156 :
名無しより愛をこめて:05/01/25 09:11:43 ID:iAWMc2NO
最終回には、各5〜6分の3〜4パターン用意してもらって、
いろんな結末が見たいと思う欲張りは、本当に私だけ?
>155 恐らく龍騎をSF的に解釈しようとするから混乱してしまうのでは?
あれはSFではなく、おとぎ話的なファンタジーだよ。そう見れば理屈で割り切れない
部分も納得出来ると思う。
「不思議の国のアリス」で、不思議な国の成立過程について悩んでも物語的に
無意味でしょ?そういう事。
>>155 恐らく優衣が拒んだ事で、士郎にとってライダーバトルに意味は無くなったんじゃないかな。
だから最後に時間を巻き戻して、ライダーバトル自体を「無かった事」にして自分も消えたんではないかと。
その「ライダーバトルが行われなかった結果の現在」として、死んだライダー達もラストシーンで存在して
いたんだと思う。
四人の神埼兄妹は実際に四人存在していたというよりも、その象徴としてのイメージかな。
,.、、.,_ 座 ベ ふ
_,,.、、、、、.,,_ ,ハ爪、,::゙ヽ. っ ン と
/.:::::::::::::::::::..`ヽ、 `l 'i 'i'`ln:} て チ 見
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::. '、 l ゙ァ 人{ い に る
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`>'、, '''"´ ̄ ̄_二ヽ、 ,';';'; / >'′ | | l`'Y'))i
/ / ヽ `ー' :;:;: ,|-' 'ー'ニノノ,.,:,:,:
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 ̄`¨`'''|! _,,..、二,,_,〉'_ー_/ , ,、 `ヽ,
|! 'ー''"´ '! / /ニ''''ー ---'-
>>155 TVスペシャルや劇場版でそれぞれ結末が違ったのは、
自分の望む結果にならなかった神埼兄がタイムベントで何度もやり直しをしてたからだ、ってのはOK?
で、何度も何度も繰り返した結果、どう転んでも優衣は自分に与えられる命を拒み続ける、とあきらめて、
(ラストシーンで、優衣が「又繰り返すの?もう終わりにしよう?」と説得してますな)
ライダーバトルが始まる前の世界に再びタイムベントして全てを無かったことにし、神埼兄弟はこの世に存在しない人間になったと。
ラストの鏡の世界の中で仲むつまじくする神崎兄弟は単なるイメージ映像じゃないかな。
>>155は「むかしむかし、あるところに」って言われて
「昔っていつでちゅか?あるところってどこでちゅか?」
と意地になってサザエに食い下がったタラちゃんと同じレベル。
無理に理由をつけるなら、野良モンスターが命を集める
野良モンスターが集めた命を契約モンスターが集める
契約モンスターが集めた命をライダーが集める(ライダーバトル)
これでミラーモンスターの犠牲になった全ての命が勝利者の物となる
電車一両分の人が食われた事もあったし、結構な量になるはず
実際はそういう設定だから、としか言いようがないけどね
これが駄目なら、死んでオルフェ化、進化でアギト化、バトルファイトで願いがかなうも
駄目だと思う
よく考えたら、俺らは何故かタイムベントを覚えているが
友人の何人かはタイムベントの回=手抜きの総集編ということで覚えてなかったから
最終回が見終わってから考えないとわかんなかったって言ってたな
スペシャル版では戦いは終わらせる方を放送して、オーディンは時を戻せるということを
視聴者にしっかりと印象付けるべきだった
まぁどの最終回もキャラクターへの思い入れをもってれば納得できちゃうんだけどね
平成ライダーのどれも真摯な主人公たちによって支えられたし
クウガ―争いが嫌いだった五代が手に入れてしまった力で戦い続ける
敵とは言え傷つけあうことに身も心も疲弊した彼はまた冒険へと旅立つ
アギト―人類が別の種へと変貌を遂げる可能性を知るが、それでもその力を得ながら人間として戦う者たちを見て
信じ、力はなくとも闘い続け、未来を信じた氷川。最後も彼らと人間を信じる道を選んだ。
龍騎―誰もが己の欲望のために戦い続けるライダーバトルに身を投じた「馬鹿野郎」真司。とことん「馬鹿」
相手も自分を狙っているというのに「ライダーを守ってもいい」と言い切り、人を守って信じた馬鹿
何度も繰り返されたライダーバトルを止めたのもその馬鹿の存在があったから
555―異形の者となり、人を、自分を信じれなくなった巧が必然ともいえる戦いに巻き込まれ
無理やりながらも友達と呼べる状況になった人たちに感化され、自分を信じて戦う選択をし、皆を守るために滅びの道を選んだ
どれも色々解釈できる最終回だったけど自己犠牲の上で戦った主人公達が好きだったなら納得できるんじゃないかと
>>164 おおおお!!!???なんかおかしくね?なんかおかしくね????
