RXでのZX見ると影が薄いせいか何か弱そうに見える。
>>943 あの中じゃアマゾンが最強に見えた。ほとんど猿だけど…
特訓シーンや雑魚退治の時、やけにアマゾンだけ目立ってる。
やっぱり個性がある分そういうとき得するよな。
>>944 アマゾンは、なにげに「無敗」だったり・・・。
(さすがに岩石巨人やネオショッカー大首領クラスのボス敵には苦戦したが、
「最終的には一応勝ち」だったといえるしなぁ…)
946 :
941:03/05/01 11:45 ID:zQzyQNRW
>>942 このスレは元々、最強スレから独立して語る目的だったとを思い出しましたので、やや気が引けてます。
ので、少し様子を見て、新スレが建った後の埋め立てにでも貼らせていただくことにさせてください。
…そこまで気を使うほどのものですらなくて、全然ショボいわけですが。
947 :
名無しより愛をこめて:03/05/01 20:07 ID:468VnS06
相手の動きを封じてから、って必殺技はなんか卑怯くさい
ファイズアクセルフォームの必殺技もそうなるのかなぁ・・・
次スレあります?
よし、埋めるぜ!
G3マイルド最強ッ!!
952 :
941:03/05/03 23:29 ID:Hh0vdrvr
では、恐縮ながら、埋めさせていただきます。
時間が経ってから書き直したので最強スレ当時の設定を忘れてる部分があるかもしれません。
それ以前に文章すら変かもしれませんが、お目汚し容赦ください。
953 :
1/17:03/05/03 23:31 ID:Hh0vdrvr
「氷川さんですか?」
相談を持ちかけたら、開口一番に見破られてしまったこと。
南光太郎は唖然とした。まったく、この人は…。
「…ああ。本当は直接話した方がいいのだろうけど…何故か、あなたにしか言えない気がした。
俺は彼に…二度も、一線を超えた力を振るってしまった。今だから自覚できる…」
「今大会」BLACKはサタンサーベルを予選でのみ用い、その後は踏みとどまっている。
それにも関らず「その後」前大会において、様々な怒りを背中に受けながらRXは勝ち進んだ。
「謝りたい、というわけでもなさそうですね。疑問を持っている顔に見えます」
「…ああ。不思議なんだ…G3-X、補欠といえども仮面ライダーが、
追い詰められて凶器を手にした居直り強盗に負ける筈は無い…無かったんだ」
前回決勝戦、五代雄介は、生身の素手でリボルケインを受け止めた。
当時のRXには信じられない出来事だったが、今ならあの時のちょっとした奇跡の意味もわかる。
「…すみません」
「どうしてあなたが謝る?…あの決勝戦があったお陰で、俺は今ここにこうしていることができる」
永い沈黙の末、五代は口を開いた。
「…氷川さんは、仮面ライダーになろうとするのと同時に、人間のままでいたかったんじゃ
ないかな。もちろん南さんも、俺も。仮面ライダーはみんなそうでしょ。
一点だけ、氷川さんは、今でもただの人間のまま、というだけで」
──その時、放送が入った。試合開始を遅らせるわけにはいかない。取って返して駆け出す五代。
──南光太郎は、走りゆく五代雄介にぎこちないサムズアップを返した。
──そして、自らもチャンピオン席へと急ぐ。準決勝を見届けるために。
954 :
2/17:03/05/03 23:32 ID:Hh0vdrvr
「今となっては、戦う事が人生だからな」
本郷猛が、プロのオートレーサーを目指していたと聞かされたのは、誰からだったろう。
バイク乗りとしての腕前は明らかだが、幾つもの組織と戦い抜き
時には後輩を励ましたりしている今の姿からは、ちょっと想像がつかないかもしれない。
一号が、次の、必殺となる蹴りを繰り出すべく、助走を始めようとした時、アギトは起き上がった。
起き上がってきたその姿は、一号が見た限りでは、まだアギトとして戦う余力はある。
しかし、戦士としての闘志みたいなものは、余り感じられない。いや、元からかも知れないが…。
ただ、津上翔一特有の、妙な明るさが、全く変わらず感じられるのは何故だろう。
「…でも、俺は戦いのプロじゃありませんから。料理のプロです」
この意外な反論に、一号、いや、本郷猛は少々戸惑ったようだ。
「一度レストラン・アギトへ食べに来て下さい。本郷さんなら奢っちゃいます」
