…私達をどこへ連れていこうというのか?
見慣れる場所に着いたかと思うと、アンドロ艇は思い出したかのように不時着した。
「まったく…毎度の事ながら、中にいる俺達の事も考えてほしいぜ」(マルス)
それにしても…ここは一体どこなんだ?
「メロス、マルス!外を見ろ!」
ウルフに言われて外を見ると、そこにはガイア達やゴライアン達、そしてウルトラ兄弟の面々がいた。
アンドロ艇を降りると、みんなが駆け寄ってきた。
「君達は、ほっといても来ると思ったよ。アンドロ艇があればな」
ヒカリか。
「これで、役者は揃ったわけだ」(トリッガー)
それはそうと…ここはどこだ?
「『全ての時の交錯する海』…クトゥルフの生まれた場所…ここはそれに通じる地」(クロノーム)
「そして、暴食の墓場となる場所だ」(ヒカリ)
ようは、この地にヤプールとUキラーを誘い込んで倒すってわけか。そのための戦士としてゾフィーとタロウ、ガイア、そしてメビウスが選ばれ、アグルと壬龍がサポートするという。
「じゃあ、行ってきます」
待ってくれ。こういう時、装備は万全にしておいた方がいい。
私はグランテクターを脱いだ。
「これを…僕に?」(ガイア)
黄道の剣が使えるガイアなら、きっと役に立つはずだ。
ただし、こいつは危険で生身の体には使えない。
私の予備のコスモテクターを貸すから、使う時は、必ずその上から纏うんだ。
そして、ゾフィー。君には、ダブルサーベルを預けるよ。
「これを持っていれば、君がそばにいてくれるような気になるからな。それだけで百人力だ」(ゾフィー)
貸すだけだぞ。生きて返しにこいよ。
「アグル、アンドロ艇を使ってくれ。操縦法は、前に教えたな」(ウルフ)
「けど基本的な事しか…実戦じゃあ自信ないですよ」(アグル)
君なら大丈夫だ。それにいよいよって時には、アンドロ艇に任せればいい。 必ず、君達を導いてくれるから。
「じゃあ、行ってきます」
頼んだぞ、みんな!
>>189 ×見慣れる場所
〇見慣れぬ場所
いつもすいません。
m(_ _)m
191 :
ガイアの日記:2006/09/19(火) 17:48:20 ID:bmY9mANk0
(
>>186、
>>189の続き)
Uキラーザウルスとヤプールをに誘い込む作戦を実行する事になった。
出発直前にメロスからコスモテクター(万一の予備に用意してあるそうだ)とグランテクターを貸すとの申し出が。
グランテクターは力の危険さから生身の身体には使えないため、使用時にはコスモテクターの上に纏うのだそうだ。
早速コスモテクターを着てみたところ怪獣たちから「カッコイイ!」との声が。
「コスモテクターを纏うガイアも美しい」と壬龍。どういう美的感覚なの?(^_^;)
ゾフィーにはダブルサーベルが貸し与えられた。
アグルはアンドロ艇の操縦をするよう言われたが、いざという時はアンドロ艇に任せれば導いてくれるとの事。
「貸すだけだ。生きて返しに来い!」…わかりました!
僕とゾフィー、タロウ、メビウス、壬龍、アグルはアンドロ艇に乗り込んだ。行って来ます!
出発して間もなく、アンドロ艇が揺れ始めたかと思うと、黄道の剣とグランテクターと共に輝き始めた。
「乗って早々に何なんだ?!」(アグル)
「何ですか、これは!」(メビウス)
「三種の神器自身が我らをUキラーザウルスとヤプールのもとへ導こうという事か」(壬龍)
ゾフィーとタロウも事態に驚いている。
その時、アンドロ艇に声が響いた。僕たちの頭の中に響いてくる。
「我らはアンドロ国で三種の神器と称えられし存在…プロメテウスとその直系に近しい波動を持つ者を見つけた。
黄道の剣と波動が合致したのがその証なり」
「ガイアの事か!」(壬龍)…僕がプロメテウスとトラン王子に近い波動の持ち主?
三種の神器、僕に何をすればいいの?
「ただ念じればよい…『導け』と」…わかった!
三種の神器よ…僕たちをUキラーザウルスとヤプールのもとへ導きたまえ!
ガイア達を乗せたアンドロ艇を見送った。
「どうしたんだ?さっきから異様にピリピリしてるようだが…」
と、姫矢に声をかけられた。
「姫矢の兄ちゃんよぉ、気付かないのか?さっきから近付いてる、半端じゃねぇ気配によ」
さすが、ゴライアン。君も気付いてたか。
「だが、この気配には邪気は感じられないな。むしろ、暖かいって言うか…少なくとも、敵じゃなさそうだな」(フレア)
我々の疑問に、ヒカリ達はニヤニヤしながら答えてくれた。
「言ったでしょ?役者は揃えるって」(トリッガー)
「そういう事だ。真打ちには、最後にご登場願わなくてはな」(ヒカリ)
君達は、この気配の主を知っているのか?
「集まったようだな…壬龍達は、既に出掛けたようだが」
声と共に姿を現したのは…貴方は!
「メロス。誰だい?あの爺さんは」
西条クン…爺さんって…。
あの方はアズアース様。地球の生命エネルギーにして、この星の代理人。
つまり、君達地球人が「神」と呼んでる方だ。
「ふ、ふ、ふ、副隊長!か、神様に向かって、何て無礼な事を…」(弧門)
「私も、別にそんなつもりは…」
「構わぬ、そのままでよい。それより、今は一刻を争う時のはず…」(アズアース)
はい。実は、アズアース様にお願いが…。
「わかっておる。壬龍と、我が意志を継ぎし光の申し子達は、わしに任せるがよい。必ずや彼らと、そしてそなた達を導こう…」
そう言って、アズアース様は姿を消した。
イカルガ・ジョージの日記
俺とテッペイは本日限りでGUYSを離隊する事にした。
以前対スチール星人の特殊部隊として臨時に結成した
Moe Recapture Team(萌え奪還チーム)通称MRTを正式に結成する為だ。
スチール星人を倒し秋葉原も復興してきたが、萌えを狙ってくる侵略者はまだ多い。
もしまた秋葉が消滅でもしたら日本の経済は壊滅してしまう。
だからMRTを正式に結成し日本の経済と文化、秋葉の平和そして何よりメイドのセニョリータを俺たちが守らなくては。
さすがにガンフェニックスは調達できなかったが餞別にアライソさんがビートルとホーク1号、3号を提供してくれた。
そして俺たちの意思に賛同してくれたアミーゴ達が各所から集まってきてる。
今の所、DASHのコバとショーン、EYISのドイガキ、XIGの高山我夢が俺達の仲間になった。
それによりDASHバードやテックサンダー、ファイターEXと新型機も手に入れたぜ。
さらにアルケミースターズが全面協力してくれる事になった。
かつてのMRTの隊員も戻りつつあるし戦力は整いつつある。
あとは秋葉の基地が完成するのを待つのみだ。
それまではUGMからかっぱらってきたスペースマミーを拠点に活動しよう。
194 :
ガイアの日記:2006/09/20(水) 17:12:33 ID:tXVTGMDD0
三種の神器の力に導かれ、僕とゾフィー、タロウ、メビウス、壬龍、アグルはUキラーザウルスとヤプールのもとへ急いでいた。
その時、壬龍が不意に顔を上げた。
「先程からこのアンドロ艇を追うようについて来ている気配あり…やはり、あの方か」…あの方って?
アグル(アンドロ艇が導いてくれるので操縦桿は握っていない)は首を傾げ、ゾフィー、タロウ、メビウスは顔を見合わせる。
「壬龍、そして我が意志を継ぎし光の申し子たちよ」
声と同時に姿を見せたのは1人の老人だった。
「アズアース、そなただったか!」…壬龍は知ってるの?
「この方はアズアース…地球の生命エネルギーにして地球の代理人。地球の民が「神」と呼ぶ方だ。私の知人でもある」(壬龍)
そんな偉い人が何で?!アグル、ゾフィー、タロウ、メビウスも驚いた。
壬龍はアズアース様にガイアと黄道の剣の波動が合致していた事を話した。
僕がさらに僕が三種の神器によってプロメテウスとトラン王子に近い波動の持ち主と見出された事を壬龍が話すと…
「なるほど…ならばガイアがあの父子に及ばぬまでも三種の神器がガイアの力を高めてくれるだろう。
今は一刻を争う時であろう事情はわかっておる…儂がその敵のところへそなたらを導こう」(アズアース様)
アズアース様、宜しくお願いします!
195 :
ガイアの日記:2006/09/21(木) 17:54:49 ID:Qirb4BpG0
コスモテクターの上に纏えとメロスから言われたのを思い出し、万一を考えてグランテクターを纏った。
着心地は悪くないどころか身体への負担を感じさせない。
「あの先にそなたたちが倒すべき敵がいる」
アズアース様の声に従うようにアンドロ艇が向かった先には…Uキラーザウルス!
「待っていたぞ!ここがお前たちの墓場だ!」
その声はヤプール!Uキラーザウルスと一体化したのか!
「紅い雨が来る!皆避けよ!」との壬龍の声に上空を見ると、本当に紅い雨が!
「これでマイナスエネルギーが地球全体に降り注がれ我らヤプール一族は完全復活だ!
お前たちがそうさせたのだから感謝するんだな!」(ヤプール声のUキラー)
「そうはさせない!」と、メビウスが僕とアグル、壬龍、ゾフィー、タロウの前に立って手を空に翳す。
メビウスの身体が輝き「結界!」の言葉と共に僕らの周囲にバリアが張られた。
「浄化!」の言葉でバリアが紅い雨を吸収拡散…『クトゥルフの忘れ物』を身につけたメビウスの力の1つか。
「こいつと遊んでろ!」とUキラーザウルスはジャンボキングを出してきた。
はい、黄道の剣・横一文字亜空斬り♪
「は?」(ヤプール声のUキラー)
「凄い…」(メビウス)
「意外にあっさりだな」(ゾフィー)
「まさに秒殺」(タロウ)
「ガイアよ…いつその技を覚えた?」(壬龍)
この間マルスがトレーニングでバーチャル壬龍を斬ったのを見たのもあるけど、黄道の剣が教えてくれたからね。
「とにかく、そちらさんが最強クラスと思っている怪獣で俺たちを倒そうというのが間違ってるぞ!」(アグル)
さて…もたつく訳にはいかないから、そろそろヤプールごとUキラーザウルスを『全ての時の交錯する海』に放り込まないとね。
復活しました
ええ、それで、コバさんとまた合体しようと思いましたが、彼には彼の人生があると思い、電話でガイアに許可とって、ご両親(東京等は異世界のキングじーさんが復活させていきました、流石ワン・ターr・・・)とXIGの皆様に断って、高山我夢をやらしてもらってます
はい、それでここからが問題なのですが
かつてスチール星人事件の際活躍した正義のチームが再編される事になったので、力を貸さねばと参加を申し出ました
はい、それは、問題ないと思っています
しかし、入った先が少々私の理解を超えていました
<FONT SIZE=10>なんじゃありゃああああああああああああああ
お前ら!真面目に地球守る気あんのか?
確かにその作品とかはいいものかも知りませんよ、でもね、それが地球より大事って・・・
いや、でも・・・・
・・・・・・俺降りる
え?降ろし方わからない?
どけ、ここは自動操縦に・・・
だーぶっ壊れてる
ん?レーダーに反応が・・・
ぎゃーーーUNの戦闘機が機体かっぱらったからテロリストとみなして攻撃してきたーーーー
イカルガ「萌の結束をみせてやれ!UNなんざ返り討ちだ!!」
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」
UN=国連
降りる、俺降りる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジャンボキングが敗れ去ったか・・・。
ふふふうはははは!それで勝ったつもりか! 貴様ら虫けらがいくら集まろうが無力であると教えてやる!
アグル「何だと!」
ガイア「待てアグル!」
ふはは!喰らえ、スペースQ!
アグル「ぐあっ!」
タロウ「あれは兄さんたちの合体技!何故奴が!」
ふははタロウ、貴様にはこれだ!ファザーショット!
タロウ「うわぁっ!」
ゾフィー「大丈夫か!許せんヤプール!!」
ゾフィー、貴様にはビッグM87光線だ。
ガイア、貴様だけは一撃で葬ってやる! くらえぇぇコスモミラクル光線!!!
ガイア「うわぁぁ!!」
ふははは、消し飛んだか!ウワハハハ!!!
壬龍「ここ・・で光の…申し子が・・倒れるわけにいかんのだ!」
ほざけ!邪魔しやがって・・・死ね!マリンスペシウム光線!! 消し飛んだか。うははは!うわぁははは!
ガイア「よくも、よくも壬龍を!」
メビウス「それに仲間たちを!ヤプール!お前だけは許せない!」
ガイア、横道の剣で私を切ってみるか?
ガイア「ふざけるな!喰らえ!」
ほぉ…なんだこの弱弱しい一撃は。攻撃というものはこうするのだ!
ガイア「うわっ!!」
メビウース!後は貴様だけだ。死ね。キングフラッシャアアアア!!!
メビウス「僕は、僕は巻けるわけには行かない!」
メビビュームショート如きで打ち勝てると思っているのか! ふははは!・・・何!
アズアース「私がヤプールを抑える。私ごとこの悪魔を撃つのだ!」
メビウス「それでは貴方が・・・」
アズアース「心配は要らぬ。私はもう年だ。跡継ぎは君たちに任せる。遠慮なく撃て。」
離せ!!!ははは!どちらにしても我々を完全に封じる事など不可能だ!
いつか復活する!こいつは無駄死にだ!はははは!!!!
アズアース「たしかに私の力では完全にこやつを封じる事は出来ぬ。だがこいつを野放しにするわけにはいかん!さあ撃て!」
メビウス「うおおおお!!!消え去れ悪魔!!!」
マザロン!第二作戦を実行に移せ!うはははは!!
うははははは!!!!メビウス!貴様は神を撃ったのだ!もうまともに戦う事すらできまい!!
ではしばらくさらばだ!うわはははははははははは!!!!
199 :
ガイアの日記:2006/09/22(金) 13:41:41 ID:guaJ2pfU0
ヤプール=Uキラー…強い…このままでは…
その時「ちょっと待った!」と声が聞こえた。
「儂が宇宙警備隊大隊長、ウルトラの父である!」…雰囲気が違う?
「来たな、ウルトラの父!」とヤプール=Uキラーが光線を放つもウルトラの父はあっさり弾き返す。
「え?」(ヤプール声のUキラー)
ウルトラの父が手を上げると光と共に壬龍とアズアース様が!無事でしたか!
「何とも醜い姿になったな、ヤプールよ。
儂のいる次元世界にこの2人(壬龍&アズアース)が飛ばされてきたので驚いたぞ。
送る途中でマザロンに会ったので叩きのめして儂のいる次元世界に幽閉した」
壬龍とアズアース様に聞くと彼は異次元世界のウルトラの父で事情を聞いて駆けつけたそうだ。
因みに今回だけ僕らの次元世界のウルトラの父と入れ替わったとか。
「この次元世界の事態収拾のために力を貸そう」と異次元世界のウルトラの父の放つ光で僕たちの傷が癒された。
異次元世界のウルトラの父に驚いたか、ヤプール=Uキラーに隙が出来た。
黄道の剣とコスモホーク、ゾフィーの中に眠るアンドロの力でヤプール=Uキラーを光の球に閉じ込めた。
「で…出られない!」(ヤプール声のUキラー)
アグル、壬龍、アズアース様、異次元世界のウルトラの父の力を加えた5重結界だよ!
結界の力の余波で空に扉が開かれた。
「『全ての時の交錯する海』へ!」とメビウスが結界ごとヤプール=Uキラーを飛ばした。
僕はアンドロ艇にアグル、壬龍、ゾフィー、タロウ、メビウス、アズアース様、異次元世界のウルトラの父を乗せた。
そして巨大化してアンドロ艇をブースターモードにして背中につけた。
『全ての時の交錯する海』まで一気に飛ばすよ!
ヤプール、お前は失敗したようだな。
ヤプール(怨霊)「あぁ、舐め過ぎた。奴らがここまで成長しているとは思わなかった」
グアのようにわれらと比べ格が下の奴らはもう少し粘ったがな。
ヤプール「まだ私は滅びてはいない・・・いや滅ぼす事すら不可能なのだ!」
次は俺に任せな、ヤプール。仇は討ってやるぞ。
地球海底のエンペラ海軍!地球の全都市へ攻撃を仕掛けよ
闘士バルキー星人「了解しました。」
地球上空のエンペラ空軍!地球をバリアで覆い進入経路を断ち切れ!
闘士ブラック指令「了解しました!」
暗黒司祭ジェロニモン!地球に眠る全ての悪魔を蘇らせるのだ!
ジェロニモン「あと…三日で出来ます。」
そしてエンペラ地上軍!ザム星人!
闘士ザム星人「分かってる分かってる。任せとけよ」
もう奴らは帰ってこれない!
201 :
ガイアの日記:2006/09/23(土) 21:27:59 ID:dGwhMhgg0
(
>>199の続き)
「邪悪な気配を感じた…叩きのめしてくるから先に行け!」
『全ての時の交錯する海』に飛ばしたヤプール=Uキラーを追っている時、異次元世界のウルトラの父がこう言って姿を消した。
あまりに迅速だったので僕も皆も何も言えず、とりあえず急ぐ事に。
『全ての時の交錯する海』に着くと、既にヤプール=Uキラー封印の準備が始まっていた。
「帰ってきたか!」(メロス)
「よくやってくれた!」(ヒカリ)
アンドロ艇からアグル、壬龍、ゾフィー、タロウ、メビウス、アズアース様を降ろし、アンドロ艇をグランテクターから離した。
巨大化解除後、アンドロ艇にグランテクターと黄道の剣を入れた(メロスから借りたコスモテクターはそのまま着用)。
封印を手伝おうとした時、眩い光と共に異次元世界のウルトラの父が!
「儂が宇宙警備隊大隊長、ウルトラの父である!」(異次元世界のウルトラの父)
「師匠!」(ゴライアン、ザージ、ドリュー、フレア)
このやり取りにメロス、ウルフ、マルス、孤門、西条副隊長、ゾフィーとタロウ以外のウルトラ兄弟と怪獣たちは唖然。
今回だけ異次元世界と僕らの次元世界の各々のウルトラの父が入れ替わった事を話すと何とか納得してくれた。
異次元世界のウルトラの父、何をしていたんですか?
「こいつらを締め上げてきたぞ!」(異次元世界のウルトラの父)
見ると光球の中にエンペラ星人、バルキー星人、ブラック指令、ジェロニモン、ザム星人、怨霊ヤプールが閉じ込められていた!
彼らは異次元世界のウルトラの父の怒りを買ったそうだ。
しかも怨霊ヤプールは『自分を滅ぼす事は不可能』と言ったとか。
その時、僕の頭の中で声が響いた。アンドロ艇からだ!
…ヤプールがムンドゥス最上位の魔物『混沌』だって?!
ヒカリとジョーカーに聞いたら本当らしい。
僕らはとんでもない存在と戦ってるの?とこの時ばかりは思ったね。
202 :
エースの日記:2006/09/23(土) 22:39:36 ID:uXr3UxZP0
ヤプール、お前は本当の悪魔だ!
ガイア、地球上での戦争の原因のほとんどが奴だ。
奴は人の悲しみや苦しみを餌にし喜ぶ悪魔だ!
ガイア「ひ、ひどい…。」
父「むぅ…結界もこのままでは持たん。このままでは・・・」
次の瞬間、結界が壊れ奴らが再び現れた。
エンペラ「ふははは!われらを倒そうなど無駄な事はよせ。」
ヤプール「全てを闇に染めるのだ・・・」
『全ての時の交錯する海』が黒く変わっていく・・・ヤプール!何をした!
ヤプール「ここの精神エネルギーを全てマイナスへと変換した。もう貴様らには勝ち目は無い!」
海から・・触手!?いかん!このままで本当の大ピンチだ!
マン「しまった!奴の目的はこれだったんだ!」
セブン「全ての時を闇へと変え・・・」
ジャック「全ての光を…」
タロウ「消し去る…」
ヤプール「うろたえるな。歴史のゴミ掃除だ。」
くぅ!なんと恐ろしい計画だ!だが・・・何もできない…
ガイア「見てください・・・地球を・・・」
こ、これは!人々がいがみ合い争いを、それも大きな争いをしている!
ヤプール「さて貴様らをここで血祭りに上げるか・・・」
くっ!エンペラたちは逃げ出したか・・・
兄さんたち、これは我々最後の戦いです!この命、散らしてでも必ず勝利します!
イカルガ・ジョージの日記
何か俺たちをテロリスト扱いしてる奴らが出てきたぜ。
しかし俺とアミーゴ達が血の滲む特訓で習得したフォーメーションヤマトでハットトリック決めてやったぜ。
まっ萌えこそ正義って事だアミーゴ。
最近は人員も増えてきて、もう少しで100万人に到達する所だ。
装備もテッペイとドイガキがネオマキシマとメテオールを解明し各機に装備されつつある。
戦闘機が足りないとアライソさんに相談したら今度はスカイハイヤーとシルバーガルを入手出来たぜ。
そしてMACの地上基地の跡地にマッキーも残ってるとは…俺たちは運がいい。
しかし秋葉が復興しつつあるとは言ってもスチール野郎に捕らわれたままのメイドのセニョリータ達が心配だ。
近い内にスチール星に乗り込んで救出し、スチール野郎を全滅させないとな。
この前U40の大賢者がウルトリアを提供してくれた事だし決戦の日は近いな。
204 :
ガイアの日記:2006/09/24(日) 15:37:12 ID:dnd6xNRY0
エースの話ではヤプールは地球上での戦争の大半の原因であり、人の悲しみや苦しみを餌にするとの事。酷い!
その時、結界が壊れて異次元世界のウルトラの父によって閉じ込められた者たちが飛び出した。
(この時、エンペラ星人、バルキー星人、ブラック指令、ジェロニモン、ザム星人には逃げられた)
ヤプールが精神エネルギーを全てマイナスへ変換したため『全ての時の交錯する海』が黒く変わる。
しかも海から触手が!全ての時を闇へ変え全ての光を消す…『歴史のゴミ掃除』…ふざけるな!
地球の様子を見ると人々がいがみ合い大きな争いをしている!
「さて貴様らをここで血祭りにあげるか」とヤプールが言った時「お待ち!」と凛とした声が響いた。
「ヤプールとやら…私の坊やと光の申し子@l方始めとする戦士様方、怪獣仲間たちをえらく可愛がってくれてるらしいね!
この代償は高いわよ!」
見ると、シャザックがヤプールの肩を叩いて怒りの形相!生きてたんだ!
シャザックの出現にヤプールが動揺する一方で子供シャザックは母親が帰ってきた事が嬉しそう。
あれ?シャザックはボガールに捕食されたはず…という事は…
「儂が復活させて送り込んだ」とキングが現れた。
彼は異次元世界のキングだそうでアルゴ星人のために破壊された各地を復活させたとか。僕の両親も無事…よかった!
その時、謎の光で触手が切り裂かれた。見るとXIGとTLTの皆が!
「地上で変な空間見つけたんでXIGと連絡取り合って飛び込んだらここに着いたんだ」(和倉隊長)
「地球のありとあらゆる防衛軍が事態収拾のために頑張ってる!負けるなよ!」(梶尾リーダー)
「争いを起こさせて自滅させようなんて冗談じゃないよ!」(稲城リーダー)
「歴史は皆で作り上げるもの!1人だけの力では出来ません!」(米田リーダー)
そう…石室コマンダーの言葉を借りれば『命あるものは常に前に進んでいる』という事だ。
だから、ヤプールを倒して新たな歴史の1ページを僕らの手で記すんだ!
その時、アンドロ艇からグランテクターが飛んできて僕の身体を包んだ。
続いて黄道の剣が飛んできて僕の手に渡る。三種の神器…力を貸してくれるの?
ガイアの名の下に願う!
地球に眠る全ての光よ、宇宙に眠る全ての光よ、僕らに力を与えたまえ!
本編について行けないのでアナザーストーリーを展開する事にしました
今日から俺がウルトラ兄弟の守備範囲である地球の防衛の任につく事になった
地球についてそうそう地下深くで変な蛇のへったくれ見たいな怪獣が暴れていたのでぶっ殺してやった
その時、なんか意識だけの幽霊みたいなガキが俺様を見ていた
あんなに見つめていて、俺、男だぞ、しかもそう言う趣味は無いぞ
その後特にやる事が無いので地底でぼーっとしていたら、なんか変な鉱物の塊の様なのが落ちてきて、怪獣になった
ああ、アレがウルトラの父が言っていた「根源的破滅招来体」とか言うふざけた神様気取りなんだなと思い、とりあえずぶっころすことにした
そんでこっちで長時間活動するにはこっちの生物の体を借りなければ行けないので、ちょうどあの俺見ていたガキの本体が地上にいたので地底に引きずりこんで、合体させてくれと頼もうとしたら、ガキの方から合体してくれと言ってきた
なかなか感心なガキだなと思い、名前を聞くと、高山我夢と言うそうだ
うん、よしわかった、んじゃ合体
さーて、合体すりゃこっちのもんだと言う事で、宇宙怪獣ゴッヴをぶちのめして、スペシウム光線でふっ飛ばしてやった
圧勝圧勝
このままこのガキ、いや我夢と一緒に戦おうと思い、変身アイテム与えようとしたら、変な試験管みたいなのを出してきた
それ変身アイテムにするってか?やめとけやめとけ、このゴライアンブレスの方がかっこいいぞと渡そうとしたが、我夢の野郎そんなブレス24時間つけていたくないとほざきやがった
わがままな奴め
仕方ないので無難な所ベーターカプセルを渡しておいて、俺は我夢の中で眠りについた
うーん、この後どうなる事やら
206 :
エースの日記:2006/09/24(日) 18:12:50 ID:OeB3ljjW0
よしシャザック、キングたちも着たぞ!ガイアが神器を装着し最終決戦が始まった。
ヤプール「貴様らなどゴミにか過ぎぬわ!敗れていった異次元の同胞たちの恨みを思いしるがいい!」
行くぞ!ヤプール!お前のような悪魔を残すわけには行かない!
ガイア「北斗さん、僕が奴を抑えます。貴方にはトドメをお願いします!」
分かった!兄さんたち、そして弟たち、そして正義を愛するものたち!私に光を!
キング「よし!エースに全エネルギーを注ぐのだ!」
うおおお!力がみなぎってくる。ガイア、黄道の剣で海を貫くのだ!
ガイア「分かりました!いくぞ!」
黄道の剣が海からマイナスエネルギーを消していく。ヤプールの触手はTLTとXIGの人たち!君たちに任せる!
ヤプール「小賢しい蝿が!!!」
空中に逃げる気か!このときを待っていたんだ!
ヤプール「ェース!まだ追いかけてくるのかぁ!!!」
そうだ!喰らえギロチンショット!
ヤプール「効かんわ!これで死ね!!」
くそ!ここまで・・・これは神器が私を守っているのか!
ヤプール「くそ!しかしもうその三つはもう使い物にならないだろう!」
いや、神器の心が私には伝わった。いや私の光の中にいる人たちにも分かったはずだ!
ヤプール!これで最後だ!行くぞ!!!!!!!!!!!メタリウム光線!!!!
ヤプール「効く訳、ぬぁぁぁ!!なにぃぃぃ!!!!」
ヤプール、生きているものは常に明日へと向かっているのだ。かつての怨念にしか過ぎぬ貴様にその能力は無い!
ヤプール「ふははは、覚えておけ、ヤプール死すとも超獣死なず。いつか復活し恨みを晴らしてやる。うわははは」
お、終わった・・・皆さん、戻ってもいいです。
父「やはり滅ぼす事は不可能か・・・」キング「じゃが、我々が明日へと進む心を持っている限りいつ奴が復活してもまた封印できるじゃろう。」
ゾフィー「そうですね。私が進む心を失ったら宇宙のおわりです」セブン「ああ(やっぱりゾフィーは自画自賛が好きだな・・・)」
マン「地球は素晴らしい星です。あらゆる尊い命が住む星です。奴らには決して滅ぼさせません!」
ジャック「我々の友情も不滅です!」
ガイア「帰りましょう。かけがえの無い命が住む星、地球へ!」
よし行きましょう!平和を求める人たちの声がいつ来るかも分かりません!
ガイアを中心に、多くの光が集まり始めた。
「そうはさせるか!」
ヤプールめ…邪魔するつもりか!!
「マルス、ウルフ。Uキラーザウルスを止めろ!時間を稼ぐんだ!!」(メロス)
ラジャー!巨大化能力、スイッチオン!
俺が巨大化すると同時に、黄道の剣が俺の手の中に収まり、アンドロ艇はガイアから離れた。それを見て、ウルフはアンドロ艇に乗り込んだ。
ウルフ、アレをやるぞ。
「わかった。振り落とされるなよ」
俺はアンドロ艇に飛び乗った。
ウルフ、全速力でUキラーに突っ込んでくれ。マルスSP作動!
俺を乗せたアンドロ艇は、Uキラーザウルス目掛けて一直線に飛んだ。
食らえ!黄道の剣、アンドロ宇宙斬り!!
「おのれえぇっ、アンドロ人め!」(ヤプール)
致命傷にならない事はわかっている。が、かなりの深手を与えた。
黄道の剣はガイアに戻り、アンドロ艇もグランテクターとドッキング。それと同時に、ウルフもアンドロ艇から飛び降りた。
「よくやったウルフ、マルス。ガイア、今の君には勇者プロメテウスのご加護がある。君なら出来る。全エネルギーを開放…ウルトラ・コスモオーラだ!!」(メロス)
>>206さんの方が先にアップされているので、俺の駄文はスルーして下さい。
>>206さん、すいません。
m(_ _)m
イカルガ・ジョージの日記
本日千寿憐という男が俺達を訪ねてきた。
なんでも彼はウルトラマンネクサスのデュナミストだそうだ。
彼はウルトラマンってだけではなく漫画やアニメや特撮の知識が豊富な男だ。
それに中々の好青年で隊員達ともうまくやってくれそうだ。
ちなみに彼は今エロゲに手を出すか出さないかで悩んでるそうだ。
是非やるべきだ!と背中を押しておいたぜ。
さらにGUTSのヤズミ、スーパーGUTSのカリヤ、XIGの北田、大河原の4名が仲間に加わった。
そしてヤズミ&カリヤの加入によりTPCの戦力も手に入った。
仲でも移動要塞クラーコフとガッツイーグルが手に入ったのがありがたい。
クラーコフにはネオマキシマ砲が搭載してあったので、これでスチール星人もまとめてあの世行きだぜ!
ウルトリアとクラーコフの艦隊で攻めればスチール星人も敵では無いだろう。
しかし一つだけ心配な点がある。
俺を含めてほとんどのアミーゴ達が実戦経験が少ない、もしくは無い者が多い事だ。
明日あたり旧TDFのキリヤマ隊長とクラタ隊長に相談してみよう。
あとミライに「舞乙HiME」と「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」の漫画とDVDを送っておいたぜ。
彼が俺たちの元へ来るのも時間の問題だ。
210 :
ガイアの日記:2006/09/25(月) 18:27:39 ID:TLTaDOZD0
漸くヤプールとの戦いは終わった。
「いつか復活し恨みを晴らす」と言ってたけど再び復活したらその時も封印しよう。
改めてシャザックが僕らの前に姿を見せた。
「心配をかけました。我が子と光の申し子@l方、破滅招来体と戦った怪獣仲間たちがお世話になりまして」(シャザック)
「こちらこそ助かったよ」(メロス)
異次元世界のキングいわく僕らがボガールを倒した時に飲み込んでいたシャザックの細胞が飛んできたので復活させたとか。
そこで異次元世界で静養させ今回の戦いに送り出したそうだ。
「自分の次元世界に帰る」との異次元世界のウルトラの父&キングの言葉と同時に僕らの次元世界のウルトラの父&キングが現れた。
ヤプールの圧倒的強さに僕らの次元世界のウルトラの父&キングでは手に負えないかも…と入れ替わったそうだ。
「いつでも儂らの次元世界に修行に来るといい。達者でな」と異次元世界のウルトラの父&キングは帰った。
アズアース様も「これからも地球の平和を、宇宙の平和を頼む」と言い残して消えた。
皆互いに労い、地球へ帰ろうという時、ヒカリ、トリッガー、ジュノ、ジョーカーが「自分たちは残る」と言い出した。
「ヤプールはムンドゥス最上位の魔物だから完全に滅ぼす事は出来ない…見張り役がいるでしょ?」(トリッガー)
「それに…リバースタワーへのイレギュラー対策があるからな」(ジュノ)
何でも先日デスフェイサーがリバースタワーに近づいたのでヒカリが捕まえたのだとか。
「デスフェイサーはリバースタワーの近くに幽閉した…どうするかは」(ヒカリ)
「俺が決める!」(ジョーカー)…そういう事か。
メビウスはクロノームと会話。
「『クトゥルフの忘れ物』の力を平和のために役立てよ」(クロノーム)
「ありがとうございます!」(メビウス)
僕は、帰る前にちょっと待つように言ってアンドロ艇の中へ。
グランテクターを脱ぎ、黄道の剣と一緒に置いた後、アンドロ艇と交渉。
XIGとTLTの戦闘機のスピードに合わせて飛んでほしいと言ったら「OK」と言うようにアンドロ艇が輝いた。
それじゃ皆、地球へ帰りましょう!
アンドロ艇よ…僕らを地球へ、南極の氷の神殿へ導きたまえ!
211 :
ガイアの日記:2006/09/26(火) 17:17:11 ID:qguuNQWR0
(
>>210の後)
南極の氷の神殿に着いた時、フロル姫とトラン王子、夕子さん、そして留守居役の手伝いを頼まれたボクラグがいた。
出迎えを受けた後、「こいつらをどうにかして!」とトラン王子がある方向を示した。
その先には…エンペラ星人、バルキー星人、ブラック指令、ジェロニモン、ザム星人が!
『全ての時の交錯する海』から逃げた時に氷の神殿に近づこうとしたらしく、フロル姫の力で捕まえたのだとか。
アグルが僕に耳打ちすると、アンドロ艇から黄道の剣が飛び出し僕の手に。
それを見たアグルが頷く…要するにこういう事か!
僕は黄道の剣で地面を突き刺すと別次元へ空間が広がった。
黄道の剣よ、その力もて地球と宇宙に仇なす者を追放すべし!
エンペラ星人、バルキー星人、ブラック指令、ジェロニモン、ザム星人は別次元に落とされ、空間は閉じられた。
その際「覚えておけ!」と捨て台詞を…次に来られた時は誰も覚えてないと思うけどね。
こんな騒動の後、僕は改めてメロスから借りたコスモテクターを返す事にした。
壬龍、シャザック、ボクラグ以外の怪獣から「もったいない!」とブーイングが…メロスとの約束だからダメ!
「この際だからガイア専用のコスモテクターを造ってもらえばいいんじゃないの?」(子供シャザック)
コスモテクターを造ってもらう?そんなの許されるわけないだろ!
全く…おかげで皆の爆笑を誘っちゃったよ。
珍しく、シャザック(子供)が私の所に来た。
「ガイアのために、コスモテクターを用意してあげて」
と言われた。さて、どうしたものか…。
シャザックが退室した後で、ウルフとマルスにも聞いてみた。
「どうもこうも、答えは1つしかねえ。はっきり言えばNOだ」
そう答えたウルフに、根拠を聞いてみた。
「つーか、ガイアにはそんなモンは必要ねーだろ。ゾフィーと一緒だ」
ほう、どういう事だ?
「ゾフィーもコスモテクターを着ていたことはあったが、今は着てないだろ?アンドロの力に目覚めたゾフィーは、コスモテクターを必要としなくなったからだ。
俺はかつて、ゾフィーがアンドロの力を授かった所を目の当たりにした。ヤプールとの戦いの時、ガイアからあの時のゾフィーに近いものを感じた。恐らく、奴もアンドロの力を授かったんだろうぜ」
なるほど…たしかに、ガイアは三種の神器と巨大化能力を使えるようになった。
私も不思議に思っていたのたが…それも、ガイアがアンドロの力を授かっていたからだとしたら、すべて合点がいく。
「そういう事。まぁグランテクターの事もあるから、もしまたガイアが三種の神器を使う事態が来たら、その時はまた我々のコスモテクターを貸せばいいだけの事ですし」(マルス)
そうだな。
とはいえ、本当はそんな事態が来ない事が、一番望ましいんだがな。平和が一番だ。
213 :
アグルの日記:2006/09/27(水) 14:53:37 ID:kQkrZ36z0
XIGとTLTの皆はそれぞれの基地に戻った。
俺はヤプールとの戦いに関する報告書をガイアと一緒に作成。
ガイアはXIGの皆に一度戻っては?と言われたが『やる事がたくさんある』との理由でXIGに戻るのは暫くお預けに。
出来上がった報告書をメールで送信した後、気配を感じて振り返るとシャザック母子がいた。
「『ガイア専用のコスモテクターを造ってあげて』ってメロスに言ってきたよ」(子供シャザック)
それは必要ないと思うが?
「何で?!メロスのを借りてたとはいえ、似合ってたよ!」(子供シャザック)
「坊や…ガイア様とメロス様の間で交わされた約束だから仕方ないの。わかる?
