僕にも『ウルトラマンタロウ』の話は書ける

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1名無しより愛をこめて
自分達でタロウのオリジナルストーリーを考えるスレ
2名無しより愛をこめて:04/05/15 22:38 ID:Bsg5a6T1
222

3名無しより愛をこめて:04/05/15 22:38 ID:MwFnbaKu
まず自分から

『ユニゴンの角』
一角島。この島には一角怪獣ユニゴンが住んでいた。ユニゴンの角を
すり潰して飲むと、どんな病気や傷でも治ってしまうという伝説があった。
この角を手に入れて一儲けしようとする悪人の後が絶えないため、
一角島の島民はユニゴンを守ってほしいとZATに頼む。
東隊員と南原隊員が交代でユニゴンの見張りをすることになった。
ある晩、男がユニゴンの角を奪おうとやってきた。男は南原を気絶させると、
ユニゴンを麻酔弾で気絶させて角を奪った。南原と連絡が取れないことを
不思議に思った東は一角島に向かった。一角島では、ユニゴンが角がないこと
に気付いて暴れまわっていた。意識を取り戻した南原は男を捕まえ、角を奪い返す。
東はウルトラマンタロウに変身してユニゴンと戦う。タロウは光線でユニゴンの角
を粉末状にすると、それをユニゴンに飲ませる。するとユニゴンの頭には再び
角が生えてきて、おとなしい怪獣に戻るのだった。
4名無しより愛をこめて:04/05/15 22:41 ID:R9UScevI
失礼なこと尋ねますが、あなた脚本家の石堂先生じゃありませんか?
5名無しより愛をこめて:04/05/15 22:47 ID:MwFnbaKu
>>4
違いますけどw
6名無しより愛をこめて:04/05/15 22:48 ID:MwFnbaKu
スマソ。sageできてなかった
7名無しより愛をこめて:04/05/15 23:19 ID:0um7Kxa/
>>3
話はタロウっぽいけど、タイトルがタロウっぽくないな。
「伝説怪獣 大暴れ!!」とか、「怪獣の角を守れ!!」とか、
もっと長く、良い意味で子供っぽいタイトルがタロウ的だ。
間違っても「怪獣保護隊 その名はZAT」にならないで欲しい。
8名無しより愛をこめて:04/05/15 23:26 ID:e07d8skw
>>7
ご教授、ありがとうございます。
タイトルがタロウらしくないと自分でも思いましたw

こうやって意見も交わしながらみなさんで楽しくストーリー考えましょう!
9名無しより愛をこめて:04/05/16 00:05 ID:/unFJcua
ウルトラマンレオの話なら書けます。

『男のなんとかかんとか』
星人が出現したので変身して戦ったら負けた。
だが特訓してもう一度戦ったら勝てたのだった。

以下、同様のストーリーが百万本ほど続く
10名無しより愛をこめて:04/05/16 00:47 ID:/OYDGZaN
いざまじめに書こうとすると、「セブン」や「帰マン」の話を作るよりはるかに難しい事に気付く...。
11名無しより愛をこめて:04/05/16 00:57 ID:nFsKIqqY
夕子がいる時のエースの脚本なら書けそうだ。
普段から妄想しているから。
121:04/05/16 01:06 ID:hGPys9Cz
ぜひ、他のシリーズのオリジナルストーリーも書いてください。
っていうか、ウルトラのオリジナルストーリーを考えるスレにすればよかった。
自分もウルQのオリジナルストーリーとかも書きたいしw

タロウには「血を吸う花は少女の精」や「赤い靴はいてた・・・」のような
タロウらしからぬ話もあるので、他のシリーズのオリジナルストーリーを
タロウの世界に合わせることはできると思いますけどね。
1310:04/05/16 01:17 ID:/OYDGZaN
それでも、今むりやり作ってみました。

「怪獣太鼓が村祭に響く!」
10年ぶりのお祭の準備をしていた過疎の村に怪獣が現れ、ZATが出動する。
だが怪獣は暴れる様子も無く、夜になると何処かへと姿を消してしまう。
このままでは祭が開けないからと退治するよう詰め寄る村長達だが、おとなしい怪獣を前に皆は気が進まない。やむをえず祭りは中止となり、当日太鼓を叩ける事を楽しみにしていた村長の息子は落胆して東たちをなじる。
翌日、怪獣は突然狂暴化し、隣街を襲撃した。やむをえず攻撃を開始するZAT。一方、本部では怪獣の鳴き声が村祭りの太鼓の音に近い波長を持っていることが判明する。
あの怪獣は、仲間の呼びかけに応じてやってきたつもりだったのかもしれない。太鼓の音が消え、似た音を求めてさまよったあげく、迷い込んだ街の騒音が攻撃的な本能を呼び覚ましてしまったのだ。
タロウは怪獣を制止するものの、倒す事ができない。そんな中、少年の太鼓の音を大音量で聞かせるZATの「スピーカー作戦」が成功。怪獣は山へと帰って行った。
その日以来、少年はたまに山に出かけては怪獣に太鼓を聞かせてやるようになる。

...あちこちに似たような話があったかもしれない。やっぱり難しいw。
14お前名無しだろ:04/05/16 01:25 ID:QmrLTOTx
俺としてはタロウ的には正当な田口成光系ストーリーをキボンヌ
15名無しより愛をこめて:04/05/16 01:30 ID:nFsKIqqY
>>13
タロウ的でなかなか面白い!
俺も考えているけど、次は怪獣を倒す話をキボム。
怪獣を倒さない話もタロウらしいけど、一歩間違うとコスモスになりかねない。
161:04/05/16 01:31 ID:hGPys9Cz
>>13
お、タロウっぽい!w
スピーカー作戦もZATらしくて良いですね!
17名無しより愛をこめて:04/05/16 01:42 ID:m0az1Ke4
名スレの予感、と
18名無しより愛をこめて:04/05/16 03:16 ID:2bBc1M1t
ZATの光線銃で怪獣が巨大化、という要素も欠かせない。
19名無しより愛をこめて:04/05/16 04:02 ID:dbFcZOcw
よし、漏れも何か考えてみよう!
20名無しより愛をこめて:04/05/16 05:54 ID:3qowmMDA
誰かタイラントの話を巨編に仕立て上げてくれよ。
21名無しより愛をこめて:04/05/16 06:04 ID:Qsouz/2a
>13
お、80っぽくていいね。
22名無しより愛をこめて:04/05/16 06:33 ID:xiHRWFiy
>>3>>13
ウルトラマンコスモスにそのまま使えそう。
23名無しより愛をこめて:04/05/16 08:44 ID:kYQuxzZz
SFヒーローもののシナリオを書くとき難しいのは、SF的なシチュエーションや
怪獣とのバトルではなく、登場人物の何気ない行動や会話である。

ホームドラマ的なシーンや一般市民とのからみで「何気ない行動と会話」が
てんこ盛り、しかも怪獣事件やZATの活躍をおろそかにしていない「タロウ」の
シナリオは、素人にはかなり難しい。

そもそも「僕にもタロウのシナリオが書ける」というのは、「タロウ」のストーリーに
不満を持った一部ファンのジョークであって、言った人ですら本気で「シナリオが
書ける」と思っていたわけではないのに、それを勘違いして本当に「タロウ」のシナリオが
素人レベルと思っているファンが多いのには呆れる。

このスレの皆さんが良質の二次創作を連発して、そんな偏見をひっくり返すことを期待しています。
24名無しより愛をこめて:04/05/16 09:40 ID:Iy8m0kej
もしかして、田口成光は天才だったのか?
25名無しより愛をこめて:04/05/16 09:45 ID:a4TfMMMh
微妙に流行りネタ(バレーとか)を入れるか本編と特撮パートが空中分解して
るとかがタロウっぽいと思う・・・むむ、何か燃えてきた。俺も考えるよ!
26名無しより愛をこめて:04/05/16 10:44 ID:u7XAKBOo
『タロウ』の時代(1973〜1974)の出来事などを紹介しておきます。
参考までに。

【1973】
・高度成長政策が破綻、モノ不足とインフレが激化。トイレットペ−パ−パニック。
・アラブの石油供給削減(第1次オイルショック)は致命的なショックを与えた。
・流行語・・じっと我慢の子であった、ちょっとだけよ
・文 芸・・小松左京「日本沈没」、司馬遼太郎「国盗り物語」
・流行歌・・神田川、てんとう虫のサンバ、学生街の喫茶店
・映 画・・仁義なき戦い、燃えよドラゴン
27名無しより愛をこめて:04/05/16 10:46 ID:u7XAKBOo
【1974】
・狂乱物価で実質賃金下降、春闘では空前の大スト。賃上げは32.9%に及んだ。
・ジャカルタで激しい反日デモ
・巨人長島引退
・田中首相金脈疑惑
・インドネシアモロタイ島で元日本兵中村輝男(台湾籍)さん確認。
・流行語・・晴天のヘキレキ、ストリ−キング、同棲時代
・文 芸・・五島勉「ノストラダムスの大予言」
・流行歌・・母に捧げるバラ−ド、襟裳岬、なみだの操
・映 画・・華麗なる一族、サンダカン八番娼館・望郷
2810:04/05/16 10:47 ID:dAbKbpGC
>>25
>微妙に流行りネタ(バレーとか)を入れるか本編と特撮パートが空中分解して

今だったら、「怪獣Jリーグ」とか?
29名無しより愛をこめて:04/05/16 11:45 ID:kYQuxzZz
>>18
それって科特隊やMATもやってるw

30名無しより愛をこめて:04/05/16 12:23 ID:QmrLTOTx
タロウの田口・・・初代における金城?
タロウの石堂・・・初代における佐々木守?しかも出たがり(ムルロアの岩森6兄弟の親父役
31名無しより愛をこめて:04/05/16 13:03 ID:SoV2w3sJ
>>28
Jリーグネタは10年前あたりに流行ったネタなので
今というにはちと遠いかも
32名無しより愛をこめて:04/05/16 16:41 ID:a4TfMMMh
>27
乙です。しかし反映させにくいネタが多いね…(・ω・`)
レオで「必殺!怪獣仕掛人」ってタイトルだけ流行りものを取り入れた回
があったから、せいぜいタイトルにちょこっといれる程度かな?
33名無しより愛をこめて:04/05/16 17:33 ID:UU63E2Ru
「家族の絆」とか「少年の成長」といった要素も
「タロウ」シナリオに欠かせないものだから、
そういうのを書ける人は書いて欲しいな(他力本願でごめん)。
34名無しより愛をこめて:04/05/16 17:39 ID:y192MqEH

『マンモス怪獣! 東京出現』
北海道で完全な状態のマンモスの化石が発見された。化石は東京で開かれる
「太古の生物博」で展示されることになった。マンモスの化石を運ぶ役には東が抜擢された。
健一は、マンモスの化石が見れることに大喜びする。
かくして「化石の運搬作戦」は決行された。東がコンドル1号でマンモスの化石を運び、
スカイホエールがコンドル1号を誘導した。
ちょうどその頃1機の宇宙船が地球に向かっていたのだが、ZATはそれに気付かないのだった。
マンモスの化石は無事に博物館まで運ばれた。だが、その日の晩に事件は起こった。
警備員が館内の見回りをしていると、人影を発見する。それは、博物館に侵入した
クライム星人だ。星人は、光線でマンモスの化石を怪獣化させる。
太古怪獣マンモンスは街で大暴れ。通報を受けたZATはスカイホエールで出動。
マンモンスと戦うZATの前に、巨大化したクライム星人も出現。星人によって
スカイホエールは撃墜。ZATは地上戦を繰り広げる。
東はタロウに変身し、クライム星人・マンモンスと戦う。事件を知った健一も現場にやってきた。
健一は「マンモス怪獣を倒さないで」と必死に訴える。怪獣を倒すわけにはいかないタロウは、
1対2の戦いに苦戦。辛くもストリウム光線で星人を倒したタロウは、特殊光線でマンモンスを
元の化石に戻す。
後日、無事に太古の生物博は開かれた。そこには見物を楽しむ東・健一の姿も・・・・。

スマソ。ありきたりなうえに、後半ダラダラになってまった。
35名無しより愛をこめて:04/05/16 20:23 ID:TXljDfKI
そういえばコスモスの「怪獣一本釣り!」のネタって、何気にタロウっぽいよねえ。
仮にこのプロットと言うかコンセプトをタロウに移殖してお話を作るとしたら、
その時にはやはり釣りキチの北島隊員が前面に出張ってくることになるのかな?
36脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/16 21:37 ID:Uf6P7tQM
『やめろ!タロウが爆発する!』
ZATに入隊したい科学者のタマゴ・野川は、今日も霞ヶ関のZAT基地に発明品を持参して
警備員に追い払われていた。が、そこへ通りかかった東隊員を捕まえた野川は
自分がいじめられた過去・ZATへの憧れ・自分の技術自慢を勝手にしゃべり続ける。
そこへ怪獣出現の連絡を受けた東隊員は野川を警備員に任せ出動。
コンドルで怪獣を攻撃する東隊員が見たのは何と!自作の光線銃で怪獣を撃ちまくる野川。
怪獣は退散するが、東隊員はZAT基地にやって来た野川を叱る。
翌日別の地区に怪獣が出現、ZATが出撃。そこへまた光線銃を手に野川が現れる。
東隊員は野川に待避を促すが、野川は一向に聞き入れない。怒り心頭の東隊員は
「そんな自分勝手な人間はZATに必要ない!」と一喝。それを聞いた野川は逆切れし
スカイホエールやコンドルを光線銃で撃ちまくる。墜落寸前のコンドルを脱出した東隊員は
タロウに変身しスカイホエールを救助。タロウは怪獣と戦うが、見境が無くなった野川の
撃ったフルパワーの光線銃で撃たれて体が爆発寸前に。野川は苦しみながら怪獣から野川に
逃げるよう促す姿にハッと我に返り、光線銃の機能を逆転させ発射、タロウを復活させる。
タロウは怪獣をストリウム光線で撃破。

その後、野川は二度とZATに来ないことを約束し反省。トボトボと帰っていった…
と思ったら、その足で文部科学省へ。『ZATがダメでもここがある!』
やれやれ。
37脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/16 21:42 ID:Uf6P7tQM
>>36
訂正
×野川は苦しみながら怪獣から野川に逃げるよう促す姿にハッと我に返り、
○野川は、苦しみながらも怪獣から庇い、野川に逃げるよう促すタロウの姿にハッと我に返り、
38名無しより愛をこめて:04/05/16 21:51 ID:1pMFhT25
どなたかアイアンフィッシュやアンドロメダに光を
39名無しより愛をこめて:04/05/16 21:55 ID:b4yO7Z6L
>>36
破天荒なストーリーがタロウっぽくていいな!
オチもグー
40脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/16 22:15 ID:Uf6P7tQM
>>39
ありがとー
41名無しより愛をこめて:04/05/17 02:07 ID:rH/MxA0/
一瞬マン「コ」スと読んでしまい、マンコスが暴れるのかと思った(w
42名無しより愛をこめて:04/05/17 04:10 ID:+kyD8q7w
ボッチ谷のオルフィが、「襟裳岬」や「涙の操」を唄うのもアリなのか。
あなた〜の〜ため〜に〜守り〜通した〜女の操〜
43名無しより愛をこめて:04/05/17 11:37 ID:Dh7ZoZBd
煽りスレかと思ったら名スレの予感

>36
面白い!ただ、宇宙人の名前が最近のものっぽい。
敵の名前を考えるのも大変だよな。
44名無しより愛をこめて:04/05/17 22:45 ID:ECFjTT3q
どのストーリーもタロウの世界観を崩してないのが良いな。
あと、予算の面も考えたような内容にしてるのが素晴らしいw
こういう二次創作って、ついついスケールを大きくしてしまいがちなのに。
45名無しより愛をこめて:04/05/17 22:59 ID:vxO4qpoM
『大暴れ!怪獣野郎』
ある日、山奥から怪獣が暴れているとの知らせを受けたZATは現場に向かう
しかし現場には既に怪獣の姿は無かった、怪獣の行方を追うZATの前に一人の男が現れ
「怪獣なら俺が追い払ったぜ」と言うワイルドな男が現れた。
彼の名は開 十八郎(かい じゅうやろう)人呼んで「怪獣野郎」
怪獣を追い払った証拠に、彼は手にした怪獣の角をZATに見せつけてやるのだった。
怪獣野郎は怪獣の角を集めて回るコレクターだった、嫌な予感を感じる光太郎。
そして明くる日、健一君が「タロウの事を聞いて回っている人がいる」との話を聞きつけた光太郎は
健一君の話を頼りに怪獣野郎に会いに行く、そして再び怪獣野郎と出会った光太郎は、
何故タロウの事を聞いて回っているのかと尋ねると
「俺ぁ、いつかタロウの角も取ってやろうと思っているのさ」と、言い放った、
それを聞き怒った光太郎は怪獣野郎をドツくが怪獣野郎は必殺サンダーパンチで光太郎を伸してしまう
その日以来、怪獣野郎に勝つ為に特訓を始める光太郎であった。
46名無しより愛をこめて:04/05/17 23:00 ID:vxO4qpoM
さて、そのまたある日、山奥に怪獣が現れたとの通報がZATに届いた。
現場に着いたZATの攻撃機が怪獣を攻撃、しかし、怪獣の頭の上には怪獣野郎が!
そう、「タロウはZATがやられた時に現れる」と聞いた怪獣野郎が出したZAT挑戦状を叩き付けたのだ。
ムチを振るい、コンドル1号を落とす怪獣野郎、怪獣を操ってさらにスワローにも迫る
と、スワローから一人の男が飛び出した!光太郎だ。
光太郎は怪獣の頭に降り立つと、怪獣野郎に直接勝負を挑んだ!
うなる怪獣野郎のサンダーパンチ、それに対して光太郎はフラッシュピストンパンチを見舞った光太郎、
見事、怪獣野郎を打ち倒し、怪獣野郎にけしかけられた怪獣も退ける光太郎、
しかしその直後、山から別の大怪獣があらわれた。
どうやら怪獣声を聞いて親が出てきたらしい、光太郎にピンチが迫る。
ここで光太郎はRX・・・もといウルトラマンタロウに変身し、親怪獣との戦いを始める
だが、親怪獣は怪力でタロウを圧倒、その上、目の前には怪獣野郎が・・・タロウの角が危ない!
しかしその時、怪獣野郎はタロウに親怪獣の弱点を教えた、
タロウのストリウム光線が炸裂、見事に親怪獣を倒すのだった。
 
戦いは終わった、光太郎が怪獣野郎に「何故、あの時、タロウの角を取らなかったのか」と聞いた
すると怪獣野郎は「お前に負けたからさ・・・」と、答えて去っていくのだった。
 
>>44
こっちは金のかかる話になっちまったぜ。
47名無しより愛をこめて:04/05/17 23:41 ID:X8i6Ho6N
>>45
豪華編だな〜!前後編でもいけそう
48名無しより愛をこめて:04/05/17 23:55 ID:X8i6Ho6N
とりあえずリストでも

>>3 『ユニゴンの角』
>>13『怪獣太鼓が村祭に響く!』
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』
>>36『やめろ!タロウが爆発する!』
>>45->>46『大暴れ!怪獣野郎』
49名無しより愛をこめて:04/05/18 01:45 ID:f7W2p6d2
『怪獣鯉のぼり!』
ここ数日、ZATは神出鬼没に現れる地底怪獣キングリボノーに振り回されていた。
出現傾向を調査したZATは、リボノーが鯉のぼりを餌と勘違いしているとの結論に
達し、A小学校の超特大鯉のぼりを接収しようとするが、そこの児童篤志を中心と
したグループに邪魔される。実はその鯉のぼりは2年前に篤志達と当時担任だっ
た水野先生が作った思い出の品だったのだ。
光太郎は篤志たちに、怪獣による被害を防ぐ為に使うのだから水野先生も納得
してくれる筈だと丸め込む。そして、無人島までリボノーを誘導し、>>36で登場し
た時とは別人のように立派になった野川が開発したルナジウムミサイルで、リボ
ノーは倒れるものの、最後に吐いた毒ガスが、こっそり様子を見に来た篤志達に
襲い掛かる。追い詰められる篤志達だったが、タロウが張ったバリヤーに助けら
れる。
数日後、学校にはリボノーの皮で作られた鯉のぼりがはためき、再赴任して来た
水野先生を歓迎するのだった。
50名無しより愛をこめて:04/05/18 01:52 ID:f7W2p6d2
コスモスっぽいと言われないようにしようと思ってたら無茶なオチになっ
てしまった…。しかしタイトルでオチ割るのは良くないなあって真面目に
考える物でもないか…。
後、自分は>36さんとは別人だが、セブンのクラタ隊長が市川脚本と
金城脚本で性格が違うと言う一貫性の無さが好きなので、あえて再登
場してもらいました。それと防衛隊スレ住民なので、怪獣はZATに倒し
てもらいました。
51名無しより愛をこめて:04/05/18 07:52 ID:t38EY1EX
>>49
内容もオチも良いと思うぞ!
52名無しより愛をこめて:04/05/18 11:09 ID:kMvdzrAT
タロウ見返したくなるいいスレだ。早速今日借りて来よう。
53名無しより愛をこめて:04/05/18 13:36 ID:g9FILNuy
このスレの作品を読みながら、場面に合ったBGMを口ずさむのが最近の至福。
54名無しより愛をこめて:04/05/18 15:05 ID:/EnON5Zh
>>53 副隊長「作戦開始!」
♪タッタタラーラ タッタタラーラ ターーータッタララ!
55名無しより愛をこめて:04/05/18 19:07 ID:cHdkhNch
しかし、タロウに改造ヤプール操る改造キングジョーが出てたら
どんな話になったんだろう。
合体変形オミットとか言うネガティブな想像をしてしまった。
56名無しより愛をこめて:04/05/18 19:45 ID:aoYA5hKh
>>45
登場怪獣は人気怪獣の二代目にして欲しい気もするぞ!
57名無しより愛をこめて:04/05/18 20:05 ID:M7gE9iE7
>>56
そうだね。アトラク着ぐるみのw
58名無しより愛をこめて:04/05/18 21:16 ID:M7gE9iE7
>>55
改造キングジョー

【キングジョーの変わった所】
セブンと戦ったときにそれほど効果がなかったので、合体変形はできなくなった。
せいのうは良くなったが、ペダン星人があやつらないので、本当はだめになった。
ペダン星人にあやつられる必要がないので、胸の発光体は光らなくなった。
腕力は前よりも強くなった。

こんなところかw


59名無しより愛をこめて:04/05/18 21:23 ID:DnvEWaKZ
改造ザラブ星人による、偽ウルトラの父&母計画とかはどうだろう?
60名無しより愛をこめて:04/05/18 21:29 ID:M7gE9iE7
>>59
お、面白いんじゃない?
61>55:04/05/18 21:34 ID:HlPVsNrY
◆頭上で組み合った手を渾身の力で押し合うキングジョーとタロウ。お互いに一言も口にせぬままの
力比べではあったが、タロウの強靭な筋肉も、大出力を誇るキングジョーの駆動系も、限界ぎりぎり
のせめぎ合いに悲鳴を上げつつあった。だがマシーンであるがゆえに痛覚とそれを現す表情を持たぬ
キングジョーは、自らの限界を悟られることなく冷徹に相手を観察することが出来た。そして最後に
はその一点が両者の明暗を分けることになったのだ。
「・・・・・・・・・・・ッッ!!」
延々と続く緊張に筋肉が限界に達したタロウが思わず首を打ち振った瞬間、待ち構えていたキング
ジョーのコンピュータはコンマ数秒間だけ駆動系にオーバーロード(過負荷)を命じた。即座に反応
したメカニズムがさらに数%の出力を絞り出し、応じきれなかったタロウの両手はキングジョーと
組み合ったままジリジリと下がり始めた。
「ウッ、ヌゥッ・・・・・・・・・・・!」
両腕をブルブルとわななかせながら、圧力を撥ね退けようと懸命に踏ん張るタロウ。しかし疲労した
彼の筋肉は徐々に力を失い、もはや出力を100%以下に戻したキングジョーの膂力にさえ抗しきれずに
組み合った体勢のままアスファルトの上を後退し始めた。全く衰えぬキングジョーの握力に捕えられ
た手を振りほどくことも出来ず、焦るタロウ。さらに胸のカラータイマーがゆっくりと点滅を始めた。
(なんとかしなくては・・・・・・・)
じりじりと退がるにつれて自分の踵が路上に放置された自動車を押しのけ転覆させていくのを感じ、
タロウの焦燥は嫌が上にも深まっていく。
                                       〔 つづく 〕
62名無しより愛をこめて:04/05/18 21:34 ID:HlPVsNrY
◆ズ、ズンッ・・・・・グわン!!
転覆の衝撃で飛んだ火花が漏れたガソリンに引火し、足元でたて続けに小爆発が起きる。思わずそれ
を見ようとして生まれた隙をキングジョーは見逃さなかった。やおら振りほどかれた右手が瞬時に
硬く握り締められ、猛烈な勢いでタロウのボディにめり込む。
ゴオ゛オ゛ォ〜〜〜〜〜〜ンッッ!!
巌のように鍛えぬかれた筋肉に激突した宇宙合金の塊は足元の爆発など掻き消すような轟音を響き
渡らせ、それに被さるように絶叫がタロウの口からほとばしる。
「ディエあア゛-------------------------------ッ!!!」
背骨まで貫き通すような衝撃に続いて、焼け爛れた棒杭を内臓に突っ込まれ掻き回されるような激痛が
真紅の戦士の体内を駆け抜ける。ガクリと膝をついて倒れ込もうとするその身体を、ペダンの凶戦士は
強引に引き起こし追い討ちの蹴りを叩き込んだ。
「うグワアアァ〜〜〜〜ッ!!」
爆発的な痛みに激しく目を明滅させ、転げ回って悶絶するタロウ。七転八倒する自分の身体が周囲の
建物を破壊していくのを、追い詰められた正義の戦士はどうする事も出来ずにいた。
                                       〔 つづく 〕
63名無しより愛をこめて:04/05/18 21:35 ID:HlPVsNrY
◆「ガフ!ゴヴォ・・・・・ッ」
傷付いた内臓から逆流した鮮血が口から溢れ、銀白色のマスクを染めてゆく。それでも懸命に闘志を
奮い起こし、立ち上がろうと泥にまみれた四肢を大地に踏ん張るタロウ。
「ま・・・負けるわけに・・・・・・かない・・・・・・・たしが負けたら・・・・・ゅうは・・・・・・・・・・・」
若輩の自分を地球防衛の大任に就けてくれた父や兄達の為にも、宇宙警備隊の誇りにかけても屈する
事は出来なかった。赤い警報を発し続けるタイマーを無視して立ち上がり、どうにかファイティング
ポーズを取ったタロウだったが、心を持たぬ戦闘機械はあくまでも冷静に相手の現状を観察していた。
顔面の吐血(内臓損傷の可能性高し)及び両脚の痙攣(瞬発力の大幅な低下)、それに胸部のエネル
ギーゲージとおぼしき器官の点滅・変色等から類推して、コンピュータはタロウの戦闘能力が脅威と
ならぬレベルに低下したと判断し、とどめの攻撃に移るコマンドを発した。大地に根を下ろしたかの
ように佇んでいたその脚がゆっくりと動き出し、タロウ目指して歩き始める。
(捕まったら最後だ・・・・・・・・・)
タロウは残されたエネルギーを全てその両手に集めると、渾身のストリウム光線を撃ち放った。虹色の
光芒があやまたずにキングジョーの胸板に突き刺さり、大音響とともに炸裂する。
「・・・やっ、た・・か・・・・・・・・・・・・?」
すでに限界までエネルギーを消耗し、爆発の残響にまぎれてしまいそうなほどにタイマーの警報音も
小さい。傍らの高層ビルに倒れかかりそうになるのを必死に堪えながら、煙の向こうを見透かそうと
眼を凝らすタロウ。だが、ようやく風に吹き払われた煙の中に、怪ロボットの残骸は無かった。
(そんな・・・・・・・・・・・・!?)
                                       〔 つづく 〕
   
64名無しより愛をこめて:04/05/18 21:36 ID:HlPVsNrY
◆ふらつく足で2、3歩前に出た次の瞬間、タロウの背後でブゥゥゥン・・・・・・・・という微かな音がした。
「何ッ---------------------!」
振り返ろうとしたその腰に、またもや超合金製の拳が打ち込まれる。
「グアアァ!!」
爆発の閃光と大音響に紛れて空中に舞い上がり、背後に回り込みながら着地する。ただそれだけの単純
な戦術に、エネルギー不足で判断力の落ちたタロウは引っ掛かってしまったのだ。
最後の力で放ったストリウムの直撃を受けてもなんら変化のないボディを陽光に煌かせ、銀色の巨人は
がっくりと膝をついてしまったタロウに迫る。
「ウウッ・・・・・・・・・」
激しく痛む身体に鞭打って逃れようとするタロウ。しかし度重なる攻撃を受けた為にその動きは自分で
も歯痒いほどに緩慢だった。何とか立ち上がりかけたところで彼の手首はキングジョーの大きな掌に
がっしりと掴まれてしまった。
  〔 つづく 〕
65名無しより愛をこめて:04/05/18 21:36 ID:HlPVsNrY
◆膂力において自分を圧倒する相手の出現に、若きウルトラ戦士はパニックに陥りかけていた。
「は・・・放せっ・・・・・・・・・・」
自らの血潮で染まった口から震えを帯びた声が漏れる。回答は無言の拳によってもたらされた。唸りを
上げて飛んできたごつい手の甲が、過たずにタロウの顎を捉える。何度目かの激突音に被さるように、
ぼぐンッ!という異音が響いた。
裏拳の当たった勢いで遠ざかろうとするタロウの身体を、そうはさせじとばかりに反対側の手で強引に
引き戻すキングジョー。正反対のベクトルでせめぎ合った巨大な力は、タロウの肩関節にその妥協点を
見出したのだ。
「ディへエ゛エ゛エぇッッ-----------------!!」
一瞬のうちにタロウの左腕が伸びた。脱臼したのだ。途方もない痛みに絶叫するタロウ。
その伸び切った左腕をなおも引っ張られ、タロウは狂ったように頭を打ち振って叫ぶ。
「ディ、ア゛!ア゛ア゛ッ!!や、止め・・・・・・・・・・!」
体力の尽きかけた自分に対して、これほどまでに容赦の無い責めを続ける相手から放射される、明確で
強固な意志。怒涛のようなその意志にの前に、若いタロウの闘志や戦士の誇りが、地球防衛の使命感が
突き崩され押し流されていく。そして空洞になった胸の内には、ドス黒い原始的な恐怖が流れ込んで
きた。それは傷付いた身体の痛みを増幅し、筋肉の躍動を妨げた。
                                   〔 つづく 〕
66名無しより愛をこめて:04/05/18 21:38 ID:HlPVsNrY
◆足をもつれさせ、何度も倒れ込みそうになりながら、手綱に御される馬のように相手の周りを引き回さ
れる恥辱にも、老人のように腰を曲げた姿勢で従う他はないタロウ。その身体が引きずられるままに周囲
の建物にぶつかり破壊していく。
激痛と、地球の守護神たる身が憎むべき破壊者の役割を演じさせられる屈辱という二重のストレスに耐え
かねて瞬間意識が遠のき、足をもつれさせたタロウはとうとう大地に倒れ込んだ。
「ウ、うッ・・・・・・・」
真紅のボディは今やコンクリートの破片や火災の煤煙にまみれて薄汚れ、ビルとの衝突で無数の傷口が
開き、鮮血を滲ませている。
それでも本能的に右腕一本で懸命に身を起こそうとするタロウに、なおも無慈悲な責めが加えられる。
ごァアンッ−−−−−−−−!!
ワナワナと震えながら踏ん張っていた右肘にキングジョーの爪先がめり込み、関節が粉砕された。
「でぃヤああああァ!!」
      〔 つづく 〕
67名無しより愛をこめて:04/05/18 21:39 ID:HlPVsNrY
◆多彩な技の大半を繰り出すその両腕を潰され、正義の若武者は身も世もなく叫びながら芋虫のように
身体をうねらせてのたうち回る。その様子を、キングジョーはじっと見下ろしていた。
------- 目の前のウルトラ戦士からほぼ完全に戦闘能力を奪うことに成功した -------コンピュータは
そう判断し、遠い母星で建造された時に与えられた命令を確認した。
プログラム次第で破壊のみに全力を尽くすことも出来る戦闘ユニットではあったが、制圧後に植民星
とする為には天然及び労役の為の資源は最大限に残さなければならない。だからこそ破壊活動は最も
強力な戦力(この場合はウルトラ戦士ということになるが)の出現までと限定し、原始的な内燃機関を
使って資源を無駄遣いしたうえに環境を悪化させている移動体のひしめく都心部に送り込んだのだ。
そしてウルトラ戦士が現れた時はこれと交戦し無力化する事・・・・・・・・・「撃滅」ではなく「無力化」と
いうところがこの命令の眼目だ。
原住民の抵抗の意志を挫く為に、彼等が守護神とも頼むウルトラ戦士を叩き伏せ、体力を使い果たし
て惨めに消滅していく様子を見せつけるのがキングジョーに与えられた使命なのだ。敵のあらゆる攻撃
を平然と撥ね退け受け流し、そのうえで圧倒的な力の差を見せつけて勝利する・・・・・・・・ つまりここまで
の展開は命令の半分が遂行されたに過ぎない。これからが仕上げなのだ。
                                        〔 つづく 〕
68名無しより愛をこめて:04/05/18 21:40 ID:HlPVsNrY
◆もはや転がり回る力も使い果たしたか、動きを止めて大地に長々と横たわったタロウに悠然と歩み
寄ったキングジョーは、その脇の下に爪先を差し込むとゴロリとタロウの身体を仰向かせた。彼の胸板
で体力の消耗に連れて点滅を早め警告を発していたカラータイマーは、今や時計の秒針よりも緩い間隔
で明滅しており、どうかすると光の無い時間の方が長くなっていた。タイムリミットが近づいている。
キングジョーは屈み込んでタロウの身体の下に手を差し入れると、軽々と肩に担ぎ上げた。そして手近
な距離にあったツインタワーの超高層ビルの前に立つと、まずタロウの右の膝頭を掴んで自分の頭より
高く振り上げた。強大な握力に膝の骨がメシメシと握り潰され、痛みに意識を取り戻しかけたタロウが
呻き声を上げて肩の上で身じろぐのを無視したキングジョーは、振り上げたタロウの足を右のタワーに
突き刺した。
ボゴォンッッ−−−−−−−−−!!
右脚は膝までタワーに突き刺さり、躯体を突き抜けた足首がタワーの裏側に飛び出す。反対側の脚も
隣のタワーに突き立った。そうしておいてキングジョーが担いでいたタロウの身体から肩を抜くと、
真紅の戦士は両脚を大きく開いた無様な格好でツインタワーの間に逆さまにぶら下がった。潰された
両腕は力無く垂れ下がり、肩を外された分だけ伸びた左手の指が辛うじて道路に付く。その指を銀色の
足が踏み付け、骨の砕け散る不気味な音が響いたがタロウはもはや身動きひとつしない。事は成った。
間もなく彼の身体は霞のように掻き消えることだろう。母星から遠く離れた異郷の星で消耗し尽くした
ウルトラ戦士の、それが定めなのだ。その瞬間を迎えるまで、タロウを晒し物にする必要がある。
キングジョーはツインタワーの傍らに回ると衛兵よろしく仁王立ちになり、静かにその時を待った。
次に彼の前に立ちはだかるのは誰か、その相手とどう戦うべきか、母星で与えられたファイルを参照
しながら・・・・・・・・・・・・・・・・・

( この項 了 )
69名無しより愛をこめて:04/05/18 22:07 ID:Lt3J/aJh
改造キングジョーも、月の光かなんかで復活してもらいたいな(w
70名無しより愛をこめて:04/05/18 23:16 ID:WPBR35Vg
「ウルトラの母の日」 蚯蚓怪獣ドミズラー登場

明日は母の日…故郷の母親を思い出しながらパトロール中の南原隊員は、カーネーションを持った母子連れを手製のパチンコで驚かす悪ガキを見つける。
ウルフ777から降りて注意しようとする南原だが、逆にカンシャク玉をぶつけられて気絶してしまう。
そこへ地底から怪獣ドミズラーが出現、ウルフは地割れに飲み込まれてしまった。

怪獣出現の際に任務を離れて気絶、オマケに大事な備品を消失…
大目玉を食らい、謹慎処分を受けた南原は故郷の母に電話を入れるが
「そんな情けない子はウチの子じゃなか!」と一喝される。
すっかり自信を無くした南原隊員の為に光太郎はラビットパンダで
事件のあった街を訪れ、パチンコの少年を探す。

夕陽が差し込む公園で寂しそうに佇む少年・大輔をようやく見つけた光太郎。
幼い頃に母を亡くし、母の日にうかれる世間を憎んでいる大輔に対し光太郎は、
「僕の母親も遠いところにいるが、いつでも僕を見ていてくれているんだ、
君のお母さんだって同じなんだよ」
と、説得する。いたたまれなくなり走り出してしまう大輔、
そこへ再びドミズラーが現れる!
71名無しより愛をこめて:04/05/18 23:17 ID:WPBR35Vg
ZAT本部にスクランブルがかかる。
「荒垣、スカイホエールの準備!北島はコンドル!南原はペルミダー!」
「隊長…俺は謹慎じゃ?」
「バカモン!お前を外に出さんと、お袋さんがうるさくてかなわん!」
「お袋?」
「ああ…処分を軽くしてくれ、私の息子は丈夫だけが取り柄ですから、
なにとぞもう一度だけ使ってやって下さいと、朝から電話が鳴りっぱなしだ」
「お袋が…了解!南原、ペルミダーで出撃します!!」

大輔を見失った光太郎は、ひとまず怪獣を退治すべく変身する。
ドミズラーは長いシッポを自在に操りタロウを苦しめる。
シッポに巻きつかれ身動きが取れないるタロウ…太陽も沈みかかりエネルギーも尽きていく…
薄れゆく意識の中、夕陽にウルトラの母の顔が重なる。
72名無しより愛をこめて:04/05/18 23:17 ID:WPBR35Vg
「タロウ、しっかりしなさい!くじけてはいけません」
タロウの瞳に輝きが戻りシッポを引き千切る!
たまらず地中に逃げるドミズラーだが、ペルミダーのミサイル攻撃に四散する。
そして南原は地割れに飲みこまれそうになっていた大輔を救助し、汚名を挽回する。
素直に謝った大輔は母の墓前にカーネーションをささげる。

その夜、故郷の母に電話で「もっと気合を入れんか!」と
どやされつつも、その裏の愛情は痛いほど伝わって来て半ベソの南原。
そして大輔も夢の中でウルトラの母と共に大空を舞い、
カーネーションが咲き乱れる天国で、母親に出会うのであった。(おわり)
73名無しより愛をこめて:04/05/18 23:30 ID:/fNNibTt
>>70
おお、上手くまとめたなぁ。
ウルトラの母・大輔の母・南原の母
3人の母を無駄なく使ってるね
74名無しより愛をこめて:04/05/18 23:32 ID:Rr3UqhvP
>>70-72
あー、いいねぇ。
南原隊員の母親、いいキャラしてるからねぇ。
日曜日の朝(実際に母の日の朝)に観てみたい話だ。
75名無しより愛をこめて:04/05/18 23:44 ID:tGVyLzxb
何か明日も頑張れる気がしてきた
76名無しより愛をこめて:04/05/18 23:52 ID:/fNNibTt
っていうか、本当に名スレだな。
77名無しより愛をこめて:04/05/19 00:04 ID:SM18/qW5
>>61-68
タロウ対キングジョーも燃えるな。
また機会があったら、あらすじもお願いします。
78名無しより愛をこめて:04/05/19 00:10 ID:OGTBJyaT
>>70-72
水を差してしまって申し訳ない
汚名は返上で、挽回は名誉ね
だけどもの凄ーく良いストーリーだなぁ
最後に大輔くんが天国のお母さんに会えるシーンは本当に泣ける!
79名無しより愛をこめて:04/05/19 00:14 ID:k1uFsD11
早見作品リスト

>>3 『ユニゴンの角』
>>13『怪獣太鼓が村祭に響く!』
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』
>>36『やめろ!タロウが爆発する!』
>>45-46『大暴れ!怪獣野郎』
>>49『怪獣鯉のぼり!』
>>61-68タロウ対改造キングジョー
>>70『ウルトラの母の日』


80名無しより愛をこめて:04/05/19 00:16 ID:k1uFsD11
早見作品リスト

>>3 『ユニゴンの角』
>>13『怪獣太鼓が村祭に響く!』
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』
>>36『やめろ!タロウが爆発する!』
>>45-46『大暴れ!怪獣野郎』
>>49『怪獣鯉のぼり!』
>>61-68タロウ対改造キングジョー
>>70-72『ウルトラの母の日』

スマソ。修正しました
81名無しより愛をこめて:04/05/19 00:33 ID:ZtmmTbx4
>>80
キングジョーは入れないでよくない?
82名無しより愛をこめて:04/05/19 03:02 ID:mMJ7krPr
僕でも『ウルトラマンタロウ』の話でぬける
8380:04/05/19 06:54 ID:bDJwfwQ1
>>81
うーん、そうですか。せっかくの力作なので入れさせてもらったんですがね。
では、あらすじ形式だけがリストに入れるということで。
84名無しより愛をこめて:04/05/19 07:04 ID:q5TlKOsO
もう少し作品が増えたら、キャラリストも必要になるかな?
85名無しより愛をこめて:04/05/19 08:37 ID:7WMy2qgY
タロウって、オリジナルは全何話だっけ?
86名無しより愛をこめて:04/05/19 11:07 ID:/OsPacRW
53話でつ。
87名無しより愛をこめて:04/05/19 11:10 ID:7U6B4Rm2
>>85
53話だよ。レオの制作が遅れたため一週分多い。
それにしてもみんな上手いなあ。自分は創作能力がないから投稿は出来ないけど
ここ見るのを楽しみにしているから頑張ってくれ。
88>80:04/05/19 14:30 ID:Ij7kf2ko
>>61-68はタロウ責め専門の掲示板にやられフェチが書いたネタのコピペだから
やっぱりカウントはしなくてもいいんでないの?
タロウ(に限らずヒーローヒロイン)が最後には勝つ、てことを前提にしてない
ネタだからねー。
89名無しより愛をこめて:04/05/19 16:46 ID:9ZL4u8KM
是非バルタン星人軍団と兄弟戦で戦わせて欲しいな。人気宇宙人なのに直接対決なかったのは勿体無い。
○代目のカウントおかしくなっちゃうけど。「改造バルタン星人」ならいいのかな?
90名無しより愛をこめて:04/05/19 17:32 ID:sckbHHq4
兄弟が単発で客演する話を考えてるが全然思いつかん
やっぱ俺にはドロボンの回みたいな話は無理か
91名無しより愛をこめて:04/05/19 17:44 ID:8gwiXnhV
>>90
例えばレオにアンヌが出たように(俺はそう信じている)過去のシリーズで完全に解決していない問題や、過去作品の隊員なんかをゲストに出せば作りやすいと思う
星司と夕子の再会なんか良いと思うな。光太郎が食われる恐れがあるけど。
92名無しより愛をこめて:04/05/19 20:23 ID:Hu5HfcQt
>>89
昔、テレビ絵本であったよね。ウルトラ兄弟とバルタン軍団が戦うやつ。
たしか、最後にタロウがメカバルタンを倒して終わりだったと思う。
93名無しより愛をこめて:04/05/19 23:11 ID:LIBepa4d
>>86
>53話でつ。

じゃあ、目標54話ってとこで。
94名無しより愛をこめて:04/05/20 00:15 ID:7A32mjE2
>>89
内山まもるのオリジナル漫画『友情は永遠に・・・−タロウとエルフ−』では
タロウはバルタン軍団と戦ってたな
95名無しより愛をこめて:04/05/20 00:39 ID:iQ8ZCVh6
↑ アレは泣けた!!しかしメロスといいエルフといい
内山先生のオリジナルウルトラ戦士はカッコいいのぉ…
96名無しより愛をこめて:04/05/20 01:07 ID:fTqlVe+q
「ウルトラの誓いはいつまでも・・」ナックル星人登場

河原で数人にいじめられるひとりの中学生。通りかかった光太郎
助けに行こうとするが、そこに別の中学生が走りこんでくる。
「転校生いじめなんてくだらないことやめろ!」
「てめ、坂田・・やっちまえ」ぼこられる次郎。星の好きな転校生と
次郎は友だちになっていた。一段落。「君、男らしいなあ」と光太郎。
翌日、授業中の中学校をナックル星人が襲撃。転校生飛び出す。
「やめてよ父ちゃん!」慄然とする次郎。学校は瓦礫と化し、
立ち尽くす転校生には投石の嵐。助けを求める視線から目をそらす次郎。
だが、頭に石が命中し、血だらけになっても泣いているしかない転校生の
姿についに飛び出す次郎。「坂田、宇宙人野郎の味方すんのかよ!」
「関係ない!こいつはほんとに優しい奴なんだよ!」ZAT到着。助けに行こうとする
光太郎を止める長身の男!「・・!ウルトラマン」「あいつなら大丈夫だ」
郷は脱走した宇宙囚人808ナックルとその息子を追ってきていたのだ。
血まみれで盾になり続ける次郎の前についに投石は止む。だが、息子の惨状を発見
したナックルは激昂する。ウルトラマンタロウ登場。ナックルを圧倒。
とどめのストリウム光線・・だが変身巨大化した息子が父親の前に飛び出す。
倒れる息子ナックル。立ち尽くすタロウ。ナックル怒りの光線をタロウに。
次郎「やめろー子供の気持ちがわからないのかよー!」ナックル照準を次郎に向ける。
瞬間!光に包まれる次郎の前に立つウルトラマン。「・・・郷さん」
ブレスレットでナックルを捕縛。タロウのリライブ光線で息子も復活。
等身大ナックル息子次郎に握手の手を差し伸べるが戸惑う次郎。
ウルトラマンを見上げる。無言でうなずくウルトラマン。
「そうか、そうだよね郷さん」握手する次郎。ウルトラマン優しく
サムズアップ。返す次郎。飛び去るウルトラマン。空には郷、アキ、坂田の笑顔。
ウルトラ5つの誓いを叫ぶ次郎。途中からそれについて叫ぶいじめっこたち。

河原、ウルトラ5つの誓いを叫びながら走る光太郎。今日も陽射しは暖かい。
97名無しより愛をこめて:04/05/20 01:17 ID:fTqlVe+q
反則ですスンマソン
98名無しより愛をこめて:04/05/20 01:17 ID:iQ8ZCVh6
おお!次郎くん登場!!
ちゃんと5つの誓いを覚えていたんだ…
99名無しより愛をこめて:04/05/20 01:40 ID:MhZ+JrZE
>>96
面白い!
エースのニセ郷秀樹に次いで、次郎君ゲストシリーズ第2弾か。
100名無しより愛をこめて:04/05/20 02:51 ID:qfJdINl+
怪獣サインはVがあるんだから、
怪獣だヨ!全員集合!!ってのが、あってもいいはず…
101茶犬:04/05/20 11:05 ID:JtKX6n1Z
>>96
(ノД`)
泣いた!! 次郎君がちゃんと
成長しているところとか、いいなあ。
なにげない郷さん再登場も憎い!!
102名無しより愛をこめて:04/05/20 21:55 ID:iQ8ZCVh6
ガキの頃は夏休みになるとタロウの再放送してたなぁ。
初めは大はしゃぎで見ていたが、高学年にもなると「ガキ向け」
と小バカにしだした記憶がよみがえるよ。

あんなに大好きなタロウだったのに…
ウルトラマンごっこでは必ずタロウ役をやりたがったのに…
初め買ってもらった玩具がタロウ関連だったのに…

あの頃の気持ちを蘇らせる名スレだよ。(ノД`)
103名無しより愛をこめて:04/05/20 22:06 ID:fQfDGiTZ
そろそろ寝調子こいた奴が、長文を書きそうなヨカーン。
こういうのは、1レス分でまとめられているの方が読みやすいし
調度いいよね
104名無しより愛をこめて:04/05/20 22:18 ID:7ZWeneqC
>>103
だよね。
これからも温和な雰囲気でスレを進めれるように
みんなで協力していきましょう。
105名無しより愛をこめて:04/05/20 22:22 ID:Rc/fdzAW
長文はかまわんが、ネタも出さんくせにいっちょまえな事言って
書き手を牽制するような奴はいらんな
106名無しより愛をこめて:04/05/20 22:43 ID:TihD/3Bh
「蜃気楼は怪獣の巣!」
光太郎達ZATのメンバーは休日を利用して南野島へバカンスに出かけていた
青い海、白い砂浜、真っ赤な太陽、まさにこの世の楽園・・・
しかし、海で泳ごうと海にはいると、海はまるで温泉!!
驚くZATメンバーの前に現れたのは額に太陽のような熱源を持ったアンコウ怪獣だった。
急いでZAT本部に連絡し、スカイホエールが到着、攻撃するも
怪獣の頭からぶら下がった太陽が眩しくて攻撃出来ない
そこでZATはサングラスをかけて攻撃をしようとするが
しかし、怪獣の頭の太陽の光がビルに反射し、一面に蜃気楼が広がった!
このままでは怪獣に攻撃すら出来ないと思案の末、怪獣に接近戦を挑む事になった
しかし、怪獣の周りは熱すぎて近づけない、そこで怪獣に水をかけて怪獣の太陽を冷やし
それから攻撃しようと多くの放水車を集めるZAT。
ようやく怪獣に近づき、怪獣に爆弾を飲ませようとしたその時、怪獣が急に暴れ出した
大量の放水が怪獣の太陽光線を浴びて虹になり、それを見て驚いてしまったのだ!
と、光太郎はウルトラマンタロウに変身、虹の降り注ぐ中、
これまた虹色のストリウム光線でアンコウ怪獣を見事に倒すのだった。
 
怪獣野郎といい、どうも俺は金のかかる話しか書けねぇみたいだ。
1071:04/05/21 00:15 ID:4cNtDQi1

『日本の童謡から 雨ふりの中で』 雨天怪獣レインゴ登場
雨の日。健一の通う学校の前にラビットパンダが停まる。光太郎が健一に傘を
届けに来たのだ。光太郎は、校門の前で傘を差して立ち尽くしている少年を発見する。
健一は少年のことについて教えてくれた。少年は小学2年生の「清水直也」。
直也は半年前に母を亡くしていた。校門前で傘を持ってくる母親を待っていたが、
母親は学校に来る途中、車にはねられ死んでしまったのだ。それ以来、雨が降る日に
母親が迎えに来てくれるのではないかと信じて待っているというのだ。
母親が届けてくれるはずだった傘を差して・・・・。光太郎が直也に話しかけると、
彼は逃げ去っていってしまった。光太郎は直也を追いかけようとするが、それを健一が止める。
健一も母親を亡くしているので、直也の気持ちは痛いほどに分かっているのだ。
また別の日。その日も雨で、直也は校門前で母親を待っていた。すると、近くで怪獣が出現。
怪獣レインゴは学校に迫ってくる。直也はその怪獣を見て、母親が怪獣になって迎えに
きたんだと喜ぶ。健一が直也に避難するように説得するが、彼は聞こうとしない。
スカイホエールがレインゴンに攻撃を始める。「お母さんを攻撃するな」と怒る直也。
心配になってやって来た光太郎も直也に逃げるように言うが、彼は断固拒否。
光太郎、タロウに変身してレインゴと戦う。レインゴは口から光線を吐いて街を破壊。
それを見た直也は、怪獣が自分の母親でないことに気付く。タロウ、ストリウム光線で
レインゴを撃破。
また別の雨の日。下校中の直也を発見した健一が話しかける。「今日はお母さんを
待たなくていいのかい?」。直也は答えた。「僕、この傘をお母さんだと思って生きていくんだ」。
1081:04/05/21 00:17 ID:4cNtDQi1
『ユニゴンの角』、『マンモス怪獣! 東京出現』を書いてきたけれど、
今回は、「日本の童謡から」シリーズに挑戦してみました
10910:04/05/21 00:25 ID:+CDvqbo5
>>106
>「蜃気楼は怪獣の巣!」

初期の雰囲気ですね。
1101:04/05/21 00:25 ID:4cNtDQi1
スマソ。一箇所、レインゴンになってりけどレインゴね。
1111:04/05/21 00:26 ID:4cNtDQi1
なってりけど→なってるけど
落ち着け、自分w
112名無しより愛をこめて:04/05/21 01:06 ID:tms7q+z5
>>107
映像次第でオチのイメージが変わってきそうですねえ。
直也少年が悲しみを克服したって捉える監督もいるだろうけど、
タロウ童謡シリーズだとやっぱ不気味&救いようがない
方向になるのかな(w
11310:04/05/21 09:25 ID:+CDvqbo5
前回は節約したので、今回はちょっとお金のかかりそうなやつを。
長文ですが、タロウ御用達の前中後編ということでご容赦下さい。

「ウルトラの星が消えた!?」 宇宙怪獣コスモダーク 登場
健一を学校に迎えにきた光太郎は、彼のクラスメートで祖母と2人暮らしをしている守と出会う。彼は、ウルトラの国へ行った事があるといつもみんなに言いふらしていた。どうしてそんな嘘をつくのか光太郎は尋ねるが、守は口を開こうとしない。
帰り道、光太郎は夕暮れの空にウルトラサインを見る。『ウルトラの星と地球が危ない。』どういう意味だろうか?ウルトラの母に問いかけてみるものの、どういうわけか返事が無い。こんなことは初めてだと不安になる光太郎に、ZAT本部から緊急呼び出し指令が入る。
宇宙に異変が起こっていた。夜になっても星が全く見えない。ZATは調査のため、南原、北島両隊員を乗せたアンドロメダを発進させる。それを妨害するかのように突如現れる怪獣コスモダーク。光太郎はタロウに変身して戦い、かろうじてこれを倒す。
変身を解いた光太郎の前に、瀕死の重傷を負った一人の青年が倒れていた。光太郎が抱き起こしたその青年は・・・郷秀樹であった。
その頃、宇宙ではアンドロメダが、星を食べる暗黒怪獣バキューモンに遭遇していた。(つづく)
11410:04/05/21 09:27 ID:+CDvqbo5
「ウルトラの兄弟達を救え!」 宇宙怪獣コスモダーク2世 登場
怪獣から逃げてきた守は、意識を取り戻した郷が光太郎に事情を話している所に遭遇、隠れてところどころ話を盗み聞きする。
M78星雲に突如バキューモンが現れ、ウルトラの星に襲いかかった。かつてバキューモンと戦った経験のある彼が選ばれ、その体内へ乗り込もうとしたが、陰で操っていたテンペラー星人Jr.の不意打ちを受けて失敗、ウルトラの星はバキューモンに飲み込まれてしまったのだ。
ウルトラ兄弟への復讐に燃えるテンペラー星人Jr.の次の目標は、きっと地球だろう。バキューモンに飲み込まれた星の住人達は皆、魂を奪われたようになってしまう。
重傷を負い、エネルギーを使い果たした郷はすぐにはウルトラマンに変身できない。今地球を救えるのは、タロウしかいないのだ。
光太郎の正体には気付かぬまま、跡をつけてZAT本部に侵入する守。
ZATは、無人のマゼランに爆弾を積み込んで遠隔操縦でバキューモンにぶつける作戦を決行する。
秒読みに入ったその時、コスモダーク2世がマゼランに襲いかかった。怪獣はやはりテンペラー星人Jr.に操られていたのだ。タロウに変身した光太郎は再びこれを倒すが、マゼランには守が密航していた。(つづく)
11510:04/05/21 09:29 ID:+CDvqbo5
「君もウルトラの国へ!」 テンペラー星人Jr. 登場
無線で子供が乗っていることを知ったZATは、爆破スイッチを押す事ができない。やがて遠隔操縦が効かなくなり、バキューモンに飲み込まれるマゼラン。タロウは守を救うため、後を追ってバキューモンの中へと飛び込んで行く。
マゼランを抱えたまま、死の国と化したウルトラの星へと降り立つタロウ。バキューモンを倒す方法は、もはや一つしか残っていない。ウルトラの国にあるウルトラベルを鳴らすことである。バキューモンの中では、一刻の猶予もできない。
光太郎の姿に戻ったタロウは、光の消えたウルトラの国を歩きながらなぜこんな事をしたのかと守に問いかける。幼い頃、両親と死に別れた守は、両親がウルトラの国にいると信じることで自分を励まし続けてきたのだ。
炎の消えたタワーへ入り、ベルを固定しているロープを外そうとする光太郎だが、力及ばずどうしても外れない。やっぱり無理かとあきらめかけたその時、守が力を貸していた。
2人の渾身の力でついにロープは外れ、ウルトラベルはその音を響かせる。消滅して行くバキューモン。星空が戻った。
作戦失敗を悟ったテンペラー星人Jr.は、地球のZAT本部を襲撃する。せめてもの時間稼ぎに、郷は重傷の身をおしてウルトラマンに変身。ブレスレットの力で何とかテンペラー星人Jr.を足留めする。
やがて駆け付けたタロウがストリウム光線でテンペラー星人Jr.を倒すのを見届けると、新ウルトラマンはウルトラの星へと帰って行った。
光太郎の耳には、懐かしいウルトラの母の声が聞こえていた。「いつも助けられてばかりだったあなたが、今日は私達を助けてくれました。成長しましたね、タロウ。」その声はきっと、守にも届いているだろう。
116名無しより愛をこめて:04/05/21 09:57 ID:cZrp1ns6
>>113-115
3部作らしい熱いストーリーだね。予算は大丈夫でしょう。
コスモダーク1世を2世に改造すれば良いし、テンペラーもそのまま流用すれば問題なし!w
117名無しより愛をこめて:04/05/21 13:01 ID:aOSkzxIO
コスモダークって名前が平成ウルトラっぽくて萎える
118名無しより愛をこめて:04/05/21 14:00 ID:Cr/zkn0y
ダークキングのほうが当時っぽかったかな。
119名無しより愛をこめて:04/05/21 16:00 ID:TEvzdpAs
ダークも当時っぽくないな。
120名無しより愛をこめて:04/05/21 17:04 ID:FKFQas4K
ダークマンダーとかダークロンとか色々居たんだしいいんじゃね?
121名無しより愛をこめて:04/05/21 18:15 ID:71zV0UOL
ついでにバキューモンも流用映像w

新マンがブレスレット使っているのが良い!!
122名無しより愛をこめて:04/05/21 18:57 ID:dvkdXeyV
タロウがバキューモンの中に入る時の音楽は、Xライダーでも使われた、あの曲ですよね?
ところで、守君には光太郎の正体がバレているんだよね?
123名無しより愛をこめて:04/05/21 19:02 ID:wl0eFw3p
コスモダーク3部作も好きだけど、『日本の童謡から 雨ふりの中で』も
タロウっぽくていいな。日本の童謡シリーズは、まだいくつか作れそうだね。
124名無しより愛をこめて:04/05/22 13:03 ID:mdVX9PIJ
早見作品リスト

>>3 『ユニゴンの角』
>>13『怪獣太鼓が村祭に響く!』
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』
>>36『やめろ!タロウが爆発する!』
>>45-46『大暴れ!怪獣野郎』
>>49『怪獣鯉のぼり!』
>>70-72『ウルトラの母の日』
125名無しより愛をこめて:04/05/22 13:04 ID:mdVX9PIJ
早見作品リスト2

>>96『ウルトラの誓いはいつまでも・・』
>>106『蜃気楼は怪獣の巣!』
>>107『日本の童謡から 雨ふりの中で』
>>113-115『ウルトラの星が消えた!?』
       『ウルトラの兄弟達を救え!』
       『君もウルトラの国へ!』
126名無しより愛をこめて:04/05/22 17:29 ID:CxVP+AOp
おお、すでに1クールできてる!!
127名無しより愛をこめて:04/05/22 17:44 ID:2QE5rpbd
なにをやってもだめなテツ男少年は、ある日、UFOからでてきた卵をのみこみ、怪獣テツオンになってしまった。
ZATの調べでは、テツ男が飲み込んだのは宇宙植物で、
テツ男の細胞を変質させたというのだ。
テツ男は、超能力がつかえる今の体がいいというが、
テツオンをかばってくれるのは、両親だけとなってしまった。
128脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/22 19:25 ID:m/EdouEx
>>127
それウルトラマン80じゃないか
129名無しより愛をこめて:04/05/22 23:03 ID:9XFo7L7v
>>128
旧作リンクだけでなく新作リンク(後の素顔ウルトラマンの少年時代を
出したり、根源的云々とかカオスとかの第一陣がタロウ時代にきていたとか)
を書こうとしてた香具師には決定的な牽制になっちまったな・・・
130脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/22 23:42 ID:MQV6u3y9
>>129
なんか…やっちゃった?
131名無しより愛をこめて:04/05/23 00:16 ID:o16LjHZB
いや、大丈夫
132名無しより愛をこめて:04/05/23 02:42 ID:jBCujqlp
>>129
新作リンク…ですか
それはそれは…
133脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/05/23 09:18 ID:1RzcwFrl
>>131
ホッ
134名無しより愛をこめて:04/05/23 22:41 ID:DOtsw/ei
俺も色々考えているが、タロウの話を考えるのって難しいな・・・・w
135名無しより愛をこめて:04/05/23 23:07 ID:T776HBoR
『社長の首がすっとんだ!』
セクハ(ry
136MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/05/24 12:05 ID:pU4/4Zsz
俺も色々考えているが、どーしてもタロウの話にならない……むしろレオw
137名無しより愛をこめて:04/05/24 12:09 ID:lH0a/+pW
>>554
テレビ好きなんですね
138名無しより愛をこめて:04/05/24 12:17 ID:XFAvoVCv
>>136
レオ話も読みたいw
タロウだけではスレも続かないだろうから、たまには違うシリーズも良いんじゃないの。
139名無しより愛をこめて:04/05/25 00:46 ID:nuOat9RI
スレタイは「妄想ウルトラシリーズ」の方が面白かったろうねw
140名無しより愛をこめて:04/05/25 00:59 ID:Rz1+g9FT
♪ぼくーにも かけーる
 タロウのきゃーくーほーん
141名無しより愛をこめて:04/05/25 01:08 ID:h2CHVPue
↑これは新マンのメロディで歌えばよいの?
142名無しより愛をこめて:04/05/25 01:17 ID:GQHfiCfR
レッツゴーライダーキックにのせてどうぞ
143名無しより愛をこめて:04/05/25 05:56 ID:DA4EIsIZ
個人的には、森山隊員が幼なじみの画家の家に招待されたら、縛られてしまった、みたいな聞いたような聞かないような話をキボンヌ。
144名無しより愛をこめて:04/05/27 02:08 ID:PbXyT9jE
>>135
現実の世界を持ちこまないでクレロン…
「タロウ」を楽しませてクレロン!
145名無しより愛をこめて:04/05/27 15:34 ID:rJxkliKk
キングブレスレッド使う話考えるか
146名無しより愛をこめて:04/05/27 20:40 ID:Fn6f4dO5
ダン少年(Aの後半のレギュラー)が活躍する話を考えようと思ったんだけど(バル
ギー星人になったなんて悲しすぎる!)よく考えたらダンの出てくるAの後半って見
てないや(´A`)
147名無しより愛をこめて:04/05/27 20:42 ID:Fn6f4dO5
ダン少年(Aの後半のレギュラー)が活躍する話を考えようと思ったんだけど(バル
ギー星人になったなんて悲しすぎる!)よく考えたらダンの出てくるAの後半って見
てないや(´A`)
148名無しより愛をこめて:04/05/27 21:45 ID:Fn6f4dO5
二重に書き込んで更に悲しさ倍!(´A`)
149名無しより愛をこめて:04/05/27 21:47 ID:Fn6f4dO5
二重に書き込んで更に悲しさ倍!(´A`)
150MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/05/28 01:54 ID:8RBd4fqh
『地底に潜む侵略者』 知略宇宙人マイム星人 地底ロボットユートム 登場
ゲンはトオルとカオルと百子と山にキャンプに出かける。
「ああっ、山の空気はおいしいなぁ」などと山を満喫していたゲン。
百子はこの辺りでは「神隠し」が多いなどという噂を聞く。
その頃、トオルは崖から足を滑らせて落ちてしまっていた。
トオルは気絶してしまいユートムに連れ去られてしまう。
トオルを探しに崖に下りてゆくゲンだが、トオルは見つからない。
だが、わずかにMACシーバーが星人反応を示していたため、ゲンはダンに連絡をする。
神隠しの事もあってダン達MACはマッキー1号で山に急行する。
「マックの地底戦車を使う!」
ダン、ゲン、白土、松木を乗せたマックモールは地の底へ向かって出発した。
やがてマックモールは硬い壁に突き当たった。
「ミサイル発射!」ダンの指示で壁は壊された。
その先に見えたのは地下都市だった。
内部を調査するMAC。立ちはだかるユートム。ゲンや白土は苦戦するが、
ダンのMACガンにより倒す事が出来た。
ダンは言う。「頭だ、あいつは頭を狙え!」
151MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/05/28 02:01 ID:8RBd4fqh
やがて都市の中心までたどり着く。そこにはマイム星人とトオル達の姿が。
地球侵略の手はじめとして人間を捕まえて調べようとしていたのだ。
さらに星人は地下に基地を作ろうとした時、たまたまこの建築物をみつけ、
そこの地底ロボットユートムを戦力として利用していたのだ。
ことごとくユートムを撃破された星人は物凄い速さで逃げ出す。
ダンはゲンに星人を追うように言い、自身はMACのメンバーと共に人々を避難させた。
一方、ゲンは星人を追い詰めるが上から岩を落とされてしまう。
地上では佐藤と梶田らのマッキーが巨大ユートムと戦っていた。
ボディが硬く、ミサイルも全くきかない。
劣勢だったが突如、地面からレオが出てきて形勢逆転。
レオは巨大ユートムをレオキックで倒す。
その時、山からマイム星人の円盤が出てきて空へとのぼって行く。
レオは佐藤隊員に目配せする。
「了解!レオ!」佐藤隊員はマッキー3号で円盤を撃破するのだった。
人々を避難させたダンは「これ以上地下都市を利用されないように」と爆破する。
その後、ゲン達はMAC隊員達も加えて
バーベキューパーティーを開いて休暇を思い切り満喫するのだった。
152MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/05/28 02:06 ID:8RBd4fqh
というわけで試しにレオの話を書いてみました。
ぶっちゃけマックモールを登場させたかっただけです。
あとMACを活躍させたかったw
序盤の特訓路線じゃなくて中盤あたりの話ということで一つ。
153名無しより愛をこめて:04/05/28 15:34 ID:aAffi/OL
一番悲惨だったからな>MAC
154名無しより愛をこめて:04/05/28 18:38 ID:TAUbMT3W
せっかくユートムが出てきたんならユートムとあの地底都市は
いったいなんだったのかという長年の謎を解いてほしかったが、
その手の事をやってしまうとウルトラマンレオの脚本ではなくなって
しまうんだろうなあ。

ガメロットとかセブンガー同様柔らかそうな巨大ユートム…
155MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/05/29 01:01 ID:ESZ498so
俺も最初は星人じゃなくて初代マンに出てきた地底人みたいな
地球先住民族みたいなのがユートムを操って……とか、考えてたんだけどね。
何だかレオっぽさのかけらも無くなってノンマルトみたいになりそうだったんでw
156名無しより愛をこめて:04/05/29 11:13 ID:fRzxs3AV
『夢の桃源郷へ!』 夢怪人クーバ星人 登場
ある夜、健一は夢を見た。夢の中に老人が現れ、その老人が健一に言う。
「君は選ばれた。明日の晩に君だけを桃源郷へ連れて行ってあげよう」と。
健一はその夢のことが気になっていた。
夢を見た次の日。健一は朝食を食べながら、昨晩見た夢のことについて光太郎に話す。
夢のことをからかう光太郎。笑われた健一は怒る。
「もし、自分が桃源郷へ連れて行ってもらえることになっても、光太郎さんは呼んでやらないよ」。
健一はそう言うと、朝食も残して登校して行った。
下校中、健一は友人達に夢のことを話した。すると、友人達も同じ夢を見たのだ言う。
老人は自分ひとりを桃源郷へ連れて行ってくれると言った。自分ひとりが選ばれたのだ。
どうしても自分が桃源郷へ行きたいために、健一たちはケンカを始めてしまう。
そこに通りかかった光太郎が乗ったラビットパンダ。光太郎は健一たちから事情を聞く。
みんな同じ夢を見るなんておかしい。光太郎はZAT本部に連絡するが、朝比奈隊長は
相手にしてくれないのだった。
157名無しより愛をこめて:04/05/29 11:13 ID:fRzxs3AV
その日の晩、健一の夢の中にあの老人が現れた。「これから桃源郷へ連れて追ってあげるから、
近くの公園に来なさい」。老人の言葉を聞いた健一は目が覚める。健一は公園へ向かった。
「よく来たね」。どこからともなく老人の声が聞こえると、上空に異空間が現れる。
その空間は健一を飲み込もうとする。そこにやってきた光太郎が健一を助けようとするが、
健一は老人に操られていて言うことを聞かない。光太郎は健一と一緒に空間へ飲み込まれて
しまった。空間を抜け出ると、不気味な世界へたどり着く。そこには、子供たちが何人もいた。
その中には健一の友人達も。子供たちも健一と同じように操られていた。そこに現れた老人。
老人に命令された子供たちは光太郎を襲う。
老人は巨大なクーバ星人に変身。クーバ星人は、子供たちを騙してさらおうとしていたのだ。
光太郎もタロウに変身。タロウはウルトラダイナマイトで星人を爆散せるのだった。
光太郎たちは元の公園にいた。子供たちも意識を取り戻していた。
健一は光太郎に言う。「光太郎さんがタロウに変身するのを見たような・・・」。光太郎は、
それも夢だと笑って話す。
桃源郷などどこにもない。
もしあるとするならば、僕たちの住んでる世界こそ、無限の可能性が広がる桃源郷なのだ。
158名無しより愛をこめて:04/05/29 11:16 ID:fRzxs3AV
うーん。ウルQの話として考えていたのを
途中でタロウの世界に合わせたから、「タロウ」らしくないね。スマソ。
159名無しより愛をこめて:04/05/29 11:21 ID:fRzxs3AV
爆散せる→爆散させる
160名無しより愛をこめて:04/05/29 11:31 ID:l98xSjMM
>>156-157
むしろ「レオ」っぽい?
(健一をトオルに置き換えれば)
161名無しより愛をこめて:04/05/29 14:01 ID:QYrKp8jZ
>>156
題名がタロウにしてはまとまり良すぎるので
「行くな!夢の世界は地獄の罠!」
「あぶない!嘘つきお爺さん」
なんて題名はどうかちら
162名無しより愛をこめて:04/05/29 14:57 ID:B9rzrPWu
「あぶない!嘘つきお爺さん」、良いねw