「…君は」
「俺もたまたまみたいなものでしたから。たまたま俺がアギトになって記憶喪失で、
そして葦原さんがいて、氷川さんがいて、たまたま幸せな出逢いをしたんです。
折角アギトになっちゃったんです。ハルバードで薪をわったり、セイバーで魚を
おろしてもいい。そして、アギトの会のメンバーで、目の前の食材と戦うんです」
仮面の下に、今にも満面の笑みが覗くような話し方をする津上に、絶句する本郷。
俺達は…いや、少なくとも俺は、改造されて人生を狂わされたと思っていた…。
「だがな翔一君!君が、人類を救った仮面ライダーアギトであることは間違い無い。
その点だけは、自信と誇りを持っていてくれ!俺達の為にも…な」
その呼びかけに、満面の笑みが見えそうな声で応えるアギト。
「はい!」
955 :
3/17:03/05/03 23:34 ID:Hh0vdrvr
元気な返事と同時に、ベルト両側を叩くアギト。
形相が変化、胸を中心に身体が燃え上がり、アギト・バーニングフォームとなる。
全身に付着していた水滴が瞬時に蒸発、足元に残る水たまりも、沸騰を始めている。
ベルトから出て来るシャイニングカリバー。手に取ると、折り畳まれていた刃が槍状に伸びる。
──この後一号は、シャイニングカリバーを奪い電光ライダーキックを放つ。
──バーニングライダーパンチとの衝突でコンクリートの床を大きく沈めるも
──アギトが耐え抜いたことで全ての衝撃が一号に蓄積、敗れ去る。
──そして決勝戦はストロンガー対アギト。
──好勝負を繰り広げるが、暗殺者が乱入、既に必殺キック対決に入っていた二人は、
──ストロンガーがアギトの出した紋章による加速を受けて暗殺者を捕らえる。
──優勝はストロンガーとなったが、当人は毒を受けて入院を余儀なくされていた。
一文字隼人、南光太郎、五代雄介、そして須藤、手塚…といった面々は、
今大会は一度も戦っていない。
フーリガンが暴れたり、エントリーが遅れたり、理由は様々だが、
南光太郎だけは…これから戦うのだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜 最強ライダートーナメント・私家版ディレクターズカット 〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『…トーナメントは以上を持ちまして、全て終了いたしました。
しかし、この後、前回優勝者の仮面ライダーBLACK RX、南光太郎を迎えて、
ドリームマッチを開催いたします。挑戦者は…仮面ライダーアギト、津上翔一!』
歓声と、戸惑いが渦巻く会場。声援とブーイングが入り乱れている。
日程、会場、そして挑戦者。予定はことごとく狂っていたが、それでも
暗殺者の驚異にもめげず、ドリームマッチは開催された。
用意された会場は、決勝戦にも使われた「もうひとつの闘技場」
956 :
4/17:03/05/03 23:36 ID:Hh0vdrvr
コツ、コツ、コツ…自分の足音しか聞こえない廊下を歩く南。
ふと、足を止める──視線。
南は顔を上げ、見えない相手に向かって囁く。
「そうか、見ていてくれてるんだな、信彦」
脳裏に蘇るのは、氷川の「目」……未だ答えは出ていない。
しかし、次に信彦が挑戦して来るその時まで、自分は王座を守っていよう。
考えながら歩いていると、警備に呼び止められた。
「この通路は通行止めなので、会場入りは迂回してお願いします」
どうしたの?、と訊ねる。
「深見一尉が先の襲撃犯を尋問中です。部外者は…」
しかし今の南光太郎は、そんな些細なことを気にする人間では無かった。
「へえ、どんな奴?ちょっと見せて♪」
あ…っと、北条が止めるのも適わず、南は鍵穴に目を近づける。
部屋の中では、様々な器具が散乱し、そこだけ地震でも起きているかの様に蠢いている。
椅子に縛りつけられた男は、恐怖していた…自分自身に。
「私の目に狂いはなかったわぁ、素敵な反応よぉ」
輝く瞳に甘い声。
男は、絶叫し…そして、考える事をやめた。
スタッフの声が聞こえる。「気絶したようです」
食い入るように見ていると…背筋へ声。
「私は仕事熱心な刑事なので、見過ごすわけにはいきませんよ。南さん!
