「ウルトラマンタロウ」をもう一度語ろう。2

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677入ったヨ
俺にとってウルトラマンタロウは特別な存在です。
アトラクション会社にあったタロウの着ぐるみには、ほとんど俺しか入らなかったし、
ない知恵をを絞って、ようやく捜し当てて長沢さんに会えたのも喜び以外の何物でもなかった。
俺と長沢さんはひとまわり以上、年齢差はあったけど、
初めて会ったときは、捜し当ててくれた人がも同席していて、あまり話が出来なかったが
実年齢よりも遙かに若く見えたし、(老けた感じではなく)落ち着いて見えた。
それからすぐに二人で逢うようになり、その頃俺は既に結婚しており、
以前俺がアトラクション会社でタロウの着ぐるみをよく着ていたことなどを話した。
前記もしたが、俺が着ていたタロウの着ぐるみは俺の体型にジャスト・フィットでと話すと
長沢さんはその写真を是非とも見たいと言ってくれた。
4度目に逢ったときその写真を見せると
「○○さんの体に合わせて作ったようだね。股間の膨らみもすごいじゃないか。」
と言われた。俺はすかさず
「TVで放映されていた長沢さんが入っているウルトラマンタロウも、
そうとうに股間が目立っていたと思いますよ。」
と切り返した。
その夜からが今に至る総ての始まりだった。
今まで下着はトランクスしか履いたことがなかったのに、長沢さんに合わせてビキニにした。
そして案の定、俺が同性と浮気をしていることが妻に知られることとなった。
長沢さんと河合さんの関係を聞いたのも、妻とゴタゴタしているときだった。
妻は俺に当てつけのように、浮気に走り、家庭はおろか、子供の面倒までも見なくなっていた。
最終的に離婚となり、初めのうちこそ妻は息子を手放そうとはしなかったが、最終的に妻は親権を放棄した。
それからすぐに俺の方も長沢さんと連絡が取れなくなってしまって、現在に至っている。
今のところ、俺が同性とああいった関係になったのは長沢さん唯一人。
異性とはその後、何人かと付き合いはしたが、再婚までは考えていない。
 〈続く・・・〉