つなげて書こう、大河SF 第二章

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1名無しは無慈悲な夜の女王
心機一転、ということで新スレにしてみました。
誰でも気軽に参加できます!が、なるべく多少流れはくむようにしてくれると
けっこういい感じの作品になりそうです。↓前スレで実証済み。
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sf&key=981999155

★基本ルール★
勝手に終了、コロシ、過度のエロネタは基本的に無視でお願いします。
ただしストーリーのつながりに不自然さがなければこの限りではありません。

作家同士で今後のストーリーの相談などについて書いたり、その他、
感想や雑談等、あれこれ書くときは、名前の欄を「注」でお願いします。

時々、主要登場キャラやストーリーを有志でまとめてもらえると助かります。

=============================
タイトル:レイ冒険記第二章 〜ダーククリスタルの謎〜

今回は学園モノから始めてみようと思います。マターリとした日常から
徐々にSFっぽく・・・っていう展開に期待します。
2名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 04:08
神武レイは木枯高校の新入生だった。
中学までは、何をしたいということもなくただまったりと生きてきたが、
木枯高校に入ってから何かが変わるかもしれない、漠然とそんな予感も抱いていた。
「レイ〜! おいちょっと待てよ〜!」
幼馴染みの新見沢恭子が近づいてきた。
「ハァハァ、ちぇ!つれねーなー、中学では一緒に登校してた仲じゃねーかよ」
「あのな、おまえといると誤解されるんだよ。おまえのせいで中学時代はけっきょく彼女のひとりもできなかったんだぞ。」
「おいおーい、それはレイ自身のせいだろ? あたしのせいにするなよー。ま、新しい高校でも、あんたに彼女ができるとは思えんがね〜。」
「フン! これから俺のバラ色の高校生活が始まるって時におまえはだなぁ。まあ、いい。どうせ部活とか始まれば忙しくなっておまえともオサラバだからな。」
「お、そういえばレイはもう部活決めた〜? あたしはもう決めたよ。」
「ほう、何部?」
3:2001/07/25(水) 04:10
さあ、何部なんでしょうか? 次の方よろしく。
ってか、ダーククリスタルって何?

*注の使い方はこんな感じです。
4名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 12:28
「テニス部! 木枯高校のお蝶婦人をめざすのよ!オ〜ホッホッホ!」
「やったことないくせに。どうせ続かないよ、きっと。」
「失礼ねっ! で、レイは?」
「部活か〜。まだ何も考えてないな。ま、ぼちぼち考えとくよ。」
俺たちはそんな何げない会話を交わしながら、新しい高校生活に期待を抱いていた。
このときはまだ、あんな不思議な体験をすることになるとはまったく想像もして
いなかったのだ....
5:2001/07/25(水) 12:30
前スレはリードオンリーだったので、初参加です。
とりあえず含みをもたす書き方してみました。
6名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 14:08
突如二人はバラ色の光に包まれた。
「きゃ〜〜レレレレイ、なな何、どうなったの」
「フン!バラ色じゃないか。分かるわけないだろ。」
バラ色の光が脈動して二人の頭の中に性別不能な声のようなものが聞こえた。
[おめでとう、二人は一日銀河担当神に選ばれました。]
7名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 15:17
「な、なんだ? おまえ何の真似だよ、それ?」
「あたしじゃないわよ。どっから聴こえてくるんだろ、この声」
8名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 22:48
[私はこの世界の造物主、すなわち神です。]
「レイ、音じゃないわよ、コレ」
[二人に銀河系限定ですが全知全能力を授けます。ソレ!]
9名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 02:07
ザシュッ!
バラ色の光が一気に恭子の手許に集中した。
と思うと、二人の周りにはいつもの空間が広がっている。
「ななな、ナンだったの..」
目をこする恭子。その時レイは恭子が何かを持っているのに気がついた。
「恭子、お前何持ってるんだ。そんなものさっきまで持ってたか?」
恭子が手許を見ると、そこには金属的な質感に輝く、バラ色をした
10名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 02:08
うわああああ!!! レイと恭子は絶叫した。

ソニックブームを発生させて飛来する老婆の大群・薔薇の香りの絶叫・剛毛山脈・
・静かなミルク昏き血・100億の知性と5000兆の白痴・・・アニサキス神・
1万光年のリンパ管・・・無限の孤独の中で真珠色の光を放つ正2面体ファントム・・・
・・・・・・・平行転移・時間の函・進化の18次構造・・チカチカバむバむ・・
ムルゥゥゥゥゥ・・・(溶暗)

二人の脳内に突如、狂ったイメージ/音/知識/それ以外の何か、
が奔流のごとく吹き荒れた。頭が爆発しそうだ!!!!



