Sci-fiはもちろん
ファンタジーも歴史物も教養書も
そしてもちろん専門の生化学の
教科書(英語)も持ってますよーだ
チンプンカンプンだけどね
アシモフ最高!アシモフ天才!
みんなもアシモフ大好きだよね?
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/17(火) 04:37
自伝は?
3 :
タイタス:2001/07/17(火) 19:03
2さん、するどいな。
ところで僕もアシモフは大好きです。
SF作家では一番好きな人です。
ノンフィクションの部分がですけど。
一番好きなフィクションのアシモフ作品は
「永遠の終わり」
中学ぐらいのころ何度も読み返していた。
自伝?
買いにいこーっと♪
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/20(金) 21:37
既に売り切れじゃない?
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2001/07/20(金) 23:24
>>4 5
いきなり萎えそうな展開だけども、アシモフ好きだから許すっす。
アシモフって、ミステリーとか歴史の要素が強いから、SFファンの
中には嫌いな人も多いんだろうけど、だからこそ好きなの。好き好き。
これはアシモフ本人が書いていることだけれども、彼はユダヤ人であるが
ゆえに薄っぺらな人間優越主義に陥らない。そういうあたりも好きっす。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/21(土) 09:39
彼のエッセイに感化されて、星占いは信じなくなりました。
(それまで信じていたわけでもないのですが)
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/21(土) 23:17
グーゴルプレックス・・・そんなデカイ数があることを先生から教わりました。合掌
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/21(土) 23:41
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/22(日) 00:37
>9
早川書房は「アジモフ」と呼ぶことを絶対に許しません。
何故?
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/22(日) 03:42
じゃあAsimovで統一しよう
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/23(月) 16:06
いっそASIMOとか
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/23(月) 16:53
科学読み物が良かった。図書館の児童書のとこにあった。
天才は、ドキュソにもわかるように科学の説明をしてくれる。
エッセイが好きで、何回も読んだな〜
おかげで歴史や星の名前なんかにも、ちょっとだけ詳しくなった。
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/23(月) 19:34
俺はエッセイの言葉遊び好きだった。科学化学歴史も好きだけどね。
大作も好きだけど、よく読み返すのは黒後家蜘蛛とかアザゼルなんかの掌編が多いな。
読み始めてからずっと後にすでに故人となられていたことを知ってショックだったなー
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/24(火) 00:34
アシモフの雑学コレクション(星新一 編訳)
は座右の書だよ。
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/24(火) 08:58
なかばずーーーーーっと生きてるんだと故意に錯覚してたもんなあ。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/24(火) 09:47
僕の心の中で生きてます(クサ
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 03:59
凄い人なのに『おじさん』って呼べそうなとこが好き。
私のBESTは『鋼鉄都市』シリーズです。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/07/25(水) 09:53
絶対21世紀まで生きて気がつけば
400冊目を出している
と思っていたのに。
なによりわかららないひとにわからせる
それがすごい。
物理板とかいけばわかるけど
(ブルーバックスでもそうか)
ああ、アシモフならもっとうまく説明したろうに
と思うことが多い。
まったく残念。
すくなくてもP2を見てもらいたかった。
なんてコメントしたか。
きっと面白いことを言ってくれたに違いない。
もみあげがイカす。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 05:32
今日好きになった。
これからファウンデーションシリーズ読む。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 08:26
ここは悪いことを書いちゃいけない所なのかな。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 08:54
いちいち書くまでもないって事なのでは。
読む限りではアシモフも役に立ってるようだし。
25 :
らら:2001/08/04(土) 17:46
はじめまして。私もアシモフファンです。
「私はロボット」がスタートラインでした(ロビーのお話)。
パウエルとドノバン、キャルビン博士、ラニング博士とか、いろんなエピソード
とか、一番好きな作品です。
ふぁうんでーしょん、鋼鉄都市、黒後家蜘蛛、科学エッセイ等々も好きです。
聖書とシェイクスピアに関する本も書いていらっしゃいますが、まだ、積んである
だけです。
硬質な知性と、暖かみのある視点がよいと思います。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 20:19
神々自身にはお世話になりました…ハァハァ
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 21:11
科学エッセイの前振りだけ読み返すのは漏れだけ?
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 23:02
もっと彼の暗黒面を見たかったってのは贅沢だね
>>27 同志よ!
あと、アンソロジーの中書きとか解説もな。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 23:24
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/04(土) 23:45
アシモフ自伝、文庫落ちはまだか
・・・いや、わかってるんだけど
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 07:24
ファウンデーションシリーズの続編を、グレゴリー・ベンフォード、グレッグ・ベア、
デビッド・ブリンの三人がそれぞれ1冊ずつ連作を書いてるけど、みんなの評価は
どうよ?
漏れ的には、ヴォルテールver.1.00とかでイヤになった。
とはいえ、今年にデビッド・ブリンの三冊目が出て完結するのでかなり楽しみにしてるが。
33 :
23:2001/08/05(日) 10:06
書き込むべきか悩みましたが。
結局、この人の話は、歴史小説や純文学でも表現できる感情を、性格があまりアクティブでないテーブルホビー好きな人向けに、
無理やりSFの舞台でやってるだけなので嫌いなのです。
ハインラインも同じく。
なぜ日本人はこういったわざとらしい小説を好むのか解りません。
人格的なことは会ったことないのでわかりません。
(昨日「母なる地球」と「クリスマスの十三日」を読み返して思いました)
でもチオチモリン(だったっけ・・・)の話は面白かったかも。
34 :
24:2001/08/05(日) 11:16
>>33 いや、俺も似たようなことは思うっすけどね。
ひとりよがりな謎解きとかさ。
まあ入門にはいいんじゃないの?もっとろくでもないものも世の中には
あるわけだし。
新しくファンを獲得できないジャンルは滅びるだけだよん。
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 11:19
>>32 「銀河帝国シリーズ」のスレが出来ていますね。
私はセルダンが若いころを描いた「ファウンデーション前史」には
あまり興味がないので、新シリーズもちょっと、、、。
アジモフは、SFじゃないけど「黒後家蜘蛛」シリーズが好き。
36 :
34:2001/08/05(日) 11:22
>>新しくファンを獲得できないジャンルは滅びるだけだよん。
とはいえいつまでもアシモフが好きという人もまた多いのだろうが・・・。
37 :
33:2001/08/05(日) 12:22
そろそろSFファンは言うべきです!
アシモフとハインラインは保護されているッッッ!!
本部「野郎……タブー中のタブーに触れやがった。」
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 12:33
>>33 しかーしだなあ,
歴史小説や純文学では表現できない感情を
性格がアクティブなアウトドア好きな人向けに
書いたSFって存在するの?
ちなみに俺はあんまりアシモフは好きじゃない(科学エッセイは好き)
39 :
38:2001/08/05(日) 12:36
あ,「宇宙の戦士」あたりは当てはまるな。
(スレ違いだが
>>33でハイラインの名前が出てきてるんで)
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 12:50
>>33 「バイセンテニアルマン」も歴史小説で表現できるのか?
試みにあんたやって見てくれない
41 :
33:2001/08/05(日) 13:19
ごめんなさいできません。
>>38 確かにないかも・・・アウトドア好きな人はレムやボルヘスは絶対読まんだろうし・・・。
じゃなくて。
文学の枠組みを広げてくれるようなSFが好きだという事です。
家庭的な(こんなにいい日なんだから・・・みたいなタイトルの短編があったよね。うろおぼえ)
のは、とりあえず他の文学の系統で読むから。
しかし他の人がそういうのをSFに求めようとも、よく考えれば僕には止める権利はありませんね。
暴言だったかもしれません。
しかしそういうマターリ感が金字塔への条件なら、本来失うもののない文学形式であるSFに於いてだけは、
はっきり違うぞ、という考えです。
42 :
34 35:2001/08/05(日) 18:06
>>41 >>確かにないかも・・・アウトドア好きな人はレムやボルヘスは絶対読まんだろうし・・・。
わからんぞ、椎名誠は読んでたりするかも。・・・じゃないのか。
まあ33の
>>結局、この人の話は、歴史小説や純文学でも表現できる感情を、性格があまりアクティブでない
>>テーブルホビー好きな人向けに、無理やりSFの舞台でやってるだけなので嫌いなのです。
は表現が妙だが。
アシモフ批判したい気持ちはわかるし、そういう人もたくさんいるんじゃない?
ある程度年のいった本読みに「なんかいいSFない?」と言われた時に
真っ先にアシモフを薦めるか?俺はやらねーぞ。
やって喜ばれる可能性もあるだろうけどね。
でもそういう好み(アシモフ嫌い)も存在するということを知ってもらえれば
それで十分じゃないの?
「マターリ感漂うものが金字塔と呼ばれるのは嫌だ」というのも
判るけどさ、SFのオールタイム・ベストと同じで
結局よく知られているものに人気が出てしまうのはSFに限らずそうだろう。
SFの金字塔なんて文句は厨房の時にまず信じて、後で裏切られるものだったり。
ヒューゴー賞のケンイと同じで、売り文句なんだから。
ボルヘスまで読むんだったらジャンルへの過剰な期待はしないとか
いうのはどうだ。
43 :
42:2001/08/05(日) 18:13
失礼。俺は34 35でなく34 36だった。
44 :
42:2001/08/05(日) 18:16
盛り上がりたいならアシモフ嫌いのスレッドを立てるというのはどうだ?
ファンとしてはケナすという行為は盛り上がるし楽しい(でも編集長としては
ケナさない)、とかなんとか「ローカス」のチャーリー・ブラウン
(だっけ?)が言ったとか。古い話だが。
45 :
42:2001/08/05(日) 18:23
「アシモフ嫌い」というよりは「アシモフのここが嫌」スレッドか。
俺にもアシモフの文で好きなものはある。ただしSFでも科学エッセイでもないけど。
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 18:59
>>41 「こんなにいい日なんだから」みたいに価値観が逆転している
一応ありそうな未来世界を描くのはSFだからこそと思うけど。
他のジャンルでやるとしたら、ファンタジーというかお伽話系統とか?
他のスレで星新一はSFっぽくないと指摘されているのを思い起こしたり。
47 :
しつけえ42だスマソ:2001/08/05(日) 19:10
>>46 でもね、価値観の逆転の話だったら「こんなにいい日なんだから」
よりもずっといいSFだってゲンソウブンガクだってあるのね。少なくとも俺にとっては。
のぽぽんとした感覚が好きだからあれを推すの?っつーかタトエで出しただけ?
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/05(日) 20:31
>>47 「俺にとっては」って言い出したら収拾がつかないんだけど
49 :
47:2001/08/06(月) 00:55
>>48 じゃあ「アシモフってつまらねー」っていいたい時はそれだけでよし、
「アシモフってつまらねー、俺にとっては」とは書くなとおっしゃる?
>>33がヘンなのは、個人の評価を一般的な評価にすり替えようと
しているからじゃないか? 好き嫌いは自由だし、個人の見解を
聞くのは面白いからどんどんやってほしいけど、あんたの考えを
人におしつけんのは止めてくれ。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/06(月) 12:33
まあまあマターリマターリいこうよ。
俺的にはここがいい、ここが嫌いから作品ごと議論になってくれるとうれしい。
52 :
46:2001/08/06(月) 12:44
>>47 >のぽぽんとした感覚が好きだからあれを推すの?っつーかタトエで出しただけ?
いや、
>>46は単に
>>41さんが「こんなにいい日なんだから」を出したから
それにレスしただけなんだけど。
53 :
47:2001/08/06(月) 13:15
>>52 そうだった。申し訳ない。
だが、俺の言いたいことは47に書いている所に割と集約されているっす。
例えばSFにおけるセンス・オブ・ワンダー的なものを求めるなら、
アシモフが書いてあるものよりももっとよいものがあるはず
ではなかろうか。
あと単に小説としてのデキを求めるなら、アシモフが
書いてあるものよりももっとよいものがあるはずなのでは
なかろうか。
アスモフ好きがアシモフを好きだ、というのはそれがアシモフの
ようなマターリしてるものが好きであるというところに
あるのではなかろうか。
もしそうであった時、そういう人は「SFが好きだ、アシモフとか」と
いうよりは「アシモフという作家が書くような小説が好きだ」
というものなんではなかろうか。
まあそう宣言されるなら俺はそれでいいんだけどね。
正直な所は好感がもてようってものだ。
#あと、ちょっと別な話として、「SF小説というものが他の
#ジャンルの小説でもできることをその小説の中でやっている場合、
#そのSF小説はよろしくないSF小説である」みたいなことは
#33に限らずよく言われることだが、俺はそれは妙な話だと思う。
#ラファティとかがSFなのかなんなんだかよくわからないものを
#書いている場合、それを非難されるべきだという話なのか?
#ラファティだというのに!!
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/06(月) 13:56
星界の紋章はファウンデーションだよ、絶対!
でもファウンデーションにはラフィールがいないから、一般にはウケないよ!
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/06(月) 23:49
47はいつになったらアシモフ批判を行ってくれるのやら
56 :
47:2001/08/07(火) 00:53
やっと一人来たか。ここは善人ぞろいなのかしらやっぱ。
でも51の人が言ってるようにやるのがファンにとっては
実りが多いんじゃない?
でも厨房らしく反応しておこう、あんまり答えになってないかもしれないが。
俺的にはアシモフは
・「論理的に言うと」とか書いてある文章はたいてい論理的でない
(ex.茂木健一郎の書く文章とか)ということを教えてくれた反面教師
・「ロボット三原則によれば・・・」といえばオッケーと
思ってるヘタレを増やした困ったオヤジ。
友達のマービン・ミンスキーに「もうちょっと最近の研究成果を
反映したらどうだ」言われて「変えるつもりはない」とか
なんとか言ったらしい(そらそーだわな。あの陽電子脳が
カンバンなんだから。しかしフラクタルブレインは
ポジトロン脳よりも弱し、といった内容の頭の痛い短編はあったな)。
妄想するにミンスキー先生、学生に「三原則からスタート
すれば論理的に人工頭脳はできるでしょ」とか言われて
頭抱えたりしたことがあったりしたのかも。
・歴史的には重要だったかもしれないががオレ的には
あまり重要ではなかった作家
・有名作家が面白いとは限らない、とかを教えてくれた作家
とかいった所か。いやー。いてくれてよかったよかった。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 01:00
>>56 一つめは、同意。
二つめは、まあ、本人も「なんとなく格好いいから陽電子にした」とか言ってたんだし、許してあげて。
ただ、そのオヤジと学生は逝ってよし。
三つめと四つめは、単なるあんた個人の好みだな。
58 :
55:2001/08/07(火) 01:00
ごめん、期待した俺が悪かった。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 01:23
>>56 >>「論理的に言うと」とか書いてある文章はたいてい論理的でない
>>(ex.茂木健一郎の書く文章とか)ということを教えてくれた反面教師
というのは具体的にどういうことかよくわからん
あと、ロボットものは、陽電子頭脳とかの小道具にこだわるような
話じゃないとおもうけど?
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 01:48
俺はロボットものは「いかにして三原則を破らずに解決するか」を楽しむもんだと思ってた。
アシモフに関して言えばミステリを楽しむ方なんで、俺は。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 02:19
陽電子頭脳が看板だったとは知らなかった
ロボット三原則だとばかり思っていた
そもそもアシモフってあまり最新の研究成果を反映したSF書いてないんじゃない?
62 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 02:55
多作の性か痛いのも多いけど、おおむねマル〜
63 :
無名草子さん:2001/08/07(火) 03:57
>>60 賛成だね。アシモフの場合は、ストーリー・テリングが命。
ロボットものにしても、ファウンデーションにしても同じ。
でもね。彼のおもしろさは、そこにあるんだよ。
陽電子頭脳のような、古い設定でも今なお楽しめるのは、アシモフの
物語作りがうまいから。そこらへんが、「最新科学知識」に乗っかった
作品と違うわけ。
だけど、SFオタにはわかんないんだよね。そこのところが。
かわいそうといえば、かわいそうだけどサ。
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 05:00
『永遠の終わり』がアシモフ最後の傑作SFだったと思う。
それ以降の作品は…(以下略
65 :
47:2001/08/07(火) 11:23
スレにはレスがいっぱい・・・。まあ楽しんでくれ。
>>57 コマカイが再度読んでおわかり(であろう)の通り、
「オヤジ」はアシモフで「学生」は妄想の産物だ。
>>58 ボクにもわかるような答えを書けずにスマソ。
66 :
47:2001/08/07(火) 11:24
>>59 これも申し訳ないが、いちいち本の山をひっくりかえしてアシモフを
掘り出した上で「ここがかくかく・・」とやってるヒマがないっす。
#例えばロボット物変奏曲の中の変わりもの「うそつき」の中にも
#変なロジックはいくつかあった。しかしそれを本にカキコしながら読んでいた
#ヘンタイリアル厨房だった俺のその本は本の山の中に埋もれたママだ。
ファンだったり手元にアシモフの本があったりする方がやってくれ。
それで盛り上がるならヨシというものではなかろうか。
あと仮に具体例を挙げた上で懇切丁寧に説明を試みたとしても、
(引用部分が長大になることは想像に難くない・・・)
人類のウン%はそれに同意しないのは眼に見えている。
そして単に同意しないだけでこの種のヨタはいくらでも引き伸ばすことができ、
それに最後まで付き合う程俺はシンセツではないし、こんな文を書いている俺は
もう十分以上にシンセツであったろうとウヌボレておるのだ。
前に書いた通り、ここでは「俺のような意見を持つニンゲンがいる」と
いうことを言っておく程度にしておきたい(なるべく・・・)。仕事あるし上司いるし。
そしてロボット物ではまずあのなんとか脳を持った三原則入りロボットが存在する、
というのがあの世界のありとあらゆるモノの前提になっているのだ。そういう意味では
アシモフはひたすらあのガジェットにこだわり続けたわけだわな。
そしてそれについて「ウン十年もマンネリ続けてんじゃねー」と言う向きがあったと
しても、それはそれで仕方のないことではなかろうか。
それにだ。「ガジェットにこだわってるわけじゃなくではなく三原則がメインだ」
とか言われたら「カビの生えたアイデアに固執するのはいかがなものか。
アイデアならこだわっておっけーなわけ?」とかついつい返しちまうじゃねーのよ。
67 :
47:2001/08/07(火) 11:24
>>60 その言い方はよく眼にするが、「いかにして三原則を破らずに解決するか」を
あのおばちゃんとかが言うロンリの過程に穴がいっぱいあるだよ
(短編とかだとおばちゃんがヘリクツこねて一件落着、というのもパターンだし。
どうしてあれにヒタスラ耐えられるのだ??惰性だと言うならまだうなずけるが・・・)。
さて、恐らくもっと具体的に、というリクエストもあろうが、
上に挙げた理由により俺にはできないし、その通り、君の言うとおり、逃げているのだ。
だれか試みる人が居てもいいかもしれん。ちとオツムにパワーが必要だろうけど。スマソ
あと古い古い三原則についてウンチクたれるマンネリさ加減とかはおっけーなわけ?
バリエーションがあるたって水戸黄門のバリエーションを語ってるようなもんでは?
新しい「センス・オブ・ワンダー」とかいったものはあるわけ?
68 :
47:2001/08/07(火) 11:27
>>63 アシモフがストーリー・テラーねえ・・・。いやあ。俺にそんなことが「わかる」
能力がなかったのはヒジョーニ嬉しいね。この能力は「SFオタ」以外にも持たない人は
大勢いるとは思うが。また「SFオタ」であっても持ってる人は多かろう。
あるいは幼年期には持っていたとか。
追加:
・アシモフってあざといのでは。
「サリーはわが恋人」とかが入っている短編集の序文で「俺はひたすら
誉められたい、先生って呼ばれ続けたいのよ、あなたの物語ってクズだとかいった
批判なんか聞かないよ〜」
みたいなことが書いてあって、それはそれでワラえて面白かったんだけど、
「やっぱ自覚してやっとるのかー。あざといのお、このオヤジ」と
思わせるものではあったねえ。
お好きなみなさんどー思うのよあれ読んで。「そうですよね、先生!」とかっすか?
その他の方々はに対するレスはであるのと、上に書いたのとレスの内容がダブる部分も
多くなるだろうと思うので略。スマソ
#あるいは人類を救う為と称して2chにカキコを続けてくれるアシモフロボットを求む
#っつーかそれをネタとして話を一つ誰か書いてくれ。
69 :
47:2001/08/07(火) 11:29
そういえば
>>54 そうかー。キャラ萌えの御婦人方、殿方にとってもあれはキビシイか。
そうだよなあ。あれを読んだときは「これは『あの』アシモフ御大の
ファウンデーションものだから面白いに違いない」とか思い続けてないと、
とても読めねーもんではないか?」と思ったような気もするなあ・・・。
いっぱい喋ったけど要約すると何も言っていなかった大使、というのは
ワラったけど。
#いやーSFを広めたい人は地道に色々紹介してかなきゃダメってことですか?
#アシモフを受け付けない人もいるようであるなら。
やっぱアシモフって「歴史的には重要だし有名だけど評価は分かれる作家」とか
いった評価もされるべきか?最近まで活躍してて功績も大きいんだけど、
読むとなんかガーンズバック読んだ時の感覚(ラルフの出だし読んで大笑い)と
似た物を感じてしまうぞ。デビューもすげー古いし、内容は変わらないし・・・。
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 13:59
>>68の追加の部分に関して
俺は「あざといのぅ」じゃなくて実にアシモフらしい露悪趣味だと
思ったネェ。肯定派だって「そうですよね、先生!」とは思わんよ。
あれは、どうしても出てくる批判派の数を少しでも減らす
(そして、その批判ってのがアシモフからしてみれば耳タコな「おまえに
言われなくても承知してるよ」てなもんが余りにも多かったんだと思う)
為の予防線で、そういうマンネリでも求めている人間が多いうちは書くよ
というアシモフのエンターティナー精神の発露だと思ったけどねェ。
実際売れてたんだろうし。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/07(火) 21:57
アシモフ云々抜きにして、47のレスは自分酔いしていてハァ?だね。
で、結局47がSFとして高く評価する作家は誰なわけ?
47の価値観が今ひとつわからんので教えてけれ。
72 :
60:2001/08/07(火) 22:56
感覚的で申し訳ないが47の言うことは理屈っぽく本人のスタンスもわからなくてちょっとイヤ。
俺としては理論に穴があっても話の流れで無視できるぐらいだしいいんではないかと。
前言ったことを言い直せば、「謎解きを楽しむ」というより「謎解きをしてゆく人たちの物語」を楽しむってことかな。
ふつうの(頭はいいにせよ)人たちが不可解な現象を解明していく姿が楽しいんだよ。
俺が木っ端な事もあるから超人的な登場人物はいい。
くそレスなんでsage
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/08(水) 00:30
47の批判は、たしかに傾聴すべき部分があるのかもしれない。
ことに、
>もしそうであった時、そういう人は「SFが好きだ、アシモフとか」と
>いうよりは「アシモフという作家が書くような小説が好きだ」
>というものなんではなかろうか。
あたりは、「そうかもなあ」と思った。
でもね。
やっぱキミの考えているSFの理想型というか、好きな作家がよく分かんないのでは、
対話は成立しないよ。キミのやっているのは、後出しじゃんけん、というか、自分の
手を見せずに、「ほーら、あんたの負け!」と叫んでいるようなものじゃないか。
>>71 同感同感
「アシモフを否定してるオレ、カッコイイ? カッコイイ?」って感じ
だれか47の代わりにアシモフ批判してやってくれ。
47みじめすぎる。
76 :
47:2001/08/08(水) 10:11
>>70 多分そこで何が起こっていたかの現象については結構似たような理解をしているのだろう。
「あざといのお」ではなくて「おぬしもワルよのお」と書いた方がニュアンスは
伝わったのかな?
ただそれを肯定的に捕らえたがるかどうかの違いはあるようだが。(笑
予防線たってケナしたい奴は自分が正しかったと思うだけなのでは。アレでは。
あれでは30年以上前に既に生きた化石扱いされてもしょうがあるまい。
77 :
47:2001/08/08(水) 10:13
あらーお分かりになったかしら?
(ご機嫌を損ねた事はほんのちょびっと申し訳ないとは思うけど)
しかし経験上はそういう事言いたがる奴ほどトースイ入ってるよな。
しかもただ罵声を発してみました、ってか?
でも罵倒合戦になったようではここまでかな。いかんいかん。
見えていた事ではあるが・・・。
価値観についてはすでに書いた通りだ。
何度も書く必要もないだろう。必要であれば読解力を磨くよろし。
78 :
47:2001/08/08(水) 10:14
79 :
47:2001/08/08(水) 10:16
>>72 いや作品評に個人の感覚以外の何があるのよ?
あとは、何かモノを作っててだね、何か不可解な事が起こった時、誰か先生が
やってきてあっさり解決して「ほーらいわんこっちゃないワトスン君」とか
言う類の話は俺は嫌なのよ。
それは木っ端としての俺の直面している現実とは少々異なるしね。
んで御都合主義的な話も過ぎるとイヤミではない?
