筒井康隆がパクッた作品のデータをまとめたい。

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99名無しは無慈悲な夜の女王
「俺に関する噂」より先に星新一のショートショートでマスコミに追い
回され、プライヴァシーのなくなる男の話があった。

かんべむさしの「斬る」は、筒井のある短編(タイトル忘れた。
イヤな女を踏み台に出世しようとするサラリーマンが、女どもに落し
入れられ、狂乱して会社で刀を持って暴れる話)にクライマックスが
似ていて焦った と筒井本人がエッセイに書いてた。

「残像に口紅を」より先に、式貴士の短編で「あ」「い」「う」が
言えなくなる話があるはず。

ちょっとスレ違いだが。
一音節ずつ というのでなく、単語をどんどん忘れていく恐怖と笑い
はガルシア・マルケス「百年の孤独」の一エピソードにあるし、
「アルジャーノンに花束を」にも「どうか神様、何もかもをわすれて
しまわないようにしてください(うろ覚え)」と祈る個所があったし、
栗本薫の「忘れないで」もそうだし、
式貴士の「Uターン病」も似た部分があった。

「忘れてしまう」恐怖というのはけっこう根源的なものなのであろう。