おにゃのこが改造されるシーン 5スレ目

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302名無しより愛をこめて
人気の少ない住宅街を一人の女性が歩いている。
彼女の名前は長谷川沙希。ごく普通の大学三年生だった。
“最近は痴漢も多いらしいし、早く家へ帰ろう”
彼女はそう思うと、少々歩くペースをあげた。いつもの路地を右に曲がる。しかし、そこにはいつもとは違う光景があった。
「ケケケケケ・・・ 長谷川沙希さんね?」
そこには女性の声で話す蜘蛛の姿をした化け物がいた。
「キャー!」
驚いてカバンを落とす沙希。慌てて逃げ出そうとするが既に遅かった。
突然周囲から現れた黒尽くめの男たちに囲まれ、何かガスを吸わされた彼女は気絶した。
「ケケケケケ・・・ ショッカーに選ばれて感謝することね。」
化け物は黒尽くめの男たち共に、沙希を車に乗せて走り去っていった。
303名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:24:36 ID:+HHGe9UT0
「目覚めよ 長谷川沙希 目覚めよ」
「う、うぅっ・・・」
沙希は目を覚ました。着衣は全て脱がされ、円形の手術台の上で手首と足首を固定され、身体を動かすことは出来ない。
「おめでとう。君は栄光あるショッカーの一員に選ばれたのだ。」
緑色に光る鷲のエンブレムから声が流れる。
「ショッカー?」
「そう。世界征服を目指す秘密結社。改造人間によって世界を支配し、その改造人間を私が支配する。君はその改造人間になることを許可されたのだ。改造手術を受け、改造人間として生まれ変わり、ショッカーのために働くのだ。」
“何を馬鹿なこと言ってるの・・・ わたしもさっきの蜘蛛みたいな化け物に変えられちゃう・・・”
「お願いです!ここの事は絶対誰にもに言いませんから、お願いですから、家へ帰してください!」
304名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:25:38 ID:+HHGe9UT0
「ふふふ・・・ そんな事を言っていられるのも今のうちだ。手術を受け改造人間になれば、ショッカーに加われたことを感謝するようになるだろう。今すぐこの女の改造手術を始めよ。」
「いやっ、いやっ!お願い!やめて!」
顔に不気味なメイクを施した医師たちが彼女を取り囲む。彼女の腕に麻酔薬が打たれ、彼女は気を失った。
医師たちは慣れた手つきで、彼女の身体を作り変えてゆく。
様々な薬品がチューブで体内に注入され、何種類ものレーザー光線が皮膚に当てられる。
その度に彼女の身体は徐々に人間でない異質の者へと変わってゆくのだ。身体の改造が完了すると、
脳に制御機器が埋め込まれる。そして最後の仕上げとして、鷲のエンブレムが描かれたベルトが装着された。
305名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:27:45 ID:+HHGe9UT0
「シュシュシュシュシュ・・・」
「目覚めたようだな。誕生おめでとう。蠍女、改造人間として生まれ変わった気分はどうだ?」
身体を固定している金具が外され、蠍女は鷲のエンブレムの前に立った。
「シュシュシュシュシュ・・・ わたしは栄光あるショッカーの改造人間 蠍女。このような素晴らしい姿にして頂き感謝しております。これからはショッカーの為にこの身を捧げます。どうぞ何なりとご命令を。」
鷲のエンブレムに向かって深々と一礼をすると、蠍女はゆっくりと自分の身体をみつめる。
肌は赤茶色く硬質に変化し、所々に細かい毛が生えているが、腰のくびれや胸の膨らみなど女性らしさは残っている。
指がなくブーツを履いたように黒く変色した脚、右手の指先からは鋭い爪が生え、左手は蠍のハサミのようになっている。
顔も赤茶色に変化し、口には鋭い牙が生え、改造前から変わらないであろう眼も狂気染みている。
そして頭部からは髪の毛が変化したものだろうか、蠍の尻尾のようなものが生え、先端からは毒液が滴り出ている。
306名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:29:51 ID:+HHGe9UT0
「ふふふ・・・ 満足しているようだな。お前にはショッカー科学陣が開発した人喰い蠍を使った要人殺人や改造人間の素体確保。
そして我々の計画を邪魔する裏切り者、仮面ライダー本郷猛の抹殺を行ってもらう。期待しておるぞ。その前に訓練室へ行き、自分の力を試してくるがよい。」
「シュシュシュシュシュ・・・ はっ、必ずや、大首領様のご期待に答えられるよう努力致します。」
蠍女は再びエンブレムに深々と礼をすると、その場を離れ訓練室へと向かった。
307名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:30:26 ID:+HHGe9UT0
訓練室に行くと、そこには死刑囚と呼ばれる若者たちが十人ほどいた。全員がいわゆるヤンキーのたぐいである。
ショッカーの改造人間は優秀な人材を拉致、改造しているが、
その下で働く戦闘員は不良や犯罪者といった者たちを大量に拉致して、改造した使い捨て同然の存在なのだ。
「シュシュシュシュシュ・・・ お前たちは戦闘員にもなれない屑よ。」
蠍女の言葉と共に、数匹の人喰い蠍がどこからともなく現れる。
「やめてくれー!」「助けてくれ!」「よしてくれー!」
若者たちが命乞いをするが、蠍女はそれを無視する。
「シュシュシュシュシュ・・・ 死ぬが良いわ。」
ピューッ!ピューッ!
人喰い蠍から赤い溶解液が発射され、若者たちを溶かしてゆく。
ジュクジュクジュク・・・
若者たちの姿かたちは跡形もなく消え去ってしまった。
308名無しより愛をこめて:2006/05/12(金) 21:32:32 ID:+HHGe9UT0
一週間程の訓練を終えた蠍女は長谷川沙希の姿に戻ると、自宅へ戻った。一週間も行方不明になっていたので、周囲からは随分と心配されたが、今は普通の大学生活を送っている。
彼女のように多くの改造人間が社会に溶け込んで暗躍しているのだ。

つい書いてしまいました。つまらない話でごめんなさい。