あと、誤字訂正。
連れて追って→連れて行って ね。
何度も見直したのに、なぜ誤字があるんだよぉ・・・ OTZ
163名無しより愛をこめて:04/05/29 20:09 ID:TAEI9oY6
誰でも書けるってことは
荒川や井上敏樹や小林靖子にも書けるってことか?
そう言いたいんだな?
164名無しより愛をこめて:04/05/29 20:37 ID:fhhj3Id3
>>163
は?
165名無しより愛をこめて:04/05/29 20:56 ID:GAHYglik
>>163
釣りでないならスレ全部読んでな。
166名無しより愛をこめて:04/05/29 21:17 ID:ythvMNWf
誰かエースで書いてください。
167名無しより愛をこめて:04/05/29 23:11 ID:k2wfrnDH
原告は,平成9年11月1日午後7時頃から,大学時代の友人であるFと,
阪急電鉄西宮北口駅近くの焼鳥店及びスナックで飲食し,その帰宅途中,
公衆電話から,東京在住の大学時代の友人に電話をかけ,原告がウルトラマンに
なったという想定で,同人と他愛のない会話をした。
その後,原告とFは,同日午後10時35分頃,上記通話を終え,同駅に向かって
歩き始めたところ,原告の上記会話に立腹した被告は,後方から声を掛けて
原告らを呼び止めこれに近付いた上,本件現場において,振り向いて被告と
向かい合った原告に対し,その胸ぐらを両手でつかみ,「お前ら,ウルトラマンが
どうか知らんけどな。なんぼのもんじゃい。」等と言いながら,ほとんど無抵抗の
原告の頭部を付近の本件店舗のシャッターに何度も打ち付けたり,原告の
片腕を手で掴んで振り回し,原告を路上に転倒させて,その頭部を路面に
打ち付けさせる暴行を加えた。その結果,原告は,本件傷害を負った。

http://courtdomino2.courts.go.jp/Kshanrei.nsf/webview/7F0C6BE7643EDD6049256BCD0020FDA8/?OpenDocument
168名無しより愛をこめて:04/05/29 23:25 ID:04Ya6EQq

『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』 宇宙怪獣ホッターキング
蛍が大好きな小学3年生の川野ひかる。彼女が住んでいる村は蛍の村として有名であった。
しかし、最近では環境汚染によって蛍がほとんど見られなくなってしまっていた。
ある晩。ひかりは、いつものように川辺で蛍を探していた。しかし、1匹も見つけることができない。
その時、上空から一つの緑の光が降ってきた。「あれは、蛍だ!」。ひかりはその光を追うが、
途中で見失ってしまうのだった。
次の日の午後。ひかるは学校の帰り道に川辺へ寄った。もちろん、昨日の蛍が気になって
いるのだ。川辺にはZATの面々がいた。昨晩、この川辺に宇宙怪獣反応があったのだという。
ひかりは、この川辺を荒らされたくなかった。「ここには蛍がいるの。ここには近寄らないで」
ZATを必死に追い返そうとするひかり。ZATは退却することになったが、
光太郎は「ここで見張りをしたい」と朝比奈隊長に頼む。朝比奈隊長も了承するのだった。
ひかるは、夜になっても蛍を探している。隠れて見守る光太郎。ひかるは、ついに蛍を発見する。
「あの晩に見つけた蛍だ」。嬉しくなるひかり。ひかりが蛍を捕まえようとすると、蛍は
宇宙怪獣ホッターキングに変身。光太郎は、すぐさまZATに連絡する。
スカイホエールが現場に到着。「こっちの水はあまいぞ作戦」を決行する。スカイホエールは、
下部から水を噴出。蛍の好きな水でホッターキングを誘導し、村から遠ざけようというのだ。
作戦は成功。光太郎はタロウに変身し、ホッターキングを倒すのだった。
翌日の晩、ひかるは光太郎と蛍を探していた。そして、ついに本物の蛍を一匹見つける。
二人は大喜び。まだ、この川辺には蛍がいたのだ。
169名無しより愛をこめて:04/05/29 23:26 ID:04Ya6EQq
まぁ、ホタルの季節なので・・・・w
170名無しより愛をこめて:04/05/29 23:31 ID:04Ya6EQq
一部間違ってました。
ひかり→ひかる
171名無しより愛をこめて:04/05/29 23:34 ID:04Ya6EQq

(修正)『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』 宇宙怪獣ホッターキング
蛍が大好きな小学3年生の川野ひかる。彼女が住んでいる村は蛍の村として有名であった。
しかし、最近では環境汚染によって蛍がほとんど見られなくなってしまっていた。
ある晩。ひかるは、いつものように川辺で蛍を探していた。しかし、1匹も見つけることができない。
その時、上空から一つの緑の光が降ってきた。「あれは、蛍だ!」。ひかるはその光を追うが、
途中で見失ってしまうのだった。
次の日の午後。ひかるは学校の帰り道に川辺へ寄った。もちろん、昨日の蛍が気になって
いるのだ。川辺にはZATの面々がいた。昨晩、この川辺に宇宙怪獣反応があったのだという。
ひかるは、この川辺を荒らされたくなかった。「ここには蛍がいるの。ここには近寄らないで」
ZATを必死に追い返そうとするひかる。ZATは退却することになったが、
光太郎は「ここで見張りをしたい」と朝比奈隊長に頼む。朝比奈隊長も了承するのだった。
ひかるは、夜になっても蛍を探している。隠れて見守る光太郎。ひかるは、ついに蛍を発見する。
「あの晩に見つけた蛍だ」。嬉しくなるひかる。ひかるが蛍を捕まえようとすると、蛍は
宇宙怪獣ホッターキングに変身。光太郎は、すぐさまZATに連絡する。
スカイホエールが現場に到着。「こっちの水はあまいぞ作戦」を決行する。スカイホエールは、
下部から水を噴出。蛍の好きな水でホッターキングを誘導し、村から遠ざけようというのだ。
作戦は成功。光太郎はタロウに変身し、ホッターキングを倒すのだった。
翌日の晩、ひかるは光太郎と蛍を探していた。そして、ついに本物の蛍を一匹見つける。
二人は大喜び。まだ、この川辺には蛍がいたのだ。
172名無しより愛をこめて:04/05/29 23:54 ID:CGULZpDj
いい話だなぁ・・・

なんか、ここにあるほとんどの作品が
俺の心を癒してくれる。
173名無しより愛をこめて:04/05/30 00:33 ID:1RW72ZV0
「こっちの水はあまいぞ作戦」がZATっぽくてワロタ
なんとなく、スカイホエールからでかいバケツを吊り下げて飛びまわりそう
なイメージだ。
174名無しより愛をこめて:04/05/30 06:55 ID:QfWARZ7H
>143
それだと「A」ノリでは?市川森一テイスト。
175名無しより愛をこめて:04/05/30 11:08 ID:fqcKwJB9
「僕タロ」(スレタイの略)のストーリーも
気付いてみれば15本できてる。(+レオ1本)
順調だね〜〜。
176名無しより愛をこめて:04/05/31 21:38 ID:lQs4nqXM
巨大化できないとか、凍らされるとか、そう言う話きぼんぬ
177名無しより愛をこめて:04/05/31 21:58 ID:sVvjjwyB
ラビットパンダが大爆発する話キボンヌ
178名無しより愛をこめて:04/05/31 22:01 ID:S1oVLd/s
>>176
そういう話を考えるのは頭を柔らかくしないと難しいよな。
どうしても、子供を交えた感動話を思いついてしまう・・・・。
179名無しより愛をこめて:04/06/01 02:02 ID:9/kXJtTQ
>>177
少しワラタ
180名無しより愛をこめて:04/06/01 03:05 ID:CcD4myV8
>>176は子供がらみでもいけそうだけど、
たしかにラビットパンダの大爆発はなかなか困難だねw
だって、ただの爆発じゃだめなんだろう?
181名無しより愛をこめて:04/06/01 07:58 ID:HcnakUC4
>>176
そういう話はそれこそやられフェチにでも頼むがよろし。
ただ、今はタロウ責め掲示板はサービス停止中だけどね。
182名無しより愛をこめて:04/06/03 20:22 ID:x4LeUitB
【「僕タロ」怪獣リスト】
名前が判明している怪獣のみ。他シリーズの作品も存在しますが、
ここでは、「タロウ」のみを挙げています。ご了承ください。

■一角怪獣ユニゴン
>>3『ユニゴンの角』に登場。
一角島に住む。ユニゴンの角は、すり潰して飲むと、どんな病気や傷でも
治ってしまうという。悪人に角を奪われ大暴れした。

■クライム星人
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』に登場。
マンモスの化石を怪獣化させる超能力を持つ。

■太古怪獣マンモンス
>>34に登場。
元はマンモスの化石であったが、クライム星人によって怪獣化させられた。
クライム星人と共にタロウを苦しめた。

■地底怪獣キングリボノー
>>49『怪獣鯉のぼり!』に登場。
鯉のぼりを餌と勘違いしていた地底怪獣。
最後はルナジウムミサイルで倒され、皮を鯉のぼりにされた。

■蚯蚓怪獣ドミズラー
>>70-72『ウルトラの母の日』に登場。
地底から出現して暴れまわる。長いシッポを自在に操り
タロウを苦しめた。ペルミダーのミサイル攻撃に敗れる。

■ナックル星人(父親)
>>96『ウルトラの誓いはいつまでも・・』に登場。
かつて新マンと戦ったナックル星人の同種族と思われる。
宇宙囚人808の脱走者。新マンによって捕縛された。
183名無しより愛をこめて:04/06/03 20:24 ID:x4LeUitB
【「僕タロ」怪獣リスト2】

■ナックル星人(息子)
>>96に登場。
中学生の男子生徒に姿を変えていた。
宇宙人であるという理由でいじめられていた。

■雨天怪獣レインゴ
>>107『日本の童謡から 雨ふりの中で』に登場。
口から光線を吐く能力をもつ。雨天の日に現れる怪獣。

■宇宙怪獣コスモダーク 
>>113『ウルトラの星が消えた!?』に登場。
アンドロメダを妨害した怪獣。宇宙でタロウに倒された。
テンペラー星人Jr.に操られていた怪獣。

■宇宙怪獣コスモダーク2世 
>>114『ウルトラの兄弟達を救え!』に登場。
マゼランに襲いかかった。テンペラー星人Jr.に操られていた怪獣。
184名無しより愛をこめて:04/06/03 20:26 ID:x4LeUitB
【「僕タロ」怪獣リスト3】

■テンペラー星人Jr.
>>114-115『君もウルトラの国へ!』に登場
ウルトラ兄弟への復讐に燃える極悪宇宙人。
タロウのストリウム光線に敗れる。

■暗黒怪獣バキューモン
>>113-115に登場。
かつて現れたバキューモンと同族と思われる。
ウルトラの星も飲み込んでしまった。

■夢怪人クーバ星人
>>156『夢の桃源郷へ!』 に登場。
桃源郷へ連れて行ってあげると言い、子供たちを騙した。
普段は老人の姿に変身している。タロウのウルトラダイナマイトによって倒される。

■宇宙怪獣ホッターキング
>>171)『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』に登場。
蛍に姿を変えて地球に侵入した宇宙怪獣。
蛍と同じような性質を持っており、水が好き。
185名無しより愛をこめて:04/06/03 21:09 ID:2RxUqBa6
俺も参戦
「大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!」侵略宇宙人ターナ星人登場
光太郎は休日、健一と少年サッカーの試合を見に来ていた。
そこで光太郎は、怪我をしたところを触るだけで治してしまうという
不思議な少女、ミチルに出会う。彼女の帰り道に光太郎は「君は宇宙人だね?」
と声をかける。彼女の話を聞くと故郷の星が侵略宇宙人ターナ星人に襲われ
母と共に地球に避難したという。今は幸せに生活しているから私達親子の
正体は誰にも言わないでほしいと光太郎に頼み帰っていった。
ある日、地球に宇宙船が飛来した。ターナ星人である。
星人は巨大化し「ミチルを出せ」と叫ぶ。侵略宇宙人である
ターナ星人は治癒能力のあるミチルを侵略戦争の戦力として拉致するのが
目的であった。ZATはミサイル攻撃をするが全く歯が立たない。
さらに星人の放った光線が光太郎機に命中、両目に怪我をしてしまう。
焦った光太郎は目を押さえ苦しみながらもバッチをかかげ変身する。
しかし目が見えないタロウは苦戦を強いられる。
ZAT基地では、ミチルとその母が朝比奈隊長に会いに来ていた。
親子は正体を明かし星人が水分に弱い事を隊長に教えた。
隊長は単身で出撃して「人口雨雲作戦」を決行、とりあえず
星人を撃退する事に成功するが・・。

時間ないから今日はここまで。(ホントだw意外と難しいよ)
186名無しより愛をこめて:04/06/03 21:51 ID:x4LeUitB
>>185
おお!良いところで続くなア。続きも楽しみにしてます d(^^)
タイトルだけ読んで、宇宙龍が出る話かと思ったw
187名無しより愛をこめて:04/06/03 22:18 ID:2RxUqBa6
>>185
続き。
なんとかZATの役に立とうと基地から娘と共に戦場に向かう少女。
そこで倒れている光太郎を見つけ、少女が目の治療をする。
再び現れる星人、なんとカッパを着用している!再びタロウに変身する光太郎。
目の治ったタロウの敵ではなくストリウム光線で星人は倒されるのであった。

光太郎は少女に礼をした後、尋ねた。「故郷の星に戻るのかい?」
少女は「うんうん、故郷には戻らない。友達のみんなに私の正体は知られちゃっただろうけど
これは いいきっかけだったと思ってるの。うそをついてたことも誤りたいし、
宇宙人と地球人は仲良く生活できることを世界に証明したいの!」
と答え登校して行った。光太郎は少女の立派な生き様に感動し、笑顔で見送ったのであった。
188名無しより愛をこめて:04/06/03 22:23 ID:2RxUqBa6
訂正
娘と共に戦場に向かう少女。=母と共に戦場に向かう小女。

なんかよくわからないまま 終わってしまいましたね〜すいません
脚本家の方、感心しますです、ハイ
189名無しより愛をこめて:04/06/04 00:02 ID:m44KGImC
>>188
いやいや、上手くまとまってると思うよ?
カッパにワロタ
190名無しより愛をこめて:04/06/04 00:49 ID:53L9t+9I
ひやかし半分で覗いたら、思いのほかの良スレ……。
個人的には、帰マンものもお願い!(創作能力ない俺には書けない……)
うぅ、怪獣のデザインも見たいっっっ!!!
191185:04/06/04 02:23 ID:9PvVY8j1
誉められたので調子にのってもう一個かいてみる。

ウルトラセブンで書いてみる。

母親の命日でアマギは休暇をとって田舎の墓参りに来ていた。母親は
アマギが16歳の頃、強盗に襲われ殺された。犯人はまだ捕まっていない。
屋根裏に隠れていたアマギは屋根裏の入り口の隙間から犯人の顔を見ていた。
記憶力のいいアマギは今でも犯人の顔を覚えている。墓参りを毎年欠かさず
続けているのは犯人を忘れないためと怒りが風化しないためである。
ダンはこのことを知っていた。アマギと飲みに言った時、彼は飲みすぎ、
酔った際に口をすべらせたのである。ダンだけしか知らないのは
飲みに行った翌日にアマギが口止めしたからである。

ダンは空のパトロールを終え本部に帰る途中だったがアマギが休暇中
だったことを思い出し連絡をとった。アマギは焦った口調で返してきた
「いたんだ!ダン!俺の母ちゃんを殺した犯人が!」
なにかの見間違いではないかとダンは聞いたがそこで通信が不自然に
途絶えてしまった。妙な胸騒ぎがしたダンは、すかさず本部に連絡した。
駆けつけたフルハシ、アンヌとダンは必死のアマギの捜索をした。
(つづく)
192185:04/06/04 02:29 ID:9PvVY8j1
(つづき)
アマギは何者かに襲われ捕らえられ、見た事のない怪しい機械等がある部屋で
一人閉じ込められていた。おそらくどこか基地かなんかだろう。アマギは
冷静に現在の状況を理解しようと考えた。
(俺が見た犯人、後ろから俺を襲ったのは・・くそ!どういうことなんだ!)
「おやおや お目覚めかね?地球人」
奥の部屋から出てきたのはビラ星人だった。「ビ、ビラ星人!」
「驚いたかねアマギ君。私は大船団の生き残りさ」
星人によると、ビラ星人は個々により能力が違い、このビラ星人は人の記憶を
読み取る力、相手に幻影を見せる力があることを教えた。高度な化学力で
星人は犯人の記憶の映像から地球上の犯人を見つけたと言う。
犯人の居場所を教える代わりに逃走用の宇宙船を用意しろとの事だった。
「あまく見られたものだな」
アマギはつぶやくと、隠し持っていたガンでビラ星人を攻撃した。
「お前たちが犯した罪は、決して許されるものじゃないんだ!」
ビラ星人は怒り襲い掛かるが、そこにフルハシ、アンヌ、ダンが駆けつけた。
ダンは墓の周り1辺を透視能力でくまなく探し秘密の基地を発見したのである。
3人の奇襲を受けたビラ星人は巨大化し田舎の村を襲ったが、ダンは変身して
セブンとなりエメリウム光線で倒されるのであった。

「犯人は必ず俺の手で捕まえてやるさ。だれが宇宙人の助けなんかうけるか!ははは」
事情を聞いたダンは黙ってポンとアマギの肩をたたいたのだった。

あ!タイトル忘れてた!
えっと「宇宙人の要求」みたいな感じでいいかな
「ビラ星人(二代目)登場」(セブンでは敵の紹介ないけどね)
193185:04/06/04 02:31 ID:9PvVY8j1
訂正 エメリウム光線で倒されるのであった=倒すのだった

倒されてどうすんだよ・・・
194名無しより愛をこめて:04/06/04 07:43 ID:1eRfFcyJ
いやあ、セブンは難しいですなぁ
195名無しより愛をこめて:04/06/04 09:11 ID:OqtGzDyD
>>191-192
おお、セブンらしいSF要素が入ってるのが良いねぇ。
196名無しより愛をこめて:04/06/04 09:17 ID:OqtGzDyD
早見作品リスト3
(※リスト1・2は、>>124>>125を参照)

<タロウ>
>>156-157『夢の桃源郷へ!』 
>>171『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』 
>>185>>187『大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!』

<他のウルトラシリーズ>
>>150-151『地底に潜む侵略者』 
>>191-192『宇宙人の要求』
197名無しより愛をこめて:04/06/04 10:26 ID:B6QirRxX
ZAT入隊前の光太郎って、確かボクサー修行中の身だったよね。
ボクシング絡みのネタってどう?(健一がいじめっ子とボクシングで対決する「本当の勇者」(仮)
198名無しより愛をこめて:04/06/04 11:57 ID:oQgCYd5t
>>197
 
 たしかセットなどの都合でボクサー修行中の描写は無くなっていったのかな。

 エイティの教師設定なんかもそうだけど、シリーズで潰えた設定を補完した
お話をここで書くのも良い感じかも。
(エイティも劇中で出てこなかっただけで、教師を辞めた訳じゃなかったはずだし、
 光太郎も、最終回の後ボクサー修行を続けていたのかもしれないしねえ。)
199名無しより愛をこめて:04/06/04 13:54 ID:N/IwniOd
「暴食怪獣が地球を襲う!」暴食怪獣キングイーター登場
ZATステーションが宇宙怪獣の襲撃を受けた。ステーションの必死の防戦もむなしくステーションは破壊され、隊員たちは全員怪獣キングイーターの餌食にされてしまった。
キングイーターはさらに地球に向けて接近。ZATは、怪獣の目的が水や食料であると考え、「毒ご馳走作戦」を開始、毒入りの肉槐をスカイホエールにぶら下げて迎撃。
キングイーターを臨海埋立地に誘い込んだ。
毒入り肉をむさぼり食うキングイーター。だが怪獣は死なない。地球の毒は宇宙怪獣には効かないのか?
スカイホエールは攻撃を開始するが、逆に撃墜されてしまう。都心部へ向かう怪獣。このままでは人々が食われる!
光太郎はタロウに変身、キングイーターに立ち向かった。だがZATの用意した「ご馳走」が皮肉にも怪獣を元気付け、キングイーターはタロウを圧倒。
タロウをも餌食にすべく肩口に噛み付いた。
「ジュワァァ・・・!」悲鳴を上げるタロウ。カラータイマーが点滅を始めた。
その時!高空からのレーザー砲がキングイーターを捉えた。ZATステーション配備のマゼランだ。
宇宙パトロール中のため難を逃れたステーション隊員でかつての日本支部隊員、西田が地球に戻ってきたのだ。
タロウは窮地を脱すると、ストリウム光線でキングイーターを撃破した。

後日、ZAT総本部から辞令が下った。
荒垣副隊長が再建されるZATステーションに隊長として赴任することとなったのだ。
そして西田もその片腕として再び宇宙に旅立っていった。

マゼランと西田を出したくて作りましたが、荒垣が行ってしまうので話としては終盤が妥当ですね。
早すぎたかな。その場合は繰り下げてください。
200名無しより愛をこめて:04/06/04 15:41 ID:ND6s7pw2
『山村に響く声』  強食怪獣ゲバラ 森林怪獣フォレス

とある工事現場。ダイナマイトで山を崩していると、突如怪獣が現れ、
次々と人間を襲う。
ZATの資料で、この怪獣は太古の肉食怪獣だということは分かったが、
詳しい生態までは分からなかった。
しかし、人間を襲うのは食糧を得る為であることははっきりしたので、
ZATがすぐに出撃する。
ところが、ZATが現場に到着した頃には、怪獣は人間を襲うのを止め、
地底に潜ってしまっていた。
この怪獣ゲバラにとって、人間は食糧として適さないのだと気付いたZATは
「焼肉作戦」を実行する。
大量の焼肉を作り、その匂いで怪獣を誘き出そうというのだ。
しかし、牛・豚をはじめ、様々な動物の肉を使ったにも関わらず
怪獣は現れない。
仕方がないので、怪獣が消えた山麓をしらみつぶしに捜索することに…。
201名無しより愛をこめて:04/06/04 15:43 ID:ND6s7pw2
(続き)
夜の帳が落ちた頃、山中で怪獣の鳴き声が聞こえる。
隊員たちが急行すると、目の前に寒村が現れる。
そしてそこには、なんと別の怪獣が。
この怪獣フォレスは、何十年も前から山中に潜んでおり、村の住民は、
このおとなしい怪獣を自然に受け入れているのだった。
しかし、この村はもうじきダムの底に沈んでしまう。その前に怪獣を
どこか安全な場所に逃がしてやりたいと村長はZATに語る。
そこへゲバラが出現し、フォレスに襲いかかる。
ゲバラにとって、他の怪獣こそがその食糧なのだった。
光太郎はタロウに変身してゲバラに挑み、ストリウム光線でこれを倒す。
そしてタロウは、村人の気持ちをくんで、フォレスを未開の山奥に運ぶ。
翌朝。これで心おきなく村を去れるという村人たちに別れを告げ、
ZATは帰還する。

半年後。ダムが完成したことを新聞で知った隊員たちは、
あの村での一夜を思い返すのだった。
202名無しより愛をこめて:04/06/04 17:39 ID:YO1xNa9Y
焼肉作戦ワロタ
南原隊員「ちくしょう、俺も一口くいてえなァ」
副隊長「我慢しろ南原!俺も食いたい」
なんて会話ありそう
203名無しより愛をこめて:04/06/04 19:31 ID:votN+4Ay
しかしタロウ怪獣って食い物がハマるのな。

>>199
では荒垣の後任使ってなんか考えてみっかな。
204名無しより愛をこめて:04/06/04 20:55 ID:0Ehw0jNa
『日本の童謡から 怪獣のとこやさん』ガンザ2世、改造ルナチクス登場

東京湾沖で謎の地熱上昇が発生、ZATに調査が依頼された。
東「おはようございまーす。あれー?副隊長やる気まんまんですねえ。」
二谷、作戦室で既にヘルメットを被っている。「ブツブツブツブツ」
東「?」森「しーっ違うのよ。どうも昨日奥さんに散髪してもらったみたいでね、
虎刈りにされちゃったんだって。今朝もけんかして出てきたみたいよ。」
東「へえ〜(ニコニコ)」二谷急に立ち上がる。目ぎょろり。「しゅちゅどう!」

その頃海底。なにか白いものが海草のようにゆらめいている。
それに近づく岩盤のようなもの。いきなり岩盤からハサミが現れそれをちょん切る。
突然海底地震発生。海上に水蒸気が立ち上る。
南「うわあ海底火山だ。早すぎるよう。」北「あ、なんか出てくるぞ。」
海上に姿を現したのは改造ルナチクスだ。改造軍団とともに地球に来て
いたが、地道にマグマを吸収しているうちに、その使命を忘れていたようだ。
しかも耳が片方ちょん切れている。一気に東京に上陸。狂ったように大暴れ。

作戦室の二谷その様子をみながら「ブツブツブツ・・・そうか!ウシャシャシャ」
出て行く二谷。森山硬直している。

そして東京上空、ホエールで二谷参戦。ホエールの機体下部には巨大なハサミが
付いている。東「げえっ!?ふ、副隊長何ですかそれ!?」北「はっ!まさか」
二「虎刈りだからいらいらして暴れとるんだよ。わしもうさぎさんの気持ちは
よ〜くわかる。バランスが大事なのだよ。ウシャシャシャ」南「うわああ!やめてくれえ!」
   チョキン!
205名無しより愛をこめて:04/06/04 20:58 ID:0Ehw0jNa
つづき
ルナチクスのもうひとつの耳もちょん切れてしまった。荒れ狂うルナチクス。
ホエールをわしづかみ。光太郎スワローで特攻。ウルトラマンタロウ登場。
ホエールを支えたままブレスレットでルナチクスを倒してしまう。
勝利のタロウの耳にハサミの音がきこえる。二「タロウさんもその大きな角、
じゃまっけだねえ。」二谷笑っている。タロウ思わずホエールを手から落とす。

 病院。東「すみません!副隊長」二「なにも君があやまることはないよー。
それに包帯で虎刈りがみえなくなってわしは喜んどるんだよウシャシャシャ。」
東「は・・はは、ははははははは(さわやかに)」

その頃海底では謎のハサミが手当たりしだいチョキチョキやっている。(BGMあわて床屋)
N竜「おやおや、どうやらあの時のガンザの子供だね。タロウの成長ストップ光線
から免れて大きくなっているみたいだね。また変なものちょん切って騒ぎ起こさないでね。
・・・あぁ、それは!」 
206名無しより愛をこめて:04/06/04 21:16 ID:c3X/p4BP
>>204-205
タロウらしい展開がイイ!(・∀・)
207名無しより愛をこめて:04/06/04 21:58 ID:fjp0/fZf
おお〜〜、作品が急に増えてる♪
208名無しより愛をこめて:04/06/04 23:12 ID:raXvdkjB
>>182-184
サンクス!!自分の考えた怪獣がリスト化されると
なんか嬉しくなってくるよ!
209名無しより愛をこめて:04/06/04 23:14 ID:yL4LAfij
( ´ー`)y-~~ 二レス位でまとめてもらった方が読みやすいんだがな
210名無しより愛をこめて:04/06/05 01:04 ID:DXoBVz+B
うぉぉ! あんたらスゲーよ、マジで。
水割り飲みながらホテルで読んでたら涙がとまらなくなってきた(←アホ)。

そうなんだよな、タロウ、好きだったんだよな。
それがいつの間にか第一期シリーズを持ち上げる反動でバカにするようになって……。

スマンカッタ、スマンカッタ。許してくれーーーーーーーーーい!

もう一度、もう一度、スペシャルでも何でもいいから、リメイクしてほしい。
そんときは、このスレの作品で……。
211名無しより愛をこめて:04/06/05 11:28 ID:dbSRmHLp
いやぁ、面白いねぇ。どの作品からもタロウへの愛を感じる。
「レオ」や「セブン」のも面白いね。
212名無しより愛をこめて:04/06/05 19:17 ID:zQFizAoM
とりあえずオリジナル作品で書いてみる。

タロウ対改造キングジョーの続き
超・凱〜ウルトラ・ガイ〜 第12話「ぶちのめせ!改造キングジョー!」
廃ビルの屋上に二人の男が立っている。
「タロウもついにやられたか・・・・」
赤いポロシャツに青いジーパンを着た若者が言う。
その先には改造キングジョーに無残に敗れ、タワーに片足を突き刺されたウルトラマンタロウの姿が・・・
「能力の全てを腕力アップにつぎ込んだようだな・・・だが・・・」
サラリーマン風の男が言いきる前に赤いポロシャツの男が言った。
「お前には勝てない・・・・だろ?」
「その通りだ。」
サラリーマン風の男が即答した。
「ほんじゃ行くか、お前はタロウを助けろ。俺はあれをやる。」
赤いポロシャツの男がそう言うとサラリーマン風の男は無言で頷いた。
光に包まれていく赤いポロシャツの男とサラリーマン風の男・・・・
改造キングジョーの前に緑のウルトラマンが立ちはだかった、しかしカラータイマーが無い。
即座に母星から与えられたファイルから相手のデータを探し始める改造キングジョー。
だが、相手はデータに存在しなかった。
次の瞬間、赤い閃光がキングジョーに向かったと思うと、そこには改造キングジョーに強烈な
跳び蹴りを喰らわしている赤いウルトラマンの姿があった。(続く)
213名無しより愛をこめて:04/06/05 20:49 ID:l8fLVK3R
改造キングジョーは赤いウルトラマンのデータを探した、だが、赤いウルトラマンの
データも無かった、この赤いウルトラマンもカラータイマーを付けていない。
緑のウルトラマンはタロウをツインタワーから外し、リライブ光線を放った。
「うう・・・・」
タロウは蘇えった。
「大丈夫ですか!?」
緑のウルトラマンはタロウに話しかけた。
「き、君達は、確か・・・」
タロウがそう言うと赤いウルトラマンは言った。
「そう、俺らが噂のウルトラ・ガイ、ブロウとアークだ。」
ウルトラ・ガイ、それは、宇宙警備隊になれなかったウルトラ戦士のことである。
改造キングジョーは赤いウルトラマン、ブロウに狙いを定めた。
「行くぞ!」
改造キングジョーはブロウを押さえつけた・・・だが・・・
「何だ?その程度か?」
タロウを敗北させたその怪力もブロウには通用しなかった。
「おりゃぁぁぁぁ!」
改造キングジョーを押し返していくブロウ。
「どりゃぁ!」
改造キングジョーの腹部にブロウのパンチがヒットした。
倒れる改造キングジョー。
「弱っちいな、てめえなんかあと3分位でケリをつけてやる。」
倒れている改造キングジョーに馬乗りになってパンチを連打するブロウ。
「おぉぉぉぉぉぉ!」
砕け、飛び散っていく改造キングジョーの外装、その姿は、従来のウルトラ戦士の戦い方よりも
どこか凶悪な戦い方だった。
「す、すごい、あのキングジョーを圧倒している。」
タロウは呆気にとられた。自分でも敵わない改造キングジョーを圧倒しているブロウの存在にただ驚く
のみだった。(続く)
214名無しより愛をこめて:04/06/05 21:23 ID:l8fLVK3R
改造キングジョーは、外装は飛び散り、内部の機械が露にされていた。
「止めだ。」
そう言うとブロウは改造キングジョーから離れ、スラッシュ光線を放った。
爆発四散する改造キングジョー。
「もっと大技を使いたかったんだが、あいにく飛距離が3mなんでね。」
大抵のウルトラ・ガイは、最終試験の光線発射で失格する者が多いのだった・・・
夕焼けの海辺、赤いポロシャツの男=ブロウ、サラリーマン風の男=アーク、
そして等身大のタロウが立っている。
「ありがとう、君達がいなかったらあのまま死んでいたよ。」
タロウが礼を言う。
「いえいえ、それほどでも。」
アークが笑いながら言う。
「じゃあ、さようなら。」
そう言って巨大化し、飛び去っていくタロウ。
今日も地球の平和は守られたのだった。(終劇)
CAST
ブロウの声/赤覇 超一・・・関智一
アークの声/亜空 搭児・・・阿部信之介
ウルトラマンタロウの声・・・石丸博也
ブロウ・・・長谷川恵司
アーク・・・猫俣博志
ウルトラマンタロウ・・・権藤俊輔
改造キングジョー・・・岡野弘之
ナレーション・・・千葉繁
215ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/06/05 21:28 ID:l8fLVK3R
あのままじゃどうもスキーリしないから書いてみたんだけど・・・・・やっぱウザイ?
12話なんて中途半端な所から書いてる所で駄目?まあ自分自身こんな良スレを
自分の駄作で汚したくなかったけど物は試しで書いてみただけだから気にしないでいいよ。
216名無しより愛をこめて:04/06/05 21:58 ID:uYddb+GX
だが、飛距離3mのスラッシュ光線は映像でみたいぞ。
「ぴゅっぴゅっ・・・」て感じか。
217名無しより愛をこめて:04/06/05 22:25 ID:i5AwfNrz

『熱血!ZATくん一直線』 宇宙応援団長ゴーサク星人登場

朝「今日からあ、訓練学校の卒業生が1名、研修入隊する。
なにかと問題児だが、まあよろしく頼むよ。おい、三上。」
三上(友情出演 桜木健一)「よろしくお願いしまーす!」

武道場、光太郎と三上柔道の稽古。東「強いな君」
三「学生時代にちょっと。チビだからってなめてると・・・とと、でも東さん強いっすね。
こうなりゃ本気で、でええええい!」三上、光太郎の押してくる力を利用して後方連続回転。
東「いてててなんだい?今の技は」三「地獄車。チビの俺に鬼の師匠が伝授してくれたんす。」

宇宙人発見の通報を受け出動する光太郎と三上。学生風の通報者のいう宇宙人は
人間の格好で、学ランに下駄履き、ひげまみれの巨漢であった。尾行する二人。
途中お年寄りを助けたり野良犬に餌をやったりする宇宙人。
三「悪い奴には見えませんねえ。」東「うん、だが油断は禁物だ。」
その時前方に先刻の通報者が現れる。突如狂ったように突進する宇宙人。
組み付く二人、だが簡単に弾き飛ばされる。三「止まれ!止まらんと撃つぞ!」
その時宇宙人の目に涙をみる三上。一瞬のすきに通報者に襲いかかる宇宙人。あわてて
発砲する三上。東(いかん、通報者にあたる)。飛び込んだ光太郎の右肩を銃弾は直撃。宇宙人逃走。

朝「ばっかもん!もし民間人に怪我をさせてたらZATは解散ものだぞ!しばらく謹慎しろ。」
三「軽率でした。でも俺は見たんだ・・」朝「でももへちまもない!・・東の見舞いにでも行ってやれ。」

東「若いんだから、信じたように動いてみろよ。俺はお前を信じてるぜ。」三「先輩!」
218名無しより愛をこめて:04/06/05 22:26 ID:i5AwfNrz
つづき
遊園地近く。南原と北島、宇宙人を尾行。三上も私服でこっそり尾けている。その時高級外車が
遊園地に入る。3人の女性を連れているその男は例の通報者だ。三上直感。
三「やあ、先日はどうも。学生さんにしては羽振りが良くてうらやましいなあ。」
突然逃げ出す通報者。追う三上。その前に宇宙人現る。宇「おいどんのペロを返してくんしゃい!」三「ペロ?」
通「もう売っちまったよ。ペットブームだからな。怪獣の子も高く売れたぜ。」
狂乱する宇宙人。南原、北島攻撃。巨大化するゴーサク星人。三「やめろー暴れるんじゃない!」
だがゴーサク星人には聞こえない。三上観覧車に乗って星人の顔に近づく。
三「俺はあんたが優しい人だって信じてる。ペロはおれが必ず連れ戻す。」
だがゴーサク星人は三上のゴンドラを掴み取ってしまった。

様子を無線できいていた光太郎病院の屋上で変身。

タロウ登場。ゴーサク星人を制しようとするが右肩が上がらない。
三上の救出には成功するが、攻撃せず防戦一方のタロウ。
三上の目にタロウと光太郎がオーバーラップする。「・・・!!」三上確信する!
三「先輩!地獄車を使うんだ!」タロウうなずく。突進してきたゴーサク星人の勢いを利用して
ウルトラ地獄車が決まった。気絶して人間体にもどるゴーサク星人。
見つめあうタロウと三上。三上涙を流しながら会心の笑顔。

ペロはもどり、大喜びのゴーサク星人宇宙へ帰る。地球へ不時着したゴーサク星人の宇宙船から
ペットのペロを連れ去った学生にはきついお咎め。その時本部から通信。
朝「ばっかもん!ふたりとも心配かけおって。それと、三上は大阪支部への配属が決まったぞ。
パーティの準備が出来とるから早く帰って来い!」首をすくめて顔を見合わせる二人。
荒「先が思いやられますなあ。」朝「うん、だがねえ、ふたりとも私の息子みたいに思えるんだねえ・・・」

夕陽の土手。東「大阪でもがんばれよ!」三「はいっ!先輩も・・・」
三上何かを言いかけるが光太郎の笑顔だけで十分であった。言葉はもういらない。
また新しいZAT戦士が誕生したのだ。
219ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/06/05 22:33 ID:l8fLVK3R
>216
いやいや、スラッシュ光線とか縦長じゃない光線はそれなりに飛距離があるのよ。
220>215:04/06/06 12:19 ID:RYEQwSPx
>タワーに片足を突き刺されたウルトラマンタロウの姿が・・・

????????????????????????????????????????

>右脚は膝までタワーに突き刺さり、躯体を突き抜けた足首がタワーの裏側に飛び出す。
> 反 対 側 の 脚 も 隣 の タ ワ ー に 突 き 立 っ た 。
>そうしておいてキングジョーが担いでいたタロウの身体から肩を抜くと、真紅の戦士は
> 両 脚 を 大 き く 開 い た 無 様 な 格 好 で 
>ツ イ ン タ ワ ー の 間 に 逆 さ ま に ぶ ら 下 が っ た 。


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
221名無しより愛をこめて:04/06/06 13:51 ID:WRyGL6JM
やら○フェ○かよw
222名無しより愛をこめて:04/06/06 22:10 ID:iVmi8GuF

『宇宙人の陰謀!タロウ対セブン』 大悪星人ストロンゲスト星人 登場
山口県にある山に飛行物体が落下。それを調査するために南原・光太郎の両隊員が出動した。
光太郎らは、一人乗りの小型宇宙船を発見。宇宙船の中から現れたのは、ストロンゲスト星人。
ストロンゲスト星人は、地球と友好関係を結びたいのだと言う。光太郎と南原は星人を信じ、
ZAT基地の司令室に招待した。すると、さっきまで友好的だった星人の態度が一変。
突然、不敵に笑い始めた。地球と友好関係を結びたいというのは、ZATに潜入するための
嘘であった。星人は、ZAT隊員全員に催眠術をかける。タロウと同化した光太郎でさえ、
星人の催眠術にかけられてしまった。操られたZAT隊員はスカイホエールに乗り、
東京の街を攻撃し始める。光太郎もタロウに変身させられ、街を破壊する。東京は大パニック。
そこへやってきたのは、ウルトラセブン。セブンはタロウの催眠術から解こうとするが、
タロウは言うことを聞かない。そして、タロウはセブンに襲いかかる。セブンはタロウと戦うことに
なってしまった。スカイホエールもセブンを攻撃。セブンはZATとタロウの攻撃に苦戦を
強いられる。そして、ZAT基地にいたストロンゲスト星人が巨大化。星人も戦いに参戦する。
さすがのセブンも大ピンチ。セブンに迫るタロウ、スカイホエール、ストロンゲスト星人。
セブン、絶体絶命。地球はストロンゲスト星人の手中に落ちてしまうのか・・・・。
その時、眩い光と共にウルトラの父が降臨した。父は、特殊な光線でタロウとZAT隊員を
催眠術から救う。意識を取り戻すタロウ、ZAT隊員。ストロンゲスト星人は、タロウ、セブン、
ウルトラの父と戦う。しかし、この3人が相手ではストロンゲスト星人も敵わない。
星人は逃げようとするが、タロウ、セブン、ウルトラの父の必殺光線によって倒される。
ウルトラ戦士達の活躍によって、東京に再び平和が訪れた。
223名無しより愛をこめて:04/06/06 22:13 ID:iVmi8GuF
タロウの催眠術から解こうとするが→タロウの催眠術を解こうとするが
224名無しより愛をこめて:04/06/06 22:24 ID:c63PS+ui
>>222
やっぱ、ウルトラ兄弟の共演は燃えるね。
タロウとセブンは似てるので、2人が戦うのをテレビでも見たかったな
225名無しより愛をこめて:04/06/06 22:30 ID:c63PS+ui
早見作品リスト4
(※リスト1・2・3は、>>124>>125>>196を参照)

>>200-201『山村に響く声』
>>204-205『日本の童謡から 怪獣のとこやさん』
>>185>>187『大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!』
>>217-218『熱血!ZATくん一直線』
>>222『宇宙人の陰謀!タロウ対セブン』 
226名無しより愛をこめて:04/06/06 22:44 ID:X0Qhgn1J
>>222
そんな話があったら、テンペラー編よりドキドキしたかも。
227名無しより愛をこめて:04/06/07 11:47 ID:0abQHSJg
>>222
ストロンゲスト星人って、なんとなく70年代っぽくてグー。
名前のわりに弱いのも良い(w
228名無しより愛をこめて:04/06/09 09:26 ID:IqkVA32G
>>218
>三上の目にタロウと光太郎がオーバーラップする。「・・・!!」三上確信する!
三「先輩!地獄車を使うんだ!」タロウうなずく。突進してきたゴーサク星人の勢いを利用して
ウルトラ地獄車が決まった。気絶して人間体にもどるゴーサク星人。
見つめあうタロウと三上。三上涙を流しながら会心の笑顔。

ここ究極に燃えた。
229名無しより愛をこめて:04/06/10 10:50 ID:G6Ygz4DS
『ウルトラマンタロウ復活』 怪獣エビクジラ  バルキー星人 ウルトラの母 登場

N竜「ウルトラマンタロウにささげたあの1年から早や30年。
  われらの東光太郎よどこにいる。」

N竜「ここは町の剣道道場。ちびっ子達に剣道を教えているこの道場の師範。
  おお彼こそは少し白いものが混じってはいるがまぎれもなくわれらの東光太郎。」
「お父さん、やっぱりここにいたのね!高山さんもう1時間も待ってんのよ。」
走りこんで来たのは光太郎の娘、愛。

東家。愛、両親に青年を紹介する。名前は高山我夢。
最初はぎこちない光太郎もやがて我夢の明るさと優しさに惹かれていく。

デパート。今日は愛の強引な誘いで、東一家と我夢のショッピング。
そのとき怪獣エビクジラが現れる。逃げ惑う人々。我夢、東一家を安全な場所に
避難させるとウルトラマンガイアに変身。エビクジラを撃破する。
変身をとく我夢。ふと気づくと後ろに光太郎が立っている。
「そうか君がガイアだったのか。」「すみません隠してて。」「愛は知っているのか?」「いいえ。」
「君が成し遂げて来たことの素晴らしさは知っている。だがウルトラマンの力は魔物でもある。
私は愛の気持ちを尊重するつもりだ。だが、君はウルトラマンとしてでなく、人間として愛を守れるのか。」
「はい!」「・・・・・。」複雑な表情の光太郎。ショッピングは中止。愛を無理やり連れて帰る光太郎。

日曜日、区のスポーツセンター。東道場も参加の剣道大会。我夢と愛も応援に来ている。
その時、バルキー星人出現。スポーツセンターを一瞬で破壊してしまう。多くの人が逃げ遅れて
瓦礫の下敷きになる。「東光太郎とうとう見つけたぞ。今日こそ仲間の仇を討ってやる。出て来い!」
「お父さん!?」「父さんがZATにいた時に倒したバルキー星人だ、くそっ・・」だが光太郎足を挟まれて動けない。
我夢は瓦礫が直撃し頭からかなりの出血だが、愛や東道場の子供達とともに、崩落の危険の中、懸命に救出活動を行う。
痺れを切らすバルキー「出てこなければ全てを焼き尽くす!」我夢飛び出す「待て!俺が東光・・・・・」
ところが我夢より先に愛がバルキーの眼前に飛び出した「私が東光太郎の娘よ!相手になってあげる!」
230名無しより愛をこめて:04/06/10 10:50 ID:G6Ygz4DS
つづき
目が点の我夢と光太郎。バルキー光線愛をかすめる。とびつく我夢。「馬鹿!無茶すんな!」
「だっていつも我夢ばっかに危険な目に遭って欲しくないよ。そんな身体で変身したら・・あ」
「あ・・ってお前」「知ってたよ・・てかなんとなく判っちゃったんだけどね。なんでかな。我夢が言わないから私も黙ってた。
でもガイアだってなんだって関係ないっしょ。我夢は我夢だもん。」「・・・ありがとう。でもここは俺にまかせて!シュワッ!」
子供達「ガイアが頑張ってるんだ。僕たちも頑張るぞ!」「おう!」光太郎救出される。いくつもの感激に言葉も無い。
ガイア動きが鈍い。そこにバルキー円盤出現さらに二人のバルキー星人が現れた。ガイア絶対絶命!その時!
「30年前光太郎さんの選んだ道は正しかった。地球にたくさんのウルトラの子供たちを生みましたね。」
「お母さん!」「さあ今こそ立ち上がるのです。大いなるウルトラの力を開放する時がきたのです。」
光太郎の腕にバッジが戻る。「お父さん行っちゃえ!」「え・・ええ!?」「実は知ってま〜す。昔よく寝言で『タロウ〜!』て
言ってたのよね。何かな〜と思って健一叔父さんから聞き出しちゃった。でもあたしお父さんの生き方好きだよ。」
「こいつ〜・・・・・よ〜し、父さんも負けないぞ!ターローウ!」「行け〜!お父さん!我夢!」
ウルトラマンタロウ登場!どよめく父兄たち。「おお!あれは」「タロウ!ウルトラマンタロウだ!」
「あれパパ泣いてるの?」「・・あ、ああよくごらん、あれがパパたちのウルトラマンだ!」
父兄たちいつしか主題歌を合唱する。子供達もいっしょに歌う。タロウ、ガイアの連携は瞬く間にバルキー軍団を殲滅した。

数ヵ月後我夢と愛は結婚した。東道場。子供達に稽古つけてる我夢。そこへ愛走りこんでくる。
「我夢!雨降ってきてんのになんで洗濯物取り込んでくんないの!」
「気をつけろ我夢くん!そういえば小さい頃から愛の必殺技は・・・・・」
「スワローキック!」我夢ふっとんで壁を突き破る。

N竜「君の町にも、君の隣にも、そして君の心の中にもウルトラマンはきっといるよ。
ちょっと暴れん坊かもしれないけれどね。」
231名無しより愛をこめて:04/06/10 10:54 ID:G6Ygz4DS
毎度キャラに頼った反則ばっかですみませんねえ。
特に設定つっつく後日譚めいた妄想は慎まなきゃとは思ってるんですが。
ここ読んだり書いたりしてる内にタロウがめちゃ好きになっちって、
ついやっちまいました・・・
232名無しより愛をこめて:04/06/10 16:54 ID:MYi7Fwe/
夢のガイアとタロウの共演イイ━━(・∀・)━━!!
ティガで初代マンが出てきた感動を思い出したよ。
233名無しより愛をこめて:04/06/10 18:58 ID:ZlNprsPj
エビクジラ・・・ものすごく美味しそうな名前だ
234名無しより愛をこめて:04/06/10 21:02 ID:XIowYTc6
>>229-230
良いなぁ。ヒーローの共演は。
これはガイアのエピソード・・・かな?
235名無しより愛をこめて:04/06/10 21:24 ID:lTXM+uWV
ガイアは嫌いだが、光太郎の爽やかなイメージで最後まで読めたよ。
ありがとう。
236名無しより愛をこめて:04/06/11 23:15 ID:smpXy9Mq
面白かった!
一匹狼なアグルとタロウの話も激しくキボン!
237名無しより愛をこめて:04/06/12 13:59 ID:kJskuJkj
「朝比奈隊長危機一髪!」ベーク星人、ギュアラ登場
ZAT国際会議に出席した朝比奈隊長が帰途消息を絶った。
副隊長以下全員で捜索を開始するが、そんな時、ベーク星人と名乗る宇宙人から朝比奈隊長の命と引き換えにZATの無条件降伏を要求してきた。
荒垣は本部と掛け合うとの口実で時間稼ぎをし、その間隊員たちはレーダー反応の消えた区域の調査をつづけ、ついに星人のアジトを突き止めた。
アジトに近づく北島、南原、東。が、ベーク星人の用心棒怪獣ギュアラが行く手を阻む。
北「ここは俺たちがなんとかする。早く隊長を!」
光太郎は単身アジトに乗り込む。朝比奈を取り囲む星人は3人。
一瞬で倒さなければ隊長の命はない。
意を決した光太郎はかつてウルトラの国でセブンに習った超能力「等身大変身」を使った。
約2メートルのタロウは星人の司令室に飛び込むや、これもセブンに習った応用技スリーストリウム光線でベーク星人を有無を言わせず全滅させると朝比奈隊長を救出した。
さらに外に出ると巨大化してギュアラに立ち向かうタロウ。
しかしすでにエネルギーは残り少ない。カラータイマーが点滅。
「今度はわしがタロウを救う番だ」朝比奈はみずからコンドルでギュアラを攻撃。
ギュアラの角を吹き飛ばした。
タロウはストリウム光線でとどめを刺し、帰っていった。
238名無しより愛をこめて:04/06/12 16:44 ID:jrbtMKz6
タロウ怪獣のような、無駄に知能が高い怪獣を描くのは容易ではない。
239名無しより愛をこめて:04/06/12 17:56 ID:NyGq8Nxh
>>237
正統派のストーリーだね。面白かったよ。
用心棒怪獣ギュアラってカッコよさそう・・・
240名無しより愛をこめて:04/06/12 18:17 ID:QQ/rggpQ
怪獣のネーミングの由来も書いてくれるとうれしい
下水→ゲスラとか
241名無しより愛をこめて:04/06/12 18:46 ID:NyGq8Nxh
>>240
>>1ですが、自分が考えた怪獣の名の由来を紹介しておきます。

>>3一角怪獣ユニゴン→ユニコーン
>>34クライム星人→crime(悪事)
>>34太古怪獣マンモンス→マンモス
>>107雨天怪獣レインゴ→rain(雨)
>>156-157夢怪人クーバ星人→バク
>>171宇宙怪獣ホッターキング→蛍の王
>>222大悪星人ストロンゲスト星人→strongest(最強)


24270:04/06/12 19:09 ID:zhqLaHZI
ミミズの怪獣で土中から出現するので蚯蚓怪獣ドミズラーです。
243名無しより愛をこめて:04/06/12 19:15 ID:W9ojW3m+
いいスレだな〜。
マジでわくわくしちゃうよ!

もっともっと!
244240:04/06/12 19:42 ID:QQ/rggpQ
>>241-242
おお、ありがとう
判りやすくて良いね!
245名無しより愛をこめて:04/06/12 19:59 ID:sQbaqzdx
>>240
漏もれも!ナックル、ガンザ、ルナチクス、バルキー・・・流用ばっかやん・・・
エビクジラはサメクジラの親戚ってことで。
ゴーサク星人はねえ、勘違いでした。柔道一直線の大豪寺虎男(保高正伸氏)のイメージで
書いたのに、イナズマンの丸目豪作とダブってた。んでゴーサク星人です・・・
246200:04/06/12 20:27 ID:lt7l/7Bl
フォレスは、森林を意味するforestから。
ゲバラは、焼肉作戦という作戦名にヒントを得て、
焼肉のタレで有名な某会社の名前をもじりました。
要するに、エ○ラ→ゲバラです。
247名無しより愛をこめて:04/06/12 22:12 ID:c+MYjl+6
『その時ウルトラの父は』  ゴルゴザウルスβ3世   ババルウ星人登場

今日は光太郎と上野でパトロール。突然民家から悲鳴。駆けつけると
「ばっきゃろう!てめえの馬鹿さ加減には父ちゃん情け泣くて涙が出てくらあ!」
「何いってんだ兄貴がだらしねえからおれが代わりに」「なにを!長(聞き取れない)!お前が勝手に」
上「・・・副隊長?ですか?」東「うーーん似てるけどなあ、非番じゃないしなあ。」
「お父さんもうおやめよ。ご近所に恥ずかしいよ。」「なにぃ!?おめえがそんな甘っちょろいこと言ってからなあ!」
とりあえず現場を離れる二人。上「いやあでも兄弟っていいですよねえ。先輩は兄弟は?」
東「健一君が弟代わり。あと兄さんが5人・・」上「ご・ご五人!?」東「あぁ、血はつながってないんだけどな。」

東京C地区にゴルゴザウルスβ3世出現。東「宇宙怪獣だ!なんでこんなところに!?」
みどりのおばさんがやってくる。東「おか・・おばさん。」母「気をつけなさい。なにかの罠かも。」
ウルトラマンタロウ登場!だがβは手強い。その時空から光の玉が戦場に光臨。
光の中から現れたのはタロウそっくりのウルトラマンだ。
「タロウ兄さん!」タ「!!!!!」母「!!!!!」
「はじめまして!僕、弟のウルトラマンゴロウです!」
タ「!!!!!母さん!?」母「!!!し、知らない私はなんにも!!!」

ウルトラの国。その様子をモニターでみているウルトラの父とゾフィ。
その時ウルトラの父は手に持っていたウルトラアレイを取り落としたという。
248名無しより愛をこめて:04/06/12 22:25 ID:c+MYjl+6
つづき
ゴ「とにかくこいつを倒しましょう兄さん!」タ「よし!」タロウ、兄さんと言われてまんざらでもない様子。
兄弟合体ストリウム光線が決まった。ウルトラの母巨大化。ゴ「母さん!やっと会えた!」ゴロウ母の胸に顔を埋めて泣き始める。
おろおろする母。その時派手なドラの音が響き渡った。白煙の中ウルトラの父が現れる。母「あなた!」タ、ゴ「父さん」
父「ええい、お前に父さん呼ばわりされる筋合いはない!」母「あなた、長旅はお身体に障ります!」
父「これがじっとしていられるか!なんだこいつは!?俺は知らんぞ。しかもゴロウとはなんだ他にもいるのか!?」
母「あなた!あたくしが信じられないんですの!?」父「うるさい!」父、母を張り倒す。
「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」タ「・・・・母さん?」母どうやら切れている。空には暗雲垂れ込め竜巻が発生!雷鳴がとどろく!
「マザー光線!」間一髪!かわす父「おのれ!」ウルトラアレイをかざす。大津波が発生東京にせまる!

北島「この世の終わりだ・・・」そのときタロウはゴロウが陰に隠れて肩を震わせているのに気づく。
タ「泣いているのか?・・・いや笑っているぞ!そうか!タロウランス!」
ゴロウの背後にこっそりランスを立てるタロウ。ランスが避雷針になってゴロウに落雷!
「うぎゃああ!」ゴロウ燃え上がる。炎の中から現れたのはババルウ星人。
父「おう!貴様は暗黒宇宙の支配者ババルウだな!」
バ「おのれウルトラ一族!この仕返しはきっとしてやるぞ。貴様らのあっと驚く方法でな。」
ババルウ消滅する。廃墟の中、ウルトラ親子は地球での再会をいつまでも喜び合うのだった。
249名無しより愛をこめて:04/06/12 22:26 ID:c+MYjl+6
つづき
翌日。上「あ、この辺でしたね、こないだの副隊長みたいな人ん家。あれ位なら微笑ましいけど、
ウルトラマンの家族喧嘩って近所迷惑ですねえ。」東「う・・うんとんでもないな。ははははは。」
その時向こうから昨日のオヤジが次男を追っかけて走ってくる。二人、その勢いに圧倒されて逃げる。
上「なんで俺達まで逃げるんすか。」東「わからん。けどつかまったらヤバい。」
角を曲がったところで人にぶつかる二人。東「ふ、副隊長!」荒「ばかもん!何を油売っとるか!」
引き返そうとして今度は次男とぶつかる。荒垣とオヤジにはさまれて万事休すの3人。
長「よーし何がなんだかわからないけど、今日も暴れるぞ!やあっ!」みんな一緒にストップモーション。


すんまそん3つも使うわ、夢を壊す内容だわ・・・
250名無しより愛をこめて:04/06/12 23:02 ID:7HBT/rsP
>>247-249
ワロタ。面白かったよ。
新ウルトラマンを出すのは反則だろ〜wとか思いながら
読んでたんだけど、なるほど!こういうことか!!一本取られたよw
ってか、ババルウが出るという時点で気付けよ自分・・・・w
251名無しより愛をこめて:04/06/12 23:52 ID:02AXbZJ8
乙〜!>>247-249
タロウランスはキングブレスレットの能力?
そうだとしたらここは素直に避雷針だした方がらしいといえばらしいなw
父がアレイ落としたとか最後の東野氏挟み撃ちとかツボに来たw
252名無しより愛をこめて:04/06/13 20:50 ID:z0USyFvO
【「僕タロ」怪獣リスト4】

■侵略宇宙人ターナ星人
>>185>>187『大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!』に登場。
治癒能力のあるミチルを追って地球にやってきた。
ミチルを侵略戦争の戦力として拉致するのが目的。水に弱い。

■ナース少女ミチル
>>185>>187に登場。母星をターナ星人に襲われ、母と共に地球に避難した。
ターナ星人が水に弱いことをZATに伝えた。

■暴食怪獣キングイーター
>>199『暴食怪獣が地球を襲う!』に登場。
ZATステーションの隊員たちを食った怪獣。
タロウも餌食にしようとしたが、ストリウム光線で倒される。

■強食怪獣ゲバラ 
>>200-201『山村に響く声』に登場。
山から現れた太古の肉食怪獣。他の怪獣が食糧。
タロウのストリウム光線に敗れる。

■森林怪獣フォレス
>>200-201に登場。何十年も前から山中に潜んでいた。
ゲバラに襲われそうになった。おとなしい怪獣。
253名無しより愛をこめて:04/06/13 20:52 ID:z0USyFvO
【「僕タロ」怪獣リスト5】

■大ガニ怪獣ガンザ2世
>>204-205『日本の童謡から 怪獣のとこやさん』に登場。
以前現れたガンザの子供。
タロウの成長ストップ光線から免れて大きくなっていた。

■満月超獣改造ルナチクス
>>204-205に登場。改造軍団とともに地球に来ていたが、
地道にマグマを吸収しているうちに、自分の使命を忘れていた。
片方の耳をガンザに、もう片方をスカイホエールによって切られた。

■宇宙応援団長ゴーサク星人
>>217-218『熱血!ZATくん一直線』に登場。
心優しい宇宙人。普段は学ランを着た学生に変装している。
盗まれたペットのペロが自分のもとに戻ると、宇宙へ帰っていった。

■大悪星人ストロンゲスト星人
>>222『宇宙人の陰謀!タロウ対セブン』に登場。
ZAT基地本部に潜入し、タロウとZAT隊員を操って街を攻撃させた。
タロウ、セブン、ウルトラの父の必殺光線によって倒される。

■怪獣エビクジラ
>>229-230『ウルトラマンタロウ復活』に登場。
ウルトラマンガイアに倒された。サメクジラの親戚怪獣。
その身はツインテールよりも美味い・・・・?
254名無しより愛をこめて:04/06/13 20:52 ID:z0USyFvO
【「僕タロ」怪獣リスト6】

■宇宙海人バルキー星人 
>>229-230に登場。かつてタロウを苦しめたバルキー星人の同種。
東光太郎の命を奪うため、地球にやって来た。

■ベーク星人
>>237 『朝比奈隊長危機一髪!』に登場。
朝比奈隊長を誘拐し、ZATの無条件降伏を要求してきた。
タロウの新技スリーストリウム光線によって全滅した。

■用心棒怪獣ギュアラ
>>237に登場。ベーク星人の用心棒怪獣。
星人のアジトを守るために出現したが、ストリウム光線で倒された。

■ゴルゴザウルスβ3世
>>247-249『その時ウルトラの父は』に登場。
かつてミラーマンと戦った同族の宇宙怪獣。
タロウとウルトラマンゴロウ(ババルウ星人)の合体ストリウム光線に敗れる。

■ババルウ星人
>>247-249に登場。
レオ兄弟を苦しめた同族の星人と思われる。
架空のウルトラ戦士・ゴロウに変身し、ウルトラの母や父を騙した。
どうやら、ウルトラファミリー同士で喧嘩をさせるのが目的だったようだ。
255名無しより愛をこめて:04/06/14 22:32 ID:mRUzV1nn
誰か、新さおりさんが実は同名の女性なだけで、旧さおりさんが坂田アキちゃん並みの悲劇を迎えてしまっために健一君の義理の姉になったってを作ってみ……たくはないだろうな…(´Д`)
256名無しより愛をこめて:04/06/14 22:49 ID:5uNW1ezp
>>255を誰か和訳プリーズ
257名無しより愛をこめて:04/06/14 23:26 ID:BUf0FFsl
>>256
「あさかまゆみバージョンのさおりと小野恵子バージョンのさおりが、
同一人物にしてはあまりにも似ていないから、同名の別人ということにして
その交代劇を作るのはどうよ」

 …という意味じゃないのか?
258名無しより愛をこめて:04/06/15 02:00 ID:1bsUwcgF
『夜に泣く竜』  海王星人ドラゴンアスカ  ドラゴンエンペラー登場

今日は光太郎とさおりのデート。すっかり日も暮れてしまった。いつになくテンションの高いさおり。
さ「ねえ、今度は映画行きましょ?」東「でも明日も早いし、第一健一くんがおなか空かしてるよ。」
さ「健一は勝手になんか作って食べるわよ。ね、いいでしょ。」東「もう帰ろう!今日のさおりさん
どうかしてるよ!」さ「・・・光太郎さんのばかーっ!!」泣きながら駆けていくさおり。

白鳥家。11時だというのに帰らないさおり。さすがに心配になってきた光太郎に緊急通信。

東京湾。海上を巨大な白い竜がのたうっている。スワローでZAT、光太郎到着。
南「うひゃあ竜だよ竜!ほんとにいるんだ。」荒「感心してる場合か攻撃開始!」
集中砲火。だが竜は抵抗することもなく、悲しげに啼くばかりだ。
東「副隊長、様子が変です。地上に降りてみます。」荒「おい、こら待て!」

ウルトラマンタロウ登場。タロウをみつけると一瞬動きが止まる竜。一声啼くとタロウに突進する。
タロウひらりとかわして右目のあたりにチョップ一閃!悲鳴を上げて消える竜。

翌朝、白鳥家。さおり帰ってくる。健「お姉ちゃんなにやってたんだよ。あれその傷どうしたの?」
みるとさおりの右目に大きなあざが!さ「大丈夫よ疲れたからちょっと休むね。」

そのころ東京上空に昨日よりも巨大な黄金の竜が出現。ZAT出動するが、攻撃がまったく効かない。
そしてこの竜も上空を優雅に泳いでいるだけであった。
259名無しより愛をこめて:04/06/15 02:01 ID:1bsUwcgF
つづき
スワローの光太郎、避難完了しているはずの町に人影を発見「さおりさん!?」
着陸して救出に向かう。東「さおりさん、そのけがは・・・!?まさか!」
「そう。隠していてごめんなさい。私は海王星人の竜一族の娘アスカです。昨日の竜は私なの。」
東「!?」ア「半年前、私は竜一族の王である父とけんかして家出したの。あ、上にいるあれが父です。
途中彗星に衝突して地球の海に落下して動けなくなって。たまたま船がとおりかかったので地球人に変身して
助けてもらったの。それが白鳥船長だったんです。それから白鳥家の皆さんにはお世話になって。
私はずっと白鳥家にいたくなってしまって・・・さおりさんに合体してしばらくなりすましてしまってたんです。」
東「気持ちはわかるけど・・ちょっと無茶だよ。」ア「ええ、1ヶ月くらいでこっそり出て行くつもりでした。
そしたら光太郎さんがやってきてしまって・・」東「え?」ア「また離れたくなくなっちゃったんです・・・」
光太郎とさおり赤面してうつむく。ア「・・・でももう海王星人の適応能力も限界なんです。ゆうべも竜に戻って
しまって・・・・・お別れです光太郎さん、ウルトラマンタロウさん。」東「・・・またきっと会えるさ・・・・あ!」

みると白鳥船長がアスカの後に立っている。ア「・・・船長・・」白「おとうさんでいいよ、アスカ。東京に白い竜が
現れたってニュースを聞いて、飛行機で帰って来たんだ。アスカ、君は私にも催眠術をかけたつもりだったろうけど、
娘のことを忘れる父親なんていやしないよ。ただ、私はあの日海上で苦しんでいた白い竜の君にとても暖かいもの
を感じていたんだ。だからずっと君の催眠術にかかったふりをしていたんだよ。アスカ、君も私のかけがえのない娘だ。」
ア「お父さん!(泣)」

上空のドラゴンエンペラー気高い雄たけびを上げる。ア「お父さん、光太郎さん本当にありがとう。
健一とさおりさんによろしくね。さようなら。」アスカの身体発光。ドラゴンアスカが分離していき本当の
さおり(演 小野恵子)が現れる。竜の父娘天空へ還る。

さ「あらお父さん、お帰りなさい。あら、この方は?」「東光太郎です!はじめまして!」
260名無しより愛をこめて:04/06/15 02:12 ID:1bsUwcgF
>>255
ヒントサンクス。
さっそく書いてみますたが・・・
世代人ならわかって!魔法の○コちゃんです。
やーねえもう!
261名無しより愛をこめて:04/06/15 03:42 ID:AMcue6VD
すまねぇ…日本語に慣れてないんだよ…許しておくれよ…ね〜マコっ♪w
改めて書かれると嬉しいもんだな…やっぱりタロウにアキちゃんみたいな悲劇は似合わないか…
どことなし光太郎が無頓着で冷たいトコもリアルでよいでつね(笑)
262名無しより愛をこめて:04/06/15 03:47 ID:AMcue6VD
余裕がある時でよろしいんで、次はテロリスト星人編で一部見せた、さおりさんと森山君による光太郎の取り合いネタを、一歩進めてみた話を読んでみたいでつ…
263名無しより愛をこめて:04/06/15 19:10 ID:FosXepa4
『宇宙人の花嫁さん』  お見合い宇宙人ナイヌ星人テモク登場


ある日のZAT基地はいつもと違う雰囲気が漂っていた。
光太郎は気になって南原に聞いた。
南原「森山くんがお見合いするんだって」
光太郎「お見合い!?」
上野「まだ全然間に合うなのに・・・森山さんのお母さんが急かしているそうですよ」
もしかして結婚が決まれば森山隊員はZATを辞めるかもしれない。
その事を白鳥家に蹴った光太郎がさおりに話すと、口では同情しているものの
なぜかニヤニヤしているさおりさん。そのある意味不気味な様子に健一も光太郎も怯えながら一晩を過ごした。
森山隊員のお見合いが始まった。
元々母が勝手に決めたことと言うことで断ることにしていた森山隊員。
相手の他愛もない話を聞きながら(聞いてないが)思うのは光太郎のこと・・・
お見合いが終わりそろそろ帰ろうとする森山隊員だったが、相手の男がなかなかしつこい。
きつく断ると、男はナイヌ星人へと変貌を遂げた。
何とか逃げ出す事に成功した森山隊員。ナイヌ星人はその後しばらく姿を見せることはなかった。
一方白鳥家のさおりさん。、光太郎の気を引くためにある作戦を立てていた。
それはわざとお見合いをして光太郎の態度を見るというものだった。そのお見合い相手はナイヌ星人の変身した男性・・・
夜遅くなっても戻らないさおりさんを心配している光太郎。そして例のお見合い写真を発見。
森山隊員に見せると彼がナイヌ星人だという。このようにお見合い写真をだしに女性を誘拐する事件が多発し始めた。
ZATは「女の誘惑作戦」を実行。森山隊員が囮になってナイヌ星人の居場所を特定する作戦だ。
264名無しより愛をこめて:04/06/15 19:11 ID:FosXepa4
森山「あの時はごめんなさい。私と結婚してー!」
そう叫ぶと透明になっていた円盤が登場。怪光線を発射して森山隊員を円盤に入れてしまう。森山隊員が持ち込んだ発信器を頼りに追跡するスカイホエール。
しかし場所はわかったが中には大勢の女性が居るため攻撃できない。今度は「女装作戦」光太郎が女装して
ワザと円盤の近くをうろつき星人に捕まる作戦に出た。
光太郎「なんで僕なんですか?」
荒垣「美男は美女にもなるって事だ。ハッハハハハ!」
見事円盤へと潜入を果たした光太郎。中にいたナイヌ星人とZATガンで応戦。しかし流れ弾が操縦席にぶつかって円盤が墜落。
光太郎「タロウー!」
タロウに変身した光太郎は円盤を掴んで墜落を阻止。巨大化したナイヌ星人と睨み合う。
タロウ「なぜ女性達を狙うんだ」
ナイヌ星人「この俺ナイヌ星人モテクはナイヌ星で一番モテないんだ。だから我々が変身する前にそっくりな地球人の女性達を狙ったのだ」
タロウ「バカを言うな。女の人にとって、結婚とは人生で一番幸せなことだ。それをお見合いで利用するなんて許せない!」
ここから主題歌が掛かり戦闘開始。だがナイヌ星人は円盤の女性達を人質にとってタロウを攻撃。カラータイマーが点滅!
しかし、こっそりとさおりさんが森山隊員を逃がすことに成功。森山隊員は副隊長らと合流。
荒垣「頼むぞ森山くん。スカイホエールを用意しておいた。タロウを救ってやれ!」
森山隊員のスカイホエールの攻撃を受け怯んだナイヌ星人。そしてホエールから放たれたロープで円盤をキャッチ。
人質がいなくなればタロウの敵ではない。怒りの投げ技で空に浮かんだ所をストリウム光線で仕留めた。
森山「あなたのお陰よ」
さおり「いえ、こちらこそ」仲良く手を握る二人。これで一件落着かと思ったら・・・
265名無しより愛をこめて:04/06/15 19:11 ID:FosXepa4
なんと二人に同じ日に全く同じ場所でデートを申し込まれて困る光太郎。
上野「ああ、やっぱり女を怖いな〜」
ナレーション「この発言のお陰で上野隊員は一週間女性隊員達に口をきいてもらえなかったそうだよ。女の人は怖いねぇ〜
さすがのタロウも森山隊員とさおりさんには敵わなかったのでした」

ナイヌ星人モテクの名前の元ネタは・・・

ナイヌモテクから「ヌ ク」を「抜く」と「ナイ モテ」反対にすると「モテ ナイ」w

駄作ですいませんでしたw
266名無しより愛をこめて:04/06/15 21:32 ID:AMcue6VD
いや!ネーミングのセンスはともかく!(笑)
ストーリー最高や!
漏れは絶対その回だけは保存するぞ!!
むちゃくちゃサンキュス!惚
267名無しより愛をこめて:04/06/16 09:41 ID:yZ1cS9PP
『東京大迷惑!うっかり宇宙人の宣伝怪獣』 宣伝怪獣チンドン 娯楽宇宙人ゴラク星人 登場

お中元の季節、光太郎は白鳥家の面々と一緒にデパートに品物選びにやってきていた。
買い物を終え、繁華街を歩いていると、なにやら賑やかな音楽。チンドン屋のパフォーマンスだ。
ところがだんだん、この音が大きく大きくなっていく。どうやらチンドン屋の音じゃないぞ、空から響いてくるみたいだ。
見上げてみるとやっぱり。怪獣が頭上すれすれを掠めて落ちてきた。
大通りに着陸した怪獣は、お腹に太鼓、口にはラッパ、頭に帽子、背中にのぼりというスタイル。体色もド派手な原色系だ。
人々に避難誘導を行う光太郎に、ZATからの連絡が入る。怪獣は宇宙から飛来したらしい。光太郎が現場にいることを知らせると、地上で隊員たちと合流せよとのこと。
するといよいよ、怪獣が活動を開始した。太鼓とラッパを打ち鳴らし、大通りを歩き出したのだ。ラッパと太鼓の物凄い騒音に、人々はいっせいに耳をふさぐ。
スカイホエールが攻撃するが、怪獣は全く怯まず、逆に大量のビラを撒き散らした。ビラが窓に張り付いて、ホエールは不時着してしまう。
地上の隊員と合流した光太郎が、ラビットパンダに乗って現れる。すると突然、怪獣の目の色が変わった。猛然とラビット、ウルフを追いかけだしたのだ。
大慌てで逃げ出す二台は、トンネルと煙幕を使い、何とか逃げ切った。