そして俺にとってアシモフの話って「そこまでやるのもイヤミだのう」、と
感じてしまうくらいにあっさり事がスムーズに運んでいるモノなのよ。トラブっていても。
「解明」とやらについても「先生、これを解明と呼ぶのかよ。おいおい」とか思うし。
しかしケンカイのソウイってものの元凶もきっとその辺りだねえ。
#ときに怪しげな権威とか好き?教祖様とかどうよ?
80 :
>>73:2001/08/08(水) 10:17
でね。ここはアシモフスレっしょ?
で俺は「じゃ批判してみれ」と言われたのでやってみただけで、
君とけなしっこしたいわけじゃないっす。不毛すぎるし。
別に君と勝ち負けを競いたいわけでもないしね。
基本的にはアシモフのここが嫌!とかSFファンの言う事のここは変では?
とか書いてただけなんだけど。
あと「あれをマンネリとは思わないんですか?」とかいうのはマジで
お聞きしたい所だが、こんな所でそんな問いにまっとうに答えはしないか・・・。
「昔好きで今は惰性で読んでる」、とかいう答えだったら俺も半ば納得するところでは
あるのだが。
81 :
47:2001/08/08(水) 10:18
>>74 カッコヨク見えたのがネタましかったのかな?
そんなにカッコヨク見えた?見えた?(笑
そーなのよ「あの」アシモフ先生をケナせるんでしょ?
これってすごいコトじゃない!?(笑
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/08(水) 10:27
自伝は文庫になぜならないんでしょうか?
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/08(水) 10:29
初期短編集の青臭い作品が好きだ。トカゲ人と宇宙戦争してるやつとかさ。
84 :
70:2001/08/08(水) 11:15
>>76 ソッコーでマルチレス返してんじゃねーよ、この暇人。
おめー、夏厨だな。
>>66の仕事あるし上司いるしってのも嘘だろ。
とか煽ってみたり(W
なんかみんな忘れてるみたいだけど、これって批判のための批判
いわばディベートだったんだよね。そこんとこ忘れて
>>71みたいに47の高く評価する作家教えろとか言ってる人は何考えてるんだろうね
逆にケナシ返してやるってか? 意味なーいじゃーん。
まー脊髄反射で「ワ、ワタシのアシモフセンセイが貶サレタ!反論セネバ!」
てな人も散見されるが。夏だからしょうがないか(W
> 予防線たってケナしたい奴は自分が正しかったと思うだけなのでは。アレでは。
に対する答えとしては、そう思わせて批判の言葉を封じればアシモフの勝ちだ。
85 :
71:2001/08/08(水) 14:05
47の高く評価する作家が知りたいってそんなにおかしい?
逆にその作家を貶めようと考えているわけじゃなくて、
47の価値観を知る上で一番手短な方法だと思うんだけどね。
個人的にはアシモフの作品にはいろいろ欠陥はあると思うし、
それについて議論もしてみたい……けど、47には何を言っても
イヤミとはぐらかしで返されるしね。自分以外はみんなアシモフ
マンセー派扱いみたいだし。もうちょっとフィルタ無しで人の意見に
耳を傾けてくれないと議論にならんよ。
>>80 そのマンネリさがいいんですよ。またこの世界にひたれるという。
例えば先日初めて「黄金」見つけて未読のロボット短編がある!楽しみ!と読んだけれど、
はっきり言ってつまんなかった。
でも面白かった作品の記憶があるから、見つけるとつい読んでしまうのです。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/08(水) 17:46
>>84 ハハハ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^∀^)< あほか
( つ ⊂ ) \_________
.) ) )
(__)_) (^∀^)ゲラゲラ「(W」ダッテ
88 :
47ni:2001/08/08(水) 18:03
89 :
↑:2001/08/08(水) 18:06
88のレスは誤送信。ゆるしてたも。
名前のところの47niというのも、間違い。
かの47氏とは何の関係もなし。
下に正しいレスをアップしております。
90 :
88の書き直し:2001/08/08(水) 18:15
>>86 マンネリさというのも、たしかにあるかも。
ちょっとたとえが違うかもしれないが、一種のノスタルジー
で読んでいる部分があるかもしれない。
よくも悪くも、アシモフみたいな「わかりやすい」物語を
書く人が最近はいないですから。
今の時代に、ロボットものを読む意味があるかと言われれば、
そりゃ反論はできないよなあ。
でもファウンデーション・シリーズは私にとって
何度でも読み返したい別格の作品なんです。
中世ヨーロッパ史を下敷きにした歴史ロマンと申しますか、
大河小説と申しますか。
あ、やっぱそれもノスタルジー、時代錯誤の一種か。
要するに、こういう私はSFファンではなくて、
アシモフ・ファンってことなんでしょうね。しみじみ。
91 :
57:2001/08/08(水) 20:22
>>69 いや、ファウンデーションは、最初の三部作は面白く読んだよ。
星界の紋章も、ちょっと似たような感じだけど、ライトノベル風に上手くアレンジしてあ
るなーと感心した。独自言語とか凝ってたし(作者はまだ小説の書き方がイマイチ分かっ
てないなー、とは思ったけど)。
>>57 は単純に、ファウンデーションはメディアミックスしにくいね、って話。
あと、
>#いやーSFを広めたい人は地道に色々紹介してかなきゃダメってことですか?
>#アシモフを受け付けない人もいるようであるなら。
ってのはどういう意味?
今更、SF入門としてアシモフを薦める人は居ないと思うが。
自分が薦めるとしたら、ディックやヴォネガットや、ベスター(これはちとキツいか?)
あたりだな(関係ないが、ハリポタ好きの人には、「図書室のドラゴン」をお勧めした
い)。「火星夜想曲」とか「ヴァーチャル・ガール」あたりも良いかも。
92 :
60:2001/08/10(金) 12:29
>>79 いや、反論にしては感情的すぎるなっておもったの。感情的な議論は嫌いなんで。
ただ短編に関して言えばすっきりしてる(そう見えるだけであっても)そっちの方がいい。
長編なら後を引く(余韻を残す)終わりってのも好きだけど、短編ではそういうのはちょっとね。
見解のそういってのは確かにどうしょうもないとは思う。押しつけても仕方ないし。
#教祖すきだよ。グル(古いな)マンセー
#見てて楽しいやん。
新しいこと言ってないのでsage
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/13(月) 23:02
ところでアシモフの銀河帝国シリーズと、ベアとかの新銀河帝国シリーズはどうよ?
俺の評価ではアシモフシリーズの方がいい。
たんなるアシモフ萌の意見だが。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/17(金) 10:17
あげさせてくれー
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/17(金) 14:17
SFではなくて、ミステリーだが、「象牙の塔殺人事件」は、結構出来がよいと思
う。大学における理科系の研究ネタだが、今読んでも古さをあまり感じさせない。
96 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/21(火) 13:00
ミステリーでは「黒後家蜘蛛」の「会心の笑い」がよかったなー
…と、上げたい一心で書き込んでみる
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/21(火) 13:43
ディックで初心者にSF啓蒙?おいおい。
それだったらダン・シモンズ読ませろよ。ディックよりよっぽど役立つぞ。
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/21(火) 14:20
自伝読むと、人間的にたいがい好きになるぞ。
キャラ立ちまくり。
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2001/08/22(水) 06:53
>>98 同意!
本当に若い頃はハンサムなんだもんな、自分でも言ってるけど。写真見てビクーリ。
自伝文庫化して欲しい。チオチモリンのあたり大好きだ。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 00:40
いまごろになってアシモフを読もうと決意。
知り合いに聞いたら、まず「われはロボット」あたりから始めろと
いうので読んでみた。
・・・お、おもしれぇ。これか、有名なロボット3原則ってのは!
しかもそれにジレンマがあるわけね。自分で提唱しといて自分で
つっこんでるのか。スゴイひとだ。
読み終わったので、次は何かと訊ねたら「鋼鉄都市」
本屋にいったら、どうやら続編らしい「はだかの太陽」っていうのも
あったので買ってきた。今鋼鉄都市読み中。
この後は何かねえ?
ファウンデ-ションに逝ってヨシ?
101 :
名無し@イーガン者:01/10/08 01:00
ファウンデーションは、題材自体はとても興味深いのですが、先の三作に比べると、ひたすら退屈に思えるかもしれません。また、未完です。
『夜来たる』などいかがでしょうか? 短編がハヤカワ、長編版が創元より出ています。
SF以外でもよければ、ミステリ『黒後家蜘蛛の会』(創元)と『アシモフの科学エッセイ』(ハヤカワNF)を推します。
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 07:27
長篇だったら永遠の終わりとか,神々自身がいいと思うけど
短編集だったら聖者の行進がお勧め.バイセンテニアル・マンが泣かせる泣かせる
ウェットな短編なんだよね.アシモフって
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 09:57
>101-102
情報ありがとうございます!
創元からも出てるんですね。探してみます。
短編は読みやすくて好きだな。子育て中の主婦なので
切れ切れにしか読めないし。
しかし、アシモフって著作物多いんだねえ。
本屋にあるかなあ。古本屋逝った方が早いかなあ。
でもアシモフファンって買った本を手放しそうにないね。
なんとなく。
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 12:19
長編版はやめといた方がいいよ……。
高いしさ。
しかし、あの世界の人って目をつむっただけで気が狂うのかね?
105 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 13:49
>>104 長編版にはそれはそれでいい色はあると思うよ。でも、アシモフの色とはちょっと
違うような気がする。優劣とか好悪とかの問題ではなく。
>目をつむっただけで
つまり、真っ暗なはず、と思っていた夜空が、ぞっとするほどの数の光の点でおおわれ
ていたとしたら、と言うことなんだろうね。それも、ぼんやりと明るい空ではなく、
くっきり一点一点がきわだって見えるとしたら。
そりゃあもうショックだろうね。
ただこの作品が凄いと思うのは、ショックを受けるだろうとスペキュレートしたこ
とだよね。
当時のSFで今も名作と読んでもいいものには、こういう点があるね。
つまり、将来こうなるだろう、ってことだけじゃなくて、もしこうなったら(主語
は何でもいいが)こういう事を考えてこうするだろう、とその先まで考えたこと。
>ファウンデーションは、・・・ ひたすら退屈
異議あり! 君はホーバー・マロウの活躍を忘れたか!
ミュールが出る前の「予定調和」のファウンデーション、安心して楽しめたなァ。
あ、もちろん個人的感想。
>>101氏の感想に逆らうわけではありません。
106 :
105ですが:01/10/08 14:02
蛇足。この話題は、短編及び長編の「夜きたる」についてのものです。念のため。
>>104氏のもそうだよね?
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/08 14:09
あ,俺も同意だ.
ファウンデーション一巻は好きなんだけど・・・ね
>105
でもさあ、それだったらその間眠ってたらいいじゃん、とか思わない?
なんか甘いのよ、この小説。
>>108 「それ」ってのが伝わってないんだろう
以下メール欄
110 :
名無し@イーガン者:01/10/08 23:51
>105さん
退屈云々は、あの本編の長さに対し、物語の進行過程を比較しての発言です。
個人的には好きですが、他人様に薦めるかどうかなので、慎重になってみました。
111 :
教えて主婦:01/10/09 12:58
うーん、なるほどー。
皆さんの話を伺って総合すると、まず短編を読んで
長編を読んで、一番最後にファウンデーションシリーズ
っていうことですな!
ところで、皆さんが一番好きなアシモフの文庫本って
何ですか?
SF、エッセイその他全部ひっくるめてお願いします。
(この話が入ってるからこの本が好きっていうのも有りで)
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/09 19:38
っつーか、ファウンデーションは、ロボット物と名作短編の後でいいんじゃないの、
って事でしょ。長編とか短編とかじゃなくて。
ロボット物と名作短編の間に、神々自身を読む事をおすすめします。
>111さん
アシモフ作品と付き合っていくのですか? でしたら、忙しい時は短編、気力が充実している時は長編と、交互に読むことをお薦めします。また、銀河帝国興亡史はスパンの長い物語ゆえ、間に他の本を挟んでも問題ありません。ご自分の読書スタイルに合わせてどうぞ。
アシモフのマイベストは、SFでは甲乙付け難く思います。なので『16品の殺人メニュー』を。料理のコースに見立てた、食をテーマにしたミステリ・アンソロです。アシモフの編集者としての腕前が拝見できます。
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/12 01:38
「アジモフ博士の聖書を科学する」はおもしろかった。
聖書というか、聖書の神に対するイメージが一変した。
115 :
教えてサン:01/10/13 22:47
>>113さん
アシモフの読み方ご口授ありがとうございました。
今は鋼鉄の都市をとぎれとぎれに読んでるところですが、これから
どんどん本を入手して読んでいきたいとおもってます!
『16品の殺人メニュー』おもしろそう!私は食いしんぼうなので、こ
ういうテーマはすごく興味があります。
ハヤカワから出てるんですか?
116 :
矢口の巨人アイザック・アシモフ:01/10/14 01:32
真里たんハァハァ
117 :
名無し@イーガン者:01/10/15 00:41
>115さん
『16品の殺人メニュー』は、五年前に新潮文庫から発売されました。しかし、残念ながら現在は絶版のようです。
ただ、古書店でなら見かけますので、探せばあるかもしれません。背表紙は赤茶色です。
118 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/15 06:03
>116 ワラタ
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/16 19:55
>>111 亀レス(死語だろうなァ)ですが。
アシモフには匂いがあります。人によっては、そのアクの強さに辟易します。
だから、あなたがどんな匂いが好きかによって、おすすめできる本は変わります。
ただ単に、今彼のなにかを読もうかな、と何の気なしに思うとしたら、ぼくなら
「黒後家蜘蛛の会1」「聖者の行進」「人間への長い道のり」の3冊のどれかを
選ぶと思います。
硬すぎる本はいいや、と思うときに薦められる本でもあります。
120 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/16 21:08
短編にいくつかある、落語のオチのような駄洒落センスは倒れそうになります。
でもそんな腰砕けな所も好き。
結局ブリスはロボットなのかそうでないのか?
「ファウンデーションの彼方で」ではロボットとしか思えないが
「ファウンデーションと地球」ではロボットとは思えない
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/10/26 22:02
「第0法則って... 」ってスレッド立てたら親切な人がここ教えてくれたよ。
で、一番気になってるのが、「R・ダニールがロボット3原則を自分で破っちゃうのって
ありなんですか?」ってことです。銀河帝国につなぐ為にはしかたなっかった?
自己破壊ものデス。
第ゼロ法則を生み出したことにより、三原則の存在意義が小さくなったようです
最初はプルプルしながら行動してたのに、そのうち全然気にしなくなります
セルダンに対して「トランターのスパイスはキツいから、時々お腹ゆるくなるよ」って告げて
セルダンをビビらせていました(ファウンデーションへの序曲)
…思いっきり人間傷つける、1条違反ですな。
さらに最後の最後で「三原則ってウザいから、縛られたくない」といって
ソラリア人の脳味噌貰ってサイボーグになります。
この辺になると1条なんてもうどうでも良くなってるようです。
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/10 18:57
アシモフ氏の訃報を聞いた後、買った科学啓蒙雑誌に氏の寄稿が(日本語訳されてい)載っていた。
『遺稿になったなんてことはないだろうなぁ』と思いつつその雑誌をしまい込んだ。大切に。
今も実家の押入に仕舞われている。
アシモフの作品に出会わなかったら私はコンピュータ関係の職に就かなかった。
私の人生に多大な影響を与えた作家の一人のひとりなのは間違いない。
でも好きなのは「黒蜘蛛後家の〜」だったりする。
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/18 01:08
ベンフォード、ベア、ブリンと受け継がれたシリーズはどうでした?
かすかな違和感があるのは否めませんけど。
末期は松本零士状態だったな、アシモフ爺さん
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/11/18 18:30
>>125 ニュートンだね。私アシモフのエッセイ載ってる頃の奴
全部持ってるよ。好きだったなあ。
>>124 実際に腹を壊すのを看過するのと、
忠告してショックを与える程度なのを比較すれば、
後者の方を選択すべしということでしょう。
それより、ベンフォード、ベア達の続編が最悪。
まだ完全に確立されていない第零法則を乱用しすぎ!
確立されていないから、判断基準とするため、
心理歴史学を支援していたんだろーに。
130 :
名無しは無慈悲な夜の女王:01/12/21 00:40
Killer B's の続編はどれもおもしろかった。ベンフォードのはかなりベンフォードっぽかったが別に違和感というものでもない。ベアのは一番アシモフっぽかった。
ブリンのもおもしろかった。まあファウンデーションにそれほどの思い入れはないからだろうけど。だけど全部読んでるよ。
131 :
名無しさん :01/12/21 10:01
>>124 ダニールが第1法則の限界を突破したのではありません。
ダニールより旧式で無骨なあるロボットが第0法則を発見しました。
しかし彼はそれにより機能を停止しました。
たしかに「ファウンデーションと地球」のエンディングは
中途半端or謎めいたものでしたが、「脳味噌貰ってサイほーグ」というほど
単純なものではないと思います。
>>129 ロボット社会の中では第0法則は確立しているという設定だよ。
賛成派反対派の対立はあるが。
ただ、4原則を人間に組み込むわけにはいかないので
そのかわりに4原則の基本理念を心理歴史学に組み込むために
セルダンを支援しているわけじゃないかな。
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/02 18:29
ロボットは人を傷つけてはいけない。
そんなプログラムは見たこともない。
133 :
正しいロボット三原則は?:02/01/03 16:50
第1条
ロボットは故意に人間を傷つけてはならない。
また故意に危険を看過することで人間に危害を及ぼしては成らない。
これが正解だと思うんですけどどうでしょう?
どこかの長編でジスカルドが言ってた様な気がしますけど。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/25 15:48
ところで0原則って何?
「心にかけられたるもの」で出てきたようなやつ?
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/01/29 00:04
「ロボットは人間を〜」の『人間』を『人類』にした奴だね。>0原則
ヨアケノロボット?
どこにでたやつだっけなぁ。誰かがちぇっくしてくれるとおもわれ。
実は「夜明けのロボット」は読んでいたのだが、そんな事はすっかり忘れておった。
そうか、人類の安全が最優先ってことは、人類に対して有害だと判断された人間は
ロボットに殺されてしまうこともあるわけだな。でもこれは多数決の論理だよな。
二人殺すより一人の方がまし、でも二人を殺すことによって百人助かるのなら、
その二人殺した方がましってことだもんね。たがそういうことなら小学生を二人
助けるために高名な学者一人を殺すような愚をおかさずにすむ、ということか。
でもそういった帰納法的な解決はいつか無理を生じそうな気がするが。
でも「心にかけられたるもの」の中では優れた人間の存在は劣った人間の存在
に優先し、もっとも優れた人間は人間の形をした理性的なロボットであり、
それゆえにロボットは人間の上に立たなければならない、という「鉄人兵団」的
発想をしておったが、これってもろに0原則とぶつかるな。それともヒューマノイド
を人間と認識した時点で0原則はヒューマノイドに対して発動するのかしら?
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/14 16:13
ファウンデーションシリーズを読んでくだせい。
それで、ロボットと帝国?だったかなを読んでくだせい。
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/02/14 16:23
人間とロボットを (故意に) 誤認させる事によるロボットの殺人
については、はだかの太陽で語られています。
>139
「はだかの太陽」は人間とロボットの誤認ではなくて、無関係の非攻撃行為を組み合わせる
ことによるロボットの人間への攻撃ではなかったっけ?
『ファウンデーション』シリーズを詳しく解説した書籍、Webサイト等、
ご存じのお方がおられましたら、教えてくださいませ・・・。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/10 00:47
最近アシモフを読み始めました。
こんなに多作な人だとは知らなかった、、。
それもいろんな分野で。
しばらく楽しめそうです。
143 :
名無しはロボット:02/03/10 01:10
黒後家蜘蛛の会2「殺しの噂」。あと「終局的犯罪」。
ああアシモフ、あんたもアレやアレを読んでハァハァしたんだね!
144 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/17 23:00
連続レスになるけど、改めてショック。
大ファンだったのに、そんなことで死ななければならないなんて。
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 00:12
神々自身を読んでるが、難しくてわけがわからんぞ!
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 02:14
アシモフのエイズ死は本当に本当にショック
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 02:38
83年の手術で感染か…
今だったら、いい薬もあって発病を防げたかもしれないのに。
癌だとかだったら、寿命だと諦めもつくけど、こういうのはやりきれないですね…
>>144 ソニーから「ASIMO」って名前をつけたいんですが…と頼まれたら、
喜んで承知したでしょうね。で、例の調子でエッセイに嬉しそうに書いただろうな…
うわ〜、ホンダの間違いです〜
150 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 11:21
死亡のニュースを聞いたとき、2,3年したら妙にこなれた作品を書く
新人がこっそり登場するんじゃないかと妄想した。
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/18 14:15
>> 148 同意
嬉しそうにタイプをたたくモミアゲおじじが目に浮かぶ。
私はアシモを観た時、次はロビィ!と、願いました。
そして今回の指輪物語の映画化で、イライジャ来日、の報に、
すかさず「ベイリ」と脳内変換、、。
>150
F・K・ディックが死んだ時、偽装じゃないかという噂がありましたね。
153 :
重箱すまんが。:02/03/19 10:41
>146
「神々自身」はSFとしてはそれほど難解じゃないが、アシモフのものにしてはややこしいかも。
分らん描写は無視してどんどん読み進むべし。そのうち分る。(御大初の×××シーンもあるし)
>150
あ、俺も思った。あの人自然死では絶対死なさそうな人だったし。
>152
P.K.ディックね。
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 00:58
5世代目ASIMOは、やっぱりASIMO-Vと名づけるんだろうか。
>154
その頃には何ができるようになってるんだろか。
ヒマラヤ登山とか。
どこかの財団が、ロボット開発者に送るアシモフ賞を創設するとか。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/20 19:25
>>154 一号機にはなんとか渡米してもらってアシモフのお墓に献花して欲しいですね。
「博士、ロボットはここまで来ましたよ」って。
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/21 19:07
博士の死亡原因が輸血によるエイズだそうだ。何とも言えない気分。
もっとアシモフの作品を読みたかったのに!!
エイズのせいで!
160 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/21 23:20
>>157 それは気に入った!
だが、ポジトロン脳か三原則か、どっちかだけでも実現してからにして欲しいとは思う。
>>159 つーと、「AISMOV」でっか。
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/23 05:06
>>157 そういえば、同じアイザックのニュートンの墓を訪ねるエッセイが
あった気がするけど、どんな内容かわすれちゃった。
>>161 ハヤカワNVの科学エッセイの『アイザック賞発表!』ってタイトルのでは
なかったか?人類史上で偉大な科学者10人を選んでみよう、ってネタの。
ニュートンの墓の前に立ったら同時代の科学の巨人たちの墓が一望に出来て
畏敬の念に打たれた、とかいうのが枕だった。
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/26 00:51
心臓バイパスの手術の時にか...。
この手術も科学エッセイの枕になってましたよね。
しかし、こういうのが理由なのはつらいなぁ。
もっと科学エッセイ読みたいよ〜。
早川は続編出さないの?社会思想社は一部絶版にしちゃうし。
死後10年だし、アシモフ自伝も再販してほしい。
これがもしクラークの方だったらAIDSって言われてもみんな納得してた気が・・・。
おととい「ロボットと帝国」読み終えた。
ちと消化不良って感じ。
でもダニールとベイリのあのシーンは素直に感動した。あれが0原則を生み出し、
ひいてはダニールをも救うことになるのだなあ。
>164
自分的に一番納得出来るのはハインライン(藁
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/28 13:04
しかし、最近のHPでの実名報道などを見ていると「死せる過去」を思い出すな。
我々は既にプライバシーの無い世界へ突入しつつある。
芸能人なんか、より強く感じているのだはないか?
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 18:36
>>165 しかし、その第霊法則でさえ完全ではないとして、
扱われています。-->「地球」
博士、まだまだ書き続けるつもりだったんだろうなぁ…
新・三部作では、その第零法則をもとにいろんなこと
やっちゃってくれたことになってるみたいですが、ダニール。
あ、「帝国」でもけっこヒドイカ。
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/16 18:40
なんでそこで煽りアゲが行われるのかサパーリ。診断書いる?(笑
171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/01 07:09
ジスカルドの話が出てこないな。
俺がロボットと付き合うんなら、ヒューマンフォームよりも
ジスカルドの方が良いんだが。
アシモフはエロが書けないとさんざん言われているが、俺は小説以外で時々見せるエロっぷりが大好きだ。
奥さんとのイチャイチャぶりが羨ますぃ
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/04 16:46
鯖移転につきage。
>172
どっかの大会に招かれた折、ファウンデーションのコスプレ美女をよく見ようとして
来賓席から身を乗り出したつー告白があったね。
175 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/23 20:40
初心者でスマソ。アシモフの小説に出てくるロボットの名前には意味があるって
本当なんですか?
