【大ピンチ!】彼女VS怪獣軍団【もがけ苦しめ!】

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1バルタン星人
つくりました
2名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 06:54:16 ID:gQEusZKC
懐かしいスレだな…ジャアクが来ないといいね。
3名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 07:14:16 ID:fS3celtu
3なら仲間由紀恵と生ピーマン早食い競争
4名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 11:21:02 ID:tc8T+qY4
彼女 対 メトロン星人Jr、ムルチ2代目、ドラゴリ―

会社の同僚、制服姿でのピンチ妄想中(何も知らずに仕事してます)
5名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 11:37:35 ID:ZV+b3oGv
>>4
なんか怨みでもあるのでつか?
6名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 12:40:52 ID:tc8T+qY4
いやいや、興奮するもんで
7名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 14:09:42 ID:tc8T+qY4
美川隊員 対 メトロン星人Jr、ムルチ2代目、ドラゴリ―
8名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 19:25:35 ID:WbuQzM/D
下、制服だと萎えるんですけど、せめてスク水とか・・
9名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 20:04:54 ID:gR8ZiCgZ
踏み潰されて彼女が瞬殺されちゃう気がするんですが
10名無しより愛をこめて:2005/05/24(火) 23:35:12 ID:BK5lndX4
水着の彼女 対 バリケーン
11名無しより愛をこめて:2005/05/25(水) 04:25:03 ID:GLCBzIxm
ドラゴリーじゃなあ…
スカートめくったり、服を引き裂くまではいいけど、その後は何もできんだろ?あの手はw
メトロンもあの手じゃ、サワサワお触りしかできそうにないし…
ムルチに至っては何をどうしたいのかもわからんw
12名無しより愛をこめて:2005/05/25(水) 09:00:02 ID:13nrWGpL
age
13名無しより愛をこめて:2005/05/25(水) 13:37:17 ID:13nrWGpL
13
14名無しより愛をこめて:2005/05/26(木) 16:53:17 ID:yaEDSwsW
age
15名無しより愛をこめて:2005/05/26(木) 19:30:32 ID:YiLFig/C
やっぱAならさ、エースキラー編でしょ。
例えば北斗が大ケガで変身できず、夕子だけでAになり、ゴルゴダ星まで行くも、貼り付けの兄弟たちの前で陵辱にあう…みたいなシチュエーションで。
その場合はエースキラーより、エースレイパーって設定がいいかな…
って自分で書いてて恥ずい…
16名無しより愛をこめて:2005/05/26(木) 22:46:05 ID:ahRwrrIg
ヒーローであることに誇りを持ちファイティングポーズを決める彼女
ウルトラマンにその力を授かったが、地球は地球人の手で守らねばならない
会社員の彼女はスーツ姿のままで巨大化した。
ヒーローたる証は鼻より上を隠したウルトラバイザーだった。
格闘技に長けた彼女は怪獣・星人らに蹴り、背負い投げを決める。
スペシウム光線を放とうと、上体を左に大きくひねった時、彼女のすぐ目の前に
ナックル星人が巨大化して現れた。指を鳴らし首を左右に揺らしながら星人は彼女に
組み付いた。
17名無しより愛をこめて:2005/05/27(金) 07:31:45 ID:APfBEUUd
ボコッ、ガツッ、べキッ
強い彼女がフラフラ
ヨロヨロと怪獣と星人の間を行ったり来たり
18名無しより愛をこめて:2005/05/28(土) 15:13:44 ID:o8P3smN8
@
19名無しより愛をこめて:2005/05/29(日) 00:20:13 ID:OiiRmo5C
age
20名無しより愛をこめて:2005/05/29(日) 17:29:08 ID:y0O78ylu
age
21名無しより愛をこめて:2005/05/30(月) 10:42:16 ID:9U0esT8z
あげ
22名無しより愛をこめて:2005/05/31(火) 08:57:27 ID:+vggiQXO
age
23名無しより愛をこめて:2005/06/03(金) 02:56:14 ID:7qNeMwrI
帰りマンの血を吸うコウモリ
24名無しより愛をこめて:2005/06/05(日) 13:45:54 ID:ffACLXSe
熊田曜子VSアイアンロックス・バリケーン・ダロン・ガタノゾーア
25名無しより愛をこめて:2005/06/05(日) 18:58:13 ID:sRC1qidu
個人的には自分のピンチのシーンの方が萌えるなあ
26名無しより愛をこめて:2005/06/10(金) 08:54:45 ID:EG+5d/jv
age
27名無しより愛をこめて:2005/06/10(金) 14:13:17 ID:9pfzzT8D
SSとか書いていってもいいの?
いいなら書くけど
28名無しより愛をこめて:2005/06/10(金) 14:17:54 ID:vMCrto/B
書いてください。楽しみにしています
29名無しより愛をこめて:2005/06/10(金) 15:22:29 ID:9pfzzT8D
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
「どうした、蛍!そんなことで“ダブルファイト”が出来ると思ってるのか!」
山奥で泥だらけになりながら這いつくばる少女、そしてその少女に怒声を浴びせる老人
・・・ゾーンエンジェルとその祖父であるゾーングレートの2人であった。

プラチナガロガによる策略と強化恐獣により兄・防人光ことゾーンファイターは敗れ去り、防人一家の
拠点さえも破壊され、父母も殺害され弟・明も連れ去られてしまい、今やゾーンファミリーは
この2人だけとなってしまったのだ。
地球防衛の軍隊も既にその戦力の7割までを消耗し、ガロガの地球制圧は目前と迫っていた。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・・おじいちゃん!あたし絶対に・・・」
「そうじゃ、ガロガの恐獣軍に対抗するには光同様巨大変身を身につけねばならん!」
女、それもまだ少女の蛍にとってあまりに過酷な試練・・・しかし、そのために2人は山中に身を潜め
地獄の特訓を少女の身に課していた
30名無しより愛をこめて:2005/06/15(水) 01:31:01 ID:p7dOL5z3
恐竜戦車に押し戻された彼女はひっくり返ってしまう。
キャタピラが彼女の股間を揉み扱く。
さらに、ごっつい尻尾でびったん、ばっこん。
とどめは、ゴーロンが現れ、彼女の両脚を持って引きずり回す。
こんな妄想しております。
31名無しより愛をこめて:2005/06/15(水) 18:29:38 ID:CvDG87rv
体操服やブルマ姿でもいいのかな?
32名無しより愛をこめて:2005/06/16(木) 15:09:38 ID:ht990odb
プロテ星人、サイゴ、ダンガー、レッドジャックが彼女側に寝返って
こっちへやって来ます!助けてください!
33名無しより愛をこめて:2005/06/17(金) 23:37:35 ID:LT87kvLl
ok
34名無しより愛をこめて:2005/06/18(土) 17:57:53 ID:cs10nVJ2
要するに「【彼女対怪獣】もがけ苦しめ!」の続編なのか。
35名無しより愛をこめて:2005/06/18(土) 22:13:03 ID:HM/n3c2v
そうです
36名無しより愛をこめて:2005/06/19(日) 14:39:17 ID:QCsHOgS0
10代後半で、身長180cm〜200cm、黒髪(艶のある漆黒、しかも
ショートカット)、色白、漆黒の細い眉、漆黒の大きな瞳、低い鼻、丸顔、
並びの良い白い歯が眩しく光り輝く爽快な笑顔の、可愛くてとても頭がいい
完全無欠の女の子。
彼女は、平和を乱す宇宙人や、怪獣軍団を相手にした戦いには、まったく縁
のない、ごく普通の女の子の筈であった。

だが、ふとした事がきっかけで、彼女は新マン(帰ってきたウルトラマン)
より、その力を授かったのである。
地球は、自分たち地球人の手で守らなければならなかった。彼女は、

ぴったりと体にフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口はエンジ色)、
黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)、黒無地のハイソックス、上履き
(赤と白、靴底は白)

という姿に、「シュワッチ!!」と変身して、巨大化したのである。
すると、彼女の目の前に、様々な怪獣が待ち受けているのが分かった。
見るからに、兇悪兇暴で、強そうなやつが多い。さて、どうなるか?
37名無しより愛をこめて:2005/06/19(日) 15:24:47 ID:zrqy9PdP
近年稀に見る良スレ。
俺も後でなんか考えよう。
38名無しより愛をこめて:2005/06/20(月) 19:14:58 ID:QDKt6Q8/
age
39名無しより愛をこめて:2005/06/20(月) 22:08:26 ID:0deG0h3B
>>36の彼女が背後からツインテールに捕まり、
のけぞって苦しむ場面を希望。
40名無しより愛をこめて:2005/06/21(火) 00:09:19 ID:xPdYoOpH
グドンの鞭打ちも希望
41名無しより愛をこめて:2005/06/21(火) 01:28:12 ID:wxw10nem
ナックル星人に腹にめり込む様なキックとパンチを食らってふらふらになり
張り倒された挙句に地面の土をかきむしって苦しむ彼女
脳天くい打ち(古い表現ですが)にされ、地面に頭が突き刺さった状態で痙攣
そのままの姿でナックルとブラックキングに股を裂かれる 鈍い音が響く
下半身がガクガクになりながらも再びファイティングポーズを決める彼女の
表情にウルトラマンとしての余裕なかった
42名無しより愛をこめて:2005/06/21(火) 19:15:46 ID:QfmL6k1I
>>36の体操服の女の子は、不意を突かれて、バット星人に背後から襲われて
しまった。事もあろうに、バット星人は、彼女の両脇の下から、素早く手を
回すと、彼女の胸を、ガッシリと押さえつけてしまった。

「うわっ! いけない!!」

彼女はバット星人の両腕で、強く締め付けられて、動けない。まるで巨大な
万力のような、物凄い力だ。押さえつけられた彼女の顔が、苦痛に歪んだ。

「嫌! 嫌よ!! さ……触らないで! さ……触らないでちょうだい!」

女の子は、悲鳴を上げた。しかし、バット星人の腕力は相当に強く、女の子
の胸を締め付ける力は、ますます強くなり始めた。

「おれに立ち向かうとは、なんと身のほど知らずな女なんだ。いいだろう。
おまえがその気なら、おれも本気になってやるぞ。……
おまえを徹底的に、痛い目に遭わせてから、おまえのすべてのエネルギーを
吸い取って、足腰が立たなくしてやる。覚悟しろよ」
「バカを言いなさい!! わたしは、あんたのような下品な怪獣は、絶対に
許さない!! やられる前に、わたしが、あんたを倒してみせるわよ!!」

苦痛に顔を歪ませながらも、彼女はバット星人に対して、啖呵を切った。
彼女は、バット星人を打倒できるだろうか?

ちょっとイメージが、過激すぎたかな?
43名無しより愛をこめて:2005/06/21(火) 22:03:07 ID:Z99iGn1B
>>36の彼女がモグネズンに羽交い絞めにされ、
腕に喰い付かれてもがき苦しむ。

同じ彼女がシーモンスの角で何度も放り投げられ、地面に叩き付けられる。
フラフラになりながらも立ち上がったところへ、
シーゴラス&シーモンスの角から光線を浴びせられ、金縛り状態にされて苦しむ彼女。
44名無しより愛をこめて:2005/06/22(水) 01:35:03 ID:3r4ZabDT
age
45名無しより愛をこめて:2005/06/22(水) 01:38:21 ID:hUwlmDLo
前スレでは

エレキングやノコギリンに電流流されたり

ブニョに氷漬けにされゴリゴリ切られる
>>36の女の子にお世話になりました
46名無しより愛をこめて:2005/06/22(水) 07:43:42 ID:QrSVQdYg
同じクラスだった女の子で妄想しています
47名無しより愛をこめて:2005/06/22(水) 15:45:31 ID:MLdH+xSz
会社の先輩でも妄想しています。もがきくるしみのた打ち回っています。
48名無しより愛をこめて:2005/06/22(水) 17:00:34 ID:MLdH+xSz
誰かピンチSS作ってください
49名無しより愛をこめて:2005/06/23(木) 14:39:55 ID:dj4em6js
>>36の体操服の女の子は、水牛怪獣オクスターを相手に戦う事になったので
ある。相手の方が、水中戦では一枚上手なのだろうと、彼女は判断した。

とはいえど、彼女とて、スキューバダイビングの達人なのである。水牛怪獣
などに負けてたまるものですか! と、彼女は意を決して彼女は巨大化する
と、湖で水牛怪獣オクスターと睨み合った。湖の水深は、彼女の身長だと、
丁度股間の辺りまであった。

「ほう、女が相手か? 面白い、相手になってやろうじゃないか」
「わたしが、女であると思って、見くびっているのね? でも、そう簡単に
やられる、わたしではないわ。わたしの必殺技で、あんたも、仲間達の元へ
帰してあげるわよ! 覚悟しなさい!!」

彼女は湖の水位を下げるや、両腕を十字に組んで、必殺のスペシウム光線を
発射しようとした。ところが次の瞬間、オクスターは素早く彼女に近付き、
その巨大なソーナー角で彼女をガッチリと締め付けたのである。さらに長い
舌を素早く、彼女の黒無地のハイレグブルマーの『前』に挟み込んだ。

「嫌! 嫌っ!! やめて! やめてよ!! 舌を放しなさい!!」
「そうはいかんのだ。おまえを徹底的にイジメて、倒すために、おれはここ
で、ずっと待ち構えていたんだぞ。待ちぼうけをさせた代償は、高いぞ」
「何!? こ……! このスケベ……!!」

彼女は、大事な箇所を、容赦なくその舌で責め立てられて、怒りに震えた。
何とか舌は引き剥がしたけれども、彼女は早くもへたばりかけていた。

やはりイメージが、過激すぎたかな?
50名無しより愛をこめて:2005/06/23(木) 18:53:20 ID:5Hj34swn
いけいけ!オクスター!
51名無しより愛をこめて:2005/06/24(金) 20:47:18 ID:xHhJvr/p
>>49より続き。

彼女は、オクスターの卑猥な攻撃から、何とか身を振りほどいたものの、
湖の水温が予想を超えて、かなり冷たいのを感じて、思わず身震いした。
自分の黒無地のハイソックスと、赤・白の上履きを通して、凍えるような
水温が両足から上半身へと、一気に突き上げて来るような感じであった。
黒無地のハイレグブルマーの下部にも、湖のさざ波が伝わる感触があり、
彼女は震えた。

「ううっ! こ……、腰が抜けそうだわ……!」
「フッフッフ。箱入り娘だったおまえには、ちっとも分らんだろうがな、
おれの唾液は、全てをアッという間に、溶解させてしまうんだよ!!」
「ええっ!? 何よ、それ!? いったい、どういう意味なのよ!!」

彼女は、慌てて、自分の股間を見下ろした。何と、ブクブクと白い泡が
立って、自分の黒無地のハイレグブルマーの『前』が、溶解しかかって
いるではないか!!

「キャアーッ!! あ……あんた、何というスケベな怪獣なのよ!?」
「言った通りだろうが? 待ちぼうけをさせた代償は、高いって」
「よくも! ……よくも乙女の純情を!! 絶対に許さないわよ!!」

彼女は遂に、抑えに抑えていた忍耐が限界に達した。
52名無しより愛をこめて:2005/06/25(土) 16:53:28 ID:kYX5QvD0
しかしながら、彼女は恥ずかしさもあって、思わず湖の水位を再び上げて
しまったのである。水位が大腿部まで達すると、再びオクスターが、猛然
と、彼女に襲いかかって来た。予想以上に、オクスターの速度は速い。

「あんた! 再び、わたしを責め立てようというつもりなのね!?」
「その通りだ。お楽しみは、これからなんだぞ!!」

彼女は、オクスターの赤く長大なソーナー角でく巨大な直感した。
53名無しより愛をこめて:2005/06/25(土) 18:16:35 ID:kYX5QvD0
打ち間違いがあったが、これは>>49からの、戦いの続きである。

彼女は、オクスターの赤く長大なソーナー角で、自分の細い首をグイグイ
と締め上げられて、苦しげに顔を歪ませた。彼女は満身の力を振り絞って、
オクスターのソーナー角を引き離そうとして、必死に身を捩って抵抗して
はいるのである。
しかしながら、オクスターの長大なソーナー角が、自分の首を締め上げる
力を、ますます強めて来た事を、彼女は直感したのである。もっと激しく
いじめて、彼女に屈辱を味わわせるつもりでいるらしい。彼女の表情が、
苦しげに歪んだ。

「ううっ! ……く、苦しいっ!! ……嫌! 嫌よ!! やめて!! 
早くこの角を、離して! 離しなさいよ!!」
「フッフッフッ。そうはいかんのだ。そうやって苦しむ、おまえの姿を、
おれは待ち望んでいたんだ。ホントに見て、えらく気に入ったぞ。それ
に加えて、悶え苦しんでいるおまえの声も、おれは気に入ったんだ」
「ひどいわ!! どこまで、そういう嫌な性格をしているのよ!?」
「こんなのは、まだほんの序の口に過ぎん。門前の小僧のような程度だ。
おれの恐ろしさが、まだ判らんのか? まだ始まったばかりなんだぞ」
「くっ……! あんた、なんという変態なのよ!?」
「憎みたければ、いくら憎んでくれても結構だ。憎まれっ子と怪獣は、
世に憚るんだからな」
「何という身勝手な理屈なのよ! 必ずわたしが、あんたを打倒して
みせるわよ!!」

彼女に対する、オクスターの卑猥な攻めが、今、始まろうとしていた。
さて、彼女はどうやって、オクスターに立ち向かうのか?
54名無しより愛をこめて:2005/06/27(月) 17:04:39 ID:GdbKwiVE
彼女は、細い首をグイグイと締め付けられて、もがき苦しんでいた。
しかも、なお悪い事に、一片の贅肉とてない、ほっそりとした彼女の体に
ぴったりとフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口はエンジ色)と、
黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)は、水でびしょ濡れになって、
貼り付いてしまっている。水で濡れてしまって、体に貼り付いた体操服を
通して、彼女の黒無地のセパレートが、チラと透けて見えてしまっている
ではないか!! 或る意味では、その彼女の姿は、艶めかしくも見えた。

「ううっ! ……く、苦しい……! もう、……もう、やめて……!」
「まだまだ、これからだ。徹底的にイジメてから、倒してやるぞ」

オクスターは、自分の目の前にある、彼女の黒無地のハイレグブルマーの、
溶解しかかった『前』を、もっと激しく責め立ててやろうとした。その次
の瞬間、オクスターは赤く長大なソーナー角を、目にも止まらぬ素早さで、
彼女の首から腰に移したのだ。
水に濡れて黒光りしている、彼女の黒無地のハイレグブルマーがピシッと
貼り付いた腰を、オクスターの長大なソーナー角が、強い力で締め付けて、
今にも腰骨を粉砕しようとしていた。彼女はその意図を悟るや、満身の力
を振り絞って、オクスターの長大なソーナー角を振りほどこうと、懸命に
なって身をくねらせた。

「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ!!」
「いいぞ、いいぞ。もがけ、もがけ。もっと苦しめ!!」

だが、オクスターの力の方が遥かに強い。オクスターは大きな鼻を、彼女
の黒無地のハイレグブルマーに吸い付けて、鼻息をしたのである。
その鼻息が、彼女の黒無地のハイレグブルマーに当たって、思わず彼女は
目を閉じた。その次の瞬間、オクスターは再び、彼女の黒無地のハイレグ
ブルマーの『前』を、長い舌で舐めたのである。
55名無しより愛をこめて:2005/06/28(火) 11:42:29 ID:YYGq0Lfm
趣向が違ってすまんけど
マックのコテコテの隊員服に赤いベレー帽着用の桃井晴子隊員が、
ウルトラマンレオ(晴子バージョン)に変身。
ツルク星人にビッタン、ビッタンにやられまくって、自分の力の無さに地面を
かきむしる。晴子自慢の合気道もツルク星人には通用しない。
息も絶え絶えに埠頭を這いつくばり、ふらふらと後ずさるしかなかった。
ダン隊長が「晴子」と叫んだ次の瞬間
とどめの一発を食らって海中にぶっ倒されてしまう晴子。
カラータイマーの光は海中に薄れてゆく 晴子は死んだのか

さらに脚をひねり折られるシーンなんかもあれば、私は逝っちゃいます
56名無しより愛をこめて:2005/06/28(火) 11:49:13 ID:YYGq0Lfm
脚をひねり折られる時は、エコーをたっぷり効かせて
あっ、あ〜っ、いやぁ〜ん
57名無しより愛をこめて:2005/06/28(火) 15:02:56 ID:2Fix+L+M
>>54からの戦いの続き。

彼女は、水に濡れた黒無地のハイレグブルマーが、ピシッと貼り付いた腰
を、オクスターのソーナー角で、ガッチリと締め付けられているばかりか、
その黒無地のハイレグブルマーの『前』、女性にとって『最も大事な所』
を長い舌で舐め回されながら、怒りと屈辱、そして湖の冷たい水温に、体
をブルブルと震わせていた。しかも、時折、オクスターの生温かい鼻息が
感じられるので、彼女の怒りも相当なものだった。腰を締め付けている角
が、さながら万力のようだ。

「ううっ! ……こ、腰骨が、バラバラに砕けてしまいそうよ……!!」
「おれのツノの力は、スゴいんだからな。おまえの腰骨をぶち割るのは、
朝メシ前なんだぞ」
「こういう事を、……しておいて、……あんた……ただですむと、……
思っているの!?」

その一言一言が、ひどく辛そうだったが、それでも彼女は、オクスター
を睨み付けた。

「ようし! 遊びは、これまでだぞ。身のほど知らずなお前に、トドメ
を刺してやるからな」
「そうかしら? わたしの力の、真の凄さを、あんたにも思い知らせて
あげるわよ!!」

ここで決着をつけてみせるわ! 彼女は、オクスターのソーナー角を、
抱えるようにすると、満身の力を振り絞りつつ、徐々に引き離し始めた
のである。いよいよ、彼女とオクスターとの戦いに決着がつくのか?
58名無しより愛をこめて:2005/06/28(火) 20:26:49 ID:2Fix+L+M
彼女は、自分の腰を万力のように締め付けている、オクスターの赤く長大
なソーナー角を、両手で抱え持つようにすると、満身の力を振り絞って、
自分の腰から、徐々にではあるが、引き離し始めたのである。オクスター
も、そうはさせじと踏ん張ろうとした。だが、彼女が、次第にソーナー角
を引き離して行くので、さすがにオクスターも驚いたようだ。
彼女の、水に濡れた黒無地のハイレグブルマーが、ピシッと貼り付いた腰
から徐々に、長大なソーナー角が彼女の手で、引き離され始めた。

「ううっ! ……くっ!! ……もう少しで、角が離れるわ……!!」
「おまえ、おれが思ったよりも、力が強いじゃないか!?」
「わたしの……力を、……馬鹿にしないでよ!! ……」

そして彼女は、完全に自分の腰から、オクスターの角を引き離したのだ。
59美果:2005/06/30(木) 22:13:31 ID:CjbrkC2O
素敵なスレですね。
あたしも宇宙怪獣たちからの地球侵略を防ぐ為に日夜闘ってるんですよ。
今日もグドンとツインテールからの挑戦を受けて、コテンパンに叩きのめして来たの。
地球に美果がいる限り、侵略なんてさせないわ。
60名無しより愛をこめて:2005/06/30(木) 22:21:50 ID:TZYsUjog
甘いぞ・・・美果・・・まだまだ怪獣は現れる・・・
61名無しより愛をこめて:2005/07/01(金) 08:23:56 ID:P8+J7vpm
美果=>>36
62名無しより愛をこめて:2005/07/01(金) 14:03:07 ID:4tBzeHxA
>>58からの戦いの続き。

彼女は、満身の力を振り絞って、オクスターの長大なソーナー角を引き離す
と、水に濡れて自分の腰にピシッと貼り付いた、黒無地のハイレグブルマー
の『前』を、ピチャピチャと嫌らしく舐め回している、オクスターの長い舌
を睨み付けた。次に彼女は、オクスター自身を正面から睨み付けると、顔面
を真っ赤にして、怒鳴り付けたのである。

「いつまで舐め回しているのよ! このスケベ!!」

次の瞬間、彼女はオクスターの長い舌を両手でギュッとつかむと、黒無地の
ハイレグブルマーの『前』から、力任せに引き離したのである。彼女はその
長い舌をつかんだまま、いきなりグイと引っ張った。その長い舌は、まるで
コンクリート壁に貼り付いた粘着テープを引き剥がすような、凄まじい音と
共に剥がされたのである。オクスターは、声にならない悲鳴を上げた。

「あんたの、この自慢の長い舌は、後で乾燥牛タンにしてあげるわ。さあ、
もう観念しなさい!!」

彼女は、両手をV字状に高く上げた。するとその瞬間、強烈な光が、彼女の
全身を包み込んだ。それまで、オクスターの長い舌で溶解されそうになって
いた、彼女の黒無地のハイレグブルマーの『前』が、元通りに復元された。
それとほとんど同時に、湖の水が、あっという間に干上がったのである。

「水が干上がってしまえば、あんたも無力。ここで決着を付けるわよ!!」

ここで彼女は、ようやく決着を付ける事が出来るのか!?
水牛怪獣オクスターを、打倒出来るか!?
63名無しより愛をこめて:2005/07/01(金) 16:54:28 ID:4tBzeHxA
彼女は、水を完全に干上がらせた湖の中央に立つ、オクスターのソーナー角
を両手でつかんで、黒無地のハイソックスと、上履き(赤と白、靴底は白)
を穿いた長い足で、湖底を蹴って、大きくジャンプした。彼女のジャンプ力
は、彼女自身がその力を授かった新マン(帰ってきたウルトラマン)と同様
に、ひとっ飛びで500mもある。

「えいっ!!」

長く細い両手を横一文字に広げて、しかも両足を揃えた見事なフォームで、
彼女はオクスターの真後ろにジャンプして、着地した。

「……………………!!」

オクスターは、彼女を睨み付けると、甲高く咆哮した。舌を引き剥がされて
いるので判らないが、オクスターの咆哮を意訳すると、「貴様ー!!」と、
叫んでいるつもりであった。
彼女が先程光らせた、強烈な光で、それまで水に濡れてピシッと貼り付いて
いた、体にぴったりとフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口はエンジ
色)、黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)、黒無地のハイソックス、
そして上履きは、もう完全に乾いている。

