【893】ファイズの仲間を千体列記せよ!【ヤクザ】
仮面ライダー814(ハイジ)
ブランコキックがファイナルベント。
仮面ライダー993(木久蔵)
ラーメン屋を経営する駄洒落の好きな落語家が変身。
実はかつてサイガと共同戦線を張ったことがあるが、サイガが先に脱落してしまった。
244 :
名無しより愛をこめて:03/09/17 14:46 ID:IKUravPb
仮面ライダー072オナーニ
245 :
名無しより愛をこめて:03/09/18 15:23 ID:XyM8JZC7
仮面ライダー142(犬死に)
プ二が変身。
仮面ライダー108(煩悩)
煩悩に満ち溢れたライダー
247 :
名無しより愛をこめて:03/09/19 23:29 ID:pv/Ehsx/
仮面ライダー619 必殺技はウエストコーストポップ
仮面ライダー20471120
今は無きブランドライダー
仮面ライダー194&964
女性コンビ幾夜&駆留世が変身
964が腹部を叩き発生する衝撃波を
194が裏拳で敵めがけて射出する
「猛影輪」は究極の必殺技だ。
250 :
名無しより愛をこめて:03/09/20 00:18 ID:qL1zKDNQ
仮面ライダー415(スイカ)
JR東日本なら乗り放題。
251 :
名無しより愛をこめて:03/09/20 00:29 ID:RcvzBBxf
仮面ライダー1101
体重0.1トン強の巨漢ライダー。下町出身で婿養子。
252 :
馬鹿:03/09/23 11:49 ID:I4b3Tsex
仮面ライダートカゲ
とかげのようなシッポを持ち、100万メガトンのシッポアタックで敵を粉砕する。
なお、シッポは着脱自在で、離れたときはリモコン操縦で敵を攻撃するが、ジャイアンにとられたら二度と返ってこない。
253 :
馬鹿:03/09/23 11:52 ID:I4b3Tsex
仮面ライダーソクラテス
頭が禿げ上がっている上に、理屈っぽいので皆に敬遠されている。
変身時の掛け声は「変身してもよろしいか」と少し控えめ
それが仇となって、虐殺される事数回、だが奇跡の屁理屈によってことごとく生き返り、まわりをウンザリさせる。
254 :
馬鹿:03/09/23 11:56 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー女の子
いつのまにか側にいたかと思うとちゅーをして去っていく疾風のようなライダー。
ベルトには蝶の模様があしらってあり、女の子っぽさを強調している。
些細な事で怒り出すと手がつけられないが、赤いリボンをあげると機嫌が良くなり、見ているこっちは胸がキューンとしてしまう。
一度外出すると2日間ぐらいは返ってこないので心配ではある。
255 :
馬鹿:03/09/23 12:00 ID:I4b3Tsex
仮面ライダードクター
天才的医術を持ち、悪は絶対許さない。あまりに悪を憎むゆえ憎悪の力で自分を手術して失敗。
生き返ったときライダー能力を手に入れていた。
「医は仁術なり」が口癖で、クウガにも龍騎にも医者のライダーの例はないことが自慢。
なおあまりしられてないが、前述の有名な口癖のあとには「ただし天は仁をしらず」と続く事はあまり知られていない。
256 :
馬鹿:03/09/23 12:05 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー猫
ニャーと鳴いたその日から、自分は猫だという自覚をもって生きてきた。
外見は人間。しかし猫としての誇りを忘れない。
短く銃身を切ったショットガンを二挺携帯し、コンマ0.3秒の早撃ちで敵を倒す。
なるべく変身しないで猫の力で闘いたいというのが彼の信条のようであるが、
どうしても倒せない敵が現れたときのみ、心の中で飼い猫(ミーちゃんというらしい)に謝ってから変身するという変り種ライダーである。
257 :
馬鹿:03/09/23 12:11 ID:I4b3Tsex
仮面ライダーミサイル
某国で開発され、ライダーになった。全身ミサイルのライダー。
右手にはプラスの電極左手にはマイナスの電極があり、
両腕をクロスさせることで必殺技「デッドーリースパーク」を放出できるが、
変身してからエネルギーのチャージに時間がかかるため、敵の攻撃をかわしながら動き回って時間を稼ぐ必要がある。