やべぇ、疑問をもたずに納得しちまってたぜw
>>167 話を作っていくと主人公のスタンスと動きかたによっては
作品を動かせなくなってくる場合がある。
この場合主人公にこだわるか、あえて脇キャラに主題を語らせるか
という選択を作品はしなければならない。
この場合、後者の路線を取った作品の方が展開的に面白い傾向がある。
169 :
名無しより愛をこめて:05/01/25 20:12:52 ID:9CvsKj2F
超人的な主人公と、彼を見守る一般人である脇役とでは、自分は後者に感情移入しやすいと思ってる。
だからアギトになれる津上よりなれなくてもG3として戦う氷川のほうが好き。
逆に、蓮や北岡より、彼らの間を戦いを止めようとおろおろ走り回る真司のほうが好き。
・・・・・そうか「仮面ライダー龍騎」の本当の主人公は本当は夜騎で、龍騎は実は脇役なのかもしれんね。
>>169 ダイよりポップ。
剣崎よりダディ。
最強主人公よりも、弱くて人間らしいヤツのほうが、僕は好きだな
橘に人間らしさ感じられるって凄いな
始のほうが人間らしいよ
175 :
名無しより愛をこめて:05/01/25 22:32:42 ID:gAQToHEP
剣崎が五代雄介だったら、あのラストでも納得できたよ
つか
平成ライダー主役の中でいちばんあのラストが有り得んだろ、剣崎のキャラ的に・・・
剣崎のキャラの積み重ねが決定的にあれだからな
一番キャラが濃かった始に何か選択させるラストのほうがよかったんじゃなかろか
基本的に、最終回の形式は以下の三つに分類される(と思う)。
1)大きな目的を達成する(目的が消滅する等を含む)
ボスを倒す・宝を見つけるetc
2)主要キャラクターが行動範囲外に出る(後日談で帰ってくるを含む)
旅に出る・死ぬetc
3)打ち切り(作者が完結させられなかったケースも含む)
さあこれから最終決戦だ!etc
基本的に続き物は1)で、ぐるぐる物は2)が多い。
(ドラえもんで1)の最終回は考えづらい。)
その意味では、大きな目的を達成して旅に出るというのは、一番最終回らしい最終回かもしれない。
特に最終回の主人公の台詞というのは公約みたいなものだから、
基本的に本人が意思を翻すことはありえないと考えるのが妥当だ。
外的要因がなければ、同じような戦いは二度と起こらないと見て差し支えないから、安心は出来る。
179 :
名無しより愛をこめて:05/01/26 00:36:49 ID:CDJLleIT
_____
≦ ゞ
≦ ノノノノ ゞ ≧
.ミ / \ /|ミ
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/ ノつ\ \ ー / /⊂ \
o0○ノ / 3 \ (::::⌒ヽ / とノ\ ヽ○0o
( /、_ノ\ Y `(_、_) / \´ )゚
\_) `ヽ : : : * <ヒクヒク (_ノ
人___ノ、___ノ
みんな剣崎くんのことを、わすれないでね
剣崎がズーマーで遠くへ去っていくところをふと想像したら笑えた。
最後のあの轍はオートバイのだから絵になるんだね。
181 :
155:05/01/26 09:51:38 ID:XWZp0rRF
>>157 >>162 あ、「なぜライダーバトルの勝者となると新たな命が手に入るのか」ってのは、
「なんで1回死ぬとオルフェノクになるのか」レベルの疑問だったのか・・・
お話の大前提、そういう世界なんだよという設定レベルの話だったんだな。
いや実は結構テキトーに視てた時期もあったんだよ俺。
だから示唆されてたのに俺がちゃんと見てないせいでわからなかったのかなと。
162の命の解説は非常に合理的で納得できた。
ってああ、理屈じゃないんだっけか。
>>158 >>160 なるほど。
妹に殉じて自分も消滅死亡する事にしたんだな。まああの兄貴ならそうするだろうなあ。
ライダーバトルは起きなかったのでバトルで死んだ奴らも死なずにすんだと。
境遇の違う奴もいたけど、時間が巻き戻ったから生い立ちも変わる事ができたって事か。
幼い神崎兄弟が出たのはイメージ映像で、4人してミラーワールドになんか変な引き篭もり方をしたとかではないんだな。
