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名無しより愛をこめて:
アンノウン出現の報を受け、Gトレーラー出動!
G3−Xは前回の戦闘のダメージで修理中、非常用にG3マイルドが
配備されていた。だが肝心の氷川は現場から遠く、間に合いそうにない。
尾室「僕が行きます!」 小沢「……仕方ないわね」
嬉々とした表情の尾室「今度こそ…」 ガードチェイサー発進!
アンノウン発見、以前撃破されたものと同じタイプだ。
尾室は確信した「いける!」 目標はこちらに気付き、近づいて来た。
パスコード1・3・2「GX−05・アクティブ!」
その銃口が敵に向けられる、だが尾室の手は震えていた。
「落ち着け尾室、深呼吸するんだ、スー、ハー、スー、ハー……」
彼にはこの数秒間がどれ程長く感じられただろう、その脳裏を1からの
様々な記憶が駆け巡った「長かった…遂に僕の時代が来るんだ」
目標10m、ターゲット・ロックオン!彼は忌まわしい思い出を振り払う様に
トリガーを引いた!…………「!?」 カチッ、カチッ……弾が出ない!?
尾室は銃を見やる「!!」 マガジンがセットされていなかった!?
次の瞬間、彼の身体は宙高く舞い上がる「そ、そんな……そんな……」
そして、大きく弧を描いて背後の町工場へと吸い込まれていった。
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名無しより愛をこめて:01/10/18 01:43 ID:zt4SM1mb