気楽なチャンピオンだ!さっさと会場入りしたらどうですか!」
なにも怒鳴らなくても…と思いつつ、駆け出す。
「わかったわかった、行ってきま〜す♪」
不幸なのはあなただけじゃないのですよ。私のようないい人でさえ…云々。
わざとらしいため息を背中に受けて、チャンピオンは走る。
957 :
5/17:03/05/03 23:38 ID:Hh0vdrvr
客席ではちょっとした騒ぎが起きていた。
「…やっぱ、こうなりますよね」「城は入院中だ。仕方ないだろう」
『静かに、静かに…』
警備体勢はまだ続いていた。選手そして解説席の三名と、警察関係者を除いたライダー達は、
こことうりふたつの闘技場…だいぶ崩れはしたが…を守っている。
ふと、下から怒鳴る声。一条刑事である。「おい五代、須藤刑事を知らないか?」
「えー?裏門のほうにいませんかー?」
「いないんだ…この忙しい時に」
エントリー漏れ以来、妙に南さんをつけ狙っていたようだったが、まさか裏で何か…
『選手達の会場入りです!』
歩いて来るのは、いつも通りの白いジャンバーの南光太郎と、代わり映えしない普段着に、
何故かボロボロの革手袋をはめた津上翔一。
会場の空気や、謎の襲撃事件も気にしないがごとく、二人とも表面上は
信じられないぐらいお気楽な会場入りだった。
「「変身!」」
オルタリングを叩く津上。腕を天にかざし、眼からは火花を散らす南。
一瞬の後、光に包まれて現れたアギトと、複雑なポーズを決めて豪快に名乗っているRXがいた。
「俺は太陽の子!仮面ライダー!!BLACK!!!RX!!!!」
「『決勝戦同様、試合はうりふたつの闘技場より、立体映像と音響を駆使してお伝えします』 っと」
放送は五代。解説に、準決勝で敗れた、本郷、沖。
選手の転送完了を待ち、一時マイクのスイッチを切ってから、本郷が皆を促す。
「よし、では、我々も追いかけるか」
沖は笑って言う。「なんかずるいですよね。自分達だけ特等席ですから」
「仕方ないだろう、警備は一人でも多い方がいいからな」と言いつつ、本郷の顔も笑っている。
遅れる事しばし、一条たちに会場を任せ、解説席の三人も試合場へと向かう。
958 :
6/17:03/05/03 23:40 ID:Hh0vdrvr
穴の空いた天井から、きれいな夕焼けが見える双子の闘技場…
解説が到着してもなお、二人は睨み合っていた。四つの真っ赤な眼。
「結城さん、音響はどうです?」
「おう、繋がったぞ…頼むから俺にこんな雑用までさせてくれるな。
まあ、一般人のスタッフを連れてきちゃ危険ってのは、わかってるけどな。ほれ、マイクだ」
三人はマイクを受けとると、本郷が早速解説にかかる。
『さて、二人が全く動かず、睨み合いを続けている理由は…わかるな、五代』
『ええ。俺も前は同タイプ対決とか言われましたからね。しかし、クウガの場合、
結局黒いクウガが一番強いわけですが、アギトは、バーニング、ストーム、フレイム…
各フォームにも最強と言われるシャイニングには存在しない点があり、よりRXに近い』
前回の決勝戦は、誰の脳裏にも鮮明だ。
沖も補足する。
『RXの場合は更により明確で、三フォーム全部違っていますからね』
『ええ。相手のフォームチェンジを読まなければ勝てない』
睨み合う二人。どちらが先に仕掛けるのか。
動いたのはRX。スタンダードにパンチを繰り出す。
アギトはそれを左手で受け流しながら、がら空きになった脇腹へパンチを返す。
RXは後ずさりしながらも、こらえ、逆に体当たりをぶつける。
汗まみれの拳でその様子を見つめる、客席の…歴代ライダー。
一文字や瀬川は、一瞬でものがすものかとばかり、シャッターを連打している。
その横で三本目のシャッターの音。一文字と瀬川が驚いて横を見てみると、白鳥玲子がいた。
気付いて、ハーイ♪、と振り向く白鳥を二人が問い詰める。
「!!…どうしてここに」「一般客は立ち入り禁止だぞ」
「だってぇ…声かけたのに光太郎さんアタシを無視するのよ」
「…そういう問題じゃなくて今は」それではたと試合を思い出し、再びカメラを構える三人。
ふ…と、RXがジャンプする。
959 :
7/17:03/05/03 23:41 ID:Hh0vdrvr
アギトはオルタリングを叩きつつ、後ろに飛んで間合いを稼ぐ。
一瞬後には、さっきまでいた立ち位置へ水色のゲルが宙を舞う。
刹那水色のゲルは真っ二つに両断されていた。
ゲルは何事も無かったかのように結合し、猫のような構えのバイオライダーとして降り立つ。
それを睨み続けるのは、フレイムセイバーを正面に構えたアギト。
村雨がこぼす。「水城の奴や氷川も仕事なんか放って来ればよかった。生真面目なのも損をする」
その横で、退屈そうにしていた秋山が、少し驚いた顔になる。