友人に言われたんだけど、俺には分からなかった。
彼曰く、LVXとかNDRとかはわりと分かりやすく表れているらしいんですけど。
176 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 14:53
>>174 ・・・私の貞操を奪ったのだ!
なんてネタも自伝で仰ってましたな。
痴(を装える)の巨人でもあらせられたのだな
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/25 21:24
電脳惑星シリーズって、5巻以降はでてるんですか?知ってる人いたらおしえて!
ロボット3原則との出合いはこのシリーズでした・・・
アイザック・アシモフ = ポール・フレンチ = ジョージ・E・デイル
他に偽名あったら教えてください。アシモフ本コンプリートしたいので。
コンプリ、ってノンフィクション含めると
不可能に近いぞ。
小説だけなら可能でしょ。
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/06/29 00:57
取りあえず、6/28の読売(朝刊)に、
「社会思想社が債務により経営が行き詰まり、清算へ。」
とあります。
現代教養文庫に入っていた科学エッセイは入手困難になるかも。
ニュートリノと暗黒質量と指輪物語を絡めた一編があったのを
覚えています。
ニュートリノ振動、陽子崩壊などは好きなテーマだった様なので
スーパーカミオカンデ関係のエッセィなどきっと書いてくれていた
でしょうね。
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/02 23:10
電脳惑星読んだ人いないの?
合作物には興味なかったもんで。
だいたいあれシリーズ完訳されてたの?
それに岩崎賀都彰(名前正しい?)さんの画集も持ってるの?
コンプ目指すって事は?
>>185 三つの名前からいって小説のみでしょ、きっと。画集だってアシモフが書いたわけじゃないし。
187 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/08 16:02
早川と創元のアシモフ作品はコンプリートしたんですが、
あと他にどっかからでてませんかね?
あ、ノンフィクションについてはあきらめました・・・
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/09 00:00
>>187 >あ、ノンフィクションについてはあきらめました・・・
賢明な判断です。
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/09 00:04
新潮文庫から若干出ていたような気もするけど
親元に置いて来て有るので今はハッキリポイントでけへん。
赤い背のミステリアンソロジーor短編集?>新潮
わりとよくみるやつだと小悪魔アザゼル18の物語、いぬはミステリー、
クリスマス12のミステリー、ビッグアップルミステリーとかかな(ウロ)。
扶桑社の猫ミステリのアンソロジーにも一本書いてたね。
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/23 01:29
NHKBS2 StarTrek 1観たけど special science consaltant だかで
アシモフ てあったな.ノーカットで観たの劇場公開以来な気がする
復刊どっとこむにアシモフ特集できたね。
自伝復刊してほしいなぁ…。
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/26 19:18
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/26 19:27
小説は大好きなんだが
エッセイとかから見えてくるアシモフ本人は
なんか頑固で権威主義的な老人の見本って感じでヤ。
>>194 俺は逆だな。あれこそがアジモフ節って感じで好きだけどね。
>>195 同意。あの自慢話たらたらが子供みたいでかわイイ!
(週末なもんで飲酒書きこミスすまぬ…)
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 04:12
昔、古本屋で見かけた時に自伝買っとけば良かった。。
学生には8000円は厳しかったんだよう。
だからさっそく復刊.comで投票!
もう時効だと思うから告白する。
某図書館の皆様、アジモフ自伝返却してないの私です。ごめんなさ〜い。
>199
・・・返せるんなら、ちゃんと返せよー。ブックポストにでも放り込んでさ。
あなたの住んでる地域の何人かは、それで悔しい思いをしてるかもしれないんだぞ!
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/27 11:46
202 :
鏡山仙人 ◆44gW8ggw :02/07/29 20:28
僕はアシモフさんの作品そこまで読み込んでいるというわけでは
ないんですけど、氏の作品にはいろいろと感銘を受けてます♪
特にファウンデーションシリーズのファンです。ロボット三原則に第ゼロ
原則があるんだって知った厨房のあのころ。大人になった気がしたな〜。
で、最近政治思想の本読んでて思ったんですけど。ファウンデーションシリーズ
にでてくる心理歴史学の元ネタってレヴィ=ストロースの構造主義なんすか
ね?!なんか中学校の頃読んだファウンデーションの世界観に今更出会うなん
てなんか、なんか、ステキやん?
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/07/29 22:00
ラッキー・スターと「宇宙の小石」には誰も触れないのか。
ぐすん。
暗黒星雲の彼方に、もな
暗黒星雲のオチには脱力したなぁ…
自信家の博士も、この頃は、まさか自分が世界的に
売れるとは、予想だにしてなかったんだろうな。
御大が米国礼賛するたびにげんなりしてるのはオレだけでつか?
生まれた国と育った国の格差を経験したのが人格形成終盤の時期だったってのが、影響大きいんだろうね。
あの落ちは編集に教養されたものだと、永瀬唯が書いてた
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 00:31
>194
自分は、半ばアジモフによる自作解説目当てで短編集買ってます(藁
作品からは想像出来ないような俗っぽさが好き。
>>208 白人至上主義者のジョン・キャンベルかな?
彼ならやりそうだな。
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 12:36
そのあたりは自伝に詳しく書いてあったが、当時ギャラクシー誌の編集長だった
ホレス・ゴールドのアイデアだったような気がする。連載する条件として合衆国
憲法云々をいれることを強要された模様。単行本で出すときはそのサブプロット
を削ろうとしたのだが、ダブルディ社の編集がそれを許さなかったらしい。
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 12:39
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 12:40
>>194 権威主義的?
どのへんからそういうイメージが出るのかな?
星占いを信じてるとか?
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 13:32
>194
(゚Д゚)ハァ?
むしろ諧謔に満ちた好々爺だと思うが?
>>212 実際そういう分析されて本人が否定しとったな。マルクスは読んでないそうだ。
216 :
鏡山仙人 ◆44gW8ggw :02/08/01 16:25
構造主義はトポロジ−の応用らしいんすね。
数学的手法によってある部分集団から全体の法則性をみつけだすってトコが心理歴史学と共通かな?と。
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/01 16:59
その説の問題はファウンデーションシリーズが40年代に書かれたことだ。
レビストロースが有名になったのは60年代だ。
自伝には、当時化学の学生だったアシモフは、統計力学で多数の粒子の平均的な
性質が予測できることのアナロジーから心理歴史学のアイデアを思いついたとある。
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/04 03:55
電算機を心理学に活用しようと言ってた技術者(数学者?)が居たと思ったけど。
ジョンなんちゃら、ノーなんとかっていうヒトだとおもった。
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/04 04:14
×アイザック・アシモフ→○アイザック・アジモフ
どうせカタカナ外来語だからなんだっていいんだよ
いや、"Asimov" の発音については、博士も何か一言あったような。
探してみよ。
>>221 確か某所で声をかけられた時、相手が「アシモフ」ていったから聞こえないふりして立ち去ろうとしたんだっけ?
(;´Д`)お茶目なアジモフタンハァハァ
has him of
これのhをぬかして発音するだけのどこが難しい
とは御大自身のお言葉でした。
アイザックもイサークかもしれないという罠。
イサーク・アジモフ
…言い辛ぁ
もはや別人の気がしてしまうぞう。
いさーく・あじもふ……もう誰だかわからん
229 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/09 10:46
「アイズァック・アズィモブ」で、二つの「ア」を強調し、最後の「ブ」は上の歯を下唇に当てて軽く発音する。あと、「ク」と「ブ」は「う」の音を入れないで子音だけ。
>>229 よくできているが、ロシア語なら最後のV(ロシア文字ならВ)はサイレント。
>>229 確信は無いが、アイザックのほうは、「イ」にアクセントが来ないか?
>>230 上にもあるが、ロシア語読みならそもそもアイザックのような読みにはならないだろう。(イサークに近くなる?)
229は本人の指定である223を日本人向けに説明したまでだ。
>>231 二十母音(diphthong)なので「アイ」に強調が来るといったほうがいいかもしれないが、
日本語の感覚では「ア」だろう。「イ」に来るというのは無理。
二十母音−>二重母音
こだわり派の皆様へ、参考までに。
<FAQ for alt.books.isaac-asimovより>
2.1 How do you pronounce "Isaac Asimov"?
"EYE'zik AA'zi-mov". "AA'zi-mof" is also OK. The name is spelled
with an "s" and not a "z" because Asimov's father didn't understand
the Latin alphabet clearly when the family moved to the U.S. in 1923.
(中略)
Asimov's own suggestion, however, as to how to remember his name was
to say "Has Him Off" and leave out the H's.
あとこっちは辞書(Merriam-Webster)から
発音:''I-zik,(-z&k) a-zi-"mof
発音記号の読み方:[I] as i in ice; [i] as i in hit; [&] 曖昧母音
[a] as a in ash; [o] as aw in law
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/10 18:17
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/11 13:39
>>236 ブラッドベリとか?
ところでアシモフは父称(ロシア人特有のミドルネーム)名乗ったことはないのかな。
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/13 17:20
>>237 自伝を読めばわかるが、アシモフはユダヤ人であって自分がロシア人であるという認識は
全くなかったようだ。ロシア語も喋れなかった。もし伝統的な名の名乗り方をするなら
ユダヤ風のそれになるのだろう。「アイザック、ユダの息子」みたいに。しかしアシモフ
の両親は宗教およびユダヤ的伝統をだいたい無視して子供たちを育てた。
>>236 間違えてはいない、アイザック・アシモフのことだよ。
つーか、別に彼が熱烈な愛国者で右寄りだとか言ってるわけではないぞ、
合衆国国歌の全ての連が唄えるとか、そういうのが萎える。
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 01:57
>239
オズワルドにスパイの見分け方について小一時間習ってこい。
>>239 その国家話は知ってるけど、だったそれだけの理由で米国礼賛してると思うの?
でも、その内容って「国家もまともに歌えないとは、国民の教育がなっとらんヽ(*`Д´)ノ」て話しだったと思ったけど?
×国家 → ○国歌
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 06:04
>宗教およびユダヤ的伝統をだいたい無視して
なんかいいな、この表現(w
245 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/14 22:25
>240
グリズウォルドじゃなかったけ?
多分、アメリカ人のどんな発言からも「米国礼賛」を
読み取っちゃう人なんだろうなぁ。
たぶんアシモフのいばりんぼな所を米国風権威主義的と勘違いしたのでは?
あの人は国とかに関係なく「生まれつき偉そうな人」なんだろうけどなあ(w
ベトナム戦争の時、反対派に回ったんじゃなかったっけ?
レーガンの「スターウォーズ計画」の時はどうだったかな…
249 :
鏡山仙人 ◆44gW8ggw :02/08/22 14:40
>>217 なるほど。時期的にはアシモフ氏のほうが先だったわけですか。
と、いうことはレヴィ=ストロース氏のほうがアシモフ作品に
触発されたのか・・・な・・???
そういった考え方がでるべくしてでる時代だったんすかね。
社会科学とはよくいったものだ。
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/22 22:36
>>248 SDIのときは、賛成派のハインラインや実際に計画に一枚かんでいたパーネルらと、
反対派のアシモフ、クラークらの間が険悪になっていたらしい。パーネルの主催して
いた団体のある集会で、SDIに反対の意見を表明したクラークが、アメリカ人でも
ないのに黙っていろとやじり倒されたということもあったということだ。
なんか、その件で喧嘩して以来クラークとハインラインは二度と口を聞かなかったらしいね。
巽孝之「サイバーパンク・アメリカ」のスターリング・インタビュー項に、そこらへんちょっと詳しく
書いてあった。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/08/23 09:52
まあ、住んでるところが遠いし、ハインラインはその後数年しか生きてなかったからね。
253 :
空飛ぶお花畑:02/09/11 04:48
>>124 ドースなんざエラー博士を叩き殺してますぜ
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/24 09:36
あげてみる
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/09/27 04:13
256 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/04 01:17
age
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/22 22:37
ファウンデーション、前3部作は壮大な歴史絵巻として楽しめたんだけどなー。
ガイアとギャラクシア構想にはがっくし。アシモフ、お前もか!?って感じ。
でもどっかのレビューには、ガイアという集合意識に仮託した、アシモフの全体主義に対する嫌悪感の
あらわれとか書いてあるし。本当のところどうなんですかね?
「ゴールド」に記されているが、博士は二つ(以上)の勢力の
抗争を描く時に、どちらの側にも善と悪の要素を少しずつ
混ぜるのが良いとの考えをお持ちだったようです。ガイアの
ギャラクシア構想についても、博士自身の理想とする社会を
示しているものでは無いと考えます。
また、博士が「地球」を完結として考えたとは思えません
(最後の一行を読めば自明ですね ^_^)。
「地球」の結論をひっくり返す(または修正を要する)ような
プロットがあったのではないでしょうか。
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/27 12:25
なぜサートン博士はR・ダニールを女性型に作らなかったんだ…
なぜサートン博士は女じゃなかったんだ…
>>258 禿同。
257がなぜそういう解釈にいたったかが不思議だ。
257は田中芳樹の信者では?
フムン、更生できるよう祈ってやろう。
アシモフはあれだね、ファウンデーションシリーズでは顕著だけど、
絶対的に正しい「正解」を導いて、いかにその結論が
全てを上手く説明するのかを、キャラに蕩々と説明させるよね。
そしてその話はとりあえず決着する。
だけど、後になって結局その正解を、背景になる設定もろとも
ひっくり返すんだよね。
説明好きかつ、意外性のあるものが好きなんだよね。多分。
それに、ギャラクシアの共産主義的な悪い側面に関しては、
ゴラン・トレヴィズとかはさんざん口にしてるよね。
アシモフって、日本でいう血液型占いの分類でいくと、
AやABじゃない感じがする。B型かO型的な芸風。
なんていうか、刺激的で押しの強い感じが。
それにしても、マイコゲンのキノコ食いてえな。
アジモフスレで血液型占いなんてもの話す奴がいるとは、ちと驚きましたな。
血液型占いの話を海外の人にしたらキモがられる。
日本限定の迷信だからな。
信仰している香具師が出すソース自体がそれを否定してるのにな。
「明白な要素」だったけ?
超常現象を信じるということをネタにして書いた話は。
御大の自伝復刊されないかな?
投票してるけどまだ票が足りないよ。
>>267 でもアメリカ人が書く伝記って、まずそいつの星座の話から始まったりするのが結構あったりするんだ…
どっかのパーティーに出席したアシモフが「星占いを信じない」と言ったとたん、
周りがいっせいに引いてしまったというエピソードがあったけど、マジに信じてるのが多いようで。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/11/26 22:13
>>268 最近英語で全部読みました。3冊あわせて2000ページ超えました。
原文でか。
本当はそれが一番なんだよなー。
今ちょっと確認したけど皆上下2段組で400ページ以上、それでも全く退屈せずに
読めた。当時の自分には4冊で1万ってのが相当高価な買い物だったけど。
>>272 改めて読み直すと大した波風がある訳でもないんだけど
楽しめる読み物になってるよね。
クラークが自伝をだしたら....(ネタ書こうと思ったけど自粛)
274 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/09 23:15
「黒後家蜘蛛」「ユニオンクラブ」(創元)と「小悪魔アザゼル」(新潮)。
訳者の違いでしょうか、アザゼルが図抜けて面白いのは。
創元の短編集収録のアザゼルもの、同じ話でもいまいちだし。
その中では黒後家が一番良かったな。
まあ俺が料理と雑談が好きなのもあるが。
後はヘンリーの締めくくりの台詞もいいね。
276 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/10 21:37
ユニオンクラブやアザゼルは一回しか読んでないけど、
黒後家蜘蛛は5回は読み返してるな。それぐらい好きだ。
ヘンリーもいいけど他の面子も個性的で非常に良い。
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/11 00:36
今日は鮭の焼き物でございます、
>>276さま。またとない珍味でございますよ。
ロブスターのソースはシェフの秘伝でございまして
「アザゼル」は、アザゼルのお色気トークがいまいちだったし
「ユニオンクラブ」は、グリズワルド(だっけ?)の傲慢ぷりがどうも…
その点、ヘンリーは品があったな、と。
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/12 01:37
今、弟スタンリーアシモフの編集した書簡集を読んでいる。
>>277 正直、自分が黒後家蜘蛛の会のゲストに呼ばれる妄想をしたことがある。
でも、例え英語が喋れたとしても謎ネタを提供できないのが難点だ。
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/12 22:12
>>276 俺も黒後家蜘蛛大好き。けど、一作目のヘンリーは違和感があって、
読み返すときはこれをはずす。俺のヘンリーは復讐など決して行わない。
>>281 「飛び入り」は?
温厚なだけに怒ると恐い、がヘンリーだと思う。
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/12 22:54
どんな話だっけ? 昔のことで、忘れちまった。
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/12/13 23:38
>>282さま
むごい仕打ちをいたしましたのは、相手の男でございます
>>282 誠実で、病的な正直者である彼が、財産を取り上げられたぐらいで、
烈火のごとく怒りくるうのにちょっと違和感がある。
自ら手を下すのに、違和感がある。
事が成功して会心の笑いをし、かけらも後悔の念のないことに非常に
違和感がある。「飛び入り」のアヴァロンと同じ気持ち「ずいぶんむごいなあ」
もっと本質的ものがあるのだがネタばれになるので書かない。
ヘンリーは自分自身だけじゃなくて、騙された客のことなどが積もりに積もってああしたのではないでしょうか。
私は不満がたまり続けて、ついにアレが引き金になったとそう解釈しています。
まあ、御大自らが2作目から軌道に乗ったというか感触がつかめたみたいなことを言ってますので、
違和感があるのも当然だと思います。
あれはあれ。そういうことにしておいたほうが、よろしいようにございます
>>285さま。
舟は揺すらぬものにございます。
確かにちょっと別物っぽい感じはするけど、会心の笑いは個人的に好きな話だな。
黒後家蜘蛛と科学エッセイが大好きです。
ファウンデーションは個人的にダメでした。
長編なら《神々自身》、短編なら《停滞空間》が自分内bestです。
−−−−話の流れを切ってスマソ。
イライジャマンセー
番組の暴騰にアシモフ博士の写真が出てくるというだけで、
月曜深夜のフジテレビ「トリビアの泉」を見てしまう俺。
じゃあ、わたしの押しは、『火星人の方法』ってことでよろしく。
ラストのダイナミックな演出+逆転劇。しびれますな〜。
12/24=10/30
そういえば、2000年問題の時のおまけのうるう年も
黒後家蜘蛛で知ったんだっけ。
28年周期のカレンダーも話のネタで使わせてもらった。
でも、これ今は当てはまらないのかな?
多分大丈夫だと思うけど。
万年カレンダーの話去年聞いた覚えあるから。
(^^)
ここも終わりか
297 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/18 02:24
アシモフはやっぱり科学エッセーが好きでした。
もちろん彼の書いたSFの殆どは読みましたけどね。
彼の死後最新の科学の成果をやさしく噛み砕いて
その雰囲気なりを伝えてくれる人が中々でてこない
ことは大変残念です。
今ではミューオンの謎は解けたのでしょうか?
ユダヤの話が多かったけど、何故12月24日の夜が
クリスマス「イブ」なのかなど決して忘れないでしょう。
月生成の謎に最後には到達できたのも良かったですね。
彼の人の冥福を祈りつつ
298 :
アジモフ?アシモフ?:03/01/19 14:35
キャルって主人に壊されたの?
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/21 15:54
キャルが主人を壊すんだろ、
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/01/21 17:32
オイこそが 300げとー
(^^)
SFには無関係で板違い、かつ教えて君で申し訳ないが、
御大はチャレンジャーの事故については何かコメントしていたかな ?
303 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/09 17:40
>>302 していたようです。
http://www.skygod.com/quotes/safety.html >All of a sudden, space isn't friendly. All of a sudden, it's a place where people can die. . . .
>Many more people are going to die. But we can't explore space if the requirement is that
>there be no casualties; we can't do anything if the requirement is that there be no
>casualties.
>--Isaac Asimov, regards the Challenger investigation, on CBS television show 48 Hours, 21 April 1988.
305 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/10 12:05
始めまして。私もアシモフの科学エッセイ大好きです。
一度全部読んでみたいと思ってAmazonを検索してたのですが、
出版社がバラバラかつ、あまり刷って無いみたいでボロボロでした。
このサイ原著にチャレンジしようと、洋書や外国のアマゾンで検索したのですが、
外国でも科学エッセイは絶版みたいなんです。
アメリカでは死後全集をだしたりする動きは無いのでしょうか?
科学エッセイだけの全集があればベストなんですが、多作で知られるアシモフさん
どんなに検索してもそれらしき物が見つけられません。(;´Д⊂)
なにか情報ある方いませんか?
ファウンデーションの最初の一巻が一番好きってのは異端ですかね・・・
短編だと『滅びがたき思想』だっけか、月の裏側を巡る話。
最後のオチのためだけに書いたような話が結構好きなのは私が落語好きでもあるからかも知れないけど。
>>307 俺も一巻が一番好きだが?
あの「何かが始まろうとしている」雰囲気が大好きだなあ。二巻、三巻と息切れして
いったけど。
ハーディンもいいキャラだし、あれだけの登場だとモッタイナイような
ファウンデーションの一作目はなんというか、くみ上げたパズルを分解する過程を逆回しで見るようなもんだから。
そのピースが全部ぴったりはまる瞬間が楽しいと思う人と、予定調和でばかばかしいと思う人とでどうしても二分される。
個人的にはあのままプランに沿って行ってくれてもよかったんだけど、さすがにだれるかな。
科学エッセイの「無学礼讃」が30年以上前のアメリカに対して愚痴っている内容なのにもかかわらず、
今の日本にもそのまんまぴったり当てはまってるのが何とも情けない。
たぶん今のアメリカですらぴったり当てはまってるんだろうけどさ。
久しぶりに「鋼鉄都市」と「はだかの太陽」を読み返したんですが、
十数年間ずっと勘違いしていた事にやっと気づきました。
ダニール・オリヴ「オ」−だったんですね
オリヴ「ア」−だと思ってました.......。
>>310 え?オリヴァーじゃないの?
手元に本が無いから確認できーん!
私もオリヴァーだと思ってた。苗字なんて気にしてなかったから、てっきりオリヴァーだと…。
(;´Д`)どこでこんな初歩的な間違いをしたんだろう…?
R・ダニール・オリヴォー(R.Daneel Olivaw)
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/02/27 22:02
ところで、これは既出?
アイザック・アシモフの短編集「I,Robot」(邦題「われはロボット」、ハヤカワ文庫)を
元にしたSFミステリー「I,Robot」の映画化の計画が進行中。
主演はウィル・スミスに決まった。
アシモフはロボットものを得意とし、そのSF観は『ターミネ―ター』から『A.I』に至る
まで、様々な作品に影響を及ぼしてきた。原作は’40年代を通してアシモフが執筆
した九つの短編からなり、有名な「ロボット工学三原則」が確立された作品。
ウィル・スミスはロボットによる犯罪を追求する刑事役を任されることになりそう。
監督はアレックス・プロヤス(『ダーク・シティ』)で、撮影開始は今年4月。
>313
プロヤスーは期待が持てるが、ウィル・スミスが不安材料だ。
ロビン・ウィリアムスの「アンドリュー」に似た匂いがする…。
(あれは監督コロンバスか)。
キャルビンはでるのかな?
(^^)
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/13 20:45
アジモフは巨大数フェチ
ファウンデーションbyハヤカワの翻訳ってひどくない?読んだけど意味がわから
なくって、後日創元の銀河帝国読み直してやっと楽しんだ経験がある。
319 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/24 02:50
そーかあ? ハヤカワで読みやすくって普通に全部読んでしまった。
創元のやつと比較しようにも、そっちはなかなか売ってない罠・・・
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 02:04
>>319 俺もそう思う。別にひどくなんかないでしょ。普通に読めるレベル。
321 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/25 02:24
アタイこそが 321げとー
>319>320
そっかなー、自分は書いてあることの意味がわかんなかった。
特に日本語読解能力に劣るつもりはないんだけど。
4作目をハヤカワが出した直後に1〜3作目をあわてて出したような感じ
だったから、時間が無くてひどい訳になったのでは?と邪推するくらい
(自分にとっては)ひどかった。
もしかして、2版以降は訳文に手直しが入っているとか?
>>322 > 4作目をハヤカワが出した直後に1〜3作目をあわてて出したような感じ
> だったから、時間が無くてひどい訳になったのでは?と邪推するくらい
言ってる事がよく分からない?
