ゾフィーの日記　Part３

ほ〜う、今度は妙ちくりんななからくり人形が出てきたな
ようううし、いちょ叩き潰してくるか！！
おうそうかい、そんじゃ観測員３４０、ちょっくらいってぶっ壊してくるから……
「待てゴライアン、君はあの敵の強さがわからないのか」
あああ？寝ぼけてんじゃねえぞ観測員３４０号
敵が強い弱いはかんけえねえだろ
どんな野朗が相手でも宇宙の平和のために戦う、それがウルトラ戦士だ、ちげえか！
あの野朗が俺様よりつええかもしれねえのはみりゃわかるよ
だがな、仲間がやられてんのに、まもらなきゃなんねえ地球の連中が殺されてんのに
黙ってみてられる程俺様は冷静じゃねえんだ
「……ゴライアン、だが、何の策もなく飛び出していってもやられるだけだ、それは無謀だ」
やられると思ってるからやられるんだ
俺様は勝たせてもらうぜ
それとフレア、ドリュー、ここは任したぞ
「ゴライアン」
あん？
「安心しろ、所詮機械だ、お前ならやれる」
当然だ
んじゃ行ってくる

やいやいやいやい機械やろおそこまでだ
てめえの相手はこの俺様がやってやる
俺様が怒鳴ると、機械野朗はこっちをじろっと見やがった
傍らに半殺しの目に合わされたジャックがぶっ倒れてやがる
てめえ、叩き殺してやる
突進してゴライアンナックルを放つが、拳がすり抜ける
残像、！！上か！！
くう、鋏素手で受けるのはちょっちきついぜ
お返しだどりゃあ！っく早い！
！うおっとブレスレットか、っちいこれも残象か
ぐう、邪魔くせえブレスレットだ、でえいや！っくこれは囮か…
がああ、いてえ、っちいつかまれた、離しやがれえ、ぜえい、バキイン
な、液体化しやがった、ぐはああが、今度は槍になって攻撃か
っちい液体に物理攻撃は効かねえ、スペシウムも効かねえ
おまけに俺様は少々ダメージを受けてる
こりゃ久しぶりに燃えるぜ

俺様の日記に書いてある傍らで倒れてるジャックは俺様の心に倒されたジャックが強く浮かんでたから見えた幻だ

ぐはああああああ
畜生なかなか威力のある光線だな……
お返し…いねえ、がああああ、くう、後ろか！
どりゃああああああああ、ぬぷっ、っくそまるでコスモリキッドだ
！ちい、叩き込んだ拳が抜けねえ…つううあ、へし折る気だな……
うううおおあ、ぐううううううううう俺様の筋肉をなめるなあああああああああ
ずぼ、どんなも……
ザス、がはああ、拳を引き抜いた所で攻撃か…
！！全身を液体にして俺様を包み込み全包囲から攻撃を…
がああああああ
くうう、はあ、はあ、こいつあ高山の坊ちゃんや…はあ……弧門の兄ちゃんにゃ………耐えられねえな…はあ
だが、……くうおあ…………俺……さ…ま………………は…………………………

こんな刃じゃ死なねええよ！！！

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
バキイイイイン
くうたあばりゃあああああ、ずうぇえろきょりゃすぺしゅううむこうすうぇえええん
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ
なんでえ……てえしたこと…………ねえ……じゃねえかよ………ごふ、
かはあ……へへへ…勝ったぜ………………、ちょっち……いてえけどよ……
はあれ、目の前…か…す…ん……で………き…………

ケロニア破片体は、水分を吸収してエロニア２頭身体と変異した！！

MATの岸田隊員から「防衛組織のいくつかがザギに乗っ取られ日本全土を火の海にしている」との緊急連絡があった。
ザギ…復活していたのか！
MATや科特隊など一部はジャックたちに救出されたそうだが、話を聞いた壬龍が探るとXIGは広島を襲っているとのこと。
広島に行こう！ガイアも頷いてメロスに話し、日本行きを了承してもらった。
壬龍は「同僚殿たちを救えるのはそなたたちだ…気をつけてお行きいらせられませ」と言ってくれた。
この件が片付いたら、すぐ氷の神殿に戻るよ。

広島に着くとライトニングの連中が駆るファイターSTとファイターGTが原爆ドームを破壊しようとしていた。
ガイアの代わりに原爆ドームを守ったが、次の瞬間ミサイルが飛んできた。
やられる！と思った時、ガイアが乗ったファイターEXがミサイルを相殺してくれた。
ファイターEXから放たれた光でファイターSTとファイターGTの攻撃は止んだ。
ファイターSTとファイターGTを地面に下ろしてライトニングの連中を介抱しつつガイアに光の正体を聞いた。
パイロットウェーブ照射システムの応用とのことだが、ライトニングの連中の話ではパトロール中に謎の声が響いたとか。
ザギの野郎、手の込んだことをしやがって！
俺とガイアは被害を受けた一般人にお詫びを入れて広島の街をもとに戻した後、ライトニングの連中を送り届けた。
石室コマンダーに話を聞くと、エリアルベースの皆もパイロットウェーブ照射システムの応用で謎の声の催眠を振り切ったとか。
暫くエリアルベースに留まるよう言われたが「南極にある、今後の戦いの鍵を握る物を守らなければならない」と断った。
アンドロ国の三種の神器のことを現時点で話すわけにはいかないのでこのように表現したのだ。
俺とガイアが南極に戻ると壬龍が安堵したような表情で「お帰りなさいませ」と言ってきた。

