例
『ウルトラマンネオス』
「ウルトラマンコスモス」が主演俳優の諸事情により突然の打ち切りになり、
急遽、わずかな予算と時間で制作されたウルトラマンシリーズ。
よって、見るからに安上がりでチープ、単純明快なストーリーとなった。
特捜チームの衣装やヘルメットはアリ物を加工、赤と白に着色した簡単なつくり
作戦室も貸しオフィスでロケ、従来の秘密基地ならではそれっぽいモニター・計器と
いった類は一切なく、液晶パソコンのみで対応。
登場するウルトラマン・ネオス、セブン21も安易なネーミングからも想像が付くが、
アリ物の初代ウルトラマン・ウルトラセブンの着ぐるみを手直ししただけ。
しかも予定にあった3人目の新ウルトラマンは、
時間的制約が厳しくゾフィーの着ぐるみをそのまま使用。
作品内でもゾフィーそのものとして登場させる結果になった。
必殺技のポーズを創造する時間的余裕もなく、初代と同様。
音楽も新曲があるものの、かなり過去のシリーズより流用されている。
あまりにも時間がなかったのか、ウルトラシリーズ特有の凝った
OP映像といったものがなく、全話1話の冒頭シーン用の
映像を流用、それにテロップ重ねているだけである。
とにかく、全編急ごしらえしたのが見て取れる作品である。
メイン脚本家は、早書きそして何でも屋で有名な武上純希氏。
『ウルトラマンネオス』
「ウルトラマンコスモス」が主演俳優の諸事情により突然の打ち切りになり、
急遽、わずかな予算と時間で制作されたウルトラマンシリーズ。
よって、見るからに安上がりでチープ、単純明快なストーリーとなった。
特捜チームの衣装やヘルメットはアリ物を加工、赤と白に着色した簡単なつくり
作戦室も貸しオフィスでロケ、従来の秘密基地ならではそれっぽいモニター・計器と
いった類は一切なく、液晶パソコンのみで対応。
登場するウルトラマン・ネオス、セブン21も安易なネーミングからも想像が付くが、
アリ物の初代ウルトラマン・ウルトラセブンの着ぐるみを手直ししただけ。
しかも予定にあった3人目の新ウルトラマンは、
時間的制約が厳しくゾフィーの着ぐるみをそのまま使用。
作品内でもゾフィーそのものとして登場させる結果になった。
必殺技のポーズを創造する時間的余裕もなく、初代と同様。
音楽も新曲があるものの、かなり過去のシリーズより流用されている。
あまりにも時間がなかったのか、ウルトラシリーズ特有の凝った
OP映像といったものがなく、全話1話の冒頭シーン用の
映像を流用、それにテロップ重ねているだけである。
とにかく、全編急ごしらえしたのが見て取れる作品である。
メイン脚本家は、早書きそして何でも屋で有名な武上純希氏。
3 :
名無しより愛をこめて:04/06/28 18:03 ID:5QguMIn6
age3
4 :
名無しより愛をこめて:04/06/28 23:27 ID:5QguMIn6
age4
ついこのあいだ、これと全くおんなじスレが立ったが、
速攻で落ちてたよ。
・嘘の加減が微妙すぎて、ネタとして笑えない。面白くない。
元の作品に詳しくないと、書けない。
知らない人が見ても、どこが嘘かイマイチ分からない。
・ネタを考えるのが面倒。書いても、微妙な嘘なので、どうせウケない。
円谷英明
特撮の神様円谷英二の特撮技術の継承者。
よって、円谷プロダクション社長6代目に就任。
「超甲戦士 セルキング」
1972〜1973放映。「現代神話の崩壊における新しいヒーロー像」を目指して作られたが、
ことごとくいろんなものを間違ってしまった作品。
そのストーリーは、オナニーだけが生きがいの駄目人間、小嶋が
自慰行為で出した自分のスペルマを体中に塗りたくって変身するという当時では斬新なもの。
そこに「細かい事にこだわりすぎて自分の所属する戦隊から締め出しを喰らった」レッド、
「敵組織のいやがらせによって強度のノイローゼになり、被害妄想と闘う」仮面ライダージャスティスが加わり、
現代を象徴するかのようなグダグダな日常が繰り広げられる。
この作品は、後の作品に大きな影響を与えなかった。
age
10 :
名無しより愛をこめて:04/07/01 10:01 ID:nbuIYrVO
セルキング・・・
そろそろ即死か。このスレ
そうはイカンザキ
神崎士郎:清明院大学でわいせつ物を陳列し、警察に連行された経歴を持つ。
しかし、成績優秀のため、学籍は揺るがず、結果的には不問に処される。
14 :
名無しより愛をこめて:04/07/09 20:20 ID:DQFWStdZ
「仮面ライダー打ち切り事件」
「仮面ライダーBlack」「仮面ライダーBlackRX」と続いた第三期
仮面ライダーシリーズは、実は第3作目が待機していた。
1989年10月第一週からのオンエアに向けて制作が進められ、
8月前半には第1話、2話が「RX」最終回と同時進行で撮影され、
プレス用の第一回撮影会も行われていた。
しかし、8月10日に当時世間を騒がせていた幼女連続殺人事件の
容疑者が逮捕、その人物の趣味が特撮であることがクローズアップ
され、8月下旬にはヒーロー番組や大人の特撮ファンを犯罪者予備軍
としてとらえるような報道も目立ち始めた。
この流れを重視したバンダイの強い意向を受けて、8月27日の会議に
おいて新仮面ライダーの放映は中止が決定した。
この中止決定を受けて、すでに新番組特報を組んで印刷に入っていた