彼女は、右手を立てて、左手を水平にして、十字に組んで構えた。これぞ、
『お約束の必殺技』である。

「行くわよー!! シュワッチ!!」

彼女は、必殺のスペシウム光線を発射した。スペシウム光線は、物凄い速さ
で一直線に伸びて行くと、見事にオクスターに命中した。遂にオクスターも
大爆発を起こして、木端微塵になって吹き飛んだ。彼女は、こう言った。

「やれやれ、とんでもないセクハラ怪獣だったわ」
64名無しより愛をこめて:2005/07/01(金) 18:14:40 ID:vG6a+nyS
なんだ、勝っちゃったのか。いや、いいんだけどw
65名無しより愛をこめて:2005/07/01(金) 19:39:21 ID:C1PX6l1L
勝っちゃったTT
66名無しより愛をこめて:2005/07/02(土) 12:07:31 ID:Kg9/zu4p
age
67名無しより愛をこめて:2005/07/02(土) 12:43:22 ID:X6lZC1xF
何この面白スレ
68名無しより愛をこめて:2005/07/02(土) 16:07:15 ID:OIGFDXv/
俺は勝ったほうが好き。
69名無しより愛をこめて:2005/07/02(土) 18:44:03 ID:EZ0d7ssj
>>42の、戦いの延長である。

>>36の体操服の女の子は、両脇の下からバット星人に両手を回されて、自ら
の胸を、その腕力でガッシリと押さえ付けられてしまった。そればかりでは
なかった。バット星人は、とんでもない行為を仕出かし始めたのである。
バット星人はそのまま、何と両手で彼女の胸を、揉み始めた!! しかも、
彼女の胸が……

「かなり、デッカい胸をしているじゃないか。フッフッフ、責め甲斐がある
女らしいな。ちょうどいい機会だ。徹底的にイジメてやるから、覚悟しな」
「嫌!! 嫌よ!! 触らないで! わたしの胸に、触らないで頂戴!!」
「ほう。どうやらおまえは、触られる事に弱いタイプらしいな? ますます
おまえを、我がものにしたくなったぞ」

バット星人は、自分の両腕から抜け出そうとして、そして身を振り解こうと
して、必死に抵抗している彼女の体操服の上から、両胸の『大きな膨らみ』
を、静かに揉み始めたのである。彼女は、自分の両胸を静かに揉んでいる、
バット星人の両手を見て、思わず目を閉じた。

「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ!! やめて! やめて頂戴!! わたしの胸に
気安く触らないで頂戴!! ……触らないで! 触らないで!!」
「そうだ、それでいいんだ。悲鳴を上げろよ。恥じゃないんだからな!!」

彼女は、自分の両胸をバット星人に揉まれながら、悲鳴を上げたけれども、
それでもなおバット星人は、手を止めようとしない。

卑怯で卑猥なバット星人を相手に、彼女は勝てるのだろうか?
70名無しより愛をこめて:2005/07/02(土) 19:16:55 ID:k1BrK4n3
期待ワクワク
71名無しより愛をこめて:2005/07/03(日) 02:42:39 ID:ElfSjeWR
1 黒のジャケットにタイトスカートを着た美しい女性
両手に防衛隊チックな紺色のグローブを着用
腰には太めの黒ベルトにホルスターをぶら下げて、銀色の
丸いバックルが輝いている。黄色のスカーフがなびいて
横浜の街で両腕をくみ、彼女は見下すような視線で怪獣と対峙している

2 突然頭上から、彼女にカプセルが被せられた

3 彼女はスペシウム光線でカプセルを破壊しようとするが、できない

4 スペシウム光線の構えのままブロンズ固めにされてしまった彼女の体に
ペニスをこすりつけ舐め回す悪の司令官

こんなコラージュを作って抜きました。


72あげ:2005/07/03(日) 06:13:35 ID:14fSq3pD
age
73名無しより愛をこめて:2005/07/03(日) 15:09:05 ID:fFpuIh8d
>>69からの、戦いの続きである。

>>36の体操服の女の子は、自分の体操服の上から、両胸の『大きな膨らみ』
をバット星人に揉み回されながらも、懸命に力を振り絞って、バット星人の
両腕を振り解こうとして、抵抗した。だが、相手の腕力は、相当に強い。

「あ……ああ……嫌! 嫌よ!! 放して!!」
「何だ? おれの腕力に、恐れをなしているのか? だが、そう簡単には、
おまえの好き勝手にはさせないぞ。おれは、おまえのように責め甲斐のある
女には、ついぞ出会った事はないんだよ。もっと責めてやる。おまえのいい
声も、もっと聞きたいんでな……」
「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ! 触らないで! わたしに、触らないで!!」

バット星人は、嫌がる彼女の両胸を、無理矢理に揉み回した。彼女の両胸の
『大きな膨らみ』の、頂点の……小さな突起を、バット星人の両手が、軽く
突いた。彼女は、その感触がどこにあるのかを知って、思わず赤面した。

「どこを触っているの!? 嫌! 嫌よ!! やめて! やめて頂戴!!」
「フン、嫌がられれば、もっと責めたくなるんでな。よーし、やってやる」

バット星人は、今度は両手を彼女の腰に回してから、彼女を自分の方向に、
強引にぐるりと振り向かせたのである。そして再び、自分の両手を彼女の腰
に回して、逃げ出せないように、ガッチリと押さえ付けてしまった。しかも
彼女の腰骨を粉砕しそうな物凄い腕力で、彼女の腰を締め付けている。彼女
の腰骨が、ギシギシと音を立てて軋むのが、彼女自身に分かった。

「うっ! ……ううっ! ……」
「おれは、簡単にはやられないぞ。十分に可愛がってやるから、そう思え」

彼女は、バット星人に腰部を強く締め付けられて、それでも振り解こうと、
必死になって抵抗している。
彼女は、バット星人に、勝てるのだろうか?
74名無しより愛をこめて:2005/07/04(月) 13:34:43 ID:GSzE7mWH
バット星人の両腕は、彼女の腰にしっかり回されている。ギリギリと、万力
のように、物凄い力で締め付けているばかりではない。その腕力も、次第に
強くなって来ている。この腕力に、流石の彼女も、表情が苦痛に歪んだ。

「ううっ! 痛い! ……わたしを、……一体どうするつもりなの……?」
「このまま締め付けて、、おまえの腰骨をバラバラに粉砕してやるからな。
その後で、おまえを徹底的に痛め付けてから、おまえのすべてのエネルギー
を吸い取って、足腰が立たなくしてやる。そう言っただろうが。いいな?」
「言った筈よ。……あんたのような下品な怪獣は、……やられる前に、……
わたしが打倒してあげるわよ!!」
「フン、口の減らない奴だ。ならば、もっと締め付けてやろうじゃないか」

バット星人は、苦痛の表情を浮かべつつも、闘争心を失わない彼女の腰を、
更に強い力で締め付け始めたのである。腰骨がビキビキと物凄い音を立てて
軋み、彼女はあまりの激痛に、堪らず叫び声をあげた。

「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ!!」
「負けを認めろよ! 身のほど知らずにかかって来て、しかもナマなクチを
叩いて申し訳ございません、と言って、土下座するっていうんなら、この手
を離してやるぞ? それとも……このおれに締め付けられて、ぶっ倒れたい
のか?」
「誰があんたに、敗北宣言などするものですか!! わたしにも、プライド
というものがあるのよ!! ……わたしは……我が身を犠牲にしてでも……
あんたを打倒してみせるわよ!!」

ギリギリと締め付けられながらも、彼女の目には丁度その時、バット星人の
股間が見えた。

(『男の象徴』は見えないけれども、……いや、ひょっとしたら……上手く
行けば、わたしは勝てるかも知れないわ!!)

彼女は、自分自身の考えに賭けた。やられる前に、打倒しなければ!!
75名無しより愛をこめて:2005/07/04(月) 17:38:49 ID:GSzE7mWH
バット星人は、もう自分はこの女に完勝したとばかり思い込んで、一瞬油断
した。彼女の腰を、万力のように強く締め付けていた腕力が、緩んだ。
その一瞬のチャンスを、彼女は見逃さなかったのである。次の瞬間、彼女は
バット星人に、両手で力一杯抱き付いた。バット星人は、自分に敗北宣言を
するのかと思った。だがそれは、バット星人の判断ミスに過ぎなかった。
彼女は、両手でバット星人の背中の羽を押さえ付けると、静かに言った。

「油断したのが、まずかったようね。では今度は、わたしのお返しよ!!」
「な、何だとぉっ!?」

彼女は、バット星人の羽を両手で押さえ付けたままで、その股間を、黒無地
のハイソックスと、赤+白の上履き(靴底は白)を履いた長い脚で、強烈な
キックを、一発お見舞いした。彼女のキックは、見事に決まった。上履きの
爪先が、ドカッという物凄い音と共に、バット星人の股間にめり込んだ。

「えいっ!! 新マン(帰ってきたウルトラマン)直伝の、膝蹴りよ!!」
「ギャァァァァァッ!!」

彼女の裂帛の気合と、バット星人の苦痛の叫び声が、立て続けに響き渡る。
閃光のような速さで、彼女のキックの第二撃は、バット星人の腹部を直撃
した。再び、彼女の裂帛の気合と、バット星人の苦痛の叫び声が響き渡る。

「やあっ!!」
「ぐはァァァァァッ!!」

彼女は、バット星人の腹部を強烈なキックで直撃すると、今度はバット星人
に諸手突きを喰らわせたのである。バット星人は、10mほど吹き飛んで、
仰向けに倒れたのだ。

彼女は、バット星人を、打倒出来るだろうか?
76名無しより愛をこめて:2005/07/04(月) 22:37:19 ID:5Y7/illQ
>>75
あなたのその独特の文体が好きだ……
77名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 01:03:26 ID:RsYVKGjN
「・・なのよ」などのセリフをなくしたほうが萌えると思います。
彼女に言わせるのは「ムンッ」とか「ヌグォッ、ディャッ」など
怪獣には「キェーン、キェーン」「ブォルルルルッ」など
78名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 15:46:02 ID:n6RPQLhu
「子供たちを解放しなさい!!」
ブニョに捕らわれた子供達を助けるため、彼女は単身、ブニョの元へとやってきた

「おっとヘタな真似をしたらガキの命は無ぇぜ!」
「くっ…」
「さあ、本来の姿に戻んな」
「…………」

無言で変身する彼女。ショートカットね顔はそのままに 半袖の体育着、ワインレッドのブルマー(のようなスーツ)に変わる

ウルトラの星に生きる者の 神聖な戦闘服である

「へへへ……おとなしくこの宇宙ロープお縄につきな…そうすりゃガキの命は助けてやるよ」

怒りに震えつつ、ウルトラマン彼女は両腕を差し出した…



「どうだ?宇宙ロープは絶対に切れん。もがけばもがく程お前の体に食い込むぞ」

ブラック指令が不敵に微笑む

「ン゛ン……ハァ゛ァ……」
ウルトラ族にとって最大の苦痛である冷凍拷問室で ウルトラマン彼女は両手両脚 胴体を縛られ、固定されていた

寒さは容赦なく彼女の体力を奪い、宇宙ロープは肌に食い込んで行く
「へっへっへっ…無敵のウルトラマン彼女もおしまいだな……もがけ!苦しめ!ははは……冷凍されてカチンコチンだぜぇ!」
ブニョが霜の走った太股をさする

ピコン ピコン ピコン……

ふくよかな胸の上についた
79名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 16:24:34 ID:n6RPQLhu
ふくよかな胸の上についた彼女のカラータイマーが点滅する

「まさに風前の灯火といった所か…ククク…」

苦しさから激しく上下する乳房をさすりながら ブラック指令は哀れみの視線を彼女へ送る

「ハァ゛ァッ…ウゥ゛アァ………」

ピコン ピコン ピコン ピコン  ピコン    ピコン……ピコン………

「ささブラック指令!コレで彼女を楽にしてやりましょう!」

「そうだな…では…やるとするか……」

その手にはノコギリが握られている

「ではまず、その美しい太股から……」


ゴーリ…ゴーリ…ゴーリ

「ンゥッ!!ハァァー!イ゛ャァーー」

ノコギリの刃が彼女の股の付け根に食い込んで行く

ピコン………ピコン……………ピコン…………………ピ……………


薄れ行く意識の中、光の向こうに、彼女は
伝説の戦士 ウルトラマンキングの影を見た気がした……
80名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 16:30:25 ID:RTIlGMum

そういえば、前のスレッドでも、同じような事があった。
81名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 16:48:34 ID:n6RPQLhu
ていうかアレ書いたのも俺です
82名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 19:33:48 ID:QSUpJvgJ
おでんのファンだった俺でもこのスレハ引く。。。
83名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 22:33:56 ID:nh2HxOxu
 地球を守る為に戦い、数多くの怪獣や侵略者を退けてきた>>36の体操服の女の子。
 そんなある日、邪悪な侵略者ナックル星人が彼女に挑戦してきた。

 ナックル星人は狡猾だった。
 彼女の友人達を次々と襲い重傷を負わせる事で彼女を心理的に攻め立て、更には彼女の能力を徹底的に研究し生み出した用心棒怪獣ブラックキングを送り込んできたのだ。

「えいっ! やぁっ! たぁっ!」
 ブラックキングを倒す為、奮戦する彼女。だが、ブラックキングの能力は圧倒的だった。
 彼女のパンチやキックはおろか、必殺のスペシウム光線やウルトラブレスレットまでもが通用しない。
「やはり、私の能力を研究している…だけど負けないわ! 皆の仇をとってみせる!!」
 友を傷つけられた怒りに燃え、ブラックキングに立ち向かう彼女。だが、時間だけが流れ、彼女の心を徐々に焦りが支配していく…。

 ピコンピコンピコンピコンピコン…。

 そして、彼女の胸のカラータイマーが点滅を始めたその時!
「フハハハハ!」
 突如、巨大化したナックル星人が姿を現した。2対1の不利な状況に持ち込まれた彼女は、徐々に追い詰められ…。

 ガシッ!

 遂にブラックキングが彼女を羽交い絞めにした。とてつもない怪力が、彼女の体を締め付ける。
84名無しより愛をこめて:2005/07/05(火) 22:34:35 ID:nh2HxOxu
「く、苦しいっ! 離して! 離しなさい!!」
 戒めから逃れようともがく彼女を、いやらしい目つきで見ながら、容赦ない攻撃を加えるナックル星人。
「ううっ! あっ! ああっ!!」
 いかに超人的な力を得ている彼女とはいえ、圧倒的な怪力で羽交い絞めをされていては、攻撃から逃れる術はない。
 無駄な贅肉など1%もない彼女の肉体にナックル星人の拳が、蹴りが次々と叩き込まれていく。
 そして、ナックル星人がようやくその攻撃をやめた時、彼女の体を包む体操服とブルマはその肩、腹部、 腿…と到るところで破れ、血を滲ませていた。
「ブラックキングよ、もう十分だ。離してやれ」 
 ナックル星人の声に従いブラックキングがその戒めを解くと、半ば失神した彼女の身体は支えを失って地面に倒れた。
「他愛もない。初戦、貴様は我らに敗れる運命だったのだ」
 そう言いながらナックル星人はうつ伏せで倒れる彼女を足でひっくり返す。
 その体はあちこちにアザや傷が見え、体操服とブルマもボロボロになっていた、そしてカラータイマーの光もほとんど消えかかっている。
「た、太陽…エネルギー…太陽エネル…ギーを…私は…まだ…倒れる訳には……」
 今にも消えそうな彼女の声。それを聞いたナックル星人は―
「そうか、そんなにエネルギーが欲しいか。ならばくれてやろう!」
 そう言いながら両手をかざし、彼女のカラータイマーめがけてどす黒い光を放った。その光が当たり、彼女のカラータイマーは徐々に輝きを取り戻していく。だが…
「うう…あ…か、体がし、痺れる……」 
 エネルギーが補充された筈の彼女の体は異常に襲われていた。意識はハッキリしたものの、全身が麻痺したかのように痺れ、動けない。
 渾身の力を振り絞って、カラータイマーを見てみると― 
「こ、これは!?」
 なんと、エネルギーが補充され青く輝いている筈のカラータイマーは、濁った茶色になっていた。
「フハハハッ! 私がお前をただ単純に回復させると思ったか? 光のエネルギーと共に大量の不純物も一緒に注ぎ込んだのだ! もはや、指1本動かせまい!」
「くぅっ…」 
 ナックル星人の言葉に唇を噛む彼女。今はただ屈辱に震えることしか出来ない。
 やがて、ナックル星人の宇宙船団が飛来し、彼女を拘束、宇宙へと連れ去っていった。
85名無しより愛をこめて:2005/07/06(水) 02:30:49 ID:/GTSLKh6
>>36のコは便利だなぁ…


ゴルゴダ星………既に兄達の必殺技を奪い取った彼女キラーの前に 彼女は苦戦していた

「無駄だ彼女よ!彼女キラーは貴様以外のウルトラ戦士全ての光線技をマスターした!」
ヤプールの声がどこからか響いてくる
ビィーーーーー

「うああああっ!!」

満身創痍の彼女にエメリウム光線が浴びせられる
「ハハハハハ!苦しいか彼女よ!お次はワイドショットだ!」
ビィーーーーーーーーーー
「あがあぁぁっ!」
「まだだ!M78光線を食らわせろ!」
バァァーーーーーー
「はぁ゛ぁぁーーーーっ!!!」

ピコン ピコン ピコン ピコン ピコン…

度重なる光線技の応酬 彼女の体操着はすでにボロボロであった

「さあ…彼女よ…お前の為の十字架だ」

ゆっくりとせり上がってきた十字架に、彼女は磔にされた
「はぁ…はぁ…わたし…は…負けな…い……負ける訳には……ヤプールなんかに……」
「彼女キラーよ!最後の仕上げだ!彼女のスペシウム光線を奪え!」
86続き:2005/07/06(水) 02:41:02 ID:/GTSLKh6
彼女キラーは彼女の前に立つと
大きく両腕を広げた

彼女キラーの胸から ニョロリと管が伸びる。生き物のようにしなる管は 彼女のカラータイマーに吸い付いた

「な……何を……」

ギュポッ ギュポッ ギュポッ………

「あっ!!!がぁぁぁぁぁ!!」

彼女キラーは、管を通して 彼女のエネルギー そして 必殺技、スペシウム光線を奪い始めたのだ
ギュポッギュポッギュポッギュポッギュポッ
「んっ!はあっ!ひぃぃっ!!!」
「フハハハ!彼女キラーもエネルギーの美味さに喜んでおるわ!」

管の中を 彼女の美しく光るエネルギーが流れ、キラーの体に吸い込まれて行く

「わ……わたしのスペシウム光線が……」
「さあ!これで彼女キラーは無敵となった!貴様には代わりに、我がヤプールが開発した邪悪なエネルギーを注入してやる!」
87続き:2005/07/06(水) 02:53:28 ID:/GTSLKh6
ギュイーーーン……
「…あ…ああ………」

今度は逆に 彼女キラーの胸から 彼女のカラータイマーへと ドス黒いエネルギーが注入されて行く

「さあ…この邪悪エネルギーによって我らヤプールの僕となれ!彼女!」
(心が……蝕まれて…行く……ダメ……)
管が彼女の体から離れた。激しく心を葛藤させ、最後の力を振り絞って体を反らす彼女。カラータイマーはドス黒い色へと変わり果てた

「心が邪悪に満たされて行くのは気持ちがいいだろう、彼女よ……早く楽になるのだ……」

(何も……考えられなくなって…行く……気持ち……いい………)

光の戦士 その光輝く心が 暗黒に埋め尽くされていく

「もういい。十字架から解放しろ」

十字架の束縛から離れ 地に膝を着く彼女。その瞳に、もう光は無かった。
「ウルトラマン彼女よ。今から貴様は我々ヤプールの僕だ」
「……はい……」
「この彼女キラーとともに、地球人を皆殺しにしろ」
「はい……ヤプール様……」


その日、地球に二人の巨人が降下した

この星を 邪悪の炎で焼き尽くす為に。
88名無しより愛をこめて:2005/07/06(水) 15:45:41 ID:78UzzR2H
>>75からの、戦いの続きとなる。

>>36の体操服の女の子は、新マン(帰ってきたウルトラマン)直伝の、必殺
キックと諸手突きで、バット星人を10mも突き飛ばした。しかし、仰向け
に倒れていたバット星人も、僅かに頭を振ると、すぐさま起き上がった。
彼女は、ハアハアと苦しそうに息をして、バット星人を睨み付けた。腰骨が
砕けそうなほど痛かったが、ここで打倒しなければ、自分がやられてしまう
と彼女は思った。

「あなた、……意外に、……しぶといわね……」
「おれの腕力にも、屈しないやつを見たのは初めてだ。だが、おれがここで
おまえを手込めにしてしまえば、地球人は屈服するんだよ!! いい加減に
諦めて、今すぐおれの前に土下座して、負けましたと言うんだ!!」
「冗談はやめなさい!! わたしは、地球を守る為に戦うのよ!! 怪獣に
対しては、わたしは敗北宣言などしないわよ!!」

彼女は、両手の拳を握り締めて、バット星人を怒鳴り付けた。相手よりも先
に打倒しないと、わたしがやられてしまう!! 窮地に立つ彼女。
だが、その瞬間……彼女の右手に、鮮やかに光り輝く長大な何かが現れた。
彼女は、自分の右手に握り締められた長大なものを見て、自分の瞳に、希望
の光が差し込んだような気がした。バット星人はそれを見て、戦慄した。

「そういう事なのね! 何しろ、相手が相手だから……!!」

いよいよ、彼女は、バット星人との戦いに、決着を付けられるのだろうか?
89名無しより愛をこめて:2005/07/07(木) 16:19:37 ID:d6QVFQuJ
彼女は、バット星人との戦いで窮地に立たされていたのである。だが、彼女
の右手に、鮮やかに光り輝く長大な何かが現れた時、バット星人が傍目から
見ても明らかなほど、戦慄した理由が、彼女にはすぐに分かったのである。
彼女が握り締めた、その光り輝く長大な物体の、一方の末端近くには横棒が
一本あり、また一方の先端は、針のように鋭く尖っているのだ。……
それは、超特大の十字架・ウルトラクロスなのである!!

「バット星人。わたしから、あなたに素晴らしい贈り物をあげるわよ!!」
「ウワァ〜ッ! じゅ、十字架!? そ、そいつだけは! ……そいつだけ
は、やめてくれ!! おれは、そいつに弱いんだ!! そいつを当てられて
しまったら、おれは……!!」
「怪獣なら、怪獣らしく、観念しなさい。これで滅ぼされるのが、あなたの
宿命(さだめ)なのよ!!」

彼女は、満身の力を振り絞って、ウルトラクロスを構えると、後ろにぐいと
引いた。次の瞬間、彼女のエネルギーで、ウルトラクロスの輝きは倍増した
のである。彼女はウルトラクロスを、槍投げの選手でもかなわない、閃光の
ような速さで、バット星人を目掛けて投擲したのだ。

「行くわよー!! シュワッチ!!」

彼女の投擲したウルトラクロスは、目にも止まらぬスピードで、バット星人
の心臓に、グサリと突き刺さった。バット星人の全身は一瞬、白熱化した。
その次の瞬間、バット星人は、大爆発を起こして、木端微塵に吹き飛んだ。

彼女は、バット星人が木端微塵に吹き飛ぶのを見ると、両手でガッツポーズ
をしながら、爽やかな笑顔になって、こう言った。

「わたしの勝ちよ!!」
90名無しより愛をこめて:2005/07/08(金) 00:33:45 ID:SLqu6Zbx
彼女、ものすごく強いんたね。
どんなにピンチでも、最期には必ず勝っちゃうなんて!
怪獣軍団はもっと頑張らないと。
91名無しより愛をこめて:2005/07/08(金) 14:15:57 ID:oY67JTaD
痛めつけられても何とか勝つ。
だけどさらに強い敵が現われる。
苦戦するが、何とか勝つ。
多種多様な敵に痛めつけられ、徐々に満身創痍になり
それでも戦い続ける姿に萌える。
一回で敗北なんか味もそっけもない。
92名無しより愛をこめて:2005/07/08(金) 15:10:22 ID:/vxpPQSA
>>36の体操服の女の子は、東京に出現した宇宙怪獣エレキングと、宇宙昆虫
ノコギリンの、二大怪獣を相手に、戦う事になったのである。全身に強力な
電気を帯びた、この二大怪獣を相手にする戦いは、相当の苦戦が予想される
事を、彼女は十分に承知していた。しかし、敵に後ろを見せたくはない!

