【男依存は】あの頃の、私がいた【イケてない】

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77Miss名無しさん
http://www.office-stella.com/sinrilove01.html

1.恋愛依存症

人間関係性の心理でも書きましたが、大きな原因の1つは、「この人さえいてくれれば
幸せになれる」という幻想です。そこにある心理は、子供の頃からの何らかの満たされない
思いを、満たしたいという欲望があると思います。例えば、ずっと淋しい思いをしてきた人は、
パ‐トナ‐に対していつでもどこでも側にいて欲しいと思うでしょう。また、あまりにも孤独に
なるのが恐くてパ‐トナ‐にしがみつくかもしれません。

上例は一例ですが、恋愛がうまくいかない原因として、親との未解決の問題、発達過程における
対人スキル・共感能力未学習の問題などが、他の対人関係において問題となる以上に強く出て
いると思います。

では、ここで具体的な問題を、子供の頃の満たされない思いを満たそうとしてこじれるパタ‐ン
を2つ見ていきましょう。
78>>77続き:2005/07/14(木) 15:20:31 ID:z9iv+JlI
パ‐トナ‐に期待しすぎること。

例えばずっと子供の頃より親に構ってまらえず淋しい子供時代を過ごし成長した人は、パ‐トナ‐
が出来ると、もう、淋しい思いはしたくない、甘えたいなどと思い、パ‐トナ‐にずっと自分の
側にいて欲しいという気持ちが強くなるでしょう。その気持ちの強さゆえにパ‐トナ‐を失うこと
の恐怖も人1倍強いことでしょう。この場合パ‐トナ‐にいつもメ‐ルや電話をし、必要以上に
自分がパ‐トナ‐と繋がっていることを確認したがり、または、パ‐トナ‐が何をしているのか、
どこにいるのかを把握したがり、度をこすと、パ‐トナ‐が自分以外の人と付き合ってはいないか
と不安になりメ‐ルや電話も強迫的になってきます。

こういったことが重なってくると、今度はパ‐トナ‐から見ると自分が縛られているような感じが
して、窮屈になってきます。ここに、2人のコントロ‐ルしようとする側と、コントロ‐ルされま
いとする側との争いが生じます。

これは1例にすぎませんが、もしかしたら私達は誰かを好きになったり、愛した瞬間、相手を
自分の望み通りにしようと期待し、コントロ‐ルをし始めているのかもしれません。これは、
コントロ‐ルによる支配の問題もしくは、権力闘争と呼んでいいかもしれません。
79>>78続き:2005/07/14(木) 15:21:09 ID:z9iv+JlI
依存の問題

孤独になるのが恐ろしくパ−トナ−にしがみつくことの一番の問題は依存です。これは、パ−トナ−
にあなたが幸せになる鍵を完全に渡してしまっているのです。「この人さえいてくれれば」という
思いが強すぎ、同時に捨てられることの恐怖もたくさん感じると、自分を押さえ我慢してまでも、
パ−トナ−の言うことにはすべてYESとなるかもしれませんし、さらに進むとパ−トナ−からの冷た
い態度や暴力にも耐えることになるかもしれません。それでもパ−トナ−から捨てられ、再び孤独地
を体験するよりはずっといいと思われているのでしょう。しかし、これで本当に幸せといえるで
しょうか。

パ−トナ−に期待しすぎること、または、パ−トナ−に依存する場合も、いずれにせよ頭の中はパ−ト
ナ−のことで一杯です。したがってその分、自分については案外無関心なのかもしれません。

この人さえいてくれれば私は幸せになれる。子供の頃の満たされない思いがすべて満たされる。親
より得られなかった愛が一杯もらえる。もう孤独地獄を味あわなくてもいい
もう一度言います。すべて幻想です

確かに恋愛においては、パ−トナ−に期待をしてみたり、依存をしてみたりと、誰にでもあることで
しょう。しかし、期待しすぎる、依存しすぎる、これが問題です。度がすぎては問題となりま
す。〜しすぎるのはパ−トナ−のことで頭が一杯、自分のことは何も考えない。もっと言うとパ−ト
ナ−に価値を見出しその分自分は無価値化しているのかもしれません。無価値な自分に価値を与え
てくれるのはパ−トナ−。

これは、恋愛依存症。もしくは、Love Addictionと言ってもいいかもしれません。
こういった問題がさらに進むと、嫉妬と怒りの問題、後述するDV問題へと発展していきます
80>>79続き:2005/07/14(木) 15:22:07 ID:z9iv+JlI
では、私達を幸せにしてくれるのは一体誰なのでしょう?


私達を幸せにしてくれるのは、私達以外の何者でもありません では、どのようにすれば私達は幸せ
をゲット出来るのでしょうか。そのためには私達がまず、私達の性格のクセ、傾向を自分で知り把
握することです。そして、このクセなどが、どこから来ているのかよく考えることです。子供時代
の親子、環境との何らかの未解決の問題なのか、またはそれ以外なのか。

子供時代の未解決の問題であるならば、問題の根源は本当はこうしてもらいたかった、こうしてほ
しかった、もしくはずっと怒りを抑えていた、泣きたかった等、様々でしょう。そして、これらの
思いを認めることです。次にこれらの思いを認めたら、自分はそういう問題、傾向をずっと持って
いるのだと認識することです。そして、そのままの自分を受け入れてください。こういった問題を
抱えているありのままの自分を「これでいいんだ」と心から思えるようになることは、大切なこと
だと思います。自分が自分と繋がるのです→自分が自分と繋がると過剰に他者と繋がろうとはなり
ません。しかし、これが出来たかったからといって、すべてが解決するとは私は思いません。

でも、パ‐トナ‐との問題が生じた時、何かパ‐トナ‐をコントロ‐ルしているなとか、あまりにも依
存しすぎているなと感じた時は、自分がまたいつものことをやっていると自己分析が出来、大きな
問題にならないうちに対応出来るのではないでしょうか。
パ‐トナ‐に期待しすぎたり依存しすぎる行動態度の抑制につながり、そこから生じる問題の影響も
小さくなってくると思います。