もう誰も信用できない。
欝だ死のう

アグルと一緒にザギに操られたXIGのチーム・ライトニングを救って氷の神殿に戻ると、壬龍が出迎えた。
安堵したような、でも真剣な眼差しで「実はまた厄介なことが」と言うので案内してもらった。
案内された先にはセブンとジャック、３人の小さいバルタン星人（タイニー、チャイルド、ダーク）がいた。
小さいバルタン星人３人は12人のバルタン星人にやられたセブンを氷の神殿に運んだそうだ。
ジャックはV2メカバルタンにやられたのをタイニーが転送させたが左手首のブレスレットがない。
V2メカバルタンが奪って香港の街を破壊しているそうだ。
タイニーとチャイルドはバルタン一族の穏健派で地球侵略に大反対。
ダークはもと強硬派だったそうで、３人は大人のバルタン星人の暴走を止めるために頼ったとのこと。
V2メカバルタンは皇帝デスバルタンがザギやグアなどへの対抗策として設計したそうだ。
従来のメカバルタンとの違いは身体をあらゆる武器や物に変形させることが出来ること。
そしてウルトラ戦士やアンドロ戦士、様々な星人や怪獣、超獣の戦闘データから導き出した最適な戦略で戦うのだとか。
その時、話を聞きながら龍玉で観察していた壬龍が「ゴライアンがやられている！」と叫んだ。
タイニーが「わかった、ここに転送させるよ。ばるる〜！」と超能力を発動させた瞬間、瀕死の重傷のゴライアンが現れた。
ゴライアンは「勝ったぜ…ちょっと痛ぇけどよ」と気丈に言った。V2メカバルタンを倒したんですね！
早く手当てを！

フォフォフォ！いいぞＶ２メカバルタン！
以前ジュニアを倒したジャックをこうもあっさり瀕死状態にさせるとはな。
む！！あれはゴライアン！！馬鹿め！！いくら貴様でもこいつはそう容易くはないぞ！！
やれ！！Ｖ２メカバルタン！！光線を浴びせろ！！骨をへし折れ！！
何だと！？Ｖ２メカバルタンの刃を砕いただと！！
だがＶ２メカバルタンはスペウシム光線ごときで死にはしない。
やつを殺すには砕いたり、光線で焼いたりは通用しない。
その程度ならば数時間で再結合し復活するからだ。
やつを殺すのならば消滅させるしかない。
さあ起きろＶ２メカバルタン！！再び暴れまわれ！！
ん？何だその目は？何故我々の宇宙船を睨む？
ま・・・まさか！！ウワァああああああああああああああああ！！
ザシュ！！ボガァアアアン！！
Ｖ２メカバルタン・・・やはり理性のない失敗作か・・・。
ま・・・まさか我々の・・・宇宙船を・・・切り裂くとは・・・・。
他のものは・・・・どうやら全滅のようだな・・・。
くそ・・・・バルタンの皇帝たる私が・・・まさかこんなところで・・・。

ゴライアン、まだ野朗生きてやがったぞ
「なにいいいい！？くっそおようしまた行って今度こそ完璧に叩き潰して…」
「無理ですよそんな体で」
メロスやら何やらがゴライアンを押さえつける
俺はそれを横目で見ながら、出発準備を整えた
３４０がそれを見つけて
「まさか……君が行くのか？ドリュー」
と言ったので
からくり野朗はユーラシア大陸の一部と日本列島ごと消し去ってやるから安心しな
っと言ったら高山少年が
「ちょ、そんな、やめてくださいよ、そんな事したらどれだけの犠牲がでると思ってるんですか」
とあせって言ってきたので
３分以内に他にあいつ倒す方法を言ってみろ
と言ったら、黙った
綺麗ごとだけで平和が守れると思うな
そう言った時
「方法はある」
誰かが口を開いた

計算外の事が起こった…

ザギとやらが地球の防衛軍を操り、同士討ちを狙った…
までは良かったが、この時、民衆の軍への恨みがマイナスエネルギーを発生させ、それをイドが吸収し、今やイドは完全態、いや計算によると136%にまで成長してしまったようだ。
このまま行くとコントロールはもちろん、自爆も有りうる。
奴ほどの生命体が自爆すれば、この銀河系全体にまで影響を及ぼし、ワシらもタダでは済むまいて…。
どうすればよいか…。
「お任せ下さい。ボア様」
ジュダか…何か、よい手はあるのか？
「自信はありませぬが…あなた様のために働くのが、我らのつとめかと…」
頼もしい事を言ってくれるわ。
任せたぞ、ジュダよ。

あれが、ボア様の言ってみえたイドか…何という、化け物よ。
近付く事さえ、難しそうだな。
ムッ…マイナスエネルギーを放電しておるわ。
バッドキャリバーよ!奴のマイナスエネルギーを吸い尽くせ!!

いける…!何の影響ももたらさず、イドを倒す手はこれだ!
唸れ、バッドキャリバー!!奴から全てのエネルギーを奪い取るのだ!!

イドめ…エネルギーを全てなくした貴様は、まるで犬っころの様にかわいらしいな…。
俺はとどめを刺すべくイドの心臓部にバッドキャリバーを突き立て、奴から最後のエネルギーを吸い上げた。

これは…これがイドのパワーか…。
俺は、素晴らしい力を手に入れたぞ。なくしていた記憶もな…。

ボアめ…ふざけた真似を…。
今回の一件でもわかったが、やはり奴には宇宙の帝王というのは荷が重いようだな。死んでもらうか。
ヘラーは…あやつは俺のよく知らぬU40に詳しい。殺すには惜しい男だ。

間もなく太陽系か…。
このまま地球に乗り込み、ウルトラ人とアンドロ人、そしてザギを始末し、そのままとって返してボアを殺す。
兄上も姉上も不要!
宇宙の帝王となるのは、このジュダ様だ!!

