206 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/01/08 01:36
ヤマダルマはもともと知識というかテクノロジーを専門としていた。 だからエネルギー、すなわち「火」を最もよく使いこなしていた。 それを見た江戸っ子が「彼は火だ」と言おうとして「彼はシだ」と・・・ いや、ちゃんと読んだよ「光の王」。死の凝視もアグニも知ってるんだほんとうは。
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/01/08 07:29
ようやくネット古本検索で真世界シリーズ5巻セットを発見できたんですが、 セットで5000円って安いですかね?
>>205 手元に本がないようですのでやむをえませんが、あなたが
「属性」として記されている内容は、全て「相」に付いて
語られた言葉です。
ま、どうにか手に入れて読み返してくだちいな。
そうだったかなー。記憶違いか? それはともかく、 このスレに「光の王」が出てきたのを見て、久しぶりに読み直して みようかと思ったけど、一体どの箱の底に入っているのやら、とい う状態なもんで…。 (本屋にあれば、すぐ買うんだが。) まあ、なんとか引っ張りだして、読み直してみようとは思っていま す。^^;)
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/01/17 21:56
ようやく真世界シリーズげっと。 なんて言うか、意外と面白い。 何で日本ではぜんぜん売れなかったのだろう?
アンバーはラストが好きでした。 話しの締めくくりってのは分かるんだけど、それでもまだまだキャラクターが生きていて、 語られないところで活躍していくってのがわかる構成で嬉しかった。 ゼラズニーの語りのうまさがよくわかる作品でした。 しかし、Great Book of Amberは誰か訳してくれないかな。後半五部も読みたいところ。
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/01/19 23:26
自分で訳しなさいっ。
>212 別に訳さなくても素直に原文で読めば楽しいですね。
それは英語で赤点取ったオレに対するイジメだな!?
215 :
Mandor :02/02/01 20:56
コーウィン作の二つ目のアレ、どうなるんだろ? >213 原書、簡単に手に入りますか?
217 :
ティルナ・ノグス好き :02/02/05 22:52
グレイスワンダーの名のいわれは結局語られませんでしたね。 続編5巻も設定は良いと思いますが、やはり最後が....。 短編では、普通に「フロストとベータ」が好きです。
>216 上の方で外出ですが、シリーズ10冊をまとめた本が売ってます。 最初の5冊は不要でしょうが、値段が安いので問題ないです。
219 :
羊バンター :02/02/12 17:27
さいきんになってゼラズニィが大好きになりました。 アンバーの9王子シリーズはまだ読んでないんですが、仲間に入れてください! 「光の王」に感動しました!最後の戦いでブルブル! 脇役ですがパールヴァティーが好きでした。 次に「伝導の書に捧げる薔薇」を読んだら、よくわからないのも多かったですが 「十二月の鍵」が好みでした(猫が好きなのもあって) ただ、「愛は虚数」という作品の意味がまったくわかりませんでした。 なにかの神話がモチーフなんだと思うんですが・・・・・・? 「我が名はコンラッド」は買えたのですが、他に簡単に買えそうなのはありますか?
絶版だらけですが、紀伊国屋のデータベースでは、「伝道〜」の他に 魔性の子 我が名はコンラッド 地獄に堕ちた者ディルヴィシュ 変幻の地のディルヴィシュ の4冊が在庫僅少となっていますので注文してみると良いかも。
ってコンラッド買ってるじゃん。何処読んでるんだ、俺。鬱…。
222 :
Mandor :02/02/12 19:17
>219 あとは「20世紀SF」の60年代に短篇「復讐の女神」、 SFMの去年か一昨年の2月に「フロストとベータ」 があるくらいですねー。 それ以外はヤフオク&古本屋になっちゃいますね。 「愛は虚数」はモトネタあるかどうか分かりませんが、 そのモチーフはモロにアンバーシリーズの中核になってます。
>219 「愛の虚数」のベースはギリシャ神話のプロメテウスなので、そちらを調べれば話の大筋は分かると思います。 アンバーシリーズ懐かしいです。 Mandorといえば、出てくるたびにおいしそうなものを料理してる人ですね。 今は本を入手するのがそんなに難しいんですか...。
みなさんありがとうございました! >220さん さっそく「魔性の子」と「ディルヴィシュ」を注文しました。 >Mandorさん 今から図書館に行って探します。ありがとうございました。 ますますアンバーシリーズ読みたくなってきました。 >217さん なるほど! 「ギリシャ・ローマ神話事典」で プロメテウスを調べたらわかってきました! あんなに短いのに、深い作品だったんですね。 しかし、ゼラズニィ先生は神話にくわしいですね! 「我が名はコンラッド」もかなりエキサイティングですが これも謎めいています。 こっちのベースは〔メール欄〕でいいですか (ミステリー板のネタバレの仕方)
225 :
ジャーリィ・アコォナル :02/02/13 18:15
創元から出ていた、『ワイルド・カード』シリーズにも書いていたはずです。
>225 激しく既出だよ〜ん。
227 :
羊バンター :02/02/14 12:39
「我が名はコンラッド」を読み終わりました。これもいいですね。 まじめなのかふざけてるのかイマイチわからないコンラッド。 ゼラズニィ先生の主人公たちは複雑というか、とてもおもしろい性格ですね。 つかみどころがないところがほんとに生きているようで 僕にはとても新鮮です。 結局アマゾンに注文したのですが、まだゼラズニィ先生の本が届きません。
>226 225は「ワイルドカードも入手可能だよ〜」と言うことだと思われ。
>>188 遅レスですみませんが...
