【何度でも】ライダー共闘SSスレ【甦る!】

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199小ネタ 35年前
天道「35年前の招待リストに息子の名前を書いたのはアンタか?」
加賀美陸「何の・・・招待リストだね?」
天道「マスカレード。仮面舞踏会。」
加賀美陸「・・・私の息子に名前を付けてくれたのは、ある人物だ。彼は息子が産まれるずっと前に
その名を付けてくれた・・・。いずれ自分の手駒になる者に相応しい名を、ね。」
天道「その人物とは、何者だ。」
加賀美陸「・・・その35年前から今も尚、手を変え品を変え、この世界を自らの手に治めようと企む
「悪」の根源・・・・彼の本当の名は今だ誰も知らない。だが・・・」
天道「だが?」
加賀美陸「彼はこう呼ばれている、『大首領』と・・・・」
200195:2006/08/23(水) 17:36:02 ID:y71cEFn/0
一同に終結した仮面ライダー達の前に遂に姿を現した新の黒幕
「久しぶりだな仮面ライダー諸君、そして新世代の仮面ライダー達よ、君たちの事はよく知ってるぞ」
その声を聞き身構える十大ライダー達
良「貴様が何故…」
「フッフッフ、ゼクロスの器が使えなくなったが、今まで人類にしてきた事が新たな器を探すのに役に立った」
本郷「今日こそ、教えてもらうぞ!!貴様は人類の何なんだ!!」
「私は人類を繁栄を代償に支配する者だ」
一文字「どういうことだ!!」
「遠い昔、私がこの星に来た時に、私が持つ軍団の一つ『フォッグ』を使い、そこに居た恐竜を絶滅させ他の生物達に改造を施した…この時
 改造した生物の王国が『ゴルゴム』であり、その王として作られたのが『創世王』だ」
光太郎「何だって!!」
耕司「『フォッグ』が!!貴様の軍団!?」
「そうだ。恐竜を絶滅させた後、放置してたから貴様と戦ったときは大分弱体化がね…そして怪人達がある程度の数が増えた後、各種族の長
 に再改造を施し、不死の能力を与え戦い合わせた」
橘「!!それは…まさか…」
「君達の言い方を借りれば『バトルファイト』だな」
睦月「どうして、そんな事をしたんですか!!」
「この星の中で最も強い種を見つけるためだ」
始「なら俺を作り出したにのは何故だ?」
「『ジョーカー』か、勝ち残った者が最低でも貴様ぐらいの力があって欲しかったからな……その後、勝ち残った種族、人類には栄光が与えられ
 た、私の僕となる栄光が…」
剣崎「勝手な事言うな!!」
「人類にはその守護者として『光と闇の存在』を作り出し、その使徒として『ロード』まで作り守ってやったのだ、当然の義務だと思うが」
風見「それで…『ゴルゴム』の怪人達はどうしたんだ!!