268名無しより愛をこめて:04/06/16 09:46 ID:yZ1cS9PP
怪獣チンドンはその後も騒音を巻き続けていた。破壊を全く行わないことと、夜は寝てしまうところが救いだったが…
のぼりとビラの文章が解読された。「ゴラク星新娯楽施設『ゴラク堂』近日オープン。宇宙娯楽協会ゴラク星人」怪獣は宇宙の宣伝屋だったのだ。
ビラにはゴラク星の位置も記載されていた。早速宇宙通信を行うと、ゴラク星人が応答した。
「宇宙の星々にチンドンを送って宣伝してるんだけど、いやあ手違い手違い。地球はまだ、宇宙旅行できるほどにはなってないよね、アッハッハ」ムッとするZATの面々。
「すぐに引き取りに行くから、それまで宜しくね」そういって通信は途絶えた。「とんだ宇宙のお中元だよ」隊員の誰かが呟いた。
引き取りに行くといっても、怪獣の騒音で東京は麻痺状態だ。一刻の猶予もない。ラビットやウルフを仲間と思い込んでることを利用して、怪獣を宇宙へ返す作戦が始まった。
ロケットの先にラビットをつけて打ち上げて、チンドンにそれを追いかけさせる。かつて似たような作戦を行ったことから「シーボーズ作戦」と命名された。
269名無しより愛をこめて:04/06/16 09:47 ID:yZ1cS9PP

乗りなれた愛車との別れを悲しむ隊員たち。チンドンの目の前で、ロケットついに打ち上げられた。ロケットを追いかけ、飛び立ったチンドン。作戦は成功したかに見えた。だが…
運悪く、チンドンを迎えに来たゴラク星人の円盤に、ロケットが衝突。両者は爆発し、チンドンも地上に逆戻り。 仲間を殺されたと思い、チンドンはついに暴れだす。
光太郎はタロウに変身。騒音攻撃に苦しみながらも、ストリウム光線で楽器を破壊すると、怪獣はおとなしくなった。タロウがウルフを掴んで飛び立つと、チンドンもそれを追いかけていった。
宇宙に出ると、無事に脱出していたゴラク星人が待っていた。お詫びの品として、菓子折りとゴラク堂フリーパスをタロウに手渡し、帰っていった。

…スレタイのモトネタになった発言したヤツ誰だ?大嘘じゃないか!
270名無しより愛をこめて:04/06/16 09:48 ID:yZ1cS9PP
送信ミス!帰っていった…の後にオチ

「ウルトラの国へのお中元が決まったな」地球人には使えないフリーパスはタロウが貰い、菓子折りはZAT隊員がいただくことに。早速みんなでパクつくと、何かおかしい。口からシャボン玉が吐き出される。お菓子じゃないぞ石鹸だ。
こ〜んなうっかりが重なって、ゴラク堂はあっという間に倒産。ゴラク星の看板の前で、フリーパス片手に立ち尽くすウルトラの父、母、五兄弟。
ナレーション「うっかりミスって怖いねえ。お父さん、お母さん。お菓子と石鹸、間違えていませんか?泡を吹かないうちに、ご確認を…」

271名無しより愛をこめて:04/06/16 13:45 ID:3JfyMakr
>ゴラク星の看板の前で、フリーパス片手に立ち尽くすウルトラの父、母、五兄弟。

ワラタ
272名無しより愛をこめて:04/06/16 15:19 ID:Kb2b4vit
チ、チンドン…
72〜73放送当時は大丈夫だと思うし、実際いたし、一般にも使われてた言葉なんだけど…
80年代には禁止ワード入りしてたような…w
273名無しより愛をこめて:04/06/16 19:55 ID:gnKilTg2
『切り裂け!エース暗殺計画』  ブロッケン2世  ヤプール登場

N[ヒッポリト星人の事件から1週間、ようやくTAC本部も落ち着きを取り戻し始めていたが・・・」
北「北斗、南両名パトロールに出発します・・・夕子どうした、顔色悪いぞ?」
夕「ううん大丈夫ちょっと疲れてるだけよ。」北「よし今日は俺に任せて休んでろよ。隊長・・」
竜「ああ、そうしたまえ。」北斗いつもの敬礼で出ていく。
竜「南隊員、なにか悩み事でもあるのか?私でよければ相談にのるぞ。」夕「ありがとうございます。」

海岸。北斗砂浜を歩く一団を発見。近づいてみるといつかのヤプール人間(?)と子供達だ。
例の歌を歌いながら行進する一行。北「待て!貴様ヤプールの生き残りか!子供達を解放しろ!」
だが子供達が北斗を包囲。北斗もみ合っているうちに気を失ってしまう。

TAC本部。北斗帰還。明らかに目つきがおかしい。夕子いち早く気付く。「北斗隊員!?」
北斗TACガンを乱射。山「貴様!気でも狂ったか!」山中パンチ一発。今野がのしかかって、
取り押さえる。北斗は独房へ。野獣のように荒れ狂う。夕子、北斗に懸命に呼びかけるが声は届いていない。
北斗をひとりで行かせてしまった自分を責める夕子。竜そっと肩を抱き「大丈夫だ。北斗を信じてやれ」

東京。超獣ブロッケン2世が出現。夕子と美川を残してTAC出動。
夕子独房へ走る。「ブロッケンは強い。エースの力が必要だわ。」
看守を騙して北斗をパンサーで連れ出す夕子。戦場へ到着。
夕子、北斗を抱きしめる「ごめんね星児さん。危険かもしれないけど、今はエースの力を信じる
しかないの!」北斗吼えながら、しかし大粒の涙を流している。「星児さん!」
夕子、北斗の手をとりリングを合わせる「ウルトラタッチ!」
ウルトラマンエース登場!だがエースはブロッケンとともに街を破壊し始めてしまった。
夕子は北斗を制御できなかったのだ。吉「エースどうして!」今「もう終わりかもしれんな。」
274名無しより愛をこめて:04/06/16 19:57 ID:gnKilTg2
つづき
エース動きがとまる。両腕を胸の前でクロスして高速回転をはじめ、そして消えてしまった。
地上。倒れている北斗と夕子。夕「・・・判ったわ、敵の正体・・・でもまずブロッケンを倒さないと。
待っていてね星児さん、必ず私が助けてあげる。」夕子、北斗の指からリングを外し自分につける。
その時竜から通信「南隊員!どこにいるんだ!何故北斗を連れ出したんだ!?」
夕「申し訳ありません。北斗隊員は安全なところに寝かせてあります。・・・・・隊長、もし私が・・・」
竜「なに!?どうした!?」夕「いえ・・・星児さんをお願いします!」
夕子、変身!
ウルトラマンエース登場。だがいきなりよろけている。夕子ひとりの体力ではエースの力を支えきれないのだ。
ウルトラギロチンで一気にかたをつけるエース、さらに等身大になって北斗の横に立つ。
既にカラータイマーは点滅している。エ「一か八か、いくわよ星児さん!」エースミクロ化。北斗の体内へ。

体内。突入したエース、いきなり光線を受けて倒れる。待ち受けていたのはミクロヤプールだ。
ミ「かかったなエース。北斗の体内では貴様の技は使えまい。すぐにエネルギーも底をつくぞ。
我がエース暗殺計画は完了だ!」ミクロヤプール光線を乱射。北斗に当たらないよう全て自分の身体で受けるエース。
しかし、じわじわとミクロヤプールに近づいていき、一瞬の隙に組み付いて、パンチレーザーを発射。
動きの止まったミクロヤプールを抱えて体外へ脱出。

脱出したが変身が解けて倒れ付す夕子。一方ヤプールは等身大にもどり二人にせまる。
「・・・もう動けない・・・星児さんごめんね・・・」だがその時、夕子の瞳に、ヤプールの背後に立つ
虚無僧が映ったのだ。ヤ「!何だ貴様!?」次の瞬間、虚無僧の大刀が一閃。ヤプール真っ二つ!
夕「・・・!?」編み笠を上げて微笑んだその顔は竜。夕子安心して気を失う。
275名無しより愛をこめて:04/06/16 19:58 ID:gnKilTg2
つづき
既に日暮れ。竜「おい!北斗しっかりしろ!」北「あれ隊長・・俺いったい・・・夕子!」
竜「南隊員はお前を助けるために全ての力を使い切ったんだ。」北斗夕子を抱き上げる。
「ごめんよ夕子。頼りない相棒だよなあ。おれもっともっと頑張んなきゃな。」

N「3人を照らす月は美しく、しかしどこか悲しげであった。満月は近い。
そして地底ではついに宿命の大超獣ルナチクスが目覚めようとしていた!」


掟破りの南夕子編だよっ。ファンの人怒らないでねん。
276名無しより愛をこめて:04/06/16 20:08 ID:DFQmldQX
ブロッケン2世かぁ。「ベルリンの赤い雨」を使うんじゃないかと思った。
ありゃ2世じゃなくジュニアだけど。
277名無しより愛をこめて:04/06/16 20:16 ID:ZldY1RSW
早見作品リスト

リスト1>>124 
リスト2>>125 
リスト3>>196 
リスト4>>225
278名無しより愛をこめて:04/06/16 20:19 ID:ZldY1RSW
早見作品リスト5
リスト4以前は、>>277 を参照。

>>229-230『ウルトラマンタロウ復活』 
>>237『朝比奈隊長危機一髪!』
>>247-249『その時ウルトラの父は』  
>>258-259『夜に泣く竜』
>>263-265『宇宙人の花嫁さん』  
>>267-270『東京大迷惑!うっかり宇宙人の宣伝怪獣』 
>>273-275『切り裂け!エース暗殺計画』 
279名無しより愛をこめて:04/06/16 20:28 ID:ZldY1RSW
『切り裂け!エース暗殺計画』が26本目のオリジナル・タロウ作品です
(+他のシリーズ2本)。いつのまにか、2クール分も作品ができてるんだなぁ。
280名無しより愛をこめて:04/06/16 20:33 ID:ZldY1RSW
すまん!『切り裂け!エース暗殺計画』はエースの話か!(まだ読んでなかったんで)
リスト、書き直します。
281名無しより愛をこめて:04/06/16 20:34 ID:ZldY1RSW
早見作品総合リスト

リスト1>>124 
リスト2>>125 
リスト3>>196 
リスト4>>225
282名無しより愛をこめて:04/06/16 20:35 ID:ZldY1RSW
早見作品リスト5
リスト4以前は、>>281 を参照。

<タロウ>
>>229-230『ウルトラマンタロウ復活』 
>>237『朝比奈隊長危機一髪!』
>>247-249『その時ウルトラの父は』  
>>258-259『夜に泣く竜』
>>263-265『宇宙人の花嫁さん』  
>>267-270『東京大迷惑!うっかり宇宙人の宣伝怪獣』 

<他のウルトラシリーズ>
>>273-275『切り裂け!エース暗殺計画』 
283名無しより愛をこめて:04/06/16 22:46 ID:tw7lGtkP
虚無僧は、歴代隊長の隠密モードですか!(w
284名無しより愛をこめて:04/06/17 02:42 ID:/FQcEFZz
あと、当事はガキの間でも瑳川さんといえば虚無僧といえば隠密同心。
はじめて竜隊長見たときも「出た!井坂十蔵!」っていってたもんです。
285名無しより愛をこめて:04/06/19 23:00 ID:4INSohmy
( ´ー`)y-〜〜 結局タロウの話は誰でも書けると実証されたわけだ
286名無しより愛をこめて:04/06/20 07:27 ID:7aLrEwA/
>>285
お主、1本書いてください
287名無しより愛をこめて:04/06/20 13:39 ID:RMUknloT
ウルトラマンレオ
「炎の空中キック!」狙撃宇宙人シュート星人登場
東京に通り魔が出現した。
警察の調べで、特殊なビームライフルで狙撃されたものとわかり、MACが捜査を開始した。
そして数日後、MACはついに犯人を追い詰めた。
やはり異星人の仕業であった。腕にビームライフルを装着した(作者注・ライダーマンやコブラを想像してください)シュート星人がMAC隊員の前に姿をあらわした。
MACは星人と交戦、負傷者を出しながらもMACガンの集中砲火が星人をとらえた。
ここで星人は巨大化。ゲンもウルトラマンレオに変身して立ち向かった。
ビームライフルで攻撃するシュート星人。
しかしレオは軽快なフットワークで間一髪かわしつつ間合いを詰め、タックルから接近戦に持ち込んだ。
ライフルを振り回し応戦するシュート星人だが格闘戦ならレオが一枚上。得意の空手技で星人を追い込み、ハイキックで吹っ飛ばす。
レオはとどめのレオキック!空中高くジャンプした。
そのときダン隊長が叫ぶ。「いかん!」
空中でエネルギーを足先に集中するレオに向かってシュート星人のビームライフルが火を吹いた。
的確にビームはヒットし、レオ墜落。逆に星人がとどめのライフルを構える。
「むんっ!」ダンがウルトラ念力でこれを阻止。苦しむ星人はその場を逃げ去った。
(つづく)
288名無しより愛をこめて:04/06/20 13:39 ID:RMUknloT
ダ「ばかもん!自分から間合いをあけてどうする!」
ゲ「すみません。でもエネルギーを集中させたレオキックでなければ奴は・・・」
ダ「よし、特訓だ」
空地。
重さ100kgのサンドバッグ。
ダ「これを抱えたままジャンプし、空中で蹴るんだ」
ゲ「はい!うぉりゃ〜!」
ダ「放り投げるな!抱えたままジャンプだ」
ゲンの腕に血がにじむ。星人に打たれた傷。
ダ「痛いか?だがおまえがこうしてる間にも星人は次のターゲットを狙っているんだぞ」
ゲ「くそう!うおおおおお!!」
ゲンはサンドバッグを抱えて空中高くジャンプ。0距離から強烈なドロップキックを放つ。
ゲ「出来た!」
ダ「・・・分かった、すぐ行く。ゲン、B-3地区に星人があらわれた。いくぞ!」
現場に急行するダンとゲン。
すでにMACとの戦いで星人は巨大化している。
ゲ「レオーーー」
レオ登場。シュート星人の攻撃をかわしつつ間合いを詰め、接近戦に持ち込む。
ここまでは前回と同じ。レオ、膝蹴りで星人をふらつかせるとベアハッグに捕らえる。
そのままジャンプ。空中でレオの足が赤く光る。手を離した次の一瞬、星人の胸にレオの
右足が突き刺さった!
着地するレオ。頭から墜落するシュート星人。そのまま大爆発!
地球を震撼させた宇宙のライフル通り魔はこうして退治された。
289名無しより愛をこめて:04/06/20 13:40 ID:RMUknloT
ダ「ばかもん!自分から間合いをあけてどうする!」
ゲ「すみません。でもエネルギーを集中させたレオキックでなければ奴は・・・」
ダ「よし、特訓だ」
空地。
重さ100kgのサンドバッグ。
ダ「これを抱えたままジャンプし、空中で蹴るんだ」
ゲ「はい!うぉりゃ〜!」
ダ「放り投げるな!抱えたままジャンプだ」
ゲンの腕に血がにじむ。星人に打たれた傷。
ダ「痛いか?だがおまえがこうしてる間にも星人は次のターゲットを狙っているんだぞ」
ゲ「くそう!うおおおおお!!」
ゲンはサンドバッグを抱えて空中高くジャンプ。0距離から強烈なドロップキックを放つ。
ゲ「出来た!」
ダ「・・・分かった、すぐ行く。ゲン、B-3地区に星人があらわれた。いくぞ!」
現場に急行するダンとゲン。
すでにMACとの戦いで星人は巨大化している。
ゲ「レオーーー」
レオ登場。シュート星人の攻撃をかわしつつ間合いを詰め、接近戦に持ち込む。
ここまでは前回と同じ。レオ、膝蹴りで星人をふらつかせるとベアハッグに捕らえる。
そのままジャンプ。空中でレオの足が赤く光る。手を離した次の一瞬、星人の胸にレオの
右足が突き刺さった!
着地するレオ。頭から墜落するシュート星人。そのまま大爆発!
地球を震撼させた宇宙のライフル通り魔はこうして退治された。
290名無しより愛をこめて:04/06/20 21:02 ID:L67pQdpz
「アイゼンボーグ」の怪獣ブラックマリアとその子恐竜タロウの登場する回は
怪獣デザインもストーリーも、もろ「ウルトラマンタロウ」という感じだった。
291名無しより愛をこめて:04/06/20 21:08 ID:s9PJzGVK
>>287-289
やっぱ、レオは特訓だな!燃えた!!
292名無しより愛をこめて:04/06/20 22:21 ID:qGFJ0frz
レオの王道!!
293名無しより愛をこめて:04/06/21 00:00 ID:j5eqDn5h
>>290
「アイゼンボーグ」のアイゼンボー編は、ウルトラの王道らしい話も多かったな。
294185:04/06/21 16:26 ID:EiaIdlnD
ウルトラマンタロウ
「危険!変身宇宙人の挑戦」ウルトラマンエース、ベドン、フォーメ星人登場
粘液怪獣べドンが東京に現れた。ZATは苦戦を強いられていた。
副隊長のドライヤー作戦でべドンのヌルヌルした粘液を乾燥させようとするが
うまくいかない。光太郎はタロウに変身しようとしたが、なんとそこに
ウルトラマンエースが登場した!エースは赤い光線を発射してあっというまにベドン
は蒸発してしまった。エースはすぐさま空に消えていった。ZAT本部にて
「いや〜ウルトラマンエースに助けられるとは思わなかったな〜」
と副隊長。なぜエースが来たのか不思議だったが光太郎もさほど気にせずエースが
助けてくれたことをよろこんでいた。隊員同士の雑談の中、森山隊員が
「副隊長。ベドンの資料がありました」
「やはりあったか!見た事があるとおもったんだ」
ベドンは二十年前に現れた怪獣だった。そのときは人間の力だけで
倒したと記されていた。
「なぁに、もう倒しちゃったんだからどうでもいいじゃないか!ハハハ」
と南原隊員、朝比奈隊長は二度現れたから調べる必要があるんだ!
と南原隊員を叱った。光太郎は帰り道でなんと北斗に出会う。
「エース兄さん!」驚く光太郎。北斗は今日は宇宙パトロールで
たまたま地球のちかくまで来ていてそこで怪獣が暴れているのを見て
駆けつけたのだという。光太郎は喜んで北斗を家に招待し泊まってもらう
ことにした。
−夜、光太郎の部屋−
(なんだ?だれかがオレの部屋にいる・・だれだ?)
何者かが光太郎にレーザー光線をうつ。光太郎はベッドからすぐさま
飛び出し部屋の明かりをつける。そこにはレーザーガンをもった北斗がいた。
「貴様!兄さんじゃないな!?」「気づくのが遅いよ、光太郎君、いやウルトラマンタロウ」「なに!?」「私はフォーメ星人・・
我々は君に挑戦する!!」そう言うとフォーメ星人は窓からとびだし
消えていった・・。
295185:04/06/21 17:54 ID:EiaIdlnD
つづき
翌日、ZAT本部
昨日の出来事を、どううまく説明するか考えている光太郎。なにせ元TAC隊員の北斗を家に泊めた事相手が光太郎の正体を知っている事そのことをどううまく伏せて話すかを考えていたのだった。そこに森山隊員
「昨日と全く同じ場所にベドンがまた現れました!!」
すぐさま出撃するZAT。しかしまた現れるウルトラマンエース。エースはまた赤い光線でベドンを消した。光太郎はフォーメ星人を倒すべくタロウに変身する。
対峙するエースの姿をしたフォーメ星人とタロウであった…。
二人はテレパシーで会話をする。
「さてどうするかねタロウ。私を攻撃するか?しかし攻撃すればお前は完全に地球人
には地球の敵に見えるだろうな」「…!卑怯者め!しかしオレは闘う。地球を守る為に」
フォーメ星人とタロウの戦いが始まった。ZATは先に攻撃をしかけたタロウを偽者と
判断し、攻撃をタロウにしかける。タロウは大ピンチに見舞われる。そこで森山隊員
「副隊長!怪獣反応があります。」「なに?怪獣反応!!?
しかし怪獣が見えないとはどういうことだ」「副隊長、怪獣反応は偽タロウからでて
いるんではないですか?」と北島隊員「いや、タロウのいる地点と少しずれている。
よ〜し怪獣反応の地点にこうげぇき〜!」ZATのミサイル攻撃した空間になんと
攻撃を受けて苦しむベドンの姿がそこにあった。さらにベドンはパレンシ星人に姿を
変えた。「そうか!透明になって蒸発して倒される演技をしていたんだな。
偽者はエースだ!エースを攻撃!!」ZATの援護が加わり勇気をもらったタロウは
フォーメ星人、パレンシ星人を撃破するのであった。
「ZATに入隊して本当によかったです」光太郎はZATの皆に感謝するのであった。
296名無しより愛をこめて:04/06/21 18:38 ID:LCWN6jyR
餅をつくようなウルトラマンは氏ぬべきなんだ!
首チョンパされるようなウルトラマンは氏ぬべきなんだ!
297名無しより愛をこめて:04/06/21 19:01 ID:n2CH3ylP
>285
遅レスだが逆。スレタイの嘘が証明されつつある
みんなうんうん唸って書いてる筈だ
298名無しより愛をこめて:04/06/21 20:17 ID:FBTWIofu
>>294-295
なかなか凝った話だね〜!面白いと思うよ!
299名無しより愛をこめて:04/06/22 07:38 ID:baoQ3M1q
>>285
ここに出ているお話しは、それぞれに出来がよいけど、
制作ということになると、たたき台としてのあらすじという
段階。

そこからシナリオを起こすとなると、さまざまな過程が
必要になる。
特に、日常会話の多い「タロウ」では素人には難しい
「他愛のない日常会話」でたくさん埋めなければならない。
とてもじゃないが「僕にも書けるシナリオ」じゃねーよ。

もっとも原典となったファンコレの一文は「…というジョークが
一部ファンの間で流行ったほど…」と続く。つまり、タロウに
おけるSF性の後退などを嘆いた古参ファンのジョークとして
「僕にも書ける」というフレーズが出来たわけであり、諸先輩方
とて本気で「俺にも書ける」と思っていたわけではあるまい。

それを勘違いした後のセブン至上主義者あたりが、タロウを
見もしないで「素人にも書ける脚本」と思ったのが間違いのもとだったw
300名無しより愛をこめて:04/06/22 18:41 ID:ZP616JW8
ウルトラ小学校の校舎は100円ショップの
タライで氏ぬべきなんだ!
301名無しより愛をこめて:04/06/22 18:43 ID:ZP616JW8
セブンのライトンR30爆弾は、
真空管に着色しただけだけど最高にSFだ。
302その名はMAC(1):04/06/22 21:20 ID:iI3GVIC9
ウルトラマンレオ
「宇宙パトロール隊、その名はMAC」
奇怪宇宙人ツルク星人・弟 登場

一閃!
真っ二つに切り裂かれる高層ビル。
崩れたビルの瓦礫から姿を見せたのは、両腕を刃と化した巨大なツルク星人だった!
薙ぎ払う双刃の剣が、周囲の建物を次々と切り刻んでいく。
「東京K地区に星人が現れました!」
松木隊員の悲鳴にも似た声を合図に作戦室に集合するMAC隊員たち!
「東京K地区にツルク星人が現れた。白土と梶田はマッキー2号、佐藤はマッキー3号に
搭乗。俺は地上に降りてロディーで指揮を執る。ゲン、お前は俺と一緒に来い」
ダンの指示が続く中、ゲンの右隣に立った佐藤隊員が笑顔で言った。
「おおとり。早速お前が考えてくれた対ツルク星人用の攻撃フォーメーションを使うぞ」
「! 本当ですか!?」
「ああ。マッキーによるツルク星人への三段攻撃。見事に決めてみせるよ」
そんなふたりの私語に一瞬優しい視線に戻りながらも、ダン隊長は厳しく続ける。
「一回戦ったことがある相手とはいえ、決して油断するな。出動!」
「はいっ!」
佐藤、白土、梶田、そしてゲンの4隊員が、ダン隊長の号令とともに駆けだしていく。
303その名はMAC(2):04/06/22 21:20 ID:iI3GVIC9
やがて2機のマッキーが東京K地区を破壊するツルク星人へと迫る。
ゲンはダンとともにマックロディーを駆り、現場へと向かった。
『白土、梶田。行くぞ!』
『了解!』
副隊長格である佐藤隊員の指示に、白土と梶田の乗るマッキー2号は3号を追い越して
先行する。
暴れ回るツルク星人へと攻撃を加えていく2機のマッキー。
『分離!』
迫るマッキーを切り払おうとしたツルク星人の眼前で、マッキー2号はA、Bの2機へ
分離する!
振り下ろした手刀が空振りする星人。
マッキー2号A、Bの2機は左右へと分かれつつ、ツルク星人の左右の手刀を攻撃!
瞬間、封じられるツルク星人の両腕の手刀。
両腕が大きく開き、胴体がガラ空きになったのだ!
そんな無防備になった星人の眼前へ、真正面から佐藤隊員の操るマッキー3号が迫る!
『止めだ!』
佐藤はマッキー3号の新型ミサイルの照準を星人の額に合わせた。
見事な三段攻撃に地上で見上げていたゲンが「やった!」と叫んだその時‥‥!!
ツルク星人の巨大な口が大きく開かれた!
304その名はMAC(3):04/06/22 21:21 ID:iI3GVIC9
「なに!?」
「バカな!」
驚愕するダンとゲンの眼前で、ツルク星人の口から吐き出された幾千ものロケット砲が
迫るマッキー3号を直撃し、墜落させる!
「佐藤隊員!!」
「ま、待つんだゲン!」
止めようとしたダンの制止を振り切り、星人へと駆け出すゲン!
「ゆるせない、レオーーーーッ!!」
獅子の瞳が輝き、青白く砕け散る星々の輝きの中から、
銀の鬣を振るわせる真紅の獅子、ウルトラマンレオが登場する!
破壊を続ける自分の前に立ちはだかるレオの姿に、星人はその身を怒りに震わせた。
『レオ、レオだな? ウルトラマンレオ!』
『お、お前は?』
ツルク星人のテレパシーだった。
『オレは貴様を殺す。兄者を殺した貴様を生かしてはおけない! オレは復讐のため、
地球へとやって来たのだ!』
『ふ、復讐だと!?』
一秒にも満たない間に交わされたテレパシー。
だが自分への復讐を告げたツルク星人のテレパシーに、レオの心に動揺が走る。
305その名はMAC(4):04/06/22 21:22 ID:iI3GVIC9
『レオ! ウルトラマンレオ! 殺す! 兄者の仇をとる!』
レオは星人の斬りつける刃をやっとのことでかわしていく。
右の刃を左腕で受け、左の刃を右腕で受け、反撃の右脚・三段攻撃が炸裂する寸前に、
またも星人の口から吐き出されたロケット砲がレオの顔面や胸部を直撃した。
ビル群を薙ぎ倒しながら卒倒するウルトラマンレオ。
止めを刺そうとツルク星人が迫る!
「レオを援護するんだ!」
『了解!』
ダン隊長の指示に左右からのマッキー2号A、Bの激しい攻撃がツルク星人を襲う。
たまらず星人は大空へと消え去った‥‥
306その名はMAC(5):04/06/22 21:23 ID:iI3GVIC9
照明を落としたMAC本部・作戦室。
今ここには、地球を守るふたりだけの宇宙人がいた。
「どうした、ゲン? 星人が新しい技を使ったとはいえ、勝てない相手ではないはずだ」
「申し訳ありません‥‥」
「ゲン! 俺の目を見て答えろ!」
うつむくゲンの頬にダンの松葉杖が触れる。
「星人は、弟だったんです」
「おとうと?」
「僕が倒したツルク星人の弟が、復讐にやってきたんです!」
「‥‥」
「僕にはできない! 僕には倒せない!」
「ゲン‥‥」
「マグマ星人に故郷を滅ぼされ、復讐するために生きてきた僕には‥‥」

307その名はMAC(6):04/06/22 21:24 ID:iI3GVIC9
戸惑いの瞳で自分を見つめるゲンにダンは松葉杖を降ろし、息を吐いた。
「星人の気持ちが痛いほどわかる、か?」
ダンの言葉にゲンは小さく首を縦に振った。
「MAC隊員失格だな!」
吐き捨てる様にダンは言った。
「隊長!」
「ロンの時にも俺は言ったはずだ。私情を挟むな。お前は戦わなければならないんだ」
「しかし隊長!」
「いいかゲン。ツルク星人の弟は必ずまたやってくる。復讐のためといいながら、奴は
たくさんの人たちを傷つけた。お前が戦わなければ、また多くの罪もない人々が犠牲に
なるかもしれないんだ」
ダンの言葉に堅く握られるゲンの手。
「ゲン。俺たちは地球を守る、たったふたりだけの宇宙人なんだぞ」
308その名はMAC(7):04/06/22 21:27 ID:iI3GVIC9
MAC本部・マッキー格納庫。
包帯で左腕を吊った佐藤隊員が、マッキー3号の整備を続けていた。
まだ怪我は完治しておらず、傷だらけで顔中体中、包帯と絆創膏だらけだ。
通りかかったゲンは、整備を続ける佐藤隊員の姿に驚いた。
「佐藤隊員! なにをやっているんですか!」
「お! おおとり。今度は大丈夫だからな!」
佐藤はゲンに屈託のない笑顔で答えた。
「大丈夫って‥‥今は怪我を治すために安静にしていてください!」
「済まなかったな。お前が折角考えてくれたツルク星人の攻略法、うまくいかなくて」
ゲンは辛かった。
皆に伝えた攻略法は、自分がダンから教わったものだったからだ。
そしてそれももはや、対抗策を編み出した星人の弟には通用しないのだから。
「俺のミスで失敗したからな。だが次は必ず仕留める」
「えっ!?」
「マッキー3号の前面の装甲を強化している。こちらの新型ミサイルを撃ち込むまで、
星人の反撃に耐え続けるためにな」
「む、無茶です、佐藤隊員!」
309その名はMAC(8):04/06/22 21:27 ID:iI3GVIC9
「おおとり。無茶でも俺は星人を倒す。星人の手刀を封じる方法はお前の教えてくれた
三段攻撃しかないからな」
「しかし危険すぎます!」
「おおとり。それでも俺たちはやらなければならないんだ」
止めようとするゲンに佐藤はもう一度笑顔を見せた。
「知ってると思うが、以前星人に襲われて犠牲になった鈴木隊員。あいつは、俺と同期
だったんだ」
ゲンは憶えていた。
父を星人に殺されたトオルやカオルを引き取ろうとしてくれた優しい鈴木隊員。
彼もまた星人の犠牲になったのだ。
「白土も恋人を星人に殺されている。こんな悲劇を、繰り返しちゃいけない。みんなの
未来を壊しちゃいけない。誰かがやらねばならないのなら、やるのが俺たちMACじゃ
ないか!」
佐藤の言葉にゲンの心が震えた。
そんなふたりのやりとりを、ダンは物陰から静かに見つめていた。
310その名はMAC(9):04/06/22 21:28 ID:iI3GVIC9
「東京K地区に星人が現れました!」
ツルク星人がふたたび姿を現した。
出撃するマッキー2号と3号。
前回と同じく2号には白土と梶田、3号には傷の癒えぬ佐藤隊員が乗り込んでいる。
「戦えるか、ゲン? お前を仇と暴れるツルク星人の弟と戦えるか?」
「‥‥戦います。僕はMACの隊員です!」
「‥‥わかった」
ゲンはダンとともにマックロディーを走らせ、現場へと急行した!
東京K地区にはツルク星人による破壊が続いていた。
一閃する手刀が、ビルを切り落とし、瓦礫が逃げまどう人々に降りそそぐ。
「攻撃開始!」
現場に駆けつけたダンの号令を受け、ツルク星人へのMACの攻撃が始まった!
地上からのロディーのミサイルは、星人の手刀で次々と叩き落とされていく。
『白土、梶田。行くぞ!』
『了解!』
もう一度、対ツルク星人用のフォーメーションで突っ込む2機のマッキー!
分離した2号が星人の両腕を封じ、佐藤の乗る3号が正面から突っ込んでいく!
たまらず星人は大きく口を開き、ロケット砲を連射する!
「うおぉおおっっ!!!」
強化された装甲版で激しい攻撃に耐えながら特攻するマッキー3号!
311その名はMAC(終):04/06/22 21:29 ID:iI3GVIC9
「新型ミサイル発射!」
機体下部から撃ち出された新型のミサイルがツルク星人の左目を直撃する!
「やった!」
歓喜する佐藤だったが、限界に達した3号機が遂に炎を上げた!
「佐藤隊員!」
佐藤の危機に、ケンは走る!
「レオーーーーッ!!」
ウルトラマンレオ登場!
墜落寸前のマッキー3号を無事に確保する!
左目を潰されたツルク星人は怒りの怒号をあげる!
『よくも俺の目を傷つけたな! クズどもめ、皆殺しにしてやる!』
『クズ、だと? 貴様、人の命を何だと思ってるんだ!!』
『人の命? 地球人の命など虫ケラ以下だろうに!』
ツルク星人の真意にレオの怒りが爆発する!
レオは星人の右の刃を左腕で受け、左の刃を右腕で受け止める。
続いて星人の口から吐き出されるロケット砲!
だがレオは、攻撃に怯まずそのまま星人の顔面へ頭突きを食らわせる!
卒倒するツルク星人!
「エイャ! ヤァアーー!」
レオの手から撃ち放たれる炎の光、エネルギー光球!
コナゴナに吹っ飛ぶ、ツルク星人!
ゲンは無事だった佐藤隊員に肩を貸しながら、仲間たちの元へと戻っていく‥‥

こうしてツルク星人の恐るべき復讐は終わりを告げた。
だがこれからも星人は地球を狙ってくるだろう。
けれど、MACとウルトラマンレオが戦う勇気を忘れぬ限り、地球の平和は守られるに
違いない。

312MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/06/22 21:49 ID:+lO3/aax
>>302-311
ウルトラ級に感動した!まさにMAC大活躍!
そういう話観てみたかったぜ。
佐藤隊員かっこいい!
レオの話も増えてきて個人的に嬉しい限り。
調子に乗って俺ももう一本考えてみようかなぁ。
313名無しより愛をこめて:04/06/22 21:51 ID:KncVVCCZ
長いのやめろよ
314その名はMAC:04/06/22 22:05 ID:YnWqaLNP
長々と本当に申し訳ありませんでした。
どうしてもセリフを全部書きたかったので、ご理解ください。

>>312
ありがとうございます。
ホントはMACスレ用に作ってたものだったんですけど、
最近、話題がウルトラニャンになってるので・・・
また燃える話しを読ませてください。

>>313
かえすがえすも申し訳ありません。
次回以降、書くことがありましたら、
長くならないよう注意したいと思います。
315名無しより愛をこめて:04/06/22 23:53 ID:Ex6xTDxo
ここにある話は、みんな読んでいてすごく楽しい!
特にとっても好きなのが、
ウルトラの母の日と、焼肉作戦と、宣伝怪獣チンドンのお話。
うっかりさんなゴラク星人の話、テレビで見てみたいなあ。
どんな宇宙人なんだろう?

父の日は過ぎてしまったけど、
父の日っぽい話リクエストさせてもらってもいいですか?
316名無しより愛をこめて:04/06/23 21:50 ID:wnnPNJ7t
MAC最高!このスレの中で最高傑作となったよ。w
2度目の出動の時MACのテーマが流れたのは自分だけじゃないはずw
317名無しより愛をこめて:04/06/23 23:48 ID:qlz1hfSi
これが最高傑作とかそういうことを言うのは、
このスレ的には野暮な気がするなぁ
318名無しより愛をこめて:04/06/24 06:40 ID:IA3DGucK
まぁ、個人的に気に入った話を持ち上げるくらいはイイじゃないですか。
(「××の話はツマラン」とけなすのは問題アリだけど…)
319名無しより愛をこめて:04/06/24 19:14 ID:wVA/+u9I
>>273-275
GJ!!エース好きな俺には神のような作品でした!
3201:04/06/25 03:06 ID:piz5o8p3
ウルトラマン − 第**話 電磁波都市

ここは東京。聳え立つビル群。近くには東京タワーも建っている。
その東京タワーで行われた、地上波デジタル放送竣工式において、
突如、参加者が不調を訴えだした。

人々は見るからに苦しそうにもがき、やがて何かに取り付かれたように
どこかへと歩いていく。

この異変を聞いて駆けつけた科特隊は、東京タワーの
アンテナ群のひとつになぞの物体がついているのを確認する。

それは、紛れもなくテレビ放送に使われるアンテナではなく、
まるで何か、鉄の棒のようなものが不自然な向きで設置されていた。


東京タワーの職員に確認を取ってもらったところ、やはりこのアンテナは
公式に設置されていないということが判明。早速、持ち帰ろうと
アラシ・イデ両隊員が作業に取り掛かる。


作業は無事終了し、そのアンテナを積んで
科特隊は帰路へついた。
が、そのとき、そのアンテナが突如光だし、
電気を発しだした。
321名無しより愛をこめて:04/06/25 03:06 ID:piz5o8p3

まるでバラエティ番組のように
電気ショックに痺れを切らすアラシ・イデ両隊員。

そのとき、アンテナは突然窓を突き破り、
外へと飛び出した。それと同時に電気ショックという
呪縛から逃れられた二人。

早速、キャップへ連絡を取る。

あ:アラシよりキャップへ、応答せよ、アラシよりキャップ、応答せよ
き:村松だ。
あ:大変です、キャップ。さっきのアンテナが、突如外へ飛んでいきました。
き:冗談を言いたまえ、あのアンテナがどうして空を飛べるというのかね、
少々疲れているんじゃないのか?明日は休暇を君に与えようか。
い:違うんです、キャップ。あのアンテナが突然電気、そして
光を放ち、我々はそれにより身動きが取れなくなったのです。
かと思いきや、アンテナは窓を突き破り外へ飛んでいった。
き:了解。今どこを移動中かね
い:芝公園周辺です
き:了解、すぐそちらへ向かう。


そのころ、なぞのアンテナは、
サンシャイン60の先端に移動し、再び電波を発していた。
観光客はみなその電波による電磁波を浴び、窓を突き破り
外へ飛び出るものもいれば、エレベーターで降りてどこかへ行こうとするものもいる。


3223:04/06/25 03:07 ID:piz5o8p3

電磁波を浴びた人々は、みな渋谷へと向かっていた。

渋谷に徐々に人が集まり始める。

その人ごみは、やがて隙間がなくなるほど
密集し、最後には彼らはお互いに手を組み、
組み体操のようなスタイルになった。
そして、怪獣へと変化を遂げた。


キャップは命令を出し、急いでビートルで現場へ急行した。

ハヤタもビートルで現場へ向かう。しかし、ハヤタの
ビートルが、サンシャイン60に設置された
アンテナから発する強力な電波により、計器が狂い始める。
飛行機が安全に操縦できなくなったため、ハヤタはウルトラマンに変身する。


すぐさま渋谷へ飛ぶウルトラマン。


なぞの怪獣は、渋谷の真ん中で頭から
アンテナを出し、そこから電磁波を発することにより、
さらに人を集め、体力を強めようとしていた。
3234:04/06/25 03:08 ID:piz5o8p3

そこへやってきたウルトラマン。早速攻撃を仕掛ける。

しかし、怪獣のアンテナから出される電磁波によって、
ウルトラマンは幻覚を見始める。

そこへやってきたビートル、
キャップ、イデ両隊員はウルトラマンの異変に即座に気づく。

い:キャップ、ウルトラマンの様子が・・・
き:うむ、何か立ちくらみをしているようだが
い:あ、あの怪獣の頭、何か変なものが出ています。
き:本当だ、ありゃなんだ
い:待ってください、東京タワーで発見されたなぞのアンテナも
あんな形をしていましたよ。まさか同一のものとは思いませんが、
もしそうだとすればあそこから電波もとい電磁波が出されるわけですよね。
たとえネズミを追っ払うのに効果がなくても、人間の脳に穴を開けることは
可能かもしれません。となれば、ウルトラマンも少なからず答えているはず。。
き:よし、あのアンテナにナパーム弾を打ち込むんだ
い:了解

ビートルでナパーム弾を打ち込もうと上空から近づく。
しかし、その強力な電磁波により、ビートルの計器が
狂い始めた。
3245(終 ):04/06/25 03:09 ID:piz5o8p3

い:キャップ、計器がくるって歯が立ちません
き:よし、俺が命令を下す、直視して
距離を目分量で見るから、発射といったら発射しろ、わかったな
い:了解

徐々に怪獣へ近づくビートル。

キャップは目分量で必死に距離を計算し、
いつ発射の命令を出そうかというあせり、
そしてはずした場合の渋谷の被害を考えていた。

き:発射
い:了解

ナパーム弾はわずかながら標的からずれてしまい、
失敗したかに思われたが、その電磁波の強力なパワーによって、
ナパーム弾自身が影響を受け、爆発した。

アンテナは破壊された。

正気に戻るウルトラマン。

とび蹴りをし、スペシウム光線を放つ。


終わり
325名無しより愛をこめて:04/06/25 10:00 ID:tzAuA2nL
終わり?
アンテナの正体とか、集まった人のその後は?
スペシウムでアボソ!?
326名無しより愛をこめて:04/06/25 10:06 ID:IbLbzYpr
アンテナのアイデアだけで話を進められても…
327名無しより愛をこめて:04/06/25 10:35 ID:ck7Vs7rq
>>320-324
最後に補足は欲しかったけど面白かったよ。
特別な理由がなければ、あらすじ形式が良いかな。

怪獣の名前が気になるな。電磁波怪獣エレックスとかかなw
328名無しより愛をこめて:04/06/25 12:55 ID:tTZlsz8Y
『くさい怪獣でていけ!』  悪臭怪獣モアーン

ある日東京のど真ん中に、宇宙から怪獣が落下した。
怪獣はおとなしかったが、口から吐く息がとてつもなく臭かった。
体に有害ではないが、あまりの臭い息に逃げ出す市民。

ZATは怪獣にレーザーを打ちこむが、レーザーの当たったところに穴があき
くさい気体が流れ出す。ますます辺りは臭くなった。
へたに攻撃できないZAT。

息のサンプルを採取したZATは怪獣の息を中和するミサイルを開発。
さらに冷凍弾を打ちこんでから、誰もいないところに連れて行く作戦を開始した。

ところが中和弾は怪獣を狂暴化させてしまった。冷凍弾も利かず暴れる怪獣。

タロウは怪獣と対決。突然、中和弾の効き目が切れてタロウが匂いで苦しむ。
タロウ絶対絶命と思いきや、再びおとなしくなった怪獣は宇宙のかなたに飛んでいった。

・・・内容は薄いが、匂いに苦しみながら戦うZAT隊員の姿など笑えるのでは?? 
329>328:04/06/25 18:59 ID:MeuH6zUr
テレヴィジョンというメディアが視聴者に伝えるのが最も難しい要素は「臭気」であるのを
踏まえた上でのご提案でしょうか?
330名無しより愛をこめて:04/06/25 19:19 ID:6rvmMZb+
そういや、エレックスはウルトラAの怪獣か。

>>329
そう意地悪言うなってw
匂いを視覚化すれば面白い作品になるんじゃないかな。
「グリッドマン」のスカボーンの回みたいにしてさ。

>>328
映像を想像しながら読んでると面白かったよw




331名無しより愛をこめて:04/06/25 23:06 ID:wu+dlxwA
>>329役者の演技、視覚効果、台詞での説明はいるだろうね。
まあ、できそうだけど。そういう野心作よくない?
332名無しより愛をこめて:04/06/25 23:51 ID:dU379NqS
本編でも、ベロンだかガラキングだかの時に、おならガスをホエール内の隊員が臭がるシーンがありましたよね。
まあ…やっぱり臭いに関しては、各視聴者が個人的に強烈な体験でもない限り、視覚から想像させるのは難しいと思います。
333名無しより愛をこめて:04/06/26 00:03 ID:dsW8BfKv
タロウが臭いで苦しむ描写てみたいね。
「ムウゥゥーーン」「アァァァーーー」て感じか。
ガス攻撃に極端に弱い初代マンにも効果ありそう。
「ゴッゴッ・・ゴホッ」眼の光も消えて突っ伏す様が目に浮かぶ。
334名無しより愛をこめて:04/06/26 07:29 ID:RFY+WBnZ
突如として現れたキングジョー。
光太郎「あれは、ぺダン星人のロボットだ!よぉし タ ロ ォ〜〜〜〜!」

タロウのテーマソングが鳴り響く中
都心のビル街にあるだだっ広い更地でタロウとキングジョーの闘いが始まった。

パンチ、キックと次々と技を繰り出し優勢に攻めているかのように見えるが
セブンの時と同様にまったく効き目は、無くダメージを与えられない。

タロウのテーマソングが鳴り止むと突然劣勢になってしまった。
カラータイマーが点滅しはじめタロウに疲労の色が見え始めた頃
とうとうタロウがつかまった。
強力なパンチにもがき苦しむタロウの角をつかんだキングジョーの豪腕のチョップが
タロウの角の付け根に決まる。

「ンアアァア〜ッ!!」

更にキングジョーは、もがき苦しむタロウのもう一本の角をへし折り
タロウを完全にねじ伏せてしまった。
335名無しより愛をこめて:04/06/26 09:34 ID:bMC/hfNb
また陵辱厨かよ。
336名無しより愛をこめて:04/06/26 12:41 ID:CBb7cmhv
334の続き

そこに恐怖の黒い影。火山怪鳥バードンUの残酷なる挑戦!
337名無しより愛をこめて:04/06/26 12:54 ID:CBb7cmhv
もはやタロウに余力は無かった。
バードンUにめった刺しにされ血まみれになるタロウ
「ムウゥゥーーン」「アァァァーーー」

「がんばれ!タロウ!負けるな!」
ナレーションの声もむなしく、キングジョーがタロウのカラータイマーを叩き割る。
仰向けになって倒れるタロウ。
・・・・ウルトラマンタロウは死んだ。

バードンUはキングジョーを相手にせず、なんとタロウを食べ始めた。
そして最後に右腕を引きちぎり、大空の彼方へ去っていった。
キングジョーは合体を解き、何処かへ消え去る。

タロウの見るに耐えない亡骸が夕陽に映える。
338名無しより愛をこめて:04/06/26 13:36 ID:koRXj278
頭の悪い奴ほど長いの書くよな
339名無しより愛をこめて:04/06/26 14:19 ID:a1Ke5VHW
>>338
作品を語り合う場ならそれは99%まで当てはまる。

昔話だが、nifの特撮フォーラムあたりじゃ、作品の
感想を語るふりをした自分語りが横行して、ひどい
ものだった。(Web掲示板と違って、パソコン通信は
一発言で何百行も書けたから)

けど、2次創作に関しては、もともとある程度の長さが
必要なので、長い=頭が悪いはそれほど当てはまらない。

引き合いに出して申し訳ないが、>>302-311なんか
俺的には長いだけの内容はあると思うぞ。


340名無しより愛をこめて:04/06/26 16:10 ID:RFY+WBnZ
おい!こらっ!>>336 >>337 勝手に続けてしかも殺すナァ〜。
何だ!ナレーションの声とは、・・・(笑)
341名無しより愛をこめて:04/06/26 20:08 ID:80mqfCbg
「脱出しろ!死者の世界!」エルフ、バードンU、キングジョー登場
バードンUによって死んだウルトラマンタロウ、彼は今、死者の世界に居た。
そこには、死んだ親友、エルフも居たのだ。
彼の話によると、仕事をすると貰える青い球を3つ集めれば現世に帰れると言うのだ。
だが、そこでの仕事は厳しく、2つも持っている奴は居ないらしい。
エルフは、やっとの思いで手に入れた2つの青い球を使ってタロウを現世に帰した。
エルフの友情パワーを貰い、現世に戻ってきたタロウ。
そこに再び現れたキングジョーとバードンU、だが、エルフの友情パワーを貰った
タロウのストリウム光線とウルトラダイナマイトの前に脆くも敗れ去った。
夕日の丘、光太郎が立っている。
「ありがとう、エルフ、僕もタロウも、君のおかげで助かった。本当にありがとう。」
342名無しより愛をこめて:04/06/26 20:26 ID:CBb7cmhv
脚本は共作の方がギャラがいいらしいw
343名無しより愛をこめて:04/06/26 20:52 ID:RFY+WBnZ
>>341 筋肉マンか?
344名無しより愛をこめて:04/06/26 21:18 ID:V9h9ROpL
あらすじ形式の作品が少ないんで、一本投入。

『恐怖!宇宙人の村』 暗躍宇宙人ヒソム星人
山中村に円盤が飛来したという目撃情報が入った。東と南原が調査に向かう。
山中村は、どこにでもある普通の村であった。村民たちは、円盤なんて見ていない
と口を揃えて話す。もしかしたら、この村民の中に宇宙人が潜んでいるかもしれない。
そう考えた東と南原は山中村に一晩泊り、様子を見てみることにした。東と南原は、
村民の家に泊めてもらうことになった。村民の家族はZATの2人を暖かく迎えて
くれるのだった。
その晩、東は、小声で誰かが話しているのに気づいて目を覚ました。会話をして
いたのは、この家の人々。なんと、彼らは東たちを殺す計画について話していた
のだった。この家の人々は宇宙人なのだ。東は寝ている南原を起こすと、
すぐに家から逃げ出した。東たちは別の民家に助けを求めた。東と南原は、
中から出てきた夫婦に今あったことを全て話す。すると、夫婦は東と南原に
襲いかかってきた。いつの間にか、東と南原の周りを村民たちが囲んでいる。
東と南原が泊まった家の人間だけではなく、村にいる全員が
ヒソム星人だったのだ。星人たちは村民を装い、地球侵略の準備を進めていた
というわけである。ヒソム星人たちが東と南原に襲いかかってくる。
そのとき、車のヘッドライトが辺りを照らした。ウルフ777とラビットパンダ
が駆けつけたのだ。ZAT隊員と星人たちの大決闘が開始する。星人たちは
次々に倒され、ついに残り3人となった。しかし、その3人が合体。
巨大な怪獣のような姿になった。ヒソム星人は合体することにより、何倍ものパワー
を発揮するのだ。巨大なヒソム星人がZATに迫る。ZATは銃で攻撃するが、
全く通用しない。そこに、タロウが登場。ストリウム光線でヒソム星人を撃破した。
侵略者は地球人の隙を狙っている。頑張れ、ZAT。負けるな、タロウ。地球を
守り抜くのだ。

ミラーマン風の話を書いてみました。タロウっぽくないのは許してちょーだい。
ヒソム星人の名前の由来は、もちろん「潜む」です。
345名無しより愛をこめて:04/06/26 21:21 ID:V9h9ROpL
村民の家族→この家の人たち
346名無しより愛をこめて:04/06/26 21:59 ID:VIjUklYG
根拠はないがその山中村は群馬県な気がす…
347名無しより愛をこめて:04/06/27 01:52 ID:2lf4Y91S
>>344
しっとり映像化したらタロウ最恐の回になるね。
スペクトルマンのガマ星人(特に一峰漫画版)はトラウマになってる。

え〜ウルトラマン80を1本書いてみますた・・・
348名無しより愛をこめて:04/06/27 01:53 ID:2lf4Y91S
『雨だ!風だ!運動会中止作戦』   ドシャブリラン   マッチャン登場

明日は桜ヶ丘中の秋季大運動会。会場の設営にみんな大忙し。
しかし隅っこでなにやらひそひそ話をしている二人。博士と落語だ。
博「ほんとに効果あんのかなあ」落「信じるものは救われると申します。」

その夜、東京上空に急に台風並みの低気圧が発生。
UGMのレーダーは雨雲の中に怪獣反応を捉えた。
フジモリとイケダ出動。そして雨雲の中をゆらめく巨大な白い布状の物体を発見。
フ「な、なんだ?」布の下部に丸い部分がちらちら見える。
イ「うわああああっ!へのへのもへじ!こいつてるてる坊主だ!でっけええ!」
スカイハイヤーの攻撃はまったく通じない。結局翌日の午前中まで居座った後
雨雲とともに謎のてるてる坊主(UGMによってドシャブリランと命名)も消えてしまった。

運動会は翌週順延となり月曜日。「すげえよこいつ効果ばっちしだぜ!」
博士と落語、なにか持ってはしゃいでいる。矢的それを見咎める。「どうした?何持ってんだ?」
見ると、逆さまのてるてる坊主を持っている。「なんだ!それは!」「なんでもないよ!」逃げる二人。
相原やってくる。「あれって雨乞いのおまじないですよ。」「雨乞い?」「あの二人、運動会が嫌みたい
なんです。それであんなもの・・」「へえ・・・・!もしかしたら・・・いやそんなまさか」「どうしました?矢的先生」

UGM基地。解析の結果、ドシャブリランには強烈な負のエネルギーが満ちていることが判明。
矢「やはりそうなのかもしれない。あの逆さまてるてる坊主を破壊すれば・・でも本当に問題なのは・・」
349名無しより愛をこめて:04/06/27 01:54 ID:2lf4Y91S
つづき
矢的と相原、博士と落語を土手に連れて行く。そこでは別のクラスの男子が懸命にランニングをしている。
彼は春、事故で骨折したが、運動会に出るのを目標に半年のリハビリに耐えてきたのだ。
博士と落語は嫌なことから逃げようとした事を素直に反省。てるてる坊主を燃やす。
相原、二人に早く走るコツを特別伝授する。

ところが土曜日の深夜、またしてもドシャブリランは出現した。矢「バカな!?」
矢的、エイティに変身。だがやはりエイティの攻撃も全く通じない。

その時エイティの耳に声が。「エイティ!それは実体じゃない。」「「!」
みると、ほうきにのって雨傘をさしたコメットが傍に来ている。エ「相・・・じゃないコメットさん!ここは危ない!」
「見て!」バトンを一閃。するとドシャブリランに向かって、東京中からマイナスエネルギーが立ち上ってきている
様子が視覚化された。「これは!?」「てるてる坊主は一個じゃなかったんです。犯人の見当はつきましたけど・・」
「こんなに運動会が嫌な子供達がいるなんて・・」へこむエイティ。「落ち込んでる暇はありません!この際です。
私に力を貸してください!」そしてエイティとコメットの共同作戦。逆さてるてる坊主のある家の子供達の夢の中に
エイティのイメージを送り込んだのだ。「がんばれウルトラマン80」の流れる中、それぞれに走り方、逆立ち、組体操等
教えて励ますエイティ。やがて逆さてるてる坊主はひとつずつ消滅し、ドシャブリランも雨雲とともに消えた。

地上。矢「助かりましたコメッ・・相原先生・・あれその人は?」「今回の犯人、魔法使いのマッチャンです。
悪い人じゃないんだけど悪戯好きで・・」運動嫌いのマッチャンとしては博士たちのために親切心から
エネルギー増幅装置付きのてるてる坊主を配ったようだ。

翌日、ようやく運動会は開催された。元気いっぱいの相原、さかんに檄を飛ばしている。
個人指導のかいあって、博士も落語もビリは免れた。矢的は仮装競争だ。
ファッションたちにひん剥かれてターザンの格好をさせられる。「ひどいな〜こりゃないよ・・ハックシ!!」
350名無しより愛をこめて:04/06/27 01:55 ID:2lf4Y91S
え〜、初期裏設定、「相原先生は魔法使い(exコメットさん)」、を復活してみました。
はちゃめちゃですなあ・・・1年間学校編やってたらどんなになってたんでしーょね。
351名無しより愛をこめて:04/06/27 17:48 ID:7fyQJa27
>>348-349
面白かった。ドシャブリランっていうネーミングも良いね
35210:04/06/27 20:53 ID:yPrO5euF
>>350
>え〜、初期裏設定、「相原先生は魔法使い(exコメットさん)」、を復活してみました。

そんな裏設定あったのか?
353名無しより愛をこめて:04/06/27 21:46 ID:iC6piHOa
早見作品リスト6

<タロウ>
>>294-295『危険!変身宇宙人の挑戦』
>>328『くさい怪獣でていけ!』
>>344『恐怖!宇宙人の村』

<他のウルトラシリーズ>
>>287-289『炎の空中キック!』
>>302-311『宇宙パトロール隊、その名はMAC』
>>320-324『電磁波都市』
>>348-349『雨だ!風だ!運動会中止作戦』 
354名無しより愛をこめて:04/06/27 21:59 ID:iC6piHOa
ちなみに『恐怖!宇宙人の村』が、タロウ28本目の作品です。
355名無しより愛をこめて:04/06/27 22:58 ID:4/iBlmmV
俺みたいなセブンやられフェチとは、まったく逆な
‘ウルトラ無敵至上主義‘の奴ってのもいるのかなぁ〜?

量産されたキングジョーをバタバタとなぎ倒すセブンを妄想する奴とか?
356名無しより愛をこめて:04/06/28 00:07 ID:DeQIPsuY
自分は戦いはおまけ程度に考えていて、話が面白いかどうかを重視する。
だから、最後にちょっとだけ戦う話が好きだなあ〜。
357名無しより愛をこめて:04/06/28 00:09 ID:DeQIPsuY
でも、セブンがやられているシーンは良いよね。たしかにw
358名無しより愛をこめて:04/06/28 00:13 ID:UPSzWhTD
>>356
同感。ZAT隊員はキャラが立っているから、楽しい掛け合いとかを
入れてくれると読んでいる方は嬉しくなってくる。
359名無しより愛をこめて:04/06/28 00:59 ID:gRxOLvhv
>>353
いつも早見作品リストをサンクス。読む側としては助かります。
360名無しより愛をこめて:04/06/28 02:32 ID:5nh1KNWL
>>352
角川の「円谷ザコンプリート」に湯浅監督談として紹介されてた。
前々年のコメットさんへのウルトラマン客演が好評だったので、
企画段階で参加してた橋本Pのもと、相原先生をコメットさん的な
魔法を使える協力者に設定したファンタジー路線融合案があったみたい。

実現してたらウルトラマンていうよりコメットさん、カール、刑事くん
みたいなブラザー劇場のイメージが強くなってたかもねえ。
361名無しより愛をこめて:04/06/28 08:27 ID:+xq4ZoPT
『2000年の恐怖!父子タッグがゆく!』

2000年に一度地球に近づくという彗星があった。そして地球にもっとも近づく日が来ようとしていた。
一方、二千年前と四千年前に彗星が近づいたときの様子が書かれた古文書や遺跡が発見された。
それには巨大な龍の姿が描かれていた。
心配する古典ファンの南原隊員を天文学ファンの北島隊員は笑う。
ZATもあまりに資料が少ないためこれと言った対策は立てなかった。

ついに彗星がくる日。彗星は突然巨大な龍の怪獣に変身して、地球に襲来した。
怪獣の最初の攻撃で光太郎は倒れてしまう。その後、怪獣は各地を襲った。

そして怪獣は再び彗星の姿に戻ると、地球を飛び去った。
気がついた光太郎は「未来の子供に同じ思いはさせない」と言ってタロウに変身。彗星を追いかけた。
しかし、彗星は早く追いつけない。

その時、ウルトラの父が登場。彗星を攻撃して、怪獣の姿に戻した。
この怪獣は二千年前、四千年前に父が一人で戦ったが倒せなかった怪獣だった。
二人は協力して怪獣を倒す。
362名無しより愛をこめて:04/06/28 09:34 ID:J3dcu9mL
>>361
アグル「父とタロウ、親と子の絆が強敵を撃破したんだ」
ボーイ「家族っていいね。家に帰って、お父さんに肩たたきしてあげよっと〜」

なんとなく、ウルころ風に感想を書いてしまった
363名無しより愛をこめて:04/06/29 00:46 ID:Zle/9AJJ
『3年B組の金髪先生』  バーナス星人クィーントゥリックス登場

今日は桜ヶ岡中学に非常勤教諭のやってくる日。
職員室。矢的「お、来た来た。」ガラッと開けて入ってきたのは金髪グラマー。
校長と肩を組んでいる。教頭「こ、ここ校長・・・」校長「おお諸君紹介しよう。ジェーンスミス君だよ。」

ジェーンは3Bの副担任に着任するが、生きた英語教育のために全学年の英語を週一で担当。
持ち前の明るさと強烈なお色気で全校男子生徒はたちまち彼女の虜になってしまった。

就任1週間目の日曜日の夜、桜ヶ岡中に男子生徒が帰宅しないとの問い合わせが入り始める。
やがて全男子生徒が行方不明になっていることが判明。学校、警察、PTAによる大捜索が始まる。
そして1部の女子からの情報で男子達はスミス先生と石倉山にハイキングに行ったことが判る。

石倉山。もう夜が明けている。住民の目撃情報で男子の入った洞窟を特定。探索に入る一行。
校長「お〜いジェ〜ンちゃ〜ん出ておいで〜。」教頭「・・・・・」
その時ジェーンが現れた。矢「大丈夫ですか。スミス先生。みんなはどこに?」
ジェーン「アノコタチハ、ワタシノカワイイソルジャーニナルノデース。」
一同「!?」ジ「ワタシハ、バーナスセイカラヤッテキタ、クィーントゥリックスデース。」
校「何、クイーントリックス?」ジ「ノウ!クィーントゥリックス」
校「発音悪いね〜クイーントリックス!」ジ「クィーントゥリックス」
校「外人だろ〜訛ってんだよ。」一同「・・・・・・」
364名無しより愛をこめて:04/06/29 01:18 ID:fXLVW8rl
つづき
話をきくと、バーナス星人は女王候補(クィーン達)を生まれると同時にあちこちの星に送り込む。
やがて彼女たちは現地で兵隊(ソルジャー)を調達し、その星を征服するのだ。
ジ「シラレタカラニハシカタアリマセン。シンリャクヲカイシシマース。」
地鳴りとともに落盤が始まる。矢的UGMに出動要請。やがて山の中からクィーントゥリックスの実体が現れた。
シルバーガル到着。イケダ「蟻・・・ですか」フジモリ「蟻・・・だな」イトウ「しかもこいつは・・・」

作戦室。オオヤマ「どうした、イトウ!」イ「キャップ、こいつはちょっと攻撃しづらいですよ・・」
オ「なにをばかなことを・・」城野「モニター入ります・・・うぇ〜なにこれ〜」オ「なに、う・・・・・・」
それは小山ほどもある、まさに巨大蟻。しかも白い巨大な腹部を持つ女王蟻の様を呈していた。

ウルトラマンエイティ登場。だがクィーンはもぞもぞしているだけでほとんど動けないようだ。
エイティ「子供達はどこだ」クィーン「ワタシノオナカノナカデース。ヤガテ、ソルジャートナッテアナタヲタオシマース。」
エ「ソルジャーになるのにどれ位かかるんだ?」ク「ソウデスネー。10ネンクライデスネー。」
エ「・・・・・・・・」エイティ、ダブルアローで腹部を薄く切り裂く。ク「ノウ!ナニシマスカー!」

作戦室モニター。切り開かれた腹部からわらわらと出てくる500人の生徒たち。
城「う・・・おえ」プチン。オオヤマ、モニターの電源を落とす。嫌な汗をかいている。

ジ「モウワタシノブキハナニモナーイヨ。ニルナリヤクナリ、スキニシテクダサーイ。」
そのとき子供達からスミス先生を殺すなの大合唱が起こる。
校長「エイティさん、私からも頼むよ。悪い娘じゃないんだよ。私が責任もって保護者になるからさ。」
イケダ「あ、蟻が泣いてる・・・」フジモリ「ああ、泣いてるな・・・」イトウはもう涙でぐしゃぐしゃで言葉も無い。
エイティ、侵略の使命を捨て地球人として暮らすことを条件に、ウルトラアイスポットでクィーンをジェーンの姿に変える。
365名無しより愛をこめて:04/06/29 01:26 ID:fXLVW8rl
かくしてジェーンは桜ヶ岡中の英語教諭として正式に着任した。
今日も校長と仲良く登校している。だが英語教諭としてやっていけるのかは微妙なようだ。
「ディスィズアペン」「違うヨ。ジスイズアペン。」「ジスイズアペン?」「グレイト!」「オウサンキュー!」


なんだかんだいって、おいらはやっぱり教師編のつづきが見たかったっすねえ。
PS2の金八ゲームおもしろい。80のとか出ないかな。
生徒の前で変身してしまい強制帰還、あるいは生徒の退廃に嫌気がさして
怒りのメッセージを残して去るエースのようなバッドエンドがいろいろあって、
はたして真のエンディング、卒業式を生徒とともに迎えられるのか、って感じの。

卒業式のあと無人の教室でひとりひとりの名前を呼ぶ矢的猛。校庭に出て万感の思いで
最後の変身。すると帰ったはずの生徒たちが屋上に揃っていて、ウルトラマン先生に
卒業証書を渡すとかね・・・・
366企画案:04/06/29 01:52 ID:fEs+pHZY
TBSの2枚看板、「全員集合!!」と「ウルトラ」の夢のタッグ!72〜3年当時のドリフターズが出演するタロウの話ってのは、どうでしょう?
367名無しより愛をこめて:04/06/29 09:55 ID:DUsV29/l
「はぐれ戦士ファイタス!」
ファイタス、古代怪獣ツインテール(二代目)、地底怪獣ギドン登場
箱根で異常な地殻変動が見られた。政府調査隊の前に古代怪獣ツインテールがよみがえる。
ZATが出撃するが、光太郎は怪獣の方へ走る青年を発見。ホエールを降り保護に向かう。
光「きみ、あぶないぞ!」
青年「タロウ、お前はそこで見ていろ」
光「何、君はいったい」
青年はポケットからジャックナイフを取り出す。刀身が光を放ち、巨大な超人、ファイタスに変身した。
その右手にはジャックナイフが変形したと思われるサーベルが握られている。
「行くぞ、ツインテール!」
ファイタスは圧倒的に強い。ツインテールを一方的に攻める。
そして上部の2本のムチ状の尻尾を斬りおとすと、足元の頭部にサーベルを突き立て秒殺した。
「トレーニングにもならんな」光太郎にそう言い捨てると、飛び去った。

ZATは、怪獣の食物連鎖では比較的下位に位置するツインテールが存在していたことで、別の肉食怪獣の
存在を懸念、光太郎を現地に残し調査を続行させた。
北島「東だけでは心配です。自分も残ります」
副隊長「おまえはどうせ芦ノ湖で釣りをしたいんだろ。本部で地質情報の分析だ」
北島は図星をつかれ、反論できない。
つづく
368名無しより愛をこめて:04/06/29 09:55 ID:DUsV29/l
光太郎はラビットパンダで大涌谷周辺を調査。すると、ファイタスに変身したあの青年を発見した。
光「きみはあのときの」
青「・・・タロウか」
光「きみもウルトラ戦士なのか?地球に来たのならZATに入って僕と一緒に戦ってくれ」
青「ことわる。俺の目的は地球を守ることじゃない。最強のウルトラ戦士になることだ」
光「最強の戦士?」
青「そうだ。俺はそのトレーニングのために宇宙を旅している。恒星からの光エネルギーが弱い
  この星はトレーニングには最適だな」
光「トレーニング・・・まさか、あの怪獣はおまえが?」
青「そう。おれが蘇らせた。火山帯までもぐりこんで地熱を上げる作業は大変だったぜ。
  まあ、それもトレーニングの内だがな。もうすぐもう一匹、強いのが出てくる。
  そいつを倒せばこの星でのトレーニングは終了だ」
バキッ!光太郎の鉄拳が青年に炸裂した。
光「怪獣退治はゲームじゃない!おまえの行動でどれだけの地球人が迷惑したと思ってるんだ」
ファイタスの青年はそれには答えず、ジャックナイフを取り出すと光太郎めがけて斬りかかった。
光太郎はかわすが、岩場を踏み外し、大涌谷の谷底に転落した。
青「エリートのおまえになにがわかる・・・そろそろ怪獣が蘇る時間だ」
その言葉どおり山の中腹から姿を現す怪獣ギドン。頭に角が3本あるグドンの亜種。
青年はファイタスに変身し、ギドンに戦いを挑む。だがギドンは射程距離の長い両腕のムチで
ファイタスのサーベルを叩き落す。
つづく
369名無しより愛をこめて:04/06/29 09:56 ID:DUsV29/l
「しまった!」拾おうとするファイタスに両腕のムチが容赦なく振りおろされる。
さらに頭の3本角で突き上げられ、首にムチを巻きつけられて引きずられ瀕死のファイタス。

谷底の光太郎が意識を取り戻す。
ギドンの咆哮とファイタスの悲鳴を聞き、必死に起き上がりタロウに変身!
上空に飛び上がったタロウはギドンを発見すると空中で反転、勢いをつけスワローキックでなぎ倒す。
怒ったギドンはムチを振り回すがタロウはこれを見切ってキャッチ、怪力で両腕ともムチを引きちぎる。
主武器を失ったギドンにとどめのストリウム光線。ギドンは爆発四散した。

ヨロヨロと立ち上がるファイタス。
「・・・強いな、さすがにウルトラの父の実子だ。だが俺は負けない。もっと強くなってやる。
 おまえよりも、セブンよりも!」
強さだけを追う戦士は地球を去り、また強くなるための旅に出た。


内山先生、キャラ盗用スマソ
370名無しより愛をこめて:04/07/01 10:04 ID:Fy7YWoJO
>>363-365
いいなあ、80先生w
371名無しより愛をこめて:04/07/01 13:51 ID:LjZK26Gw
桜ヶ丘は当然のようにブルマなんだよなぁ。
古き良きあの頃・・・

スレ違いでスマソ
372名無しより愛をこめて:04/07/03 01:12 ID:tpeMGaO5
宇宙から飛来し北海道チコツ湖に落下した隕石と思われた物体は、宇宙大怪獣チュパチュパサリナチャンの卵だった。
調査隊のアマギから連絡を受けたキリヤマ隊長以下ウルトラ警備隊は、
ホーク1号、3号で現地に向かう。

アマギ「隊長、大変です。チコツ湖から怪獣が現れました。市街地方面へまっすぐ突き進んでいます。
    このままでは、住民の避難先の学校や病院が危険です。!」
キリヤマ「何ぃっ!」

ホークが現地に到着した時もはや怪獣は、病院の数百メートル手前だった。
早速攻撃を開始したがホーク3号が怪獣の腕の長いムチに捕らえられ地面に叩きつけられてしまう。
その時ウルトラセブンが登場した。

373名無しより愛をこめて:04/07/03 01:28 ID:tpeMGaO5
二足歩行のこの怪獣は、足先から肩までの体高が百メートル
更に長い首と尾を合わせると三百メートル以上となる
セブンにとっては、かつて見た事が無い大怪獣であった。

怪獣の進撃を食い止めるべく抱きつくようにタックルをするセブン。
だが突然激痛に襲われうめき声をあげるセブン。
チュパチュパサリナチャンの全身は、鋭く細かいトゲに覆われていたのだ。
それがセブンの身体に突き刺さる。

だがセブンは、身体を離すわけには、いかない。
背後には、身動きのできない患者がいる病院があるのだ。
渾身の力を込めて押すがチュパチュパサリナチャンのパワーは、
セブンを圧倒的に凌駕していた。

「タァァ〜ッ!」
気合一閃、閃光が走るとチュパチュパサリナチャンが身体を離す。
セブンのエネルギー波による攻撃に一瞬とは、言えひるんだのである。
374名無しより愛をこめて:04/07/03 01:38 ID:tpeMGaO5
なんとか進行方向を変える事に成功したセブンだが
今の攻撃でエネルギーの半分以上を消耗してしまった。
ムチの攻撃を警戒し間合いを取るセブン。
だがチュパチュパサリナチャンの口から吐き出された
ゼリー状の物質に足をとらえられ身動きができなくなってしまった。

次にチュパチュパサリナチャンは、不思議な光輪を発射した。
その光輪は、セブンの腹部に命中するとぐるりと取り囲み締め付け始めた。
さらにセブンの首、胸、脚までもしめつける。

「アアァ〜ッ!!」

セブンの悲痛な悲鳴が響き渡る。
375名無しより愛をこめて:04/07/03 01:51 ID:tpeMGaO5
もがき、苦しむセブンの首と足首にチュパチュパサリナチャンの腕の長いムチが巻きつき
セブンの足元の地面をベリっとはがし、セブンを空中高く持ち上げそして地面に叩きつけた。
何度も何度も。

やがてセブンを苦しめていた光輪がひとつ、ふたつと消えていく。
チュパチュパサリナチャンのムチが今度は、セブンの上半身に巻きつく。
このムチも身体同様に細かいトゲがある。
トゲが突き刺さりメキメキと締め上げられセブンの腕や背中がいびつに盛り上がっている。
ガクリと両膝をつくとセブンは、そのまま倒れてしまった。

ムチが解かれ何とか立ち上がろうとするセブン。
突然、チュパチュパサリナチャンは、くるりと背を向けたかと思うと今度は、強力な尾の攻撃である。

376名無しより愛をこめて:04/07/03 02:05 ID:tpeMGaO5
何度も尾で叩かれ虫の息のセブンに口から溶解液が浴びせられた。

「アアァ〜ッ!ジュワッ!ウッウッ」

この溶解液は、セブンの全身にあるトゲの傷口から体内に浸透し
体細胞を内部から滅殺していたのだ。
深紅の身体が見る見るどす黒く変色し
セブンは、これまでの闘いで経験した事の無い程の
焼けるような激痛に襲われていた。

チュパチュパサリナチャンは、うつ伏せに倒れたセブンの背中に乗り天高く咆哮する。
数十万トンあろうかと言う体重がセブンにのしかかり到底返す事は、できない。

長い角がセブンの背中をザクザクと突き刺しやがて後頭部を貫通し
ビームランプを破壊した。
セブンの目の光が静かに消えていった。
377ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/03 11:54 ID:JTZFVGEb
>>372-376
ちぃ、阿呆が(人の事言えないだろうが)
超・凱〜ウルトラ・ガイ〜 第15話「ブロウ怒りのパイルドライバー」
ビームランプを破壊され、動かなくなったセブン、そこへアークとブロウが駆けつけた。
「大丈夫ですか!しっかりして下さい!」
アークはゾフィー隊長から受け取った命でセブンを復活させた。
「同じ赤属性としては許せねぇな、こいつは光線技なしで倒してやる。」
ブロウは怒りを込めて言った。
「無茶だ!こいつに光線技なしで向かっていったらセブンさんの二の舞になるだけだ!
アークの説得も虚しく、ブロウはチュパチュパサリナチャンに向かっていった。
チュパチュパサリナチャンはブロウに向けて溶解液を放つが、全てかわされ、
後ろに回りこまれた。
「おらぁぁぁぁぁっ!!」
ブロウはチュパチュパサリナチャンの尻尾をつかむとそれを引きちぎった。
棘は間違いなくブロウの手に刺さっていた、だがブロウはそれを気にしなかった。
「ぎゃぁぁぁぁぁっぁ〜!!!」
声にならない悲鳴を上げ、悶え苦しむチュパチュパサリナチャン。
「どうした!まだ死んでねぇだろうがよぉ!」
いつもは白く光っていたブロウの目は、赤く発光していた。
「もうアイツを止められるのはいない!」
アークはそう言った。
「はぁ!」
ブロウは引きちぎった尻尾をチュパチュパサリナチャンに叩き付けた。
傷だらけになり、呼吸をするのが精一杯のチュパチュパサリナチャン。
「まだだぁ!!」
ブロウはチュパチュパサリナチャンの体についている棘をフラッシュハンドで
棘を払い始めた、どんどん落ちていく棘。
「フラッシュハンドで奴の棘を払い落とした!」
セブンが驚きの声を上げた。
378ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/03 12:10 ID:JTZFVGEb
ブロウはチュパチュパサリナチャンの棘を全て払い落とすと、チュパチュパサリナチャン
の胴体に馬乗りになり、首根っこを掴むとキャメルクラッチの状態に入った。
「ぐぇっべぇぇぇぇぇぇ!!!」
悲鳴を上げるチュパチュパサリナチャン、やがてボキボキと不気味な音を立てて
チュパチュパサリナチャンの首の骨が折れ始めた。
「止めだぁ!」
馬乗り状態になっていたブロウはチュパチュパサリナチャンの胴体を逆さまに掴むと、
それを思いっきり地面に叩き付けた、ブロウ3フィニッシュの一つ、パイルドライバーだ。
頭から地面に叩きつけられ、肉片を辺り一面に撒き散らすチュパチュパサリナチャン。
「す、凄い。」
呆気にとられるセブン。
「お前の死因は簡単な話だ、俺の怒りに火をつけた。それだけだ。」
そう呟き、飛び去っていくブロウ、それについていくアーク。
セブンもダンに姿を変える。
「ダン!」
アンヌ達が駆け寄る。
「無事だったか。」
キリヤマ隊長が言う。
「セブンがやられた時はどうなるかと思ったけど、あの二人のヒーローのおかげで
助かったよ。」
フルハシが言った。
「それにしても、プロレス技で止めを刺すとは恐ろしいもんだよ。」
ソガが笑いながら言った。
「さ、この臭い残骸を片付けるか。」
アマギが言った。
「こういう時にウルトラセブンがいれば光線でこの臭いのを一気に燃やしてくれる
だろうに、あ、近くの施設とかも燃えちゃうか。」
フルハシが笑いながら言った。
一同、爆笑する。
(終劇)
379名無しより愛をこめて:04/07/03 13:56 ID:gHjaUC8w
あまり
 にも
  うざい
380名無しより愛をこめて:04/07/05 12:14 ID:G/QVNohl
東京にウルフファイアーUが現れた!
我夢はガイアに変身して戦うも破れてしまう。

そこへ橋本真也が駆けつけた。
橋本「もう一度、俺に力をくれーーー!」
すると橋本の体が光に包まれた。
なんととてつもなくデブのウルトラマンが現れた!

