南光太郎はついに姿を現した。
南光太郎「フフフ、さぁ私の歌を聞いたもらいますよ」
新人アシ「冗談じゃねぇ〜。」
そこへ警視庁からの派遣であのヒーローがやってきた。
自然公園の入り口に警視庁のヒーローは立っていた。
ヒーロー「ここか・・・」
で、その頃、新人アシたちは逃げ切れず光太郎の前に正座させられていた。
そして、その中には、Jや警官の姿もあった。
光太郎「みんな、忙しい中、僕のリサイタルに来てくれてありがとう!」
どこからか持ってきたみかん箱の上でうれしそうに挨拶する光太郎。
新人アシ「来てねーし。聞きたくないっつうの」
光太郎「とわちゃ〜」
文句を言う、新人アシに光太郎は蹴りを入れた。
新人アシ「こらっ、蹴るなよ!」
光太郎「さぁ、一生懸命歌いますので、楽しんでいってくださいね」
警官「なんか楽しみですね」
J「おー、リサイタル楽しみデース」
琢磨「・・・(;´д⊂) 」
光太郎「では、一曲目は先輩の歌をうたいます!」
(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルな新人アシ、山下清、チワワ、琢磨逸郎。
反対に、楽しそうに拍手する警官、J。
光太郎「せーまんるーるー、しよかーーーーーん。じんごぅくーーーのぐんだにゃーー」
新人アシ「グワァーーーーー!」
山下清「すっ、すごいんだな」
チワワ「ワンワン」
琢磨「グハッ!」
警官「なっ、何だこりゃーー」
J「オーノー」
当然の如く、孝太郎の歌に苦しむ一同。
J「あっ、頭が裂けそーでーす」
そう言い、苦しむJは頭から裂けていった。
新人アシ「本当に裂けるなよ!」
J「ぐわぁぁぁぁぁ!」
頭から裂けていくJ、そして、その中から異形の者が現れた。
光太郎「!?」
新人アシ「何だーーー!」
山下清「こっ、これは、一体なんだな」
チワワ「ワンワン」
琢磨「J!」
裂けたJの体の中から栗きんとんの衣にとんがらしの手足のついたマイクの怪人
が現れた。
新人アシ「お前は一体!」
怪人「俺はオリジナル怪人マイクリキントンガラシ(声・依田英助)おのれ、
東光太郎め!Jになりすまし、新人アシが油断した隙にCDを奪う計画
よくも邪魔してくれたな」
新人アシ「なんだって!」
琢磨「J、Jはどうしたのです?」
マイク「J?、はっ、あいつなら、今頃イスラエルの死海湖に浮かんでる頃だな」
冷酷な笑みを浮かべてマイクは言った。
山下清「おっ、恐ろしい怪人なんだな」
チワワ「ワンワン」
琢磨「おのれ、よくもJを!」
新人アシ「ちょっと待て、死海なら浮かんで当然だろ」
そう、塩分濃度の高い、死海では、人はぷかぷか浮かぶのであった。
マイクリキントンガラシ「こうなったら、力ずくで奪ってやる」
新人アシ達に迫るマイクリキントンガラシ。
警官が思わず、拳銃で撃つが、当然効かない。
新人アシ「あわわ・・」
マイク「さぁ、CDを渡してもらおうか」
光太郎「待て、マイクリキントンガラシ!」
絶体絶命のピンチのその時、光太郎がマイクを制した。
新人アシ「おっ、初めてヒーローらいし行動をしたぞ」
山下清「かっ、かっこいいんだな」
光太郎「みんなの楽しみにしていた、リサイタルを邪魔した罪は万死に値する
正義の鉄槌を受けてみろ!」
新人アシ「それかい!」
琢磨「見直して思いっきり損しましたね」
山下清「じっ、自分が歌を歌うのを、じゃ、邪魔のされたのを、おっ、怒ってるだけ
なんだな」
チワワ「ワンワン」
光太郎「変身!」
光太郎はRXに変身した。
マイク「くー、音痴な歌で俺を苦しめた礼をしてやる!」
RX「私の崇高な歌を理解できんとは、ますます持って許さん!行くぞ!」
RXとマイクリキントンガラシは、新人アシ達を、ほっといて戦いを始めた。
取り残された新人アシ達。
新人アシ「・・・どうしよう」
山下清「とっ、とりあえず、地図の場所に行くべきなんだな」
琢磨「そうですね」
チワワ「ワンワン」
新人アシ「じゃあ、とりあえず、駅に行くか」
琢磨「そうしましょう」
警官「では、本官も戻ります。あっ、それと、そこの貴方、裸エプロンで街の中を
歩かないでくださいね。捕まりますよ」
とも言うわけで、警官と別れた新人アシ達は駅に向かった。
その頃、警察から派遣されたヒーローは?
ヒーロー「ここは、どこだ?
日の差し込まない深い森の中で道に迷っていた・・・・