仮面ライダー龍騎 Part17【二度と合うことはない】

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69名無しより愛をこめて

1 【Subject: 『仮面ライダー龍騎』】

◎ 2002/04/09(Tue) 14:21

東映『仮面ライダー龍騎』担当の○○と申します。
番組にご意見ありがとうございました。

同様のご意見がいくつか寄せられましたので、まとめて同報にてお返事させてい
ただきます。

議論沸騰とお知らせいただいた「xxxxxx掲示板」を、ざっと拝見いたしまし
た。

スタッフ論も興味深く拝見しましたが、脚本とは何か・脚本家の仕事とは何か
を、あまり理解されていない方が大半のように見受けられました。あたかも「脚
本家が自由に脚本を書き、監督が自由に演出している」とでも、思い込んでいら
っしゃるかのようです。
番組の制作のありようを説明するのは難しいので、乱暴ですが、野球の試合にな
ぞらえてみましょう(実際にはもっと複雑です)。

ピッチャーというポジション1つとっても、いろんな選手がいます。
直球は得意だが球種にとぼしい選手もいれば、球種は豊富で体力もある選手もい
るでしょう。
球団の監督は、各選手の特性に応じて、采配をします。直球勝負の先発投手のス
タミナが切れかけ、球筋も単調になってきたところに、豪腕のバッターがめぐっ
て来たら、打ち込まれる前にベテラン投手に交代し、バッターを翻弄してもらっ
たりするでしょう。
それを見て、「直球で勝負してきたのに、いきなり変化球とはけしからん!」と
か、「なぜ先発投手が完投しない!」などと、いきり立つお客様がいらっしゃる
かもしれません。

お客様のどんなご意見も大切です。ただし、そういった議論内容は、正鵠を射て
いるかどうかを検証する以前に、「試合に勝つ」という、選手やチームの目的か
らすれば、あまり本質的なテーマとはいえません。

お答えになっているかどうかは分かりませんが、当該掲示板を拝見して抱いた印
象は、以上のようなものでした。

『仮面ライダー龍騎』は、最高峰のスタッフに、それぞれの分野で力を発揮して
いただき、得手不得手のギャップを埋めると同時に相乗効果をあげながら、深く
広く、大胆かつ繊細に、物語を語っていく所存です。
今後とも、ご支援のほどをお願いいたします。

また、お寄せいただいたご意見・ご感想には、すべて目を通させていただいてお
りますので、お気軽にお寄せくださいますよう、合わせてお願いいたします。

以上

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xx株式会社 xxxx/xxxxxxxxxxxx
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