22才の時、親に「そろそろ結婚したい」と言うと「学生の分際で、色気づいていやらしい。
学生なんて、勉強していればいいのよ」と母に一喝される。
彼氏ができるが、同じ理由で潰される ー 彼氏のところに母親が電話して「絶対認めませんよ。
娘と別れなさい」と言ったそうだ。彼のクラスの教授によると彼はショックで1週間学校を
休んだとか。
彼と駆け落ちしたかったが、どちらも親元で金無し。その後、彼はよその国でインターン就職。
彼が忘れられず、歳月が過ぎる。
就職先は、妻子持ちの爺さんしかいない職場。独身男性は、いない。
かといって、道ばたでナンパされるのは怖くて嫌だ。
25才になった時、親に「相手がまだ見つからない」と言ったら「情けない。それぐらい自分で
見つけるものです。一生懸命仕事すれば必ず良い人に出会えるわよ」と一笑される。
30才になってグループ長になり、激務で睡眠時間もなくなる。
いつしか「彼女は結婚に興味がないのだろう」とレッテルを貼られることに。
35才になり、お見合いパーティーというものがあることを初めて知って、参加する。
明らかに20代前半らしき子のところにだけ、男が殺到する。
私と同世代らしき子のところには、誰も来なくて、じーっと突っ立って壁の花。
お見合いでは、キモオタ無職ばかり世話される。
私の人生は、勉強と仕事ばかり。セックスなんて学生時代の彼だけだったよね。
親戚にも「あなた美人だし、性格も優しいから、お見合いの話が沢山で大変でしょ?」と
言われる。何を妄想してるんだか。