二人はすべてを、この銀河系の全てを知った。

−−−-全てはIRブラアン−リヨシノリ(現在の人類の語彙では説明不能)であった。
精神も生命も時間も空間も物理法則も因果律も全てが、IRブラアン−リヨシノリの
一形態に過ぎなかった。
そして二人にはldo#rkv◎5dxu%isnfを自分の思い通りに自由自在に操作すること
ができた。
11注10:2001/07/26(木) 02:10
先越された!!
12注9:2001/07/26(木) 03:13
ブッキングしちゃいましたネ〜 次の方どっちかで続けて下さい
139の続き:2001/07/26(木) 04:20
「……タンバリン?」
そう、恭子の手にはメタリックな薔薇色のタンバリンがあった。
「あ、使用説明書だって」
レイが落ちていた紙を拾い上げる。
『この全能タンバリンには、奇跡を起こす力があります。タンバリンを鳴らせばその状況にぴったりの奇跡が起こります。なおレイさん、恭子さん以外の方には使用できませんのであしからず』
14名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 04:48
「全能タンバリンて..」
レイは思わず苦笑した。語感が笑えたのであった。
「笑ってる場合じゃないよ。さっきの現象といい、普通じゃないよ、
 これ」
「ま、まあね。てか、とりあえず鳴らしてみろよ。今」
「今の状況にピッタリの奇跡って何さ。いまあたしら校庭でだべってる
 だけじゃん」

その時、学校で一番の美女といわれるテニス部の3年生、美村きらら
が通りかかった。レイもきららには憧れている。

「恭子、それちょっとかせよ。」
「何」
「いいから!」
レイは全能タンバリンを取り上げ、きららに向かって振ってみた!
すると...!
15名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 12:44
タンバリンは、シャンシャンと鳴った。
「なんでやねん」
「だから、あたし以外の人は使えませんて、書いてあるやん!」
16名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 12:45
「お前こそよく読め、レイも使えるって書いてあるぞ」
「あ、本当だ」
17:2001/07/26(木) 12:45
学園モノは、すぐラブコメみたいになっってキツい……
18名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 14:03
するとどうだろう。あの、美村きららがこっちに近寄ってくるではないか。

「あの、すみません。レイ君、ですよね?・・・
 あの、こんなこと、唐突で、私も何言ってるのか自分でもよくわからないんだけど、
 こ、今度、ご一緒に、映画でも観に行きませんか?」
「ええ〜っ!? オ、オレと?」
それを見ていた恭子はすでに沸騰ゆでダコ状態になっていた。
「ガルルルルルルルルルルルルル・・・」
19名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 14:05
「レイ、全知のほうは?」
「なの簡単じゃん、全知になあれ、それっ」
タンバリンは、再びシャンシャンと鳴った。
うわああああ!!! レイと恭子は絶叫した。

ソニックブームを発生させて飛来する老婆の大群・薔薇の香りの絶叫・剛毛山脈・
・静かなミルク昏き血・100億の知性と5000兆の白痴・・・アニサキス神・
1万光年のリンパ管・・・無限の孤独の中で真珠色の光を放つ正2面体ファントム・・・
・・・・・・・平行転移・時間の函・進化の18次構造・・チカチカバむバむ・・
ムルゥゥゥゥゥ・・・(溶暗)

二人の脳内に突如、狂ったイメージ/音/知識/それ以外の何か、
が奔流のごとく吹き荒れた。頭が爆発しそうだ!!!!



