プロジェクト�]　ショッカーの研究者たち

このスレおもしろいでｽｰ。職人さんたちに感謝！！
僭越ですが、ハエ男編も見たいです。

>>345
オイラも本当に良かった・・・。
>>346
>>209
でも書いてる通り、トカゲロンに関しては指揮能力の高い怪人だと思います。
しかし、怪人になった馴れ初めがTVではっき説明されているので書くのはツライ
かも・・・。サボテグロン亡き後のメキシコ支部のほうがいいかな・・・。
これは、347にも言えます。347さんゴメンね。
今夜も書きまーす。

ブラック将軍は怒りに震えた。
許せなかったのは、被害者の振りをして、何の罪も無い娘と
大切な仲間を殺した偽善者と、同じ過ちを繰り返した自分だった。

「力が必要だ、もっと、もっと強い力が・・・。」

ブラック将軍の中で何かが少しずつ変わり始めた。

ショッカー首領からの命令で、ゲルダム団本部は
謎の戦士対策本部となった。
仮面ライダーの他に敵が増える事を首領は望まなかった。

次々に入電する事件関連の報告。
なかでもドクトルGからの報告は、ショッキングなものだった。

「アンチショッカー同盟が、新型の強化服を入手したらしい。日本のA博士
による物のようだ。君の基地は、性能テストの一環で、攻撃されたんじゃないか？」

ブラック将軍は会議を開いた。
もっと組織を強くする方法。
まず全員が指摘したのは、怪人が蜂女1人しかいない事だった。
「怪人を増やしましょう。」団員の1人が言った。
しかしショッカー型の改造技術はその解決策にならなかった。
密かに調べた強化服戦士のデータ。
これはアルマジロング並みの強さだった。

それは、ショッカーの中でも最強クラスの怪人でなければ
歯が立たない事を意味していた。
ザンジオーやカミキリキッドのような怪人など、この基地の設備では作れない。
その事が分かると、会議を重い空気が支配した。

会議が終わるとブラック将軍は、通信室の中で迷った。
「強い怪人を低レベルな改造設備しか無い、この基地で
　作らなくてはならない。誰かの助けが必要なのは明らかだ。」

死神博士・・・。　ライダーと闘争中で日本を離れられなかった。
地獄大使・・・。　性格の悪いこの男に、助けを求めるのは危険だった。
各友好部族の幹部達。　ゲルダム団とはライバルだった。
新参のアポロガイスト。　これは面識が無く、どんな男かも分からない。
ゾル大佐・・・。　すでに鬼籍に入っている。今は冥福を祈る事しかできない。

「ゾル大佐まで思い出すとは・・・。よほど追い詰められている。」
そう呟いて気づいた。全く失礼な話だった。
ドクトルGを忘れていたのだ。

ごめんなさい。やっぱり１日じゃ終わらなかった。
あと少しだけ時間をください。

今のところ、ショッカーメキシコ支部がまっとうな組織になるまでの予定でおま。
ここだけの話し、一文字隼人がキーパーソンの予定でおま。
もう少し時間を下さいでおま。

ザンジオーがんがれ〜

今日も書きまーす。
すげー長くなるかもしんないけど
まーよろしく。

ドクトルＧは快く情報を教えてくれた。
「私が今やっている研究も悪くないが、まだ実用化のめどが立たない。
　そういうことなら、いい男を紹介しよう。結城丈二と言って若いが
　凄腕の科学者だ。専門はサイボーグだが生化学にも理解が有る。」
ブラック将軍はドクトルGの心遣いに感謝した。