9月1日発売の幼年誌は、出版社、印刷会社、取次店の全力をあげた
極秘回収・改訂作業が48時間体制で行われ、奇跡的に全ての特報を
抹消しての再印刷に成功た。特報を抹消した幼年誌は何事もなかった
かのように発売日に店頭に並んでいる。
また、東映は全ての政治力を動員して、出版・報道各社から撮影会の
ネガ・ポジを回収する作戦を開始。非合法な手段まで動員して新ライダーの
スチール画像を100%回収・焼却した。当時、特撮ファンでもあった某社
カメラマンが謎の失踪をとげ、現在に至るも消息不明であり、新ライダー
抹消事件との関係が噂されている。(つづく)
この件で最大の影響があったのは、もちろん撮影現場である。
新番組をオンエア一ヶ月前にデリートするという前代未聞の
作業は困難を極めた。
まずスタッフ・キャストに対する厳重な箝口令と説得が最大の
ハードルだった。これについては、穏当な説得から事務所経由
でのプレッシャー、さらには任侠映画の監修等で東映本社と
付き合いがあるその筋の人々まで動員されての「強い説得」に
よって何とか全ての口は塞がれた。
セットは全て極秘の内に解体され、ライダーの衣装やバイクは
巧妙に破棄された。怪人については、改造されて戦隊やメタルヒーロー
に回されたらしいが、どの怪人かについては諸説がある。
台本はすべて回収・焼却された。企画書は関係各企業にも回ったため
全冊の回収には至らなかったが、元々仮面ライダーシリーズの未制作
企画書は多いので、守秘の障害にはならなかった。
毎日放送では短期に制作可能な情報番組を、わずか2週間で企画から
制作にこぎつけ、9月24日に「RX」は最初から新ライダーへの引き継ぎなど
なかったかのように幕を下ろした。
しかし、これほどの水面下のドタバタが人々の記憶から完全抹消される
わけもなく、幻のライダーの存在は語られ続け、以下のサイトでもその
事実が指摘されている。
ttp://tiyu.to/n0201.html#14_01_12 この幻のライダーがネットで話題になるたびに「RXで終了は前から
決まっていた」「新番組を一ヶ月で抹消できるわけがない」という発言が
出てくるが、この手の発言が未だに打ち消しにやっきになっている東映の
工作員なのかどうかは定かではない。
(おわり)
17 :
名無しより愛をこめて:04/07/13 14:15 ID:t06d4ueo
age
>>15>>16 うまいね。
ただ、こういうネタ作れる職人さんって昔に比べると
減ったね〜。
「メカゴジラの逆襲」(75年)以来、9年ぶりに復活した「ゴジラ(84)」。
しかし、この作品のクランクアップ直後から出演者の沢口靖子の細胞を巡って
激しい争奪戦が展開されていたのをご存知だろうか。
「ゴジラ(84)」で無残な棒読み演技を晒した沢口靖子。その沢口の細胞には
棒読みをする遺伝子があるはずだ――。そう考えた○映や円○といった撮影所の
エージェントたちは、東宝の撮影所に侵入。撮影後の片付けに紛れて沢口の細胞
(以下、Y細胞)を探し始めたのだ。
沢口の細胞に存在する棒読み遺伝子。それはうまく利用すれば台詞に抑揚が効き
過ぎている役者を自然な喋りにすることができるのだが、同時に普通に喋る役者
を過剰な程の棒読みにし日本の演劇界をメチャクチャにしてしまう恐れがあった
為、東宝は小道具に残されたY細胞を残らず回収しようとしていた。
Y細胞は争奪戦の末、一つは東宝、もう一つは円○の手に渡り、円○の社員が所
有する研究所に運ばれた。しかし、当時既に特オタだったK本M樹の手によって
持ち去られ、行方がわからなくなってしまった。(K本はY細胞の価値に関して
は全く知らず、単に沢口の細胞ということで持ち去ったらしい)
そして東宝では、Y細胞を厳重に保管することになった。地下にシェルターを作り
そこに設けた鋼鉄製の巨大金庫にY細胞を保管。取り出すときは必ず二人同時に鍵を
回さなければならないという過剰なまでに徹底したセキュリティが施された。
そんな時、ゴジラの新作映画の企画が持ち上がる。脚本は歯科医の小林晋一郎に
よって書き起こされたものを監督の大森一樹が小林との話し合いで改稿していたの
だが、人間側のドラマにイマイチ面白みがなく、決定稿がなかなか挙がらなかった。
悩んだ末に大森はY細胞を巡る争奪戦にヒントを得て、それを脚本のベースにする
ことにした。大森の案を聞いた小林は絶賛し、それを元に決定稿が完成した。
それが「ゴジラVSビオランテ」(89年)である。ゴジラの細胞を巡る人間達の
醜い争いが鍵となるこの作品は、Y細胞争奪戦がなければ完成していなかったであろ
う。
しかし、まだ問題は残されていた。前作で棒読み演技を披露し周囲を凍りつかせた
沢口靖子を再び起用しなくてはならなかったのだ。しかしここでも大森の発案が功を
奏した。ゴジラ細胞を巡る争いに巻き込まれ序盤で死亡する白神英理加役に沢口を
抜擢することで、彼女の棒読み台詞を自然な形で減らすことに成功したのだ。
こうして公開された「ゴジラVSビオランテ」は前作ほどのヒットは飛ばせず興行
成績も伸び悩んだものの、特撮と脚本のトータルバランス、大人のファンを意識した
作りが評価され、現在も高く評価されている。
今では沢口以上の棒読み演技をする役者が多数存在するためY細胞には以前のよう
な価値は求められなくなったが、特撮業界の裏側を象徴する事件として一部で語り草
になっているようである。