事情は壬龍殿たちから聞きました。ガイア様なら三種の神器と心通わす事も可能でしょうね。
プロメテウス様とトラン様父子に近き波動の持ち主というのも納得出来ます」(シャザック)
「僕はまだまだプロメテウスとトラン王子には及ばないよ。
トラン王子が真のアンドロ超戦士に覚醒するまでの中継ぎとして三種の神器を借りていると僕は今も思ってるから」
ガイアの言葉も一理あると思った時、壬龍が来た。
「プロメテウスとトラン王子には及ばぬまでも、ガイアは三種の神器の真の力の一端を目覚めさせたようだな。
三種の神器がガイアをプロメテウスとトラン王子に近い波動の持ち主と認めた事をアンドロ警備隊の方々が知れば驚かれような。
ならば三種の神器がアンドロ国ではなく地球…南極の氷の神殿に保管されている理由がわかるかもしれぬ」
この壬龍の言葉に、ガイアの場合はゾフィーの時とは事情が違うのか?と思ってしまった。
214 :
ダイナの日記:2006/09/27(水) 17:20:20 ID:ur9rUdv/0
おう!ガイア、ヤプールを倒したようだな。
ガイア「はい先輩、そちらも地球に攻撃しに来た異次元人を倒したようで。」
ああ、超獣や超人の大半は俺とティガがぶったおしたぜ! ところでガイア、俺たちを狙っている奴がいそうなのだが。
ガイア「はい。あそこですね。」
俺はガイアとともに必殺光線を怪しい場所に撃って見た。 そしたら奴が現れたんだ。あの機械が・・・
インペライザー「我ハ無双鉄神インペライザー。エンペラ様ノ命令デ貴様ラヲ倒シニキタ」
ふざけた事言いやがって!行くぞガイア!
ガイア「はい!」
喰らえソルジェント光線!ガイアはフォトンストリームだ! 巨大な爆風が起こった。これで奴は壊れたはず…
インペライザー「損傷率2%、自己回復システム作動、完治カンリョウ」
なに!無傷!どうなっているんだ!
ガイア「奴は僕らの攻撃が一切通じない装甲と強力な自己回復システムを持っているんです!」
くっ!インペライザーは剣のような両腕を振り回し俺たちに向かってきた。 俺はストロングになりパンチを二人で叩き込むが奴は怯みもしない。
ガイア「エンペラはやられたんじゃなくて自らを別の次元に行かせたんです。 一切攻撃を受けない場所に…」
エンペラ…なんだあいつは!
ガイア「奴はジェロニモン!エンペラの部下です!」
なら容赦はせんぞ!ストロングパンチ!
ジェロニモン「遅すぎるね…ふぉっふぉ」
ぐは!痛ぇ!!!!殴りやがった!
ガイア「奴らは今の僕らでは倒せません!一旦体制を立ちなおすしか…」
分かった。俺が奴らの足止めをする。ガイアはそのうちに氷の神殿へ行け!
ガイア「そんな事出来ません!先輩をおいていくなんて事僕には出来ません!」
バカヤロー!お前が行かなければ奴らにお前が倒され地球は奴らのものになってしまう。 利口な事に奴らは自分たちのいる次元と地球のみの宇宙を作っていやがる。
空を見ろ。ここはさっきまで俺たちがいた地球じゃない。
分かったらさっさと行け!今地球にいるものを全員集めるんだ!
ガイア「分かりました。行きます!」
貴様らは俺が相手だ!ジェロニモン!インペライザー!
日記じゃなくてSSじゃね?
216 :
壬龍の日記:2006/09/29(金) 14:24:39 ID:/O9fffwW0
三種の神器がガイアをプロメテウスとトラン王子に近い波動の持ち主と認めた事をアンドロ警備隊の方々に話した。
ガイアがプロメテウスとトラン王子に及ばずとも三種の神器の真の力の一端を目覚めさせたらしいとも話すと方々は絶句。
方々はガイアがアンドロの力を授かったと推測したらしい。
ウルフはゾフィーがアンドロの力を授かるのを見た事があり、ヤプールとの戦いでガイアから当時のゾフィーに近いものを感じたとか。
アグルに「ガイアの場合はゾフィーの時とは事情が違うのか?」と聞かれたが、まさにその通りだろう。
ならば三種の神器がアンドロ国ではなく地球…南極の氷の神殿に保管されている理由がわかるかと思ったが…
アンドロ警備隊の方々はもし再びガイアが三種の神器を使う事態が来たらコスモテクターを貸し出す事を申し出てくれた。
本当はそんな事態が来ない事が一番望ましいと言われると納得。
そんな時、ガイアが息せき切って飛び込んで来た。
ダイナがエンペラ星人軍団により苦戦を強いられているそうで急ぎ地球にいる者全員を集めよとの伝言を預かったとか。
エンペラ星人軍団は自分たちのいる次元と地球のみの宇宙を造っているらしい。
ヤプールとの戦いを終えておちついたと思った矢先にこんな事態が起ころうとは…
217 :
マックスの日記:2006/09/29(金) 16:45:41 ID:eRYw1eIC0
久しぶりにパトロールしに外に出掛けていたらダイナがジェロニモンとインペライザーを相手に苦戦してる?!
よ〜し!久しぶりに戦ってやるか!
俺はサテライト・キックでインペライザーをぶっ飛ばす
でも、ぶっ飛ばしたとはいえあまり効いてないな・・・
とにかく今は俺とダイナ先輩だけなんだ!絶対に阻止してみせるぞっ!
218 :
マックスの日記:2006/09/29(金) 16:58:46 ID:eRYw1eIC0
と、良い所だけど此処でキャラ紹介だ
いけどね・・ウルトラマンマックス
最強、最速と言われてるウルトラマン(らしい)
大量分身に超巨大化能力を身に付けてる為、よく使ってる
なお、再びカイトと一体化している為、人格はカイト自信のようだ
トウマカイト
以前、マックスと一体化して地球を救ったことがある青年
無茶もする事もあるが基本的には真面目な性格
ミズキとはラブラブな関係
ザムシャー
アグルを倒して宇宙一の強者になるために何処からかの星からやって来た侍宇宙人
マックスの説得により今は味方であるが未だにアグルの事を狙っている
219 :
マックスの日記を使ってる者です:2006/09/29(金) 20:46:25 ID:eRYw1eIC0
「いけどね・・」は無しで
我夢に怒られた
確かに都心の真ん中で怪獣のスプラッタショーやったのは悪いと思っているが、俺は力で怪獣を倒したいんだ
光線技で焼き殺すのは邪道だと思う
ところでこの世界には防衛軍は無いのだろうか?
我夢は大学で研究に没頭し、周囲から呪術師とか呼ばれている
何研究しているのか見てみたら、何の事はない、ただの粒子加速変換機だった
俺が作ってやろうか?と言ったら、自分で作ると断固拒否された
子供はこの位元気じゃねーとな
ところで、俺の怪獣の殺し方はそんなにえぐいのだろうか
故郷じゃ皆怪獣を惨殺しまくってたのに
ここの連中は皆やわなようだな
腹裂いて内臓えぐりだして倒すってだけで、テレビにモザイクかかるんだから
もう少しこの星の連中はそおいう感覚を鍛えてほしい
イカルガ・ジョージの日記
今日スチール星への総攻撃を前に元TDFのキリヤマ隊長とクラタ隊長の所へ行ってきた。
すると「面白そうだな…是非協力させてくれ」「久々にやるかモグラ」
という答えが返ってきた。
これは心強い味方が出来たぜアミーゴ!
なんせ二人でザンパ星人を全滅させた歴戦の勇者だからな…これでスチール星人も全滅だぜ!
一応戦闘時は俺とテッペイの指揮に従ってもらう事とあくまでメイドの救出を優先という事だけは言っておいた。
でもちゃんと指示に従ってくれるかな?少し不安だ。
さらにウルトラガード&ステーションホークも入手できたぜ。
そういえばまだミライの奴から返事が来ない…。
「かしまし」と「舞乙」だけじゃ足りなかったかな?
さっき「魔法先生ネギま」のDVDと単行本全巻送っておいたぜ。
あと俺は重大なことに気づいた!MRTには女性隊員がいない!
そこで俺は一昨日コノミとマリナに入隊案内を送っておいた。
制服はメイド服、ナース服、スクール水着、体操服&ブルマーの4点から好きなの選べと書いておいた。
これで3人が仲間になれば一気に戦力増強だ!
まず、私が何者か話そう
私は話しについていけず、ゴライアンがどうなったのかわからなくなって本編投げ出した馬鹿作者が本編復帰を狙って新たに・・・もとい
私はカプセル怪獣ゴード
自分で言うのもなんだが、事実上戦闘能力はセブンがーを上回り、カプセル怪獣最強という事になっている
しかし、私はウルトラの星でカプセルの状態で待機させられている
なぜだ?なぜ私が戦いに出てはいけないんだ?
私の力を持ってすれば大抵の怪獣は何の苦も無く粉砕できる
だが、俺は今までセブンにGOサインを出されるどころか、ウルトラの星に置きっぱなしにされている
・・・・・・多分、あの男は私の存在を忘れているのだな
ならもう私に出番はなさそうだ
???「なら俺に力を貸してくれ」
誰だ?お前は
ファイタス「分け合って地球に向かわなければならねえ者だ、ファイタス、アンドロファイタスだ、よろしく頼む」
わかった、ファイタス、セブンが私を呼び戻すまで、君と共に戦おう
久しぶりの、40年以上ぶりの本物の戦ができそうだ
そう思い、地球に向けて飛行していると、何者かの円盤郡の攻撃を受けた
ファイタス、ここは私にやらせてくれ
ファイタス「わかった、存分に体を慣らしてくれ」
グオオオオオオオオオオオオオオオン
雄たけびと共に、私は久しぶりにカプセルの外にでた
本当に久しぶりだ
真空が心地よい
少し熱いと思ったら、円盤郡が光線で私を攻撃していた
さて、どれだけ私は鈍ったか・・・
光線を放ち、数機を一瞬で撃墜する
残りを飛び掛って切り裂くの寸法で全滅させた
うむ、やはり少し鈍ったな、だが、まだまだ結構それなりだし、あの技も使える
新しい戦いに、私は身を投じる事ができそうだ
223 :
ガイアの日記:2006/10/03(火) 17:33:23 ID:wz95QAK20
エンペラ星人軍団対策を皆で話し合っていると、僕のXIGナビが鳴った。グレート?!どうしたんですか!
「MRTを抜けてきました!今、氷の神殿の傍にXIGファイターEXで乗りつけてます」
MRT…もしや!
「Moe Recapture Team(萌え奪還チーム)!ジョージさんとテッペイさん…本気で…」(メビウス)
かつての対スチール星人特殊部隊が正式結成されたとか。
「グレートと私を氷の神殿に入れさせてもらえますか?このままではMRTの方々に居場所を察知され危険です」(EX=PAL)
そこでメロスに許可をもらい、ファイターEXごとグレートを氷の神殿に迎え入れた。
グレートは僕と僕の両親、XIGの皆の許可を得て僕を演じていた。
MRTの事を知って協力を申し出たが、グレート本人の理解を超えるとんでもない組織になっていたらしい。
MRTは他の防衛組織の隊員を引き入れたり、テロリスト扱いした国連を返り討ちにしたりとやりたい放題とか。
グレートはMRTのやり方についていけなくなったそうだ。
「そういえば、この間ジョージさんからこれを送りつけられました」
メビウスが見せてくれたのは『舞乙HiME』『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』の漫画とDVD。
さらには『魔法先生ネギま』のDVDと単行本全巻も…
「正直、僕も困って…それで返答を保留していたので」(メビウス)
「龍玉でMRTの様子を見た…確かに我らの理解を超えた暴走だな。ならば!」
壬龍はそう言ってイザクを呼び寄せた。
壬龍は『舞乙HiME』『かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜』の漫画とDVDを雷撃で大破させた。
イザクは『魔法先生ネギま』のDVDと単行本全巻を炎で焼き払った。
「こうすればメビウスも悩まされずに済む。
MRTの中心人物はメビウスに関わりある者だったな…その方には絶縁状を送りつけてやればよろしい」(壬龍)
そこで氷の神殿にいる皆の連名でグレートのMRT辞職の手紙とメビウスからの絶縁状をイカルガさん宛に送りつけてやった。
ふと、ある事に気がつき、DVDや単行本をリライブ光線で元に戻し、辞職の手紙と絶縁状をイカルガに持っていくのを待ってもらった
皆、よ〜〜〜く考えてくれ、なんかおかしいと思わないか?
ガイア「おかしいって何が?」
イカルガとクゼはともかく、ろくに運動もしていない若者が厳しい訓練に耐えた国連軍のパイロットに空中戦で勝てると思うか?
アグル「・・・・そういえば」
メロス「今まで非現実的な事続いてまったく気にならなかったな」
・・・おいおい
それに、他人が何とかしてくれると思って後ろでぬくぬくしていそうな連中が今になって戦いに出ると思うか?
ガイア「そういえば」
壬龍「変だ」
この一連の萌事件は宇宙人の仕業だと俺は思うのだが
それもスチール星人に恨みがあり、地球を堕落させようとしている奴の
ゾフィー「なんか、無理に話をシリアスにしている気がするのだが」
犯人はMRTの中にいる
ガイア「誰が宇宙人か検討が付いてたんですか?」
こっち来て頭冷やしてよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜く考えたらごくごく常識的な敵の主犯がわかった
メビウス「誰です?それは」
クゼだよ、奴が宇宙人だ
メビウス「クゼさんが?」
だって考えても見ろ、奴の家にはかなり昔からメイドがいた、あいつにしてみれば、萌なんか空気みたいな物のはずだ
ガイア「そうか、そういえばそうだ」
それに、だ、スチール星からメイドの方々はとっくの昔に帰ってきてる
情報操作できる立場にいるのは?
メビウス「クゼさんだ」
ご名答
ここでこんな辞職願とか出しても、戦いの火種を生むだけだ
今回の件は俺に任せて欲しい
ガイア「ところでなんでDVDとか直したんですか?」
連中を一番怒らせる行為は?
ガイア「あ」
エンペラと戦う前に無駄に戦いたくないだろ?
確固たる証拠を掴み、俺はMRT本部へ向かった
そしたら既にスチール星総攻撃を今まさに開始しようとしているところだった
待った、待ってくれ
イカルガ「おお、ウルトラマングレート、加勢してくれるのか?」
クゼ君に話があるんだ
イカルガ「OKちょっと待ってくれ」
・・・・・やがて、メテオール搭載機とその他の戦闘機が俺に向かって攻撃を仕掛けてきた
クゼ星人め!俺はこんな事では・・・
ぐ、キリヤマ隊長とクラタ戦闘隊長までいる
攻撃して撃墜するわけにもいかないし・・・
やばい、このままじゃ
思ったその時、戦闘機は次々凍りつき、地に落ちた
ザージ「ここは任せろ!」
ザージ!助けに来てくれたのか!
更になぜかウルトラマンネクサスまで出てきたが、どうにか拘束して、スペースマミーに侵入した
出てくる戦闘人を懐からネギマの単行本だして傷つけないように投げてそっちに注意が言ってる間に首チョップで倒すと言う戦法で倒し、ついに作戦室にたどり着いた
クゼ「まさか、ウルトラマングレートが地球に牙を向くなんて思いませんでしたよ」
イカルガ「きやがれ、俺が相手だ!!」
くらえ!コノミ生写真
イカルガ「おおおおおおおお」
はいチョップ
イカルガ「ぐふ、しまった・・・」
さあ、残るはお前だけだ
クゼ「でも、僕が宇宙人だって証拠は無いじゃ」
外道清心霊波光線!!
モエタランガ「字が違うけどばれたか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
やはりお前の仕業だったのか、モエタランガ
モエタランガ「ふはははははウルトラマングレート、よく私の陰謀に気が付いた、私はこの星の萌を使い人間を操り、やがて萌の力でこの星を侵略するのだ」
そんな事はさせない、萌と地球は俺が守る!
・・・駄目だ、シリアスの欠片も無い
モエタランガ「邪魔はさせんぞ!巨大化〜〜〜〜」
巨大化するモエタランガ
俺も巨大化する
モエタランガ「さあ俺のモエタランガウイルスをk」
暗黒よりも暗き者
天空よりも智せし者
時空の中にうずもれし、偉大な汝の名において
モエタランガ「ちょっと待て、なんでここでスレイヤーズみたいな呪文がでてくるんだ」
(気分だ)
我と汝の力を用い、我の前に立ちふさがる、いやと言うほど愚かなる者に、等しく滅びを与えん事を
モエタランガ「ああ、この詠唱だとユニジンの力を借りて撃つ術なんだな」
「「「怪獣破斬」」」(モンススレイブ)
こおして、恐ろしいモエタランガによるMRT作ってスチール星滅ぼして地球も侵略計画はあっさり私の一撃で消滅した
MRTの連中は皆元のふぬけに無事に戻り、家に帰り、クゼもフェニックスネストの掃除置き場から発見された
アライソさんは洗脳が解け、慌ててメテオール搭載機を元に戻し、GUYS総本部に土下座してあやまり
他の隊員達と燐も正気に戻り、それぞれのかえる所へ帰っていった
実はウイルス云々萌云々じゃなくて素で戦いたかっただけのキリヤマさんとクラタさんは減棒1ヶ月の刑に処された
そんでイカルガだが、GUYSに戻ったところをマリナに殴られ、「この馬鹿、馬鹿馬鹿馬鹿」と罵られた後、「・・・心配したじゃない」と抱きしめられていた
これが本物の萌という奴だ、私が高山に変身している時、モエタランガに洗脳されなかったのは、架空の萌なんか無くても、現実で萌える事が昔何度もあって、今更萌えとか言われても別にと言う気分だったからだ
本当に萌たいのなら、そんなアニメなんかに逃げずに、社会に立ち向かっていけば、自然と萌のほうからやってくるのである
って、立ち向かっていけない人間がアニメに逃げるわけなんだが・・・私には頑張れとしかいえない、すまん
すべての若者に幸あらん事を
MRTの所有物を検証していると、とんでもねえ物を見つけた
ウルトリアだ・・・なぜこんなもんが
U40に問い合わせると、大賢者が痴呆症にかかり、イカルガの申し出を受けて送ってきたそうだ
はた迷惑にも程があるが、ちょうど地球ピンチなので使わせてもらおう
でも大賢者痴呆症はガイア達の士気を落としそうなので、彼らにはU40が支援物資として送ってきたと言っておこう、うん
つー事で私はMRT事件を解決し、氷の神殿に向かったのだった
めでたしめでたし
・・・・てか国連のパイロットに団結したら勝てるんだから真面目に働けばあのMRTの連中かなりの所まで行くんじゃねえのか?
う〜ん、モエタランガウイルスの力でパワーアップしてたと言う事も考えられるし・・・
ま、いっか
・・・・どうでもいいが、何か絶対これで終わらないような気がしてならない
気を落ち着けるために何か本でも読もう
そういえばメビウスに送られてガイアに破壊されたのを直した単行本があったな
暇だし読んでみるか
・・・いい話だなおい
このねぎという少年が親の仇を取るために故郷を出て見ず知らずの土地で奮闘する話に、私は感動した
まるでレオだな、このネギ少年
そういやレオはどうしてるんだろう?
・・・・・・中学校で教師やってたりしてな
ははははははははっはははははは、ウルトラ先生カレオってか
・・・・・ウルトラ先生、はて、どっかで聞いた事があるような
それにしてもネギマのこのむやみな露出シーンは何とかならないのだろうか
人気のためと言うのはわかるが、露骨すぎて良くない気がする
一般ユーザーの評価を得るためにはもっと・・・・
って、ネギマの内容に突っ込んでどうする、俺
お、南極が見えてきた
イカルガ・ジョージの日記
最近なんか何もやる気がしない…。
一日中アニメを見るか漫画を読むかのどっちかだ…。
買い物もネット通販ですましてる…。
ネットってのは便利だな、外に出なくて済む…。
かしましの7巻も予約済みだ。
そういえば最後に外に出たのっていつだっけ?
サッカー…?流星シュート…?GUYS…?
何の事だっけ?全く思い出せない…。
さっきビデオにとっておいた「ネギま!?」もう一回見よう。
やっぱり松岡由紀と堀江由衣の声はいい!
由貴姉の美脚で踏まれればやる気もまた出るかな?
それかほっちゃんの声で「ジョージ君!頑張って。」って言われれば…。
あと今日はスパロボOGのアニメが始まる日だ。
今のうちにビデオ予約しておかないと。
どうやら今回はEDは栗林みな実タンが歌うらしい。
やっぱみな実タンの歌(と胸)はいいぜアミーゴ!
さてしばらく秋の新アニメ見たいから、仮病つかってしばらく仕事休もう…。
っていうか転職しようかな…。
アニヲタはどっかいってくれ
230 :
壬龍の日記:2006/10/05(木) 12:59:12 ID:UYwSCEGS0
グレートが氷の神殿に戻ってきた。
彼によるとMRTの件はモエタランガが仕組んだそうでスチール星を滅ぼして地球も侵略する計画だったとか。
そのためモエタランガはクゼ殿に化けてMRTを操ったらしい。
本物のクゼ殿はフェニックスネストの掃除用具置き場に閉じ込められていたとの事。
イカルガ殿はGUYS帰還後にマリナ殿に殴られ罵られたとか…恐らくサコミズ殿からも叱責されるであろうな。
他のMRTの方々も正気に戻り各々の帰るべきところへ帰ったそうで無事で何より。
改めてグレートに問うてみたところ、MRTの所有物検証の際ウルトリアを見つけたとの事。
何故にウルトリア?と思ったらU40が支援物資として送ったとグレートは言うが…
不安を感じ誰もいない時を見て龍玉でウルトリアが送られた経緯を調べるとU40の大賢者が病に倒れたらしい。
我らの事を考えてグレートは気を利かせてあのように言ったのか…
ならば、ウルトリアはU40から借りた事にして後で返せばよいか。
だが…MRTがエンペラ星人軍団よりも大問題のような気がするな…
231 :
コバの日記:2006/10/05(木) 21:36:38 ID:7aKoKmKx0
よくわからんが、「一名転職したから、代わりに入ってくれ」とGUYSのサコミズさんに言われた
モエタランガにやられてNEO−MATが休止状態になってたからちょうどいいぜ!
んで?誰が転職したんだ?
クゼか?ミライか?
え?ジョージ?冗談だろおい
だってスペインリーグ行くような男だぜ、イカルガジョージって
それが怪獣怖くなって・・・いや、怪獣は怖いか、普通、俺は死になれてる(現在2回ほど死亡)けど一般人は死ぬのが怖いんだろう
よし!一回死ねばきっと吹っ切れるはずだ
・・・・なんかすごい危ない台詞俺言ってる気がする
ま、いいや
と言う事で、俺はイカルガの家を訪ねた
出てこないけどいるのわかってるのでドア蹴破ってイカルガを探したが、窓から逃げたようだ
待て!大丈夫!死など怖くない!神の御許にいくだけだ!
うわ足早!畜生死ね!死ぬんだ!!
言ってダッシュライザー連射してたら後ろから警官に取り押さえられた
俺が何をした!!
・・・・・いや、待てよ、普通に考えると俺今とんでもねえ事してるんじゃ
うわあああああああああああああやべええええええ何やってんだおれはああああああああ
やがて、俺はポリスに捕まって懲役5年の刑に処されそうになったが、精神鑑定で精神異常とでたらしく、釈放された
・・・GUYSもDASHもN−MATもクビになったけど
232 :
壬龍の日記:2006/10/06(金) 19:42:53 ID:DO1GBQrM0
メビウスがフェニックスネストに戻ると言い出した。
MRTの件でイカルガ殿が反省しているのか気になるので一度様子を見るとの事。
メロスに許可をもらい私がメビウスを送る事にした。
道すがら、メビウスとGUYSの関係を聞いた。
ディノゾールによって先代GUYSが壊滅、メビウスはその生き残りのアイハラ殿と共にGUYS再建に奔走したとか。
アイハラ殿は先代GUYS隊長のセリザワ殿を今も尊敬しているとの事。
(後でセリザワ殿がXIGのチーム・ファルコンの塚守殿に似ている事を知った…何とも奇遇な)
フェニックスネスト到着後、メビウスはミライ殿の姿になり私をGUYSの方々に紹介した。
クゼ殿はMRTの件は知らないとか…モエタランガによって閉じ込められていたから当然か。
イカルガ殿はどうしたのか問うと、サコミズ殿いわく転職したらしい。
「MRTの事、諦めてないんじゃないかと」とメビウスがそっと耳打ち。
GUYSの者たる誇りを持っているだろうイカルガ殿に何があったのだ?
233 :
千寿燐の日記:2006/10/07(土) 00:04:04 ID:W/mjjXuwO
萌えは絆だ!さてエロゲやろ♪
234 :
壬龍の日記:2006/10/08(日) 14:36:07 ID:4YAesL7H0
(
>>232の続き)
私とミライ殿の姿のメビウスはイカルガ殿の家を訪ねた。
家の中に気配を感じたが出て来ぬので、私とメビウスは能力を使って入った。
イカルガ殿の自室に行くと…サッカーグッズとアニメグッズに囲まれる中でイカルガ殿がビデオ観賞。
元々プロサッカー戦手を目指していたのをメビウスとアイハラ殿の紹介でGUYSに入隊したそうだ。
「ジョージさん!転職というのは嘘だったんですね!」(メビウス)
「ミライ?!…って、何で怪獣がいるんだ!」(イカルガ)
我が名は壬龍、イカルガ殿に罰を下す!
私はイカルガ殿が動揺した隙を狙い雷撃を浴びせて黙らせた。
人間相手ゆえ力は加減したのだが、それでもイカルガ殿は半焦げ状態。
私とメビウスでイカルガ殿を家から引きずり出してフェニックスネストに連行。
私とメビウスから事情を聞いたGUYSの方々は大激怒。
イカルガ殿は土下座して許しを請うがマリナ殿に張り倒され、減俸6ヵ月の刑に処された。
私はイカルガ殿に「GUYSの者たる誇りを持って自らの成すべき事をせよ」と励ました。
メビウスはGUYSの方々に留まるよう言われて困っていた。
ヤプールは倒れたが新たな敵が次々と出てきている…その対処にメビウスの力は何としても必要だろう。
そこで、私の執り成しによりメビウスは長期出張の形で暫くGUYSを離れる事を許された。
こうしてイカルガ殿の件は片付き、私とメビウスは氷の神殿に戻った。
特に理由も無く私は今地球に潜伏している
最近、GUYSのイカルガが化け物になんか色々されて職に戻ったそうだ
・・・・怪獣の分際で他人の人生に口をだすなんて
頭にくる、イカルガにはイカルガの人生があって、それは自分で決める事のはずだ
だいたいイカルガは何も悪いことしてない!!
それが罰を下すなんて神様気取りもいいところだ
よし、他人の人生にいちいち口をだす氷の神殿の連中を皆殺しにしてこの星に自由な思想を取り戻す事にしよう
・・・・いややったのは悪魔であの怪獣なわけで、他の連中は殺す必要はないか
うーんピンポイントで壬龍を倒すにはどうすればいいのやら
よし、まずは彼の武器を研究する必要がある
コンピューター、壬龍の戦闘能力を分析するのにふさわしい怪獣を選出しろ
・・・・ふむ、オクスターか
私は地獄の底からオクスターを呼び出し、壬龍攻撃に向かわせた
行け、オクスター
とりあえず氷の神殿の前で壬龍をメタフィールドに閉じ込め、オクスターと対決させる
壬龍にオクスターの唾液が炸裂するが、奴はバリアのような物で溶解液を受け付けない
逆に雷撃であっさりオクスターを倒した
分析の結果、壬龍の落雷は******が*******のため******を*****した****で*****すれば無力化できることがわかった
更に超能力は*****を********で無力化でき、更に壬龍の格闘能力は*********のため、これを上回る怪獣を送り込めば倒す事ができる
ついに対壬龍戦闘怪獣ザタンシルバーが完成した
後は連中がここに来るのを待つだけである
そう思っていると、壬龍とそのとりまきガイアにアグルが私の住居に侵入してきた
ガイア「壬龍の命を狙うなんて許さないぞ!」
待て、ウルトラマンガイア、アグル、お前たちにまで危害を加えたくない
アグル「だが引くわけには行かない」
そうか、ならいたしかたあるまい、相手になろう
壬龍をザタンシルバーに任せ、私はガイアとアグルに立ち向かった
光波バリアでフォットンエッジを弾き返し、リキデイターをスペルゲン反射板で弾く
ガイア「意外と強い!」
無駄に長生きはしておらん
今度はこっちの番だ、塩アタック!
アグル「うわ、なんだこれ!塩?」
ははははははは、そのとおり、ただの塩だ
ガイア「これは無駄に嫌だ」
アグル「ダメージは無いのに凄いいやだ、うわしょっぱ」
苦しめ苦しめえ
そんなこんなしてる間にザタンシルバーが口から緑色の液出して壬龍を全身液まみれにした
更にその液の影響で壬龍の体が丸まっていく
ふはははは、いいざまだ壬龍
壬龍は電撃を放つが、タンシルバーは平然としている
助けに飛び込もうとするガイアアグルに私は今度は真面目に破壊光線を喰らわして撃墜した
怯んだガイアアグルの2人の上から樽が降ってきて、二人を頭からすっぽり中に入れた
やがて壬龍は完全に丸まり、私は丸まった壬龍をザタンシルバーにどっか遠くに投げ捨てさせた
はははははははっははは、圧勝だ!
樽に入っていた二人が必死に樽から出ようとするが、壊れないように配慮して造ってあるのでビクともしない
足だけだしてもがく二人をさかさまにして、上から塩を流し込んでやる
足が激しく動いた後、カラータイマーが点滅し、やがて点滅を止めて二人は動かなくなった
まあメロスにでも元に戻してくれ
壬龍に理不尽に説教された諸君、仇は討ったぞ
私はそう心の中で呟くと、どこへとも無く去っていった
238 :
壬龍の日記:2006/10/08(日) 19:54:02 ID:MkJtavXu0
愚かな…あんな攻撃でやられる私ではない。
大地の気の流れの化身ゆえ実体はないに等しいので、すぐに身体は元に戻った。
ザタン星人とザタンシルバーにどう仕返しするか思案しているとアンドロ艇が飛んできた。
その上には光の申し子≠スちとメビウスが…無事であられたか!
事態を聞いたメビウスが『クトゥルフの忘れ物』の力で光の申し子≠スちを救ったそうだ。忝い。
ガイアいわく、アンドロ艇が危機を察知して光の申し子≠スちとメビウスを導いたとの事。
「ガイアさんとアグルさんを閉じ込めた上に壬龍を痛めつけるなんて許せない!」(メビウス)
「ザタン星人のところに殴り込みをかけるか!」(アグル)
「そうだね。アンドロ艇、僕らをザタン星人のいるところに導いて!」
…という事で早速ザタン星人&ザタンシルバーのいるところに乗り込んだ。
「うわぁ!いつの間に!」(ザタン星人)
よくも私と光の申し子≠スちを痛めつけたな!その報い、今こそ受けるがよい!
光の申し子≠スちとメビウスは指をパキパキ鳴らしてザタン星人に詰め寄る。
「こうなったら出でよ、ザタンシルバー!」(ザタン星人)
ザタン星人の合図で現れたザタンシルバーが緑色の液で攻撃。
だが既にガイアの手に握られていた黄道の剣で弾き返された緑色の液でザタンシルバーの身体が丸まった。
そこへ、アグルとメビウスの剣技でザタンシルバーは爆発消滅。
ザタン星人はガイアの黄道の剣とアグルブレードの二刀流亜空斬りで3枚下ろしのようにされて消滅。
ザタン星人が私と光の申し子≠スちを攻撃したのは「怪獣の分際で他人の人生に口出ししたので頭にきた」からだとか。
時には厳しく言い聞かせるのも大事なのに、それを悪意に受け取るとは逆恨みもいいところだ!
ザタン星人の件は解決となり、私と光の申し子≠スち、メビウスはアンドロ艇の導きで氷の神殿に戻った。
今日、母さんとがちょーかんさんからの電話を受けて泣いていました
お父さんが派遣先の星で殺されたそうです
おかあさんの話では、お父さんは「自分の価値観だけで物を見る、他人に迷惑をかけていないのにそれを悪い事だと言って成敗する連中に殺された」そうです
お父さんはぶらぶら外をうろつくのが趣味で、そこで悪い奴に戦いを挑んでは倒していっていた、僕のヒーローでした
お父さんが死んで、悲しいです、さびしいです
お父さんを殺した奴が憎いです
でもちょーかんさんは、先に仕掛けたのがお父さんの方だから、ザタン星戦闘部隊は報復はしないと言ってました
お母さんは「お父さんを殺した人たちは今宇宙の平和を守っているから、ザタン戦闘隊も下手に手が出せない」と教えてくれました
でも僕のお父さんは死にました
僕は、お父さんが本当に死ぬべきだったのか、疑問に思います
後からわかった事ですが、お父さんは強力な敵が相手なのに、塩と破壊光線しか使わなかったそうです
お母さんはお父さんを立派だと言いました、お父さんがザタン9−Zを使えばまだ勝ち目があったけど、地球の人たちの事を考えてあえて使わなかったと教えてくれました
それと、お父さんはウルトラ戦士は塩漬けにされて呼吸困難で死んでも、生き返られる事も計算していたし、成敗しようとした怪獣もあの程度で死ぬはずが無いと理解していたと思います
だってお父さんが相手を殺すなら、問答無用でザタン9−Zを使って周囲を焼け野原にすればいいだけだからです
相手が死なないように配慮したお父さんが死ぬのは、頭にきます
痛めつけられたならそっちも痛めつけ返せばいいだけなのに、殺すのはあんまりだと思いました
でも僕は弱いので、お父さんを殺した奴を倒しにいけません、悔しいです
240 :
ガイアの日記:2006/10/09(月) 13:04:26 ID:7jp3vTSA0
気がついたけど、ザタン星の住人たち全員が悪い人ではなさそうだ。
僕とアグル、壬龍を攻撃したザタン星人が塩と破壊光線を使ったのが気になり壬龍に話した。
「ザタン星にはザタン9−Zなる強力な武器がある。
地球の民たちへの危険を考えて塩と破壊光線を使ったのだろう…ちとやり過ぎたかもしれぬな」
壬龍は龍玉でザタン星の様子を見つつ、メビウスに頼んでそのザタン星人を生き返らせてもらった。
ザタン星人に事情を話し、故郷に送り返すと言ったら驚かれた。
「地球に自由な思想を取り戻そうと思ったからああしただけだが?」(ザタン星人)
それはそうだけど…あんな恥ずかしい攻撃されたのって滅多にない事だからね。
でも、死なない程度にと考えたのは評価に値するかな。
アグル、壬龍、メビウスと一緒にザタン星人を連れてザタン星に行った。
戦闘部隊隊長に会い事情を話すとその隊長いわく「戦闘部隊は報復はしない」との事。
すると「お父さん」と呼ぶ声が…ザタン星人の奥さんと息子さんで、特に息子さんは父親が帰ってきたのが嬉しそう。
ザタン星人の奥さんと息子さんに事情を話すと笑って許してくれた。
ザタン星側には地球に手出ししないようにと約束させた後、僕とアグル、壬龍、メビウスは氷の神殿に戻った。
[クロノームの海]
……!
カッカッカッ…
…ふっ…これは珍しい奴だな…
怠惰「Hello…僕は少し遊びに来たのさ…」
氷の神殿か……
怠惰「彼処は面白い人達が揃って要るね…」
ふっ、殺すなよ……
怠惰「僕が殺るのは、自分の敵だけさ…」
ヴン!
怠惰「(ヴァイン!)……ふふっ…」
『コード・メイク』!
パァァァァ……バシュッ!!
ヴァ〜イン!!
メビウス「……!?」
マックス「…これは…?!」
Hello♪
僕の名は『怠惰』。ヒカリやジュノの友達さ。君達をちょっと試させて貰うよ?
ティガ「何故こんな事をするんだ?!」
君達を試す、納得する理由が欲しいのかい?君は。…ルールは簡単さ。光の申し子でも何でも出して、僕に一撃当てれれば良い。結構楽しませておくれよ?
怠惰
気分的な理由で友達になった、ヒカリの仲間。ムンドゥスの一人。得意技は牙で作った魔剣『ベオウルフ』の光撃と、『コード・メイク』
コード・メイク
自分の光をコード状により合わせ、放出。力場を形成し、瞬時に亜空間へ引き込む技。メタフィールドより都合の良い空間へ引き込めるのが強み。発動者以外、脱出出来ない。
この技は時空を超えたプロメテウスと、光を極めた初代抜剣者が見い出した、ウルトラの最終到達地点である。
244 :
マックスの日記:2006/10/11(水) 15:25:28 ID:ZGC2pxVz0
くそっ、インペライザーはなかなかの強敵だ
マクシウムゾードが効かないなんて・・何で出来てるんだ?こいつは
「知るかよ、そんなこと!俺のストロングパンチすら効果が薄いんだ。とにかく相当な強力な技じゃねぇとこいつに勝つことなんて出来やしないぞ!!」
強力な技か・・・・ん?待てよ。ミクロ化できる俺とダイナ先輩のミラクルタイプのあの技を使えば勝てるかも知れないぞ!
