おにゃのこが改造されるシーン 3スレ目

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879「変化、そして覚醒」 by878
 水口なぎさは東城高校に通う女子高生であるが、彼女には一つ問題があった。いじめである。
 特に理由は無かった。ただリーダー的存在である女子、羽村美智に受け入れてもらえなかったただそれだけで、
ある日いきなり彼女はターゲットにされた。
 教師たちも文部科学省の官僚である羽村の父親からの圧力を恐れ、これを無視。それどころか彼らもまた彼女に対し
酷い扱いをしていた。
 それでも健気に彼女が学校へ登校する。事件が起こったのはそんなある日の帰り道であった。
「うっ・・・」
 背後からつけていた何者かに感づく間もなくうなじにに何かを注射された。あっという間に彼女の意識は遠くなる。
 目が覚めるとそこは手術室にあるようなベッドの上だった。じっさい自分は強烈なライトで照らされている。周りを見回すと
科学者のような格好をした不気味な男たちが数人。そして自分はというと裸でベッドに金属のベルトで体を固定されていた。
 おとなしい性格とは裏腹にその体形は、グラビアアイドルにひけをとっていない。そして体毛は薄く、元々持ち合わせていた
幼さを余計に引き立てていた。
「な、なんですかここは!?あなたたちは誰なんですか!?」
880「変化、そして覚醒」 by878:2005/11/14(月) 22:27:04 ID:nYTIpapt0
 リーダーらしき男がその質問に答える。
「我々はBIO。世界を統べるべき選ばれし者。私たちはそんなBIOの改造班スタッフさ。水口なぎささん、BIOへようこそ」
 その男は笑みを浮かべた。だがそこには優しさなどなく、腹黒さの笑みとなぎさは本能で感じた。
「なんで私なんかを?こんなことまでして。それに私が選ばれし者なんて・・・」
「君が選ばれたのは偶然さ。まず私たちはランダムで目ぼしい被験者を見つけ、調査し、それが終われば拉致。優秀な
ソルジャーに仕立て上げるのさ」
「そ、そんな人道を無視した・・・」
「ならば人ならざる者になればいいさ。私もそうだし、ここのスタッフ全員がソルジャーさ。それに君と同じ年頃のソルジャーもいる。
幼ければ10歳のソルジャーもいるんだよ」
 男のモニターに自分と同じの少女たちの写真が次々と映し出される。中には見た顔が多かった。確か神隠しにあった子たちだと思い出した。
「もちろんソルジャーには階級がある。戦闘員レベルのL1、その隊長を務めるL2、隊長たちをさらに統べるL3、幹部クラスのL4とね。
このレベルは戦闘センスによって決まる」
「なんで・・・そんな!私・・・戦いとかそんな才能あるはずありません!」
「君は同級生にいじめられている。罵声を受け、嘲笑され、孤立させられてる。それも意味も無く。外れてはいないよね?」
「は・・・はい・・・それがなにか?」
「君は彼女たちに対し復讐を望んでいる。それも10倍返しでは済まないほどで、普通の人間が知れば反吐がでるほどの」
「違います!」
「そうかな?まあどっちにしろ、君にはその才能があり・・・君自身も奥底で望んでいることだ・・・それこそが殺戮!」
881「変化、そして覚醒」 by878:2005/11/14(月) 22:28:36 ID:nYTIpapt0
 男はワゴンから取り出した注射をなぎさの右腕に打ち込む。身動きしようにも固定されていてはそれは叶わぬことだった。
「ふふふ、この液体は細胞変化薬というんだ。濃度の違いがあるとはいえ、どのレベルでも使うけどL3からはある動物のDNAと
一緒に打ち込んで、君の体を内部から作り変えていく夢の薬さ。君はその動物の特徴を持ったソルジャーへと変貌していく。
で、今日君に使ったのはピラニアのDNAさ。知ってるだろ?ピラニア」
「ピラニアってアマゾン川にいる肉食の獰猛な魚ですよね?」
「その通り」
 男が自慢げにそう言うと、液体が少しずつ注入されていく。それとともに次第に体が熱くなってきた。彼女の脳裏ではあるイメージが
思い浮かんでいた。同級生を次々と自分が喰い殺していくイメージだった。
「い、いやああああああっ!!あ、あついよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
 注射を抜き取ると同時になぎさの意識は遠ざかり、気づいたときには家の近所にある公園のベンチで横たわっていた。
「夢でも見ていたのかな?」
 着衣に乱れはないし、袖をまくって注射を打たれたと思われる部分を見てみたが、その跡はなく、捕まって今までのことは夢の中だと確信した
。だがもちろんそれは夢でなく現実に起こったことではあるが、あまりにも現実離れしたそれは彼女に夢と思わすには十分であった。
 その翌日もまた彼女は登校する。いつもと同じ罵声、いつもと同じ嘲笑、いつもと同じ悪質な嫌がらせ。しかしこの日はいつもと違った。
やられるたびに心の中で二文字の言葉が頭をよぎる。
 「復讐」「復讐」「復讐」「復讐」・・・と。だが自分の言葉ではないような気がして薄気味悪さを感じた。
 だがそう感じながらもまたいつもと同じように授業を受ける。いつもと変わらず突然なぎさは教師に無視されている。
 そんな中自らの体に異変を感じた。まず見て取れた変化は目の色が金色に染まっていた。ただそれだけではまだ気づかれることもなかったが、
彼女の体と心の中では変化が出つつあった。
(あ、熱い!体が熱いよ!あっ、あっ、あっ、あああああああっ!!脱ぎたい・・・みんなが見てるのに・・・脱がなきゃ!)
