おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目

このエントリーをはてなブックマークに追加
978ショッカー代理人
「いやだいやだぁ! やめてよぉ!」
少女の叫びが響き渡る。
しかし、手術台に縛り付けられた体は身動き一つできはしない。
手術台の周囲には白衣を纏った男たちが無表情で機材を操作している。
たちまち全裸の彼女の周囲にさまざまな機械が触手のように鎌首をもたげ、その柔肌を切り刻もうと待ち構え始める。
「くくくく・・・我がショッカーに選ばれたことを光栄に思うがいい」
黒マントを羽織った死神と呼ばれる痩せた男が冷酷な目で少女を見据えている。
その背後にはワシのマークの中央に取り付けられたランプが明滅し、まるで生きているかのように彼女を見下ろしているかのようであった。
979ショッカー代理人:2005/12/15(木) 22:31:10 ID:tYJTGFkd0
少女の名前がなんであるか、どういった生活をしてきたかなどは一哉関係が無い。
彼らショッカーにとっては単に次の目的のために必要な改造人間の素体として彼女が適当であった、それだけなのだ。
やがて少女の口にはマスクが付けられて麻酔薬が投入される。
半狂乱になって喚いていた少女だったが、麻酔薬が浸透していくとぐったりとなっておとなしくなってしまう。
「改造を開始しろ」
死神の無慈悲な声が響き、白衣の男たちが頷く。
少女の周囲の機器類が獲物をむさぼるように彼女に襲い掛かっていく。
980ショッカー代理人:2005/12/15(木) 22:35:24 ID:tYJTGFkd0
少女の体は変えられていく。
肉体は強化され異質な生物の能力が組み込まれていく。
内臓も置き換えられ補助として機械装置が埋め込まれる。
彼女の若々しく美しい肉体は徐々に異形のものと変わっていくのだった。
「クククク・・・これはなかなか美しい改造人間になりそうだ」
死神が目を細め、喜びに浸る。
素晴らしい改造人間が作られることに彼は喜びを感じるのだった。
981ショッカー代理人:2005/12/15(木) 22:41:54 ID:tYJTGFkd0
やがて少女の肉体は変化を終える。
手術台の上に寝かされているのはすでに少女の姿ではなく、女らしいラインをとどめてはいるものの人間とは似ても似つかぬ生き物であった。
顔の中心には巨大な一つ目が輝き、美しかったつややかな髪の毛は巨大な花びらと化している。
体には黒を基調とした皮膚のあちこちに青い葉が生い茂り、彼女が植物の改造人間となったことをうかがわせた。
「う・・・あ・・・」
少女の意識が戻る。
その様子に死神は笑みを漏らした。
「目が覚めたかな、ドクダリアンよ」
982ショッカー代理人:2005/12/15(木) 22:51:09 ID:tYJTGFkd0
「えっ? いやぁっ! 何これぇっ!」
少女はいまや巨大な一つ目となった自分の目で自分の変わり果てた姿を見る。
それはまさにに絶望的な光景であったろう。
自分の姿を見た彼女は自分に何が起こったかも良くわからなかったに違いない。
「いやぁ、いやよぉ! 戻して、元に戻してよう!」
彼女は自分の姿に嘆き悲しみ暴れだしたかった。
しかし、体は彼女の思う通りには動かない。
脳改造以前に逃げ出されたりすることの無いようにセーフティが働いているのだ。
「クククク・・・何を言う。そんなに素晴らしい体にしてやったではないか」
「こんなのいやぁっ! こんなのはいやよぉっ!」
少女は泣き出したかった。
だが泣くことすらできなかった。
彼女の巨大な一つ目は涙を流すようにはできていなかったのだ。
「心配はいらん。これよりすぐに脳改造を施してやろう。そうすればお前はショッカーの一員、ドクダリアンであることに誇りを持つようになるのだ。始めろ」
死神の命令に頷く白衣の男たち。
「いやぁっ、やめてぇ!」
ドクダリアンとなってしまった少女は喚くことしかできない。
やがてその頭部にドリルが突き刺さっていった。
983ショッカー代理人:2005/12/15(木) 22:56:02 ID:tYJTGFkd0
『死神博士よ。ドクダリアンの誕生おめでとう』
ワシのマークのランプが明滅する。
「ありがとうございます首領。このドクダリアンはなかなかの傑作です。ドクダリアンよ、ご挨拶を」
「はい。首領様、私は栄光あるショッカーの改造人間ドクダリアン。これよりは首領様のためにこの身を捧げます」
深々と一礼するドクダリアン。
その目には邪悪な輝きが浮かび、もはやかつての少女を思わせるものは何も無い。
少女はこれからの人生をショッカーの改造人間ドクダリアンとして生きることになったのだ。
そして・・・
彼女はそれを誇りにすら思っているのだった。