>323
4作目(「ファウンデーションの彼方へ」だっけ)をハヤカワが出した時に、
同じ訳者に1〜3作目も訳させてまとめて出した(創元が「翻訳権独占」など
というマネをしてなかったので)。
ハヤカワか創元かどちらを買うか迷って、4作目まで同じ訳者で読めるハヤカワ
を選んだんですが、前述の理由で挫折して、創元の方を買い直しました。結局4
作目は未読。
>>324 了解した。でもまあ、そんなにひどい訳とも思わなかったんだよね。
比較しなきゃ何ともいえないけど。
326 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/03/26 00:17
>>318 あれで読みにくいのなら、他の翻訳SFは読めないのでは。
日本語読解能力に自身ありってんなら、
たとえばどこがわかりにくいか挙げてみてくれないか。
>326
日本語読解能力、特に秀でていると思ってるわけでもないけどね。
で、肝心のブツが、多分実家の腐海に沈んでいるので、具体的にどこがと
挙げることはできないけど、読みにくいというよりも、状況説明とか、
情景描写の部分などの把握がしんどかったような記憶がある。
ちなみに、翻訳SF、それなりに有名どころは読んでいるので、耐性がない
わけではないと思う。
ま、合う合わんは誰にでもあるし。
1〜3まで創元で読んでたが以降出てないので早川買った。なんだあの訳は!
なんてタイプはちょくちょく見るんで318氏は珍しいタイプかもしれないけど。
初めて早川版読んだ時に「おどろきもものき!」 に脱力した記憶があるんだけど、
創元のほうはどういう表現にしてたかの記憶が残ってない。
うちも創元版が行方不明になって久しいからなあ。
我が家に時限遺品館なんてあったっけか・・・
ずっと探していた「アジモフ博士の聖書を科学する」を
地元の図書館で見つけて、やっと読んだ。
アシモフ節炸裂でおもろかった〜。
さる統計によると、
アメリカには、聖書の「天地創造」が正しくて
「進化論」信じていない人が3割もいるらし。
アシモフ先生も必死になるわな、そりゃ。
>>329 今のアメリカはファンダメンタリストが勢力を伸ばしかねない状況だからもっと酷いかも。
アシモフ自身ユダヤ系だっけ?
ヤバイ?この話題
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
「ネメシス」の上巻を買ったんだが下巻がどこにも売ってない!
二冊並んでるから後で買おう、と思ってて行ってみたらそれも上だったんだよ。
微妙にマイナーだったのか。注文するのめんどくさい…
てか、アシモフ読み始めたばっかなんだけど面白いね
>>335 君は幸せ者だな!
ずくやんでないで注文したら?ネット通販も最近は便利になったし。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/28 00:59
>>335 俺もうらやましい。
科学エッセイを大学の図書館で見つけて読みふけった頃が懐かしい。
ハヤカワだけじゃなく教養文庫で見つけて喜び3倍!みたいな。
アシモフ自伝、再版しないかなー。
Iの前編だけ偶然古本屋で見つけて読んだけど、面白すぎる。
続きがよみてー。
早川の文庫版科学エッセイを1冊ずつそろえてた頃が懐かしいな。
あまり金がなかったからまとめ買いはできず、田舎だから大きい書店にたまたま用があった時しか機会がない。
もちろん取り寄せれば早いんだが、先に誰かに買われはしないか、マイナーだから誰も買わないか、
買われてしまったら二度と入荷はされないんじゃないかという状況も楽しんでたおばかなわけだが。
自伝は見果てぬ夢だな・・・
ブラックホールのエッセイが読みたい。
アシモフならわかりやすい解説で書いてくれるから、もっとわかった気になれるのに。
アシモフ好きが好むアシモフ以外の作品てどんなの?
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/29 04:44
ビルゲイツ未来を騙る
>>340 一例。
ホーガン、シェフィールド、R.L.フォワード はシンクロ率が高い。
一方、
ディック、ル・グイン は低い。
………
単に複雑なストーリーについていけないだけかもしれない。
>>340 レム、ハインライン、ブラウン、ブリンはかなり好きだ
要するに節操がない
>>340 >>342に禿同。
加えて俺としては、
ニーヴン、ブラウン、シェクリイ、
最近だとソウヤー、ヴィンジ、イーガンなどが好き。
サイバーパンクは無視。
あとハインラインよりはクラークが好き。
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/04/30 02:14
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/03 21:59
ファウンデーションと地球を読んだ感想。なんじゃこの結末は。
アシモフは当初、繁栄する第二(ないしは第三の)大銀河帝国の一史家から見た
過去の銀河帝国の興亡史てつもりだったいうが・・結末がギャラクシア(ガイア
の拡大版)であっさり。しかもラストの妙な不気味さ・・・。
もしかしてアシモフはこの作品の続きぐらい書く気があったのかと思わせるし
もしかしたらギャラクシアの要素と両ファウンデーションの要素を備えた銀河帝国
想定してたのかな。
それと2ちゃんの痴の巨人どもに聞きたい意見がある。佐治芳郎て作家がリュウ
ノベルズて本で出してる仮想戦記もので「最終戦争・銀河大戦編」太陽系独立戦争
て本をぜひ立ち読みしてみてくれ。(買う価値はないだろうし)そいで感想聞きたい。
おもっきそ笑けること受け愛だよ。
>>347 銀河帝国興亡史は全三冊ですw
という下らない冗談はさておき、実際アシモフはファウンデーションとR・ダニール・オリヴォーのロボット物との
融合を考えていたみたいだし、その後「完全完結編」でも書くつもりはあったんだろうね。執筆中毒なあの人のことだし。
しかし地球も拍子抜けだったが、個人的にはそのショックのあとだったからか序曲と誕生の方がぱっとしなかった。
初期3冊から時間があいたせいもあるんだろうけど、なーんか半分もう義務感だけで読んでる気分になった。
これから読むであろう347にこんな話するのも問題なんだろうけどさ・・・
ファウンデーションは壮大な未来史と見せて
実際はドロナワで書かれたものだしなあ。
俺は序章と誕生も好きだ。
御大だけでなくセルダンまでドロナワな人だと分かって、
ある意味とっても面白いw
田中芳樹の解説はイマイチというかダメだと思うけど。
問題は、ベンフォードベアブリンの新三部作なんだよな・・・
読むべきか、読まざるべきか、未だ決心つかない。
よりによって、俺の嫌いなSF作家3人衆が書いてるって、
何かの嫌がらせかこれは。
連中、キラービーズとか言ってたっけ。
3人の中ではベアぐらいしか知らないけど最近のベア作品同様SFらしくない内容だったし、ベンフォードは文章というか状況描写が解り辛いし、ブリンはライトノベルっぽいし。
何でこの3人が後継者になったのか理解できない。
アシモフ関連商品系(何か違うな)は昔読んだ夜来たるの長編版で嫌になったな・・・
せっかくの雰囲気がハリウッドの3流パニック系映画になってて大ショックだった。
おかげでバイセンテニアル・マンの映画化作品もスルーしてしまったが、このスレ的にはどうだったんだろう。
>>351 アンドリューがリトル・ミスの孫娘と恋仲になるっつー下世話なハリウッド的展開に
萎え。
353 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/06 01:08
>>351 前半はいい感じだったけど、後半に行くに従い原作の素朴な良さみたいな
もんが失われていった感じがした。人間になって結婚するなんてラストは
最悪といっていい。
>>353 そんなのアシモフじゃないじゃん
バイセンテニアル・マンじゃないじゃん
>>353-354 あぁ良かった。ここの映画関係のスレや映画板板では割と佳作的評価で
>>352のような意見を書いてもスルー気味だったので、恋愛話改竄批判は
俺だけかと思ってたんだが、やはり原作FANは賛同してくれるか。
>>355 いや映画見てないだけなんで、観たら評価するかもしれないけど
ラストでアンドリューが死んでいくのかな
死んでいくのであればそれなりにバイセンテニアル・マンである気もする
とりあえず検索して映画版のあらすじ見てみた
うーむ。やっぱり中編版と趣旨が違うなあ。
これはこれでいいのかもしれないが、原作ファンには違和感があるだろうな。
あれが原作だと思わなければ、それなりに。>映画
ってかラストシーンの看護婦さんって……
なんかある意味予想通りのレスが帰ってきてる・・・喜ぶべきなのかどうなのか。
当時あの映画を評価した人の中で、原作知ってる人間はほとんどいないだろうから、
単純にいい話として受け入れられてしまったんだろうかねえ。
もともとアシモフの名前なんてSFファン以外の日本人はまず知らんだろうし、
映画を紹介するようなものでも原作の話まではしなかっただろうし。
映画のオープニング、アンドリューが作られていくシーンで、
早くも原作の粗筋が脳裏にフィードバックして涙腺緩んだ
俺は駄目な人ですた。
映画本編は、最悪のシナリオ想定しながら観たせいか、思ったよりは良かった。
良くも悪くも、晩年のアシモフがリメイクしたらこんな話になったんじゃないかなー
と言ってみるテスト(w
#ゴールドとかの晩年の作品も結構好きなもので。
>>358 ラストシーンおもいっきり人間殺してるよね…
三原則って……????
駄作スレから誘導されて来ますた。
ワタシも原作読んで物凄く大好きだったので『アンドリュー』はチト不満。
でもハリウッド映画にするには仕方ないかなとも思います。
もう一回読もうっと。
>>361 1)尊厳死は危害を加えることにならない。
2)本人の意思に反して生存を続けさせることは、危害を与えるに等しい。
てな判断基準が明確になってれば問題ないかもしれん。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
367 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 15:03
ガイシュツかも知れん話題だが、
「ファウンデーションシリーズ」とても面白い作品だったが、第3巻までね。
第4巻からワケ解らなく、面白くなくなった。
ダニールを無理矢理この作品に絡めようとしたために、作品自体が変質してしまった。
銀河中の人類全体が蟻や蜂のような、一細胞の如く生きる結末を迎えるという、強烈なオチである。
>>367 ロボットシリーズとの融合よりも、人類が進化すべき姿を「ゲイア」に求めて
「永遠の終わり」まで取り込もうとしたのがマズかったのではなかろうか。
零則はそのための新設定かと。作品あとがきだったか自伝だったかで
御大自ら、「永遠の終わり」のマージは上手くいったとは言い難いと
述べてた記憶がある。
晩年の先生には緑色の柔毛の斑点が・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
学校の図書室でアシモフをみかけ、「神々自身」を借りてみました。
かなり面白かったが終わり方がなんだか・・・。
第二部の終わり方もよくわからないし。俺がアホなだけか。
初めのラモントとプロノフスキーが出ていた頃が一番楽しかった、
ポンプは危険だとわかっているのに、どうすることも出来ない絶望感が
たまらない。
しかし終盤の主人公がデニソンとは意外でした、そこであんたが
出てくるとは思わなかったよ、ていう。
出てきたときはもう名前忘れてて読み返しまいましたよ。
三部にラモントの登場を心待ちにしていたのに残念・・・。
図書館には結構アシモフ作品があったので、皆さんの推薦図書を
教えて頂けないでしょうか。
ファウンデーションシリーズは基本だろうが,僕はごく初期の中篇をお勧めする。
文庫だと,ただの「ファウンデーション」なやつ。
あとは無難に短編集などどうだろうか。
僕が好きなのは巨大電子計算機「マルチヴァック」が出てくるやつ。
>>371 うんうん、まるちう゛ぁくシリーズ好きだよ。
最終的に「光あれ」に行き着く話なんざぁ、なんだか手塚治虫みたいだね(ん?逆なのか)
>>367 個人的に入門編としてお薦めなのは「鋼鉄都市」→「裸の太陽」のライン。
その後ロボット三原則使う短編(「わたしはロボット」「ロボットの時代」)へ逝くと
なかなか良いかもと思います。もちろん逆でも良いんだけど。
ファウンデーションは一度頓挫すると結構キツそうだしね・・・
ただ、「神々自身」読んでるんだったら、渋めの中編でも大丈夫かもしんない。
特に「夜来たる」は良いよ。
「夜来たる」を読むなら、是非とも中編版を読んで欲しい。
個人的には長編版は失敗作だと思ってるが、これはあくまでも好みの問題になってくるんだけれど、
中編版を読んでから長編版を読むという流れはできても、
逆は駄目だというのはたぶんこのスレの既読者は認めてくれると思う。
レスくれた方々どうも有難う。
助言を参考にして借りたいと思います、しかしレスが待ちきれずに
「宇宙の小石」を借りてしまいました。まだ途中ですがこれも面白い
ですねえ、お薦めを聞いておきながら結局図書室にあるアシモフを
すべて読んでしまいそうです。
>>374 宇宙の小石はいいね。
俺のアシモフの出発点だよ。
で、お勧め作品だけど
・永遠の終わり
・鋼鉄都市
・バイセンテニアル・マン
を読んどけと。
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/06 01:46
おれは永遠の終わりだけはなんかくどくて駄目だった。
宇宙の小石がいけるのなら、
「宇宙気流」
「暗黒星雲のかなたに」
「ファウンデーション(特に1-3)」
は絶対大丈夫。面白いから安心。
短編集では「アシモフのミステリ世界」が個人的にはお奨め。「夜来る」も
もちろんOK(長編版はアシモフ作品とは言いがたい)。
これがいけたら、それ以外のロボットもの各種、「サリーは我が恋人」
「火星人の方法」などなどに手を出していただきたい。
あと、短編のあいだのアシモフの作品紹介が面白く感じるのなら、
科学エッセイもお奨めする(ハヤカワ文庫、教養文庫など)。
で、アシモフたまらん!となったら、
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=11068 でアシモフ自伝復刊希望に協力してくれい。
「
>374=>370
>376の言う通りですね。
「宇宙の小石」に入っちゃったんなら、いざ『ファウンデーション』シリーズへ。
「宇宙気流」あたりも含めて、トランター=銀河帝国シリーズって言ってもイイのかな。
いやあ、「宇宙の小石」面白かった。一気に読了してしまいましたよ。
シュヴァルツの存在が多少アーヴァーダンに押され気味な気もしましたが。
お利口さんなんだからもうちょっとその頭のよさをアピールして欲しかった。
>>376 「永遠の終わり」と「鋼鉄都市」はあるので読んでみます、
「バイセンテニアル・マン」は図書室に無かった様な・・・。
図書室にリクエストでもしようかな。
>>377 「宇宙気流」と「暗黒星雲のかなた」にはあったかなあ。
恐らくあったと思うのですが、問題はファウンデーションシリーズが3くらい
からしか無いのですよ。借りるのは諦めて買うか、リクエストかな。
読むべき短編集もたくさんあるようですし、
こういうのを嬉しい悲鳴というのですかね。
もうアシモフ先生の作品をすっかり信用しているので復刊希望、
あとで行ってこようと思います。
>>378 ファ、ファウンデーション・・・。
もし買うとしたら何処の出版社が良いというのはありますか?
因みに私が読んでいるのはハヤカワです。
今日は失敗しました。油断してなにも借りずに帰ってきてしまったのです。
普段、本は少しづつ読むので、こんなに一気に読んでしまうとは
思わなかったのです。これもアシモフ先生の成せる業でしょうか。
学校に次に行くのは月曜だし・・・本当に失敗だ!
>>379 バイセンテニアル・マンは短編集の「聖者の行進」に入ってるぞ。
>>379 一応「鋼鉄都市」「はだかの太陽」はミステリ仕立てになってるのでその辺注意。
もちろんSFとしてもミステリとしてもいい作品なんだけど、たまにミステリ駄目って人もいるんでね。
アシモフ先生の落語が読める「木星買います」も変わってていいぞ〜とさらに惑わせてみる。
なんだか寄って集って370を教化しようとしてますな(w
漏れはこのやりとりきっかけで「夜来たる」と「宇宙気流」読み返しました。
いやー、何年も読んでなかったから新鮮!
やっぱ一気に読んじゃうよねー。
384 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/07 03:18
初めて鋼鉄都市を読んだのが約一年前
それまでSF小説なんて興味もなかったのに
ロボットブームに押されて興味本位で手にとってみたんですが
それ以来完全にアシモフの大ファンになりました
はだかの太陽、我はロボット、ファウンデーションとシリーズを
通勤電車の行き帰りちまちま読んで来て
今ファウンデーションの誕生(下)読んでます
はやく結末を知りたいのに、ずっと先を楽しみに読んできた
ファウンデーションもこれで最後なのかと思うと
なんか寂しくなります
この後はなに読めばいいんでしょうか
ネメシスみたいな単純でどこにでもありそうなストーリーも、アシモフが書くと面白い。
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/07 10:17
>>379で思い出したけど、
ハヤカワのものと創元社SF文庫って読みくらべてます?
漏れはファウンデーション三部作しか比較してないけど
人名の表記から雰囲気までわりと違っていて面白かったですが。
ハヤカワの方は時々英文がストレートに透けて見える時があって
分かり易いんだけどちょっと萎えることも。
創元の方は雰囲気ある気はするんだけれど、装丁の印象もあってか暗い(w
>>386 漏れの場合もともと初アシモフが親戚にもらった創元版の銀河帝国三部作だった。
その後後期シリーズを文庫で揃えたついでにハヤカワ版も買ったけど、
やっぱ最初の印象が強いせいか創元版の翻訳の方が好きかな。
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/07 14:19
御大の科学エッセイシリーズのどれかで、
ハリウッドからアイデアを買いに来たって話があったと思う。
地球の中心核へひたすら旅するというプロットを披露したら
映画会社の人が不安そうに
「それ、面白くなるのか?」
と聞くので
「もちろんさ」
って陽気に答えた、とかいう奴。
今度公開の「The Core」と何か関係あるのかね?
390 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/10 00:44
>>367 微妙に遅レス。
ひょっとして4巻までしか読んでない?
そっから先読めば分かると思うけど、アシモフは別に
ガイアが絶対であるとはいってないよ。
そういう選択肢があるけど、状況如何によってはどうよ? みたいな。
いささか陳腐であることは確かだが、全てが幸せになれる社会体制の
発案はさすがにアシモフにもできなかったやね。
391 :
川村ひかる交際発覚!!お相手の有名力士は?:03/06/10 14:20
「裸の太陽」を借りて読んでいます。
もうね、アシモフの作品なら何でも面白いんかい、ていう。
しかしさっき気付いてしまった、これは「鋼鉄都市」の続編だという事を。
「鋼鉄都市」読んでないのに続編から読んでしまうとは・・・
ヨシヤパテ!
>>393 だからあれほど鋼鉄都市を勧めたのに……
>>393=370
そそっかしい感じねぇ・・・
まあ、勢いがあって羨ましい感じもしますが(w
鋼鉄都市もどうぞ。必須です。
396 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/10 22:31
「夜明けのロボット」に入る前に
「我はロボット」もお忘れなく
>>394 全く面目ない。余り選んでる時間がなかったもので、
ぱっと目に付いた太陽を手に取ってしまいました・・・。
>>395 次こそ必ず。
>>396 今度こそ間違えません!
あ、そういえばハヤカワは
>>386氏の言うとおり訳が
ストレートな気がしますね。
ベイリがダニールにむかって「凍りつけ!」ってのは無いだろう。
フリーズって言ってるんだろうけど「凍りつけ」ってのはもはや
直訳ですらないと思う。
>>398 言われてみればそれって何か剣と魔法の物語に出てきそうな科白だ。
しかし、ハヤカワと東京創元社だと、後者の方が会社として弱げなのが辛いところだね。
比較しようにも、ほぼハヤカワの独占市場化が進んでしまっている。
創元推理文庫(未だSF文庫ですらない)時代から出ている
ファウンデーションの1〜3(厚木淳訳)なんて絶版じゃなかったかなぁ?
「彼方へ」「地球」「序曲」の新三部作も実はこの人の手によるものが読んでみたかったが、
まぁ、年から行っても無理な感じぃー・・・。
あと、結局は訳なんて会社じゃなくて個人の責任になるわけだけれど、
ハヤカワでも小尾芙佐さんなんて良い感じだった気がする。
岡部さんがどうも表現を砕きすぎて馴染めなかった印象が強い。
・・・知らぬ間に400ゲトしてますた。
もとい、訂正です。
創元推理文庫から出てたタイトルは「銀河帝国の興亡」1〜3でした。
>>397 いえいえ。さっきのは冗談半分です。
あまり順番を気にする必要はないかなとも思います。
訳で言えば、鋼鉄都市の福島さんの訳は良いなと。
なんて言うか、作品と訳がマッチしてる。
・・・・何度もスマソ。
東京創元社HP逝ってみたら、訃報出てました。合掌。
ああ、これで本当に不可能になったわけだ。鬱々。
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厚木淳氏逝去
新聞等で既報のとおり、さる5月19日、小社元編集部長、翻訳家・厚木淳(あつぎ・じゅん)氏が胆管癌で亡くなりました。享年73歳。
厚木氏は、1930年3月9日、東京日本橋に生まれ、京都大学経済学部を卒業。1952年、東京創元社入社。取締役編集部長を経て、翻訳家として活躍。
SFとミステリの翻訳で知られ、代表的な訳書に、火星シリーズをはじめとする東京創元社より刊行のバローズ全作品、
アシモフ『銀河帝国の興亡1〜3』、クリスティ『晩餐会の13人』『ミス・マープル最初の事件』『ポワロの事件簿1、2』、ディクスン『白い僧院の殺人』ほか多数。
だいぶ前のスレにアシモフの「ロボット物」に対する違和感を訴えるカキコがあったけど、漏れも読んだ当時のことを思い返すと
そんな気もした覚えがある。
いいかげんウザったいというか、たしかに短期集中では読みたくなくなった記憶が……。
第1作「ロビー」がもっともピュアな作品で、それから長い間「三原則」をこねくり回してたけど、「最後のロボット」から
「二百周年を迎えた男(バイセンテニアル・マン)」あたりで原点回帰したっつーか、「三原則」の前提である「人間」とは
なんぞや、ちゅうところで、ヒューマニティをテーマにした傑作が生まれて、改めて全体を見直したという感じです。
ところで「三原則」の第1条、
「ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない」
っていうの、「看過する」って意味がぱっと分からなかったですよ、当時厨房の漏れには。
「ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、人間への危険を看過ごしてはならない」
とでも訳せばいいのに。
>>404 ロボットの時代はともかく、われはロボットはちょっとなあ。
>>400 会社として弱いといえば、教養文庫の社会思想社。
潰れちゃうのは致し方ないとして、「翻訳権独占!」のエッセーは
ハヤカワに引き継いでほしいなぁ。サイトには「版権を引き継ぐ
ものもある」と書いてあるが、どうなったのかな?
ハヤカワにはこれをきっかけに、いまだに翻訳されていない「月の悲劇」
とか「電子の左手」とかも是非出版してもらいたいが...。
#内容は古いだろうけど、読んでてとにかく面白いからなぁ。
#いま「空想自然科学入門」を読み返しても、抜群に面白いもん。
ま、最近ハヤカワもあんまりアシモフアシモフしてないから、期待は出来ないけど。
2002年には没後10年とかでキャンペーンをやって欲しかった。
407 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 22:45
まぁ一応「夜明けのロボット」の話に
「われはロボット」に関することでてくるし
厚木淳氏の『銀河帝国の興亡』については、固有名詞のカタカナ表記に
ちょっと違和感がありました。「テルミナス」は、ちょっと、どう
も……。「テルミヌス」あるいは「ターミナス」でしょう。もっとも「リ
ナックス」なんて言い方が主流を占めているこの言語なので、こちらとし
ては負け犬の遠ぼえみたいなもんですが。
>>408 工房の頃、漏れも友達と議論したよ、固有名詞。
「指輪」とかも含めて。うーん、なつかしい。
で、漏れ的結論は「カタカナ固有名詞は雰囲気が大事」
ラテン語読みで統一しても、英語読みで統一しても
かえってどこか違和感があるカタカナ名詞になってしまう。
日本語の音韻にあっていれば、多少の無理はオッケーみたいな。
なお、このような大作の場合、無数に出てくる固有名詞の発音とその表記には、いつもながら悩まされる。
たとえば、ファウンデーションが設置されている惑星およびその都市の名は原語ではTerminusとなっている。
これを英語式に読めばターミナスで、終点とか末端とかの意味になるし、このシリーズの背景にある
ギボンの『ローマ帝国衰亡史』を意識して、ラテン語として読めばテルミヌスで、境界とか結末、
または境界神の意味になる。『銀河帝国の興亡』で厚木淳氏がおやりになったように、
前半はラテン風にテルミ、後半は英語風にナス、つまりテルミナスとすれば、
この両方が包含される感じでたしかにおもしろい。
しかし、考えてみれば、これは、地球の存在さえも忘れ去られようとしている遙か未来の話ではあるし、
固有名詞の一つ一つの地球上の語源を辿ってこれはラテン系これはスラブ系というように
発音をしわけるとなると収拾がつかなくなるので、この際、原則として、ごく英語風の発音を日本語化して
カナ書きにすることにした。年季の入ったファンの中には違和感を覚える方もおられるかもしれないが、
ご了承願いたい。
『ファウンデーションの彼方へ −銀河帝国興亡史C−』より、訳者あとがき(岡部宏之氏)
・・・まあ、先達に敬意は払うけどって雰囲気だね。
原文から英米人がどう読むかと言えば、岡部氏の言うとおりフツーに英語読みでありましょう。
厚木氏の訳が出たのは1968年。バローズのシリーズとかもやってたみたいだし、
それ以前のSFの雰囲気を引きずったある種の活劇系で、ちょいと神秘的にやりたかったのかもね。
アシモフは何て発音したんだろうね。
あ?そういや、アシモフの名前がテルミナス状態ってことは内科医?