 なぎさは立ち上がって机を椅子を吹き飛ばし、大勢が見てるのにも関わらず、制服や下着を引き裂いて靴下以外は生まれたままの姿になった。
882「変化、そして覚醒」 by878:2005/11/14(月) 22:29:27 ID:nYTIpapt0
「なに、あの子?バカじゃないの?あ、元々バカか!キャハハハハハハ!」
「露出狂!」
「かわいそうに。ついにとち狂っちゃったのね。ウフフフフ」
「水口の奴って、結構胸でかいのな」
「なんだよあいつ・・・喘いでるぜ」
「本当に淫乱だったとはな、スキモノめ」
 罵声や好奇など、様々にどよめく生徒たちをよそになぎさの変化はなおも続く。瞬く間に尻尾が飛び出してきたのだ。
そして眉毛・まつ毛・頭髪以外の体毛がパッサリと抜け落ちる。
(あ、いや!尻尾が・・・尻尾出てきて気持ちが・・・)
「いい!いいよぉ!もっと!もっとぉ!」
 体が今まで体験したことも無い快感で、ついに口に出すのを思いとどめていた言葉が平気にこぼれ出る。
「あ!あ!あああっ!むず痒いよぉ!でも、でもぉぉぉっ!!」
 肌の色が手先から頭頂部から足先から腹部から毒々しい緑色に染まっていく。そして髪の毛は根元より真っ赤に染まる。
そして皮膚にしろ髪にしろ怪しげな光沢を放つようになったた。
「か、体がおかしくなってるのに・・・なな、なんだか気持ちがいいよぉ・・・もっと変わって!」
 不気味な変化と裏腹に、あまりにもの快楽から股下がぬっとり液体にぬれている。その液体がそうさせたのかはたまた偶然か、
その部分から鱗が広がり始めた。1分も立たずに体が顔以外全て鱗に包まれる。
883「変化、そして覚醒」 by878:2005/11/14(月) 22:30:46 ID:nYTIpapt0
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・あっ、あああああああん!!」
 バリバリと激しい音を立てながら、二の腕、ふくらはぎ、うなじから尻尾にかけての部分、
刺々しいヒレが皮膚を突き破って生えてきた。また尻尾の先にはヒラヒラとしたヒレが同じように生える。
しかし彼女に痛みなどなく、逆に快感が全身に回っていた。
 完全にヒレが出終わると、次は両手足の変化だった。手は爪が鋭く長く伸び、指同士の間の皮膚が伸びて
水かき状になる。足は指が伸び、手同様に爪も伸びて、水かきができる。
 変化による快感ではもうすでになぎさは物足りなくなってきた彼女は自らの手を秘所に持って行ってグチュグチュと弄くる。
自慰行為は週に二度はいつもやっていた。が、ここまで気持ちいいと思ったのは初めてだった。
「あう、いつもよりずっと気持ちがいいよぉ・・・わたし・・・わたし・・・バカになっちゃいそぉ・・・あん、あん、ああん!」
 そんな中またしても顔に変化が訪れた。最後の変化だ。少女マンガのようにパッチリとしていた目はどんどんと鋭くなる。
歯は永久歯にも関わらずボロボロと抜け、その下からナイフのように鋭い牙が生える。耳たぶがヒレのようになり肥大化する。
その姿は空想の物語に出てくる半魚人のようだった。にもかかわらずなぎさは指の動きを止めようとしない。
「ああ、あ、あ、あああああああああああああああっ!!!もうだめええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
 最後の絶頂感とともになぎさの心は闇の中に落ち、バタッと倒れる。それと同時に新たな人格としてなぎさは目を覚ます。
いやもうすでに姿心ともになぎさではなかった。
「お、おい・・・水口・・・?」
 完全に変化したなぎさだったものにおそるおそると近づいて声をかける教師。しかし間もなく彼は頭部を彼女の貫手で貫かれた。
 教師がこと切れたのを確認すると彼女は手を抜き、べっとりとついた鮮血をぺロリと舐め、恐怖のあまりに声の出ないクラスメートたちに平然とこう言いのけた。
「私は水口なぎさではない。BIOのL3ソルジャー・レディーピラニーアだ!だが今の私は変化にエネルギーを酷使し空腹だ・・・よって貴様らを私の餌とする!」