そのときにmp3ウォークマンで井上陽水のベストを聴いている。
これは開発者がひそかに日本の楽曲を親しんでいたことに由来するといわれている。
変身前の姿はイケメンで、普段はスーパーで時給650円のレジ打ちをしている。
258 :
馬鹿:03/09/23 12:17 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー座布団
本業は科学者。
研究に行き詰まっていたある日、コンビニのおでんに入っていたはんぺんが座布団に似ていることから、
座布団型の改造人間が作れないかと着想。
その日から本業そっちのけで改造人間の設計に没頭。気付いたら自分が改造されていた。
信念のもつ力をあらわしたエピソードである。
変身時の右手の人差し指を四角を描くように動かすポーズは、座布団を表現している。
259 :
馬鹿:03/09/23 12:26 ID:I4b3Tsex
仮面ライダーがんばろう
ねぎらいの言葉を忘れないライダー。
口癖は「がんばろう」なので、そこから命名された。
彼は生活苦のアルバイターだったが、ロトくじ2億円に当たって、生活が一変。
いままで優しかった周りの人間たちの態度が急に変わり、刺すような視線に耐えられなくなり、2億円を地元の信用金庫にあずけたまま10年間失踪していた。
その間の生活は山野で泥水をすすり野草を食べて命をつなぐという厳しいもので、ある日妊娠中の熊に出会って襲われたとき命の危険を感じて変身、野生のパワーを取り込んだようである。
ライダー能力という精神的支えを得て、何も恐れるものがなくなった彼は下山。
10年の間に定期預金の金利は8%まで回復し、利子で働かなくても食べていけるようになった。まさに天国と地獄を両方味わったライダーである。
裕福になった今でもすれ違う人に「がんばろう」の一声をかけることだけは忘れない。
260 :
馬鹿:03/09/23 13:02 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー扇風機
クーラーが嫌いな悪の秘密結社ルノーは、平凡な日本人青年の道草実を誘拐して改造した。
扇風機の風の力でベルトのプロペラが回転すると道草実は悪の仮面ライダー・扇風機に変身して、
夜な夜な金庫の金を盗んでいた。
しかしある日押し込んだDPE屋で、夜間まで残業して写真をプリントしていた薄幸の美少女根岸ゆかりに出会い、
彼女の誠実な態度に心の氷をとかされる思いがした。
以来彼はクーラー大好き人間となり、悪の秘密結社ルノーの送り出す刺客と死闘を繰り広げる。
12月1日現在ゆかりはルノーの手に落ち、ファンの間でも生死が安否されている。
四月以降放送の続編が待たれる。
261 :
馬鹿:03/09/23 13:20 ID:I4b3Tsex
仮面ライダーχ子(キーコ)
自分本名の清子と呼ばれることに苦痛を感じていた杉本清子は、
小学校四年生のときに自分のアダ名を「キーコ」ときめ、友達にそれを強要した。
しかし誰もそのニックネームで呼んでくれず、名前は「清子」>「きよし」>「ビートきよし」>「ノリツッコミ」>「ノリコ」となり、
いつしか自分のことを皆が「のりこ」と呼ぶようになってしまった。
東京の大学に受かり、地元の長野を捨て大学デビューした清子は平穏なキャンパス生活を心から楽しんでいるかのように見えた。
が、
合コンに頭数で呼ばれた他大学のノリコという女に出会った日から体に変調をきたし、トイレで変身してしまう。
長い間ノリコというあだ名で呼ばれたコンプレックスにより、いつしかその怨念の力で仮面ライダーχ子に変身する事が出来るようになっていたのだ。
謎の怪生物の出現で店は大混乱、合コンは中止になり、いつしかノリコはキーコの親友になっていた。
ノリコの「キーコ」という掛け声を発動条件に仮面ライダーχ子に変身、
いまは夜の街のイザコザを暴力で解決する女戦士(トラブルシューター)である。
262 :
馬鹿:03/09/23 13:25 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー嘘つき
嘘がうまい
263 :
馬鹿:03/09/23 13:42 ID:I4b3Tsex
仮面ライダーゼットゴリラ
