エラスモテリウムオルフェノクの激しい攻撃…。
発射された幾本もの輝く針が、愛しいあのひとを狙った。
とっさに自らの体を壁としてあのひとを守る。
針…しかし巨大なオルフェノクから放たれたそれは、
無残にも、鋭く太い槍として、その体に突き刺さっていった。
決定的な何かが、自分の中で壊れるのを感じる。
普段は決して、優しい言葉をかけてはくれなかったあのひとが、
駆け寄ってくる。その声が、自分だけにははっきりと聞こえる。
「オートバジンンーーーー!!
死ぬな!俺は本当のことを
まだお前に言っちゃいねえええ!!」
えーと、こういうのでいいんですか?