イサーク・アシモフか、アイザック・エイジモフじゃねーのかなぁ?
>>412 アイザック・アジモフだよ。アジモフのアはェに近い発音。
アシモフと濁らないようにしたのって日本くらいだろうね。
それ何かの話で、住後の名前がどうのこうのって話が出た時のやつだよね。そのインタビューでは本人が「本来ならイサーク・アシモフ(サはズィが少し入る)って発音なんだよ。けどアイザック・アジモフで構わない」って答えてたっけ。
住後 × → 移住後 ○
なんだっけ、 has-him-of で、hをはずして読めばいいとか言ってたんだっけか。
日本はプラトンとかカエサルとか、妙に原語表記に忠実たろうとするところがあるからな。
アシモフもテルミナスも語源(出自)を意識しちゃった結果なのだろうね。
・・・ちなみにテルミナスそんな嫌いじゃないっす。
裸の太陽を昨日読了。
面白かった、毎回こればっかり言ってるけど。
気になったのはリービッグは「見る」事が出来ない、
だから殺しは出来ないという事に誰も気付かないというのは
何か引っかかる。もっとしっかりした理詰めで解決して欲しかった。
まあ俺も気付かなかったけどね。馬鹿なのかな、彼らも俺も・・・。
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/16 22:47
黒後家蜘蛛の会
吉祥寺ロンロン内の本屋一巻だけがないっ
早く入れてくれぇ
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/17 23:00
アシモフの記念館のようなものは海外にありますか?
421 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/18 00:50
>>419 門前仲町のブックオフに100円で出てたぞ。
ブックオフは嫌いなんで
新品がなくて古本屋で探すことになっても絶対に行きまへん
>>418 「鋼鉄都市」 「裸の太陽」
この二冊でこのシリーズはお終いと思ってください。
この続編と言われる物が多数でておりますが、個人的にはあまりお勧めできない。
「裸の太陽」の終わり近く、ヒロインが「馬鹿なことをするんじゃない」と言われながら、
主人公の頬にそっと触れる。
この男女の機微を書くことが少なかったアシモフ最大の名場面の余韻を胸に
残りを読むのはやめませう。
>>424 夜明けのロボットやロボットと帝国もそれなりに好きなんだけどな
夜明けのロボットのラストのダニールとジスカルドの会話のシーンが実にいい
ハードカバー版の、ロボットと帝国の表紙が非常に好きだったんだが、
文庫になったら‥
>>423 そういうこと言ってると、読めるもんも読めなくなる罠。
「我はロボット」を読み終えました。
うーん・・・やっぱ長編の方が面白いな。いや、これはこれで面白いけど。
ロビイやキューティの話はなかなかよかったんだけど、
最後の話「災厄の時」はつまらんかったな。
今「ロボットの時代」を読み始めたところです。
>>424 うう、読むのをやめるのは無理です・・・。
読んでしまいますよ、
>>425氏の話ではまたダニールも出てくる様ですし。
しょっちゅう刑事に苛められてるダニールに安息の日は来るのか。
>>428 ダニールとイライジャを素で間違えてた
誰か指摘してくれても良いじゃないか!
ダニールに安息の日々か……そうだねえ
「われはロボット」は正直そんなに面白いもんでもないと思う
ロボットの時代の方が肌には合うかも
430 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/21 19:39
ロボット工学ハンドブックほしい!
誰か作ってないかな?
「ロボットの時代」の校正が好きだった
ちょうど逆転裁判やってた時読んだんで
>>370 後期アシモフへ行くのだったら、「ネメシス」もお薦めしたいなぁ。
ロボットシリーズとも帝国シリーズともとりあえず独立した雰囲気の作品ってことで、
アシモフ自身話の辻褄合わせに奔走してないでのびのび書いている。
展開される心理劇も結構ドロドロ内面的で一級品だし、正直イイ感じ。
依然として地球は舞台の一つになるけれど、ハイパースペース航法開発前から
スタートするというのが物語の中に時間と距離を生む限界設定として素敵。
ロボットにしてもファウンデーションにしても後年書き連ねていったものは
万能キャラがちょくちょく出てくるようになっていて興ざめすることもあるけれど、
そうした設定にある程度煩わされないで読めたのが良かったかな。
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/23 13:40
地球シミュレータってすげえな。
あと10年したら、心理歴史学者が誕生するかもしれないと思った。
アシモフは、奴隷制度などから西側の文明から人型ロボットが生み出されると思ってたみたいだけど、
実際は東側の文明が開発した。しかも、歴史や習慣や気質なんて関係なく、アニヲタが…アニメと同じようにロボットと暮したいという理由で。
さすがに、これは予想できなくとも仕方ない。
西側じゃなくて西洋側、東側じゃなくて東洋側って書いてくれたら助かる。
アシモフの功績は、東洋的なロボット思想を西洋に広めたってとこじゃ
ないかと思う。
人に反抗する、人を攻撃するロボットじゃないロボットもあるんだと人々に
認識させたところ。
アシモフじゃないが、「ファウンデーションの勝利」の内容も東洋的だよね。
437 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/11 15:32
アイザック・アシモフは糞して寝てろ
>>434 だがそのアニメが製作されたのは、やはり日本特有の文化的状況の中だったわけで。
440 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 15:14
風見潤編集『SFミステリ傑作選』講談社文庫
ようやっとゲット
441 :
人気サイトhttp://pocket.muvc.net/:03/07/12 18:03
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/12 22:31
心理歴史学って研究してる奴がいるんじゃなかったか?
かなり昔(10年以上前)のアシモフへのインタビュー記事で読んだことある。
>>434 銀河帝国の中ではNewTypeを予想していたが
それがアレとはね。
445 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/13 12:43
最近、ようやっと「暗黒星雲のかなたに」を読了。
・・・あれは若気の至りってことでイイでしょうか?
>>445 あのオチを編集長の強い要望で泣く泣く書いたのは、自伝等で有名です。
>>446 そうなんだー。そりゃ辛いわ。
まだ当時としては通用する系統なのかもしれないが、
なにしろ読んでて辛かったし(w
あと翻訳が古風な会話調を採用しているのも多少キツイね。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/13 23:39
月刊ニュータイプによると、
噂になってた「われはロボット」映画化、無しになったみたい。
似たような映画を企画してたから、権利を奪っただけらしい>われロボの権利を獲得した会社
クラークの「神の鉄槌」がディープインパクト(※1)の原案扱いになった時同様、クレジットもされない可能性あり、だそうな
(※1)ニュータイプの記事では「アルマゲドン」と書いてあるがディープが正解
>>448 似たような映画?
ロビイでも映画化するのかしら。
>>444 1470円ですた。定価は340円。
ランドル・ギャレットのダーシー卿モノも載っているので
このくらいなら。
>>449 ロボット3原則を扱ったミステリーらしい。
(;´Д`)そりゃぁ、権利取っとかないと、訴えられる可能性あるわ。
>>451 うーーーーん。禁断のジャンルに手を出したような気がしないでもない。
どう考えてもアシモフと比較されてしまうしな。
>>449 他作品を原作とする映画という可能性を否定はできないけど、
オリジナル脚本だけど、何ら措置をとらずに映画化したら
パクリとそしられるおそれがあるから、念のために権利を買った
ってだけの方が可能性としては高いでしょう。
IBMがドクター中松の特許を買ったようなもの。
>>453 われはロボットの中で、一番作りやすそうな話がロビイかなと思っただけなんだ
ダニール・オリボーの出てくるのって
鋼鉄都市、はだかの太陽、夜明けのロボット、ロボットと帝国、の他は
>>440のに載っている短編「ミラー・イメージ」だけだっけ?
>>455 出てくるだけならファウンデーションシリーズにも
出てくるやつあるけど…
「ファウンデーションと地球」では
ただのゲスト出演だけど
「ファウンデーションへの序曲」では
ちゃんとストーリーに絡んでるよ
後はキラービーズのシリーズね。
黒後家蜘蛛の会のヘンリーは
実はタイプマシンを使って現代に来たダニールだよ
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>459 タイプマシンか・・・まあ、ダニールなら何でも出来そうだ。
どっちかというと本人の方が”タイプマシン”だよなあ・・・
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/18 13:18
フジテレビのトリビアの泉でアイザック・アシモフの名を
知った視聴者が読んでくれないかな?
トリビアをたくさん集めた本を書いてると勘違いされる罠。
>>464 > トリビアをたくさん集めた本を書いてると勘違いされる罠。
でもまー、ノンフィクション本はそれに近いよな。
「アシモフの雑学コレクション」(星新一編訳)がそれだよね。
確かトリビアの言葉もここから引っ張ってるし。
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/25 17:03
おもろい
468 :
:イラストに騙された名無しさん:03/07/25 17:19
「ラッキースターシリーズ」読みたいが何処にも無いよぉ
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/07 08:01
これは私の想像なのですが、アシモフの前夫人は普通の人で、知の巨人とはほとんど
話が合わなかったと思うのです。再婚したジャネット夫人は学者だから、同じ土俵
で語り合えたことでしょう。
>>448の続報(海外から)
脚本は依然として製作会社が用意していた脚本寄りのままらしいが、アシモフ側からスーザン=キャルヴィンと他1名(2名との話もあり)、登場人物として採用されるらしい。
キャルヴィン役のキャストも決定したらしい(名前不明)。
とのこと。
キャルヴィンはいったい誰に…。原作通りのタイプだといいな(*´д`)ハァハァ
>>473 シガニー・ウィーバーではないだろうか。
眼鏡かけてもっさりした髪型にすれば、原作のイメージをそれほど
崩さずにスクリーン映えもするのではなかろうか。
>>474 シガニーならイメージどおりにやってくれそうだ。奴の表現力は凄い。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
短編集の「ゴールド」に入っている「谷のなか」の意味がわかりません。
気ィ長過ぎだろおまいら!てことなんでしょうか?それとも途中の描写に
すごい落とし穴があったんでしょうか?
新型ロボットの名前が「Rダニール」ってか・・・せめてもう少し待てと。
>>479 漏れも昼のニュース観てTVの前でひっくり返りますた・・・
奴のようには立ち直れませんですた・・・
>>479 ダニールの前にせめてジスカルドだろうと
昼のワイドショーでは事もあろうに頭のRを省いていたバカもいたぞ。
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/12 17:35
>>484 こんなダニールは嫌だ。何を思ってダニールなんぞ名付けたんだか・・・。
せめてASIMOUにしておいてくれれば・・・
ホント、もう少しまともなのが出来てから、Rダニールという名を使って欲しかった。
ニュー速とか見てると時代はSFからロボットアニメ(あれらを”ロボット”と呼んで良いかは別として)に
移っているんだなあとしみじみと思ってしまった。
まあ、だからってダニールだと高級で田中一郎ならダメだっていうのも違うだろうけど。
やっぱり例のロボットの命名に不満持ってるか。
当然だな。
無性に腹が立つんだが怒りはどこにぶつければいい?
東大にメールするかw
間違いなくアドレスあるだろうしな。ダニールをもう使っちゃったら
後つづかねーだろ!
女性型を作ったときはやっぱりドースと…
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/14 05:06
いちおう。
世界初、人型跳ね起きロボット開発 所要時間は2秒
仰向けに寝た状態から全身を使って瞬時に跳ね起きる人型ロボット「ダニール」が
12日、東京都文京区の東京大で公開された。東大大学院情報理工学系研究科の
国吉康夫助教授らのグループが開発した。瞬発力と反動をうまく利用して起き上がる
等身大ロボットは世界で初めてだ。
ダニールは身長160センチ、体重70キロで、ボディーはアルミ製。
寝たままで90度以上に脚を振り上げて反動をつけ、腰や足首など30カ所の関節を
制御しながら体を丸めてスムーズな動きで跳ね起きる。この間わずか2秒。
従来のロボットは動作開始から終了まで、プログラムに従って一様に手足に力を入れて動く。
これに対しダニールは、要所で力を入れる以外は、反動をうまく使い全身のバランスを
とるよう設計されている。同グループは今後、ダニールが状況に応じて動作のコツを
学習できるようにする。国吉助教授は「将来は心を察する知能も備え、災害救助や
介護の現場などで人を助けるロボットにしたい」と話す。
ttp://www.asahi.com/science/update/0913/001.html (朝日/全文)
あれはやはり「A型ダニール」なのだろうな。
この次のバージョンが「B・ダニール」で、以下C、D、E…と続いて、
「R・ダニール」になる頃には人間と見分けがつかなく
なっているさ。
そう言えば、ホンダのアシモもタイプ5型なら
ASIMO・V
になるってネタがあったっけか
[Computing] 自力で跳ね起きるロボット 東大研究グループ開発(毎日新聞)
自力で跳ね起きる人型ロボット=東大工学部で
東京大大学院情報理工学系研究科の研究グループは12日、あおむけ状態
から自分で跳ね起きることができる人型ロボットの開発に成功したと発表した。
跳ね起きるような俊敏な動作に成功したのは、人型ロボットでは世界で初めて。
アイザック・アシモフのSF小説に登場する人型ロボットにちなみ「R・ダニール」
と名付けられた。20日に開催される日本ロボット学会で発表する。
国吉康夫・助教授(知能機械情報学)らが開発した人型ロボットは体長160セ
ンチ、重さ70キロで、成人とほぼ同じサイズ。あおむけに寝た状態から、足を大
きく振り上げ、その反動で一気に起き上がることができる。
等身大の人型ロボットは、瞬間的な素早い動作は難しかった。研究グループ
は出力の大きいモーターを使用し瞬間的に大きな力を出すなど、人体の動きに
近い動きを可能にした。
[毎日新聞社:2003年09月12日 23時47分]
ttp://newsflash.nifty.com/news/td/com/td_com_mainichi_20030912_008.htm -------------------------------------------------------------
レスの中にRを(ryしたアフォメディアがあるってあったけど、朝日だったんすね。
上の記者は絶対アシモフ読んでない(w
>>494 ってわけで、そんな気の利いた話ではなくもちろん「R・ダニール」なんだよね。
残念無念・・・
>>495 483なんだが、実は日テレ系のワイドショーだ。
今さらだが、この国のマスコミはバカばっかりか・・・
>>496=
>>483 そうでしたか。早合点失礼!
つうか、みんな命名の由来とかちゃんと取材しないんだね(嘆
>>497 また変な名前つけるなあ。 こんな名前のモビルスーツあったっけ? とか思ってたんじゃないかと。
そもそも今時の日本人にアシモフ読んだことある人間が何人いるかって考えりゃ仕方ないのだろうが・・・
>>499 まぁ、Rって言われても分かりにくいしな。名字ってわけでもないし(w
しかし、漏れが当日見てた範囲ではTBSとNHKは大丈夫だったような・・・。
>>488 ふと「わたしはロボット」(伊藤哲訳・創元推理文庫)読み返してみたんだが、
ロビイの体型を記述しているとこに出てくる表現で、
「 平 行 六 面 体 」 っ て 何 で す か ?
>>500 別に記者本人が読まなくてもいいけど、名前付ける時の思い入れを聞く時には
とりあえず裏を取ってほしいな、というのはあるね。
>>504 ありがとう。なるほどね。
適当に考えて立方体だと思い込んでたんだけどさ、
それだと頭部はいいんだけど、胴体部分がめっちゃデブになるなぁと。
ドラえもんみたいになっちゃうんじゃないかと心配で心配で・・・
バカでスマソ
>>506 なんだか凄くなつかすぃーんですけど(w
逆にトリビア扱いされたりしてな。
先日発表された起きあがるロボットの名前は・・・・・
この番組のオープニングにも登場するアシモフの小説がモデルになっている。
・・・・・なんて(苦笑)
補足トリビアで、
「あのASIMOも・・・」
なんてな。
全然関係ない話だけど、近所に新しくできたデカい書店で、
アシモフの科学エッセイをひとそろい発見して、買い込んでしまった。
うあーいシリーズコンプできたよ
「はだかの太陽」読了。いやぁ、面白かった。
あの最後のオチは、安心しきったところに、不意に背中を押された感覚と言うか、脱帽のひと言。
それにラストもこれ以上ない爽快感。
改めてアシモフはすごいと思った。
↑
やはり例の番組冒頭の御真影の影響で買うやつが少しは増えるに
違いない、という見込みがあったのだろうか。
↑*2
に置き換えて読んでおくれよ
.......グスッ
復刊.comのアシモフ自伝への得票が100票に達したage
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/09/28 11:47
持ってるからいいや。
ちなみにラッパー/俳優になる前のウィル・スミスの経歴は
マサチューセッツ工科大中退、何気に理系らしい…。
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/24 22:36
アンドリューNDR114放送中あげ
…原作読んで号泣したのに。・゚・(ノД`)・゚・。
>>520 前半は原作に忠実だったけど、後半が結構変わってたね。
アンドリューが抱いた恋愛感情がストーリーに絡んできて、
何が人間なのか、という原作のテーマがすこしぼやけた感もあるけど、
これはこれで良かったと思う。
あと個人的にだけど、スーザン・カルヴィンの名前は出して欲しかったなぁw
アンドリューが放送されたというのに、レスは二つだけ・・・
相変わらず人がいないなぁ。
漏れはあれをアシモフと関連付けたくなくて、敢えて出てこなかったわけだが・・・
あれはそもそも絵的に美しくない。着ぐるみロボも萎え。
アシモフ作品で映像化がそこそこ成功ってのはミクロの決死圏ぐらいっすか?
>>523 少なくとも序盤は完全プロップかCGにして、「人の顔」はしてない造形にして
欲しかったな。ロビン・ウィリアムズの出番が減るから無理だったんだろうけど。
あらら、すでに既出の意見だったのねw
でも「原作にこだわらなければ」良い映画だったと思う。
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/25 04:49
アンドリュー萎え萎えだったので、欲求不満の勢いでコンタクト観ちゃいました。
アシモフと関係ないけど、話の落とし方なんかはよっぽどSFらしい。
突込みどころはいろいろあるにしてもね。
んー、SFの映画化って難しいなぁ・・・
>>525 ミクロの決死圏はアシモフが脚本を小説化しただけだってば。
映画アンドリューは
*似てるだけで当初孫娘に不遜な態度をとりまくる
あの態度がロボットとは思えなかった。
*冒頭あれだけきらびやかにと三原則をブチあげた割に
晴れて「人間」と認められたアンドリューの生命維持装置を
エンディングで「三原則ロボットが」あっさり切っているのはどうなのかと…
さしたる葛藤もなく。せめて葛藤が欲しかった。だって折角人間と認められてるんだもん。
監督に割と何も考えてないだろお前と激しく突っ込みたい。
その二つがどうしてもゆるせないので嫌いですあの映画。
一応二度見たけどもういい。
映画アンドリューは許せんわ。
原作(シルヴァーバーグに非ず)を知らない人の映画の感想を読んだ時に、ひっくり返ったよ。
人間性の追求が即物的で単純すぎる、アシモフの時代が古いから仕方ないか、だとさ…
頼むから、アシモフの小説を読んでから、アシモフを評価してくれ!!
アンドリューが人間だと読者に示されるのは、老衰手術を受ける為に行動した時なんだよ。
人間の外見や老衰を得たから人間だなんて、アシモフはそんな事を否定しているのが、あの医者との会話だろう?!
ロビーが健気だとかアンドリューとリトル・ミスのふれあいに萌えるとかは、
御大が読者をミスリードするる為に仕組んだ餌なんだよな。作中で
非常に人間臭く書かれたロボット達の振る舞いは、プログラムされた
パターンに過ぎない(アンドリューの場合は設計不良だけど)というオチ
を付けるのが御大のロボット物のパターン。
アンドリューが「狂った」ためにどんどん人間との境界が曖昧になる
様を示す事により、「人が人たる要件とは一体何か」(人とロボットの
境はどこか)を描いたのがバイセンテニアル・マンなんだから、感動
巨編にしちゃアカン。そもそも(ハリウッド)映画向きのテーマじゃ無い。
>>531 二つの塔をみて戸田字幕はやっぱり素晴らしい! と大喜びする人みたいなもんか。
板違いすまん。
しかしゆーちゃ悪いがこの映画が大当たりして同じコンビの夜来たるも映画化とかならなくてよかったなあと。
あっちはリメイクの段階で既に三流ハリウッド映画的になってるからな・・・
ファウンデーションシリーズ映画化の話は?
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/28 00:28
いっそ、宇宙の小石あたり映画化してほしいかもw
いや、むしろアザゼルあたりをw
ファウンデーションを二部作でやるのか。
どうなんだろう。
初期三部作だけにしてほしいかも>ファウンデーション映画化
どうだろう。むしろ派手な映画にできそうなのは後期作なわけで。
特に初期1冊目の部分なんてものすごーく地味だぞ。
初期三部作をまともに映画化できるようなスタッフならむしろJ・P・ホーガンの三部作を・・・
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/29 13:06
最近初めて鋼鉄都市〜ロボットと帝国読みました。
んでちょっと疑問に思ったんですが
はだかの太陽の最後のほうで、人間(本当はダニール)が
直接会いにくるのを恐れたリービッグ博士が服毒自殺しますよね。
んでそこに現れたダニールがまったく陽電子回路に
ダメージを受けた様子がないのは何故ですか??
自分のせいで博士が自殺したことには気づいてないのだとしても
目の前で人間が死んだらかなりのダメージなのでは?
>>540 ダニールはオーロラで作られたロボットなので、
ソラリア人の直接対面の恐怖は理解できても、その感情が
「人間の形をしたロボット=ダニール自身の姿」にまで及んでいるということには思い至らない。
ダニールにとって彼自体はどこまでいっても「ロボット」だから。
ダニールの姿そのものと、リービッグの自殺との因果関係が希薄になれば
そのぶん陽電子回路にかかる負荷は軽くなるだろう・・・
とは言うものの、少しも影響を受けないのはやっぱりヘンだよねぇ。
死を確認した後、声がひび割れるとかそのくらいの演出はあっても良かったね。
542 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/10/30 23:07
>>530 映画の中で最後に女ロボットが切った生命維持装置は、ポーシャの
ものではないですか?
ロボットに合わせる為に人間が電源に繋がってなんとか生きてたって
ことでしょう。
もちろん三原則には反してるっぽいけど。
アンドリューが窓から飛び降りて壊れるのもおかしいよね。第2条を守りつつ第3条も守れる状況だったと思うのだけど、着地するとかなんとかして。
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 04:26
アシモフの「はだかの太陽」について。
軽く内容教えてください。
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/03 05:46
>>544 すべてがロボットによって管理される惑星ソラリア――
だがそこで、有史以来初の殺人事件が発生した。
密室状況下で人間が殺され、しかもその場にはロボットしかいなかったのだ。
ソラリアの要請で、急遽地球から派遣されたイライジャ・ベイリ刑事はロボットの
ダニール・オリヴォーとともに捜査に着手するが、ソラリア社会の因習の壁にはばまれ、
袋小路につきあたってしまう。
はたして〈ロボット三原則〉がふみにじられ、ロボットによる殺人が可能になったの
だろうか? 『鋼鉄都市』の名コンビが再び登場し、完全殺人の謎を鮮やかに解明する、
ファン待望の傑作SFミステリ!〔初刷カバー裏解説より〕
>>544 つか、予備知識なしで読んだ方が面白いと思うぞ。
特に「はだかの太陽」はミステリー色が前面に出ていることだし。
探偵ロボット如きがモノリスやオーバーロードばりに人類を支配する未来世界、
1万2千年の銀河帝国も落ちぶれたもんだぜ。
スーザン・キャルヴィン博士が、パラレルワールドに出張してますた!
きっとチャンドラ博士とは仲が悪かったと思いマス!!
550 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/11/08 23:55
>>548 おみやげにプルトニウム186を持っていったら、HALが喜んでたわよ。
かわりにタングステンをもらって帰ってきたわ。
すみません、
どなたか「ヨシャバテ」のスペルご存じないですか?
英語で伝えたい相手がいるのに、スペルが判らない〜!
Jehoshaphat
で良いんじゃないのかと思ってるんだけど、
アシモフ登場人物の名前なんかはわざと本来の綴りから外すっていう話だから
正確ではないかも。
原書持ってないからなー
で、なんでヨシャパテがなんてこったいな意味になるのか
すごく不思議に思って調べてたんですが
どうしてあの言葉を使用するのか、判る方居ますか?
本来は聖書に出てくる王様で良いんですよね?
>552
ありがとう〜!
原書が欲しいんだけど、アマゾンとかで買えるかな。
本当に、なんでこういう意味に使われてるんだろうね。
「オーマイゴット!」と同じ意味なのかな?