タイムベントで何度もやり直しをしてたってのは、推測ではあったがそんな気はしていた。
(同じ物語にしてはコアミラーとか気になるとこもあったけど。ちなみに映画は未見)
>>161 昔話と1年間毎週付き合う特撮テレビシリーズとは違う。
俺だって昔話なら食い下がるような野暮なマネはしない。
・・・が、どうもタラちゃんレベルの質問もしてたみたいだな。しかも最大の疑問として。
>>163 そう。
あと、ラストでカードを使うシーンがあったり、「タイムベント」の音声だけでもあったりすれば、俺ももう少し素直になれたかもしれない。
といいますか親切ですねおまえら。
えーと。どうもお騒がせしました。
>>129 安心しろ。LOSTONEのシナリオが手がけた劇場版ノベライズと
井上自らが手がけた555ノベライズは別物だ。
>>128、
>>130が言及してるのも、井上版。
……草加……・゚・(ノД`)・゚・
草加かぁ…そんな奴いたなぁ…
細かい設定無視した上での最終回の解釈は
こんな感じであってるだろうか。
・アギト
神様がアギトを認めてくれて、
アギトになる人を殺さないでいてくれる事になりました。
これから人間より強いアギトが増えていく事になるけど、
翔一君みたいな人もいるのできっと大丈夫。
・龍騎
優衣がライダーバトルを否定して
作った当人の神埼もそれに納得したので、
次の歴史はライダーバトルのない世界になりました。
・555
オルフェノクを不死身にする王様を倒しました。
オルフェノクはまだいるしこれからも増えるけど、
短命だし王がいなくて不死身にもなれないし
悪い事させてたスマートブレインもなくなったし
オルフェノクだって元々は人間だったんだし、きっと大丈夫。
そして、夢を持ってなかったたっくんが夢を見つけました。
・剣
ジョーカーが一人だけになると世界が滅ぶルール。
世界を救うには親友になったジョーカーを倒すしかなかったけど、
剣崎がアンデッドになって「ジョーカーが一人だけ」じゃなくして
世界は滅ばなくてもよくなって、親友も倒さないで済みました。
二人は絶対に戦っちゃいけないんだけど、
そばにいると闘争本能が刺激されちゃうので
剣崎は助けた親友の前から消えてどこか遠くに行きました。
龍騎と剣に関しては、
想定外の敵でも出てこない限りここで終わりなんだよな。
アギトと555は終わっていないと言うか、
主人公達の意志とは無関係なところで戦いの火種が残ってる上に、
その具体的な解決方法も提示されていないので、どうもしっくりこない。
>>184 ・クウガ
五代は、ダグバと戦うため、
アルティメットフォームに変身しました。
それは、戦闘マシーンになってしまう可能性もある
危険なものでしたが、五代はそれに負けず、みんなの笑顔の為に戦い、勝ちました。
元々暴力が好きでない五代は、元の冒険者に戻り、
海外に行きました。日本に残った五代の仲間たちは、五代をひたすら褒め称えました。
>>184 ダミアンは認めてない。ほっといても勝手にアギトは
人間の手によって滅ぼされると思い始めた。
でも沢木に説教されて見守るようになっただけ。
>>185 別に主人公達が終始解決せねばならんわけでもない。
まぁ好みなんだろうけどさ。世界と主人公のスタンス設定の問題なわけだし
>>185 龍騎、漫画版ではしっかりボスを倒してたりする
「こんな力に頼っちゃいけない!人間は自分の力で戦わなくちゃいけないんだ!」
と言いながらコアミラーを破壊した、ちなみにその後のタイムベントでは
浅倉は逮捕され、芝浦はとてもつまらなさそうな様子だった
正にあるべき世界に戻ったという事だが、ファムや北岡の事を考えると
少し後味悪いな
13ライダーズの漫画版な
アギトと555は、しっくりこないがゆえでもあるが
その後のストーリーを勝手に考えても許されるな。
555は、アギトと同じテーマでもう一回チャレンジして、
結局終わりませんでした… みたいな印象を受けた。
192 :
名無しより愛をこめて:05/01/28 10:42:21 ID:37JPRwJE
>>191 俺に言わせりゃちょっと違うな。