彼女は、東京に出現したエレキングとノコギリンの前で変身・巨大化した。
そして、この二大怪獣の前に敢然と立ち塞がると、両手の拳を握り締めて、
彼女は身構えた。

「これ以上、あなた達のやりたい放題には、させないわよ!!」
「おまえが噂に聞く、向かうところ敵なしと言われる、無敵のお嬢さんか」
「何をしに来たんだ? お嬢さん?」

エレキングとノコギリンは、目の前に立ち塞がった彼女の、黒髪(艶のある
漆黒、ショートカット)から、上履き(赤と白、靴底は白)に至るまで全身
を、上から下まで値踏みするように見回すと、ジロッと彼女を睨み付けた。
彼女は身構えたまま、この二大怪獣に、澄んだ、良く通る声で宣告した。

「エレキング。ノコギリン。あなた達の進撃も、ここで行き止まりよ!!」
「ほう。ここで行き止まり、か? ずいぶん大言壮語を吐くお嬢さんだな」
「おれ達の相手をするには、ちょいと足りないかも知れんが、良いだろう」

エレキングとノコギリンは顔を見合わせた。エレキングはエレキ腕を、後者
はノコギリン腕を、『お手上げ』のポーズにして「やりますか」と頷いた。
そして、エレキングとノコギリンは、彼女に向かって、疾走して来た。彼女
は両手の拳を握り締めて、身構えた。今、彼女VS二大怪獣との壮絶な戦い
が始まろうとしていた。
93名無しより愛をこめて:2005/07/08(金) 19:04:04 ID:jVjJtQBP
エレキングとノコギリンは、彼女の左右に素早く散開した。彼女は、どちら
の怪獣が先に攻撃して来るのかと思いながら、油断無く身構えた。二大怪獣
は、次第に間合いを詰めながら、彼女に迫り始めた。彼女の心臓が、緊張の
せいか、ぎゅっと引き締まった。

次の瞬間、宇宙怪獣エレキングは、50万ボルトもの高圧電流を放つ、放電
細胞が内蔵された尻尾をビュンと振り回した。黒無地の陸上競技用ハイレグ
ブルマーがぴったりとフィットした彼女の腰から、やはり体操服がぴったり
とフィットした彼女の上半身に、エレキングの尻尾は巻き付いたのである。
腕の上から尻尾を巻き付けられたので、彼女には手も足も出ない。

「ようし、お嬢さん。おれの高圧電流で、参らせてやろうじゃないか!」
「わたしを、どうするつもりなのよ!? 感電させるつもりなの!?」
「まさにその通りだよ。50万ボルトの高圧電流を、一度に受けてみな!」

次の瞬間、宇宙怪獣エレキングは、一気に尻尾へ50万ボルトの高圧電流を
流したのである。凄まじいスパークが発生して、彼女の体を電流が亜光速で
走り抜けた。彼女は感電して、全身が痺れた。

「嫌っ!! 嫌ぁぁぁぁぁっ!! やめて! やめて頂戴!!」
「まだまだ。お楽しみは、これからなんだよ。おまえを、完全にグロッキー
にさせるまで、おれの高圧電流を、目いっぱい浴びせてやるからな!!」

さあ、彼女はどうなるのだろうか!?
94名無しより愛をこめて:2005/07/09(土) 17:14:08 ID:qoZEGfTj
age
95名無しより愛をこめて:2005/07/09(土) 18:55:09 ID:cqY3jkDH
宇宙怪獣エレキングによる、50万ボルトもの高圧電流による攻撃で、彼女
は全身を亜光速で電流が走り抜けて、全身が激しく痺れた。エレキングは、
彼女の体に巻き付けた自分の長い尻尾から、さらに電流を流した。再び全身
を、電流が亜光速で走り抜けて、彼女は悲鳴を上げた。

「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ!! やめてっ! やめてぇぇぇぇぇっ!!」
「フハハハハ。おれ様の高圧電流が、相当に応えているようだな。どうだ、
お嬢さん? 己の全身を、電流が突っ走り抜けて行く気持ちは!?」
「何を言っているの!! ……良い訳が、……無いでしょう!? ……」

高圧電流を流されたせいで、一言一言がひどく辛そうだったが、彼女は必死
に言った。50万ボルトもの高圧電流が、彼女の全神経を刺激したせいなの
だろうか? 彼女の両胸の『大きな膨らみ』の、頂点の……小さな突起が、
体操服を、その下に着用している黒無地のセパレートを『盛り上がらせて』
いたのだが、その事にさえ、彼女は気が付く余裕すら無かったのである。

「50万ボルトの……高圧電流は……わたしには……きつ過ぎるわよ……」
「これでケリが付いた訳じゃないんだぞ、お嬢さん。おまえが、身のほどを
弁えないで、おれ達の前に立ち塞がったからには、それなりの罰を受けねば
ならんのだよ! さあ、もう一丁喰らえ!!」

エレキングは、さらなる高圧電流を流したのだ。またも、凄まじいスパーク
が発生して、彼女の全身を亜光速で高圧電流が走り抜けた。肉の焦げる嫌な
匂いが、漂い始めたのである。彼女は、激痛に表情を歪ませた。

「嫌ぁぁぁぁぁっ!! 熱いっ!! 熱いぃぃぃぃぃっ!!」
「どうせなら、おまえをバーベキューにしてやりたいと思ったんだよ!!」
「わたしを、バーベキューにするつもりなの!? 何という事を!!」
「おい、エレキング! 早くしろよ。次は、おれの番なんだぞ!!」

エレキングを、ノコギリンが、急かしている。絶体絶命の大ピンチに陥って
しまった、体操服の女の子。果たして、二大怪獣に勝てるのだろうか!?
96名無しより愛をこめて:2005/07/10(日) 17:38:09 ID:GHy6Zszp
エレキングの、50万ボルトもの高圧電流による連続攻撃で、さすがの彼女
もグロッキーになりそうだった。普通の人間であれば、それほどの凄まじい
高圧電流を流されれば、あっという間に即死してしまうだろう。それでも、
彼女は新マン(帰ってきたウルトラマン)から力を授かったのだ。ハアハア
と、辛そうに呼吸しながらも、まだ闘争心を失ってはいない。
ひとまず、エレキングは、彼女の腰から上半身にかけて巻き付けていた自慢
の長い尻尾を、彼女の体から離したのだ。高圧電流を放つエレキングの尻尾
から、漸く解き放たれた彼女は、堪らず地面に四つん這いになると、呼吸を
整えようとしていた。そこにエレキングが近付いて来ると、勝ち誇った笑い
を浮かべた。

「わたし、……全身が、……ひどく痺れて、……立ち上がれないわ……」
「身の程知らずなヒヨッ子め! バカな女だ。おれ達に、正面からマトモに
立ち向かって、勝てるとでも思ったのか!? これに懲りて、2度とおれ達
怪獣軍団に、逆らうんじゃないぞ! ワハハハハ!!」
「何だ、もうギブアップか? お嬢さん。フン、張り合いのない奴だな」

エレキングが勝ち誇った笑い声を上げて、ノコギリンは物足りなそうに彼女
を見た。だが、彼女は、二大怪獣の言葉にその声にムッとしたのだろうか、
僅かに頭を振って、地面に手を突いて、よろよろと立ち上がった。二大怪獣
を睨み付けると、彼女は澄んだ、良く通る声で言った。

「ふざけないで!! まだ、この戦いは、終わってはいないわよ!!」
「ほう、お嬢さん。あれだけのスゴい高圧電流を浴びせられながらも、まだ
足りないっていうのか?」
「お黙りなさい!! 勝負は、これから始まるのよ!!」

彼女は、よろよろと立ち上がると、両手の拳を握り締めた。エレキングは、
未だに闘争心を失わない彼女を睨み付けた。普通の人間なら、とても生きて
いられないほどの、凄まじいダメージを、彼女は受けているのだ。
さて、どうなるのか?
97名無しより愛をこめて:2005/07/11(月) 14:36:24 ID:y7BoPwfk
よろよろと立ち上がった彼女なのだが、苦痛の為に、顔がすっかり憔悴して
しまっている。そればかりか、エレキングの長い尻尾で、50万ボルトもの
高圧電流を2度に亘って流されて、激しく痙攣した為に、彼女の筋肉は張り
を失ってしまった。これ以上痛め付けられたら、生きていられるかどうか、
さすがの彼女も自信が無かった。だが、ノコギリンが彼女の前に、容赦無く
仁王立ちになった。

「ノコギリン!? ……今度は、あなたの番なの!?」
「エレキングに負けるとも劣らない、おれの高圧電流を受けてみろ! だが
お嬢さん。これ以上やったら、さすがのおまえも、生きていられるかどうか
分からんが、おまえにおれ達を倒せる筈がないんだよ!!」
「…………!! わたしを、どうするつもりなの!?」

ノコギリンは、象やキリンも1秒で打倒するといわれる自分の腕で、黒無地
の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)に包まれた彼女の腰を、それこそ万力の
ように、がっちりと締め付けた。次にノコギリンは、巨大な放電角で、体に
フィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口はエンジ色)を着用した彼女の
上半身を、鋏のように、がっちりと締め付けた。この一対の放電角は、左右
の角と、中央のレーダー角が接触すると、スパークするようになっている。

「嫌! 嫌っ!! やめて! やめてよ!! この角を、離しなさい!!」
「そうはいかないんだよ。では、お嬢さん。高圧電流を、喰らえ!!」

彼女の背中で、ノコギリンの放電角が接触すると同時に、中央のレーダー角
も接触したのである。凄まじいスパークが発生して、彼女の全身を亜光速で
高圧電流が走り抜けた。彼女の上半身の、レーダー角が接触している部分が
焼けて、肉の焦げる嫌な匂いが、辺り一帯に立ち込め始めた。

彼女も、これほど痛め付けられるのは、初めてだった。どうなるのか!?
98名無しより愛をこめて:2005/07/11(月) 17:00:24 ID:y7BoPwfk
>>36の体操服の女の子は、かつてないほどの、大ピンチに立たされていた。

彼女は最初に、エレキングの長い尻尾を上半身に巻き付けられてしまって、
50万ボルトもの高圧電流を、2度に亘って流されたのだ。そして今度は、
ノコギリンの放電角で上半身を締め付けられて、中央のレーダー角が彼女の
上半身に接触して、凄まじいスパークが発生した。彼女の全身の全ての先端
の筋肉と神経が、痙攣する。肉の焦げる嫌な匂いが立ち込め始めて、彼女の
体操服がシューッという音と共に、煙を上げ始めた。彼女の体操服の両胸の
『大きな膨らみ』が、見事に割れた腹筋が、焼け焦げ始めていたのである。

「うわあぁぁぁぁぁっ!! きゃあぁぁぁぁぁっ!!」

彼女は、痙攣しながら……幾ら必死になって、そうはしまいと努力したにも
関わらず……声帯が張り裂けてしまうのではと思うほどの、凄まじい悲鳴を
上げ続けていた。彼女も無事でいられる筈がない。彼女の体表は、あちこち
が目茶目茶に焼け爛れて、見るも無残な、痛ましい有様になってしまった。
それでもなお、彼女は満身の力を振り絞って、両手を上げて、ノコギリンの
放電角を引き離そうとした。だが、全身がひどく痺れているので、なかなか
両手が上げられない。ノコギリンの放電角も、離れようとはしなかった。
そこでエレキングは、ハッと気付いてから、ノコギリンに言った。

「ノコギリン。もう良いだろう? ひとまず、お嬢さんを放してやれよ」
「まあ、良しとするか。このお嬢さんも、かなり参って来たようだからな」
「あうっ!! ……ううっ!! ……」

うつ伏せに倒れた彼女は、両手で、無残に焼け焦げた両胸を押さえながら、
激痛に身を捩らせて、のたうち回っていた。普通の人間なら、とても生きて
いられないほどのダメージを受けたのだから、当然と言えば当然である。
エレキングが笑いを浮かべながら、近付いて来たのが、彼女に分かった。
わたしに、トドメの一撃を刺そうというつもりかしら!?
99名無しより愛をこめて:2005/07/12(火) 09:45:04 ID:KzLb+4xR
36のカノジョもいいんですが、16さんと一緒で普段はOLさんとかで、怪獣が現れるとメガネ(メガネっ子)をかけ、セブンの力を授かって闘う彼女って設定でお願いします。読んでてストーリー展開がおもしろかったので、是非!年齢が上がるとダメですか?
100名無しより愛をこめて:2005/07/12(火) 16:28:28 ID:PFJlKfhZ
>>98からの戦いの続きである。

>>36の体操服の女の子は、宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリンの二大
怪獣による、50万ボルトもの高圧電流による連続攻撃により、グロッキー
になってしまっていた。おまけに、両胸まで焼け焦がされている。彼女が、
凄まじい激痛に身を捩らせて、のたうち回ってしまうのも、無理からぬ事で
あった。そこへ、エレキングが笑いを浮かべながら近付いて来ると、右腕で
彼女の顎をクイと摘んで、自らの顔に正対させた。

「ううっ……!!」
「宜しい。お嬢さん、まだ生きているな? 大したもんだよ。エラく強靭な
婦女子なんだな。おれとノコギリンが、これまでに出会ったうちで、おまえ
は一番タフな婦女子だよ」

エレキングの笑いが、拭われたように消えた。彼女は、目が霞んでいたが、
気力を振り絞って、エレキングの顔をジロッと睨み付けた。立ち上がるのも
漸くなのであったが、それでも闘争心は失っていない彼女なのだ。

「わたしは、……うっ! ……平和を乱す、……ううっ! ……宇宙人や、
……怪獣軍団には、……ううっ! ……降伏……しないわよ……!!」
「しかしだな、お嬢さん。おまえは殆ど死にかけているというのも、レッキ
とした事実なんだぞ。そんなにまで痛い思いをして、何の意味があるんだ?
 この地球を守り抜く為に、命懸けになっているのか? おれには判らん。
たまには、降伏したらどうだ? 良いだろう?」
「…………」

エレキングの横にノコギリンが近付いて来ると、2匹がかりでヨイショ、と
彼女を立ち上がらせた。ぐったりとした彼女の顔は、かなり青褪めている。
だが、その時であった。彼女の、漆黒の大きな目が、きらりと光り輝いた。
それは、何を意味するのだろうか!? エレキングとノコギリンは、それに
気が付いていなかった。
101名無しより愛をこめて:2005/07/12(火) 17:32:22 ID:PFJlKfhZ
その次の瞬間だった。彼女の素早い動きは、普通の人間なら、とても生きて
いられないほどの、大ダメージを受けた直後とは思えないほどだった。

彼女は、黒無地のハイソックスと上履き(赤と白、靴底は白)に包まれた、
長い脚で、真正面から近付いて来たノコギリンの股間に、強烈なキックを、
一発お見舞いしたのである。彼女のキックは、見事に決まったのだ。上履き
の爪先が、ドカッという物凄い音と共に、ノコギリンの股間にめり込んだ。

「えいっ!!」
「ぐわあァァァァァッ!!」

彼女の裂帛の気合と、ノコギリンの苦痛の叫び声が、立て続けに響き渡る。
殆ど同時に、閃光のような速さで、彼女の左右の強烈な肘打ちが、背後から
彼女を抱え上げようとしていた、エレキングの腸にカウンターでめり込んだ
のであった。彼女の裂帛の気合と、エレキングの苦痛の叫び声が響き渡る。

「えいっ!! やあっ!!」
「むぎゅうゥゥゥゥゥッ!!」

エレキングは、彼女の左右の強烈な肘打ちを受けて、吹き飛ばされたのだ。
さらにその直前に、彼女の長い脚による強烈なキックを自分の股間に受けた
ノコギリンも、同じように吹き飛ばされたのだ。束の間ながらも、二大怪獣
は意識を失って、昏倒していたのである。
エレキングとノコギリンの二大怪獣により、彼女は50万ボルトの高圧電流
を流されて、見るも痛ましい、満身創痍の姿になってしまっているのだが、
地球を守る為には、ここでへたばる訳にはいかなかった。

「これからが、本番なのよ!! あなた達、覚悟しなさい!!」

彼女は、エレキングとノコギリンを睨み付けながら、澄んだ、良く通る声で
言った。いよいよ、この壮絶な戦いに、決着が付けられるのだろうか!?
102名無しより愛をこめて:2005/07/12(火) 21:43:40 ID:PFJlKfhZ
>>36の体操服の女の子より)
かなり激しい戦いになって来ましたけれども、ここでひとまず、ハーフタイムと致しましょうか。
わたしの戦いぶりに、ワクワクと期待している男性諸氏も大勢いらっしゃるようで、わたしは光栄至極です。わたし自身以外にも、男性諸氏が、
各々でイメージする様々なヒロインが、平和を乱す宇宙人や怪獣軍団を相手にして、どう戦うかについても、書いてみては如何でしょうか?

>>16さんや、>>99さんは、初代ウルトラマンや、ウルトラセブンから力を授かったOLが、平和を乱す宇宙人や怪獣軍団を相手にして戦う物語
を、どなたかに書いて欲しい、と求めていらっしゃるようですが、わたしの他にも、様々なヒロインが戦って良い筈。わたしは、気に留めては
いません。わたしと同様に、地球の平和を守る『正義の味方』がどう戦って、如何なる能力を発揮するのかについても、知りたくなるのです。

中には、>>78さん→>>79さん、>>81さんや、>>83さん→>>84さん、>>85さん〜>>87さんのように、わたしがかなり、ひどい目に遭う物語を書く
方もいらっしゃいますが、先にも申し上げましたように、各々でイメージする『正義の味方』も、登場させてみては如何でしょうか?

しかしながら、それについては、現在繰り広げられている、わたしと二大怪獣との戦いに、決着が付いてからの方が宜しいかと思われます。
わたしも、二大怪獣に、かなり痛め付けられてしまいましたが、きちんと決着を付けておかなければ、この地球は平和を乱す宇宙人や怪獣軍団
に、征服されてしまいます。
103名無しより愛をこめて:2005/07/13(水) 16:41:09 ID:KE6zyE2F
>>36の体操服の女の子は、>>92に始まり、>>101 まで行った、宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリン
との、凄惨かつ壮絶な戦いに、最後の決着を付けようとしていた。
背後から迫って来て、抱え上げようとしていたエレキングには、左右の強烈な肘打ちを、お見舞いした。
それと殆ど同時に、ノコギリンには強烈な、しかも見事なキックをお見舞いしたのであった。二大怪獣は
一瞬、意識を失った。しかしながら、エレキングも、ノコギリンも、すぐさま立ち上がって、身構えた。

見るも痛ましい、満身創痍の姿になっていた彼女は、足を真っ直ぐに伸ばして、すっくと立ち上がった。
彼女は、両手をV字状に高く上げた。するとその次の瞬間、目が眩むほどの強烈な白い光が、彼女の全身
を包み込んだ。それまで、宇宙怪獣エレキングや宇宙昆虫ノコギリンによる、50万ボルトもの高圧電流
による連続攻撃で、無残に焼け焦げていた、ぴったりと彼女の体にフィットした体操服も、そして黒無地
の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)も、100%完全に、修復・再生されたのである。

「さて、決着を付けさせて貰うわ。あなた達には、わたしの正義の必殺技の前に、倒れて貰うわよ!!」

彼女は、両手を胸に当てると、胸に水平に構えた。左手を空に向けて、右手を後ろにぐいと引いた。その
次の瞬間、彼女の右手に、八つ裂き光輪が輝いて出現したのである。ギザギザのリングのような光輪は、
初代ウルトラマン、新マン(帰ってきたウルトラマン)と、殆ど同じであった。
彼女は、八つ裂き光輪を、プロ野球の名ピッチャーでもかなわない、閃光のような速さで、ノコギリンを
目掛けて、投擲したのである。

「行くわよー!! シュワッチ!!」

彼女の投擲した八つ裂き光輪は、目にも止まらぬスピードで、すっくと立ち上がったノコギリンの首に、
見事に命中した。八つ裂き光輪は、ザックリと、ノコギリンの首を切り落とした。イワシを包丁でおろす
かのように、宇宙昆虫ノコギリンの首は落ちたのである。

さて、次はどうなるのだろうか!?
104名無しより愛をこめて:2005/07/13(水) 17:54:38 ID:KE6zyE2F
彼女は、宇宙昆虫ノコギリンを目掛けて、必殺技の一つである、八つ裂き光輪を投擲したのである。
ノコギリンの首が、八つ裂き光輪の命中により、ザックリと切り落とされて、ノコギリンが動かなく
なったのを見届けると、彼女は、右手を立てて、左腕を水平にして、十字に組んで構えた。これぞ、
『お約束の必殺技』である。

「行くわよー!! シュワッチ!!」

彼女は、必殺のスペシウム光線を発射したのである。スペシウム光線は物凄い速さで、エレキングに
向かって、一直線に伸びて行くと、エレキングに、ものの見事に命中した。宇宙怪獣エレキングは、
遂に大爆発を起こして、木端微塵になって吹き飛んだのであった。

宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリンの、二大怪獣との戦いに、遂に彼女は勝利したのである。
彼女の勝利を祝福するかのように、まさに天晴れな蒼穹に、太陽が一際眩しく、光り輝いている。

勝利を収めた彼女は、黒無地のハイソックスと上履き(赤と白、靴底は白)を履いた長い脚のうち、
右足をついと前に出して、左足を『く』の字に曲げた。一見、それは『人』の字にも見えた。
そして彼女は、体操服の上からもそうと分かるほど、はっきりと盛り上がっている両胸の、『大きな
膨らみ』もろとも反り身になって、両手でガッツポーズをしながら、爽やかな笑顔で、こう言った。

「わたしの勝ちよ!!」
105名無しより愛をこめて:2005/07/14(木) 16:54:56 ID:NV57gqHq
>>16>>99
これは、専門的な事も入っていますけれども、一応参考の程度に書いておきましょう。

その『正義のヒロイン』に変身するための眼鏡が例えば、レイバン・メタルG―15、
または同じくクラシック・エビエイターという、パイロット用サングラスで、フレーム
は金色だとしましょう(マニアックですが)。それをかけて、>>16と同じ、OLとして
の姿のままで、巨大化するとします。その格好が、

白い半袖のワイシャツ、真紅のネクタイ、真紅のベスト(前合わせは、ダブル仕立て。
金ボタン2個?)、真紅のミニスカ、そして一点の曇りもない、エナメルのヒール

という姿では、いかがでしょうか?
全体的に真紅が際立つ格好なのですから、ウルトラセブン、またはウルトラマンタロウ
から力を授かった、という意味で考えてみては(相当無理があるでしょうか)?
106名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 06:40:02 ID:aPCpE74O
アイクCM後列真ん中の子VS10大怪獣
107名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 16:01:27 ID:HA2oYGVd
p
108名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 18:58:40 ID:D6I82YDE
>>36の体操服の女の子が、東京に出現した、宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリンの、宇宙
から攻め込んで来た二大怪獣を相手に、壮絶な死闘を繰り広げて、最後に華々しく勝利を飾り、
『わたしの勝ちよ!!』
と、両手でガッツポーズをしながら、爽やかな笑顔で言っているのと、丁度同じ時刻であった。

近畿地方中央部・大阪湾に、突如として、アイアンロックスが出現したのである。しかも、この
アイアンロックスは、一路大阪を目指していた。この知らせを聞いた途端、大阪府庁は、迅速に
事を進めていたのである。今こそ、ホンマもんの危機管理能力が試される時が来たのやで、と。
緊急災害避難命令が大阪府全域に発令されて、大阪府民は難を逃れようと、必死になっていた。

その時である。1人のOLが、或るオフィスビルの壁面に掛けられた、大型液晶ディスプレイに
映し出された、アイアンロックスの奇怪な姿を見上げた。OLは、両手の拳を固く握り締めた。

「あの怪獣は、このわたしが、再び、深い海の底に戻してやるわ!!」

さて、このOLの正体や、如何に!?
109名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 20:58:27 ID:D6I82YDE
OLの彼女は、>>36の体操服の女の子よりも、一歳年下なのだが、同様に10代後半である事には、変わりはない。
身長180cm、肩まで伸びたマットブラック(艶なしの黒)の髪、色白、髪と同色の細い眉、濃い茶色の瞳、低い
鼻、丸顔、並びの良い白い歯が光り輝く爽快な笑顔の、優秀なOLなのだ。彼女も、平和を乱す宇宙人や、怪獣軍団
を相手にした戦いには無縁の、ごく普通の女の子の筈だった。所詮、怪獣は御伽噺、と思っていた。

だが、ひょんな事から、彼女はウルトラマンタロウより、その力を授かった。しかし、地球は自分達地球人の手で、
守らねばならぬ事は判っていた。緊急災害避難命令が大阪府全域に発令されて、次々と避難して行く大阪府民の話を
耳にしたところ、東京にはエレキングやノコギリンが出現して、この二大怪獣を倒す為に、1人の女の子が体操服姿
に変身・巨大化して、全力を振り絞って勇猛果敢に戦い抜き、死闘の末に華々しく勝利を飾ったという事だった。

ウルトラマンタロウより、力を授かったわたしも、例の体操服の女の子と同様に、変身・巨大化して、兇悪な宇宙人
や怪獣軍団と、戦える。彼女は、そう確信した。すると、……彼女の右手に、いつの間にか、何かが現れていた。

「これは!?」
110名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 21:41:46 ID:Si4s1Re7
このスレ、キショイ。
111名無しより愛をこめて:2005/07/16(土) 22:10:47 ID:VedXJcC9
sageたほうがいいんでない?荒らされると面倒だし
112名無しより愛をこめて:2005/07/17(日) 14:14:37 ID:4YpueBEw
>>108 のOLは、突如として、大阪湾に出現したアイアンロックスを打倒する為に、そして地球人として、
地球の平和を守る為に、アイアンロックスに立ち向かう決意を固めた。その彼女の右手に、いつの間にか、
何かが現れたのだ。

それは、『レイバン・クラシックエビエイター』というパイロットグラスで、フレームの色は黒だ。だが、
レンズは透明である。このパイロットグラスを掛ける事で、変身・巨大化出来るようになっているらしい。
やるわ! と力強く頷いた彼女は、決意を固めて、このパイロットグラスを掛けたのである。彼女は、

ワイシャツ(半袖、袖口はエンジ色)、エンジ色のネクタイ、エンジ色のベスト(前合わせはダブル仕立て
で、金ボタン2個)、エンジ色のミニスカ、一点の曇りもない、エナメルのヒール

という姿に変身して、巨大化した。彼女は両手の拳を握り締めると、大阪港で、初めてアイアンロックスを
肉眼で確認した。見た目も、相当に奇怪である。だが、今回のアイアンロックスは、戦艦大和・戦艦武蔵の
系列ではない。米海軍の戦艦ミズーリが原型になっているらしいのだが、いずれにせよ、それは侵略者だ。

「アイアンロックス!! ここから先へは、このわたしが、ただの一歩たりとも進ませないわよ!!」

ウルトラマンタロウより、力を授かった彼女は、アイアンロックスにどう立ち向かうのだろうか?
113名無しより愛をこめて:2005/07/17(日) 19:07:31 ID:wcl8MuKU
>>112
タロウコちゃんガンバレ!
114名無しより愛をこめて:2005/07/17(日) 21:12:22 ID:gsEfmff5
お絵かき創作板のお絵かき依頼スレでセブン娘発見したよ。
コラは消えているけど、コピペするよ。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1097425136/
>
> 【ジャンル】エロ/フェチ/トランス?(特撮、顔出し変身もの? )
> 【シチュ】牧場で働く女性従業員がほうきを持って一人で牛舎清掃中に、
> 突然、首から下がウルトラセブンに徐々に時間をかけて変身しまう。変り往く自分の身体に驚き、困惑、混乱するが、
> 変身過程で今までに無い快感を感じてしまい、だんだん萌えてきて、オナニーしてしまう漫画。
> 変身後は顔だけ元のままなので恥ずかしい気持ちもあるが、なんだか自分が生まれ変わって強くなったような気がして、
> すがすがしい気分だけど、どうやって元に戻ったらいいの?というオチ。
> 【人物】 農業高校で酪農専攻で卒業して、近所の牧場に作業員として従事している10代後半から20代前半の女性。
> 赤いツナギに白の長靴姿。髪はショートカットかポニーテール。一人暮らしでアパートと仕事場の牛舎との往復で、
> 単調な毎日に飽き飽きしている。休日も不規則なのでストレスたまり気味。なんか面白くドキドキするようなことないかなと、
> 彼氏が欲しい合コンしてぇと思っている、真面目な女の子。
> 【色】できれば色つきだと嬉しいですが、絵師様にお任せします。
> 【その他コメント】
> 面倒ならば、変身過程だけでも細かくエロくお願いします、、、
> 赤いツナギの布地がキュキュっと彼女の身体を締め付けながらセブンのラバー?素材にに変化していき、
> 彼女の皮膚と同化して一体になって、今まで体験したことない感触に嫌がるも感じてしまいハァハァな表情でお願いします。
> 変身後の身体は男性でも女性でもどちらでも構いません。
> イメージコラです、、、
> ttp://namihei.zone.ne.jp/upup/up/42127.jpg
> よろしくお願いします。
115名無しより愛をこめて:2005/07/19(火) 14:58:39 ID:p0jrLTAL
>>108 より始まった、近畿地方中央部・大阪府での対アイアンロックス戦。
>>112 で、1人のOLが『レイバン・クラシックエビエーター』というパイロットグラスを掛けて、変身・巨大化して、大阪港で初めてアイアンロックスと向かい合った時から、本格的になったのである。
全体的に見ると、ウルトラマンタロウを彷彿とさせる、エンジ色を主体とした姿に変身・巨大化した、『眼鏡っ子のOL』。それでは彼女を、>>113 氏が命名した通り『タロウコ』と呼ぼう。