A〜Zまでのコードネームをふられた25匹の実験動物が、用済みになって海中に沈められた。
冒険野郎の中神ガイは、南洋の冒険中に親友の裏切りにあい、ヨットからつき落とされる。
海中で半分意識を回復したガイは、ゴリラに介抱されていた。
それは水中でも生息できるように改造されたコードネームZのゴリラだった。
1週間口移しの人工呼吸と噛み砕いた生魚の給餌で元気を取り戻したガイは、
家に帰ろうとしたがゴリラが足をつかんで離してくれない。
ゴリラの足には鉄球がついていて、鎖を解き放つためにはゴリラの力では不可能だった。
ましてや人間になにができるというのか。
そのとき不思議な力が働いてゴリラとガイは合体。
仮面ライダーゼットゴリラとなって、鎖の束縛から逃れ、海上へ。
クロールで日本へ泳ぎ着くと警察へ駆け込んだが、何者かの陰謀によって警察は取り合ってくれない。
やがて、ガイを裏切った親友がゴリラを捨てた研究機関の職員である事が判明する。
二人の復讐の目的は一致しいつでも変身できるようになった彼らは、過去を取り戻す共闘を開始したのである。
変身のときは二人で腕をクロスさせ「ぶっ殺す!」と叫ぶ。
264 :
馬鹿:03/09/23 13:49 ID:I4b3Tsex
仮面ライダービッグ
大きい
265 :
馬鹿:03/09/23 17:19 ID:I4b3Tsex
仮面ライダー水
第一話「水が人を襲う!?」
中学3年生の柴崎由美は、夜な夜な台所の水道の蛇口から滴る水の音が気になっていた。
今日も赤い目をこすりながらで登校すると、同級生もよく眠れずに腫れぼったい目をしてあくびをしているものが多々いる。
どうやら水滴の音が原因で眠れない現象は町中に広がっているらしかった。
午前中の授業を寝て過ごした由美は、友人の麻衣子と弁当を食べるために屋上に向かうが途中不良の朱島と廊下ですれ違う。
まだ誰にも気付かれていなかったが、由美は朱島のことが密かに好きだった。
不良の多分にもれず、朱島はあまり評判のいい男ではない。
屋上で弁当を食べているとき、なにげなくフェンス越しに校庭を見た由美は、朱島が校門の方へ歩いていくのをみつける。
学校には購買部があり、外に買い物にでるのは禁じられていたが不良の朱島には関係無いのだろう。
しかし朱島は校門へは向かわずプールの更衣室の裏手に消えた。
麻衣子は「どうせタバコでも吸っているんだろう」と吐き捨てるように言った。
由美もそうだろうと思ったが、どこかひっかかるものがあった。
下校時刻、麻衣子と帰ろうとした由美は東公夫(あずまきみお)に呼び止められた。
東は由美とペアで図書委員をしている男で、由美はこの男子が嫌いだった。
由美は、東に図書室の整理を今週中におわらせるといわれていたのを思い出す。
「ダメじゃないかきみ、言った事はちゃんと守ってもらわないと、これだから女は」
言い終わらないうちに麻衣子が東の向こう脛を蹴り飛ばした。
「ほらいくよ」
しかし麻衣子が由美の腕を掴むより前に東の方が先に由美の腕を掴んでいた。
「やだなぁヒステリー女は、柴崎さんはこれから仕事があるんだから帰さないよ」
266 :
馬鹿:03/09/23 18:19 ID:I4b3Tsex
東と由美は、理科の教材に使われた図鑑を抱えて、図書室へ戻るところだった。
外はもう暗くなり始めていた。
由美が、東よりやや重い本を抱えて廊下を歩いていると向うから朱島が歩いてくるのが見えた。
「不良がこんな時間まで学校に残ってなにをやっているのかねえ」
すれ違いざまにイヤミを言う東。
もともと不良に面と向かってイヤミをいうような向こう見ずな男だったが、
朱島が廊下の角を曲がって見えなくなると、東はもっと大胆なことをいった。
「最近朱島のやつが、プールのあたりをうろちょろしてるって噂を知ってるかい」
由美は、昼間見た光景を思い出した。
「先月死んだ水泳部の二年と三年の女子だけどさあ、あれって朱島くんがプールの水に毒を入れてたりしてね」
そういうと東はクスクスとやや上品な笑い声をたてた。
由美は心底腹が立って、自分も東を蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、麻衣子と違ってそういうことができる性格ではなかった。
267 :
馬鹿:03/09/23 18:20 ID:I4b3Tsex