橋本の変身したウルトラマンシンヤはウルフファイアーUを倒す。
シンヤはハッスルポーズをとると飛び立っていった。
しかし、駆けつけたアグルの光線によってシンヤは倒された。
381名無しより愛をこめて:04/07/05 21:31 ID:1GoXLDnx
銀河のはずれ、暗黒に包まれた星、アミチャンサイコー星。
かつては、ジャッカルやパイレーツ星人等の侵略を阻み平和的な民族であったが
今では、全宇宙征服を企む暗黒宇宙人の母星となった。
侵略の魔の手は、地球にも及んだ。チュパチュパサリナチャンに続く刺客が既に送り込まれている。

地球の各地で潜水艦や船舶の謎の沈没、行方不明事件が相次ぎ
各国政府は、お互いを名指しで批判し世界は、緊張状態に陥った。
ウルトラ警備隊も日本近海におけるパトロールの強化、艦船の護衛の任に就いていた。

ソガ「ソナーに反応!何かが猛スピードで接近してきます!」
キリヤマ「何ぃ!よし我々もすぐ応援に行く!」


382名無しより愛をこめて:04/07/05 21:47 ID:1GoXLDnx
キリヤマらハイトランジャー1号が駆けつけると既に潜水艦が撃沈され
ダンが救助活動をしていた。

ソガ「ダン、また何かが接近して来るぞ。早く戻るんだ!」
ダン「了解」

しかしダンが戻るよりも早く怪獣チビコロナギサチャンが現れた。
チビコロナギサチャンは、エビの様な身体に鮫の様な強力な歯とアゴを持ち
両手は、大きなハサミ、そして背中からは、長い触手が生えている。

ダンは、セブンに変身する。しかし太陽光線の届かない暗黒の深海は、
激しい水圧と冷たい水温との闘いでもあった。

セブンは、すぐさまアイスラッガーを放ちチビコロナギサチャンの
ハサミと触手を切り裂いた。
だがそれは、あっという間に再生されたがセブンは、暗闇で気付いていない。
安心して接近戦に出たセブンの片手と首をハサミが捕らえ触手が胴体に巻きつく。

セブンは、苦しみながらも空いた片手でアイスラッガーを取ると
チビコロナギサチャンの腹を切り裂く。
チビコロナギサチャンは、断末魔の叫びをあげる。


383名無しより愛をこめて:04/07/05 21:56 ID:1GoXLDnx
セブンは、一刻も早くダンの姿に戻ろうとした時、突然身体の一箇所、二箇所と激痛に襲われ
やがてそれは、全身に及んだ。
セブン自身にも自分に何が起きているのかわからなかった。
暗闇にセブンのビームランプと目の光だけが見える。

キリヤマ「ソガ、セブンは、どうしたんだ?」
ソガ「わかりません、ライトを当ててみましょう」

そしてウルトラ警備隊の目には、信じられない光景が飛び込んできた。
何とセブンの全身を小さなチビコロナギサチャンが覆っている。
セブンはまとわり付く小さな敵の攻撃に苦しみもがいていたのだ。
人間大の大きさになれば免れる事も出来るがこの数が相手では、
瞬く間に餌食にされてしまうだろう。
384名無しより愛をこめて:04/07/05 22:04 ID:+X8jk186
ガイアやセブンの話は猿にでも書けるので
タロウやエースの話を書いてください
385名無しより愛をこめて:04/07/05 22:09 ID:1GoXLDnx
キリヤマ「ソガ、魚雷発射だ!」
ソガ「なんですって?!それでは、セブンが!」
キリヤマ「構わん!あの怪獣が巨大化し増え続ければ世界の海は、終わりだ。」
ソガ「しかし・・・」
キリヤマ「命令だっ!」
ソガ「セブン、許してくれ」

セブン目掛けて魚雷が発射された。セブンも魚雷の接近に気付くがもはや
かわす事さえ出来なかった。
魚雷が命中したが倒した怪獣の数は、僅かであった。
一度は、散ったチビコロナギサチャンの群れは、すぐセブンを覆い尽くす。

キリヤマ「全弾打ち込め!」
ソガ「隊長、無理です。数が多すぎます。」
キリヤマ「一匹でも多くやっつけるんだ。今度は、時間差を置いて撃て!」
ソガ「2号発射!    3号発射!    4号     ・・・・」
6号までの魚雷が全て発射された。
386名無しより愛をこめて:04/07/05 22:12 ID:ve+b3Qn+
>>384
言いたいことはよく分かるんですが、微妙にスレタイとニュアンスが逆転しているような。
387名無しより愛をこめて:04/07/05 22:15 ID:1GoXLDnx
2号が命中し再び散ったチビコロナギサチャンがセブンに戻ってくる。
だが3号が命中寸前、チビコロナギサチャンが散ると魚雷は、セブンを直撃した。
続く3号、4号も同様であった。

もはや指一本動かす事のできないセブン。
点滅するビームランプと目の光のみが見えるがそれは、海底深く沈んで行った。
388名無しより愛をこめて:04/07/05 22:28 ID:OuCV5rXH
(´-`).。oO(良スレだったのに・・・)
389ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/05 22:42 ID:yn0OFBo4
>>381-383,385,387
またですか?
まあキリヤマの性格というか何と言うか、人間の身勝手さが出てるって感じ
ですな。「地球が助かるんなら他の星の奴なんてどうでも良い」みたいな?
ですが、この作品は私的に決して称賛出来る作品ではありません。
最近、こう言ったヒーロー敗北SSが増えてきているようです。
こうなると、もっと残酷なやられSSを書きまくるやられ荒らし・・・そう
、やらしとでも言いましょうか。そのやらしが増えていく気がします。
我々が少年時代に見たような作品を書いてこそこのスレが引き立つのでは無
いでしょうか。そういう所をよく考えてみては?
私の様な阿呆が言うような事ではありませんが。
39010:04/07/05 23:59 ID:gtBnrUOV
5本目(3本目?)です。

「怪獣は空の妖精」 滑空怪獣キングカイト登場

ジャンボジェットのパイロットや乗客から、空で怪獣を見たという報告が相次いだ。
レーダーには何も映っていないためZATは何かの見間違えと一旦は判断するが、騒ぎが大きくなりやむを得ず調査に乗り出す。
スカイホエールの前に現れたのは、上昇気流を捕まえながら飛び続けるムササビのような怪獣、キングカイトだった。レーダー波を通過させる構造のため、今まで見つかる事が無かったのである。
暴れる様子はないが、この辺りはたくさんの定期便が通る空域であり、いつ大惨事を引き起こすか分からない。気流の計算結果から怪獣はオセアニアから流れてきたものと判明、本来静かな空に住むおとなしい怪獣だったようである。
ZATは扇風機作戦で怪獣を故郷へ戻してやろうとするが、地球警備隊の戦闘機隊がZATの制止を聞かず怪獣を攻撃、狂暴化した怪獣はたちまち戦闘機隊を全滅させる。
やむをえず攻撃を開始するZATだが、あまりに俊敏な怪獣の動きについていけず、攻撃を回避するのが手一杯である。
光太郎はタロウに変身、怪獣を運んでやろうとするが、怪獣の進路に運悪く旅客機が飛来する。旅客機を守るため、タロウは仕方なくストリウム光線で怪獣を撃退する。
午後の川縁。空を見上げる光太郎の心は、晴れる事が無かった。

391名無しより愛をこめて:04/07/06 00:34 ID:qGx4GrPX
キングカイトってタロウっぽい名前でイイ!ね。
お話はなんとなく平成ウルトラっぽいものを感じます
392名無しより愛をこめて:04/07/06 01:03 ID:sX4ja/JE
>>302-311『宇宙パトロール隊、その名はMAC』 を
書かせていただいた者です。
今度はタロウを書いてみましたが、また長いです。
申し訳ありません・・・・


ウルトラマンタロウ
「宇宙科学警備隊、その名はZAT」
宇宙恐竜擬ザットン登場。

1)
夕暮れ時の白鳥家。
勤務を終え帰宅した光太郎と、さおり、健一の3人での夕食。
和気藹々と食が進む中、健一の発した疑問が、今回の大事件の発端となった。
「ねぇ、光太郎さん。どうしてZATって唄がないの?」
「? うた?」
「ZATチームの唄だよ。今まで地球を守ってきた科特隊やウルトラ警備隊、
MATやTACには唄があるのに、ZATの唄って聞いたことないから」
「そういえばそうねぇ」
健一の疑問にさおりも相槌をうった。
「光太郎さんも知らないの?」
「うん。確かに僕もZATの唄なんて聞いたことないな」
「もし唄が無かったら、ぼく作ってみるよ!」
「そうね。私も考えてみようかしら?」
「はははは。よし。明日朝一番でみんなに聞いてみるよ」
393名無しより愛をこめて:04/07/06 01:05 ID:sX4ja/JE
2)
翌朝。ZAT基地・作戦室。
ZAT本部に出勤した光太郎は、早速、昨日の健一君の疑問を尋ねてみた。
「うたぁ?」
「ZATの唄‥‥ねぇ」
「そう言えば聞いたことありませんね」
北島も南原も森山隊員も、小首を傾げてしまう。
「ボクは知りませんよ。東さんより後の入隊なんですから」
上野隊員に至っては開き直っていた。
「ZAT日本支部設立時からいられる副隊長ならご存知かもしれません」
「そうだな。副隊長にでも聞いてみるか」
森山隊員の返答に北島や南原が頷いた時、ニコニコとした御機嫌な笑顔で、
巨体を揺らしながら荒垣副隊長がやってきた。
一通り朝の挨拶が終わった後、南原が手を挙げた。
「副隊長、お伺いしたいことがあるんですが」
「どうした、南原。改まって?」
「ZATにはどうして唄がないのですか?」
ZATに唄。
その一言を聞いた瞬間、荒垣の表情は豹変した。
「な、南原っ! お前その話を何処で聞いた!」
荒垣はいきなり南原の襟首を締めあげ、詰め寄った!
394名無しより愛をこめて:04/07/06 01:05 ID:sX4ja/JE
3)
荒垣に締め上げられて、青白い南原の顔がますます青くなっていく。
「ふ、副隊長! やめてくださいっ!」
光太郎たちは興奮する荒垣を大慌てで南原から引き剥がした。
森山隊員は南原を介抱し、光太郎は荒垣を落ちつかせていた。
「南原、済まなかったな。面目ない‥‥取り乱した」
冷や汗を拭き拭き荒垣は謝った。
「副隊長。一体、どうしたんですか?」
荒垣は巨体を縮めてしゅん、としてしまっている。
「ZATの唄に何か関係が‥‥?」
思わずつぶやいた北島の言葉に荒垣は反応した。
荒垣の鋭い視線を向けられ脅える北島。
口元に人差し指を立て「いいか。他言は無用だ」と、
怒りを押さえた顔で荒垣は続けた。
「ZAT日本支部が設立されたばかりの頃だ‥‥」

395名無しより愛をこめて:04/07/06 01:06 ID:sX4ja/JE
4)
発足当時のZAT日本支部。
東京千代田区に巨大な円盤状の基地建設が進められている中、富士山麓の
旧防衛隊基地に仮設されたプレハブで、その作戦は進められていた。
若き日の朝比奈隊長の提案により、ZATの唄を全職員に募集することが
決まったのだ。
次々に隊員たちの自慢の唄が歌われ、彼らは選考を続けていた。
『我らは宇宙科学警備隊〜♪』
「そのままだな。略称のZATは忘れちゃいかん」
『基地は〜大都会〜♪ ビル群に隠れ〜♪』
「お子さんが唄うのに難しくないかね?」
『行け、行け、ZAT 仲間とともに〜♪』
「もっと、はっちゃけた方がいいな」
と、どの唄も隊長を納得させるほどのものではなかった。
ただひとり、荒垣新隊員が唄った替え唄を除いては。
彼が歌い終え、朝比奈隊長ほか隊員たちが大笑いした後だった。
「大変です! 巨大な生物が基地に向けて降ってきます!」
「なにぃ!?」
ひゅ〜〜〜う。どど〜〜〜ん!!
大激震と共に富士山麓の仮設ZAT基地の側に、空から怪獣が降ってきた
のだ!
396名無しより愛をこめて:04/07/06 01:07 ID:sX4ja/JE
5)
「俺の唄が怪獣を地球に呼び寄せてしまった。詳しい理由はわからんが、
ザット、ザット、と連呼して歌うことに怪獣は反応したらしい」
何と荒垣の唄に引き付けられ、怪獣が地球に落ちてきたというのだ。
「怪獣はザットンと名付けられた。ZATは結成されたばかりだったが、
懸命に怪獣と戦った。だが奴はとてつもなく強かった。何の攻撃もきかん
のだ」
「そんな強いザットンをどうやって倒したんですか?」
森山隊員の問いに荒垣は首を振る。
「倒すことは出来なかった。我々の力では、ザットンを地球から追放する
のがやっとだった」
「そんなにとんでもない奴なんですか?」
驚く上野に荒垣は頷いた。
「奴はな、あの宇宙恐竜ゼットンの二代目の兄の嫁さんの弟のハトコの、
お母さんの隣の星に住んでいると伝えられている恐るべき怪獣だ」
強いのか強くないのかは良くわからないが、ザットンのことを真剣に話す
荒垣の血走った眼を見ると嘘を言っている様には見えなかった。
「それ以来ZATの唄は禁止された。ZATの名前を連呼する唄は、再び
ザットンを呼び寄せる恐れがある。とても危険だからだ」
ZATの唄が存在しない理由を知り、隊員たちはふんふんと頷いた。

397名無しより愛をこめて:04/07/06 01:07 ID:sX4ja/JE
6)
「で、どうやって追放したんです?」
「それはな‥‥」
北島の問いに答えずらそうに荒垣が口を開けた時。
「あぁっ!?」
「どうした、東?」
「健一君、ZATの唄を作るって言ってました!」
「なにっ!?」

朝。小学校への登校路。
クラスメイトと一緒に登校していた健一は、光太郎と話したZATの唄が
存在しないことについて、友達と話していた。
「そういえば、おれも聞いたこと無いよ。ZATの唄なんて」
「ぼくたちで作っちゃおうよ!」
「こんなのは? ZAT、ZAT、ZAT! 胸に輝くこのマ〜ク〜♪」
「いいねぇ。ZAT、ZAT、ZAT!」
「ZAT、ZAT、ZAT!」

ZAT基地・作戦室。
「ステーションの西田隊員から緊急連絡です!」
非常警報と森山隊員の声が基地内に響く。
スクリーンに映し出される宇宙空間・衛星軌道上。
巨大な何かが地球に接近している!
「ざ、ザットン‥‥だ!!」
映像に驚いた荒垣は、卒倒し気絶してしまった。
「副隊長〜〜〜っ!!」
気絶した荒垣を森山隊員に開放してもらいつつ、光太郎たちはザットンに
対するため出撃した!

398名無しより愛をこめて:04/07/06 01:08 ID:sX4ja/JE
7)
「か、怪獣だーーーっ!」
学校への登校途中だった健一たちの側にザットンは降り立っていた!
それは何処かで垣間見た最強の宇宙恐竜を、縦に押しつぶして横に拡げ、
両腕・両脚を縮めて、体重を7、80tは増やした様な姿‥‥
「ZATTON! ZATTON!」
短い両腕を振り、どことなく可愛らしげにザットンは健一たちへと迫る。
怪獣は、暴れなくても歩くだけで出っ張った腹が町並みを破壊していた。
そこへ北島、南原、上野の乗り込んだスカイホエールと光太郎の運転する
ラビットパンダが到着する!
「攻撃開始!」
光太郎が健一たちを救助したのを確認し、スカイホエールはザットンへと
攻撃を仕掛けた。
けれどザットンは、直撃するミサイル群にはまったく怯まず、健一たちを
乗せて逃げ出すラビットパンダを追い駆ける!
意外にも脚の速いザットンに追いつかれそうになるラビットパンダ!
怪獣を止めようとするホエールだったが、ザットンが吐き出した火の玉に
墜落させられてしまった!
怪獣の短い両腕がラビットパンダを掴む!

399名無しより愛をこめて:04/07/06 01:08 ID:sX4ja/JE
8)
「ZATTON!」
ザットンは、ラビットパンダを捕まえたのが嬉しいのか、玩具の様に振り
回した!
車外へと放り出される光太郎と健一たち!
光太郎は左腕のウルトラパッヂを毟り取り、右手で天高く掲げた!
「タロウーーーーーッ!」
閃光と共に輝く王冠をくぐり抜け、光の御子・ウルトラマンタロウが登場
する!
宙に散った子供たちを一人一人救出し、タロウは大地に立った。
気絶した健一たちを安全な場所に降ろし、迫るザットンに立ち向かう!
タロウは宙を舞い、急降下の脚撃、スワローキックを喰らわせる!
しかしザットンは簡単に片手で跳ね飛ばしてしまった!
続いての連続ボディブローもザットンは涼しい顔だ。
「ストリウム光線!」
逆L字形に組んだ両腕から放つ必殺のストリウム光線も、真正面から直撃
したにも関わらず、ザットンは構わずこちらへ向かってくる!
押し倒されるタロウ!
胸のカラータイマーが赤い点滅を始める!

400名無しより愛をこめて:04/07/06 01:09 ID:sX4ja/JE
9)
「活ーーーっ!」
朝比奈に気合いを入れられ、荒垣は意識を取り戻した。
「たいちょう‥‥」
「荒垣君、タロウが危ない。禁を解いてあの作戦を実行するんだ!」
朝比奈の言葉に荒垣は戸惑うものの、オープンリールのテープを手渡され
意を決し、敬礼を返した。
「『ZATの唄作戦』開始します!」

タロウを押し倒したザットンは馬乗りになって首を締め上げる!
「ウァンン‥‥ンンン‥‥」
パワーではまったく歯が立たない!
苦しむタロウのカラータイマーの点滅が早くなる!

『ザットの唄を歌いましょ〜♪ ザット ザット ザットット〜♪』

突然空から聞こえてきた音楽に墜落したホエールから脱出した北島たちが
見上げると‥‥!
「副隊長っ!」
荒垣の操縦するコンドル1号が上空を舞っている!
機体下部の拡声器から唄は流れていたのだ!

『ザットは力がありますね〜♪ ザット ザット ザットット〜♪』

ザットンの注意がタロウから上空のコンドルへと向いた!
「ザットン、追いかけてこい!」
緊急上昇していくコンドル!
「ZATTON!」
何とザットンはとても飛べるとは思えないそのフォルムで浮かび上がると
ふわふわと浮かんで上昇するコンドルを追いかけていく!
401名無しより愛をこめて:04/07/06 01:11 ID:sX4ja/JE
10)
逃げるコンドル! 追いかけるザットン!
「バカな! 前より遙かに速いぞ!」
ザットンの巨体がコンドルに迫り、その短い両腕が機体に取り付く瞬間!
何と追いかけてきたタロウが、コンドルの機体下部の拡声器を毟り取った!
ザットンは唄の聞こえるタロウに目標を変えた!

『ザットはこんなにいいところ〜♪ ザット ザット ザットット〜♪』

コンドルよりも何者よりも速く飛ぶタロウ! 追いかけるザットン!
ザットンは飛ぶスピードを増し、タロウのスピードでも振り切れない!
「シュワーーー!」
タロウは唄を歌い続ける拡声器を宇宙へと放り投げた!
ザットンは放られた拡声器を追って地球を離れ‥‥
宇宙へと消えた‥‥

「‥‥前はな、追いつかれないでそのまま宇宙へ誘導できたんだ。ただ、
帰りの燃料が無くなってな。それ以来ザットン恐怖症でなぁ‥‥」
苦笑する荒垣を笑顔で出迎える隊員たち。
「でも副隊長の唄、とっても楽しかったですよ」
森山隊員の一言に大笑いの隊員たち。
「でもZATの唄が歌えない、ってのは残念ですよね‥‥」
しみじみとつぶやく上野。だが。
「あぁっ!?」
「どうした、東?」
「さおりさんもだ!」

ひゅ〜〜〜う。どど〜〜〜ん!!

ヤレヤレ‥‥

402名無しより愛をこめて:04/07/06 01:14 ID:sX4ja/JE
ごめんなさい、やっぱり長かったですね。
ただちょっと最近ここが殺伐としていたもので・・・
どうもすみませんでした。
403名無しより愛をこめて:04/07/06 01:37 ID:rAcwEV8V
普段は「怪獣の本当の心〜」を棲家とするもので、ここにはたまたま
立ち寄ったのですが、一言よろしいでしょうか

>>392-401、イイ!!

いかにもタロウらしいヘタレで呑気な雰囲気、それでいて話はちゃんと
整合してて各キャラの性格もわかる。
本編に有っても違和感が無い、てゆーか、本編でこんな話がたくさん有ったら
もっと「タロウ」を評価してたかも。
404名無しより愛をこめて:04/07/06 03:27 ID:TOqn4LEE
>>403 にハゲドー。
ただ、曲が存在しないのを逆手にとった快作とは言え、マーチャンダイジング重視のタロウで、視聴者の子供たちにZATの唄を歌えなくさせてしまうシナリオは、本編だったら却下されてたでしょうね(^^)
405名無しより愛をこめて:04/07/07 10:32 ID:3DSx2UgU
ウルトラQ〜dark fantasy〜 「富士に死す」
富士山一帯に火山性のものとは少し異なる微動が観測された。
渡来教授は調査に赴き、剛一と涼も取材に同行した。
麓で一行は一人の老人に出会う。
老人「ゴルゴスが復活する。この先は危険だ」
一行は調査のため、先に進むが、剛一は老人の言葉が気になる。
剛一「ゴルゴスって何のことでしょう?」
渡来「かつて富士に出現した怪獣のことだ。退治されたはずだが・・・」
5合目付近に差し掛かったころ、地鳴りとともに山腹が崩れ巨大な岩石怪獣ゴルゴスUがあらわれた。
直ちに自衛隊が出動、ゴルゴスUに攻撃を仕掛ける。
ミサイルが命中!怪獣の左前足が吹っ飛んだ。
しかし、しばらくの間動きが止まったかと思うと飛び散った岩石が再び集まり、怪獣の前足を再生し始めた。
剛一「再生能力があるのかorz」
涼「どうすれば岩石怪獣を倒せるんですか」
渡来「ゴルゴスは背中に核となる隕石があったはず。それを破壊すれば・・・」
406名無しより愛をこめて:04/07/07 10:33 ID:3DSx2UgU
だが自衛隊機からの通信では核となる光る隕石は確認できない。
渡来「体内に入ってるとすると厄介だな。とにかく背中に集中攻撃してみよう」
渡来教授の提案で自衛隊機のミサイルが怪獣の背中に連続して撃ち込まれた。
大きく抉り取られる背中。が、それもすぐに再生し始める。
そのとき、どうやって警備をくぐりぬけたのかあの老人が怪獣に向けて駆け寄っていった。
「タケル!」老婆が叫ぶ。
あの老人はかつて初代ゴルゴスを退治した自然児・タケルであった。
自衛隊員がタケルを追うが、老人とは思えないスピードで走り重装備の自衛隊員は追いつけない。
「姉さんを頼む!」一言叫ぶとタケルは怪獣の背中によじ登った。
そしてタケルが背中のくぼみにもぐりこむのと同時に岩石の破片が背中にふりそそぎ、再生が完了してしまった。
緊急退避する自衛隊。タケルがいる以上、もう攻撃はできない。
進撃を再開したゴルゴスUだったが、突然動きを止めた。
そして目を閉じたかとおもうと元の岩石に戻り、砕け散った。

自衛隊と渡来教授が現場検証すると、砕け散った岩石のなかから核隕石の破片と、猟銃を握り締めたタケルの遺体が発見された。
407名無しより愛をこめて:04/07/08 10:46 ID:HJrVP7QF
>>405-406
イイ!自分も〜dark fantasy〜の話を考えてるけど、いまだに良い話が思いつかないよ。

「再生能力があるのかorz」にワラタ
408名無しより愛をこめて:04/07/08 11:22 ID:huTTFxqs
ウム、別にいいんだけど、
懐かしい怪獣が現れて懐かしい人が倒しました… っていうだけの話
って気もするんだ。
409名無しより愛をこめて:04/07/08 12:01 ID:sHJ40sqc
チュパチュパサリナチャンって何?
410ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/08 18:55 ID:PfXJYge4
MATあたりからワンダバとかで歌とか無くなってたりする。
それはさておき、いつもは死んだウルトラ戦士をウルトラ・ガイで助けてたり
してますが、今回はレオやります。
ただし、ヒーローを追い詰めるだけ追い詰めて最期に大逆転させるやられ
フェチならぬ大逆転フェチなので、勝利までの経過がちょっと酷いです。

ウルトラマンレオ「決戦!マグマの最期!」
マグマ星人皇帝、ファイアーギラス、アイスギラス、シャドーギラス登場
ある日、マグマ星人皇帝が新怪獣を率いて再び地球にやって来た、ダブルギラスを
はるかに上回る、トリプルギラスである。
ゲン「レオーーーッ!」
レオに変身するゲン。
マグマ皇帝(以下皇帝)「現れたか、レオ、今日が貴様の命日だ。行け!トリプルギラスよ!」
レオに襲い掛かるトリプルギラス。
レオは以前の戦いと同じくきりもみキックで倒そうとするが、全く効果が無い。
皇帝「貴様の技は全て無意味、私は貴様の全てを調べ尽くしたのだ。」
トリプルギラスは背中を合わせ、強化版ギラススピン、ギラスハリケーンで
レオに攻撃をした。
レオ「ァァァァアッ!」
ギラスハリケーンで全身の骨を折られ、身動きの出来ないレオ。
皇帝「ふっふっふ、口ほどにも無い。トリプルギラスよ、レオを磔にしろ!」
トリプルギラスは東京タワーにレオを縛り付けた。
皇帝「地球人類よ!ウルトラマンレオは今此処に敗れた。もはや貴様等に打つ手など無い!」
ダン「駄目だ、ウルトラ念力を使っても、レオが脱出しなければ意味が無い。」
そこにアストラが飛来した!
411ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/08 19:16 ID:PfXJYge4
アストラ「マグマ皇帝!兄さんを放せ!」
皇帝「アストラ!やっと現れたか、貴様も始末してやる!」
トリプルギラスはアストラにギラスハリケーンを放った。
しかしアストラはレオから教わったきりもみキックでギラスハリケーンに向かっていった、が。
レオ「よせぇ!アストラぁ!」
レオの叫びも虚しく、アストラはギラスハリケーンの餌食になってしまった!
アストラ「うぁぁぁぁ!!」
レオと同じく全身の骨を折られ、レオの正反対の方向に縛り付けられるアストラ。
アストラ「うぅ・・・すまない、兄さん。」
ダン「何と言うことだ、レオだけでなく、アストラまで捕らえられてしまった!」
もはや打つ手も無く、悔しがるダンとMAC隊員達。
皇帝「せめて兄弟一緒に殺してやろうか。」
皇帝はマントを翻し、サーベルでレオとアストラの体を突き刺し始めた。
レオ「アァァァァアア!!」
アストラ「エァァァァ!!」
皇帝「簡単に殺してしまってはつまらん、じっくりいたぶって殺してやろう。」
レオとアストラのカラータイマーが点滅し始める。
皇帝「くっくっく、苦しいか、だがその苦しみからもじきに解放されるだろう、くっくっく・・・」
MACはトリプルギラスとマグマ皇帝を攻撃するが、全く効果が無い。
皇帝「ふん、非力な物よ。」
マグマ皇帝はそう言い放った。
412名無しより愛をこめて:04/07/08 22:17 ID:iV+lrRVb
何だか雑然としてきたなぁ。
413名無しより愛をこめて:04/07/08 22:20 ID:KF5Y12Nd
長く続くと空気読めないオナニーバカが増えるからね
414名無しより愛をこめて:04/07/08 22:31 ID:huTTFxqs
もはやタロウスレじゃないんだな
結局こうなるわけか
415名無しより愛をこめて:04/07/08 22:58 ID:CevRR8vj
読むのが楽しみな良スレだったのにね…
416ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/08 22:58 ID:9omoWlIE
>>412-414
ご意見どうもです。
私もこれ書き終わったらしばらく退散させていただきます。

皇帝「地球人類よ!我等マグマ星人に降伏し、地球を渡せ!そして奴隷となる事を
誓え!」
ダン「そうやすやすと地球人類は降伏しない!」
ダンがビルの屋上からマグマ皇帝に叫んだ。
皇帝「ん?誰かと思えばウルトラセブン、貴様か、変身できない貴様に何が出来る
と言うのだ、死ね!」
マグマ皇帝はビームを放った。
ダン「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
ビルは崩れ、ダンは瓦礫の下敷きになった。
皇帝「ふはははははは!!ウルトラセブンも変身できなければ非力な地球人と
同じだな!」
そこへ新マンがやって来た。
新マン「それはどうかな!?」
皇帝「何っ!」
新マンは瓦礫の下からダンを救い出した。
新マン「セブン兄さん!しっかり!」
ダン「ぅぅうう・・・新マン。」
新マン「ウルトラアイを持ってきました、さあ!」
ダン「よし!デュワ!」
ダンはウルトラアイを着眼すると、ウルトラセブンに変身した。
皇帝「こしゃくな!やれ!」
トリプルギラスはセブンと新マンに襲い掛かってきた。
セブン「デュワ!」
セブンはウルトラ念力を使い、トリプルギラスの動きを止めた。
新マン「シェアッ!」
その隙に新マンはウルトラブレスレッドを天高く振り上げた。
するとブレスレッドが輝き、レオとアストラの骨を治し、カラータイマーも青に戻した。
417ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/08 23:14 ID:9omoWlIE
皇帝「しまった!」
揃ってファイティングポーズを決めるセブン、新マン、レオ、アストラ。
セブン「行くぞ!マグマ皇帝!」
マグマ皇帝とトリプルギラスに向かっていく4大戦士。
皇帝「迎え撃て!トリプルギラスよ!」
雄叫びを上げ、4大戦士に向かっていくトリプルギラス。
セブン「デュワッ!」
セブンはアイスラッガーを手に取りファイアーギラスに斬りかかった。
セブンに負けじと体を燃え上がらせ、突進するファイアーギラス。
閃光一閃、セブンがアイスラッガーを頭に戻すと、ファイアーギラスの体は
真っ二つになり、爆発を起こした。
新マン「ヘアッ!」
新マンはウルトラブレスレッドを盾に変形させると、アイスギラスの冷凍光線
を撥ね返した。
体が凍り始めるアイスギラス。
新マン「ダァーーッ!!」
流星キックでアイスギラスを粉砕する新マン。
アストラはレオから教わった武術でシャドーギラスに立ち向かった。
だが、まだまだ未熟な上、光線技も撃てないアストラにとって、シャドーギラスは
今までに無い強敵である。
アストラ「イヤァーーーー!!」
アストラのパンチがシャドーギラスの顔面に命中した。
もがき苦しむシャドーギラス。
アストラ「奴の弱点は顔か、よし!」
アストラはキングに救われた時に教わったスペシウム光線をシャドーギラスに放った。
アストラの思惑通り、頭から順に爆発するシャドーギラス。
418ウルトラ・ガイ書いた阿呆:04/07/08 23:22 ID:9omoWlIE
レオとマグマ皇帝が対峙している。
両者とも一歩も動かない。
皇帝「はっ!」
レオ「ヤァーー!!」
レオキックとマグマ皇帝のサーベルが交差する。
着地し、両者とも静止したままだ。
レオ「うっ・・・」
膝を着くレオ。
皇帝「ウルトラマンレオ・・・やってくれるわ・・・」
そう言って爆発するマグマ皇帝。
セブン、新マン、アストラがレオに駆け寄る。
セブン「大丈夫か!?」
レオ「はい、マグマ皇帝は倒しました。」
アストラ「やったね!兄さん!」
レオ「ああ。」
やがてレオは立ち上がった。
セブン「デュワ!」
新マン「ヘアッ!」
レオ「イヤァ!」
アストラ「イヤッ!」
飛び去っていくセブン、新マン、レオ、アストラ。
419名無しより愛をこめて:04/07/09 00:19 ID:o/rGE131
キツイこと言うようだけど、
格闘シーンだけでお話が全く無いような気がする
420名無しより愛をこめて:04/07/09 00:36 ID:/xYAkeL5
>419 同意。
とにかく戦闘シーンだけあれば『レオ』の話になるわけじゃない。
『タロウ』もふざけた話であればいいわけでもない。
ウルトラマン主体で書き過ぎちゃうと『ファイト』か『メロス』に
なっちゃうだろうし‥‥
難しいですね。

スレの最初の方でどなたかが書かれていたが、
両作品のメインライターだった田口成光は天才だったんだろうなぁ。
421名無しより愛をこめて:04/07/09 16:42 ID:aaOq4obp
>416氏
失礼ながら、このスレッドを単なるSS発表スレと同一視していらっしゃる気がするのですが、
ここは23氏が言われたような、既存の作品内の雰囲気をよく表現した話を発表する場だと思っていたのですが、違うのでしょうか
今まで皆さんが投稿された作品は、自然に頭の中でBGMが聞こえてくるような、作品に合ったものが主流であったと感じるのですが
内容の完成度が必ずしも高い必要はないと考えますが、雰囲気を守る努力だけはして頂きたく存じます。
422名無しより愛をこめて:04/07/09 17:18 ID:v2O9CCH7
セリフは、これぞというものだけに抑えて、
なるべく短文にした方がいいと思う。
全編セリフばっかりで長文を書くのは
推敲してない感じで、読み手のことを考えてないように思うな。
423名無しより愛をこめて:04/07/09 18:30 ID:e0Je/PkP
>>409 今度の選挙、自民党には、入れないでね。
424名無しより愛をこめて:04/07/10 13:11 ID:gSZHAezr
>>410
>MATあたりからワンダバとかで歌とか無くなってたりする。

 MATもTACもMACも科学警備隊もUGMも歌はありますぜ。
 その中で劇中に歌もメロオケも使われていないのはMATだけ。

425名無しより愛をこめて:04/07/10 15:03 ID:WJnO2EeS
>>422変身シーンに何行も使ったりするのウザイよね
426名無しより愛をこめて:04/07/10 15:13 ID:zv2cB7MA
20行以内くらいでまとめてくれると読みやすい、というか少なくともとりあえず読むかな。
あんまり長いのは正直スルーしてる。
例外はあるかもしれないけど、これまでのを見る限りよくできた話ほど短くまとまってる気がする。
『銀河を越えてウルトラタッチ!』
 〜魔神怪獣三ッ首龍、王女メザ(メサイア星人=偽南夕子)、ウルトラマンエース、南夕子登場〜

今日は七夕。しかし朝からあいにくの雨。
さおりさんと一緒にてるてるぼーずを笹につるしながら
不満げに雨空を眺める健一。
突如雨空の一角が割れて流れ星が墜落するのを目撃する。

「きっと雨で天の川が溢れちゃったから織姫が悲しんで落ちてきたんだ! 行ってみよう」
「いつもは怪獣怪獣って言うくせに、今日はなんだか子供みたいね」
「だって一年にたった一度、織姫と彦星が会える日じゃないか! 
 たまには僕だって御伽噺を信じることもあるのさ。」
「まあ健ちゃんったら」 

雨の中、現場に向かう健一と、1人では危ないからと同行するさおり。

その頃、宇宙より怪しい隕石を追跡して地球に来ていたエース=北斗は
ZAT休暇中の光太郎に捜査の協力を依頼していた。
二人が近況を語り合っていた時、南夕子そっくりの女性が北斗に話しかけてくる。

「夕子!!君も地球に来ていたのか?」
「北斗さん。私はあなたのお知りあいの方ではありません。
 メサイア星から悪の三ツ首龍に追われて地球に逃げてきたんです。」

女性が北斗の名前を知っているのを訝しく思う光太郎だが、
北斗は女性の言葉を信じると言い、三人で三ツ首龍が墜落した山中の現場へ向かう。
428つづき:04/07/10 18:48 ID:PcakCrfg
心配する光太郎をよそに、北斗は親しげにメサイア星人に話しかけている。

「北斗さん。あなた、グローブの上から指輪をしているのね。しかも両手に・・・何か訳でもあるの?」
「これは俺にとって命にも等しいぐらい大切な指輪なんだ。それにかけがえの無い仲間の形見でもある。」
「偶然ね。私もそっくりの指輪を持っているわ。
「何だって? ちょっと見せてくれないか?」

光太郎が止めるのも聞かずメサイア星人に近づく北斗。
メサイア星人は懐から一対の指輪を取り出して北斗に見せる。

「これです。あなたの指輪と同じAの文字をかたどっているわ。
 私、記憶を失くしてしまった時があって・・・気がつくとこの指輪を持っていたの。」
「まさか君は・・・? でもなぜ君の手にもリングが?」

北斗がメサイア星人の指輪に手を触れた瞬間、メサイア星人の手から光線が走り、北斗の両手中指にはまっていた本物のウルトラリングが奪われてしまう。
「なに!?」
間髪入れずリング状の光線で北斗の身体を拘束するメサイア星人。北斗はウルトラリングを奪われたためエースの力が出せない。
「しまった!」

光太郎が構えたZATガンをメサイア星人は電撃を放ち弾き飛ばす。
「何者だ?」
メサイア星人、南夕子の姿を解き王女メザの正体を現す。
429つづき2:04/07/10 18:49 ID:PcakCrfg
「フハハハハハ! まんまと罠にはまったな北斗星司!
 ウルトラリングが無ければウルトラマンエースとて赤子同然。
 北斗星司のままでは手も足も出まい!」
「くそぉー! きさま、よくも夕子に化けて俺を騙しやがったな!」
「三ツ首龍はお前を追ってきたのではなく、お前が操っていたんだな」光太郎。
「たわけ。三ツ首龍様は元々この星の支配者なのだ。
 人類によって汚された地球を浄化し、元の美しい姿に戻すのだ!」

 メザ、リング状の光線で拘束された健一とさおりを二人の前に晒す。

「健一君!さおりさん!」
「我々は貴様らを奴隷にして新たに我々の楽園を築くのだ。
 かかれー!! ドーラーゴォ〜ン!!!」

メザの掛け声とともに巨大化して山中を焼き払う三ツ首龍。

「タロウ!三ツ首龍を倒すんだ!健一君とさおりさんは俺が助ける!」
「でも兄さん、その身体では・・・」
「つべこべ言わずに行くんだ!」

光太郎、三ツ首龍にZATガンを撃ちながら接近。火炎攻撃で炎につつまれた光太郎はタロウに変身。
しかし、三ツ首龍は三本の首から吐く火炎攻撃でタロウを苦しめる。

「フハハハハ・・・。宇宙人の分際で三ツ首龍様に歯むかおうとはおこがましいわ!
 とどめだ!ドーラーゴォ〜ン・・・」
430むすび:04/07/10 18:51 ID:PcakCrfg
と、次の瞬間、天空より稲妻が走り、メザの身体を直撃する。

「ギャー!!」

断末魔の叫びと共にメザの姿は消滅し、
健一・さおり・北斗を拘束していたリング状の光線も消え去った。
空に本物の南夕子の姿が浮かび上がり、ウルトラリングは北斗の両手中指に戻る。

「・・・夕子!」
「星司さん! いまよ!変身するのよ!」
「よし!」
「ウルトラータァーーーッチ!!」(掛け声by二人のユニゾン)

天空の夕子と地上の北斗の双方の力がリングに宿り、ウルトラマンエース登場。
メタリウム & ストリウムの合体光線で三ツ首龍は四散し、砕けた破片は銀河の星となる。

がっちり手を握り合うエースとタロウ。空に浮かぶ夕子の姿。
「タロウさん、星司さん、また会いましょう」
うなずくエースとタロウ。
夕子の姿が消えていくとともに雨空は満天の星空に変わった。

・・・戦い終わって、天の川がきらめく元で短冊に願い事を書くさおりと健一。
一人天の川を見つめている北斗の側に立つ光太郎。

「夕子さんはいつでもエース兄さんのことを見守ってくれているんですね・・・。」
「ばかやろう! 夕子の奴、俺のことなんか心配しないで月の再建に全力を尽くせばいいんだよ・・・!」
 言いながら少しセンチになる北斗。
「夕子さん・・・綺麗だったなあ。今度は十五夜で会えるかなあ」夢見るようにとつぶやく光太郎。
「タロウ! お前、夕子にちょっかい出す気か!?」北斗、本気で怒り光太郎に詰め寄る。

 追いかけっこをする二人を笑って見守る健一とさおりの頭上には 
 雨が上がった天の川から夕子が優しく微笑みかけるのであった。<了>
431名無しより愛をこめて:04/07/10 21:25 ID:X3Ba2gJE
>>424
MACって歌とかメロオケ流れたっけ?
記憶にないな。
MACの歌ってとべ〜よマッキー1号、続けマッキー2号よ〜
って奴だよね?
432名無しより愛をこめて:04/07/10 21:52 ID:LgeNxZL0
行ってる側から、オナニーバカがキタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
433MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/07/10 22:14 ID:030vhs2H
>>431
おーけい。ちょっと第4話「男と男の誓い」観てみろ。
巨大化したツルク星人との対決で
MACのマーチをBGMに勇敢に戦う隊員達の姿が確認出来るはずだ。
あの場面、シャレにならないほどかっこいいぜ。
434名無しより愛をこめて:04/07/10 22:19 ID:lNNXIpJm
>>427
長いと言えば長いが、この内容ならOKと思います!
ラストの北斗と東のやり取りなんて、今にも彼らの声で会話が聞こえてきそう。


435名無しより愛をこめて:04/07/10 22:30 ID:X3Ba2gJE
>>433
おお、そうだったか!しかもツルクか、早速見てみるよ。
あの歌そのものもかっこよくて好きだね。
43610:04/07/10 23:04 ID:zv2cB7MA
>>434
>ラストの北斗と東のやり取りなんて、今にも彼らの声で会話が聞こえてきそう。

エンディングテーマも聞こえてきそうだね。
437名無しより愛をこめて:04/07/12 21:54 ID:OinHcvWx
タイトル すごいぞタロウ!ウルトラスペシャル大作戦!!(馬鹿っぽいタイトル)
怪獣   キングゴジラドン登場 (怪獣の名前と言えばキングとか○○ラとか○○ドンしか思い浮かばない方ばかり)
 
怪獣出現 変身 発射 めでたしめでたし(長文うざいという方が多いので簡潔にまとめました)
438名無しより愛をこめて:04/07/12 22:11 ID:OinHcvWx
やっべータイトルのが本文よりなげーよ。
439名無しより愛をこめて:04/07/12 23:05 ID:x+7vo97c
>>437
欠番
440名無しより愛をこめて:04/07/12 23:25 ID:F+3+60Id
早見作品リスト7

<タロウ>
>>361『2000年の恐怖!父子タッグがゆく!』
>>367-369『はぐれ戦士ファイタス!』
>>392-401『宇宙科学警備隊、その名はZAT』
>>427-430『銀河を越えてウルトラタッチ!』

<他のウルトラシリーズ>
>>363-365『3年B組の金髪先生』
>>405-406『富士に死す』
441名無しより愛をこめて:04/07/12 23:49 ID:F+3+60Id
タロウ全作1

01『ユニゴンの角』
02『怪獣太鼓が村祭に響く!』
03『マンモス怪獣! 東京出現』
04『やめろ!タロウが爆発する!』
05『大暴れ!怪獣野郎』
06『怪獣鯉のぼり!』
07『ウルトラの母の日』
08『ウルトラの誓いはいつまでも・・』
09『蜃気楼は怪獣の巣!』
10『日本の童謡から 雨ふりの中で』
11『ウルトラの星が消えた!?』
12『ウルトラの兄弟達を救え!』
13『君もウルトラの国へ!』
14『夢の桃源郷へ!』 
15『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』 
16『大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!』
17『山村に響く声』
442名無しより愛をこめて:04/07/12 23:50 ID:F+3+60Id
タロウ全作2

18『日本の童謡から 怪獣のとこやさん』
19『大ピンチ!!ナース少女タロウを救え!!』
20『熱血!ZATくん一直線』
21『宇宙人の陰謀!タロウ対セブン』 
22『ウルトラマンタロウ復活』 
23『朝比奈隊長危機一髪!』
24『その時ウルトラの父は』  
25『夜に泣く竜』
26『宇宙人の花嫁さん』  
27『東京大迷惑!うっかり宇宙人の宣伝怪獣』 
28『危険!変身宇宙人の挑戦』
29『くさい怪獣でていけ!』
30『恐怖!宇宙人の村』
31『2000年の恐怖!父子タッグがゆく!』
32『はぐれ戦士ファイタス!』
33『宇宙科学警備隊、その名はZAT』
34『銀河を越えてウルトラタッチ!』

これまでのタロウ作品を並べてみました。
443名無しより愛をこめて:04/07/12 23:56 ID:CGDJGK/W
16話と19話がだぶってまつ...

それと、
「怪獣は空の妖精」 滑空怪獣キングカイト登場
が抜けてるような?
444名無しより愛をこめて:04/07/13 00:33 ID:N1sH6chT
>>443
ごめんなさい。
445名無しより愛をこめて:04/07/13 00:46 ID:JCBEvVKQ
こうしてみると、内容はまあまあなんだが、
タイトルはどっかからパクって来たのがおおいな?
斬新なタイトルつけるのって難しいね。
446名無しより愛をこめて:04/07/13 09:53 ID:vLpLQbBz
「暴食怪獣が地球を襲う!」暴食怪獣キングイーター登場
も抜けてまつね。
447441:04/07/13 14:27 ID:ifU4Zpvq
>>446
余計なことしなけりゃ良かった。申し訳ありませんでした。
448名無しより愛をこめて:04/07/15 00:18 ID:j/V8GVTf
>>447
>余計なことしなけりゃ良かった。申し訳ありませんでした。

いえいえ。3クールいったらまたお願いします。
449名無しより愛をこめて:04/07/16 00:27 ID:H4VYe/kj
              【敗北宣言】
>>688 さやかLove ◆yefS5h1Nbo sage 04/07/12 09:15 ID:rfoGyj3d
『さやかLove』より連絡。
今後このスレにはあまり顔を出しません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                【敗北宣言後に完全敗北宣言( ´,_ゝ`)プッ】
http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1089567909/361
361 さやかLove ◆LjZgviCI4Y sage New! 04/07/13 12:43 ID:Jz2lffWK
>357,358
わかったわかったおれの負けでいいよ。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        【敗北宣言を隠そうと必死のスレ埋め発言( ´,_ゝ`)プッ】
>>897 さやかLove ◆.D7dxTtRKs sage 04/07/15 09:34 ID:a5xp59s8
おっはよっ
起きたぞ。
今日中にこのスレ埋めちまうぞ。
がんばろっと。

http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1089567909/361
こちらのレスで、さやかLove の負けが確定しました。


もぅ完全に さやかLove の負けぇ( ´,_ゝ`)プッ
必死のスレ埋めも虚しく隠しきれませんでちたねぇ〜(・∀・)ニヤニヤ
現在本スレhttp://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1089567909/

さやかLove ◆.D7dxTtRKs sage 04/07/15 01:09 ID:a5xp59s8
http://jbbs.shitaraba.com/movie/3205/
俺と勝負したい厨房どもは、ここへ来い!相手してやるから!!!
『特撮ヒロイン画像掲示板管理人』もいつでも相手してやる!!!!
450名無しより愛をこめて:04/07/16 23:38 ID:p6XKOLA6
全日本がロシアに勝ったってぇのにお前らはぁ〜!
451名無しより愛をこめて:04/07/16 23:50 ID:tYgSYxpI
カナちゃん萌え〜!
452名無しより愛をこめて:04/07/16 23:53 ID:tYgSYxpI
しまった、メグたん萌え〜だった。
453名無しより愛をこめて:04/07/21 22:45 ID:UnLlMGVS
東京の都心近く B93−W58−H89地区。
セブンは、アミチャンサイコー星から送り込まれた昆虫型双子怪獣の
カスミチャンカワイイとトモミチャンカワイイの攻撃に苦戦を強いられていた。

左右から接近してくる二頭にセブンは、ワイドショットとウルトラビームを同時発射するが
二頭は、かわす事無く光線を跳ね返しセブンの両脇に体当たりをする。

セブン立ち上がり顔を上げるとカスミチャンカワイイがホバーリングしているが
トモミチャンカワイイの姿が見えない。
アイスラッガーを放つが動きが素早く何度も何度もかわされてしまう。

セブンは、やがて後方から滑空してくるトモミチャンカワイイの接近に気付きかわすが
風圧と衝撃波で肩をざっくりと切られてしまう。

アマギ 「隊長、あの怪獣には、ミサイル何も通常兵器では、通じませんよ。」
キリヤマ「スパイナーXだ。 あれを使え。」

隊員がギョっとしてキリヤマを見る。
スパイナーXとは、スパイナーを遥かに超えるスーパー兵器だ。

フルハシ「そんな事をしたらB93-W58-H89地区は、・・・・!!」
454名無しより愛をこめて:04/07/21 22:56 ID:UnLlMGVS
その時ウルトラ警備隊に突然通信が入る。

「こちらZAT、キリヤマ隊長失礼ながらそちらの会話をモニターさせて頂きました。」
我々は、防衛軍からの要請で出動して来ました。
今後ウルトラ警備隊は、我々の指揮下に入って頂きます。」
キリヤマ「なにぃっ!」
    「キリヤマ隊長、かねてからあなたの危険行為は、問題視されてきた。
    そこで我々の出番です。つまりあなたは、クビッ!
    よろしいですかな?フルハシ隊員、アマギ隊員、ソガ隊員。」
全員声を揃えて 「もちろんですっ!」

キリヤマ「お、お前達は、私を裏切りあんなどこの豚の骨、いや馬の骨とも
わからん奴の軍門にくだると言うのか!!!」
ソガ  「隊長、残念です。     あなたを逮捕すると言う事が・・・」
455名無しより愛をこめて:04/07/21 23:06 ID:UnLlMGVS
ソガ  「あっ、機長いや隊長、何するんですか?!」
 
逆上したキリヤマがスパイナーXを発射するスロットルを引いてしまった。

アマギ 「こちらウルトラ警備隊、ZAT、ZAT、すぐ逃げて下さい!スパイナーXが発射されてしまいました!!」
副隊長 「心配ご無用! 北島ぁ〜タモ作戦だ!」
北島  「了解了解」
副隊長 「返事は、一回でいいっ!」

コンドルがスパイナーXを猛追する。
北島  「よぉ〜しロックオン、強力マグネット弾発射!」
ワイヤーの付いた強力マグネット弾がスパイナーXに命中し見事に捕らえる。
456名無しより愛をこめて:04/07/21 23:24 ID:UnLlMGVS
副隊長 「よぉ〜しタモを出すぞ」
ホエールの下腹部の格納庫からなんと巨大な網が飛び出てくる。
その網がスパイナーXを捕まえるとホエールは、空高くグングンと上昇し
やがて宇宙に向けてタモを発射する。
数秒後、目もくらむ閃光が・・・スパイナーXが宇宙で爆発したのだ。

副隊長 「よぉ〜し次は、セブンの救出だ。」

地上では、カスミチャンカワイイとトモミチャンカワイイがセブンを痛めつけていた。
その二頭にコンドルとホエールが何かの液体をかけるとたちまち苦しみだし二頭は、倒された。

アマギ 「そんな!セブンの超兵器さえも受け付けない相手だったのに!?
     あれは、一体何ですか?」
北島  「ゴキブリをやっつけるには、殺虫剤よりも洗剤ですよ。
     界面活性剤80%の強力洗剤ですよ。」
フルハシ「そうだったのか。さすがZATだ、頭がいいんだか悪いんだか?」

副隊長 「北島、お前に釣りの才能が有ったとはな?」
北島  「釣りじゃなくて射撃ですよ」
副隊長 「まぁどっちでもいい、人間、何か一つくらいとりえがないとな。」
    「今度の休暇は、私と一緒に海釣りだ、いいな!」
北島  「えぇ〜、そりゃ通常任務よりきつですよ。」

夕日に向かって飛ぶコンドル、ホエール、ホークの3機、
やがてそれぞれの基地に向かって左右に分かれる。
457名無しより愛をこめて:04/07/22 04:57 ID:JV2fjZIC
知障には困ったもんだな
458名無しより愛をこめて:04/07/22 19:14 ID:myMUiEhe
おはなし自体は嫌いじゃないけどね・・・てか好みなんだが、しかし
459名無しより愛をこめて:04/07/23 00:35 ID:qYLSk/Rh
だから、台詞で話進めようとするのやめろって。
内容的に1レスですむだろ、これ。
推敲しないでダラダラ長文描くのは
読む側に失礼だよ。
460名無しより愛をこめて:04/07/23 09:17 ID:MxWzEWkk
やられフェチの文に比べればスズメの涙程度でしかないと思うが。

要は「粗筋だけ見たい」人間と「シナリオ形式で読みたい」人間が
ここに混在してるのを容認できるかどうかだろう。
少なくともここは「タロウの“話”」についてのスレなんだから、
粗筋だけ見たい人間は「ウルトラ粗筋スレ」を作って棲み分けるのが吉。
461名無しより愛をこめて:04/07/23 22:55 ID:Q7ltf3yd
一人っ子で何不自由なく育ち、何でも自分の思い通りにならないと
逆上する>>459 のためのスレなんですかここは、?
462名無しより愛をこめて:04/07/23 23:14 ID:5Uznz1/N
↑池沼が喚いてるな(w
463名無しより愛をこめて:04/07/23 23:22 ID:Q7ltf3yd
池沼って誰?
464名無しより愛をこめて:04/07/24 00:32 ID:YH5Idydf
怪獣のキャラが弱いな。どんな奴かわからん。
両隊のコントラストは良い。
あとタイトルとナンバリング(1/4とか)は入れて欲しい。
465名無しより愛をこめて:04/07/24 08:38 ID:OoWOHQKq
>>461
言いたいことは分るがヒートアップしすぎだ
466名無しより愛をこめて:04/07/24 08:56 ID:sxL7SCRr
長くても面白けりゃ良いよ。
とりあえず読み返してない作品(と呼べるかどうか…)はたいていダラダラ長いだけ。
ポイントとなる会話は入れても良いけど
台詞を全部書いてても見てるほうは面倒で飛ばし読みしちゃうよ。
467名無しより愛をこめて:04/07/24 08:57 ID:ds0Y0/fd
>>463
2ちゃん独特の隠語で、意味が通りにくかったり空気を読んで
いなかったりする発言に対する罵倒語。

由来については書きにくいのでパス。使わない方が良い言葉です。

468名無しより愛をこめて:04/07/24 20:56 ID:vtDMP+rd
次回予告
さぁ〜て来週のウルトラマン太郎は、
 
森山です。暑くなってきましたね。アミチャンサイコー星も、もう大変!
イライラして八つ当たり。地球に総攻撃をかけてきます。
フレッシュアイチャン率いる怪獣軍団にセブンも大ピンチ!
他星に散っているウルトラ兄弟は、救出に間に合うのかしら?

次週は、‘セブンがやられた、地球もやられた‘
    ‘急げウルトラ兄弟、でもあんまり早いと嫌われるぞ!‘
の2本です。おたのしみに〜!

アガ ング!
469名無しより愛をこめて:04/07/24 21:30 ID:U1ArvFbO
>>468
眼の付け所は良いんだが・・・もうちょいひねるとさらに面白くなりそう。
あとできれば3本にしてほしい。
470名無しより愛をこめて:04/07/24 23:18 ID:jTRUIBsd
「必殺!ウルトラダイナマイトパンチ」 鎧怪獣カッチューン登場

初のタイトルマッチを控え練習に励む光太郎。チャンピオンはダウン経験ゼロのタフガイだ。
勝てる気満々の光太郎だがトレーナーの篠田は光太郎が負けると冷たく言い放つ。

ある日町に鎧怪獣カッチューンが現れる。光太郎はタロウに変身するが怪獣の鎧の固さに手も足も出ない。
必殺のウルトラダイナマイトもカッチューンに跳ね返され遂に敗北するタロウ。

強大な力をもつ怪獣と無類のタフネスさを誇るチャンピオンに対し思い悩む光太郎は篠田に自分の弱点を指摘される。
篠田曰く「お前のパンチは軽い」

やみくもに攻撃をしていただけの自分の未熟さに気がついた光太郎は再び現れたカッチューンに、ウルトラダイナマイト
のパワーを拳の一点に集中させた新必殺技ウルトラダイナマイトで遂に怪獣の鎧を貫いたのであった。

後日晴れ晴れとした心で光太郎はタイトルマッチに挑む。必殺のウルトラダイナマイトパンチが炸裂!・・・
のはずがチャンピオン(ゲスト出演 輪島)にカウンターのカエルパンチを喰らいKO負けを喫してしまうのであった。

光太郎曰く「怪獣より強かった」  チャンチャン。
471名無しより愛をこめて:04/07/24 23:31 ID:pOrL9+dn
>>470
光太郎と篠田は一人二役?
472名無しより愛をこめて:04/07/25 00:03 ID:L8IRe5IB
>471
はじめの一歩に出てくるトレーナーが篠田さんというので・・・。ただそれだけ。

しかしこれじゃレオだよなあ。
473名無しより愛をこめて:04/07/25 03:57 ID:tJa8l7wq
面白いね。実際は輪島氏と篠田さんでは、見た目の身長からクラスは別だろうけどさ。
474名無しより愛をこめて:04/08/06 17:09 ID:D/V3ddo0
最近誰も来ないな
475名無しより愛をこめて:04/08/06 21:26 ID:dRcBSc5M
>>474 スレを仕切ってる(つもりの)>>459 様の
お気に召す作品が思いつかないから。
476459:04/08/06 21:49 ID:UVyiS3Fu
悪かった
基地と共に脱出してくる
477名無しより愛をこめて:04/08/06 22:53 ID:dRcBSc5M
>>476 俺のほうこそひどい書き方をして悪かった。許して下さい。
47810:04/08/07 11:33 ID:PbemL1QX
「オイルショックは怪獣の仕業」 石油怪獣ぺトロモンス登場

日本へ向かうタンカーが次々と消息を絶ち、国内では石油関連商品の価格が高騰した。白鳥家の2人も、トイレットペーパーの買い出しに忙しい。
怪獣目撃の報を受けたZATは、アイアンフィッシュを出動させる。やがて沈んだタンカーからオイルを吸収している怪獣を発見するものの、原油を体内に満載しているためうかつに攻撃できない。
市民からの苦情が相次いだ。ZATには広報係が無いらしく、苦情は直に作戦室にかかってくる。これまでに事件を全てコンピューターで分析するZAT。次に怪獣が現れると予想されたポイントには、なんと白鳥船長の船があった。
東は、この事をさおり達に伏せたまま出動する。絶対にこれ以上犠牲は出せない。
タンカーを発見したZATは無線で危険を呼びかけるが、白鳥船長は足の遅いタンカーで逃げるよりむしろ怪獣を誘導する役目を買って出る。
苦心の末、怪獣を無人島に誘導するのに成功し、タロウはストリウム光線を使わずに怪獣を倒した。
無線で白鳥船長と話す光太郎。「日本へ帰るまで、子供達の事はよろしく頼むよ」
安心して下さいと明るく答える光太郎。
光太郎は、白鳥船長と会うことなく帰還した。

怪獣の体はスカイホエールで空輸され、オイルショック騒動は収まったように見えた。
しかし、ZATに手出しできないもう一つのオイルショックが、すぐそこまで迫っていた。
47910:04/08/07 12:26 ID:PbemL1QX
追伸。

こんな会話が入ります。
東「白鳥船長。その船じゃ危険です。一刻も早くはやく逃げて下さい」
白鳥「光太郎君。この船にはZATのような装備は無い。まして私はウルトラマンタロウのような超人でもない。しかし私は、あの怪獣に人間の力というものを見せてやりたいんだ」
480名無しより愛をこめて:04/08/07 13:57 ID:IkjCq23r
>>478-479
久しぶりに(・∀・)イイ!!作品乙!
481名無しより愛をこめて:04/08/09 13:46 ID:0QC3aXlH
最終回前編って感じで良いッすね。
482名無しより愛をこめて:04/08/09 14:48 ID:IE5S1LPz
最終回前編って感じのを出された後で悪いのだが、別の話を書かせてもらうっす(まだ3クール分くらいしか終わってないしね)。

「ZAT基地凍結!雪男は宇宙人だった!!」 冷凍宇宙人・コルザード星人登場

青森県の雪山に雪男が現れたという情報を得たZATは、現地に急行した。
現地の人々は、毎日のように山から降りてきては悪戯を繰り返す雪男に迷惑しているという。雪山を歩いて、雪男を探す光太郎と南原は、やがて雪男に遭遇。そのすばしっこさに翻弄されつつも、何とか雪男に麻酔弾を浴びせて、捕獲に成功。
この雪男の正体は一体何なのか、それを調べるため、光太郎達は麻酔で動けなくなった雪男を東京のZAT基地まで持ち帰った。
483名無しより愛をこめて:04/08/09 14:54 ID:IE5S1LPz
ところが、この雪男の正体は、絶対零度の星、コルザード星から地球侵略にやって来た宇宙人であった。
雪男に扮して、まんまとZAT基地に侵入することに成功したコルザード星人は、ZAT基地の動力炉を冷凍光線により、凍結させ、ZATの全ての機能を奪い去った。
やがて、コルザード星人は巨大化して東京の街を破壊し始める。が、無力と化したZATは何も出来ない。
やむなく、光太郎はタロウに変身。コルザード星人に闘いを挑むが、冷凍光線により、氷付けになってしまう。
484名無しより愛をこめて:04/08/09 14:56 ID:IE5S1LPz
一方、動力炉が凍結してしまったZAT基地内では隊員達が復旧作業に励んでいた。
そして、どうにかスカイホエール一機だけでも発射に成功。スカイホエールは火炎放射器を利用してタロウを解凍。
蘇ったタロウはスカイホエールの援護射撃にも助けられ、コルザード星人を撃退した。
全てが終わり、動力炉の復旧も完了したZAT基地の中。隊員達は宇宙人が巧妙な手口で基地に侵入してきたことを反省し、セキュリティの強化を誓いつつ、冷え切った体を甘酒で温めるのであった。(完)
485名無しより愛をこめて:04/08/09 16:25 ID:6kyvUaZZ
>>478-479
時事ネタ(・∀・)イイ!