「んっ?何か良い方法思いついたのか?」
はい、ダイナ先輩!あ、ちょっと耳を貸してください♪ゴニョゴニョ・・・ね?良い考えでしょう?
「あははは。確かにあの技なら勝てるかもしれねえな・・・よ〜し、マックス!当たって砕けてやるかっ!」
はい、ダイナ先輩!
見てろよ・・これからが本番だ!
245 :
リョウ隊員の日記:2006/10/11(水) 15:41:05 ID:ZGC2pxVz0
マックスとアスカことダイナがインペライザーとジェロニモンを相手に戦っていると事なので大至急出動した
私とカリヤとヒビキ隊長はガッツイーグルから攻撃、地上からはコウダ副隊長が地上から援護
でも、やっぱりインペライザーは強敵ね。そのせいかジェロニモンなんて何故か余裕で観戦してるし・・・
ん?ダイナとマックスが話し合ってる?何話してるのかしら?
するとダイナがいきなりミラクルタイプになって光の球になってガッツイーグルと同化した
「リョウ!あのロボット野郎に向かってトルネードサンダーを撃て!バゾブの時みたいにな!」
もしかしてあの技を?わかったわ、アスカ!
そんな事を話しているとマックスが突然、消えた?
「心配すんな、マックスはミクロ化してXXバズーカの中に入ってるだけだからよ」
えっ?どういう事?
「説明は後だ。とにかくコウダ副隊長と同時にあのロボット野郎に向けて撃ってくれ!」
わかったわ、アスカ。あなた達を信じてかならず成功して見せる!
地球を守ってるのはウルトラマンだけじゃないわ!
私達だって守ってるんだから!
246 :
マックスの日記:2006/10/11(水) 15:58:15 ID:ZGC2pxVz0
俺はミクロ化してコウダ副隊長が持っているXXバズーカの中に入った
ダイナ先輩もミラクルタイプにチェンジして自分の身体を光粒子に変えてガッツイグールと同化した
これでいつでも準備はOKだ!いつでもどうぞ!
そして空からガッツイーグルのトルネードサンダーが!そして地上からXXバズーカが発射された!
これがマックスヴァージョンウルトラステップショット戦法&ドリルスピン戦法だ!
見事にインペライザーに命中!そして木っ端微塵にぶっ飛んだ!
やったーっ!ついに勝ったぞーっ!
その戦いに観戦してたジェロニモンの顔色が一気に悪くなり慌てて逃げ出そうとする
逃がすか!マクシウムカノン!
「しまったぁぁぁっ!?」ドカーーンッ!
ふぅ・・・これでなんとか勝てたけど・・・気が抜けたのか、一気に疲れちゃった・・
とりあえずダイナと別れた俺は氷の神殿に戻る途中でウルトラマンヒカリに逢った
なんかまた戦いが始まるみたいだな・・・エネルギーはさっきの戦いで大量に消耗してるけど負けないぞ!
247 :
ガイアの日記:2006/10/11(水) 17:03:08 ID:zO0CeMht0
(
>>240の後)
氷の神殿に戻って間もなく…
「ガイア、三種の神器の保管場所に来て下さい。アンドロ艇が呼んでます」…ファイターEX=PALからだ。
ファイターEXはメロスの御厚意で三種の神器の保管場所に置かれている。
『造られたもの同士』だからか、三種の神器とも仲良くなったみたい。
アンドロ艇、僕に用事って?
「プロメテウスとトランに近しい波動を持つガイアを見込んでウルトラ・コスモオーラを教えよう」(アンドロ艇)
確か、プロメテウスだけが使える技では?
「トランも真のアンドロ超戦士に覚醒すれば使えるが、今のところトランにその兆候が見られぬ。
そこで今後も地球と宇宙を襲うだろう強敵に備える意味でガイアにはぜひ修得してもらいたい」(アンドロ艇)
今の僕なら三種の神器の力を借りずとも出来るとの事…ちょっと自信ないな。
「PALはガイアが修得するまで誰一人近づけさせぬよう見張ってほしい」(アンドロ艇)
「わかりました」(EX=PAL)
ウルトラ・コスモオーラはメロスたちコスモ戦士が使うコスモオーラよりも強力らしい。
練習を始めて2時間ほどで何とか形になったものの…「ちょっと違ったか?」とアンドロ艇が気づいた。
僕のウルトラ・コスモオーラは紅い光。
状況次第では壁・床・天井に這わせ炎のような動きで標的を攻撃出来るようになるらしい。
その上、制御可能と来たものだから、僕の場合はちょっと異質だったようだ。
「他人には真似の出来ない、ガイア・オリジナルのウルトラ・コスモオーラですね」(EX=PAL)
う〜ん…まあいいか。
初代スレ見てからこのスレを見てみた
何があったの?
「誰か、格納庫でトレーニングでもしてるのか?」
そう言いながら、マルスが入ってきた。
「コスモオーラ…いや、俺のグレート・コスモオーラ以上の気を感じたんだよ」
マルスの話によると、確認しようにも中に入れないらしい。
アンドロ警備隊はここに揃っているし、ゾフィーもいる。まぁ、ジュダ達の調査をしてたんだが。
「ここの誰でもないなら、1人しかいないだろ」(ウルフ)
ガイアか?
「恐らくな。コスモオーラはアンドロタイフーンと同じく、コスモ戦士ならトレーニング次第で誰でも使える。いや、アンドロの力を持つゾフィーでもだ。俺達の推測が正しけりゃ、間違いないな」(ウルフ)
なるほど…やはり、ガイアはアンドロの力を授かっているのか。それを使いこなすための秘密特訓…って所か。
中に入れないのは、恐らくは三種の神器が何らかの力を使っているからだろう。
「けどよ。ウルフの話だと、ゾフィーのアンドロの力とガイアのアンドロの力は違うんだろ?それに、さっきも言ったように、あれは俺のグレート・コスモオーラ以上の気だったぞ」(マルス)
そこなんだよ、問題は。
マルスのグレート・コスモオーラ以上の技となると、そんなにたくさんあるとは思えない。
恐らく…勇者プロメテウスだけが使えたという伝説の超技、ウルトラ・コスモオーラに違いない!
「それをガイアがやってんのか?奴には何かあるぞ。単なる光の申し子とか、プロメテウスとトランを繋ぐ中継ぎ以上の何かが…」(ウルフ)
250 :
壬龍の日記:2006/10/12(木) 18:01:31 ID:RYjQQlsN0
龍玉が光ったので見ると、ダイナとマックスがS-GUTSの協力でインペライザーとジェロニモンを倒したようだ。
エンペラ星人が次にどんな手を打つか油断ならぬが、とりあえずよしとしよう。
氷の神殿の、三種の神器の保管場所から凄まじい気を感じたので急行。
ガイアが紅く光っている!何事か!
「今入っちゃダメですよ!アンドロ艇がガイアにウルトラ・コスモオーラを教えているので」(EX=PAL)
ウルトラ・コスモオーラ…確かプロメテウスが使ったと聞いた…
ウルトラ・コスモオーラはトラン王子も真のアンドロ超戦士に覚醒すれば使えるらしい。
だが、現時点でトラン王子にその兆候が見られぬとの事。
そこで今後の戦いに備える意味でアンドロ艇がプロメテウスの戦いの記録を元にガイアに教えているそうだ。
ガイアなら三種の神器の力を借りずとも出来るらしいが…どういう事か?
様子を見守っていると、ガイアが発した紅いオーラが炎を思わせる動きで私に向かい飛んできた。
咄嗟に念動力で相殺したため逆にガイアとアンドロ艇に気づかれた。
「壬龍、いたの?!驚かしちゃってごめん」(ガイア)
「ガイアに教えていたらプロメテウスのとは違う形のウルトラ・コスモオーラになったのでな」(アンドロ艇)
それで紅いオーラか…
騒ぎを聞いてか、アグルやゾフィー、メロスたちが駆けつけてきた。
ガイアがウルトラ・コスモオーラを物にしたが、プロメテウスのとは違う形のになったので御容赦願いたい。
方々に事情を話したら驚かれた。そんなに凄いと思ったのか?
「みんなで何悩んでんの?」
そう言いながら、トラン王子が入ってきた。こらマルス。そんなに嫌そうな顔をするな。
「わかんない事があるんならさ、アズアース様に聞いてみりゃいいじゃん」(トラン)
「あのなぁ、トラン。よく聞けよ。わかんないからって、何でもかんでもアズアース様に聞けばいいってもんじゃないだろ。俺達自身で答えにたどり着かなきゃ意味がねーんだ。そうじゃなきゃ、とっくの昔にアズアース様が教えてくれてるっつーの」
マルスの言う通りだ。
それに、アズアース様…ん?アズアース様だと!?
「どうした、メロス?」(ゾフィー)
そうか、わかったぞ!ガイアの秘密が!!
「何事か、騒々しい。外まで丸聞こえだぞ」
壬龍か。みんな、私の推測を聞いてくれ。
ガイアとゾフィーの持つアンドロの力、恐らく、それ自体は同質の物だと思う。
「どういう事だ?」(壬龍)
それ以前に、ガイアとゾフィーには根本的な違いがあるんだ。
「なるほど!そういう事か!!」
ゾフィーはわかったようだな。壬龍もわかったっぽいようだし。
ガイアとゾフィー。同じウルトラ戦士であっても、育った環境が違う。
育った環境が違えば、当然能力にも違いが出てくる。私達アンドロ人のルーツも元を辿ればウルトラ人だが、能力には違いがあるだろ?
元になる素体に違いがあれば、同じ力を持っていても、それは異質な物になるんだ。
ウルトラ人の基本技がスペシウム光線であるのに対し、同じ力を持つ我々の基本技はアンドロタイフーンであるようにぬ。
そして、もう1つ。
ヤプールとの戦いの時、アズアース様はガイアとアグルの事を「我が意志を受け継ぐ者」と呼んだ。これは、純粋にあの2人がアズアース様の後継者って意味だろう。
「何気にサラッと言ってるけど…それじゃ、あの2人は神だって事か?」(ウルフ)
あくまで、地球人にとっての…な。
「そういえば、初代マンや私が初めて地球に降りたった時、この星の人達も「神」と呼んでくれたな」(ゾフィー)
ゾフィーがいつも言うように、この星はこの星の人達の力で守るのが一番の理想だ。
その理想が叶えられる日が来るまでの導き手…それが地球人にとっての神なんだ。
しかし、我々から見ればガイアもアグルも経験に乏しく、未熟な部分もある。
それを補うため、三種の神器は同じ波動を持つガイアをサポートしてくれているんじゃないだろうか?
「なるほど…これで、今、三種の神器が地球にある理由もわかった。導いたのは、アズアースであろう」(壬龍)
恐らく…な。そして、アンドロの力も。
それはこの星のため、地球で生まれた彼らがやらなければならない事なんだ。
あくまでも推測だがね。
ウルトラの星を飛び立って、地球に行こうと思ったがよく考えてみりゃ守備範囲外だし、メロスU世事アニキがいる限るでえじょぶだと思ったので、別の星を守る事にした
ん?なんか嫌な予感がする
どこだ、この嫌な感覚の元凶は
その時、俺にどこからとも無く星の声が聞こえてきた
声にしたがって(というか光を追っかけて)飛んでいくと、ある惑星にたどり着いた
特に何も無い、荒野の様な星である
ここは一体?
とりあえず付近を捜索していると、そこそこ発展した文明を見つけた
ヒューマンタイプの生物がすむ惑星のようだな・・・
同じ種の生物に変身して町に入ってみると
・・・なんかゾフィーの銅像があった
何々、はるか昔この町を悪魔から救った伝説の巨人の像?
・・・・荒野、ゾフィー、巨人
ああ、0の1巻でゾフィーが降り立った星か
しかしなぜこの星が今助けを?
そう思っているとどこからか
「バードンが出たぞおおおお」
という声が聞こえてきた
行ってみると確かにそこには町を破壊し、人々を襲うバードンの姿が
こんな荒野の様な星になぜバードンが?
まあいい、俺はこの星の危機を救うだけだ!
行くぞ!チェーンジアンドファイタース
バードンのくちばしを何とかかわし、キックを叩き込みが効果薄い
おいおい強いな・・・
更にくちばしでつついてきて、流石に避けられずに何度か刺されるが、コスモテクターのおかげで助かった
逆に投げ飛ばしてダメージを与え
コスモビームで弱らせて、コスモサーベルを突き刺してバードンを倒した
下から歓声が聞こえてきていい気分である
しかしこのバードンはいったいどこから
とりあえず再変身して人間に化け、話を聞くと
「ある日突然赤い巨人が火山のふもとに変な施設を立て、そこであのバードンを養殖していたが、最近巨人は来なくなり、バードンが野良になって俺達を襲っている」
と言ってきた
許せねえ、一体その赤い巨人ってのは何者だ!
そう思い調べていくうちに、その巨人の肖像を手に入れることに成功した
・・・・・・もろにセブンだ
そうか、いつか前にセブンが宇宙警備隊の権力争いでゾフィーとの決戦の決め手になる物があるとか言ってたがそれがこの星のバードン養成所だったわけだな
あの野朗、すっかり忘れてやがる
まあ、今向こうは忙しいからこの事は内密にしといてやろう
それはいいとして、問題はどうやってバードンをしとめるかだ
こっちの戦力は俺とゴードだけ
ゴードは強いが、かなり数のいるバードンに向かっていけばひとたまりも無いだろうな
さて、いったいどうした物か・・・
うーん、とりあえずこの町に来るバードンを一匹一匹倒していく事にしよう
255 :
壬龍の日記:2006/10/13(金) 23:50:13 ID:uKSs4mKa0
(
>>250-252の続き)
「アグル、ゾフィー、それにアンドロ警備隊の方々じゃないですか!ガイアの凄まじい気を感じたのですね」
ファイターEX=PALの言葉に頷く一同。
「気づかれたのは仕方ない…お入り」とアンドロ艇が我らを招き、PALも後に続いた。
「あれ?皆どうしたの?」と、ガイア…彼らも凄まじい気を感じて駆けつけたのだ。
「ガイアは三種の神器と呼ばれし我らの力を借りずとも出来るようになった。見せておやり」
アンドロ艇の言葉に頷いたガイアが発した紅いオーラが我らに向かって飛ぶ。
だが紅いオーラは三種の神器の保管場所の壁・床・天井を這い、炎のような動きを見せた。
次の瞬間、紅いオーラはゾフィーとアンドロ警備隊の方々に命中、彼らは半焦げ状態に!
私とアグル、PALは咄嗟に避けて無事だったが…何と凄まじい事か。
「これでも制御しているつもりだったんだけど…やりすぎたかな?」(ガイア)
「制御って…ヘタすりゃ氷の神殿が崩壊するぞ!」(アグル)
…これは使えるかもしれぬ。本気を出したら氷の神殿も崩壊するだろうがな。
ガイアのウルトラ・コスモオーラは建物の中での戦いでは大いに役立つだろう。
「何といっても、ガイア・オリジナルのウルトラ・コスモオーラですからね。
ガイアが修得するまで力が外に溢れぬよう、三種の神器が結界を張ってくれたんです。
私は誰一人近づけさせぬよう見張れと言われてました」(EX=PAL)
それで入るなと言ったのか…納得した。
もうゾフィーと関係ないじゃん
「やれやれ、えれー目にあったぜ…」(マルス)
私達は今、夕子クンとフロルから治療を受けている。
あれが、勇者プロメテウスの伝説の超技ウルトラ・コスモオーラか。
文献で読んだウルトラ・コスモオーラとは少し違うようで、ガイアオリジナルという事らしい。
メロスの推測通り、プロメテウスとガイアは元々の能力が異なっているからだろう。
「けどさぁ〜同じアンドロの力を持ちながら、ガイアは父さんの技をマスターしちゃったんだよね。その内、ゾフィーやメロスより強くなるんじゃない?」(トラン)
はは、そうかもな。マルス、私もメロスも気にしてないから、トランに蹴りを入れなくてもいいよ。
それに、私はアンドロの力はもちろん、私の持っている力を恐ろしいとさえ感じている。これ以上の力はいらないよ。
「え、なんで?戦士なんだから、強いに越した事はないじゃん」(トラン)
強くなるのと、力を得る事は違うさ。
私は昔、今の力を手に入れたばかりで満足に制御する事も出来ず、怪獣を倒すために1つの街を巻き込んでしまい、多くの人々を殺してしまった事がある。
また、この力に弱い心が凌駕され、闇に墜ちてしまった事もね。
大きな力を得る事は、それは時として自分を含めた多くの人を不幸にしかねない、言わば両刃の剣なんだ。
「そのような事もあったのか…」(壬龍)
壬龍は驚き、メロスは黙って頷いている。
あの星の人達には償いようがないので長い事行ってないのだが、彼らの街はどれほど復興したのだろうか?
いや、あの姉妹や街の人達は真の強さを持ち、何より大きな希望を持っていた。
彼らの子孫達も、きっと強く幸せに暮らしているだろう。
>>257 ×姉妹
〇姉弟
です。いつもすいません。
ムンドゥスとか怠惰とかってウルトラなの?
メインはウルトラマン
フハハハ、ここが氷の神殿か…。
出て来い!ガイア!一対一の勝負を持ち掛ける!
貴様がおとなしく出てこればここに危害は加えん。だがこない場合はここを吹き飛ばす。
ガイア「望むところだ!」
ふっふふふ、我がエンペラ流氷鬼拳を見せてやる!
喰らえブリザード!ふっふふふ、これで貴様は凍ってしまうはずだ!
ガイア「やるな。だが僕も負けない!」
ふ、お主こそ中々の腕だな。ならばこれでどうだ!氷塔千鬼殺!
うおおお!阿多阿多阿多阿多阿多阿多阿多!!!!!
ガイア「うわぁ!!!」
これでとどめだ!行くぞ獄寒百烈斬!!!!!!
ガイア「はぁはぁ!」
なに!これを喰らって立っていられるとは・・・俺の勝てる相手ではないという事か・・・
???「ザム、ひゃひゃひゃ!ここが貴様のはかばだぁ!貴様がここで死ねば俺がエンペラ軍No2だ!うけけけ!」
ちぃ!バルキー!む!何をした!
バルキー「貴様の体内に爆弾を仕掛けた。ガイアに負けた瞬間にドカーンだ。くけけけ!
それとなここに我が宇宙最強のエンペラ海軍とブラック指令のエンペラ空軍が向かっている。
貴様の陸軍は廃棄処分した。くけけ!」
く・・・腐りきったヤローだ。ガイア、やるぞ。俺はもう後ろに下がれない。
我が究極の扇!氷鬼百砲台!!!!!!
ガイア「行くぞ!フォトンストリーム!!!」
262 :
ガイアの日記:2006/10/14(土) 23:31:09 ID:JbNcYWPs0
三種の神器の保管場所で僕とアグルはアンドロ艇の上に寝転がっている。
氷の神殿全体に被害がないように制御したつもりだったけど…やりすぎたかな。
「ゾフィーとアンドロ警備隊の皆は半焦げでよかったが、ヘタすればアンドロ警備隊の皆のコスモテクターが砕かれてたぞ。
最悪、修復不能なほど粉々になってたかもな」(アグル)
僕がウルトラ・コスモオーラを使うのは危険なのかな…
「アグルの言葉は尤もだ…力を振るう事の怖さを知るのも大事。
PALが言ったように、ガイアのウルトラ・コスモオーラはガイアだけのオリジナル。
ウルトラとアンドロ、地球の力が渾然一体となった発展型だな。
後は心を強くもって上手に制御出来ればガイアのウルトラ・コスモオーラは完全なものとなろう」(アンドロ艇)
そうだね…心が力に飲まれちゃいけないね。もう一度練習しなきゃ!
「そうと決まれば俺も付き合おう。三種の神器の結界でもガイアのウルトラ・コスモオーラが暴走したら対抗しきれないだろう。
三種の神器の力には及ばないかもしれないが俺が補助に入る」(アグル)
ありがとう、アグル!PAL、誰も近づけさせないように見張ってくれるか?
「わかりました。皆様方には暫く三種の神器の保管場所に近づかぬよう伝えます」(EX=PAL)
…という事で、ウルトラ・コスモオーラの練習再開。
263 :
壬龍の日記:2006/10/15(日) 18:45:59 ID:XdAZ3ukl0
ゾフィーとアンドロ警備隊の方々の治療を見届け医務室を出ると、ファイターEX=PALが飛んできた。
聞けばガイアは自分だけのウルトラ・コスモオーラを完全なものにと三種の神器の保管場所で練習するとの事。
心が力に飲まれぬよう精神修養も兼ねるとの事だが…
「三種の神器の力の補助にとアグルがガイアの練習に協力しています。
三種の神器の結界でもガイアのウルトラ・コスモオーラが暴走したら対抗しきれないだろうと」(EX=PAL)
ガイアはウルトラ・コスモオーラを修得したばかり…上手に制御するのも大事な事。
PALは氷の神殿にいる者全員にガイアの練習が終わるまで三種の神器の保管場所に近づかぬよう通達するという。
PALからの通達を聞いた者全員が一様に驚いたのは言わずもがなだった。
あの偽ゾフィー騒動の折、当時ゾフィーが化けたメロスと光の申し子≠スちが出会ったのが始まりかもしれぬ。
その時光の申し子≠スちはアンドロ艇に初めて乗せてもらったそうだが…アンドロ艇は既に気づいたのだろう。
ガイアはプロメテウスとトラン王子に近しい波動を持つゆえに三種の神器と巨大化能力を使えるようになった。
プロメテウスとトラン王子を繋ぐための中継ぎと共にウルトラとアンドロと地球を繋ぐ存在になるのだろうか。
ウルトラ、アンドロ、そして地球…思えば不思議な巡り合わせだな。
>>260 じゃあメインじゃなけりゃウルトラ以外もおk?
265 :
壬龍の日記:2006/10/16(月) 18:06:27 ID:W34hPyh00
(
>>263の後)
氷の神殿にいる怪獣たちに、ガイアがウルトラ・コスモオーラを修得したと話すと一様に「凄い!」の一言。
グローカービショップが「やはりそうか」と言うので問うと、ガイアの事は宇宙正義が既に予測していたとか。
私が思ったように、ガイアはウルトラ、アンドロ、地球を繋ぐ存在になるのだろうか。
「ちょっといい?」とイザクが言い出した。いかがした?
「前にガイアが黄道の剣を使った技の練習をアグルと一緒にしていたのを見て(
>>147)思ったんだ。
ガイアはトラン王子が真のアンドロ超戦士に覚醒するまでの中継ぎだよね。
これは俺の想像だけど、三種の神器が地球に来た時に何かの拍子にその力が地球に流れたのかもしれない。
ガイアが地球の意志を預かる者≠ニしての力を身につけた時に三種の神器からの力も流れ込んだんじゃないかな。
そして時を経て今、ガイアはプロメテウスとトラン王子に近い波動を持つ者として三種の神器の波動と合致した。
ガイアは大地、アグルは海、それぞれの光の力を宿すけど2人は共にあるべき存在って事だよね。
メインはガイアで、アグルはガイアを護り支える存在…
これならガイアとアグルを『我が意志を継ぐ光の申し子=xとアズアースが言ったのも納得出来るしね」(イザク)
「イザクの今言った事が本当なら、プロメテウス様とアズアース様には感謝申し上げるべきでしょうね。
ウルトラ、アンドロ、地球…この3つを引き合わせた陰の功労者と言っても過言ではありますまい」(シャザック)
あながち間違ってはいないだろうが…そうかもしれぬな。
あくまでウルトラの怪獣の延長線のみ。ムンドゥスはヤプールやボガール等、悪の延長線
267 :
壬龍の日記:2006/10/17(火) 21:29:01 ID:H9GwWMNP0
(
>>265の続き)
イザクとシャザックの言葉はウルトラ、アンドロ、地球の3つの関係を語る上で間違ってはいないだろう。
一応アンドロ警備隊に話そうと向かっている時、爆発音が響いた!
爆発音の出所を探ると…三種の神器の保管場所!
急ぎ向かっていると、ファイターEX=PALが飛んできた。
「とにかく三種の神器の保管場所に来て下さい!」(EX=PAL)
着いてみると三種の神器の保管場所の出入口が壁ごと破られ、光の申し子≠スちが半焦げ状態!
「ごめん…制御に失敗しちゃった」とガイアが言うので理由を問うた。
アンドロ艇いわく、ガイアのウルトラ・コスモオーラの練習にアグルと共に協力したらウルトラ・コスモオーラが暴走したとか。
三種の神器とアグルの力で抑えようとしたが、ウルトラ・コスモオーラの力に対抗しきれなかったらしい。
「プロメテウスのウルトラ・コスモオーラとはいい勝負だろうが、ここまで暴走されたらな〜」(アグル)
「こういう時ほど『人に造られたもの』としての自分が呪わしいと思ってしまいますよ。
『人型』として生まれていれば傍にいて支えてあげられるのに」(EX=PAL)
「PAL…それは三種の神器と呼ばれし我らも同じだ」(アンドロ艇)
地球より授けられし力に護られているとはいえ傷だらけではあるので、医務室に光の申し子≠スちを担ぎ込んだ。
夕子殿とフロル姫に事情を話したら呆れられたが、1日休めば大丈夫との事。
ガイアが本格的にウルトラ・コスモオーラを使う事態が来たら…ある意味で怖い。
格納庫から、とんでもない爆発音が鳴り響いた。
慌てて格納庫に向かうと、中ではガイアとアグルが半焦げで倒れていた。何でも、アグルと三種の神器では抑えきれないほどのウルトラ・コスモオーラを放ってしまったらしい。
さすがの壬龍も、ウルトラ・コスモオーラの威力に驚いている。
ガイアもアグルも普通に喋ってはいるが、かなりのダメージを受けている。
大急ぎで、2人を医務室に運んだ。
「私なんかが口を挟んでもいいかはわからないが…」
ゾフィーは、治療を受けているガイアとアグルに話しかけた。
「パワーの暴走を抑えるのであれば…ウルトラ・コスモオーラのトレーニングより、今は心身の鍛練に当てた方がいいんじゃないか?」
と、ゾフィーは提案した。私も同意見だ。
「なるほど。全ての力は、心技体のバランスがとれて初めて完璧となる。ゾフィーやメロスが言うのは、もっともな事。2人とも、今一度基本に立ち返るべきであろう」
壬龍の賛成意見もあり、2人は頷いてくれた。
2人をフロルと夕子クンに任せ、私達はいったん医務室を出た。
「あのさ、メロス…ちょっといいか?」
と、ウルフに話しかけられた。
「ヤプールの一件の報告書もアンドロ国に提出した事だし…2〜3日でいいから休暇がほしい。ピース星に行きたいんだ」(ウルフ)
ここのところ事件の連続で、ロクに休暇が取れなかったからな。別に構わないさ。
「ピース星…?何かあるのか?」(壬龍)
「別に。単なる墓参りさ」(ウルフ)
あの星には、ウルフの親友である猿人エルパの墓があるからな。ウルフが建てたんだが。
「なるほど。では、アンドロ艇を使うとよかろう。今は、光の申し子達も三種の神器を使う事もないだろうから」(壬龍)
マルスも行ってこい。次に、いつ休暇を取れるかわからんからな。
「おいおい…後輩のお守りまで押しつけられちゃ、休暇にならねーぜ」(ウルフ)
「何だと!?」(マルス)
いつものパターンになりそうだったので、私と壬龍は2人に向かって一睨み。さすがに2人とも学習しているようで、すぐに収まった。
「大丈夫…なのか?」(ゾフィー)
いくらこの2人でも、友の墓前で馬鹿をやるような事はしない…と思う。
それに、何かあれば後からアンドロ艇が教えてくれるだろうから、その時は壬龍がエルパに代わってバチでも何でも与えてやればいい。
「心得た」(壬龍)
壬龍の不適な笑みにビビったのか、2人はピース星に向かう支度のために自室に戻っていった。
270 :
ガイアの日記:2006/10/18(水) 18:24:33 ID:SH/nORPj0
アグルと三種の神器の協力でウルトラ・コスモオーラの制御の練習中に力の制御に失敗してアグル共々怪我をした。
三種の神器の保管場所は出入口が壁ごと破られただけで済んだものの、僕とアグルは医務室で治療する事に。
「ウルトラ・コスモオーラを修得したのも凄いのに、これだけのケガで済むとはね」(フロル姫)
「氷の神殿全体に被害が及ばなくて何よりですね」(夕子さん)
フロル姫と夕子さんには呆れられたけど、1日休めば大丈夫との事だった。
ゾフィーから「パワーの暴走を抑えるのなら、今は心身の鍛練をした方がいいのでは?」と言われた。
メロスと壬龍も「一度基本に立ち返るべき」と言ってくれたので、その言葉に従う事にした。
ベッドで横になっている時、気配がしたので身体を起こした。
見ると怪獣たちが医務室に来ていた。
「PALとアンドロ艇から話は聞いた。大丈夫か?」(ゾンネル)
ごめん…心配かけちゃったね。
「途中でゾフィー様から聞いたのですが、とりあえず心身の鍛練を…と言われたですって?
それなら私ども母子のテリトリーたる『勇者の谷』で鍛え直すのはいかがです?」(シャザック)
その『勇者の谷』はどこ?とフロル姫に聞かれたので、カナダのアルバータ州にあると答えた。
それに、カナダにはアルケミースターズ仲間のキャスことキャサリン・ライアンがいるし。
僕とアグルの『勇者の谷』での鍛錬にはシャザック母子とイザクが付き添うと申し出てくれた。
そういや、ここ暫く実家に帰ってないから、鍛錬のついでに千葉に行こうかな…
皆さん。タイミングを誤って新キャラを出してすいません。
241〜243の設定(コード・メイク)、新キャラ(味方のムンドゥス、怠惰)は又今度、良いタイミングで出したいと思います。それまではメビウスで行くので、もし、怠惰達を又出した時はよろしくお願いします。
272 :
ガイアの日記:2006/10/18(水) 20:56:24 ID:LzbjwI2k0
(
>>270の続き)
「そういう事なら」と、フロル姫が通信機に手を伸ばした。
少ししてトラン王子が医務室に入ってきた。トラン王子も一緒に鍛えてほしいとの事だが、彼はあからさまに嫌そうな表情。
「私が姉上様の代わりにしっかり鍛えます。覚悟はよろしいか?」とシャザックに言われてトラン王子は青褪めた。
そりゃそうか…フロル姫はトラン王子の躾には容赦ないというし、シャザックは子供を鍛えるにも厳しいと聞いたし。
フロル姫の頼みはわかりました。
「いいよ!」とイザクも2つ返事で了承。
アグル共々1日休んだおかげで体調が戻った。
カナダの『勇者の谷』に行く準備をしていると僕のXIGナビが鳴った。ファイターEX=PALからだ。
どうしたのか聞くと、アンドロ艇から数日間留守番を言われたとか。
「ウルフの御友人の墓参りにウルフとマルスが出かけるので、アンドロ艇が送って行くそうです。
ただ…あの2人の事なのでトラブルにならないか心配ですが」(EX=PAL)
あの2人なら大丈夫だと思うよ。
ただし…墓参りでトラブル起こしたら僕もアグルも承知しないと、ウルフとマルスに言っといて!
「わかりました。ガイアとアグルは『勇者の谷』に行かれるのでしたね。気をつけて行ってらっしゃいませ」
PAL、ありがとね。
今日、バードンが2匹同時にここを襲撃してきて死に掛けたが、現地の人々の声援と、ゴードの助けで何とか勝利した
ちなみにここの文明がどれくらい発達してるかっていうと、日本で言う鎌倉時代くらいである
それでも階級制度とか無く、皆気楽に暮らしているのが、この星のいい所だろう
こっちに来て人間体で住むところの無かった俺を快く居候させてくれている
何でも、この星では「旅人は神の使い」だそうで、客人歓迎の精神を持っているそうだ
ゾフィー、あんたまともなころここでどれだけいいことやったんだ・・・
偉大だよあんた、おかげで久しぶりにまともな飯にありつけた
ありがたやありがたや
ところで俺はまだゴードに、バードンが出てきてる原因はセブンだよと教えていない
教えて動揺されるのは嫌だし、何よりそれでゴードがセブンを軽蔑して「野朗ぶっ殺してやる」とか言って地球へ向かったらもうしゃれにならんからだ
それはそうとこっちで仕事している内に、現地の女の子と仲良くなった
これがまた俺好みの娘で、美しいんだこれが
名前はサラ
うん、名前までいい名前だ
ほんとにいい星に来たと思っている、これからもこの星を守っていこうと思う
流れを切ってすまないが、ここで原点に返ってみる。
ウルトラマンの日記
平成5年○月×日
今日久々に地球方面へパトロールに来た。
特捜隊の皆は元気かな?
っと思っていたら変な怪獣が現れた。
たしかガドラスとかいう古代怪獣だったような…。
日本の皆さん!怪獣出てますよ!防衛チームは出動しないんですか?
あっ!そういえば今の日本には特捜隊のような防衛組織はなかったんだ。
仕方ない俺が倒すか。
しかしせっかくなので一旦ハヤタの姿になってからウルトラマンとして現れる事にした。
後ろの方で「ルァイダァ〜変身!」って声が聞こえたが気にしない事にしよう。
さぁて久々に地球の皆さんに私の活躍をお見せしよう。
ん?何か下のほうでバッタみたいな仮面被った男とさそりの化けもんが喧嘩してるぞ。
こら君達危ないから喧嘩なら他の所でしなさい!
っと思っているとバッタ仮面は「ルァイダァ〜キィック!」っと叫んでさそり男を蹴り殺した。
そういえば俺も怪獣と戦ってんだ、面倒なのでスペシウム光線ぶっ放して仕留めといた。
さて怪獣も倒したし帰るとするか。
あれ?あれれ?何か怪獣とさそり男が融合したぞ!しかも何か強い!光線吸収された!
どうすんの俺!っと思ったらバッタ仮面が変なバイクで怪獣に突っ込んできた。
君!危ないからやめなさい!っと思ったら合体怪獣の体を貫いた。結構性能いいのねこのバイク。
そう思ってたらなんかバッタ仮面が巨大化したぞ!何?名前は仮面ライダーって言うのか。
俺はウルトラマンだ、よろしくな。さてカラータイマーも点滅したしとっとと片つけますか。
ライダーキックとスペシウム光線の同時攻撃で合体怪獣さそりガドラスを倒した。
記念に握手しておいたらライダーは元のサイズに戻りバイクで去っていった。
さて、俺も疲れたしそろそろ帰るか。久々に地球での戦闘は一時はどうなるかと思ったが結構楽しかった。
仮面ライダー…か。またいつか一緒に戦いたいな。
メロスに休暇をもらい、アンドロ艇を使ってピース星へと向かっている。
もっとも、よけいな荷物まで背負わされるとは思わなかったが…。
「ウルフ、何か言ったか?」(マルス)
い〜や、別に。ここで揉め事でも起こそうもんなら、帰ったら始末書の山に雷三昧が待ってるからな。ガイアとアグルからも「承知しない」とか言うメッセージが届いてるし。
おとなしくしとくか。
俺の親友だったエルパ…エープ星に住む、気のいい奴だった。
しかし、戦いの休息をとるために久しぶりにエープ星によった時、すでにエープ星はジュダの侵略を受け、エープ星は滅ぼされ、エルパは人間ミサイルにされた。
奇跡的に生き残ったエープ星人達はピース星を第2の故郷にしたが、そこもイドの配下・バルタン星人に蹂躙されてしまった。
全てが解決し、彼らはピース星で平和に暮らしている。そして俺は、ピース星にエルパの墓を作った。
しかし…俺たちがエープ星に立ち寄ったせいでエルパは死に、エープ星も消滅した。俺はエルパに償いきれない。
「いつまでも、くよくよしてるなよ。ウルフがそれじゃあ、いつまでたってもエルパさんは成仏できないよ」
マルス…。
「俺達に出来るのは、ジュダ達を倒して平和を取り戻す事。それが、エルパさんへの償いだよ」
ありがとう、マルス。
…おや?何で、黄道の剣がこんな所に?
おい、マルス。お前、いつの間に積み込んだんだ?
「はぁ?俺は知らねーよ」
…だよな。
出発前に確認した時、たしかに積んでなかったはず。
前にガイア達が言ってた、黄道の剣の意志って奴か。
だとしたら…この墓参りは、休暇にはならないかもな。
悪い予感程よく当たる物で、アンドロ艇がSOSを受信した。
バードンどもも俺がこの町を守っている事が目障りなのか、最近頻繁に襲撃してきやがる
このまま襲撃を続けられるとやばい、俺の体力にだって限界がある
しかしバードンの存在が公になればセブンの責任問題になって今まで丸く収まっていた物が壊れ、宇宙警備隊はまた荒れる
そうならないように、俺一人で戦い続ける必要があるんだ!
そんなわけで俺は今日は一日中体力回復のために眠らせてもらおう
ちなみに俺は今いつまでも居座ってたら向こうに迷惑なので再び度に出たと言う事にして野宿している
ウルトラ戦士の俺は野宿なんてへっちゃらだ、ははははは
・・・・・ぐーがーすかー
「バードンだーーーーー!」
うわ寝てすぐきやがった
よーし、変身!とう!
