衆議院MAT問題集中審議委員会

小泉：「委員長！」
委員長：「小泉純一郎くん」

小泉：「ええ、委員のご指摘のあった・・・MATの予算ですが、
　　　　今年度は４兆５０００億円、
　　　　内訳は
　　　　正面装備費、人員費等となっており、
　　　　詳細は委員に配布した目録の通りであります。
　　　　怪獣特別災害法により、
　　　　MATの攻撃による被害は免責となっておりますが・・・
　　　　ええ、同法１２６条７項の例外規定により、
　　　　１２６億円の損害賠償が支払われています。」

うっさいハゲ！

辻元：「総理、私お聞きしたいんですが、
　　　　MATはいままで怪獣を倒すのに、
　　　　どんな役にたったいうんですか？
　　　　総理！総理！総理！逃げないでください！！
　　　　みんな、みんなウルトラマンがやったんとちがいますか？
　　　　MATは無用の長物やないですか！！」
委員長：「小泉純一郎くん」
小泉：「MATの設立と運営は、
国際条約に基づく怪獣攻撃隊(Monster Attack Team)設立法
に基づくもので、
　　　適宜合法的に処理されていると信じています。」
（役立たずの組織なぞいらんわ！！の野党の野次）
　　　「また、確かに怪獣を倒す際には
　　　　ウルトラマンの力に拠るところが大としても、
　　　　MATの支援や援護が、
　　　　ウルトラマンの怪獣退治に大きく貢献していると
　　　　政府は考えております。」
　　　　

辻元：「それからね、総理、私わからないのは、
　　　　マットアロー号落ちすぎなんやないかということです。
　　　　総理、総理、聞いてください。
　　　　このフリップ・・・いいですか？いいですか？
　　　　今年に入ってマットアロー１号機が１３機、２号機が５機落ちてるんですわ。
　　　　マットアロー１号機、一機３００億円ですやん？
　　　　普通の自衛隊の戦闘機一機１００億円の３倍もするの、
　　　　どうかという問題に加えてですよ、
　　　　ちょっと落ちすぎなんちゃいますか？」

３００億・・・つまり辻本が横領した金の２０００倍ってことかい。

小泉：「マットアロー号については、
　　　　全世界統一基準により、
　　　　各国企業がライセンス契約に基づき生産しており、
　　　　日本では三菱重工業が今年度は７機、またアメリカの
　　　　ロッキード社から５機納入されており、
　　　　適宜予算の範囲内で処理されております。
　　　　アロー号については、
　　　　怪獣攻撃の際の特殊な使用法から、
　　　　普通の戦闘機とは違った性能が要求され、
　　　　そのため必要な経費がかかるのはやむを得ないことと、　　　
　　　　政府は考えております。」

小泉：「また、アロー号が落ちすぎではないか、
　　　　というご意見に対しましては、
　　　　怪獣への攻撃の際、
　　　　避難誘導の遅れ等により、
　　　　十分に攻撃ができなかったり、
　　　　また予想できない怪獣の反撃により、
　　　　不覚をとって損害が生じることが主な原因と考えており、
　　　　これらについても適宜研究と調査を重ね、
　　　　使用効率を向上させることに着手しております。
　　　　国民の皆様の血税を大切に使うよう、
　　　　政府及びMAT隊員が一体となって取り組む所存です。」

ウルトラマンがいるからマットいらねーだろ!自衛隊だけでいいだろ　ｺﾞﾙｧ!

辻元：「委員長！」
委員長：「辻元委員。」
辻元：「総理、あのですね、これ以上やると時間がなくなるんで、
　　　　次の問題に移らせていただきます。
　　　　えぇ・・・
　　　　在日宇宙人の問題について、政府はどんな見解をもっておられます？」
小泉：「ええ・・・日本政府といたしましては、
　　　　他の星の政府と国連もしくは日本国政府と条約等が締結されておらず、
　　　　在日宇宙人の外交的地位に関しては未だ検討の段階にある状態です。
　　　　その権利に関しましては、　
　　　　基本的に知的生命体については人間と同様の基本的人権を認める、
　　　　という国連決議に基づき、
　　　　普遍的自然権を与える方向で法務省とも検討をしておりますが、
　　　　自然権の付与におきましては、
　　　　何分にも地球とはまったく異なった文明や風土において生きてきた
　　　　彼らにとって、どういった権利を与えるのが適当なのか、
　　　　また却って人間の権利を与えることが彼らにとって不幸ではないのか、
　　　　ということも含めて検討中です。
　　　　いずれにしても、
　　　　現在の段階では、
　　　　発見された宇宙人で触法宇宙人でないものについては、
　　　　MAT宇宙ステーションを通じて
　　　　地球外に強制送還しております。」
　　　　