大阪港に降り立った『タロウコ』の前に、アイアンロックスはその奇怪な姿を出現させたのである。
米海軍の戦艦ミズーリをベースとして、太平洋戦争中の米海軍の各種軍艦のスクラップを、あれこれ寄せ集めたような奇怪な姿の、アイアンロックスの前に『タロウコ』は立ち塞がって、いつでも戦えるように身構えた。
アイアンロックスは、『タロウコ』の1キロ手前で停止した。

「天下の台所・大阪府を大混乱に陥れる、スクラップの寄せ集めみたいな下品な怪獣は、このわたしが許さないわよ!!」

『タロウコ』は地元・大阪府中央区出身なので、ちゃんと(!?)関西弁も喋るのであるが、自分が『正義のヒロイン』である事を意識しているので、関西弁を抑えて標準語で啖呵を切った。
アイアンロックスの巨大な9門の主砲―ミズーリが原型なので、口径は40cmである―が『タロウコ』に向かって、グン! と動いた。……するとその次の瞬間、9門の主砲が火を噴いた。
まるで津波が起こるかのような、凄まじい発射音が響き渡ったかと思うと、高速で飛来した口径40cmの砲弾は『タロウコ』の周囲で次々に大爆発した。凄まじい爆煙と炎が『タロウコ』を包み込んだ。
普通、これほどの『艦砲射撃』の直撃を受けたら、生きている者は皆無なのである。『タロウコ』とて、無事で済む筈が無かった。
次はどうなるのだろうか?
116名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 14:32:56 ID:cscohbGc
9本の水柱がようやく消え去った後には、波間を力無く漂う『タロウコ』の姿があった。
直撃を免れたとはいえ、巨大な砲弾が炸裂する時に解放されたエネルギーは凄まじいものであった。
『タロウコ』は命を取り留めたものの、その呼吸は浅く、心臓の鼓動もまばらである。
ゆっくり上下する胸の盛り上がりだけが、彼女の生存の証であった。


アイアンロックスは右に舵を取り、左舷を『タロウコ』に晒すと、ハリネズミのように設置してある対空機関砲の砲門を一斉に開いた。
20ミリと40ミリの機関砲は『タロウコ』の体を貫通することはないが、敏感な部分を集中攻撃することで刺激を加える。
口径の違う2種類の砲弾は、それぞれ強弱を付けた愛撫を『タロウコ』に施す。
「ん……んぁぁっ」
敏感な乳房や脇腹を執拗に攻撃され、意識のない『タロウコ』が切なそうな声を上げて反応する。
度重なる攻撃に乳首を固く凝りきらせた『タロウコ』を、今度は艦尾に備え付けられたクレーンが襲い掛かる。
両手を絡め取った鎖を巻き上げると、『タロウコ』は真一文字に宙に吊された。
身動き一つ出来ない『タロウコ』に、アイアンロックスの3番砲塔が照準を付ける。
耳を聾する爆発音が周囲に轟き、『タロウコ』の脆弱な体は、見せかけの爆発を起こしながら霧散した。


こうして戦うヒロインを失った関西方面の制海権は敵の手に落ちた。
この日、アイアンロックス8隻からなる無敵艦隊が南方基地を発進、沖縄海域に迫りつつあることを、ヘソ出しゴルファーヒロインはまだ知らなかった。
この先どうなるのか?
117名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 15:06:43 ID:+dQpasiP
タロウコよえぇ〜〜と思ったが、機銃喰らって感じる描写からして結構頑丈っぽいね。
118名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 15:08:43 ID:+dQpasiP
ゴメン
119名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 15:45:31 ID:M61FGrH2
>>116
一寸待ってや。勝手に負かされてもろたら、困るのや。
如何なる続編になろうかと思っていたら、もう負けとは、アカンで。
120名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 16:39:16 ID:M61FGrH2
>>115 より始まった戦いの、続きである。

大阪港でアイアンロックスと対峙した『タロウコ』は、アイアンロックスの巨大な9門の40cm主砲による
一斉射撃を受けたのだ。『タロウコ』の周囲で、口径40cmの砲弾が、立て続けに大爆発を起こした。
これだけの『艦砲射撃』の直撃を受けたら、まず無事で生きていられる者はいないだろう。

しかし、どっこい『タロウコ』は生きていた。直撃だけは免れてこそいたものの、口径40cmの巨大な砲弾
が、鼓膜を劈くような大音響と共に爆発した際に、『タロウコ』の周囲に撒き散らされたエネルギーは、想像
を遥かに超越していた。
『タロウコ』のワイシャツ、エンジ色のネクタイ、エンジ色のベスト、エンジ色のミニスカは、先程の凄絶な
アイアンロックスの『艦砲射撃』の爆煙で黒く煤けていた。また、爆風や破片をもろに受けたせいもあって、
至る所でぼろぼろに破れて、鮮血を滲ませていた。『タロウコ』の姿は、見るからに痛ましかった。傷付いた
左肩を押さえながら『タロウコ』はアイアンロックスを睨み付けた。

「うっ! ……出し抜けに、わたしに攻撃して来るとは、失礼ね!! よくも、わたしの純情を……!!」

アイアンロックスを大阪府に上陸させてなるものですか! と『タロウコ』は、両手の拳を振り上げた。
東京でも、>>36の体操服の女の子が、満身創痍になりながらも、二大怪獣を撃退したように、わたしも大阪府
よりこの怪獣を撃退しなければ、大阪府が蹂躙されてしまう!! 『タロウコ』は身構えた。
これからが、壮絶な戦いとなるのである。
121名無しより愛をこめて:2005/07/21(木) 17:02:22 ID:M61FGrH2
『タロウコ』は、凄まじい攻撃を受けたせいで、見るからに痛ましい姿になってしまった。しかし、
アイアンロックスは、このわたしが撃退してやるわ。やるしかないのよ。『タロウコ』は、大阪湾を
静かに進み始めたのである。一点の曇りもないエナメルのヒールを通して、海水の感触がじかに素足
に伝わって来た。潮の香りも嗅いだ。
しかし、巨大化した『タロウコ』の身長では、水深は脛までの深さしかなかった。アイアンロックス
はもう少し深い所にいるのだ。油断無く『タロウコ』は両手の拳を構えながら、近付いた。

先程『艦砲射撃』を受けた際には、『タロウコ』の周囲に倉庫があったので、誘爆した倉庫の瓦礫や
破片も飛んで来て、傷付いたのである。でも、今度はそうは行かないわよ!!
ウルトラマンタロウから力を授かった『タロウコ』である。負ける訳には行かない。
122名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 00:56:43 ID:fnltHBBR
『タロウコ』はアイアンロックスに走り寄ろうとして、自分の足元がおぼつかないことに気付いた。
衝撃波の影響がまだ残っているのであろうか。
いや、その原因は先程間近で吹き飛んだ倉庫の中身にあったのだ。
輸出を待っていた、大量の塗装用シンナーのビンが割れて、気化したトルエンが周囲に漂っていたのだ。
そうとは知らずに大量のシンナーを吸ってしまった『タロウコ』の思考力が鈍化する。
「あかん。なんや、うち……おかしぃなって来てもぉ〜た」
目をとろんとさせて夢見心地になった『タロウコ』に大きな隙が生じる。
その隙を突くように、アイアンロックスから発射されたチェーンロックが『タロウコ』の手足に食い込んだ。
「なんや。うち、こんなん趣味違うがな。あんたぁ、大阪もん舐めとったら、いてまうでぇ」
完全にシンナーに酔ってしまった『タロウコ』は呂律の回らない関西弁でアイアンロックスを非難する。
棒立ちになった『タロウコ』に向けて1番2番砲塔の、計6門の40センチ砲が火を噴いた。
大和の46センチ砲に匹敵する50口径40センチ徹甲弾は『タロウコ』の肉体に深々と突き刺さり、正確に0.5秒後、遅延信管が作動し大爆発を起こした。
水柱の収まった後、そこに直前まで巨大ヒロインが立っていたことを示す、僅かな痕跡だけが波間を漂っていた。
123名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 00:57:24 ID:fnltHBBR
一方、沖縄近海で8隻ものアイアンロックスを一手に引き受けていたゴルフ系ヒロイン『インディゴ』も大苦戦のさなかにいた。
委員会にヘソ出しを注意されても耳を貸さない、向こう気の強さが武器である『インディゴ』だったが、空中からの爆撃では1隻を小破させることが精一杯だった。
「空中戦では、こいつらを沈められない」
キュッと口元を引き締めるいつもの癖を見せた『インディゴ』はやむなく巨大化して、敵艦隊の前方に着水した。
丈の短いスポーツシャツに股上の浅いスリムなスラックスを履いているため、『インディゴ』が少しでも動くとキュートなヘソが見え隠れする。
「これ以上行かせるわけにはいかないわ」
『インディゴ』は通せんぼするように両手を広げて、敵に自らの意思を伝える。

ここを抜かれると九州が攻撃範囲に入るだけではなく、大阪湾に現れた敵艦隊との合流を許してしまうことになる。
敵が合流を果たし、その数が今の2倍になれば、全ヒロインで総掛かりしても勝利はなくなるのだ。
何としてもここでアイアンロックス艦隊を食い止めなければならない。
一応出撃したアメリカ艦隊であったが、敵の攻撃目標が沖縄の米軍基地でないと知るや、高みの見物を決め込むことにした。
アメリカ海軍に期待が出来ない以上、彼女一人で敵と戦わなければならないのだ。
124名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 00:58:00 ID:fnltHBBR
30ノットに増速したアイアンロックス艦隊は4隻ずつ左右に開いて『インディゴ』を挟み込む戦法に出た。
『インディゴ』はそうはさせじと、艦列の外に出ようとするが、水に足が取られて思うように走れない。
意外に小回りの利くアイアンロックスは容易に『インディゴ』を挟み込むと、まず12.7センチの高角砲をジャブ代わりに放ち始めた。
速射の効く対空砲は、彼女に命中しても致命傷にはならないが、確実に動きを鈍らせると共に思考力を奪う。
また体表で起こる小爆発は、彼女の体に貼り付いているスポーツシャツを徐々に引き剥がしていった。
たちまち上半身を剥き出しにさせられた『インディゴ』は片手で胸を押さえねばならなくなり、自然に防御力が低下した。
がら空きになった『インディゴ』の顔面に砲弾が命中し、掛けていたサングラスが粉みじんに砕け散る。
サングラスを失った彼女の目に、アイアンロックスの狙いすました怪光線が浴びせられた。
「アァーッ、目がぁっ」
網膜を灼かれ、一時的に失明した『インディゴ』にチェーンロックの一斉砲撃が襲い掛かった。
「あぁ〜っ?」
8本の鎖に雁字搦めに絡め取られた『インディゴ』は、身動き一つ出来なくなる。
その鎖を通して電圧1億ボルトエネルギー300キロワット時の電撃が放出された。
125名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 00:59:07 ID:fnltHBBR
「キャァァァーッ」
落雷に匹敵する電撃を浴びせられた『インディゴ』がのたうち回って悶え苦しむ。
死なないよう、数回に分けて電撃を加えられた『インディゴ』は、白目を剥いて悶絶してしまった。
心拍数を極限まで落として、力無く波間を漂う『インディゴ』にクレーンが伸ばされる。
海面から持ち上げられた全裸の『インディゴ』は、一隻のアイアンロックスのマストに磔の刑に処せられた。
彼女を弾除け替わりの供え物としたアイアンロックス艦隊は、沈黙したままのアメリカ艦隊を無視し、九州方面へ向かって進撃を再開した。
失神して丸見えになった部分を隠しようもなく晒した『インディゴ』を、アメリカ海軍の水兵達が卑猥なスラングと口笛で囃し立てた。
艦隊が沖縄海域を通過した時、アイアンロックスの対空レーダーが飛来する1つの影を捉えた。
みるみる大きくなったその影は、やがて1人のヒロインの姿になった。
『インディゴ』の窮地に駆け付けたのは、彼女のライバルにして同僚、同じヘソだしゴルファーの『チェリー』であった。
能力では『インディゴ』に劣る『チェリー』はアイアンロックス艦隊に勝てるのか?
126名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 01:41:36 ID:fnltHBBR
「『インディゴ』今助けてあげるから」
ベルトのバックルに取り付けた懸架装置に大型魚雷を吊した『チェリー』は、理想の発射角度を保ってアイアンロックスに接近していく。
しかし巨体に似合わぬ機動性を誇るアイアンロックスは、軽々と回頭して魚雷の斜線を外す。
「駄目だわ。この角度では外れる」
『チェリー』は魚雷の投下を断念すると、体を捻って再接近を図る。
そのチェリーに対して、一艦当たり130丁もの20ミリおよび40ミリ機関砲が一斉に火蓋を切った。
見る間に曳光弾の濁流に呑み込まれた『チェリー』は、弾を避けるのに必死になり、魚雷投下もおぼつかなくなる。
「このままでは撃墜されちゃう」
苦し紛れに投下した魚雷は目標を大きく外れてしまった。
「こうなったら巨大化して戦うしかない」
巨大化した『チェリー』はピンク色のノースリーブのサマーセーターにピッチリしたスラックス姿で身構えた。
「おっきくなったから、もうそんな機関砲は通用しないわよ」
『チェリー』は全身に降り注ぐ機関砲弾を、心地よいシャワーのように浴びる。
「それじゃイクわよ」
1番艦に走り寄った『チェリー』は全身の力を使って、ガッシリと受け止める。
「むぅぅぅ〜っ。うむぅぅぅ〜ん」
全てのパワーを解放してアイアンロックスの動きを止めようとする『チェリー』であったが、20万馬力のパワーを支えることは出来なかった。
巨艦にのし掛かられるような形になった『チェリー』は、艦底に飲み込まれる。
水流に弄ばれて藻掻き苦しむ彼女の体に、艦尾で高速回転を続ける鋭いスクリュー群が迫る。
彼女の運命は如何に。
127名無しより愛をこめて:2005/07/22(金) 02:07:37 ID:37k2SQ1q
さくらちゃんはどうなっちゃうの?
囚われの身になった藍ちゃんの運命は?
早く続きを
128名無しより愛をこめて:2005/07/23(土) 18:52:04 ID:2aZj/srQ
(『タロウコ』より)
>>122>>126
一寸待って下さい。勝手にどんどん発展させないで頂けませんか?
おまけに、わたしが随分あっさりと、打倒されてしまいますし。
正義のヒロインとは言えども、物事には順番というものがあるのですよ。
129名無しより愛をこめて:2005/07/23(土) 20:43:03 ID:aC21sBs0
「『タロウコ』さん?」
『チェリー』は先に大阪湾に散った『タロウコ』の声が聞こえたような気がして我に返った。
「そうだわ。物事には順番があるのよ」
今は亡き『タロウコ』のアドバイスで冷静さを取り戻した『チェリー』。
『チェリー』は水流に逆らうことを止め、流れに身を任せる。
そしてあわやスクリューで真っ二つになろうとした瞬間、体をミクロ化させた。
スクリューの刃の間を猛スピードですり抜けた『チェリー』は、その勢いを使って後続の2番艦に突っ込んだ。
そして再び巨大化すると水面からジャンプして、2番艦の前甲板に着地した。
慌てた2番艦はロクに照準も定めずに1,2番砲塔の6門の主砲を発射する。
「掛かったわね。とぅっ」
砲が火を噴く直前、『チェリー』は甲板を蹴ってジャンプした。
『チェリー』の体を掠めて飛び去った砲弾は、直前を走っていた1番艦の後部艦橋付近に突き刺さった。
1番艦のマストに囚われていた全裸の『インディゴ』が、体の自由を取り戻して大きくジャンプする。
「『チェリー』ありがとう」
絶体絶命のピンチを逃れた『インディゴ』はライバル『チェリー』に礼を言う。
「安心するのはまだだわ。こいつらを食い止めなければ」
2人の若いヘソ出しゴルファーヒロインは互いの背中を合わせて、自分たちをぐるりと取り囲んだ艦隊を睨み付けた。
130名無しより愛をこめて:2005/07/23(土) 21:10:29 ID:aC21sBs0
沖縄近海の死闘が繰り広げられていた同じ頃、成田空港に近づく1機の旅客機があった。
その機には海外での試合を終えて帰国途上にあったバレーボール日本代表チームが乗り合わせていた。
「あっ、あれは何だ?」
機長は右翼方向から接近してくる謎の飛行物体を目視で捉えた。
「あれは、ベムスターの編隊だ」
見ればベムスターが20匹以上の編隊を作って、京浜工業地帯へ向かっているところであった。
「ベムスターの戦略爆撃だわ。コンビナートがやられたら一面が火の海になっちゃう」
プリンセス・カオールは客室乗務員の制止を振り切ると、キャビンを出てエアロックへと走った。
そして試合用のユニフォームとは違うコスチュームをバッグから取り出し、素早く身に着けた。
JAPANの文字も鮮やかなノースリーブの半袖白色シャツ、そして下半身を包み込むのは伝統的なシルエットを持つ真紅のブルマーである。
131名無しより愛をこめて:2005/07/23(土) 21:11:13 ID:aC21sBs0
カオールはエアロックをこじ開けると、勢いよく空中に飛び出す。
次の瞬間、光に包まれたカオールの体は巨大化していた。
「一匹たりとて、逃がすわけにはいかないわ」
加速したカオールは上昇しながらスラッシュ光線を連射した。
急上昇で敵編隊を突き抜けたカオールは鮮やかな切り返しで宙返りすると、今度は急降下しながら光線を発射した。
「頑丈な奴。うぅっ」
心臓が止まりそうになる必死の攻撃で、ようやく1匹に火を噴かせることに成功したカオール。
しかし他のベムスターは速度を上げて空域から去ろうとする。
「待てぇっ」
カオールは全力で追いすがろうとするが、光線の発射にエネルギーを消費した直後で、直ぐには速度を上げることが出来ない。
おまけに上空から護衛のバードンが急降下してきてカオールを責め始めた。
「あぁっ、バードンは強敵だわ」
たちまちドッグファイトに引きずり込まれたカオールは窮地に追い込まれる。
カオールに勝機はあるのか?
132名無しより愛をこめて:2005/07/23(土) 21:18:16 ID:EERf73ND
ガンバレ我らのプリンセス
悪い怪獣軍団をやっつけろ

死んでも後輩達のことを気に掛けるタロウコも優しくてイイ
早く成仏できるといいなぁ
133名無しより愛をこめて:2005/07/24(日) 18:07:06 ID:d60cL+TV
>>36の体操服の女の子より)
わたしは、二大怪獣(宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリン)との戦いで負ったダメージの
回復の為に、療養している真っ最中です。

しかしながら、偽ウルトラマンか偽ウルトラセブンのように不届きな怪獣が登場した場合は、誰
の手も借りず、わたし1人だけの力で撃退します。その場合は、他者の無用な横槍は慎んで頂く
次第です。
134名無しより愛をこめて:2005/07/24(日) 21:56:22 ID:0nkhzfdr
>>133
自分より上手いSS書くからって怒るなよ
135名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 15:54:03 ID:2LVC+jO9
もうこのスレの役目も終わったろうに
136名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 18:16:39 ID:7+Un2pCj
>>36の体操服の女の子は、かなりのダメージを受けて、某所で療養している真っ最中だった。
彼女が、宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリンとの戦いで受けた傷は、大きかったのだ。
それでも、彼女の傷の回復は早かった。リハビリテーションを、必死に続けたからである。
自分が療養している間、大阪府では『タロウコ』が、アイアンロックスに負けて、打倒されて
しまったと聞いた。

「わたしが、……今、ここで立ち上がらなければ、……日本が、そして地球が、……平和を乱す
宇宙人や怪獣軍団に、蹂躙されてしまうわ!!」

彼女は必死になって、ベッドから起き上がろうとしたのだが、彼女の親友達は頑強に「駄目だ」
と、押しとどめたのである。新マン(帰ってきたウルトラマン)から力を授かったとは言えど、
君は常軌を逸し過ぎている。死に急ぐ事は無い、やはり大事をとってからにした方が良い。そう
親友達は、彼女を説得した。すると、……彼女が横になっている部屋のドアが、静かに開いた。
彼女と、彼女の親友達は、部屋の中に入って来た者を見て、「おや?」となった。彼女は、静か
に口を開いた。

「あなたは、どなたですか……?」
137名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 19:02:16 ID:7+Un2pCj
部屋に入って来た者は、>>36の体操服の女の子よりも一歳年下、すなわち『タロウコ』と同い年の女の子である。
彼女も身長180cm、マットブラックの髪(ショートカット)、色白、髪と同色の細い眉、髪と同色の瞳、低い
鼻、丸顔、並びの良い白い歯が光り輝く爽快な笑顔の、女の子である。彼女もまた、平和を乱す宇宙人や怪獣軍団
を相手にした戦いとは、全く縁の無い、ごく普通の女の子であった。

だが、彼女はひょんな事から、ウルトラマン80より、その力を授かったのである。地球は、自分達地球人の手で
守らなければならない。しかしながら、部屋に入って来た時に、>>36の体操服の女の子が、自分の大先輩であると
いう事に気付いたので、言葉遣いは慇懃であった。

「わたしも、あなたの同業者ですよ。決して、怪しい者ではありません。安心して下さい」
「分かったわ。わたしと同様に、あなたもまた、ウルトラの戦士から、力を授かったのね?」
「ええ、そうです。わたしは、ウルトラマン80から、力を授かりました」

そう言った、新参者の女の子の服装もまた、体操服姿である。
ぴったりと体にフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口に2本の赤く太い線)、赤無地の陸上競技用ブルマー
(ハイレグ)、白のハイソックス(最上部に2本の赤く細い線入り)、上履き(赤と白、靴底は赤)という姿だ。
彼女は、ベッドから起き上がろうとした、>>36の女の子をやんわりと押さえると、心配しないで良い、と笑った。