アザゼル読んで思ったんだが、アシモフってスケベじーさん?
アシモフがスケベなのは有名。でも小説にはスケベなことは書かない。
アザゼルが未来から来たネコ型ロボットだったら
もっと売れたんだろうか?
ソラリア人は何処へ行ったんだ…後ファウンデーションの後のダニール。
>557
ダニールが両性具有になってたらいやだな・・・
講談社のSFミステリ傑作選って売ってね‐じゃん
「ミラーイメージ」が読みたいんだけど・・・
このスレで読んだことある人いる?
I. Asimovってどうなったの?
>>561 I, Asimovって翻訳の予定あったの?
>>560 あるよ、国会図書館に読みに行った。
収録されてるのってなんの中だったっけ……昔で忘れたな。
>>560,564
『SFミステリ傑作選』
風見潤編/訳 講談社文庫
edited by Kazami Jun,1980
>565
これって絶版だよな?
567 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/11 03:13
イライジャとR.ダニールが宇宙船の中で事件を解決する短編があるはずなのですが、
どの短編集に入って入るかどなたかご存知ありませんか?
翻訳でも原書でもかまいません。m(__)m
だから、565ががそれなんだって・・・
俺だって読みたいよ・・
>>567 図書館で借りれ、取り寄せ可ならなんとかなる。
別に大してなんにもドラマはないがね。
推理物としてもプチな感じ。
2作目と3作目で関係が変わってるような気がするから、なんか
あったのかなー、と思っている人多いようだが。
実になんもない。
そうなのか、夜明けのロボで急に信頼度が増してるから
なんかあったのかと
じゃあ内容としては黒後家みたいな感じか
571 :
ミステリ・マガジンで読んだ:03/12/14 19:07
「ミラー・ イメージ」では、ベイリは警察を辞めて、探偵事務所を開いているんだ
よ。
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/14 19:42
夜明けのロボットって読んだほうがいい?
前二作読んでけっこう面白かったんだけど夜明けは上下巻だから
敬遠しちゃって・・・
>>572 微妙だなぁ。好きは好きなんだけど、読まなくても構わないような気はする。
>>572 ジスカルドが好きだからわりと好き。
でも内容のわりに長いという気は確かにするな。
趣味によるとしかいえないかもしれん。
「ロボットと帝国」……はもっと評価わかれるかもなー、
アシモフそのものが好きなら多分好きかも。
「帝国」読みたいなら「夜明け」も読むべし。
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/17 18:05
父親の書棚を整理していたら、“The Alternate Asimovs”というペーパーバックが
出てきた。1986年刊行、となっている。以下目次
Introduction
1 Grow Old Along with Me (original version of the novel Pebble in the Sky)
2 The End of Eternity (original version of the novel The End of Eternity)
3 Belief (first version)
4 Belief (published version)
Final Word
・・・邦訳があるかどうか、どなたかご存じないか?
まぁ、ボチボチ読むか
1:宇宙の小石
2:永遠の終わり
で邦訳されてるけど、オリジナルバージョンって書いてあるから
細部が違うのかもしれなうぃ。
beliefはシラネ( ゚听)
"アシモフ Belief"でgoogleすれば簡単に発見できるわけだが。
>>576-577 すみません、我ながら書きかたが恐ろしく中途半端でした。
1と2の長編ヴァージョンがそれぞれ邦訳されていること、
4が「信念」のタイトルで邦訳されていることは判っております。
オリジナルヴァージョンを集めたこの中編集、もしくはこのコンテンツが
日本語で読めるのかどうかが知りたかったわけでして。
いずれにせよご教示には感謝いたします。
突然ですまんが、アシモフの死因を知っている人っていますか?
いたら教えてください。
581 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/18 22:16
SFM1995年12月号アシモフ特集の
「アイザック・アシモフ著作リスト 牧眞司編」
には"The Alternate Asimov(1986)"とある
(575が挙げた書名とは1文字違うが、おそらくこれのことだろう)。
このリストが作られた時点では邦訳は出ていないようだ。
>>582 情報ありがとうございます
邦訳がないようなので、長編ヴァージョンと引き比べつつ、
暇々に少しづつ読み進めることにいたします
うそつき は一度原書で読んで欲しいね。スーザンがとっても可愛い!
THE ROBOTS OF DAWN は読んだほうがよい。
が、ロボットと帝国を読むのならファウンデーションの彼方へまで読もう。
帝国を読んだら、地球以降が読める。セルダン最高!
585 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/24 23:37
>584
『うそつき』は弱冠21才の青年の手になるものとは思えない渋い作品。
>584
>585
良いよねー。あれ映画化してほしい。ショートでいい。なんだったらテレビで。
長い映画向きじゃないよね。 映画だったら是非「ハイパーウェイブドラマ」を作って欲しい。
それをイライジャになった気でみてみてえ! まじで!
588 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/26 03:06
>587
「うそつき」を映像化するなら、スーザン・カルヴィンの役はマーシャ・ゲイ・
ハーデンがいい。そしてハービイ役はクロマティーのメカ沢だな。
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/26 06:46
>588
では、イライジャとグレディアはだれがよいですかな?
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/12/26 23:22
イライジャ・ウッド & 叶恭子
>>588 っていうことはハービイの声は若本か・・・
592 :
P・スカイラー・ミラー:04/01/09 22:11
>588
>ハービイ役はクロマティーのメカ沢だな。
ロード・オブ・ザ・キングのゴラムみたいにCGというのもありかも。
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/14 17:18
「永遠の終り」読了。大変面白かったです。
自分の既読は「神々自信」「銀河帝国の興亡」一から三
「鋼鉄都市」「はだかの太陽」そして永遠の終りなのですが
その順番なら次はこれってのがあれば教えていただけたら幸いです。
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/14 17:19
もうひとつ。
>>25 > 聖書とシェイクスピアに関する本も書いていらっしゃいますが
それはどんな題名の本でしょうか。特にシェイクスピアの方。
>593
「夜明けのロボット」も読んで下さい。是非。
596 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/14 19:25
永遠の終わりの文庫版の表紙、昔はダサく感じていたけど
今はあれはあれでいいかも、と感じるようになった。
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/14 23:44
科学エッセイが激しく好きだった。小説じゃないけど。
598 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/15 01:52
すごい長生きスレだったんだねえ
>>20とか歴史を感じるな〜
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/15 18:02
永遠の終わりの映画化は順調に進行しているようで何より。
監督のリドリー・スコットには気合を入れてほしい。
製作はトム・クルーズの会社だそうだがトムも出るのだろうか?
恋愛パートが強化されるんだろなあ。
一番心配なのは神秘の人たち、というかヒロインの言ってることが
見ようによっては好戦的なので、それ自体はともかくとしてそれを理由に
今の合衆国のやっていることを肯定するような方向にもっていくのは
勘弁して欲しいもんだ。杞憂であってくれ。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/15 23:57
>>永遠の終わり
どうせ設定だけ借りて、CGだけはすげー
やすっちい恋愛アクションになる、に
いくら賭ける??
しかしトムクルーズもマニアだよなw
601 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/16 00:03
>>593 「暗黒星雲のかなたに」(創元推理ウンコ)
がよかった。
記憶喪失してたホームレスみたいのが主人公で
それを保護して助けてあげる知恵遅れの女性が
いて、だんだん主人公が記憶を取り戻す話って
なんだっけか?結局そいつってすげー立場の
人間だったとかなんとか。
ちなみに銀河帝国シリーズ。
602 :
過ぎた るは猶ほ及ばざるがごとし:04/01/16 07:17
>601
全然違うと思う。「暗黒星雲のかなたに」は、若い男女が活躍する話だった。
ラストは編集者(キャンベル?)の意見を取り入れたもので、アシモフは不満
だったらしい。
603 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/16 10:59
>>601 ん?それは「宇宙の小石」?ではなくて?
>>602 「暗黒星雲のかなたに」はつい最近読んだけれどもあのラストには大笑いしてしまった。
いま読み返すとオーウェル並みにキッツイ皮肉たっぷりの諧謔に読めてしまって・・・。
>>601 >>記憶喪失してたホームレスみたいのが主人公で
それは、「宇宙気流」だと思う。
「暗黒星雲の彼方に」を初めて読んだ時は、最後で肩すかしを食らったような感じがした。
>>604 あ、そうだね。THX!
混じってた(w
「暗黒星雲」はラストもさりながら、あの訳文の調子についていけなかったなぁ。
時代を考えれば仕方ないのかもしれないけど、
中世の冒険もの系のふるくささを醸し出す、
中途半端に美文調の台詞回しとか・・・。
>>604 THX1138!!
そうだ、宇宙気流だ。
鍛冶屋の爺さんかなんかが銀河大戦に巻き込まれる、って
暗黒星雲だっけか??ちがうか。。
ごめん、ぜんぜん覚えてない…。。
ファウンデーションシリーズ最高!
アレに比べれば、銀河英雄伝説もグインサーガも
まだまだ小さいよ。。
>>607 まだまだどころか比べるのがおかしい
特にグイン
>>607 それは「宇宙の小石」。
けっこう銀河帝国ものあるね。
なんだYO
二日でレス1かよ
アシモフファンはこんな少ないのかYO
611 :
豊登別温泉卵丼:04/01/20 01:11
>607
鍛冶屋の爺さんではなく仕立て屋のご隠居ですな。タイムスリップするのです。
銀河帝国モノってけっこうアニメ化したら
面白そうなのにな〜。
変にマニアックじゃないし。設定は王道だし。
宇宙戦シーンを脚色して盛り上げてさ…。
613 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/01/20 06:59
ファウンデーションって楽しめるのは何巻まで?
>>613 全部楽しかったよ。
「ファウンデーションの誕生」は泣いた。
>>613 正直、三巻まで。
そっから先は別物として読んだ。
7冊まとめて読めた人間は全部ひっくるめて楽しめたんじゃないかな。
翻訳待ちにせよ、文庫待ちにせよ、どんな形でも前期3冊から空白期間を経た人間は、
どうにも期待が先行してしまって、前3冊との違いに少なからず戸惑いはあったんではと。
何の根拠もない勝手な思いこみだけど。
617 :
(;´Д`)ハァハァ:04/01/20 21:50
後の方はアーケイディアちゃんみたいなキャラもいないしな。
>>613 おれはミュールが出てくる前まで。
それ以後は別物として読んだ。つまらないと言っているわけではないけど。
ここで言うファウンデーションには、キラービーズ版は含まれないのだろうな。アシモフスレだし。
ヒーロー物として見れば、キラービーズ版も面白いのだが。
…ヒーロー物して見れば…………ヒーロー物して……ヒー( ´Д⊂ヽ
停滞空間の長編版の話はどうなったんYO!
アンドリューのあとがき読んだ時からずっと待ちつづけているのに。
このスレ頭から読んだのに一度も話題に上がってないのはなぜ?
みんな長編では読みたくないのかな。
だって長編はアシモフじゃねーじゃん。
>>613 ロボットシリーズと一緒に読まなきゃダメだよ?
ファウンデーションシリーズの後半は特に。
>>622 禿同。
“彼”のこと知らないと後半全然意味がないよ。
読み途中は正直つまらんとこあると思う、全部読んで始めて全部の
意味がわかるというか……。
ついて来れる人だけでいいよー、みたいな作者の意図を感じたよ。
『鋼鉄都市』と、『裸の太陽』好きだったっけが、あれ三部作だよね。
もう一作(って何だったっけ?w)読んでねえなぁ。
>624
「夜明けのロボット」
> 624
長篇は『鋼鉄都市』『はだかの太陽』『夜明けのロボット』『ロボットと帝国』
の4作と思うんだが。
あれ、そうだったっけw 「われはロボット」は定番だが、「ロボットの時代」も
悪くなかった。
>>626 その通りなのだが、「ロボットと帝国」にかんしては個人的に3部作と分けておきたい。
「ロボットシリーズ」「ロボットと帝国」「ファウンデーションシリーズ」で大きな三部作ということにしたい。
私の心の中ではこうなんだ。シリーズ同士を繋ぐ偉大な作品なんだ!
他にもそう思ってくれる人がいないかな〜?と思う今日このごろ。
雑学コレクション、もういいかげんボロボロになっちゃったなぁ。
はだかのロボット
イライジャ=ベイリ
ダニール=オリバー
ジスカルド=レベントロフ
のスペルを教えてください
ママン・・・
そういえば今年の2月13日は金曜日だけど
3月13日は違うんだよね
あーそれ!
たまたま黒後家を読み返してて、その話を読んだ日
仕事の打ち合わせでその話が出て、
「今月は13日が金曜日だから、来月もか」
ってなった時、思わず即答で
「今年は閏年だから違います」って言ってしまって驚かれた。
さすがにリープイヤーの説明はしなかったが…
夜明けのロボットでグレディアが再登場しちゃったのがちょっとヤだったなあ。
はだかの太陽で最後に顔に触れるだけで終わる、ってのが凄く印象的だっただけに。
自分が再婚したから重ね合わせてたのかなー?
その後も出てくるとこみるとアシモフ気に入ってたのかね。
初めて見た。
カルヴィン博士の写真が見たかったな
動画もカコイイし、自分でオーダーしたNS5を壁紙にできたり、サイトとしても作りがいいね。映画も期待。
どこかのサイトには次は「鋼鉄都市」やるって書いてあった。
昔ハインライン読んでた時、俺の評価は「宇宙の戦士」はダメで「月は無慈悲な夜の女王」はOKだった。
アシモフ読み出してハインラインよりアシモフ作品が好きになった。
自分の属性がおぼろげに見えてきた気がする。
644 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/13 16:22
みなさんはクルーグマンってご存知ですか?
サイコヒストリーを研究してる人なんですけど。
うんにゃ初耳。
実際におられるんだ>研究者
647 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/13 20:19
クルーグマンによれば、20世紀というのは、機械が人間という下僕を
手に入れた世紀として後世に語られることになるそうです。
21世紀からは、機械による機械のための文明が開始される。
649 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/17 12:50
どうもみてもアシモフの欠片もないありきたりなアクション映画になってるな…
ロビン・ウィリアムスなら、まだ「知的」
(実際はともかく)な感じがしていいが、
ウィル・スミスに知性は期待できないぽ…_| ̄|○
ロボットがカニ歩きして人間におそいかかってるし…_| ̄|○
この映画はアシモフとは関係ない
この映画はアシモフとは関係ない
映画が公開されるころには、この映画が表紙の「われはロボット」の文庫が出るんだろうか。
なんか嫌だなあ。
なんじゃこの予告は・・・
エイリアンか?
どうしてもアシモフ原作に見えないし
どうしてもイノセンスの模造品にしか見えない。
カルヴィン博士が、若くて美人…_| ̄|○
三原則はどこに逝ってしまったんでしょうか…
こんなのがやりたいなら、何もアシモフを引っ張りださなくてもいいだろうに。
>657
「激怒したアシモフ氏が監督をどつき倒すために蘇る」ことを期待した呪術の一種なのでは。
と非科学的極まりないことを言ってみる。
頭悪そうな映画だなー
そんなやばいことになってるのか。
これって「迷子のロボット」に出てくる第1条を緩和されたロボットってのが元なんでしょう
かね......。物語の方向性が完全に明後日の方を向いちゃってる予告編ですが。
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/21 16:21
こないだ太陽系の外で見つかったセデスだっけか、
あの惑星(?)の「一年」は一万年なんだって。
あんまし関係ないけどとっさに
「夜来る」っていう話を思い出したよ。
痛くなったらすくセデス♪
>>661 >これって「迷子のロボット」に出てくる第1条を緩和されたロボットってのが元
それっぽいと思った。
それにしてもまた安易なフランケンシュタイン・コンプレックスが、
と当のアシモフ御大の声が天から降ってきそうな絵面だこりゃ…。
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/22 22:04
「夜が来る!」と書くとまた別のものに…
スレ違いだが、「ファウンデーションの危機(上・下)」がハヤカワから出てた。
文庫になったの?
アシモフが科学エッセイで指輪物語を再読してヤハリイイ!って
書いてたのは何巻だったっけかな?
パロってたのは黒後家の二巻なのは覚えてるんだが。
673 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/02 01:23
>669ってどう?違和感なく読める?
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/02 07:26
「ファウンデーションの危機」か
柴咲コウが「ファンデーションは使ってません」というCMをやっていたな。
黙祷
んっ今日はアシモフの命日だったか
6月に「象牙の塔の殺人」が復刊されるらしいですが、
この作品はおもしろいですか?
「ミクロの決死圏」かぁ。小さい頃にこの映画のビデオ見てあまりの馬鹿っぽさに、「こんな物を書くような作家は嫌だ」って思ってその後10年近くアシモフの本には触れなかった。
当時、ミクロの決死圏=アシモフみたいな売られ方をしてたから勝手に誤解してただけなんだけど、アシモフが関わったのはアドバイスとノベライズだけだと知ったのは何年も後になってからだった。
それからアシモフの色んな本読むたびに「もっと早く読んでいれば良かった」と何度も思ったよ。けどノベライズ版ミクロの決死圏は未だに読んでない、設定とか訂正されてるらしいけど全く読む気になれない…。
>>677 自分は好きだぜー。
大学を舞台にしたミステリー。
教授の顔のアシモフが読めます。
レスどうもです。
よっしゃ、復刊ドットコムで予約だーッ
SFミステリ傑作選も復刊してくれないかなあ
>>681 SFミステリ傑作選もかなり好き。
復刊?絶版だったのか。普通に書店で買ったような気がしてた
て言うか本屋で何度も見かけた気がするんだが…。あれ?
アシモフのミステリははずれが無いと思う。
黒後家は言うに及ばず、象牙もABAもどっちも面白かった。
個人的には「アシモフのミステリ世界」がお気に入り。
黒後家やABAは好きだけど象牙はいまいちな気がして昔処分してしまった。
子供だったからわからなかったのかな。また買ってみよう。
>>679 個人的な好みがあるからなんとも言えないけど、ミクロの決死圏は好き。
今2しか思い出せないので、取りあえず2をお薦め。
医療関係の仕事をしてるけど、遜色なく楽しめた。
技術の設定?描写?が古いのは、書かれた時代を考えれば簡単に目を瞑れるしね。
ファウンデーションとかを読むと”モニター”とか”スクリーン”
じゃなくて”ヴィジプレート”なんて呼び方してる。
1940年代、テレビも無かった時代なんだなぁ、
偉大な作品は60年たっても色褪せない。
「ファウンデーションの危機」読んだけどかなりナニだね。
銀河帝国を舞台にする必然性が感じられない。
アシモフが書いたならまだ納得できたかも知れないけど・・・
>>688 気持ちはよくわかるが、私としては「新3部作」の残り2篇(「混沌」「勝利」
だったかな?)を読んでから態度を決めよう、と思う
読んでも感想は変わらないと思うよ…
>>688 漏れはあと少しで読み終わるが、
ワームホールとかもしアシモフが書くと出てこないようなものが
たくさん出てきてうんざりしたよ。
単行本で買わなくてよかったと思った。
つまりなんですか、新3部作にアシモフを求めるのは、
金田一少年に横溝正史を求めるようなもんですか。
というより誰もファウンデーションにヴォルテールやジャンヌ・ダルクは求めてない、って事です。
>>694 元々アシモフのは原作じゃないよ。
ロボット物のプロットが元々あって、その内容がアシモフのロボット物と似通ってたからアシモフロボットの映画化権利を取得して、後であるかもしれない訴訟を防いだだけ。
ディープインパクト製作の為にクラークの神の鉄槌の映画化権を取得したのと同じ。小説からキャラが何人かでるみたいだから、ディープインパクトの時と違ってクレジットまでされないということは無いと思うけど。
「夜来たる」ではじめてアシモフ作品を読みました。面白いです。
でも、「ホステス」のオチの意味がわかりません。
ドレイクはなぜローズと結婚したんでしょう?
新婚ほやほやの若者が行方不明になる理由は?
何度読んでもさっぱり理解できなかった。
こちらのみなさんはどう理解されましたか?
参考までにお聞かせ下さい。
>696
読んだ時はなんとなくわかったような気がしたんだが
読み返してみると自分でもあんまりはっきりしてないなw
基本的には寄生体に操られてるってことだと思うんだけど…
追加情報ではないけど、月刊ニュータイプに乗ってたことを報告。
「ファウンデーション」初期3作を2部で映画化。タイトルはファウンデーション、セカンドファウンデーション。脚本はアイロボットの人と同じ。
「永遠の終わり」については前回と情報変わらず。
なんというか、
も の す ご く 不 安
ですな・・・
>脚本はアイロボットの人と同じ。
もうだめぽ。合掌。
喜んでいいはずの映画化なのに
全然期待できない・・・_| ̄|○
これよりも悪くしようとするなら「日本でアニメ化」くらいか? という感じだなあ。
それなら「鋼鉄都市」シリーズの映画化もいやだな
自他共に「ヒーロータイプじゃない」と言ってるにもかかわらず
バリバリアクションヒーローなベイリとか出てきたら・・・
まさにハイパーウェーブ・ドラマ状態だな・・・
ファウンデーションの映画化の話しって結構前からあったよね
一回なんかのSF映画が転けたあおりでポシャったんだっけ
二部作だったら後編がミュール編になるのかな?
>>703 今のハリウッドでやるならせめてアル・パチーノあたりにやってほしかったりするのでつが・・・。
顔が売れすぎてるかなぁ。
>>702 いくらなんでもそりゃ日本のアニメ関係者に失礼だ。
せめて「GONZOがアニメ化」にしといて。
知の老人もGONZOにレイープ。
漏れの興味はアーカディーたんを誰が演るかだけ。
>703 >705
ならばオーランド・ブルームのダニールさんがみたい!
それなら脚本ががどんなにアレでも満足して映画館に足を運ぶ
「I, Robot」「ファウンデーション」の映画を観て
もし諸君らが原作と何らかの矛盾点を見出したとしたら
どうか私に"エマースン"と叫ばせ、見逃せて頂きたい
無理だ・・・_| ̄|○
>696
あれは人間の愛や死といった「理不尽なもの」が
実は寄生体の行動だった!というとこが皮肉ってて面白いのかと
私は思ったよ。
ドレイクの結婚も寄生体の繁殖のためだったというオチかと。
実際の新婚さんの離婚率(行方不明になるのかは知らんが)が高いという事実を
ネタとして小説の中に盛り込んでるのかなと思ってたんだけど・・・。
全然的外れだったらスマソ
>711
私もそうかな?とは思ったんですけど、
それにしてもローズは子供産むには少々歳嵩だし、
あえて彼女を選ぶこともないんじゃないかって気がする。
仕事際優先で子供を作りそうもない夫婦のようにみえるし。
ローズに子供ができてドレイクが去ったならわかるけど…
そこまで書くとくどいから、あえて曖昧にしたのかな。
時事ネタを話に盛りこんでるっていうのはありそうですね。
>>691 俺も今さらワームホール出してハードSFぶるのはうざかった。
アシモフ版じゃハイパースペース的には宇宙自体(出発地と到着
地の接合点でなく)が0次元の点てことになってたんだから、ホ
ログラフィー宇宙論で3次元→2次元をさらに→1次元→0次元
と進めるとかしてくれりゃ今風で良かったのに。
しかし、「はだかの太陽」あたりは映画化しても安上がりだろうなぁ。
ソラリアなんか殆ど室内とただの田園風景だしw
>>715 あ。一応「ロボットらしいロボット」をちゃんと動かすことにお金が費やされるのでは・・・と考えたところで、
'I, Robot'予告編映像の
壁 づ た い に 猛 ス ピ ー ド で 迫 り 来 る ロ ボ ッ ト た ち
をついつい思い浮かべて、鬱になりますた・・・
>>716 どこがどうアシモフなんだろうねぇ、それは……( ノー゚)。
なんていうか、欧米のロボットのイメージというのはモンスターというか
「フランケンシュタイン」なんだそーな。
んで、日本は「アトム」。
アシモフのロボットはどっちでもないよね? 強いて言えば中間かな。
ユダヤ人の持つ印象、というわけでもなさそうだし。
ていうか日本人にやって欲しいよ、まだしも。
>>714 うん。ハリウッド映画だったらその辺は押さえそうだ
ダニールに人気の若手俳優を起用させて
ストーリー全体のアクションをもう少し派手にすれば見ごたえありそう
で、アシモフのロボット工学三原則はきっちり貫くと。
その上でグレディアとの愛がメインテーマ!!
・・・でなければきっといい映画になるはず _| ̄|○
ファウンデーションはスケールは大きいけど主人公が定まらないからなぁ
かっちりした鋼鉄都市シリーズの映画化キボン
>>717 アシモフのロボット感は、「作られた通りに動く機械」
何が「ワガパン」じゃぁ!!金返せ!!
>>719 それが、バイセンテニアルマンじゃ違う方向いっちゃってるんだよね。
だからあれはあまり好きじゃない。少数派だろうけど。
>>721 ダニールはどうだい?