>>484
タロウにしてはちょっとハードな話かなと思って読んでたけど、
最後の「甘酒」で一気に和みました
486名無しより愛をこめて:04/08/11 17:22 ID:GLSV5Jdl

『タロウ対金太郎』 金太郎怪獣キンタロン登場

「まさかり担いで金太郎〜…」。まさかりを担いだ少年が、歌いながら登校している。彼の名は「金太」、小学2年生。
この世で誰よりも昔話の金太郎が強いと思っていて、いつか金太郎みたいに強くなりたいと願っている少年だ。
金太が小学校に着くと、同級生たちがウルトラ兄弟の中で一番強いのは誰かということについて議論していた。
少年たちは「タロウ!」「ゾフィー!」などと主張する。そこにやってきた金太は「金太郎はウルトラ兄弟よりも強い」
と断言。同級生たちは、金太の金太郎への情熱に呆れるのだった。
学校の帰り道、金太は空き地で水晶玉を見つけて、それを家に持って帰る。そのすぐ後にZATの光太郎と南原が空き地に到着。
宇宙物質反応があったためやってきたのだが、すでに現場では反応が消えていた。
家に帰った金太は水晶玉に「金太郎になれますように」とお願いするが、もちろん何も起こるはずがない。
しかし、翌日の日曜日。まさかり担いで散歩している金太の体に変化が起こった。なんと、金太郎にそっくりな巨大怪獣に変身したのだ。
まさかりを振り回して暴れる金太郎怪獣キンタロン!すでに怪獣には金太としての意識はない。ZATのスカイホエールが怪獣を攻撃。
だが、キンタロンの力は絶大でスカイホエールを撃墜する。光太郎はタロウに変身し、怪獣と相撲をして戦う。そこに金太の同級生がやってきた。
怪獣の正体が金太であることが分かったのだ。キンタロンの持つまさかりが金太の持っているそれと同じものだと気づいたからである。
タロウと怪獣キンタロンを一生懸命に応援する少年たち。勝負はタロウの勝ち!そして、キンタロンは金太の姿に戻ったのだった。
金太はZATに水晶玉を渡し、光太郎たちに告げる。「僕はウルトラマンタロウみたいに強くなりたい!」と。それを聞いて笑う一同。
487486:04/08/11 17:25 ID:GLSV5Jdl
なんとなく、「コスモス」のかわのじの回っぽいですね。
488名無しより愛をこめて:04/08/11 17:34 ID:ca2YeSL8
「80」のテツオンを思い出しました。こーゆーホノボノした話を待っていた。
489名無しより愛をこめて:04/08/11 17:59 ID:N08x3gaA
金太のビジュアルって80のすもう小僧をはげしく連想してしまう。
まあ普通の格好の子供はまさかり担いで学校行っちゃいけません。
490名無しより愛をこめて:04/08/11 18:46 ID:YQIr0YRY
修行をはじめた金太くん
巨大な怪獣に襲われた
視界を奪えばこっちのものと
金太はまさかりで突いたとさ
金太、まさかり突く
金太、まさかり突く
金玉 さかりつく
491脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/08/11 19:46 ID:TbcAmuae
『えっ?美少女はZATと地球の敵!?』 岩石怪獣トゥルーハルバーン登場

光太郎がウルフ777でのパトロール中に出会った美少女、美姫。
美姫は近所の住民から「薄気味悪い」「運が下がる」と嫌われ虐められていた。
光太郎は住民を諭して美姫を守る。が、帰り道にウルフ777が突然故障してしまう。
なんとかZAT基地に戻った光太郎を待っていたのは…何と美姫。
話によると、美姫はウェーハー星人の生き残りで地球にたどり着いたのだという。
地球の宇宙兵器によって滅ぼされたウェーハー星の想い出を語る。
泣いてばかりの美姫に男性隊員は同情するが、森山隊員だけは疑念の目で見ていた。

怪獣・トゥルーハルバーンが東京の市街地を破壊しているとの一報で隊員達が出動。
しかし、スカイホエールもコンドルも急に故障して怪獣にたたき落とされてしまう。
オペレーションルームにいた森山隊員を襲う人影。それは…美姫!
森山隊員が間一髪で美姫に護身用ガスを噴射すると…美姫は醜いマスクの宇宙人の姿に。
ウェーハー星人は、地球がウェーハー星の「兄弟星になろう」というメッセージを
無視したことに激怒、地球を勝手に目の敵にして怪獣を使い滅ぼそうとしていたのである。
それを無線で聴いていた光太郎はタロウに変身し、怒りのストリウム光線でトゥルーハルバーンを撃破。
同じ頃、森山隊員はZATガンでウェーハー星人を撃ち抜いていた。

ZAT基地でくつろぐ光太郎に、森山隊員はこう言った。
『自分を可哀想って吹聴する女性ほど…恐ろしいのよぉ』
492名無しより愛をこめて:04/08/11 22:55 ID:WPL9UP7x
奥深い話イイ!
あと、わかりやすくて情景が想像できるのが楽しい。<金太の話とウェーハー星人の話。
関係ないけどウェーハーって・・・関わると不幸になるって・・・
ひょっとしてウェーッハッハッ(ry
493脳内脚本家 ◆x5ywE49X.I :04/08/12 09:20 ID:dw3/9Tli
>>492
大当たり(w
494名無しより愛をこめて:04/08/12 13:54 ID:fCNDyT2H
「友達はバルタン星人!?」 宇宙忍者バルタン星人登場

ある夜、パトロール中の光太郎は光の国からのウルトラサインを見る。その内容は、
しばらくなりを潜めていたバルタン星人が再び地球侵略を目指して動き始めたような
ので警戒せよ、と言うものだった。
翌日、健一のクラスに正という転入生がやってきた。健一は隣の席になった正を遊び
に誘うが、彼は風変わりな様子で、皆との関りを持とうとしない。その日の正午、東
京を大きな地震が襲い、古い建物や道路が多数崩壊する被害が発生した。ZATが調
査した所、それは地震ではなく、東京一帯の重力に異常が発生したことによる「重力
震」だった。しかも震源地は一つではなく、東京中に数百は存在していた。その一つ
には、健一の通う小学校も含まれていた。一つ一つの震源は小さいが、それが重なり
合って大きな力となっていると言う。
翌日、宇宙科学研究所に昨日の重力震に関して話を聞きに行った光太郎は、帰り際に
健一と出くわす。健一たちは校外学習で、研究所に併設する科学博物館に来ていたの
だった。そのとき健一たちの間にちょっとした騒ぎが起きていた。昨日転入してきた
正が、突然気分が悪くなり、救急車で運ばれたと言う。正が倒れたのは、火星の石が
を見学しているときのことだった。健一から正の風変わりな様子や、火星の石の話を
聞いて、光太郎は正に微かな疑惑を覚える。
495続き:04/08/12 14:11 ID:fCNDyT2H
一方、ZATは東京一帯で殆ど重力震の影響を受けていない地域があることに気付き、
調査を進めていた。基地に戻った光太郎達がその場所に赴くと、地底から巨大な宇宙船
が出現した。直ちに攻撃が加えられたが、円盤は巧みな動きでそれをすり抜け、姿を消
してしまう。そして、再び重力震が発生した。
ZATが円盤の捜索に全力を尽くす中、光太郎は一人正が収容された病院へ向かった。
本部のデータで、その病院が震源地の一つになっていることが分かったからだった。だ
が、重力震で被害を受けた病院は混乱しており、正の姿は見えなかった。光太郎は、健
一から聞いた正の自宅へと向かう。正の家で応対に出た母親は正は家にいると言って、
光太郎を中に通す。だが、中に入った光太郎は突如として現れた三体のバルタン星人に
赤色凍結光線を浴びせられ、身動きが取れなくなってしまう。ついにウルトラマンタロ
ウを捕えた、これで地球は自分達のものだと高笑いをするバルタン星人。正とその両親
に憑依していた三人のバルタン星人は、正達の身体から抜け出して空へと飛び立つ。す
ると、東京中でたくさんの人間に憑依していた数百のバルタン星人が一つとなり、巨大
な一体のバルタン星人となって都心で大暴れを始めた。更に円盤も飛来、街は次々に破
されていく・・・。
496終わり:04/08/12 14:22 ID:fCNDyT2H
ZATは星人と円盤を攻撃するが、光波バリヤーを持つ両者に決定的なダメージを与えることが出来ない。
一方、凍結光線で固められた光太郎は動くことが出来ない。しかし、ウルトラバッジの放つ光が、光太郎を
解凍し、タロウに変身。暴れまわるバルタン星人の元へと向かう。バルタン星人と円盤の二面攻撃に苦戦す
るタロウ。星人の放つ重力嵐によって付近の建物の残骸が浮かび上がり、タロウに激突する。円盤からのビ
ーム攻撃も強烈だ。だが、タロウはZATの援護を得て反撃し、ストリウム光線で星人と円盤を葬った。
バルタン星人の憑依から解放された正は、改めて新たな友人として皆に紹介される。そして、健一たちは新
しい友人と遊びに興じるのだった。
497名無しより愛をこめて:04/08/12 16:19 ID:kirSGLXB
>>494
バルタン星人とタロウの戦いを観たかったので、楽しませてもらいました。

また、良作が増えてきましたね。
私には発想力がないのでとても作品を書けませんが、
作家さん方、頑張ってください!応援してます
498名無しより愛をこめて:04/08/12 18:09 ID:hk/wNPpx
>>493
うわー当たってたー。
ウェーハッハッハだし、勝手に逆恨みしてるし…
ウルトラ世界でも例の法則は健在なのですね_| ̄|○
499名無しより愛をこめて:04/08/12 23:12 ID:wUdGvVUF
「夏の夜空に怪獣の魂が流れる」 悪食怪獣ビザール登場

お盆直前の東京。
人々は帰省ラッシュに追われているが、
ZATはいつもと変わることなく日々の任務に追われている。
その日、非番の北島隊員は多摩川に釣りに来ていた。
絶好のポイントを見つけ釣り糸を垂れるが、一匹も釣れない。
これは絶対におかしい、調査すべきだと感じた北島の目の前に
怪獣ビザールが現れる。考えるまでもなく、この辺りの魚介類は怪獣に
根こそぎ食べられてしまったのだ。
憤慨する北島だったが、その気持ちが通じたのか、
ZATとタロウの活躍で、怪獣はあっという間に追い払われる。
健一は、ZATとタロウはどんな怪獣でもやっつけてくれると喜ぶが、
それを聞いた北島は・・・。

翌日、うかない顔の北島に光太郎が話しかける。
北島は、任務とはいえ、数多くの怪獣たちの命を奪ってきた
自分たちは正しいのかと悩んでいるのだった。
二人の会話を聞いて、いつになく落ち込む隊員たち。
朝日奈隊長は、迷いがあるなら正面から立ち向かえ、
本当に恐ろしいのは自分から逃げることだと隊員たちに訓示する。
そんな隊員たちの気持ちをあざ笑うかのように再びビザールが現れ・・・。
500名無しより愛をこめて:04/08/12 23:14 ID:wUdGvVUF
上陸したビザールは、人間や動物、果ては樹木や建築物まで
食べ始める。
後でわかったことだが、怪獣ビザールは今年の猛暑で
大量のエネルギーを消費した為に、目にしたものを手当たり次第に
摂取していたのだった。
怪獣に蹂躙される街を目の当たりにし、
自分たちは多くの命を守っていると改めて自覚した隊員たちは、
迷いを振り切りビザールに攻撃開始。
最後はタロウがストリウム光線でビザールを葬る。

お盆当日。
隊長以下の隊員たちは、今まで倒した怪獣たちの鎮魂のために、
多摩川で精霊流しを行うのだった。

その日、夜空を流れる多数の光の玉が観測されたという。
その光は、天に召された怪獣たちの魂だったのかもしれない・・・。




お盆ネタを書いてみました。
怪獣の名前は、英語でゲテモノを意味する
bizarre things
からです。
501名無しより愛をこめて:04/08/13 00:54 ID:GECfWb1H
>>494-496
「重力震」(・∀・)シブイ!!
バルタンの出てくる話はこのくらい緊迫感がないとという気が
します。(80のほのぼの路線も決して嫌いじゃないけど
「動物園作戦」は・・・)
>>499-500
せつない話ですね・・・
502185:04/08/13 19:06 ID:cgzjHVXx
「地獄の孤島の大決闘!!」 
地底大怪獣ドロドゴン 古代超兵器怪鳥レムラ 古代超獣グロン 古代超獣ロドン 登場

日本では大地震の多発により悲惨な被害が出てしまっていた。光太郎はその地震の震源地がいずれも謎の無人島
青霧島であるため、原因を究明すべく調査に向かっていた。
光太郎はそこで、地震を起こしている怪獣ドロドゴンを発見する。
ただちに本部に連絡をしようとしたが、スカイホエールに上部から大きな衝撃がおこる。
そのまま 森の中に墜落してしまう。
炎上したスカイホエールからなんとか逃げたした光太郎であったが身に付けている通信機器も
全て故障してしまっていた。森の中、放浪していた光太郎はそこで古ぼけた宇宙船を発見する。
中に入った光太郎はそこで宇宙人のミイラ化した遺体を発見する。
光太郎はこの宇宙船になにか通信に使えそうなものがないか、めちゃくちゃにスイッチを押した。
すると宇宙船の天井のスクリーンに動画が再生された・・がスクリーンのほうも
ヒビが入っていたりしとても情報として理解できるものではなかった。光太郎は苛立ち
宇宙船の機器を思いっきり叩いた。すると音声が聞こえ出した。
503185:04/08/13 19:08 ID:cgzjHVXx
「・・れ・れは住む場所が・しいだけダ。だ・ら関わルな。わレわれに関わ・な。・・・
もしワれワれと関・ルもノならバ、われわレの3体・・兵器ヲ使う。」
光太郎「なんてことだ。この3体というのが超獣だとするとこの島には4体もの怪獣がいることになる!
    スカイホエールを襲ったのは3体のうちの1体・・。あの地震を起こす怪獣が
    この島に来てしまい、超獣の防犯機能が働き戦闘が起こった。そしてあの大地震か・・。
    すべてはあの地震を起こす怪獣のせいで・・くそ!・・!!うわ!」
また大きな地震が起きる。この地震でまた多くの犠牲者が出ただろう。
光太郎は怒りに震えタロウに変身。地底大怪獣ドロドゴンの元に飛んだ。
なんとドロドゴンは鳥の超獣レムラと戦っている。おそらく鳥相手に無駄な
地震攻撃を繰り返し長期戦になってしまっていることがうかがえた。
まずは地震を止めるのを先決と考えドロドゴンに目標を定め背中を足蹴りする。
しかしレムラは敵が増えたものと思い興奮したのか翼を広げ
大空に羽ばたきものすごい鳴き声を上げた。その甲高い大きな鳴き声で
孤島の端の洞窟で超獣グロン。孤島近くの海底で超獣ロドンが目覚めてしまう。
タロウは目覚めた事実を知らない。ただドロドゴンを止めることに全力を注ぐのだった。
504名無しより愛をこめて:04/08/13 19:15 ID:mac/HtFN
このスレって要はタロウはどんな脚本でも受け入れる懐の深さがあるって
ことが言いたいのかな?
縛りのない自由さというか。
505185:04/08/13 19:45 ID:cgzjHVXx
「さらなる悲劇!東京に3大超獣現る!!」
地底大怪獣ドロドゴン 古代超兵器怪鳥レムラ 古代超獣グロン 古代超獣ロドン 登場

甲高い鳴き声をあげるレムラを尻目にドロドゴンにストリウム光線を浴びせるタロウ。
見事、ドロドゴン打倒に成功する。だがカラータイマーが点滅。
孤島から脱出するため、一時東京に避難しようとタロウはレムラの打倒をあきらめ
東京に向かった。しかしレムラはその飛んでいくタロウの姿を妖しい紅い瞳で見つめていた。
ZAT本部にやっと帰ることができた光太郎は島で起きた事実を隊員達に説明する。
朝比奈隊長はドロドゴン打倒成功によって超獣はおとなしくなるだろうと判断。
青霧島を立ち入り禁止区域に指定した。
ZATはこの事件がなんとか解決したとなごやかな雰囲気になっていた。しかしZAT本部に
大きな衝撃、揺れが起こる。また地震かと思ったが、そんなはずはない。
極東支部は現在、地震対策のため宙に浮いている。なんと超獣グロンがZAT本部に飛びついている
ではないか。グロンはものすごい嗅覚でタロウの居場所をつきとめてきたのである。
出撃口はふせがれていなかったので朝比奈、南原はコンドル1号、北島、そして光太郎は
それぞれスペースワローで緊急総出撃した!レーザー、ミサイルを駆使しグロンをふるい落とす
ことに成功する。極東支部はグロンに飛びつかれないようさらに浮上するのであった。
506名無しより愛をこめて:04/08/13 20:09 ID:kQUf8gC6
>504
というより、タロウのコンセプトである

1)現代の御伽噺
2)エンターテイメントの豊かさ・ユーモア
3)親子の情愛

等の要素を強く感じさせるストーリーに仕立ててるって感じじゃないかな。
基本は見て楽しめる話、というか。
507185:04/08/13 20:11 ID:cgzjHVXx
しかし、さらに上空からレーザー攻撃を受ける極東支部。なんとレムラである。
しかも3匹目の超獣ロドンを背中に乗せている。ZAT本部内はまさにパニックである。
最悪の展開となった事態に責任を感じた光太郎はレムラにスペースワローごと突っ込んだ。
大爆発によりふり落とされるロドン。そしてウルトラマンタロウが現れた。
そしてタロウは手招きしながら空を飛び宇宙空間に飛び去っていった。
レムラは足でグロンとロドンの腕をつかみタロウを追っていった。
508185:04/08/13 21:40 ID:cgzjHVXx
「決着!タロウ対古代超獣」
ウル古代超兵器怪鳥レムラ 古代超獣グロン 古代超獣ロドン 登場

月に降り立ったウルトラマンタロウ。レムラはグロンとロドンを月におろした。
うまく3体をおびき出せたと思ったタロウであったが、なんとレムラは地球に
帰っていってしまった。超獣は敵と判断したものは倒すまで戦うように教育されているようであった。
地球に降り立ったレムラは再び極東支部を攻撃し始めた。
ZATはレムラの移動性の高さを利用する作戦を考え「偽スカイホエール型爆弾作戦」を決行した。
無人のスカイホエールにありったけの爆弾を詰め込み東京から離れた場所で追ってくるレムラと
一緒に爆破させようと遠隔操作で青霧島に爆弾ホエールを飛ばした。
案の定レムラは爆弾ホエールを追って青霧島に向かっていった。
月のタロウはグロンとロドンの2大超獣に苦戦を強いられていたがなんとか
ストリウム光線でグロンを撃破することに成功する。しかしカラータイマーは点滅。
ロドンの放つ冷凍光線を受けもう完全に体力を失っていた。
地球側では青霧島で大爆発が起こっていた。見事レムラを作戦の罠にかけることに成功した。
しかしまだレムラは生きていた。戦場を青霧島に移したZATとレムラとの直接対決が始まった。
しかしコンドル、が落とされていった。脱出した朝比奈隊長、北島隊員は
あの古ぼけた宇宙船を発見する。
509185:04/08/13 21:43 ID:cgzjHVXx
朝比奈「待てよ・・。このヘンな機械を使えばあの超獣をなんとかできるかもしれない」
北島「きっとできますよ!なんとか解析してみましょう!」
月側ではタロウはまさに極限状態。ロドンにボロボロに打ちのめされていた。
もうストリウム光線を撃とうとしてもエネルギーがなくて発射できない。
そしてロドンはカラータイマーに向かって冷凍光線を撃とうとする。
その時!ロドンにレーザー光線が命中し吹き飛ばされるロドン。なんとレーザー光線を
撃ったのはレムラであった。ZATは宇宙船の解析に成功しレムラを操作していたのだった。
そして2体の怪獣は宇宙の暗闇に消えていった。
見事大決戦の祝勝会をあげているZATであったが、
「地震による救援活動の援助を求められてるんですが・・」
と森山隊員。ビールを飲もうとしていた南原隊員の頭をポカッと叩いて隊長の「しゅつどぉう!」
の声が本部内にとどろくのであった。

なんか3部作にしたのに全然まとまってませんですハイ;;
510名無しより愛をこめて:04/08/13 21:52 ID:OhC2xOWj
面白いんだけど、最後のビール以外タロウっぽくないような気もするね
エースっぽい…のかな
511482:04/08/13 23:12 ID:y4ncbvkl
「悪魔の樹は天空を越えて」 伝説怪人・アマノジャク 霊樹・クサナギ登場

健一のクラスでは理科で朝顔の飼育をしていた。
しかし、健一の友達の猛の朝顔だけは、全く成長せずに枯れてしまった。
古い神社の森の中で、気を落としていた猛は、不思議な声を聞いた。
「この種を育ててごらん。誰の朝顔よりも力強く育つから・・・」
声のした方に駆けつける猛だが、そこには誰も居ない。ただ、奇妙な種が落ちているだけだった。
猛は校庭にこの種を植えてみた。翌日、学校に来てみると早くも成長していて、クラスの誰の朝顔よりも大きな植物に育っていた。
さらに翌日には、なんと、校庭いっぱい程はあろうかという太い幹の巨木へと成長していた。
そこに、ラビットパンダで光太郎と北島が到着。ZATは、学校周辺の地下の養分が校庭に吸収されているという異常を掴んだので、調査にやって来たのだ。
原因がこの巨木だと知った光太郎達は、猛の反対を押し切り、レーザーで巨木を焼こうとするが、巨木はレーザーのエネルギーをも吸収してさらに巨大化。根を地上に出して、街を破壊し始める。
猛に巨木の種を入手した経緯を聞いた光太郎は、神社へ急行。神主に話を聞いてみる。すると、その神社には不思議な伝説が伝わっていることが判明。
512482:04/08/13 23:13 ID:y4ncbvkl
「その昔、アマノジャクという悪い鬼を、神社の神主がクサナギという霊樹の種に封じ込めた・・・」
この伝説が本当だとしたら、巨木はクサナギであり、そのクサナギを操っているのは・・・。
こうしているうちにも、クサナギは地下の養分を吸収して、どんどん成長してゆく。
光太郎はタロウに変身。上空数百メートルにまで伸びたクサナギの先端(梢)へと着地した。そこには巨大な実があり、それが割れて、中からアマノジャクが出現。
アマノジャクは現世に復活する為に、猛をたぶらかして、クサナギの種を成長させたのである。
梢の中でアマノジャクと死闘を繰り広げるタロウだが、アマノジャクのパワーは成長を続けるクサナギとシンクロしている為、歯が立たない。
その頃、ZATはクサナギの成長を止めるため、スカイホエールで根に冷凍ガスを浴びせる作戦を展開していた。
作戦は成功。根が凍ってしまったクサナギは成長を止めた。同時にアマノジャクの力も弱まった。
タロウはストリウム光線でアマノジャクを撃破。クサナギも燃え、土に返った。
数日後の学校。パトロール中の光太郎は、校庭を見て微笑んだ。
そこには、新しい朝顔を懸命に育てている猛の姿があった。

(ハードな話の後なんで、御伽話的要素の強いストーリーにしてみました)
513名無しより愛をこめて :04/08/14 18:07 ID:o30TCZWP
なんかこのスレ途中でダレた感があったけどだんだん持ち直してきたな。
この調子でガンガレ。
514名無しより愛をこめて:04/08/14 18:43 ID:On+9xfR2
このスレ、やっぱ4クール分話しがあつまったら潔く完結ですかね?w
本来の最終回とは全く別の最終回にするのか
それとも既存最終回を生かした(裏話とか後日談とか)で締めくくるのか・・・。
なんにせよ楽しみです。
俺も書きたいけど本筋は無理だな〜。閑話休題編で精一杯。





515名無しより愛をこめて:04/08/15 00:45 ID:+aHWtzRd
そろそろ4クール分、完成しそうな気がするのだが・・・。
新しい各話リストが必要かもしれん。
516名無しより愛をこめて:04/08/15 02:02 ID:UiWXNH1j
>>514
「好評につき放映延長」ということもありうるのでは?
にしても、4クール目の最後で、ひとまずのシメになる
話は必要かな・・・・
517名無しより愛をこめて:04/08/15 02:14 ID:lKMxMx+a
もしくは完全リメイクということで、タロウ誕生の第1話からオリジナルで作り直していくというのはどうだろうか?
518名無しより愛をこめて:04/08/15 15:17 ID:UiWXNH1j
>>517
ここはタロウ本編の味わいを大事にするスレだから
オリジナルリメイクというのはちょっと趣旨が違う気も・・・
519名無しより愛をこめて:04/08/15 19:15 ID:zmRoSaXr
昔の番組は人気があれば放送延長されたじゃないですか。
(ゴレンジャーとかロボコンとか)
人気爆発のためもう1年延長!合計106話を目指してがんばっていきましょう!
520名無しより愛をこめて:04/08/15 21:25 ID:w2FgBmQE
>>514
「帰マン」「A」「レオ」「80」のように、シリーズの流れが
右往左往する中で何とかまとめあげたような最終回
だったら、「1話からの流れを汲んだもう一つの最終回」
を考えたくもなるけど、「タロウ」は最終回までほぼ一直線に
シリーズが流れていたから、現実の最終回以外は考えにくいな。

劇中に出てこなかった、さおりとの別れやZAT退職までの
日々を裏話として描くとか、諸説あるタロウと光太郎の関係に
何らかの答えを出した話などは面白いかも知れない。

521名無しより愛をこめて:04/08/15 21:57 ID:GBlL0qrS
>「タロウ」は最終回までほぼ一直線にシリーズが流れていたから、
>現実の最終回以外は考えにくいな。

考えてみると作品の一貫性ということでも実に名作だったのだなタロウは。
惜しむらくは西田隊員や荒垣副隊長が一緒に最終回を迎えられなかったことぐらいか。

そう言えば現実の最終回では朝比奈隊長以外の隊員が光太郎に何て言ったか語られてないな。
ZATのメンバーが光太郎がタロウだったか気づいていたかどうかも・・・。
522名無しより愛をこめて:04/08/15 22:56 ID:UiWXNH1j
外伝じゃなく、うまく最終回につながる前のエピソードとして
たとえば正体露見ばなしその他をはさめるといいですね。
・・・大変そうだけど(;´Д`)
523名無しより愛をこめて:04/08/15 23:18 ID:joo3yukn
>522
例えば健一に光太郎が正体を告白した時、影でZAT隊員みんながこっそり聞いていて
バルキー星人との戦闘の時も密かにコンビナートの援護爆破(?)させていたとか。

あるいは最後の光太郎との別れの時についうっかり
「大丈夫。ウルトラマンタロウがいなくても地球は俺達の手で守ってみせる」
と口を滑らせて、朝比奈隊長に睨まれ隊員達にはいっせいに口をふさがれる二谷副隊長とか。


・・・すまん。勝手な妄想でつ。
524名無しより愛をこめて:04/08/16 01:12 ID:jUXmxnej
とりあえず、放送延長ってことでよさそうだな。
525名無しより愛をこめて:04/08/16 01:42 ID:bPBfScD8
タロウ誕生の秘密
M78星雲のウルトラ産婦人科、落ち着かない様子のウルトラの父。
ドアが開き医師が出てくる。
父「せんせー、子供は、?!」
医師「お子さんは、何とか生まれました。ただ・・・」
父「ただ・・・何ですか?」
医師「実は、逆子で・・・お子さんの角が母体を傷つけてしまいまして・・・」
父「ええぇ〜〜〜っ!!!!」

だからタロウが末っ子なんだよ。
526名無しより愛をこめて:04/08/16 02:32 ID:I26SXH4z
いや、そういうネタはいらんから・・・。
527名無しより愛をこめて:04/08/16 07:45 ID:/9eJQ4wf
母体から直接産まれるわけじゃないしな。
傷つける心配はない。
528名無しより愛をこめて:04/08/16 20:54 ID:C2Cdh061
>>366
>TBSの2枚看板、「全員集合!!」と「ウルトラ」の夢のタッグ!72〜3年当時のドリフターズが出演するタロウの話

2ヶ月近くこのスレ見てきて、自分で企画案もとに作ってみました
結構難しい…
空気壊したらスマソ
529名無しより愛をこめて:04/08/16 20:55 ID:C2Cdh061
「ZATだよ、全員集合!!」 =ウビソ星人登場=

『8時だよ、全員集合』の公開生中継の入場券が当たった、と大喜びする健一
さっそく光太郎とさおりを誘って出かけようという
しかしあいにく、その日はZATの特別宇宙訓練の日
光太郎は小学校時代の先生の葬式、と嘘をついて休みを取ってしまう

当日、ZAT本部から発進するアンドロメダ
朝比奈隊長以下、光太郎を除いた全員が乗っている
うしろめたそうに遠くから眺めながら、渋谷の公開生中継の会場へ向かう光太郎たち
その日のドリフターズのタイトルは
『怪獣だ!ZATだ!全員集合』
コミカルにZAT隊員を演じるドリフに苦笑する光太郎
大喜びの健一とさおり
530名無しより愛をこめて:04/08/16 20:57 ID:C2Cdh061
前半のコントが終了にさしかかり、セットが崩壊していつものテーマソングが流れはじめた瞬間、遙かに大きな震動が会場を襲う
ウビソ星人が会場近くに現れ町を破壊しはじめたのだ
大混乱に陥る会場
頼りのZATも、宇宙を飛んでいる最中だ
しかし、ドリフの面々はZAT隊員の衣装を着たまま観客の避難誘導にあたる
避難の指揮を執るいかりやに光太郎は彼らも避難するよう促す
しかしいかりやは、この観客は自分たちを見に来てくれた観客である事、そして中断されたコントが終わるまで、自分たちはZATの隊員だと観客に宣言したのだ…と力強く言い放つ
そのプロとしての姿に勇気づけられた光太郎は、ZATガンを撃ちながら星人を被害の少ない工事現場に誘導しようとする
工事現場までおびき寄せたウビソ星人を、第1話の光太郎のようにクレーン車や鉄球で足止めするドリフターズ
しかしクレーンを破壊され、星人の足が光太郎とドリフターズを踏みつぶそうとする
バッジが輝いてはいるが、彼らが近くにいて変身できない光太郎

そこに、アンドロメダに搭載されている円盤「マゼラン」が飛来した
急を聞いて宇宙から駆けつけたZATが星人に攻撃を開始
その爆煙の中で変身する光太郎
ストリウム光線とマゼラン&アンドロメダの援護射撃で四散するウビソ星人

煤けた衣装のドリフターズの面々が、焼け跡で避難してきた観客を相手にコントを再開している
志村がいかりやに怒鳴られているシーンを見て、笑いながら帰ろうと振り向く光太郎
目の前に朝比奈隊長の怖い(?)笑顔
「先生のお葬式だったよなぁ…?」
肉食獣のような笑顔に、思わず逃げ出す光太郎
背後に「ひぃがぁしぃぃぃ」の声と共に「ドリフの盆回しのテーマ」がかかって終わる
531名無しより愛をこめて:04/08/16 22:10 ID:qZi9TIz9
凄くイイ!んだが一つだけ悩みどころがある。
志村と荒井注のどっち出す?
532名無しより愛をこめて:04/08/16 22:19 ID:IizerQ7+
>>529-530
いいですね〜!「全員集合」をきれいに「タロウ」にとりこんでる
いつになくお茶目な光太郎とか、セット崩壊と共に現れる怪獣とか、
ドリフの芸人精神とか、ラストのぼん回しとか、
番宣としても(w)完璧に近いのでは?

「ドリフの話」は未出だったので自分でも書いてみたいとか思っていたけど
うかつなのをあげなくてよかった(自分はファイル星人の回の出来損ない
みたいなのをぼんやり考えてたんですが、それをやっちゃうと
「ドリフターズのいない世界」になってしまいかねないですよね)
533名無しより愛をこめて:04/08/16 22:31 ID:IizerQ7+
>>531
なるほど
ぐぐってみたら、交代は74年3月なんですね
ttp://www.elrosa.com/tisen/90/90889.html
タロウの放送終了は74年4月だから撮影時の
正式メンバーは荒井注だろうけど
その前から志村もちょくちょく映画とかには
顔出していたような・・
534528:04/08/16 23:25 ID:GoAFj0Y+
やはりここの方々は気づかれましたか
自分としてはその点もチェックはしましたが
この回のコンセプトがTBSあげての番組宣伝だった
…という状況のもとに話を組み上げましたので
(前週の8時だよ〜にはそのコントを本当に放映する
…もちろんタロウ用コントの撮影はずっと前に終了しておいて)
特に登場間もない志村を売り出すための宣伝効果
志村=期待の新人&叱られ役=光太郎
という効果を考えて、あえて志村にしました
(すみません無理があるの知ってました、確信犯です)

そして放映時期が終了間際という点から、もう一つの宣伝として
宇宙で飛行するアンドロメダが建設中のステーションのわきをさりげなく通過すると、
そのステーションは実は数週後に登場するMACステーション
…という悪戯映像つきでw
535名無しより愛をこめて:04/08/17 01:20 ID:/uKGyB5X
志村はみんな注目するだろうが
MACステーションは素で気付かなそうだw
536名無しより愛をこめて:04/08/17 21:44 ID:4X0EVudA
>529,530

ドリフとタロウですか。
素晴らしい話、素晴らしいコラボレーションですねぇ。
ドリフの芸人魂、光太郎の人間的成長、さらに最後の“オチ”。
「ひぃがぁしぃぃぃ」の声を背に飛び上がる光太郎、バックに流れる「盆回し」。
情景がハッキリと目に浮かびます。
チョーさん(和久さん)もお喜びのことでしょう。
お見事!!!
537263:04/08/17 23:17 ID:QA9woju2
やっぱ良スレだねここは。
自分も一個書いたけど全然駄目駄目です。
次スレからはウルトラシリーズ全般のオリジナルストーリースレにすれば良いんじゃないの?
538名無しより愛をこめて:04/08/18 00:42 ID:70zi55e2
>537
というよりスレ毎に絞った方がいいと思われ。
このスレはレオのオリジナルストーリー、このスレは80、という風に。
539名無しより愛をこめて:04/08/18 09:02 ID:jBdYSfKP
正直、茶はまっさきに敵前逃亡しそうだ
他の連中は怪獣よりいかりや怖さに残りそうだが
540名無しより愛をこめて:04/08/18 17:08 ID:Xcljb4+f
ブーは寝てるんだろうね
541263:04/08/18 21:05 ID:5Q89HMfs
>>538
それだと書き手が足りなくて落ちたりするスレがありそうな予感。
542528:04/08/18 23:19 ID:LXkIFFyH
>>538
特に他のシリーズを排除するような動きもない良スレなので、
このままの流れで引き続き進めていけばよいかと
自分の書いた駄作を遙かに上回る「レオ」や「A」の話もあった
事だし…



(V)o\o(V).。oO(ドリフスレにならなくて良かった、ホッ)
543名無しより愛をこめて:04/08/19 00:44 ID:A+V7CrwT
少なくともタロウについてはある種の区切り(最終回関連?)のストーリーを書ける人を
望みたいところですね。ここまで話が沢山出ると是非既存の最終回絡みを読みたくなる。
でも難しそうだなー。
544名無しより愛をこめて:04/08/19 11:24 ID:RYuZL1pA
ウルトラSSスレを復活させるのはどうかな。
545名無しより愛をこめて:04/08/19 22:16 ID:A+V7CrwT
>544
このスレはタロウにテーマを絞り込んだからこそ良スレになったのだと思う。
最初から間口を広げちゃうと収拾つかなくなる恐れがある。
ただでさえ長文SS垂れ流したい香具師なんざゴロゴロいるんだし。
546名無しより愛をこめて:04/08/19 22:37 ID:jj+8k9Vp
うん。Aや80の話でもタロウのノリの延長線上で書こうとしてた気がする
第二期ウルトラの独特の味わいをうまく伸ばそうとする、というか・・・
厳密すぎる縛りはつまらないけど、たしかに何でもアリは危険かも
5471です:04/08/19 23:09 ID:hO66ejLp

>>3 『ユニゴンの角』
>>34『マンモス怪獣! 東京出現』
>>156-157『夢の桃源郷へ!』 
>>107『日本の童謡から 雨ふりの中で』
>>171『日本の童謡から 怪獣蛍が出た!』
>>222『宇宙人の陰謀!タロウ対セブン』
>>344『恐怖!宇宙人の村』
>>486『タロウ対金太郎』

以上が自分の書いた話です。ウ〜ん。どうやら、直球の話は苦手みたい(w
またアイディアが浮かんだら書きますので、よろしくお願いします。
今後もみなさんでこのスレ盛り上げていきましょう
548名無しより愛をこめて:04/08/20 01:26 ID:sYDW4DvW
ところで、>>528-530の方、
「ウビソ星人」のネーミングの由来を教えてもらえますか?
(マジ分からない。装備?)
549名無しより愛をこめて:04/08/20 01:27 ID:sYDW4DvW
>>547
いや、タロウのフォーマットをちゃんと踏まえた上でプラスαしてると思いますよ
550名無しより愛をこめて:04/08/20 03:22 ID:1fBX+tNG
>547
俺は>171の話とか好きなんだけど、実際のタロウだとやっつけた怪獣が
大量の蛍になって終わり、とかあんまり情緒の無いオチになるような気が
しないでもない(w
551名無しより愛をこめて:04/08/20 21:26 ID:O6ltKcG5
552名無しより愛をこめて:04/08/21 01:01 ID:6ey4VAhX
えーと、今何話でしたっけ?
553552:04/08/21 01:11 ID:6ey4VAhX
酔っ払いながら数えてみたが…45話?
554名無しより愛をこめて:04/08/21 08:03 ID:fCtCTSe2
『無敵!火山が怪獣に!』

大熊山が火山活動を開始した。ここ数年では最大規模との予測だった。
そんな時、宇宙から謎の発光体が大熊山の噴火口に落下した。
すると噴火口はみるみるうちに巨大な怪獣の顔の形に変わった。
そして噴火口の怪獣の口からマグマ弾が次々と発射され、各地を襲った。
ZATは怪獣の口に冷凍弾を打ち込むが効果なし。マグマ弾で次々と打ち落とされた。
東はタロウに変身して戦いを挑むが、相手は無限に近いエネルギーを持つ火山。
マグマ弾を次々とくらったタロウは破れ去ってしまう。
555名無しより愛をこめて:04/08/21 08:21 ID:fCtCTSe2
破れた光太郎は大怪我を負い、病院に搬送された。
火山怪獣の攻撃はますます威力を増していく。
一方、ZATは火山の地下に謎の発光体があるのを見つけた。
火山の怪獣化の原因を突き止めたZATはペルミダーを地底に向かわせた。
ペルミダーは発光体を発見し、破壊に成功した。
火山怪獣は活動を停止した。
その時、火口付近にあったマグマ弾が溶岩に戻り逆流。溶岩はペルミダーを襲った。
ペルミダーのピンチを知った東はタロウに変身。
タロウはギリギリのところでペルミダーを救いだした。
そこへ黒幕宇宙人が登場。これを倒す。
556名無しより愛をこめて:04/08/21 23:37 ID:Fvdy/CVB
>>554-555
いい!バルンガやバキューモンと並ぶ「自然現象の怪獣化」ですね
でも、こういうのはシリーズ中、ありそうでなかった気がします。
黒幕宇宙人で普通の着ぐるみも出してあるので、
実験的すぎるという批判もかわせそうだし
557528:04/08/21 23:57 ID:fNGtT2sR
いま日本の民話「ごんぎつね」「ぶんぶく茶釜」あたりで
なにかできないか…
と考えてますが、遅筆ですし先に52話埋まってしまいそうですねw

>>548
ウビソ星人のもとになった「ウビソ・ペレア」は、昔ブラジルで劇場に
乱入して立てこもろうとした犯人です
公演中のコメディアンの機転により、誰もケガすることなく逮捕されました
558名無しより愛をこめて:04/08/22 02:49 ID:6WP7N8XY
>>557
そんな深い背景があったとは・・・・感動(TvT)
559名無しより愛をこめて:04/08/22 20:26 ID:WRv426NI
小川直也「ハッスル音頭」発売記念作品 『出たぞ!ウルトラハッスル光線』

 東京上空に、突如、円盤が飛来。円盤は地上に向けてリング状の光線を放つと、
その中から巨大な怪獣が姿を現し、町を破壊し始めた。
 ZAT隊員達とともに現場に急行した光太郎は、バッヂをかざしウルトラマンタロウ
に変身、怪獣に立ち向かった。
 しかし、怪獣は手強く、タロウの如何なる攻撃も通用しない。起死回生に放った
ストリウム光線も跳ね返された。すべてのエネルギーを使い果たしたタロウは 
崩れ落ち、姿を消してしまう。
 一方、怪獣もタロウと戦ってはさすがに無傷という訳にはいかなかったのか、円盤に
回収された。円盤はそのまま、何処ともなく去って行った。
 病院に収容された光太郎は激しく落ち込み、さおり、健一の慰めにも耳を貸さない。
 そこへ、一人の大男が現れる。スポーツ刈り、鋭い大きな目(というかギョロ目)、
「I’m CHICKEN」のTシャツ。そう、ハッスル柔道王こと小川直也が光太郎の
見舞いに駆けつけたのだ。ボクシング関係者の紹介で知り合った二人は、
小川がZATの大ファンだったこともあり意気投合、PRIDEやハッスルなど
小川が出場する試合には、さおり、健一ともども招待される、といった間柄だった。
 憔悴しきった光太郎に檄を飛ばす小川。「おぅおぅおぅおぅ、どうしたんだ東さん。
1回や2回失敗したからって、それが何だ。俺は12年前、オリンピックで負けた時
なんて完全に非国民扱いされたんだ。でも、決して落ち込んだり、あきらめたり
しなかったから、今の俺があるんだ!」
560名無しより愛をこめて:04/08/22 20:27 ID:WRv426NI
 大きくうなずく光太郎。
 健一「小川さん、例のヤツで光太郎さんを元気付けてよ。」
 小川「よーし、東さん、早くよくなって、またハッスルしようぜ!行くゾォ!
3・2・1・ハッスル・ハッスル!!」
 微笑む光太郎とさおり、大喜びの健一。「すごいぞ、生ハッスルだぁ!でも
小川さん、ハッスルポーズってタロウの構えに似てますよねぇ。」
「ハハハ、さすが健一クン、実はその通り。ハッスルの原型はストリウム光線
なんだよ。」
 その時、光太郎の目が輝いた。
 「ストリウム光線は、両腕を腰に引き全身のエネルギーを溜めて撃つ。
1度じゃなく2度腕を引けばエネルギーは2倍、更に腰を使えば3倍にもなる。
まさに、ハッスル・ハッスル。ただし、体にとてつもない負担がかかる。」
 光太郎はベッドから飛び起きた。「小川さん、これから付き合ってください。」
 さおり「何を言ってるの。まだ、安静にしていないと…」
 小川がさおりを制した。「さおりさん、男は一生に一度は命懸けでハッスルしなけ
りゃならない時があるんですよ。俺がこの前、ヒョードルと戦った時と同じようにね。」
 光太郎と小川は病院を出て都内某所に姿を消し、数日が経った。
561名無しより愛をこめて:04/08/22 20:29 ID:WRv426NI
 円盤が再び東京上空に現れ、怪獣を地上に放った。前回にも増して暴れる怪獣。
そこへ、タロウ登場。タロウVS怪獣のリターンマッチ。一進一退の攻防。
健一、さおり、そして小川の声援を受け、タロウは怪獣にバーリトゥード殺法の
マウントパンチの雨を降らる。怪獣は完全にグロッキー、心が折れた。
 「勝負だ!」両腕を頭上で交差させる。「ストリュ〜ムゥ〜。」次の瞬間、腰を前後に
激しく振りながら、腕を2度腰に引き付ける。タロウの体は今までに見たことが
ない位に激しく、眩い閃光を放ち、そして左腕から光線が発射された。
 爆発する怪獣。歓喜する小川たち「やったぁー、ハッスル・ストリュームだぁ!!」
 円盤もZATによって撃墜された。

 翌日、ハッスル・横浜アリーナ大会。会場には、光太郎、さおり、健一の姿が
あった。「光太郎さん、あの時どこへ行ってたの?」
 光太郎は、タロウが従来の3倍のストリューム・エネルギー充填に耐えられる
肉体を作るため、小川とともに特訓をしていたのだ。ちなみに、マウントパンチは
その時伝授されたものだが、タロウが怪獣との戦いで使ったため、小川は一瞬
光太郎がタロウでは、と疑ってしまったらしい。
 「怪獣に、宇宙人に、そして自分自身に勝つためさ。」と語りかける光太郎。
その笑顔を眩しそうに見つめるさおりと健一。
 リング上では、高田モンスター軍を撃破した小川と橋本真也がマイクを持った。
 「昨日はウルトラマンタロウとZATがハッスルして、地球を守ってくれた。
俺たちもプロレスを守るためにハッスルするぞォ!」
 「今日は、ニューバージョンだぁ!行くぞォ!」
 「3・2・1・ハッスル・ハッスル! ストリュ〜ム〜・ハーッスルゥ〜!!!」
 小川、橋本、そして超満員の観衆たちと一緒に腰をくねらせながら、光太郎は
怪獣、宇宙人の魔手から地球を守り抜く決意を固めるのであった。
562名無しより愛をこめて:04/08/22 23:46 ID:UUrNJJaU
健一とさおりと小川…微妙に時空がずれてる
(´ー`)
どことなくレオっぽいし、レオだったら良かったかも
563名無しより愛をこめて:04/08/23 01:33 ID:cARxzTpO
「光線ワザを特訓で強化」、というのは
レオ+タロウという感じもしますね
564名無しより愛をこめて:04/08/23 01:43 ID:4PED4UPp
小川だしな…新しいウルトラマンでなら使えるかも。
ただTBS系じゃ、ハッスルやプライドの選手は使わないだろう。
使うならサップとかになりそう。
565名無しより愛をこめて:04/08/23 05:03 ID:q06f3fkw
時代設定に無理があるな・・・。
あと、やっぱりレオっぽい感が強い気がする。
566ギアマン ◆XF.mKe2/NQ :04/08/23 21:13 ID:M4xOYMIY
でもハッスルの世界観とタロウの世界観は通じるものはあると思うけどな。
怪獣サインはVみたいなかんじで
567名無しより愛をこめて:04/08/25 23:51 ID:fORm03J+
>>470の輪島がゲスト出演する話の方が、上手くできてる
時代設定というのも、ここのスレでは大事な要素の一つだしな
ま、小川&橋本と並べば光太郎がよく見えるのは確かだが
568名無しより愛をこめて:04/08/27 01:58 ID:OuE26IQO
「復讐!タロウが暗殺される!」 地獄星人・ヒッポリト星人Jr 地獄怪獣・メギドラス登場

白鳥家付近に怪獣メギドラスが出現。メギドラスは地獄の業火を放ち、町を焼き尽くしてゆく。
ZATは直ちに出動。光太郎は地上から攻撃を仕掛けていたが、途中で足に怪我をして動けなくなっている健一を発見。
健一を抱えながらの攻撃は困難を極めた。その時、一台の車が通りかかり、中からは男が一人降りてきた。
男は健一を安全な場所に避難させるといい、健一を車に乗せて去っていった。
ZATの攻撃が激しくなると、メギドラスは地中へと姿を消した。ZATは全力を挙げてメギドラスの行方の捜査に乗り出す。
捜査の途中、白鳥家に立ち寄った光太郎は、健一がまだ戻らないことを知らされる。
健一は謎の男に誘拐されたのである。
569名無しより愛をこめて:04/08/27 02:17 ID:OuE26IQO
光太郎はメギドラスの捜査をしつつ、健一を探し始めた。
ラピッドパンダで市街地を走っていると、健一を連れ去った車を発見。光太郎は車を尾行した。
車は廃工場へと入っていった。意を決して、工場内に潜り込む光太郎。すると、そこにはカプセルに閉じ込められ、催眠状態の健一がいた。
唖然とする光太郎をあざ笑いながら、物陰から男が出てきた。男は宇宙人に変身。
男の正体は、エースに倒されたヒッポリト星人の息子であった。
「私の目的は地球侵略ではない。ウルトラの父の実の息子であるタロウ。お前を殺すことだ!」
ヒッポリト星人Jrは、父を倒したエースを蘇らせたウルトラの父を憎んでいたのである。
「しかし、ウルトラの父はヒッポリト星人に殺された!」
「でも蘇ったではないか!私の父は、二度と蘇ることはない・・・」
ヒッポリト星人Jrは家族を失う苦しみをウルトラの父に味合わせるために、タロウを殺そうとしているのだ。
だが、タロウはウルトラ兄弟最強。戦ってもそう簡単に倒せる相手ではない。
ヒッポリト星人Jrは、健一のカプセルにコールタールを流しこみ始めた。同時に、市街地にはメギドラスが出現。
「さあ、健一と町の人々の命が惜しければ、ウルトラバッヂを渡せ!」
全ては光太郎からタロウに変身する力を奪うための作戦だったのである。
570名無しより愛をこめて:04/08/27 02:43 ID:OuE26IQO
コールタールがどんどんと健一の硬直を進めていき、メギドラスの火炎攻撃は次々と町やZATの戦闘機を焼いてゆく。
(奴の目的は俺一人だ。このバッヂさえ渡せば・・・)
光太郎は意を決して、腕からバッヂを外した。その時、光太郎の耳に不思議な声が届く。
『バッヂを渡してはならないぞタロウ。地球を守るというお前の使命はまだ終わってはいない!』
ウルトラマンエースである。エースは地球に飛来。メギドラスと戦い始めた。
父を倒した張本人、エースの登場に怒り狂ったヒッポリト星人Jrは巨大化。健一のカプセルを手に持ちつつ、闘いに参戦。
巨大化の衝撃で崩壊した廃工場の瓦礫の中から立ち上がった光太郎はタロウに変身。
エースを攻撃するのに夢中のヒッポリト星人Jrの手からカプセルを奪い、健一を救出し、猛攻を開始。
窮地を脱したエースも反撃を開始。バリアを張って、火炎攻撃を防ぎ、バーチカルギロチンでメギドラスを真っ二つに切り裂いた。
ヒッポリト星人Jrもタロウの攻撃に追い詰められ、最後はストリウム光線とメタリウム光線の挟み撃ちで止めを刺された。
闘いが終わり、エースは地球を去り、健一も無事だった。
その日の夜、光太郎は一人、白鳥家の庭でバッヂを見つつ、エースの言葉を思い出していた。
(俺には地球を守るという大切な使命がある。しかし、それ以上に大切なものが失われようとしている時、俺はどうすれば・・・)
考えにふける光太郎を健一が呼ぶ。
「光太郎さん、父さんから電話だよ!光太郎さんも喋る?」
「ああ!」
(今は余計なことは忘れよう)
考えを切り替えた光太郎は、家の中へ入っていった。
571568−570:04/08/27 02:50 ID:OuE26IQO
未熟ながら、本編最終回につながるエピソードのつもりで書いてみました。
あと、タロウではエースが単体で登場したことがない気がするので、登場させてみたり・・・。
572名無しより愛をこめて:04/08/27 22:40 ID:uSxTLcu+
悪くはないんだけどタロウにしちゃ深刻過ぎてちょっと息苦しくない?
いや、話としてはいいんだけどさ。
573568−570:04/08/27 23:43 ID:OVynlVXq
うん。自分でも書いててハードすぎるかな、とは思ってましたがね。
最終回につながるテーマということで、バッヂの重要性なんかを押し出してみたら、深刻になりすぎた・・・。
574528:04/08/28 02:06 ID:j/OfLVM+
タロウはシリーズでも初めて、最終的に「地球人」であることを選んだ
意識も最後まで「東光太郎」のものだったし…
それだけに人間臭さがあってこれはアリだとは思いますね。
だから、前後編にしてこの問題に一応の決着をつけるというのは
どうでしょう…
575名無しより愛をこめて:04/08/28 08:24 ID:xMKYRcDq
健一君は最終回、タロウ人形を破壊してました。
助けてもらってすぐこの展開ではただの恩知らずのガキかもw
576名無しより愛をこめて:04/08/28 08:57 ID:CNaYOhIN
そうだな。ある意味本ちゃんの最終回は、いままで平穏だった光太郎&白鳥家に
いきなり訪れた悲劇だったからこそ、光太郎が潔くバッヂを捨てる漢気が印象に残るからね。
なんていうか、うじうじ考え込む光太郎は似合わない気もする。
577名無しより愛をこめて:04/08/28 09:12 ID:jQiUbrfF
もともと光太郎は体育会系ですから。行動原理は単純明快。
578名無しより愛をこめて:04/08/28 21:37 ID:WAivejUs
最終回に続く話題が出ているのにスマソ。しかもまとまってない話だし・・・


「泣く子も黙る!?怪獣の子守唄」    子守唄怪獣コモルゴン

家で昼ドラを見ながら煎餅を食べる、おばさん。いつもなら泣くはずの感動のシーン、だが泣けない。

荒垣副隊長の友人・橋本に子供が産まれる。
副隊長と光太郎は休暇をつかって、気が弱くて泣き虫な橋本に付き合うため、病院の待合室にいた。
・・・赤ん坊が生まれた。ところが、泣いたかと思ったら、すぐ泣き止んでしまう。
橋本の赤ん坊だけではなく、院内にいる赤ん坊が皆泣き止んでいた。

そんな最中、病院近くの土手から怪獣コモルゴンが出現する。
ZATは出動し、コモルゴンを攻撃しようとするが病院の近くでは戦えない。
しかも院内には動けない人が大勢いる。怪獣を見た橋本は大泣きする・・・つもりが全く泣けない。
コモルゴンは攻撃のしないZATが退屈になり、地中に潜ってしまう。
しばらくすると、院内の赤ん坊、病院付近に住む昼ドラを見ていたおばさんが泣き出した。

・・・次の日
ZAT本部でコモルゴンの体内を分析する隊員たち。
朝日奈隊長が怪獣の声から特定の音波が出ていることに気づく。
怪獣の鳴き声は子守唄のようで、赤ん坊はもちろん人間を泣けなくさせていたのだ。

つづく
579名無しより愛をこめて:04/08/28 21:39 ID:WAivejUs
そうと分かれば作戦はただ一つ。
怪獣の居る周囲では泣けない・・・これを利用した「泣く子キャッチ作戦」
近辺の病院や幼稚園数ヶ所に大勢の赤ん坊が泣かなくなったらZATに連絡してくれ、と頼む。

しばらくすると病院から電話が入った。橋本の居るさっきの病院だ。
コモルゴンは今度は真っ直ぐ病院に向かう。予め構えていた北島と南原は病院を背に攻撃する。
だがコモルゴンには全く歯が立たない。病院に近づくコモルゴン。
泣こうにも泣けない橋本と赤ん坊・・・橋本の妻はベッドでじっと祈りつづける。

光太郎は病院の屋上に登り、タロウに変身! タロウはコモルゴンを押し倒し、病院から遠ざける。
タロウを応援しようと橋本は屋上に登っていく。
タロウは跳び技を中心に戦い、病院からさらに遠ざける。だが、コモルゴンもタロウに反撃をかける。
カラータイマーが鳴り出し苦しむタロウだったが、副隊長の援護でコモルゴンがひるむ。
トドメのストリウム光線! 粉々になる怪獣

ところが粉々になった怪獣の破片が橋本の頭に直撃する。痛い、痛いと言いながら泣く橋本。
泣けた! 橋本は大喜び・・・今度はうれし泣きする。赤ん坊も続けて泣き出す。
タロウはそれを見て、空へ飛び去っていくのであった。


ん〜副隊長と光太郎以外「その他」扱いになってしまったなぁ・・・
怪獣の分析シーンで色々と話し合うということで
580名無しより愛をこめて:04/08/29 01:53 ID:3T2OA1Lf
>荒垣副隊長の友人・橋本

・・・どういう関係なのか無茶苦茶気になる(藁
581名無しより愛をこめて:04/08/29 05:48 ID:qzqR4lP+
>>568-570
話としては全然、悪くないと思う。タロウのアイデンティティとしてのバッヂ。
それの大切さを描くってのは充分、最終回につながってると思う。
ただ、光太郎の性格にもうちょっと注意を払って欲しかったな。

>>575
当時のウルトラシリーズっていうのは恩知らずな人物が多く登場してた印象があるけどな。
何ていうか、人間の感情に関しては以前の出来事と連続してないことが多かった感じ。
脚本家がいっぱいいる所為かもしれんが。

>>578−579
荒垣副隊長のプライベートが絡んだ話ってのはなかなか新鮮だと思う。
ただ、作戦が地味だな。ZATならもうちょっとユニークな作戦を展開してもいい気がする。
582名無しより愛をこめて:04/08/29 09:45 ID:nuUjQpNu
そういえば荒垣副隊長って、たしか裏設定(か?)では独身だったとおもったけど
あの貫禄からすると妻帯者にしか見えないんだよなあw
荒垣副隊長自身の子供でも違和感ない話かも。
583578:04/08/29 11:14 ID:GhnU162A
>>580
オリジナルキャラですので「大学時代の友人」とか「幼馴染」ということで
いつも虐められて泣く橋本をかばう副隊長・・・

>>581
確かに作戦がちょっと地味ですな
次回書く時、参考にさせていただきます

>>582
副隊長に子供が生まれて・・・というとステーション勤務は辛いかも
584名無しより愛をこめて:04/08/29 17:15 ID:3yHShxy+

誕生!凶悪ウルトキラー
最強超人ウルトキラー 侵略怪人デンモ星人 ゴモラ  
リッガー ベムスター アリブンタ ギロン人登場
(ゴモラ・リッガー・ベムスター・アリブンタ・ギロン人は流用映像)

地球を目指すデンモ星人の円盤。円盤から地球に向かって4つの光が放たれた。4つの光の正体はゴモラ・リッガー・ベムスター・アリブンタ・ギロン人であった。
暴れまわる怪獣たち。たくさんの怪獣が一度に日本の各所に現れたため、混乱するZAT。
そのとき、地球の危険を察知したウルトラ兄弟が地球に到着。
ウルトラマンがゴモラを倒し、セブンがリッガーを撃破。新マンがウルトラブレスレット
でベムスターは倒す。アリブンタとギロン人は、ゾフィーとエースによって
倒されるのであった。
その光景を円盤内で眺めるデンモ星人。「フフフ…これでウルトラ兄弟のデータを収穫
できたぞ」円盤内に怪しい箱型の物体が現れる。この物体は、生物製造装置である。
星人が物体のボタンを押すと、中から驚くべき超人が姿を現した。頭部はウルトラセブン、
両腕両足は初代ウルトラマン。ボディーはウルトラマンエースのそれと同じだ。
胸には、ゾフィーの特徴といえるスターマークがあり、手首には新マンのウルトラブレスレットに酷似したブレスレットが輝く。
585名無しより愛をこめて:04/08/29 17:16 ID:3yHShxy+
つづき

ウルトラ兄弟を合体させたかのような超人は、
デンモ星人によって「ウルトキラー」と命名された。「グオーン…!」
不気味な雄たけびを上げると、ウルトキラーは地球に向かって飛び立った。
そのころZATでは、なぜ一度に5体もの怪獣が現れたのかについて、
原因の究明に追われていた。そして、怪獣たちは円盤から送られてきたということが
分かったのだった。東京に到着したウルトキラーはビル街を破壊しはじめた。
スカイホエールが出動するが、最強のウルトキラーには敵わない。
「タロウーーー!」光太郎はウルトラマンタロウに変身。だが、タロウもウルトキラーに敗れる。
ウルトラの星では、その光景をウルトラ5兄弟が見ていた。初代ウルトラマンは
地球へ行こうするが、ゾフィーがそれを止める。ウルトラ5兄弟はそれぞれ怪獣と戦っ
たばかりのため、ほとんどエネルギーが残っていない。そのため、地球に行っても、
ウルトキラーを倒せないことが分かっているのだ。…どうなる、地球!?
586名無しより愛をこめて:04/08/29 17:24 ID:3yHShxy+

集結! ウルトラ6兄弟
最強超人ウルトキラー 侵略怪人デンモ星人登場
ウルトキラーは、デンモ星人の声を発してこう言った。「タロウは倒した。地球は
デンモ星人のものだ!」そう言い残すと、ウルトキラーは消えてしまった。敗れた
光太郎は落ち込んでしまった。ウルトラ兄弟を合体したかのような超人・ウルトキラー。タロウにとって最強最悪の敵なのだ。
ウルトラの星ではウルトラ5兄弟が光のシャワーを浴びて、エネルギーを回復させ
ようとしていた。
北島隊員は、デンモ星人の円盤の位置を解明した。ただちに、ZATはアンドロメダ
発進の準備を始めた。
だが、東京には再びウルトキラーが出現。今度こそ世界は壊滅してしまうのか…。
ZATが絶望した瞬間、空より5つの光が舞い降りた。光の正体はウルトラ5兄弟だ。エネルギーはまだ完全には回復していなかったが、地球を守るためにやってきたのだ。
ウルトラ5兄弟対ウルトキラーの戦いが開始する。アイスラッガー、スペシウム光線、ウルトラブレスレットなど、ウルトラ兄弟の武器や光線を使ってウルトラマンたちを
苦しめるウルトキラー。ウルトラ5兄弟のカラータイマーはすぐに点滅を始める。
やはり、エネルギーが足りなかったのだ。それでもウルトラ兄弟たちは、地球を守る
ために必死に戦う。ZAT基地では、アンドロメダの発進準備が整った。
アンドロメダ操縦者は、東光太郎に決まった。光太郎を乗せたアンドロメダは、
デンモ星人の円盤を破壊するために宇宙へ飛び立った。
587名無しより愛をこめて:04/08/29 17:26 ID:3yHShxy+
つづき

ウルトラ兄弟とウルトキラーの激闘は続いていた。4人のウルトラマンのカラータイマー、
ウルトラセブンの額のランプの点滅の間隔がだんだんと早くなってくる。
アンドロメダに乗った光太郎は、ついにデンモ星人の円盤を発見。宇宙魚雷でこれを
撃破。「おのれーーーっ…!」デンモ星人の断末魔とともに、円盤は粉砕された。
光太郎を乗せたアンドロメダは、すぐさま地球に向かう。
指令をする主人を失ってしまったウルトキラーは、狂ったかのようにウルトラ5兄弟を
攻撃してくる。ウルトラ兄弟の危機。とくにゾフィーは、今にも力尽きそうだ。
そのとき、ウルトラマンタロウが登場。ウルトラ6兄弟がついに揃った。
ウルトラ6兄弟は一斉に光線を発射。ついに、ウルトキラーを倒すのだった。
タロウを残し、ウルトラ5兄弟はウルトラの星に帰っていく。『地球を頼んだぞ』という
ウルトラサインを残して…。 

588584:04/08/29 17:28 ID:3yHShxy+
エースキラー前後編の拡大版という感じで...
各ヒーローの能力をもっているという設定のウルトキラーは
グランセイザーのボスキートっぽいね(w
589584:04/08/29 17:37 ID:3yHShxy+
あと、長くなってしまってスマソでした
590名無しより愛をこめて:04/08/29 17:37 ID:VG5CRExl
流用映像ですませるとは・・・なんとスタッフ思いのシナリオであることかw
591名無しより愛をこめて:04/08/29 17:58 ID:cOOgi9Gs
どこの馬の骨かわからん宇宙人に能力をあっさりコピーされるなんて!!(´・ω・`)
592名無しより愛をこめて:04/08/29 19:39 ID:Y1W87vIJ
ウルトラキラー、顔だけは凶悪な顔にした方がいいのではと思った
593名無しより愛をこめて:04/08/29 20:55 ID:pMJfEIV3
>>とくにゾフィーは、今にも力尽きそうだ。
ちょっと待てw

ゾフィー兄さんはともかくGJ!
594名無しより愛をこめて:04/08/29 21:57 ID:WJdFW4s4
>>584-587
漏れも、今にも力尽きそうなゾフィーに笑った(w
>>568-570もそうだけど、ウルトラ兄弟の共闘はやっぱり燃える。
ウルトラキラーかと思ったら、ウルトキラーなんだな。

他にウルトラ兄弟を集合させるエピソードを作るなら、どんな話を作れるだろう。
強い敵を出さなくてはいけないし、ストーリーもインパクトがなくてはならない。
なかなか難しいよな〜。
595名無しより愛をこめて:04/08/29 22:04 ID:uqd8Q+DM
このスレで前後編に分かれてる話って、いくつ出てきたろう。
596名無しより愛をこめて:04/08/29 23:14 ID:orXukq/w
チュパチュパサリナチャン
597名無しより愛をこめて:04/08/30 23:42 ID:+YK3xUE9
前後編に分かれた話もいいんだけど、強い怪獣がいっぱい出てくるとか、ウルトラ兄弟集結とかのパターンが多すぎるな。
どうせならもうちょっと斬新なストーリーを期待。
まあ、難しいんだろうけどね・・・。
598名無しより愛をこめて:04/08/31 04:54 ID:wNkHXpbd
『東京湾大ピンチ!ヒトデ怪獣現る!』
東京湾各地で堤防やテトラポットが決壊する事件が多発した。
被害にあった場所はまるで何者かに食い荒らされたような跡だった。
ZATはヘドロの海を好み、コンクリートを食べる怪獣と判断。
早速、爆弾テトラポット作戦を実行した。
案の定、ヒトデ型怪獣が食らいつき、爆破に成功。

しかし、怪獣の破片は一晩のうちに三体のヒトデ怪獣に再生してしまった。
上陸して街を襲う怪獣たち…

そこへ突然、ゾフィが登場!
ゾフィは三匹にリンチされ、退散した。
光太郎はタロウに変身。見事三匹を倒す。
599名無しより愛をこめて:04/08/31 09:12 ID:YgiZlcIi
>>598
ゾフィに何か恨みでも?w

600名無しより愛をこめて:04/08/31 10:01 ID:H/eELrrn
>>597
タロウの前後編は、その2パターンばかりなんですが(w
例外はバードン3部作くらいかな。
あれは夏休み対策だから、本当に例外中の例外だと思う。

斬新なストーリーが思いついたら読ませてください。
…でも、斬新なものにしたら「タロウ」らしくなくなる可能性が高いんだよな。
ここは、「あの」時代の「あの」タロウの雰囲気を大切にするスレだからね。
601名無しより愛をこめて:04/08/31 15:37 ID:1tvS0PBc
>>600
それでも、桜木健一やドリフのゲスト出演とか、時代の空気を活かしつつ
いい感じで驚かせてくれるシナリオが出てくるのがすごいと思った
602名無しより愛をこめて:04/08/31 17:15 ID:0SqncXW1
>>598
ゾフィが登場した意味がわからん。

>>600
別にタロウらしくないタロウに期待してるわけではない。
雰囲気を壊さず、かつ斬新なストーリー。
だから難しいって言ってる訳だ。
603名無しより愛をこめて:04/08/31 18:47 ID:PLYhYfeF
もし次スレがあるならスレタイの由来も書いとくべきやね
604名無しより愛をこめて:04/08/31 22:17 ID:FHE1TpSu
本家タロウは兄弟父母がたくさん出てくるイメージがあるが、
実際の戦闘でタロウが他のウルトラマンと一緒に戦ったのは
実はライブキング戦で母と共闘した時とテンペラー戦の後編で6兄弟で戦った時の
たった二回だけ。あとは殆ど顔みせ出演みたいなのが多い。
当時のスタッフもファミリーを登場させつつも戦いの時はタロウ一人ということに
気を使っていたんだろう。

>>603
だらだら続けるよりこのスレで完結させた方がこのスレをまっとう出来る気がするが。
605名無しより愛をこめて:04/09/01 00:05 ID:QA4l7Yyr
次スレはあっても良いんじゃないかな。
上にも書いてたように「妄想ウルトラシリーズ」にして、
次は「タロウ」に限らず、他のシリーズも積極的に増やしていこうということで。


606名無しより愛をこめて:04/09/01 00:52 ID:MDxgUpRZ
それもありだな。考えてみれば、ウルトラシリーズの中で妄想専用スレが作りやすい作品は少ないんだよな。
タロウ、マン、セブンくらいかな。問題なく作れるのは。
帰マン、エース、レオなんかは途中で主人公の周囲の環境が一変したりするからね。
例えば、帰マンの専用スレ作って、坂田兄弟死後の話の直後で、坂田兄弟生存中の話を書かれると多少興醒めするかも。
(まあ、話の順序的な問題だから妄想スレと割り切っちゃえばいいんだけど)
607名無しより愛をこめて:04/09/01 09:15 ID:dP324eYt
『ひかりをかえせ!』  ミニバキューモンス登場

ある日、突然昼間なのに太陽の光がなく、辺りが真っ暗になってしまった。
ZATが原因を調べると、宇宙に巨大な雲ような物体が在った。
その雲が地球と太陽の間にあり、太陽光線をさえぎっていたのだ。
これに対しZATは早速ミサイル発射の準備にかかる。
ところが発射直前に巨大宇宙人が出現、発射台を破壊してしまった。

再びミサイル発射の準備にかかるZATに先ほどの宇宙人が話し合いを求めてきた。
その宇宙人の星ではエネルギーが不足しており、危機的状況であった。
そのために太陽のエネルギー少しもらいに来ただけだと語った。
雲の強力な重力で光を集め、中の太陽エネルギー吸収装置で光を集めていたのだ。
朝日奈は地球に影響のない場所での採光を要求するが、宇宙人は時間がないと断った。
さらに雲の滞在期間を聞くと1ヶ月と答えてきた。
1ヶ月ものさばらせるわけにはいかない。地球そのものが大変なことになるからだ。
交渉は決裂してしまった。
608名無しより愛をこめて:04/09/01 09:18 ID:dP324eYt
ZATはミサイルを発射できる状態にした時、再び宇宙人が現れた。
光太郎はタロウに変身、宇宙人を退散させた。タロウはZATに発射を待つように合図をおくる。
そしてタロウは太陽の近くまでとび、ギリギリまで太陽エネルギーを吸収すると
雲の中に入って行った。

するとなぜかゾフィー兄さんが中でもがいていた。ゾフィーはタロウに危機を知らせようと
地球に行く途中、雲の重力で吸い込まれてしまったのだ。
ゾフィーはタロウに救われるとそそくさと帰ってしまった。

タロウは先ほど吸収したエネルギーを一気に発散させた。
すると太陽エネルギー吸収装置は満タンになった。
そこへ宇宙人が登場。タロウは宇宙人に他人の迷惑を考えるように促した。
宇宙人は反省して、タロウに礼を言うと雲を連れて去っていった。

地球に再び平和が戻った。
光をおもいっきり浴びる光太郎だった。

そこへ突然、ゾフィーからウルトラサインが届いた。
サインには『脱出不能!助けて!』と書いてあった。
609名無しより愛をこめて:04/09/01 10:09 ID:BfKXSCTz
>>607-608
やられゾフィーが余計。
610名無しより愛をこめて:04/09/01 12:33 ID:ar8AHax1
ゾフィー兄さんのやられっぷりを見たい気持ちは分かるが
このスレではもう新鮮味ない。
611名無しより愛をこめて:04/09/01 14:32 ID:c/62eqc+
>>607-608
チュパチュパサリナチャンの人?