バイオライダーは、フレイムフォームを見て取ると、降り注ぐ光を浴びて体をオレンジに光らせる。
「俺は炎の王子、RX・ロボライダー!」
「ボルティックシューター!」
早くもボルティックシューターを取り出し、直立不動のまま連射を始める。
アギトもベルトを叩き、ハルバードを取り出そうとするが、最初の一発に間に合わず、
ただ一発の直撃で数メートルを吹き飛ばされる。
しかし、それ以後の弾は、体勢を崩しながらもストームハルバードで弾いていた。
だが…このまま受け続けると、ストームハルバードが持ちそうに無い。
それほどボルティックシューターの一撃は重い。
ふと、ロボライダーが跳んだ…と思うと、それは捻りを加えたRXキックとなり、
咄嗟に受け止めようとしたハルバードを、遠く高くへ弾き飛ばす。
『でも五代さ』と言いかけた沖の台詞より早く、RXの追撃を逃れ、ジャンプしたアギトは
空中でハルバードを掴みとり、 そのまま方向を変えて、再びRXへと突っ込む。
RXは地面を叩き、バク転でかわそうとするが、ハルバードの長さは充分。背中を切り裂く火花。
しかしRXは痛みを堪えるかのように、体勢を全く崩さず二本の足で着地してみせる。
アギトは追撃をしようと得物を握り直し…ハルバードに亀裂を見つけた。
960 :
8/17:03/05/03 23:42 ID:Hh0vdrvr
『…ん、心理戦以前にフォームチェンジのスピードが違うよ。このままだと』
RXのフォームチェンジは、超変身やファイブハンド交換の比にならないくらい速い。
その気になれば、攻撃を受ける一瞬だけ、変身したことも気付かれずにロボライダー、
なんて事も可能であり、予選のころから対瞬間変身の話題は盛り上がりっぱなしだった。
アギトはベルトを叩き、再びフレイムフォームへと戻っている。
RXが瞬時にバイオライダーになれることを考え、多少の不利は承知で
炎や電撃などのエネルギー技を中心に戦う、これも散々語られたことだ。
砂地を踏みしめる真っ黒な光の勇者と、炎の剣を構えたアギトは、再び睨み合った。
本郷が付け足す。『二転三転する戦いは南の得意分野。必ずしも付き合う必要はないしな』
RXは直接ゲル化し、飛来、浮上。夕陽を浴びて、奇麗な紫色に輝いている。
下方に構えを崩さないアギトを見て、空中でゲルから直接ロボライダーへとチェンジする。
ただ上空から落下するだけの、それは単純かつド迫力な攻撃。
対するアギトは、動かない…動かない…。
突如アギトは影を見て数歩歩き、おもむろに、天をめがけてフレイムセイバーを突きつけた。
それは、ピンポイントに、ロボライダーのベルトの歯車を直撃していた……。
皆がつばを飲む中、葦原は、物悲しそうにニヤリと微笑んでいた。
「…いや、見てろ…」
黒い姿へと戻り、苦しそうに転げ回るRX。一瞬、勝負はついたかの様に思われた。
その時、両者を照らすように、夕陽がひときわ大きく差し込んできた。
光景は、まるで夕陽がアギトの勝利を祝っているかのように見えた…
しかし、体中に陽を浴びて、RXは再び力強く立ち上がる。ベルトの傷も完全に消えている。
数秒前が嘘のように、元気いっぱいに叫ぶRX。
「太陽がある限り、俺は何度でも蘇る!!」
葦原は、こぼす。「…不死身ってのは、辛いものだ」
961 :
9/17:03/05/03 23:43 ID:Hh0vdrvr
その時、どこからともなく、一律の口笛──
「…あれは何度見ても卑怯くせえ。しかし、天井に穴あけたのは俺だから、複雑だよなあ…」
突然の声に、本郷、沖、五代…そして、結城を始めとする、その場にいたライダー達は、耳を疑った。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ…って、やるまでもねえか。おらよ、通してくれや」
全員、振り返る。「「「城!」」」
振り向いてみれば、客席の最上段に、無駄に格好をつけた城茂がいた。
いつもの服だが、その下にはまだ包帯が巻かれている──指先も含めて。
「動くのも辛…んぐ」喋ろうとした木野医師を遮り、岬ユリ子が駆けつける。
「バカァ!動ける体じゃないでしょうに…病院に縛りつけてれば安心と思ったのに…!?」
城は、ズタボロの死体を引きずっていた。
一見人間…に見えるが、傷口から覗く金属質の繊維は、人間、いや、通常の生物のものでは無い。
「改造…人間?」
「こっちだって大人しく寝てるつもりだったんですがね、警備がまた役に立たねえもんで、
結局運動してしまってな、すっかり目が覚めちまったってわけよ。ここの方が安全だろ?」
そう言って、その場にいる、二十余名のライダー達を見回す。
そして、ふと思い出したかの様に付け加える。
「そういやあ、なんか、囲まれてたなあ…早速頼みますぜ、頼りになる皆さん方」
その言葉に、慌てて監視モニターを覗く麻生。
