みんなで特撮ヒーローっぽい話を作るスレ

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252 ◆LhUYeuBAZE
声の主はバイオライダーに変身した仮面ライダーRXだった。
新人アシ「来、来ちまった。((( ゚д゚)))」
バイオライダーの手にはタクシー運転手が抱いている。
バイオライダー「すんでのとこだったが、液化する能力を使ってなんとか助ける事ができた。」
新人アシ「あいつ本当はいいやつなんだ(゚∀゚)」
琢磨「何だかんだでヒーローの心を持っているんですね。」
253名無しより愛をこめて:03/08/24 22:08 ID:IgJisGGJ
バイオライダー「さぁ、運転手さん、ここに座ってください」
運転手「あっ、ありがとうございます」
バイオライダー「トァーー」
そう言い、いつのまにか並んでいるパイプイスの1つに運転手を座らせると
佐々木達のいるステージにジャンプして飛び降りた。
堀江「イヤァァァァァァァァァーーー」
水木「デッ、デスメタルを倒したというのか」
バイオ「あんなやつ、敵にもならぬ!」
佐々木「そんな!」
バイオ「オワチャー!」
慌てふためく歌手軍団を電光石火の早業で、次々とパイプイスのの方に投げ飛ばした。
そして、パイプイスに座らされる歌手軍団。
ハヌマーン「んっ、俺は一体何を・・・?」
バイオライダー「そこのお猿さん、君も早くイスに座って!」
ハヌマーン「おっ、おう」
歌手軍団の歌がなくなり、正気に戻ったハヌマーンは、わけもわからず言
われるまま、人間の大きさに戻りイスに座った。
光太郎「みんなー、待たせてゴメン!その分、思いっきり歌うから楽しんでいって
    ♪」
水木「ぐわーーーー」
堀江「いやぁぁぁぁぁぁーーーー」
子門・佐々木「(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
恐怖に打ちひしがれる歌手軍団

新人アシ「・・・やっぱそれかい」
琢磨「ある意味、期待を裏切らない人ですね」
254名無しより愛をこめて:03/08/24 23:12 ID:Xa2ATbjZ
なんて言っている暇はない。
新人アシたちもダメージを受けているのだ。

き み わ ぁ ぁ み ぃ た ぁ か ぁ ぁ ぁ

新人アシ「うがぁぁ」
琢磨「うう・・・。」
ノリノリのライダー、歌はどんどん迫力を増す。

あ いぃ がぁぁ まぁっ かぁ にぃ もぉ えぇ るぅ の をぉぉぉ

とうとう、ハヌマーンは怒った。
ハヌマーン「そんな歌を唄うなっ。 そんな歌を歌うやつは死ぬべきなんだぁぁぁぁぁ。」
255名無しより愛をこめて:03/08/25 00:50 ID:MlBl+0QD
怒りに満ちたハヌマーンは暴れに暴れた。
だが巨大化しないだけマシだったかも知れない。
新人アシ「おいおい、やばいんじゃないのか?」
琢磨「今までは歌に操られていたのに、今度は自分から暴れているわけですからね。」
256名無しより愛をこめて:03/08/25 01:42 ID:MlBl+0QD
RX「ぼ、僕の歌を聴かないばかりかケチを付けるとは許せん」
ハヌマーン「うぉぉぉぉぉ。」
いくらRXでも巨大化したハヌマーンには太刀打ちができなかった。
257 ◆LhUYeuBAZE :03/08/25 04:35 ID:MlBl+0QD
ハヌマーン「ぐわぁはっはっはっはっはっは、死ねぇ。」
???「待ちなさいっ」
新人アシ「誰だ?」
みんなが声のする方向へ目を向ける。
なんとそこには乙姫(歌う竜宮城)が立っていた。
乙姫「ようやく地上の生活にもなれ、地上の生活のなじんだ海の民を、
    地上の平和をなぜあなたは荒らすのですか?」
ハヌンマーン「うるさぁぁぁぁい」
巨大化したハヌマーンの手が乙姫に遅いかかる。
乙姫「キャッ!!」
258名無しより愛をこめて:03/08/25 20:55 ID:IlJOi7Wo
乙姫に向かって巨大な拳が迫る。
新人アシ「危ない!」
だが、乙姫は縦笛をとりだすと、それを唇にあてた。
♪ララララーーーーー
乙姫の笛から流れる美しい音色。
その笛の音を聞きハヌマーンの拳は止まった。
ハヌマーン「なんて美しい音なんだ」
ハヌマーンは、その音色を聞き涙を流した。
いや、ハヌマーンだけでない、その場にいた全ても者が乙姫の吹く笛の音の美しさに涙を
流していた。
新人アシ「こんな美しい笛の音は聞いたことない (;´д⊂) 」
琢磨「あの女性の心の美しさが、そのまま笛の音になって現れているのでしょうね(;´д⊂) 」
山下清「うっ、美しいんだな」
運転手「俺は学はねーし、芸術とかもわからねーが、この笛の音の美しさはわかるーー!」
水木「嗚呼、心が洗われる」
佐々木「長い間歌ってきたが、何か忘れていたものを思い出させてくれるようだ」
259名無しより愛をこめて:03/08/25 20:56 ID:IlJOi7Wo
RX「美しい笛の音だ。僕の美声に相応しい」
乙姫の吹く笛の音を聞きながらRXはマイクを握りなおした。
新人アシ「ゲッ、あいつ、また歌おうとしている」
琢磨「!」
RX「あっ、」
RXが歌おうとした、その時、
ハヌマーン「こらーーー、美しい音を汚すんじゃなーーい!」
ハヌマーンはそう言い、RXを捕まえるとほうり投げた。
RX「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーれーーーーーーーーーー」
そしてRXは空の彼方に消えていった。

新人アシ「やったか?」
琢磨「どうでしょう」
山下清「あっ、あれくらいで、まいる人じゃないと思うんだな」
チワワ「ワンワン」
新人アシ・琢磨「うーん、たしかに (;´д⊂) 」
RXの事を考えるとちょっと鬱になる一行であった。