おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目

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384名無しより愛をこめて
こんばんわ302です。
今回で作品は完結します。展開が雑ですが。。。

>>354
自分は漢字の方が怪しいテイストが出て好きなので、そうしています。

蠍女が決戦の地に選んだ郊外の造成地に本郷が現れた。
「蠍女!卑怯な真似をしやがって!早くその女性を解放するんだ!」
「シュシュシュシュシュ・・・ そうね。彼女には何の罪もないものね。
彼女には危害を加えるつもりはないし、ちゃんと解放してあげるわ。
ただし、お前を倒してからよ!」
その声と同時に人喰い蠍が本郷に襲い掛かる。
「変身!」
すかさずライダーに変身する本郷。
「シュシュシュシュシュ・・・ これでも喰らいなさい!」
ピューッ!ピューッ!ピューッ!
「ううっ!」
強化された溶解液がライダーのボディーを溶かしていく。
「ううっ・・・」
「お前たち、取り掛かりなさい!」
戦闘員が一斉にライダーに襲い掛かる。
「これ程度のことで負けてたまるものか!」
そう叫ぶと、ライダーは次々と戦闘員を倒していく。
ピューッ!
見かねた蠍女はライダーに向かって溶解液を吹きかけるが、
戦闘員を盾にしたライダーは難を逃れる。
いよいよ残るは蠍女一人となってしまった。
385名無しより愛をこめて:2006/05/27(土) 21:48:57 ID:6+X5ttT10
格闘戦を繰り広げるライダーと蠍女。溶解液で傷ついているライダーは防戦一方だ。
「うっ!」
左手のハサミでライダーの首を締め付ける蠍女。
「シュシュシュシュシュ・・・ ようやっと、お前を倒すことが出来るのね。」
「それは・・・ どうかな!」
油断していた蠍女は、ライダーの放つ強烈な蹴りを腹部にくらってしまった。
「あうっ・・・」
「蠍女!これでもくらえ!」
天高くするジャンプするライダー。
「ライダーキック!」
「キャアアアアーッ!」
ライダーの必殺技を受け、崖を転がり落ちてゆく蠍女。
やがて力尽きた蠍女は、赤い液体となって消えてしまった。
その様子を見届けたライダーは本郷の姿に戻ると、
気絶したままの緑川博士の娘を抱きかかえ、その場を離れた。

“今日も来ないか・・・”
改札を離れ、一人で大学へと向かう由香里。
あれから一ヶ月、沙希の行方は分からない。
最後に会った日から2日後、沙希から一通の手紙が届いた。
大学での思い出や感謝の言葉が多く書かれていた。
“どこか遠くへ旅にでも出ているんだろう。きっと、いつか帰ってくるはず。”
由香里はそう思いながら、毎朝改札前で沙希のことを待っている。

その様子を遠くから見つめる本郷。
“彼女は友人がもうこの世にいないことを知らない・・・
それも異形の姿、悪の尖兵として、俺に倒されたことを・・・
あの女性も普通の人間だった。ショッカーの哀れな犠牲者なんだ!”
本郷は決意を新たにショッカーとの戦いを続けていくのだった。