瞳に映ったのは…
「戦車…兵士…軍隊!?」
森と荒野に囲まれて、孤立して建築された闘技場。
しかし、今は…統制の取れた兵士達、周囲を包囲する戦車、空を切り裂く戦闘機…。
一文字はカメラをその場に置いて、悔しそうに立ち上がる。「くそっ、何だってんだ!」
しかし、このような時に備えて、現場スタッフを全員ライダーで構成したのも事実。
神は一応忠告する。「城!お前はここで応援でもしてろ!いいな、出てきて一緒に暴れようなんて…」
聞こえている様子は無い。「へいへい、行ってらっしゃい」
騒ぎの中、RX、アギト両雄は、睨み合い、位置を変え、殴り合い…こちらにはピクリとも気付かない。
「…何も感じない。アンノウンはいないようだ。津上も同じだろう」と葦原。
「それでいい…余計な事は気にさせるな。いくぞ!」本郷のかけ声で、全員が一斉に外へ雪崩れ出る。
「さっさと終わらせて、続きを見ようぜ!」
──時刻は、そろそろ日没
一番大きな戦車から、軍服を着た男がこちらを睨んでいる。
「ふむ…暗殺に失敗したからといって、この程度の人数に軍の出動は大袈裟過ぎたかも知れんな…」
光る銃口、金属の楯、センサー付きと思われる眼鏡。
城戸がふと「すげえ…本物の軍隊だ」と漏らし、神に叱られる。
割と先行型だった気がする神が、南や津上などの若手の前では叱る役…これも意外な一面だ。
軍は、徐々に森から姿をあらわし、包囲網はじわじわと狭まってきていた。
その時、本郷の持つトランシーバーへ、滝からの通信。
「わかったぜ。ショッカーの一部が政府と通じてたのは覚えてるよな…ゴルゴムなんかも。
改造人間として人類を支配しようとしている連中だ。そんな連中が、アギトの事を…
人類が、勝手に進化する事を知ったら、どうなると思う?…ガー…おい…ガー」
本郷は、自分でも気がつかないうちに、トランシーバーを握りつぶしていた。
「貴様等人類の敵だ!」
筑波洋の怒号を合図に、戦闘ははじまった。
「ライダー…変身!」「変身!」「変身!V3」「ヤァー!」「大変身!」「アーマーゾォーン!」
「スカァイ、変身」「変身!仮面ライダースーパー1」「変身!」「…」「変身!」
「変身!仮面ライダー、J!」「変身!そして…超変身!」「うぉぉ!変身!」「…変身!」
「ライダァー…パァンチ!」赤い拳が兵士の頭を吹き飛ばす。中から覗いているのは、配線。
それでもまだ動きを止めない肉体を投げ飛ばし、一文字は叫ぶ。「やはりこいつら改造人間!」
マシンガンアームが、ライドルが、エレキハンドが、ペガサスボウガンが、敵をなぎ倒す。
ギルスのかかと蹴りとアマゾンの大切断の、変形クロスラリアートが、車体を飴の様に切り裂き、
乗員のバラバラ死体混じりのグロテスクな山を築いていく。
「ホラ俺達も変身しないと!トイレの鏡でも何でもいいからさ!」
城戸が引き止めようとするも、ミラーライダー達の反応は冷たい。城戸は一人取り残された。
「…たく、いつもは戦おうとするくせに…。『変身!』…よっしゃあ」
出遅れを取り戻そうと走り出すが、それが災いして即座に取り囲まれてしまう。
しかしその時、一人じゃないとばかりに、他のライダーが助けに入る。
筑波/スカイ「すまん龍騎、遅くなった」結城/ライダーマン「大丈夫か、龍騎」神/X「俺達が付いている」
「…???…なんかデジャヴュ…」
筑波/スカイ「何言ってるんだ龍騎」神/X「俺達の使命を忘れたのか」
「え?」
筑波/スカイ「俺達は人間を」結城/ライダーマン「自由を」神/X「平和を守る」「「「仮面ライダーだ!」」」
神/X「みんな、行くぞ!」「「おう!」」
「…ぉ、ぉぅ」
三人は龍騎を助けると、また次のところへ移動していった。
再び一人取り残される龍騎。「…………ナンカチョット……マァイッカ……よっしゃ!俺も戦うぞ!」
──闘技場内。
拳を握り駆けてくるロボライダーに対し、柳の様にそれをかわし、斬り付けるアギト。
しかし、ロボライダーに、炎、の、刃、は、どちらも無効なものだった。
取って返した裏拳を受けて、再びアギトが倒れる。
白鳥は写真を取り続けていた。「アタシが居てよかったでしょ」
城はその言葉を無視して呟く。「派手な戦いといえば派手なんだが…どうにも進展がねえ」
ふたりとも、外は全く心配していない様子だった。
二人はかなりの長時間を戦っていた。
日没してからというもの、RXの動きは慎重になり、共に守り重視で勝負がつかない。
城はふと両手を見る。いつもの手袋の代わりに、今日は包帯だ。
「あれだけおしゃべりな津上に南が、黙々と試合してるだけってのも面白くねえな…」
城は立ち上がった。両手の包帯を破り去り、コイル状の手を露にする。
「ちょっとだけ俺も混ぜろや。変!身!ストロンガー」
変身すると本来の姿という感じがする。毒なんて知るか!