即座に変身してバードンと相対する俺
コスモサーベル!でやあああああああ
ぬお、避けられた!ならコスモビーム、おらおら
うわ、またくちばし攻撃か
なんのこのやろこいつ、おら、せいや、あたたたた
アチ、アチチ、おのれ、でりゃああ
はあ、はあ、勝った・・・・
あれ?意識が遠く・・・
気が付くと、サラの家で寝ていた
何でも、バードンとファイタスの戦闘跡でぶっ倒れていたらしい
そうか、俺はこれまでの戦いの連発で体力が尽きて・・・
情けねえなあ
ああ、サラ、すまない、そんじゃ俺はもう旅立つよ
え?いや、いいよ、君たちに迷惑はかけられない
大丈夫、大丈夫だから、俺は、ね
ありがとう、俺は、俺は君たちに会えてよかったと思う
「バードンだ!バードンが群れをなしてきたぞおおおお」
「凄い数だ!この村はもうおしまいだあああ」
「助けてくれええええ」
奴等、総攻撃をかける気だな
アレは偵察役か・・・
サラ、君はお父上と弟をつれて、皆と一緒に逃げるんだ
俺もすぐ後から行く
・・・俺の事なら大丈夫、俺は強い!今なら俺はどんな敵にも負けない!
なぜなら、俺は、守りたいと心の底から思うものを守れるのだから
サラ、カルーそしてこの星の皆さん、俺はあなたたちに会えて、本当によかった
行くぞ!バードン!!
変身して、奴等と相対する
1、2、3、4、5・・・・・18体か
勝ち目は薄いな
だが、俺は行かねばならない!うおおおおおおおおおおおおおおおおおお
SOSを発信してきた小型機を、アンドロ艇に収容した。
姿を現したのは…タイニーバルタンか。久しぶりだな。
「お願いです!力を貸してください!!」(タイニー)
ただ事ではないな…何があったんだい?
「あの事件の後、地球を狙っていた過激派の残党を捕らえて追放したんですが…ピース星を占拠して、再起を伺っているという情報を入手したんです」(タイニー)
なるほど…ピース星は豊かな自然に覆われた星。そいつらの中に、かつてイドに荷担した奴がいて、ピース星の事を覚えていたんだろう。
あの星の豊富な資源は、軍備を整えるにはもってこいだからな。
「どうする?隊長達に報告し、援軍を送ってもらうか?」(マルス)
いや。それには及ばない。
タイニーに聞く限り、奴らの数はそれ程ではないようだ。あの星の規模からも、それは推測出来る。
それに、事は急を要す。俺達がアンドロ艇で来てしまった以上、みんなと合流するには時間がかかる。ピース星にいるエープ星人の事を考えたら、今は待ってる時間が惜しい。
それと、もしも黄道の剣が自らの意志でここに来た理由が、これを察知しての事だとしたら…もし、俺達2人で手に負えないと判断したなら、メロスやゾフィー、ガイア達もここに呼び寄せるはずだ。
それをしなかったって事は、黄道の剣とアンドロ艇、それに俺達2人の力で何とでもなると思ったからだろうよ。
だから、タイニー。俺達が力を貸すよ。
「ありがとうございます!」(タイニー)
礼には及ばないさ。俺達も、ちょうどピース星に向かってる途中だったからな。
それにしてもバルタン星人め…。
1度ならず2度までも、ピース星に目を付けやがるとは…。絶対に許さん!!
俺は、アンドロ艇を一気に加速させた。
279 :
ガイアの日記:2006/10/20(金) 13:34:18 ID:RH4nmRvj0
僕とアグルはメロスに許可をもらい、カナダの『勇者の谷』に行った。
トラン王子も一緒に鍛えてほしいとフロル姫に頼まれたけど、彼は暗い表情。
「逃げようとしたり泣き言を言ったら許さない」とシャザック母子とイザクに言われたからだ。
シャザック母子とイザクが次元移動能力を利用したおかげで、すぐに『勇者の谷』に到着。
『勇者の谷』の近くにはキャスが開発した自然循環補助システム・エントの実験場がある。
かつてキャスはシャザックを邪魔者として倒そうとした。
僕はエントの視察に来た時にシャザック母子と戦ったが、シャザック母子に悪気はなかったので仲直りした。
シャザック母子には他の地球怪獣と同じく破滅招来体との最終決戦で助けられたので一生をかけて恩返しするつもりだ。
「エントは無事に稼動していますね」と、『勇者の谷』からエントを見ながらシャザックが言った。
何でも破滅招来体が関わった事件が全て片付いた後、キャスがデータ収集の目的でいくつかの国にエントの実験場を造ったとか。
日本にもエントの実験場があるが、プロノーン・カラモスに造るのはやめてくれとアグルに言われたそうだ。
アグルにとって、プロノーン・カラモスは稲森博士との想い出が眠る場所だから当然か。
「随分なところに来ちゃったな」(トラン王子)
何を溜め息ついてるんですか?真のアンドロ超戦士への覚醒のためには心身の鍛練も大事ですよ。
やがて『勇者の谷』にある崖に到着。するとシャザック母子とイザクは僕とアグル、トラン王子を突き落とし、自らも飛び降りた。
「獅子は子供を鍛えるのに千尋の谷に落として登らせるといいますからね」
シャザックはそういって器用に崖を登る。子供シャザックとイザクも後に続いた。
「こうなりゃヤケだ!」とトラン王子も崖に手をかけた。
僕とアグルも上に戻るべく崖を登り始めた。
280 :
ガイアの日記:2006/10/20(金) 18:16:41 ID:Mjkzwohf0
(
>>279の続き)
僕とアグル、トラン王子がどうにか崖を登りきった時、シャザック母子とイザクは満面の笑みで待っていた。
「はぁ…死ぬかと思ったよ」(トラン王子)
「まだまだこれからだよ」(子供シャザック)
トラン王子…始まったばかりなんだからしっかりして下さいよ。
「こういうのはシャザック母子とイザクの得意分野なんだろう」(アグル)
「得意分野なんて…照れるな〜」(イザク)
「私ども母子にとっては庭のような場所。アグル様の言う通りですよ」(シャザック)
『勇者の谷』周辺を利用して走り込みをする。すると、僕の後方でアグルとトラン王子の悲鳴が!
見るとアグルとトラン王子がネットにかかっていた。笑っちゃいけないんだろうけど…
「あ〜…トラップにかかりましたか」(シャザック)
かつてキャスがシャザックを捕らえるために使ったトラップが残っていて現在も不審者撃退に役立っているらしい。
シャザック母子はトラップの所在を承知しているので『勇者の谷』で遊ぶ時は極力気をつけているそうだ。
「畜生、こんなトラップ!」(アグル)
「外れないよ〜!」(トラン王子)
「任せて!」と、イザクがトラップを焼き切ってアグルとトラン王子を助け出した。
炎を使われたので「殺す気か!」とアグルとトラン王子が怒ったが、イザクはどこ吹く風といった表情。
先が思いやられるな〜…
アンドロ艇を、ピース星に着陸させた。
「あの…私も何かお手伝いを…」
とタイニーも着いてこようとした。が、恐らく奴らは、タイニーの動きを掴んでいる。となると、当然タイニーに対する対策も練っているに違いない。
危険なので、アンドロ艇に残ってもらう事にした。頼んだぜ、アンドロ艇よ。
あちこちに樹木を伐採した跡と採掘の跡がある。
あいつら…ピース星の豊かな自然を、何だと思っていやがる!
しばらくマルスと歩くと、エルパの墓が…。墓石が破壊されている!何て事を…バルタン星人め、神仏に代わって俺がバチを当ててやるぜ!!
「ウルフ、奴らが…!!」
気が付くと、俺とマルスは囲まれていた。
バルタン星人配下のセミ人間か。しかし、所詮こいつらはザコ以下だ。
俺とマルスは、あっという間にセミ人間の群を叩きのめした。
「やはり、こいつらでは貴様らには勝てぬか…」
現れたな、バルタン星人!!
「だが、こいつには勝てるかな?」(バルタン星人)
バルタン星人の背後から現れたのは…エルパか!?
ナイフを手にしたエルパは、俺とマルスに襲いかかってきた。やめろ、エルパ!!
「フォッフォッフォッ…何を言っても無駄だ。こやつの死体に、バルタンの科学で作った人工頭脳を埋め込んである。言わば、我らの忠実な下僕。このエテ公が、ウルフの親友だという事はすでに調べてある。貴様らには手が出せまい!!」(バルタン星人)
エルパ、目を覚ませ!!
くそっ…どうすりゃいいんだ!?
282 :
ガイアの日記:2006/10/22(日) 23:31:23 ID:Snay8aOu0
イザクがトラップを焼き切ったためにアグルとトラン王子が火傷した。
僕はウルトラ・コスモオーラの力でアグルとトラン王子を治療。
「あれ?ウルトラ・コスモオーラは破壊力が強いんじゃなかったっけ?」(トラン王子)
アンドロ艇が言うには僕のウルトラ・コスモオーラはウルトラとアンドロ、地球の力が渾然一体となったものなんだって。
それでプロメテウスのウルトラ・コスモオーラと違って破壊と癒し、2つの力を使い分けられるらしいから。
「この間メロスが言ってたよ。ガイアとゾフィーのアンドロの力は同質だけど育った環境が違うから能力に違いが出るって」
トラン王子の言う事は尤もだろうね。でも…
「こう言っちゃ何だがね…俺とガイアが『アンドロの力』の単語を使った事が一度でもありましたか?」(アグル)
「はぁ?!」(トラン王子、シャザック母子、イザク)
僕がプロメテウスとトラン王子に近しい波動の持ち主だからといって『アンドロの力を授かった』とは言えない。
三種の神器の波動との合致がきっかけでプロメテウスとトラン王子から始まる『古の戦士の力の系譜』が僕に受け継がれただけ。
だから、トラン王子が真のアンドロ超戦士に覚醒するまでは僕がその『系譜』の力を使わせてもらうつもり。
僕とアグルが『アンドロの力』という単語を使わないのはそのためですよ。
「じゃ、俺の想像は間違ってないかもしれないね」(イザク)
イザクが言うには、三種の神器が地球に来た時に何かの拍子にその力が地球に流れたのではないかとの事。
そして僕が地球の意志を預かる者≠ニしての力を身につけた時に三種の神器からの力も流れ込んだのだろうと言うのだそうだ。
「壬龍殿も言ってましたよ。
ガイア様はプロメテウス様とトラン様を繋ぐ中継ぎと共にウルトラとアンドロと地球を繋ぐ存在になるだろうと…
私はプロメテウス様とアズアース様がこの3つを引き合わせた陰の功労者と思っていますから」(シャザック)
僕がウルトラとアンドロと地球を繋ぐ存在?それはどうだろう…
283 :
壬龍の日記:2006/10/23(月) 18:39:46 ID:1wR/9lsq0
光の申し子≠スちやウルフとマルスを見送り、残った我らで氷の神殿を守っている。
ガイアのウルトラ・コスモオーラの暴走で壁ごと破られた三種の神器の保管場所の出入口を修理。
「すみません、何も出来なくて」…PAL、気にせずともよい。
見るとグランテクターが置かれていた。アンドロ艇はウルフとマルスを乗せてピース星に行ったはず…
「黄道の剣でしたら自らウルフとマルスについて行きました」
PALがこう言うので、どういう事か龍玉で探ってみた。
最初に龍玉に映ったのはタイニーバルタンがウルフとマルスに助けを求めているところ。
次は…壊れた墓とエルパ?!もしや…
「エルパ…誰ですか?」(EX=PAL)
エルパはウルフの御友人でエープ星の住人だ。
エープ星はジュダの侵略で滅ぼされ、エルパは人間ミサイルにされて死んだそうだ。
残ったエープ星の民たちの新しい安住の地がピース星…そこもイドの配下だったバルタン星人に襲われたのだ。
ピース星での事件が片付いて、エープ星の民たちは今もピース星にて暮らすそうだが…
「なるほど…黄道の剣がウルフとマルスについて行った理由がわかりました。
ピース星にて一大事の発生を察したが黄道の剣とアンドロ艇、ウルフとマルスの力で解決出来ると見込んだのでしょう」
PALの言葉に再び龍玉を見ると、確かに黄道の剣、アンドロ艇、ウルフ、マルスが映っている。
それにしても…エルパを利用してウルフとマルスに嫌がらせする輩は絶対許さぬ!
死者を冒涜せし者は地獄に落ちるがいい!
超今更ですが
>>148でユニジンが言ってた「世界をやり直させる」って具体的にどうするつもりだったのですか?
あと
>>124の最後で言ってた「考え」も教えて頂けないでしょうか?
・・・ってかまだ居ます?
285 :
壬龍の日記:2006/10/24(火) 16:03:18 ID:dSTqXvaC0
(
>>283の続き)
「話し声が聞こえたが何かあったのか?」…メロスとゾフィーか。
龍玉を通してタイニーバルタンからのSOS、ピース星の一大事と死してなおエルパが操られている事を説明。
「エルパが…そんな…」(メロス)
「ウルフとマルスを助けに行こうか?」(ゾフィー)
それには及ばぬ…PALが言うには黄道の剣が自らウルフとマルスについて行ったそうだ。
ピース星の一大事は黄道の剣とアンドロ艇、ウルフとマルスの力で解決出来ると見込んだのだろうとな。
「タイニーバルタンからのSOS…もしや、バルタン星人か!」
メロスの言葉で再び龍玉を見る…そういう事か。
「何か、わかったんですか?」(EX=PAL)
どうもバルタンの過激派がピース星を乗っ取って再起を窺っているようだ。
ピース星を軍事拠点にして戦士たちに挑戦状を叩きつけるか…
タイニーはチャイルドやダークなどと並ぶ、バルタンの穏健派。
そのタイニーがSOSを出した事はバルタンの過激派も知っていて対策も考えていよう。
エープ星の民たちもピース星を守るために必死で戦っているのだろう。
ピース星の一大事が黄道の剣とアンドロ艇、ウルフとマルスの力で解決出来るというなら…
彼らはタイニーとエープ星の民たちを守り抜き、エルパの魂を救うだろう。
バルタン星人の人工頭脳に操られ、俺に斬りかかるエルパ…。
目の前にいるのはエルパではない、バルタンに操られた戦士…そう言い聞かせても、やはり俺はエルパを攻撃する事は出来ない。
俺のせいで、エルパは2度死ぬようなものだ。
「撃て、ウルフ!!」
マルス…!?
「エルパさんを呪縛から解き放ち、再び眠りにつかせる事が出来るのはウルフしかいない。ウルフ、エルパさんを助けるんだ!!」
マルス…うおぉぉぉぉぉっ!許せ、エルパ!アンドロビーム!!
「馬鹿な!?」(バルタン星人)
アンドロビームがエルパの額を貫き、人工頭脳を破壊。エルパは再び眠りについた。すまない、エルパ…。
「フォッフォッフォッ…ここは、いったん退くか」(バルタン星人)
待ちやがれ!よくも俺の親友を玩具にし、あまつさえエテ公呼ばわりしやがったな!!
貴様だけは絶対に許さん!スォードU!!
「ぐわあぁぁぁぁぁっ!!」(バルタン星人)
スォードUが、バルタンの体を真っ二つにした。
「フォッフォッ…バルタンはただでは死なん。貴様らも道連れにしてやる。出よ、巨大メカバルタン!こやつらを、生きてこの星から出すな!!」(バルタン星人)
バルタンの断末魔の叫びと共に、山の向こうから巨大メカバルタンが出現した。
エルパ、見ていてくれよ!!
もちいますよ♪
さて、考えが何か?ですね?
それは俺の正体ヨグトースが知恵の全てをつかさどるから、倒されても実は無事で、次でいきなり復活してみもふたもなく倒すことを繰り返すぞ!
と言うことだったんです
すべての知恵、すなわち、「俺はあそこでやられた不利をする方法を知っていた」「俺は完全に無になっても復活する方法を知っていた」「そしてそれを実行する方法を知っていた」とか言いまくって話をつまらなくするぞ、と言う事だったのです
そんで全てをやり直させる、ですが
・・・要するに設定がめちゃくちゃ突拍子も無くなってきたからそろそろ全部初期設定に強制的に戻すと言う意味だったのです
でも、さ、何か自らの手で己の過ちに作者達が気づいてきたからもういいや
しかし作者諸君、私は常に君達を見守っている
その事を忘れないように
ふふふふふふふふふ
>>287 もしかして聞かない方が良かったですかね?
何はともあれお役目お疲れ様です。
289 :
壬龍の日記:2006/10/24(火) 22:44:49 ID:TYErNgsG0
「ピース星は大丈夫でしょうか…」(EX=PAL)
彼らを信じよう。彼らならやってくれる…私はそう思っている。
「それにしても…このファイターEXはアンドロ艇と似ているな」(メロス)
自らの意志を持つからか?と問うとメロスは頷いた。
PALはガイアが作った人工知能…いわばプログラムだ。
元々ガイアが破滅招来体と戦うためのアリバイ用に作ったリモートフライングシステムの改造版がPALなのだ。
「実はファイターEXはXIGの堤誠一郎チーフが使う予定が、事情でガイア専用になったんです。
ガイアが出動する度に私がファイターEXを操縦してました。
ゾグとの戦いで一度私はファイターEX諸共壊されましたが、幸い私のバックアップデータがあって助かりました。
ファイターEXも新しく造り直され再び私が組み込まて現在に至ります」
PALの話にメロスとゾフィーはただ驚くばかり。
「アンドロ艇にはプロメテウスの擬似人格プログラムが組み込まれていたと聞いたが、どうなった?」(ゾフィー)
それはクトゥルフたちとの戦いが終わった後でプログラムが丸ごと消滅したそうだ。
仕事を終えると消滅するように作られたらしいと言うと、ゾフィーは驚いた。
「アンドロ艇自身の人格とプロメテウスの擬似人格の2つのプログラムが組まれていたそうですよ。
プロメテウスの擬似人格が表に出ていたためにアンドロ艇自身の人格はそれまで眠っていたと…
今のアンドロ艇の人格はアンドロ艇自身の人格なんですよ」
PALはアンドロ艇から直接聞いていたそうだ。
そういえば、ガイアが「『造られたもの同士』で気が合うのかも?」と言っていたが…まさにその通りだったか。
エルパさんを解放し、バルタン星人を倒したのも束の間、バルタンが呼び出した巨大メカバルタンが襲いかかってきた。
デカい相手なら、俺の出番だな。巨大化能力オン!!
しかし…なんて素早い奴なんだ。奴のコスモニウムクロウを、黄道の剣で防ぐのがやっとだぜ。あれをまともに食らっちゃ、スペースチタニウムのコスモテクターも紙っぺら同然だからな。
「遊びは終わりだ。死ね、アンドロマルスよ!!」(巨大メカバルタン)
やられる…と思ったら、メカバルタンの足元に亜空間ミサイルが降り注いだ。アンドロ艇か!?
「マルス、あれをやるぞ。アンドロ艇に飛び乗れ!!」
そう言って、ウルフはアンドロ艇に乗り込み、俺もアンドロ艇の上に飛び乗った。
「全速力で行くぜ。振り落とされるなよ!!」(ウルフ)
ラジャー!マルスSP作動!!俺を乗せたアンドロ艇が、メカバルタンに突っ込んでいく。
くらえ!黄道の剣、アンドロ宇宙切り!!
「ぐおぉぉぉぉっ!!」(巨大メカバルタン)
巨大メカバルタンは一刀両断され、そのまま大爆発を起こした。
「よくやった…マルス、そしてウルフよ」
この声は…アンドロ艇か!?
「我が波動にもっとも近いのはガイアだが…しかしながら、我らの使用に関しては、まだまだそなた達の方が一枚も二枚も上手のようで」(アンドロ艇)
そりゃ、まあね。三種の神器は俺達の方が慣れてるからね。
一日の長って奴だよ。今の所はな。
「マルス、このままバルタンの反乱分子どもに総攻撃をかけ、生き残っているエープ星人を救出する!」(ウルフ)
ラジャー!!
291 :
アグルの日記:2006/10/26(木) 21:38:31 ID:W3DoVS5W0
『勇者の谷』での鍛錬も佳境に入った。
そんな時、地面が割れて変わった形の塔が出現した。
「あれは…シンリョク!」(ガイア)
確かに『深緑』と読める。ガイアいわく、テンカイ(天界)やエンザン(炎山)と並ぶ自然コントロールマシンの1体だそうだ。
そのメインエンジンはエントにそっくりらしい…何だ、そりゃ?!
そこでガイア、トラン王子、イザク、シャザック母子と話し合ってシンリョクの内部を確かめる事に。
シンリョクのメインエンジン部に着くと、花弁を思わせる台座や蔦のようなコードがあった。
すると台座に女性が…矢吹栞、破滅招来体の代弁者だと言うが外見ではそんな感じに見えない。
「地球は人類のために蝕まれ、嘆き怒っています…そんな人類を守ろうとする者には罰を与えましょう。
地球の意志により貴方たちを排除します!」
栞の言葉と共にコードが俺たちを襲うが、イザクの炎とシャザック母子の鎌鼬で切断される。
トラン王子もコードに足を取られたが「こんなもの!」と気合いで引き千切った。
その時、「ふざけるな!」とガイアの身体が紅く輝いた。まさか…
「地球に眠れる真の力よ…我に眠れる古の戦士の系譜の力よ…」(ガイア)
ここでウルトラ・コスモオーラを使うのか!
わかった、ガイア…今回はその力を暴走させてもいいからこの機械をぶっ壊せ!
俺はトラン王子、イザク、シャザック母子を連れてシンリョクから急ぎ退避。
「まさか、この力…あいつの…きゃあぁぁっ!」(栞)
栞の断末魔の叫びと共に、シンリョクは粉々に壊された。
シンリョクの爆発跡地にガイアがいた。
「あの栞って子、ガイアの力を知ってる風な口ぶりだったね」(トラン王子)
ガイアの力を知ってる?栞は『この力、あいつの…』と言ってたな。
ガイアが言うには、栞は破滅招来体によって近未来から俺たちのいる次元世界に来たらしい。
という事は…プロメテウスが栞がいた近未来にも関わってたというのか?!
トラン王子に改めてプロメテウスと栞の関係を聞くと「心当たりはない」との返答。
恐らく、プロメテウスはトラン王子と生き別れる前後に栞がいた近未来にいたのだろうか。
プロメテウス…かなり謎めいた戦士だな。
292 :
ヒビキの日記:2006/10/27(金) 19:19:01 ID:CJ6eaeAN0
インペライザーを倒してから本当に平和だな!
ナカジマ「怪獣出現!インペライザーです!」
なに!奴はダイナとマックスと俺たちが倒したはず!マイ、奴の向かっている場所は?
マイ「えーと・・・フェニックスネストです・・・」
くぅーGUYSの防御網がゆるくなった隙を狙うつもりか!
スーパーGUTS出動!奴を倒すんだ!
ようやっと、俺様が監修を勤める作品、ウルトラマンゴライアンの脚本が完成した
次はこれを放送すべく地球へ行ってイキのいい若者を集めて撮影を行わなければ
よ〜っしレッツゴー地球
ウルトラ、ゴライア〜ン、ゴライア〜ン♪っとな
よっし地球到着〜
あ〜ん、なんだあの変なロボットは
おいゴラア、何やってるんじゃあボケえ
俺様が警告すると、あいつは突然攻撃を仕掛けてきた
お〜し上等だ、ぶっ殺してやる
おりゃあああああああああゴライアンキ〜〜〜〜〜ック
はっ、簡単に装甲がへこんじまったぜ
あ〜ん?そんなへんちくりんな光線に当たる俺様じゃねえ、今度はゴライアンチョ〜〜ップ
ポンコツが、スクラップにしてくれらあ、ふん(インベライザーを持ち上げる)
ウルトラタイフーーーーーーーン!!
ドカーン!!ふははははははそんだけぶっ壊れれば戦えめえ
・・・・何!?再生しやがった
う・・・腕まで剣に変えて、やる気満々だなオイ
そこに地球の戦闘機が飛んできた
おお!猫の手も借りたかったとこだ、よっし、この鉄の化け物を一緒にスクラップに変えてやろうぜ!
294 :
ガイアの日記:2006/10/30(月) 15:28:33 ID:8HYtJ0s10
『勇者の谷』での鍛錬は無事終了。
ここ暫く事件が連続して実家に帰ってなかったから僕の実家がある千葉に行く事にした。
シャザック母子とイザクの次元移動能力ですぐに僕の実家に到着。
両親は僕たちが来た事に驚いたけど「お帰り、我夢」と迎えてくれた(父さんは仕事休みで自宅にいた)。
トラン王子の身の上を両親に話したら驚かれた。
「実の両親がいなくて大変な思いをしたんだね」(父・唯一)
「でも、家族になってくれる人たちがいてよかったわね」(母・重美)
トラン王子は実の両親の事を思い出したのか、照れ笑い。
「この前、お友達の方から渡してくれと言われた」と、父さんは封筒を僕に差し出した。
封筒にはマコト、ナカジ、サトウの連名で「平和をよろしく」と書かれたメモ入りお守りが入っていた。
そういえば破滅招来体との一連の戦いの時にもそう言われて励まされたっけ…彼ららしいね。
「『平和をよろしく』…素敵な言葉だね」
子供シャザックの言葉に僕は苦笑するしかなかったけど、いいプレゼントでよかった。
氷の神殿に帰る前、両親はトラン王子に「いつでも遊びにおいで」と言った。
トラン王子はいつか時空を超える旅に出る運命にある。
再び僕の実家を訪れる事が出来るかはわからないけど…トラン王子は「ありがとう」と僕の両親にお礼を言った。
両親は氷の神殿に戻る僕とアグル、トラン王子、イザク、シャザック母子を見送ってくれた。
アンドロ艇のコンピューターを使って、まずは生き残っているエープ星人達の探索。すると…エープ星人達は全員、1つの村に集まっている事がわかった。
そのすぐそばには、バルタン星人の軍勢が。しかも、バルタン共もここに集結しているようだ。
はは〜ん。エープ星人達はバルタンに抵抗するために一致団結し、バルタン共は抵抗勢力を一掃するために総攻撃を仕掛けようってか。
「ウルフ、いそがないとエープ星人達が!」(マルス)
わかってるから、落ち着け。これはこれで、逆に仕事がやりやすいってもんだ。
アンドロ艇、発進!!
現場に到着すると同時に俺とマルス、そしてアンドロ艇で、バルタン共の背後から総攻撃を仕掛けた。
エープ星人達と俺達とで挟み撃ちの格好になったバルタンの軍勢は一気に陣形を崩した。
奴らはあわててビルガモなんぞを投入してきたが、今の俺達にかかればチョロいチョロい。秒殺で鉄屑に変えてやった。
それにしても…アンドロ艇は、いつにも増して容赦ないというかえげつないというか、バルタン共に対して遠慮なしだな。
まぁ、アンドロ艇はエープ星で守られていた事もあったからな。アンドロ艇にしてみりゃ、エープ星人達への恩返しのつもりなんだろう。
そんなこんなで、俺達とエープ星人は、バルタン全滅に成功した。
「ありがとうございます!なんてお礼を言ったらいいのか…」(タイニーバルタン)
小型機の前で、タイニーは俺達に深々と頭を下げた。
待ちなよタイニー。お土産の代わりに、1つだけいい事を教えてやる。
俺は卑怯者ってのが大嫌いでな。そんな奴がいたら、たとえ後ろからでも…な。
「キャアッ!」(タイニー)
俺の投げたスォードUが、タイニーの右肩を切り裂いた。
右肩を押さえて、タイニーバルタンはうずくまった。そして、タイニーの体は一回り大きくなり、呻き声もタイニーの愛らしい声から野太い声に変わっていった。やっと正体を現すか。
「ぐおぉぉ…いつから気付いていた?」(バルタン星人)
アホか、テメーは。最初からバレバレに決まってんだろ。
アンドロ艇のコンピューターで、タイニーがダークバルタン達と一緒にいる事まで調べがついてるっての。
「フォッフォッフォッ…その割に、俺を一人でアンドロ艇に残すとは迂闊だったようだな」
バルタンは、右肩を押さえたまま立ち上がった。
「フォッフォッ…貴様らがいない間に、この船に高性能の時限爆弾を仕掛けさせてもらった。犠牲は予想以上に大きかったが、これでアンドロの三種の神器の1つは永遠に失われるのだ!フォッフォッフォッ…」
馬〜鹿。俺達の言う事も聞いてくれないような船が、お前なんぞの好きになってたまるか。
そうだろ?アンドロ艇さんよ。
「先ほど仕掛けられた爆弾なら、すでに爆破装置の回路を狂わせてある。今後は、この船の予備の目覚まし時計にでも使わせていただく事にしよう」(アンドロ艇)
「そんな馬鹿な…」(バルタン星人)
そういう事だ。だから、安心して地獄に堕ちてくれ。お友達が待ってるからさ。
俺の後ろでマルスは静かに黄道の剣を降り上げ、一気にバルタンの頭を叩き割った。
「とりあえず…これで終わりのようだな」(マルス)
そうだな。アンドロ艇のコンピューターで調べてみるとピース星はもちろん、この辺一帯の宙域にバルタンの影はない。
エルパ…終わったよ。これからも、この星を見守ってやってくれよ。
297 :
壬龍の日記:2006/10/31(火) 18:15:48 ID:V/w4+82w0
氷の神殿の三種の神器の保管場所でPALと雑談中、我が目の前が光った。
見ると、そこには光の申し子≠スちとトラン王子、シャザック母子、イザクがいた。
『勇者の谷』での鍛錬を無事終えてガイアの実家がある千葉に行ってきたのだそうだ。
ガイアにとっては久々の帰郷…御両親も喜んだろう。
「只今!…あれ?何でグランテクターが残されてるの?」(ガイア)
私は、アンドロ艇がウルフとマルスを乗せてピース星に行ったら黄道の剣が自らついて行った事を話した。
そして、ピース星の一大事を龍玉を通して説明。
「ピース星にバルタン星人が居座っていたのか!」(アグル)
だが大丈夫…ピース星にて暮らすエープ星の民たちとの協力でバルタンの過激派は一掃されたようだ。
光の申し子≠スちとトラン王子、シャザック母子、イザクは安堵の表情を浮かべた。
「そうだ、ウルフたちが戻ったらアンドロ艇につけてあげようと思ってるんだけど」(ガイア)
ガイアが出した封筒の中にはお守り…ガイアの御学友の連名で『平和をよろしく』と書かれたメモが入っているとか。
面白い励ましだが、ガイアに贈られたのであろうにいいのか?
「実は2個入っていたから1個はEXにつけるよ」
ガイアはそう言って早速お守りの1つをファイターEXのコックピットに飾った。
「『平和をよろしく』…いい言葉ですよね。アンドロ艇も喜ぶでしょう」(EX=PAL)
そうだな…だが喜んでくれるか、どうか…
へええ、へええ、あー畜生手こずらせやがって
ぶん殴って叩き蹴ってかじりついて投げつけてよーやくと両足を完全粉砕して動きを止めてやった
おお!なんか光りだしたぞ、また再生するのか?
っと思ったら何かテレポートする見てえだな・・・・・・
にいがすかああああああああああああああああ
このロボットは俺様の物だああああああああああ
ゴライアンきいいいい〜〜〜やばい流石の俺様も体力が尽きたみてえだ
おのれどこぞの凶悪宇宙人、今日のところはこのくらいで勘弁してやるが、次あったらこうはいかねえぞ
・・・それはそうと人間体になって体を休めねば
え〜とてっきとうに人間の姿を借りよう
ん?なんだこの張り紙は?この顔にピンと来たら110番?
なんのこっちゃ
よし、とりあえずこの姿になろう
ふー落ち着いた
クゼ「ああああああああああお前は指名手配中の殺人強盗犯!」
何だ?確かおめえはGUYSの隊員の・・・
クゼ「う・・・動くな!一歩でも動いたら・・・」
何だ?物騒なもの向けんじゃねえよおい
ん?今度は警察の皆々様の登場か?何か事件か?
うお!何だ?俺様なんか悪い事したのか?
・・・・・・いや、こいつら、さては宇宙人だな
そうとなったら容赦はいらねえ
どりゃああああああああああああああ(パトカーを持ち上げて投げつける)
ふははははははははこの俺様にそんな拳銃はきかんわ!
(世界の平和を乱す)ゴミ共め!この俺様が(愛と正義に代わって)皆殺しにしてくれる!!
()の部分は恥ずかしいから言わなかったぜ
どりゃあああああああああせいやあああああああああああああ
最終的に警官に化けたソルジャー(勝手に命名)を全て吹っ飛ばして、残るはGUYS隊員に化けた奴だけだ
クゼ「フェニックスネスト、応答願います!宇宙人が町に・・・」
なにい?フェニックスネスト?
野朗GUYSを乗っ取ってるって事だな!!
ゆるさあああああああああああああん、あばら骨へしおりゴライアンパーーーーーーンチ
クゼ「ぐはあああ」
ふん、きりもみしながら口から血を吐いて飛んでいったわ
さああて、フェニックスネストを取り戻しにいかねえとな
この程度の宇宙人、メロス達の手を焼かせるまでもねえ
大体俺は高山の坊ちゃんや首多いドラゴン嫌いだし!
なんであんな争いとは無縁の連中が俺様より強いんだ、まったく!
まあ、味方の文句言っても仕方ねえか、そう言う仕様だし
それはそうとネスト到着
途中宇宙人共が検問はってたがそんなもんは強行突破してやったぜ!!
ネスト一般隊員「何者だ!貴様は」
うるせえええええお前ら全滅させてやるから覚悟しろ!!
ネスト一般隊員「敵だあああ昼間から堂々と真正面から敵だああああ」
ゴライアン背負い投げええええええええ
ネスト一般隊員「ぎゃべは」
お前ら!俺様(と世界の秩序と平和)にしたがわねえ奴は皆殺しじゃああああああああああ
どりゃあああああああああああああああ
リュウ「くっそお・・・俺たちの・・・俺たちの砦が・・・」
ふん、お前らごときがいい気になるからこうなるのだ!
当然の報いだな
リュウ「侵略者に言われてたまるかよ・・・」
(こいつさては地球人がノンマルトを侵略した事をまだ言ってやがるな)
黙れええええ ばきいい
さて、GUYS隊員に化けてる奴はミライとサコミズ隊長以外全部倒したぞ
しっかしうまく化けたもんだな、まるで本物の人間みたいだったぜ
だが俺様は騙されねえぞ!!ついにネストの作戦室だ!!
やい女、おめえがボスだな!
ミサキ「この基地は、渡さない!!」
マル「総監代行、下がって」
ゴライアンパンチ!
ドカ、バキ、ボカ
よおおおおおおしこの基地は解放したぞおおおおおおおおお
早速その他の防衛軍に連絡だ!
回線を全防衛軍に繋いでっと
そうだ、最近流行の言葉を使おう
フェニックスネスト、とったどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うん?これどうやって受信するんだ?
まあいいや、後はこの星の防衛軍に任せよう
さーて俺はこれからウルトラマンゴライアンの撮影準備とか始めないとな
無限の明日へしゅっぱ〜つ
ウルトラマンゴライア〜ンとな、あ〜よいよい
301 :
壬龍の日記:2006/10/31(火) 23:15:18 ID:YSnT8EYn0
「アンドロ艇の波動を感じる」とガイア。さすがプロメテウスとトラン王子に近い波動の持ち主だな。
三種の神器の保管場所にアンドロ艇が入り、ウルフとマルスが降り立った。
すると黄道の剣がガイアに渡り、その意志を感じ取ったガイアはグランテクターの傍に黄道の剣を安置した。
「ウルフ、マルス、アンドロ艇、お帰りなさい」(ガイア)
「只今…話があるので中へ」(アンドロ艇)
こう言われた我らはアンドロ艇の中へ入った。
ピース星での一大事の際にウルフとマルスが会ったタイニーバルタンは偽者だったとの事。
本物のタイニーはダークバルタンたち穏健派と一緒にいるとアンドロ艇のコンピュータでの調査で判明したそうだ。
「タイニーに化けたバルタンはこの艇に時限爆弾を仕掛けた…既に爆破装置の回路は狂わせてあるので爆発はしない。
せっかくなのでこの艇のための時計として再利用をと考えているのだが」(アンドロ艇)
「だったら俺が作り直してやるよ」(アグル)
時限爆弾はアグルにより時計に作り直され、アンドロ艇につけられた(爆破装置部分は氷の神殿の外で破壊)。
お守りを携えたガイアがアンドロ艇へ…ウルフたちが戻ったらアンドロ艇につけると言っていたな。
「僕の友達が『平和をよろしく』と願いを込めたんだ。
ついでに航行の安全も願う意味でアンドロ艇にプレゼントするよ」
そう言ってガイアはアンドロ艇のコックピットにお守りを飾った。
「こういうのは本来私には無縁だが、ありがたくもらっておこう。
『平和をよろしく』か…ガイアの御友人はよい名言を残したな」
アンドロ艇は余程嬉しかったようで、その声が弾んでいるように感じた。
や〜っと、地球に戻ってきた。
全く…いろんな事がありすぎたよ。今回の休暇は。
バルタン星人の反乱分子を片付け、奴らに壊されたエルパの墓の修繕…あのセミ公共のせいで、休暇も何もあったもんじゃない。通常の任務と変わんねーじゃねーか。
思い出すだけで腹が立ってきた。
おかげで、帰りのアンドロ艇の中では俺もマルスも爆睡モードだよ。
アンドロ艇なら、ほっといても氷の神殿を目指してくれるからな。
氷の神殿に降り立ち、俺とマルスは口頭によるメロスへの報告。
俺達と入れ替わりに、ガイア達がアンドロ艇に呼ばれて中に入っていった。
メロスもゾフィーも、壬龍の龍玉で俺達の様子を見ていたらしい。ま、そんな事だろうとは思ったけど。
「2人とも、よくやってくれた。ご苦労さん。ちなみに、今回のピース星行きは、私は通常任務と考えているから、休暇にはカウントしてない。今日明日を2人の休暇に当てるから、ゆっくり休んでくれ。報告書は、明後日から取り掛かってくれればいい」(メロス)
ありがてぇ!まさに天の声だ。
俺は自室に戻り、荷物もそこそこにベッドに潜り込んだ。
さ〜て、死んだように寝るぞぉ〜♪
303 :
岸田の日記:2006/11/01(水) 16:22:14 ID:p8Z1EdlJ0
こちらNEO−MAT本部!こちらNEO−MAT本部!