アギトは、人外の者(アギト)になった人間が
人間の世界で生きられる可能性があるかどうか
「まで」を翔一、氷川、涼のそれぞれ別の視点から描いている。
実際劇中でアギトになってしまいそうだった
雪菜、可奈は人間の世界で生きていこうとする前に
人間から迫害を受けると決め付けて死を選んでいる。
(そもそもオルフェノクと違ってアギトは数が全然少ない)
また、人間が生きるのにはアギトは邪魔と「決め付けて」
アギトを滅ぼそうとするダミアンから
これからどう転ぶかわからない
人が自分達で担っていく人の未来を
人の手に取り戻す戦いを最終回で見せた。
アギトの結論は「人間は人外のものを問答無用で
迫害するほどバカじゃない」である。
その根拠は「津上翔一」というはっきりとした例があるから。
(前述した「可能性」という点を重視するならサンプルは一人で十分)
そして555はオルフェノクという人外のものが社会的に増えてきた、
そしてアギト世界のような神などいない、人だけの世界で
「種そのものが生きていける世界を作ろうとする者達」を描いている。
で、結論として「生きていこうが滅ぼそうがそんなものは人間次第」
というものが示された(アギトと違って555は一回しか見てないから
ここには自信ないがw)
要するに、人外のものが増えた世界を基準とすれば
アギトは「それが始まる前の物語と未来への希望的観測」
555は「その後の世界の比較的現実的な物語」
という段階の違いがあるのではないか。一概に同一とは言えないと思う。
リンクしてる感はあるが。
>>192 細かな設定の違いはあるとして、
「人外のものになる恐怖」という根本は同じだと思う。
アギトで解決できなかった部分を修正したと考えても差し支えはないかと。
「それぞれの立場がある」(三つ巴のバトル)というコンセプトも、
アギトでは安易にクウガの続編(パラレルだが)としたために、
従来型ヒーローの印象から上手くいかなかったものの、
間に龍騎というワンクッションを置くことで実現できた。
正直、もう一回あるか(あってほしい)な、とも思う。
三度目の正直で、綺麗にまとめてくれるんじゃないかと。
ライダーが続くとして、契約上響鬼から3作か。
3度目を描くなら、かなり別の視点から描かないと、「またそれかよ」
って言われるな。
555も新しい要素を入れたから楽しく見れたけど、正直
「あの日のあかつき号で、実は・・・(死)」
「あの同窓会の日、お前たちは・・・(死)」はさすがに萎えたからね。
「あの日のあかつき号で、実は・・・(死)」>
こんなシーンないよ
>195 確かにそんなシーンは無いな。でもお話に於ける位置付けは非常に
よく似ていると言われても仕方無いと思うが。
無駄に引っ張りまくってたもんな。それでいてたいした謎じゃなかった。
555は流星塾と澤田の話を必要以上に引っ張らず、巧と木場をメインに描いてくれればよかったのになぁ・・・
批判も多いけど、そういう意味でおれはあの最終回好きだったよ。
実際、555のテーマ的には草加というキャラは必要なかったとすら思うしw
555は「俺が背負ってやる・・・変身!!(主題歌)」でいったん最終回を迎え、
後日談として草加登場と考えても面白いと思う。
>198
おお、大胆な意見w でも同意かも。草加はキャラとしては面白い奴だったけど
逆に彼をフィーチャーしすぎたが為にOPみたいな「3人と3人」の構図が曖昧に
なってしまったきらいは確かにある様に感じる。ああいう引っ掻き回しキャラは
使う側としては非常に便利なんだろうけど、ちょっとストーリーの「波立て」を
彼に頼り過ぎてしまった(故に特に木場達側の描写が薄くなってしまった)のは
確かなんじゃないかな。
>>198 流星塾は引っ張っただけで尺自体はそんなにとってないし
澤田は巧の人間性の回復というテーマに大きな役割を果たしていたから
澤田を抜く事は出来ない。
それに最終的に(澤田を糧にした)巧の成長と、
成長しない・(意志の弱さを)変えられない夢を諦めた木場という対比が出来あがった
以上巧と木場の対比構造にも役割は大きかったんじゃないかな?