ドクトルGの行動は迅速だった。
すぐに首領と話をつけると、一週間もしない内に
結城博士をアフリカに着任させたのだ。

新方式怪人開発プロジェクトはようやくスタートした。

最初に行われた開発ミーティング。
若手の研究者から

「死神博士のように、能力バランスを重視した怪人開発をしたい。」
との意見が出た。

結城博士はこれに異を唱えた。

「小さくまとまった怪人は要らない。例えばデザイン的に著しく崩れていても
　構わない。強いんなら、右腕だけ無茶苦茶ながくてもいいんじゃないですか？」

「なりふり構わず、今ある設備で、少しでも強い怪人を、不恰好でも強い怪人を
　作りましょう。」

皆、結城博士の熱弁に心を打たれた。「決まりだな。」
ブラック将軍の鶴の一声。

プロジェクトは研究・実践段階に入った。

結城博士の指導の下、幾つかの怪人が作られた。
しかしそのほとんどが、基地作業用怪人程度の能力しかなかった。

プロジェクトが行き詰っていたある日。
結城博士は自室で過去の怪人データを
ぼんやり眺めていた。

蝙蝠男とカニバブラー・・・。トカゲロンと蠍男・・・。

妙な事に気づいた。
データをくっつけると、まるでパズルのピースのように重なり
互いの能力を補い、優れた能力になったのだ。

「低レベルの改造でも良いとこ取りをすればとても強くなる。これでいこう！」

まず結城博士は蝙蝠男とカニバブラーで怪人を作ってみた。

初の合体怪人カニコウモリは（仮）はプロジェクトメンバー全員の度肝を抜く
能力だった。
左手のハサミは、性能テストのために用意したあらゆる物質をブチ壊し、
空中の旋回性能は軍用機もかくや、というものだった。
さらに特筆すべきは、その薄く堅固な装甲により弱点がほとんど無い事だった。

しかしここで問題が持ち上がった。
最後の実戦テストを誰で行えばいいのか？という事である。
戦闘員や蜂女を用いたのでは、一撃で殺されてしまう。
忌まわしい事件を、もう一度自分達の手で行う道理は無かった・・・。

そんなある日、見知らぬ男からの入電があった。

「はじめまして。私は、ショッカー特別警察第一室長兼フランス支部支部長の
　アポロガイストです。細かい話は、ドイツ支部のドクトルGから聞いております。
　件の謎の戦士ですが、現在フランスのマルセイユで、存在を確認しております。
　ついては対策本部のブラック将軍に、御指示を頂きたく連絡しました。
　それで・・・、いかがしましょう？」

幾分馬鹿丁寧過ぎる連絡だったが、為すべきことは決まっていた。

「奴らの実戦テストで受けた借りは、実戦テストで返す！」

ブラック将軍は、合体怪人１号にガニコウモルの名を与えると
即座にフランスのマルセイユに向かわせた。

実戦テストはゲルダム団の圧勝に終わった。
雑魚の同盟員は全員無視して、戦士との一騎打ちを強行したガニコウモル。
最後に左手のハサミで持ち上げ地面に叩きつけると、戦士はそれきり
動かなくなった。
ガニコウモルは白い粉で強化服を跡形も無く消すと、各支部経由で無事ゲルダム団
基地に帰還したのだった。