そして、割ってRXへ飛び掛かろうとして…弾き飛ばされる。
「誰だ!」見上げると、巨大な黄金の蟹が、自分を見下ろしていた。
その影からは、一人の男、スーツ姿の、須藤。「…あなたはマナーが悪い」
この乱入劇には、流石の二人も気付き、手を休める。
「おおーっ、見てくださいよ南さん、金色のカニですよ!金色のカニ!どんな味でしょうね」
「カニさんカニさん♪…て、食えるのかなあ?」
まさかこんな反応をくらうとは思って無かったらしく、須藤は顔をひきつらせていた。
気を取り直して、ストロンガーの輝く角に、カードデッキを映す。「変身!」
「な、なんでえ、結局やろうとしてたことは一緒じゃねえか」
「ふふ…予定は狂いましたがね…相手すら」
そう言うとシザースは、RXと背中併せとなり、構える。「安眠妨害の借りを返して貰いましょう」
ストロンガーはアギトの前に出ながら言う。「おい南、不幸にな…そっちについたのが雑魚でよ」
「ははは…はっはっはっはっは…」突如RXは笑い出した。「OK!ぶっちぎるぜえ!」
『ストライクベント』武器を構え、ボルキャンサーを従え、シザースも言う。「弱い犬ほど…」
そして、アギトも、楽しそうに応える。
「やりましょう!ドリームマッチ!」
「そうだ。そうやって喋りまくってる方がお前ららしいぜ」
え?何ですか?という感じで振り向かれ、ストロンガーはまずRXから一発殴った。
──外。
兵士達相手の地上戦では優勢を保っていたライダー達だが、戦闘機が動き出し、また、
戦車が前面に出てきて、苦戦を強いられていた。
特に、絨毯爆撃はどうしようもなく…スカイやスーパー1が空中で撹乱したり、
クウガがゴウラム+ペガサスボウガンで撃墜を試みたりするも、限度があった。
その時…一機のヘリコプターが、飛来してきた。
すぐさま戦闘機が撃墜に向かう。しかし、ヘリから飛び出した銀の鎧…
G4は、空中でギガントを放った。プロペラを直撃し、操縦不能となる戦闘機。
G4は着地するや、GM-01改を、正確に連射、それは、狙い違わず、全て戦車の銃口へ突き刺さる。
次々に爆発していく戦車…。
へりの上から深見は酔いしれた声を出す。
「いいわよぉ…いいわぁ…G4は元来防衛兵器…見せてあげなさい」
その横で、自分も飛び降りようとしていたG3-X、氷川誠は、訝って尋ねた。
「まさか…また真魚さんを!?」
「ふふ…あの男よ。自分に何が起きているのかを知って、自我を失ったあの男…」
…暗殺者も可哀想に。氷川は何も言わず、飛び降りた。
戦局が動いたのを見て、バッタのベリーがJに呼びかける。「…」
乱戦の中声は聞こえなかったが、意思は通じた。Jは一瞬動きを止め、心を澄ます。
格好の的とばかりに狙い撃ちしようとした兵士は、次の瞬間逃げだすことになる。
目の前には、何十メートルもの巨人が足っていた。
逆ダブルタイフーン使用後、三時間変身不能となる。
風見は、ライダーマンや一号二号が銃弾から盾になってくれている後ろで、悶々としていた。
「使うんじゃなかったか…くそ!アイツ等、一番役立ちそうな時に居もしねえ!」
アイツ、とは無論、予選で戦った、アイツ、である。
折しも、G4に撃墜された戦闘機のひとつが、風見めがけて墜落してきた。
一号二号、そしてライダーマンは、風見の前に立ち、口の端をニヤリと曲げて…避けない。
『ユナイトベント』『ファイナルベント』
突如、四人の前に現われる三体のモンスター、そして、獣帝。
戦闘機は、空間がどうにかなってしまったように、煙ごと、ブラックホールへと吸い込まれ消えた。
「お前…」
振り返った先で、王蛇は、更に次のカードを用意していた。
「さっさと次を開いて、あの銀色の奴を呼べ…イライラする…
それまでこいつらと遊んでてやるからよ…」
「蓮!北岡さん!」
突如戦車をぶっ飛ばして出現したダークレイダー(バイク)、
そして二人乗りなナイトとゾルダに、龍騎が声をかける。
「北岡の運搬費用、これで借金二十万だ」「なんだよそれ!?なんで俺なんだよ!」
ゾルダは振り返り、残った、数少ない兵士や戦車を見渡す。
「惜しかったねえー。一年早く来るべきだった。さて、かっこよく決めようか」
取り出したカードに、全員が青ざめる。
一号が声をかける。「待て、まだみんな散らばってる…」
「セイリングジャンプ!」咄嗟にスカイが風見とライダーマンをかっさらって上空へ逃げる。
他のものは、思い思いに隠れたり、盾を取りだしたり…「伏せろぉ!!」
『ファイナルベント』
──そして。
「信じられない!仲間がいるんだぞ!平気で撃つなんて!」
「アマゾン、許さない。みんなたくさん火傷した。仲間傷つけた」
「言え!何故撃った。確かにそれで戦闘は終わったが、怪我人も出たんだ」
帰りの通路。北岡は、血の気の多い連中から、吊し上げを受けていた。
「ゲホ…ゲホ…喋らせろ。俺だって、わかってて撃ったんだからさあ。残念な事に、
ライダーは簡単に死なないってさ。感謝してよ。俺のお陰で、まだ試合に間に合いそうよ?」
通路を抜けた一同の前に、広がる光景。
……動き出してる未来を止められない。その先のポシビリティー俺たちだけの……
磁気を帯びて移動を封じられたロボライダー、いや、RXを挟んで出現した二枚の紋章。
……誰のためでなく、挑むこと、恐れない……
その延長線上に、ストロンガーとアギトがいる。
……熱く、なる、躰、心、それに、ただ、従う、本能……
アギトの目、RX、チャージアップ・ストロンガー。
ストロンガーの目、RX、アギト・シャイニングフォーム。