『遥かなりティッペラリー』=It's A Long Way To Tipperaryは、第一次
世界大戦時の英国軍歌?で、なぜか独側でも愛唱された有名な歌です。CD
も出てると思いますよ。スヌーピーもよく歌ってた記憶があります。
このスレ見て、ゼラズニーを読み返してます。何冊かはわざわざ日本から持
ってきたんです。
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/22 23:46
>>229 やはりサムはインド系の英軍士官だと思われ。
オールヴェッグも似たような海軍士官か。
「インドの星」号に乗り込んでいた他の軍人は、
初期の異星生物遭遇戦時に全滅したのだろうか。
生きてりゃ、なんか幅利かせてそうだし。
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/26 00:42
age
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/27 04:55
「光の王」では、黒衣の王ニルリティについて作者にもう少し詳しく書いて欲しか ったですね。どうしてゾンビーを使っているのか等々。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/02/28 17:50
ゾンビーはブードゥー教の可動死体を指しますが、 (旧)ブードゥー教はキリスト教がハイチに布教された際、 共に交じり合い、新たな宗教を作り出しました。 それが今日の(新)ブードゥー教ですが、 ゼラズニーは、ニルリティの教えるキリスト教は、 正しい道を外れた異教と化していると言いたかったのではないかと。 現在のブードゥーに対する揶揄も含まれているのかもしれません。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/23 23:34
ageyou
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/25 21:00
ネタバレを一応気にして固有名詞はなるべく避けます。 コーウィン編の最後の方で、混沌の女王がコーウィンに向かって 「私の大事な人を二人殺した」みたいなことを言っていましたが、 二人のうち一人は公爵として、もう一人って一体誰だったのでしょうか。 どうか読解力の無い私に教えていただけると幸いです。
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/03/28 05:00
>>235 私も疑問に思いましたが、クラリッサの末の息子のことではないかと考えた
ような気がします。というのは、彼女はどこかで彼について彼女の故郷では
英雄と見なされていたという話をしてますよね。
ただ、『the most important persons in my life』というほどの存在だ
ったのかという疑問は持ってます。
>>236 正確には「わたしの生涯でもっとも大切な人の命を二つも奪った」でしたね。
しかし、クラリッサの末子を殺したのはずっと隠れていた奴だったのでは
なかったでしょうか。
>>235 ,237
そういえばそうでした。まあコーウィンがそこまでの状況を作った
という見方も出来そうな気もしますが....。
コーウィンが直接に手を下した大物はそんなにいないですよね。
実はロレーヌの山羊頭が混沌の重要人物だったとか?
親戚の家で、アンバーの1〜5巻ハケーン! SF者だった叔父さん、アリガトウ。
>>238 もしかするとストリ(略)…なわけないですよね(笑
そうすると、コーウィンが息子に最初に会ったときの直前に殺した奴でしょうか。
名前は出てきてなかったですが。
>>240 彼?の名はKwanですね。
話は変わりますが、何となく出張先でZelaznyとJane Lindskold共著の
「Donnerjack」という本を買ったのですが、これは面白いのでしょうか?
>>241 「Donnerjack」ぼくも買いました。「Load of Demon」と一緒に。
でも、読んでないです。ベスターとの共著「pshchoshop」や、
アンバーの後半(7の途中)読んでるんで……最近進んでない。
読めば良いことだと分かってるものの、「Mask of Loki」(スペル 正しいかな?)を読んで以来、費用対効果を考えたくなってお尋し た次第ですが、既読者のレスがないので試しに読んでみます。 アンバー7巻は回想シーンから始まる「Blood of Amber」ですね。
>>242 「pshchoshop」でなく、「Psychoshop」
「Load of Demon」でなく、「Load Demon」
でした。
>>243 Mask of Loki」のスペル正しいです。がんばって読んでみて下さいませ。
> アンバー7巻は回想シーンから始まる「Blood of Amber」ですね。
そうです。マールが前巻のあらすじをエッセイ風に語っていますね。
7といえば、武器の名前が困ったなぁ。fandonとか、fand。trisliver
なんて書かれて、意味はだいたい想像つくけれども。造語だろうから
仕様がないのか。
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/07 19:54
アマゾンでThe Complete Amber Chronicles, 1-10を申し込んだが。 1264ページか、ハードだな。これって、順番どおりに読まなくとも いいんですか?
246>> > これって、順番どおりに読まなくともいいんですか? シリーズですから、順番に読まないとよくは分からないと思います。
>>246 ロードマークスとは違います。Donnerjackの579頁でも
読む気が湧かないので気持ちは分かりますが。
249 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/04/22 01:33
ディルヴィシュで好きな言葉 「タクシュメイル」
「影のジャック」はサンリオの翻訳が酷かったので 原書読んだほうが面白いですね。
Donnerjackを斜め読みですが、読み終わりました。 思ったより面白かったですが、ゼラズニー的な感じ を強くは受けなかったですね。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/15 02:34
あげちゃえ
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/15 02:51
>250 「影のジャック」はかなり昔に読んだときは読みやすかったですが..。 記憶違いかも。
254 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :02/05/19 12:42
9王子は出た当初ゼラズニィも終わったとかってくそみそだったんだよね。 で、なにくそと一念発起して続編続けたのがアンバーシリーズになって、 当時ワールドコンでコスプレも出るほど人気爆発した。 それでもいわゆる評論家系のヒトビトには受けが悪くて、そのノリを引き継いだ 日本での評価も低かった。昔のことなんでうろ覚えだけど。 わたしゃ大好きだったんですがねー。今でもたまに思い出して読み返してる。 トランプ、パターン、宝石の仕掛けや混沌と秩序の間のヘルライド、好きだなぁ。
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
02/05/20 16:05 アンバーシリーズ、一気に1,2,3,5巻ゲトー! しかし、4巻がない罠。 読んでしまっていいものか微妙だ。 5巻が無いよりマシだとは思うのだが・・・・