おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目

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465ブーツ人間
肉体が毒に犯されてサソリ人間へと変異していく痛みに、体を反り返らせ、悶えるメグミ。
「あううっ、苦しい・・・」
しかも、毒液は、肉体ばかりでなく、彼女の脳をもむしばみ、メグミの精神も改造していく・・・
彼女の人間の心は徐々に破壊され、グロンの命令通りに動くだけの感情の無いサソリ人間へとメグミを洗脳していく。
466ブーツ人間:2006/06/19(月) 19:27:45 ID:87i0+TM+0
メグミは、自分の心が、しだいに消え去っていき、
それに代わる邪悪なグロンの思想が植え付けられていくのが感じられた。
「ああっ、私の心が邪悪へと作り変えられていく・・・
 このままでは、私は、グロンの命令のままに操られるロボットに・・・サソリ人間へと変わってしまう!
 いやだ! 変わりたくない、私のままでいたい!」
メグミは、洗脳に負けまいと、懸命に抵抗する。
467ブーツ人間:2006/06/19(月) 19:32:01 ID:87i0+TM+0
そんな彼女を見下すように、サソコウモリが言う。
「無駄なあがきはよせ、苦痛が増すばかりだぞ。素直にグロンの思想を受け入れるのだ」
468ブーツ人間:2006/06/19(月) 19:43:13 ID:87i0+TM+0
だが、抵抗も長くは続かなかった・・・
メグミは、既に体内の殆どの血が毒液と入れ代わり、しだいに心と体の感覚が麻痺して、洗脳の苦悩が心地良くさえ感じる。
彼女の苦痛にゆがんだ顔が、悦びの表情へと変わってきた・・・
「変だわ、何かとっても気持ちいい・・・
 それに、グロンの思想も判る気がする・・・
 もう、このまま、どうなってもいい・・・」
メグミの目は、うつろとなり、もう抵抗する気力さえ残っていない・・・
469ブーツ人間:2006/06/19(月) 19:51:48 ID:87i0+TM+0
「ふははっ、どうやら、俺様の毒液が体の隅々まで行き渡ったようだな」
彼女は気が抜けたように、ぐったりとなり、身動きしなくなっていた。
「これで、この女の血液交換は完了だ」
サソコウモリによって、メグミは体中の血液を全て抜き取られ、サソリの毒液と入れ換えられてしまった。
メグミの体には、赤い血が、もう一滴も残っていない・・・
今、彼女の体内に流れているのは、緑の毒液だけなのである。
470ブーツ人間:2006/06/19(月) 20:07:56 ID:87i0+TM+0
サソコウモリが乳房の毒針を抜き、両腕を放すと、メグミは崩れ落ちるように地面に倒れ込んだ。
メグミが倒れたサソコウモリの足元には、無残に踏みつぶされたミチルへのプレゼントがころがっている。
それを見ると、メグミは涙がこぼれてきた。
涙でかすんだ瞳の奥に、ミチルの笑顔が浮かんで来た・・・
「ごめんね、ミチル。誕生日をお祝いできなくて・・・」
この言葉を最後に、洗脳されても、なお、わずかに残っていたメグミの人間らしい優しい心は崩壊し、完全に消滅してしまった・・・
頭の中が空白となり、新たにグロンの邪悪な思想が彼女を支配していく・・・
「これで、お前はグロンの一員だ」
メグミは、静かに目を閉じる。
鼓動が止まり、彼女は、深い眠りに落ちていくのだった・・・
471ブーツ人間:2006/06/19(月) 20:17:15 ID:87i0+TM+0
「さあ、起きるのだ、女」
メグミの頭の中に、サソコウモリの声が響き渡る。
その声に反応して、停止していた心臓が、再び、力強く脈を打ち始め、メグミは息を吹き返す。
「あふっ」
彼女の口から吐息がもれ、ゆっくりと目を開ける。
(私、まだ、生きている・・・)
仮死状態から、たった今、メグミは甦ったのだ。
しかし、頭の中がぼんやりとして、彼女は自分で考える事ができない・・・
472ブーツ人間:2006/06/19(月) 20:25:49 ID:87i0+TM+0
「さあ、立て」
サソコモリが、メグミに命令する。
命令が、彼女の心を支配し、
(サソコウモリ様が私に命令しているわ・・・従わなければ)
命令のまま、メグミは力無く、ふらりと立ち上がる。
彼女のうつろな目には、もはや意志の光りは無い・・・
473ブーツ人間:2006/06/19(月) 20:40:18 ID:87i0+TM+0
そのメグミの姿を見て、サソコウモリが冷たく笑う。
「はははっ、もう、お前は人間ではない。
 俺様の猛毒を体に受け継ぎ、わが娘、サソリ人間として生まれ変わったのだ」
その言葉に応えて、メグミが無表情な口調で繰り返す。
「はい、わ、私は、サソコウモリ様の娘・・・サソリ人間・・・です」
「今より、俺様がお前の新しい父親だ。
 お前は、俺様の命令に服従し、グロンに忠誠を尽くすのだ。良いな」
「はい、お父様・・・私は、お父様の命令に服従いたします・・・」
メグミは、洗脳され、完全にサソコウモリの事を自分の父親だと信じている。
その仕上がりに、満足そうなサソコウモリ。
「ふふふ、素直で、いい娘だ」
474ブーツ人間:2006/06/19(月) 21:02:05 ID:87i0+TM+0
突然、暗黒の粒子が渦巻いて集まり、一つのシルエットを成し、
漆黒に輝く鋼の鎧、闇の騎士ナイトナイトが姿を現した。
「これは、これは、ナイトナイト様」
「サソコウモリよ、計画は上手くいきそうであるか?」
サソコウモリは、かたわらのメグミを指さし、
「この通り、順調に進んでおります」
「ほう?」
ナイトナイトは、興味深げに話に聞き入る。 
「この女は、体中の血を、すっかり、わたくしの毒液と入れ換えられて、サソリ人間となったのです」
「体の中に、猛毒が流れているのに、生きていられるというのか?」
「ご心配には及びません。毒の特殊な作用によって、この女は、完全にゾンビ化しております。
 もはや、不死者、アンデッドなのです」
「なるほど」
「さらに、毒液の洗脳効果で女は、わたくしの娘となり、どんな命令にも絶対服従します。
 ナイトナイト様、ぜひ、新しいわが娘に命令を与えてやって下さい」