暗くなってようやく今日の分の仕事を終えると由美は解放された。ケータイに麻衣からのメルがはいっていた。
みんなでカラオケにきてるから今から来ないかという誘いだった。
由美は小走りに下校口までいくと上履きを素早くスニーカーに履き替えた。
校門へもやや小走りに走っていたが、ふと手前で足が止まった。
右手にプールがあった。
先ほどの東の言葉が思い出された。先月ここで三人の女生徒が死んだ。
いずれも水泳部員で、最初の事故は顧問に言わずに県大会の予選に向けて一人で練習している女子部員が足をつって溺れ死んだ。
二回目の事故は、一度に二人の女子部員がみんなの見ている前で溺れて死んだのだ。
このときはさすがに事件性があるのではと、警察やマスコミが殺到し、この葉山中学も騒然となったものだった。
結局原因はわからずじまいで、今年はプールの授業は禁止になり、二回目の事故以降プールは誰にも使われず、ひと夏が過ぎようとしていた。
再び由美の脳裏に昼間の朱島の姿がくっきりと浮かんできた。
―――あのとき朱島くんはここでなにをしていたんだろう
東の品のないジョークが一瞬頭をよぎるが、由美は頭を振って否定した。
また東に対する苛立ちが戻ってきたが、同時に由美の頭は朱島の行動に対する疑問に回答を求めていた。
自然と足がプールの方へと向かっていた。
灯かりはほとんどない。中学の敷地と市道を別けている壁越しに街灯の白っぽい光が地面の一部に投げかけられているだけだ。
ひんやりとした空気がプールの裏手のフェンスをぬけて、由美の髪を撫でた。
地面は湿っている。
由美は地面にタバコの吸殻をいくつかみつけた。
由美は心のどこかで安堵を感じていた。
馬鹿馬鹿しい妄想ではあるが、それを否定する根拠をなにか見つけたかっただけかもしれない。
同時に朱島を疑ったような行動をとったことが急に恥かしくなってきた。
これでは、発言が冗談にすぎなかった東よりたちが悪いではないか。
「おいっなにしてんだ!」
急に後ろから大声で呼ばれて由美は体をすくめた。
268 :
馬鹿:03/09/24 15:41 ID:kYTw3Pii
声の主は東だった。
「ははは、驚いたかい、生活指導の須藤の物真似うまいんだボク」
どうやら東なりのジョークのつもりらしかった。
まったくこの男の冗談のセンスはどうなっているのかと、首をかしげたくなる。由美はそんなことを考えながら校門のところまで戻ろうとした。
「芝崎さん、君までこんなところでなにしてるんだ」
逆に東は校門のところから、こちらまで歩いてきたが、由美にはどうでもいい。
この男と一秒でもこんな暗がりで一緒にいるのはごめんだった。このままシカトですれ違って帰ればいい。早くカラオケにいかねばならないのだ。
「プールか。今年は水泳の授業なかったな」
東は世間話でも始めたいのだろうか、あたりを見回しながら間の抜けた事を喋っているが由美にはほとんど聞こえていない。
ただ校門に向かって歩いた。
「あー気味が悪い、こんなところにいると幽霊でも出そうだよね」
東の言う「幽霊」が、先月死んだ女子部員達を指しているのは明らかだった。
由美は、そのうちのひとりと同学年で、顔を知らない仲ではなかった。
デリカシーのかけらもないこの男に無性に腹が立ってきた。
由美と東の距離がさらに近づく。東は喋るのをやめなかった。
「ま、死んだ女もプールで死んだんだから本望だよね。とっくに成仏してるか」
いつかこの男を蹴り飛ばしてやろうと思ってたが、それは今しかない様に思えた。
頭の中の糸が切れようとした刹那、視界から東が消えた。
首を上に傾ける。東の体が宙に浮いていた。
由美はボンヤリとした頭で頭上を通り越していく東を眺めていた。事態が把握できるのに数秒を要した。
「うわっ・・・わあああああぁああ・・・!!」
東がプールの方へ運ばれていく、由美はとっさにジャンプして東の足を掴んだ。
全体重をかけて、東を引き降ろそうとしている由美。
何が起こったのか全く理解できなかった。まるで冒涜された死者の魂が東の汚い口をふさぐためプールの底に引きずり込もうとしてるかのようだ。
由美の体は誰か意思に邪魔者扱いされたかのように、東ごと大きく左右に振られて、たまらずに由美子は地面に叩き付けられた。
そのとき街灯の光の中を東が通リ抜け、謎の意思の正体が垣間見えた。
水だ・・・!