南極応答願う!繰り返す南極応答願う!
正体不明の侵略者の攻撃でフェニックスネストが壊滅した!
南極応答願う!
くっそお、アルゴ星人でも再来してきたのか?
畜生!
ウルフとマルスが束の間の休息に入ると同時に、日本のNEO-MATから緊急連絡が入った。岸田隊員か。
「正体不明の侵略者により、フェニックスネストが壊滅した。大至急、応援を頼む!」
何だと!?
モニターで日本のフェニックスネストを映し出すと…その場所はすでに焦土と化しており、瓦礫の上で1人の男がふんぞり返って座っている。
ん…男だと?
何度確認しても、そこには人間しか映っていない。
「この男、たしか強盗殺人犯だ。実家に帰った時に見た、近所の交番に貼ってあった指名手配犯だ!」(ガイア)
いつの間にか、ガイア達も集まってきていた。
「しかし、何故強盗殺人の犯人がGUYSの基地を?もしや…」(壬龍)
私も、壬龍と同じ事を考えいる。
恐らく、こいつは宇宙人か何かだろう。でなければ、フェニックスネストをこんな風に出来るわけがない。
「あ、正体を現しますよ!」(アグル)
男は正体を現し、どこかへ飛んでいった。
…はっきり言うが、凶悪な宇宙人か何かの方が私としては気が楽だった。
そこに映っていたのはゴライアンだった。
「なんで、ゴライアンが…」(ガイア)
「まさか、何者かに操られているんじゃ?」(アグル)
ゴライアンに限って、それはないだろう。
たしかに奴は精神系の攻撃を不得手とするが、逆に奴には精神攻撃は通用しにくい。
「わかります。ゴライアンって、神経も筋肉で出来てそいだから」(アグル)
ごめん、ゴライアン。フォローできないわ。
ガイアと壬龍。ここは笑う所じゃないが、我慢するぐらいなら大笑いしてくれ。
恐らくは、奴の勘違いか何かで暴れたのだろう。
「それより、どうします?何なら僕とアグルが…」(ガイア)
いや。君達も修行から帰ったばかりで疲れてるだろうし、何より今は自分達自身が為すべき事に時間を使うべきだ。
壬龍、ここを頼む。
私とゾフィーで、何とかゴライアンを説得してみる。
「心得た」(壬龍)
私とゾフィーは日本に飛んだ。
お〜れ〜はゴライア〜ン戦闘たいちょ〜
あれ?フェニックスネストが焼土と化している
中の宇宙人を倒しただけで俺はネストを破壊なんてとんでもない真似はしていないぞ
糞!一体何者が!
そう思ってフェニックスネストに急行すると、GUYSの隊員が何者かに酷い重症を負わされたと道行く人から聞かされた
ぬう、俺様が偽者を粉砕した後に戻ってきた本物をその宇宙人がぶちのめしたんだな!!
しかも体の骨や内臓が物凄い力で破壊されている?
まるで俺様みたいな戦い方をする宇宙人だな
ん?ネストの瓦礫の中に人間が!
ああ!俺様に変身して飛んでいきやがった!!
変な宇宙人め!さては俺様に化けてウルトラ戦士の信頼をがた落ちにする気だな!!
そうはさせねえぞ!!
チェーーーーーンジウルトラマンゴライアーーーーーーーーン
待てええええ糞宇宙人めえええ
偽ゴライアン「ふん、ウルトラマンゴライアン、もう私の存在に気づいたか」
何者だおめええ面見せろ!そして死ねええ
「ママ〜あのウルトラマン怖いよ〜」
糞、偽ウルトラマンめ、子供を怖がらすとは許せねえ
喰らえ!キングから盗んだ(正確に言うと真似した)洗礼光線!!
偽「うわああああああ」
汝の正体見たり、バット星人!!
地球の皆さん!GUYSを襲ったのは全部こいつの仕業ですよ(偽者を置いて基地を乗っ取り、基地が解放されて隊員達が戻った後に破壊した)
「そうか、あの宇宙人がGUYSを」
「ひでえ宇宙人だ」
バット「ん?おい待て、俺は基地を襲撃してみたらもぬけの空で」
御託はいい!!GUYSの皆さんを痛めつけ、基地をぶっ壊し、俺様に化けたことは許さん、ぶっ殺してやる
バット「少しは話をk」
ウルトラハリケーーーーーーーン
バット「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
ちゅどーーーーーーん
終わった・・・しかし基地は直せばいいし、俺様に化けるだけならともかく、GUYS隊員に重症を負わせるとはけしからん奴だ
まったくもってけしからん、許せん!
しかし俺様の人間体、かっこわるいからやめよう
えーと今度は・・・あ、またこんな所に張り紙が
「この人を探しています 見つけられましたら***」
これがいい、何かいてあるかとかよくわからんが、まあ、アレだ、アイドルかなんかだろ
よし、変身!!
307 :
ガイアの日記:2006/11/02(木) 18:48:26 ID:r8FXMQxP0
『平和をよろしく』のメモ入りお守りをアンドロ艇のコックピットにつけたらアンドロ艇が喜んでくれた。
「ガイアの御友人はよい名言を残したな」(アンドロ艇)
どうも♪気に入ったみたいでよかった。
司令室に行くと、NEO-MATにいる岸田隊員から緊急連絡が入ったとか。
正体不明の侵略者の攻撃でフェニックスネストが壊滅したそうだ。
モニターに映るフェニックスネストの場所を見ると焦土と化していて男が座っている。
見た事があると思ったら千葉の実家の近所の交番に貼ってあった指名手配ポスターの強盗殺人犯にそっくり!
普通の人間なら出来るわけがないと思った次の瞬間、男は何とゴライアンの姿になり飛んでいった!
僕もアグルも、ゴライアンは何者かに操られているのでは?と思ったけどメロスが言うにはあり得ない事だとか。
ゴライアンは精神系攻撃は不得手だが精神攻撃が通用しにくいそうだ。
「ゴライアンは神経も筋肉で出来てそうだから」
アグルのこの言葉に僕と壬龍は笑いを堪えるのに必死でメロスも「フォロー出来ない」と苦笑い。
「鍛錬から帰ったばかりでお疲れだろうから」とメロスとゾフィーがゴライアンを説得しに日本へ飛んだ。
「ウルフとマルスにも知らせた方がいいかな?」(トラン王子)
今、ピース星の一件で疲れて眠っているから起こさないでね。ウルフとマルスには僕から話すよ。
壬龍と一緒に怪獣たちに事情を話すと「只事では済まされないだろう」との共通意見だとか。
メロスとゾフィーが説得しても、ゴライアンの事なので逆に事態をややこしくしかねない…だって。
大丈夫かな?
308 :
岸田の日記:2006/11/02(木) 19:30:21 ID:7klj7NU/0
ウルトラマンゴライアンの活躍でバット星人の地球侵略は事なきを得たか
・・・しかしバット星人が現れた時間と、フェニックスネストから「フェニックスネストとったどおおおおおおおおおおおおおお」
と言う通信が入った時間に少しずれがあるような気がするんだが・・・
A ゴライアンが勘違いでネストの皆さんをぶちのめして去っていた後、ゴライアンに化けたバット星人がネストを攻撃した
・・・つまりGUYS壊滅の原因は隊員をぶちのめしたゴライアン
私とゾフィーで日本を目指していると、南極のガイアから連絡が入った。
「フェニックスネストの件は片付いたそうです」
との事。ゴライアン絡みの割に、やけに早く片付いたな。
「それがですね。何でも、バット星人がゴライアンに化けていたそうです。そこに本物のゴライアンが現れて、無事に解決したそうですよ。岸田さんは、何やらまだ考え事をしているようでしたが…」(ガイア)
そうか。だったら、私達が日本に向かう必要もなくなったな。
私とゾフィーは、Uターンして南極に帰る事にした。
「なぁ、メロス。一つ、気になる事があるんだ…」
ゾフィーが、心配そうな声で話しかけてきた。
実は、私にも心配事がある。恐らく、ゾフィーと同じ事を考えているのだろう。
「ゴライアンの事だが…これで、騒動が終わったと思うか?私は、これが始まりのような気がしてならんのだ」
同感だ。
ゴライアンの事だ。また、行く先々でいらぬトラブルを巻き起こしそうな気がする。
いや、その可能性は高い。
どうやら、地球には1人で来てるっぽいし…。
「お目付け役が必要だろう」
そうだな。しかし、そこいらの奴の手に負えるような奴でもない。
となると、適任者は限られてくる。
ゾフィーは光の国にいるドリューやフレア達に向けて、ウルトラサインを発した。
ゴライアン頑張って!
気が付くと、俺は片目を失って、変わり果てたあの星の上で倒れていた
そうか・・・俺は・・・俺はバードンに負けて・・・そして・・・そしてこの星は・・・・
うわあああああああああああああああああああああああ
俺は・・・・・・・俺は守れなかった・・・・・
サラアアアア・・・カルゥゥゥゥ・・・う・・・う・・・
そしてその時、俺の耳に声が聞こえてきた
それは滅び去った者達の、滅んだこの星の最後の声
すなわち、恨みと、憎しみと、妬みと、そして恐怖の声
あああああああああああああああああああああああああああああああ
ゥアアアアアアアアあああああああああああああああああああああ
ガアアあああああああああああああああああああああああああああああ
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
・・・・・・・・この星が滅びた原因はなんだ?
ウルトラセブンだ
奴がバードンの養殖所さえ作らなければこの星は滅びなかった
セブン!俺はお前を殺す!この鎧に誓って!
俺は今からハンターナイトファイタスだ!!
まずセブンを殺し、次はもう一つの原因、ゾフィーだ、偽善者共を殺して、この恨みを晴らしてやる!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
312 :
フレアの日記:2006/11/04(土) 22:16:19 ID:98yuzCdq0
メロスからウルトラサインが来た
何々?ゴライアンの面倒を見てくれ?
いや俺これからザージのウルトラ大要塞の修復手伝いに行かなきゃならないんわ・・・
悪い、他、当たってくれ
と言うかゴライアンだって大人だぜ、いくらなんでも問題を連発するわけねえだろ
メロスも心配性だな
せいぜい核爆発位なもんだろうよ
ドリューーーースピーーーンキイイイイイイク
ドカーーーンバキーーン
ふん、アンドロメダの平和を乱すUFO怪獣め!思い知ったか!
あれ?メロスからのウルトラサインだ
なになに、ゴライアンの面倒を見るため地球に来てくれ?
俺は今メロスがいないアンドロメダの警備をしてるから俺がいなくなるとアンドロメダが・・・
というかメロス、本来ならお前がここを守らなくちゃいけないんだぞ
地球にとどまるのはいいが、地球はNEO−MATやメビウスやコスモスやレオやセブンやゴライアンに任せてそろそろこっちに戻ってこないか?
と言うかそろそろ戻ってこないとアンドロメダ支部隊長の座が俺の物に・・・
いや遊撃隊員として今までやってきた俺はこうやってひとつの所に腰をすえるのは嫌なんだよ
だからメロス、早く帰ってきてくれ
314 :
壬龍の日記:2006/11/04(土) 23:06:51 ID:rph/SA820
メロスとゾフィーが出かけている間、NEO-MATの岸田殿から通信が入り、ガイアが応対に出た。
岸田殿いわく、バット星人がゴライアンの姿でフェニックスネストを襲撃したが本物のゴライアンがバット星人を倒したとの事。
ガイアはメロスとゾフィーにこの旨を伝えるも、岸田殿の何か考え事をしている様子が気になると言った。
そこへメビウスが駆け込み「フェニックスネストが襲撃されたと聞いたんですが…GUYSの皆は無事ですか?」と問うた。
ガイアに頼んでモニターに再生してもらったフェニックスネストの映像を見たメビウスはショックで泣き崩れた。
光の申し子≠スちとトラン王子が宥めたおかげでメビウスはおちつきを取り戻した。
ガイアの言葉を思い出して龍玉で探ってみた。ゴライアン…何という事を仕出かしたのか!
「何か、わかったの?」(トラン王子)
全てはゴライアンの勘違いから起こった事…GUYS壊滅の原因はゴライアンにある!
「あの野郎〜!」(アグル)
「いくら何でも酷いよ、それ!」(トラン王子)
「怒りを通り越して情けなくなってきた」(ガイア)
「宇宙警備隊…否、光の国全体の恥ですね」(メビウス)
方々の言葉は尤も…怪獣たちも「メロスとゾフィーが説得しても逆に事態をややこしくしかねない」と言っていたが…
こうなれば、ゴライアンに対して光の国に強制送還させるくらい強硬な態度で臨まねばなるまいか。
ゴライアンめ…これ以上地球の民に迷惑をかけ続けるならば極上の地獄を味わわせてくれようぞ!
私はガイアに「万一の時にはウルトラ・コスモオーラでゴライアンを吹き飛ばしても構わぬ」とこっそり言い含めた。
ゴライアンの事なのでウルトラ・コスモオーラをくらっても平気であろうが、死なない程度にな。
今俺様は地球の平和を守るべく勇敢な若者を探している
なんか最近NEO−MATの名前が元に戻ってMATになり、イデ隊員の子供が隊員として入るとか言ってたので、MATに入る事にしよう
えーと中に入る隊員は誰がいいかな〜
岸田隊員・・・いや長官のご子息はちょっと・・・
南隊員・・・うーんなんかな〜
上野隊員・・・華が無い、ボツ
丘隊員・・・は女性だから論外
イデ隊員の息子さんはキャラ的に仲間の状態の方が役に立ちそうだから止めておいて
じゃあ・・・ん?あの青年、いい!勇敢で、仲間を思う心を持ち、そして優しい
名前は・・・・・・バン(メビウスに出たバン隊員とは別人)
いやしかし死んでない隊員に乗り移るのはな・・・
む!アレはオイル怪獣タッコング!
よ〜〜〜し俺様の力でこんな奴!
・・・・なんだこいつ、通常のタッコングよりずっと強い!
まさか・・・・・
その時、地球の空に不気味な黒い影が現れた
あれは・・・・・・・・・・アルゴ星人・・・・・・・・・
糞、俺様の力でもこのタコは・・・ぐわあああああああ
うぐぐ・・・あ、よせ、バン青年!ウルトラマンの勝てない相手に立ち向かうな!死ぬぞおおおお
ああ・・・本当に・・・・
よし!お前を死なせるのは惜しい!!合体だ!そして蘇れ!バンヒロト(何度も言うけどメビウスの人とは同姓同名別人)!!
氷の神殿に帰り、壬龍やガイアからゴライアンの事を聞いた。
…ハァ。そんな事だろうとは思った。
「しかし、これも始まりでしかないんだろうな」(ゾフィー)
ドリューやフレアからの返事も芳しくなかったし…。
ゴライアンも悪い奴じゃない、むしろ根は良い奴なだけに難しい問題だな。
「あの…前から言おうと思ってたんですが…」
とガイア。
「お2人とも、ゴライアンに甘過ぎるんじゃないですか?いくら、古くからの友達だからって」(ガイア)
そうか?そんな事、ないつもりだったが…。
「左様。私も、ゴライアンの事なら純粋で真っ直ぐな男だと評価している。しかし、だからって何でもかんでも許されるというわけではあるまい。むしろ、「いい奴」だからこそ、時には厳しく言わねばならぬのでは?」(壬龍)
たしかに。ガイアと壬龍の言う通りだ。
「強制送還もウルトラ・コスモオーラも、あくまで最終的な措置。古くからの友達であるそなた達の言葉であれば、ゴライアンもわかってくれよう。ああ見えて、聞く耳は人一倍持っている男」(壬龍)
わかった。ゴライアンを探し出し、私とゾフィーでもう1度ゴライアンを説得してみよう。
「それに…今、ゴライアンには光の国に帰ってもらうわけにはいかぬ。これから、再びゴライアンにも活躍してもらわねばならぬ事もある故…」
そう言いながら、壬龍は龍玉を見ていた。
アルゴ677より母星
アルゴ677より母星
前任者の敗北は我々としては予想外の出来事である
これにより地球全滅の邪魔である多次元生命体を自分達の世界に押し戻す装置を開発した
この機械を用いれば、ウルトラマンガイア、アグル、ダイナ、ティガと言った別の世界のウルトラマンは自分の世界に強制送還させられる
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
ウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツウルトラマンマッサツ
319 :
ガイアの日記:2006/11/06(月) 01:06:46 ID:Z/BkKHEo0
メロスとゾフィーが氷の神殿に戻ったので壬龍と一緒にゴライアンの事を話したら「そんな事だろうと思った」と溜め息をつかれた。
ドリューやフレアにウルトラサインでゴライアンの目付け役を頼むも、多忙を理由に断られたらしい。
だけど…メロスもゾフィーもゴライアンには甘すぎるのでは?と思う。
「私もゴライアンを純粋で真っ直ぐな男と評価している…しかし、だからとて何でも許されるというわけではあるまい。
むしろ『いい奴』だからこそ時には厳しく言わねばならぬのでは?」
壬龍の言葉には僕も同感だ。
壬龍に「万一の時はウルトラ・コスモオーラでゴライアンを吹き飛ばせ」と言われた。
光の国に強制送還させるという手もあるけど、今は光の国に帰らせるわけにいかないのでどちらも最終的措置で…との事。
メロスとゾフィーは再びゴライアンを捜して説得すると言ってくれた。
その時、僕のXIGナビが鳴った。PAL、どうしたの?
「ゴライアンの事でアンドロ艇から意見があるそうです」(EX=PAL)…えっ?
「ガイアの波動を通じて話は聞かせていただいた。
ゴライアンは己に忠実で純粋に己の心の赴くまま生きる者と見た。
ゴルゴダ星(人工)の事件の時、途中で私の中で暴れて出て行ったが、あの時はさすがに危険で壊れると思ったな。
彼がメロスとゾフィーの言葉で反省してくれる事は私も期待する。
その行動が地球や宇宙警備隊に災いをなす事にならねばよいが、敵に回したら宇宙警備隊を潰しかねぬ」(アンドロ艇)
…ゴライアンはある意味で危険人物って事?
「そう考えて構わぬ…最終手段でガイアがウルトラ・コスモオーラを放つならパワー20%増しでやっていいぞ」
アンドロ艇…貴方って凄い事を言うね。
ほとんど爆睡で終わった休暇も明け、俺とウルフはピース星の一件の報告書に取りかかっている。が、思いの外はかどらない。
「勇者の谷での鍛錬は、そりゃもう凄いものでさぁ〜」(トラン)
…このクソガキがまとわりついているせいだ。
「本当、何度も死ぬかと思っちゃったよ!」
…死ねばよかったのに(ボソッ)。
「あ〜言っとくけど、俺はあの修行でかなり強くなったと思うよ。父さんにはまだかなわないけど、多分マルスやウルフと同じくらいにはね」
ああ、そうかい。わかったから、向こうで遊んでてくれ。
「マルスみたいに、俺のコスモテクターにもトランSPをつけてもらえば、三種の神器だって普通に扱えるんじゃないかな?」
この台詞には、さすがに本気で腹がたった。
お、ガイアにアグル。ちょうど、いい所に通りがかった。
悪いが黄道の剣を持ってきて、この王子様に渡してやってくれ。
鍛錬の成果とやらを試してやる。
というわけで、俺達はトレーニングルームにやってきた。
「僕が黄道の剣を使うのはいいとして、マルスはグランテクターを着なくていいの?コスモテクターなんかじゃ、マルスの体は真っ二つだよ」(トラン)
当たれば…の話だろ?そういう心配は、俺に一太刀でも浴びせてからにしろ。
「言ったな!マルスなんか、アジの開きみたいにしてやる!」
そう言って、トランは黄道の剣を手に襲いかかってきた。
しかし、まぁ…何て無茶苦茶な振りだよ。避けるのは簡単だけど。
「ぜぇぜぇ…何で当たらないんだよ…?」(トラン)
息が切れ始めたか。そろそろだな。
「わ、わっ!剣が勝手に…誰か助けて!」
ほ〜ら、言わんこっちゃない。トランは、黄道の剣の膨大なエネルギーに振り回され始めた。
俺はトランの右側に回り、手刀で黄道の剣を叩き落とした。
「はぁ…はぁ…なんで…」(トラン)
これでわかったろ。ほんの数日の厳しい鍛錬ごときで、いきなり強くなってたまるか!
表でマラソンでもして、その呆けた頭をちぃと冷やしてこい!
おい、ガイア。何度もこき使って悪いが、トランがサボらないように見張っててくれないか。
また、ふざけた事をこきやがったら、蹴りの2〜3発は入れちゃっていいからさ。
そう言うと、ガイアとトランは手を繋いでトレーニングルームから出ていった。
やれやれだぜ。
「相変わらず、トラン王子に厳しいですね。それより、今の組み手の事ですが…」(アグル)
なんだ。やはり、アグルも気付いたか。
「たしかにあれは剣術…いや、それどころか大根切りにも程遠い代物でした。それでも、トラン王子は自分の腕と意志で黄道の剣を振り回していましたよ。まぁ、最後の方はアレでしたがね」(アグル)
わかってる。黄道の剣の持つ膨大なエネルギーを、一時とは言えトランは抑え込んでいた。
俺はトランの組み手には何度か付き合っているが、今日はいつもよりも早くバテ始めた。
黄道の剣のエネルギーを抑え込む事で、トランの心身にいつも以上の負担がかかったからだろうさ。
「さすが、わかってますね。けど、その事をトラン王子に言わないんですか?」(アグル)
言うわけないじゃん。これを言った場合、トランの次の行動なんざ手に取るようにわかる。
間違いなくつけあがるだろうし、生意気度も倍増しになるに決まってる。
そうなりゃ、どんな厳しいトレーニングをこなそうが、一瞬にしてパーになるからな。それじゃ意味がない。
「そうですね。それがトラン王子のためですし。それにしても、ふふっ…」(アグル)
ん?俺、何かおかしな事でも言ったかい?
「いえ…ただ、今のマルスの台詞、こないだマルスがバーチャル壬龍とのトレーニングをした時に、ウルフが言った台詞とまるで同じなんで。マルスとトラン王子、よく似てますよ。トラン王子がマルスによく懐いているのも、よくわかります」(アグル)
俺が?トランと?冗談じゃねーっての。
やれやれ…。
そういや、休暇と報告書で、ここしばらく運動不足だったな。肩がこっていけねぇ。
さて、バーチャルマシーンで軽く一汗流していくか。
323 :
壬龍の日記:2006/11/06(月) 16:25:30 ID:zfL7tNUw0
再びゴライアンを捜すと言うメロスとゾフィーを見送ろうとした矢先、氷の神殿の外で爆発音が響いた。
外に出た直後、「ど喧しい!」の叫びと共に再び爆発音が響いた。
爆風で飛ばされかけたが、爆発音の出所に行くと巨大クレーターの中にトラン王子が半焦げ状態で倒れていた。
巨大クレーターの傍にガイアがいたが、ガイアはかつて見た事もないような怒りの形相だったので怖かった。
問うてみると、トラン王子が『勇者の谷』での鍛錬の成果を見せると言ってマルスと組み手をしたら失敗との事。
「外でマラソンしてこい」とマルスに言われたため、ガイアが監視役を兼ねて一緒にやっていたそうだ。
だが途中でトラン王子が泣き言を言ったのでウルトラ・コスモオーラ2連発を浴びせて黙らせたとか。
巨大クレーターの正体はそういう事か…
トラン王子を医務室に運ぶと、フロル姫と夕子殿、シャザック母子がいた。
彼女らもガイアの怒りの形相が怖かったようで、子供シャザックも「ガイアが怖い〜!」と半泣き。
「トラン王子を治療したら、きっちりしっかり説教してやって!」
ガイアはこう言ってトラン王子を引き渡した後、医務室を出た。
私がフロル姫と夕子殿、シャザック母子に事情説明していると、3度目の爆発音が!
もしや…と思い行こうとすると、ウルフとマルスがガイアに引き摺られて医務室へ運ばれた。
「この2人もお願いします!」とガイアはウルフとマルスを引き渡し、怒りの表情のまま出て行った。
ウルフとマルスはガイアがトラン王子にウルトラ・コスモオーラを浴びせた事を聞き、ガッツポーズをしたらしい。
これでガイアを本気で怒らせ、やはりウルトラ・コスモオーラをくらったそうだ。
アグルが言うには「ガイアのマジギレモードの時は不用意に話しかけない方がいい」との事。
とりあえず皆に事情を話し、ガイアの怒りが収まるまで待とう…
タッコングに負け、死んだ俺だったが、ウルトラマンのおかげで蘇る事ができた
これからこの力を皆の平和のために有効に使おうと思う
そんな時、また新たな怪獣が現れた
今度はアーストロンだ!
GUYSと共同戦線を張って殲滅する作戦が立てられ、俺はマットアロー2号で出撃した
しかしマットアローのミサイルも、ガンフェニックスの光線も大した効果が無いようだ
このままじゃ怪獣は市街地に・・・よ〜し、こうなったら、ウルトラマンになってやる
変身ブレスレットを掲げて、俺はゴライアンに変身した
行くぞ!凶悪怪獣
しかし変身したタイミングが悪かったようで、ガンフェニックスの光線が当たってしまった
いたた、まあミスは誰にでも・・・
ああ!ゴライアンがガンフェニックスを攻撃し始めた!
「侵略者め!まだ生きてやがったか!」
ゴライアン、アレは誤射だ!やめろ!
止めるがゴライアンはガンフェニックスを攻撃する、ガンフェニックスは何とか回避しているが、このままではあたってしまう
そこにアンドロメロスとゾフィーが空の彼方から飛んできた!
ゴライアンを止めてくれ
二人がかりでゴライアンを止めるゾフィーとメロス
メロス「ゴライアン、君の誤解だ、アレはどう考えても誤射じゃないか」
ゴライアン「メロス、騙されるな!あいつらは侵略者だ!!」
ゾフィー「ゴライアン、いい加減にしろ」
・・・・・とりあえずアーストロンをなんとかしませんか?
メロス「あ」
ゾフィー「ごもっとも」
ゴライアン「・・・・」
3人の光線技でアーストロンは倒された
しかし、ゴライアンはガンフェニックスへの攻撃をやめない
メロス「ゴライアン、いい加減にしろ!でないと本当に強制送還させるぞ!」
ゴライアン「俺が強制送還するだけで侵略者が倒されるんなら喜んでしてやらあ」
ゾフィー「やむおうえないか」
拘束光線を発射するゾフィー、しかしゴライアンはそれを避けて更にガンフェニックスを攻撃する
そこに雷が落ちて、ゴライアンに命中した
アレは、アンドロ艇!ウルトラマンガイア、アグル!
ガイア「ゴライアン!ウルトラの星に帰れ!」
言って、攻撃してくるガイア
しかしゴライアンはその攻撃も避けて
逆にアンドロ艇を攻撃した・・・・・・・・
ゴライアンの攻撃が命中したアンドロ艇から、何か黒いものが湧き出てきた
ゴライアン「貴様が今回の事件の元凶だな!デビロン!」
ガイア「ああ!」
壬龍「なんと」
デビロン「ふん、わかったか」
ガイア「どういうことだ?」
ゴライアン「あのガンフェニックスに乗ってる、俺が地球に来たとき攻撃してきた連中も偽者だろう」
デビロン「わははははははははははははははははよ〜〜くわかったなゴライアン、ガイアやアグルにさえ気づかれずに潜伏していたのに、まさかお前に見抜かれるとは」
ガンフェニックスが真っ黒い色に変わり、マットアローを撃墜した
デビロン「負けたと見せかけてアンドロ艇の意思に侵入して乗っ取り、反撃の機会を伺っていたのだ、
そして偽人間を作って防衛軍や警察に偽者を紛れ込ませ一斉攻撃を行おうとしていたが、お前にそれを見抜かれ、怒ったガイアにウルトラコスモオーラを使わせて殺そうとしたが失敗したか」
ガイア「それじゃあ・・・僕は・・・」
ゴライアン「回りくどい事してくれたじゃねえか化け物め!ぶっ殺してやる!!」
デビロン「ふん、お前らとまともに戦ったんじゃこっちの身が持たん、悪いが引かせてもらうぞ」
ああ!消えてしまった・・・
メロス「すまなかったゴライアン、私は君を疑ってしまった、宇宙警備隊の仲間の言葉を・・・信じることができなかった」
ゾフィー「よく考えてみればゴライアンは異世界の父の元で修行してまともになっていたんだったな・・・すまない・・・本当に」
ゴライアン「・・・え?じゃああの事で来たんじゃなかったのか?」
メロス「あの事?」
ゴライアン「蕎麦屋で無銭飲食してバイトさせられたり、子供と本気で遊んで気が付いたら北海道の原生林にいて帰るのに三日かかったとか・・・」
ガイア「・・・・見直したと思ったのに」
あ・・・はは・・・まあ、これからもよろしくな、ゴライアン
気が付いたら、マルスと2人で医務室のベッドに寝ていた。
それにしても、体中にまかれたこの包帯は…?今までに感じた事のない痛さが、全身を駆け巡っている。
「あら、気が付いたのね」
フロル…これは一体?
「覚えてないんですか?」(夕子)
え〜と…ガイアから、ウルトラ・コスモオーラでトランを半殺しにしたという話を聞いた所までは覚えている。
その後は…見た事もないほどの眩しい光が…え〜と…。
「ま、覚えてないのも、無理ないわね」と、フロルが事情を話してくれた。
そうか。あれが噂のウルトラ・コスモオーラか。
「コスモテクターがなきゃ、2人とも跡形もなく消滅してましたよ」(夕子)
「これに懲りたら気を付ける事ね。たしかに、今回の事はトランが一方的に悪いけど。だからって、2人とも調子に乗りすぎ」(フロル)
わかった、悪かったよ。で、みんなはどこ行った?
「ガイア達も、アンドロ艇でゴライアンを探しに行ったわ」(フロル)
そうか。お、マルスも起きたか。
「あ、駄目ですよ。2人とも、今日いっぱいは絶対安静です」(夕子)
わかってる。動いたりはしないさ。
フロル。悪いけど、コンピューター室からノートパソコンを2つ持ってきてくれ。
「どうするの?」(フロル)
報告書なら、ここで寝っ転がってても作れるさ。指先は動くみたいだからな。
とりあえず、報告書だけは仕上げとかないと。
俺達は、今出来る事をやるだけさ。
328 :
壬龍の日記:2006/11/06(月) 23:40:48 ID:OiNx4YHq0
ゴライアンを捜しに行ったメロスとゾフィーが心配で、念のため光の申し子≠スちとアンドロ艇にも協力願った。
行ってみると、メロスとゾフィー、ゴライアンが揉めていて、ガイアが何とかゴライアンを止めようと光線を放った。
ゴライアンがガイアの攻撃を避けてアンドロ艇を攻撃すると…デビロンが現れた!
今回の騒動はデビロンが仕組んだ事で、アンドロ艇の意思に侵入し反撃の機会を狙ったとか。
デビロンには逃げられたが…ザージが知ったら激怒ものだな。
メロスとゾフィーはゴライアンに対して平謝りしたが、ともあれ今回は解決したとしてよかろう。
ゴライアンはバンヒロト殿(メビウス本編登場の方とは別人)と一体化したそうだ。
アンドロ艇にデビロンの事を話すと意外な答えが。
「デビロンが私を乗っ取ったのはゴルゴダ星(人工)の事件の時に既にわかっていたが放っておいた。
今回の件はデビロンを燻り出すのにいい機会ゆえ協力してあげたまで」
さすがに今回はアンドロ艇が一枚上手だったか…
氷の神殿に着き、医務室へウルフとマルス、トラン王子を見舞った。
ウルフとマルスはノートパソコンで報告書を作成。
トラン王子は眠ったままで、その寝顔をシャザック母子が見守っている。
「お帰りなさいませ」とのシャザックの挨拶と前後して、ガイアはウルフとマルスを睨みつけた。
ウルフとマルスはガイアに平謝りしたが、ガイアは「トラン王子の不幸を喜ぶ輩は絶対許さない」と言って出て行った。
「自業自得でございます。ガイア様が未だにお許しにならないのはおわかりでしょう?
聞けば、トラン様が宿敵を倒そうと飛び出したのをガイア様に咎められ張り倒された事を喜んだそうですね。
そんなにトラン様の存在が嫌ですか?それでは本気でガイア様に完全抹殺されましょうな」
冷たく微笑むシャザックに、ウルフとマルスは青褪めた。
メロス達が帰ってきて、俺達3人を見舞ってくれた。
…が、ガイアはまだお冠なご様子。おまけに、シャザックにまで説教されるとは思わなんだ。
「そんなに、トラン様が嫌ですか?」(シャザック)
「別に、嫌ってわけじゃ…なぁ」(マルス)
ああ。シャザックはトランを勇者の谷に連れてったんだろ?
あんたは、トランの生意気に手を焼いたりしなかったのかい?
「もちろん「わがままが過ぎる」と思った事は多々ありましたし、何度も叱りました。けど、手を焼いたとは思いませんでした。子供とは、元来そうした物。お2人とも、もう少し大人におなり下さいませ」(シャザック)
へぇ〜器が大きいんだね。
「お前らのケツの穴が小さすぎるんだよ」(西条)
そういう西条クンも、弧門もろともトランを蜂の巣にした事があるくせに…と言いたかったが、俺達まで蜂の巣にされたらかなわんので黙っておいた。
「まあまあ。それよりシャザック。頼みがあるんだ。もう1度、勇者の谷に連れていってやってくれないか?3人の怪我が治り、夕子クンの許可が出てからでいいから」(メロス)
…ちょっと待て。3人って事は…トランは当確として、残る2人は?
「ウルフとマルスに決まってるだろ」(メロス)
マジかーっ!?
「シャザック。この2人ならトラン王子同様コスモテクターを着てるから、ガイア達以上に頑丈だ。少々無理させてもかまわん。マルスが言うように2〜3日で劇的に良くなるとは思わんが、たまにはキツいお灸をすえる事も必要だ」(メロス)
おいおい…。この、鬼隊長が。
「かしこまりました」(シャザック)
…俺達は、生きて南極に帰ってこれるんだろうか?
330 :
壬龍の日記:2006/11/07(火) 16:39:31 ID:AUqguJrK0
(
>>328-329の続き)
漸く目覚めたトラン王子にメロスが再び『勇者の谷』で修行するように言うと「また?」と怪訝な表情をされた。
ウルフとマルスも一緒に修行させると聞いたトラン王子は頷いた。
そこで私は話し合いたい事があると言ってシャザック母子を伴い医務室を出た。
「光の申し子@l方にも伝えますのか?」
シャザックの問いに、そのつもりだと答えた。
三種の神器の保管場所に行くと、光の申し子≠スちがアンドロ艇の上に座っていた。
アンドロ艇とPALがガイアを宥めようとしたが、アグルからガイアの怒りが収まるまで待てと言われたとか。
「ガイア様…ウルフ様とマルス様をまだお許しにならぬのですね」(シャザック)
「今は怒っちゃいないけど、僕がトラン王子を叱ったのを陰で喜んでる態度が許せなかったんだよ」(ガイア)
「ウルトラ・コスモオーラでの仕置きは過激かもしれんが、灸を据えるにはあのくらいがいいかもな」(アグル)
私は子供シャザックに、イザクとティグリスを連れてくるように頼んだ。
「お待たせ!」(子供シャザック)
「話は聞いたよ。今度はウルフとマルスとトラン王子が『勇者の谷』で修行だって?」(イザク)
「出来る事があったら言ってね」(ティグリス)
ウルフ、マルス、トラン王子の修行にシャザック母子と共に付き添うように言うと、イザクとティグリスは頷いた。
「ならば…ガイアとアグルを監視者として『勇者の谷』に行かせてはどうだ?
あの3人が泣き言を言ったらウルトラ・コスモオーラでも何でも遠くから放って仕置きすればいい」
アンドロ艇の言葉に、PALも「それがいいですね。真面目にやるかは別問題ですが」と賛成した。
光の申し子≠スちも承諾してくれたので、メロスに話して了承を得た。
ただし、光の申し子≠スちが監視者として『勇者の谷』に行くのはウルフ、マルス、トラン王子には内緒にするという条件で…
夕子クンからの許可も下りたので、俺達3人はシャザック母子と共に勇者の谷に向かう事にした。イザクとティグリスも同伴してくれるという。
勇者の谷に着いたが、俺とマルスはこの辺りの地理には明るくないので、初日は勇者の谷でマラソンする事にした。
ふむ…思った以上の所だな。
案の定、一番最初にへばったのはトランだ。
「も〜何で俺まで、こんな所にこなきゃならないわけ?」
ブツブツ言うな。
「勇者の谷なんて、やっぱり来るんじゃ…のわっ!!」
何だ!?文句を言っていたトランが、いきなり吹っ飛ばされた。
「ウルフ、これを見ろ!」(マルス)
トランのコスモテクターの背中に、光線技と思われる痕がある。
「アグルが言っていた、トラップって奴か?」(マルス)
「そんなぁ〜こないだ来た時は、こんなトラップはなかったのに…」(トラン)
「あれが全てではありませんよ、トラン様」(シャザック)
…違う。今のはトラップなんかじゃない。
明らかに、誰かが撃ってきやがったんだ。それも、トランを狙って!