後にこの戦果と合体怪人開発の功を認められ、ブラック将軍は首領より勲章を授与された。

結城博士は怪人開発が軌道に乗ったのを見届けると、次の勤務地であるモンゴルへと
旅立つ事になった。

「本当はここに残りたいが、首領の命令だ。ブラック将軍も頑張ってください。」

最後まで素晴らしい男だった。

いろいろな事が起こり、ふと気づくともう７月になっていた・・・。

昭和４７年７月１７日
地獄大使に失望した首領は彼を見限り
新組織設立の準備を始めた。
首領は新組織の日本支部支部長に、ブラック将軍を任命した。

命令は
・新組織準備
・ショッカー内部の反乱分子の抹殺
・東京占領　　　　　　　　　　　・・・であった。

ブラック将軍はこれを拝命すると
９月半ばには機上の人となった。

「待っていろ、仮面ライダー。すぐにお前の番が来る・・・。」

彼は過去の自分に決別すると、日本へと向かったのだった・・・。

スタジオ（全員モニターを見つめている）

善場「ブラック将軍はどんなリーダーでしたか？」

ンゴパ「苦しい事があっても、顔に出さない人でした。部下としてやりがいの
　　　　ある上司でしたね。」

国井「今ブラック将軍に言う事が有るとしたら、どんな事ですか？」

ンゴパ「もう、ただお疲れ様でしたと。二度も生きた人ですから、いまはもう
　　　　安らかであって欲しいです。」

かたーりーつぐーひとーもーなくー

現在ゲルダム団本部は、ある財団の本部になっている。
ブラック将軍は、再生怪人を率いての最終決戦のまえに、
当時ゲルダム団に在籍していたサダエ・ブグさんにロシア時代からの
財産を全て譲った。

サダエ「私達は今、アフリカを貧しさから救う為の活動をしています。
　　　　彼が日本でゲルショッカーを率いてした事は、きっと間違って
　　　　いた行いでしょう。でも彼の意思に怪しいことや曇っていた所は
　　　　ありませんでした。あの二度の苦しみが彼を変えたのです。
　　　　私も憎しみで、人の道を、踏み外した事が有るので分かります。
　　　　私達は彼の意思を正しく使わなければならないのです。」

ブラック将軍は確かに死んだ。しかし、彼の意思は、今日もアフリカに、生き続けている・・・。

終わったーーーーー！
すげー疲れた。

お疲れ様！！
ゆっくり休んでください。

>>368
お疲れ様でした。よくぞここまで。
　
　
　
――あ、放映翌日深夜に再放送ですんで、明日もよろしく（ｗ

>>369
そうさせていただきまーす。
>>370
絶対無理！でも９月頃にはまた書きたい。

309 名前：ザンジオー ◆azbjZMtI 投稿日：02/08/14 23:06 ID:kt1Ey7Jr
団員達はブラック将軍の、強い言葉に闘争心を燃やした。
今や団員たちは業火のように全てを燃やす戦士になっていた。

ブラック将軍は、敵地へ向かう車中で蜂女に謝った。
「団員の士気向上の為とはいえ、あまりに汚ない言葉を使ってすまない。」
「いいえ、私は将軍はもっと潔癖症かと思ってました。
　下士官みたいな一面もあるんですね。すっきりしちゃいました。」



310 名前：ザンジオー ◆azbjZMtI 投稿日：02/08/14 23:11 ID:kt1Ey7Jr
今夜はここまでー。将軍がなんて言ったのかはそのうち書きます。
なにしろあんまりにもXらしくないので。
さて・・・・・・、ソニンを見るか。

作者様　　ブラック将軍はなんて言われたのでしょうか？
　　　　　　すげー気になるのですが

ザンジオー氏、オツ！
泣いた(;TДT)
いろいろあったけどがんばってくれてありがとう！
本当に良かった…

ザンジオー閣下……一生ついていきます(Ｔ◇Ｔ)