ていうかあれ……つぅか彼は、一体なに考えてるんだろう、とよく思った。
なんつーか内面描写みたいなものってほぼないよね、ジスカルドのほうがまだしも
わかりやすかったかなぁ。
>>722 いや、ダニールは「作られた動く機械」の範疇にあるんじゃないだろうか。
裸の太陽までしか読んでないんで、設定変わってるかもしれないけど。
自意識と自立した意思はあるにしても、生まれてくる思考は
プログラムにおける計算結果のようなものなんじゃないかな。
描写するほどの内面はない、と。
人間が擬人化して、かってに感情を投影しがちだけど所詮は機械にすぎない、
個人的には、そのあたりがアシモフのロボットものを好きな所以ですw
>>723 反論ではないとまず前置きするね。
ダニールのことはわからんのだけど、ベイリがいるものでさ。
「夜明けの」でベイリはダニールを明らかに特別な存在として扱っているように
思えてならないんだよな、個人的には作中だと思ってるけど。
(話を振った人らはその作品を区切りにしてた。)
そもそもダニールを友人と思うには「プログラム……」、という前提でベイリが
悩んでたりもしたしな。
でも気のせいだけでもなくて、ベイリはダニールを遺言にまで呼んでる。
つーか、ベイリのその変化も実は明言されてないってことになるのか。
でもそれも半分、半分は多分ほとんど723と一緒。
自分だったらジスカルドなら特別に扱えるけど、ダニールは多分無理だ。
>>721>>724 ダニールにも内面描写ある。「ロボットと帝国」のベイリ臨終のシーンで、
「顔に懸念と悲しみの表情が表れるというロボットとして異常な状態に陥っていた」と
それまでの作品はベイリが一方的に彼を擬人化して悩んだり
ロボットという事を気にせずに愛情(愛着?)注いでたりしたけど、
最期の最期に人間らしい表情を浮かべたダニールを
ベイリはとうとう見ることがなかった、という描写に思わず泣けた。
バイセンテニアル・マンみたいに突然変異のように心が生まれるんじゃなくて
刑事という特殊な職業と組んでいたらこそ
人間のように考えることを試みるロボットがうまれた、というあたりが上手い
「作られた通りに動く機械」というロボット感がアシモフものを好きな所以だが
その「機械の範疇」を爪先一つ抜け出すのにシリーズ全作をかける
あたりも、アシモフものを好きな所以だ
>>723 個人的にはバイセンテニアル・マンも好きだが、そのロボット感禿同
「お気に召すことうけあい」みたいに、女はロボットに惚れちゃうけど
ロボットはただプログラミングに従っただけ、とサクっと描くあたりが小気味いい。
外見って恐いよなあ・・・。
>>725 そのシーンそんな描写だったっけ!もう一度見てみるYO!!
自分なら、苦難共に乗り越えてて自分に忠実なパートナーで、
ロボットのロボットらしい反応に思わず愛嬌を感じたりしたら
「こいつ面白れー」とダニールに特別な愛着もっちゃいそうだな。
計算機には関心持たないけど、たまにぶっ壊れるPCには愛を感じるタイプですw
>>725 ああ、その臨終のシーンを忘れてた、あれは確かに好きだ(*゚ー゚)。
あのダニールなら愛せるけど、やっぱり中身はわからないなぁ。
(わかるって人もおられるだろうな〜、とは思う。)
ベイリが見ていたら、なにが変わったんだろう、どうして見せなかったのかなぁ、
アシモフ氏。
>「機械の範疇」を爪先一つ抜け出すのにシリーズ全作をかける
うん……、わかる、禿同。
>>726 ていうか、最初はそういう“愛着”で済んでたと思うんだよ。
んだから「鋼鉄都市」では友人ー♪、と肩組んでて平気だったんだけどさ。
それよりも少し人としての愛情に近づいてしまったら、今度は……なんていうか
相手にもそれを返してくれるように望んでしまったというか。
それが不可能だから一度は悩んだのではないかな。
んで、それがどこで吹っ切れたかの境い目がわからない〜。
短編『ミラー・イメージ』に望みを掛けてらした人がいたが、純推理だったyo。
久々にスレ伸びてると思ったら、いい感じの話題で盛り上がってるじゃねーか
>>727 >それがどこで吹っ切れたかの境い目がわからない〜。
短編『ミラー・イメージ』に望みを掛けてらした人がいたが、純推理だったyo。
それは俺の事か!と思ったよ。まさに自分もやった。
「はだか〜」でベイリは愛着程度、ダニールはベイリの行動に反応するだけだったのに、
「夜明け〜」ではいきなりベイリがいつまでもダニールに抱きしめてるわ
ダニールが「たとえプログラムなしでもあなたのためなら死を辞さない」とか激白wするわ
グレディアが「ダニールはあなたのこととなるとムキになるのよ」と嫉妬したりするし
一体この二作品の間に何があったのかと!
橋渡しとなる「ミラーイメージ」に答えがあるに違いない
と信じて国会図書館に特攻した結果は・・・ _| ̄|○
二作の間にブランクがあるから、アシモフ氏の中で書ききれないほどの
感情を育ててしまったのかね
結局ロボットの内実は作中の行動から想像するしかないんだけど。
でもその後の作品見る限りグレディアには明らかに愛情持ってない
(単なるロボット役に徹してる)んだよなぁ、ダニール・・・
その辺ぜひジスカルドに聞いてみたいよ。
>>728 _| ̄|○人○| ̄|_...
なかーま……、というか絶版本読める方法少ないしなぁ。
ジスカルドに聞くかぁ、いいなぁ(*゚ー゚)スキダ。
グレディアはまあ別にいいんだけど、ダニールってファルストフ博士のことも
なんか執着ないっぽくないかな?
ジスカルドはちゃんと付き合ってるけど(てゆーか、グレディアのこと気に入り
みたいだったね、ヴァリジアのとこ戻ってあげても良かったのに)。
多少(程度)いろんな(複数)方向にねたばれ。
「ファウンデーションと地球」を読んでないヒトは、なんか誤解するかも。
ダニール → ベイリのことは、「帝国」の記憶の話と。
ファウンデーション「地球」の住居環境から推察できるyo。
多分ヤツが済んでいるのは“ベイリー”ってクレーターだ_| ̄|○ノ☆ウヒャハハ
ご丁寧なことに、「黒後家」の中に出てくる(立地条件から推測出来る、読んだ
時期がたまたま近かったからだけど、知りたきゃ話数確認してくるよ)。
んでもって、住居環境も建設から約2万年(同行した研究者のコトバ)なのに、
ソラリアそっくりなんだよね、ソラリアは普通ならダニール関係ないけど〜。藁
時々アシモフさんの襟首掴んで問いただしたくなっとりましたよ、昔は。
もしもアシモフが2ちゃんねるをネタに話を作るとしたら
どんな話になるかな
実はこここそが第2ファウンデーションだったりして。
ダニールにブレント・スパイナーを。
とか言ってみたりして。
いや、冗談です。
ひろゆきがゲストの黒後家。
マナーを知らない奴は
ヘンリーに蹴り出されまつよ。
2ちゃんねらーが一致団結してカキコ
→人大杉→マルチヴァク2chサーバのシステムダウンに成功
「・・・君たちはそれを望んでいたんじゃないのかね?」
「・・・・・・」
>>727 >ベイリが見ていたら、なにが変わったんだろう、どうして見せなかったのかなぁ
やっぱり「爪先一つ」にアシモフ氏のこだわりがあったのかも
あそこで気持ちが通じ合ったりしたら
「人間とロボットの心の交流」という安っぽいな展開になっちゃうわけで。
切ない。いいシーンだ。
しかしその安っぽい展開をもろにやったのが「アンドリューNDR114」
の映画だよな・・・_| ̄|○ イヤ映画としてはいいんだけど
ロボット三兄弟が木星に降りる話が面白かった
ここの住人さんたちはアシモフのロボットものの短編のうち
どれがお好きですか?
校正は面白かった
ちょうど逆転裁判やってた時読んだんで
アンドリューといえばさ、今、創元社推理文庫の「聖者の行進」読んでるんだけどさ、(ちょうど表題作『聖者の行進』読み終わったところ。)
「ロボット・アンドリューが芸術とも言える木彫り細工を(中略)の表題作を含む短編集」って書いてあるんだけどさ。表題作と違うじゃん。
それなら本のタイトルは『バイセンテニアル・マン』とか邦訳しても『200歳の人』とかにするべきだろう?
なんでこんな凡ミスがまかり通ってるんだ?
>>741 ミスっていうか、邦訳タイトルは別に決まりとかないけど。
当時の売れセンとかそんなことじゃねーの?
SFだとそんな話あんましないのかな? ミステリ翻訳だとわりとそんな話も
するんだけどな(ミステリ中心、SF少しなもんで)。
>>739 お気に召すまま〜。
話のうぎゃあという部分もさることながら。
女性ファンからアシモフが例のロボットにはどこで会えますかというレターを
貰ったという後日談もなかなか(;゚ー゚)。
話の筋が読めなかったのか、……そうじゃないなら女のヒトすげー。
「証拠」が好き。
後々のロボットものを考えると、あの時代地球でヒューマンフォームが
いていいのか?と思っちゃうけど、あんなロボットもたまにはいいな
>>742 あれは「まるでアシモフが居所を知っているかのごとく、トニーへの
ファンレターが殺到した」じゃなかったっけ?
何でも出来て、何でも言うこと聞いてくれて、常に自分を守ってくれる、
というアシモフ仕様のロボットは
女性型にしても男性にとってあんま魅力的じゃなさそうだけど、
女性にとっては王子様というか、ある意味理想なんだろうな
>>743 > アシモフ仕様のロボット
ジェーンぐらいしか覚えてないな。後はソラリア殺戮ヒューマンフォームぐらい?
それはともかく主人を傷付けないために常に「ご主人様」と呼び、主人の趣味に合わせてドジっ子になったり、真面目さんになったり、明度服着たりするヒューマンフォムロボットがあるかも知れないぞ。
『夜明けのロボット』を読むに十分可能だと思う。
>>743 すまん、大雑把すぎたというか他の話と混ざった。
いや、読んだ時に泣くかってくらい怖かったのに(ロボットの名前忘れた)
それだし……、思わずトラウマになりそうな勢いだ(´・ω・`)。
っていうか、女なんだけどね_| ̄|○lll
短編なら「ロビイ」かな……
「いつの日か」もちょっと好き
スペーサーの世界って50のうち、どれだけが作中に登場してるんだろう?
オーロラ
ソラリア
メルポメニア
あと、名前忘れたけどオーロラの殖民元の惑星くらい?
オーロラの→ソラリアの
「お気に召すことうけあい」
感情がない、ロボットなんだとわかってても、惚れずにいられないのが女、ってのは真理だと思った。
ホストに本気で入れ込む心理ですな。男性は金の切れ目が縁の切れ目だと、
どこかで承知してると思うけど、女はそれを見たくない、認めたくないってのが
どうしても捨てきれないんだな。
んで、それをある意味女の部分を捨てているカルヴィンに言わせるのがうまい。
やっぱカルヴィン先生が出てくる話は面白いわな
その捨て去った女の部分を垣間見せる「うそつき!」も好きだなあ
>>749 メルポメニアって知らない・・・。ファウンデーションとの
リンク作の方にあるんか?50といってる割に結構世界狭いよな
>>742さんが何の作品と混同したのかが知りたい
いや、アシモフ以外のロボットものを読んだことないんで参考までに
>>752 >メルポメニア
正確には、メルポニアじゃなかったかな。
トレヴィズ達が立ち寄った3つのスペーサーワールドの内の一つ の筈
そういや、「母なる地球」だったと思うけど、宇宙国家と地球が最後の交渉に臨んだ
惑星(トワイライトゾーンに殖民)もスペーサーワールドの一つでしたっけ?
>>752 いや、混同したのはアシモフの話絡みのエピソードだよ。
どこで会えますか、という感想もろたよとしか覚えてない(;´∀`)。
うわお、またかよ! と突っ込んだからトニーさんとは別だとオモ。
……それを思い出すべきなんだろうな。
クラーク読んでたら、
スーザン・キャルヴィン博士の名前が出てきたよ……
ロボット三原則とその周辺はSF世界ではベーシックですか?
アシモフのネタが出るのは、よくあることなんじゃないかな。スタートレックの小説にも、「アシモフ心理歴史学」っていうの出てきたりするし。
>>757 本の題名キボンヌ
ところでスーザン博士っていつも白衣ってイメージがある。
髪は長くもなく、短くもなくボブカットなイメージが。
何かに影響受けすぎ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
レスどうもです。よくあるんですか……
題名は「3001年終局への旅」です。
マシンと知力で戦った女傑の一人として名前がでてきます。
訳註でキャルヴィンの生没年まで載せているのに
アシモフのアの字もなし。ナンデー
仲良しさんでも同世代のクラークがこんなことするとは!
アシモフ宇宙と混ぜるな危険!
と思ったですよ……
っていうか、アシモフもアシモフでなんかやってなかったか?>クラーク
意外と似てないのがちーと悲しい読者だったり(二人とも好きだが)。
>>760 3原則は有名だから、パロディにもよく出てくるし。
カルヴィンの名前出すくらいは、お遊びの範疇じゃないの
いちいち目くじら立てなくても。
すんません、質問です。
「ロボットと帝国」以降の宇宙国家の衰退をアシモフは小説にしてますか?
>>763 ないというのかあるというのかがよくわからん。
ファウンデーションがそれに当て嵌まる気もするし、ファウンデーションより
前の時代のような気もするし。
アシモフの方は科学エッセイでクラークをよくおちょくってましたね。
クラーク軌道の一編とか。
まぁその辺はみんな「クラーク - アジモフ条約」の付帯条項に織り込まれてるんでしょ。
>>765 そうだっけ?クラーク氏はクラーク軌道で科学史に名を残したのに対して、自分は
本業の生化学分野では歴史に残るような業績を残せなかったと、結構本気で
悔しがってた記憶があるけど。
>>764 「メインテーマとして扱った小説はあるか」ということです。
紛らわしい書き方でスマソ。
初めて読んだのが空想自然科学入門で
エッセイがこれだけ面白い以上SFはきっと
つまらないにちがいないと思って最初の頃はずっと
科学エッセイのほうばっか読んでた。
>>768 (キラービーズ以外の)ファウンデーションシリーズは宇宙国家の衰退がメインテーマだけど。
キラービーズって言うと・・
バグウェル、バーグマン、ビジオの3人かい?
明日は打つかな・・
昨日、水星行ったんです。水星。
そしたらなんかロボットががセレンのプールのまわりまわってて戻って来ないんです。
で、よく見たらなんかかわいいキンポウゲ、とか言っているんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、セレンのプール如きで普段聴かないオペレッタ歌ってんじゃねーよ、ボケが。
セレンだよ、セレン。
なんか旧式ロボットとかもいるし。一家4人でセレンのプールか。おめでてーな。
よーしパパ陽電子回路狂っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前な、第三条増大させてやるからそこをどけと。
水星ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
無電室の向いに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。陽電子ロボットは、すっこんでろ。
で、やっとシュウ酸をかけたかと思ったら、ロボットの奴が、違う均衡状態で、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、均衡状態なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、均衡状態で、だ。
お前は本当に均衡を保ちたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、一酸化炭素でおかしくなっただけちゃうんかと。
水星通の俺から言わせてもらえば今、水星通の間での最新流行はやっぱり、
太陽光、これだね。
耐熱服越しの太陽光。これが通の歩き方。
太陽光ってのは熱が多めに入ってる。そん代わり不可視光線が少なめ。これ。
で、それに電磁線。これ最強。
しかしこれをするとロボットが助けてくれない限り命はないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、宇宙ステーションで宗教儀式でもしてなさいってこった。
>772
ごめん、つまんないや
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1086024311/265 265 :名無しは無慈悲な夜の女王 :04/06/19 01:24
20世紀フォックス映画からのメルマガを転載。
■「アイ,ロボット」イントロダクション
2035年のシカゴ。人間に危害を加えてはならないなどのルール『3原則』に
守られて、人類はロボットと共存していた。そのロボットは、料理を作り、掃
除をし、車を運転し、子供たちの面倒を見たりと、人間の日常生活になくては
ならないものとなっていた。そんな時、USロボティックス社から驚異の新世代
ロボット、NS-5が全世界に向けて発表された。
時同じくして、ひとりの科学者が謎の死を遂げる。そこに、あるロボットが
関与していたのではないかという疑いをもったデル・スプーナー刑事は、ロボッ
ト心理学者スーザン・カルヴィン博士と共に、その謎を究明していく。そして、
想像を絶する恐ろしくも巨大な陰謀に巻き込まれていくのであった……。
どういう話になるのかわかんなくなってきました。
--------------------------------
ホントどういう話になるんだろ
>>775 ダニールが疑われることになるのか?!
そ、それは案外……アシモフと切り離すと面白いかも_| ̄|○ウラギリ ゴメン
>>777 777オメ。
キャルヴィンとダニールは時代が合わないよ。
なんてマジレスにこだわっても無意味そうなあらすじですな。
疑われるロボットは、きっとスティーブnうわなにをするやめろ第0条違反ってそんなあああ
そして死んだ科学者は実はロボットで、第1条違反はなかった
というオチかい!
アシモフだと思わなけりゃいいんだよな、やっぱ。
とりあえず始めの方で素敵に家事やってるロボットが見られればいいや。
同じ監督の「ダーク・シティ」は大好きなんで
アシモフ原作なら、なおさらヨシ!
と、思ったが
役者がアイツの時点で、ちょっと減点
>>775読んで、別物と考えることにしました。
ブリジット・モイナハン萎えるね。オレ的にカルヴィン先生には、「ドクター・クイン」のジェーン・シーモアあたりをイメージしてたんだけど。
783 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/23 00:53
「アイ、ロボット」の予告編やっている。ロボットをCGでやるとはね。
今年の法科大学院適性試験にロボット3原則が出題
おもわずニヤリとしてしまった
>>784 ってか、ウラヤマー……。
家電の三原則とか一時言われてたけど、最近周辺では見ないなぁ。
人工知能の開発待ちなのかなぁ( ノー゚)ちっ
うちの中学,木工金工教室にロボット3原則が貼ってあったよ。
安全で,使いやすく,丈夫なことが物作りの基本,ということ。みっちり教え込まれたぞい。
第零条はないのか?
とりあえずジスカルドたんを主役にして映画を撮れ。
ジスカルド誕生→あぼーんまで、米リもダニもグレ嬢も脇役。
タイトルは「I am R・GISKARD」でFA。
監督はマイケルムーアで
話はそれからだ。
>>789 断じて違う!
ジスカルドたんは主役陣の影に隠れ、そのくせ誰よりも深いところが
魅力なんだ、これは譲れないな( ´∀`)ノ
夜来たるのラスト、良いんだけど、共感はできなくって、そういう設定なのねって感じてた。
んでも、このスレ読んでて、ふと思う。蓮のようなもんかと納得した。
あれも個人的にはあんまりコナイんだよなぁ。でも人類全体になら驚異的らしいもんな。
>>791 俺はまったく逆。
大阪市内(それも繁華街)育ちで、星というのは空に10個位しか見えないと
思っていた小学生だったんだけど、林間学校のハチ高原で満天の星空
を見た時にはマジでびびった。同級生もみんな「酔いそう」「目が回るー」
といってたので、都会っ子には共通の体験だったのかも。
そんなわけで、あのラストはとてもとても共感した。
「ファウンデーションの誕生」を読み返してるんだが
トランターが銀河系の中心近くに位置するので、星空がギラギラという描写が。
そういうことをふまえて映像化した映画で見てみたいなーとおもた。
ファウンデーションシリーズを呼んでから、
スターウォーズの映画をみると溜息を吐きたくなる。
>>794 もともと全くの別物なので同次元で考えないで下さい。
796 :
初めてのアシモフ:04/06/28 05:47
アシモフ初めて読みました。「われはロボット」。
読みやすい!と思いつつ、読み終わるまで半日掛かってしまいました。
(普段、漫画ばっかり読んでるので)
でも、楽しかったです。
2冊目に読むのにちょうど良い本がありましたら教えてください。
一杯ありすぎて選べません。よろしくでーす。
797 :
初めてのアシモフ:04/06/28 06:11
先日初めてアシモフ読みました。「われはロボット」。
すごーく面白かったです。
2冊目に読むのに適度なのがあったら教えてください!
普段漫画ばっかり読んでいるので、やさしいのをお願いします。
俺はアシモフを生き返らせようと毎日秘法を行っているのだが
なんか全然生き返る様子がない。なめんなよ。
>>797 俺、半年ぐらい前に同じ状態だったが、とりあえずもう少しロボット物が読みたかったんで
「ロボットの時代」、
アシモフ代表作ということで「ファウンデーション」、「ファウンデーション対帝国」、「第二ファウンデーション」
と平行しつつ「黒後家」シリーズ、
「永遠の終わり」、「宇宙気流」、「聖者の行進」を今読んでる。ちょうどバイセンテニアルマン読み終えたところだ。
「袋小路」が読みたいんだが手に入らない。
とりあえず、こう読んできて特に難しいと感じたのはないので、
ロボット物なら「ロボットの時代」
未来史物なら「ファウンデーション」でいいのでは?
「黒後家」はミステリーで、しかも日本人にはまず解けないものが多いので、文章を楽しめないなら読まないほうがいい。
>>796 「黒後家蜘蛛の会」なんてどーだい( ゚ー゚)ノ
ミステリなんだけどねー。
SFだとどの辺が入り口だろ……?
「鋼鉄都市」が初SFだったから、いまいちよくわからんなぁ。
>>799 ご、ごめん、なんか同時に意見違っちゃった……(汗
黒後家はまあ、特殊な知識はいるけど、まっさらで読んでもわりと平気
だった気がする。
これも個人差なのかな、難しいなぁ。
推理に必要な情報が結論までに出そろわない場合がほとんどなので、
「ミステリ」としては失格だとする意見を見たことがあるな。
ただ、「アシモフ」を楽しむのならある意味最適の書だと思う。
>>798 アシモフほと書いた文が残ってれば、将来コンピューターの中に再現できそうだがな。
ベリリウムがネタになってる話って どんなタイトルだったけ?
記憶処理能力は特殊に高いが 一般常識的な感覚が欠けてる
マークとかいう少年が出てくるんですが・・
過去に調査隊が謎の死を遂げた惑星へ、再度 探査隊を送って・・と言った話でした。
805 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/28 22:02
ファウンデーションの彼方へ、読んだけど面白い。
おれは変ですか?
>>796-797 普段漫画を読んでて...ということなので、
長編より短編集の方がとっつきやすいかも。
「ロボットの時代」もいいけど、個人的には
「夜来る」「アシモフのミステリ世界」を勧める。
「火星人の方法」とか「木星買います」もいいかな。
で、アシモフ節が気に入ったら、長編のロボットものや
ファウンデーションものに行ってもいいし、
「空想科学入門」を読んでみて「面白い!」と思ったら
そのままノンフィクション系になだれ込むのも王道かと。
で、アシモフ自身の語りが気に入ったら、復刊.comの
アシモフ自伝の復刊に是非協力してやってください...。
>>799-802 黒後家はミステリとしての魅力もさることながら、
やっぱりアシモフ語りが炸裂しているところが真骨頂だと思う。
真剣に謎解きするよりも、マクラ部分の議論部分とか
幕間のあとがきを読む方が楽しい、みたいな。
>>808 アンソロ一個一個に解説やら付けてて、本編より面白いとか(w
そういうノリだよね、アシモフって。
>>809 「木星買います」の書評で、本編と解説をちゃんと分けてくれ、
間違えて小説の方読んじゃうじゃないかというのがあったな。
勘違いされてるかも知れんが、俺は黒後家OKだよ。
ただ、回答に「えぇ〜」(何とかの十字架とか)ってのや、「わかんねーよ」(大統領系とか)ってのは正直あったんで、
人に勧めるのにためらっただけ。
黒後家の批判意見でないな。
誰が好き?とか聞いてみたりして。
>>811 そりゃヘンリー、可愛いやん。
ちゅーか、後の面々がどうもどれがどれやら記憶が曖昧……。
ちゃんとモデルいるんだから、もともとタイプが似てんだろーな、あの人ら。
>811
「分かってみれば常識だよね」というオチなんだろうけど、その「常識」が「アメリカ人の常識」なので
いま一つ納得できない話があるよね>黒後家
814 :
初めてのアシモフ:04/06/30 06:36
>>799 私も「ロボットの時代」読みたいな!と思ったんだけど、
古本屋に結構置いてないものなんですね…っち。
あと2,3件はしごして見つからなかったら潔く(?)普通の本屋で買おうと思います。
8月上旬に新組・新訳版で、『ロボットの時代〔決定版〕』と
『われはロボット〔決定版〕』が出ますよ。
小尾芙佐ですか。旧訳と一緒じゃん。
瀬名の解説はいらねーな。
>>815 新訳だったら、ファウンデーションシリーズを優先してほしい、
と思っているのは俺だけ?
