そういえば来年の正月もたくさんの老人がもちを喉に詰めて絶命するんだろうなあ。
よいお年でありますように。
>>932 その絶命していくお年寄り達の青春時代にも、色々なドラマが在ったのだろうと思う。
それは、どこに記録される事もなく、時が経てば跡形も無くなる。
そのような、ささやかな物語を紡ぎ続けたのが光瀬作品か・・・・などと一瞬想いをはせたりするこの年の瀬。
善いお年を。
>>934 行ってみました。
生頼さんを彷彿とさせる色使いですね〜。なんか懐かしい
今年の初光瀬は何を紐解こうか、もっか物色中。
「地球へ…」がテレビ版でリメイクされるらしいね
ソース出せ。
940 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 18:43:19
百億千億に圧倒されて光瀬小説を読み耽ったが、ついにそれ以上の作品には出会えなかった。
最高傑作を最初に読んでしまうのも不幸だよ。
目のない奴は不幸w
個人にとっての『最高傑作』は、それぞれではないか。
揶揄も肯定も必要あるまい。
なぁスウェイよ。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/31(水) 12:19:30
『たそがれに還る』の評価が高いようだけど、光瀬作品は主な物しか
読んでない自分的には、『百億・・』の次は『派遣軍還る(両版とも)』
が好み。色々読んでいる人からみた『派遣軍・・』の評価はどう?。
この早さなら言える
漏れは中坊の頃『復讐の道標』のエロシーンで抜きマスタ
俺は征東都督府のレイプシーンが良かった。
>>911 一応、ハルキ文庫のは光瀬龍全集と銘打たれてた筈。
春樹が復権して全集と書いたからには・・・と企画を復活してくれればねェ。
>>943 宇宙塵版→SFM版と呼んだから、リーミンの出番が薄くなってて残念だったよ。
案外、映像化が簡単な作品かも。アニメとかで。
>>945 あわててハルキ文庫を引っ張り出してみたけど、「光瀬龍全集」なんてどこにも書いてませんよ?
「宇宙年代記全集」と勘違いしてるのかな
(´・ω・`) ウソでもいいから「光瀬龍全集」と書いて欲しい・・・・
>>945 押井守のパトレイバー2が事実上のアニメ版派遣軍還るだと思う。
インドシナに派遣されて理不尽に全滅させられた自衛隊の指揮官が、幻の部隊を率いて還ってくる。
そんな復讐譚めいた話じゃないし。
どちらの『派遣軍還る』も戦場に行って、そして帰って来れない時の
悲しみみたいなもんが強く打ち出されてるよね。
ところで光瀬作品が何らかのメディア媒体で放送されたとしたら
技術面の描写は最新科学技術に準じるんだろうか?
光瀬作品のスパコンといえばパンチカードとかテープとかで記録してるように思うけど。
全集出せ・・・ああ・・・
私も買う。
遺稿集出してくれ。⊂⌒~⊃。Д。)⊃
需要はあると思うよ、出版社さん! ↑ひっくり返ってるのかわいい。
そんなAA普通に見るぞ
もっと他のスレも覗け
そだね、おすすめがあったら教えてね。
私、小学生から20年以上の光瀬ファンだけど
いわゆる2ちゃんねらではないので知らないこと多い。
『失われた都市の記録』が最高だといまでも思ってるんだけど、このスレでは評価低い?
×『失われた都市の記録』
○『喪われた都市の記録』
>>957 冒頭が好きだな。
特にヴィーナス・クリークの疲弊感が。
>>957 個人的には高評価。
「バビロン」のエピソードがとくにお気に入り。
>>960 うう…仲間だ。
あのバビロンの描写に触発されて大学は史学科を選び、そこで今の女房と出会ったわけだから、
自分にとっては「人生で最も重要な一冊」かもしれん。
962 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/05(月) 02:00:40
折れ自身はジュヴナイルものが結構好きなのだが、そっちあまり評価高く
ないのかな…
大艦隊同士が激しくぶつかり合うのってこの人の書いたやつかな?