ジュダたちが復活したという報告を受け地中海の海底に向かってみた。
そこには巨大な軍事設備があったが・・・・・
おかしい・・・怪獣たちがどれも破片であり切断されたと言うより食い散らかされたという感じ・・・。
奥には・・・これは酷い・・・・
モルドとギナの兜と腕だ・・・・・・・・・・・。
監視映像の映像を見てみた。
謎の女性(MATを襲撃した者らしい)が二人の部屋に突如現れた！
こ・・・・巨大な口の化け物になった女性は二人に噛み付いた・・・
二人の悲鳴と二人の体が噛み砕かれる音が聞こえる・・・・
食った後、こいつは明らかに姿が変わり進化していた。
私はこれを報告するため腕と兜とこの記録チップを持って氷の神殿へ急ぐ事にする。

そこまでだ！ジュダ
私の叫び声に、奴は歩を止めた
「その声は怨み重なるメロスか？」
メロス？ふふふそうか、私がメロスか、それも面白いな
振り向いた奴は私の姿を見て、驚愕した
「貴様は！！」
地獄のそこからお前らを倒すために蘇ったのさ
「ふん、ならば俺がもう一度地獄へ叩き落してやる、今の俺はイド以上の力があり、単身でグア並の力があるのだからな」
ふん、恐れるに足りないな
「行くぞ、死にぞこないのアンドロ戦士！セブンにやられる程度のお前に、勝算は無い」
来い
激しい剣と剣のぶつかり合いは、最終的に私の勝利に終わった
奴の剣を腕ごと斬りさく
「お、己、お前ごときに今の俺が押されているだと…、認めん、認めんぞ！！」
奴は光線を乱射するが、私はそれをアンドロビームで中和した
「馬鹿な、なぜお前にそんな力があるんだ」
あれから何年たったと思っている、１年あれば私はもっと強くなっていた
「そんな、そんな馬鹿な、なぜ、これは夢か？うおおおおおおおおおおお」
逃走する奴にサーベル(ダブルサーベルじゃないんだなこれが)を投げつけ、木っ端微塵に吹き飛ばしてやった
が、こんなのは一時しのぎに過ぎない、奴の事だ、また再生するだろう
それまでにもっと強くならねば……

アンドロ警備隊の皆やアグルなどと一緒にゴライアンの看病をしているとドリューが来てこう言った。
「あの野郎（V2メカバルタン）生きてやがったぞ」…ありゃ〜。
V2メカバルタンの身体は液体金属で出来ているとタイニーバルタンが言っていたので、その特性で逃げ延びたのだろう。
ゴライアンが「また行って今度こそ完璧に叩き潰してやる！」と言い出した。
未だ完治していないのに！僕ら皆でゴライアンを押さえつけている傍らでドリューが出発準備をしていた。
セブンが聞くと、ドリューは恐ろしいことを言い出した。
「V2メカバルタンはユーラシア大陸の一部と日本列島ごと消し去ってやるから安心しな」だって。
やめて下さいよ！そんなことしたらどれだけの犠牲が出ると思ってるんですか！
止めようとしたらドリューに「３分以内に他にあいつ倒す方法を言ってみろ」と言われた。
今の僕には思いつかないから黙った。そんな方法使ったら��地球の意志を預かる者�≠ﾆして許さないよ！
いっそのこと、フォトンストリームで吹き飛ばしてやろうか…と思ったのは内緒の話。
すると「方法はある」と言い出した者がいた。ちょっと聞いてみよう。

紅白せな

氷の神殿に向かう途中、空からべムスターが現れた。
私が応戦しようとした時、近くに地中海の軍事基地の監視映像に移っていた、謎の女がいた。
奴は、不気味な声で一言「ようこそ」と言うと、巨大な口の化け物となりべムスターを捕食しはじめた。
それは実に酷く、実に醜く、そして実に恐ろしい光景だった。
捕食し終ったその化け物は、私に薄気味笑いを浮かべ物凄い速さで去って行った。
化け物の去った後には、チリジリになったべムスターの肉片と、私しか残っていなかった・・・。
大きな恐怖を感じた私は、氷の神殿に向った・・・。

（>>572の続き）
V2メカバルタンを倒す方法があると言い出したのは壬龍だった。
「ゴライアンと戦ってすら生きていたV2メカバルタンのことだ…身体を砕くとか焼き殺すといった攻撃は通用しない。
ならば強力な氷の結界に閉じ込めて別次元に追放するのがよかろう。
我が龍玉で見たが、デスバルタンはV2メカバルタンに宇宙船ごと爆破されて殺された。
ザギやグアなどへの対抗策として設計されながら未完成と聞いたが御することならずに部下ともどもやられたようだ」
壬龍の話に僕やアグルはもちろん、他の戦士たちも驚いたが他に方法もないので早速実行することに。

そんな時、ティガが氷の神殿を訪れた。モルドの兜とギナの腕と記録チップを持っていた。
地中海の海底にある軍事設備に行ったら、怪獣たちの破片と一緒に発見したそうだ。
監視映像には女性が巨大な口を持つ怪獣になってモルドとギナを食い殺すところが映っていたとか。
この女性は先日MATを襲撃したらしい。
ティガが氷の神殿に向かう途中でベムスターが現れ応戦しようとしたところ、この女性が現れたそうだ。
そして怪獣になってベムスターを食い殺した後すぐ去っていったとか。
ティガの話に恐怖を感じていると、壬龍が「それはボガールだ」と言った。
壬龍は話に聞いていたそうで、それによると見た相手を問わず捕食する存在で「最凶最悪の食いしん坊」だそうだ。
その食べっぷりはあのヤメタランスよりもタチが悪いとか。
最悪な存在が出てきたな〜。どうしよう…。

あ〜畜生、なんで俺様が留守番なんだ
だいたいこんなかすり傷(骨折数箇所と大量出血、腹と足に風穴)程度で休んでたら毎日休んでなきゃならねえぞ
ゾフィーなんざ昔星人に両腕切り落とされて片方の目を食いちぎられても戦ってたんだぞ
俺様がこんな傷で……え？なに弧門の兄ちゃん、それは捏造だと思う？
馬鹿いえ、目の前であった事だぞ
は？何驚いてやがる、だ〜から〜昔のゾフィーはすごかったんだってーの
何？じゃ今なんでこんな腑抜けでバードンにつつかれたくらいで死ぬ奴になったかって？
………ぜってーに誰にも言うなよ、実はな、ウルトラ戦士にはウルトラノイローゼと言うものすげえ心・技・体が弱くなる病気があんだよ
やつはそれだ、２００年位前にかかったきりずっと直ってねえ
ウルトラノイローゼになると正義の心はすげえ弱まり、それに伴って光線技や肉体能力もベリマッハ大幅に落ちるんだ
おまけに漫画みてえに友達がなんか言ったら直るとかそういうんじゃなくて自然に治るの待つしかねえときてやがる
頭のいいウルトラ戦士がなんだよ、この病気は
ほら、俺達１万年とか軽く生きるだろ？
そんだけ生きれば考えたくもねえ事考えちまう時もあるんさ
高山の坊ちゃんとか藤宮の兄ちゃんがかかるかもしれねえな……
いやもうかかってたりして
まあ、もう後４００年もすりゃゾフィーは直るだろ、気長に待つさ、俺達の寿命は長いからな
ちなみに俺様は医者にあなた様だけはウルトラノイローゼにはならないでしょうと太鼓判を押されたぞ
がはははははははははは