>>598>>600読んだら「タロウでのゾフィ客演のパターン」
の踏襲なのかと思って一応納得したけど、こっちは悪のりしすぎ
仮にパロディとしても中途半端だしスレの主旨とずれてる
612名無しより愛をこめて:04/09/01 20:19 ID:mJn95zfX
>>609-611ゾフィのところは読み飛ばし可
613名無しより愛をこめて:04/09/01 20:58 ID:12xEWYng
>>609 違います。俺が敬愛するゾフィ兄さんやられ文章を書くとでも?!
俺は、セブンやられフェチだ!
614名無しより愛をこめて:04/09/01 23:20 ID:12xEWYng
↑ >>611に対するレスね。失礼。
615名無しより愛をこめて:04/09/02 03:34 ID:8E9TPtAr
悪乗りにもほどがあるな。他のウルトラ兄弟を出すにしてもちゃんと登場する理由が必要なんじゃないか。
それ考えると、>>598と>>607->>608は酷い話だ。
616名無しより愛をこめて:04/09/02 08:21 ID:+0BOAhM6
>>615ゾフィの件は読み飛ばしOKって書いてあんじゃん。>>612
617名無しより愛をこめて:04/09/03 00:40 ID:9o7+6rYb
>>616
読み飛ばすも糞もなぁ・・・。カキコする前に気付けって話。まあ、書き直せばいい話になるとは思うがね。
618名無しより愛をこめて:04/09/06 00:42 ID:APYxoMIe
捕手age
619名無しより愛をこめて:04/09/07 23:34 ID:+iWXsGP6
ゾフィーなんていう通算成績で負け越してる香具師が
なぜ長兄なんだウルトラ兄弟!?
620名無しより愛をこめて:04/09/08 01:53 ID:b6r+9Oy9
>>619
>>607-608の方ですか?
621名無しより愛をこめて:04/09/08 03:43 ID:owxrxr+D
「タロウの弟がやってきた!」 猛毒怪獣ガルゲゴス登場
怪獣ガルゲゴスに苦戦するタロウ。しかし「ヤツの弱点は背中だ」と言う謎
のささやきを受けてスワローキックでガルゲゴスを粉砕する。
そして変身を解いた光太郎に声の主の青年が語りかけてきた。
彼は南宇宙の平和を守るS49星雲の宇宙警備隊の戦士であった。逃亡したガル
ゲゴスを追って地球にやってきたと言う。彼は地球を気に入り、タロウの弟
ジロウ(光次郎)として地球を守ると言い出す。
しかし、作戦遂行中に(タロウに変身するため)いなくなった光太郎の連絡
不備を叱る荒垣や寝坊した光太郎を怒るさおりやそれを笑う健一たちに向け
て、光次郎は不満を爆発させる。
「アニキはウルトラマンタロウなんだぜ?感謝されこそすれ怒られる筋はな
いはずだ」
「感謝されるために戦ってるんじゃないんだ」

その頃、川に流れていたガルゲコスの破片が公害物質を吸収して強化復活し
た。全身が真っ黒になり弱点の背中もカバーされている。弱点がなくなった
今、ガルゲゴスは無敵になった・・・唖然とする光次郎。
そんなガルゲゴスを倒すため、光太郎はウルトラバッジをかざす。
「アニキ!地球はもう終わりだ。ウルトラの国に帰るんだ!地球と運命を共
にすることはない!」
「力ある者が戦うのは当たり前のことなんじゃないか?」
タロウ登場。しかしパワーアップしたガルゲゴスに全く歯が立たない。
だが、光太郎の言葉に自分の甘えを知った光次郎は、「弱点がなければ・・・
作ればいいんだ!」と、ガルゲゴスの背中に向かって宇宙警備隊の印である
ペンダントを投げる。そして槍と化したペンダントはガルゲゴスの背中に刺
さる。タロウはスワローキックを槍に放ち、見事にガルゲゴスの体を貫通さ
せるのだった。
「地球にはアニキがいる。俺は俺の必要としているところへ戻るよ」
光次郎はジロウに変身して、タロウのフリーザー光線で凍らされたガルゲゴ
スを抱えて宇宙に帰っていくのであった。

622名無しより愛をこめて:04/09/08 22:38 ID:059Ox5Q/
>>619 みたいにテレビに映ってるとこしか見ない奴は、
アイドルは、絶対処女だしお笑いタレントは、バカばっかりだと思ってるんだろ。
623名無しより愛をこめて:04/09/08 23:09 ID:DpE09cae
ゾフィー兄さんは普段から忙しいからな。
それにM78星雲からあの早さで登場するんだよ。
エネルギー落ちてて当然。ゾフィーは弱って登場してる話を書かれて当然。
624名無しより愛をこめて:04/09/09 07:33 ID:DVukZjev
>>621
妄想新キャラ登場かと思って、冷や冷やして読んでいたが、単発ストーリーとして終わってくれたんで安堵。
細かいことだけど、タロウのコンセプトにはウルトラ兄弟の活躍ってのもあるから、M78星雲以外からの新ヒーローってのはどうなんだろうか?
625名無しより愛をこめて:04/09/09 18:52 ID:BSMbq4IV
>>623 ウルトラの皆さんは、自力で飛んで来るんですか?
何か乗り物使わないの?
626名無しより愛をこめて:04/09/09 21:05 ID:GdKazzt/
>>625
もともと彼らは光の勇者です。仮面ライダーのようにまどろっこしい
バイクでの移動や車などでの移動はしません。
しいて言えば、赤い球で移動するくらいだとおもいます。

アンドロ超戦士たちの場合は、アンドロ艇というバトルシップがありま
したがアレは脳みそだけ人間の戦艦のようなものです。
627名無しより愛をこめて:04/09/09 22:58 ID:kUCbUxWQ
>>626
だね。
まぁ、おめでたい誕生日は、ソリやサーフボードに乗ったりするけど(w
628名無しより愛をこめて:04/09/10 00:26 ID:MuL6SZhG
>>621はわりとまともじゃないですか?
少なくとも>>598>>607のような悪意は感じられないな
629名無しより愛をこめて:04/09/10 00:55 ID:dTWEiQMI
そうだね。悪意(これが適当な表現かどうかは分からんが)は無いな。
630名無しより愛をこめて:04/09/10 02:39 ID:uwXUMJH9
『バードン大逆襲!タロウ危機一髪!』改造バードン、ブレーン星人登場

 ブレーン星人は打倒タロウのため、火山に沈んだバードンの死体を引き上げて、
メカバードンとして復活させる。

 そんな頃、光太郎は少年がいじめられている現場に出くわす。
 助けようとしたその時、光太郎より一歩早く大柄な子供が少年を助けた。
 いじめられっ子は一郎、大柄な少年は二郎。二人は兄弟なのだが、弟の方が
体も力も強いのだ。
「だめだなあ。兄ちゃんは俺がいなけりゃ何にもできないんだから」
「待て待て、二郎君。お兄さんにそんな言い方はないと思うぞ?」
「いいんです。ボクが弟よりだらしないことは本当だから」
 その時、光太郎の緊急呼び出しが鳴った。遂に東京にバードンが出現したのだ。

 バードンと戦うタロウは再びブレスレットでバードンのくちばしを封じよう
とする。しかし、バードンの体から油のような液が吹き出てブレスレットが滑り
落ちてしまった。ブレスレットを踏みつけ進撃するバードン。光線を弾き返され
た上、体力差で圧倒されるタロウのカラータイマーが無常に点滅する。援護する
ZATの攻撃も有効打にならない。
 虫の息のタロウに向かって吐かれるバードン火炎。
 その火炎の勢いは火の玉のように辺り一面に舞い、タロウの体とともに兄弟が
隠れ家としている小屋にも火をつけた。
「ああ!あの中にはビーダマが!」
「・・・二郎、待っていろ。兄ちゃんが取ってきてやる」
 兄は弟のために火の中に突っ込んでいく。
631名無しより愛をこめて:04/09/10 02:42 ID:uwXUMJH9
(つづき)
 身を焼かれて苦しむタロウに向けてバードンのくちばしが振り下ろされようと
したその時、弟の危機を救うべく空からゾフィが舞い降りてきた。
 ゾフィは太陽を指差してタロウをエネルギー補給に向かわせると、単身
バードンに挑む。
 二度の攻撃は効かないとばかりにゾフィは火炎を水流で打ち消し(ついでに
小屋の火も消す)くちばしも真剣白羽取りの要領で掴んで投げ倒し、バードンを
圧倒する。しかし、バードンの危機に巨大化したブレーン星人の不意の一撃を
食らってしまう。さすがのゾフィも2対1では分が悪い。追い詰められて行くゾフィ。
 ブレーン星人に羽交い締めにされたゾフィをバードンのくちばしが貫こうかとした
その時、太陽からタロウが帰ってきた!
 逆襲に転じたウルトラ兄弟はM87光線とストリウムの合体技で星人とバードンを
葬り去るのであった。
 そして、兄も弟の宝物であるビーダマを取り戻すことができた。

 任務を終えて、再び休暇を楽しむ光太郎。彼の目にビーダマ遊びに興じる
兄弟の姿が見えた。
「だめだなあ。兄ちゃんにはかなわないよ」
「いいか、二郎。ビーダマはこうやって指で照準をつけてだな」
 仲睦まじい兄弟の様子に、光太郎は微笑を漏らすのであった。

 終
632名無しより愛をこめて:04/09/10 22:43:56 ID:PEUJUjJ6
>>630−631

これは、いいハナシや!!!
633名無しより愛をこめて:04/09/10 22:57:37 ID:kdoTPhoM
>>630-631 GJ!!感動しますた。
634名無しより愛をこめて:04/09/10 23:52:51 ID:czFWE9zu
ええ話や!燃えた!!
635名無しより愛をこめて:04/09/11 17:00:28 ID:lAPW/OM/
なんだかんだ言って引き立て役のゾフィ兄さん萌え。
636名無しより愛をこめて:04/09/13 01:15:48 ID:MbH6VKp+
「タロウ」でゾフィー兄さん、グッと親しみやすいキャラになったね。
637名無しより愛をこめて:04/09/13 11:31:00 ID:llvjTjw0
ゾフィー兄さんは、あのセブンNG主題歌で登場してほしいんだが
タロウではもうそういう演出はなくなったかな
638名無しより愛をこめて:04/09/13 15:36:37 ID:eEFdWLpI
>>637
キュラソ星人の?合うかも!
(そういや、当のウルトラホークの合体シーンでは
全然合ってなかったなあ)
639名無しより愛をこめて:04/09/13 15:42:07 ID:eEFdWLpI
アク禁のせいで遅レスになるかど、
>>621好き。ありそうでなかったパターン
脳内的に、非ウルトラ的デザインの
「ヒーローに見えなくもないチープな着ぐるみの宇宙人」
を想像しながら読んでいたので、基本設定が脅かされるような
新キャラではないと思えた
あと、>>630-631
「ゾフィ兄さん弱い」ネタの本スレ(というかタロウ脚本)的に
正しい表現かも(w
640639:04/09/13 15:42:44 ID:eEFdWLpI
かど→けどorz
641名無しより愛をこめて:04/09/15 02:12:24 ID:ESw5Fp85
光太郎のボクシングネタ、本編では充分消化できなかった設定だと思うんで、何か燃える話が作れないだろうか…
642名無しより愛をこめて:04/09/15 03:58:23 ID:cbTyyK4X
>>641
たしかいくつか前に出ていた気もする
ただ、特訓モノにするとレオっぽくなってしまうのが難かも
(でも帰マンの流星キックがあるのでレオの専売というわけでもないか)
643名無しより愛をこめて:04/09/20 08:26:53 ID:vEGN41yK
第10話「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」並のネタを考えるとなると、
けっこう難しいな…
644名無しより愛をこめて:04/09/20 17:40:47 ID:sKdm2iRc
庭のブースカは快獣の仲間だ!
645名無しより愛をこめて:04/09/26 08:27:50 ID:cIyO/twE
新作最近ない・・・・
646名無しより愛をこめて:04/09/28 02:05:18 ID:kxx4kj0W
荒垣副隊長が主役の話もなかったね。私生活の場面とか。
隊長は…まあたまにしかいない所がミステリアスでいいのかもしれんから(笑)
647名無しより愛をこめて:04/10/01 03:35:30 ID:qJxB5RDw
保全しときます
648名無しより愛をこめて:04/10/02 13:31:59 ID:HFKokyCg
ネクサス開始記念保全
649名無しより愛をこめて:04/10/03 09:56:56 ID:mkNn5WKF
iya
650名無しより愛をこめて:04/10/03 13:40:16 ID:dB8Lyrio
たまにはウルトラQdark fantasyモノでも。保守もかねて。

『現在(いま)の自分と…』

芸術大学に通っている青年、「久島壮也」は街を歩いていた。しかし、彼は悩んでいた。
自分が思うように風景画が描けないのだ。自信をなくし、芸術家になる夢をあきらめようとさえしていた。
壮也は、絵画道具をもって街を歩いていた。すると、彼に中年の男性が話しかけてきた。
彼は自分のことを「未来の芸術家」だと名乗る。
「なんど、この人は…。頭がイカれてるのか・・・?」壮也はそう思った。
それと同時に、その中年の男が誰かに似ていることに気づいた。しかし、それが誰かは分からない。
壮也は男性を相手にせず、その場を立ち去ろうとすると、男性はこう言ってきた。
「今すぐ、公園に行きなさい」
壮也は男性の言葉を無視して、その場を去っていく。だが、なぜか男性の言葉が気になる。
壮也の足はいつの間にか公園に向かっていた…。
フリーの若手カメラマン、楠木涼(演:遠藤久美子)は公園で写真を撮っていた。
涼は見覚えのある青年を発見した。その青年は涼の幼なじみである壮也だ。。
壮也は公園の芝生に腰を下ろし、風景画を描いている。
涼は壮也に話しかけた。久々の再会に喜ぶ涼と壮也。
壮也は子どもの頃から芸術家を目指していた。そして、今はその夢を叶えるために芸術大学に通っている。
涼は、壮也が今も夢を追いかけていることを知って嬉しくなった。そして、壮也は自分よりも年下なのに、
夢に向かって一歩一歩すすんでいることに感心した。自分なんて、壮也よりも3つも年上だというのに、
まだまだ夢に近づけそうにない。もっとも、涼の子どもの頃からの夢は「世界一幸せなお嫁さんになる」という、
じつに呆れるものだが…。
651名無しより愛をこめて:04/10/03 13:43:48 ID:dB8Lyrio
壮也は、自分が納得した風景画が描けないことを涼に打ち明ける。そのことを聞いて、涼はこう言う。
「絵」というのは目の前にあるものを描くわけではないと。その絵を描き始めた瞬間と、その絵を描き終わる瞬間では風景が
変わってしまっているのだ。
川は流れ、花びらは風によって散る。雲だって絶えず場所を移動し、木はいつも成長しているのだ。
絵は写真のように、その瞬間の風景を閉じ込めるのではない。目の前の風景に囚われることはない。
自分の感性を使って描くもの。つまり、絵に描かれた世界と、現実の風景は似て非なるものなのだと…。
壮也は涼の言葉を聞いて励まされた。そうだ、現実の風景を忠実に再現することは出来ないんだ。
俺は俺の世界を描けばいいんだ。壮也は改めて絵を描く楽しさに気づいた。
壮也はついに絵を完成させた。
涼は壮也をカメラで写し、別れの挨拶を言う。そして、その場を後にした…。
壮也がふっと辺りを見回すと、さっきの中年の男「未来の芸術家」の姿があった。
壮也は思い出した。あの中年の男が誰に似ているかを。自分だ。頭にも白いものが
混じってはいるが、たしかに自分に似ている。
中年の男は微笑むと、突然消えてしまった。信じられない壮也。
中年の男性は未来の壮也だったのだ。芸術家をあきらめようとしている
現在(いま)の壮也に自信をもたせようと、未来からやってきたのであろう。
未来の壮也が「未来の芸術家」と名乗ったということは、自分は将来、芸術家になれるということだ。
壮也は芸術家になるために頑張ろうと決心するのだった。
652名無しより愛をこめて:04/10/03 13:46:12 ID:dB8Lyrio
スマソ。最初の方、修正し忘れて文章が変になってるけど、気にしないでください
653修正版:04/10/03 13:48:08 ID:dB8Lyrio
『現在(いま)の自分と…』

芸術大学に通っている青年、「久島壮也」。彼は悩んでいた。
自分が思うように風景画が描けないのだ。自信をなくし、芸術家になる夢をあきらめようとさえしていた。
壮也は、絵画道具をもって街を歩いていた。すると、彼に中年の男性が話しかけてきた。
彼は自分のことを「未来の芸術家」だと名乗る。
「なんだ、この人は…。頭がイカれてるのか・・・?」壮也はそう思った。
それと同時に、その中年の男が誰かに似ていることに気づいた。しかし、それが誰かは分からない。
壮也は男性を相手にせず、その場を立ち去ろうとすると、男性はこう言ってきた。
「今すぐ、公園に行きなさい」
壮也は男性の言葉を無視して、その場を去っていく。だが、なぜか男性の言葉が気になる。
壮也の足はいつの間にか公園に向かっていた…。
フリーの若手カメラマン、楠木涼(演:遠藤久美子)は公園で写真を撮っていた。
涼は見覚えのある青年を発見した。その青年は涼の幼なじみである壮也だ。。
壮也は公園の芝生に腰を下ろし、風景画を描いている。
涼は壮也に話しかけた。久々の再会に喜ぶ涼と壮也。
壮也は子どもの頃から芸術家を目指していた。そして、今はその夢を叶えるために芸術大学に通っている。
涼は、壮也が今も夢を追いかけていることを知って嬉しくなった。そして、壮也は自分よりも年下なのに、
夢に向かって一歩一歩すすんでいることに感心した。自分なんて、壮也よりも3つも年上だというのに、
まだまだ夢に近づけそうにない。もっとも、涼の子どもの頃からの夢は「世界一幸せなお嫁さんになる」という、
じつに呆れるものだが…。
654修正版:04/10/03 13:49:05 ID:dB8Lyrio
壮也は、自分が納得した風景画が描けないことを涼に打ち明ける。そのことを聞いて、涼はこう言う。
「絵」というのは目の前にあるものを描くわけではないと。その絵を描き始めた瞬間と、その絵を描き終わる瞬間では風景が
変わってしまっているのだ。
川は流れ、花びらは風によって散る。雲だって絶えず場所を移動し、木はいつも成長しているのだ。
絵は写真のように、その瞬間の風景を閉じ込めるのではない。目の前の風景に囚われることはない。
自分の感性を使って描くもの。つまり、絵に描かれた世界と、現実の風景は似て非なるものなのだと…。
壮也は涼の言葉を聞いて励まされた。そうだ、現実の風景を忠実に再現することは出来ないんだ。
俺は俺の世界を描けばいいんだ。壮也は改めて絵を描く楽しさに気づいた。
壮也はついに絵を完成させた。
涼は壮也をカメラで写し、別れの挨拶を言う。そして、その場を後にした…。
壮也がふっと辺りを見回すと、さっきの中年の男「未来の芸術家」の姿があった。
壮也は思い出した。あの中年の男が誰に似ているかを。自分だ。頭にも白いものが
混じってはいるが、たしかに自分に似ている。
中年の男は微笑むと、突然消えてしまった。信じられない壮也。
中年の男性は未来の壮也だったのだ。芸術家をあきらめようとしている現在(いま)の壮也に自信をもたせようと、
未来からやってきたのであろう。未来の壮也が「未来の芸術家」と名乗ったということは、
自分は将来、芸術家になれるということだ。壮也は芸術家になるために頑張ろうと決心するのだった。
655名無しより愛をこめて:04/10/03 13:51:02 ID:EIYZ5rSK
>>637
テンペラーの回、ゾフィーが墜落するスカイホエールをキャッチした場面は
あの曲だった。バードンの時などは残念ながら違った。
656名無しより愛をこめて:04/10/03 23:08:56 ID:u6LvEMT6
>>653
怪獣出さずによく一本書けるな。
Dark fantasyっぽくてなかなか良いぞ
657651:04/10/04 07:42:34 ID:lY9taa1M
ファミリー劇場のアニメ企画大賞に募集してみることにしました(w
658名無しより愛をこめて:04/10/04 18:06:36 ID:RuTecmi0
>>650-654
DFでやったらそれこそ単なるショートショートじゃないか?
と最初思って読み始めたけど、たしかに全体のユルめの雰囲気と
ギリギリでSFさせようとするあたりがDFっぽいと思いました
659名無しより愛をこめて:04/10/05 01:14:27 ID:n9bfQPnU
とりあえずこのスレのファンとしては
このスレを完結させるエピが書けるつわものの登場がほしいところ。
タロウが旨いこと完結したら枠をひろげますか?
660名無しより愛をこめて:04/10/05 04:36:57 ID:Bp2tdD4t
>>659
続きものではなく単発の競作なので完結=打ち止めではないと思う
タロウ以外でも、なんというかスレのスピリットと合っていれば
現段階でも受け入れられてきた筈(逆にタロウだからいいというのでもない)

・・・といっても、何か「最後のしめ」みたいなものが来るのはそれとして期待
(正規の「最終回」はすでにあるので、それとの絡め方が腕の見せ所?)
661名無しより愛をこめて:04/10/07 10:05:25 ID:KU6+FT40
保全
662名無しより愛をこめて:04/10/07 15:52:20 ID:MmozT2Pe
『母の愛は恐怖の怨念!』
ある山中の国道でトラックばかりが謎の爆発を起こす事件が頻発した。
ZATが調査に乗りだし、怪獣がトラックを襲っている事が判明した。
一方、東は近くの村で、村人からある母親が自殺した頃から怪獣が現れたと聞く。
その母親は子供をトラックのひき逃げで殺されていた。怪獣の現れる所も子供が死んだ場所だった。
東は子供を失った母親の怨念が怪獣にのりうったのではと思った。
再びトラックを襲う怪獣。東はタロウになって戦うが深手を負う。
663名無しより愛をこめて:04/10/07 15:57:31 ID:MmozT2Pe
そこへウルトラの母が現れタロウの怪我を治した。
そして母は怪獣を見つめた。何かを感じた怪獣はおとなしくなった。
そして母は怪獣から出てきた魂のような光を手にして帰っていった。
タロウは大人しくなった怪獣を地下に返してやった。


当時よくあった交通事故ネタです。
664名無しより愛をこめて:04/10/07 19:40:42 ID:m53iW4/Q
うーむ。交通事故ネタはウルトラでは最もポピュラーな話だからなあ。
ヒドラ(初代)とかシュガロン(帰マン)とかあるしタロウにもエレジアの回がある。
もう一捻り欲しい、かな。
665名無しより愛をこめて:04/10/08 05:07:02 ID:AWfsmOeJ
『遠くて近い父と母』 頭突き怪獣ヘッドガーン登場

 活火山である三鷹山の麓で、黒い大岩が不気味な鼓動を始めていた。

 荒垣副隊長は毎月第2日曜日だけ休みを取る。
 この日は別居中の妻の元にいる一人息子のハルオと会える日なのだ。
 だが三鷹山の異変に荒垣は休暇の返上を申し出る。
 しかし、事情を知る光太郎を初めとするZATの隊員は
「監視だけならぼくたちで十分です」と、荒垣を休暇に送り出す。

 遊園地で遊ぶ荒垣とハルオ。
 昼食を摂りながらハルオは素朴な疑問を荒垣にぶつける。
「なんで、お父さんは家に帰ってこないの?」
「お父さんは、ハルオとそしてみんなの平和を守る仕事をしているんだよ」
「でもぼくはいやだ。毎日、お父さんとお母さんと一緒に晩ご飯を食べたい」
 息子の訴えに荒垣は声を詰まらせる。

 その頃、三鷹山の噴火とともに黒い大岩が正体を現した。
 大岩の部分は怪獣の頭だったのである。

 怪獣出現の通報にZATはスクランブルする。
「荒垣副隊長に連絡しますか?」
 朝比奈隊長への森山隊員の問いを光太郎は押しとどめる。
 しかし、朝比奈は荒垣への連絡を指示する。
「あー、私も彼には怒られたくないからねえ」

 怪獣とZATの交戦が始まった。
 しかし、火山の噴火にも耐えた怪獣に一切の火器は通用しない。

 その頃、遅れて荒垣がZAT本部に到着した。
「あー副隊長。熱いお茶を飲むにはどうしたらいいと思う?」
「それは・・・・・・・・・了解です!荒垣出動します!」
666名無しより愛をこめて:04/10/08 05:08:15 ID:AWfsmOeJ
(つづき)
 怪獣はするすると首を伸ばしてその石頭で光太郎のスーパースワローを撃墜する。
 光太郎はタロウに変身して怪獣に挑むが、ブレスレットランサーは怪獣の石頭の
に叩き折られ、強固なボディーはタロウの光線をものともせず、逆に変幻自在の
頭突き攻撃にタロウは追い詰められる。
 意識朦朧のタロウ。その脳裏には遠いウルトラの国の父と母の姿が浮かぶ。

 やがて荒垣のスカイホエールが到着。
「お茶冷まし作戦開始!」
 冷凍弾で辺りを凍らせたホエールの下部から巨大な団扇が出現して怪獣を扇ぐ。
 苦しみだした怪獣はたまらず首を伸ばしてホエールを撃墜にかかる。
 意識を取り戻したタロウはその伸びた首を狙ってタロウカッターを炸裂させる。
 首を切断された怪獣は遂に倒れた。

 作戦終わってZATの本部。朝比奈が荒垣にお茶を煎れていた。
「・・・すまなかったな休暇のところを」
「いえ、私にスクランブルをかけてくれなかったら、一生隊長を
恨んでいましたよ」
「ZATというものはアレだな・・・まあ、因果な商売だよ」
「いえ、私はZAT隊員であることを誇りに思います。妻が息子を守り、
私は戦うことで妻と息子を守っています。そして、そんな私は妻と息子が
いるから生還を期して戦いに出向けるのです」
「まあ飲め。オマエさんの長い話にちょうどいい飲み頃になったぞ」
 二人の会話を聞いていた光太郎は、さおりと健太郎、そしてウルトラの父と
母の姿を思い浮かべるのであった。

667666:04/10/08 05:15:28 ID:AWfsmOeJ
健太郎→健一です。すみません。。。
668名無しより愛をこめて:04/10/08 06:11:12 ID:FTgcEtGh
ホロリときました。うう( つД`)
669名無しより愛をこめて:04/10/09 03:01:57 ID:m8eQXBjG
さすがやな…(つ_;)
リクエストに応えてもろうて、サンクス!!
670名無しより愛をこめて:04/10/11 23:35:14 ID:suAkVvYE
名古屋章(隊長)と東野英心(副隊長)のやり取りが、実に味わい深い…。
671名無しより愛をこめて:04/10/11 23:54:39 ID:ZmOxzb6n
しかももう絶対に叶わぬ夢だし・・・( つД`)
672名無しより愛をこめて:04/10/13 16:33:43 ID:CHGnMiOa
良スレ保守
673名無しより愛をこめて:04/10/15 01:01:26 ID:qVi94LrR
『完成!ウルトラダイナマイト』 氷結怪獣スケートン登場
 
ある日、東京湾に不気味な氷山が流れ着いた・・・
「北極から誰かが運んできた物では?」というZATの前に氷山の一部を既に調べていた男が現れた
「それは違うな、調べて分かったんだが、こいつは1億年前の氷だ」という地質考古学者を名乗る男。
「じゃあ氷は南極から赤道を渡っても溶けなかったってのか?」いぶかしがるZAT。
「南極から来たとは言ってない、こいつは日本の近くの地底で凍っていた物だ」
その地質考古学者は、昔、地底人によって退治されたという氷結怪獣にまつわる伝説の話をした
にわかには信じられないZAT・・・しかし、その話に興味を持つ光太郎。
「そう・・・前にセブン兄さんから、地底に住むという一族の話を聞いた事がある」
氷山はその怪獣の物かもしれないので、すぐに宇宙に捨てた方が良いという考古学者に対し
ZATは厳重に警備をしつつ、氷山の秘密を調べるという方針を取ることにした。
674名無しより愛をこめて:04/10/15 01:04:08 ID:qVi94LrR
しかし翌日、思いもよらぬ出来事が起こった。
氷山を中心に東京湾が凍り始めたのだ・・・ここが凍ってしまうと輸送船などの往来が出来ない
ZATは氷を溶かすために氷山にお湯を注ぎ始めた・・・だが、溶けた氷の中から怪獣スケートンが現れた!
地質考古学者の語った伝説は本当だったのだ!
スケートンは東京湾に出来た巨大なスケートリンクでスケートを始めた・・・
攻撃を開始するZAT、しかし怪獣の華麗なスケートさばきにミサイルもレーザーも当たらない
そればかりか、スケートンは体に付いた氷柱をミサイル代わりにZATに攻撃してきた
スカイホエールが被弾、みるみる高度を下げて地面に向かうホエール
と、落ちるホエールを見事にキャッチする腕が! ウルトラマンタロウだ!
タロウはホエールを助けると、すぐに怪獣に突進、しかし怪獣はこれをひらりとかわした。
・・・タロウのあらゆる攻撃が怪獣の機敏な動きを前に無惨に宙を切るばかり、焦るタロウ
「ウォォォ・・・ストリウム・・・光線!」しかし、自慢の光線もスケート怪獣に命中する事は無かった
スピードを上げ、タロウに向かって突進するスケートン、ついにタロウはスケートンのタックルの洗礼を受けてしまう
タロウは倒れた勢いで東京湾のスケートリンクをツルツルと滑り、港の倉庫街に突っ込んで姿を消した・・・
 
「僕はあの怪獣に負けた・・・完敗だ・・・」腕の痛みを押さえ、夕日を睨む光太郎・・・
と、そこにあの地質考古学者が、ボールを壁に打ち付けキャッチボールをしていた
「素早く動いている相手を飛び道具でねらい打ったんじゃ・・・」
手元の石をボールに投げる地質学者、しかしボールは石をかわして地質学者の手に戻ってきた
「ラチがあかないな・・・」「じゃあ、一体どうすれば良いんだ!?」
「動いている相手の動きを追うんだ、追いかけて掴む・・・」
手に取ったボールに握力を掛けていく地質学者、ボールは彼の手の中で粉々に砕けた
「掴んだら、全エネルギーを相手に叩き込む」「しかし、組み合った状態からじゃストリウム光線は使えない」
「そのエネルギーを自らの体の中で爆発させるんだ・・・ウルトラ一族なら出来ない芸当じゃない」
「あなたは・・・」「昔、君の兄さんに助けられた恩があってね・・・」
675名無しより愛をこめて:04/10/15 01:05:35 ID:qVi94LrR
翌日、ZATはスケートンを氷のない地上に追いやる作戦を組んだ。
怪獣は氷に目がない、そこでスーパースワローに氷砂糖を取り付けてスケートンを地上に誘い込めば、
スケートンも自慢のスケートが出来なくなると踏んでの作戦だ。
作戦開始の号令を合図に、スワローがスケートリンクの上に寝そべるスケートンの前に氷砂糖をぶら下げる
見事にスケートンはスワローの氷砂糖を追いかけ始めた・・・このまま地上に誘い込んで・・・
と、思ったのもつかの間、スケートンは地面の上をスイスイ滑っているではないか
そう、スケートンは体が氷のように凍っている、氷がテーブルの上をツルツル滑るように、スケートンも滑ることが出来るのだ
ぐんぐんとスワローに近づくスケートン、このままではスワローが危ない!
そこにタロウが登場、怪獣の不意を付く強力な跳び蹴りがスケートンに炸裂する。
しかし反撃をするスケートン、強力なタックルを次々とタロウに見舞う、タロウのピンチ!
それを無言で見つめていた考古学者、ふと無言で懐から何かを取り出した・・・ファイヤースティックだ・・・!
676名無しより愛をこめて:04/10/15 01:11:01 ID:qVi94LrR
タロウに容赦のない攻撃を与えるスケートン、と、その時、両者の立つ地面の間に亀裂が走り、真っ二つに地面が割れた
轟音をとどろかせて真っ赤に燃えた地割れの中からファイヤーマンが飛び出した!!
そう、ファイヤーマンは物体Xと共に宇宙に消えたと思われていたが、密かにウルトラセブンに助けられていたのだ。
身をたじろがせる怪獣に向かってバク転をし、一気に敵との距離を詰めてチョップを見舞うファイヤーマン
更にひるんだスケートンを地面に叩き付けた。
が、怒ったスケートンは寝ころんだ状態で体をツルツルと回転させると、一気にファイヤーマンの足下目掛けて滑ってきた
豪快に転ぶファイヤーマンにトドメとばかりに氷柱弾をお見舞いするスケートン、
しかし、氷柱弾は空中で粉みじんとなった、タロウのハンド光線が氷柱を砕いたのだ
スケートンはタロウに目を向けるや、いきなり突進してきた、タロウもひるまずタックルで応戦
両者の体が火花を散らし、両方の体は轟音を上げて吹っ飛び、地響きを上げて地面に倒れ込んだ
しかし、スタミナに充実した怪獣はタロウより早く起きあがると、タロウめがけて再び地面を滑り出した
その前に立ちはだかるファイヤーマン、怪獣は益々スピードを上げて、両者激しく激突・・・
する寸前にファイヤーマンは風を切って怪獣の頭上を一回転、頭の上を行くファイヤーマンを思わず目で追った怪獣は
そのまま後ろに豪快に転んで、タロウの目の前まで滑ってしまう。
タロウは怪獣を捕まえ組みかかった、その脳裏にファイヤーマンの大技、ファイヤーダッシュがよぎる
「ウルトラ・・・ダイナマイトォォォ・・・」
タロウの体から物凄い闘気が燃え上がる、そして・・・閃光と共に激しい爆音が上がった
これがファイヤーマンから貰った新しい大技、ウルトラダイナマイトだった。
 
翌日、いつも通りの姿を取り戻した港に光太郎と岬の姿があった・・・
「じゃあ、君の兄さんによろしく伝えておいて欲しい」「ええ、岬さんもお元気で」
こうして偶然に出会った二人の男は、またそれぞれの道を歩むために別々の帰路につくのだった。
 
677名無しより愛をこめて:04/10/15 06:12:39 ID:Ck/QpPEf
>>673
久々の長編乙!
シビアそうな展開でスケート怪獣というあたりがタロウらしくていい
・・と思ってたらさらにアレですか!
10周年記念作品つながりでアリかもしれない反面、テレビ局の垣根
があったりでやや微妙な気もしますが、自分は燃えました。
(弱いところがまたよい(w )
678名無しより愛をこめて:04/10/16 19:34:17 ID:u2T6431d
スレタイ読んだとき「タロウのシナリオをけなすスレか?」と思っていたのだが
感動する話ばかりで感涙。

自分も機会があったら書いてみたいと思う。
679名無しより愛をこめて:04/10/16 21:07:07 ID:0F8KLaLM
どうでもいいけどファイヤーダッシュって、ウルトラダイナマイトと同じ技なの?
680名無しより愛をこめて:04/10/17 01:27:17 ID:2qve6CVu
『激闘!怪獣大工場』異次元怪獣ジクウン 古代怪獣ゴモラ えりまき恐竜ジラース 透明怪獣ゴルバゴス登場
 
今日、ZAT基地はいつもと違って物静かだった。
ここの所、地球での事件が無い為、北島、上野両隊員は宇宙ステーションへ
荒垣副隊長は怪我のためお休み、南原は東をさそってバイクでツーリングに出かけていた。
「じゃあ、後のことは頼んだよ森山隊員」「はい、隊長」
「しかし、南原も気の利かない奴だな、森山君、東と二人きりになれたかもしれないのに・・・」
「何ですか?隊長」「いいや・・・ゲホン、ゴホン、何でもない・・・」
 
さて、バイクで山道を走る光太郎と南原だったが・・・
「おかしいな、さっきまで晴れてたのに、急にあたりが暗くなったぞ」「ひ、東・・・あれ」
なんと日の光をさえぎっていたのは古代怪獣ゴモラだった
「か、怪獣だ・・・逃げろー!!」「ち、ちょっと南原さん、逃げてどうするんですか」
「そ、そうだ、俺達は栄えあるZATの隊員なんだ・・・攻撃ぃー!」
「でも僕達ZATガンも何も持ってませんね」「それを先に言ってよ!」
バイクにまたがりゴモラから逃げる二人、しかし逃げていくうちに二人は妙な場所にたどり着いた
天空に水を打ち付ける逆さの滝、木から離れ、かといって地面に落ちる事もなく踊り続ける木の葉
赤、青、黄、ではなく、虹色のカラフルな光を放つ信号機、それに負けじと、いろんな色の煙を出す焚き火
「こ、これは一体・・・」「なぁ東、俺達遊園地にでも迷い込んだのか?」
「最近の遊園地は物理法則も無視するようになったんですかね?」「バカ、そんな遊園地があるか!」
「だって、遊園地って言ったのは南原さんじゃないですか・・・」
と、そこに一人の少女が現れた
681名無しより愛をこめて:04/10/17 01:28:43 ID:2qve6CVu
「おじさん達、道に迷ったの?」「君、ここに住んでいる子?」
「こんな奇っ怪な所に住んでいるとなると、さては宇宙人!はたまた異次元人!?」
そう言われた少女は明るく笑った
「あなた達だって、相当奇っ怪な格好してるわ」「うっ、これは栄えあるZATの制服だぞぉ!」
「ZAT?」「悪い怪獣や宇宙人と戦う勇気ある集団の事さ、君、ZATを知らないの?」
「うん、私が知っているのは・・・たしかマットとかタックとか言ったかなぁ・・・?」
「君、何時の時代の人なの?」「さぁ・・・あなた達が生まれる前かも」「なんじゃそら?」
しかし、二人は彼女の言う事を何となく理解出来た、
ここには時間が無いのだ、今が何時なのか、どれくらい時が過ぎたのか、それがさっぱり分からなかった
「でも、ここも住み慣れれば良いところだよ、私が案内してあげる、私いずみっていうの、よろしくね」
682名無しより愛をこめて:04/10/17 01:30:58 ID:2qve6CVu
彼女に連れられて二人は不思議な空間を歩いて回った・・・
「まるで竜宮城にでも来たみたいだ・・・」「おいおい、俺達は亀じゃなくバイクでここに来たんだぜ」
「南原さん、子供にいじめられてるバイクを助けた事ありません?」「・・・壊れたバイクの部品を拾った事ならあるけど」
「じゃあ、あの子はどうやってここに来たんだろう・・・ねぇ、いずみちゃん?」「何?光太郎さん」
「君、どうしてここに来たの? 君の住んでいた時代には帰れないの?」
「帰れないんじゃなく・・・帰らないの・・・」
いずみの表情が曇る
「私ね、好きな人がいたんだけど・・・その人が結婚しちゃったの、昔、私と結婚してくれるって言ったのに
 先に大人になっちゃうなんてずるいよね、それが寂しくって悔しくって、家を飛び出して・・・ここに逃げてきたの
 それに、ここなら時間が経たないから好きな人への気持ちを忘れたり、無くしたりしないものね」
「でも、時間が経つ事が無いと、相手に対する愛情が大きく膨らんだり、もっと相手を好きになる事も出来ないんじゃ無いかな?」
「なるほどぉ〜、愛は時間という川に揉まれ、砕け、そして磨かれるって訳か、良い事言うなぁ〜東ぃ〜」
「そんな事言って、じゃあ光太郎さんには好きな人いるの? 私みたいに好きな人が他の人の所に行っちゃった事ある?」
「僕はみんなの事が好きだよ、好きな人が誰かと結婚したら、僕はその結婚した相手の人も好きになるな」
「どうして?」「だって、僕の好きな人が選んだ人だろ、きっと良い人に違いないよ」
「ふーん・・・」
光太郎の顔をのぞき込むいずみ、そこには嘘など微塵もないと書かれた爽やかな笑顔があった
「それじゃあ私の事も好き?」「ははっ、勿論、いずみちゃんの事も好きだよ」
「ねぇねぇ、俺には聞かないの?」「聞かない、あなたのそのヘラヘラした口元には「幸せ絶頂の既婚者です」って書いてあるもの」
「お、俺、そんなにヘラヘラなんてしてないぞ」図星だった南原は自分顔を手で触って言った。
683名無しより愛をこめて:04/10/17 01:32:22 ID:2qve6CVu
「ねぇ、光太郎さん一緒に写真撮ろうよ♪ 良い物があるんだ」
と、いずみはカバンの中からカメラを取りだした
「これね、撮ったらすぐに写真が出てくるカメラなんだよ」「これは・・・」
ハッとする光太郎と南原
「南原さん、このカメラは来月発売の新モデルですよ、どうやらここは色んな時代の物が流れ来てるみたいですね」
「ああ、とするとさっきの古代怪獣ゴモラも昔ウルトラマンに倒される前の奴がここにつれて来られたのかもしれないな」
「何喋ってるのかしら?二人とも・・・まぁいいか、じゃあ南原さん、私と光太郎さんがそこに並ぶから撮ってね」
「はいはい、おやすい御用で」
パチリ、ジィーコ・・・
「どうです?上手く撮れて・・・」「やばい・・・」
写真を見て青ざめる光太郎と南原、写真に写った二人の間に不穏な影が・・・
後ろを振り返ると、そこには透明怪獣ゴルバコスが吼えていた!
「ぎゃー!撤退ー!」「いずみちゃん、後ろに乗るんだ!」
バイクを飛ばしてゴルバコスから逃げる三人、それを追うゴルバコス
「そうだわ、ねぇ、ここの湖の近くを走ってよ、良い考えがあるわ」「よ、よしっわかった」
湖畔を疾走する光太郎のバイク、それを猛然と追うゴルバコス、と、その騒音に眠りを妨げられた者がいた
「あっ、湖からも怪獣が・・・あれはえりまき怪獣ジラースだ!」
しぶきを上げて湖から姿を現せたジラースは陸に向かって光線を放った
光線は二人の頭をかすめたが、三人は無事、むしろとばっちりを食ったのはゴルバコスだった
「ギャオー」光線を喰らって胸から煙を上げるゴルバコスはジラースを睨んだ
ジラースも自慢の襟巻きで相手を威嚇する・・・そして、両者は駆け出すと激しく体をぶつけ合った
「やった、作戦成功♪」「ありがとう、お陰で僕ら、助かったよ」
しかし、彼らの目の前に新たな怪獣が現れた・・・何枚もの羽を持ったクラゲのような姿をしている
この怪獣こそ、この異次元の支配者、異次元怪獣ジクウンである。
684名無しより愛をこめて:04/10/17 01:35:00 ID:2qve6CVu
ジクウンは古代怪獣ゴモラを召喚して二匹の怪獣にさしむけた、
ゴモラの太い尻尾がジラースに炸裂、失神したジラースの尻尾を掴むと、
豪快にジラースの巨体を振り回し始めた、空を切ってブンブンと振り回されるジラース
そして、ゴモラはジラースを唖然と見つめるゴルバコス目掛けて投げつけた
爆音を上げてぶつかり合う二匹は湖に倒れ込んだ、ザッバーン! 巨大な水しぶきは、さながら津波のようだった。
湖から顔を出すゴルバコスはゴモラを狙って吹いた火炎弾はゴモラの足下で炸裂した。
ここでゴモラは反撃に出た、なんと手から無数のミサイルを放ったのだ!
ゴモラのミサイルが何発もゴルバコスの頭で爆音を上げ、さしものゴルバコスも頭から粉々に砕け散ってしまった。
「お〜い、東ぃ〜!」「南原さん」「今の見たか、ゴモラがミサイルを撃ったぞ」
「ええ、きっとここはあのクラゲのオバケが作り出した、怪獣の生態を改造する為の工場だったんですよ」
「とすると、やっこさん、近いうちに東京に攻めてくるかもしれないな・・・」
「だとしたら、絶対に許せませんよ・・・ようし」
光太郎は登山用のナイフを取り出すと、バイクにまたがった
「光太郎さん、何をする気なの!?」「僕はこのナイフであの怪獣を倒すんだ!」
「そんなの無茶よ!」「でも今、奴等と戦えるのは僕だけなんだ、行かせてくれ!」
「死んじゃうわ、光太郎さん!」
「僕が死んだら・・・君はこの異次元を脱出して君の住んでいた元の時代に帰るんだ
 ・・・君が大人になる頃ZATが生まれているだろう、そこに入って僕のかたきを取ってくれ!」
いずみの制止を振り切って単身、バイクでゴモラに挑む光太郎、その後ろ姿に向かって、いずみは叫んだ。
「光太郎さーん!私も光太郎さんの事、好きよ! 大好きよ! だから死なないで!!」
バイクは一直線にゴモラに向かう!
685名無しより愛をこめて:04/10/17 01:36:21 ID:2qve6CVu
「うぉぉぉ!」
ナイフを振りかざし光太郎はゴモラの足を切りつけた「ピシャオオッ!」ゴモラの目が光太郎を睨む、
光太郎はバイクを反転させると、もう一度ゴモラ目掛けて突っ走った、ゴモラも光太郎目掛けて迫り来る。
「シュバアア」風を捲いて光太郎のバイクがジャンプするとゴモラの胸を目掛けて突っ込んだ、
そしてゴモラの胸に必死にしがみつくとナイフでその胸板を切りつけるとゴモラのトゲトゲした胸の表面が削れていく
だが、ゴモラは胸の光太郎をむんずと掴むと地面に叩き付けた!
「うわぁぁ!!」
地面に激突した光太郎はすぐに立ち上がろうとするも、腕に激しい痛みが走って身動きが取れない
光太郎にトドメを刺すべく歩を進めるゴモラ、と、そこに南原が。
「おぉ〜い、こっちだこっちだぁ〜」
ゴモラの注意をそらす為にゴモラの前で走る南原、ゴモラは怒って南原を追い始めた。
バイクで走る南原をムキになって追うゴモラ、と、ゴモラは何かにつまづいて転んだ、
さっきゴモラがバラバラにしたゴルバコスの破片だ。
「やぁ〜い、ざまぁみろ」
と、得意になる南原を空に浮かんだジクウンが襲った! 南原に迫るジクウンのビーム、南原が危ない!
686名無しより愛をこめて:04/10/17 01:37:37 ID:2qve6CVu
「タローーーウ!!」南原のピンチにバッチをかざした光太郎は光に包まれ、ウルトラマンタロウに変身した。
「シピピンッ!」タロウは空中で一回転、キックを放つ物の、ジクウン体からすり抜けてしまった
タロウは地面に着地すると立ち上がるゴモラに対してファイティングポーズを取る
ゴモラは体を急に反転させると、その強靱な尻尾でタロウを襲った、尻尾が首筋にクリーンヒットして
森に叩き付けられたタロウ、その背中で木々がバキバキと音を立てる・・・
ゴモラは両手を前に突き出すと、タロウ目掛けてミサイルを放った! 周りの木々をなぎ倒しつつ転がって避けるタロウ、
なんとか体制を立て直すとキングブレスレットに手をやった、みるみるブレスレットは盾に変わってミサイルを跳ね返す
そしてタロウは盾を槍に変えると、ゴモラ目掛けて投げつけた、ゴモラの胸に火花が散る。
一気にゴモラに駆け寄るタロウ、ゴモラに黄金のローキック、続いて自慢のハイキックを次々浴びせる!
ゴモラはその片膝を地面に付けた、チャンス! とばかりに光線を放つタロウ
が、それを見ていたジクウンがタロウの光線を吸収! さらにタロウに迫ってきた!
タロウはジクウンを振り払おうとするが、ジクウンの体は水のように斬っても斬っても切れなかった
更にジクウンはタロウの体に吸い付くとタロウの体に電流を流し始めた!
「ズドン!ズドオォォン」タロウの体を火花が走る、
687名無しより愛をこめて:04/10/17 01:39:06 ID:2qve6CVu
そこへ更にゴモラが三日月の様な角から怪光線を発射、タロウの体に青い閃光が走った
体力を奪われ四つんばいになるタロウ、ついに胸のカラータイマーが点滅を始める・・・
その時、空が割れた・・・異次元を割って朝比奈隊長の乗るコンドルと森山隊員のスワローが駆けつけたのだ!
異次元空間は一気に消え去ると同時にジクウンの実態が現れた、コンドルがジクウンに向かってレーザーを発射
ジクウンの体は空中で燃え上がると爆発して果てた! タロウとZATの反撃開始だ!
タロウはすっくと立ち上がって、ゴモラに向かいファイティングポーズを取った
ゴモラは自慢の角を振りかざしてタロウに突進、タロウはそれをガッチリと受け止める、
がっぷり組み合って力比べをするタロウとゴモラ、しかしゴモラはゆっくりとタロウを押し始めた
「ズズズ・・・」タロウは足を踏ん張る・・・が、ついにゴモラは角を突き上げてタロウの体を吹っ飛ばした
土煙をもうもうと上げて地面に倒れるタロウ、そこにゴモラが突進してきた
だが、タロウは体を回転させるようにしてゴモラの胴を蹴り上げた。
タロウはそのまま立ち上がり、ゴモラに向かってお返しとばかりに角を突き出し、突進
その角はついにゴモラの胸に風穴を開けた! よろめくゴモラにトドメの一撃!
「ストリウム・・・光線!」
虹色に輝く光線を浴びたゴモラは爆発・・・ここに時空を越えた異次元決闘の幕が下りた。
688名無しより愛をこめて:04/10/17 01:40:12 ID:2qve6CVu
南原と東はそれぞれのZAT機に乗せられて異次元を後にした・・・
「ところで隊長」「どうした南原?」
「どうして俺達があの場所にいるって分かったんです?」
「それがね・・・森山隊員が私の所に来て、どうしてもあそこに行きたいっ言い出したんだ
 何だろうね、あれが女のカンって奴なのかな?」
 
森山隊員が操縦するスワローに乗った光太郎
「結局、あの子にお別れも出来ないでしまった・・・元の時代に帰る事が出来たかな?」
「うふふ・・・」「どうしたんです、森山隊員?」「なんでもありません」
 
689名無しより愛をこめて:04/10/17 02:08:15 ID:2qve6CVu
光太郎が初期のキャラで南原が終盤のキャラ設定になってしまった・・・(^^;
ちなみに、最初はこんな話を考えてました、次回予告風にどうぞ。
 
チャッチャラー、チャッチャラー、チャッチャラーーーー
ある日、東京に突如として現れた謎の集団、幻兵団、彼らはかつて海から来た一族に滅ぼされた本物の日本民族を名乗った
その集団を追う謎の男は、ZATとタロウを襲う「鋼鉄の同士」をムチでなぎ払う強者だった
果たして幻兵団とは何者か? 謎の男の正体は?
ピンチに陥ったタロウの前に立ちこめる霧の中には何があるのか?
さぁ、来週もみんなで見よう。
690名無しより愛をこめて:04/10/17 04:06:15 ID:NLLm9eDZ
>>680-688
面白い!・・けど、ちょっと長い。戦闘シーンはもうちょっと
短くてもいいと思います。

「マットとかタックとか」の話は最初「ウルトラシリーズ各々を
パラレルワールドと解釈する」という設定変更かと思ったけど
単なる「過去」だったんですね。ただ、年齢やゴモラ、ジラース
という顔ぶれを考えると「それって、科学特捜隊じゃないの?」
というような返事の方がわかりやすかったかも。
でも、乙姫ネタはアリですね
691名無しより愛をこめて:04/10/17 09:57:28 ID:arQq93pC
>>680-688
GJ!
ちょっと長いという意見もあるけど、読み応えがあって良かった。
673-676
もそうだけど、クロスオーバーネタがイイネ!

692名無しより愛をこめて:04/10/17 10:30:52 ID:eIC1Ke3I
いいねぇ…
東京湾スケート場も、時空を越えた桃源郷も、それだけで想像力を刺激する…SFだよね。ワクワクして続きを読んぢまうよ。
森山くんが鍵を握ってるのは分かってた割に、アッサリした登場シーンしか無いのは物足りないけど、タロウ世界がよく表現されてたと思います。
693名無しより愛をこめて:04/10/17 20:29:01 ID:1JLxoQCt
いやー、楽しんで貰えて光栄です。
このスレや今や伝説となっているオリジナルSSスレ「怪奇ファイト」を見て、
こんな風に自分でも書いてみたSSを、色んな人に楽しんで貰えたのは実に嬉しい事です。
今後もこのスレで名作が生まれ続けると良いですね。
 
(一応、知らない人のために、怪奇ファイトのスレの場所を書いておきます)
http://tv3.2ch.net/sfx/kako/1038/10389/1038920249.html
694名無しより愛をこめて:04/10/20 01:19:41 ID:TWdAy2dI
『明日のゴールへ向かって走れ!』 地底怪獣キングモーラ登場
 
その日「東京近郊の地殻に異変アリ」とのしらせを受けたZATは空と地上からの偵察を行った。
地上を偵察する光太郎の前に、物凄い勢いで走る男が目に飛び込んできた、
この男は何か知っている、そう感じた光太郎は走る男を止めるために落とし穴を掘った、そして穴に落ちる男
光太郎が穴に落ちた男に近づいたその時、男は巨大な何かに飲み込まれてしまった。
男を飲み込んだのは地底怪獣キングモーラ、歩く者の足音を地底から追いかけ、足音が止まると同時に相手を飲み込む習性を持っている
それを感知した光太郎は動くのを一切止める、だが、そこに幼稚園児の一弾が押し寄せた
「まずい、このままじゃあの子達が・・・ええい、追うのなら俺を追え、キングモーラ!」
と、言うと光太郎は一気に走り出した、それを追うように地面に亀裂が走る、光太郎とキングモーラの戦いが始まった。
光太郎は迷路の様な路地を走って走って走りまくる、そこに居合わせた上野隊員
東さんは何か知っている、そう感じた上野は走る光太郎を止めるために落とし穴を掘った、
だが、自分の使った手に引っ掛かる光太郎ではない、穴の上をひらりと飛ぶと、また走り出すのだった、
そして上野が掘った穴の中をキングモーラが通過、穴の中で怪しく蠢くキングモーラ、
光太郎が怪獣に追われている事を知った荒垣副隊長は怪獣の進路にクイを打ち込んで怪獣を止める作戦に出た
光太郎と怪獣が迫る中、速急に地面にクイが打ち込まれた、光太郎はクイをまたいで通過、その後、クイに激しい振動が伝わった、
成功だ!でもここで作戦は終わらない、クイは強力な磁石になっていて怪獣の鉄製の牙を掴んで離さない、
そのままクイを上空まで引っこ抜けば怪獣一本釣りの成功だった、クイを持ち上げ始めるコンドル、
が、クイが音を立てて移動を始めた、それは凄い力でコンドルすらも引っ張る程だった。
今度は地上から顔を出した奇妙なクイに追いかけられる光太郎、しかもクイは磁石で出来ている為、
あたりに捨てられていた鉄製品、鍋、カナヅチ、自転車、水道の蛇口を吸い付けながら光太郎を追いかけた、
その光景は、さながらゴミが自分を捨てた人間に逆襲をする怪談のようだった。
695名無しより愛をこめて:04/10/20 01:20:32 ID:TWdAy2dI
さて、ZATの次なる作戦は光太郎を凄いスピードで移動させ、怪獣から遠く離れれば
光太郎の足音も聞こえなくなり、怪獣も行動を停止するだろうと踏んでの作戦、名付けて「光太郎マッハ作戦」である
が、これまた急ごしらえなので、坂の上にスケートボードを置くだけの物となった。
やがて向こうから走ってきた光太郎にスケートボードの存在を知らせるZAT、光太郎は息も絶え絶えスケートボードに乗った
下り坂を滑るスケートボード、みるみるスピードが上昇していく(テロップ)「危険ですので絶対にマネしないで下さい」
どんどんと怪獣から離れていく光太郎、これで一安心と思ったのもつかの間、勢いが付きすぎてスケボーが止まらない!
坂の下にある商店街へ突っ込む光太郎、まずは刃物屋に入り陳列された刃物が光太郎の顔面に、手足に刺さらんとする
青ざめながらもそれらを避けて命からがら刃物屋を出る光太郎の目の前にケーキ屋が! しかもウェディングケーキが!
こんどは避けきれずにウェディングケーキに風穴を開け突き進む、スケートボードの勢いは落ちない、今度はペンキ屋が・・・
顔中クリームだらけの光太郎にはそれが見えず、ペンキ屋に突っ込んでカラフルな隊員服をさらにカラフルに染め上げた、
その勢いで今度はガソリンスタンドのクリーニングマシーンに突っ込んだ・・・綺麗になって出てくる光太郎。
しかし、運悪く光太郎は回転ドアに入り、くるくると回されて今度は怪獣目掛けてすっ飛ばされた、
慌ててスケートボードから降りる光太郎、キングモーラは一瞬顔を出すとスケボーを破壊して、再び光太郎を追い始めた。
再び東京の街にいつ終わるとも知れないマラソンが始まった。
696名無しより愛をこめて:04/10/20 01:22:16 ID:TWdAy2dI
ZATは急ごしらえな作戦ではダメだと思案の末「釣った魚をその場で丸焼き作戦」に打って出た。
走り来る光太郎の進路にシーソーが設置された、そしてシーソーで飛び上がった光太郎を追ってキングモーラは地上に顔を出した
飛び上がった光太郎は更に屋根の上に設置されたトランポリンで飛び上がる・・・
次々に高い所にあるトランポリンで上昇していく光太郎を追ってキングモーラはどんどん長い体を地面の中から出していく
どんどん上昇し、ビルの屋上に設置された最後のトランポリンで飛んだ光太郎を追うキングモーラ!
キングモーラの牙が光太郎の眼前に迫る、光太郎が危ない!
「光太郎、許せよ!」
そういうと荒垣副隊長は、なんとスーパースワローで光太郎の体を跳ね上げた、ゴムボールの様に中を舞う光太郎
「うわぁぁ〜〜〜〜〜〜〜」
光太郎は夜空の星になってしまったが、キングモーラは、とうとう全身を地面の中から出し切った!
体をピーンと伸ばして固まってしまったキングモーラの体はだんだんと地面に向かって倒れていく。
そして倒れた先にすかさず鉄板を敷くZAT、キングモーラが鉄板の上に乗った所で、鉄板を熱していくZAT
作戦成功だ! 鉄板でジュウジュウと焼かれるキングモーラ、間違いなく奴の最後・・・
だが、怪獣の体はピキピキと音を立てて割れ始め、そして、キングモーラはその真の姿を見せた
バサバサと音を立てて飛び始めるキングモーラ・・・
その時、キングモーラの前に星が落ちてきた、ウルトラマンタロウだ!
夕日が落ちる中、タロウとキングモーラの決闘が始まった、タロウに飛びかかるキングモーラ
タロウはそれをチョップでたたき落とすと怪獣の羽を掴んで空を切るように振り回した、
吹っ飛ばされ地面を舐めるようにしてバサリと落ちた怪獣にストリウム光線を浴びせるタロウ
キングモーラは静かに燃え上がり火の粉が宙に舞う、揺らめく炎はまるでタロウの勝利を称えるかのようであった。
戦い終わって地面に大の字になる光太郎、疲れ果てた彼の目に明日というゴールが眩しく光った。
 
しかしこんな話、実現しても篠田三郎が嫌がるだろうなw
697名無しより愛をこめて:04/10/20 02:07:29 ID:UeDQUDHM
>>694-696
こないだのファンタでやってた「ジャッカス・ザ・ムービー」でも見ました?(w
698694:04/10/20 23:09:50 ID:a9THBBUM
>>697
家でルーニーテューンズの「ロード・ランナーとワイリー・コヨーテ」見ててこの話、思いつきました(w
699名無しより愛をこめて:04/10/22 19:01:31 ID:7G8++03j
『対決!タロウvs光太郎』 攻撃ロボットターグチン登場

 地球侵略を狙うグラップ星人はその最大の障害および標的をタロウと定め、
東光太郎をタロウの正体と掴んだ。そして光太郎からタロウの力を奪うべく
「ウルトラ分離装置」を完成させていた。

 ある日、さおりとデート中の光太郎は『泥棒』と追いかけられる木村という
男を捕らえた。木村はこの付近の泥棒の常習犯だったのだ。光太郎に見逃して
くれるように頼む木村であったが、犯罪を見過ごす光太郎ではなかった。
 その時、上空に現れたグラップ星人の円盤が変形してロボットになり町を破
壊し始める。光太郎がロボットに気を取られた隙に木村は逃亡する。

 ZATによる攻撃が始まり、遅れて光太郎のスーパースワローも戦列に加わ
る。しかしロボットはこの時を待っていたとばかり、胸部からの磁力光線でス
ワローを光太郎ごと体内に引き入れて逃亡する。
 グラップ星人に捕らえられた光太郎は「ウルトラ分離装置」にかけられる。
すると光太郎からタロウのエネルギーが真っ赤な光弾となって抜け出してし
まった。「合体装置」を使ってそのエネルギーを吸収しようとした星人であっ
たが、タロウのパワーの強大さに耐え切れることが出来ず体が崩れ去り、光弾
は外へと飛び出してしまう。スワローで円盤から脱出した光太郎だったが、既
にウルトラバッジは輝かなくなっていた。
 そして光弾は「俺がウルトラマンだったら、こんなみみっちい泥棒なんてし
なくてすむのに」とぼやく木村に降り注がれた。その瞬間、木村の体に力がみ
なぎりタロウへと変身していた。
 タロウとなった木村は道路にアグラをかいて交通の邪魔をしたり、足踏みし
て地震を起こしたりなどの悪戯を繰り返す。そして、再び変身して今度は銀行
をビルごと盗もうとするが、小心者の木村にそんな大それた犯罪は出来なかっ
た。
700名無しより愛をこめて:04/10/22 19:05:09 ID:7G8++03j
 2度のタロウの悪行にZAT本部でも擁護派と攻撃派に意見が分かれた。
 しかし光太郎は宣言する。
「今度タロウが現れたら必ず僕が倒します。それが僕に与えられた使命と責任
なんです」

 その頃、コソ泥クセが直らない木村はふと通りかかった民家に侵入する。誰
もいないはずの家の中にはおばあさんが一人いた。おばあさんは木村を見るや
「正二!帰ってきてくれたんだね!」と喜ぶ。ふと見ると仏壇には自分と同じ
年くらいの男の遺影があった。すっかりボケているおばあさんは堂々と家に入
ってきた木村を息子と勘違いしたのだ。
 何とか誤解を解こうとする木村であるが、おばあさんは木村が正二であると
言って聞かない。そのまま置いていこうとしても、歩くこともままならないお
ばあさんが気になって結局木村は料理までする羽目になる。

 その時、操縦主を失い暴走を始めたロボットが再び東京に飛来した。
 破壊プログラムの組み込まれたロボットを止める術はない。光太郎は地上か
ら必死に応戦をする。
 だが避難勧告が出される中、おばあさんだけは悠然としていた。逃げるよう
に促す木村であるが「だいじょうぶさ。正二が言っていたよ。本当に困った時
はウルトラマンが助けてくれるって」と言うことを聞かない。そのおばあさん
の言葉に木村はある決意をする。
 ロボットに向かう木村に気づく光太郎。木村は「俺は・・・ウルトラマンタロウ
なんだ!」と光太郎の前で手にしていたフライパンを掲げて叫ぶ。
「タロウーーーー!!!」
 対決するロボットとタロウ木村。しかし戦い慣れていない木村は大苦戦を強
いられる。しかし木村は怪我を負いながらもおばあさんの家を身を挺して守る。
タロウと目が合ったおばあさんは、それが木村(正二)であることを悟る。
701名無しより愛をこめて:04/10/22 19:05:57 ID:7G8++03j
 しぶといタロウに業を煮やしたロボットが胸部の磁力光線を発すべく胸のハ
ッチを空けた瞬間を狙って、光太郎は単身その体内に飛び込む。星人が残した
「合体装置」を使えば!そして、木村が力尽きた瞬間タロウは赤い光弾と化し
て再び光太郎と融合する。ウルトラバッジが輝きを取り戻した!
 元の鞘に戻ったタロウはロボットを郊外に投げ飛ばし、ストリウム光線で爆
破するのであった。

 戦い終わり、木村は手錠をはめられて警察に連行されようとしていた。
 そこに光太郎とさおりに連れられておばあさんが現れる。
 おばあさんはボケてなどいなかった。そして自分に優しくしてくれた木村が
正二の生まれ変わりのように感じた、と告白する。
「怪獣と戦ったキミが真の悪人であるわけがない。悪い病気にかかってしまっ
ただけなんだ。病気を治してきっと帰って来るんだぞ」
 光太郎の言葉に木村は言う。
「俺はわかったんだ。決してウルトラマンタロウが強いのではなく、タロウに
なる人間の心が強いことをね。アンタ・・・タロウに会ったら伝えておいてくれ。
俺が戻ってくるまで世界を・・・そしておばあさんの平和を守ってほしいと」
 光太郎は笑顔で頷くのであった。


(長文失礼しました)
702名無しより愛をこめて:04/10/22 20:00:50 ID:nFRi7VJb
いいなぁこういう話。
ユーモアもあるし実際作られたら感動すると思う。

せっかくタロウになれたのにいたずらくらいしかできない木村に萌え。
703名無しより愛をこめて:04/10/22 21:53:19 ID:YENSCmMZ
>>699-701
いいね。名作だ。
704名無しより愛をこめて:04/10/24 03:27:35 ID:w9vwS9sh
>>699-701
泣けました!おばあさんに料理しちゃうコソ泥、
昔のドラマにはけっこうこういうイイやつがいたよなあ・・・
705名無しより愛をこめて:04/10/26 06:45:10 ID:q+jRNaGT
足跡残しカキコ
706名無しより愛をこめて:04/10/29 10:12:25 ID:VrS8KueT
保守
707名無しより愛をこめて:04/10/29 19:02:45 ID:VaKfi92f
『ZATのケンちゃん』宇宙星獣ホビイ登場

 健一の誕生日プレゼントが近い。プレゼントのためにおもちゃ屋に立ち寄っ
た光太郎は、店番で居合わせた少年に選定のアドバイスを受ける。少年もまた
ケンイチ。おなじみ『おもちゃ屋ケンちゃん』だ。

 その頃、宇宙から落下してきた等身大の怪獣が町に出現した。ミニ怪獣は暴
れることもなく町をノシ歩く。怪獣は銃を手にしたZATに囲まれるが、野次
馬で来ていたケンちゃんが持っていたおもちゃのすずに興味を抱く。それに気
づいたケンちゃんがリズミカルにすずを鳴らすと、怪獣はまるで安心したかの
ように穏やかになるのであった。ケンちゃんはそのかわいい怪獣に「ホビイ」
と名づける。

 ホビイはたくさんのおもちゃを与えられて動物園に入れられることになる。
おもちゃで遊ぶ怪獣は無邪気なものであった。
 だがZAT科学班の調査により恐るべきことが発覚する。2歳程度の知能し
かないホビイだが、その細胞が異常増殖を始めており最終的には大怪獣になる
のだ。
「大きくなれば大人になって、自分の星に帰るんじゃないか?」と楽観的な見
解を見せる南原。しかし、光太郎にはおもちゃの楽しさを知った怪獣が果たし
て地球から離れるだろうかとの疑念を抱く。

 ホビイはあっという間に40メートルまで巨大化した。巨大になった自分の
体でおもちゃを踏み潰してしまったホビイは、その悲しみでまるで駄々っ子の
ように暴れ始める。体は成長しても脳は全く発達していないのだ。
 ホビイを駆除することを決断する荒垣だが、無闇に命を奪いたくない光太郎
は苦悩する。
 暴れるホビイの前に警戒網を抜けたケンちゃんが現われた。おもちゃの楽し
さを知る怪獣が悪いはずがない。ケンちゃんは怪獣の前ですずを鳴らしながら
「おもちゃのチャチャチャ」を歌い踊る。するとホビイはたちまち暴れること
をやめた。その姿に一計を案じたZATは巨大なすずを作ってホビイに渡す。
新しいおもちゃを与えられたホビイはおとなしくなった。
708名無しより愛をこめて:04/10/29 19:08:57 ID:VaKfi92f
 しかし、いつホビイがそれに飽きて暴れ始めるとも限らない。鮫島参謀はZ
ATは攻撃を決断するが、ケンちゃんがホビイから離れない。まだ子供である
ホビイをケンちゃんは守りたいのだ。そのケンちゃんの姿に光太郎は全責任を
取ることを引き換えに攻撃命令を撤回させる。
「おもちゃは確かに楽しい。でもホビイはおもちゃから卒業して大人にならなくちゃいけないんだよ」
「うそだ!大人になってもおもちゃを楽しんで何が悪いんだよ!」
「悪くはない。でも大人の役目はおもちゃの楽しさを子供に伝えることなんだ。
おもちゃとは昔に子供だった大人から今の子供たちに受け継がれるもの。おも
ちゃから離れられないホビイはいつまでたっても分別のわかる大人にはなれないんだ」
 巨大なホビイを見上げたケンちゃんは、その巨体が既に子供の心を入れてお
くには相応しくない器であることを悟る。
「ホビイは子供のまま大人になったんだね。ホビイ・・・自分の星にお帰り。大人
になったキミにはきっとやることがあるはずなんだ」
 だがイヤイヤをしたホビイの腕がビルを崩す。瓦礫の下敷きになりかかった
ケンちゃんを救ったのはウルトラマンタロウだった。
 暴れ始めたホビイとタロウは戦う。戦いの最中、ホビイの背中にひび割れが
起こっていることを確認したタロウは、ケンちゃんが悲鳴をあげる中、ストリ
ウム光線を炸裂させる。うつ伏せに倒れたホビイの体が燃え上がる。
「タロウのバカーーー!!どうしてホビイを殺しちゃったんだよーー!」
「いや。タロウはホビイが大人になる手伝いをしただけだよ」
 光太郎の言葉にケンちゃんが見上げると、炎の中からホビイの体を突き破る
ように黄金に輝く鳥が飛び立った。
「ホビイ!」
 ケンちゃんの言葉に黄金鳥は微笑むように頭を下げた。そして、大空高く飛
び立ち、宇宙の彼方へ去っていった。
「きっとホビイは宇宙の子供たちに、地球のおもちゃの楽しさを伝えにいったんだよね・・・」
 頷く光太郎。ケンちゃんは笑顔で手を振ってホビイにお別れを告げる。
「ばいば〜い、またきてね〜」
 ホビイが消えた大空からは「おもちゃのチャチャチャ」が厳かに流れ続けて
いくのであった。

709名無しより愛をこめて:04/10/31 02:35:26 ID:+A4B5gci
>>707
いい話だね。
しかし今更ながらだけど、タロウは少年の成長を
テーマにした傑作エピソードが多いな。
710名無しより愛をこめて:04/11/02 05:20:17 ID:36wMjgjy
>>707-708
いわゆる「大きいおともだち」への皮肉が
やんわりと感じられるあたりもよいね(w
711名無しより愛をこめて:04/11/03 16:37:49 ID:WtKWzob7
ここの小説、保管庫とか無いんですか?
712名無しより愛をこめて:04/11/05 05:30:19 ID:/LZIGyKn
素晴らしいスレを発見しました。
713名無しより愛をこめて:04/11/05 19:31:22 ID:eKW/o6zr
『マリつき宇宙人地球を狙う!』破壊大星獣バーストン登場

 女の子たちと照れながらもマリつきで遊んでいる健一。
 下手くそな健一はマリをあらぬ方向に転がす。そしてそれを拾ったのは温和
そうなおじさんであった。
「懐かしいなあ。おじさんの故郷でも同じような遊びがあってね、小さい頃は
よくこれで遊んだものだ」
 おじさんは上手にマリをついて、健一を感心させる。

 それからと言うもの、おじさんは毎日公園に現われて子供たちにマリつきを
教えるようになった。
 健一にそそのかされた光太郎はおじさんにマリつき勝負を挑むが全く敵わない。
 人間離れしたおじさんのマリさばきに疑問を持った光太郎は、こっそりとそ
の後を尾ける。
 だが、おじさんの家の前で光太郎は尾行に気づかれてしまう。
「コソコソせんでも、聞きたいことがあれば教えるよ」
 おじさんの家の中に招かれた光太郎。中は未知のメカニックでぎっしりであった。
 彼はフロンティア星人。半年前に地球の調査のためにやって来たのだ。
 調査は終了して、あとは本星からの指示待ちであるとおじさんは言う。
「ここは我々の本星とよく似た星だ。・・・過去に愚かな罪を犯している辺りもね」
「いったい、何の調査をしているんだ?」
「・・・・・・・・・」
 おじさんは笑顔のまま無言であった。

 光太郎が帰った後、おじさんはコンピュータが本星からの緊急電文を送って
きたことに気づいた。
『我々はキミの送った資料から地球人を危険な種族と判断。そしてわが星の評
議会は地球に破壊大星獣バーストンを送り込み、地球人を根絶やしとすること
に決定した。至急脱出せよ。繰り返す。至急脱出せよ・・・』

 宇宙の暗闇から悪魔のような形相の大怪獣が地球に向かっていた。
714名無しより愛をこめて:04/11/05 19:49:14 ID:eKW/o6zr
 怪獣接近をキャッチしたZATは星間ミサイルを撃ち込むも怪獣には全く効果がない。
 星人と怪獣接近に因果関係を感じた光太郎は、おじさんを問い質すべく公園へと出向く。
 公園ではおじさんが子供たちに別れを告げていた。
「おじさんは故郷に帰ることになったんだ」
 健一はお別れに使っていたマリをプレゼントする。
「最後に聞きたいんじゃが、キミは失敗をしてお姉さんや東くんを困らせてしまうことはあるかい?」
「へへ、いつも怒られてるよ。でも、きちんと反省して二度と繰り返さないようにしているさ」
「そうか・・・みんな、いい大人になるんだよ」

 マリを抱えて家に戻ったおじさんを光太郎は問いつめる。
 おじさんは本星の決断を光太郎に告げる。
「光太郎くん。わしを人質にとって本星へ怪獣を撤退させるように要求するか?」
「何を言う。我々はテロリストではないんだ。何とか怪獣を止める手段はないのか?」
「本星は既に連絡を打ち切った。あの怪獣は地球人には止められまい」
 おじさんが壁にあるスイッチを押すと、家がぐらぐらと揺れ始める。
「だが、安心したまえ。怪獣は誤った判断をした本星に代わってワシが止める。
・・・同じようにマリで遊ぶ子供たちがいる星と星がわかり合えないはずがないじゃないか、なあ?」
 光太郎を押し出すおじさん。家はそのままロケットと化して宇宙に飛び出した。
 ・・・激突の瞬間にエンジンを暴発させれば怪獣の足止めくらいはできる。
 おじさんの脳裏を健一たちが教えてくれた手まり歌が過ぎる。
「アンタガタドコサヒゴドコサ・・・か、よくもまあ、こんな宇宙の果てに似たような星があったものだなあ」
 怪獣と激突して大爆発を起こすロケット。
 だがその瞬間タロウがコクピットごとおじさんを救出した。
 木星に落ちた怪獣とタロウの対決。タロウは怪獣の巨大な角に翻弄されるものの、
死角に回りこんでのストリウム光線にて撃破する。
 操縦桿とおじさんの間には健一のくれたマリがエアバッグ代わりを果たしていた。
 タロウを見上げたおじさんは、必ず本星を説得することを誓うのであった。
715名無しより愛をこめて:04/11/05 19:53:13 ID:eKW/o6zr

 脅威が去った地球。
 健一はマリつきをしている子供たちを見ながら、光太郎とさおりに言う。
「おじさん、無事に故郷へ帰れたのかなあ?」
「ああ。きっと今頃、子供たちと一緒にマリつきを楽しんでいるさ」
 光太郎はおじさんが健一からもらったマリをつきながら、子供たちと手まり歌を歌っている
姿を思い浮かべるのであった。



※長文失礼いたしました
716名無しより愛をこめて:04/11/06 01:25:33 ID:8OnMyb/u
こどもとおじさんってのが凄くありそうな話だね。頭に浮かんできたよ。
717名無しより愛をこめて:04/11/06 21:52:04 ID:sKhaRhdx
>>713
良いよ、いいよ〜。
718名無しより愛をこめて:04/11/07 05:44:54 ID:2SnLPuKW
最終回はやっぱ難しいか。
719名無しより愛をこめて:04/11/07 14:19:48 ID:F5hcIjyS
>>718
まだ200ほど余裕があるので、マターリと神降臨を待ってみよう
720名無しより愛をこめて :04/11/10 16:16:49 ID:HtiK8Ke1
>>12
タロウ以外も書き込んで良いそうなので、自分にも一本書かせてください。
創作小説と言うよりも、クロスオーバー企画に近いです。