二人はすべてを、この銀河系の全てを知った。

−−−-全てはIRブラアン−リヨシノリ(現在の人類の語彙では説明不能)であった。
精神も生命も時間も空間も物理法則も因果律も全てが、IRブラアン−リヨシノリの
一形態に過ぎなかった。
そして二人にはldo#rkv◎5dxu%isnfを自分の思い通りに自由自在に操作すること
ができた。
20名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 14:08
恭子はさっそく全能タンバリンを使って、美村きららを引き離そうとした。
と、その時、説明書の最後の一文が目に入った。
「なお、このタンバリンは3回までしか使えません。あしからず。」

「ちょ、ちょっと!レイのバカのせいで、くだらないことにもう1回
使っちゃったじゃないのよ!」
21名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 18:08
「ちっとも下らなくなんかないね〜」
鼻の下をよーくのばして、レイはニタニタときららと歩き出した。

(ムカツク...でも後2回しか使えない..ちくしょーどーしょー)

二人の後ろ姿を歯がみして見送る恭子。その時、恭子は、ふと妙な事
に気がついた。きららの背中から、何か奇妙な陽炎のようなものが立ち
のぼっているのだ。良く見つめると、きららの周りだけ何だか光線の具
合がおかしい。妙にチラチラと点滅するような光の粒子がきららの周り
を浮遊している..

「レイ!美村先輩が何かへんだよ!」
思わず声をかける恭子。それを聞いたきららが振り返って恭子を
見つめた。その目は、
22名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 22:44
1000の切子面をもつルビーのごとく赫々と輝いていた。
23名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 23:16
その光は次第に大きくなり全身を包んでいくのであった。
24名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 23:24
「えっ!? 消えた・・?」
恭子はひとりそうつぶやいた。
そこにいたはずのレイときららが光に包まれて消えてしまったのだ。
25名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 23:29
「うーん、別に特別変わってるようには見えないけどなぁ?」
ここは放課後のミステリー研究部の部室。恭子は例のタンバリンを持って、
不思議な現象に詳しそうなミステリー研究部の高部サトシのもとを訪ねていた。
「でも、実際に、あ・の・美村先輩からレイを誘ったんだよ〜?
普通じゃ、そんなこと、ゼッタイにありえないって!!」
「確かにおかしいよなぁ。レイと美村先輩じゃあ、美女と野獣、月とスッポン、
サンドラ・ブロックとテリー伊藤だもんなぁ。」
「でしょ? しかも私の見てる目の前で姿を消しちゃったのよ!ミステリー研究部って
こういう現象に詳しいんでしょ?どこに行っちゃったのか調べてよ!?」
「いや、詳しいってったって、タンバリンなんてなぁ・・?」
26名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 23:36
サトシは本棚から、一冊の本を取り出した。
・・・・「学研まむが 世界のふしぎ」本を開きかけたのだが、おもむろに本棚に戻したのだった。
27名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/26(木) 23:44
サトシは試しに「シャン」とタンバリンを鳴らしてみた。
「神様」によればレイと恭子以外の者しか使えないとのことだったので、
当然何も起こるはずはなかった。と、その時、タンバリンの金具のところに
ついている綺麗な水晶のようなものに気がついた。
「こ、これは・・・まさか、ダーククリスタル?」
28名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:07
「どうしたんだね?」
その時、部室にミステリー研究部の顧問、羽和田 藍作先生が
入って来た。羽和田は異常にあごが長いので、この学校の
生徒のほとんどからアゴと呼ばれていた。しかも羽和田の性格は
かなり内気だったので、多くの生徒が彼を馬鹿にして、本人の前でも
そう呼んでいた。
しかし、その該博な知識、とくに怪奇現象に関するものは他に並ぶ者が
なく、このミステリー研究部では尊敬を集めていた。
29名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:15
「先生、これなんですけど・・・」
サトシは羽和田にタンバリンを渡した。
「ここについてる水晶みたいなのって、ひょっとして・・・」
「むぅぅぅ、これは・・・間違いない。
これは忌まわしきダーククリスタル、またの名を、
輝くトラペゾヘドロン・・・・」
30名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:34
レイは我にかえった。突然意識が朦朧としたかと思うと、しばらくの間
倒れていたようなのだ。隣にはきららが横たわっていた。
「美村先輩! 美村先輩!」
しかし、それにしても異様な光景だった。
シュールレアリスムを連想させるような奇妙奇天烈な建築物。
そこはまるで、別世界に迷い込んでしまったかのようだった。
「ここは・・・どこだ?」
31名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:37
「トラペゾヘドロン?なんですかそれ?」恭子は尋ねた。
「輝くトラペゾヘドロン、それは時間と空間の全てに通ずる窓だ。
・・・・これはこの世界の物ではない。人類が地球上に生まれる遥か昔、
地球外生命体<いにしえの者>が暗黒の星ユゴスから運んで来た物体だ。
それ以来これは何度もこの星に災いをもたらし続けてきた・・・・。
それがなぜここに?」
32名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:43
建物と建物の間からひょっこりと人影が覗いてる。
この影は見覚えがある。「恭子?」レイは、その影の主を確認するため、そちらにふらつきながら赴いた。
「・・?!」
影の主はなく、影だけが地面に映っていた。
恭子に非常に似ている・・・・・・
33名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:52
「ようこそユゴスへ。と言っても僕の中にあるユゴスだがね」
突然声が響いた。
「だ、誰だ?」
レイがあたりを見回すと、いつのまにかエジプト風の衣装を着た男が立っていた。
34名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 00:52
やがて影はだんだん薄くなってついに見えなくなってしまった。
「何だったんだ?今のは・・それより美村先輩大丈夫かな。」
と、その時、ロボットのようなものが近づいてきた。