「へへ、この一気に引き寄せられる感じ、一度くぐると癖になるってか…いくぞ」「はい!」
……強く、なる、想い、願い、それに、ただ、独り、動く……
二人は同時に地を蹴る。
RXの両側から、迫るシャイニングライダーキックと、紋章加速付き超電ドリルキック。
……Believe yourself 明日へ…… 「「リボルケイン!」」
光がベルトに結集、エネルギーの杖となる。
RXはリボルケインを抜くと、地面を叩き、ストロンガーへと飛び掛かる。
後方では、シザースが起き上がりよろよろとカードを挿入。『ファイナルベント』
無防備なRXの背中に直撃すると思われたシャイニングライダーキックは、
シザースの体当たりを受け、空を切り、そのまま崩れた姿勢で無人の観客席へ衝突するアギト。
瓦礫に沈んだアギトを見届けると、自らもカードも気力も全て使い果たしたシザース。
「これで一人…減りましたね…」
一方は…ストロンガーの肩口に刺さるリボルケイン。火花。
だが、紋章加速付き超電ドリルキックもまた、確実にRXの腹にねじ込まれている。
ストロンガーは、エネルギーを送り込まれるよりも先に、自ら肩の肉をえぐり取る。火花。
血は、流れない…機械の体を駆け巡る、火花、火花。
周囲の目には、もはや何をする力も残ってないように見受けられたが、それでも
ストロンガーは動く方の左手でパンチを繰り出す。
RXは、避けなかった。
ストロンガーは、弱々しいパンチをRXにあびせ続ける。
殴り続けるストロンガー。「オラァ…ゲル化して避けろよ!ロボライダーはどおしたあ!」
殴り倒されながらも、RXの左手が妙な形で親指を立てているのは何故か。
やがて、RXは口を開いた。
「…俺は、氷川さんや『あなた』のようにはなれない…
…BLACKの時はどうだったかな…今の俺に最早小さな奇跡は起こせない…でも」
……君は光の戦士だ。熱くみなぎる闘志と、胸には花、心に愛、あふれさせ……
背後では、瓦礫から起き上がったアギトがシャイニングカリバーを取り出し構えている。
……君は輝く戦士だ、燃える瞳、きらめかせ、すさんだ荒野に、挑め……
RXは、立ち上がり、小さく、力強く、言った。「俺は、勝つことができる」
……優しき心に、辛すぎる、悲しみに出会ったら、獣のように叫べばいいさ…… 「「信彦ぉ!」」
これで、次も来てくれるよな…会えるよな?
その言葉が終わる時には、既にRXは、恐ろしい回数の瞬間変身と攻撃を繰り出した後だった。
……ウォーウォーウォーoh!RX!いま顔上げて、未来めざせ……
南光太郎がポーズを決めながら変身を解いた時、背後には、爆発の中に倒れた二人の姿があった。
……ウォーウォーウォーoh!RX!涙と汗を拭い払え……
南は、闘技場を去りつつ、誰かを求めて、会場全体を見渡した。
いつの間にか須藤の姿は無い。一体彼は何だったのだろうか?
……果てしなき夢は遥かな宇宙の果て。風をはらんで、飛んで行け……
南が闘技場から出ようとした時、解説席の五代と目があう。
五代は、皆に聞こえるように、マイクを使って、軽く言った。
『もうお忘れですか?これからが試合ですよ?』
いつの間にか、起き上がった津上と城。
「確か、変身が解けたら負けというルールは無かったですよね?」
「…ああ、だが、腹が減ったな」「終わったら何か作りますよ。準備はできてませんけど」
「俺も手伝おう」「(真顔)城さんは見てるだけでいいです。(思い出したように)病人なんですから!」
さて、という感じで、再び変身ポーズを取る二人。
それで、南には全てが見えた。俺が本当に起こしたかった奇跡は…
「よし!じゃあ俺が、バイオライダー特製スパイスをご馳走しよう!
今度のはちょっと自信があるんだ。ちゃんとみんなの分も…」
最後に観客が見たものは、最悪の事態だけは阻止するべく、全員が南光太郎を押し止めようと
飛び掛かり、あれだけの人数が、子供のような喧嘩を繰り広げるところだった。
やがて立体映像は途切れ、放送されるのは音声だけとなる。
『ええ!俺は…ライダーは戦い続けます。俺のために、俺達のために、全ての人のために!』
SSキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
最後の方、ふっきれた(ぶっちぎった?)RXの大暴れが明確に文章化されてないのが余計に恐いな(w
いいなぁ。いいノリだなぁ。
973 :
名無しより愛をこめて:03/05/04 13:21 ID:/J6JcUUE
RX信者のオナニー満載なSSだな。
RXの強さを強調するためだけにストロンガーまで登場させるなんて
アギト1人を倒すだけよりストロンガーも入れて2人倒す方が強さが引き立つもんね。
2対1の戦いにしてストロン・アギト派に文句言われないようにシザースをかませ犬として登場させるとはねえ。
確かにそれで2対2にはなったけどさ。
こんなSSが展開されてたのか。知らんかった…。
RX本編と同様、歴代ライダーにまったく愛のないオナニーSSですた。
と、まあこんな風にガキっぽいこと言って周りを困らせるお子様が居るから
本大会もああいう結果になってしまったわけでして。
976 :
名無しより愛をこめて:03/05/04 15:57 ID:/J6JcUUE
RX信者のオナニーSSの方がよっぽど迷惑ですが
誰が勝とうがマンセーされようが人の迷惑になるとは思われないが。
少なくとも子供みたいに
自分の思い通りにならなくて不満ぶちまけてるのよりは。
>>977 確かにRX信者にとっては迷惑じゃないよな。
他のライダー派はこんなの見せられて嬉しいのか?