我が龍玉で見たV2メカバルタン…皇帝デスバルタンでも御することならず、このままでは地球そのものが焦土と化すだろう。
ドリューがゴライアンの代わりに行くと言い出したが、さらにこんな物騒な言葉が。
「V2メカバルタンはユーラシア大陸の一部と日本列島ごと消し去ってやる」
この言葉、ガイアとアグルの神経を逆撫でしかねぬな。
ガイアが「そんなことしたらどれだけの犠牲が出ると思ってるんですか！」と止めようとした。
ドリューに「３分以内に倒す方法を」と言われてガイアは黙ってしまった。そんな短時間で？
そこで私はV2デスバルタンを強力な氷の結果いに閉じ込め別次元に追放することを提案した。
身体を砕く、焼き殺すといった攻撃は通用しないなら…と思ったからだが言ってみてよかったかもしれぬ。
後でドリューに「先程の言葉…完全にガイアとアグルを敵に回すぞ」と言ったら、何でだよ？と聞かれた。
ガイアとアグルは��光の申し子�≠ﾉして地球の意志を預かる者、ガイアとアグルの言葉は地球そのものの言葉も同じこと！
そのような方法を使えば地球の怒りを買うぞ！
ドリューが「ガイアとアグルってそんな凄い存在だったのか！」と驚き、御二人に土下座して謝ったのは言わずもがなだった。

地球人が夢中になっているパンダを盗んで生きる気力を奪う作戦が失敗して結構な月日が流れた。
あのときはエースのクソ野郎に邪魔されて中途半端に終わったが、今はＶ２メカバルタンやザギなどの脅威にウルトラ戦士は目を向けている。
再び作戦を作実行するには今しかない！だがパンダグッズを盗みまくっても今の地球人には効果は薄いようで、ただの窃盗として扱われている。
あのころのパンダに相当するようなものを調べた結果、今の地球人は‘萌え”というものに夢中らしい。
さっそく俺は‘萌え”を盗み出した。
萌え系アニメの放送はなくなり、メイドカフェは建物ごと異次元空間に放り込んだ。
萌え同人誌は全てのページを墨で塗ったくり、巫女装束、メイド衣装などは全て廃棄した。
秋葉原と言う町に至っては面倒なので町丸ごとスチール星に転送した。
さあ地球人よ！生きる活力をなくして我らの支配下に落ちよ！

どこかで見た事あるような怪獣(高山少年のペットか何かか？)が俺に話があると言ってきた
…ガイアとアグルってそんな凄い存在だったのか！！
なるほどな…じゃあ、この星の光が見えない理由もわかった
この星は生きる物達のために力を貸していたのか……
なのに俺は…、バルタンをさっさと片付ける事しか頭に無かった
命ってのは星が自分から守るほど尊い物だったんだ
…すまなかった、高山少年に藤宮少年

俺が今メビウスを演じているのは、皆さんご存知だろう(ミライが南極にいるから)
一度どっかの悪の宇宙人がＧＵＹＳの隊員達を洗脳しようとしたが、それは普通に一人ずつ平手打ちして目を覚まさせた
その後各地の防衛軍が操られて暴れだしたのでまあ時間かかったが何とか終わらせ、死んだ人やぶっ壊れた物を生き返らせたり直したりでもうクタクタだ
そんな俺の苦労を知らないアマガイ君が
「秋葉原が突然消滅しました」とレーダー見ながら言った
……ゾフィーだ
ウルトラノイローゼにかかってるゾフィーが怒り狂ったかなんか文句があったかでふっ飛ばしたんだ
あいつはなぜかあの町に入り浸っていたからな……
っと思ってたらなんかスチール星人の仕業だとクゼ君は言っていた
何で知ってんだ？
ちなみに他にもなんか女の子向け？(買ってるの男ばっかだったが)のグッツも次々と消されているらしい
喫茶店も数件、奴らに消されたそうだ
漫画本、秋葉原、喫茶店
共通点がつかめない……
それにしても町を一つ消し飛ばすなんて、なんて残虐非道な宇宙人なんだ……
とりあえず氷の神殿に連絡しよう
ガイアとアグルなら漫画本、秋葉原、喫茶店、キャラクターグッツの共通点がわかるかもしれない！

弧門から、ウルトラノイローゼの事を聞かれた。ははぁ〜ん、ゾフィーの事だな。
たしかに彼は、真面目すぎる一面がある。ましてや、宇宙警備隊隊長職の激務もある。
それ故、ウルトラノイローゼにかかりやすいのだ。

と、偉そうな事を言いながら、私も人の事は言えないがね。
以前の偽ゾフィー騒動の時、私もこれにやられて入院を余儀なくされた事があったからな。
あの時は、ゾフィーがコスモテクターを纏い、『アンドロメロス』として私の代わりをつとめてくれたわけだが…。

弧門は
「ゴライアンだけは、「あなただけは、絶対にかからない」とお墨付きをもらったと言ってましたよ」
と言った。
ああ。その医者の言う通りだ。
私からも保証しよう。
それより…私は、弧門がウルトラノイローゼにかかならないか心配だ。
西条クンのような厳しい上司の下では、何かと苦労や悩みが多いんではないだろうか？
「もう、慣れましたよ…」
それなら、いいんだが…。

