マスクドライダー計画とは強化服案「マスクド計画」と
人体改造による強化案「ライダー計画」を統合したもの。
機械・遺伝子改造、特殊進化等の強化した
常人より数倍〜数十倍の能力を持つ兵士が強化服を着用することにより
肉体を保護。及び潜在能力を最大限まで引き出し、敵を殲滅する。
装着者の肉体改造については、35年前より実施されているが、
第一次改造計画である「機械改造」については被験者の肉体運動に
思考伝達が対処できず、また、能力を最大限に引き出す為には
異形な姿に変容する必要があった為、錯乱する被験者が少なくなかった。
その対処策として外部からの意思コントロールを可能とする
「脳改造処置」を施していたが
とある被験者が脳手術を行う前に脱走。暴走したため組織は一時壊滅的な打撃を受ける。
何度か再開するも同様のケースが頻発したため第一次改造計画は頓挫。
第二次改造計画「遺伝子改造」においても、第一被験者"風祭真"が改造処置後、消息不明となる。
その後、オルフェノクタイプの開発に成功するが重大な欠陥が発覚。計画の凍結となる。
その間、数多くの未確認生物との接触の折、警察機関に協力した「第四号」を観察した所、超古代の秘石の存在に着目。
復元したアマダムの石を直接体内に埋め込む第三次改造計画が開始された。
被験者の選別時において、成否の曖昧なまま実験を行う事を危惧した上層部は
被験者の能力をそのままコピーできるシステム「ワーム」の開発を指示。
ワームを使用しての実験を開始した。
第三次改造計画は順調に行われていたが、敵対勢力と見られる者の破壊工作「シブヤ隕石」により計画は一次中止。
ゼクターシステムにアマダムを埋め込む臨時案が取られることになった。
既に開発の完了していたG-3を基本に廃棄被験体オルフェノクを利用した統合準備システム「ギア」において、一定の成果が見られたためマスクドライダーシステムは開始された。