471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/09(木) 01:02:34
私も技術系馬車馬型ぐったり派のサラリーマンだから
少しは苦労がわかる気がする。
社命と趣味で某大物作家を
肉体的に支配して、出世した。
結局受賞作の文庫化を怠惰で遅らせたのも、その人。
トクマが文庫化してしまえば自分が大はじかく。
で、あわてて出版さしとめようとして
いろいろ工作してこじらせた。
ハヤカワは貧乏所帯で薄給、低原稿料ながら
なんとかSFを育てようと苦闘してた。
だから作家も、ハヤカワを大事にして
廉い稿料でもよろこんで書いた。
それをメチャメチャにしたのは。
>早川文庫の方は一切著者の校正ができなかったって話じゃなかった
徳間が文庫出すってんで、
作者の了承得ず無理に出した。
ハードカバーのページを写真とってそのまま縮刷。
粗製濫造の文庫。
既成事実つくるために、書店にはならんだし
そこそこ売れた。
でもって
「こっちが先に出していたのに、徳間と二重契約した」
とか言い出した。
張本人も、あいつ。
あいつとか書かなくてもわかるってw
ガンで若死にした作家の巨根亭主タンでしょ。
でも年も近いしね、こんな事件が起きる前は
一緒につるんで遊んでいたこともあっただろうに、
この事件でなんとなくSFから遠ざかってしまった。
ルサンチマンでは書けないと自認するなら
上手い作家と組んでいきさつを出版すると面白いと思うんだよね。
HPなんかでテロテロ吐露してるより面白いはず。
オレはそれを読みたい。まってますよ堀さん。
>>473 いい加減なことを書くなよ。
ハヤカワ文庫版の太陽風交点は書店には一切並んでないだろ。
一部、無理矢理置いてた。
それを買って、堀さんにサインねだる者もいたね。
「これですか、たはは」と
それでもサインしてた堀さん、なんて大人なんだろう。
って、実は俺も買ってたりして。
ゴメン。
かわいそーになー
渾身の作品なのに 文庫本が日の目を見ないなんて
徳間書店で日の目を見たからいいんじゃない?
ハヤカワ文庫版は、表紙は単行本のコピーだったりと編集者があわてて作っただけで、
本人は渾身どころか、誤植の訂正といった関与もできなかったらしいし
堀さん潰したのは温帯ではないにせよ。
温帯が「亭主予定者」の保身のために、
仲間を裏切ったのは確か見たい。
でも堀さんに実力あったら、多分角川とか
別の出版が後押ししたろう。
徳間が後押ししましたが何か?
元々創作環境に恵まれてた人じゃないから、
こういう下らない事に巻き込まれて創作意欲が大きく削がれたんだと思う。
堀さんは作家として大成せず、
温帯は亡くなり、昼行灯は胃全摘出か。
人の運命って、判らんな。
昼行灯氏が胃の全的をうけたのは もっとずっと前でそ
>徳間が後押ししましたが何か?
でもダメだったのか……。
ブームが去ったらSFには冷たかったのが徳間。
反省したのか、今度のSF Japanは出し続けているけど。
>>487 徳間が?冷たい?そうかなあ。
銀河英雄伝説や九十九乱蔵なんかのノベルズはベストセラーだし、真幻魔の文庫化とか
トップクラフトとかに金を出したり支援はしていた印象だけどな。(あ、国内作家に限るかw)
SFアドベンチャー出してたでしょ。平井和正と心中してしまった感があるけど、記憶違いかな。
この数年後にコバルト文庫の次世代、ラノベの兆しが現れてきて、読者層が入れ替わってしまうんじゃなかったっけ。
80年代中期、冷たかったのは新潮文庫だと思うけどな。筒井康隆と星新一しかロクな支援をしなかった。
ハヤカワは例の一件で独自の作家陣を育ててたし・・・角川はイケイケで突っ走ってたイメージ。
長かったね、ごめん。
アレもSF、コレもSF・・・と際限なく裾野が広がっていった挙句、
コアなSFを受け付けない読者層が膨らんでいったんだろう
バブルで金回りが好かったから長編作を映画・アニメ化
出版社も本作・周辺本バカ売れで美味しい時代だったし
>>489 ちょっとうろ覚えだけど
小松左京さんが「SFの文学的位置ってどのジャンルからも遠いよな」って言ったら
星 新一さんが「え?SFってジャンルこそ、どことも近いって思っているけど?」って返したってエピソードを思い出した。
その考え方そのままな時代だった気がする。
ある意味あの時代は同床異夢なんかなぁ。
いまは国内作家についてはSFは溶け込んでしまって判別がつかないね。
SFの神道と角さん・・・
SFの仏教と三木さん
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/20(火) 21:53:20
今岡は夫婦で癌か まずはめでたし 五十嵐センセイはこないだNHKでコメントしてたね
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/27(火) 13:14:37
邪魔するんならもっと単純なモデルのときにすれば好いのに
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/18(月) 17:21:34
柴野拓美さんも亡くなった。。。
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/21(木) 22:23:44
>SFの文学的位置ってどのジャンルからも遠いよな
そもそも文学である必要があるのかな?