『ダークマター戦役』
西暦2000年、地球は宇宙の暗黒物質ダークマターに包まれ、一年間のアンバランスゾーンに入ろうとしていた。
アンバランスゾーンと化した地球では予測不可能な怪奇現象が続発し、ちょうど300万年前にも一度だけあった
過去のアンバランスゾーンの時と同様に、動物・植物・菌類・鉱物などの怪獣化が進行すると見なされていた。

話は国際的軍事組織UMA所属のオーストラリア人ジャック・シンドーの危機から始まる。火星探索の任務中、
ジャック・シンドーは邪悪生命体ゴーデスと光の巨人ウルトラマングレートの戦いを目撃する。それはアンバ
ランスゾーンと化した地球を占領し、ダークマターを飲み込んだ後に全宇宙を滅亡せんと企むゴーデスを、水
際で食い止めんとするウルトラマングレートの命を賭けた戦いであった。グレートの活躍によりゴーデスは倒
されたが、ジャックの乗ってきたロケットは破壊され、一瞬のスキを突き細胞体となったゴーデスは地球圏に
突入する。地球に帰る術を持たぬジャックにウルトラマングレートは読心術で話し掛ける。自分がM78星雲の宇
宙警備隊の一人であること、そして自分と融合し、ゴーデス及びダークマターより産まれ怪獣たちと戦うことを。
721名無しより愛をこめて :04/11/10 16:19:20 ID:HtiK8Ke1
>>720

火星の戦いなど知る由もない地球防衛軍ハート所属のカグラ・ゲンキ隊員は、地球軌道の宇宙ステーション
開発メンバーの中でも「ミラクルマン」とあだ名される程の活躍を見せていた。そしてそれは隕石状態とな
ったゴーデス細胞が宇宙ステーションを破壊した時も、宇宙空間に放り出された同僚を救う時も、自身が自
力で宇宙ステーションに戻ることは不可能になった時でも最後まで変わらなかった。宇宙空間でただ独り漂
流し続けるカグラ隊員を光が包む。ゴーデス細胞を追跡していたM78星雲の宇宙警備隊のメンバー、隊長のゾ
フィー・若き勇士ネオス・諜報担当のウルトラセブン21はカグラの勇気を讃え、ネオスとの融合を促す。
「ミラクルマン」カグラ隊員はウルトラマンとして半月後の地球に戻ることになる…。

ゴーデス細胞は無傷と言える状態で地球圏に飛来し、世界各地に染み渡るように拡散する。その日の空の色は、
見上げた者は生涯忘れないだろう。妖しくも美しいエメラルド色の空を。

地球はアンバランスゾーンに突入したのだ! 
722名無しより愛をこめて :04/11/10 16:22:23 ID:HtiK8Ke1
>>721

脅かす者と守り抜く者との接触は、ダークマターの存在に対抗する特別調査ネットワーク
機関W.I.N.R.を有する超大国アメリカをも例外とせず起こり得る。アメリカのセントラル
・シティ目指して落ちる隕石に付着するのはゴーデス細胞、その隕石の影に隠れ地球侵攻
を目論むはバルタン星人。自らの身をゴーデス細胞に冒させ、更なる奇形化を果たしたバ
ルタン星人に立ち向かうのは宇宙警備隊のウルトラマンパワード。パワードの呼び声を聞
いたW.I.N.R.のカイ・ケンイチ隊員はパワードと融合し、アンバランスゾーン下で初のウ
ルトラマンによる戦闘を行い、バルタン星人を退ける。しかし、それはあくまでバルタン
星人、いやサイコバルタンの地球侵略の序章に過ぎないことは語るまでもない。

やがて地球上の世界各地、数カ所で光の巨人の降臨が確認される。そしてその光の巨人を
倒し得る宿敵とも呼べる存在もまた…。

この戦いは地球とM78星雲にとって、やがてダークマター戦役と記録されることになる。


ほとんどスレ違いに近い長文すいませんでした。 
723名無しより愛をこめて:04/11/10 19:05:57 ID:cTTIs9+k
>>720-722
ノリとしては「すご歴」スレ向けの単発ネタかな?
724名無しより愛をこめて:04/11/10 23:32:29 ID:WyVn2CSh
タロウ以外っていってもあくまでウルトラシリーズってことだったんでは…
いくらなんでも路線違わないか?
725名無しより愛をこめて:04/11/10 23:33:48 ID:WyVn2CSh
すまん、寝ぼけてた。よく見たらウルトラだった
726名無しより愛をこめて:04/11/11 02:36:47 ID:1a1OihRZ
マリつきするおじさんって、想像してみるとスッゲー危ない奴だなw
727名無しより愛をこめて:04/11/12 19:05:39 ID:Mu4b1XWl
『ZAT壊滅か!?荒野の怪獣列島!』(前編)
宇宙大怪獣アストロモンス、液体怪獣コスモリキッド、噴煙怪獣ボルケラー、
海象怪獣デッパラス、火山怪鳥バードン、極悪宇宙人ボスデス星人登場

 円盤で地球に飛来したボスデス星人は、日本を滅ぼすために5大怪獣を甦らせた。
 同時に各所に怪獣を出現させて、ZAT戦力を分散させる作戦だ。
 もちろん、星人には一番厄介なウルトラマンタロウへの対策もあった。

 日本各地に出現して猛威を振るう5大怪獣。国防軍も全く歯が立たない。
 ZAT内では総力戦で一体ずつ倒して行くか、分散して足止めをするか意見が分かれる。
 その中で朝比奈隊長は各個撃破をそれぞれ隊員たちに命令する。
「幸いにも一度出現した怪獣だ。作戦は練りやすいだろう。片付けた者から合流していけ」
 ZATの精鋭たちは水でカンパイして生還を誓う。
「みんな、これは俺からの命令だ。生きてまたここに戻ってこい。その時には極上のシャンペンでカンパイだ!」
 荒垣の言葉を皮切りに遂にZATと怪獣軍団の総力戦が開始された。

○南原vsコスモリキッド
「あいつは液体怪獣。凍らせればこちらの勝ち。俺の受け持ちが一番簡単かもしれないな〜」
 冷凍ミサイルを積んだウルフ777で駆けつける余裕綽々の南原。
 コスモリキッドは長い舌で777を襲う。なかなか冷凍ミサイルの照準をつけられない南原。
だが、舌が鉄塔に絡まってしまい怪獣の動きが止まる。
 ここぞとばかりに冷凍ミサイル発射スイッチを押す南原だが、車体を壁にぶつけた際に発射
装置が故障してしまっていた。
 救援を呼ぼうとする南原だが、みんなそれぞれ他の怪獣と戦っている光景を浮かべて思いとどまる。
「・・・俺が、俺だけでこいつを倒さなきゃいけないんだ・・・」
 ミサイルが打てないならば、777を弾丸代わりにすればいい。
「お、俺だってなあ・・・地球を守るZATの一員なんだよ!」
 覚悟を決めた南原は777で怪獣の舌の上に乗り、口の中目がけて一気に駆け上る。
「お・・・おかあちゃーーーーーーーーん!!!!!!」
 777の特攻に大爆発が起こり、そして凍りついた怪獣は倒れたショックでバラバラに
なるのであった。
728名無しより愛をこめて:04/11/12 19:08:33 ID:Mu4b1XWl
○北島・上野vsアストロモンス
 スカイホエールの攻撃もアストロモンスの巨大な花弁が吸収してしまう。
「ええい!どんな攻撃も食っちまうってわけか!」
「いえ。タロウのストリウム光線は怪獣を粉砕しています。その吸収力には限界があるはずです」
「では限界点以上のエネルギーをヤツに与え続ければ・・・」
「ええ、その体は許容に耐え切れず自己崩壊を起こすはずです」
「しかし、そんなエネルギーがどこに?」
 北島は怪獣の進行方向にガスタンク地帯があることに気づいた。
「上野、オマエは地上に降りろ。大量のガスをヤツに食わせるんだ!名づけてサインはV作戦!」
 ラビットパンダで地上に降りた上野。搭載ミサイルを地上に撃ち込み爆風で
ガスタンクを空中に巻き上げる。そして北島のホエールがその翼でガスタンクを
叩きつけて怪獣のハラにぶち込む。どんどん怪獣に吸収されるガスタンク。
 次第に苦しみ始める怪獣。だがガスタンクは遂に数が尽きてしまう。
「ちくしょう!もう一息なのに!」
 見上げた上野はホエールが怪獣に突っ込んでいく姿を見る。
 北島はホエールのエネルギーを機体ごとぶち込み、発火装置代わりになる気なのだ。
「北島隊員!」
「最後にとっておきのご馳走を食べさせてやる!」
 怪獣に飲み込まれていくホエール。
「俺の釣り上げた最後の大物になれたことを感謝するんだな!怪獣め!」
 次の瞬間、大爆発が起こりアストロモンスは跡形もなく吹っ飛んだ。
「き・・・北島隊員ーーー!!!!」
 荒地となったガスタンク地帯には、上野の絶叫が虚しく響いた。
729名無しより愛をこめて:04/11/12 19:13:52 ID:Mu4b1XWl
○ZAT本部
 南原に続いて北島からの連絡も途絶えた。沈鬱な空気の朝比奈・森山。
 その時、ZAT本部を襲撃すべくデッパラスが東京に現われた。
「みんな必死に地球のために戦っておるんだ。私たちだけが逃げるなんて先人に恥ずかしいよ」
「しかし、怪獣と戦うには攻撃力があまりにも不足しています」
「戦いってのは、ミサイルやビームで行うだけじゃあるまい。ここ(頭を指す)を使うんだよ」
「・・・・・・隊長、指示をください」
「美味いカレーを作ってくれるか?もちろん、この戦いが終わったらな」
「・・・・・・もちろんです!でも私のカレーは辛いですよ」
「甘口は苦手なんだよ。口がひん曲がりそうなほどの物を頼むぞ」
 モニターは迫り来る怪獣の巨体を映し出していた。
○荒垣vsボルケラー
 スワローでボルケラーに対する荒垣だが、攻撃は怪獣に効果がない。
「あれを使うか・・・」
 スワローの下部から擬似ウルトラスパークカッター(改)がせり出す。
 怪獣に接近すればするほど危険が増す。素早いボルケラーだけにチャンスは一度しかない。
 タイミングを取るため、荒垣の額に汗が滲む。
○光太郎vsバードン
 コンドルで飛来した光太郎だが、暴れるバードンを前に考えがあって着地する。
「僕がタロウの力で全部の怪獣を倒せばそれで終わりだ」
 いきなりタロウに変身する光太郎。バードンとの戦いが始まる。
 だがその時、ボスデス星人の円盤から光線がタロウに放たれる。
 光線を浴びたタロウのカラータイマーがたちまち赤を示し、タロウは光太郎の姿へと戻ってしまう。
 再び変身しようとする光太郎だが、ウルトラバッジが光らない。円盤がタロウのエネルギーを吸い取ってしまったのだ。
 光太郎に迫るバードン。
「・・・・・・ならば、ZATの力で怪獣を倒すまでだ!」
 ZATガンを抜いた光太郎にバードン火炎が浴びせられる。
「うわあああああああああ!!!!!」
 火に巻かれた光太郎の絶叫が荒野と化した日本列島にこだまする。

つづく・次回「反撃!怪獣+宇宙人vsZAT+タロウ」
さあ来週もみんなで読もう(読んでください・・・)
730名無しより愛をこめて:04/11/13 00:26:19 ID:bVUoZl5f
>>727-729
>「・・・・・・ならば、ZATの力で怪獣を倒すまでだ!」
燃えました!

主人公変身不能で防衛隊員として活躍!
というのはありそうでなかった気がする
正最終回とネタが被るっぽいのがややキワドイけど
731名無しより愛をこめて:04/11/13 10:05:40 ID:6PnggSCK
なんかジャンプ王道路線みたいで燃える!続きプリーズ!!
732名無しより愛をこめて:04/11/15 11:11:27 ID:DfqYkvYL
タロウっぽくはないけどな
733名無しより愛をこめて:04/11/19 10:18:07 ID:hsQeArL8
一週間たつので、そろそろうpしてくださいな。
734名無しより愛をこめて:04/11/19 19:06:44 ID:F8FgR5MB
『反撃!怪獣+宇宙人vsZAT+タロウ』(後編)
ボルケラー、デッパラス、バードン、極悪宇宙人ボスデス星人登場

 散らばっているアストロモンスの破片を泣きながら退けている上野。
 破片の一つが動く。ハッとしてそれを退けると下には北島がいた。
「・・・今年はまだワカサギ釣りに行ってないからなあ」
 怪獣の鉄の胃袋がちょうど防御壁になったのである。
「これでこちらの任務は完了だ。次はどこへ向かえばいい?」
「はい!東隊員がバードンに苦戦しているようです!」
「よぅし!行くぞ、上野!」

○荒垣vsボルケラー
 荒垣は怪獣の進行方向に地下鉄の搬入口があることに気づく。「あれだ!」
 地面にミサイルをぶち込み大穴を作る。穴に足を落とした怪獣の動きが止まる。「よし、今だ!」
 カッターをぶら下げたスワローが怪獣に突っ込む。怪獣の口からのガスをもろに浴びるスワロー。しかしひるまず突撃する。
「スワローがぶっ壊れるのが先か、キサマをぶった切るのが先か勝負だ!」
 交差する怪獣とスワロー。スワローからカッターが千切れ飛び、そのまま黒煙を噴いて胴体着陸する。
 同時に怪獣は真っ二つに裂けて崩れ落ちていった。その光景に冷静に通信機を取る荒垣。
「任務完了!荒垣はこのまま東の救援に向かいます」

○朝日奈・森山vsデッパラス
 迫り来る怪獣にZAT本部は空へと舞い上がる。
「まーここは攻撃機能がない分、頑丈には作られておる。少々の攻撃にはびくともせんわい」
「しかし、それでは守ることはできても、倒すことはできません」
「打って出るか・・・ぶちかますことくらいしかできんがのう」
 真剣な表情を見せる森山が朝日奈に進言する。
「・・・・・・怪獣は・・・男でしょうか?」「・・・・・・? まー女性ではないだろうな」
「・・・・・・ならば、狙うところはひとつです!」「・・・・・・森山くん、それはまさか・・・」
 森山がスロットルを引く。加速をつけたZAT本部はその巨体で怪獣の股間を直撃した。
 怪獣の目が飛び出し、咆哮を上げつつ口から泡を吹いて倒れる。
「任務完了です」クールに言い放つ森山隊員。「・・・おーこわ・・・」思わず自分の股間を押さえている朝日奈。
「このまま、東隊員の救援に向かいます。よろしいですね?」
735名無しより愛をこめて:04/11/19 19:10:22 ID:F8FgR5MB
○光太郎vsバードン
 バードン火炎から辛くも逃れる光太郎。辺りが火の海になる。
 バッジを見るが光は灯らない。星人に奪われた太陽エネルギーがまだ溜まらないのだ。
「やってやる!1人でやってやるとも!」
 着地してあるコンドルに乗りこむ光太郎。しかしバードンの堅牢な体はミサイルを受け付けない。
 くちばしを振りかざし、迫るコンドルを串刺しにしようとするバードン。
「あのくちばしがバードンの最強の武器・・・ボクも一度は敗れ去ったことがある恐ろしいものだ」
 太刀打ちのしようがない光太郎だが、自分の作った火の海に熱がるバードンを見てあることに気づく。
「あいつは、自分の持つ武器の強大な威力を自分でわかっていない。鳥には相応しくないその凶器こそ、実は怪獣の弱点なんだ!」
 一計を案じた光太郎はコンドルから飛び出して、バードンの体に取り付いた。
 そんな光太郎をくちばしで摘もうとするバードン。
「そうだ、そうだ・・・もっと鶏冠に来い!」
 たくみに交わす光太郎にイライラし始めるバードン。光太郎は体に耳を当てて何かを探っている。
 やがて、光太郎は心音でバードンの胸の心臓の位置を確認する。
「ここだ!」
 皮膚の上からZATガンを打ち込む光太郎。
 たまらずバードンはくちばしで光太郎を貫こうとする。
 その瞬間、光太郎は近くのビルへと飛び移った。バードンははずみで自分で自分の心臓を貫いてしまう。
 バードンは咆哮を上げながら胸と口から噴水のような血液を上げて、仰向けに倒れこんだ。
 バードンは倒れた。だが光太郎の顔に笑顔はない。
「怪獣・・・お前たちに罪はない。この地球で生きるには相応しくなかっただけだ。僕が許せないのは、
安らかに眠っていた怪獣を甦らせて悪の手先に利用した・・・お前だ!」
736名無しより愛をこめて:04/11/19 19:11:33 ID:F8FgR5MB
 上空にはボスデス星人の円盤が浮遊していた。円盤から声がする。
「ウルトラマンタロウ、我々の計画は失敗した」
 その先ではバードンが最後の力を振り絞って起き上がろうとしていた。だが、星人は円盤からの光線でバードンを焼き殺す。
「役立たずの怪獣め!我々は計画を練り直して再び地球に挑戦する。しかし!タダでは帰らぬ。
お前の首を手土産代わりに持ち帰るぞ!」
 円盤から光線が光太郎を狙う。必死で交わす光太郎。どうしようもない。
 その時、上空から黒煙をあげたスワローが接近した。荒垣だ。
「東!命令だ!後のことは任せたぞ!」
 スワローと円盤が激突。大爆発が起こりコクピットごと荒垣が放り出される。
「副隊長ー!」
 その時、バッジが光った。遂に太陽エネルギーが充填されたのだ。
「タロウーーーーー!!!!!」
 現れたタロウは荒垣を両手で受け止めると、やって来たラビットパンダの北島と上野に託す。
 一方、墜落炎上した円盤の中から巨大化したボスデス星人が姿を表す。 
 タロウvsボスデス星人。
 星人の光線を物ともせず、突き出された槍も手刀で叩き折る。
 怒りに燃えたタロウのウルトラパンチ!吹っ飛んだ星人の先にはバードンの亡骸があった。
 そのくちばしに貫かれた星人は遂に倒れる。
 星人の最後を見届けたタロウが顔を上げると、大空にはZAT本部が飛来していた。

 凍りついたコスモリキッドの破片が散らばる荒野と化した市街地。
 南原を捜索するZAT隊員たちだが、その姿は見つからない。次第に彼らにあきらめの表情が過ぎる。
「南原・・・・・・いいヤツだったな」荒垣
「おまえに貸した100円・・・もう返さなくていいよ。三途の川の舟守にでも渡してくれ」北島
「南原隊員、あなたには見習うところが・・・・・・・・・・・・やや、ありました」上野
「こんなことなら、お茶くらい付き合ってあげればよかった・・・」森山
「みんな!地球を守り抜いた南原の勇気に・・・敬礼!」朝日奈
「ちょっと待ってください!あの南原さんがそう簡単に!」光太郎
「お〜い・・・人を勝手に殺すなーーー!!!!」
 その情けない声に光太郎が見上げると、鉄塔の天辺に吊り下げられて身動きの取れない南原の姿があった。
737名無しより愛をこめて:04/11/19 19:12:48 ID:F8FgR5MB
○エピローグ
 ZAT本部内。
「作戦完了を祝って、カンパイ!」
 荒垣の音頭でシャンペンでカンパイしている隊員たち。
「あーみんな、ご苦労さん。それぞれの知恵と勇気を持って怪獣を撃退できたわけだ」
 笑顔の隊員たち。だが、朝日奈はしかめっ面をしてみせる。
「ただし・・・」
 そこに森山がワゴンにカレーを乗せてやってくる。
「さあ、森山いづみ特製カレーを召し上がれ」
 美味しそうなカレーに歓声をあげる隊員たち。だが、朝日奈がそれを制止する。
「お前たち、それぞれZATメカをことごとく壊しおって・・・高いんだぞ、あれ」
 気まずそうに直立不動になる隊員たちを見て、ニヤリとする朝日奈。
「罰として・・・このカレーを食べることは許さん。ワタシ1人で食べる」
「た、隊長〜〜それはあんまりですよーー!!」
 カレーを巡って仁義なきバトルを始める彼らを見ながら、光太郎は心からの笑顔を見せるのであった。


※お付き合いいただきましてありがとうございました。
738名無しより愛をこめて:04/11/19 22:06:28 ID:mm5WMAca
もうここの人たちで、ネクサスの手直ししてください。

ネクサスがかわいそうです。
739名無しより愛をこめて:04/11/20 13:20:54 ID:pNQZDtY7
>>734
乙! ZAT基地の飛行能力が活かされたり基地が怪獣に襲われるシチュって本編では無かったよな。
740名無しより愛をこめて:04/11/20 22:47:19 ID:EFNo86fz
>>739
第一話から襲われてますがな。
7411/4:04/11/23 01:51:10 ID:x2c4v4EC
>>738
激しくスレ違いですがこれで勘弁してください

〜第一話・プロローグ〜

朝焼けの中を昇る太陽のアップ。突然その中央から金色の光が溢れ、波紋となって太陽の周りを広がる。蜃気楼のように背景がゆがみ始め、波紋の中央から、黒い手が突き出される。
黒い手に続き、シルエットの全身が、波紋を水面にたとえるなら水中から浮かび上がるように何もない空間から現れる。黒い影は朝日を背中から浴びて、銀色に輝き始める。
空中から飛び降りた格好となった影…身長40mを超える巨人…は、港の倉庫の密集地帯に着地し、膝を突いた。巨人の足元には、ひどく華奢な体つきの一人の若い女が立っていて、
その姿を見上げている。巨人の胸には点滅するランプのような物体が付いていた。その輝きが失われた瞬間、見上げていた女は思わず声を上げた。

巨人の影はまばゆい光に包まれ、急激に萎縮していく。うろたえる彼女の前に、巨人と同じ姿勢で、片膝を突く一人の男が現れた。
ゆっくりと顔を上げる男。
「姫矢さん!」女が叫ぶ。
姫矢と呼ばれた男は立ち上がろうとするが、安定を失ってその場に倒れ伏した。
「姫矢さん!」
駆け寄った女は姫矢を抱え、揺り起こそうとするが、彼は目を開けようとしない。
「私どうすれば…ねえ私どうすれば…!」
目を閉じたままの姫矢が、かすれ声でつぶやいた。
「…逃げろ。奴らが来る…俺に構わず逃げろ…」
「姫矢さんを置いていけない!そんなこと出来ないわ」
姫矢は上着のポケットからひし形の鞘に納まったナイフのような物体を取り出し、彼女に見せた。
「これを持って、高く掲げろ。急げ…」
「無理だわ…そんなの!」

ふたりの頭上を、青い戦闘機が通過する。ナイトレイダー所属のクロムチェスターα・β・γの三機。
γのコックピット、搭乗中の和倉隊長。「見つけた。目視で確認」
機体下部のカメラは、倉庫周辺にいるふたりの姿を映している。
γ後部座席の石堀隊員。「丸腰の相手を狙うのは、気が引けますが…ましてや人間を…」
ふたたび和倉隊長。「職務ってものはいつも理不尽だ。俺たちは言ってみれば、駒みたいな…」
7422/4:04/11/23 01:54:36 ID:x2c4v4EC
言いかけたところを割って入るように、αの西条副隊長から通信が入る。
「攻撃命令を。今度こそ奴を仕留めましょう」
γの和倉隊長「指示を待て」
αのコックピット。前部には西条副隊長、後部には弧門一輝隊員の姿が。弧門隊員がたまらなくなって叫ぶ。
「副隊長…やめてください!もう十分でしょう?どうして俺たちを助けてくれた人を?」
「決めていたのよ。ずっと前から…」
「どういう意味ですか!ずっと前からだなんて」
クロムチェスター全機にイラストレーターから通信が入る。
「攻撃許可します。周囲への被害はこの際考慮しません。」
βのコックピット。平木隊員がつぶやく。
「本気…なのね」

地上。
「しっかりして、姫矢さん!ねえ!」
必死で姫矢に語りかける女。しかし彼の命の灯火は、既に消えかけていた。
「仕方…ない…な…」
朦朧とする意識の中、姫矢はナイフのような物体に再び手をかけ、空に掲げる。すると周囲に光り輝くもやのようなものが立ち込めた。その中から球体と柱を組み合わせたような
異形のモニュメントが現れる。モニュメントの球体部分から光が発せられ、姫矢と女を照らしたかと思うと、ふたりの姿は跡形もなく消えていた。
モニュメントは球体を支える真下に伸びた三本の柱を真横に傾けると、飛行機を思わせる翼と流線型を組み合わせた「飛行機械」へと変化を遂げる。
飛行機械…ストーンフリューゲルはゆっくり上昇すると、クロムチェスターの飛行した方向と逆の方向へ、一目散に大空へ飛び出した。

クロムチェスターの編隊のレーダーに、ストーンフリューゲルの機影が映る。
隊長が声を上げる。「また逃げるぞ…全機急速旋回!5時の方向!」
γを先頭に、右側へ旋回を始めるクロムチェスター三機。

ストーンフリューゲルの球体の中に、姫矢と女はいた。倒れたままの姫矢は上着のポケットからもうひとつの物体…拳銃を思わせる武器…を取り出すと、
転がったナイフのような物体のそばに置いた。「時間切れだ…葉子…今からこれは、全部お前のものだ…」
7433/4:04/11/23 01:58:46 ID:x2c4v4EC
葉子と呼ばれた女は、声を押し殺している。今にも涙がこみ上げそうになっていた。
「あ……あ…」
「お前のような人を、これ以上作っちゃいけない」
「…喋っちゃ駄目…喋らないで!」
「…奴らが目を覚ますまで、時間がかかるだろう…だがビーストは待っちゃくれない」
「もう独りは、いやなの…」
「これは決められたことなんだ。俺が連れて行かれるのも、全部な」
「どうすればいいの…姫矢さんがいなくなったら、私…」
ナイフのような物体…エボルトラスターの中央にある発光体が、緑色に輝きだした。
脈動するかのように、ゆっくりと光が点滅し始める。エボルトラスターを見て、姫矢がつぶやく。
「俺たちは、一緒だ。こいつがあるかぎり、いつも一緒だ」
「…」
顔を落とす葉子。


姫矢と葉子を乗せたストーンフリューゲルは、ナイトレイダーから逃亡を続けていた。
クロムチェスターγの石堀隊員。「なんて速さだ…またとり逃すのか」
βの平木隊員。「これで、よかったのかしら」
γとβに通信するαの西条副隊長。「まだ手はあります。αのレールガンで。弧門君、いいわね」
γの和倉隊長「…やむおえん。レールガンの使用を許可する」
α後部の弧門隊員。「……」
再び西条副隊長。「返事がないわね。いいこと?マシンのコックピットを狙うのよ」
無言でレールガンの展開を行う弧門隊員。
αの機体下部の砲塔が伸びる。弧門隊員のシートの前方にロックオンサイトが現れる。
照準はみるみる遠ざかるストーンフリューゲルの真後を捉えた。トリガーに手をかける。しかし弧門隊員は撃たない。
7444/4:04/11/23 02:00:29 ID:x2c4v4EC
「どうしたの!早く撃ちなさい弧門君!これは命令よ!」副隊長が叫ぶ。
「やっぱり出来ない…出来ませんよ!」
「いいから撃つの!私たちの敵よ!」
αのコックピットを包み込む沈黙。
しばらくして弧門隊員が、重い口を開いた。
「無理です……もう射程外です…」
「くっ……」
歯を噛み鳴らす副隊長。

ストーンフリューゲル内部
姫矢の身体が緑色に輝き始める。発光体の点滅と同じ感覚で、彼の身体も点滅を始めていた。
「もっとも、こいつを捨てるのも、託すのも、お前の…自由だけどな…」
「姫矢さん…」
「お前は…幸せに…なってくれ…もう、いてやれないが…」
緑の光の集合体と化した姫矢。その姿は粉のように舞い上がり、エボルトラスターの発光体目掛けて吸い込まれていく。
発光体の輝きが収まるより早く、葉子は泣き崩れていた。

(オープニングへ)
745名無しより愛をこめて:04/11/23 03:28:57 ID:idsv9gBX
741-744です
743に誤植があったんで訂正します

やむおえん ×

やむをえん ○

スイマセン逝ってきます
746名無しより愛をこめて:04/11/24 05:25:35 ID:+Jjz/I2P
>>741-744ううん、タロウ以外もありだと思うんだけど、
スレの雰囲気とかなり違う気が
タロウっぽいノリのネクサスってやっぱり無理なもんかな・・・
(「たのよう」スレの絵本化みたいな改変をこないだの
犬の話なんかでできないものだろうか)
747名無しより愛をこめて:04/11/24 05:27:52 ID:+Jjz/I2P
>>746
「たのよう」スレというより「たのしいようちえんすれっど」でした
紛らわしかったので一応念のため
(もとをただせば同じところにいきつくんだけど)
748名無しより愛をこめて:04/11/24 13:50:01 ID:VhsdmC9C
最終回が未だに思い浮かばない…
749名無しより愛をこめて:04/11/28 06:22:23 ID:AAbvXin6
保守
750名無しより愛をこめて:04/12/02 15:24:40 ID:k0Me4Lr2
レオなら完成したんだけど・・・。
751名無しより愛をこめて:04/12/03 15:40:06 ID:9IyWWjxQ
読ませてください
752750:04/12/05 19:56:18 ID:36eh6NlO
>>751 ワカタヨ でも糞作品ダヨ。
題名「超ウルトラ作戦第1号」
怪獣名「ナナーシー」

ある日のことだった。
MACアジア支部は新しい高速道路を建設中の作業員の「山から鳴き声がする」
という通報を受け、出動していた。
ダン隊長はMAC国際会議に出席しているためいない。
怪獣を探すゲン、白土、梶田、佐藤。
しかしレーダーには何も反応がない。
皆で分かれて周囲を探すが何も見つからない。
その時だった。最も山に近づいていた梶田が言った。
「微妙に怪獣反応が出ているぞ」
ゲンたちが行ってみると、皆の装備から怪獣反応が微妙になった。
MAC隊員達は山にむけて特殊レーザーを当てたのだが何も変化がない
「どうやら怪獣は山の中にいるようだな。よし、一度本部に戻って作戦を立てよう!」
副隊長格の佐藤の指示の元、一同はマッキー2号、3号で本部に戻った。
そして、皆で作戦を立てようとするのだが・・・・・・
「山を爆破してみましょうか」
「だめだ。それでは町に被害が出る。」
と、なかなか決まらない。
その時、資料を見ていた白川が言った。
「近くの湖に、山の中に続く道があります」
佐藤が言う
「そういえば過去に科学特捜隊が『ウルトラ作戦第1号』という作戦を行ったな」
松木が言った
「湖からマックシャーク、外からマックモールを使い、挟み撃ちにしてしまうのはどうでしょうか」
佐藤が叫んだ
「よし!決定!!」
MAC基地を自動に切り替え、一同はマッキー1号で出撃するのであった
753750:04/12/05 19:57:48 ID:36eh6NlO
現場に到着し、佐藤とゲンはマックモール、白土と梶田はマックシャーク、そして白川と松木はマッキー1号で待機していた。
穴を掘って前進するマックモール、ついに怪獣のいる中にたどりついた。
すかさず佐藤がミサイルを撃つ。怪獣は驚き、湖に通じる穴に潜って逃げようとするが、
そこにマックシャークの魚雷が命中。怪獣は暴れ、山を壊して外に出てきてマッキー1号に近づく。
松木が悲鳴を上げた。
白土が言った
「ちくしょう、予想外の展開だ!」
急いでマックモール、シャークは来た道を戻っていった。
そして佐藤、白土、梶田の3人はマッキー1号に搭載されていた2号に搭乗、
ゲンも3号に搭乗し、攻撃を開始する。
「くらえ!」
2号の先からレーザーが出て怪獣を直撃した
その後、ゲンの3号がミサイルを撃つ。
怪獣は怒り狂い、火炎を吐く。しかしすばやいマッキーには当たらない。
怪獣は光線を出すが避けられる。
「この野朗!」
ゲンはミサイルを発射した。直撃した怪獣はうめき声を上げ、やけくそに光線を放った。その光線が3号に直撃した。
「うわっ!!」
754750:04/12/05 20:00:07 ID:36eh6NlO
「おおとり!脱出しろ!!」
佐藤が叫ぶ
「了解!脱出!!!」
3号のコクピットが開き、ゲンは脱出した。
梶田が言った
「くそうっ、おおとりの敵打ちだ!」
「分離!」
2号は分離したとともに怪獣に集中砲火を浴びせた。
A号には佐藤、B号には白土と梶田が搭乗している。
ゲンもレオに変身!
「レオーーーー!!!!!」
しかし怪獣は強敵だ。
レオはレオビームを放つが効き目はいまひとつである。
怪獣はレオめがけて突進!レオをたちまちなぎ倒し踏みつける。
レオはなんとか猛攻をかわすが、怪獣はビームで追い討ちをかける。
「レオを助けろ!!」
2機のマッキーが怪獣にミサイルを撃ち込む!!
一瞬の隙をつき、レオはレオキックを放った!!!

怪獣は爆発し、また平和が戻った。
そして、高速道路も完成したのであった。
755名無しより愛をこめて:04/12/09 00:59:23 ID:5xddb4if
なんか止まってるのでホシュだけ

>>752-754
設定はいいと思った。後半、先細り感が・・・
756754:04/12/11 14:18:02 ID:SXBYZcoI
ありゃりゃ。
最後、超簡単に作りすぎたな
ちなみに怪獣の名前の元ネタは「名無し」でつ・・
おもいつかなかったもんで・・・鬱○| ̄|_
757名無しより愛をこめて:04/12/12 09:27:40 ID:95dnffMX
>>478-479

ネクサスの本を書いている連中は目を見開いてよく見れ。
758名無しより愛をこめて:04/12/12 16:17:01 ID:juat14DL
MACの隊員はヘタレばかりなので、もっとヘタレに書いた方がいいかも。
759名無しより愛をこめて:04/12/12 22:42:18 ID:V1RkN6eo
決してヘタレではない。彼らは地球防衛に命をかけた
勇敢な若者たちだ。ただ他のチームの隊員に比べて、
あまりにも簡単に死んでしまうだけなんだ。
760MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/12/13 03:11:48 ID:Ek9t4pX7
だっ、誰でつか!?「この世で最強の人間達」(本編より)をヘタレよばわりする人は!?
ここはマックメカ総登場で素晴らしい>750さんに便乗して俺もレオで一本書くしかない!
*この話はMAC隊員のメンバーチェンジがあった16話と17話の間の話です。
*あらかじめ第6話「男だ!燃えろ!」をご覧になると楽しめるかもしれません。


『喜びは一つ 今燃える友情』
二面宇宙人ツイン星人登場

アトラー戦で重症を負って一線を退いた青島隊員の代わりに
白土隊員が再びMACアジア本部に入隊してきた。
だがゲンと白土の関係はカーリー星人事件の事でギスギスしている。
それを見かねたダンは二人にマックカーで夜の街のパトロールを命じる。
パトロール中、人を襲っているツイン星人を発見。
何とか人を助けるものの、二人のちぐはぐな行動によって星人を逃がしてしまう。
激しく罵倒する白土隊員。沈黙するゲン。ダンは二人に停職処分をする。
翌日、巨大化した星人とMACとの対決。
頭の後ろにも顔があるツイン星人に死角はなく、かなりの強敵だ。
ゲンはスポーツセンターから、白土は恋人の洋子の墓の前で、
MACの戦闘機が次々と落とされていくのを見た。
ゲンと白土はステーションに向かい、ダンに星人と戦わせてくれと頼む。
「今のお前らには星人は倒せん!二人とも!組み手をするんだ!」
ダンの言葉の通り、組み手をする二人。だがゲンに合わせようとしない白土。
「俺達が星人を倒せないとまた洋子さんのような目に遭う人が増えるんだぞ!」
白土はゲンのその言葉で目が覚め、打倒星人という目的の前で和解する二人。
その語も組み手の猛特訓を続け、とうとう二人の息が合った。
761MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/12/13 03:13:32 ID:Ek9t4pX7
再び星人出現。マッキー2号で基地から飛び立つゲンと白土。
ツイン星人の吐く炎を組み手の訓練の賜物で避ける事が出来た。
「おおとり!」
「ああ!」
分離するマッキー2号。そして前と後ろの目を同時攻撃する。
「効いてるぞ!もう一息だ!」
「近づきすぎだぞ純!もっと星人から離れろ!」
その時、星人の目からのレーザーが白土隊員のB機を襲う!
「危なーいっ!」
自分のA機を盾にして白土隊員を庇うゲン。爆発するA機。
「おおとりーーーっ!!!」
爆炎の中から現れたのはウルトラマンレオだった。
だが、レオも目からのレーザーを前に星人に近づく事が出来ない。
「ウルトラマンレオ!援護する!」
白土隊員はミサイルで星人の目を潰し、レーザーを封じる。
星人はマッキーを撃墜するが白土はパラシュートで脱出する。
レオは得意の格闘に持ち込み、レオキックでとどめをさすのだった。

地上におりた白土。
「おおとりは俺を庇って……。また俺は親しい人を死なせてしまった……!」
その時、道の向こうから手を振りながら走ってくる人影があった。そう、おおとりゲンだ。
「おおとりー!」
真っ赤な夕日の中で握手を交わす二人。
二人の間に友情が、そして平和が戻った瞬間であった。 終わり
762名無しより愛をこめて:04/12/14 00:14:11 ID:CLKvj7Mv
>>760-761
エエ話や( つ∀`)°。
763名無しより愛をこめて:04/12/14 00:28:34 ID:632G7G3J
MAC愛を感じる…
764名無しより愛をこめて:04/12/15 15:50:23 ID:wJNxVfCj
さすがMAC野郎…
ただあがめるだけじゃなくて作品残すあたりが凄い
765名無しより愛をこめて:04/12/15 22:46:33 ID:8hFoe5Xw
MAC野郎…たいした漢だぜ
766名無しより愛をこめて:04/12/16 18:06:09 ID:5FuEok/u
いつからかレオを書くスレになってるな…
もうタロウは出尽くしちゃったかな
767名無しより愛をこめて:04/12/18 14:35:59 ID:U5KptL0r
タイトル「偽ウルトラマンレオ現る!!」
登場怪獣 偽ウルトラマンレオ  マグマ星人

ある日のMAC基地。
白川「東京103地区にウルトラマンレオが現れました!!」
ダン「何!?」
白川「映像、表示します」
その映像を見てMAC隊員は息を呑んだ。レオが町を破壊していたのだ。
平山「そんな・・・レオは俺達MACの味方じゃないのかよ!!」
ダン「ロディー、ロディー、応答せよ」
ゲン「はい!こちらロディー」
ダン「ゲン!!これはいったいどういうことなんだ!」
ゲン「僕もよく分からなくて・・うわっ!!突然レオが現れて・・・。くそ、この野朗!」
ゲンの声に混じって聞こえる爆音から、ゲンは偽レオと戦っているようだ。
ダン「出撃!!!」
隊員達「はい!!」
MAC隊員達は出撃した。ダンはゲンと合流。青島は2号A機に、赤石はB機に、白川と桃井は3号に。そして平山はF-4EJファントムに搭乗した。
平山「攻撃開始!!」
隊員達「了解!!」
マッキーの集中砲火!!しかし偽レオは効いてないという素振りを見せる。
青島「くらえ!!裏切り者!!」
A機のレーザー攻撃!!今度は効いたらしい。
偽レオは暴れ、突然レオスパークを放った!
マッキーはそれをかわすが、平山のファントムが撃墜された。
更に偽レオは暴れ、3号も撃墜される。
768名無しより愛をこめて:04/12/18 14:36:59 ID:U5KptL0r
ゲン「くそぉ・・・」
ゲンが変身ポーズをとろうとすると、ダンがそれを止める
ダン「やめろ。この状況ではお前は負ける」
ゲン「そんなの分からないじゃないですか!レオーーーーーーーーーー!!!!!!!」
本物のレオが現れた。しかしMAC隊員はどっちがどうだか分からなくなってしまった。
赤石「どっちが本物なんだ?」
青島「赤石!お前は右のレオを攻撃するんだ!俺は左を攻撃する」
赤石「そんなことしたら・・・本物のレオも・・・」
青島「この際しかたがない。」
赤石「くっ・・・」
二人のレオを攻撃するマッキー。
偽レオの猛攻をくらい、倒れるレオ。そこにマッキーのミサイルが飛んでくる。
レオは変身を解いてしまう。偽レオは勝ち誇ったような笑い声をあげ、消え去る。
基地に戻った隊員。
ゲンは怒る。
ゲン「隊長!なぜあの時マッキーを止めてくれなかったんですか!!」
ダンは黙っていた。しかししばらくすると、隊員達をマッキーの整備に向かわせる。
ゲン「隊長!聞いているんですか!なぜあの時マッキーを止めてくれなかったんですか!!」
ダン「ゲン、お前は他人の力を借りて戦おうとしていたのか?」
ゲン「違います!あの時、マッキーが僕を攻撃していなければ勝てたかもしれないんですよ!!」
ダン「ゲン。お前はあの時、偽レオの攻撃で確実にグロッキーしていた。そしてマッキーの攻撃をうけたから負けてしまったのだ。」
ゲン「違います!!あれはMACが・・」
ダン「なんでもMACのせいにするな!!」
その時ゲンはダンが隊長である事を思い出す。
ゲン「すみません・・・」
ダン「お前に特訓を命じる。」
769名無しより愛をこめて:04/12/18 14:37:50 ID:U5KptL0r
ダンが命じた特訓とは、ダンの作った戦闘ロボットを相手に落ちてくる岩を避けて戦う特訓だった。
約1時間後・・・・
通信が入る
ダン「モロボシだ」
白川「隊長!レオが現れました!!」
ダン「よし分かった。すぐに行く。ああ、それとMAC戦闘機隊も出撃させてくれ。」
白川「了解」
ダン「ゲン。ロボットを倒すまで特訓を続けていろ」
ゲン「はい」
偽レオは町で暴れている。
マッキーとファントム、MAC戦闘機隊が飛来。
今度は白川と桃井がロディー、
3号機にダン。2号A機に青島、B機に赤石。ファントムには平山が搭乗している。
ダン「攻撃開始」
ダンの3号に続き、MAC戦闘機隊の集中砲火。
偽レオは戦闘機隊を攻撃するが、反対から飛んできたA機B機、ファントムの攻撃をくらう。そこにロディーの攻撃。偽レオは怒り狂う。
ようやくロボットを攻略したゲンは変身する。
しかしこの偽レオはパワーを強化していたらしく、前回とは比べ物にならないくらい強い。
偽レオの攻撃を受け、倒れるレオ。
770名無しより愛をこめて:04/12/18 14:38:27 ID:U5KptL0r
突然赤石はあることに気付いた。
赤石「青島さん。僕にはどちらが本物か分かりました。」
青島「何?そんな証拠があるのか」
赤石「見てください青島さん。フリップとの戦いの時、隊長がレオを攻撃しましたが、レオは反撃しましたか?」
青島「してないな」
赤石「それなんです。レオは我々が仲間だと信じて反撃しないのだと思います。もう一人のレオを見てください。あのレオは我々が攻撃すると積極的に反撃すると思いませんですか?」
青島「そうか!分かったぞ!マッキー3号!応答してください」
ダン「モロボシだ。どうしたんだ青島。」
青島「俺と赤石が奴を攻撃します。そうすればどちらかが反撃するはずです。
その反撃したレオの目にフリップ戦で使用した泡をかけてください。」
ダン「わかった。ファントム。応答しろ。」
平山「こちら平山。なんですか、隊長。」
ダン「平山。お前は戦闘機隊と共に待機だ。俺から命令するまで手を出すな。」
平山「了解」
旋回するファントム。
青島「発射!」
赤石「了解!!」
2機のマッキーからミサイルが出る。
レオは倒れるが、偽レオは反撃する。
すかさずダンが偽レオの目に泡をかける。
ダン「平山、俺が泡をかけた方のレオに攻撃だ」
平山「了解!」
ファントムと戦闘機隊の猛攻!!
怒った偽レオはまばゆい光を放つ。
771名無しより愛をこめて:04/12/18 14:39:35 ID:U5KptL0r
そこに立っていたのはマグマ星人だった。マグマ星人は宇宙にむかって逃げていく。
赤石「逃がすものか!」
MACの戦闘機とレオは追跡する。
MACの戦闘機は一斉にレーザーを放つ。
ひるんだマグマ星人にレオはレオビームを放つ。
マグマ星人も光線で反撃。
レオの赤いビームとマグマ星人の青い光線がぶつかる。
その瞬間、すさまじい爆発が起きた。
レオのビームとマグマのビームは殆ど同じ威力だったようだ。
マグマ星人は逃げる。
青島「くらえ!」
A機がレーザーを発射するが、到達しない。
マグマ星人を逃がしてしまった。
変身を解いたゲンにダンは言う。
ダン「よくやった。お前の力とMACの力で星人を追い払うことができたのだ。行こう。」
ゲン「はい!」

完。
772名無しより愛をこめて:04/12/21 15:50:33 ID:UBfaUh6J
最近レオの話が多いけどこれはこれでいいね。

この話をナイトレイダーにも見習ってほしいな・・・。
773名無しより愛をこめて:04/12/21 23:41:51 ID:cQb2KQ4H
タロウの話を書くときはみんなZATの個性に気を使って書いてたのに
ここしばらく書かれているレオの話は無理にMACの活躍の場を与えさせている作風なので
いまいちレオっぽい話になっておらず、書き手の願望で終わっているのが残念だ。
774名無しより愛をこめて:04/12/22 22:41:04 ID:wQDD/2WX
最近のレオネタは確かに駄作じゃないし、普通にカッコイイ話だ
MACに愛着を持っている人だってのもよく分かる
本来のレオ話を書こうとすると、どうしても暗い話にならざるを得ないしな
漏れは
「オイルショックのなかった世界のレオ」
だと思って楽しく読ませてもらってるよ
775名無しより愛をこめて:04/12/23 01:30:20 ID:vstCC6MI
どうせなら本編よりきちっとかっこよく全滅させてみるとかね。
776MAC野郎 ◆vbppRyQMac :04/12/23 13:28:28 ID:fTM/1UNp
きっちりと全滅を描いたら、絶対にMACらしくなくなる気が……
777名無しより愛をこめて:04/12/23 19:37:27 ID:O30Fp4s6
でも最近投下されてるレオは既に活躍しすぎ(?)でMACらしくないからこの際それもアリでは?

>>776って、MAC野郎 ◆がそんなことを言うとは思わなかった…
ヘタレ具合も含めてマックが好きってことか。
778名無しより愛をこめて:04/12/24 06:55:47 ID:3QJo+HZT
無抵抗のまま逃げ損ねてくたばるのがマックらしい話かな。
779名無しより愛をこめて:04/12/24 21:15:36 ID:EWcE9nPd
枕怪獣バックンダー
780名無しより愛をこめて:04/12/27 03:40:15 ID:QDR7SIpI
スレ宣です。
タロウの話もいいですが、ウルトラマンシリーズを丸ごと書いてみたいという気概がある人は来てください。

円谷のプロデユーサーになったつもりでウルトラマンを企画せよ
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1104085002/
781名無しより愛をこめて:04/12/27 15:16:24 ID:Ww0jPRXj
タロウです。ネタがなくて困ってます。
782名無しより愛をこめて:04/12/28 02:38:35 ID:W1MYzSGt
アミチャンサイコー星から新たな刺客プヨプヨナリチャンが送り込まれた。
一見、何の変哲もない球状の生物だが実は、恐るべき力を備えていた。
弾力のある身体は、セブンのパンチ、キック、チョップなど
あらゆる攻撃を吸収しまるでダメージを受けなかった。

セブンの放つアイスラッガーに三等分されたプヨプヨナリチャンに
必殺のトリプルワイドショットが浴びせられるが
全くと言っていいほど効果は、無かった。
いやむしろ心地よく光線を浴びているようでもあった。
事実、三体のプヨプヨナリチャンは、より巨大化し
一つに合体するとセブンを見下ろす程に成長していた。

蛇のように身体が伸びるとセブンに巻きつき全身をメキメキと締め上げ
やがて‘ゴキッ!‘ ‘バキッ‘ っと鈍い音がすると
セブンの「アァ〜ッ」っと言う悲鳴が響き渡った。

セブンの身体を締め付け、ねじりあげ、そして身体中の骨を砕いたのだ。
それだけでは、なかった。
震える指と指の間に入ると更に‘ボキボキッ‘っと音がした。

もはや身動き一つ、指一本動かす事も叶わぬセブンの頭部に
プヨプヨナリチャンが張り付くように囲みセブンにとどめをさした。
プヨプヨナリチャンが離れたセブンの身体を見て
ウルトラ警備隊が戦慄した。

仰向けの胴体に腕や脚は、異常な方向に曲がっている。
そして頭部は、180度ねじられ地面に向いていた。

さっきまで弱弱しく点滅していたビームランプも
完全に消えていた。

783名無しより愛をこめて:04/12/28 07:25:09 ID:hx38cSmI
カス
784名無しさん:05/01/01 10:05:28 ID:a7jz11Af
あげ
785名無しより愛をこめて:05/01/05 19:51:14 ID:5OdSHK6A
早見作品リスト8
 
<タロウ>
「必殺!ウルトラダイナマイトパンチ」
>>470
「オイルショックは怪獣の仕業」
>>478-479
「ZAT基地凍結!雪男は宇宙人だった!!」
>>482-484
「タロウ対金太郎」
>>486
「えっ?美少女はZATと地球の敵!?」
>>491
「友達はバルタン星人!?」
>>494-496
「夏の夜空に怪獣の魂が流れる」
>>499-501
 
===185さんの3部作===
「地獄の孤島の大決闘!!」(前編)
>>502-503
「さらなる悲劇!東京に3大超獣現る!!」(中編・途中で別のレスが入ってます)
>>505-507
「決着!タロウ対古代超獣」(後編)
>>508-509
786名無しより愛をこめて:05/01/05 19:53:27 ID:5OdSHK6A
<タロウ>
「悪魔の樹は天空を越えて」
>>511-512
「ZATだよ、全員集合!!」
>>529-530
「無敵!火山が怪獣に!」
>>554-555
「出たぞ!ウルトラハッスル光線」
>>559-561
「復讐!タロウが暗殺される!」
>>568-570
「泣く子も黙る!?怪獣の子守唄」
>>578-579
「誕生!凶悪ウルトキラー」
「東京湾大ピンチ!ヒトデ怪獣現る!」
>>598
「ひかりをかえせ!」
>>607-608
「タロウの弟がやってきた!」
>>621
「バードン大逆襲!タロウ危機一髪!」
>>630-631
787名無しより愛をこめて:05/01/05 19:55:00 ID:5OdSHK6A
<タロウ>
>>630-631
「母の愛は恐怖の怨念!」
>>662-663
「遠くて近い父と母」
>>665-666
「完成!ウルトラダイナマイト」
>>673-676
「激闘!怪獣大工場」
>>680-688
「明日のゴールへ向かって走れ!」
>>694-696
「対決!タロウvs光太郎」
>>699-701
788名無しより愛をこめて:05/01/05 19:55:53 ID:5OdSHK6A
<タロウ>
「ZATのケンちゃん」
>>707-708
「マリつき宇宙人地球を狙う!」
>>713-715
 
===前後編===
「ZAT壊滅か!?荒野の怪獣列島!」(前編)
>>727-729
「反撃!怪獣+宇宙人vsZAT+タロウ」(後編)
>>734-737
789名無しより愛をこめて:05/01/05 19:58:05 ID:5OdSHK6A
<レオ>
「超ウルトラ作戦第1号」
>>752-754
「喜びは一つ 今燃える友情」
>>760-761
「偽ウルトラマンレオ現る!!」
>>767-771
<dark fantasy>
「現在(いま)の自分と…」
>>650-651
「現在(いま)の自分と…」(修正版)
>>653-654
<ネクサス>
>>741-744
<クロスオーバー>
(タイトル無し タロウ+セブン)
>>453-456
「ダークマター戦役」
>>720-722
790名無しより愛をこめて:05/01/05 20:02:29 ID:5OdSHK6A
すみません、リスト>>786の誕生!凶悪ウルトキラーのレス番が抜けてました。
 
修正
「誕生!凶悪ウルトキラー」
>>584-587
791名無しより愛をこめて:05/01/05 22:59:18 ID:RMO7bq21
こうしてみると、タロウはシナリオだけでも結構たのしめるが 
レオは映像がないといまいちレオっぽいふいんき(←変換できず)が感じられないね。
レオはシナリオで引っ張るというより特訓シーンや殺戮シーンで魅せる要素の方が
強いのかな。良い悪いは別として。
792名無しより愛をこめて:05/01/07 23:22:03 ID:+yKvAnRW
>>791
ふいんき・・?
ふんいきだろ
だから変換できなかったんじゃね?
793名無しより愛をこめて:05/01/08 08:16:17 ID:QYz6N4iG
>>792
おっ、「ふいんき(←何故か変換できない)」というのは
2chでのデフォルトなんだね〜。
来週も気にせず読もう!
794792:05/01/08 21:05:15 ID:31aK3zDW
>>793
そうだったんですか
気をつけます
795185:05/01/09 02:33:37 ID:Vt2Za7iC
「ケむたい!怪獣はタバコがお好き!!」 喫煙怪獣ヤニラ 登場
北島隊員との深夜パトロールを終えた光太郎はZAT基地内の憩いの場で一服していた。
北島「いや〜やっぱり、こうやってコーヒーとタバコで一服してると今日の仕事終わった
〜って気がするよな。」
光太郎「そうですね。」
そこに北島隊員の肩を叩いて現れる隊長。
隊長「こら!お前ら。タバコばかり吸ってると体力が落ちるぞ?」
光太郎 北島「ああああ!すいません。」
と声をそろえて、うつむきながらタバコを隠すように灰皿に投げ込む二人。
隊長はニヤリと笑って廊下を歩き去っていった。
二人は目を合わせるとプッとふきだし笑ってしまった。

翌朝、緊急スクランブルがかかり隊員は本部に集結していた。
副隊長「朝影村に怪獣が現れた。北島、東はスペースワロー。南原、上野、森山君は
俺と一緒にスカイホエールで出撃だ!よぉし!いくぞ!」
隊員一同「はい!」
三機が向かった朝影村で怪獣を発見する。なにやら草を食べているようだ。
上野「副隊長!あれは煙草の葉を食べてるんですよ〜。」
副隊長「なに〜?煙草〜?そういえば朝影村は煙草の産地だったな。」
北島「そんな!こんな怪獣をのさばらせていたらタバコの値段が上がってしまいますよ!」
副隊長「バカモノ!なんの心配をしている。よ〜し、こぉうげき〜!!!」
ZATの総攻撃を受けると怪獣は山のほうへ姿を潜めてしまった。
796185:05/01/09 02:35:39 ID:Vt2Za7iC
(つづき)
怪獣をおびきだすために副隊長の提案。
副隊長「よ〜し。北島!ZAT基地からありったけのタバコをトラックに詰め込んで
持ってこい!」
「煙モクモク作戦」(たばこの匂いで怪獣をおびき出し、たばこに集中している怪獣を
スカイホエール、光太郎のワローで攻撃する。)の決行である。

大量のタバコを広い草原にばら撒き、たいまつで火をつける北島隊員。
案の定、怪獣が「たばこ、たばこくれ〜」とわめきながら姿を現した。
しかしタバコの煙の量が予想以上に多く、ものすごく視界が悪くなってしまい
逆にヤニラの火炎攻撃を浴びせられてしまうスカイホエール。
光太郎「あっ!スカイホエールが!」
すかさずタロウに変身した光太郎はスカイホエールを救出。ブレスレットを水が
入ったバケツに変えてタバコの火を消した。
そこにいたびしょびしょになった北島隊員に会釈するように謝った後
ヤニラをストリウム光線で倒すのだった。

本部での祝勝会ムードの一同。そこに隊長がまたもやニヤリと笑いながら
隊長「東、北島。今は祝勝会だ。一服くらいしたっていいんだぞ?」
光太郎 北島「いや!!たばこはもういいですよ〜」
本部は笑い声につつまれるのであった。


ちょっとふざけすぎた気もしますorz
797名無しより愛をこめて:05/01/09 03:21:28 ID:zfpJYno2
エンクミ
798名無しより愛をこめて:05/01/09 03:33:53 ID:VZqVcjln
久々のタロウいい!
799名無しより愛をこめて:05/01/09 12:16:19 ID:kiGG2evA
いいね〜。怪獣の名前といい怪獣が喋るところといい全く違和感がないw
800名無しより愛をこめて:05/01/09 13:52:13 ID:9NCs4VcP
800
801名無しより愛をこめて:05/01/09 15:44:23 ID:yxbD0SLU
いい話だけどニコチンタールがすごそうだw
802名無しより愛をこめて:05/01/09 21:18:53 ID:JZ64Stkb
タロウって星人じゃないのに喋る怪獣多いな
803名無しより愛をこめて:05/01/09 21:35:59 ID:zW61R7Bd
「狙われた正月」  先端宇宙人タガン星人 先兵怪獣タガンキング

19××年元旦。東京各地で新年行事が行われている。
光太郎・健一・さおりも、地元の町内会主催の新年会に出ていた。
そこでは子供たちによる書初め大会が行われ、健一も四苦八苦しながら筆を動かしていた。
健一「あ〜あ、うまく書けないなあ」
光太郎「そうぼやくな。もうすぐ餅つきが始まるから、好きなだけ餅が食べられるぞ」
などと会話が弾んでいた時、その事件は起こった。

突然、東京の都心上空に円盤が現れる。それは、宇宙最先端の科学技術を持つと自負する
タガン星人の侵略用宇宙船だった。
円盤の表面から光が地上に降り注ぐと、怪獣タガンキングが姿を現し、手当たり次第に
オフィス街を破壊し始める。
直ちにZATが出撃し、光太郎は変身して怪獣に挑む。
しかし、タガンキングは強く、ZATの攻撃は円盤に命中してもカスリ傷すら負わせられない。
逆に、円盤の表面から破壊光線が乱射され、ZATの攻撃機は避けるのが精一杯という有様。
最先端の技術に敵うものはないと勝ち誇るタガン星人。
ZAT本部に焦燥がつのる中、なんとかタロウがストリウム光線で怪獣を倒す。
しかし、怪獣に向かって円盤の表面から光が降り注ぎ、一瞬にして怪獣が復活する。
円盤が健在である限り、この怪獣は何度でも復活可能なのだ。
弾丸を撃ちつくしたコンドルは、一時帰還する。
804名無しより愛をこめて:05/01/09 21:36:43 ID:zW61R7Bd
ZAT本部。戦いの経過を見守っていた隊長は、ある作戦を思いつく。
朝日奈「よし、ペンキ作戦だ」
ペンキを円盤の表面に塗り、光の放射を遮断する作戦である。
直ちに大量のペンキを集めようとするが、今は正月。
どこの販売店もメーカーも営業していないのである。
荒垣「まったく、正月ってやつは!」
悪態をつく副隊長に、南原隊員がある作戦を提案する。
南原「・・・という作戦です」
荒垣「なるほど。しかし、タロウとの連携が上手くいくかな」
北島「副隊長、迷ってる暇はありませんよ。必ずタロウは期待に応えてくれます」
荒垣「よし、直ちに作戦準備!」
その間にも、タロウは復活した怪獣を再び倒し、円盤にストリウム光線を命中させる。
しかし、円盤は全くの無傷。タガン星人は、怪獣の死体を回収し、
円盤からの光線で直接タロウを攻撃する。防戦一方のタロウ。
そこにコンドルが現れ、円盤に向かって攻撃を開始する。
うっとうしいと感じたタガン星人は、タロウよりコンドルへの攻撃を優先させる。
それこそがZATの狙いだった。
大量の墨汁を機体からぶら下げたホエールが現れる。
東京各地の書初め大会会場から集めた物である。
荒垣「書初め作戦開始!」
ホエールを見たタロウはすぐにその意をくんで、ブレスレットを筆に変化させ、
円盤の表面を漆黒に染め上げる。
光線を放出する力を失った円盤は、よろめきながら宇宙へ退散してゆく。
歓声に沸く町内。しかし、この戦いは前半戦にすぎなかった・・・。
805名無しより愛をこめて:05/01/09 21:37:46 ID:zW61R7Bd
場所は再び新年会会場。
書初めは円盤のせいで中止となったものの、メインイベントの餅つきが行われていた。
もちろん、ここでは光太郎が餅をついている。
ZAT隊員たちもそれを見ながら談笑していた。
荒垣「書初めに助けられるとはなあ。まったく、正月さまさまだな」
南原「副隊長、さっきは正月に文句をいってませんでしたか?」
荒垣「うるさいぞ南原。正月なんだ、細かいことは気にするな」
北島「しかし副隊長、あれだけ破壊されたのに、犠牲者が出なくてよかったですねえ」
荒垣「まったくだ。正月のオフィ街には人がいないことを、宇宙人は知らなかったんだなあ」
そんな和やかな雰囲気の中、事件は再び起こった。
このまま引き下がっては最先端科学の名折れとばかり、タガン星人が再来したのである。

隊長の命令で、第二次書初め作戦が実行に移される。
再び円盤は墨で彩られるが、今度は敵も対策を考えていた。
円盤の表面が高熱を発し、瞬く間に墨が蒸発してしまったのだ。
このわずかな時間に、タガン星人は円盤を改造していたのである。
そして、もはや見慣れた光景ではあるが、円盤の表面からから光が降り注ぎ、
改造タガンキングが出現する。
改造怪獣の力はすさまじく、タロウは手も足も出ない。
現場に駆けつけた朝日奈隊長は、そこでまた一つの作戦を立案する。
幸い、準備にそれほど時間がかかる作戦ではなく、短時間で準備は完了する。
朝日奈「よし、作戦開始だ。こんどこそケリをつけるぞ!」
806名無しより愛をこめて:05/01/09 21:38:53 ID:zW61R7Bd
改造タガンキングにあと一歩まで追い詰められたタロウは、ウルトラダイナマイトを
使用し、怪獣を倒す。何度でも怪獣は復活できると余裕しゃくしゃくのタガン星人。
その時、円盤の上空にはホエールが忍び寄っていた。ある作戦を秘めて・・・。
荒垣「モチ戦開始!」
荒垣の合図と共に、東京中の町内から集められた餅の塊が円盤の上に落下する。
円盤の表面はあっという間に餅に覆われる。タガン星人は大して動揺もせず、円盤を発熱させる。
しかし、餅が蒸発するはずもなく、ふくらんで良い匂いを発するばかりである。
むしろ、餅が円盤の表面からはがれなくなってしまっただけであった。
餅の香ばしい匂いに腹を鳴らす町内の人々。心の底からうろたえるタガン星人。
円盤は再び宇宙へ逃げようとするが、餅の重量によって上昇することができない。
ふらふらと落下した円盤は、東京タワーに突き刺さって動かなくなる。
大歓声につつまれる町内。
こうして、宇宙最先端の科学を持つと自負する宇宙人は、日本の伝統行事に敗れ、
東京タワーの尖端によってとどめを刺されたのであった。


宇宙人の名前の元ネタは、元旦→タガンです。
しかし、焼肉作戦といい書初め作戦といい、変な話ばっかり書いてるな、俺・・・。
807名無しより愛をこめて:05/01/09 23:46:34 ID:RUMMNfIh
>>795-796
>>803-806
久々のタロウ、楽しませてもらいました

このスレを読んでいると頭がやわらかくなります
今や第一期・第二期(ザ、80含め)・海外・平成などと
ウルトラを作風でカテゴライズするのは無意味なのかもしれませんな・・・
808名無しより愛をこめて:05/01/10 13:48:55 ID:y3pAT/wg
絶対、最後はその餅皆で食ったんだろうなw
809名無しより愛をこめて:05/01/11 01:55:26 ID:WoVdv95X
みんなでお餅の変わり鉄板焼き食べ放題、といった感じのラストか。
星人も根っから悪党には見えないので、改心して一緒に食って帰ってそう。
810名無しより愛をこめて:05/01/11 02:43:14 ID:LsJOGA8o
餅まみれになった円盤が古典的なアダムスキー型で、
何の説明もなくタロウが出した巨大ミカンを東京タワーにさして
鏡餅に見立てるというのはどうか
811名無しより愛をこめて:05/01/11 09:54:07 ID:gkQQeJpl
812名無しより愛をこめて:05/01/13 16:53:29 ID:upKVUPbU
「タロウが死んだ!無敵の異次元人を止めろ!」異次元人クロイス人 超越怪獣キングバトラス 登場
夜道を歩いてたある青年が、人の悲鳴を聞きかけつけると人間の切断された腕を発見した。
その事はただちに警察に知らせられ、ZATにその調査の協力依頼が入ったのである。
光太郎と上野が現場に向かわされた。
光太郎「ZATです。現場はここですか。」
警察官「そうです。この路側帯に置かれていたんです。こう・・無造作に。」
上野「なるほど、精神異常者による犯行ですかね。で、我々が呼ばれた理由は?」
警察官「腕の切断部です。高速にプラズマ切断されているようなんです。」
光太郎「プラズマ切断?でもあれは、工場で使われる…」
警察官「ええ。簡単に切断機器は持ち運びできる物でもありませんし、腕が切断されたのはおそらく午前2時から3時の間なんです。」
上野「え!つい3,4時間前じゃないですか。」
光太郎「そして近辺にはプラズマ切断機器を扱う工場はない。なるほど、確かに警官だけでは危険ですね。まだこの近くに宇宙人がいる可能性がある・・と。」
銃を持つ光太郎。思い出したかのように銃を構える上野
上野「…『地球の』人間技じゃないって事ですね。」
警察とZATによる、合同走査が開始されて2時間後、事態は展開を見せる。
警官3人が何者かに襲われ、負傷したのである。ZATが駆けつけると容疑者は
逃げるように闇に消えていった。
813名無しより愛をこめて:05/01/13 16:54:16 ID:upKVUPbU
上野「くそ!すばやい奴・・。応援を呼びましょうか・・東隊員。あれ?東隊員?
どこいったんですか〜!」
光太郎は、容疑者を追いかけ闇の中の奇妙な世界にいた。
そこで立ち尽くすしかない光太郎に容疑者が話しかける。
クロイス人「なにものだ。この空間に地球人は入って来れないはず。」
光太郎「僕はウルトラマンタロウだ。お前らは何者だ。なぜ人に危害を加える。」
クロイス人「そうか。貴様も宇宙人か。私はクロイス人。今我々のあいだでは
惑星支配がブームでな。重要だろう?その星の文明を気付いている人間の生態データが。
だから殺したのだ。」
光太郎「…。お前には罪をつぐなってもらうぞ。」
クロイス人「罪。罪とはなにか。」
光太郎「………こいつ〜!タロウーーーーー!」
変身する光太郎。
クロイス人「宇宙人よ。我々の怪獣と戦え。生体データをいただく。」
そう言うと辺りがピカッと光り、そして街のド真ん中でタロウは謎の怪獣キングバトラス
と対峙していた。そして戦闘が開始される。
上野「あ!怪獣とタロウ!こちら上野!本部応答願います。応援お願いします。」
副隊長「分かってる。ものすごい怪獣反応が出ているぞ〜。すでに北島、南原を向かわせた。」
スペースワローはいち早く怪獣反応を察知して現場に向かっていた。
しかしミサイル、レーザーでも怪獣には通用しない。
そして肉弾戦で全く歯が立たないタロウはストリウム光線を怪獣に放つ。
怪獣はシリモチをついた程度ですかさずプラズマ光線をタロウに放った。そしてタロウは
そのあまりの威力に消滅してしまった。

つづく
814名無しより愛をこめて:05/01/13 18:29:38 ID:upKVUPbU
「聞け!タロウ復活術!」
ウルトラの母 ウルトラセブン 超越怪獣キングバトラス 異次元人クロイス人 登場
「タロウーー!!!」
ZAT隊員は皆叫んだ。あのタロウが負けた。ZATは退散するより他なかった。
副隊長「街は、ほぼ壊滅。タロウはもういない。もう我々だけであの怪獣を
倒すしかないぞ。みんな!覚悟はいいな。」
一同隊員「はい!!」
しかし怪獣を倒す作戦は一向に出てこない。苦悩するZATであったがそこに
本部から通信が入った。
ウルトラの母「こちらウルトラの母。ZAT隊員応答してください。」
なんだって!?
耳を疑った一同であったが確かにスピーカーから聞こえている。
ウルトラの母「タロウの肉体は確かに消滅しました。しかし精神はまだ地球上を
さまよっています。そこであなた方にお願いがあります。タロウの肉体を復活させる
のは不可能ですが、仮の体があれば肉体を復活させることができるのです。」
隊長「ウルトラの母。われわれにできることがあればなんなにと言ってください。」
ウルトラの母「ありがとうございます。頼みたいことは象牙です。」
隊長「象牙!?」
ウルトラの母「そうです。タロウの角は象牙に似た成分でできています。しかし
アフリカ産に限ります。」
副隊長「よ〜し「タロウ復活作戦」だ!アフリカに飛ぶぞ!怪獣は今でも暴れて
いるんだ!。」
ZATは3日かけて象牙3000本を採取してきた。
815名無しより愛をこめて:05/01/13 18:30:39 ID:upKVUPbU
ウルトラの母「次はストリウムエネルギーが必要です。これにめいいっぱい詰め込んで
来てください。」
するとZAT本部の中にカラータイマーが落ちてきた。ドカーーン
ウルトラの母「ストリウムは火星でとれます。スペシウムと似てるので気をつけて下さい」
10日かけてストリウムを1万リットル酌んできた。
副隊長「はあはあ…あとはなにをすれば?」
ウルトラの母「・・現在偶然通りかかったセブンが怪獣と戦ってます。セブンにそれらを
タロウらしくデコレーショニングしてください。」
象牙を加工した角とカラータイマーを戦闘中のセブンに付けるZAT!
ウルトラセブン「ダーーーーーーーー!!????」
苦しむセブン。不安になった副隊長は
副隊長「ウルトラの母!セブン苦しんでますけど!」
ウルトラの母「大丈夫!タロウになろうと苦しんでるだけです!もうすぐ
タロウは復活します。そう!これぞ超(スーパー)タロウ!!」
ZAT一同「ス!スーパータロウ!!!」
復活したタロウは余りにも強すぎた。デコピンでキングバトラスを爆死させる。
ZAT一同「つ 強い 強すぎる・・」
さらにタロウは異次元開放光線を使い三次元に異次元の穴を開ける。中に入って
超コスモミラクル光線でクロイス人を全滅させるのであった。
816名無しより愛をこめて:05/01/13 18:32:01 ID:upKVUPbU
ZAT一同「かんぱーい。」
北島「いや〜光太郎が無事でよかった。」
祝勝会を上げているZAT本部。
光太郎「いや〜肉体を求めてさまよっている時はどうしようかと思いましたよ。」
南原「え?さまようって?」
光太郎「え?あ・・タロウの話ですよ〜(笑)」
副隊長「自分をタロウみたいにいいやがって(笑)こいつ〜!」
ZAT一同「ハハハッハハハ」

ナレーション「見事スーパータロウとなった光太郎。タロウはますます面白くなるね〜」

街はタロウの「街再生光線」によって平和そのものであった。終了
817名無しより愛をこめて:05/01/13 20:54:03 ID:sLqMjLkE
……セブンヲタの皆さんが怒り狂うぞ…?
818名無しより愛をこめて:05/01/13 21:36:29 ID:5HJ8whDX
前半と後半のあまりの落差に、不本意ながらワロタ。
819名無しより愛をこめて:05/01/13 21:59:58 ID:pnX8PBPp
いや、コスモスとか基本的にこういう話じゃないですか。
820名無しより愛をこめて:05/01/14 10:08:18 ID:3ptwREK8
動物愛護団体の皆さんも怒り狂いそうw
821名無しより愛をこめて:05/01/14 21:51:44 ID:IIaVRNQh
こ、これは…ヤバイ
822レオ話ですいません:05/01/15 00:42:39 ID:VIb5AopH
ウルトラマンレオ第0話『ふるさとの爆発! 孤独の宇宙人ひとり』
マグマ星人、ブラック&レッドギラス、アストラ、メハジ星人、レッドキラー2代目登場

美しい星が宇宙に煌めく…そう、ここはしし座L77星。
青い海、澄んだ空…地球と変わらない環境。
レオとアストラは、今日も都市から離れた野原で武術の稽古にいそしんでいる。
だがそこに、恐怖のマグマ星人軍団が押し寄せてきた!
首都が津波に巻き込まれ、人々はギラススピンの餌食になっていく。
レオ兄弟が駆けつけた時には、町は荒廃し、地殻も歪み始めていた。

(その後の顛末は22話の「レオ兄弟対怪獣兄弟」の回想と同じシーン)

「兄さーん!」
「アストラー!!」
ロンやアストラ、父母に多くの友人を失い宇宙を漂流するレオ。
地球にたどり着き、母星と変わらぬ環境にレオは驚くばかり。
「素敵な星だ…こんな星がまだあったのか…」

ナレーション:しばらく地球に留まり、長旅の疲れを癒すことにしたレオ。
 だがウルトラマンとして未熟な彼は地球上では実体を持たない。ほら、透明だろ?
 しかし透明な姿のおかげでMACのレーダー網を潜り抜けられたんだ。
823続き(2):05/01/15 00:44:22 ID:VIb5AopH
透明のまま地球にいることにしたレオ。
彼は城南スポーツセンターの人々を観察していた。道場で子供たちに指導するおおとりゲン…
レオは特に、この青年の優しさ、真っ直ぐさに惹かれていた。
そんなある日、東京にメハジ星人操るレッドキラーが現れた!
ズール星人に操られていた時と同じく、ブーメランで東京を破壊するレッドキラー。
ビルが割れ、橋が裂かれ、人々が投げだされる。
(真っ二つになる人の合成を入れると残酷でレオっぽいかも)
レオは必死に怪獣を止めようとするが、透明な彼に打つ手は無い。
逃げ惑う人々、そこにはトオルとカオルの姿もあった。
つまずき転ぶカオル、引き上げようとするトオル、そこにビルの瓦礫が崩れ落ちる!
レオにはどうすることもできない。…そこに現れたのはおおとりゲン!
梅田兄弟を抱え上げ、必死に逃げる!
…しかし遂に瓦礫の下敷きになり、梅田兄弟をかばい絶命する。

MAC出撃、フォーメーション攻撃で怪獣を追い詰めるが、反撃のブーメラン乱舞で撃墜されていく。
ダン隊長はセブンに変身、ブーメランの波状攻撃をアイスラッガーで迎撃する。
空中で何度もぶつかり合う3つの刃。序々に怪獣が押されていく。
何度目かの交差が終わった刹那、ズバッという音が鳴り響く。
長い静寂の後、喚いたのはセブン。なんと両耳が切り落とされている。
しかし先に倒れ伏したのはレッドキラーだった。首を切断され爆発する怪獣。
逃げるメハジ星人の円盤をワイドショットで撃墜したセブンは平気な様子で去っていく…
「あれがセブン…」
824続き(3):05/01/15 00:45:13 ID:VIb5AopH
うって変わってここは病院。
死んだおおとりゲンに仲間がお別れを言いに来ていた。
「おおとりさんは僕たちを庇って死んじゃったんだよぅ!」
「おにいちゃーん!」
泣きじゃくる梅田兄弟。百子も大村も、皆泣いている。
やがて一人、二人と病室を出て行く。最後まで残った梅田兄弟も名残惜しそうに病室を出る。
誰もいない病室、やがて光に包まれ…レオは彼に話しかける。

「君は自分を犠牲にしてまで子供を助けた。君の命はここで終わるには、惜しい」
「あなたは…?」
「私はレオ。宇宙人だ」
「ウルトラマン…? あなたはウルトラマンに似ている」
「ウルトラマンとは違う、私はただの難民だ。
 君と私の命を一つにすれば生きられる。私は体が無いのだ」
「・・・僕の体を使って、なにをするつもりだ」
「何もしない、私はこの地球が好きだ。この地球で暮らしたいだけだ。
 それに少しだけなら君の愛する人を守ることに力を貸せる。」
「本当か…?・・・わかった、合体しよう」
「ありがとう、感謝する」
こうして、レオとおおとりの体は一つになった。
スポーツセンターの仲間たちは生き返ったゲンを見て唖然。大村さんは腰を抜かしている!
レオ=おおとりは、少しでもこの平和が続けばいいと願っていた。
しかし一月後、戦いは再び幕を開ける・・・

終わり 長文&連投スマソ
825レオ話ですいません:05/01/15 00:46:56 ID:VIb5AopH
長年不思議に思っていたレオの設定の矛盾を解消しようと物語前夜を考えてみました。
1話:耳無しセブン
   おおとりがセブンの存在を知っている
   自分からウルトラマンと名乗るおおとり
   地球に来てまだ一月という割に、普通に人の社会に溶け込んでいるおおとり
48話:レオが地球にきた一月前と、友人とは三年前から知り合いだったという台詞の矛盾

以上を解決する為に、レオとおおとりは元々別人だったという新マン一話方式を採用しています。
これなら劇中の設定に矛盾しないうまいやり方だと思うのですが、いかがでしょうか?
あと折角地球の防衛に来たセブンのかっこいい見せ場が無いので(昭和ウルトラ大好き)
しかしいろいろグダグダです。予算もかかりそうだ…
あ、杉田かおるさん結婚おめでとうございます。
826名無しより愛をこめて:05/01/15 10:37:25 ID:wyzyjHqB
>>825
 ちょっと批判的になりますが、一レオファンの戯れ言として聞いてください。

『レオ』のテーマは「第二の故郷として地球を求め、地球人として
成長していく青年の物語」と思っています。
 地球にとけ込んでいるようでも、地球人を理解し切れていないところもある
宇宙人ゲン=レオが、悪戦苦闘しながら成長し最終回で美山家の人たち
からも同胞として受け入れられ「やっと今この地球が僕の故郷になったんです」
という台詞で締めくくられるところに『レオ』という作品の素晴らしさがあったと
思っています。
 そこで「地球人おおとりゲン」が存在していたという設定変更を
行ってしまうと、どうも違和感を感じてしまいます。

 確かに、レオが地球に来た時期の設定については、劇中で設定の統一が
甘く、矛盾を感じてしまうことも事実ですが、それは物語の核心の部分である
「宇宙人ゲン」の部分を変えてしまうよりも、「L77星の滅亡は数年前だが、
完全消滅が一ヶ月前だった」程度の小細工で充分補完可能です。

 なお、『レオ』開始時に学年誌上の宣伝で「地球で暮らしていたレオはウルトラ
兄弟の戦いをずっと見ていた」という設定がありました。また、セブンに耳がない
のは『タロウ』40話からであることも指摘させていただきます。(これは、変身時の
トラブル、あるいはウルトラ兄弟が登場ごとに微妙に姿を変えていることの延長
ととらえることで充分と思います)

 水差し発言で恐縮ですが、こういう年寄りのこだわりもあるということで、受け止めて
いただければ幸いです。
827名無しより愛をこめて:05/01/15 14:07:10 ID:IUjN9IB0
>>826
貴方は
俺が2ちゃんねるで見た中で最も良心的、紳士的なレオファンですよ
828名無しより愛をこめて:05/01/15 14:19:21 ID:eKuZYEGA
829名無しより愛をこめて:05/01/15 15:20:26 ID:cFBFDHac
つーかレオ話はもういいよ。
830名無しより愛をこめて:05/01/15 17:08:28 ID:VIb5AopH
>>826
言われて見れば確かにそのとおりです。
思い入れのある人にとってこの話は違和感があるのは当然ですね。
最終回も含めて色々レオの良い所を見逃していました。すみません。
タロウの耳無しセブン、学年誌の設定も知らなかった未成年ですが、
これからは一レオファンとして、一ウルトラファンとして、
誰にでも楽しんでもらえる話を書いていきたいと思います。
最後に、長い文章を読んでいただきありがとうございました。
それでは。
831名無しより愛をこめて:05/01/15 19:45:48 ID:AH9OCtDX
>>829
俺はレオも楽しんでるよ。まぁタロウのほうが見たいのが正直なとこだけどw
832名無しより愛をこめて:05/01/16 10:47:48 ID:lTy6VNre
空気を読まずに
アンチスレに予告しておいたネクサスのでっち上げ最終回を投稿します
まだ完成途上ですが、差し止め要求および苦情は遠慮なく言ってください
833ネクサス最終章(1):05/01/16 10:50:56 ID:lTy6VNre

・・・水の音が聞こえる。
弧門は朦朧とする意識の中、ぼんやりと目を開けた。
ひどく暗い。
あたりを見回そうとして身体を起こそうとした彼は、全身を激しい痛みに襲われ、
浅い水溜りに覆われた足元に再びうずくまった。
苦痛の中、顔を上げた彼の目の前には、ひしゃげて割れたパイプを伝って
滝のように流れ落ちる水のカーテンがあった。
水道管の走っていた天井の割れた穴からは、かすかに揺らめく赤い輝きが差し込んでいる。
彼がかろうじて闇の中で周囲を確かめられたのは、この輝きのおかげに他ならない。
TLTの隊員服は、水道管から浴びせられる水しぶきですっかり濡れ、彼の体温を奪おうとしていた。

いけない。このままじゃ・・・
力を振り絞り、湾曲した壁に寄り添って起き上がる弧門。
体温を維持しなければ、ここで凍えてしまう。
重い頭を壁にもたげ、不吉な赤い揺らめきを見上げる。
すると突然閃光のように、直前の出来事が彼の脳裏をかすめた。
834ネクサス最終章(2):05/01/16 10:53:50 ID:lTy6VNre
そうだ、月はどうなったんだ・・・

崩れかけた地下道は、前方の瓦礫の山によって塞がれていた。
あと数メートル先を歩いていたら、弧門もあの中に巻き込まれていたに違いない。
地下道にまで被害が及ぶということは、きわめて近い場所で着弾が起こったことになる。
どちらにしても、行き先を塞がれた以上彼は引き返さなければならなかった。
地下道に逃げ込むときにつけ忘れていたサーチライトを点灯した弧門は、とぼとぼと入り口に向かった。
しかし戻ってみたところで、彼が記憶していた地下道の入り口は既にどこにも見当たらなかった。
入り口でも崩落が起こっていたのだ。ヘルメットのサーチライトが空しく壁を照らす。

生き埋めか・・・・・・・・・まてよ?