>>372
大体こんな感じです。
「今からお前らに言っとく事がある。実はこれは演習じゃない。これからやるのは本物の戦闘だ。
　相手は死ね死ね団、ミスターKとかいうおちゃらけた名前のクズが率いてるクソみてぇな組織だ。
　こいつらは噂通りの間抜けだから、アフリカに自分達の分け前がある様に思ってやがる。
　そいでもって、奴らが、色白のもやしっ子だからか知らんが、奴らは、黄色人種は殺していい
　と思ってるし、黒人からはその財産をぶんどっていいと思ってやがる。
　大きな間違いだ！！！教えてやれ！奴らにに分け前なんかねえってことを！
　ついでに相手の事も教えてやる。名うての殺し屋ロリータとその部下パゴラだ。
　おおっと！こいつは強敵だ！・・・とか思う必要ははっきり言ってない。思い出せ・・・。
　こいつらはミスターKなんてボンクラのそのまた手下なんだ。ミスターｋってのは日本人
　をこんな風に思ってるらしい・・・。
「うぇぇーーんぐやじいよーーーー！オデの大事な大事な奴隷と原住民からぶんどってやってるプランテーションを
　日本軍がきたせーでてばなすことになっちまったズら。日本兵にはなぐられたし。畜生なんだってんだ。
　オデなんて原住民から奪ったり殴ったり殺したりするのがたのしみだっただけなのに・・・。
　オデから全てを取り上げやがって、ゆるさないぞゆるっさないぞ。（おしりをふる）」
おい！そこのお前だ。今笑ったな！確かに笑った。
ああ確かにこいつの生き様なんてモンはそのままそっくりお笑い種だ！だが忘れるな・・・。
こいつはそんなふざけた理由で罪も無い人々の命と財産を略奪してるんだ。　　
いいか！俺達がすることはたった１つ！たった１つだ！アフリカの大地狭しと奴らの弱っちいケツを蹴りまくってやれ！！！
俺が言いたいのはこれで全部だ。　総員乗車！これより死ね死ね団南ア支部を強襲する！！！」

>>375
これのどこがプロジェクトXなんだ？と思って書くの止めたのです。
ここでクイズを出します。

Q１　ブラック将軍の話に出てきた、ライダー以外の特撮はいくつでしょう（名前もできれば）？

Q２　サダエさんってだれ？

特撮真面目に見てたまじめっ子さんにはかんたんよー。（Q1はひとつすごいむずい）
でもちよちゃんの宿題まるうつしのともちゃんみたいなやつにはむりですかねー。

んじゃ３９０くらいに答えかきまーす。
あげちゃえー。

A2.フグ田サザエ

まさか・・・、わからんのか？








がびーん

レインボーマン。サダエってミスターKのママンだっけ？

A1
強化服はやっぱりズバットだよな？

ゴレンジャーの黒十字団と電人ザボーガーの�白cはわかるでおま。
元気出して欲しいでおま。

>>380-382
ズバットが分かるんなら、後は楽勝ですね。
あと、さりげなくジャッカー電撃隊も出てる（サハラ将軍）。
>>367
こっちのサダエさんも分かって欲しいんだが・・・。

サダエは蜂女が人間だったときの名前。V3カード本の後ろのほうに詳しくかいてあります。
蜂女はかなりかわいそうな理由で怪人になっちゃった人なので、すこしフォローしたくてこの話を書いたの。
この辺の仕掛けを分かって欲しかったんでクイズ出しました。

Q1の答えは>>380-383に大体出てる。
それではしばらくROMに徹します。

>384
そうだったのか。

なにもかけないけどあげます

>>384
ういっす。機会とか金とかあったら読んでみるでおま。

>>375
本編で書いていたら『ゴー宣』になる罠でおま。別に『ゴー宣』を批判する訳では無いでおま。

>>386
WWEのほうが近くないスか（ゴー宣より）？

>>387
御免なさい、ＷＷＥが分からないでおま。

それはすいません。WWEはアメリカのプロレスで、>>375みたいな言い方で
相手を罵倒するキャラがいるんです。岩氏のX、期待してまっす。

あと、通常はsage進行で、その日書き終わったときに景気づけに上げる
くらいのが良いかと思います。
真面目にやってるスレを荒らすの大好きって人もいるみたいなんで。
用心にこした事は無いです。

hozen

hoshu

kitai sage

ザンジオーに乾杯

age

みんなすまない。さっぱり話が思いつかねー。手元にデストロン〜バダンまでの資料もないし。
もしみんなからのリクエストが有れば、今回こそリクエストに応じて書くよ。
もし特にリクエストが無ければ「その時歴史は動いた」のネオショッカー編で黄金ジャガーと
グランバザーミーが、タッグを組んでどっかの組織と戦うのを書いてもいいし。

>>395
その時期の「どっかの組織」っていうと・・・