「宇宙人」は差別用語。Byタイムレンジャー

辻元：「あのですね、私がここでもっとも注目していることは、
　　　　ウルトラマンの法的地位なんです。
　　　　政府は、ウルトラマンの法的地位に関して、
　　　　どんな見解をもっておられるんですか？
　　　　また、MATには怪獣特別災害法で損害賠償の免責がされてますが、
　　　　ウルトラマンにとってはどうなんですか？」
小泉：「委員長！」
委員長：「小泉純一郎くん」
小泉：「ウルトラマンは、現在２代目であり、ウルトラセブンに続き、
　　　　地球の平和を守るために戦ってくれているものであり、
　　　　日本国政府としても極めて感謝しております。
　　　　ウルトラマンが怪獣駆除中に発生させた全損行為については、
　　　　民法６９８条の緊急事務管理に基本的に該当するものと考えております。
　　　　怪獣による被害は、
　　　　全国民、全人類にとって共通のものであり、
　　　　当然に甘受すべき損害であるという内閣法制局の見解から、
　　　　やはりウルトラマンの怪獣駆除中の損害も、
　　　　MAT同様基本的には免責になるものと考えております。」　　　　

ウルトラマン（ジャック）は
出てくる時、やたらとビルを壊しまくってるぞ！
あれは怪獣駆除とは別問題じゃないのかーーーーーー！！

自衛隊がいればマットいらねーだろって言ってんだ!　答えろ!

ウルトラマンがいれば自衛隊もいらないだろう、なあ、母さん。

何言ってンだよ父さん。自衛隊がいなかったら札幌雪まつりはどうすんだよ

おとーさーん、カツオー、先にお風呂入ってー

age

age

ちわー、MATでーす。ゼットン倒すのにアローの燃料が必要なんで集めて回ってんですけど、いやねちょっと基地やられちゃって。御協力御願いしまーす。

鳩山「議長！緊急動議を提案します！我が民主党及び自由、共産、社民の４党は
共同で岸田地球防衛庁長官の不信任案決議を提案します」
菅「岸田長官は『なあにいざとなったらウルトラマンが助けにきてくれるよ』等
役職に対してあまりに不適切な言動が目立ちます。直ちに更迭すべきです」

ファ〜〜（欠伸)

Zzzzzzz〜

ヒソヒソと耳打ち。
福田「総理、岸田長官を更迭しては内閣が持ちません。ここは加藤隊長の更迭で切りぬけるべきです」

ﾜﾗﾀ

加藤「委員長」
委員長「加藤参考人」
加藤「道義的せきにんとを取ってＭＡＴ隊長の職を辞したいと思います」

やめた〜〜〜。
ちっ、またやめられた。

私は全ての政治的・道義的責任をとりまして私はＭＡＴ隊長の職を辞したいと思います。
その上で１人の職員としてＭＡＴステーションへ転属します。

辻元：「で、ですね・・・総理、聞いてますか、総理？
　　　　私、ちょっと不思議なことがあるんですわ。
　　　　このフリップ見てください・・・
　　　　これはですね、
　　　　MATが出撃したときにウルトラマンが現れる場所と、
　　　　時間を示したものです。
　　　　ちょっと不思議だと思いませんか？
　　　　どの場合も、怪獣が現れて２分以内にウルトラマンが現れています。
　　　　防衛庁長官、
　　　　このとき、ウルトラマンが現地に向かって飛んでいる姿は、
　　　　レーダーに捕らえられていますか？」
委員長：「中谷防衛庁長官」
中谷：「ええ・・・自衛隊のレーダーサイトにおける
　　　　記録によれば、
　　　　ウルトラマンが自衛隊のレーダーに捕捉されている姿は、
　　　　殆どの場合、怪獣を撃滅した後となっております。」
辻元：「これ、おかしいんちゃいますか？
　　　　ウルトラマンは、どうしてこんな早く現地にいけるんですか？
　　　　飛んでる姿、レーダーに映ってないやん！
　　　　私思うんですが、MATの中にウルトラマンがいるんちゃうかいうことです。」
　　　（与党議員の失笑の声「そんなアホな！！」）
辻元：「いえ、冗談言うとるんやありません。
　　　　私が知ってる隊員、G隊員としときましょか？
　　　　が、出撃して撃墜されたら、かならずその近辺からウルトラマンが出てくるいうの、
　　　　そういう噂があるんです。
　　　　いえ、今回のMATに限りませんわ。
　　　　MATが改組される前のウルトラ警備隊、その前の科学特捜隊、
　　　　いずれも国際条約で日本が加盟して資金援助、一部指揮権を掌握した組織にも、
　　　　初代ウルトラマン、ウルトラセブンであった隊員がいたいう
　　　　噂があるの、知ってますか、総理大臣！！」

age