「最後の『創世王』をこの私に倒され、ロード怪人との戦いに敗れたの怪人達の多くは異次元に追放して残してやった。保険としてな・・・そ
 して私は『光と闇の存在』に人類の管理を任せ、眠りについた。しかしその間に面白い事がおきてね」
結城「面白い事だと?」
「人類の管理を任せたの『光と闇の存在』の内、『光の存在』が人類に力を与えた。私に対する反逆の力それが『アギトの力』だ」
翔一「反逆の力・・・」
201195:2006/08/23(水) 17:37:20 ID:y71cEFn/0
「そして『闇の存在』は『アギトの力』に目覚めた人間と戦う力を整える為に眠りについた。もう一つの面白い事に、私がこの星に来たせい
 で陰と陽のバランスが崩れ、この星の邪気が具現化した魔物『摩訶魍』が生まれた事だ。しかし人間の中に『摩訶魍』に対抗するため肉
 体の鍛錬によって『アギトの力』を目覚めさせた人間も現れた」
ヒビキ「それが鬼だな」
「それから最後の一つ、『ゴルゴム』の遺産だ」
茂「遺産だと?」
「『キングストーン』を作る過程で生み出された人を怪人に変異させる金属片、『キングストーン』と同じく対になる二つを手に入れること
 で絶大な力を得る事が出来る」
アマゾン「それが『ガガの腕輪』と『ギギの腕輪』」
「そして私は目覚め、人類を僕にする為に、かつての私の体のコピーを作らせる事にしたのだ」
敬介「そして貴様は『ショッカー』を始めとする十二の組織を作り挙げた…」
「君達ライダーの活躍のお陰で全て台無しになったがな……次の器を作る時は保険として残していた『創世王』に目を付けた」
洋「『創世王』は貴様が倒したんじゃなかったのか?」
「地下に落ち延びさせた『ゴルゴム』の残党に『創世王』の心臓を持ち出させていたのだ、その心臓に憑依して『闇』の存在からの追撃を恐
 れ眠りについていた怪人たちを目覚めさせ、活動を再開させ次の『創世王』を作り出そうとしたのだが、これも失敗した」
光太郎「貴様のせいで信彦が!!」
「そして私は、南光太郎を抹殺すべく。次の保険として異次元に追放した『ゴルゴム』の怪人達が異次元で築いた帝国操った。それが『クラ
 イシス』だ。しかしこれも貴様ら仮面ライダーに敗れた・・・」
一也「残念だったな・・・」
「二つも用意していた保険だったが、それも使えなくなったため、新しい器を作ろうと『財団』に『改造兵士』を経て作らせた『ネオ生命体』
も貴様等に倒された」
新「貴様が『財団』を操っていただと!?」
勝「しかも貴様が『ネオ生命体』を作らせただと!?まさか望月博士を…」
「そうだ洗脳した。だが『ネオ生命体』の完成の為にご子息を贄にしようとした所で洗脳が解けた……全く人間というのは不思議な生き物だ」
勝「通りで…あの優しかった博士が俺を改造するなんて…オカシイと思ってたんだ…」
202195:2006/08/23(水) 17:40:38 ID:y71cEFn/0
「『クライシス』が破れ、『怪魔界』が消滅したときに次元に小さな歪みが生じた、私はその歪みを使って新たな世界を作り上げた。虚像の
 世界『ミラーワールド』を・・・」
連「何!!」
「偶然にも、誕生直後からその存在を知る神崎志郎と取引をし、『コアミラー』を作り出し、13個の『デッキ』を作り出す手助けをしてや
 った」
北岡「そんな事をする、理由は何なのよ?何か魂胆があるんだろう?」
「私は『ライダーバトル』の最後のライダーの命を神崎士郎に、残った体を私が使うという約束をしただけだ」
真司「貴様のせいで優衣ちゃんが、みんなが何回、苦しんだと思うんだ!!」
「フッ、あの兄妹が『ミラーワールド』に関わる原因を作ったのは、城戸真司、お前なんだぞ…」
連「どういうことだ!!」
「城戸真司が小さい頃に神崎優衣との約束を守らなかった為に最初の『ライダーバトル』が起きた・・・そして神崎士郎が幾ら時間を巻き戻し、
 神崎優衣が城戸真司に会わないようにしても、必ず優衣は『ミラーワールド』で虚像の自分と入れ替わり、城戸真司がライダーに成らない
 様に仕組んでも必ずライダーなってしまい『ライダーバトル』の邪魔をする」
真司「そんな…」