それまで非効率だとして使われなかった核弾頭を用いた地球艦隊が大活躍する
やつ。 あと、不感症の異星人のおねえさんを主人公が必死にいかせようと
して、それに成功するネタもあった。
>>961 そうか!Σ(゚Д゚
「失われた都市の記録」に感動して史学科に行けば未来の花嫁に出会えるのだな。
じゃあ、「ロン先生の虫眼鏡」に感動して動物学科に逝ったら何と逢えるのだろう?
×『失われた都市の記録』
○『喪われた都市の記録』
うぜえ
>>963 眉村卓じゃない?
「燃える傾斜」か「かれらの中の海」のような。
>>963 >核弾頭を用いた地球艦隊が大活躍する
宇宙からのメッセージか
969 :
963:2007/02/06(火) 07:56:40
脱エネルギー弾が主兵装の銀河文明で、あえて核弾頭を主力にする地球軍が
発想の転換で…と言うような流れだったと思う。眉村さんかもしれないなあ
その場合はすんません。タイトル名を忘れたのが致命的だし。
あばよ!明日の由紀って男女とりかえっこ物だっけ。
小学生のときに読んで、何かドキドキしたような記憶があるんだけど
昔すぎて思い出せない。
破壊の権化のような無敵の傘を持ったASk一族が出てくる
エロゲーがあった・・・
さて、レスは付くか?
先日、光瀬熱が燃えに燃えてガンガン読みまくった。
で、ふと閃いた。
「錆び(字が出ない)た銀河」って一連の
宇宙年代記の行き着く果てになるのか?
パンチカードの始まりが「辺境5300(?)」で
錆びた銀河はパンチカード化して2500年後の世界。
本当の地球文明の終焉だなぁ。
しみじみ。
やもしれぬ・・・
「銹た銀河」以降は長編宇宙SFを書いていないしね。
「あとがき」を読むと、
その理由もおぼろげながらわかるような気がする。
「SFマガジン」連載が1980年3月から翌年4月にかけてだから、
連載終了から単行本化まで丸6年半もかかっている勘定になる。
「派遣軍還る」もそうだけれど、この作品の完成以後は、
もうそこまで執着したいテーマがなかったんじゃないのかな。
じっさい、このあとの長編作品群の主題は、
時代・歴史小説ジャンルにほぼ収束していくわけだし。
なるほど。
いやぁ「銹た銀河」のラスト
地球は砂の荒野と化し、肉体を持つ人間は僅か2人。
その2人も宇宙船で飛び立とうとする。
何とも云えない寂寥感があるんだな。
確かに新たに描きたいテーマも
なかったのかもしれないね。
>>974 同感。そのラストシーンは余韻があってファンにはたまらんものがあるね。
唐突だが、最近某製薬会社のCMで、工場の様子を映してるのがあって
我が社自慢のシステム、ということで「アイソレーション・システム」と紹介してるんだが
見るたびになんか不吉なイメージのある語感だなあ、と思ってたんだが
あれだ、「シティ0年」の「アイソレート・エリア」だ。
その製薬会社はなんも悪くないが、怖い。
>>976このスレも前スレとなるのか?
それこそ[アイソレートエリア]を作りながら、外へ外へと逃げる市民のように(W
そろそろ次スレの話が出ても良さそうなものだが・・・
七月七日までには移民が始まるかな?
978 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/23(金) 08:22:43
もっか訳あって嫁さんと別居しているおいらは
なにげに「流砂2210年」を読んで不覚にも泣いてしまった。
ただの暇つぶしのつもりだったのに思わぬ落とし穴が…… orz
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/31(土) 22:19:41
そんな訳で「墓碑銘2007」を読んでみた。
周囲にSFファンなどいないので、一人で盛り上がる。
その路線で盛り上るならやっぱ、『東キャナル文書』の中の
「火星人の道(マーシャンロード)1」でしょう
火星人が主人公の首にメダルをかける幻想的なラストは何度読んでも泣ける…