小学校の頃騎馬戦をやったのだが人数が合わなくて自分の騎馬だけ女子が上に乗ることになった。
最初は上に乗る女子も恥ずかしかったらしく、男子の腕にお尻をつけないようにして戦っていた。
でも次第に騎馬の体勢が崩れてきて右側を支えていた奴がこけてしまったので、上に乗っていた女子は左側を支えていた自分の右腕にまたがるような格好になった。
自分も右腕だけで支えるのはきつかったが、なんとか崩れないように右腕で女子を上に押し上げていた。するとその女子は
「あっ・・・まって・・・ちょっと・・・あっ・・・あたってる・・・あたってる・・・あっ・・・」
と自分の右腕を挟みこむようにして腰を捻った。
小学生の自分に「あたってる」のが何なのか分かるはずもなく、
「今はまだがまんして!」と訳も分からず励ましていた。
女子は「う、うん」と頷いたきり前を見据えてこちらを見ようともせず、力んだ顔をしている。
横から敵の騎馬が突進してきた。
旋回しようとするがバランスが崩れてしまい、右腕を思いっきりその子の股間に押し付けるように突き上げてしまった。
「ひゃぅんッ」と声が漏れた。
なんだ?今の?
見上げると真っ赤な顔とした女子と目が合った。
その喘ぎ声の理由を知る由もなく、「痛かった?」と尋ねると、何も言わずにフルフルと首を振った。