「ピー、ガー、未確認物体、確認シマシタ。コレハ "ヒト" デス。
タイヘンデス。グランマザー ニ 報告シナケレバ。」

「なんだこれ、ASIMOの後継機か何かか?」
35:2001/07/27(金) 00:53
あ、かぶった。34→33でいいんじゃない?
3634→33→36:2001/07/27(金) 01:03
「僕の名は……いっぱいあって面倒くさい。ナルちゃんとでも呼んでくれ」
ナルちゃんは、まだ騒いでるロボットの背中のスイッチを切った。
「一体どうなってるんだ?」
レイが尋ねる。
「ほら、君はタンバリンをもらっただろ?あれについて聞きたいことがあって君を呼んだ」
37名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 01:18
一方、恭子は・・・・
説明を聞きながら、しばらくダーククリスタルを覗き込んでいたが、「なーるほどねー」と目を離す瞬間、一瞬レイの姿がクリスタルに映ったように思った!
「え?レイ??」・・・・「まさかね」
38名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 01:43
恭子は、タンバリンを読みかけの新聞紙の上に置いた。
クリスタルの影は新聞の文字の上をゆらゆらと踊っていた。
記事の内容は、「将棋たおし事故」の欄だった。

一方、レイの世界では、空一面に将棋倒しの事故の記事の文字が浮かび上がり、ゆらゆらと空にうごめき出した。
その時!!
39名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 02:03
「わ、やべっ」
サトシがいつの間にやら作っていたカップラーメンをタンバリンの上にこぼし
くさった!
「ちよっと〜何やッてんの〜」
「わりいわりい」

レイの世界では..
「うわああ、何だか触手とか内臓みたいなものとかでいっぱいの
 グロいものが空に充満してるぅ!あれは何だ〜!」
「助けて、レイくん!」
「僕に捕まって、きららさん!っててんめえにいってんじゃねえ
 よ変なエジプト人!抱き着くな!」

パニックに陥った3人は異世界の荒野を走り出した!
40名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 02:09
荒野を走り出した・・・・・
長く伸びた自分の影を従えて・・・・・・・・・
41名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/27(金) 03:47
散々走りつづけた後、3人は地面にへたり込んだ。
「いやあ、這いよる混沌たるこの僕としたことが、つい取り乱しちゃった♪」
なぜか楽しそうなエジプト男。
42:2001/07/27(金) 23:50
これまでのあらすじ

木枯高校の新入生、神武レイと新見沢恭子は幼馴染。ある朝登校中に、二人は
正体不明のバラ色の光に包まれ、『神』と名乗る謎の存在からのテレパシーを
受ける。『神』は二人が「一日銀河神」に選ばれたと告げる。直後二人は異様な
ヴィジョンを経験し、全知全能の存在になるが、すぐに現実に戻る。