俺は辺りを見回した…。
そこだ!スォードU!!
スォードUは見えなくなるまで飛んでいき、そして反転して戻ってきた。
スォードUを手にとって見てみたが…体液や体毛、生物の痕跡らしき物は何一つとして付着していない。しかし…。
「気配がした方向は、今ので間違ってないはずだよな」(マルス)
ああ。間違いなく、今の方向に何者かがいたんだ。
「けど、なんでトラン王子が狙われなきゃいけないのさ。これも「わがままで生意気だから」って言うつもり?」(子供シャザック)
それは関係ないし、いくら俺達でもそこまで言うつもりはねーよ。
だが、トランはアンドロ国の王子で勇者プロメテウスの実子だ。これだけでも、トランの首を欲しがる奴はいくらでもいるだろうさ。
メロスや壬龍が言ってた、デビロンの復活も気になるし。
そのために、俺達アンドロ警備隊がいるわけだしな。
「それにしても、邪気らしき物は感じられませんでしたよ?」(シャザック)
たしかにな。俺達にも、そんな物は感じなかった。
だが、トランは俺達の大切な仲間だ。
仲間に対してふざけた事をしやがる奴は俺達の敵だ。誰であろうが必ず始末してやる。
「ウルフ様、マルス様。とりあえず鍛錬を続けましょう」(シャザック)
そうだな。トラップにしろ刺客にしろ、今ここでこうしていても、どうなるわけでもなさそうだしな。
だが、マルス…これは、ただのトレーニングに終わりそうにないぞ。
しっかり気ぃ引き締めとけよ。
「わかってる」(マルス)
しかし、シャザック達が妙にニヤついてるのが気にはなるんだが…。
「いや〜ビックリしたね。危うく真っ二つになる所だったよ!」(ガイア)
「ウルトラ・コスモオーラですら威力が半減する程の距離なのに…それでも気配を感じ取り正確にスォードUを放ってくるなんて、さすがウルフだな」(アグル)
「ちょっとでも気を抜いてたら…単なる監視役じゃなく、僕達にとってもいいトレーニングになるね」(ガイア)
「それより、シャザックから念が飛んできたな。ウルフもマルスも、いい事言うじゃないか。あれが2人の本音なんだろうな」(アグル)
「始まったばかりだし、まだわかんないよ。トラン王子の不幸を喜んだ事、まだまだ許せないんだからね」(ガイア)
「…壬龍もアンドロ艇も、まさかガイアのこっちの鍛錬も考えてるんじゃ(ボソッ)」(アグル)
「アグル、何か言った?」(ガイア)
「い、いや別に」(アグル)
※ガイア&アグルの日記の作者様
すいません。あなたの持ちキャラを主役にした日記を、勝手に書かせていただきました。
アンドロ警備隊の日記の番外編というか、遊び心という事で…。
>アンドロ警備隊の日記の作者様
私の持ちキャラが主役の日記を書いて下さり、ありがとうございます。
アンドロ警備隊の日記の番外編・遊び心でとの事ですが、感謝です♪
335 :
壬龍の日記:2006/11/08(水) 15:04:05 ID:tfW/6Adf0
『勇者の谷』の様子を龍玉で観察していると、西条殿が来た。
「何見てるの?…あらら、早速お仕置きか?」(西条)
トラン王子が文句を言ったので光の申し子≠スちが光線を放ったようだな。
ウルフに気取られてスオードUを放たれたのは予想外だが…
「そのうち、ウルフ、マルス、トランもガイアとアグルが監視役で来てる事に気づくかな?」(西条)
『勇者の谷』での鍛錬が佳境に入れば気づくだろう…ああ見えても特にトラン王子は鋭い勘の持ち主だ。
過日、デビロンに氷の神殿に侵入された時に早くにその気配を感じ取っていたそうだからな。
「トランが?生意気盛りの悪ガキにしか見えないけどね」
西条殿…トラン王子の事をそう悪く言うものではないぞ。
トラン王子は今はアンドロ国の王子だが、実は古の勇者プロメテウスの実子。
真のアンドロ超戦士として覚醒すれば、再び時空を超える旅に出る運命にあるのだ。
彼は早くに実母を失い、事情あって父親とも生き別れて間もなく時空を超えてアンドロ国に来たそうだ。
それにあのキングの幼馴染でもあるのだが、外見が少年のままなのはそのような環境にあった事も一因だろう。
「じゃ、大人の姿になったら爺さんみたいな姿?」(西条)
それはわからぬが…想像するのも怖い気がするな。
そういう事情でトラン王子の命を狙う者、トラン王子の秘められし力を利用しようとする者が数多いるだろう。
そんな彼を守るためもあってアンドロ警備隊が存在するのだよ。
「そうなんだ…トランに対してウルフやマルスが時折嫌そうな態度をするのは愛情の裏返しかしらね」(西条)
そう言っていいだろう。
西条殿がトラン王子を鍛える時は多少の無理は構わぬが死なない程度に頼むぞ。
ノアの力を受け継ぐ者の中で特に抜きん出た力を秘めるのは承知しているが、やり過ぎると責任問題になるぞ。
「わかったよ。壬龍、忠告ありがとう」(西条)
厳しすぎるのも困るが、光の申し子≠スちを監視者として『勇者の谷』に行かせる前に話してはある。
光の申し子≠スちならば、ウルフたちを上手く導いてくれるだろう。
どれくらい走っただろう…結構、走ったな。
というわけで、俺達は一時の休憩に入り、全員で輪になって座っている。
「ねぇねぇ、前からウルフとマルスに聞こうと思ってたんだけど…」
と、イザクに話しかけられた。
「ウルフ達って、何で王族のトラン王子とフロル姫にタメ口で話してるわけ?」
こんな初歩的な事を聞かれるとは思わなかったが…考えてみたら、イザクやティグリス達とは知り合ってまだ日も浅いし、一つ屋根の下に暮らしていながらあまり会話もした事なかったしな。これもいい機会だ。
まず、
「フロルとトランも一般の隊員と同じ様に扱ってほしい」
と、アンドロの国王から直々のお達しがあったから。
もう1つ。
さっきも話しように、王族の人間ってだけで、2人を狙う輩は数多くいる。プロメテウスの実子・トランなら尚更な。
それなのに、2人が前線に出てちゃ危険極まりないだろ?
そのために、「2人は同じ名前の別人」って敵さんには思わせた方がいい。
最近じゃ、敵味方含めた周知の事実になりはじめちゃいるが…それでも、知らない奴も多いしな。
言わば、カムフラージュって奴だよ。
「ウルフ様、マルス様」
と、今度はシャザックに話しかけられた。
「昨日の「トラン様がお嫌ですか?」という質問、謝らねばなりません」
別にいいよ。気にしてないし。
「先ほどのトラン様を守るための行動とお言葉、あれこそ昨日の答えなんですね」(シャザック)
そんなもん…コスモ戦士がついていながら王族の人間が傷物になった…となりゃ、俺達のクビがいくつあっても足りやしないからな。
「いいの?まだ、あんな事言ってるよ」(子供シャザック)
「ウルフ様は強がっておられるだけ。わかってあげなさい」(シャザック)
…あのさ。
子供を窘めるのはたしかに親御さんの責務だが、そういう事は俺達のいない所で言ってやってくれよ。
さ〜て。みんな、もうひとっ走りいくぜ!!
復活したデビロンが気になり、ゾフィーと2人でアルゴ星人の調査をしている。
そして…私は、もう1つ別のモニターを見ている。そこには、勇者の谷が映し出されている。
「何をニヤついているんだい?」
ゾフィーに話しかけられた。
「早速、トランがやられたか…。だが、おかげでウルフとマルスの決意と結束が強くなったようだな」
ああ。これで、ウルフとマルスが泣きを入れる…という事はなくなるだろう。
「それに、ガイアとアグルもな」
2人には、「絶対にウルフとマルスに気付かれるな」と言ってある。だが、いきなり気配だけは感づかれたようだ。
2人も、これからは考えて監視役を務める事になるだろう。
「ウルフとマルスは厳しい環境下で見えざる敵からトランを守り、ガイアとアグルは気配を消して隠密に徹する…まさに、一石二鳥のトレーニングだな。君の筋書き通りだ」
私だけの考えじゃないさ。恐らく、壬龍も同じ事を考えているだろう。
「しかし…ウルフとマルスのトランへの想いも再確認できたな。口では何だかんだ言いながら…まさに、ツンデレだな」
ゾフィーは私よりも長く地球にいる分、私の知らない地球の言葉をたくさん知っている。
『ツンデレ』か…。あとで、調べてみよう。
※ガイア&アグルの日記の作者様
いえいえ。勝手な事をしたのは俺なのに、そう言っていただけると幸いです。
ありがとうございます。
2日目の今日は崖登りだ。
なかなか険しい崖だが…このぐらいなら、俺達もアンドロ警備隊入隊以前の訓練で何度も登ってる。
「この崖、あんまり甘く見ない方がいいよ」
ティグリス、忠告ありがとな。だが、トラップの話もガイア達から聞いている。
トラップの位置までは不明だが…注意深く見てりゃ8割ぐらいは見破れる。残り2割は勘だな
「ふ〜ん」
そういいながらティグリスは飛び降り、イザクと子供シャザック、そしてトランも続いた。
「どうなさいました?臆されましたか?」(シャザック)
ガイアとアグルはあんたに突き落とされたんだろ?
だとしたら、俺達も突き落とされる所からがトレーニングだと思っている。
「だから遠慮なくやってくれ」(マルス)
「わかりました」
そう言って、シャザックは俺とマルスを突き落とした。
マルス。不意に突き落とされた場合を想定した訓練だ。
二次攻撃に備えながらの落下、そして瞬時に反撃に入れる体勢で着地するんだ!
「ラジャー!ウルフこそ、下のトラップに足を取られるなよ!」
そして着地。トラップにも引っかからなかった。
「ヒュ〜見事なもんだね」(イザク)
「2人とも、意外と真面目にやるんだね」(ティグリス)
『意外』は余計だよ。
さて…これを登りゃいいんだな。
当然の事ながら、上から見るのと崖下から見上げるのでは訳が違う。
さ〜て。気合い入れていきますか!
隊長を除く先輩達が俺の歓迎会をしてくれた
その席で岸田隊員が
「南極にウルトラ戦士が常時いてくれるのはありがたいが、いつまでも彼らにいてもらうと、我々の存在意義が薄れるな・・・」
とぼやいていた
そしたら上野隊員が
「そういえば今まで黙認してきたがアンドロ戦士ってアメリカ国籍ないよな?南極の土地の権利本当に持ってるのか?」
とこぼした
言われてみればバルタン星人に法律守れとか言ってたのに、自分達は無許可で南極に建造物立てるのってな・・・
まあそんな事も話したけど最終的には南隊員の小学生の頃の熊との戦闘の話や、岸田隊員が子供の頃うっかり叔父のPCを全滅させて防衛軍が機能しなくなってしまった事とかを面白おかしく話して、皆とわかれた
あれ?飲みすぎたかな・・・夜道に雪女みたいな女がいる
う〜んそんなに飲んだ憶えないんだけどな・・・
今日は早く帰って寝よう
340 :
壬龍の日記:2006/11/10(金) 17:42:21 ID:pqssCaVq0
メロスがモニターで『勇者の谷』の様子を見ながら調べ物をしている。
どうしたのか問うと、ゾフィーに「口では何だかんだ言いながら、まさにツンデレだな」と言われたとか。
その「ツンデレ」という言葉の意味を調べているとの事。
「一見『ツンツン』した態度に見られるが話しかけてみると『デレデレ』する」との言葉が縮まったと聞いた事がある。
些か確証はもてぬが…そんな時はこれだ!
「何だ、この分厚い本は!」(メロス)
『広辞苑』といって最大の言葉収録数を誇る国語辞書だ。
地球の言葉は日が経つ毎に変わり、増えている…現在の若者が使う言葉とその意味も書かれてある。
だから「ツンデレ」の意味も書かれてあるはず。
必死で広辞苑のページを繰るメロスの様子に、私は笑いを堪えるのが必死だった。
ヤプールとの激戦が終わった後、私はキング星で修行をしていた。
修行を始め数ヶ月の月日が流れた後……
キングが私をキング星の中心地へと連れて行った。
そこには一つの鎧が!
キング「今の君ならこの重装鉄鋼を扱えるだろう。さあ、受け取るのじゃ」
ありがとうございます、キング!
そして私は地球へと帰ってきてみたのだが・・・どうやらエンペラの配下の巨大戦艦が東京を攻撃しているようだ
セブン「おお!ウルトラマン!ちょうどいい所に!このデカブツを俺たちとともに倒してくれ!」
エース「行きましょう。兄さん」
ワイドショットとメタリウム光線が戦艦に直撃するが戦艦は無傷!
よし私に任せろ!これが私の新しい必殺技!スペシウムアタックだ!
私が予想をしていた異常の威力で戦艦は一瞬にして炎上した。
しかしキング曰くあの超巨大戦艦でさえ下っ端の怪獣や宇宙人が操縦するものでしかないという
ザム、ブラック指令、バルキーの戦艦はあんなものではすまないらしい・・・
そういえばエース、セブン、ジャック、タロウ、君たちにも装鉄鋼を持ってきた。
タロウ「ウルトラマン兄さん、これは?」
今、私がしているものと比べれば軽い装備する鎧だ。これを持てば力も数段強くなる
だが修行を怠ると自らを滅ぼす事になる諸刃の刃だ。
エース「私たちはずっとセブン兄さんの下で修行をしていました。毎日ね。」
それなら安心だ。これを受け取れ、兄弟たちよ・・・
342 :
ガイアの日記:2006/11/10(金) 20:23:39 ID:qdgLpaVz0
僕とアグルはウルフたちの鍛錬の監視役として『勇者の谷』に来ている。
初日に文句を言ったトラン王子に光線を浴びせたのはいいが、ウルフに感づかれてスオードUを投げられた。
少しでも気を抜いたら危ないけど、僕たちにとってもいいトレーニングになりそう。気をつけなきゃね。
ウルフたちに気づかれないように遠く離れた場所で様子を見ながら、ここで仕掛けてみようと話し合った。
アグルのウルトラブレスレットはカード手裏剣になるんだよね。それで3枚出せるかい?
「構わんが…どうするんだ?」(アグル)
ウルフたちの苦手そうなものに変えられるか?と思って…
それに、ウルフとマルスがトラン王子の不幸を喜んだ事は今も許せないからその事に対する僕なりの仕返しも兼ねてね。
「わかったよ」とアグルは苦笑しつつもカード手裏剣を出した。
ガイアの名の下に願う…我に宿りし古の戦士の系譜の力よ、遠き宇宙(そら)より来たる者たちに試練を与えよ!
僕はアグルから受け取ったカード手裏剣に力を与え、ウルフたちのところに飛ばした。
ウルフたちはどう出るかな?
崖というのは上から見下ろすのと下から見上げるのでは全然違う。そして、実際に登ってみると…。
しかも、この崖登りは仕掛けられたトラップを避けながら登らにゃならない…。大変だわ、こりゃ。
しかし、所詮は人の手で仕掛けられたトラップ。
注意深く岩肌を見てると、天然のままの箇所と1度でも人の手の入った場所の違いはわかる。
というわけで、俺もマルスもすいすい登っている。
さすがにシャザック達にはかなわないけどな。
そして、かなり遅れてトラン。
昨日の事もあるので、俺もマルスもピリピリしている。不思議と、シャザック達からは俺達のような緊張感が感じられないが…。
あと、ちょっと…。
よ〜し、登りきっ…って、おわっ!!最後の最後で、トラップに足を取られちまった。
「最後に油断したね、ウルフ」(ティグリス)
「任せて。すぐ焼き切ってあげるよ」(イザク)
おっと。心配ご無用。
この程度のトラップなら、ちょちょいのちょいっと…ほら、取れた。
「へぇ〜器用なんだね」(イザク)
まぁな。ってか、これぐらいのトラップの外し方なら、アンドロ警備隊入隊前の訓練じゃ基礎の基礎だよ。
しかし…俺やマルスとは違い、訓練を受けてない隊員が1人。
「うわぁ〜助けてぇ〜!!」
崖の中腹辺りから、トランの叫び声が聞こえた。
どうやら、トラップに引っかかったらしい。
「待ってて。今、いってあげるよ」(イザク)
「待ちな。悪いが、余計な手出しはせんでもらおうか」
そう言って、マルスはイザクを止めた。
とうとう・・・とうとう宇宙警備隊勇士連盟が、メロスをアンドロ警備隊隊長から降ろすと言ってきた
まあ・・・かれこれ数ヶ月以上職場放棄すりゃそれはな・・・・
しかしそれじゃ次回からアンドロメロスとかウルフはただのウルトラマンメロスとかウルフになり、俺はアンドロドリューに・・・
まずい・・・早くメロスにこの事を知らせねば
だが普通に言ったのではあの男は帰ってこないだろう・・・どうすれば・・・
あの龍のせいで嘘のウルトラサインも見抜かれるし
とりあえず状況だけ報告しよう
あーメロス、メロスおーメーロス
新しいよあ〜けを、ここに気づくため♪誰にも、まけーない、銀色のヒーロー
ウルトーラマンウルトーラマン♪おーメーロス
メロス「それはネオスの歌だろうが・・・なんだ?歌を聞かせたかったのか?」
いや・・・今すぐアンドロメダに戻ってしばらくこっちに滞在していてくれ、じゃないとお前はアンドロ警備隊隊長をクビになる!
メロス「・・・・・・マジ?」
あ、階級的な変更や、現在組んでいる小隊の変更は無いが、守備区域の変換と備品であるグラン、コスモテクター、黄金の剣、そしてアンドロ艇の返還がある
後名前もアンドロ何と名乗る事ができなくなって、ウルトラマンメロスになる、そんな感じだ
ちなみに後任のアンドロメダ支部隊長は俺になり、トラン王子の保護権もなくなる
つまり、俺が餓鬼のおもりしなきゃならねえって事だ、どうするメロス?
あーちなみに戻ってきて最低いなきゃならねえ期間は1ヶ月くらいだから心配すんな
それにあれだろ?地球には完全無敵でどんな敵も倒されて強くなって蘇る反則戦士達がいるんだろ?
じゃあいいじゃないか、戻ってきてくれメロス、俺はトランのおもりは嫌だし、何より遊撃活動ができなくなるのが嫌だ
頼むよ・・・・
まあ、別にどうしてもって言うならしゃあ無いが・・・一ヶ月位大丈夫だって、ウルトラ兄弟もあそこに詰めてるし
それよかアンドロメダも最近物騒なんだよ、なんかブラック星人とか言う・・・!!
すまねえメロス、この辺で失礼するぜ
ああ、答えは明々後日まで待てるからOKだ
じゃな
「なんでさ!トラン王子を見殺しにする気?」(イザク)
そんな気はなくとも、状況次第じゃそうなるかもな。
「ヒドいよ!いくら何でも、そこまで嫌ってたなんて…。それにトラン王子はプロメテウスの実子で、真のアンドロ超戦士になるんでしょ?だったら…」(ティグリス)
「それがどうした。何が真のアンドロ超戦士だ。ここで死ぬならトランはそこまでの男。真のアンドロ超戦士なんて、はかない夢物語だったって事だ!」(マルス)
「そんな…」(イザク&ティグリス)
マルスの気迫にビビったのか、イザクもティグリスも黙り込んでしまった。
子供シャザックは、母親に抑え込まれている。さすが、シャザックだけはわかってるようだ。
トラン、聞いた通りだ。
いつも言ってることだが、トレーニングだと思うな。実戦のつもりでやれ。
実戦じゃ誰も助けてくれない事の方が多いんだ。
死にたくなかったら、自力で這い上がってこい!
「はぁはぁ…ちきしょう!!」(トラン)
俺の叫びが聞こえたのか、トランは罠を引きちぎり、再び登り始めた。
しかし…昨日の事もある。動きのとりにくいトランが狙われる可能性は高い。
俺は両肩からスォードUを抜き、マルスもコスモバズーカを構えた。
しかし、今回は心配のし過ぎ立ったようで、トランは無事に登りきった。
「はぁ…はぁ…やったぞー!!」(トラン)
「よ〜し。よく頑張ったな」
マルスはトランの頭をなでた。
「へん。これくらい、俺が本気になりゃ軽い軽い!」(トラン)
ふん。目に涙いっぱいためて、何いってやがる。ま、強がれる元気があるのは、大したもんだよ。
だが、信じていたぜ。俺もマルスもな。
ふと見ると、シャザックは目を細めていた。
壬龍から借りた辞書で『ツンデレ』について調べていると、ドリューから連絡が入った。
陽気に「ネオス」の歌なんか歌っていたから、さぞかし愉快な話でもしてくれるのかと思ったが…甘かった。ついに、来るべき物が来たか。
「どうした?深刻な顔をして」
ゾフィーか…壬龍も一緒か。実は…
「それはまた、急な話だな」(壬龍)
いや、別に急でも何でもないけどね。
本国からは何度も「帰ってこい」って言われてたし。
私は地球が好きだから、適当にごまかしてきただけで。
「そういや、ウルフやマルスがそのような事を言っておったな」(壬龍)
それに、いくら三種の神器が今はアンドロ国預かりになっているとは言え、ここで調べなきゃならない事はたくさんある。ガイアの事も含めてな。
「アンドロ国に帰ったら、もう地球には戻ってこれないのか?」(ゾフィー)
いや、どうやらそうでもないらしい。ドリューの話によると、最低1ヶ月ぐらいだとさ。
本国にも問い合わせてみたんだが…今、本国を守護する部隊の隊長は、臨時でドリューが務めている。
正式なコスモ戦士への引継も含め、やはり1ヶ月ぐらいは本国に滞在という事になる。
もっとも、私一人でかまわないらしいがね。
「1ヶ月とは…長いな」(壬龍)
いや、あくまで本国の暦で1ヶ月だ。地球での時間で計算すると、一週間ほどだな。
「何とかならないのか」(ゾフィー)
私の事はかまわないが…どうやら、アンドロ国は今、侵略者に狙われているらしい。ほってはおけない。
それに、そもそもドリューが臨時隊長になったのは、それまで部隊を率いていたファイタスが突如音信不通になった事が原因なんだ。胸騒ぎがする。
「わかった。ここは私達に任せろ。そして、早く帰ってこい」(ゾフィー)
ありがとう、ゾフィー。そして壬龍。
私は、アンドロ国を目指して飛び立った。
347 :
壬龍の日記:2006/11/11(土) 11:48:52 ID:+6Vek6Gu0
ゾフィーと共にメロスのところに行くと、メロスが深刻な表情をしていた。
聞けば、早急にアンドロ国に帰るようにドリューから言われたとか。
アンドロ国を守護する部隊隊長はドリューが臨時で務めているそうだ。
正式なコスモ戦士への引継も含め最低1ヶ月(地球時間換算で1週間)はアンドロ国に滞在してほしいとの事。
何度も帰還を言われており地球を愛するがゆえに適当に理由をつけて地球に留まっているが、今回はそうもいかないようで…
何でも、アンドロ国が侵略者に狙われているらしい。
そして、ドリューが臨時隊長になったのはファイタスが突如音信不通になったためだとか。
「ここは私たちに任せろ。そして早く帰ってこい」(ゾフィー)
この氷の神殿は我らで守るゆえ、メロスは早くアンドロ国へ行かれよ。
メロスは礼を言って早速アンドロ国へ飛んだ。
私はゾフィーと話し合って『勇者の谷』にいるウルフたちと光の申し子≠スちに念で事情説明する事にした。
それと平行して龍玉でファイタスの消息を探る事にした。ファイタスが音信不通であるのは余程の理由だろうか。
ファイタス…今、そなたはどこに在る?
メロスか?俺だ・・・・ドリューだ・・・
聞こえるか?
メロス「ドリューか?どうしたんだ?」
いいか、メロス、アンドロメダに戻っては駄目だ・・・・地球を・・・
まさか奴等が・・・・いいかメロス、ブラック星人に気をつけろ・・・
奴等は次に地球を狙う・・・ここはもう駄目だ・・・地球に戦力を固めて・・・迎え撃ってくれ・・・
頼んだぞ、メロス
メロス「ドリュー、おいドリュー、応答するんだ、ドリュー!」
MATに奇妙な事件の調査命令が来た
なんでも最近東京の夜に「雪女」が出るそうで
既に何人もの人が犠牲になっているそうだ
警察がパトロール隊を組んで調査したが、何一つわからなかったそうである
岸田「そういえば前にも雪女と戦った事があったな〜」
南「あ〜、あの時はすぐに俺達氷付けになっちまったけ」
上野「確かその時の宇宙人の名前は〜う〜ん」
イデJr「ブラック星人じゃないですか?それって?」
上野「そうそう、そいつだ!」
じゃあ今回もそいつなんでしょうかねえ?
そこに隊長が深刻そうな顔で入ってきた
伊吹「たった今気象庁から連絡が入ったんだが・・・、東京の気温が少しづつ下がっているそうだ」
・・・・まさか雪女の・・・ブラック星人の仕業じゃ
崖登りを終えて全員で休憩をとっていると、壬龍から念が飛んできた。
「そうか…メロス隊長が…」(マルス)
まぁ、遅かれ早かれ来る事態だったな。
とりあえず、地球時間にして一週間だ。それまで、メロスの分まで頑張ろうぜ。
メロスも、俺達の分まで本国で頑張ってくれるだろうから。
「そうだな」(マルス)
ほどよく休憩をとった所で、俺は1つの提案をシャザックに頼み、俺とマルス、そしてトランの3人だけ別メニューのトレーニングに入るためにシャザック達から離れた。
「ねぇ、俺達だけで何のトレーニングするの?」(トラン)
「前々からメロス隊長に言われていた。俺達から見て「そろそろ」と思ったら、トランに光線技を教えてやれってな」(マルス)
「えっ、それじゃあ…」(トラン)
お前に、アンドロタイフーンを教えてやる。
「とりあえず、見よう見真似でやってみろ」(マルス)
言われるままにトランは両腕をL字型に組んだ。
「こうかな?ぃやああぁぁぁっ!!って、あれ?」(トラン)
どこぞの格闘漫画じゃあるまいし、気合い入れただけじゃ光線は出ないよ。
「まず力を抜いて、大気のエネルギーを吸い込むんだ」(マルス)
トランは、言われた通りにした。
今だ、エネルギーを一気に解放。撃て!!
「ぃやああぁぁぁっ!」(トラン)
掛け声とは逆に、トランの両腕からはチョロチョロと水鉄砲のような光線が出た。
「アンドロタイフーンには程遠いが…それにしても、コツを教えただけで光線を出すとは…」(マルス)
そうだな。光線技とは、コツを聞いたぐらいで出せるようになるほど簡単な物じゃない。
これも、トランの体に流れるプロメテウスの血の成せる業だろう。
「トラン!」
フロルじゃないか。フロルも見学に来たのか?
「待て、ウルフ。様子がおかしい」(マルス)
何だと?
待て、トラン。フロルに近寄っちゃいけない!
勇者の谷に、フロルがやってきた。しかし…フロルの様子が何だかおかしい。
そんな事に気付かないトランは、フロルの元に走った。
「姉さ〜ん。俺、ちょっとだけど光線が…」
「ふん!」
駆け寄ってきたトランに、フロルはいきなり平手打ちをかました。
「何するんだ!」
ウルフがフロルに叫んだが、お構いなしと言わんばかりにフロルはトランを殴り続ける。
「フロル、いい加減に…うわっ!」
2人の間に入ろうとしたウルフの足下を、突然の落雷が襲った。
「何なんだ、いきなり…」
しかも、落雷は止まない。
これはただの雷じゃないぞ!壬龍の雷撃か!?
フロルとトランに近付こうとした俺の前に、何と黄道の剣を構えたガイアが現れた。いつの間に…?
「たあぁぁぁっ!」
ガイアが、俺に切りかかってきた。ウルフも雷を避けるのに精一杯で、トランとフロルに近付けない。
くそっ、やるしかないのか?
「黄道の剣、横一文字亜空切り!」
そう来るか。マルスSP作動!
俺は真剣白刃どりで黄道の剣を止めた。「何っ?」(ガイア)
亜空切りを覚えたのはほめてやるよ。こないだのヤプールとの戦いじゃ、ジャンボキングをこの技で殺ったらしいな。
だがな。超獣を斬る事は出来ても、本家の俺には通用しないぜ。
それに、この剣を使えるのが自分だけだと思わない方がいい。
俺はガイアから黄道の剣を奪った。
しかし、その瞬間、黄道の剣が消えてしまった。ガイアの手にも戻っていない。
これは一体…?
「くらえっ」(ガイア)
今度は、フォトンストリームの構えか。
今この技を避けるのは簡単だ。しかし…。
ガイアはためらう事なくフォトンストリームをぶっ放しやがった。
避けるのは難しくない…しかし、先ほど黄道の剣を奪う時のもみ合いでガイアと立ち位置が入れ替わってしまい、つまり俺の後方にはトランがいる。
避ければ、トランにフォトンストリームが直撃する。
俺はフォトンストリームを全身で受け止めた。
くうっ…コスモテクターを着てても、結構堪えるぜ。俺は、片膝をついてしまった。
振り返ると、ウルフも雷を浴びてダウンしている。
しかし、俺達がやられたらトランは…俺もウルフも、最後の力で立ち上がった。
「やめろ…」
フロルにボコボコにされたトランも、フラフラになりながらも立ち上がった。
「力を抜いて…大気のエネルギーを体の中に吸い込む…」(トラン)
トラン…まさか…?
「この気は…マルス、伏せろ!!」
ウルフに言われるまま、俺は体を伏せた。
「全てのエネルギーを一気に解放!!」(トラン)
トランから目映い光が放たれ…気付いたらガイアもフロルも消え、雷も止んだ。
トランはある一点を指さしながら、そのまま気を失った。
「コスモオーラか…。火事場の馬鹿力、あるいは内に眠るプロメテウスの血が一時的に目覚めたんだろう。恐らく、トランは覚えてないだろうがな」(ウルフ)
俺はトランを抱き上げた。
「マルス。面白い物を拾ったよ」(ウルフ)
やっぱりな。そういう事か。
「じゃあ、これを仕掛けた名プロデューサー様に挨拶に行くか」(ウルフ)
俺はトランをおんぶし、ウルフと共にトランが指した方角に飛んだ。
着いた場所には、予想通りガイアとアグルがいた。
その後ろにはシャザック達。やっぱり、あんたらもグルだったか。
「こいつは返しとくぜ」
ウルフは、2人の足下に3枚のカード手裏剣を突き刺した。
353 :
ガイアの日記:2006/11/11(土) 22:05:12 ID:/OWcZp1O0
アグルのカード手裏剣をウルフたちのところに飛ばした後、壬龍からの念が届いた。
メロスが地球時間で1週間ほどアンドロ国に帰る?…わかった、こっちは任せてね!
そこへシャザック母子、イザク、ティグリスが来た。ウルフ、マルス、トラン王子の3人で別にトレーニングをするので離れたとか。
うまくいけば、あの3人は僕とアグルが与えた試練をクリアしてくれるはずだ。
暫くして遠くで爆発音が聞こえた。試練はクリアしたようだね。
「御3方が来ます」(シャザック)
見ると、トラン王子がマルスに負ぶわれ、ウルフと共に来るところだった。
「ガイア、アグル!それにシャザックたち…あんたらもグルだったのか!」(マルス)
僕とアグルは、自分たちがウルフたちの鍛錬の監視役をした事情を話した。
「そうだったんだ…こいつは返しとくぜ」
ウルフはそう言って、僕たちの足下にカード手裏剣を突き刺した。
ちょっと、トラン王子を寝かせてもらえますか?
「何をするんだ?」(マルス)
地球に眠れる力よ…我に宿りし古の戦士の系譜の力よ…ウルトラ・コスモオーラ・ヒーリング!
「あ…あれ?」(トラン王子)
トラン王子…コツを教わっただけで弱いながらもアンドロタイフーンを出したのみならず、先程のコスモオーラも見事でしたよ。
一時的にプロメテウスの血の力が目覚めたのでしょうが、練習次第でアンドロタイフーンもコスモオーラも威力が倍化するはず。
「今、ガイアは『我に宿りし古の戦士の系譜の力』と言ったよな。どういう事だ?」(ウルフ)
「ガイアとアグルは『アンドロの力』の単語を一度も使ってないんだって」(トラン王子)
「はぁ?!」(ウルフ&マルス)
354 :
ガイアの日記:2006/11/12(日) 00:21:13 ID:LKm2KDm70
(
>>353の続き)
「俺は三種の神器が地球に来た時に何かの拍子にその力が地球に流れたと推測してる。
ガイアが地球の意志を預かる者≠ニしての力を身につけた時に三種の神器からの力も流れ込んだのかもね。
そして時を経て今、ガイアはプロメテウスとトラン王子に近い波動を持つ者として三種の神器の波動と合致した。
ガイアとアグルはそれを『古の戦士の系譜の力』と言っているんだって」(イザク)
「ガイア様はプロメテウス様とトラン様を繋ぐ中継ぎと共にウルトラとアンドロと地球を繋ぐ存在になるだろうと壬龍殿も言ってました。
私はプロメテウス様とアズアース様がこの3つを引き合わせた陰の功労者と思っています」
イザクとシャザックの言葉にウルフとマルスは「マジで?」と顔を見合わせた。
「だけど、ウルトラ・コスモオーラで治療とは凄いね」(ティグリス)
アンドロ艇が言うには僕のウルトラ・コスモオーラはウルトラとアンドロ、地球の力が渾然一体となったものだって。
それでプロメテウスのウルトラ・コスモオーラと違って結構バリエーションが利くらしいよ。
「地球の意志を預かる者≠ニしての力がそうさせるんだろうな」(ウルフ)
そうかもしれないけど、これは三種の神器とプロメテウス、トラン王子の事を知る上での今後の課題でしょう。
そうそう、僕はウルフとマルスがトラン王子の不幸を喜んだ事は絶対許してませんからね!
次の瞬間、地面に刺さったカード手裏剣から放たれた光でウルフとマルスが半焦げになった。
「最後の最後で油断しましたね!」(シャザック)
「試練の裏の裏まで見抜けなかったみたいだね」(子供シャザック)
僕なりの仕返しですよ。ウルフたちに与えた試練の、ついでのトラップって事で…
「そんな〜!」(ウルフ&マルス)
「最後の最後でって…いいの?」(トラン王子)
いいんです!じゃ、氷の神殿に帰りましょうか。
こうして『勇者の谷』での鍛錬は終了となり、僕たちは南極に帰った。
平均気温はついに10℃にまで下がってしまった・・・
このままではまだまだ下がるらしい
上野「ブラック星人はこんなに凄い能力は持ってなかったはずじゃ・・・」
岸田「アルゴ星人がブラック星人を改造したのかも知れないぞ」
伊吹「なるほど、それなら合点が行く」
イデJr「それなら、ずばり、お任せください」
岸田「何か手があるのか?」
イデJr「マイナスエネルギーカウンターをマットジャイロに取り付けておきました、これでアルゴ星人反応のある生物を見つける事ができます」
へー、流石イデ隊員Jr、ナイスな発明だな
伊吹「よし、イデとバンはジャイロでアルゴ星人を捜索、他の者はスクランブルに備えろ」
全員≪了解≫
ワンダバダバワンダバダバワンダバダバダ
ジャイロで東京中をパトロールしていると、ついに東京の一角から強いマイナスエネルギーを感知した
隊長!いました!アルゴ星人です!
伊吹「よし!付近の住民の避難は完了している、手早く焼き払え」
了解!ナパーム弾投下
ドカーンドカーンメラメラメラ・・・・
やったか?うわあああ雪女が巨大化したああ
イデJr「スノーゴンだ!しかも体の色が紫色になってる、間違いない、アルゴ星人の仕業だ!」
攻撃だ、攻撃!
・・・ビクともしない、うわあああ、まずい、ジャイロが凍っていく!
ぎゃあああああああああああああああああ
ドガーンガズーン
ううう・・・は、イデJr、しっかりしろ、おい、イデ!