「あなたは、ここで十分に療養していて下さい。その間、わたしがあなたや、先に散華した『タロウコ』さんの分
まで、存分に戦ってみせます」
138名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:16:47 ID:DmxyE1yF
さ あ 盛 り 上 が っ て 参 り ま し た 
139名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:17:50 ID:ljz32/iH
エイティーコが病室を出ていった後のこと、>>36の女の子は1人になると、とてもゆっくりしていられなかった。
「こんな所で寝てなんかいられない。直ぐにトレーニングを再開しないと」
女の子はベッドから起きあがろうとしたが、骨までダメージを受けた体では思うように立てない。
「何してるのっ?」
直ぐにブルドッグそっくりな看護婦に見つかり、ベッドに押さえつけられてしまった。
「あなたの今の仕事は寝ることでしょう」
看護婦は応援を呼ぶと、女の子の手足をベッドの枠に縛り付けてしまった。
「お願いっ。私を行かせて」
女の子の哀願を無視した看護婦は、舌を噛まないように丸めたタオルを口にねじ込むと、静脈に鎮静剤を注射した。
「まったく、世話の焼ける」
ようやく女の子が大人しくなったのを確認して、看護婦達は病室を後にした。
140名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:18:28 ID:ljz32/iH
すやすやと眠る女の子の姿を、盗み見している怪しい目があった。
侵入者は病室の排気口から這い出すと、体を2メートルにまで巨大化させた。
「よく眠っているぜ。こうしてみると可愛いモンだ」
侵入者は女の子をこんな目にあわせた張本人、ノコギリンであった。
ノコギリンは毛布を剥ぎ取り、大の字に縛り付けられた女の子の体を顕わにさせる。
若鮎のような無駄のない体をじっくりと目で楽しむ変態昆虫。
その視線を感じてか、女の子が目を覚ます。
「ふぐぅぅうぅぅっ」
猿轡を噛まされた口の奥から、声にならない声が洩れ出す。
「わりぃ、アンタのことが忘れられなくって。来ちまったよ」
女の子は目を見開いて、イヤイヤをするように首を激しく左右に振る。
「今日は謝りに来たんだよ。ホントはあんなことする積もりじゃなかったんだ。嘘じゃないぜ」
ノコギリンは恐縮しきったように、何度も頭を掻いた。
変態昆虫の真の目的は何か?
身動きできない女の子の運命は如何に?
141名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:21:01 ID:WWWpuOvR
「タロウコをやっつけたぞ。これで関西は我々ヤーサン星人ものだ」
アイアンロックスのレーダーでタロウコの消滅を確認した悪の星人は大笑いした。
しかし関西を守るローカルヒロインは、アンティークな戦艦ロボなどにやられるほど、ヤワではなかった。
突然、宙を割ってに現れたタロウコの姿を見て、ヤーサン星人が度肝を抜かれる。
鎖に吊されて身動きできない中、タロウコは必死にエネルギーを集中させてミクロ化して砲弾を避けていたのだ。
余りに急激なミクロ化であったため、タロウコの着衣は変化についていくことができず、砲撃の餌食になってしまった。
波間に漂っているタロウコの肉片と思われた物のは、その時に千切れ飛んだ着衣の破片である。
唯一無事であった伸縮自在のスポーツブラとTバックのサポーターだけを体に貼り付かせてタロウコは身構える。
「バカな。奴はニンジャとでもいうのか?」
ヤーサン星人は狼狽えてゲシュタルト崩壊を起こしかける。
「よくも私の一張羅を。許さないわ」
タロウコはアイアンロックスの艦橋を指さして、敢然と挑戦状を叩き付けた。
142名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:22:35 ID:WWWpuOvR
その時岸壁に並んだタロウコの私設応援団が、太鼓とトランペットに合わせて声援を送り始めた。
「タロウコォ、いてもたれぇ〜っ」「浪速のど根性、見せたってやぁ〜っ」
黄色や白のメガホンを打ち鳴らしながら、野太い声援がタロウコを後押しする。
タロウコはブレスレットをタロウコバットに変化させると、ジャンプしアイアンロックスの艦橋に殴り掛かる。
艦橋のトップが横殴りに破壊され、レーダーが使用不可能に陥る。
「これではレーダー照準器が使えず、正確な射撃ができません」
慌てふためく部下に、艦長の怒鳴り声が降り掛かる。
「敵は近いんだ。手動で狙え」
手動照準など初めての兵士達は、マニュアル操作で火器管制を行うが、動きの素早いタロウコを捕まえることができない。
ハリネズミのように張り巡らされた敵の火器群だったが、タロウコは艦尾に死角を見つける。
そこは3門の主砲と僅かな機関砲だけを注意していればよい絶好のポジションであった。
タロウコはこのままアイアンロックス相手に優位を保てるのか?
143名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:41:08 ID:kXdlIOcN
ほ ホントにいろんな意味で盛り上がって来た
144名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 21:51:22 ID:BwjzbwKw
インディゴとかまだかな。
これじゃ、よみにくくなっちゃうよ。
145名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:32:36 ID:XeCIdfgx
その日の午後、東京湾に正体不明の航跡が接近しているとの臨時ニュースが流れた。
「これは海棲怪獣だわ。いよいよ私がエイティから授かった力を発揮する時が来たのね」
女の子はビルの陰に入り込むと衣服を脱ぎ、スポーツバッグの中の体操着と着替える。
そして手にしたブライトスティックを見つめると、天空にかざしてスイッチを入れた。
眩い光の爆発の中で、女の子の体がグングンと巨大化し、天に向かって伸び上がっていく。
エイティーコとなった女の子はジャンプし、東京湾に向かってマッハ3の速度で飛翔した。
「あっ、あれだわ。湾内に入れてはいけない」
眼下に尾を引いて突き進む白い航跡を認めたエイティーコは海面へと降下していった。
降下の勢いを利用したキックが、航跡の先頭部分に炸裂する。
グニャリとした不愉快な感触がエイティーコの足に伝わり、攻撃の命中が確認された。
咆哮と共に浮き上がってきたのはガマクジラであった。
146名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:33:06 ID:XeCIdfgx
「おかしいわ。東京湾で真珠の養殖はしていないし、今日は輸送船の入港もないはず」
ガマクジラの行動を不審に思いながら、エイティーコは間合いを詰める。
そしてガマクジラの頭部に連続でチョップをぶち込み、怯んだ敵の背中に馬乗りに跨った。
「一気に片を付けるわ」
エイティーコが右手を大きく振りかぶった時、ガマクジラの背中から猛毒の潮が吹き上がった。
「アァーッ。目ぇっ、目がぁぁぁ〜っ」
猛毒の潮を浴びた角膜が混濁し、エイティーコは一時的に失明した。
藻掻き苦しむエイティーコの全身が海水に濡れ、真紅のブルマがヌラヌラと怪しく光る。
ガマクジラは伸縮自在の舌をパンチ代わりに振るい、エイティーコのスタミナを奪っていく。
棒立ちになったエイティーコの背後に、今一匹の怪獣ペスターが浮上し、伸び縮する細い管状の舌を伸ばした。
「アゥゥゥーッ」
エイティーコの首に巻き付いた舌がギリギリと引き絞られる。
147名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:34:35 ID:XeCIdfgx
一回の攻撃で、エイティーコは、人間が一年で許容されている放射線の、数千倍の量を浴びてしまった。
内分泌器官を破壊され、彼女はもう一生妊娠できない体になってしまったかも知れない。
ガックリとうなだれるエイティーコにラゴンの笑い声が被さる。
「ガハハハッ。心配せずとも、儂の愛人にしてやるぞ」
気の強いエイティーコはキッとラゴンを睨み付ける。
「誰がアンタなんかの……」
嫌らしい半魚人なんかのモノになんか死んでもなれない。
「ならここで死ぬがよい」
もの凄い唸りを上げて高速回転するドリルが浮上した。
「グビラのドリルは少々きついぞ」
ラゴンの合図が掛かり、グビラは尾を振って、ゆっくりエイティーコに向かって泳ぎ始めた。
ガンバレ、エイティーコ。
悪い海獣包囲網なんかぶち破るのだ。
148名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:35:47 ID:XeCIdfgx
「うぐぅぅぅ〜っ」
呼吸を止められたエイティーコの顔色が、みるみる青黒く変化していった。
何とか舌を引き剥がそうとするエイティーコの右腕に、ガマクジラの舌が巻き付き妨害を始める。
更に海中から吸盤がビッシリと付いた触手が突き上がり、エイティーコの胴部と左腕に絡み付いてきた。
波間から姿を現せたのは、南海の怒り、大ダコスダールであった。
3咆哮から絡め取られたエイティーコは、磔になったように身動きを封じられてしまった。
「どうだエイティーコ、海獣包囲網の威力は。生意気なお前を懲らしめてやる」
ゆっくりと浮上してきたのは海底原人ラゴンである。
「あなたがこいつらのボスね。何よこんなものぉっ」
触手を振り解こうとしたエイティーコの全身に、ラゴンの放射能光線が浴びせられた。
「アァァァーッ」
高熱と放射線に灼かれて、エイティーコが涙を流して悶え苦しむ。
149名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:36:50 ID:XeCIdfgx
一回の攻撃で、エイティーコは、人間が一年で許容されている放射線の、数千倍の量を浴びてしまった。
内分泌器官を破壊され、彼女はもう一生妊娠できない体になってしまったかも知れない。
ガックリとうなだれるエイティーコにラゴンの笑い声が被さる。
「ガハハハッ。心配せずとも、儂の愛人にしてやるぞ」
気の強いエイティーコはキッとラゴンを睨み付ける。
「誰がアンタなんかの……」
嫌らしい半魚人なんかのモノになんか死んでもなれない。
「ならここで死ぬがよい」
もの凄い唸りを上げて高速回転するドリルが浮上した。
「グビラのドリルは少々きついぞ」
ラゴンの合図が掛かり、グビラは尾を振って、ゆっくりエイティーコに向かって泳ぎ始めた。
ガンバレ、エイティーコ。
君の戦いはまだ始まったばかりだ。
悪い海獣包囲網なんかぶち破るのだ。
150名無しより愛をこめて:2005/07/25(月) 22:50:23 ID:9Ku+YmoS
いったい何人の書き手がいるんだ?

ひばくを悪用するのは、このスレを欠番にしようという腹かw
151ハアハアより愛を込めて:2005/07/26(火) 10:21:07 ID:TFRLO08t
なあ、をまいら
漏れも何か書いて投下していいか?
厨房の頃から書いてた妄想ネタ帳がノート3冊分以上あるんだが?
152名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 12:07:52 ID:fU09Zi2n
80コちゃんは、やっぱり先生なのかな?
タロウコさんとか、名前安易すぎません?
例えば、ウルトラセブンから力を授かった彼女→ウルトラナナコや、レオから力を授かった彼女→ウルトラレオナとか。すみませんちょっと書いてみただけです。気にしないでください。
153名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 15:37:59 ID:Itc/w+jt
同じ頃、真夏の札幌が猛吹雪に襲われていた。
札幌を取り囲んだ、ガンダー、スノーゴンそしてウーによる冷凍攻撃であった。
「このままじゃ、北海道の政治経済が麻痺しちゃう」
お色気ユニット『イブニングガールズ』の元メンバー、ナッキは愛する北海道を守るために巨大ヒロインに変身した。
カットオフしたジーンズのホットパンツに薄手のキャミソールといったスタイルは、ナッキの現役時代を彷彿させる。
詩の盗作疑惑に巻き込まれさえしなければ、彼女は今でもトップアイドルの座に君臨しているはずなのである。
一切言い訳せずに芸能界を去った後でも、彼女の復活を望む声援は止むことを知らない。
マッハ3で札幌上空へ飛んだナッキは、高度5000メートルの位置に停止すると、真一文字にした体を高速に回転させ始めた。
ウルトラ念力を増幅させて放射するナッキバリヤの応用である。
回転するナッキの体から周囲に放射された念力波が、暗澹たる黒雲を吹き飛ばしていく。
札幌の空に半日ぶりの青空が蘇った。
「やっ、やったわ……うぅっ」
154名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 15:40:42 ID:Itc/w+jt
地上に降り立ったナッキが、よろめいて地面に膝をつく。
急激にエネルギーを消耗したナッキは、巨大化を維持するだけでやっとの状態だった。
そのナッキを3大冷凍怪獣が取り囲む。
「よくも俺たちの仕事を邪魔してくれたな」
ガンダーが四つん這いになったナッキの腹を蹴り上げる。
「うぐぅっ」
簡単に吹っ飛ばされたナッキが仰向けにダウンする。
「タップリお仕置きしてあげるわ。この盗作娘が」
スノーゴンが手加減など全く感じられない勢いで、ナッキの腹部を踏みつけた。
「グェェ〜ッ」
ナッキは無様に呻いて地面をのたうち回る。
「なんとか……太陽エネルギーを」
全身を日光に晒して、必死でエネルギー補給を図るナッキ。
「そうはいかないよ」
ナッキの希望を打ち砕くように、ウーが冷凍光線を浴びせかけてきた。
「あぁぁ〜っ」
155名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 15:41:28 ID:Itc/w+jt
体が冷えれば、体温の維持に大量のエネルギーを割かねばならないし、エネルギー変換効率もがた落ちしてしまう。
体より先に着衣に限界がきた。
バリバリに凍ったキャミとGパンが、ガンダーの蹴りでバラバラに砕け散る。
ムッチリした幼児体型の体が晒された。
よろよろと立ち上がったナッキの全身に、三方からの冷凍攻撃が襲い掛かる。
「あぅぅぅ……もっ、もうだめ」
容赦のない攻撃を受け、遂にナッキは氷の彫像と化して、札幌の中心にそそり立った。
「ワハハハッ。少々早めだが雪祭りの始まりだ」
このまま氷に閉じこめられれば、ナッキといえども死んでしまう。


「あぁっ、お姉ちゃんがぁっ」
「ナッキ敗れる」の臨時ニュースに悲鳴を上げたのは、彼女の妹のアザミであった。
「直ぐイクから。お姉ちゃん、待ってて」
156名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 15:42:08 ID:Itc/w+jt
いつもは反発し合うアベベ姉妹だが、心の底では互いを命より大事に思っている。
アザミも巨大ヒロインに変身すると、北海道へ向かって飛び去った。
アザミの戦闘コスチュームは、姉と同じジーンズのホットパンツに、赤いニットのチューブトップである。
「早くしないと、お姉ちゃんが死んじゃう」
アザミはマッハ3しか出せない自分の飛行能力をもどかしく思う。
全力で姉の元に駆け付けようとするアザミを上空から狙う1機のUFOがいた。
「ふふふっ。美しい姉妹愛ではないか」
今回の仕掛け人、バルタック星人はアザミの姿態を録画しながらほくそ笑んだ。
そして機体を急降下させると、アザミの体にビームを放射した。
「アァーッ」
完全に虚を突かれたアザミは大きくバランスを崩して失速しかける。
必死で体勢を立て直したアザミであったが、速度はガクンと低下してしまった。
「アザミ、お前の相手はこの儂じゃ」
バルタック星人のUFOはアザミの行く手を遮るように、前方に立ち塞がった。
「邪魔しないでぇっ」
アザミの悲痛な叫びが響き渡る。
死にかけのナッキの運命は?
アザミ、急げ。
ナッキに残された時間は、もう後僅かだ。
157名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 17:30:56 ID:gO5nEArB
もう無茶苦茶になってしまった。
158名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 17:59:16 ID:ofSlv45g
要するにレオとアストラの関係なのか?
159名無しより愛をこめて:2005/07/26(火) 23:14:00 ID:51bytZ5u
>152
俺もタロウコってネーミングにはかなり萎えた。
160名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 00:52:47 ID:sfG2cGOy
ナツキとアザミのアベベ姉妹は?
161名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 14:22:03 ID:UU9slqCH
>>36の体操服の女の子より)
そう言えば、わたしは>>39さんや>>40さんのいう、ツインテール+グドンとの戦いには
未だ出ていませんでした。いずれ出て来た時!? に、わたしが独力で打倒しないと。
162名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 18:09:04 ID:MulX1P/v
その時、病院近くのビル街に怪獣が出現した。
「グドンだわ。私が戦わないと」
女の子はベッドの上で藻掻くが、手足を縛るゴムバンドは緩む気配すら見せない。
「お願い。あなたの自慢のノコギリならこれくらい簡単に切れるでしょ?」
女の子にいいところを見せようとノコギリンは大アゴを振り回した。
「このくらい朝飯前さ」
女の子はあっさりと切断されたゴムバンドを手首からもぎ取る。
「ありがとう。もう行かないと」
女の子はフラフラした足取りで病室を出ると、屋上へ向かった。
「無茶しちゃ駄目だぜ」
女の子はノコギリンに向かって頷き、素早く体操服に着替えると屋上からダイビングした。
光の大爆発が巻き起こり、巨大化した女の子が上空へと飛びだした。
「さぁ、おいで。あなたの好きにはさせないわ」
グドンに対峙した女の子は背筋を丸め気味にする独特の戦闘ポーズで構える。
女の子は前回の傷がまだ癒えていないばかりか、先程注射された鎮静薬のせいで、いつもの力が発揮できない。
163名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 18:09:56 ID:MulX1P/v
「そんな体で俺様と戦おうってのかい? それじゃ一丁揉んでやるか」
グドンは大笑いをすると、女の子に向かって突進した。
グドンをギリギリまで引き付けた女の子は、激突の瞬間に横っ飛びに逃れる。
勢い余ったグドンはそのまま高層ビルに突っ込み、建物をバラバラに破壊した。
「今だわっ」
女の子は俯せに倒れたグドンにのし掛かると、渾身の力を込めてチョップを連打した。
グドンがグッタリとするのを待って、女の子は後方に大きくジャンプし両手を十字に構える。
「これでトドメよ」
必殺の光線技を放とうとしたその時、女の子の背後から激しい土煙が上がり、2本のムチが彼女の首に巻き付いた。
「うぅっ?」
いきなり頸動脈と気道を絞められた女の子が背筋を大きく反らして仰け反る。
地下に隠れて女の子に隙が生じるのを待っていたツインテールである。
ツインテールは大口を開けて女の子の足首に食い付き、彼女の動きを封じてしまった。
「遅いじゃないか。喰っちまうぞ」
散々痛めつけられたグドンはツインテールに悪態をつく。
164名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 18:11:16 ID:MulX1P/v
「すんまそん。なかなか隙が出来なかったもんで」
ここで喰われてはかなわないとばかり、ツインテールは恐縮して謝った。
「まぁいい。それより女の子に借りを返さないとな」
グドンは両腕の先端に付いているしなやかなムチをブルンブルンと振り回す。
「やめて。お願い……やめてぇっ」
怯えた女の子の哀願など無視するかのように、大気を切り裂いてムチの一撃が襲い掛かってきた。
ビシィィィーッという鋭い打撃音が響き渡り、ムチが強かに女の子の脇腹を痛打した。
「ヒヤァァァァーッ」
女の子の、この世のものとは思えないような悲鳴が、ビル街にこだました。
「なかなかイイ声で泣くじゃないか。楽しみだぜ」
グドンはツインテールに囚われて身動きできない女の子に笑いかけた。
「卑怯よっ、こんなっ」
歯を食いしばって2大怪獣を睨み付ける女の子。
女の子の体ではグドンのムチを耐えることは出来ない。
女の子はこの最大のピンチを凌げるのか?
165名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 18:55:53 ID:sbOCyq+w
札幌の空に4つの光点が現れたかと思うと、たちまち4人の巨大ヒロインの姿になった。4人は次々に大地に降り立つとキメポーズを取る。
彼女たちは、元お色気ユニット「イブニングガールズ」のイブニング姉妹である。
姉妹といっても、なつきとアザミのように血の繋がりはない。
そして残念なことには、単にユニットの仲間と言うだけで、心の繋がりもなかった。
「なんや、ナッキの奴、ほんまにやられてるがな」
氷の彫像と化したナッキを見て、長女のユッコが呆れかえったように言った。
ゆっこは膝の上まである真っ赤なスパッツに同色のブラをしている。
「……」
次女のカオーリは無言で目をギョロ付かせ、四女のマリーはめんどくさそうに大あくびした。
カオーリはユッコと同じく膝丈のスパッツを、マリーは角度の浅いビキニパンティ姿である。
青いレザー地の袖無し上着に、同色のホットパンツとブーツを付けた五女のマッキーだけが心配そうにナッキの像を調べている。
166名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 18:56:50 ID:sbOCyq+w
「なんや、アンタだけなんでコスが違うんや。CMの続きなんか?」
ユッコが不満そうにマッキーに問い掛け、マリーも意味ありげに鼻を鳴らした。
「私たち、もうメンバーじゃないんだから。どうでもいいんじゃない?」
カオーリはウンザリといったようにそっぽを向いた。
仲間割れをする姉妹達を、いきなりの冷気が襲い掛かった。
「あかんっ、エネルギーがなくなるぅ」
「あぁぁ〜っ」
苦手とする低温攻撃を受けた姉妹達のカラータイマーが点滅を始める。
「ガハハハッ。いいぞ、このまま5姉妹を全滅させるのだ」
ガンダーが大口を開けて零下145度の冷気を吐き出した。
スノーゴンとウーもそれに続く。
このままでは4姉妹も全滅してしまう。
ガンバレ、イブニング姉妹。
167名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 21:16:41 ID:kqdna+IU
>>163 >>164
待ってました!
168名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 23:22:24 ID:EjEv5b/R
ビシィィィッ、バシィィィッともの凄い音を立ててグドンのムチが女の子の柔肌を滅多打ちにする。
「はぁぅぅぅっ。くはぁぁぁ〜っ」
ムチが食い込む度に、女の子は背筋を反り返らせて絶叫を上げる。
立っていられなくなった女の子だったが、ツインテールのムチに首を吊り上げられているため倒れることも出来ない。
ギリギリと音を立てて首筋に食い込んでくるムチが、女の子の脳内への血流を止めてしまい、遂に女の子は失神してしまう。
「直ぐに殺してしまっては元も子もない」
グドンの命令でツインテールはムチを緩め、支えを失った女の子は地面に崩れ落ちた。
「ゴホッ、ゴホホッ」
激しく咳き込んだ女の子が意識を回復させる。
その途端、グドンのムチが振り下ろされ、ブルマーに包まれたお尻がひっぱたかれた。
「イヤァァァーッ」
必死で伸ばされた右手が空中を虚しく掻きむしる。
今度はツインテールのムチも加わり、都合4本ものムチが女の子を滅多打ちする。
転げ回って避けようとした女の子だったが、次々と襲い掛かってくるムチはとても避けきれない。
「あひぃぃぃっ。くはぁぁぁっ」
たちまち背中や太腿の裏側がミミズ腫れになっていく。
地面の上をのたうち回って苦悶していた女の子は、白目を剥いて全身をピクピクと痙攣させ始めた。
169名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 23:22:55 ID:EjEv5b/R
「ダメッ……もう力が入らない」
女の子は絶望感に打ちひしがれる。
しかし新マンの遺志を受け継いだ彼女に敗北は許されない。
指一本でも動く限り、彼女はウルトラ戦士の正統な代理人なのである。
「うぅっ。うぅ〜むぅぅっ」
ヨロヨロと立ち上がった不死身の女の子を前に、今度はグドンとツインテールが引き気味になる。
そこへ地面を割って現れたのは、アーストロン、キングザウルスV世、サドラー、デットンなど、いずれも新マンに恨みのある地底怪獣軍団であった。
東京湾からはザザーン、タッコングの海底怪獣も姿を現せた。
上空にはテロチルスが円を描いて飛翔し、女の子の退路を空海ともに断ち切る。
「降伏して、我々のものになるのだ。可愛がってやるぞ」
リーダー格のアーストロンが女の子に降伏勧告する。
「誰がっ。怪獣なんかの虜になるぐらいなら死んだ方がマシだわ」
女の子は両腕をクロスすると、必殺の光線技を放った。
しかしその光の奔流は、キングザウルスV世が張り巡らせたバリヤーの前に虚しく遮断された。
お返しとばかり発射されたキングザウルスV世の光線が女の子を襲った。
「キャアァァァッ」
強烈な放射線に体を貫かれた女の子が悲鳴を上げてのたうち回る。
170名無しより愛をこめて:2005/07/27(水) 23:23:27 ID:EjEv5b/R
「こんなのは如何かな?」
モグネズンの吐き出したイエローガスに包み込まれ、女の子が涙を流して喉を掻きむしる。
「いっ、息がぁぁぁっ。息が出来ないぃぃっ」
身を屈めたアーストロンが突進し、角を使って女の子を地面から捲り上げた。
ボロ布ように宙に舞った女の子をマグネドンの背中が受け止めた。
女の子の目の前で、マグネドンの背中に生え揃った無数のトゲが閉じられる。
生きた牢獄に閉じこめられた女の子に、強烈な電磁ビームが襲い掛かった。
「キャアァァァーッ」
女の子は苦しみ悶えてのたうち回るが、彼女に逃げ場はない。
ようやくマグネドンに解放された時、女の子の意識は朦朧となっていた。
「もう一度考え直せ。けっして粗末には扱わないと約束するぞ」
アーストロンが再度降伏を促す。
「だっ、誰がぁぁぁっ……うぅっ」
立ち上がった女の子の太腿に、キングザウルスV世の角が深々と突き刺さった。
ドクドクと激しく出血する傷口にデットンのシッポムチが打ちつけられ、女の子の足を使い物にならなくした。
動きの止まった女の子の首を、サドラーのハサミがしめつける。
「さぁ、降伏しろ。さもなければこのままお前の首をちょん切ってしまうぞ」
女の子はどうなってしまうのか?
このまま処刑されるようなことになれば、誰が地球を守のだ。
ガンバレ女の子。
171名無しより愛をこめて:2005/07/28(木) 18:22:21 ID:kZsaZghw
>>137からの続きである。

新マン(帰ってきたウルトラマン)から力を授かった、>>36の体操服の女の子。彼女は某所で療養中なので
あったが、『タロウコ』(>>113 氏が命名)が>>121 でピンチに陥ったと聞いて、自分だけがベッドで横に
なっている訳にはいかない、早く大阪府へ出動しなければ、と立ち上がろうとした。しかし、彼女の親友は
頑強に「駄目だ!!」と押し留めた。その彼女の前に姿を現した、見慣れない女の子。「同業者」という。

彼女は、ウルトラマン80から力を授かったのだという。ウルトラマン80から力を授かったこの女の子・
『八重子』が部屋を飛び出して行った後、>>36の体操服の女の子は、部屋に入って来た知り合いの主治医に
発見されてしまった。彼女は、必死に懇願した。だが、彼女の知り合いの主治医も、粘り強く説得した。

「先生、お願いです。わたしを、……わたしを行かせて下さい!!」
「それは、出来ない相談だ。まだ君は、傷が完全に治りきっていない。ここから出す訳には行かないのだ」 
「しかし大阪府では、『タロウコ』さんがピンチになっているのです。飛び出して行った『八重子』さんを
危険に晒す訳には行きません!! 先生、お願いします」
「新マンから力を授かった君が、親友を助けたい気持ちは良く判る。だが、今は、ゆっくり寝ている事だ」

そして、静脈に鎮静剤を打たれた。彼女は大人しくなって、ベッドに横になった。親友は静かに見ていた。
172名無しより愛をこめて:2005/07/28(木) 18:58:22 ID:ly7xH72d
>>36の体操服の女の子が休んでいる部屋。
彼女は鎮静剤の効果が効いて、すやすやと寝息を立てている。某所で療養中、彼女は体操服
にあらず、濃紺色のスウェットスーツに着替えていた。親友は、彼女をそっとしておこうと
別室に移動した。すると、……彼女が寝ている部屋のドアが音も無く、静かに開いた。彼女
が休んでいる部屋の中に入って来たのは、ミステラー星人(善玉)である。等身大になって
こそいるが、彼女に危害を加える様子はなかった。彼もまた、兇悪兇暴な怪獣軍団に対して
敵意を燃やす、善良な性格の持ち主であった。

「彼女が地球を守る為に、戦っているとは……。よし、ぼくも出来る限りの協力をしよう」

善玉のミステラー星人は、彼女が横になっているベッドに、静かに近付いた。彼女の体格が
どうなっているのかを観察する為である。ミステラー星人は、彼女に掛けられた毛布を静か
に捲った。安らかな寝息を立てている彼女を見て、ミステラー星人は感嘆したようである。
一片の無駄な贅肉も無い、プロポーションの良い体格をしている。寝顔もまた、安らかだ。

「良く眠っているな。こうして見ていると、可愛いぞ。彼女をひどい目に遭わせた兇悪兇暴
な怪獣共が、許せない。ぼくに彼女と同等の力さえあれば、彼女の分まで戦えるのに……」

すやすやと安らかな寝息を立てていた彼女は、善玉のミステラー星人の視線に気が付いて、
目を覚ました。彼女は直感的に、相手が自分に危害を加える意思の無い事を、感じたのだ。
173名無しより愛をこめて:2005/07/29(金) 08:49:04 ID:mYuTc18i
「あなた、ミステラー星人でしょう?」
「その通り。しかし、ぼくは決して、あなたに危害を加えるつもりはない。安心しなさい」

善玉のミステラー星人は、真顔で頷いた。彼女がエレキングとノコギリンに相当なダメージ
を与えられた事は知っていた。その前の、オクスターやバット星人との戦いも知っていた。
療養中であったが、善玉のミステラー星人の優しい目に心を打たれたのだろう、彼女の心の
中で眠っていた『戦士の自覚』が回復した。彼女は、ベッドからゆっくりと起き上がった。
アイアンロックスとの戦いで散華したという『タロウコ』の敵討ちと、部屋から飛び出して
行った『八重子』のフォローもある。2人の大先輩である彼女は、『八重子』を危険に晒す
訳に行かないと思ったからだ。

「あなたが、後輩を助けたい事は、ぼくにも判る。しかし、決して無茶をしては駄目だぞ」
「ええ、判っているわ。どうもありがとう」

彼女は、善玉のミステラー星人の援護もあって、誰も見ていない事を確認してから、素早く
部屋から屋上へ向かって駆け上がった。某所の別室に移動していた親友は、彼女が濃紺色の
スウェットスーツの下に、如何なる衣裳を着用しているのか、気が付いていなかったのだ。

「まずは、『タロウコ』さんの敵討ちをしなければ。アイアンロックスを木端微塵にして、
海の藻屑にしてやるわよ!! 『八重子』さんの援護にも、向かわなければいけないわね」

彼女は、全力で疾走すると、某所の屋上からダイビングした。その次の瞬間、光の大爆発が
発生した。彼女は本来の姿に変身して、巨大化したのである。
ぴったりと体にフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口は臙脂色)、黒無地の陸上競技
用ブルマー(ハイレグ)、黒無地のハイソックス、上履き(赤と白、靴底は白)。
彼女は『お決まりの台詞』を一声叫ぶと、一路大阪府へ向かって、全速力で飛んで行った。

「シュワッチ!!」

今、彼女による『タロウコ』の敵討ちが始まろうとしていた。彼女に出来るのだろうか!?
174名無しより愛をこめて:2005/07/29(金) 17:32:33 ID:mYuTc18i
>>36の体操服の女の子の飛行速度は、マッハ20(!!)ではあるものの、大阪府へ向かって行くのに
それ程の速度を出したら、大阪府を瞬時に通り過ぎてしまう。彼女はマッハ2.5を維持して、大阪府
へ向かって行ったのである。アイアンロックスに打倒されてしまったという『タロウコ』さんの敵討ち
と、新参者である『八重子』さんの援護をしなければ。わたしは、兇悪怪獣を許さないわよ!!