と、その二人の手に光が集中し、金属的なバラ色のタンバリンが出現する。
足元にはその説明書とおぼしき紙が落ちている。それによると、
そのタンバリンは「全能タンバリン」で、彼らにのみ奇跡をおこすという。
ためしにレイがタンバリンを鳴らした。
すると偶然その場を通りがかった、学校一の美女と評判の美村きららが、
レイを突然デートに誘うではないか。有頂天になるレイ。
すぐさま恭子はタンバリンの力で二人を引き離そうとする。
しかし、恭子は説明書の最後に、「このタンバリンは3回しか使用できない」と
書いてあるのに気付き、使うのをやめる。
43:2001/07/28(土) 00:10
あらすじ続き

二人並んで立ち去るレイときらら。
その時、恭子はきららの異変に気付いた。きららの周囲の光の加減が
どこか妙なのだ。突然、恐怖をおぼえ、レイに警告する恭子。
きららが恭子のほうを振り向く。
きららの目は赤く異様な光を放っていた。その光は強まり、きららとレイを包む。
光に包まれ、レイときららは消失する。

タンバリンの謎の手がかりをもとめ、恭子はミステリー研究部の高部サトシの
もとを訪れる。タンバリンを調べるサトシ。サトシはタンバリンに水晶のような物
が付いているのに気付く。
「こ、これは・・・まさか、ダーククリスタル?」
その時ミステリー研究部の顧問、羽和田 藍作が部室にやって来る。
羽和田に水晶を見せるサトシ。それをみるなり羽和田は唸る。
「むぅぅぅ、これは・・・間違いない。
これは忌まわしきダーククリスタル、またの名を、
輝くトラペゾヘドロン・・・・」
羽和田によると、ダーククリスタル、すなわち輝くトラペゾヘドロンは
太古の昔に地球外生命体「いにしえのもの」により地球にもたらされたという。
そして、この物体は、以来多くの災いを引き起こしてきたらしい。
44:2001/07/28(土) 00:21
あらすじその3

一方、きららと共に光に包まれ消えたレイは、異様な別世界で意識を取り戻す。
隣にはきららが横たわっている。
「ようこそユゴスへ。と言っても僕の中にあるユゴスだがね」
突然の声に驚きレイがあたりを見まわすといつのまにかエジプト風の衣装に
身を包んだ男が立っている。ナルと名乗るその男が、「タンバリン」について
聞くためにレイをこの世界、ユゴスに呼んだのだという。
45:2001/07/28(土) 00:33
あらすじその4

そのころミステリー研究部の部室では・・・、
羽和田の説明を聞きながらダーククリスタルを見つめていた
恭子は、そのなかに一瞬レイを見たような感覚にとらわれる。
恭子はクリスタルを新聞の上に置く。

すると、ユゴスの空に新聞の文字が映った!!!

サトシがカップラーメンをクリスタルの上にこぼす・・・。

ユゴスの空が触手や内臓のようなもので埋め尽された!!!
驚いたレイ、きらら、ナルの三人は一緒に走り出した!!!