このままじゃまずい!よ〜〜〜〜〜〜〜〜しゃああああああああああああ
チェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンジゴライアアアアアアアアアアアアアアアアン
ふん!アルゴ星人め、何百何千回復活しても、また俺様の力で粉砕してくれる
バン「ゴライアンは昔一人でアルゴ星人を倒したのか?」
おう!高山の坊ちゃんやメロスが次々倒れるなか、俺様一人が生き残り、アルゴとサシで殴りあって地球を救ったのだよ
バン「すごいな、ゴライアンは」
もっと誉めろ、よ〜〜〜し、いくぞアルゴスノーゴン
スノーゴン「ふははははは、ゴライアン、お前に私が倒せるかな?私は既にアンドロメダでドリューを倒している、お前より強いドリューをな」
何?ドリューほどの男が・・・・糞!仇はうってやるぜ
スノーゴン「凍りつけ」
うおおお、くう、駄目だ体が凍りつく
ぬうう・・・駄目だ、力でどうこうできる相手じゃねえな・・・
うわあああああああああ
リュウ「…はい。こっちでも確認してます。」
サコミズ「分かった。…リュウとミライは地上から援護。ジョージとマリナはガンブースターで攻撃!ガイズ、サリーゴー!」
リュウ「GIG!……ミライ、俺はトライガーショットで地上から援護する。お前は、お前はいって、ウルトラマンメビウスの力を見せてこい。」
リュウさん…
リュウ「いいなミライ。絶対負けんじゃねぇぞ!俺達が闘うのは、生きて再び会うため何だからな…」
リュウさん……GIG!
リュウ「(にっ…)…行くぜ!」
皆が勇者の谷にいる今、ゴライアンさんを助けられるのは僕しか居ない…待ってて下さい。ゴライアンさん……。メビウゥゥゥス!!!
シャキィィィィン!!
パァァァァァ……
シュァァッチ!!
皆が勇者の谷にいる今、ゴライアンさんを助けられるのは僕しか居ない…待ってて下さい。ゴライアンさん……。メビウゥゥゥス!!!
シャキィィィィン!!
パァァァァァ……
シュァァッチ!!
ゴライアン「…ぐ…こいつ、力じゃ…どうこうなら…」
クトゥルフの落し物!僕に力を貸してくれ!!…はぁぁぁぁぁぁ…
パァァァァァ……
シャキィィィィン!!
『タイムリミット』!
『巻き戻し』!!
スゥゥゥゥゥ…
ゴライアン「!?…こりゃあ…」
大丈夫ですか?!
359は書きかけで押しちゃっただけです!無視して下さい!
「ところで…俺達の事、いつから気付いてたんですか?」
と、アグルに聞かれた。
「そんなもん…最初にトランがやられた時からわかってたよ。お前らにゃ悪いがな」(ウルフ)
「そんな早くから?」(アグル)
まず、トランのコスモテクターに残ってた光線技の痕だが、完全に急所が外れてた。
敵であれば確実に仕留めるはずだし、仕損じたなら二次攻撃があるはず。しかし、そんな物はなかった。
つまり、トランを狙った光線には殺意はなかったって事だ。
そして、俺達3人が勇者の谷に来る事になった理由と併せて考えれば…答えは1つしかないだろ。
「トラン王子には、その事を言わなかったんですか?」(アグル)
あいつには、常に危機感を持っていて欲しいからな。
狙われる身分の人間なんだって言う自覚をさ。
「そしてウルフ様とマルス様、それにメロス様がいつも見守ってくれているという安心感…でございますか」(シャザック)
その辺はさじ加減を間違えると過保護になるし、トランの甘えを増長させる結果になっちまうからな。
難しい所…って、何言わせるんだよ。
「お2人のトラン王子への想い、しっかり見させてもらいましたよ。ガイアには俺から言っときます。って、そろそろあいつの頭も冷めてきてるだろうから、多分わかっているとは思いますがね」(アグル)
「しかし、お2人様。時として素直になる事も必要かと」(シャザック)
ま、好きに思っててくれ。
というわけで、いろいろあった勇者の谷での鍛錬も終え、俺達は氷の神殿に帰る事にした。
そんな俺達を迎えてくれたのは、フロルからのシャレにならない報告だった。
「ウルフ…マルス…ア、アンドロ警備隊本部が…」
フロルは勇者の谷から帰ってきた俺達に、「おかえり」ではなく衝撃的な事実を告げた。
アンドロ警備隊本部壊滅…!?
「そんな!父上達は!?」(トラン)
「ドリュー達がギリギリの所で守ってくれたから、本国には影響はないみたい。父上達も無事だし、アンドロ国を中心としたアンドロメダ一帯に敵の影はないわ」
フロルの話によると、侵略者はブラック星人。
ドリューは重傷を負わされ、本国の病院に収容されたらしい。
本国では新たな部隊を再編成しなおし、さらなる攻撃に備えるという。
「メロスはどうした。本国に向かってたんじゃないのか?」(ウルフ)
「残念ながら、メロスは間に合わなかったみたい。ドリューからブラック星人が地球に向かった事を聞き、こちらに向かってUターンしたって。ついさっき連絡があったわ」(フロル)
しかし、隊長が乗っていった小型機では、万が一ブラック星人の部隊と遭遇してしまったら…いくら隊長でも、ドリュー指揮下の本部の精鋭達をやった程の相手には…。
「だったらアンドロ艇だ。マルス、俺達でメロスを迎えに行くぞ!」(ウルフ)
ラジャー!!
「僕達も行きます」(ガイア)
「いや…光の申し子が行く事はならぬ」
壬龍はガイア達を止め、龍玉を差し出した。
「日本で、ゴライアンとメビウスが苦戦している。光の申し子達は、そちらに向かわれよ。ウルフとマルスはアンドロ艇、そして万一に備えてグランテクターと黄道の剣を持って行かれよ」(壬龍)
「わかった。メロスの事、頼んだぜ」(アグル)
そう言って、ガイアとアグルは日本を目指した。
ウルフ、俺達も隊長の所に行こう!
氷漬けにされたと思ったが、メビウスが駆けつけてくれたおかげで助かったぜ
ありがとよ
メビウス「いえいえ」
ほんとにありがとよ〜〜〜
抱きっ
メビウス「ぎゃああああああ」
ん?すまん力を入れすぎた
メビウス「も・・・も一度巻き戻し」
お、戻った
スノーゴン「・・・そろそろ本題に戻っていいかね?」
あ、すまん待たせたな
メビウス「変なところであやまらないでください・・・」
スノーゴン「あー、よし、うん、ウルトラマンが2人に増えたくらいでこの俺を倒せると思うな!凍りつけ!アイスナパーム!」
スノーゴンの腕から白いナパーム弾が連続発射される
メビウスはそれに対してメビュームソードを出した
馬鹿!きった瞬間冷気が爆発して凍りつくぞ
俺様の警告でメビウスは回転して攻撃を避けた
しかしスノーゴンは後から後から撃ってくるため避けきれない
おのれ!喰らいやがれ!スペシウム光線!!
メビウス「メビュームシュート!」
光線が命中してスノーゴンは上半身が吹き飛んだ
メビウス「やった」
まだだ!
すぐに上半身は元通りに再生する、再生が終わったところで俺様が撃っておいた光線が着弾したが、効果はない
そこに地上からトライガーショットがスノーゴンに浴びせられた、空からはガンブースターが光線を放つ
スノーゴンはそれを見て不気味に笑った
人質に取る気だな!させるか!八つ裂光輪
しかしスノーゴンはそれを片手で弾き落す
そして何か身震いを始めた
なんだ?寒いのか?いや違う、周囲の温度を下げる気だ
おいメビウス・・・ああ!おいしっかりしろ
メビウス「寒い・・・なんで・・・」
ウルトラ戦士は寒さに対する対抗性が低い・・・俺様の様な冷凍武器使いのザージと仲良し君は何とかなるが、メビウスはまだ耐性がないのか
しっかりしろ!
リュウ「うわあああああはなしやがれえ」
ああ!スノーゴンがリュウを掴みあげた
メビウス「リ・・・リュウさん」
スノーゴン「そこを動くなウルトラマン、一歩でも動けばこの男の命はないぞ」
メビウス「そんな・・・どうすれば」
・・・・・・メビウス、いいかよく聞け
メビウス「?」
俺様があいつの動きキャッチリングで止める、そこをありったけの光線で粉砕しろ
メビウス「そんな事をしたらリュウさんが」
・・・・・一人の人間のために、大勢の人間を犠牲にするわけにはいかねえ
メビウス「でも・・・」
リュウ「やれ〜〜〜〜〜ミライ!俺に構うな!俺はもう覚悟ができてる!俺に構うんじゃねえ!やれえ」
メビウス!
メビウス「僕は・・・・・・僕は・・・・」
!!メビウスの体が光り輝いていく!
メビウス「うわああああああああああああああああ、あ、ディア!」
・
リュウ「ファイヤーシンボルを体に描きやがった」
!スノーゴンが口から冷気を吐いてきた
メビウス「デヤアアアアアアアアアア」
うお、馬鹿、斜線上に俺様がいるのにそんな光線・・・アレ?
スノーゴン「そんな馬鹿な・・・・アルゴに力でパワーアップした冷気が・・・通じない・・・ガアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
すげえ・・・冷気ごと消滅させた・・・だが・・・あの隊員は・・・
リュウ「おおおおおおい、このやろおおおおびびらせやがってええええ」
て・・・敵だけ倒したのか?メビウス、こいつ・・・すげえぞ
メビウス「あ・・・あれ?僕・・・一体」
へ・・・がはははははははははははははははははははははは
メビウス、おめえ最高だな
メビウス「え?え?」
!!
メビウス「この気配は」
その時、空が曇り、空に立体映像が投影された
メビウス「お前は」
ブラック星人「よくスノーゴンを倒したと誉めてやろう、だが、本当の戦いはこれからだ」
負け惜しみを・・・
ブラック星人「ふん、あのスノーゴンは前座に過ぎん、本隊は」
空にワープーゲートが開いた
・・・・まさか
ブラック星人「この星もアンドロメダのように滅ぼしてくれる」
ワープゲートの向こうから現れたもの、それは60体はいるだろう、紫色の毛のスノーゴンだった
メビウス、ここは俺様に任せて南極に逃げろ!本とは嫌だが高山の坊ちゃんと藤宮の譲ちゃんに頼むっきゃねえ
行け!メビウス!
ガイア「僕達の力が必要なら、南極まで来る必要は無いよ」
・・・・・・へ、準備がいいじゃねえか
367 :
ガイアの日記:2006/11/12(日) 22:46:24 ID:V/iku/3X0
『勇者の谷』での鍛錬を終えて氷の神殿に戻った僕たちは、フロル姫から衝撃の話を聞いた。
アンドロ警備隊本部が壊滅?!シャザック母子、イザク、ティグリスも「嘘でしょ?」と顔を見合わせた。
フロル姫の話では侵略者はブラック星人だそうで、ドリューは重傷を負い病院に収容されたらしい。
ドリューたちのおかげで王族の方々は無事、アンドロ国を中心としたアンドロメダ一帯に敵の影はないとの事。
メロスはドリューからブラック星人が地球を狙っていると聞いて急ぎUターン中だそうだ。
アンドロ艇でメロスを迎えに行こうという話になり、僕とアグルも同伴を申し出たら壬龍に止められた。
「日本でゴライアンとメビウスが苦戦している…光の申し子≠スちはそちらに向かわれよ。
ウルフとマルスはアンドロ艇、そして万一に備えてグランテクターと黄道の剣を持って行かれよ」(壬龍)
僕はアンドロ艇に「ウルフとマルスを守って、メロスの事もお願いね」念を飛ばした。
トラン王子には安全のために氷の神殿から出ないように念押しし、怪獣たちにも氷の神殿を守るよう頼んだ。
僕とアグルが日本に着くと、ワームホールから現れた紫のスノーゴンの大群にゴライアンとメビウスが囲まれていた。
壬龍に言われて加勢に来たと話すと、ゴライアンは「壬龍が…俺、あいつ苦手だよ」と言った。
この大変な時に何言ってるんですか!
「お取り込み中すまんが、本題に戻っていいか?」(ブラック星人)
ブラック星人…今は立体映像で見せてるだけか。
「ウルトラ戦士がいくら増えようが、こいつには勝てまい!」(ブラック星人)
…それはどうだかね〜。
368 :
ガイアの日記:2006/11/13(月) 00:06:34 ID:dHGn4RHw0
(
>>367の続き)
リュウさんに安全な場所に避難させるようメビウスに頼み、改めてスノーゴンの大群と対峙。
「地球もアンドロメダのように滅ぼしてやる!やれ、スノーゴン!」(ブラック星人)
スノーゴンの大群は一斉にアイスナパームを放った。
「危ない!」(メビウス)
「切ったら冷気が爆発して凍りつくぞ!」(ゴライアン)
心配無用!古の戦士の系譜の力、発動!
僕を中心にアグル、ゴライアン、メビウスの周囲にバリアが張られ、アイスナパームは蒸発。
驚く皆を後目に、僕は大きく深呼吸した。
「ガイアの奴、あれをやる気だ!」(アグルがゴライアンとメビウスを引っ張って避難)
古の戦士の系譜の力よ…爆縮法ウルトラ・コスモオーラ!
こうして、スノーゴンの大群とブラック星人の立体映像、ワームホールは一瞬で消えた。
「ガイアさん…凄いですね」(メビウス)
「あれだけの大群を一瞬で消滅させるなんて…只者じゃねぇ…」(ゴライアン)
「2人の前でウルトラ・コスモオーラはまずかったんじゃないか?」(アグル)
とりあえず、ああするしかなかったんだよ。
それに、ブラック星人が立体映像で姿を見せた事からして、アルゴ星人が絡んでるんじゃないかな。
とにかく一度対策を練り直さないとね。
メビウスとゴライアンに後事を頼み、僕とアグルは氷の神殿に戻った。
ガイアの光線一発で、僕とメビウスが立ち向かって苦戦したアルゴスノーゴンの群れは全滅した
もう感心や驚きを通り越して絶句もの・・・
何か自信を失ってしまった
別に僕が苦労しなくてもいいんじゃないか?
ウルトラマンになってあんな強力な敵と戦って苦しまなくても、ガイアが何とかしてくれるんじゃないか?
そう思えてならない
その件をゴライアンに変身できる件とかを抜かして隊長に相談してみた
「そうか・・・・確かに、南極にいるウルトラマン達に任せておけばこの地球は平和だろう、しかしだからと言って我々がサボっていいという理由にはならないんじゃないか?」
そうか・・・そうですね、自分の力で守りたい物を守ろうと努力して、悪いわけがないですよね
「私はいつか、MATが南極のウルトラ戦士でも勝てない敵が出てきても勝てるだけのチームになってほしいと思う、もちろん、その時にはきっと、ウルトラの星と地球は、今より交流を深めているだろうな」
隊長、俺は、MATに入ってよかったと思います
370 :
ガイアの日記:2006/11/13(月) 14:03:29 ID:9VqihQCK0
(
>>368の後)
氷の神殿に戻った僕とアグルは、トラン王子の出迎えを受けた。
「お帰りなさい!壬龍が話があるって言ってたよ」
トラン王子の案内で壬龍のところに行くと、壬龍は微笑んで僕とアグルを出迎えた。
「龍玉で戦いを見させていただいた。ガイアのウルトラ・コスモオーラは見事であったぞ」(壬龍)
そこで今回の件は背後にアルゴ星人が絡んでいるんじゃないかと話すと、壬龍は頷いてこう言った。
「恐らく、そうだろうと私も思っている…メロスたちが戻るのを待って対策を練り直すがよかろう」
僕とアグル、トラン王子は壬龍からメロスがアンドロ国に一時帰国する事になった経緯を聞いた。
何でも、メロスのアンドロ警備隊隊長職解任の話が出たそうだ。
本来なら出来るだけアンドロ国にいなければならないのを長期間離れているのが理由らしい。
正式なコスモ戦士への引継も含めて1ヶ月(地球時間で1週間)はアンドロ国に滞在するように言われたとか。
「メロスには何度もアンドロ国より帰還命令が出ていた…彼は地球を愛するがゆえに理由をつけて断ってきた。
三種の神器とプロメテウスとトラン王子の事、ガイアの事など地球で調べねばならぬ事が山積であるのも帰還を断る理由の1つ。
さすがに宇宙警備隊勇士連盟の方々も困って最後通告を突きつけたようだ」(壬龍)
「ドリューたちがいてくれたから大丈夫だったんじゃなかったの?」(トラン王子)
「いや、メロスの弟のファイタスがいる…ファイタスはどうしてる?」(アグル)
アグルの問いに、壬龍は「それが…」と深刻な表情で話してくれた。
ファイタスが消息不明?!さすがにアグルとトラン王子も驚いた。
メロスが地球に留まる間、それまでアンドロ国を守護する部隊はファイタスが率いていたそうだ。
そのファイタスが突然消息不明になったためドリューが臨時になったとか。
そんな時にアンドロ国を含むアンドロメダ一帯をブラック星人が襲撃したため、メロスは引き返す事にしたらしい。
「ファイタスの消息…龍玉で見つけられる?」(トラン王子)
「いろいろ探っているが、未だ見つけられぬ。
ファイタスがそう簡単に消息不明になるとは思えぬが…余程の理由があるのだろう」(壬龍)
こんな時に…ファイタス、どこに行っちゃったんですか!
最近日記じゃなくてSSじゃねえかと言う声をよく聞くので、今回はほんとに日記です
本日午前7時にパトロール中の南隊員が剣岳のふもとからアントラーが現れたと連絡してきたため、MATは出動しました
なんとかアントラーを撃退したのですが、付近一帯の被害は甚大な物で、家を失った人達が涙に枯れるのを見るのはやはりつらい・・・
俺達MATには日常的な事でも、その人達にしてみれば、人生の一大事・・・
しみったれた話しばかりしていると体に良くないので話題を変えます
今日家のじいちゃんの兄妹の郷おばさんがMATを尋ねてきた
おばさんは息子がMATに入隊して、んで最近戦死したため持病が悪化して衰弱していたんだけど
実はおばさんの息子の秀樹さんはウルトラマンになっていて(ゴライアンの話しではジャックというらしい)、おばさんはそれを知って元気になり、持病まで治って今ではスーパーばあさんになっている
にしても秀樹さんはこっちに来た後い恋人といちゃつくばかりで故郷の母の所には一度も来ていないらしいのだから、親不孝はなはだしいと思う・・・
そんな事を話していたらゴライアンが「郷秀樹を捕獲して親元に帰そう」などと言ってきた
賛成、おばさんもそれは喜ぶ
・・・その時はそう思った、だが、それは大きな間違いだったのである
郷さんを騙しておばさんと再会させたまでは良かったが、郷さんはあった瞬間腰を抜かして必死に逃げようとし始めたのだ
凶悪怪獣にも暗殺宇宙人にも恐れない郷秀樹がなぜここまで・・・そう思った瞬間、その理由が判明した
「秀樹!あんた家にも金預けないで何遊びほおけてんの!レーサーになるなんて馬鹿なこと言って家出たと思ったら坂田さんに迷惑かけてるし、わたしゃ恥ずかしいよ!」
叫びながら、郷さんを押さえつけるおばさん
「おしおきだよこの馬鹿息子!!命令無視して隊長さんに何回迷惑かけてるんだいこの子は、おまけに毎回毎回死に掛けて、心配するこっちは心臓が止まると思ったじゃないの!え?この馬鹿息子はもう馬鹿で馬鹿で」
「かあさん、許して」
「誰が許すかい!」
そして始まる壮絶なおしりぺんぺん・・・
瓦礫の直撃にも悲鳴を上げなかった郷さんが物凄い悲鳴をあげている・・・
・・・・色々あって、おばさんは僕におこずかいをくれて、郷さんのお尻の治療費を置いて帰っていきました
「メロス。いちいちお前には言う必要はねえと思うが、念のためだ。慎重に着鑑してくれよ」(ウルフ)
ラジャー。私は小型機で地球へと引き返す途中だったが、万一を考えて迎えにきてくれたウルフとマルスの乗るアンドロ艇に収容してもらった。
「隊長、お疲れさまです」(マルス)
ありがとう。だが今回の件を考えたら、はたしてそう言ってもらっていいのか…。
「どうかしたのか?」(ウルフ)
お前達、おかしいとは思わないか?
こう言っては何だが…私は、ブラック星人にアンドロ警備隊本部を壊滅させるだけの戦力があるとは思えないんだ。
「地球じゃ、ゴライアンとメビウスも苦戦したらしいですよ」(マルス)
「たしかに、奴らの戦力であるスノーゴンは1度はジャックを退けた事がある。だが、そこまでだ。大方、アルゴ星人あたりがブラック星人をそそのかしたんじゃないか?」(ウルフ)
私もそう思う。
そして、これは私と本国で一致した意見なんだが…アルゴ星人が動けば恐らくジュダも動くのではないか?
「たしかに…その可能性は高いな」(マルス)
そして、本国では再びグア軍団撃滅のための最前線防衛の部隊が必要ではないか?という意見が出ている。
「以前、俺たちがやっていた任務だな」(ウルフ)
「だがメロス。それが一体、どうしたって言うんだ?」
落ち着けよ、ウルフ。
グアの狙いに、最終兵器と言われるアンドロの三種の神器がある。
「それこそ、今更だな」(ウルフ)
奴らが、再び三種の神器を狙ってくるのは間違いないだろう。そして、遅かれ早かれガイアと三種の神器の関係に気付くはずだ。
「だから何だって言うんだ。メロス、言いたい事があるなら、はっきり言えよ」
じゃあ、言おう。
ついさっき、私に辞令が出た。こういう状況なので口頭ではあるのだが、やがて正式な辞令が私宛に届く。
アンドロ国を中心としたアンドロメダ一帯の守護は、現在臨時で就いているコスモ戦士が正式に就任、新隊長は他の部隊で隊長職に就いているコスモ戦士が就任するらしい。
私は新たにグア軍団撃滅のための部隊の隊長に就任する事になった。
任務はグア軍団撃滅の他に、三種の神器の守護及び調査が加えられる事になった。
よって、管轄は地球を中心とした太陽系一帯、部隊編成及び装備に変更はなしだ。
「って事は…また、地球に行けるのか!?」(ウルフ)
「今まで通り、また5人一緒なんですね!」(マルス)
そういう事だ。
マルス。早速、氷の神殿にいるゾフィーに連絡、今の話をそのまま伝えてくれ。
「ラジャー!」
マルス。何を浮かれている?
我々は任務のために地球に行くんだぞ。遊びに行くんじゃない。
「何言ってやがる。お前こそ、そのニヤけた面は何だよ」(ウルフ)
ん、そうか?
まぁ、今だけだ。
これから、激しい戦いが待っているんだからな。
とりあえず私の手で宇宙警備隊本部へ送るスノーゴンの件についての書類を作っておいた
確かに高山の坊ちゃん・・・・いや、高山我夢のウルトラコスモオーラで一撃でやられたが、あのスノーゴンの力は強大である
それが60体以上いたのだから、アンドロ警備隊の迎撃部隊の一般隊員じゃまるっきり歯が立たず壊滅したのだろう
・・・・その60体を一瞬で消し飛ばせる高山我夢
彼がこれから我々の脅威にならない事を祈るばかりである
もしあの力が敵に回ったら・・・
いや、信じよう、彼が我々の望む平和な世界を裏切らないという事を
彼はそれに値する人間なのだから
さ〜て、後はこれを提出するだけだが・・・
めんどくせえから郵送でメロスに送って送ってもらお
ないようにチェックいれてもらいてえし
どーも書類関係は俺様苦手なんだよな・・・
頭使うのって嫌いだぜ
375 :
岸田の日記:2006/11/14(火) 19:24:24 ID:wG+jZCOR0
なんか最近
「ウルトラマンにぶっ壊されたものの賠償をもらう会」
とか言うのが作られた
なんでも、今までどこにいるのかわからなかったウルトラ戦士だが、南極に関係者がいる事は明らかなので、彼らにウルトラ戦士が破壊したものの賠償金を払わせようとか言う組合なのだ
まあ・・・怪獣ビルにたたきつけたり工場の煙突武器にしたり色々壊してるからなあ・・・
ちなみにいくらなんだ?賠償金って?
伊吹「これがその見積もりだ」
えーと一十百千万十万百万千万一億十億・・・・・
うわあ・・・
伊吹「本年どの日本の国家予算の5%に相当する・・・こんな額は残念だが防衛軍にも払う事はできない」
どこでこんな壊れてるんでしょうかねえ・・・
伊吹「現れる度に地面が荒野と化しているだろう、あれ全部破壊された後だ」
な・・・なるほど
それで、その組合は今何してるんです?
伊吹「南極にデモに行くそうだ・・・」
・・・・・新たな問題にならなければいいが
間もなく太陽系が見えてくる…という所で、地球から連絡が入った。ゴライアンか。
「よぉ、メロス。光の国に提出する報告書、氷の神殿に送っといたからよ。悪いが光の国に送っといてくれや。ついでに内容も見といてくれ」
何で私がそこまでせにゃならんのだ…。
まぁ、何かのついでに送っといてやるか。ただし、内容までは知らんぞ。
「冷てーな、お前は。それより「ウルトラマンにぶっ壊された物の賠償をもらう会」っての知ってるか?」
初めて聞くな。何だそれは?
「読んで字の如くだよ。ようは、怪獣との戦いでぶっ壊された家だの何だのの賠償金を取り立てるって集まりだ。さっき、岸田や隊長が話してた」
まぁ、気持ちはわからなくもないが…。
「今、氷の神殿にウルトラ戦士やお前らがいるだろ。で、そいつらが南極までデモに行くらしいぜ」
そいつは、穏やかな話じゃないな。
「しかし、あの神殿には結界だか何だかがあるんだろ?人間に見つかるわけねーだろっての」
そうなった場合、そのデモ隊とやらはどうするつもりなんだ?
「さあな。世界中にある防衛軍基地や、それらを運営してる国や国会でも相手にするんじゃねーのか?おかげで、MATの基地内もピリピリしてるよ。じゃ、俺は忙しいから」
言いたい事だけ言って、ゴライアンは通信を切った。
「どういう事なんだ?」(ウルフ)
さあな。しかし、1つ心配な事もある。
この騒動で人間から生じたマイナスエネルギーが、もしアルゴや凶悪な宇宙人に利用されたら…。
「そりゃ、ちょっと厄介な事になりますね。あるいは、もしその会自体が侵略者が仕掛けた物だったりしたら…」(マルス)
心配のし過ぎであればいいが…。
メロス君、それは名案だ!
実は次の作戦どうするべきか考えていた所だったのだ
いや〜やっぱり持つべき物は盗聴器!
人間の物欲や金欲はすばらしいからねえ
きっとすばらしい怪獣が出来上がるよ
それじゃあ楽しみしておいてくれたまえ
ははははははははは
・・・・は・・・あ・・・
デビロン「なんだ?」
ブラック「どうした?」
なあ、カネゴンできちゃったんだけど・・・これでいいと思う?
デビロン「いや・・・まずいだろ、カネゴンは」
ブラック「うん、それは勘弁してくれ、いくらなんでも」
デビロン「カネゴンはな・・・別の意味で嫌だ・・・」
だよな・・・俺も嫌だ、どうしよう、でもこれかなり強いんだよ、アルゴカネゴン
ブラック「どれくらい?」
前のスノーゴンを1とすると50くらい
デビロン「嫌すぎだなそれ・・・」
やべえ・・・これ出せば勝てない事はないと思うけど出したくない・・・
こんなので勝っても嬉しくない・・・
・・・仕方ない、どっかに放棄しよう
>>376 ×それらを運営している国や国会
〇それらを運営している国や国連
いつもすいません。何でこんな間違いしたんだろ…?
379 :
壬龍の日記:2006/11/14(火) 22:39:52 ID:paGt0Bwl0
ファイタスの消息を龍玉で探っていると、その傍でガイアが顔を上げた。
「アンドロ艇の波動だ…メロスたちが戻ってくる!」(ガイア)
光の申し子≠スちやフロル姫、トラン王子、ゾフィーと共に三種の神器の保管場所に急行。
「先程アンドロ艇より連絡があったので入口を開けておきました」(EX=PAL)
やがてアンドロ艇が入ってきて、メロス、ウルフ、マルスが降り立った。
「マルスから話は聞いた。また地球にいられるのだな」(ゾフィー)
問うてみるとメロスに新たな辞令が出たそうで、アンドロメダ一帯の守護隊長は臨時就任したコスモ戦士が正式就任とか。
アンドロ警備隊新隊長には別部隊の隊長職を務めるコスモ戦士が就任するとの事。
メロスは新たにグア軍団撃滅のための部隊長に就任する事になったとか。
「後で正式に辞令が届く」とのメロスの言葉に光の申し子≠スちとトラン王子は抱き合って喜んだ。
フロル姫も胸を撫で下ろした…トラン王子を通じて聞いていたからか不安だったようだ。
「本当によかった…一時はどうなる事かと思いましたよ。
改めて光の申し子≠スちや壬龍たち共々よろしくお願いします」(EX=PAL)
「こちらこそ…よろしく」(アンドロ艇)
アンドロ艇…もしや照れているのか?
「照れてなどおらぬ…また共に戦える事が嬉しいのだよ」(アンドロ艇)
「何にせよ…本当によかったね」
ガイアは、そう言ってアンドロ艇の胴体を撫でた。
そんな時、龍玉が光ったので見てみると…ファイタスが映っていた!
「ファイタスがいたの?!」(トラン王子)
皆も龍玉の周りに集まった。
龍玉に映るファイタスは、どこか様子がおかしい。何か思い詰めているような…
ファイタスの身に何があったのだ?!
380 :
壬龍の日記:2006/11/15(水) 00:10:27 ID:P1F1ZVto0
(
>>379の続き)
さらに龍玉でファイタスの事を探ると…ゾフィーとセブン、そして…バードン?!
何故にバードンか?と思いゾフィーを見ると、ゾフィーが青褪めていた。
光の申し子≠スちとメロスたちコスモ戦士5人もゾフィーをジッと見つめる。
「どうやら、事情はゾフィーが知っているようだな」(アンドロ艇)
「そういえば、ゾフィーはバードンに対して苦手意識があると聞きました。
龍玉にセブンとバードンも一緒に映るとは…ゾフィーとセブンの間で何があったのですか?」(EX=PAL)
疑問に首を傾げていると、ジャスティスが入ってきた。久しいな。
「その辺りの事情は私から話そう」とジャスティスが語ってくれたのは、何とも洒落にならぬ話だった。
ジャスティスによると、過日勃発した宇宙警備隊の内部抗争はゾフィーとセブンの意見の食い違いが原因とか。
そのためにゾフィー派とセブン派に勢力が分かたれ、警備隊としての機能も崩壊寸前だったらしい。
そこでジャスティスは潜入捜査を試みたが小包爆弾で重傷を負い、捜査もままならなかったそうだ。
龍玉に映るファイタス、ゾフィー、セブン、バードンの映像を見ながら、ジャスティスはさらに語る。
「結局、宇宙警備隊の内部抗争はうやむやになったが…その中でセブンが切り札を用意していたという情報があるのだ。
セブンはゾフィーとの決戦を覚悟してか、その切り札を造るための施設をどこかの惑星に建てていたらしい。
その切り札がバードン…施設でバードンを養殖し、ゾフィーに差し向けようとしたのかも…
ファイタスは何かのきっかけでこの事を知ってゾフィーとセブンを問い詰める気でいるのだろう」
ジャスティスの話には我らも青褪めた。セブンめ…何と大それた事をしてくれたのだ!
「ファイタスが氷の神殿に殴り込みをかけそうだね。ついでにセブンのところにも…
その場凌ぎにしかならないだろうけど、とりあえずファイタスを足止めした方がいいかも」
ガイアの言葉に応えるように、アグルがプレスレットの力でカード手裏剣を2枚出した。
「ガイアの名の下に願う…古の戦士の系譜の力よ、ファイタスを止めてくれ!」
ガイアはカード手裏剣に力を与え、空に飛ばした。
ファイタス…早まった事をしないでくれるといいが…
・・・・・見えたぞ、MACステーションだ
殺された皆の仇、ウルトラセブンがいる、MACステーションだ
殺す!俺はセブン、お前をな!
・・・そのために俺は手段を選ばない
邪魔する奴にも容赦はしない、殺す!ウルトラセブンお前を絶対に
・・・早速邪魔をするつもりか?氷の神殿の連中は
無駄だ(飛んできたカード手裏剣をサーベルで切り捨てる)
斬られたカードは爆発し、跡形もなく消し飛んだ
ふふふふふ、今の俺には見えるぞ、かつて俺が夢に見た、「最強」の二文字が
かつて俺が挑みそして散ったウルトラセブンを超える力を、俺は今持っているのだ!!
この鎧、あの星の住人達の恨みと憎しみと復讐心が篭った鎧に誓って、俺はセブンを殺す
もう一度言う、邪魔する奴は・・・・・消す
言って、俺は俺を迎撃するために出動したマッキー2号と3号を切り裂いた
セブン!出て来い!そして死ね!あの惑星の住人達の死に対して、責任をとって死ね!
俺の言葉に、ウルトラセブンはMACステーションから姿を現した
現した瞬間、俺は剣から光弾を放つ
セブンはそれを避け・・・ない、命中した光弾は爆発したが、セブンはまだ息があった
なるほど、己の犯した罪の重さを悟ったか
俺は剣を構えると、ためらわずセブンに斬りかかった
そして、セブンの首は宙を舞った
終わった・・・いや・・・まだだ・・・確かに、セブンは死んだ
だが、こうなった原因はまだ死んでいない
・・・・次は、ゾフィーだ
真っ向から行けばしくじるだろう、今は・・・チャンスを狙わせてもらう
レオ「たいちょおおおおおおおおおおおおおおおお」
テレポートする私の背に、レオの叫びが聞こえた
「壬龍、もう1度龍玉を見せてくれないか?」
そうゾフィーに言われ、壬龍は再び龍玉を差し出した。
「この星は…そうか。私はまた、この星の民を不幸にしてしまったのか…」
聞くと、ゾフィーがまだウルトラの力を授かったばかりの頃、怪獣を倒すのに力を制御出来ず、この星の人達を巻き込んでしまった事があるらしい。
俺とマルスは大まかに聞いていたが、さすがにガイア達は驚いている。
「ファイタスが来るぞ。セブンを殺ったみたいだ…」(アグル)
思ったより早いな。
「ファイタスがああなってしまったのも、元はと言えば私の責任。そして、あの星の人達も…。私は償わねばならない」
ゾフィー、またいつもの死にたがりが始まったのかよ!?
「ゾフィー。君の気持ちはわかるが、これは私の弟の不始末だ。尻拭いは兄の仕事だよ」
「メ…ロス…」
メロスは、ゾフィーに当て身を入れて気絶させた。ってか、お前までかよ!
外に出ようとしたメロスを呼び止め、今度は俺がメロスの腹に当て身を入れた。
フロル、夕子クン。またウルトラノイローゼが出たら大変だ。2人を頼んだぜ。
「どうするんですか?」(ガイア)
アグル。こないだの勇者の谷で、カード手裏剣をフロルやガイアに変えてたよな。
ゾフィーにも変えられるか?
「出来ますけど」
じゃあ、やってくれ。とりあえず、そいつで時間稼ぎだ。
アグルはカード手裏剣を出し、ガイアがカード手裏剣に何かし始めた。
ふ〜ん、そうやって人型にするのかい。
行くぜ、マルス。
ファイタスも俺達と同じコスモ戦士だ。
俺達で何とかしよう。
ガイアにアグル、そしてみんな。力を貸してくれ。
「ウルフ、どうするつもりなの?」(西条)
さっきも言ったように、ファイタスも俺達の仲間だ。
結論から言えば、俺もマルスも仲間同士で殺り合う気なんてサラサラないって事だ。
「まさか、アンタ。時間稼ぎだけして、何もしないなんて事は言わないわよね?」(西条)
言わないよ。壬龍、あれからセブンはどうなった?
「レオがウルトラマンとでセブンの遺体を包み、どこかに飛んでいった。この方角だと、間違いなくキング星であろう。」
じゃ、セブンは心配ないな。
「ウルフ、さっきから何を言ってるんです?」(ガイア)
ファイタスほどの奴なら蘇生可能かどうかを見誤る訳がないし、本当に殺る気があるなら生き返らない程度に始末する事も出来るはず。
さっき壬龍の龍玉を見た時に思ったんだが…壬龍、どうせあんたも気付いたんだろ?
ファイタスがいた星から感じた、嫌な気配にさ。
あの星でセブンのバードンの野生化を促して暴走させ、ファイタスにいらん事言ってそそのかして力を与えた奴が、必ずその星のどこか、あるいは近くに隠れているはずだ。
西条クン達はその星一帯を探ってくれ。アルゴかジュダ、ボア。あるいは別口の凶悪宇宙人が尻尾を出すだろうよ。
「わかったわ」
西条クンは弧門と姫矢を連れて、コンピューター室に向かった。
よし、俺達は時間を稼ぐんだ。
ウマく行けば、ファイタスはきっと以前のファイタスに戻るはずだ。
×レオがウルトラマンとで
〇レオがウルトラマントで
いつも、すいません。
385 :
壬龍の日記:2006/11/16(木) 13:45:19 ID:GVw+vMMt0
ファイタスの暴走を止めるべく皆が尽力する中で私は龍玉で彼の様子を探った。
龍玉に映るファイタスは、外見が違っていた。
コスモテクターとは違う『鎧』…かつてヒカリがハンターナイト剣だった頃のものに似ている!
