■破壊されたボード構内での栞の話
栞「アンデッドが、アンデッドが襲ってきたの。……それがね、橘さんが、
そのアンデッドを操ってるみたいなの」
剣崎「橘さんが!? 何言ってんだよ!」
栞「さっきあたし見た。橘さんと烏丸所長が揉めてるところを」
(回想)
烏丸「何ぃ!」
橘「あんたがな、あんたがすべて悪いんだよ!」
烏丸「何を言ってる! お前に何がわかる、私の苦しみを!」
橘「ふざけるな! もういい! とにかく俺の邪魔立てはさせない!
俺の邪魔をするならたとえこのボードでも……」
烏丸「橘!」
(回想おわり)
剣崎「そんな、それだけのことで橘さんを疑うのか? そんなの俺、
信じられないよ!」
イナゴの群れが入ってくる。