269 :
馬鹿:03/09/24 15:43 ID:kYTw3Pii
水が東の体を持ち上げている。白光にきらめきながら複雑なうねりをみせる水の帯がプールから伸び、鎌首を持ち上げたがらがらへびのような格好で東の体を持ち上げているのがわかった。
足が震えて立ち上がれない。
プールの水が飛沫をあげたかと思うと、放物線を描いて黒い塊が目前に落ちてきた。それは水の塊でゼリーのようにプルプルと震えていたかと思うと、みるみるうちに人型の形状になった。
透き通った人型が白く濁りはじめ、由美が瞬きをしている間に、そこには全身をウロコで覆われたひとりの女が立っていた。
由美はこの怪物の顔に見覚えがあった。
死んだ同学年の水泳部員の顔に良く似ている。
悲鳴をあげようとしたが、声にならない。
「い・・いや・・・」
ウロコの女が手に持った三叉の槍のようなものを掲げて近づいてきた。
頭上では生きた水に顔を覆われた東が、同じく声も立てられずにもがいて、ゆっくりとプールの方向に運ばれていくところだった。
ウロコ女の槍が由美に狙いを定め、槍は獲物を狙う蛇のようにゆったりと震えた。
いまにも槍を振り下ろそうかという動作の最後、ウロコ女が急に後ろを振り返った。
由美もつられて、恐怖で見開いた目をそちらに向ける。
270 :
馬鹿:03/09/24 15:47 ID:kYTw3Pii
地面から沸き立つ煙の中、一人の男が立っていた。
いや男かどうか、人間かどうかなのかすらわからない。全身を光沢のある水色のスーツで覆い、頭にはヘルメットのような仮面をかぶっているて蛇口のコックのようなものがついている。この異形の人物をあえて何かに例えるなら、二輪のレーサーだろうか。
「大丈夫だ、動くな」水色のレーサーが喋った。聞き覚えのある男の声だ。
言われなくても由美は恐怖と驚きで動けない。今のは自分にいったのだろうか、頭の中がぐるぐる回って何も考えられない。
『ライトニングアクション』
男がベルトに左手を当ててそう喋ると、腰についた剣のようなものの柄が20センチほど飛び出した。
男は柄を引き抜くといくつもの青い電光の筋に包まれた刀身が現れた。電光の筋は陽炎のように揺らめいている。
「水ブレード!」男は剣をおもむろに地面に向かってつきたてた。
『スパーク!』
地面を稲妻が走り、青い電光がウロコを持った女にめがけて一直線に伸びていった。
ウロコ女は地面を蹴って跳んだ。足に電流が絡みつき体制を崩した怪物は、土と雑草の上を転げるようにしてプールの外壁にぶつかって倒れた。
「おいっ、動けるか」仮面の男が由美に向かって聞いてきた。
紛れもなくこの男は味方のようだ。
「あ・・・東くんが」
ようやくそれだけ声にして出すと、由美は震える手で左斜め前方を指した。
くぐもった悲鳴をあげて、東がいまにもプールの水面に引き込まれようとしているところだった。
『フリージングアクション』そういったかと思うと、男のベルトのバックルから白い突風が吹き出し、プールのフェンスをつき抜け東と水の蛇を襲った。
水の蛇は根元が凍った枯れ木のようになり、東の体重でいとも簡単にその枝は折れた。
プールサイドに落ちた東はそのまま気を失いうつ伏せに倒れた。
271 :
馬鹿:03/09/24 15:50 ID:kYTw3Pii
そのとき、ウロコ女が仮面の男に突進してきた。人の形をした異形のふたつの影は暗闇を通り抜けてそのままフェンスに激突。仮面の男はウロコ女の強靭な腕力でフェンスに押し付けられ身動きができない。
『エクスプローシブアクション』
男の体を霧の様な白いもやが取巻いたかと思うと、もやは一気に男の体の形に収束し次の瞬間爆発した。
爆風で吹き飛ばされる怪物、地面を転がり終える隙も与えず仮面の男の追撃が続く。
『ライトニングアクション』