つづく
46:2001/07/28(土) 00:56
これはまた一段と面白くなくなってきたなあ
47名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 01:31
夜の研究室・・・・
タンバリンは研究室に預けてあった。一人黙々とチャットをしているサトシの姿がそこにあった。
クリスタルは月光に照らされて、白い影を映し出している事にも気づきもせずに・・・
48名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 02:11
朝の登校、校門の辺りはパトカーがひしめきあい、生徒がひしめきあっていた。
「高部サトシ死亡」
その死因は・・・・・・・
49:2001/07/28(土) 06:21
まあまあ。どうにかしておもしろくしようよ
50名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 07:26
体内の血液がすべてなくなっていたからだった。
ミイラのような屍体は生徒の目には触れさせないよう
早々に運ばれたが、変死の噂は学校中を席まいた。
同時に、二人の生徒が行方不明になっっていることも
発覚、学園はパニックになった。そんな中、恭子は
ミス研の部室にひっそりと放置されたタンバリンを
51名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 11:58
使用する決意を固めた。
「ふっふっふ・・・・邪魔者のサトシが消えた今こそ、私のゴージャスな
願望を叶えるチャンスだわ!」
叫ぶと、恭子はタンバリンに命じた。
「一つ目の願い!世界の支配者になりたい!二つ目!不老不死になりたい!
三つ目!世界一の美女になりたい!」
思い切り頭の悪そうな願いを叫ぶ恭子だった。
52:2001/07/28(土) 22:03
「って、願いは三つまでって言っただろうがヴォケ」
そう言いながらタンバリンの中から出てきたのは、なんとアジモフだった。
53:2001/07/28(土) 22:03
あ、今の名前欄の注は間違い。
54名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 22:39
55名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/28(土) 22:47
つまんねーな。前スレの四分の一も面白くねーぜ!こんなんで前スレへの
書き込みを禁止するんだもんな。サイテーだぜ。
>>53よ、一応今まではお前の言う事を聞いてたけどよ、俺はお前が大嫌いだ!
面白くする実力もないくせに仕切りやがってこの糞馬鹿!ノータリン!氏ね!
56:2001/07/29(日) 04:14
じゃあよー、このスレで新しく話はじめれば?そんなに嫌なら。
これ以上、次から次へとつまらんつまらんいう奴が来れば書き込む
人数も減るしますますつまんなくなる一方でしょう。この話が嫌な奴の
絶対数がそんなに多いのであれば、この話で持たせてもしょうがないんじゃ
ないの。わざわざ>>55みたいなレス書いていやだいやだいうんだから、よっぽ
ど気に食わないんでしょう。そういう人がそうじゃない人より多いんだったら、
この話やめれば。にしてもそんなに強く前スレへの書き込み禁止した人いたっけ。
そこまで前スレが好きなら、勝手に書き込んで勝手に続ければいいんじゃないかと
思うんだが。で、そっちのほうが面白ければそっちに書くひとが増えて自然に
このスレなくなるんじゃないの。まあそれもスレの無駄遣いか...。
57:2001/07/29(日) 16:29
>>54
一応言っておくが自分はそいつじゃないぞ。ってか、何でそんな風に考えたのか分からん。
漏れが書いたのは、>>15,>>16,>>52 のみ。
58:2001/07/29(日) 16:51
http://natto.2ch.net/test/read.cgi?bbs=sf&key=981999155&st=512&to=514&nofirst=true
この忠告を聞いておけば・・・。注だらけじゃん。
59:2001/07/30(月) 01:15
どうにかしようぜ..とにかく。再開でも新しく書き出すんでもイイから
続けてくれよ..
60:2001/07/30(月) 01:25
タイトルや副題を決めたのがこのつまらなさ具合の原因と見た
61名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/30(月) 21:41
>>57
てめえが注を入れるたんびに盛り下がってるのがなんでわからないんだよ!
アホ!
62名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/31(火) 23:48
「あ、あなたはまさかアイザック・アシモフ!!」
なぜかSFに詳しかった恭子は叫んだ。
「ほう、お嬢ちゃん、私をご存知かね」
「あなたって確か亡くなったはずじゃ・・・」
「まあ、生物学的にはそうだな」
「どういうこと?」
「こういうことさ」
アシモフは頭に両手をやり、指先に力をこめた。
まさかズラだったのか!!アシモフ!!いくらキダタローに似てるからといって
まさかそこまで同じだったとは!!
だが、アシモフを見て恭子は愕然とした。ズラを取り去った後に現れたのは
ピカード艦長のようなハゲ頭ではなかった。
アシモフの頭蓋は半透明で、その中には見慣れぬ精密な装置の塊が入っていた。
無数の発光ダイオードが点滅している。
「そう、これは陽電子頭脳だ。私は人間の肉体を捨て、ロボットになったんだよ」