そんな時、日本のグレートから連絡が入った。
スチール星人によって、秋葉原の街が消滅させられたという!
これを聞いたゾフィーは
「あの街には、私の住まいがある。メイド喫茶やアニメショップ等、行きつけの店もたくさんある。おそらく、星人は私を狙ったのではないか…」
と言った。
「私のせいだ…!」
と繰り返し、ゾフィーは秋葉原に向かおうとした。
しかし、体の傷はよくなってきているものの、ウルトラノイローゼもある。
今のままでは、死にに行くようなものなので、私は必死に止めた。

しかし…スチール星人の狙いは、はたしてゾフィーだけなのだろうか？
グレートも
「星人の狙いがわからない」
と言っていた。
グレートが
「ガイアとアグルなら、星人の狙いがわかるかもしれない」
と提案してきた。
なるほど。
秋葉原には多くの若者が訪れると言う。
日本人の若者である彼らなら秋葉原に詳しいだろうし、それがわかれば星人の狙いもわかるに違いない。
早速、2人に聞いてみよう。

イカルガ隊員が
「奴ら、皆殺しにしてやる」とやたら張り切っている
それとＧＵＹＳのライセンスを持っているなんかどう見てもクゼ君タイプの男性が何人も来て
「奴らと戦わしてください」
と押しかけてきている
モエタランガでもいるのか？
それとも若者の正義の心が目覚めたのか？
わからない、やっぱり心と言うものは複雑な物なんだな……

V2メカバルタン対策でアグルと作戦を練っていると、ドリューが来ていきなり謝られた。
あの「ユーラシア大陸の一部と日本列島ごと消し去ってやる」発言を聞き咎めた壬龍に説教されたそうだ。
当然ですよ！地球だって生きているんだ！その横ではアグルも頷いている。
「壬龍はペットか何かか？」とも聞かれたけど、壬龍も地球の一員ですよ！
僕やアグルにとっては友でもあり家族のような存在。東京の地下を走る地脈が実体化した存在だけどね。

そんな時、メロスが「『秋葉原の街が丸ごと消滅』とグレートから連絡が！」と言った。何事？！
メロスいわく、グレートの話ではGUYSの調査でスチール星人の仕業とわかったものの、その狙いは不明とか。
おまけにキャラクターグッズや漫画本、喫茶店も数件消されたらしい。
そこで僕とアグルにスチール星人の狙いが何か聞いてほしいとのこと。
秋葉原は『電気の街』としても有名で家電の店は結構ある。僕とアグルもパソコン関連で行ったことはあるよ。
最近はメイドの扮装をした店員がいるメイド喫茶やアニメショップなどが出店してきて賑わってる。
おかげで��萌え�≠ﾆいう言葉が若者の間で流行ってるみたい…もとは植物の芽吹きの言葉が転じたらしいけど。
キャラクターグッズやら漫画本やら喫茶店やらが消されたのは��萌え�≠ｪ関係してるかもね。
アグルも「そういやゾフィーは秋葉原に住居を持っていると聞いた」と言った。
いつの間にかゾフィーも来て「秋葉原には私の行き付けの店がたくさんある」と言い出した。
もしかすると、スチール星人はゾフィーを狙ってるのかな？
ゾフィーって戦士にしては変わった趣味があるな〜と、変に納得してしまった。

ガイア達から秋葉原の事を聞いた。
秋葉原というのは、元々家電の街で、彼らもパソコン関係を見に行く事があるという。
それに、彼らが言っていた『萌え』…。
私は、この2つについて調べてみる事にした。

なるほど…。
家電は、今の日本人の生活にはなくてはならない物だし、『萌え』というのは多くの若者に浸透、それを求めて多くの若者が日本中から秋葉原にやってくるという。
生活必需品と娯楽…そういえば、スチール星人は以前、日本で大ブームだったパンダに目をつけていたってAが言ってたっけ。
大切な物、大好きな物を奪う事で、心理的なダメージを与える事が出来る。星人の狙いは、これだ!

調査をしていて、もう1つわかった事がある。
パソコン等のIT関連商品や萌えグッズというのは、不景気の日本においてもけして衰える事がなく、日本経済においても大きな下支えの1つになっているという。
星人の狙いが、完全に読めた!!
心理面と経済面から日本に大打撃を与え、完全に弱った所を侵略する作戦なんだ!
このままでは大変な事になるぞ!!
すぐにグレートとGUYSに報告しなければ!!

スチール星人の目的は心理面からと経済面からの二重の侵略だと、氷の神殿から返答があった
スチール星人…恐ろしい相手だ……
クゼ君は
「スチール星人は以前来た時もパンダを中国から密輸して、日中の関係を悪化させて戦争を起こそうとしていたんです」
と教えてくれた
人間が自滅した後この星を乗っ取るつもりか！！
そんな事はさせないぞ、卑劣な侵略者め！！
決意を決めたその時
「スチール星人の円盤が見つかりました」
と言うアマガイ君の声が
よーーし、ＧＵＹＳ、サリーＧＯ！！
「なんでお前が言うんだよミライ」
あ、そうだった、俺隊員だった
「ハハハ、出番を取らないでくれ…、ＧＵＹＳサリーＧＯ」
「ＧＩＧ！！」

うおおおお！！ドグーフに吸い込まれる石を破壊すべく、飛び掛ったはいいが・・。
間一髪の差で間に合わなかった！！　　ぬおっ！しかも・・ツルクブレードがこの木偶の胸に刺さったまま、抜けない；
次の瞬間、ドグーフの眼から閃光が発され、ついに動き出した！！　
このまま行けば関東都心だぞ！！　（宙吊り状態だ；；）
　樹海を横切る最中、奇跡が！？
「ゴドラ、生きていたのか！？」反重力を仕掛けろ！！俺の事は気にするな！！こいつをこのまま放っておけば道場も潰されるぞ；いや、この星がえらいことになりそうだ！！
　ゴドラは反重力を掛けてきたが、この木偶には効いてないようだ・・って、おい、ゴドラァ〜〜！！
反重力は反射されてゴドラは再び宇宙へ舞い上がって行く！！
「何やってんの！！　防衛隊でもウルトラでもジュダでもクール星人でもいい！ＳＯＳだ！！救援を呼んでくれ！！この木偶を何とかするんだ！！
うわああああ！！誰かあaあべしっ！」
速度が上がった！！　空間が歪められこのハニワの周囲では巨大化もできない！！

