福田嫁に特撮脚本を書かせてみたら?

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227名無しより愛をこめて
『宇宙船』97号(2001年夏号)より福田インタビュー再録

福田「実は電童はウルトラマンなんだよね(笑)」

(え?)

福田「ロボットのデザインって、マジンガーZのブレストファイヤーみたいにイカリ肩に見えるパーツを配置して素立ちの状態でカッコよく見せるのが定石なんだけど、電童にはそれがない。
で、“どうしよう?”と考えた時に“ウルトラマンだ!!”って・・・だから、電童のファイティングポーズはガイアから(笑)」

(じゃあ、銀河が少林寺拳法をやっているというのは?)

福田「完全な後付け(笑)。『善悪2体の同型ロボ』というコンセプトで話を作るときどうしようと考えていたら、キャラデザの久行宏和君に“『ガイア』を観てみたらどうです?」って言われて。本放送は観ていなくて借りたんだけど、最後はDVDを揃えていた(笑)」
228名無しより愛をこめて:04/04/12 23:18 ID:bW9onK/N
>>227のつづき)
福田「絵コンテを切っている横で『ガイア』を流していたのはしょっちゅうで・・・『アグル復活』の海が割れるシーンなんか最高だよね。
ウチの奥さん(両澤千晶)なんか、“梶 尾 リ ー ダ ー 、 か わ い い !!”とか言って(苦笑)。
 『ガイア』が子供番組でできる事の枠を広げてくれたから、『電童』でいろいろできたというのはありますね。
発進管制を英語でやりたいというのが通ったのも、“『ガイア』でもやっている”というのが決め手になったし。
 ただ、元々ウルトラ好きなので、“ウルトラっぽいサブタイトルで”とやったのは高城さんに怒られたけどね。
『GEAR壊滅!!』なんて、まんま『XIG壊滅!?』だし(笑)。
 実はベガ(北斗の母)がメジャーを武器にするのは『アイアンキング』の静弦太郎からで、そういう人物と巨大ヒーローの対比をやってみたいという目論見からだったんだけど…巨大感の表現では特撮から取り入れる面が多いと思いますね。
特に娯楽性の強い作品ではメカ描写も、アニメが培ってきた細かいそれより、ウルトラや『サンダーバード』みたいな大胆な表現方法の方が説得力あると思うんです。
だから今度の『ウルトラマンコスモス』もどんな絵が見られるのか期待しているんです」
(2001年7月2日・サンライズにて)