倒れていた場所に再び足を運ぶ弧門。彼は、空に不吉な赤い揺らめきがのぞく天井の穴の真下にたどり着いた。

パルスブレイガーの攻撃モードを展開する弧門。
ワイヤーガンを使えば、天井をつたって地上に上れるかもしれない。
隊員服のベストからワイヤーリールとアンカーアタッチメントを取り出し、
パルスブレイガーに取り付ける。彼は崩落した穴の真横に、出来るだけ平らな部分を探した。
撃ち込んだアンカーが安定し、かつ体重を支えていられるだけの面積が必要だった。
壁に寄り添い、狙いを定める。射出したアンカーは極めて平坦な部分に命中し、クローがしっかりと真横を固定した。
・・・よし。
リールを巻き取って穴を上昇した弧門は、張り付いた壁のひびの間をよじ登り
そのまま地上へと脱出した。着弾の際、吹き飛ばされた身体の痛みを忘れさせるほど強烈な衝動が、彼を突き動かしていた。

月は、どうなったんだ?

高温が起こした雲とと高く巻き上げられた土砂のせいで、空は曇っていた。
市街地に広がるおびただしい炎が、雲に反射して赤く輝いている。
835ネクサス最終章(3):05/01/16 10:54:44 ID:lTy6VNre
大ぶりな岩とコンクリートの破片が転がる不安定な足場を踏破した弧門は、
ひときわ高い瓦礫の丘の上に上り、空を見渡した。
彼はかろうじてわずかな雲の切れ間から、澄み渡った夜空を垣間見ることができた。
最初に彼の視界に飛び込んだのは、黄金に輝く月の無残な姿だった。
満ちる手前の、わずかな楕円を帯びた球の優美な線は跡形も無く、
左の片側を穿つように巨大な何も無い空間がそこにあった。
割れた月の金色の面は、手で無造作に砕いたような不規則な筋を表わし、
反射する筋を追うたびに、弧門は不快な感情に襲われた。

月の片側に相当するたくさんの隕石群が、地球を襲い降り注いだ後だっていうのに
僕は、なぜこんな所で月を見上げているんだ。
確か、地球の生物が全部滅びてもおかしくないほどの規模のはずだ・・・
836ネクサス最終章(4):05/01/16 10:55:42 ID:lTy6VNre

大地にゆるやかに着地した白い巨人は、足元の地面に突き刺さった
ストーンフリューゲルを見下ろすと、自らの身体から発したまばゆい光に包まれた。
光の消え去った後に、ひとりの女がよろめきながら立っていた。

「もうしなくてもいいわ・・・わかるの、どうせあと少しだもの・・・」

彼女はストーンフリューゲルの手前に倒れると、無理に身体を仰向けにして、空を仰いだ。

「姫矢さん・・・わたし、やったわ・・・・・・
消したのよ。全部は、無理だったけど・・・割れて、堕ちてきた月を・・・」
手に握られたエボルトラスターが明滅を始める。
「どうしてなのか、わかったわ・・・吉良沢君が、私を、閉じ込めたわけが・・・
一度きりなら、使い場所を見極めなくちゃね・・・」
女の身体も、エボルトラスターに共鳴するように明滅を始める。
「今、いくから・・・」
女はゆっくりと目を閉じた。

タイトル表示〜オープニングへ〜
837名無しより愛をこめて:05/01/16 15:22:37 ID:oZNm0u8r
>>832-836
空気を読んで今後こういう自分勝手なSS投稿はやめてください。
ここが該当するスレじゃないことぐらいわかるだろ。場所考えんかい。
838名無しより愛をこめて:05/01/16 20:21:52 ID:kUmYOSKN
いいや続きを拝読したいね。
レオやほかのタイトルがよくてネクサスが駄目という理屈は通らない。
なんでコレだけ目くじら立てるのか不思議なこった。

ID:lTy6VNreさん、気になさらず焦らず順次お願いします。
839名無しより愛をこめて:05/01/16 20:58:22 ID:e8EYMJzx
空気読めてないのは>>837だったということで
m(--)m
840名無しより愛をこめて:05/01/17 10:09:06 ID:UDMCeH98
Q投稿した香具師もいるくらいだから大丈夫。
それよりOP前であの文章量は長杉でわ。
基本は「あらすじ」でよろ。
841名無しより愛をこめて:05/01/17 11:42:02 ID:GYBoM8zk
なんとなくネクサスは雰囲気違いすぎると思うんだ
「いいや!理屈は通らない!」って言われるかもしれないけど、なんとなくな
842名無しより愛をこめて:05/01/17 17:23:39 ID:Lmj40eLm
上のネクサスは俺は本編見てないからどうなんかわからんけど
揶揄じゃなくて、対象への愛があればあればいいんでないの?
843名無しより愛をこめて:05/01/17 20:21:21 ID:OUsOzvyR
俺的ここまでタロウ作品好きなBEST.5
1.>>529-530 「ZATだよ全員集合!!」 リクしたのが自分て事もあるが、是非見たいし、実際あったら一生忘れられない作品になりそう…
2.>>673-676 「完成ウルトラダイナマイト!」 ファイヤーマン登場は特に必要を感じないけど、東京湾をスケート場にするアイデアが自分的にツボ!
3.>>267-270 「東京大迷惑!うっかり宇宙人(略)」 オフザケ過ぎかもしれんけど、ワロタねぇ…ちょっと思いつけないネタだw
4.>>392-401 「(略)その名はZAT!」 ZATの歌で怪獣が降ってくる話ね。ワロタ。隊員のセリフがキャラに見事にマッチ!
5.>>263-265 「宇宙人の花嫁さん」 これもリクに応えてもらったせいもある。個人的に森山タン萌えなんでw しかしどの話でも彼女は強気キャラなのなw

他にも好きなの数えたらタロウだけでも10本ぐらいある!!本当凄いよ…
844名無しより愛をこめて:05/01/17 20:58:49 ID:IqcWJy/h
ZATの歌は好きですね。
副隊長の歌を何の節で歌うのか、説明されなくてもわかるw
845名無しより愛をこめて:05/01/17 23:14:54 ID:isjD31/n
確かに>>833のは長すぎ。ついでに言うと俺、ネクサス4話で挫折したから、
それまでの話の流れも書いて欲しかった。

でも、別にネクサスの話を書いてもいいと思う。というか、

面 白 い ネ ク サ ス の ス ト ー リ ー が 見 た い (切実)

もしくはアンチスレ辺りで言われてた路線変更後の話とか。
「 日本名作民話シリーズ!」なんか読んでみてえ(w
846名無しより愛をこめて:05/01/18 01:04:12 ID:2BthQR+S
すんません、私、ネクサス好きな人です。ウルトラマンは無条件で自分を
守ってくれると思っている、人生の苦悩も挫折も知らない人達があれを見て
鬱になるのを想像すると楽しくて仕方ありません。「あけてくれ!」も
「第四惑星の悪夢」も「怪獣使いと少年」も大好きです。
847名無しより愛をこめて:05/01/18 01:23:35 ID:OPxF5mQm
人生の苦悩とか挫折とか知ったら
ネクサス楽しめるのか
俺もまだまだ苦労がたりないな

「あけてくれ!」も
「第四惑星の悪夢」も「怪獣使いと少年」も大好きだが、それはただの思い込み
だったんだろうな
848名無しより愛をこめて:05/01/18 17:25:37 ID:J8lB29z9
「そして生きていく・・・」
自爆怪獣ダイナン 復習宇宙人リベン星人 登場

東京怪獣対抗及び攻撃用ミサイル「R81-6001」の開発が完了した。
実験場に選ばれたのはかつて地球に侵略攻撃を仕掛けてきたリベン星である。
この実験はZAT上層部の考案されたもので、隊員達及び社員には一切
伝えられていなかった。そして実験当日。ついにミサイルは発射された。

リベン星は西半球に大陸が集中しており、ミサイルはまさにその大陸の中心に
ミサイルの照準を定めていた。炸裂するミサイル、文字通り蒸発する
リベン星の西大陸。

生き残ったリベン星の人民はまさに暴徒と化した。怒りに震え円盤で地球に向かった。

地球では緊急会議が行われていた。リベン星人全滅させるほどの威力がある計算だったが
炸裂前のリベン星の弾幕により若干威力が落ちてしまったということだった。
とにもかくにも、このままでは宇宙人の攻撃を受ける。主な旨をZAT隊員に
伝え、迎撃せよ、との命令が下る。
849名無しより愛をこめて:05/01/18 17:47:05 ID:J8lB29z9
光太郎「怒るのは無理はありませんよ。完全に非は我々にあります。」
隊長「だったらどうする?このまま指をくわえて攻撃を受けるか?」
副隊長「あっちはこちら側の主張なんて聞いてくれないだろうさ。」
光太郎「これが人間のすることですか?過去の話でしょう。侵略されかけたというのは。」
南原「問題なのは無実の市民までも巻き込むことを承知でこちらが攻撃したということだ。
全く上層部。これは重大な犯罪だぞ。くそ!」
上野「僕たちはこの人達を攻撃しなければならないんですか!?僕は無理です!こんなの・・こんなのって・・・」
重たい雰囲気となる本部。
光太郎「隊長。我々の敵は、地球の敵ですか?悪ですか?」
隊長「・・・・地球の敵だ。」
光太郎「ならば本日限りで、退職させていただきます。」
ヘルメットと銃を隊長に差し出す光太郎。
北島「なら俺だって!」南原「俺もだ!」上野「自分もです。」森山「私もです。隊長・・」
皆 光太郎に続くようにヘルメットと銃を差し出す。
副隊長「お前ら・・」
複雑そうな表情を浮かべる副隊長。
隊長「よし分かった。」
副隊長「隊長!でもどうするんです!我々が動かなかったら地球は!」
隊長「だれが動かないと言った。我々が上層部の馬鹿連中を捕まえ、罪を償わせる。」
隊員一同「隊長・・・。」
隊長「俺もZATを辞める。一市民だ。お前ら最後の命令だ!ヘルメット、銃装着後、
ZAT司令本部に突入する!」
隊員一同「はい!」

上層部では野生のおとなしい草食怪獣に爆弾をつめこみ、遠隔操作で戦わせ
自爆させる、このような残虐極まりない作戦を実行しようとしていた。
850名無しより愛をこめて:05/01/18 17:58:55 ID:J8lB29z9
景山上官「どうかね?今回の攻撃により宇宙人に地球の攻撃力はかなり知らしめることには
繋がったとは思うがね。」
佐々木上官「そのとおり。ただこのような自体に発展するとはな。」
鈴木上官「うちの馬鹿な隊員どもが命令を聞かず、その上われわれを検挙するとなど。」
滞上官「笑えん冗談だ。まさかダイナンをZATと戦わせるために使うことになるとは。」
正岡上官「奴らはもうZATではない。国家権力を持つ我々の政策を阻止しようとする反政府部隊だ。」
高木上官「左様。ただ相手が悪すぎた。」

ZAT上層部はすでに光太郎たちの動きを察知していた。光太郎たちは
平和と勝利をつかむことができるのか!つづく
851名無しより愛をこめて:05/01/18 18:34:50 ID:Uvee6NK3
これタロウじゃなくてもいいんじゃない?
852名無しより愛をこめて:05/01/18 20:09:25 ID:6o8gngQs
>848_850
平成セブンだ・・・
853名無しより愛をこめて:05/01/18 20:39:07 ID:Uvee6NK3
やっぱりここ、タロウ オンリーとは言わんが
第二期ウルトラの薫りを漂わせるスレとかに限定した方が良いんじゃないかなぁ
全シリーズじゃ広すぎる
854名無しより愛をこめて:05/01/19 01:55:04 ID:QRcwSQ5Y
海王星。
タロウは、突如太陽系に飛来した宇宙怪獣を迎撃していた。
必殺の気合で放ったストリウム光線を、避けもせずに胸板で跳ね返し、怪獣は荒々しく猛り狂っている。
だが、その強靭さだけではないものがタロウに重圧を与えていた。
「…何故、今になって、こいつが…?」

ウルトラの国。宇宙警備隊の戦士達は元より、非戦闘員である大勢の民間人達が。
或いはクリスタルの十字架の中に磔にされ、或いはブロンズ像にされ、地表を埋め尽くしている。
その中心の、エースのブロンズ像の前で高らかに笑っている、無数のヒッポリト星人とガッツ星人。
軍団の先頭に立ち、やはり歪んだ笑みを浮かべている、等身大の統率者が二人。
女ヤプールと、サイモン星人。

カラータイマーの灯が消えて力尽きた新マンを、鎖で引き摺っていくブラックキングの群れ。
先頭のブラックキングの頭頂に立つゼラン星人。

初代マンとセブンの光も消え、地響きを立てて倒れる。それに尚も追い討ちを掛ける敵。
ウルトラ水流どころか、スペシウム光線も効かないジャミラが火を吐き掛ける。
ワイドショットでも傷一つ付かないギエロン星獣が死の灰を撒き散らす。

死の街に場面は戻る。奥まった広場に、特に念入りな処置が為されたオブジェ。
ブロンズ像にされた状態でクリスタルの磔にされて鎖でぐるぐる巻きにされ、更に半径1kmの氷塊で氷漬けにされた、ウルトラの母。
これでは、マザー光線による戦士達の回復も期待できない。

現在、僅かな残存兵力の中心となって唯一抵抗を続けている父とゾフィーも、飛び群がるバードンの軍団に追い詰められていく。
咄嗟に父を庇って身を差し出したゾフィーのタイマーが、嘴に貫かれる。
「ゾフィー!!」
855名無しより愛をこめて:05/01/19 01:56:26 ID:QRcwSQ5Y
地球。
地獄と化したウルトラの国が、世界各地の空一杯に映し出されていた。
何者の仕業なのか、地球人類には判る術もない。だが、その何者かは、ホログラフと共に一連の事態は自分達の所業であると
響き渡る声で明言し、その上で、地球には一切危害を加えるつもりはないと言った。地球人が自分達に抵抗するような真似をしなければ。
光年単位の彼方の事態に対し、勿論何が出来るわけでもないだろうが。何者かは、更に付け加えた。
「対岸の火事だろう。わざわざ手を出して巻き込まれることもあるまい」

「…参ったね」
朝比奈はのほほんと頭を掻いた。
「判り切っていたことだが、上は静観を決め込むそうだ。確かにこのままなら地球には事は及ばない、地球の危機ではないんだろうが…」
北島「だからといって…こんなこと、納得できるものですか!?」
南原「…でもさ…仮に上が介入するのを許したとして、どうやって助けに行くんだよ?」
「………」
誰も答えを出せない。
荒垣「問題はそれだけじゃない…市民の動向がな…」
ZAT基地周辺で見える範囲だけでも、人々はとにかく何者かの不興を買わないようにしようと死に物狂いで日常生活に没頭し、
視線をも空に向けないよう、下ばかり向き続けている。
856名無しより愛をこめて:05/01/19 01:57:01 ID:QRcwSQ5Y
東京ニュータウン。かつて、群れ集まってキングゼミラを追い出そうと狂奔した人達の住んでいる住宅地。
健一の級友で昆虫博士の正一は、仲間達と集まってウルトラマン達を助けるんだと息巻くが、駆け付けてきた母親達に皆無理やり家に
連れ戻される。正一が自宅で反目すると、母は夕飯の支度をしながら背を向けたまま、
「これ以上その話をするなら…あんたはもう母さんの子じゃない」
正一は激して家を飛び出していく。気まずそうにしていた父が弱腰に「母さん…」と声を掛けても、母は尚も俯けた顔を上げず、
「怖いものは怖いのよ! 仕方ないでしょう! 一体どうしろっていうのよ!?」

正一が河原まで走ってきて息を切らしていると、
「! 健一」
河原沿いに座り込み、膝を抱えて泣いている健一を見付けた。
「光太郎さん、未だ見付からないのか」
「何処行ったんだよ、光太郎さん…こんな時に…」
タロウが宇宙に赴いている今、当然、光太郎は消息不明になっていた。

「申し訳ありません」
他の人員も指揮して光太郎を捜索しているが、見付け出せない森山隊員は、白鳥家の客間でさおりに頭を下げる。
「…光太郎さんだから」
「え?」
「又、何処かで無茶してるんじゃないでしょうか」
さおりも視線をやや下に向けたまましょうがなさそうに微笑みながら、辛うじてその一言だけを搾り出した。
857名無しより愛をこめて:05/01/19 01:58:36 ID:QRcwSQ5Y
海王星。
「はあ・・・はあ、はあ」
激闘の末、タロウは、ウルトラダイナマイトで漸く怪獣を仕留め、丁度復元したところだった。
消耗著しく、カラータイマーが点滅し続けている。
が。
「………!?」
爆砕された怪獣の破片群が、粉塵のように霧散し、黒い、蛾の群れになる。湧き上がった生きている闇は、再び結集し、元の大怪獣…
ネオムルロアに、戻ってしまった。
タロウも一度殺された相手、一目見ただけで面影は直ぐに掴み取れたが、外観が微妙に変化している。以前よりも全身の突起が鋭く
反り上がり、そして、ひたすら睨み付けてくる真っ赤な眼光、ぜえぜえと響く荒い息。
言うことを聞かない体に鞭打ち、タロウは攻撃を再開。しかし、ネオムルロアは打撃も光線も全てスペースモスの黒い霧になることで
受け流し、ダメージを与えられない。タロウが膝を付いたところで、霧散した黒い蛾の群れは見回す視界全てを埋め尽くすほどに
広がって、包囲を狭め…

別空間から状況を見ている、何者か。暗い闇の中、何百、何千もの光る目の人影。
その正面に…一人の少年。よれた学生服、土で汚れた頬、そして、ネオムルロアの血眼に劣らない憎悪に満ちた目。
かつて、地球という星にいた少年は、その地球という星に嫌気が差し、宇宙へ行ける船を探して泥にまみれて河原を掘り続けていた。
そこに、宇宙から来た何者かが声を掛けた。
何者か達から与えられた、無数の大怪獣・凶悪星人を制御できる力を、やり切れない感情のままに暴走させ続ける少年は、しかし、
未だに何の充実感も得られない。土に汚れた顔は笑っていない。憤った表情だけが張り付いたまま、未だ力を揮い続ける。
「アアアアアァァーーーーー!!!!!」
アトミックフォッグの黒い大海原となった海王星の地表に、もがきながら沈んでいくタロウの顔、手…ストップモーション。

「二年目の怪獣使い・前編」佐久間良、宇宙蛾獣ネオムルロア、『何者か』と怪獣・星人軍団 登場
858名無しより愛をこめて:05/01/19 02:00:09 ID:QRcwSQ5Y
ムルロアの扱いがどうしても納得行かない、それだけで描きました。
こういう話を読むこと自体がうざいというお声が大半を占めるなら、後編は敢えて描きません。どなたかが後を拾って頂くのは自由です。
キング再生光線とかフルムーンレクトとかでなあなあに流してしまうのも、それはそれで。
859名無しより愛をこめて:05/01/20 01:03:06 ID:5cWEez/i
ここまで思わせぶりに書いておいてそりゃないでしょ。
賛否は後から聞けばいい。
最後まで責任持って仕上げられよ。
でなけりゃ最初から発表なさるな!
860833-836:05/01/20 11:34:55 ID:J8GVdPmH
ネクサスSSにお叱りと激励の言葉をありがとうございますm__m

自分は3年ほど前、
アニメ板の某スレに50レス近いSSを一挙投稿した身の程知らずです
確かに>>840様、>>845様のおっしゃるとおり現在頭の中にある構想を全部載せてしまうと
ライトノベル並のボリュームになりかねませんので、ここは自分と折り合いをつけて
要点をかいつまんでお送りします
これまでのあらすじはもう少しで出来上がります
861名無しより愛をこめて:05/01/20 12:07:47 ID:uWBfeECs
「ぼくのかんがえたおりじなるへいせいウルトラSS」
とかいうスレ立ててやってください
862名無しより愛をこめて:05/01/20 15:24:50 ID:DA1/XGJn
ネクサスの現状へのマンセー以外のすべてに対して「アーアー聞こえなーい」で
いたいだけのお子様も本スレに引きこもっていてください。
863名無しより愛をこめて:05/01/20 23:35:08 ID:OqiKBpMu
ていうか、ラノベ並の作品をつくれる腕があるんなら、
普通に自分でサイト開設してそっちで披露なされ。
864名無しより愛をこめて:05/01/20 23:40:22 ID:wl61Gk0D
そろそろ「タロウの話を書くスレ」と、
それ以外の「円谷作品のSSを投稿するスレ」に分けたほうがいいのかな?
865名無しより愛をこめて:05/01/21 00:13:26 ID:t+6oDNg/
>>859
御叱咤有難うございます。後編のプロット作成中です。暫くお待ちを。
866名無しより愛をこめて:05/01/21 01:53:03 ID:rU+ffF69
たしか昔あったよね、ウルトラのSSスレ。
SSスレは長編書きの職人さんが何人か出たとこで
投稿間隔がだんだん広がって過疎化→オチするのがあれだけども。
このスレはせっかく比較的手軽に書ける&読める「あらすじ」フォーマットで
ここまで続けてきたんだから、次スレでも踏襲したほうがいいんじゃない?
SSスレを立てるかどうかは別として。
867名無しより愛をこめて:05/01/21 12:59:09 ID:PeB/hvwb
このスレの途中で既に懸念されてたじゃん。
間口広げすぎると収拾つかなくなるって。

普通SSスレは、書き手のエゴ&妄想むきだしで完全にオナニースレで
読み手の方はどうでも良く思ってる場合も少ないない。
でもこのスレは、オリジナルタロウの設定と雰囲気を出来る限り尊重しようと
書き手が配慮した結果、良作品がいろいろ生まれたんだと思う。

何でもいいから投稿しろ状態なら別にスレたててやって欲しいね。
タロウの話もそろそろネタがつきてきたしこのスレも残り僅かだから
とりあえずこのスレの残りはなるべくタロウの話でいったほうがいいと思う。
868名無しより愛をこめて:05/01/22 02:42:23 ID:Yp3+LnMt
ウルトラの国。
立ち並ぶクリスタルの十字架やブロンズ像の中、聳え立つ巨大な氷塊。その中心に閉じ込められたままのウルトラの母。
(…タロウ…)
ブロンズ像と化した母は、物言わず思う。
(一度始めたことは…途中で、投げ出してはいけませんよ…)

「二年目の怪獣使い・後編」佐久間良、宇宙蛾獣ネオムルロア、『何者か』と怪獣・星人軍団 登場

海王星。
地表に広がっていた黒い霧は、再びネオムルロアの姿を形成していた。タロウの姿はない。
ネオムルロアは、口ではない適当な体の一部から、ぺっと異物を吐き出した。
キングブレスレットが、地を砕いて転がった。

地球。
東京の民間人達は、何者かの脅威に対して無抵抗を決め込むだけでは飽き足らず、防衛隊であるZATの存在も
敵を挑発する恐れがあるとして、ZATステーションの前でデモを行い、ZATの組織解体と武装解除を迫っていた。
窓から見下ろすZATの面々。
南原「ちきしょう、勝手なこと言いやがって」
朝日奈「地球にとっての脅威は今回の敵だけじゃない、他にも恐ろしい怪獣や宇宙人がうようよいる。
今ZATの解散なんかしても…もぐもぐ…その場しのぎにしかならんということが…うぐうぐ…判っておらんのだ、がつがつ」
上野「…カレー食べながら言う台詞じゃないと思いますけど」
869名無しより愛をこめて:05/01/22 02:43:13 ID:Yp3+LnMt
デモを止めようと無鉄砲に乗り出していった健一と正一だが、興奮して聞く耳持たない人々の驀進に呑まれそうになる。
それを済んでのところで救い、デモの流れから引き離したのは、正一の父と母だった。
母は正一に縋りついたまま嗚咽し、
「何でこんなことになったんだろうね、正一…私達は、普通に暮らしたいだけなのに…」
「母さん…」

自宅で一先ず母を休ませ、父はとつとつと正一に言う。
「皆が皆、ウルトラマンやZATみたいに何時も強くいられるわけじゃない。怖いことや辛いことに耐えられない弱い人達も居る。
そのことも全て受け入れて、それでも強くいられるのが、本当に強い人じゃないのかな」
「…父さん」
「まあ、父さんが言えた義理じゃないけどね。虫のいい話だよね」
父は済まなそうに笑った。
870名無しより愛をこめて:05/01/22 02:44:32 ID:Yp3+LnMt
ウルトラの国。
初代ウルトラマンとセブンは、死の淵から蘇っていた。
初代は、ウルトラ水流の水圧を極限まで高め、ウォーターカッターにすることで、外皮がゼットン並みの強度になっていた
ジャミラを、真っ二つに切断した。
セブンは…あの時と同様、一瞬の隙を突き、ギエロン星獣の喉をアイスラッガーで切断。ギエロンは喉から死の灰を吹き、
断末魔の叫びを上げて絶命した。
セブン「…判らない」
初代「何がだ?」
セブン「R1号の爆発から誕生し、バラバラに爆破されても再生するのに、何故喉を切っただけで死ぬんだろう?」
初代「…今論じることじゃないだろう、セブン」
セブン「…そうだったな」
 二人は転がった亡骸を見詰め、犠牲者の最期とか悲しいマラソンとかが胸にリフレインして立ち尽くしていた。
「今は感傷に流されているときではない。答えは後で各々で見つけ出すしかない」
 声を掛ける、ぐったりとしたゾフィーを肩に担ぎ、宇宙警備隊の部下達を連れたウルトラの父。
倒れた初代とセブンに自身のエネルギーを注ぎ込んで復活させたのは、父であった。
「父は、あのバードン軍団をどうやって…?」
「ウルトラアレイで全部殴り殺した」
「………………」
 流石警備隊のナンバー1だと二人は思った。
 しかし、流石にボロボロの父。その状態で、ゾフィーを地に下ろして又エネルギービームを注ぐ。
「父!?」
 ゾフィーを蘇らせたところで、父は遂に力尽きて倒れた。
「何故!?」
「私が戦ってもいいのだが…次の世代への流れは、若い者によって継がれねばならん。老いた経験者が対処療法を重ねても、
それはその場しのぎにしかならんのだ。お前達がやらねばならんのだ。
 一刻も早く母を救い出し、ウルトラの国の平和を取り戻すのだ。息子達よ」
 そこで父は昏睡し、警備隊に運ばれて行った。
871名無しより愛をこめて:05/01/22 02:45:39 ID:Yp3+LnMt
 新マンも、初代とセブンと共に駆け付けたゾフィーの持って来た命によって蘇生。
 鎖を断ち切り、複数のブラックキングを一度に、スライスハンドで斬首。更に、等身大のゼラン星人を鷲掴み。
 醜悪な顔のランドセルを背負った小学生は、何か聞き苦しい呪詛の言葉を発しながら握り潰された。
 三人の兄に見届けられ、新マンは自分の拳を見詰めていたが、それも少しの間のこと。
「行こう」

 市街の中心に駆け付けた4人。
「!」
 エースが、自力で事態を打開していた。突如ブロンズ像が罅割れて砕け、吹き飛ぶ破片の中から出現。
「愚かな。私の大いなる力を、この程度で封じられると思ったのか」
 怖気づくヒッポリト星人とガッツ星人の軍団を、上半身ひねりからのメタリウム光線で一掃。
 女ヤプールとサイモンも巻き添えにされ、やはり呪いの叫びを吐きながら消し飛んだ。
「…どうしたんだ、エース」
 自分達と違い、全く迷いがない様子のエースに尋ねる新マン。エースは答える。
「どんなものが襲ってこようと、私は人の善性を信じる。地球の子供達に人を信じることを願った以上、
私が先ず実践しなければ筋が通るまい」
「エース…」
「兄さん達も、そうではないのか」
 思い至る初代、セブン、新マン。
(…ハヤタ…)
(…アンヌ…)
(…次郎君…)
 4人を見据えるゾフィー、
「後は…地球のタロウが、その結論に辿り付けるかどうかだが」
「大丈夫だ」
 振り返った4人の目は、強く輝いている。
「そうだ。今の我々の使命は、母を助け出し、ウルトラの国に平和を取り戻すこと!」
「タロウ、頼むぞ! 私達の第二の故郷を!」
872名無しより愛をこめて:05/01/22 02:46:28 ID:Yp3+LnMt
 海王星。
 ネオムルロアが悲鳴を上げる。
 タロウの両腕が、後ろからネオムルロアの首を締め上げている。
 タロウは、その上半身を、ネオムルロアの背中から生やしていた。
 異次元から驚いて見ている学生服の少年。
「僕を体内に飲み込んで分解したのが失敗だったな」
 タロウは言い放つ。
「ウルトラダイナマイトで粉々になっても集結して蘇るこのウルトラマンタロウが、分解されたぐらいでやられるものか!」
 落とされそうになったネオムルロアは、物理攻撃から逃れようと再び体をアトミックフォッグに転じる。
 だが、ネオムルロア同様、自身の意思による体の分解・再構成を可能としたタロウは、自身も赤い霧に転じて追ってくる。
 宇宙の闇の下の大地で、赤と黒の霧が、高エネルギーの稲妻を迸らせながらもつれ合う。
 画面は超ミクロの世界の光景に転じ、
 つぴぴん つぴぴん つぴぴんっ
「ナノ・スワローキック!!!!!」
 何万、何億ものミクロサイズのタロウが、全てのミクロのネオムルロアに、渾身の蹴りを叩き込んだ。
 同時に、巨大な蹴るタロウと蹴られたネオムルロアが宙に現出し、自身全ての構成物質にキックを食らったネオムルロアは
吹き飛び、眼前の荒れた山岳に叩き付けられた。
 ずるずると山肌から崩れ落ち、立ち上がれない。
873名無しより愛をこめて:05/01/22 02:47:11 ID:Yp3+LnMt
 学生服の少年は、現在の全ての状況を感覚で捕捉していた。
 ウルトラの星では、ネオムルロアの劣勢と共に弱体化した怪獣軍団が遂に掃討され、ウルトラの母を捕らえた氷塊が
兄弟達の光線で少しずつ溶かされていく。
 脳内の映像に流れていく、怪獣軍団の死体の山。
 少年の絶望が、背後に群がる『何者か』達にも染み込み、全員が苦悶に呻く。
 彼らは、確かに少年を星の世界に誘い、力を与えた宇宙人達ではある。だが彼らも、元は少年と同じ。
 理不尽な境遇に陥ってかつての居場所を失くし、流離ううちに仲間を見付け、集まる数だけ恨みを募らせていくしかなかった
者達なのだ。

 地に打ち捨てられたキングブレスレットを拾い、腕に付け直していたタロウに、
「!?」
 異次元から、円盤に乗って飛び出し、真っ直ぐタロウに向かって特攻してくる、少年。
 円盤にはろくに戦闘能力はない。タロウにぶつかれば衝撃であっさり分解するだろう。それでも、少年はやらずにいられなかった。
(…金山のおじさん…嫌な奴なんか何処にもいない、俺の行きたかった奇麗な星の世界は…
 もう、天国にしか…ないのかなぁ…)
874名無しより愛をこめて:05/01/22 02:48:43 ID:Yp3+LnMt
 タロウが呆然と見る前で。
 ネオムルロアが、少年の特攻を止めた。
 体の一部を破片として撃ち出し、それが円盤に届き、綿のように覆って、タロウにぶつかる際の衝撃を緩和したのである。
 円盤は地に落ちるが、衝撃が殺されて中の少年に大事はない。
 地上の小さな円盤に、ネオムルロアはよろよろと這い蹲って近付いてきて。
 円盤を体で庇い、タロウを睨み付け、尚も憎悪の眼光を放って来る。
 円盤の中の正一も、何者か達全員も。
 彼らは、死んでも信念を曲げないと、無言のうちに理解したタロウは。

「それでも、僕は、地球の大切な人達を守らなければならない」
 少年が聞く前で言う。
「だが、君達という存在があることを、此処に至って否定することも出来ない。
 だから、今後も尚地球やウルトラの国に対して悪意を持って攻めてくると言うなら、やめろとはもう言わない」
「!」
「その代わり、全力で阻止はさせてもらう」
 地球のある方角を背にし、タロウは、ファイティングポーズを目の前の一同にかざした。
「何遍でも来い」

 少年とネオムルロア、そして何者か達は、タロウの前から去った。
 悪意の攻撃を遂に諦めたのか、それともひと時の雌伏なのかは、タロウには判らない。
875名無しより愛をこめて:05/01/22 02:49:32 ID:Yp3+LnMt
 さて。
 ZAT司令室。
 一同の前に、怪しげで大掛かりなメカがあった。
「何ですか、これ」
 メカを持って来た朝日奈が答える。
「ZATの前に、某所に存在したというとある防衛組織で開発されたメカだ。被験者を、異次元に突入させて別の場所へ送る
ことができる」
「…本当に出来るんですか、そんなこと」
「一度実際に運用され、成功した。確かな情報だ」
「はあ…それにしても、よく被験者がいましたね」
「怖いもの知らずというか」「単に考えなしの馬鹿じゃないのか」

「はっくしょんふんぬぐぁぁ!!」
 ウルトラの国で街の復興作業を指揮していたエースが激しいくしゃみをし、注視された。

「考えなしの馬鹿で悪かったな」
「って…え?」
「わしもこれから使うんだよ」
 言った朝日奈は、重装備に身を固めていた。
「隊長…まさか」
「そうだ。この装置で、ウルトラの国に直接乗り込んでウルトラマン達を助ける」
「無茶だ!」「無事に帰ってこれるかも判らないのに!?」
「ああ、無茶だ。それに上の許可も得ていない。わしの独断だ」
「……………」
「はっきり言って貧乏籤だ。だから、別についてこなくても」
 ジャキ
「………」
 荒垣も、北島も、南原も、森山も、上野も、この場の全員が各々の銃器を構え、朝日奈と共に並んだ。
「…お前らも馬鹿じゃないか」
 朝日奈は嬉しかった。
876名無しより愛をこめて:05/01/22 02:50:36 ID:Yp3+LnMt
 装置のスタンバイ準備に入る。
「東が居合わせなくてよかったですね」
「ああ。あいつはきっと何処かで無事にいる。奴なら、わしらがいなくなっても後のことを任せられるだろう」
「頼んだぞ。東…」
「はい?」

 のほほんと、司令室のドアをスライドさせて入ってきた光太郎が、笑顔で間抜けな返事をした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 一同、暫し言葉を失った後。
「お前、今まで何処で油を売って・・・!!!!!」
 激した荒垣が思わず光太郎をどつこうとする。
 だが、その前に、光太郎は、遂に此処までの過労で倒れた。
「東!?」「東隊員!?」

 ZATの仲間達に介抱されたり、その後さおりや健一と涙の再会を果たしたりして、ひと時の平和な日常に帰っていく。
 そんな中で、光太郎はふと思った。
 あの少年は、何時か僕たちと同じように笑うことが出来るのだろうかと。
877名無しより愛をこめて:05/01/22 08:38:52 ID:c6RLI4Nu
長編ご苦労様でした。
佐久間少年が復讐者になってしまう、
迫害されていた存在が、人を傷つける存在となってしまう、
という展開は正直残念でしたが、読み応えはありました。
エース、タロウが出した結論を伝えたかったのだと信じています。

というか「ネクサス」的展開な「タロウ」?
(ウルトラファミリーはいっぱい出てくるけれど)

つかこの作品書かれた作者さんに質問。
タロウ本編の「ウルトラのクリスマスツリー」に、
どんな感想もたれます?

878名無しより愛をこめて:05/01/22 14:26:41 ID:8RgI7Mcq
>>868-876
なんだ、いい後編考えてたんじゃない。
フルムーンレクトなんかでご都合主義のまとめされなくてよかったよ。
タロウ的作品ではなかったかもしれないけどね。
879名無しより愛をこめて:05/01/22 18:17:49 ID:neIm7XcD
880「二年目の怪獣使い」責任者:05/01/22 23:00:40 ID:J3tPwbwI
感想有難うございました。反響があってほっとしました。
>>877
「ウルトラのクリスマスツリー」念のためもっかいレンタルで見直してみます。
暫くお待ちを。
実は新参者です。これまで読ませてもらった中で気に入ったのを私も挙げておきます。

>>212〜「ぶちのめせ!改造キングジョー!」
>>377〜「ブロウ怒りのパイルドライバー」
私はブロウとアーク好きです。又不愉快な手合いが出てきたら殴って下さい。

>>247〜「そのときウルトラの父は」
>>392〜「宇宙科学警備隊 その名はZAT」
>>812〜「タロウが死んだ! 無敵の異次元人を止めろ!」、「聞け! タロウ復活術」
いずれも根底に近いものがある気がします。情景が鮮明に想像できて笑えます。

>>348〜「雨だ! 風だ! 運動会中止作戦」
私も運動会嫌いでした。

>>363〜「3年B組の金髪先生」
ジェーン先生のキャラが良すぎです。。
続き。

>>367〜「はぐれ戦士ファイタス!」
>>621「タロウの弟がやってきた!」
主人公のネガ的なゲストが出てくる話はネタ的に行き詰まりやすいのですが、
この二つは上手く消化していたと思います。ファイタスがガイアにおけるアグルっぽいです。

>>665〜「遠くて近い父と母」
いい意味で、テレビシリーズのニュアンスが守られていたと思います。
タロウだけでなく第二期シリーズってこういう話あったよなあ。
怪獣との戦闘がイベントのためのダシでしかない辺りとか。

>>707〜「ZATのケンちゃん」
タイアップで引っ張るだけでなく、単発エピソードとしても秀逸です。ホビィのキャラが生々しい。

>>727〜「ZAT壊滅か!? 荒野の怪獣列島」、「反撃! 怪獣+宇宙人vsZAT+タロウ」
タロウで「決戦! 怪獣対MAT」。バードンに対するタロウの優しさが泣けます。
ボスデス星人もテンペラーやバルキーよりよっぽど悪役として堂に入ってます。
883名無しより愛をこめて:05/01/23 22:27:46 ID:9z95CcTb
ウルトラマンタロウ『怪獣に勉強をさせるな!』
 ドリルゴン、ギョフリ星人登場

ある日ZATは、東京上空に現れた円盤を追跡していた。
警告を無視して飛び続ける円盤。朝比奈隊長はやむなく撃墜命令を出した。
ホエールとコンドルに挟撃され、爆発する円盤。
ZATは、円盤の爆発に紛れて地上に射出されたカプセルには気付かず去っていく…

場面は変わって健一の通う学校。
3年生の浩二君は憂鬱だった。転校してきたばかりで友達がいないのだ。
放課後一人で帰路につく浩二。すると、キラリと光る物体が裏山に落ちるのが見えた。
浩二が裏山に行くとそこには、子犬ほどの大きさの宇宙生物がいた。
 「おっおっ、お化け!!」浩二は腰を抜かす。
怪物は浩二を見つけても暴れる様子もなく、逆に甘えてくる。
危険がないと判断した浩二は家に連れ帰って飼う事にした。
飼っているうちに、それは本に異常な興味を示すことがわかった。絵本を一緒に読む浩二。
次の日。生物はたどたどしい日本語なら喋れるようになっていた。
 「お前は勉強好きだなあ…よし、今日からお前の名前はドリルゴンだ!」と浩二。
ドリルゴンは浩二が学校に行っている間にも本を読み続け、浩二が帰ってきた
時には用意した全ての絵本を読んでしまっていた。
二人はいつも一緒に本を読み、一緒に笑い、一緒に泣き、そして一緒に学んでいった。
学校に興味を示し、連れて行ってほしいとねだるドリルゴンを学校に連れて行くと、
かわいい見た目と賢さで、ドリルゴンはたちまちクラスの人気者になった。
特に女子の人気が高く、飼い主の浩二は一躍モテモテとなった。

こうなると浩二は面白い。ドリルゴンの為に様々な本を与えた。
それに応える様に、ドリルゴンは日増しに賢くなっていった。なんだか体も少しずつ大きくなっているようだ
浩二の持っている漫画雑誌から学習図鑑までを全て読むのに、そう時間はかからない。
浩二は貯金を下ろしてドリルゴンが好む学習参考書を買い与え続けた。
  「もっと本を!」
884続き:05/01/23 22:29:23 ID:9z95CcTb
一週間後、浩二の家にある全ての本を読んでしまったドリルゴンは、今度は読みたい本を自ら要求し始めた。
物理の本、医学書…もうドリルゴンの知能は一級の大学生レベルにまで達していた。
体ももう等身大だ。最初は一緒に本を読んでいた浩二も、段々不安になってきた。
とうとうドリルゴンは、実験機材をどこからか持ってきて謎の実験を始めてしまった。
全然かまってくれないドリルゴン。また浩二は一人ぼっちだ。トボトボ帰る浩二。
 「きみ、どうしたんだい?」パトロール中の光太郎が話しかける。
浩二「…」
 「何か悩み事があるみたいだな、よければアイスでも舐めながら、話を聞こうじゃないか」と光太郎
場面が変わり、公園でブランコを漕ぎながら話し始める浩二。
 「ねえ…光太郎さん、もしも親友が手の届かない所にいってしまったらどうすればいいの?」
 「そうだね…今は寂しいかもしれないけれど、もう会えないって訳じゃないんだ。
   その子を信じて、いつか振り向いてくれるように、こっちが頑張るんだ。
   浩二君は男なんだろ?まずはその子を信じてやらなきゃ」と光太郎。
 「そっか…そうだよね。僕、頑張るよ!」

家に帰った浩二、するとドリルゴンがいない。捜す浩二。
ドリルゴンは最初に出会った裏山にいた。片隅には怪しげな機械。
尋ねる浩二「何してるんだい?ドリルゴン」
ドリルゴン「今まで色々教えてくれてありがとう。実は…僕の正体はギョフリ星人に送り込まれた
  地球侵略兵器なんだ」
 「?…えっ、どういうこと?」事情の飲み込めない浩二。
ドリルゴン「ギョフリ星人は侵略したい星に僕らを送り込む。僕らは現地人の文明を
  全て記憶するように命令されている。
  後は修得した技術を用いて、現地人を全て掃討するのが、僕の使命なんだ。星人は
  苦労せずに星を侵略できる」
885続き:05/01/23 22:30:31 ID:9z95CcTb
家に帰った浩二、するとドリルゴンがいない。捜す浩二。
ドリルゴンは最初に出会った裏山にいた。片隅には怪しげな機械。
尋ねる浩二「何してるんだい?ドリルゴン」
ドリルゴン「今まで色々教えてくれてありがとう。実は…僕の正体はギョフリ星人に送り込まれた
  地球侵略兵器なんだ」
 「?…えっ、どういうこと?」事情の飲み込めない浩二。
ドリルゴン「ギョフリ星人は侵略したい星に僕らを送り込む。僕らは現地人の文明を
  全て記憶するように命令されている。
  後は修得した技術を用いて、現地人を全て掃討するのが、僕の使命なんだ。星人は
  苦労せずに星を侵略できる」


浩二「そんな…そんなの嘘でしょ、ドリルゴン!」
ドリルゴン「僕だって人間が好きだ…でも、星人の命令には逆らえない。僕の脳には星人の命令に従うように
  インプットされている。もうどうすることもできないんだ…
  ほら…この機械、地殻破壊ミサイルだ。これを打ち込めば三日後にはマグマが弾けて、
  地球は人の住めない星になる。もうスイッチは押した…残念だけど、地球はもうお終いだ」
浩二「ドリルゴン!僕たちは友達だろ?皆はどうなっちゃうの?そんなことやめてよ!」 
ドリルゴン「浩二君には感謝している…そこに一人乗りのロケットを作っておいた。
  それに乗れば、ウルトラの星だろうとどこへでも、好きなところに行ける。君一人だけでも、逃げてくれ。
  もう時間が無い…僕の最後の仕事、敵対する現地人の組織を殲滅し、妨害を阻止すること
  ・・・ウアアアァッッ!!」
浩二「ドリルゴーン!!」
みるみるうちに巨大化したドリルゴンは、ZAT本部へと進みだした!
886続き:05/01/23 22:32:17 ID:9z95CcTb
「ZAT本部が危ない!タロウ――――!!」
光太郎はタロウに変身!
スワローキックを浴びせるタロウ、…しかし怪獣は先読みしてかわしてしまう。
ストリウムも、ネオストリウムも、果てはウルトラダイナマイトまで…全て無効化されてしまった。
「タロウさん、あなたの技は全て知っています。
 なぜなら、あなたの秘密は全て児童雑誌に書いてあるんですから。」
そう、ドリルゴンは浩二の購読している『小学3年生』を読んでしまっているのだ!
 
−児童雑誌には、何故か地球人が知る由もないウルトラの国の事まで子細に載っている。
当然日本一有名なヒーローは、地球人の手によって丸裸状態。
光線技のモーションまで載っているんだから始末におけない。
ドリルゴンはその詳細なデータを元に、対タロウ戦術も研究していたのだ。
887最後:05/01/23 22:34:48 ID:9z95CcTb
消耗したタロウは、ドリルゴンになされるがまま。タイマーが点滅する。
 「そうだ…以前セブンが使った…エメリウム還元光線を使えば…」
タロウは以前、超獣バクタリをもとのバクちゃんに戻す際に
セブンが使ったという光線技を思い出した。
体勢を立て直し、エメリウム還元光線を放つタロウ、
ドリルゴンに命中すると、徐々に体が小さくなっていく…等身大にまで小さくなったドリルゴン。
「ドリルゴン!良かった!」浩二が駆け寄る。
「洗脳も解けた。ドリルゴン、これからは大人しく暮らしなさい」とタロウ。
タロウは踵を返し、地中に打ち込まれたミサイルを止めようとするが…エネルギーが切れてしまう。
「ミサイルを止めなくては…地球が…!」
変身が解けても、ミサイルを止めようと、よろめきながら穴に飛び込もうとする光太郎。
そこに先程のロケットに乗ったドリルゴンが穴に向かって飛び込む。
「浩二くん…さよなら!!」

ロケットが飛び込んでから少したって、ズズ……ン…という鈍い地震があった。
ミサイルが爆発したのだ。地球は救われた。

ドリルゴンが帰ってくる事は無かった。

またいつもの日常。浩二は今日も本屋に本を買いに行く。ドリルゴンがいつ帰ってきてもいいように。
光太郎は声をかけようとしたが、かける言葉が無かった。その場を立ち去る光太郎。
浩二が顔を上げると、澄んだ青空の中に
ドリルゴンが微笑んでいるような気がした。
888名無しより愛をこめて:05/01/23 22:36:16 ID:9z95CcTb
一部重複していますが、気にせず読んでください。
889名無しより愛をこめて:05/01/23 22:46:38 ID:9z95CcTb
度々すいません。一部抜けていました
>>885−886の間に下の文章を入れてください。

ZATが出撃、怪獣へ攻撃を仕掛けるが効果が無い。
レーザーも、ナパーム弾も、ミサイルも跳ね返し、逆にホエールを叩き落すドリルゴン。
命からがら脱出した隊員達に、浩二はこれまでの経緯を全てZATに話す。
ドリルゴンを助けてほしいと懇願する浩二。
荒垣「頭のいい怪獣か…よし、テスト作戦でいくぞ!」
荒垣の号令により、すぐさま巨大な分厚い本と鉛筆が、コンドルとスワローに空輸されてきた。
怪獣の目の前にそれを投下する。
本の正体は東大の入試問題。日本一難しい試験をやらせることで、時間稼ぎになると考えたのだ。
しかし荒垣の目論見は見事に崩れ去る。ドリルゴンの頭が良過ぎたのだ。
高速で本をめくり、答えを書き込んでいく怪獣。…全問正解だ。呆れる隊員達。
ものの三分で問題を解き終わった怪獣は、ZAT本部に僅かまで迫る!



890下原正三:05/01/24 22:10:35 ID:MnE0X8o9
>>877
「ウルトラのクリスマスツリー」再見しました。
いやまあ、いうべきことは色々あるのでしょうが、トータス親子のときは
ある意味しょうがない部分があったし、ひとみちゃんがタロウを責めて
鬱展開になることを考えれば、あれでよかったのではないかと。

後、東京タワーに勝手にクリスマスツリーの飾り付けをして、
管理してる人達は迷惑やったやろなと思いました。
891下原正三:05/01/24 23:37:46 ID:MnE0X8o9
>>883
藤子Fー! アイデア群がいいと思います。
892名無しより愛をこめて:05/01/24 23:45:51 ID:72eVZYyP
>>890
御返答ありがとうございます。
御覧いただいておわかりと思いますが、
「ウルトラのクリスマスツリー」はウルトラシリーズ初の
怪獣災害被災者が出てきた話です。
もちろんそれまでの話にも「その話の中で」同様の展開が
あったことはありますが、わざわざミニトータスを救った
回で、同じく父母を失っていたひとみちゃん、という導入。
しかもひとみちゃんは童話「マッチ売りの少女」を臭わせ
て、おまけに善良なる宇宙人に助けられている・・・
佐久間少年の「怪獣使いと少年」と同様に、悲劇的に締め
くくるに、当然なはずの話です。
現代ではガメラ3もありましたしね。
893名無しより愛をこめて:05/01/24 23:46:36 ID:72eVZYyP
でもウルトラマンタロウは違う。
ひとみちゃんは大切なおじさんの形見であるビー玉を使い
父母の仇ともいえるタロウを救う。
おじさんの命を奪ったテロリスト星人を倒すというより、
タロウを救うために。
そしてひとみちゃんはタロウのプレゼントとともに新しい
生活へ旅立っていく。
これってすごいですよね。
安易な鬱展開にもっていかないって。
怪獣という存在を、自分に押し寄せてくる理不尽な障害と
考えれば、素晴らしく昇華された話だと思います。
これこそタロウだと。
もちろんタロウにも、鬱鬱展開する「血を吸う花は〜」が
ありますが、あれも「怪獣使い」も「本当に悪いのは誰」
として作品が描いているかがわかれば、あの展開でいいの
だと思ってます。

でも下原正三さんの話もおもしろかったですよ。
では長々とすみませんでした。
894名無しより愛をこめて:05/01/25 02:02:52 ID:wNGAEHjr
ここは話を書くスレ。感想は控えめに。
895名無しより愛をこめて:05/01/25 10:06:43 ID:EYCNMXKS
>>894
そうなの?
896名無しより愛をこめて:05/01/25 16:29:10 ID:F3dhwhfR
感想で推敲とか進むからある程度はありじゃないか
897名無しより愛をこめて:05/01/26 01:21:36 ID:Pm/5wIo0
「命あげます」蘇生怪人・リセット星人 登場

ゾフィーが又地球に来た。大谷博士の姿に転じて(今回はセブン同様、
憑依ではなく姿を写し取り)光太郎に会いに来た。以後、人間体のときは大谷と表記。
目的は、タロウのパワーアップのために新しいアイテムを与えること。かつてエースの危機を
救うために使用したウルトラコンバーターの改良型で、タロウのキングブレスレットに回路を組み込む
ことにより、3分のタイムリミットから解放され、ほぼ無制限に変身し続けられるというものだった。
これで長期戦に耐えられると光太郎は喜んでコンバーターを受け取り、大谷も普通に喜んでいた。
そこへ、光太郎に緊急の報せが入った。
外出していたさおりが、不注意でスリップしてきたトラックに撥ねられ、病院に運ばれて危篤状態だという
報せを聞き、光太郎は激しいショックを受け、病院に急行した。
担当医は苦悩の後「・・・残念ですが・・・」と。
激した健一は、さおりを轢いたトラックの運転手を責めようとしたが、運転手も、さおりを轢いた後
ハンドルを制御しきれず電柱に正面から突っ込み・・・既に彼が眠りに付いた病室からは、妻や
子供の号泣が響いていた。
ベッドで虫の息のさおりは、見届ける光太郎に、健一を頼むと辛うじて笑顔で伝えた後・・・息を引き取った。
さおりの亡骸に縋り付いて嗚咽し続ける健一の声を聞きながら、光太郎は自分を責めるしかなかった。
(僕は・・・無力だ! タロウの力を持っていたって、さおりさんの危機に何も出来やしなかった!)

それを陰から見ていた大谷。光太郎や健一の深い悲しみを見かねた彼は、ゾフィーの力を以って、
なんか又都合よく持ってきていたもう一つの命でさおりを蘇らせようとして・・・出来なかった。
彼が手を出す前に、何の前触れもなく、さおりが生き返ったのだ。体調良好で傷一つなく。
それだけではない。運転手も、その他病院内の死亡者や重傷者や植物人間となっていた患者達も、
一斉に元気に蘇り、余りの体調のよさに一斉にラジオ体操を始める。それは街中の病院に広がっていく。
光太郎「兄さん・・・まさか!?」
大谷「否、私は知らない! 未だやっていない!」
さおり本人も何故助かったのか判らない。
898名無しより愛をこめて:05/01/26 01:22:46 ID:Pm/5wIo0
ZATはこの異常事態の捜査を開始し、大谷もゾフィーとして宇宙警備隊の情報を当たってみると
光太郎に密かに告げて一旦姿を消す。独自に捜査を続けていた光太郎は、郊外の一軒の廃屋に行き当たった。
その廃屋をアジトにし、人間に化けて地球に潜伏していた宇宙人がいたのである。宇宙人の化けた、外見は
光太郎と年頃の変わらない青年は、光太郎が来ると堂々と笑って彼をアジトに引き入れた。
青年は、リセット星人と自らの正体を明かした。リセット星人は、瀕死の状態から死亡に至ったどんな人間も
自由に生き返らせる超能力を持っており、今回のことも自分の仕業であると明かした。何故そんなことを
したのかと問うと、青年は、これまで同じように死から解放した他の多くの星の住民達の記録映像を見せた。
死という束縛から自由となった人間達がどうなったかというと・・・どうせ幾ら無茶をしても死ぬことはないんだと、
際限のない殺し合いをし、あまつさえそれを娯楽とする者達。或いは、日々の生活の努力をやめ、享楽に溺れて
ぶくぶくと太って寝転がって怠けるばかりの者達・・・
「この星の人間達も直ぐにこうなりますよ、ふふふ」
せせら笑う青年に光太郎は怒る。
「違う! さおりさんや地球の人達は、こんなふうにはならない!」
どんな者にも人の生き死にを自由にするような権利はないと光太郎は叫ぶ。すると、青年は、
「貴方達ウルトラマンがそれを言いますか?」
「!!」
青年は食い下がる。
「さもそれが善行でありヒューマニズムだとばかり、これまで人間に理不尽に殺された怪獣や宇宙人をどれだけ
勝手に生き返らせ、肝心の人類側の問題をうやむやにしてきましたか? それだけじゃない、自分達も死んでも
死んでも品物のように何度も命を貰って無節操に生き返る。それとも、それが宇宙の平和を守っている自分達の
当然の権利だと? へー、えらいんですね、宇宙警備隊・・・」
バキッ
光太郎は、腰の入ったストレートで青年を吹っ飛ばした。
899名無しより愛をこめて:05/01/26 01:24:28 ID:Pm/5wIo0
廃屋が内側から破裂してがらがらと崩れ、中から巨大な宇宙人二体が立ち上がった。
タロウと対峙して正体を現したリセット星人は、細身で然程強そうには見えない。暫く格闘して立ち回った後、
隙を突いてタロウはストリウム光線を星人に決める。倒れたと思った星人だが・・・
瞬時に、蘇生してしまった。リセット星人は、彼ら自身も不死身なのだ。
状況を捕捉したZATがタロウを援護しようと駆け付けるが、戦闘領域一帯を覆う見えない壁に阻まれ、
立ち入れない。星人が予めバリヤーを張っていたのだ。
単独で戦うことになったタロウ、次はキングブレスレットをブレスレットランサーに変え、星人に投げる。
すると星人は、ランサーそっくりの投擲武器を出し抜けに出現させ、投げ付けて相殺した。
ブレスレットを変形させた武器を次々出して攻撃するが、全て相殺されて埒が開かない。
「御都合なアイテムを湯水のように出すのも貴方達の十八番でしたね。私の十八番でもあるんですよ、くっくっく」
更にタロウの頭に血が昇る。

「・・・何をやっとるんだ?」バリヤーの外で見ながら呟く荒垣。
アイテム合戦が際限なく続いている。ティガとイーヴィルティガのゼペリオン光線撃ち合いのように。
「ウルトラバケツ!」「リセットバケツ!」
ばしゃーんと水を掛け合う。
「ウルトラマジックハンド!」「リセットマジックハンド!」
オルフィのへそからカーン星人を引っ張り出したあれを互いにびょーんと伸ばしてぶつけ合う。

「ウルトラ漬物樽!」「リセット漬物樽!」
たまたま通り掛ったモットクレロンを互いに塩漬けにする。
モットクレロン「もっとーーーーー!」

「ウルトラ杵!」「リセット杵!」
たまたま通り掛ったモチロンを臼にして互いに餅をつき合う。
モチロン「何で月にいる俺様がたまたま通り掛るんだよ!? いてっ、いてっ!」
900名無しより愛をこめて:05/01/26 01:25:45 ID:Pm/5wIo0
出されては放り出されたアイテム群がそこら中にほったらかしになっているが、両者は未だ悲しいマラソンを続ける。
既に新型ウルトラコンバーターを装着したタロウのエネルギーが無尽蔵になっているのが、泥沼化に拍車を掛ける
皮肉な結果になっていた。
南原「なんか・・・おかしくないか?」
傍観するしかないZATの面々が気付く。タロウだけではない、へらへら笑ってタロウを挑発しているように見える
リセット星人も、傍から見ると、明らかにやけになって血を昇らせている。
両者の体から、なんか、赤い光と青い光がだだもれに溢れ出して空に立ち昇り、その影響で、
森山「副隊長! なんか、上空の位相空間に異様な歪みが!」
荒垣「何!? それはいかん、我々が知る由もないはずのなんかやばいものが出てきてしまうぞ!」
北島「なんか又アンチ平成派を無用に挑発してしまうぞ!」
南原「やめるんだ、タロウー!」
タロウの耳には届かない。怒り心頭になったタロウはコスモミラクル光線の構えに入り、リセット星人も一抱えも
あるほどの巨大な光線砲を取り出して発射しようと・・・
901名無しより愛をこめて:05/01/26 01:35:22 ID:Pm/5wIo0
突如、ゾフィー介入。
飛び込み様、リセット星人の光線砲を手刀で叩き壊す。光線砲が暴発して星人が吹き飛ばされる。
続いて、光線を放たんと眩しく加熱するタロウの両腕をはたいて構えを崩し、発射を止める。はたいた腕から
煙が立ち昇るが、ゾフィーは悲鳴一つ上げない。
「! ゾフィー兄さん!?」
兄がダメージを受けたのを見て正気に返るタロウ。
「タロウ。このリセット星人についての調べが付いた」
「何ですって?」
暴発のダメージから既に回復した星人は、ゾフィーの急な介入に呆然としている。
「この件、私に任せてくれないか」
「兄さん・・・
 ・・・バリヤーは?」
「そんなことはどうでもいい」
902名無しより愛をこめて:05/01/26 01:41:06 ID:Pm/5wIo0
リセット星人には、母星に恋人がいる。その恋人は、不治の病でずっと床に伏せっている。
死の束縛から解放されて無限の命を持つリセット星人だが、病苦からも解放されているわけではない。
多くのリセット星人が患っているその病は、彼らの技術を以ってしても完全な治療法が見付かっておらず、
なまじ不死身なのが却って病に掛かった者達に苦痛を強いていた。幾ら治療しても恋人の病は治らず、どうして
自分達がこんな苦しみを味わわなければならないのかと日々煩悶するうちに、星人は自棄になって
他の星に悪意を放っていたのである。
ゾフィーはリセット星に向かい、飛行ポーズのままなんか赤い球に変形してうみゅみゅうみゅみゅうみゅみゅと
回りながら星全体に彼の神秘の力を放ち、星人達を苦しめていた病を治癒した。無論、地球に来た星人の恋人も
救われた。
その代わり、自身や他者を蘇生させたり不死身にしたりする能力も取り上げ、彼らの寿命を地球人と同じレベルに
設定した。それで彼らが不満を言うかと思えばさにあらず、限られた人生に力を尽くすことが出来るようになった
星人達は、心から感謝した。地球に来たリセット星人の青年も含めて。
903名無しより愛をこめて
タロウは、自ら新型ウルトラコンバーターをゾフィーに返した。ゾフィーも黙って受け取り、当面新型コンバーターの
戦線投入は見送りとなり、タロウの地球での変身タイムリミットは3分に戻った。
さおりの入院していた病院の一角で、光太郎に吐露する大谷。
「ウルトラ戦士が倒れたと思ったら即座に蘇る、その風潮を最初に作ったのは、私だ」
「ゾフィー兄さん・・・」
「初代ウルトラマンは、彼が立派な青年だと認めたハヤタ隊員の命を救うことを心から願った。その意を受け、
よかれと思って新たな命を与えたつもりだったのだが・・・間違っていたのだろうか」
「兄さん・・・
 あれを見て下さい」
光太郎が笑顔で指した先には、地球人達に別れを告げる、又人間の青年の姿となったリセット星人がいた。
星人を見送りに来た、彼が生き返らせたさおりやトラックの運転手や他の人達。
さおり「宇宙人さん。私は、生き返らせてくれたことに感謝しています。折角取り戻した命、大事にして
一生懸命生きていきます」
運転手「あんたも、元気になった恋人をこれからも大事にしてやれよ」
健一「又、何時でも地球に来てね」
皆、優しく笑っている。リセット星人は、泣いた。

モチロン「後、泥沼になるまで喧嘩するのは、破滅招来体が来るからやめような、皆。約束だぜー!」
程よく漬かって縮んだモットクレロン「もっとー」