ゾフィーいわく、バードン養殖施設があった惑星はかつてゾフィーがウルトラの力を授かったばかりの頃に訪れたとの事。
その時のゾフィーは怪獣を倒すのに力を制御出来ず、惑星の人々を巻き込んだとか。
ゾフィーはその惑星に並々ならぬ想いを持っていたのか…
さらに探ると…ファイタスが今まで何をしていたかが映し出された。
ファイタスはセブンのカプセル怪獣だったゴードと出会い、その惑星を訪れたようだな。
そこで惑星の住人からバードンの件を聞き、その惑星を守ろうとしたのか。
アンドロ国を守護する部隊隊長の職を擲ってまで…ファイタス、そなたは心から…
「バードンの野生化を促して暴走させ、ファイタスにいらん事を言って唆し力を与えた奴がいるはず」
ウルフはこう言ったが龍玉で見る限り、その気配は感じられぬ。
ファイタスがその惑星を守ろうとしたのは、ファイタス自身が選んだ事。
そしてバードンの野生化は、不用意に増えて制御出来なかったセブンが自らその施設ごと放棄したのが理由。
結局、襲い来る野生化バードンの大群にゴードは殺され、ファイタスも重傷を負って…惑星は滅びた…
ファイタスの纏う今の鎧は、滅びた惑星の最後の念が与えた力が具現化したもの。
その鎧には恨み、憎しみ、復讐心が宿る…
ファイタスは、セブンとゾフィーを殺せば惑星の住人の敵討ちが果たせると思っているようだ。
だが、そんな事をしてもその惑星の住人たちは喜ばぬだろう。
私は、怪獣たちにもファイタスの件を話して警戒を促した。
「ウルフが言ってた嫌な気配…俺も感じたよ。ずっと昔、同じ気配を感じた覚えがあるんだ」(トラン)
トランには、その気配に心当たりがあるのか?
だとしたら、トランがそれを思い出せば、この事件は半分以上解決したような物なんだが…。
「壬龍の言う通りね。トランの勘って、結構馬鹿に出来ない物ね」
そういいながら、西条クンは資料を抱えて入ってきた。
「その星の事なんだけど…ファイタスの姿がその星で最初に確認できる一週間前、この星の近くに巨大宇宙戦艦が来てるわ。ここの資料と照らしあわせた所、一致したのがこの艦だったわ」
そういって、西条クンは手にした資料を広げた。これはボアの戦艦!
なるほど。トランの記憶にあるはずだぜ。
「では、バードンを野生化させて解き放ったのは、ボアの仕業という事か。しかし、龍玉で探ってみたのだが…どうも、ファイタスは自らの意志であの星に留まってバードンと戦い、そして敗れた。誰かにそそのかされたわけでもなく、あの星の民を想うが故の事」(壬龍)
そうか。ま、ファイタスらしい純粋さだな。
「トランはともかく…壬龍にもわからなかったような気配に、お前達2人が気付くなんてね」(西条)
まぁ、俺達はグアやボア達とは長い事やりあってきたからな。
おかげで、連中に関しては人一倍鼻が利くのさ。
しかし、ボアか…。
奴が再び動き出したとなると、ファイタスの一件だけで済まなくなるかも知れないな。
MACステーションが襲われ、ウルトラセブンが謎の宇宙人に殺されたと言う連絡を受けた
アルゴ星人の新たな手下か?それとも新たな敵か?
イデJr「アルゴ星人のものとは違いますが、マイナスエネルギー探知機が反応しました」
上野「と言う事はそいつは俺達の敵だな」
伊吹「そう考えるのが適当だろう」
その時、GUYSの怪獣要撃衛星が宇宙怪獣を発見したと言う連絡が入った
怪獣?アルゴ星人か?
丘「いえ、アルゴ反応はありません」
イデJr「しかしマイナスエネルギー反応はありますよ」
クレッセントみたいな野良マイナスエネルギー怪獣というわけか?
丘「怪獣要撃衛星、破壊されました」
やるな・・・
イデJr「続いてライトンMATのサターンZZ宇宙機雷が発動します」
上野「まあ、これで片付いたな」
イデJr「炸裂確認・・・・、な・・・」
丘「効果ありません!!」
伊吹「何だと!?核爆発並みの威力があるんだぞ!!」
イデJr「敵の映像、でます!」
そこに映ったのは、金色の皮膚をして、鎧のような装甲に身を包んだ巨大怪獣
ゴライアン(こいつは)
・・・ゴライアン、知ってるのか?
ゴライアン(こいつは・・・ゴードだ・・・金星怪獣、ゴード・・・セブンの持ってるカプセル怪獣の・・・)
イデJrや俺と同じボツキャラクターってわけか・・・
ゴライアン(何でコイツが地球に?そして、あの鎧は・・・)
伊吹「怪獣を大気圏で迎撃するぞ!」
・・・・了解!
今はとりあえず何とか破壊活動を止める事を考えないと!
388 :
ガイアの日記:2006/11/17(金) 15:49:39 ID:WopLWEfn0
アグルと一緒に医務室に行くと、子供シャザックに少し待つように言われた。
見ると、フロル姫、夕子さん、シャザックがメロスとゾフィーのカウンセリングをしているところ。
「光の申し子@l方…どうされました?」(シャザック)
一区切りついたところで聞かれたので、壬龍やウルフたちの話を報告。
「ボアが動き出したというのか?」(メロス)
ファイタスの件だけでは済まされないだろうとウルフも言ってました。
ゾフィー、フロル姫、夕子さん、シャザック母子も驚きを隠せなかった。
メロスもゾフィーも、ファイタスの事で責任を感じている様子。
以前言ったでしょう、「自分たちだけで抱え込むのはやめろ」って。
気持ちはわかりますが、思い詰め過ぎると取り返しのつかない事態になりますよ。
「ファイタスの事は俺たちが何とかします。メロスとゾフィーは休んでいて下さい」(アグル)
メロスとゾフィーは「本当にすまない」と謝った。
その時、僕のXIGナビが鳴った。何かあったの?
「アンドロ艇と壬龍がファイタスとゴードの気配を掴んだそうです!」(EX=PAL)
「ゴードは滅びた惑星の最後の念が与えた力で甦ったようだ。怒りがゴードを突き動かしている」(壬龍)
「GUYSの怪獣要撃衛星とMATのサターンZZ宇宙機雷も効果がなかったらしい。
ファイタスとゴードがゾフィーを狙って氷の神殿に近づいているのは明らか。
ゾフィーの影武者を使った時間稼ぎも今の2人には通じぬだろう。心してかかれ」(アンドロ艇)
僕とアグルはフロル姫、夕子さん、シャザック母子にメロスとゾフィーを守るよう頼み、皆に知らせるべく医務室を出た。
大気圏を突破しようとするゴードを俺達は徹底的に攻撃したが、大した効果は無く、奴はついに地上に降り立った
そして口から光線を発射して暴れ始める
おいゴライアン、お前の仲間は何で町を破壊してるんだ?
ゴライアン「わからん、もしかするとあのMACステーションを襲った宇宙人に操られてるのかも知れねえ」
・・・・あれはよく見ると鎧じゃないな
あれは・・・あれは機械のパーツ
ゴライアン「わかったぞ!何者かが、ゴードを改造したんだ!!」
よし!ゴライアン、こうなったらアレはただの動く死体だ!
ゴライアン「よっしゃあ、ぶっ殺してゴードの魂を天に送ってやろうぜ!!」
そして徹底攻撃を始めるMAT、そこにTACとUGMも加勢しに現れた
だがありったけ攻撃してもまるでビクともしないメカゴード
こうなったら変身・・・
あ、ガイアとアグルだ
ゴライアン「んじゃ今回は任せておこう、またさっさと片付けるだろう」
そうだね
390 :
ボアの日記:2006/11/18(土) 14:41:49 ID:kxd1Vc6fO
先のアルゴ星人との戦いにおいて、悔しいが再生怪獣の差を見せつけられた。
そこで俺は、再生怪獣の能力と凶暴性をアップさせる成分を発見、これを光線にする事に成功した。
そこで、とある名もなき星において実験を行ってみた。
結果は上々。この星にあった飼育場で大量に養殖されていたバードンに向けてこの光線を発射した所、バードンの群は飼育場を破壊し、近隣の村を襲撃した。
しばらく観察を続けたら、バードンはあっという間にこの星を滅ぼし、途中で邪魔に入ったアンドロ人と怪獣をも倒した。
ついでと言っては何だが、このアンドロ人が連れていた怪獣も捕獲し、改造を施して再び野に放っておいた。
この光線は成功だ。
さらに改良を加えて、配下の怪獣軍団にも浴びせてみた所、戦闘能力は70%跳ね上がった。
これなら、ウルトラ人だろうがアンドロ人が…ふふふ。
今より、地球に向かう!
アンドロ人とウルトラ人を皆殺しにし、さらには奴らに味方する地球怪獣にもこの光線を浴びせ、我が配下としてやろう。
「ボア様、敵機急速接近中!アンドロ艇です!」(ボアの部下)
アンドロ人め…すでにこの船を見つけおったか。
再生怪獣軍団を出動させ、アンドロ人を皆殺しにしてやるのだ!
391 :
アグルの日記:2006/11/18(土) 23:24:21 ID:26LIQRdr0
ゴードが地上で暴れているとの情報を得た俺とガイアは、ゴードの出現場所に急行した。
MAT、TAC、UGMの面々がゴードに徹底攻撃していたが効果が薄いらしい。
ゴードは俺とガイアにも光線を浴びせようとしたが、横から飛んできた光弾がゴードを弾き飛ばした。
見ると、ゾンネル、ギール、ゴメノスが…俺とガイアが行った後、壬龍から言われたとか。
「壬龍が『ゴードは誰かに改造されてる』と言ってたぞ」(ゾンネル)
「ああなった以上ゴードが助かる道は1つ!」(ゴメノス)
「ゴードを倒すしかない!」(ギール)
ゾンネルの核エネルギー光弾、ゴメノスの火球、ギールのマグマ弾がゴードの身体の機械のパーツを破壊。
その衝撃でゴードの鎧に罅が入ったのを狙って皆で一斉攻撃!
俺とガイアのバーストストリームでゴードは倒れた。
「セブン…君と一緒に戦いたかった」と言ってゴードは息絶えた。
ゴードの遺体は俺のカード手裏剣とガイアの『古の戦士の系譜の力』で作った結界に閉じ込めて別次元に埋葬。
悪用防止のためだが、セブンには後で謝っておこう。
MAT、TAC、UGMの面々に挨拶を済ませた俺とガイア、ゾンネル、ギール、ゴメノスは氷の神殿に戻った。
「ボアがバードンを野生化させて解き放った事から考えて、恐らくボアはゴードに改造を施したのだろう。
怪獣の能力と凶暴性を向上させる光線で…野生化されたバードンの生き残りはどこかで暴れているかもしれぬ」(壬龍)
さらに、壬龍の龍玉にボアの姿が映し出された。
「アンドロ人とウルトラ人を皆殺しにし、さらには奴らに味方する地球怪獣にもこの光線を浴びせ我が配下としてやろう」
このボアの言葉を聞いた怪獣たちの怒りが大爆発!
「ボアの配下になんかなりたくない!」というのが怪獣たちの一致した意見。御尤も…
俺とウルフはアンドロ艇を駆り、宇宙へ飛び出した。もちろん、ボアの野郎とケリを付けるためだ。
「ウルフ、マルス、聞こえますか?」
氷の神殿から連絡が入った。ガイアか。
声の調子からすると、そっちはウマくいったみたいだな。
「とりあえず、ゴードは何とかしたんですが…依然、ファイタスの行方がつかめません」(ガイア)
そうか。さすがだな。
「何度も言うようだが、絶対にファイタスは殺すなよ。今、仲間同士で殺り合えば、敵に隙を見せる事になるからな」(ウルフ)
「わかってますよ。それに、お2人の仲間ってだけでなく、俺達みんなの仲間ですからね」(アグル)
よくわかってんじゃん。こいつらなら、きっとファイタスを救ってくれるはずだ。
間もなくボアの戦艦と接触する予定なので、南極からの通信を切る事にした。
「前方より熱源!緊急回避!」(ウルフ)
ボアの奴め。挨拶がわりに、一発ぶっ放してきやがったか。
派手なご挨拶だな。
「マルス、怪獣軍団が来るはずだ。確認してくれ」
俺はモニターに目をやった。
来た来た。かなりの数だな…って、バードンの大群だと?
何で、バードンが宇宙空間を飛んでるんだよ!?
「相手はボアだぞ。そのくらいの強化は、軽くやってくるだろう」(ウルフ)
なるほど。じゃあ、あの星のバードンをまとめて回収したってわけか。
壬龍の言った通りだな。
「何にせよ、この数のバードンを相手にするのは危険だ。マルス、アンドロ艇の重電子砲を撃って撃って撃ちまくれ」(ウルフ)
わかった。
さぁ、来やがれ。まとめて焼き鳥にしてやるぜ。
393 :
ガイアの日記:2006/11/20(月) 17:53:21 ID:v07cz3ki0
ゴードを倒し、別次元に埋葬した事をウルフとマルス(アンドロ艇で宇宙を航行中)に報告。
依然ファイタスの行方が掴めないと話すと「何度も言うが絶対にファイタスは殺すな」と念押しされた。
ファイタスはメロスたちコスモ戦士の仲間であり僕たちの仲間…何としても救おう!
龍玉で観察していた壬龍が「ファイタスが氷の神殿に近づいている」と言った。
ファイタスは剣技が得意なので生身で戦うには危険と思い、僕はメロスにコスモテクターを借りたいと頼んだ。
メロスは驚きつつも承諾して僕にコスモテクター(予備用)を着せてくれた。
「本当にすまない…本来なら私が出るべきだが」(メロス)
今回の件はメロスのせいではないし、ゾフィーにも罪はないですよ。
大丈夫と言い聞かせて出た時、僕のXIGナビが鳴った。
「アンドロ艇より伝言を預かってます」(EX=PAL)…何だろう?
三種の神器の保管場所に行くと、黄道の剣が置かれていた。
「アンドロ艇から伝言で『黄道の剣でファイタスを救え』との事でした。
ウルフとマルスがボアの軍団と戦うのに必要かとグランテクターを持って行ったので」
そうだったのか…PAL、ありがとう。
「こちらこそ…今のファイタスが纏う鎧は復讐心が宿るものでしたね。
かつてはヒカリもボガールへの復讐の為にそのような鎧を纏ったと聞きました。
黄道の剣ならばファイタスの復讐の鎧を撃ち砕く事が出来ると見込んだのでしょう」(EX=PAL)
アンドロ艇…そこまで考えていたんだ。せっかくなので使わせてもらうかな。
・・・ゴードが死んだか
・・・・ん?何あいつらカードに封印して異次元捨ててるんだ
おいおいんなかわいそうなことしないで生き返らせてやれよ・・・
よし、南極に抗議に行こう
ん?何身構えてるんだ?ってそりゃ身構えるよな・・・
ガイア「え?もしかしてゾフィー殺しに来たんじゃ・・・」
いや今回はゴード生き返らせてやればいいじゃんと教えに来たんだが
ガイア「・・・せっかく来たんだから決着つけようよ」
・・・・はっきり言おう、もう決着はついている
ガイア「え?」
ウルトラマンガイア、そこをどけ、でなければ俺はこのスイッチを押す
俺がこれを押せば5つの核弾頭が爆発し、1億以上の人間が死ぬぞ
ガイア「な・・・」
お前がそこをどいてゾフィーを差し出して1億を救うか、ゾフィーのために1億犠牲にするか
さあ、どうする?
395 :
ガイアの日記:2006/11/21(火) 15:33:34 ID:XpJ7pBsw0
氷の神殿の外に気配を感じて出てみると、ファイタスが既に来ていた。
ファイタスは「ゴードを生き返らせてやれ」と言い出した。
ゴードは既に改造されて手に負えなかったから倒したと言ったら、ファイタスは驚いた様子。
ファイタス…貴方を救うため、ここで決着つけます!
すると、ファイタスはリモコンを出した。
「俺がスイッチを押せば5つの核弾頭が爆発し、1億以上の人間が死ぬ。
ゾフィーを差し出して1億を救うか、ゾフィーのために1億犠牲にするか。どうする?」
ファイタス、何を考えてるんですか!と叫んだ時、怪獣たちが出てきた。
さらにはメロスとゾフィーも…って、来ちゃダメ!
「来たか!ゾフィー、あの惑星の住人たちの死に対して責任をとって死ね!」
ファイタスはこう叫んでゾフィーに斬りかかった。
ゾフィーをメロスが庇い、さらに僕が庇って黄道の剣で防ぐのがやっとだった。
そこへアグルが来て「核弾頭は爆発しないように細工した」と言った。
壬龍の龍玉での観察で知り、アルケミースターズに連絡したとか…助かった!
「余計な事を!」とファイタスはアグルに斬りかかるが、アグルは間一髪で回避。
状況を見かねてか怪獣たちが何やら相談…すると壬龍が「死なない程度に叩きのめすがいい」と言った。
「ガイアは下がられよ」と壬龍に言われたので退いたら、怪獣たちがファイタスを袋叩き!
そういう事か…
怪獣たちに袋叩きされて気を失ったファイタスの隙を狙い、彼を覆っていた復讐の鎧は黄道の剣の力で消滅させた。
その上で雁字搦めにロープで縛り氷の神殿に運んだ。
とりあえず、ファイタスはアンドロ国に送り返した方がいいのかな…
ガイアの黄道の剣のおかげで、ファイタスは救われた。
ファイタスを縛り上げると、ガイアからものスゴい剣幕で睨まれた。
「あれほど言ったのに…何で出てきたんですか!それに壬龍も、何で止めなかったんですか!」
はは、やっぱり怒られたか。
しかし、壬龍もゾフィーも涼しい顔をしている。恐らく、私もだろう。
「この2人の目は、死を決意した者の目ではなかったからだ」(壬龍)
そういう事。さて、私もこれを脱ぐとするか。
「って、下にもコスモテクター?つまり、重ね着してたって事?」(アグル)
ファイタスの実力とコスモサーベルの強度を計算すると、これくらいの防御が必要だからね。
私はファイタスの兄。奴の事は、誰よりもよく知っている。
その上で、壬龍やシャザック達と打ち合わせして…というわけさ。
「じゃあ、僕が黄道の剣で防がなくても、メロスもゾフィーも死ぬ事はなかったってわけか。余計な事しちゃったかな?」(ガイア)
とんでもない。君の気持ち、とても嬉しかったよ。
「それより、ウルフとマルスを援護に行った方が?」(アグル)
そうすると、ここの守りが手薄になる。その隙をつかれたら、一瞬でアウトだぞ。
あの2人ならやってくれるさ。
いつも君達が言ってる事だぞ?仲間を信頼しろって。
そう言うと、ガイアもアグルもうなづいてくれた。
重電子砲で、襲いくるバードンの群を片付けた。続いて、敵の第二波!
「ウルフ、今度は普通の宇宙怪獣だ。俺達も外に出て、俺達とアンドロ艇の三方からやっつけよう」(マルス)
わかった。頼んだぜ、アンドロ艇さんよ。
マルスの作戦がウマくいき、俺達は怪獣軍団をあっという間に倒した。
が、ボアの戦艦を飛び出した怪獣がまだいた。
第三波?その割には一匹だけのようだが…って、まさか!?
「まだ、バードンが残っていたのか?すまない、ウルフ。俺の読みが甘かった」(マルス)
気にするな。どうせ、アレ一匹みたいだし。
とは言え…こいつは、かなり手強いな。
げっ!バードンのくちばしで、マルスのコスモテクターに穴が開いただと?
ボアの奴め…バードンのくちばしを、スペースチタニウム以上の硬度に改造しやがったか。
マルスがやられる!…と思ったら、アンドロ艇から飛んできた光がマルスを包んだ。
あれは、グランテクター!さすが、アンドロ艇。用意がいいぜ。
「これさえあれば百人力だ。ウルフ、隙を見て戦艦に殴り込め。こいつは、俺に任せろ!」(マルス)
わかった。
待ってろよ、ボア。今日こそ、貴様の首をとってやるぜ!!
398 :
ガイアの日記:2006/11/21(火) 22:04:58 ID:rCFbC3HV0
ファイタスをロープで縛って氷の神殿に運んだ後、コスモテクターをメロスに返した。
メロスがコスモテクターを重ね着してたとは思わなかったのでビックリ。
ファイタスの実力とコスモサーベルの強度を計算しての事とか…納得。
壬龍とシャザック以外の怪獣たちから「コスモテクター、そのままもらっちゃえ」と言われた。
ヤプールとの戦いの後でもそう言ってたね…コスモテクターはアンドロ国の装備の1つだよ。
僕は許可をもらって着させてもらっただけだから、そんな事言わないの!
僕の言葉に壬龍とシャザック以外の怪獣たちは「つまんない!」とブーイング。
ファッション感覚で着るものじゃないのに…おかげでメロスとゾフィーには爆笑されたけど。
壬龍とシャザックも怪獣仲間を宥めるのに必死だったし…
ファイタスをアンドロ国に強制送還させるべきか皆で話し合っていると呻き声が。
「ファイタスが起きたか」(姫矢)
ファイタスは自分が置かれている状況を知って「何だ、これは!解け!」と叫んだ。
「人様に迷惑かけてタダで済むと思うな!」
西条副隊長がディバイトランチャーUNを突きつけて脅すと、ファイタスは大人しくなった。
これは、ちょっと一筋縄ではいかなそうな気がするね…
バードンをマルスに任せて俺はボアの戦艦に突入、一気にブリッジまで殴り込んだ。
覚悟はいいか、ボア今日こそ年貢の納め時だぜ!!
「1人で来るとは、いい度胸だ。アンドロウルフよ。しかし、貴様ごときにやられるボア様ではないわ!食らえ!!」
ぐぼっ…ボアの奴め、なんてパワーだ。桁違いの強さだぜ。
だが、こんな普通の攻撃じゃあ、俺を殺す事は出来ないぜ。
必殺のスーパー・インパルスレイを撃ってこいよ。俺を殺るつもりならな。
「うぐっ…」
どうした?撃てないのか?そうさ。お前に撃てるわけないんだ。
何故なら、ここは貴様の戦艦の中。この中じゃ、スーパー・インパルスレイは威力がありすぎて使えまい。
「おぬし、それを狙っておったな」
今頃気付いたか。
そして、俺はお前とは違うぜ。この艦がどうなろうが、俺の知った事じゃねーや。
だから、ためらいなくこの技を使えるんだ。
覚悟しろ、コスモオーラだ!!
「ぐおっ。このままでは…アンドロウルフよ、この借りは必ず返してやるぞ!!」
ボアめ、テレポートで逃げやがったか!
…って、俺もこのままじゃヤバいな。俺もテレポートで戦艦の外へ脱出、その直後、ボアの戦艦が大爆発を起こした。
外では、マルスがバードンの撃破に成功した所だった。
「ウルフ、ボアの戦艦をやったのか?」
ああ。だが、それだけだ。
すまないな。お前が譲ってくれたお手柄なのに、肝心の大将首には逃げられちまったよ。
「そうか。だが、怪獣軍団は全滅。そして、奴の主力艦も潰したんだ。しばらく、ボアも悪さは出来ないさ。それだけで上出来だよ」
そうか、そうだよな。
よし。俺達も、地球に帰ろう。
400 :
ガイアの日記:2006/11/22(水) 22:04:00 ID:jXxVnYYM0
ファイタスは縛られた状態で怪獣たちに見張られている。
「こいつらがいるせいで、おちつかんぞ!」(ファイタス)
「地球の民たちやMACの方々がどれだけ迷惑を蒙ったか、わかっているのか!」(壬龍)
壬龍の雷撃でファイタスは半焦げ状態…凄すぎ。
その時、PALから僕のXIGナビに通信が入った。
「アンドロ艇より連絡あり、三種の神器の保管場所の入口は開けてあります」(EX=PAL)
やがてアンドロ艇が入ってきて、ウルフとマルスが降り立った。
バードンの大群とボアの配下の怪獣軍団を全滅させ主力艦も潰したが、ボアに逃げられたそうだ。
ファイタスの事を話すと、ウルフとマルスはホッとした様子。
でも今のファイタスの状況を見せたら、2人とも驚いていた。
「逃げられないように見張りをしているが…余計な事だったか?」
壬龍の言葉に、ウルフとマルスは「別に悪くない」と答えた。
壬龍と一緒に三種の神器の保管場所に来てほしいとアンドロ艇に呼ばれた。
アンドロ国の様子を見せてくれとアンドロ艇に言われた壬龍は龍玉で観察。
「ファイタスの事でアンドロ国が騒がしいようだ」(壬龍)
そこでファイタスをアンドロ国に送還させようとの意見が出た。
メロスに許可をもらい、アグルとの協力でアンドロ国に通じるワームホールを開いた。
アンドロ国に通じるワームホールにファイタスを放り込み、ワームホールは閉鎖。
後日、アンドロ国から返事が来た。
ゾフィーが昔訪れた、バードン養殖施設があった惑星を守ろうとしたファイタスの心意気は認めるとの事。
ただ、アンドロ国を守護する部隊隊長の責務放棄は職務怠慢としてファイタスは一般隊員に格下げだとか。
何とも厳しいね。
・・・・・さてと、データ収集はこの位で十分だな
お前らの使ったカード手裏剣を俺が再生させ、それをその辺をうろついてたザタン星人に使って俺の偽者を作り、連中のデータを取らせてもらった
はっきり言おう、勝てる
たばになってかかってきても俺は負けない
サテ、ホントウノタタカイノハジマリダ
マズハサラニチカラヲタメルコトガヒツヨウダ
アルゴノアジトニツイタ
ジャマダ、邪魔だどけどけどえええええええええええええええええ
ブラック星人「・・・なんなんだ?お前は」
ひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ
デビロン「おのれ・・おのれおのれおのれええええええええええええええええええ」
ひひひひひ感じるぞ、力の高鳴りを、俺は無敵だ!最強だ!ふはははははははは
アルゴ「どこに・・・・お前のどこにそんな力が・・・・」
さようなら、アルゴ、この鎧の一部になって永遠にお休み
アルゴ「そんな馬鹿なことがあってたまるか!!こんな下級生物に!虫けらに!ゴミに!アルゴ星人が・・・」
・・・・ご馳走様
フフフフフフ・・・・・はははっはははははっはははははは
さあて、南極についたぞお♪
こ〜んな邪魔な結界はさよ〜ならだ〜
いつまでも超大昔の英雄がのさばれると思うなゴミが!ははははっはは
ガイア「お前は・・・本当にファイタスか?あの・・・あのファイタスなのか?」
ああそうさ、今までの俺が偽者だったんだ
俺がなんで今までくだらないアンドロメダなんぞの警備をやってたと思う?
ただのうのうと生きる豚どもを守ってやってたと思う?
強くなるためだ!誰よりも強くなって皆が俺にひれ伏すようにするためだ!
そして世界は真の強者である俺を中心に動き、永遠の平和を約束される
アグル「完全に闇にのまれてる・・・」
メロス「・・・ガイア、アグル、それに皆」
ああ、いたの兄さん、気づかなかったよ
メロス「こうなったらもう殺すしかない・・・」
ウルフ「そんな・・・ファイタスは俺達の・・・」
ウルフ君・・・いや・・・アンドロウルフ、最後の忠告だ
・・・・俺はなるたけ無駄な殺生はしたくない、だから本気で殺しに来い、俺は容赦しない
ウルフ「ファイタス・・・」
・・・ああそうだ、ゾフィー殺さないと
邪魔だからどいてね
ガイアが黄道の剣を振るってきたが、コスモサーベルで受け止める
一振りに重みがないなあ
ガイア「く・・・」
はははははおっと今度は後ろに下がって光線か、あらよっと
ほらほらどうした?そんな攻撃じゃかすりもしないぞ
メロス「ファイタアアアアアアアアアアス」
無駄だ!アニキのダブルサーベルをかわしてそこを狙って発射されたウルフの光線を片手で受け止め、突っ込んできたガイアの黄道の剣を白刃取りする
アグル「なんて強さだ・・・」
壬龍「ファイタス!止めろ!!」
雷撃をテレポートでかわして、テレポート先で発射されたディバインドランチャーEXを弾き返し、後ろからタックルしてきたマルスをかわす、さらに飛び掛ってきた怪獣達をジャンプして避け、上空で飛んできたカード手裏剣をテレポートで避ける
・・・・はあ、あきれたな、これでよく宇宙の平和を守るなんていえたものだ
宇宙の平和を守る者というのは、この位の力が無くっちゃなあ・・・ふん!
暗黒の雷撃が周囲に連打され、避け切れなかった西条と弧門、壬龍、怪獣達に命中して石化して塵にかわった
アグル「あああ!」
ガイア「・・・・・ファイタス、俺はもうお前を許さない!」
・・・・!!なんだこの力は
そうか・・プロメテウスの・・・
ふぐうう・・・
ガイア「ウルトラコスモオーラ!!」
!!!!!!!!!!!
ガイア「・・・・なんで」
なんで生きてるのか?かな?
いや実際危うかったよ、ほら、鎧の40%はやられてる
ブラック星人とデビロンは今ので死んだかな?
テレポートで逃げなきゃほんとに危なかったよ
ガイア「・・・その手があったか」
何事も発想だ
さて、反撃させてもらおう
暗黒破壊光線!
俺の手から発射された光線が命中して、激しい爆発が連発する
その間から飛び出し、俺にダブルキックを見舞おうとするウルフとマルス
・・・・ふ
メロス「やめろおおおおおおおおおおおおおお」
死ね!居合い切りだ!!
ウルフ「しまった!」
マルス「く」
が・・・俺の刃が届く前に、ガイアが俺の剣を黄道の剣で止めた
いいだろう、遊んでやる
アグル「させるか!!」
君らはこいつと遊んでてくれ
行け、アルゴタイラント(0版)
俺の命令で俺の鎧から一匹の怪獣が飛び出た
頭がバキシム、腹がベムスターで両腕が・・・いや細かい事はいいや
さっそく首を飛ばすアニキに飛んでった首が食いつき、胴体が殴りつける
コスモテクターが砕けるガッキと言う音がした
更にアニキを投げ飛ばし、飛び掛ろうとしたマルスにぶつけ、腹からナパームミサイルを発射するアルゴタイラント
アグルがリキデイターをぶち込むが、ベムスターの腹に吸収され、倍返してアグルを吹き飛ばした
残るウルフも攻撃をかけるが、苦戦している
ガイアの剣を受け止め、足払いをかわし、左ストレートを叩き落とす
ほらほらどうした?
ガイア「なんで君ほどの戦士が・・・闇に・・・」
いや闇の力でここまで強くなったんだ
・・・どんなに宇宙が暗くても、そこに必ずヒカリは輝く
だが、お前は呑み込まれるヒカリだ
安心しろウルトラマンガイア、お前が倒れてもどこかで必ずヒカリは輝いている
だから気を楽にして、死んでくれ
ガイア「僕は負けn・・・」
俺の蹴りを受けて、ガイアは怯んだ
そこで頚動脈を切りつけるが、ガイアは剣を取り落とさなかった
・・・なるほど、腕がある限り剣を持ち続ける、と言うわけか
ならその腕を切り落としてやる
俺の再斬撃を受け止めるガイア
ガイア「僕は・・・・僕は・・・絶対に!闇なんかに負けない!!」
・・・この間合いでウルトラコスモオーラか
ふん!軽くかわして・・・
?・・・今の声は
!!しまったかわせn・・・・・・
薄れいく意識の中で、最後に、愛しいあの人の声が聞こえた気がした
そうか・・・俺はただあの人に会えないで寂しかっただけだったのか
だがもう寂しくないな・・・はは・・・あの人のところに、行くのだかr・・・
ふ、ファイタスめ。死におったか。
ボア、ファイタス如きで連中を皆殺しに出来ると思ったのか?え?
ボア「分かっておらんな。連中の心を乱し狂わせたのだ。素晴しいとは思わんのか」
へ、わしはお前やヤプールのように一々物事を考えて行動する輩が好きではない。
連中を潰すにはこうやるのだ。潰せなかったら宇宙居酒屋をおごってやる
闘士バルキー星人!行け!戦艦サメクジラと闇闘士で地球の連中を皆殺しにしろ!
バルキー「了解・・・皆、殺しちゃっていいんですね?ぐひゃひゃ!楽しくなりそうだ!」
ジェロニモン、なに怒っておる。
ジェロニモン「いや危なかったですぞ。もう少しでマックスとダイナにやられるとでした」
ふ、お前にはまだやらればならぬ事があるのだ。はははは
407 :
マックスの日記:2006/11/23(木) 15:07:19 ID:LVICNB1F0
何故か嫌な予感が頭に過ぎったせいもあってか、パトロールしていたらザムシャーに会った
「何やら胸騒ぎを感じた・・俺も同行させてもらおう」
君もか・・・うん、わかったよ
そして俺達は京都に向かった・・・京都か〜・・・最近、京都行ってないな・・・
って思っていたら上空からバルキー星人が!
「マックス!こんな所にいたのか・・くくくっ」
俺を探してたんだな・・・これも何かの運命だろう、相手になってやる!
「いや、待て・・・此処は俺に任せろ・・・」
えっ・・・?君が?
「なっ、貴様・・!俺の同胞を殺した侍!」
ん・・・?何か訳有りかな・・・?
「フン・・・そんな奴、覚えがないな・・・」
「何だと?!ゴラァ」!
怒ったバルギーはザムシャーに飛び掛る
「フン・・」
そう言ってザムシャーが抜刀してバルギーを一刀両断・・・秒殺だよ・・・
「所詮、この程度の雑魚だ・・・マックス、見回りの続きに参ろうか」
え・・あ、うん!行こうか♪
「今日は久々に雑魚を相手にしたな・・・それにしても・・・」
ん・・・?
「一刻も早くアグルを倒したいものだ・・・」
まだ言ってるのか・・・あんた(汗
408 :
マックスの日記:2006/11/23(木) 19:53:27 ID:LVICNB1F0
でもな・・
「むっ・・・?どうしたのだ?」
バルキーってサメクジラって言う宇宙怪獣を連れてきそうな気がするんだけど・・・
「そうなのか・・・?」
うん・・・なんか怪しいな・・・
とりあえずアグル達にウルトラサインで伝えとこうっと
ウルトラサインでアグル達に送った後、俺とザムシャーは京都の町をパトロールを続けた
嗚呼・・・ミズキ隊員と一緒に京都の町を歩きたかった・・・
ファイタスの騒動は、何とか収まった。
…が、ボア軍団との戦いの傷も疲れも癒えぬまま参戦した俺とマルスは、かなりのダメージを受け、夕子クンから1〜2日の絶対安静を言われてしまった。
「すいません。僕が最初のファイタスを影武者だと見破る事が出来てたら、ここまでにはならなかったはずなのに…」(ガイア)
気にするなよ。
こんなモンは結果だ。悔やんでてもしゃあないさ。
「俺のカード手裏剣が逆利用されるとは…改良が必要かな?」(アグル)
前向きなのは結構だが、あんまり思い詰めるなよ。
「けど、プロメテウスの結界まで破るなんて、ファイタスの力は凄すぎるよね」(ガイア)
たしかにな。ファイタスの奴、どこでそんな力を?これも、あの鎧の力なのか?
「結界は破られたわけではない」
アンドロ艇から念が飛んできた。
「ファイタスの心には悪意ではなく純粋さだけがあった。それ故、結界に阻まれる事がなかっただけの事」(アンドロ艇)
なるほどな。
思えば昔、純粋なまでに「最強」の称号を求め、セブンと戦って敗れた。
今回の事…闇に墜ちた事も含め、奴が純粋すぎたからだろう。
ファイタスらしいがな。
そう思うと、惜しい男を亡くしたもんだ。
「亡くしてませんよ。ウルフとも約束したじゃないですか。自信はないけど、多分ウマくいってると思います」(ガイア)
どういう事だ?と思ったら、
「かなり衰弱はしてるけど、死んではいないわ。意識を取り戻すまで時間はかかりそうだけど」
と、フロルが説明してくれた。
なるほど。
そういや、お前さんのウルトラ・コスモオーラは怪我の治癒とかも出来たんだっけ。
その力で、ファイタスをギリギリの所で救ったってわけか。
何にせよ、一安心だな。
目が覚めたらなんざ宇宙人の基地みてなとこさいたすけものすげ驚いてたらおらの体も変な鎧みてーのつけてたすけ本気びっくりした
んだども本気で驚いたのはおらの寝てる部屋さいきなりウルトラマンさ入ってきた事だ
いんやおらいっぺんしかウルトラマン見たことねーすけ本気だして驚いてもう混乱して踊り出しそうになった時、ウルトラマンが
「気がついたのか?ファイタス」とか言ってきたんだどもおらどう答えてええかわからねで
「いんや・・・おら村(キングマイマイ出現した村)で駐在やってる良夫ってもんだ」
て正直に言ったら向こう固まって
「・・・ショックで頭がいかれたのか?」
とか失礼な事言ってきただ
「んげ事言ったておら良夫だ、あんた俺をこげなとこさ連れてきて、逮捕するぞ」
と言ったら
「もしかしてウルトラコスモオーラの影響で魂が入れ替わったんじゃ・・・」
なんのこっちゃようわからんなな・・・
おらこれからどーなるべ?
保守
413 :
名無しより愛をこめて:2006/12/02(土) 23:06:40 ID:s5ANNtubO
Ω∠∽ю
保守
保守
保守
保守
保守
保守
保守
421 :
名無しより愛をこめて:2007/01/06(土) 11:32:25 ID:GBb5+KTX0
ソフィーの日記
まあ、それのドイツ読み何分けだが
423 :
名無しより愛をこめて:
おは