「他にも九郎ヶ岳の発掘を進めさせ、『グロンギ』共を蘇らせた事もあった。『グロンギ』たちが埋め込んだ金属片、これはアマゾンの持つ
 『ガガとギギの腕輪』と同じく『ゴルゴム』の遺産、特に『グロンギ』の長『ダグバ』の持つ金属片と戦士『クウガ』の持つ『アマダム』は
 『キングストーン』に極めて近い性質を持つため『創世王』と同じ様に二人を戦い合わせ勝ち残った方を私の器にしようと思い、二人がお
 互いに『究極の力』を持つように成長させるため『グロンギ』共に『ゲゲル』をさせた」
五代「そうだったのか…」

203195:2006/08/23(水) 17:41:24 ID:y71cEFn/0
「後は今度は私の力で進化を早ませた人類『オルフェノク』を作り出した。『オルフェノク』王の体を奪う為にね」
三原「じゃあ『オルフェノクの王』って・・・」
「『オルフェノク』を糧に、誕生する私の為の体だ」
草加「『流星塾』を父さんに作らせたのも王を探すためだったんだな」
「それも中々効果が無いので私が力を与えたドラゴンオルフェノクに襲わせた。もしかしたら、その中に王がいるかもしれないと思ったから
 ね、中々見つからないので王の覚醒を早める為に『王のベルト』を作り出した。『フォトンブラッド』の波動は王の覚醒を早める効果があ
 るのだ。そして王が見つからない時の為に『帝王のベルト』保険として作り出した」
木場「保険?『帝王のベルト』は一体…」
「『創世王』と同じだ、もし王が見つからない時は天と地のライダーを戦わせ残った方を私の体にするつもりだったのだ」
巧「勝手だな」
「そして、もう直ぐ人類は私の僕となる時は来る!!『光』の存在が人類に力を与えた力『アギトの力』を覚醒させた人間、『アギト』が現
 れ始めたのが、その前兆だ」
涼「一体、『アギト』とは何なんだ!!」
「『アギト』は私に支配された人類に抗う力、少々目障りなので此方も『アギトの力』に目覚めた人間が少数の内に狩ることにした」
北条「それが『アンノウン』に不可能犯罪をさせた理由か!!」
「そうだ『闇』の存在を操り、『ロード怪人』によって『アギト』が増えないようにしたのだ」
翔一「そんな事の為に姉さん達を・・・俺は貴方を許さない」
「だが茶番ももう終わる…人類が僕となる時の下準備として『ワーム』を呼び寄せたのだ」
加賀美「何!!『ワーム』を貴様が呼び寄せた!?」
天道「『フォッグ』と同じく貴様の手下という事だな」
「その通りだ。最初に下準備として呼び戻した『フォッグ』は倒されたが、その時に、この星のエネルギーを使った反動で邪気を浄化する力
 が弱まってしまった。近年の『摩訶魍』の大量発生は、それが原因だ。もっとも私が少し手助けしたがね」
204195:2006/08/23(水) 17:44:20 ID:y71cEFn/0
トドロキ「手助けした?どいうこだ!」
「例えば『傀儡』を作り出し、『摩訶魍』の発生を促進させた。おかげで興味深いデータが取れたよ」
イブキ「『スーパー童子達』や『鎧童子』たちを作ったのもアナタなのか?」
「そう、あれらには『グロンギ』共と同様に『ゴルゴム』の遺産によって変化させたのだ。私が『摩訶魍』を作り出した原因なら、その力を
 持つ物質を体内に取り込むことでパワーアップさせたのだ。それらのデータを元に私自らの力で邪気が強化し『オロチ』がやって来るのだ」
ヒビキ「俺達が止めるてやるぜ」
「止めるだと?フッフッフそんな事は出来ない…『オロチ』などこれから起きる事に比べれば些細な事だ」
空に魔方陣が描かれ、その中から今までライダー達に倒された全ての怪人達が蘇って来る。
「フッフッフ、仮面ライダー達よ!!これが最後の戦いだ!私こそが『ゴルゴムの創世神』、『クライシスの真の皇帝』、『財団の支配者』、
 『究極なる闇』、『人を作りし者』、『ミラーワールドを開いた者』、『オルフェノクの王:、『バトルファイトの統率者』、『オロチ』、
 『時空の支配者』そして仮面ライダー諸君には、この名が一番相応しいだろう私の名は『 大 首 領 』 なり」
本郷「貴様の野望は俺達が潰し続ける!!今までも・・・・・・そしてこれからも!!」