彼女の聴覚機能は、200キロ以内ならば針の落ちる音も聞き分けるし、視力は、100キロ先の針も
見られる。泳ぐ速さは220ノットもあるのだ。しかし、空を飛んだ方が、大阪府へ早く到着出来ると
判断したからに他ならない。彼女は遂に、大阪港に到着した。
『タロウコ』さん、わたしがあなたの敵討ちをしてあげるわよ。新参者の『八重子』さんも、大先輩と
して、援護してやらないといけないわ。正義は、必ず勝つものなのよ!! 彼女は、心の中で思った。

そこでは、ウルトラマンタロウから力を授かった『タロウコ』が、アイアンロックスを相手に苦戦して
いるのが見えた。今し方到着したばかりの『八重子』もいる。>>36の彼女は、2人のもとに到着した。
「『タロウコ』さん!! 生きているの!? 良かったわ!! 死んでしまったかと思ったのよ!!」
「先輩!! わたしはつい先程、……うっ! ……アイアンロックスに砲撃されてしまいましたよ!」

『タロウコ』は、肩の傷を押さえながら、>>36の彼女に言った。エンジ色を基調とした、『タロウコ』
のスーツは、爆煙で黒く煤けて、爆風と破片をもろに受けたせいで、至る所でぼろぼろに破れていた。

「つい今し方、わたしも到着したばかりなのです。先輩の方こそ、御怪我の方は、大丈夫ですか!?」
「わたしは、大丈夫よ。あなた達と同じように、ウルトラの戦士から力を授かった者として、大先輩と
して、あなた達を放っておく訳には、行かないわ!! 皆で力を合わせて、怪獣を打倒するわよ!!」

>>36の体操服の女の子は、澄んだ、良く通る声で、『タロウコ』と、『八重子』に言った。ウルトラの
戦士から力を授かった女の子が3人、アイアンロックスの前に立ち塞がった。いよいよ、決戦の時だ。
175名無しより愛をこめて:2005/07/29(金) 18:35:14 ID:mYuTc18i
新マン(帰ってきたウルトラマン)から力を授かった>>36の体操服の女の子と、ウルトラマン
タロウから力を授かった>>108 の眼鏡っ子のOL『タロウコ』、そしてウルトラマン80から
力を授かった>>137 の体操服の女の子『八重子』は、>>36の体操服の女の子を中心に、横一列
に並んだ。横一列に並んだ3人の女の子は、全身に闘志を漲らせている。

「アイアンロックス!! よくも、わたしの後輩を、痛い目に遭わせてくれたわね!! この
大阪港から、太平洋には帰さないわよ!! この大阪港で、木端微塵に粉砕してやるわ!!」
「では、わたしも必殺技を発揮して、この下品な鉄屑の怪獣を、バラバラにしてやるわ!!」
「初めての実戦は、緊張するわ。ここで打倒しないと、大阪府が蹂躙されてしまうわね!!」

3人の女の子の身長―>>36の体操服の女の子は53mで、『タロウコ』と『八重子』は52m
である―では、身長は脛までの深さでしかなかった。座礁すれば、こちらが戦い易くなるわ。

米海軍の戦艦ミズーリをベースとして、太平洋戦争中の米海軍の各種軍艦のスクラップを色々
寄せ集めたような奇怪な姿のアイアンロックス。巨大な9門の口径40cmの主砲が、3人に
照準を合わせて、グン! と鎌首を擡げた。……次の瞬間である。アイアンロックスの巨大な
9門の口径40cmの主砲が、一斉に火を噴いた。あの凄絶な『艦砲射撃』が始まったのだ。

まるで津波が起こるかのような、鼓膜を劈くような凄まじい発射音が響き渡ったかと思うと、
高速で飛来した口径40cmの砲弾は、3人の女の子の前で、次々に大爆発を引き起こした。
幾ら何でも、3人の女の子がこれ程の『艦砲射撃』に直撃されて、無事でいられる訳は無い。
アイアンロックスはこれで、生意気な小娘共を消去したと判断して、汽笛を高々と鳴らした。

ところが、……そうではなかったのである。アイアンロックスの前に再び立ち塞がった、3人
の女の子は何事も無かったかのように、爽やかに微笑んでいるではないか! それもその筈、
>>36の体操服の女の子の右手には、大きな『何か』が、しっかりと握られていたのだ。彼女の
後ろに、『タロウコ』と『八重子』が隠れていた。彼女が握っているのは、機動隊の大楯!?
176名無しより愛をこめて:2005/07/29(金) 20:22:57 ID:PSiJRJHs
「これは、ウルトラディフェンダーという武器なのよ。如何なる凄まじい攻撃でも、瞬時にして
跳ね返してしまう能力があるわ!! あなたの『艦砲射撃』さえも、これには通用しないわよ」
「ありがとうございます、先輩。それが無かったら、今頃わたしはやられていたところですよ」
「『タロウコ』さん。そのお礼は、アイアンロックスを木端微塵にしてからにしておきなさい」

3人の女の子は、先程アイアンロックスの『艦砲射撃』を受けた際、ウルトラディフェンダーを
しっかりと構えた、>>36の体操服の女の子を先頭にして、爆風や破片を受けないように、出来る
だけ身を低くしていたのである。3人とも、水面で片膝(右足)を立てている為に、左足は水面
に浸かっているのだ。3人の左足が、海水で濡れているのが判る。だが、そういう些細な事は、
気にしていられなかった。

「では『タロウコ』さん、『八重子』さん。気を取り直して、今一度攻撃を開始するわよ!!」

>>36の体操服の女の子は、ウルトラディフェンダーを大阪湾の埠頭に、静かに置いた。そして、
3人の女の子は、素早く3方向に散開した。>>36の体操服の女の子は、アイアンロックスの正面
に立ち塞がり、『タロウコ』は左側に、『八重子』は右側に立ち塞がったのである。それでも、
アイアンロックスの巨大な9門の、口径40cmの砲弾をまともに受けてしまう事には変わりは
無いが、集団でいるよりも、分散した方が被害も少なくて済むと判断したからに過ぎないのだ。

さて、3人の女の子はアイアンロックスに対して、どう立ち向かうのであろうか!?
177名無しより愛をこめて:2005/07/30(土) 01:36:16 ID:M0uIZnI/
>>170の続きマダァ?
178名無しより愛をこめて:2005/07/30(土) 07:44:23 ID:m53Z6icp
>>171から書き手が変わってんの?
なんか説明的すぎて面白くない
179名無しより愛をこめて:2005/07/30(土) 13:00:19 ID:JnJekjIC
>>178
だがそれがいい
180名無しより愛をこめて:2005/07/30(土) 17:30:40 ID:lCJYZKX+
しかしやられっぷりがエロくない
途中でしゃしゃり出るなと言いたい
181名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 14:04:40 ID:GMKAl27N
アイアンロックスの正面に立ち塞がった、>>36の体操服の女の子は、右手を立てて、左手を水平に
して、十字に組んだ。これぞ、『お約束の必殺技』の決めポーズである。今しも、スペシウム光線
を発射しようとしていた彼女であったが、アイアンロックスの艦尾に据え付けられた、2基の巨大
なクレーンが突然に動いたのを見て、ハッとしたのである。……

次の瞬間、2基のクレーンは梯子のようにグンと伸びて、それから放たれた長い鎖が、彼女の腕に
投げ縄の如く巻き付いたのである。こうなっては、スペシウム光線が発射出来ない。彼女は、自分
の二の腕に巻き付いた鎖を引き離そうと、もがいた。しかし、その長い鎖は、ピンと張っている。

「あ……ああ……い、痛い! 何をするのよ!? ……離して!! この鎖を離しなさいよ!!」

しかし、彼女の二の腕をギリギリと締め付ける、アイアンロックスのクレーンが放った長い鎖は、
びくともしなかった。ウルトラディフェンダーを埠頭に置いた、自分の迂闊さを悔やんだのだが、
時既に遅しだったのである。そして、アイアンロックスの2基の巨大なクレーンは、彼女の二の腕
をギリギリと締め付けたまま、何と彼女を、宙吊りにしてしまったのだ。

「嫌っ! 嫌ぁぁぁぁぁっ!! やめて!! やめて頂戴!! 離して! ……離して頂戴!!」

アイアンロックスの左右に散開して、『お約束の必殺技』を発揮しようとしていた『タロウコ』と
『八重子』は、自分の大先輩が宙吊りにされてしまったのを見て、青褪めた。アイアンロックスの
巨大な9門の口径40cmの主砲が、2基の巨大なクレーンで宙吊りにされて、身動きがとれなく
なってしまった彼女に、照準を付けた。彼女を、巨大な9門の口径40cmの主砲が睨んだ。……
その次の瞬間、口径40cmの主砲が、一斉に火を噴いた。『タロウコ』もその『艦砲射撃』で、
ダメージを受けたのだ。あれで無事に済む筈が無い。『タロウコ』の絶叫が、大阪湾に響き渡る。

「先輩ぃぃぃぃぃーっ!!」
182名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 15:09:29 ID:qeS/dk4Z
アイアンロックスの艦尾に据え付けられた、2基の巨大なクレーンで宙吊りにされてしまった
彼女が、それでもなお抵抗しようとして、ウルトラバリヤーを張ろうとしていた、その矢先で
あった。彼女に向けて、アイアンロックスの凄まじい『艦砲射撃』が行われたのだ。
まるで津波が起こるかのような、凄まじい発射音が響き渡ったかと思うと、高速で飛来した、
口径40cmの巨大な砲弾は、鼓膜を劈くような大音響と共に、宙吊りにされてしまった彼女
の周囲で、立て続けに大爆発を起こした。真正面から『艦砲射撃』を受けて、無傷で済む筈が
無い事は『タロウコ』も良く知っている。彼女を、凄まじい爆煙と炎が包み込んだ。

『タロウコ』は、絶体絶命の大ピンチとなっていた時に駆け付けて来てくれた、自分の大先輩
である、>>36の体操服の女の子が宙吊りにされてしまったばかりか、凄まじい『艦砲射撃』を
受けたのを見て、怒りと悲しみに顔面を歪ませた。新参者の『八重子』も、悔しさのあまり、
ギリギリと歯を噛み鳴らした。2人が、アイアンロックスの左右から、じわじわと近付いた。

『タロウコ』は両手を高く掲げると、今度は拳を固めたままで両肘を腰に付けた。亜光速で、
物凄いエネルギーが『タロウコ』に集中して、『タロウコ』の全身がルビーの如くキラキラと
光り輝く。えいっとばかりに左手を立てると、右手を水平にして構えた。ウルトラマンタロウ
より、その力を授かった『タロウコ』の必殺技の発射態勢である。

「わたし達の、大先輩の敵討ちよ!! 行くわよー!! ストリウム光線!!」

『タロウコ』は、必殺のストリウム光線を発射した。ストリウム光線は一直線に伸びて行き、
アイアンロックスの左側に据え付けられた、巨大な口径40cmの主砲に命中したのである。
丁度左側に立った『タロウコ』を攻撃しようとしていた砲塔は、ストリウム光線に直撃されて
大爆発を起こしてしまうと、2度と使い物にならなくしてしまった。アイアンロックスはこれ
で、大幅にその戦闘力を削がれた事になる。しかし、2基の巨大なクレーンで宙吊りにされた
>>36の体操服の女の子は、先程の『艦砲射撃』の大爆発の名残りの煙で、その姿が見えない。
彼女は、無事なのであろうか?
183名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 17:58:12 ID:mrholcuZ
我慢強く見守ってきましたが、いい加減にしてよ!
来るものがないばかりか、文章もへたくそ
184名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 18:05:59 ID:gwz36b7s
dagasoregaii
185名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 18:35:34 ID:qeS/dk4Z
アイアンロックスの『艦砲射撃』を真正面から受ければ、通常の人間なら木端微塵に吹き飛ばされて
いただろう。『タロウコ』とて、その攻撃で負傷したのだ。大先輩である>>36の体操服の女の子が、
巻き添えになってしまっては元も子も無いので、『タロウコ』もストリウム光線の威力を弱めて発射
したのである。左側の、巨大な口径40cmの主砲の砲塔は木端微塵に破壊されたもので、左側への
攻撃は出来なくなった。その時、宙吊りにされていた>>36の体操服の女の子の姿が、漸く見えた。

ところがどっこい、>>36の体操服の女の子は、生きていたのである。ウルトラバリヤーを張るのが、
一瞬遅れたとはいえど、彼女は満身の力を振り絞って、『艦砲射撃』の直撃に耐えていたのである。
しかしながら、鼓膜を劈くような大音響と共に、巨大な砲弾が爆発した際に、2基の巨大なクレーン
で宙吊りにされていた彼女は、真正面からアイアンロックスの『艦砲射撃』に、直撃されてしまった
のである。彼女の周囲に撒き散らされたエネルギーも、想像を遥かに超越していたのである。

新マン(帰ってきたウルトラマン)から、その力を授かったとはいえど、彼女の姿はかなり痛ましい
ものになっていたのだ。ぴったりと体にフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と袖口はエンジ色)、
黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)は、到る所で破れて、鮮血を滲ませていた。おまけに彼女
の全身も、両腕、両肩、腹部、大腿部、膝……と、到る所に痣が出来たり、擦り剥けたりして、鮮血
が滲み出していた。通常の人間なら、両足で立っているのが精一杯な位の、ひどいダメージだった。

アイアンロックスの艦尾に2基の巨大なクレーンから伸びた、長い鎖で宙吊りにされていた彼女は、
がっくりと首を垂れていた。苦痛の為に、顔がすっかり憔悴してしまっている。また、巨大な9門の
口径40cmの主砲の『艦砲射撃』に直撃されたせいもあり、彼女の筋肉は張りを失ってしまった。
彼女は一時的に、気を失ってしまっていた。『タロウコ』と『八重子』は、涙声で絶叫した。

「先輩! 先輩ぃぃぃぃぃーっ!! 嫌っ! 嫌です!! 死なないで……死なないで下さい!!」
「あああああーっ!! 先輩っ!! どうして、……どうして、わたしの制止を聞かずに……!!」
186名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 19:51:57 ID:IWXR7Mvx
最終兵器彼女は、アラレちゃんだったのか
187名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 20:03:57 ID:8CGgyWVu
おい、すまんが今迄の話を要約してくれ(読むのが面倒)
188名無しより愛をこめて:2005/07/31(日) 22:49:41 ID:THgIqWgp
>>187

          / __     /==''  / iヽ、 ´  ’{=-'',〃,/´'" / /  / / /
         /  '´ ~~"'' ‐'- 、,へ、_ / / i; `;i丶-‐'i´ー=二-‐''´ / /.///
        /           / 〃´`"''、 i; / i|イ// //ー=二-‐',、-'´//
         '、          i i'〃   \i;、,  !ノ||i ||/ ~"二,,、、-‐'' '
         ,,>- 、,,__,,,、、--‐‐‐;,,、'!      ヽ i、ィ、ソiiソ !  ?
        /     {{,,、、-‐‐''~丶     ヽ.〉) \! ・・これが ウルトラマンよ
      ,、r'i   ,,、-''`´  '!     'i    '、. ', \ ヽ
      /i' .l,,┬''´      ヽ、   / r'⌒'、 i. iヽ '、  ヽ.
     / ! '/        ; *ヽ、,i .ノ   } } ./ '、_!`''-,、',
     /,,,,/         ソヽ'´ 'y'   'し‐'     ヽ 〉
     〈 ,';           ,'  !  {              ヾ
      y           { ‖ ヽ.            ヽ
.     ,'           , ヘ. ヾ   iヽ、           ヽ
     ,'              ノ`''''`i''''"ヽ            ヽ
    ,'            /    i   ヽ            ヽ
.    ,'            ./|   |.    ヽ            ヽ
.   ,'           /‐'~~i`''‐;,,、、-‐'ヽ           ヽ
   ,'.           /   ヽ、      ヽ .            ヽ
.   ,'           ∧     ヽ.     ヽ            '、
   ,'           /  `丶=、_  ヽ、    ヽ        \ヽ _ _
-‐‐''‐- 、  i      /"""''ー''´ `丶-'     ヽ      i、,、‐'´ `  ,>‐-、、,,



189名無しより愛をこめて:2005/08/01(月) 00:39:57 ID:77Rt6GMM
雌雄同体という秘密を持つスーパーオフィスレディが、スーツ姿のまま変身。
ナックル星人に腹パンチを受けながらも、果敢に奮戦する。
そんなウルトラマンもブラックキングの怪力で羽交い絞めにされてしまう。
ナックル星人は薄笑いをうかべ、勝ち誇ったように両腕を大きく振りながら、
ウルトラマンに近づいてゆく。
そしてウルトラマンの前にかがみ込むと、股間に拳を叩き込んでしまった。
ペニスがあることを知っていたのだ。
呼吸もできないくらいに耐え忍んだウルトラマンだったが、股間の怒張は
抑えられない。タイトスカートがテント状態になってしまう。
ナックル星人はスリットのファスナーをピリピリッと下げ・・・。
その光景に市民は息をのんだ
190名無しより愛をこめて:2005/08/01(月) 14:38:58 ID:nlRsFcy0
>>185 の戦いの続きである。

アイアンロックスの艦尾に据え付けられた、2基の巨大なクレーンから伸びた長い鎖で、二の腕
を縛り上げられて宙吊りにされてしまったばかりか、巨大な9門の口径40cmの主砲による、
『艦砲射撃』を、真正面からもろに受けた彼女は、一時的に気を失っていたのである。しかし、
そこで彼女ははっきりと意識が回復した。『タロウコ』と『八重子』の泣き声に気が付いたので
ある。宙吊りにされながらも、彼女はうっすらと目を開けた。そして、2人にこう言った。

「わたしは、……大丈夫よ。だから、……あなた達2人で、艦尾のクレーンを、攻撃して頂戴」
「分かりました! もう少しの辛抱ですよ。待っていて下さい、先輩! すぐに助けます!!」
「良かった! 死んでしまったのかと思いましたよ!! 先輩、生きているのですね!?」
「勿論よ。ここで、わたしが敗北したら、あなた達の大先輩として、示しが付かなくなるわよ」

>>36の体操服の女の子は、弱々しいながらも、『タロウコ』と『八重子』に微笑みかけたのだ。
それを見た途端に、『タロウコ』と『八重子』の心の中に、再び闘志が燃え上がったのである。
アイアンロックスの左側に立った『タロウコ』は再び、必殺技であるストリウム光線の発射態勢
に入った。先程と同じように、プラスの左腕とマイナスの右腕を、逆L字型に構えたのである。
それと殆ど同時に、アイアンロックスの右側に立った『八重子』は右腕を立てて、左腕を水平に
すると、左手を右腕の肘に当てて構えた。これはウルトラセブンの必殺技・ワイドショットや、
ウルトラマンエースの必殺技・メタリウム光線と、同じ構えである。ウルトラマン80からその
力を授かった、『八重子』の必殺技・サクシウム光線の、発射態勢なのである。

「先輩! 今、艦尾のクレーンを破壊しますよ。少し荒っぽいですが、気を付けて下さい!!」

さて『タロウコ』と『八重子』の2人がどうやって、>>36の体操服の女の子を助けるのだろう?
191名無しより愛をこめて:2005/08/01(月) 19:20:25 ID:ESwA43pl
間もなく削除されるのである
192名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 14:31:23 ID:qZKtzYbQ
>>190 の戦いの続きである。

『タロウコ』と『八重子』の2人は、アイアンロックスの戒めから、自分達の大先輩である、>>36
体操服の女の子を助け出す為に、ストリウム光線とサクシウム光線を発射する事に決めたのである。
アイアンロックスの、2基の巨大なクレーンで宙吊りにされて、身動きが取れなくなっている彼女に
あらかじめ声をかけてから、『タロウコ』と『八重子』は同時に、ストリウム光線とサクシウム光線
を発射したのである。

ストリウム光線とサクシウム光線は、物凄い速さで一直線に伸びて行くと、アイアンロックスの艦尾
に据え付けられた、2基の巨大なクレーンに命中した。忽ち大爆発が起こり、2基の巨大なクレーン
は、木端微塵になって吹き飛んだ。
それと殆ど同時に、>>36の体操服の女の子の二の腕に巻き付いていた長い鎖が、プツンと音を立てて
切れた。そして彼女はなす術も無く、大阪湾に墜落してしまったのである。大音響と共に、凄まじい
水飛沫が上がった。それと同時に、彼女は凄まじい悲鳴を上げた。アイアンロックスの『艦砲射撃』
によって、全身に受けた傷に、大阪湾の海水がたっぷりと沁み込んでしまったのである。

「きゃあぁぁぁぁぁっ!! 痛いぃぃぃぃぃっ!!」

一片の贅肉とて無い、ほっそりとした彼女の体にぴったりとフィットした体操服(半袖で丸襟、襟と
袖口はエンジ色)と、黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)、黒無地のハイソックスは、海水で
びしょ濡れになって、貼り付いてしまっている。そればかりではない。海水で濡れてしまって、体に
貼り付いてしまった体操服を通して、彼女の黒無地のセパレートが、透けて見えてしまっているでは
ないか!! しかも、海水が沁み込んだ彼女の傷からは、鮮血が滲み出していた。擦り剥けた傷に、
塩分を含んだ海水が沁み込んだのだから、流石の彼女でも、到底我慢出来ない激痛だったのである。

漸く、アイアンロックスの戒めから解かれた彼女。さて、どう反撃するのであろうか?
193名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 16:17:14 ID:aA/SLUy/
名前が萌えない。一人ヒロインを決めたらどうだろうか
194名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 19:06:01 ID:qZKtzYbQ
彼女は、『タロウコ』と『八重子』の、ストリウム光線+サクシウム光線の同時発射による攻撃で、
アイアンロックスの2基の巨大なクレーンの戒めから、漸く解かれたのである。とはいえど、彼女が
大阪湾に墜落した際に、擦り剥けた傷に塩分を含んだ海水が沁み込んだので、流石の彼女も到底我慢
出来なかったのである。海水が沁み込んだ彼女の傷からは、痛々しく鮮血が滲み出していた。その姿
もまた、痛ましかった。彼女は、ハアハアと痛そうに息をすると、アイアンロックスを睨み付けた。

「ここまで・・・・・・やって、・・・・・・ただで済むと思ったら、・・・・・・大間違いよ! 許さないわよ!!」

その時である。不意に、アイアンロックスの艦橋の中程に、一発の砲弾が命中して、爆発した。彼女
も、『タロウコ』も『、八重子』も、思いもよらない、全く突然なこの一発の攻撃に、呆然とした。
>>36の体操服の女の子は、呆気にとられながらも、驚いた声を上げた。

「これは、どういう事なの!? 今の一発の攻撃は、誰がしてくれたの!?」
「間に合って、良かったぞ。ぼくでお役に立てれば良いかと思って、勝手にやらせて貰ったのだ」
「その声は、もしかすると・・・・・・あなたね!?」

その、思いもよらない伏兵とは、一体何処の誰なのだろう!?
195名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 21:01:56 ID:kryFpmmc
195
196名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 22:09:13 ID:qZKtzYbQ
彼女の視線の先―大阪港の埠頭に、彼女の親友達と一緒に立っている、等身大の宇宙人がいた。彼女が
療養していた場所に現れた、あの宇宙人である。彼女は感嘆の表情で、その宇宙人をはっきりと見た。

「その通り! ぼくだ。ミステラー星人だ。大阪府にいるあなたの親友に、急いで連絡を取ったのだ」
「このミステラー星人が、わてらに協力すると言うて、駆け付けて来てくれたのや。良かったで!!」

善玉のミステラー星人は、驚くべき事に、MATバズーカを右肩に担いでいた。どうやら、ミステラー
星人が自ら、MATバズーカを発射したと彼女は直感した。その筒先からは、硝煙が静かに立ち昇って
いた。そして、彼女や『タロウコ』の親友達が、ミステラー星人をしっかりとサポートしていたのだ。
彼女は一瞬、全身の傷の痛みも忘れて、善玉のミステラー星人と親友達に微笑みながら、礼を言った。

「どうもありがとう。あなた達の援護射撃のおかげで、助かったわ」
「だから、決して無茶をするなと言ったではないか! ・・・・・・これ程、ひどい怪我をしてしまって!」

しかし、このアイアンロックスを破壊して、海の藻屑と消滅させなければ、大阪府に平和は訪れない。
彼女は全身の傷に、海水がたっぷりと沁み込んで、満足に立っていられない程の激痛を感じながらも、
すっくと立ち上がった。傷付き血まみれの体は、今にも崩れそうだったが、それでも彼女は全身の力を
集中して、体を起こした。たとえ自分が倒れても、今ここでアイアンロックスにとどめを刺さないと、
大阪府が壊滅してしまうわ。『タロウコ』さんの故郷で、大先輩としての意地を、見せてやるわよ!!