こちら、Ｍ７８星雲！こちら、Ｍ７８星雲！今、地球に高次元捕食体「ボガール」が潜伏していると思われる。
ボガールについての情報を送る。ボガールは、星から星へ現れその星の生命体や最終的に星すら食らい尽くす恐るべき存在だ。
もしその行為のその障害があれば、それもまた食らい尽くすらしい。
また、ボガールは捕食域に対応する為の知能が備わっている為、地球では人間に擬態していると思われるので注意が必要だ。

(この通信は各国防衛チーム及び氷の神殿に送られた通信の記録である)

ゾフィの正体って
毒蝮三太夫なんでしょ

グレート（メビウスの代理でGUYSにいるそうだ）から秋葉原の街が丸ごと消滅したとの知らせが入った。
スチール星人の仕業だがその狙いが不明とのことでガイアと一緒に秋葉原の様子を説明した。
メロスいわく、心理面と経済面から日本に大打撃を与えてから侵略する作戦だろうとのこと。
そういえば、ゾフィーは秋葉原に住居を持っていると聞いたことがある。
ウルトラの星と地球を往復してるから、地球で安心して休める場所が欲しかったのだろうか。
「スチール星人はゾフィーを狙ってるのかな？」とガイアは言っていたが、あり得そうだ。
ゾフィーは事件を聞いて秋葉原に行こうとしたが、メロスに止められたとか。
何でも『ウルトラノイローゼ』という戦士特有の病気を患っているとのこと。どういうことだろう？
すると壬龍が「メロスもウルトラノイローゼを患ったことがあった」と言った。
壬龍がメロスから聞いた話によると、以前の偽ゾフィー騒動の時にウルトラノイローゼに罹り入院を余儀なくされたとか。
その時はゾフィーがコスモテクターを纏って『アンドロメロス』として活動したそうだ（実はこれが内緒の特別情報だったのだ）。
メロスは完治したが（さすがアンドロ国の戦士！）、ゾフィーの場合は病状が深刻な様子。
しかも現時点でのウルトラの星の医療技術では治療法が見つかってないため自然治癒を待つしかないらしい。
宇宙警備隊隊長職の激務が祟ったのだろうか…何とかしてあげたいところだ。

スチール星人が秋葉原の街を丸ごと消滅させた事件を聞いたゾフィーが自ら行こうとしてメロスに止められた。
身体の傷は治ってきているが『ウルトラノイローゼ』という特殊な病気を患っているのだとか。
壬龍が言うにはメロスも以前の偽ゾフィー騒動の時に罹って入院したそうで現在は完治したそうだ。
アグルが「宇宙警備隊隊長職の激務が祟ったんじゃないか？」と言うので、ちょっと調べてみた。

ウルトラノイローゼは戦士特有の病気で一度罹ると精神的・身体的ともに弱くなる。
現時点でのウルトラの星の医療技術では治療法が見つかってないため自然治癒を待つしかないらしい。
そんなに深刻な病気なんだ…。
でもメロスが罹って治ったんだから、ゾフィーをアンドロ国に行かせて治療させた方がいいか聞いてみようかな。

そんな時、ゴライアンが来た。
ゴライアンが言うには、ゾフィーは200年ほど前に罹ってから病状が長引いているとか。そんな昔から？！
「俺らウルトラの星の皆は１万年とか軽く生きてるから、考えたくねぇことを考えてしまうこともあるさ」だって。
ちなみに、ゴライアンは医者からウルトラノイローゼにはならないと言われているそうだ。
戦士全員が罹るわけじゃないんだね。
するとゴライアンが「高山の坊ちゃんや藤宮の兄ちゃんはウルトラノイローゼに罹りそうな気がするけどな」と言い出した。
「２人とも頭いいから、頭使い過ぎてなっちまうかもな」…そうかな？
その時、話を聞いていた壬龍が間に入った。
壬龍いわく「ガイアとアグルは��光の申し子�≠ﾉして地球の意志を預かる者。ウルトラの星の戦士とは訳が違う。
地球より授けられし力に守られているゆえウルトラノイローゼには罹らないだろう」
ゴライアンは壬龍の言葉にビックリした様子。フォローありがとう！

コケコッコ！コケコッコ！（と、ゾフィ兄さんに近づく）

今日あの竜がＶ２メカバルタンを倒すために助っ人を呼んできた
マーゴドンっていう白いもじゃげの怪獣で、ひとめ見ただけでどれだけの戦闘能力を持っているかわかる位強そうな奴だ
なんでも絶対零度超える冷凍光線をだせるとか
ほー今度手合わせ願いてえもんだなと言ったら
「……もう一年もしない間に嫌でも戦う事になるかもしれないぞ」
と言われた
……どういう事だ？
それはそうとＶ２メカバルタンだが、マーゴドンがいともあっさりがちがちに凍りつけにして、ガイアとアグルがなんか怪しげな機械で異次元に捨てた
あ、あっけない……あっけなさすぎる
俺様のあの戦いはなんだったんだろう
いや、そう思うのは俺様がまだ全然強くないからだ
傷も治ったし、よーーーし、特訓だ！！
おい観測員３４０号、レオ見てえに俺にも特訓をほどこしてくれ
何？ミクロ化してカプセル怪獣と戦う？２５体ほど叩き潰した事が過去にあるぞ
人間体で重しつけて５００キロラン？おいおい俺それ普段６５００キロやってるぞ
人間体でアイスラッガー避ける？避けるんじゃなくて受け止めるんじゃ駄目なのか？
もっと他の無いのか？
無い？これ以上やるのはいくらなんでも？
そうか……じゃあしょうがねえ、太陽にでも特訓に行ってくらあ
そいじゃあばよ、強くなってもどってくらあ

