おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目

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886名無しより愛をこめて
>>876
試験的に書いてみます。こういうの初めてですが


降り注ぐ太陽の光。夏休みも近い小学校では、ドッジボール大会が行われていた。
「行くぞ!!」
「キャッ!いったぁ〜い・・・」
女の子は球に当たり、外野へ向かう。
「ひどいよ、孝之君たら・・・奏ちゃん?どうしたの?」
「由美ちゃん・・・大丈夫・・・なんとか・・・」
汗がとまらない。恐らく熱中症であろう。奏はボールを受け取るとその場へ倒れてしまった。ショートカットの髪が垂れる。
「奏ちゃん、奏ちゃん!!」
クラスメイトだけでなく、遊具で遊んでいた生徒もこちらを注目した。急いで保健室に担ぎ込まれ、水分をとったので大事には至らなかった。
「しばらく、寝てよっか!」
保健の岸根先生は授業が終わるまで寝ていていいと言うので言葉に甘えることにした。奏の友達もそれに納得して教室へ戻った。

「・・・あれ?」
目が覚めるともう6:30。こんなに寝ちゃたと思い、教室へ自分の服を取りにいこうとするが、岸根先生の声がカーテン越しに聞こえてくる。
「・・・そうなんです。はい、適合値は達しています・・・はい、篠田奏は改造するのに適しています。」
誰かと電話で話しているようだ。しかし、改造とは・・・
「こちらの平井美弥子・・・いえ、プロトアーミー29はそちらに送ります。」
美弥子と言えば、隣の5年2組の子だ。奏とは帰る方向が一緒でよく遊ぶ仲だ。
「さあ、転送装置へ・・・」
887名無しより愛をこめて:2006/08/31(木) 08:55:05 ID:IHs92wVnO
しかし見えたのは美弥子ではなく、黒い体に変色したただの人形に見えた。
「!!!?!!。美弥子ちゃん!?」
カーテンを開けてしまう。2人はこちらを見る。
「あら?見ちゃったの・・・篠田さん・・・」
いつもの優しい雰囲気とは違い、冷たい目でにらんでくる。
「先生・・・゙これ゙は美弥子ちゃんなんですか?」
「ククク・・・ハハハハ!!みんな、同じ反応ねぇ!!ガキってなんでみんなこうなのかしら?」
狂気の目が光っている。美弥子は転送装置へ足を掛け、どこかへ飛ばされた。
「次はあなたの番よ・・・」
「イヤアァァ!!」
扉を開けて昇降口へ向かう。学校さえ出れば助かる・・・しかし甘かった。奏の体はまた保健室に向かっている。
「何?これ・・・ひっ・・・」
体に巻き付いてるもの、それは首が伸びてる岸根先生だった。悲鳴も消え去り、ベッドへに寝かされる。
「先生、いったい!!・・・」
「あなたが見たのは私の舌よ・・・首に見えただろうけどね。これからあなたをプロトアーミー30に改造するわ。」
改造って男子がよくはまっている戦隊とかウルトラマンとかに出てくるあれ?
「なあに、改造っていってもちょいと遺伝子調整剤をいれるだけよ。本部で動物や植物を模した怪人になるわけ。」
888名無しより愛をこめて:2006/08/31(木) 09:24:11 ID:IHs92wVnO
「いや・・・イヤアァァ!!助けてーー!!」
暴れるが手足は拘束されてるようで、逃げるどころではなかった。
「無駄ね。さあ・・・」
何やらの器具を足につけ、手には注射が打たれる。
「あう・・・ん・・・あ・・・はぁ・・・」
体が熱くなっていく。手足の拘束は解かれ、奏は体操着を破り去る。
「いや・・・んん・・・ひぃぃ・・・」
ベッドから落ちて野垂れじ回る。そして体が黒色に変化していく。彼女の膨らみかけてる胸が上を向くと少しだけ大きくなる。
「あば・・・うぐ・・・」
ピクピクした震えがとまる。奏は立ち上がり、岸根先生に礼をする。
「カメレオン怪人様、初めまして。プロトアーミー30です。」
「じゃあ、転送装置へ・・・」

奏は転送された。そこは時空の狭間にある巨城。
「ようこそ・・・イレギュラーのアジトへ・・・」
イレギュラーとは各時空を廻ってその次元の文明の支配・滅亡させる組織だ。男は中々の美形で、幹部らしい素振りだった。
「君はここで・・・そうだな、蜘蛛怪人になってもらうよ・・・」
「はい」
ベッドに寝て、蜘蛛の遺伝子を機械を使って奏の体内に組み込んでいく。

ドクン・・・ドクンドクン・・・

「んんん・・・はぁ・・・」
既に可愛らしい奏の姿は残っていなかった。醜い怪人だった。
「早速だが、この次元を襲う祝杯として指定する子供を10人集めてくれ。あ、腹が減ったらその10人を除く人間を食べていいからね」
889名無しより愛をこめて:2006/08/31(木) 09:32:22 ID:IHs92wVnO
蜘蛛怪人は地球に戻った。指定された子供の中には奏の友達の由美もいた。
「ふん・・・」

奏がいなくなってからもう3日は経っていて、由美は恐くなっていた。何かが起きてると・・・
「奏ちゃん・・・ん?」
音がすると思って振り向くと、糸が体に巻き付いてきた。
「きゃ・・・」
そこへ18歳ほどの少年が現われるが、蜘蛛怪人は弾き飛ばし由美を連れ去る。後に仮面ライダーデュエルとなる少年に野望は阻止されてしまうのを知らずに・・・