459 :
ブーツ人間:
だが、その間もなく、彼女の身体は、サソコウモリのはさみに捕らえられていた。
「いやだ! 放して!」
メグミは、懸命に逃れ出ようともがくが、はさみの強力で両腕を締め上げられ、身動きすら取れない。
彼女の手からプレゼントの袋が、ポトリと地面へと落ちた。
460 :
ブーツ人間:2006/06/19(月) 16:37:08 ID:87i0+TM+0
「俺様のしもべとなるが、良い!」
サソコウモリの鋭い牙が、メグミの首元へと迫ってくる。
「いやあーっ!来ないデーっ!」
悲鳴もむなしく、メグミの左の首筋に牙が突き立てられ、鮮血がほとばしった。
「うぐっ!」
激痛が走り、メグミはうめいた。
そして、彼女の首の静脈より、激しく血液がサソコウモリに吸い尽くされていく。
メグミは、たちまち失血状態に陥り、意識が朦朧としてきた。
461 :
ブーツ人間:2006/06/19(月) 16:46:04 ID:87i0+TM+0
「お前は、これより、猛毒を持つサソリ人間へと生まれ変わるのだ!」
サソコウモリの節状の尾(サソリの尾)が胸元へとのび、先端の太い毒針でメグミの左の乳房をズブリと刺した。
「あうっ!」
より強い苦痛が、彼女を襲う。
さらに、乳房に刺さった毒針から緑色の毒液が、メグミの体内へドクドクと注入されていく。
462 :
ブーツ人間:2006/06/19(月) 16:55:05 ID:87i0+TM+0
サソコウモリは、メグミの首から吸血し、
その代用に乳房の毒針から緑のサソリ毒を体内へ送り込み血液と入れ換えて、
メグミをサソリ人間へと肉体改造を施しているのだ。
463 :
ブーツ人間:2006/06/19(月) 17:06:40 ID:87i0+TM+0
メグミの息づかいが荒くなる。
「ハア、ハア、ハア・・・」
息をつく度に、毒針の刺さった乳房が、大きく上下に揺れ、
それとともに、大量の毒液がメグミの体の中に流れ込んで行った。
メグミの純白なブラウスのえりは、真っ赤な血で染まり、
左の胸元には緑のしみが、みるみる広がっていく。