>>978 RX=金正日将軍様
歴代ライダー=鬼畜な日米韓
オナニーSS=最後は皆がRXの偉大さを称えてマンセーな北朝鮮のTVドラマ
その程度に思っとけ
アホくさ。叩く気満々でレス付けずに放置してたくせに
今更被害者面ですか(藁
某スレで叩かれ放題のあてつけをこっちでやってんじゃねえよストロン房。
つーか、RXファンがこのSSを誰も止めないで逆に喜んでた方が驚いた。
まるでW杯で日本敗退に湧いた某共催国みたい。
>>981 そりゃRX信者が怒るとこなんて1つも無いんだから
アギト&ストロンも2人まとめて倒しちゃってRX無敵!で言うこと無しじゃん。
結局あれだ、もうSS書きなんて出てこないよ
この調子じゃ。
アギトがドリームマッチに出ることになっても大暴れだったし、
今回RXが優勝しても大暴れ。
ストロン房ってのは周りが見えてないから
自分のやってることの恥ずかしさにも当然気がつかない。
勝手に決定、マンセーもOKって
>>1に明言されていてもこれだからね。
人の意見やSSに気にくわないことがあっても目をつぶるくらいの大人じゃないと
このスレに来る資格がない。
要するに、自分にとって例のSSが迷惑だと思うなら
わざわざ見に来ることないだろ。
>>941さんは予め、ご丁寧にもSSをうpしても良いか了承を得ていたはずだ。
そこで黙っていた以上、後から難癖つけるのはお門違い。
SSなんだから誰かが勝つのは当たり前でしょう(w
まだこんな吊り臭い煽りが居たとはね。ちょっと驚き。
某スレってどこ?
まだ何々厨とかやってたんだ・・・。
別にSSなんてただの個人の妄想な訳で
気にする必要もないのにねぇ。
どうしても嫌なら自分の妄想(SS)でもぶつけ返したら?
>>987 ヒント・
ストロンガーは別に叩かれてない。
・・・ストロン厨とストロンガーは分けようや。いい加減。
989 :
979:03/05/05 10:06 ID:t8pvLh9V
990 :
941:03/05/05 17:06 ID:09skKPAO
…まあ、煽られるのは覚悟して書いたわけですが。
それよりも、絶対的強さよりももっと大事なものがあって、
RXに欠けているそれを、アギト・ストロンガー(ついでに氷川)といった面々は持ってて、
戦いや、五代との会話などを通じて光太郎が理解する、という筋書きのつもりでしたのに
誰もそう読んでくれてないところの方がショボーンだったり…
シザースは弁解の余地無いです。すみません。
1対2や、15の挟み撃ちでRXが負けちゃうと困るので、話の都合でいいように使ってしまいました。
登場済みにも関らず数の都合でエントリーから外されてたので出してあげたかったってのもありましたが…。
やっぱ文才無いですね私。
―ヴァル天使長より 地球人類への最後のメモ―
ニビル星の接近は5日から1週間近く延びる。
日本列島を覆うS波攻勢とアンドロメダ星雲他の星雲との引力圏の
微妙な重力バランスによるものだろう。いずれにしてもニビル星の
接近は変わらず、聞く耳をもたず、動かない人は
死を迎える事に成るだろう。私の言葉を信じた者は
"最後に笑う者が一番良く笑う" と迄は言わないが、信じない者は
自然界の法則にあえて自ずから従う者であろう。真理や真実を
受け入れるのは一定のルールに従って生活する者に取って、
時に信念を曲げなければ成らない場合も有り、死よりも
難かしい事も有るから――。
ヴァル大天使長
アダムス大天使長補佐
ダン大天使
ジル大天使
ドク大天使
ティール大天使
タニア大天使
ソン大天使
マリヤ大天使
ストレンジズ大天使補佐
(2003年5月5日 口述筆記 千乃裕子)
>>990 絶対的強さっていうか、あそこまで行くと理不尽なだけに見えてしまったんじゃないか?
紋章+超電キックを腹に直撃受けてもまるでノーダメージ、でもストロンガーだけはヘロヘロ
物思いにふけりながらの片手間攻撃でストロンガーとアギトを瞬殺、本気出しゃこんなもんと言わんばかり
全般的に強調されるのがRXの強さに偏り過ぎたためRX強え〜って言うより
RX以外弱え〜って感じかな、ファンが怒るのも無理もないかも?
でもちゃんと何がどうなったのかわかる、イメージできる文章で
読みやすかったから文才無いってことは絶対無いと思う。