土に突き刺した剣から一直線の稲妻が地面を走り、今度は怪物の体を綺麗に貫いた。
火花を全身から散らす怪物はよろめきながら立ち上がるが、体は硬直して思うように動かないようだ。その姿はさながらパレードで拙い演技を披露して笑いをとっている道化のようにみえた。
『ソードアクション』
地面に突き立てた剣の刀身―――青い電光が消えたかと思うと、同じ剣の柄に今度はぼんやりとした光が現れた。それは先ほどまでの激しい稲妻の光ではなく、月光のようなやさしい波長をもった光だった。
「水ブレード」
怪物を包む火花の照り返しを受けてオレンジ色にきらめくアイシールドの下で乾いた声がした。
「水は、水にしか斬れない」
仮面の男の姿が陽炎に包まれ青く揺らめいたかと思うと、水色の光輪をいくつも連ねたような軌跡を残して、男は怪物に向かって高速接近していた。
そのままためらいもなく怪物の体のすぐ側をすり抜けて、5メートル先で泥を大きく跳ね上げて、男はようやく止った。
すぐ後ろでは、女の姿をしたウロコの怪物が断末魔の悲鳴をあげて、もはや二つ身となった体をいとおしむかのように腕を縮めるような格好で崩れ去るところだった。
「水は水に還れ」
女はもはや原型を留めていなかった。水蒸気の煙となってその体は闇夜に霧散して微風に吹き飛ばされた。
仮面の男は剣を鞘に収めると由美のほうへ一瞥をなげた。
由美は目前で繰り広げられた光景がいまだ信じられず、目をただ見開いているだけしか出来なかったが、男が仮面の下からこちらを見ていることだけはわかった。
272 :
馬鹿:03/09/24 15:52 ID:kYTw3Pii
プールサイドでは東がぐったりとしている。
仮面の男はフェンスを飛び越えると、東の体を抱えて再び身軽に跳躍して戻ってきた。
「息はある」
東を地面に寝かせると仮面の男は踵をかえして由美たちの前から去ろうとした。
「あ・・・あなたは誰なの」
動転してなにを言ったらいいのかわからなかったが、なんとか由美はそれだけいうことができた。
男は振り返らず足も止めずに背中で答えた。
「仮面ライダー水」
男が更衣室の角を曲がって消えた。校舎の方角だ。
由美は追いかけたい衝動を抑えられず、立ち上がろうとしたが腰が抜けて、立ち上がれなかった。
「仮面ライダー・・・」
由美はいま男が残した言葉を繰り返した。
「・・・みず・・」
由美の前には白い電灯の光が静かに投げかけられているだけだった。
光のグラデーションは湿った地面のくぼみを避けながら校舎の入り口の闇夜に続いていた。
風がまたふいて、由美の髪を揺らした。
まるで何事もなかったかのように。
(第一話おわり)
273 :
馬鹿:03/09/24 16:22 ID:kYTw3Pii
仮面ライダーかぼちゃ
人間界と次元を隔てて並列に存在するカボチャワールド。
カボチャワールドで、もっとも大きな軍事大国カボチャランドで謀反が起こり、カボチャランド第一王子のミカンは賊に命を狙われながら、カボチャの扉を開いて人間界へ逃れた。
平凡な予備校生の生倉純(なまくらじゅん)は、夏期講習の帰りに黒ずくめの男たちに追われる金髪の少年を得意の少林寺拳法を使って助ける。
少年こそがミカンだった。
ミカンは純に一本の魔法のナイフを渡し、自分を守る衛兵になれという。
このナイフはカボチャランドの近衛隊長の明かしであった。
仮面ライダーかぼちゃは、ハロウィンパーティのパンプキンのような仮面で、変身するためには、魔法のナイフで西洋カボチャを加工する。
変身時の掛け声は月並みだが「パンプキン」である。
一回だけ日本カボチャで変身したことがあったが、そのときの掛け声は「かぼちゃ」であった。
純の口癖は「全部俺が食べていいの!?」
予備校の成績はあまりよくない。
274 :
