私が付き合っていた女性が中学時代の無理な偏食(ダイエット)と、生来の屈曲ナントカで「妊娠しずらい体」
だと医者に言われていたそうです。
すっかりしょげている彼女に私は交際を申し込み(彼女が学生、私が社会人)、順調に交際していた頃、彼女
が意を決したのか、ある日にそう教えてくれました。もちろんその頃は実に清い交際でしたよ。
私は若かったし、最初は実情が全く飲み込めませんでした。なんでそんなことを私に言うのかすら判りません。
結局「子どもが出来ないかも知れない自分は、女として結婚すら真面目に考えられない。」と言う独白めいた
ものだったようです。
二十歳前の彼女は真剣だったのでしょう。又、女姉妹だけだったので、そんな女を男はどう思うのか知りたかった
のかも知れません。
好意を持っていた私は、あちこち旅行に(家には秘密で)誘いました。もちろんヤルためです。性的な刺激が何か
のスイッチになれば、と下心も合わせて必死にセックス三昧の旅行をし、そのうちに彼女の部屋に訪れるたびに
嵌めて、膣内射精を繰り返しました。一リットルは打ち込みました。が、結局、デキませんでした。
ヤリ方が悪いのか、と正常位で二度、ワンワンで一度といろいろと試しました。毎日四日間通い詰めて射精を
し続けたこともありました。普通の夫婦よりも沢山交尾しあったと、変に自負がありますが、駄目でした。
でも、おかげで彼女の体にも慣れ、その後はその問題は不問にして、数年間ずっと仲良く付き合っていました。
勿論、逢えば嵌めてあげて、奥深く精液を膣内に送り届ける作業は欠かしませんでした。
もしかしたら、と思うのと、そろそろ結婚しても良い年齢になっていましたので「妊娠」が最大の目的でもあった
のです。
彼女が24の誕生日を迎えたとき、離別を彼女から言い出しました。不完全な女を相手に選ぶのは駄目だ、
と言うのがひとつと、どうも親しくなっていく私を、彼女の父親が気に入らなかったのが原因だったみたいです。
何回か話し合いを持ち、切羽詰まり、父親との軽いいさかいでワタシの腹が決まった時、彼女が妊娠して
しまったのでした。もう、話は離別に決定的でした。
それからは会うのが地獄の煉獄みたいなものでした。結局、勿体ないことに堕胎して私との縁は切れました。
数年後、私が独り身の時に、二人の娘がいる、と知らせてきました。謝礼と言うか、懐かしい話とともに。
今から思うと、若気の至りもあったけど、その時点では私は必死に種馬していたし、あちこちに二人して出掛け、
楽しい思い出ばかりが残っています。
また、一生懸命に妊娠活動に励んだことも、「若い男女のセックス」とはちょっと違うニュアンスで思い出されて
甘酸っぱい気持ちです。
精液を体外に出さない様にずっと嵌め合ったままだったり、奥に入るからと、後ろから挿入して射精を何回も
した思い出があります。食べ物とか、体位とかいろいろとやっていた覚えがあります。
彼女はちょっと太り気味だったので、常に正常位では完全に開脚させて挿入していました。綺麗でちいさい
性器は脳裏に焼きついています。
ピストンの最中にワタシの男根を大切そうに包み込もうとする彼女の小陰唇が必死にまとわりついていたのも
「摂理は妊娠、出産を望んでいるんだなあ。」と懸命に励まされ、合うたびに数回の射精が常でした。
子どもが産めないと言う女性は世の中に沢山いると思います。
が、刺激と反応でとにかく、体内のスイッチをオンにする努力は絶対に必要なんだな、と思っています。
そう言う相手を見つけてくださいな。