63名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/01(水) 09:47
「嘘つけぇ!」
恭子はアシモフに電撃チョップを放った。
64名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/01(水) 22:33
しかし、アシモフは恭子の電撃チョップをやすやすと受け止めた。
実は恭子は新見沢流古武術を代々継承してきた家の娘だった。
幼い頃より現継承者の兄と共に、父から厳しい稽古を受け続けてきた
ため、格闘技の腕はかなりのものだった。
小学5年生のときに、襲いかかってきた変質者を叩きのめした
こともあるほどだ。
その恭子のチョップをアシモフは止めたのだ!
しかも電撃チョップ(正式名:迅雷)は彼女の必殺技とも
いうべきものだった。
「お嬢ちゃん、すまないね。驚かしちゃって。怖かったんだね。
でも、暴力はだめだよ暴力は。
『暴力は無能力者の最後の避難所だよ』」
65名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/01(水) 22:47
「そして、暴力を鎮圧するのが武なり」
66名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/02(木) 00:41
恭子は全身を弛緩させ、大地の気を取り込み始めた。
「地を流るる龍よ!わが身に宿り、自然の円環より外れたものを正す剣となれ!」
恭子の右手に、龍脈から注ぎ込まれる力がみなぎる。
「はァァァァァァァァァッ」
一跳びでアシモフのふところに潜り込んだ!
「奥義、剛雷炸電掌!!」
12万8千ボルトの電撃をまとったパンチがアシモフの陽電子脳に叩き込まれる!
67:2001/08/02(木) 01:25
読むに耐えん。そろそr前スレ立てていいスか?
68:2001/08/02(木) 01:41
前スレ立てる?
なにがやりたいのかよくわかんないけどええよ。
69:2001/08/02(木) 01:52
もうちょっとここで遊んでていいですか?
70:2001/08/02(木) 02:01
>>69
すまん。パラレルワールドと言うことで前スレageちた。
好きな系統で遊びましょう、ということで許して。
71名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/02(木) 02:09
と、アシモフが消えた!どこだ!
「無駄だ、いくら体を鍛え、技を極めようが、人である君が
私に勝つ事など不可能なのだよ」
「後ろ!いつのま・・」ガフッ
恭子はアシモフの手刀をうなじに受け、気絶した。
くずおれる恭子の体を抱きとめるアシモフ。
「やれやれ、困った娘だ。いったいどうしたものか?
とりあえず保健室に連れて行くか」
72名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/02(木) 06:01
「おっと、そこまでだよ、アシモフ君」
「なにっ? 君は……」
 なんとそこに現れたのは、ロバート・A・ハインライン。
「『暴力は無能力者の最後の避難所だよ』と言ってるそばから、手刀
とは、矛盾しているな。まあ、向かってくる者を力で叩きふせるとい
うのは正しい態度だがね。わがアメリカの威信のためにもだな……」
「これは緊急避難というものだ。相手を力で叩きふせるなど、本来な
ら、やってはならぬこと。まして国家の威信のためなど、笑止千万」
「しょせん、科学者と軍人では意見が合わぬようだな」
 二人は激しく火花を散らす。
 気絶した恭子の存在など、完全に忘れ去られた。
73名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 01:01
そのころレイは、
74名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 14:48
レイはシントロニクス生命体への改造を完了して、超戦士モイラを伴い
恭子の元に急ぐのであった。
75名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/08(水) 23:55
ここは無理やり設定きめてるから書きづらい。
というわけで、ここを「つなげて書こう、大河SF 」(略してツナSF)の
楽屋裏にしちゃっていい?こっちは盛り上がってないしつまんないし(ごめん)。
スレの再利用ってことで。

んで、向こうは話がつながってきたのに終了ネタがでてくるね。
書くのも読むのも楽しみなのに(−−メ

話飛びまくり、終了ネタでもいいけど、
なんのひねりもないやり方はしないでほしいな〜。
76名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/17(金) 23:37
前スレ死亡?
77名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/17(金) 23:45
このスレはとっくに死亡
蘇生処置は施すだけムダ。
78名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/18(土) 00:46
前スレどうなっちゃったの?
79名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/21 11:45
前スレ荒れてるから、こっちをsage進行でコソーリやろう
80名無しは無慈悲な夜の女王
人口?冬眠と最後にイタイこといった厨房が

恥じ隠しで第二章つくった。

心機一転したつもりがなぜか白ける。