馬鹿:03/09/24 16:37 ID:kYTw3Pii
仮面ライダーフラッシュマン
いつも明るいムードメーカーのライダー。
子供の頃両親が離婚し母親に引き取られたが、母親はいつも新しい男をつくっては家に何日も帰ってこず、かなりつらい幼少期を過ごした。
そのことはおくびにも出さずに明るく振舞う癖がついて、いつしか笑顔のまま顔が固まってしまった。これが変身形態であり、通常は人間に擬態している。
何事にも動じない性格で「やっぱねー」ですべて片付ける。
振られてもすぐに次の女を捜してナンパに出かける始末で、
周りからは軽いと見られがちだが、本当は異性の愛し方がわからないだけなのである。
ボッタクリバーの用心棒で生計をたてていたが、数度の逮捕で実刑が確定しいま刑務所でまじめに刑期を勤めながら人生をみつめなおしているところである。
事件があって変身しなければならないときは脱走するが、ライダー能力で看守に気付かれないうちに帰ってこれる。
そのさい就寝時の点呼用にバイクを影武者にしている。
バイクの喋ることができる言葉は「大丈夫です」だけなので、いつばれるかひやひや。
275 :
馬鹿:03/09/26 14:04 ID:nkVMqs3l
仮面ライダー江戸
時代劇好きが昂じて自らを忍者にしようと思いたち、ハードな訓練を積み。高度な忍術を独学で身に付ける。
しかし、使える君主がいない。
仕方ないので頭の中で架空の藩「山田藩」をこしらえ、そこの藩主山田守に仕える忠義に篤いライダー。
たまたま怪人が出没するようになったので忍者を模した自前のコスチュームをつくり、夜な夜な江戸の町に繰り出しては悪の組織の怪人を見つけては倒している。
余談だが、彼が出現するようになってから新宿歌舞伎町で原因不明の抗争が起こり、中華系マフィア、住吉会系ヤクザが大規模な被害を受けたらしい。
自らを伊賀者と呼び、自動的に敵対者は甲賀者となる。
殿の命令は絶対であり、彼にとって悪を許さぬ心は幕府を授かった神君家康公の勅命と同じであり、
これすなわち天啓と同義である。
敵を倒す前の「殿の御前であるぞ」には、怪人も一歩引いてしまうほどの威光が感じられる。
塩辛が好き。
276 :
名無しより愛をこめて:03/09/26 15:47 ID:rnOgnCk3
仮面ライダー490(シグレ) Σ
前社長・花形の夫人、花形時雨が変身する。
って、妄想の妄想だな。
仮面ライダー462(ショムニ)
SB社で庶務を担当する2課
仮面ライダー708
海堂直也が変身する
仮面ライダー6700
5人の子供達が変身する。
恋のダイヤルナンバー
仮面ドライバー840(ハシレ)
普段は自動車保険のセールスマン。
555のように電話1本でとんでくる。
車に乗っているのでライダーではなくドライバー
282 :
名無しより愛をこめて:03/10/18 10:45 ID:x+YY1Oax
仮面ライダー206(にーまるろく)
空を飛べる、たまに異次元空間に落ち込んで消滅す。
仮面ライダー103(イデ)
コードナンバーは「IDE」から。科学者が変身。
・強力な武器「マルス」を装備。コード133で強力な光線を放つ
・コード124875でバルタン星人語をはじめ、
あらゆる言葉を翻訳できるようになる。
>>278 しかし、全てスレ違い...
荒しかと思ったよ。
>>5 超亀レスだが、ショッカーライダーはNo.6まででは?
仮面ライダー645
中大兄皇子が変身
287 :
名無しより愛をこめて:03/10/18 13:07 ID:8d1SXmxM
仮面ライダー11922960
鎌倉出身
288 :
祐貴:03/10/18 13:51 ID:r23kMTU3
鼻毛神剣奥義H後死ぬ
仮面ライダー193
とんちで将軍様をギャフンと言わせる