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名無しより愛をこめて:
【ウルトラマンジャックの呼称について】
「帰ってきたウルトラマン」の主人公は、番組開始当初は前作の
ウルトラマンとの区別が不明確だったため、他のウルトラマン達と
区別するためのはっきりした名称がありませんでした。
「帰ってきたウルトラマン」「新ウルトラマン」「新マン」等の呼び方が
ファンの間や劇中で使われていたものの、固有名詞としてしっくり
いかない面があったのも事実で、「A」の劇中 で使用された
「ウルトラマン2世」の呼称も定着しませんでした。
放映終了後11年経った1983年に円谷プロは“彼”に
「ウルトラマンジャック」という名前を設定し、翌年公開の
映画「ウルトラマンZOFFY」より使用されています。
しかし、後年の後付けであることから多くのファンの反発を買い、
とても定着したとは言えない状況です。
現在では児童向けの絵本やウルトラ戦士が出演する漫画などで
「ジャック」と呼ばれる一方、あくまでもTVシリーズ「帰ってきたウルトラマン」
を扱う書籍・各種ソフトでは「ウルトラマン」で通すという使い分けが
行われています。しかし、ファンの意見はまとまったとは言えません。
残念ながら、こうした名称に対する意見の相違を、スレを荒らしたり
挑発したりするために悪用している人もいるのが現状です。
一方、「ジャック」の名の使用もすでに20年を越え、この名を支持する
ファンや、経緯を知らずに使っているファンも増えています。
また、漫画「ウルトラマン超闘士激伝」等の外伝では、「ジャック」の
キャラクター名が定着している現実も無視できません。
「名称そのものに罪があるわけではありませんが、上記の経緯を御理解下さい。」