V2メカバルタン対策のために、壬龍が応援を呼んだ。
その応援というのがマーゴドンで、絶対零度を超える冷気を操れるそうだ。
ガイアが「バタバタしている時に本当にごめんね」と謝ったら、マーゴドンは「力になれるなら」との返事。
マーゴドンを交えて作戦を考えているとゴライアンが来た。紹介したら「今度手合わせ願いてぇもんだな」と言った。
すると壬龍いわく「１年もしない間に嫌でも戦うことになるかもしれないぞ」…理由が理由だけにな。
そこにメロスがV2メカバルタンが現れたことを知らせてきた。
V2メカバルタンの出現地点に行くと、ジャックから奪ったブレスレットを手に暴れていた。
ガイアと一緒にV2メカバルタンの隙を狙ってブレスレットを取り返したところでマーゴドンが氷の結界に閉じ込めた。
絶対零度を超える冷気だけに、かなり強力でV2メカバルタンでも砕くことは出来ないだろう。
ここで俺とガイアが開発した機械（ガイアがかつて多世界解釈の実証のために開発したアドベンチャーの応用）の出番だ。
その機械にV2メカバルタンを閉じ込め、スイッチを入れて異空間に捨てた。二度と戻ってくるな！
ともあれV2メカバルタンを片付けることは出来たので、マーゴドンとはこの時点でお別れ。
３人の小さなバルタン星人（タイニー、チャイルド、ダーク）にV2メカバルタンの件を話したら安堵した表情だった。
ただ、初代マンとの因縁のこともあり強硬派のバルタン星人たちが次に何をしでかすかわからないと言っていた。
ブレスレットをジャックに返すようにセブンに託けたところ、ゴライアンが特訓のために太陽に行ったと聞いて驚いた。
太陽の近くで特訓しようものなら良くて火傷、最悪で身体が消滅するかもしれないんだが…。
まあ、あのタフネスぶりからして大丈夫のような気もするが。

うおおおおおおお
燃える特訓とはまさにこの事どぉわあああああああ
がああああ流石の俺様も死ぬかもしれねえ
だが、だがな、こんな所で死ぬわけにはいかねえんだ
俺様は宇宙の平和をまもるんどぉおおおおわああああ
があああああっちいいいいいい
ぎゃああああああああああ
なんのおおおおおおおおまああああだまだああああああ
せいやああああああああ
はああああああ
精神修行ってのも大変だな……
え？下手すれば死ぬ？
特訓ってのは死ぬか生きるかだあああああ(ここで３４０のその通りと言う声が聞こえた気がした)
よおおおし太陽エネルギーをもっと得るためにもっと太陽にちかづくっぞおおおおお
ふぁいああああああああああ

ゴライアンが毎度の様に太陽に特訓に行った
あ〜また強くなるのかあいつ…
ん、ゴライアンがいた病室に汚い字で書かれた企画書が落ちてる
特撮番組の脚本か、タイトルは……
「ウルトラマンゴライアン」
…あいつ暇な時間自分の活躍を番組化した時のシナリオ作ってたのか(一万年も生きてる我々はどんな馬鹿でも脚本くらい書けるようになるのだ)
どれどれタイトルだけしかまだできてないな
えーとまず第一話が「豪力ウルトラマン登場」
第二話「燃えろ闘魂、必殺光線炸裂だ」
第三話「特訓、あの憎い奴を倒せ」
第四話っておいおいゴライアンこれはないぜ…
「どうした、ん？なんだそれは」
あ、西条くん、いやこれは…
「ちょっと見るだけだ、…………ほー第四話「敵か味方か、謎の男西条楓」か…ありきたりなタイトルだな」
そんな目で私を見るな、ゴライアンだぞ、これ書いたのそれにあいつは本当に君の事を男だと思ってる
そう私が言うと、西条君は物凄い闘気を放ちながら去っていった
ゴライアン、結局最後まで西条君を男だと思ってたのか……
まったく、ダダに性別が無いのをあいつはわからな…ってわーーー西条君、何をする
「誰がダダだって？誰が？」
誰って君はダダじゃないのか？
「本気で言ってるだろお前等」
なに？じゃあ西条君は人間の男だったのか？
「こいつらは〜〜〜〜〜〜」
うわああああ、西条君オーバーレイシュトロームはまずい、君がオカマだという事はわかったから落ち着きたま
「誰がオカマだ誰が」
ち、ちがうのか？いや俺はてっきり……
いていていて殴るなけるな痛い痛いって、悪かった、すまないことをした、西条隊員
あー痛かった、ん？どうした弧門君、何？副隊長にあれだけ殴られてなんで大丈夫なのかって？
酔ったゴライアンのパンチに比べればマシだよ、ははははははは

何者かに操られて我々MACは川崎を攻撃してしまったらしい。
そして、本日、その時の指揮をしていたらしい俺は転任を
言い渡された。馬鹿な！何故だ！おおとりはじめ、梶田、白戸、白川
と言った連中は謹慎だけなのに、何故だ！！なぜ俺だけ飛ばされなきゃ
ならんのだ。は！もしや隊長が・・・・・・・・。俺の存在感が薄いのを
良い事に、俺に全責任をなすり付けたんだ！！
アンタレス戦のとき、俺の指揮で８人死なせたのを
まだ根に持っていたのか！？あのとき隊長は不在だった、
監督不行き届きではないのか！？冗談じゃないぞ！マックシャークでの海底
勤務なんて！何ヶ月に一回日の光を浴びれるかわからんじゃないか！！

V2メカバルタン事件の報告書をXIGにメールで送信した（氷の神殿のコンピュータで送受信出来るから）。
ジャックの容態は少しずつ良くなっているそうで、今はベッドから起き上がれるほど回復しているとか。
その後、メロスにゾフィーとウルトラノイローゼのことを話してみると、メロスは「誰から聞いた？」と驚いた。
壬龍とゴライアンから…ゴライアンに「ガイアとアグルは頭がいいから頭が良すぎて罹るかもしれない」と言われましたよ。
でも壬龍が「地球から授けられし力に守られているゆえ罹らないだろう」とフォローしてくれたので…。
せっかくだからゾフィーをアンドロ国に行かせて治療させた方がいいですか？
メロスはウルトラの星での治療法が見つからないのを残念がりつつも「事件が立て続けだから少しおちついてからがいいだろう」と言った。
余計なこと言ったようで…と謝ったら、メロスは「ゾフィーには話しておくから」と微笑んだ。
そこへアグルが来て「ゴライアンが特訓のために太陽に行った」と言った。ブレスレットをジャックに返すようにセブンに託けた時に知ったとか。
太陽の近くで特訓？！何を考えてるんだか…。
「いくら何でも無茶過ぎる気が…」とさすがにメロスも頭を抱えた。止めた方がいいのかな？

