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ミステリ板住人:
このスレでウルトラセブン全49話の寸評を書くこととした。
スレ参加者(以後、受講生という)は、徒然草を読むような感じで、
ご愛読いただきたい。
第1話 姿なき挑戦者 評価C
ダンの登場から防衛軍入隊までが、あまりに唐突で不自然です。
初回の敵役クール星人も、2ちゃんねらーのような大言壮語で、
ヘタレそのものです。
ダンのキャラは、シリーズ中期以降の思索し葛藤に悩む人物のイメージ
が強いのですが、この初回を見る限りでは、小林旭の渡り鳥風の快漢という
感じがします。
第2話 緑の恐怖 評価B
植物系の怪獣・怪人は私の好みではないため、B評価にとどまりましたが、
オーソドックスな作りの侵略もの、サスペンスフルな一編です。
新婚旅行の電車の中でミカンを食べていて、新郎の手が植物化していくシーン
がなぜか印象に残っています。
第3話 湖のひみつ 評価A
番組の人気を決定付けた作品です。
星人中心のセブンには貴重な大怪獣エレキングは、ウルトラシリーズを代表する
モンスターになりました。
残念なのは、ピット星人役の女の子が非常にブスなことです。
この点は、萌えやすい2ちゃんねらーも納得がいかないでしょう。