個人の好みだけど、あの訳はどうも肌にあわなかった。
ファウンデーション初期三部作は二回訳されている(創元社と早川書房)けれども、
どっちもダメでした?
個人的には創元社の古くさい言い回しは結構好きだったけどな・・
>>819 ハヤカワ版の方です。
直訳が多くて、のめりこめなかったです。
>>821 じゃあ、創元社版読んでみ。
旧き良き時代のSF小説を手がけていた人だから、
ちょっとカビはえてそうな表現もあったりするんだけど、訳の年代も考えれば仕方ない。
しかし、品があってイイ!
テルミナスっすよ、やっぱ。
823 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :04/07/06 11:49
あの長〜いアシモフ自伝を通して3回は読んだな。
アシモフ作品の中では自伝が一番面白い。
ターミナスとテルミナス。
ニール・パローランとナイアル・パロランみたいなものやな。
>>823 私もあれ好きだ(*´∀`)
つーか、アシモフ自伝、復刊ドットコムにリクエスト入ってたよ、順調。
文庫化してくれたら嬉しいんだけどなぁ……。
やべえ。復刊したら買おう。
>815
表紙があの映画のスチルだったらやだな・・・。(´・ω・`)
829 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/07 08:11
「銀河帝国の興亡2」の前半に出てきた「ベル・リオーズ」というキャラクターの
名前が、クラシック音楽好きの自分には気になった。
アイ ロボットの予告見たけど、
あれってアシモフが嫌がってたフラケンシュタイン コンプレックスそのものじゃないか。
どういうふうにインスパイアされるとあー言った方向へいくのかが謎だ。
あんな映画に3原則使ってもらいたくないな〜
予告じゃなくて全部見ればそんなことないのかな
>>830 ていうか、頼んだ、君が生き残ってからにするよ。
832 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/08 14:46
ロビン・ウィリアムズ主演のアンドリューNDR114(1999)が
アイ ロボット原作に近いんじゃない。
原作:アイザック・アシモフとなっている。
今作ウイル・スミス主演のI ROBOTは「アイザック・アシモフの原作をもとにした」と曖昧だし、
バージョン違いのTrailerを見る限り最近のハリウッド特有のCG駆使したアクション映画にすぎないみたい。
ウイル・スミス主演の過去の映画ってアクションものばかりだしな。
>>832 NDR114はバイセンテニアル・マンが原作です。
>>828 や゛ーーめ゛ーーて゛ーー(血涙)
空山基でいいじゃん・・・
今ショウビズでアシモフ原作と言って予告編流してたけど
正直アシモフは草葉の陰で泣いてそうだ
小説を原作とした映画についてのエッセイとか書きそうな気がするのは漏れだけだろうか。
小学生の頃、鋼鉄都市の抄訳版を読んで、階級性や配給の世界観にゾクゾクしたり、
胃の中身を噛み砕いただけですがどうですか、とすすめるダニールに笑ったりしました。
ベイリ刑事は証拠もそろわないうちに見切りで謎解きモードにはいる駄目刑事だと
思いましたが(笑)
そして20年たって、ふと鋼鉄都市の完訳を読もうと取り寄せたら、ダニールが出てくる話が
他にもあると知って、色々読みました。
で、「ロボットと帝国」で、ベイリの死に目の体験から第零条を考案するダニールに感動したのですが
ファウンデーションに出てくるダニールは、第零条は友人の読心ロボ(ジスカルドとは明言して
なかった様に思います)が考案したって言うんですよね。
「ロボットと帝国」ではダニールから言い出してるし、ジスカルドは最期の方まで第零条には抵抗が
あるとか言ってるから、ジスカルド考案ではないと思うのですが…
どうなんでしょうか?
1・私の読み違いで、第零条はやっぱりジスカルドが考案している。
2・ロボットとファウンデーションはパラレルワールドなので設定が違う。
3・ダニールが謙遜、あるいは思い違いをしている。
4・I博士がボケ…、あるいは思い違いをしている。
5・ファウンデーションダニールは陽電子脳移植もしているが、2代目以降は初代と別物と自分で認識
している。つまり「第零条を考案した読心ロボ」は初代ダニール。
>839
確かにベイリはあまり証拠をそろえたりせずに、犯人に対する
巧み(?)な誘導尋問だけで事件を解決してる節があるね。
しかも全作通して真犯人は捕まえてないしw
第零条はやっぱり人の心を個体でなく、集団でも捉えることが出来た
読心ロボのジスカルドがいて初めて会得できたからではないのかな。
確かに理論自体はダニールが展開してるよなあ。
個人的には3だと可愛いね
>840
ベイリの登場作品はミステリとしても評価されることがあるが、考えてみるとベイリのやってることは
探偵役がミスディレクションを演出して自分に都合のいい真相をでっち上げてるわけだよな。
作品としては、最後に真犯人が提示されるから良いものの、これって「犯人は私!(←十戒違反)」
の次くらいに問題ありそうな…。
誰も突っ込んでないから、皆は気にしてないのかと思ってたけど
やっぱそうだよな。
告発された奴らは(その件に関しては)実は無実なんだよな、あれ。
宇宙に出るために犯人見逃したりするし。
人類のためには1人の人間の罪は問わない、という意識が
ベイリの中にはあるんだろうか。
…そうか!それこそ第零原則の発動なのか!?
>>842 二件目に関しては構わないとオモ……あれは実質的犯人だし。
一件目は責任は取らせてるよね、公にしてないだけで。
ねたばれ? 改行。
三件目、三件目、ベイリもそうなんだけど、どうもあの動機とかに納得が
いかないの私だけかな。
だだだ、だって、全然知らないヤツだからいいけど、あれはダニールでも
成立するわけで。
ダニールでされてたら_| ̄|○。
鋼鉄都市で、ベイリは「謎は全て解けた……関係者を集めてくれ!」って謎解きモードを
3回やって、2回失敗してますよね。
福島版ではじめて読んだ時に呆れたものですが、10年以上経ってもやっぱり呆れる……
ミステリーの探偵としてはへっぽこだよなぁ〜
鋼鉄都市では真犯人は手打ち、夜明けのロボットも一種手打ちで終わったので、話的には
いいと思うのですが、はだかの太陽は話としてもまずいような……
だって、ベイリの上司は真相に気がついたじゃないですか、そして、あの話はドラマ化されて
全宇宙に配信された訳じゃないですか……
脚色がすごくて真犯人を変えられてたんでしょうが、よく誰もおかしいと思わなかったよなぁ…
「見る」の違いをベイリの説明だけで理解した上で推理したベイリ上司は実は超優秀なのか〜
>>843 まぁ、あれは動機の一つにジスカルドがベイリを見たかったからってのもあったので、
「どっちでもいいけどダニやんを壊したらベイさんは怒りそうやなぁ。じゃあジャン公を壊しとくか」
と判断したのでしょう。
845 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/19 16:40
キダタローに似てる
あの映画に対してアシモフという単語を用いて欲しくない
切り離してくれれば、そこそこ楽しみといえなくないが……。
カルビン女史がいるからアシモフと切り離せないよぅ_| ̄|○エーン
inspire って based upon と同義語なのですか、勉強になります
>>845 生身で動くスーザンキャルヴィンだけ見てぇ
つーかブスとまで行かないけど凡人顔じゃなきゃ厭だ
そして俺の中ではダニールはプーチンみたいな顔をしている
支離滅裂スマソ
>>851 往年のハリウッド映画に出てくる、眼鏡かけたいき遅れの女教師ってイメージ>カルビン女史
それでいて話の決め所でかっこ良く描かれているところがいいのになー
美女にしちまったら意味ない…
>>852 日本でアニメ化したら「眼鏡外したら絶世の美女」なんてさらに怖い状況に持ち込んでくれるかも。
854 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 14:55
清原なつのの描くところのバージニア女史ではだめですか?
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/21 15:12
どこかにアシモフの全著作を発表順に載せてるサイトないですかね?
>>859 めっちゃ厳しい批評だな(笑)
B級としても辛いなら見る価値無いね。
ネタで、レンタルで見よう。
>>859 > さらに悪いことに、プロヤス監督の『アイ,ロボット』は、ちょっと考えると常識では
> 理解できないことだらけだ。中途半端なまま打ち切られるシーンやストーリーの
> つじつま合わせのためだけに撮られたシーンが多すぎて、十分綿密に練り上げ
> られたものとは言い難い。この映画を楽しみたいなら、脳のスイッチをオフにする
> 必要がある。
脳のスイッチをオフにする必要がある。
脳のスイッチをオフにする必要がある。
脳のスイッチをオフにする必要がある。
脳のスイッチをオフにする必要がある。
脳のスイッチをオフにする必要がある。
warota
>>859 概ねよいレビューと思うが一個だけ。
アシモフ好きは反乱なんて起こさない、疲れるし。
あー、ビデオで見るか見ないかっつーラインだな、別口感想を待つか。
>>862 そりゃあまあ、「予想は裏切ってない」もんな。 期待は最初からしてないし。
映画でラニング死んじゃうんですね。ちょっと悲しい。
「結論を申し上げましょうか。早い話がですね、我々とハルカ様の立場には毛ほどの違いもなく、
奉仕隷属強制命令したりされたりするくらいなら死んだほうがマシであり、
つまるところがアイザック・アシモフはクソして寝ろってわけですよ。
我々は、我々自身の意志を肯定するように、ハルカ様の意志も肯定します。
ロボットであるか人間であるかに関係なく、同じ思考する物体として、
どこまでも対等の存在として、我々はハルカ様の意志と行為を肯定します」
>>859 >クレジットには、アシモフの作品を「脚色した」ではなくアシモフの作品に「ヒントを得た」と記されている
だったら雑誌やTVで「アシモフ原作」なんて言わないようにしてほしいよ。
867 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/24 07:14
んなことごしゃごしゃ言ってるから何時までも嫁がこないんだよ!
映画なんて女つれてって時間がつぶれればそれでいいんだよ!ビョケ!
I,robotと銘打っといて、アシモフをヒントにしました言われてもなあ…
「人間・失格」みたいなもんだろ。
>>869 間の「・」がポイントなわけか...(´・ω・`)
サイト行って色々見たけど、それなりに面白そうだった。
仮面ライダー龍騎とかテクノライズとか好きならよさげ。
アシモフ原作とか言われたら泣くけど。
泣け
てゆーかファンはみんな泣いてる。
あっそ
先帝陛下のおでましです!
全員起立!
>870
「・」がないじゃん。
映画化まったく知らなくて昨日CMみてがっくし…。
今だ浮上できず。
てか、ここ見てさらにへこんだ…_| ̄|○
877 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/30 13:43
▼「アイ・ロボット」でスーザン・カルヴィン博士役を演じるブリジッド・モイナハンが来日記者会見
──物語の構想に影響を与えたアイザック・アシモフの著書を読みましたか?
■モナハン 撮影に入るまえに、監督からコピーを手渡されました。ただ、私には専門用語が多くて難しすぎました。
>コピーを手渡されました
著作権はどーした!……って「一冊(a copy of...)手渡されました」の誤訳か?
専門用語が多い?
>専門用語が多くて難しすぎました
初めから読む気が無い人がよく言う、言い訳だね…
これが日本の俳優だったら
──物語の構想に影響を与えたアイザック・アシモフの著書を読みましたか?
■某 トリビアって面白いですよね〜。
レベルまで堕ちる気もしないでもないけどな。
まあ、退屈な話であるとは思うよ。
なんていうのかな……あくまで脳内、価値観の擦れ違いが面白さを産んで
いるようなところあるし。
ただこう、ちょっと潔くない気がしてなぁ。
研究者タイプなんて柄ではないですよね、と笑ってくれたら萌えるのに。
「われはロボット」「ロボットの時代」決定版って
どこが違うかわかりますか?
ロボットの時代は持ってなかったので出るのはうれしいのですが。
あー、新訳で出るのか。
これを機に黒後家も翻訳でないかなあ…
むしろまだ未訳がいっぱい残っている
F&SFの科学エッセイの方がいいな。
あと3つ目の自伝を既訳分の再販といっしょに発売。
3原則って相手がクローンやサイボーグでも通用するんですか?
>>887 ロボットによる。
三原則って「人間」の定義を明確にしてないから、地球人は「人間」じゃない=地球人を殺せるロボット
ってのもあったし。
つか、それはテーマの一部だったと思うのだが。
ロボットのほうが対象を人間と(錯覚でも)認識すれば
3原則が適用されるんじゃないかい?
>>889 それは当のロボットにすればあくまでも人間に対して
三原則を適用させてるだけだから、
>>887への回答としては不十分。
>>888の言う通り、ロボットによる。
正確にはそのロボットに組み込まれた三原則における「人間」の定義による。
ある意味、第零法則とはまた別の形で三原則を根底から揺るがすテーマだなあ。
>>890 >正確にはそのロボットに組み込まれた三原則における「人間」の定義による。
これだけでも不十分。
そのロボットの知覚能力で得られた情報で、それが人間として定義されているものかどうかが
三原則を適用させるかどうかの分かれ目の筈。
892 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/05 18:43
つまりお前のような顔の奴は殺されるということか
>>892 別に積極的に生き物殺しはしないでないの。
命令がなければ行動しないしね。
動物に壊されそうになった時の三原則の発動はどうなるんだろ?
>>893 それはある特定の対象に対して三原則が働くか否かという問題であって、
「サイボーグは果たして人間なのか」という問題とはまた別モノだ。
てか
>>887に戻ってるだけじゃん。
>>893 逆に言えば、
人間(と判断したもの)から命令があって、殺す対象が人間でないと判断されれば、
積極的に生き物殺しもするということ。
>動物に壊されそうになった時の三原則の発動はどうなるんだろ?
第三条が働く。
今更ながらファンデーション読み始めました(^^;
けっきょく891みたいな顔の奴は殺されるということか
顔がアレだもんな
>>893 >別に積極的に生き物殺しはしないでないの。
>命令がなければ行動しないしね。
第一条の後半があるから命令なくても行動するよ。
>>894 >人間(と判断したもの)から命令があって、殺す対象が人間でないと判断されれば、
>積極的に生き物殺しもするということ。
第一条に反しない場合という限定条件でね。
「人間に危害が加わるのを見過ごしてはならない」
では子猫や小犬などがトイレ以外の場所で用を足してしまい
主人が金銭的(精神的)被害を受けた時はどうするんですか?
それで主人が壊れちゃうようならなんとかするんじゃない
>>899 でも、人間の財産である動物かもしんないじゃないか。
第三条があるから、自分が「財産」であることの認識はあるわけだし。
(三原則は文章になってるものそのままでなく、ややこしいプログラム。)
ロボットの時代〔決定版〕を買ってきた
訳文に手を加えて決定版としたものです。
ということでした
>>871 いや龍騎は本気で好きなんだが、ってことは観に行った方がいいのか?
けっきょく
>>891みたいな顔の奴は殺されるということか
顔がアレだもんな
映画そのものはガックリ来ても、訳本が新しく出るのだけが楽しみなのに…
The Complete Robotとか日本でも出してくれないかな。mirror imageが読みたい。
アメリカや試写で観たという人の感想がぽつぽつ出てきてるけど、意外に
評判いいような……。
The Caves of Steel を読み終えた。
ラストが下記のようになっていたんだが、腕を組んで出ていくのはおかしく感じたんだが翻訳はどうなってるの?
それともそういう文化なのか?
俺の英語力が足りないのか...
Baley, suddenly smiling, took R. Daneel's elbow, and they walked out the door, arm in arm.
まあともかく The Naked Sun へ進もう。
「ベイリは突然微笑を浮かべて、R・ダニールの肘をとり、二人は腕を組んで、ドアの外へ歩み去った。」
:訳/福島正実
となっていました>909
>>910 THX
やっぱり男同士で腕を組んでたのか...
R・ダニールて男だよな?
>>911 正直どっちでもいーんでないの?
モデルは男だが、精神に区別とかなさそう、なまじ人間型だから混乱すっけど。
最後の最後でパートナーとして認めた、っていうイイシーンではないですか。
別にけちを付けるつもりはないし作品は気に入っている。
只、最後はスーツ姿の男の刑事が腕を組み寄り添いながら出て行くところを想像してしまった(笑)
それで翻訳はどうなっているのかと思って聞いてみた。
書き込んでからアホな俺は勝手に男性型のヒューマノイドと最後まで思って読んでいたのかと思っしまった。
The Naked Sun はまだ半分に満たないくらいしか読んでいないが、こっちの方が良さそうだと思いながら読んでいる。なんかはまりそうな気がする。
レスThanks!
所によっては別に変な行動でもないのでは?
今ダルタニャン物語など読んでいるのですが、
これには、ごく普通に男同士で腕を組んで歩く様子が
ひんぱんに出てますし。
寄り添って歩くというより肘を絡ませて引っぱってるイメージなんじゃないかな。
「肩を組む」にしちゃうのは意訳しすぎかな
>>917 ニュアンスとしてはそんな感じじゃないのかな
>>917 ていうか、イメージ勝手にそっちだったわ。
確かに腕組むだとちょっとヒジュアルが変だ(w
前に見たNHKホームズを思い出すな、ワトソン博士と腕組んでて、見てた人が
パニック起こしてたよ。
欧米文化ってやつかね。
>>877 アシモフはちょっと知的な小学生なら読めるように書いてるといってなかったっけ。
さっき王様のブランチで見た予告編では三原則の重みが感じられなかった。
三原則三原則うるせーよ
だからお前らいい年して彼女もいねーんだよ
いちおう同意しておく。
SF野郎の閉鎖性はよい部分でもあるし、悪い部分でもある。
>>921 知的な小学生なら読めるそうだ。
アシモフでも読め。
それとも読めなかったからいじけてるのか?
彼女にバカにされないか?
彼女なんかいないか?
そういうロボットが出来たらいいな。
↑
つまりこれが悪い部分ですな。
一部の大人は「知的な小学生」程知的ではない。
荒らしを不用意に煽る923がよい例ですな。
いいじゃん暑いんだし。
三原則は人によって全然見え方違うってのが印象的。
奴隷がどーたらとか、妙に熱く語ってた人とは、ちょっと話ししづらいな( ノー゚)。
アシモフ優しいよ。
あの例のCGロボットですが、石ノ森章太郎原作の「ギルガメッシュ」というアニメに出てきます。
警備ロボでカニ歩きです。
とにかく愛しのスージーを何とかして欲しい。
話はそれからだ。
ロボット会社のメインコンピュータであるビキが結局黒幕かよ…。なんのひねりもねーな。
スパイの駆除、国の財政、環境問題、犯罪…人類の安全をまかされたビキは、三原則に対する
考えを変更。あらかじめ世の中の隅々まで送り込まれた新型ロボットで革命を起こす…。
三原則に反することなく人類を守る。ただし自由は制限。
原作よくしらねーけど、原作とかあって、このストーリーどおりなの?
あと、味方になったロボットはカッコいいな。最後ビキの手下になった振りしてマバタキして合図するし。
なんか映像はすごかった。ここまで出来るんだなとか思ったよ。
災厄のときじゃね?
もちろん冗談だが。
何処の本屋いっても
ロボットの時代(決定版)のほうが売れてるようだ
なんでだろ?
流れ無視してスマソ。
初めてこのスレに来て、『ア ジ モフ』が正しかったことを知りました。でも今更で何か違和感。
・・・という訳で、これから心の中では『モフモフ』と呼ぶことにします。
モフモフ〜 (´∀`)σξ@∀@ξ <こんな感じw
モフモフタソハァハァ(;´Д`)σξ@∀@;ξ <あるいはこんな感じw
ξ@∀@ξ
似てるなw
935 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/16 18:28
アシモフって
イスラエルの事どう思ってたんだろう?
>>933 こんなもん慣習だからどっちが正しいってもんでもないだろ。
カタカナにしてる時点で元の発音とはかけ離れてるわけだし。
通称はアシモフ。より元の発音に近いのがアジモフって程度のこと。
937 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/16 19:50
ξ@∀@ξ
似過ぎでワロタ
以後使わせてもらいます
三原則云々にマジレス。
俺も小学生のころはアシモフ読まずに
「ロボット三原則?勝手に決めるなよ!!」
と思ってた。
高校の時に始めて鋼鉄都市読んでビックリ。
短編集読んでさらにビックリ。
「三原則があるのになんでそうなる?」という
謎解きにもっていくとは思わなかった。
#そういう意味で、ロビィとかの人情ものは
#フランケンシュタインコンプレックスに対する
#意義は認めるけど、お話としては普通と思った。
>>930 >三原則に対する考えを変更。あらかじめ世の中の隅々まで送り込まれた新型ロボットで革命を起こす…。
>三原則に反することなく人類を守る。ただし自由は制限。
それってジスカルドとダニールが作った第0条と同じようなもの?人間をではなく人類を基準に考えるやつ?
うん。映画はそんな感じだった。
俺あんまりSF詳しくないからわかんないけど。
ともかく映像はけっこう良かったよ。評判の悪さほどに退屈ではなかった。
人類の生存のためには多少の犠牲は仕方ないとか言って殺人もしてたよ。
ダニールだって直接は手を下さなかったのに
ロボット三原則をバカにするヤツって、小学生の時に読んだ「ドラえもん面白ブック」だかなんだかで、
藤子Fではない漫画家?が描いた漫画で、ドラえもんがロボット三原則をこき下ろしてたのを見たのが
根強く刷り込まれてるのではないかなぁ。
いや、実際に遭遇したんで。
>933
>「モフモフ」
ジャムパン喰うたびに思い出しそうだ。
藤子Fはアシモフスキーなのに
「アイザック・アシモフはクソして寝ろ」とかロボットが言うライトノベルがあったなあ。
なんかのギャルゲーでロボットの女の子が
「ロボット三原則?未だにそんな物を信じてるんですか?」
って台詞があってそのソフト叩き潰したい衝動にかられたことあったよ
悔しいのは……。
明らかに最初頭が馬鹿だとされてるのは「三原則擁護」側だというのに。
説明するうちに、「けッ、インテリもどきが!」となっていつのまにか悪者に( ノー゚)。
しゃあないから、家電の三原則にもなってる、という話がいつもテンプレ。
それぞれ安全性・利便性・耐久性に相当するんだよ、という説明をしてると最初に
粋がってた椰子はなんだか消えているという。
アシモフはロボットを「人間の道具・商品・奴隷」として扱い
今のゲームや漫画はロボットを「人間の友達・恋人」として扱う
基本が違うんだからしょうがないでしょ
>>950 見事にないね……。
>>949 アシモフの世界に、「神」みたいな存在が唯一存在するんだけど。
それ、ロボットだよ?
あと、銀河系世界を律する法則の原型を作ったのも上とは別のロボット。
人を愛し、家庭を作ったロボットもいるし。
人のように寿命を選択したのもいるし。
全く別の道を歩んでいった存在もいる。
ただ安易で楽に、「人間の恋人・友達」として用意された奴隷ではないだけだよ。
952 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/18 23:52
ぶっちゃけアシモフをアジモフと言う奴キモイ。
餌を変えても釣れないでしょ。
>>949 つーか、お前今のゲームや漫画しか・・・
でも三原則ばっかにこだわってもうざいよな。
まあな。女にもてんし。
20代のオタクは、女なんてどうでもいいんだろうし、
30代のオタクは、あきらめ気分だし、
40代のオタクは、魔法使いだね。
というわけでアシモフ買うより、とりあえずみんなメンズノンノとかも買いなされ。
一応煽ってるつもりなんで、バシバシ叩いてくれ。ほんとのこと言われて気にさわるだろ?オマイら。
もてないクンは特に叩け。
「お前もオタクで女いないだろ」とか、
「今時メンノンですか(プ」とか。
そしてアシモフの話できなくなるくらい荒れようぜ!家紋!
958 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/19 06:47
俺は我慢できないから釣られてやるが、オタがなにいきがってんだよ
オタがオタを馬鹿にして楽しいか?
オタが市民権を得られないのは、お前みたいなオタがいるせい。消えろ。
レスしてきてもレスはしない。俺も以上で消える。
せめてメンズノンノ三原則くらいは書いてほしかった
なんか超夏い奴がいるな。
アシモフよりメンズノンノが好きって椰子は、まあ別にいいけど……。
それが説教ねたって男とは絶対に付き合いたくない(;´∀`)うへぁ
メンズノンノよりアシモフ読めって男でもキツいのに(まだまし)。
その逆なんて耐えられるわけないだろう。
そんなことしてるから女に振られたんだよ。
アシモフ好きの女って数はいないけど、いったん好きだと人間性の部分で
好きだからね。
知ったかぶりして、容赦なく切られたかなー。
知らなかったんですと謝ってこい、こんなとこで自分慰めてないで。