東京都が行った「日常生活における女性の人権に関する調査」では、
夫やパートナーから精神的、身体的、性的のいずれかの暴力を受けた
経験のある女性は63.4%にも達し、
「女性に対する暴力」調査報告では、3人に1人の女性が夫や恋人から殴る、
蹴るなどの身体的暴力を受け、
5割以上の女性が「誰のおかげで食べられるんだ」とか「何をいっても無視される」
といった精神的暴力を受けている実態が明らかになりました。
さらに、1992年から96年までの監察医による全国の司法解剖所見によれば、
配偶者の暴力によって女性が死んでしまった年間の傷害致死事件100〜120件のうち、
約40件は虐待を受け続けていたものと見られるものがありました。
http://www.awf.or.jp/boutai/a_02.html