人類の進化と発展のために、文学が役立ったか?
文学=高尚なものって言う思い込みが、
なんかおかしいと思う。
多分欧米文化崇拝の過程で、
欧米にならって、そんな気風が生まれたのでは?
保守
イカロスが5月に打ち上げられるらしいんだけど、太陽風より光圧の方が
はるかに推進力に寄与するっていうのが意外だよなあ
光速より十分遅い領域でもそうなんだろうか
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/21(金) 21:05:17
イカロスあげ
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/29(土) 20:14:42
五十嵐敬喜先生よくテレビでみますね。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/15(火) 23:19:25
はやぶさ帰還age
この人もう新作書いてないの?
いまのところ最後の「笑う闇」から2年か。
そのうち書くと思うよ。
理系出身のSF作家って不遇だよね
星新一、広瀬正、石原藤男、堀晃
個人的な「不遇」の範疇じゃないかも、だけど、海野十三を含めてもよさげな感じ
藤夫ね
どこまでを理系出身とするかだけど
神林長平や谷甲州や荒巻義男や石川英輔や光瀬龍も理科系出身ではあるね
不遇じゃないのは荒巻義男と石川英輔くらいか?
学歴や経歴ていうのは一つの目安かもしれないけど、
「作品から、理系的なものを感じられるか」
つぅのが、一番大事な基準じゃまいか?
// 基準と言うには、人による部分が大きすぎるけどさ
腹巻せんせと光瀬龍の作品からは、
あまり理系的なものを感じないんだけどな。
前者からは、体育会系的なえいやの精神を、
後者からは、詩情みたいなものを感じる。
初期の荒巻作品は読んだうえでの話?
星さんや光瀬さんの作品の良さが最近になってわかった。
荒巻さんの初期の短編や神聖代も良かった。
ビッグ・ウォーズや秘宝よりもずっと良い。
ホーガンさんが亡くなられました。合掌。
「日本人のホーガン贔屓」というのは、堀さんのジョークだったっけ?
>>511 「大いなる正午」「白き日」なんかはかなり理系だね。
とくに「大いなる正午」は形而上学的土木工学とでもいうのか、わけわからん
難解な作品だった。
でも初期作品は個人的にはフロイト流精神分析の印象の方が強い。
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/22(木) 19:53:44
「星を継ぐもの」好きだった。
他の作家で盛り上がるとかw
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/25(日) 19:23:24
リアルタイムで読んだのは
「太陽風交点」「恐怖省」「バビロニア・ウェーブ」くらいかな
「梅田地下オデッセイ」は最近読んだ
解説いいね
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/02(月) 21:44:47
そういえばデュアル文庫で「梅田地下オデッセイ2001」出すはずだったと思うけど、
あれどうなったのかな?
520 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
1 名前:● ◆SWAKITIxxM @すわきちφ ★[] 投稿日:2010/07/23(金) 14:39:12 ID:??? ?2BP(1056)
小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」の
姿勢制御デバイス(液晶デバイス)による姿勢制御成功について
平成22年7月23日 宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成22年5月21日(日本標準時、以下同様)に
種子島宇宙センターから打ち上げられたIKAROSの運用において、7月13日に姿勢制御デバイス(液晶デバイス)による
展開後のセイルの姿勢制御実験※1を行いました。
その後、データの確認・解析を行い、想定通りの姿勢制御性能を達成していることを確認いたしましたのでお知らせいたします。
姿勢制御デバイス(液晶デバイス)とは、通電することで表面の反射特性が変わる薄膜デバイスで、
燃料を用いずに太陽光圧のみを利用してセイルの姿勢制御を行うための工学実験機器です。
IKAROSのようなスピン型のソーラーセイルにとって、柔軟性を有する大型の膜面に対して振動を励起しないように
小さい姿勢制御トルク※2を連続的に発生させる技術や、スピンする膜面の持つ大きな角運動量の方向(姿勢)を
燃料を消費せずに制御する技術は、非常に重要な技術となります。
太陽光圧を用いて姿勢制御を行う今回の方法は、そのための有力な手段の一つであり、世界に先駆けて
JAXAが独創的に開発してきたものです。
今後は、IKAROSでの姿勢制御実験を継続して実施し、姿勢制御性能を詳細に評価するとともに、ソーラーセイルを用いてより遠くへ、
より長期間航行することを可能にする技術として、太陽光圧を利用した姿勢制御技術の研究を進めていきます。
※1 IKAROSの通常時の姿勢制御は、液晶デバイスではなく、
実証機本体に搭載されたスラスタを用いて行っています。
※2 トルクとは回転軸まわりに物体を回転させようとする
力のモーメントのことです。今回の液晶デバイスを用いた姿勢制御実験では、
太陽光圧を用いて姿勢制御を行っているため、
発生する姿勢制御トルクは非常に微小であり、
連続的にトルクを発生させることで、膜面の振動を励起せずに
姿勢制御することが可能です。