◆プロジェクトX【401号室、3度目の正直】(499+2)◆
窓の外、涙を流しながらこんな記事を掲げて走り回っている高見沢が居た。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030808-00000022-spn-ent その後ろで「判決 無罪!」と書かれた紙を持って一緒に走り回る東條。
仲村「誰だ!あんなものを東條に持たせた奴は!」
香川「だいたい予想はつきますが。それにしても嬉し泣きをする程喜ぶとは…。
本気の本気だったんですねえ。いや、何にせよ情熱的な事は羨ましく思いますよ」
芝浦「で〜も『大丈夫。別れてません。あのひととはまだ付合ってます』って言ってるのは、
おっさんの方だけだしぃ。案外、義理だけで煙たがられてたりとか(ぷ。くすくす」
「不吉な事言うな」とばかり、バイオグリーザの舌に巻かれ窓から放り出される芝浦だった。
仲村は5年間待ち続けた推理小説の続編を堪能していた。
ちょっと見せてくださいねと本を手に取って
凄い勢いでパラパラ頁をめくると、すぐに本を返す香川。
凄い勢いでパラパラ頁をめくると、すぐに漫画が載ってないと抗議する東條。
埃だらけで帰って来て、東條の持ってる本に目をやると、
わざとらしいでかい声で注意を引く芝浦。
芝浦「ああ、まだそれ読んでるんだ。あのさー、ちょっと情報遅いんじゃないのぉ?
それって6日にフライング(σ´∀`)σゲッツ!!したからさ。もう読んじゃった。
教えてあげよっか?それって真犯人は…」
仲村「止めろ!喋るな!」
香川「ああ、それはですね。また、少し読み進んだだけでいつものように…」
仲村「先生も止めてくださいよ〜(泣」
東條「これって、かいじゅうおんもらきが せんごのにほんで おおあばれするんだよねー」
仲村「お前、読んでもないのに無理に会話に混ざろうとするな!このアホt…」ガリガリガリ…
東條「せんせい、ほんは もういいの?なかむらくんが がりがりされてるあいだに
ゆっくり よんだらいいかも」
香川「いえ。今のでもう頭に入りましたから。頭の中で思い出しながら読んでる最中ですよ。
そう言えば若い頃は、どんな膨大な物でも全巻頭に収めて何度も読み返したものです」
仲村「凄いですね。ひょっとして○○○も○○○も全巻…」←まだガリガリされながら
香川「いいえ。余計な物はここに入れない事にしていますから、1頁たりとも読んでいません」
東條「へぇー。○○○ってよけいなものなんだー。ごみばこに すてちゃってもいいかもー」
不穏当な発言に「しばらくお待ち下さい」のテロップが流れる401号室だった。
(´-`).。oO(長く巻が続いてて余計なものって何だろう?「まるぺ」かな?)