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ミステリ板住人 ◆hr24ALqEXE :
SFは本当は面白いものだとは思うのだが…
ダン・シモンズ「ハイぺリオン」(早川書房)プロローグ部分より、
「・・バルコニーからは、沼沢地が一望のもとに見わたせる。
その沼沢地をさかんに哮えたてながら駆けていくのは、緑色の巨龍の群れだ。・・」
「・・ときおり巨龍のぼんやりした影が遮蔽フィールドにつっこみ、
そのたびにギャーッと悲鳴をあげては、あたふたと藍色の闇のなかへ逃げこんでゆく。」
「緑色の巨龍の群れ」「ギャッーと悲鳴をあげては、」、こういう文章を読むと大のオトナは
萎えて読むのをやめてしまう人も多い。もう少しなんとかならないのだろうか?