太陽エネルギーが全身に余すところなく入ってくる！！
漫画で言うエネルギー吸収する敵が吸収する方の容量オーバーで爆発するみてえな気分だ
が！俺様はエネルギー４００％位で吹っ飛びはしねえええ
っくう今エネルギー４２０うううう
クアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああ
やべえ……しぬ…………
死んでたまるかよ
うわ、やべ、体が燃え始めた
『ゴライアン、引き返せ、今ならまだ間に合う、そのまま太陽に近づいたら、いくらお前でも焼け死ぬぞ』
！！だれでえ俺様を呼ぶのは！！
『引き返すのだゴライアン』
ばかやろお……もう間にあわねえよ………誰だかしらねえがこんなみっともない死に方誰にも言わないでくれよ
太陽の引力圏に入っちまった…
っくそおおおお
こうなったら太陽に体当たりしてやる
うまくいけば太陽エネルギーを今までよりずっと手に入れられる
もちろん失敗したら……またキングのじいさまの世話になる(死ぬ)
景気づけに歌歌ってやる！！
ごらいあああああん
ごらいあああああん
うるとおおおらまん、ごらいあああああああん
ぼ、ぼ、ぼくらーーの、う・る・と・ら・まーーん
むぅてきの……ごう…ｗ

ゾフィーの話相手をしていると、ガイアとアグル、メロスが息せき切って駆け込んできた。
ゴライアンが特訓しに太陽に行った？！戦士といえどもそれは危険というものだ！
愚かなことを…強さを求めるあまりに暴挙に出たか。
そこへ西条殿と孤門殿、ドリューが来たのでゴライアンのことを話した。
孤門殿とドリューは呆れていたが、西条殿は「パワー馬鹿が…何を考えている！」と声を荒げた。
何とか止めねば…とはいえ太陽の傍近くに行くには危険過ぎる。
「ゴライアンに念を飛ばせるか？」とガイアに聞かれた。
地球にいようが宇宙に出ようが我が思念が届かぬことはないはず…そこでメロスとゾフィーに協力願った。
メロスとゾフィーの思念を我が力で増幅させてゴライアンに届ける！
ゴライアンの波動が完全に途絶えぬうちに…間に合うか！

我々はあらゆる我々以外の生命の存在を認めない
我々以外の生命体、それは争いの種であるからだ
故に我々はこの薄汚い星、地球を一人の生存者も残さず、一本の雑草も残さず全滅させる
その行動を起こすため、我々はこの星の怪獣達を使い捨ての兵士とする事にした
まず効率よく生物を殺すためにこの星の空気の配合物を酸素、窒素、二酸化炭素からイエローガスへ変更する
大気を改変するために必要なモンスターを詮索
判明、地底怪獣モグネズン
この生物はイエローガスに対して抗生を持っている
この生物を改造し、イエローガスを噴射量をより大量にすれば、この星は死の星と化す
なんだお前は？
ふん、どこぞの宇宙人が作った人形か
この星の生命体の心からでる物を食す物、名前は…ザギ
ゴミめ、我々アルゴ星人に勝てるとでも思っているのか？
無駄だ、そのような光線では効果は得られない
消えてもらう
私は体の形を泡状に変え、ザギを包み込んだ
ザギは脱出、及び内面から私をコントロールするなどしようとしているが、無意味である
ザギの脳細胞に侵入、思考部分破壊
体内エーテル部分(霊魂)抹消
殲滅完了
他愛ない、さて、これより計画を開始する
それとこの星にも我々が散々殺してきた宇宙警備隊の連中がいる
奴等の士気を削ぐため、このザギの骸を奴等の拠点となっている高次元心理フィールドに守られている南極の基地に送る
地球人よ、滅べ

ゴライアンが、太陽の近くでトレーニングを開始したという。
何、考えてんだよ!いくらゴライアンとは言え、危険すぎる!どうして、氷の神殿に集まってくる奴って問題児ばかりなんだろう？トランといい、ゴライアンといい、西条クンといい…ガイア達ぐらいだよ。マトモなのは。

ガイアが壬龍に頼んで念を飛ばしてもらったようだが、間に合うのか？
俺が思うに、方法は1つ!次元移動を使えるアンドロ艇しかない。
メロスに
「くれぐれも気を付けてな」
と言われたので、念のためにグランテクターを持っていく事にした。

ワープして太陽に近付くと…いたいた。ゴライアンの奴、完全に気を失ってやがる。
グランテクターを纏って外に出た。
幸い、壬龍の力のおかげでヤバい所の1歩手前で止まっていた。
俺はゴライアンに近付き、奴を抱きかかえると…しまった!太陽の引力に捕まっちまった!!
どうしても抜け出す事が出来ない…ここまでか…。
いや。1つだけ方法がある!
俺はマルスSPを作動させて巨大化しアンドロ艇とドッキング、ゴライアンを手の中に握ったままアンドロ艇の出力を最大にし、そのまま次元移動してその場から離脱した。

間もなく地球に近付く。
俺は元の大きさに戻り、ゴライアンをアンドロ艇に収容した。
ゴライアンをベッドに寝かせると…この野郎、気を失ったまま呑気に歌なんか歌ってやがる。
けど…何でか知らんが、憎めないんだよなぁ〜ゴライアンって奴は。
それにしても、下手な歌だなぁ〜と思いながら、俺は再び操縦桿を握った。

容量オーバー寸前のため新スレ立てました。

ゾフィーの日記　Part４
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1149335169/
　↑↑
今後は随時こちらへ。

マックスと殺しあったツルギが止めなかったら死んでたのに

鬱だ・・・・

このスレはdat落ちしそうな気配がする