272 :
弁護士事務所:
「先生、やはり病院に参られた方が…」
「行ったって無駄でございます。吾郎さまでも、お解りになられていることでしょう?」
「わたくしの所為でございます。わたくしの所為で先生は…」
「何を仰っているのですか。わたくしの病気と、吾郎さまは関係ございません」
「つまらない傷害事件に巻き込まれたわたくしを、先生は弁護いたしてくれました。
その所為で検査が遅れてしまわれて…もっとお早くご病気のことがお分かりに
なっていれば、治ったかもしれませんものを」
「およしになって、吾郎さま。全部わたくしの所以なのです。たいそういい加減な
生活を送って参りましたし。それよりも吾郎さま、わたくし、時折思うのです。
もう結構です。わたくし風情の傍にいらっしゃらなくても。吾郎さまには吾郎さまの
人生がおありになられるのですから」
「先生。恩義だけではございません。先生の傍にいさせて欲しく思います」
とりかえっこぷり〜ずに逝ったほうが相応しい気がしてきました。
273 :
ちっちっちっでございます:02/11/29 21:12 ID:2Zs1npmZ
>>272 「先生、やはり病院に参られた方が…」
→「病院に行かれたほうが……」
「つまらない傷害事件に巻き込まれたわたくしを、先生は弁護いたしてくれました。
→「〜、先生は弁護してくださいました」
敬語の使い方が惜しゅう御座います