>前者でも後者でも計算自体は同じ結果になるので加速器等の設計ではどちらの
>立場で設計しても変わらないので両者の違いは問題にされない。
そりゃ同じことを言ってるのだから当たり前。
逆に時間だけが遅れるというのでは、その系での物理法則が変わってしまうだろうに。
>前者の立場をとり、重力質量も増加する・・・とするなら、もうちょっとでブ
>ラックホールになる中性子星があった場合、観測者によってブラックホールで
>あったり中性子星であったり、はたまたブラックホールになってから中性子星
>に戻ったりと不合理なことがおきてしまう。
まず重力崩壊を起こすか否かはその星の問題だから、運動には無関係だね。
運動していようがいまいが、その星を含む慣性系内で静止していると考えてOK。
星を構成する物質はすべてこの慣性系に対して静止しているのだからね。
外から見た場合にブラックホールか否かについては、事象の地平線が
星の中心からどこにあるかというだけの話だから別に観測者によって
違ってもOK。
>他にもいろいろと理由があるが、加速による質量増加では重力は増加しない。
ということでそんなことはない。逆に慣性質量が増加するのに重力質量が
変わらないとしたら等価原理が崩れて大問題なのだよ。だからそれはあり得ない。
ただしエネルギー増加が必ずしも質量増加を意味するか否かについては、
諸説あるといったところですな。