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>>227のつづき)
福田「絵コンテを切っている横で『ガイア』を流していたのはしょっちゅうで・・・『アグル復活』の海が割れるシーンなんか最高だよね。
ウチの奥さん(両澤千晶)なんか、“梶 尾 リ ー ダ ー 、 か わ い い !!”とか言って(苦笑)。
『ガイア』が子供番組でできる事の枠を広げてくれたから、『電童』でいろいろできたというのはありますね。
発進管制を英語でやりたいというのが通ったのも、“『ガイア』でもやっている”というのが決め手になったし。
ただ、元々ウルトラ好きなので、“ウルトラっぽいサブタイトルで”とやったのは高城さんに怒られたけどね。
『GEAR壊滅!!』なんて、まんま『XIG壊滅!?』だし(笑)。
実はベガ(北斗の母)がメジャーを武器にするのは『アイアンキング』の静弦太郎からで、そういう人物と巨大ヒーローの対比をやってみたいという目論見からだったんだけど…巨大感の表現では特撮から取り入れる面が多いと思いますね。
特に娯楽性の強い作品ではメカ描写も、アニメが培ってきた細かいそれより、ウルトラや『サンダーバード』みたいな大胆な表現方法の方が説得力あると思うんです。
だから今度の『ウルトラマンコスモス』もどんな絵が見られるのか期待しているんです」
(2001年7月2日・サンライズにて)