さて、この3人のヒロインが、どう反撃を試みるのか!?
197名無しより愛をこめて:2005/08/02(火) 22:29:22 ID:nfr2JRk8
アメックレス(優しさ)⇒彼女使用
ムチックレス(痛み)⇒ライバル使用

仲間怪獣になりかけたのを痛みで横取りするライバル(魔女メグライバル風味)
可哀想なライバルの怪獣を逆に手なずける主人公とかさ・・・・・

198名無しより愛をこめて:2005/08/03(水) 01:11:53 ID:leg0WVoB
まぁ自分で変換すればいいと思いつつも
やっぱりタロウコって文字を見ただけで萎えるな。
199名無しより愛をこめて:2005/08/03(水) 19:03:09 ID:uZLI5tx5
その時であった。大阪港の埠頭にいる善玉のミステラー星人と、彼女と『タロウコ』の親友達
の後ろに、突如として、大勢の人々が押し寄せて来たのだ。大勢の人々は、アイアンロックス
が大阪湾に接近していた時に、大阪府全域に発令された緊急災害避難命令によって、大急ぎで
避難している真最中だったのだが、オフィスビルの壁面に掛けられた大型液晶ディスプレイ、
中心街の街頭テレビで、彼女達の大活躍を見て、すぐに大阪港に駆け付けて来たのであった。
大勢の人々は、善玉のミステラー星人や、>>36の体操服の女の子や、『タロウコ』の親友達の
周囲に殺到した。大阪港に集まった大勢の人々は、3人の女の子に大声で声援を送り始めた。

「正義の必殺技を、十分に見せ付ける時やでー! うちらが、応援しているのやでえー!!」
「頑張ってや、『タロウコ』はん。いてもたれー! 浪速のど根性、見せたってやあー!!」
「幾らでも良い! 必殺技を思い切り撃ち込んで、アイアンロックスを木端微塵にしろ!!」

>>36の体操服の女の子と、『タロウコ』と、『八重子』の3人は、感動して、目を潤ませた。
体操服の女の子は静かに、自分達の仲間や善玉のミステラー星人、大勢の人々を見ると、涙に
詰まった声で、言った。この一言に続く言葉が、無かったのである。

「みんな…………!!」

大勢の人々の大声援に後押しされれば、もう怖いものは無い。本番は、これからなのだ。
200名無しより愛をこめて:2005/08/03(水) 20:34:47 ID:g4sqX7WS
なんか渾沌としてきたなw
201名無しより愛をこめて:2005/08/04(木) 16:25:17 ID:pQlDEMjZ
>>36の体操服の女の子は、アイアンロックスの前にすっくと立ち上がると、両手をV字状に高く
上げた。するとその次の瞬間、目が眩むほどの強烈な白い光が、彼女の全身を包み込んだのだ。
それと同時に、アイアンロックスの『艦砲射撃』でぼろぼろに破れていた、彼女の体にぴったり
とフィットした体操服が、黒無地の陸上競技用ブルマー(ハイレグ)が、100%完全に修復・
再生されたのである。そしてまた、彼女の全身―両腕、両肩、腹部、大腿部、膝―の、至る所に
出来ていた青痣も、掻き消すように消滅して、全身の傷も、見る見るうちに塞がったのである。

あっという間に、>>36の体操服の女の子は、ベストコンディションの時の姿に戻った。大阪港の
埠頭でこの光景を見た彼女の親友達や善玉のミステラー星人、大勢の人々は、より声を高めた。

「おおーっ!! 良いぞ良いぞーっ!! 頑張れーっ、女の子!! 絶対に負けるなーっ!!」
「そうや、そうや!! 正義の必殺技を、いてもたれーっ!! わてらも付いておるがな!!」

体操服の女の子が、ウルトラの光で、ベストコンディションの姿に戻ると同時に、『タロウコ』
も両手をV字状に高く上げた。『タロウコ』のエンジ色を基調としたスーツは爆煙で黒く煤け、
爆風と破片をもろに受けたせいで、至る所でぼろぼろに破れていたが、こちらも体操服の女の子
と同様に100%完全に修復・再生された。全身の青痣が消滅して、傷も瞬時に塞がったのだ。
体操服の女の子と同様に『タロウコ』、『八重子』にも、大勢の人々は、大声援を送っている。

「おおーっ! ええぞ、ええぞぉーっ!! 『タロウコ』はん、その調子で行くのやーっ!!」
「そうだ、そうだ!! 『八重子』さん、そのガラクタをスクラップに戻してしまえーっ!!」

3人の女の子は、アイアンロックスの真正面に立ちはだかると、体操服の女の子を中心にして、
彼女の左側に『八重子』が立ち、右側に『タロウコ』が立った。3人は、各々の必殺技の構えを
した。辛く長い戦いだったけれども、今度こそ、決着を付けるわよ!! 3人は、心に決めた。
202名無しより愛をこめて:2005/08/04(木) 17:49:06 ID:pQlDEMjZ
アイアンロックスの真正面に立ちはだかった、>>36の体操服の女の子は、右腕を立てて、左腕を
水平にして、十字に組んで構えた。そう。これが体操服の女の子の『お約束の必殺技』である、
スペシウム光線のポーズだ。今度は、威力が倍のシネラマショットを発射する事に決めていた。

彼女の右側に立った、『タロウコ』は両手を高く掲げると、今度は拳を固めたままで両肘を腰に
付けた。亜光速で物凄いエネルギーが『タロウコ』に集中して、『タロウコ』の全身がルビーの
如くキラキラと光り輝く。えいっとばかりに左腕を立てて、右腕を水平にして構えた。これが、
『タロウコ』の必殺技である、ストリウム光線のポーズだ。しかし、今度は威力が倍増された。

体操服の女の子の左側に立った、『八重子』は右腕を立てて、左腕を水平にすると、左手を右腕
の肘に当てて構えたのである。これが『八重子』の必殺技である、サクシウム光線のポーズだ。

アイアンロックスを打倒する準備は完全に整った。ウルトラ戦士から力を授かった3人の女の子
の全身に、物凄いエネルギーが集中する。体操服の女の子は、『タロウコ』と『八重子』の2人
に向かって、頷いた。『タロウコ』と『八重子』も、判りました、と頷き返した。大阪港の埠頭
では、3人の親友達と善玉のミステラー星人、大勢の人々が息を呑んで、冷静に見守っている。
そして、体操服の女の子が、生来の澄んだ、良く通る声で、叫んだのである!!

「ウルトラ戦士の合体必殺光線技、行くわよー!! シュワッチ!!」

>>36の体操服の女の子は必殺のシネラマショットを発射して、『タロウコ』は必殺のストリウム
光線を発射して、『八重子』も必殺のサクシウム光線を発射したのだ!! シネラマショット、
ストリウム光線、サクシウム光線は物凄い速さで、アイアンロックスに向かって一直線に伸びて
行くと、アイアンロックスにものの見事に命中した。軍艦ロボット・アイアンロックスは、遂に
大爆発を起こして、木端微塵になって吹き飛んだのであった。合体必殺光線技の大勝利である。
203名無しより愛をこめて:2005/08/04(木) 19:11:53 ID:pQlDEMjZ
体操服の女の子と、『タロウコ』と、『八重子』の3人の女の子が「ウルトラ戦士の合体必殺光線技」を
発揮した事によって、天下の台所・大阪府に攻め寄せて来ていた、軍艦ロボット・アイアンロックスは、
木端微塵に吹き飛ばされて、海の藻屑と消えたのであった。残骸や破片が、大阪港や大阪湾に、パラパラ
と散乱して、落下して来る。大阪港の埠頭では、3人の女の子を応援していた親友達や善玉のミステラー
星人、そして大勢の人々が、散乱して、落下して来る残骸や破片を避ける為、身を低くして伏せていた。

体操服の女の子は、『タロウコ』と『八重子』、大阪港の埠頭に集まっていた親友達、善玉のミステラー
星人、そして大勢の人々が無事である事を確認すると、カタルシスを感じたからか、爽やかに微笑んだ。
大阪港の埠頭で、身を低くして伏せていた一同は、残骸や破片の散乱や落下が止むと、ウルトラ戦士から
力を授かった体操服の女の子、『タロウコ』、『八重子』の3人の女の子を、畏敬の眼差しで見上げた。
体操服の女の子は、大阪港の埠頭に集まった一同を、感謝の表情で見て、澄んだ、良く通る声で言った。

「皆さん。わたし達を応援してくれて、どうもありがとうございます。わたし達が、アイアンロックスに
勝利出来たのも、皆さんが、力一杯応援してくれたおかげです。本当に、どうもありがとうございます」

彼女は、大阪港の埠頭に集まった一同に対して、長い両足を揃えて、膝頭に長い両手をあてがい、深々と
頭を下げて、丁寧に御辞儀をした。彼女を見上げると、3人の親友達や、善玉のミステラー星人、そして
大勢の人々は、太鼓やトランペット、MATバズーカやメガホンを打ち鳴らし、雄叫びや歓声を上げて、
嵐の如し拍手をして、指を口に入れて口笛を吹いた。
204名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:13:56 ID:OYEH3GYN
体操服の女の子は、『タロウコ』と、『八重子』を見た。2人の後輩も、自分達の大先輩の彼女を見た。
そして、……彼女は爽やかに微笑むと、2人にそっと両手を差し出して、澄んだ、良く通る声で言った。

「お見事だったわよ。『タロウコ』さん、『八重子』さん。……これからも、どうぞ宜しくね」

差し出された体操服の女の子の、白魚のようにしなやかな白く細い両手と、爽やかに微笑む彼女の顔に、
暖かい眼差しを向けると、『タロウコ』は大先輩である彼女の両手の上に、自分の両手を静かに重ねた。
それを見ていた『八重子』もまた、すぐに自分の両手を伸ばして、『タロウコ』の両手の上に重ねた。

太陽が一際眩しく光り輝いている、まさに天晴れな蒼穹の下で、3人の女の子は無言のまま立っていた。
大阪港の埠頭に集まった一同もまた、感動しながら、その素晴らしい光景を無言のまま、見つめていた。
ややあって、善玉のミステラー星人が、体操服の女の子を見上げて、物静かな声で問いかけたのである。

「そういえば、ぼくはあなたの名前をまだ聞いていなかった。良かったら、名前を教えて頂けるかな?」
「わたしの名前は、真美子。これからも、愛と正義と勇気にかけて、素晴らしい地球の平和を守るわよ」
「真美子、か。素晴らしい名前だな! 地球の平和を守るヒロインとしての名前に、とても相応しいぞ」
「あなたが命中させた、MATバズーカの援護射撃に感謝するわ。どうもありがとう、ミステラー星人」

善玉のミステラー星人は、力強く頷いた。ぼくも負けないように頑張るぞ! と自分自身に言い聞かせて
いるかのようである。再び、彼と3人の親友達、大勢の人々は、太鼓やトランペット、MATバズーカや
メガホンを打ち鳴らして、雄叫びや歓声を上げて、嵐の如き拍手をして、指を口に入れて口笛を吹いた。
大阪港の埠頭に集まった3人の親友達、善玉のミステラー星人、そして大勢の人々は、声を揃えて叫ぶ。
……そう、ウルトラ戦士の『お決まりの台詞』なのだ。

「シュワッチ!!」
205名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:19:59 ID:aJrlTSOa
歓喜に沸き立つ人々が、信じられないような悪夢を見たのは、その直後であった。
いきなり『真美子』、『タロウコ』そして『八重子』の3人の背後から曳光弾の束が襲いかかったのだ。
「アァーッ」「キャァァァーッ」
油断していた女の子達は、悲鳴を上げて海面に突っ伏した。
「ワハハハッ、バカめが。お前らがエネルギーを使い果たすのを身近で待っていたぞ」
振り返った女の子達が見たものは、勝ち誇ったように笑い声を上げるミステラー星人だった。
「あなたは善玉では?」
『真美子』は苦しそうに喘ぎながら、疑問をぶつけた。
「ウワハハハッ。元々ミステラー星人に善玉も悪玉も無いわ。お前らが勝手に妄想を見ていただけよ」
そういうやミステラー星人は再び3人に向けて曳光弾を発射した。
「キャアァァァーッ」「ウワァァァーッ」
全身に攻撃を喰らった3人がピクリとも動かなくなる。
「あかん。みんなやらてもぉ〜た」「はよぉ逃げな」
岸壁で固唾を飲んで見守っていた観衆が我先に逃げ去る。
「さてと。これで生け捕りが可能になった」
ミステラー星人が合図を送ると、雲間からブラコ星人の円盤群が姿を現せた。
円盤群は3個集団に分かれると、ビームネットで3人を包み込み、空中へと持ち上げた。
「3人が連れ去られる」「今は自分のことで精一杯やで。ほっとき」
群衆は航空自衛隊への通報をすることなく、自分勝手に逃げ去っていく。
円盤群は見る間に大気圏を突破して3人を宇宙空間にまで連れ去った。
もうこうなれば、人間の手で3人を取り戻すことは叶わない。
一体どうなってしまうのか?
206名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:21:19 ID:aJrlTSOa
宇宙空間に連れ去られた3人を待っていたのは、ユーリー星人の巨大宇宙ステーションだった。
等身大に縮小された3人はステーション内に連れ込まれ拘束台に掛けられてしまった。
「どうだ、動けまい」
ミステラー星人は悔しそうに睨み付けてくる3人を嘲笑する。
「今からお前達をオークションに掛けてやる。悪質宇宙人の奴隷になるのだ」
「誰がお前達の……うぐぅっ」
ミステラー星人は『八重子』の口にスペースギャグをねじ込む。
口の中で分厚いゴム製の風船が一杯に膨らみ、自殺防止を兼ねた猿轡となる。
「うぅぅっ、ふぐぅぅっ」
『八重子』は激しく首を振って抗議するが、当然聞き入れられなかった。
「さぁ、お前からだ」
ミステラー星人の合図で、『八重子』の拘束台がせり上がり、オークション会場のフロアに上がっていった。
「続きましてはロットナンバー012。地球の守護天使、『八重子』嬢ぉっ」
進行役のケムール人が『八重子』の紹介をし、会場が割れんばかりの拍手に包まれる。
地球侵略の邪魔をしてきた彼女は、悪質宇宙人にとって許し難い存在であったのだ。
その『八重子』を自由に出来ると知って彼らが黙っていられるわけがない。
「100万クレジット」「150万っ」「こっちは200万だぁっ」
みるみる値が吊り上がる。
207名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:22:08 ID:aJrlTSOa
「この分だと、ウルトラの王女、ユリアンの記録を軽く上回るな」
ミステラー星人の顔も思わず緩みがちになる。
結局、『八重子』は、惑星1つ買える値段で、最も嫌らしいマグマ星人の手に落ちた。
「キヒヒッ。可愛がってあげるぞ。ワシ流のやりかたでな」
鎖で縛られた『八重子』はマグマ星人に引かれて会場を出ていった。
「続きましては、ロットナンバー013。関西を守るヒロイン『タロウコ』嬢ぉっ」
ケムール人の司会で、今度は『八重子』がフロアに上がってくる。
しかし関西ローカルの『タロウコ』は知名度が低いせいか、反応はいまいちであった。
「10万クレジット」「10万5千……」
ぽつりぽつりと声が上がるが、後が続かない。
「『八重子』はんが500万クレジットで、何であたしが10万なんや。納得いけへんわぁ」
『タロウコ』は真っ赤になって悔しがるが、結局名も知らない辺境の宇宙人に10万7千で買い叩かれた。
「続きまして、本日最後のオークション。本日の目玉商品、ロットナンバー014。体操服の女の子『真美子』嬢ぉっ」
割れんばかりの拍手に迎えられて、『真美子』が大の字になってせり上がってくる。
にっくき宿敵の惨めな姿に会場は騒然とし、本日の最高潮を迎えた。
騒然とする会場に非常ベルが鳴り響いたのは、いよいよオークションが始まろうとした時であった。
208名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:22:41 ID:aJrlTSOa
「謎の飛行物体が本ステーションに接近中です」
レーダー表示の光点が、スクリーンに切り替えられる。
大スクリーンに映し出されたのは、真っ赤な競泳用水着を身に着けたイケイケ風のギャルであった。
その女の子、セブンの力を受け継いだウルトラナナは、マッハ7の速度で宇宙ステーションに迫る。
真っ赤な水着に太陽光線が反射してヌラヌラと妖しく光る。
「何者かと思ったら、ナナではないか。捕らえてオークションに掛けてやる」
宇宙ステーションから発射された眩い光線がナナを包み込んだ。
「アァーッ」
目の眩んだナナがバランスを崩してぐらつく。
そこに追い打ちの麻痺光線が浴びせられ、ナナの体は大の字になったまま宇宙空間に停止してしまった。
「たわいもない。捕獲UFOを出せ」
ステーションを発した4機の小型円盤がナナの手足に取り付く。
209名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:23:56 ID:aJrlTSOa
「ああっ?」
4機のUFOは連携してナナの足先がステーションに向くように、体を半回転させる。
そしてナナの体をステーションへと運び始めた。
「うぅっ、くぅぅっ。駄目っ。すごい力だわ」
必死の抵抗を試みるナナだったが、体が麻痺して全力が出せない。
そしてナナは無抵抗のまま宇宙ステーションの底の透明カプセルに収納されてしまった。
「あぁっ。こっ、こんな」
カプセルの壁面に用意されていた金具が、ナナの手首足首に掛けられる。
ガチャリ、カチャンと冷たい金属音を上げて金具がロックされた。
「うぅっ、チルソナイト製のロックだわ」
カプセルがナナを入れたまま90度回転し、口を閉ざしてしまった。
「ようこそ、ウルトラナナ。お前も他の3人同様オークションに掛けてやるぞ」
ミステラー星人の声が上部のスピーカーから流れ、ナナはカプセルの天井をキッと睨み付けた。
「なによ、こんなものっ」
ナナは必死の力を込めて金具を破壊に掛かった。
「うむぅっ、うむぅぅぅ〜っ」
ナナは身をくねらせて藻掻くが、手足を拘束した金具はビクともせず、スクリーンを見つめる悪質宇宙人の目を楽しませるだけに終わった。
「あぁ〜っ。やっぱり駄目だわ。私の力では……」
遂に囚われの身になってしまった女の子達4人組。
この後いったいどうなるのだ?
210名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:26:51 ID:BfRoDxXB
女の子達にそれぞれ買い手が付き、いよいよステーションから離れる時が来た。
「いい仕事でしたな」
『真美子』を手に入れたバルタン星人がミステラー星人に頭を下げる。
「また声を掛けてくださいよ」
人間牧場にするためナナを競り落としたブラコ星人も、ミステラー星人と握手をして円盤に戻っていった。
マグマ星人と辺境星人の円盤もステーションから出発し、いよいよ4人を乗せたUFOが宇宙空間へと出てしまった。
その時を待っていたかのように、1つの光点が当該宙域に姿を現せた。
光点はUFO達の進路に立ち塞がると、金髪碧眼の白人美少女の姿に変貌した。
金髪をきつくオールバックにまとめ、メタリックレッドのブラとスパッツを履いた、その美少女名はソフィアといった。
「遂に長女のお前が出てきたか」
ソフィアの実力を知る宇宙人達は一斉に怯む。
しかしミステラー星人は余裕の態度を崩さなかった。
「ご安心を。想定の範囲内です」
ミステラー星人はソフィアのいる空間に怪獣カプセルを発射した。
たちまち現れる、バードン、ベムスターそしてテロチルス。
3匹は高速でソフィアに近づくと、一撃を仕掛けて素早く逃げ去るヒットアンドアウェーで攻め始めた。
「アオワァァァーッ。ノォォォ〜ッ」
M87光線を構える暇も与えられず、一寸刻みに傷つけられていくソフィア。
「今のうちにお引き取り下さい」
ミステラー星人の合図で各UFOが逃走にかかる。
「ノォォォ〜ッ。皆ガ連レ去ラレマスゥ〜」
ソフィアの表情に焦りの色が浮かぶ。
「妹のことより、今は自分のこと心配しな」
ミステラー星人の円盤も攻撃に加わり、ソフィアはいよいよ追いつめられていった。
どうなる四姉妹?そしてソフィアの運命は?
211名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 16:48:06 ID:GmSwoOPn
急に話が面白くなってきたぞ
212名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 17:09:17 ID:0x1ABI2B
ハッピーエンドと見せかけて
どんでん返しに続くのは80年代のハリウッドの手法だなw
213名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:05:03 ID:OYEH3GYN
>>205>>210
(『真美子』より厳重抗議)
「折角のハッピーエンドが、そういう形で台無しにされるのは、酷いわよ!! 一体何なのよ、この
展開は!? このわたしを、怪獣のオークションなどにかけるなんて!! わたしを設定してくれた
方が、他者が起こしたヒロインを流用した事は、一度も無かったわよ!! どうしてくれるの!?」

(『タロウコ』より厳重抗議)
「そうよ! そうよ!! 何故そういう展開になるのよ!? 勘弁して!! 自ら設定したヒロイン
ならまだしも、他者の起こしたヒロインを勝手にそういう風に使わないで頂戴!! 怒るわよ!!」

(『八重子』より厳重抗議)
「わたし達のプライドが、他の無茶苦茶な書き手のせいで、傷付けられたわよ!! わたし達を正義
のヒロインに選んで起こしてくれた人は、他者のヒロインを勝手に脚色したりしなかったわよ!!」

(3人纏めて)
「その書き手自身が起こした正義のヒロインを、無関係な人が勝手に玩具などにしないで頂戴!!」
214名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:10:39 ID:soe0J7Ge

あぼーん
215名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:26:01 ID:eWy5o0+4
「折角、八重子を手にしたというのに、奪い返されてたまるかよ」
マグマ星人は鎖で縛り上げた『八重子』を横目で見てにやついた。
「ヒヒヒッ、あんなことも、こんなこともタップリ試させてもらうぜぇ」
猿轡を噛まされた『八重子』は異議を申し立てることも出来ず、ただ恨めしそうな目でマグマ星人を見つめた。
「うひひひ、その目……たまらねぇな」
マグマ星人は『八重子』の乳房にサーベルを突き付けて笑った。
『八重子』の胸の膨らみの間に、青く輝く大きな宝石が埋め込まれていた。
「これは、お前らの体に埋め込んだ爆弾のタイマーさ」
マグマ星人はニヤリと笑って説明する。
「今後、お前らが俺たちに逆らい変身して戦ったら、エネルギーの消耗を感知して、爆弾の起爆装置にスイッチが入るって仕組みよ」
『八重子』は怯えたように胸の谷間の青い宝石を見下ろす。
「心配しなくても、俺に逆らわずにいたら、どうにもならねぇんだ」
マグマ星人は涙を浮かべた『八重子』を見て、ケラケラ笑い声を上げた。

逃走を図るマグマ星人のUFOに接近していく光点があった。
「変態宇宙人から八重子を助けるのよ、寅美」
「分かったわよ、玲於奈ねえちゃん」
彼女たちはウルトラ姉妹とは別に、地球の平和を守ってきた『玲於奈』と『寅美』の獅堂姉妹である。
216名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:27:09 ID:eWy5o0+4
妹の『寅美』はマグマ星人に囚われていた過去があり、今も太腿に残る枷と鎖はその時の名残である。
彼女にはマグマ星人に散々弄ばれた恨みが残っていた。
死角からUFOに接近した『寅美』は、いきなりの攻撃を加えた。
「うわああっ。何事だぁっ」
船外スクリーンを見たマグマ星人は『寅美』の姿を確認して慌てふためいた。
「とっ、寅美ちゃん。どうして?」
マグマ星人は必要以上に焦った芝居で『寅美』の注意をそらせる。
そして一瞬の隙を突いて『寅美』の目にビームを発射した。
「イヤァァァーッ」
目を押さえて仰け反った『寅美』に、マグマ星人は追い打ちのミサイルを放つ。
「寅美っ」
玲於奈が慌ててインターセプトに入り、ミサイルを叩き落とす。
その隙に体勢を立て直すマグマUFO。
「バカね。油断するからよ」
双子の妹を叱りつける『玲於奈』。
その時、UFOの天蓋が開いて、十字架に掛けられた『八重子』が姿を現せた。
「あぁっ『八重子』がっ」
グッタリとした『八重子』の周囲には、無数のレーザー砲がスタンバイし、照準を彼女の心臓に合わせていた。
217名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:27:59 ID:eWy5o0+4
「ちょっとでも抵抗すると八重子の命は無いぜ」
マグマ星人の嘲笑が周囲に響き渡る。
「そっ、そんな……」
さすがの『玲於奈』の顔色も蒼白になる。
「久し振りに可愛がってやるぜ。降伏のしるしに、こちらに尻を向けて四つん這いになるんだ」
「だっ、誰がそんな恥ずかしいポーズを……」
『寅美』の顔も怒りのために真っ青になる。
「じゃあ八重子がどうなってもいいんだな」
マグマ星人が微弱な出力でレーザー砲を発射し、『八重子』をいたぶり始めた。
「うぐぅぅむぅぅ〜っ。ふぐぅぅむおぅうぅぅ」
猿轡を通して『八重子』の声にならない声が洩れ出す。
身をよじってのたうち回る十字架上の『八重子』。
「まっ、待って……分かったわ。言う通りにするから」
「さっさと言うこと聞かないから。見ろっ、可哀想に『八重子』は虫の息だ」
マグマ星人の卑怯な恫喝に、とうとう獅堂姉妹は屈服してしまった。
『八重子』の命には代えられず、後ろ向きに四つん這いになる姉妹。
「もっと尻を高く上げねぇかい」
キュートなヒップを高々と上げた屈辱のポーズを強いられた獅堂姉妹の運命は?
そして『八重子』の命は?
どうなってしまうのか?
218名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:48:32 ID:CRp+f5PA
(ミステラー星人より厳重抗議)
「善玉やら悪玉やら、そんなものは、地球人から見た都合で判断しただけではないか。敵の敵は味方とは限らんのだよ。小娘ども!!」

(マグマ星人より厳重抗議)
「そうだ! そうだ!! 何故いっつも甘っちょろい展開になるのだ!? 円谷プロの起こしたヒーローを勝手にヒロインに使わないでくれ!! 怒るぜ!!」

(ヒロピンファンより厳重抗議)
「ヒロインのプライドを傷つけ、辱める攻撃を何故もっと加えない!! 自分だって原作を盗んで二次創作しているくせに、他人に使われて、自分だけごちゃごちゃ言うのはおかしいぞ!!」

(3人纏めて)
「もっとヒロインを玩具にして楽しませてくれ!」
219名無しより愛をこめて:2005/08/05(金) 19:52:53 ID:tmifJ7Zi
まあ、何にせよ面白い方が勝ちだな
あと、怪獣は円谷プロのをそのままパクっているよなw
220名無しより愛をこめて:2005/08/06(土) 00:17:14 ID:rINMWBYf
一番すごいのは>>204の投下から>>205以下の投下まで
僅か6分しか掛かっていないことだw
それでいて真美子の名前とかに矛盾がない
恐るべし
221名無しより愛をこめて:2005/08/06(土) 20:26:32 ID:UtXkiqO3
>>213

いちいちなりきって書くのがキモイ
222名無しより愛をこめて:2005/08/07(日) 13:03:52 ID:uW3cKQ13
>>207
『八重子』が500万クレジットで、『タロウコ』が10万7千クレジット。
それで? 『真美子』にはどれくらいの値がつく(または、つけられた)のか?
223名無しより愛をこめて:2005/08/07(日) 13:29:23 ID:aH4vzhC0
>>221

このスレ自体が既にキモイから、問題無い。
224鈴原東助:2005/08/07(日) 20:29:01 ID:L7XqedIu
ハッキリ、言って弱い
225名無しより愛をこめて:2005/08/07(日) 21:02:10 ID:2aejBEjA
誤爆カコワルイ
226名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 02:34:24 ID:1YAW5bJb
みんな!俺たちは重要な事を見逃していたんだ!>>213は、自分の創作に他人のアイデアも組み込んでSSを書いている。でも句読点の異様な多さからすぐに特定できるが…
しかし他人が同じシチュエーションで書くと猛烈に叩く。しかもパクったキャラにまでなりきってだ!