草加の存在は一種絵空事になりそうな木場や巧(真理でもK太郎でも)達の夢=理想論に
味方の側から現実を付きつけるという意味があったし巧がリタイヤ時(オルフェを殺せない、ウルフェばれ)
に逆に巧の弱さを際立たせていたって考えてる。
単なる引っ掻き回しとかいうのとは別にテーマや話の流れとは別の所で独りで(=独立して)
生きていたから(悪い言い方なら空気を読まずに生きている)555世界の
「生の世界」感を演出していたとも思うし。
>>201 そうか。なるほど。
でも明らかに脚本が草加を贔屓してるのが嫌でw
そういう感じで、巧と木場との関係性で全て描いてる感じが伝わらなかったのが今ひとつなんだよね。
>>202 >巧と木場との関係性で全て描いてる感じが伝わらなかったのが今ひとつなんだよね。
正直言って巧と木場の関係性で全てを描いてるわけではなかったと思う。
巧と木場、巧と澤田、巧と洗濯屋トライブ、巧と草加・・・。
といった具合にストーリーの軸の中心は巧にあり、各登場人物やそこから
派生する話は巧との対比となる場合が多い。
巧の光に対する木場の影という対比は巧の物語、あるいはそれによる人間性の是非の
物語にとって大きなの要素の一つだけどそれが555という物語の軸ではないと考えている。
(物語を動かす「軸」を構成する複数の要素の中で最も大きいものの一つ)
また登場人物が全てその軸(物語のメインである巧を中心とした流れ)
に収まってしまうと「生きている人間としての」動きが拘束されてしまい世界の魅力
が薄れてしまうから555の世界で「軸」以外の広がりを持たせるという役割も
草加、三原、スマブレ連中にはあったと思う(もちろん狂言回しとしての役割もあった)。
だがその一方で「生きている人間の広がり」が大きくなりすぎて「軸」に当たるスポット
が弱くなった部分もあるというマイナス面も確かにあると思う。
その意味で巧―木場のラインが話の中心軸だと定義したらそれは上手く機能しなかったと
映るかもしれないね。
>>203 うむ。群像劇を描きたかったのは分かる。
初期の頃に、「今回は怪人サイドの事情を語るのがテーマなのだな」と解釈してワクワクしてたものだが。
ただやっぱり、中心として語るべきテーマがブレたのは痛いかな、と。
最終回の評価が分かれるのもそのせいじゃないかな。
見る人それぞれによってみてる観点が違ったから到達点に納得する人としない人がいたんじゃないかと。
巧―木場ラインで観てた俺=198にとってはアークオルフェノクの生死ってのは対した問題ではなかったわけで。
でも例えば草加視点で見てた人にとってはオルフェノクが滅ぶべきか否かってのは重要な問題なんだよね。
いやしかし、あなたとは冷静な議論が出来て楽しいな> ID:/vnBavNR
>正直言って巧と木場の関係性で全てを描いてるわけではなかったと思う。
最初の数話は明らかにそうだったけどな。
もうちょい掘り下げが欲しかった。
そのせいで出番が減らされ、割を食ったのがスマレ。