つまり


本 当 の 凶 悪 宇 宙 人 は >>213 だ っ た ん だ よ !!
227名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 11:19:26 ID:5+/F/sxm
>>226
ΩΩΩ < ナ、ナンダ(ry

もう何が何だか分からないから名前欄にでもコテハンかSS名などを入れればいいのに
228名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 11:35:37 ID:Iqw2zXcH
単なるリレー小説だから無問題
229名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 13:06:14 ID:loqxt+lV
>>226
な…なんだってー!?AA略
230名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 14:48:51 ID:DZxN4YpP
姉妹達が宇宙空間でピンチに陥っていた頃、都内の高校に通う恵須美は夏休みの補習の真っ最中であった。
「急がないと、やばいじゃん」
ようやく昼休になり、空き教室に駆け込んだ恵須美はセーラー服を脱ぎ捨てた。
そしてバッグから濃紺のスクール水着を取り出すと、伸びやかな足を突っ込んで上へと引き上げる。
右左の順で肩紐に腕を通した後、胸元や胴回りを摘み上げて全体のバランスを整えて出撃準備を整える。
「うっ、うぅ〜ん……ちょっときついなぁ。またダイエットしなくちゃ」
恵須美は校庭側の窓を開けると、窓枠に足を掛けて一気に宙へ飛び出した。
音も衝撃も伴わない光の大爆発が起こり、光の洪水の中で恵須美の体が巨大化する。
その時、偶然校舎の改築作業を記録に取っていた映画部のビデオが、変身する恵須美の姿をビデオカメラに収めてしまった。
「しまった。ビデオに取られちゃった」
秘中の秘とされる最大の秘密を、こともあろうにビデオ撮影されてしまったと知り、恵須美は真っ青になって立ちすくむ。
231名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 14:49:23 ID:DZxN4YpP
撮影してしまった側の映画部員も呆然と立ちすくんでいたが、ことの重大さを知るや大声を上げて逃げ出した。
「待ってぇっ。逃げないで」
校舎内に逃げ込もうとした映画部員を呼び止める恵須美。
ことの解決を図るだけなら、彼女がウルトラマンAから受け継いだ力の一端を示すだけで充分なのである。
しかし、彼女の力は人を傷つけるために与えられたものではなかった。
「お願い。ビデオを返して……お願いっ」
必死で哀願する恵須美だったが、ビデオの価値を知る部員は聞き入れない。
「恵須美くん。こいつは只では手放せないな」
色白肥満体の映画部員は不潔な長髪をボリボリ掻きながらにやついた。
「じゃあ、どうすればいいのっ? 私は急いでいるんだから早く言いなさいよっ」
姉妹達のピンチに一刻も早く駆け付けたい恵須美は、つい声を荒げてしまった。
「なっ、なんだよその態度は。よし、このビデオを校内放送で流してやる」
部員は腰を抜かしそうになりながらも必死で踏みとどまる。
232名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 14:49:55 ID:DZxN4YpP
「ご、ご免なさい。でも私は本当に急いでいるの。少しだけ時間をちょうだい」
恵須美は半泣きになりながら拝み込む。
「あ、あぁ。じゃあ夕方まで部室で待ってるから」
部員は恵須美の哀願を聞き入れたが、本心は別の所にあった。
「きっと待っててね。お願いよ」
そんな言葉に、デブ部員は美少女からデートに誘われているような錯覚を起こす。
恵須美は悲痛な表情のまま虚空へ向けてジャンプした。
天頂方向へと飛び去っていく恵須美を見上げる部員。
恵須美の姿が見えなくなると部員はさっそく映画部の部室へと走った。
そして先程のビデオを、こともあろうに数十枚のDVDにダビングしてしまった。
「あちこちに隠しておけば、これ全部を回収することは出来ないだろう」
恵須美の変身シーンを何度もリピート再生して楽しむデブ部員。
その背後に映画部の顧問で、解剖が何より好きな生物教師、天本が立っていることにデブ部員は全く気付いていなかった。
遂にウルトラの秘密を知られてしまった恵須美。
いったいどうなってしまうのか?
233名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 17:13:17 ID:kmYLyM/4
>>213はザラブ星人
234名無しより愛をこめて:2005/08/08(月) 17:40:44 ID:IQFRdfcT
破壊工作員?
235名無しより愛をこめて:2005/08/11(木) 22:18:09 ID:F0yRAGBr
こちらは高速怪獣トリオ+ミステラーUFOとソフィアの戦闘現場
円盤の放ったミサイルの一発がブラックホールに吸い込まれると中から鈴木清順扮する神様が現れた
「おまいさんが落としたのはこの金のミサイルかな、それともこの銀の・・・」
「じゃかましい!!」
円盤の放った怪光線の直撃を受けオマハビーチでトム・ハンクスの隣にいた通信兵のような顔になったGODはずぶずぶと沈んでいく
唖然としたソフィアの眼前に赤い押しボタンのついたチープな箱が漂ってくる
「正義の味方の嬢ちゃんにお節介な年寄りからのプレゼントじゃ、そのボタンを押せばこれまでのストーリーは全てリセットされる。
ただし一回しか使えんから押しどころを間違えんようにな。ふぉっふぉっふぉっ」
236名無しより愛をこめて:2005/08/14(日) 18:26:42 ID:YSF58gD0
age
237名無しより愛をこめて:2005/08/15(月) 00:36:17 ID:jKqnBleV
きもい特オタが独りオナニーを続けているスレはここですか?
238名無しより愛をこめて:2005/08/15(月) 18:39:28 ID:t9Ouxx3c
>>237
一人ではないようなんだが..
239名無しより愛をこめて:2005/08/16(火) 13:46:11 ID:k+DmuR9Q
もう終わったから、気にすんな
240名無しより愛をこめて:2005/08/17(水) 19:36:51 ID:M+TG3uL2
age
241名無しより愛をこめて:2005/08/17(水) 20:06:08 ID:+h/2az4M
しつこいな
終わったって言ってるだろ
242名無しより愛をこめて:2005/08/20(土) 10:57:35 ID:ziUOGi0r
age
243名無しより愛をこめて:2005/08/20(土) 13:42:32 ID:eG07N9tY
そんなに続きが読みたいのかい?
244名無しより愛をこめて:2005/08/21(日) 16:02:29 ID:LCWnCHdO
読みたいです。
245名無しより愛をこめて:2005/08/22(月) 13:44:07 ID:MIKoCXiT
どの続きが?
246名無しより愛をこめて:2005/08/24(水) 18:04:48 ID:hfdciRX9
>>244
自分で作るがよい。
247悠 ◆UVMLeJNIgA :2005/08/31(水) 13:42:33 ID:B3NceEuX
誰も書かないのなら、特撮の知識あんま無いけど想像力と妄想力とあとなんか多少よこしまな力で
直木賞気取って書き込むお!!!  ((((((ノ゚听)ノ

「やばいですわ〜!これは完全に遅刻ペースですわ〜!!!上官殿の怒った顔は上島(ダチョウ)のようで滑稽ですが
 指揮官殿の逆鱗に触れたら、それこそ腕の一本や二本覚悟いたしませんと・・・とにかく急ぐですわ〜〜!!!」

と、独特の口調で語るダッシュ中の彼女。一般からすれば少し小さいであろう背丈、青い瞳、幼さを残しつつも整った顔立ちに風になびく見事なブロンズの髪が映える。
アメリカ人の母がよくこの髪をとかしながら「奇麗な髪ね」と褒めてくれたのがきっかけとなり、今では自他共に認めるチャームポイントである。

ん?
ああ、そうです。彼女はハーフです、えと、うん、アメリカ人と

宇宙人の。

そう、今は亡き彼女の父こそ、光の国から僕らのためにやってきた、胸につけてるマークは流星な感じの大きくて赤い人シリーズの一員だったのだ!
まあ正確には変身前のね、父。
まぁよって、ヘアピンをどうこうすると、巨大化して戦えるヒーロー(ヒロイン)に変身します
そんなこんなで今まで数々の怪獣から地球を守ってきた(適当)
細かい説明は端折るとしよう。きっとこれ見てる人もそんなん求めてはいまい。

「ニーナ。。。。。三十分の遅刻。」
息を切らしながら駆け込んできた少女に、眼鏡をかけた女性が眼前で囁く。
「ごめ・・・んはぁっ!はぁ・・・はぁ・・・ごめんなさい!ルルシュさん!あ、いえ、指揮官殿!!目覚ましが機嫌を損ねまして・・って痛いですわ!!」
言い訳を述べる間もなくルルシュと呼ばれた女性の拳骨が飛ぶ。
「この三十分でどれだけ被害が広がったと思ってるの!?もっと自覚してもらわなきゃ困るのよ!!」
「うう゛・・・なら車とか飛行機とか出してくれればいいのですわ。   あ、いえ、なんでもないですわ、そのナックル引っ込めてくださいな。」
「・・・見なさい、今回の敵は嘗めてかかれるような相手じゃないわよ。」
モニターには、黒くがっしりとした巨体に獰猛な牙を湛えた怪獣が、街を破壊する様が映し出された。

248悠 ◆UVMLeJNIgA :2005/08/31(水) 13:43:16 ID:B3NceEuX
「ブラック・・・・キング・・!?どうして!?以前私が倒したのに・・・」
「どうしてかは私も分からないわ・・言えるのは、また奴を倒す以外に打開策は無いという事・・・いけるわね?」

「もちろんです!!!!」少女は、ポケットに入れていたウィダーイ○ゼリーを一気に飲み干すと、ヘアピンをどうこうして変身、ブラックキングの掃討に向かった。
巨大化しても容姿はほとんど変わらない(カラータイマーは首の後ろにある)のだが、衣装はそのまま衣服が巨大化するという特性があるため、大体いつもミニスカにブラウス・・まぁ学校の制服である。
本来ならレオタードやらスパッツやら中に着込めばいいものだが、どうもそれらの服の{締め付けられる感じ}が嫌なようで、標準的な女子高生の装備で怪獣と戦っている困ったヒーローである。
「動きやすい格好が一番ですわ!」とは本人談。まぁ実際結果を残しているので、誰もそこには突っ込めないのも事実だ。

そうこうしている間にブラックキングの姿が見えた。
前に倒した敵、何故蘇ったのかは分からないが、またやっつければいいだけの事・・!

「やめなさい!ブラックキング!これ以上やったら私も怒られて大変ですのよ!!」
「グフフフ・・・待っていたぞ、貴様から受けた屈辱が俺様を奈落から引きずり出してなぁ・・・疼いてたまらんのだ・・・」
「復活しても全く懲りてないみたいですわね・・・今度は灰も残しませんわ!!」
「出来るのか?貴様如きに・・・以前の俺様でも苦戦した貴様に・・・ククク・・・
 あの痛み・・・今でも忘れてはいないぞ・・!!怒りが俺様を支配するほどに!!
 じわじわと、たっぷり時間をかけていたぶってやる!!絶望と、恐怖のなかで泣き叫ぶがいい!!!
 俺様が受けた痛みを、何倍にもして貴様に味わせてやる!!!   ギャオオオオ!!!!」

「!!」

凄まじい咆哮と共に、黒い化物が唸りをあげ接近してくる。
圧倒されながらも、ニーナも戦闘態勢をとる。
巨大な女子高生と、それよりも一周りも二周りも巨大で凶暴な怪獣のバトルが、今、始まった。
249名無しより愛をこめて:2005/08/31(水) 13:52:09 ID:fTYRDhfv
ペッ
250名無しより愛をこめて:2005/08/31(水) 14:13:31 ID:Kjy7bPkc
( ´,_ゝ`)プッ 萌えどころを全然分かってないな
251悠 ◆UVMLeJNIgA :2005/08/31(水) 16:22:31 ID:B3NceEuX
むおお!めげるものかぁ!
とはいえ、萌え分不足は否めませんので素直にゴメソですm(__)m
書きながらツボ掴んで把握してヨッシャーなSS目指します!!!

凹みながらも頑張って書くぞー!
でも今日はバイトなので、深夜に書き込みます。
意見要件批判訂正等戴けたら内容良くする糧になります!ポジティブに行くぜ!(・∀・)ノ
252名無しより愛をこめて:2005/08/31(水) 17:50:41 ID:EPYLIhx3
>>251
そういう姿勢を見習いたいなと思った

あんた 素晴らしい人だ
253名無しより愛をこめて:2005/08/31(水) 23:43:04 ID:M+aFZ8bv
板違い
削除依頼ヨロ
254名無しより愛をこめて:2005/09/01(木) 03:40:16 ID:6/DsEo1l
ですわ〜が萎える
死んでくれ
255ウンコマン:2005/09/01(木) 23:31:20 ID:5s+uRjrI
>>254
お前が死んでくれですわ
256名無しより愛をこめて:2005/09/05(月) 10:00:30 ID:oOCPsqpd
何でヒロイン系のスレって↑みたいなカスが職人さんのやる気をそぐんだろ?
少なくとも一時のタロウコとかのよりは確実に面白そうなのに…
悠さん、頑張ってくださいね。
257名無しより愛をこめて:2005/09/05(月) 14:21:56 ID:LwH0/q7n
>>256
『タロウコ』の話が出たところで、一寸AGEよう。

やはりその名前では、しっくりしないのではないか?
『タロウコ』が力を授かったウルトラマンタロウがbUなら、それに
合わせて彼女の名前を『睦子』に改名しておこう。
258名無しより愛をこめて:2005/09/05(月) 16:01:48 ID:XweYWbxk
幾らでもこいや
潰してやるから
259名無しより愛をこめて:2005/09/13(火) 13:19:06 ID:AEweju9P
潰されないように保守しておくのも、義務でしょう?
260名無しより愛をこめて:2005/09/13(火) 17:53:51 ID:Yo556Keq
このスレは板の趣旨と大きく異なっています
261名無しより愛をこめて:2005/09/17(土) 21:04:45 ID:8sIobdY+
その頃富士山中ではフランケンシュタインの心臓から生まれた身長18mの野性美幼女が地底怪獣を丸焼きにしていた
262名無しより愛をこめて:2005/09/21(水) 15:15:45 ID:V6BSG4Wn
>>261
で、その後は?
263名無しより愛をこめて:2005/09/21(水) 16:48:46 ID:zXUDjGie
丸焼きにした地底怪獣を食って寝てるんだろ?
264名無しより愛をこめて:2005/09/26(月) 18:14:27 ID:2OWoWD/4
凶悪凶暴な怪獣の『ネタ』が思い付かないので、開店休業状態?
(真美子)
265名無しより愛をこめて:2005/09/26(月) 18:43:58 ID:kjZcYM46
そろそろ、宇宙史上最強のヒロイン有香さんが白い水着で現れ、怪獣どもをやっつけてくれるハズ。
266名無しより愛をこめて:2005/09/27(火) 16:33:39 ID:Lq7a0Lj+
彼女ならヒロナビおとな板と共に消滅したよ
267名無しより愛をこめて:2005/09/29(木) 06:46:02 ID:yvfYbPxL
age
268有香親衛隊:2005/09/29(木) 12:22:41 ID:XRtprcML
>>266
今、地球にはマックスがいるので、安泰。
ヒロナビには登場しなくなったけど、有香さんは今、地球以外の惑星で、
怪獣たちと戦っているじゃないかな?
ときたま、ボクに連絡が入るけど、あいかわらず怪獣どもの挑戦にも
負けず、がんばっているみたい。



269名無しより愛をこめて:2005/09/29(木) 17:00:53 ID:VqXmaFL4
>>204 の戦いに、決着が付いた。

ウルトラ戦士から力を授かった3人のうち、『真美子』と『タロウコ』は、大阪府の郊外の病院に
入院して、全身の診断と傷の治療、ならびに休養にあてていた。ウルトラの戦士から力を授かった
とは言えど、念の為に精密検査を受ける必要があったからだ。
『真美子』と『タロウコ』は、2人揃って同じ病室に入り、ベッドに横になっていた。『真美子』
は、隣で横になっている『タロウコ』を見た。『真美子』と同様に、彼女もスウェットスーツ姿に
なっていたのである。『真美子』は濃紺色の、『タロウコ』はエンジ色のスウェットスーツ姿だ。

「そういえば、『タロウコ』さん。わたしは、まだあなたの本名を、聞いていなかったのよね」
「わたしの本名は、『睦子』といいます。ウルトラマンタロウから、その力を授かりましたから」
「ウルトラ6番目の戦士、という事で『睦子』なのね?」
「そうです」

その時、2人が横になっている病室のドアに、静かなノックの音が響いた。『真美子』が上半身を
起こして、ノックの音が聞こえたドアの方を見た。『睦子』も、静かに起き上がると、ドアを見た。
『真美子』が澄んだ、良く通る声で言った。

「どうぞ」
「やあ、『真美子』さん、『睦子』さん。入院していると聞いて、ここに来たが、具合はどうだ?」

最初に病室に入って来たのは、善玉のミステラー星人だった。3人の親友達も続いて、入って来た。
善玉のミステラー星人は、手にクチナシの花束を抱えている。続いて入って来た、3人の親友達も、
手に手に、お菓子の箱や、果物が入ったバスケットを提げている。最後に『八重子』も入って来た。
270名無しより愛をこめて:2005/09/30(金) 16:03:07 ID:58Tmmsxn
「まぁ、綺麗な花」
 『真美子』と『睦子』がクチナシの花を手に取り、深呼吸して臭いを嗅いだ。
「うっ……?」
 途端に2人の目の前が真っ暗になる。
「ウワハハハハッ」
 病室にミステラー星人の高笑いが響き渡る。
「なっ……なにを……」
 『真美子』が胸を掻きむしりながら、ミステラー星人に非難の目を向ける。
「お前たちは宇宙細菌ダリーを吸ったのだ。ダリーはお前たちのエネルギーを吸って、代わりに猛毒を吐き出しているのだ」
 ミステラー星人は、すっかり悪玉と化した顔を憎々しげに歪めて説明した。
 2人のヒロインは顔面蒼白となり、立ち上がる気力さえ残していない。
「『八重子』さん……助けて……」
 『睦子』が虚ろな目を『八重子』に向け、苦しそうに訴えかけた。
 ところが当の『八重子』は冷たい目で『睦子』たちを見下ろしている。
「なぁに? お腹が苦しいのなら、浣腸でもしてあげましょうか」
 『八重子』がシャツの胸をはだけると、そこには悪のカラータイマーが輝いていた。
「ふふふっ。こいつは体に爆弾を埋め込まれて、我々に逆らったら爆発するよう仕込まれているのだ」
 ミステラー星人がシニカルな笑いを投げ掛ける。
「酷いわっ」
 『真美子』は悪の星人たちの仕打ちに憤りを覚える。
 しかしエネルギーを奪われた上、体中に毒素が回ってしまった『真美子』にはどうすることも出来ない。
「それじゃ、これを置いて帰るから。お大事にね」
 『八重子』はサボテンダーの鉢植えを枕元に置くと、妖艶な微笑みを残して退室していった。
 サボテンダーの口から触手が飛び出て2人を絡め取る。
「あぁ〜っ」
「うぅ〜っ」
 あっという間にサボテンダーの体内に飲み込まれた2人は、消化液で溶かされ養分と化してしまった。
271名無しより愛をこめて:2005/09/30(金) 16:04:48 ID:6sd3OO4N
「具合は、どうなのですか? 『真美子』さん、『睦子』さん」
「お見舞いに来てくれて、どうもありがとう。わたしは大丈夫よ。『睦子』さんも、何とかね」

『真美子』は、宇宙怪獣エレキングと宇宙昆虫ノコギリンとの戦いの後で、『睦子』と『八重子』の
2人を、先輩として助ける為に、大阪府へ駆け付けて間もなく、アイアンロックスとの凄絶な戦いの
末に、相手を破壊したのである。念の為に『真美子』は『睦子』と一緒に大阪府の郊外の病院に入院
して、全身の診断と傷の治療、ならびに休養に当てていた。精密検査を受けたが、幸い2人とも、脳
にはダメージは無かった。善玉のミステラー星人は、『真美子』を見ながら、言った。

「あれほどの痛々しいダメージを受けながらも、アイアンロックスを粉々にしたあなたの勇気には、
敬意を表する、『真美子』さん。『睦子』さんと『八重子』さんにも」
「あなたの、MATバズーカによる援護射撃には感謝しているわよ。そうでなかったら、わたしや、
『睦子』さんや『八重子』さんが、今頃ここにいられる訳がないわ」

3人の親友も、頷いた。そこへ、病院の医師が入って来た。彼は、ミステラー星人を見て後退りした
けれども、『真美子』が手で制した。

「先生、この宇宙人は味方ですよ。危うく、やられそうになっていたわたしを、助けてくれました」
「そうか。この人を救ってくれた事に、医師として、心から感謝する」
「いいえ、それ程でもありません。ぼくは……その……3人の為に、手助けをしてやりたくて……」

善玉のミステラー聖人は、照れ臭そうに顔を赤らめた。『真美子』、『睦子』、『八重子』の3人と
その友人達が楽しそうに笑った。医師は、『真美子』と『睦子』に、診断結果のカルテを見せた。

「お二方とも、随分傷の治癒が早かったな。一応、大事を取って、ここで休んでいたらどうだ?」
272名無しより愛をこめて:2005/09/30(金) 21:14:33 ID:1fKTzIu8
「そうね、少し疲れたし」
「お言葉に甘えて、ちょっとだけ休ませてもらおうかしら」
 2人は顔を見合わせて遠慮がちに言う。
「君たちは地球の危機を救った恩人なんだ。遠慮しなくてもいいよ」
 医師は優しそうに促して、2人に鎮静薬を飲ませた。
「眠くなってきたわ……」
 2人は急にまぶたが重くなってくるのを感じた。
「今は睡眠をとることが何よりの薬だ。眠るといいよ」
 医師の言葉を最後まで聞くことなく、2人は深い眠りに落ちた。

「フフフッ。ミステラー星の催眠剤の威力は大したもんだな」
 医師がミステラー星人に笑いかける。
「幾らウルトラの力を持っているとは言え、ただの小娘さ」
 もはやミステラー星人の顔に、善玉の影はなかった。
「それより早いところ解剖して、こいつらの力の秘密を調べるのだ」

 ナース姿に変身した『八重子』がストレッチャーを押し、2人を手術室に運び込む。
 スエットスーツを脱がされた2人の手足が、手術台の四隅に手錠で繋がれた。
 『八重子』が鋭いメスを剃刀代わりに使って陰毛をゾリゾリと剃り上げる。
「ふふっ。赤ちゃんみたい」
 『八重子』がバカにしたように鼻で笑った。
273名無しより愛をこめて:2005/09/30(金) 21:15:09 ID:1fKTzIu8
「それじゃ行くぞ」
 医師が『八重子』から受け取ったメスを構える。
「お手並み拝見といこうか」
 ミステラー星人も興味津々で記録を撮りに掛かる。
 メスが『真美子』のみぞおちに刺さり、スッと真一文字にヘソ下まで下ろされた。
 数秒おいて、腹圧で毒々しい色をした内臓が迫り出してくる。
 出血は驚くほど少なかった。
 医師は鋏で食道と十二指腸を切断し、切り離した胃をトレイに移す。
「未消化の内容物を調べればエネルギー代謝の秘密が分かるぞ」
 『八重子』が胃の内容物をビーカーにぶちまけ、冷蔵保存の措置をとる。
「次は宇宙や水の中でも呼吸可能な肺の調査だ」
 医師はクリッパーを使って『真美子』の肋骨を一本一本切り外していった。

 その時只ならぬ気配を感じ、ようやく『睦子』が目を覚ました。
「うっ……うぅ〜ん……ハッ、『真美子』さん。あなた達何をやってるのっ」
 『睦子』は腹部を切開され、次々に内臓を摘出されている『真美子』の姿を見て驚愕した。
「止めなさいっ。クッ……クゥゥッ」
 『睦子』は手術台から逃れようと藻掻いたが、特殊合金製の手錠は外せなかった。
「少しだけ待ってろ、直ぐに相手してやるから。そうガッつくな」
 ミステラー星人は『睦子』に猿轡を噛ませて黙らせた。
「ウグゥゥムッ……フグゥゥゥッ」
 激しく頭を振ってイヤイヤをする『睦子』の目の前で、『真美子』の心臓が摘出された。
 それを見た『睦子』がガックリと首を折り、力無く項垂れる。
274名無しより愛をこめて:2005/10/08(土) 06:59:46 ID:SD9FNi/p
何か趣向が違うのかあんまり伸びないね
私的に>>247の悠氏の復活を激しく希望。
275名無しより愛をこめて
せっかくの投稿も、まずヒロインの名前がいかんのだろう
だっていくらなんでも「タロウコ」って・・・