虚無回廊は完結するのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しは無慈悲な夜の女王
既に始まって10年以上の歳月が流れているのに3までしか出て
いない小松左京の「虚無回廊」
ちょっと前に3が出たので、そろそろ続きを書くのだろうか?

ちなみに私は虚無回廊1が一番好きだ。
序章だけで完結しても構わないくらいです。
2名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/10(木) 01:25
「3」は、SFA掲載分で単行本になってなかったパートじゃなかったか。
最近は情報不足。

「首都消失」では、最後まで謎を謎として残したけど、
今回は(推論だけど)謎はいちおう解決しました、と。
私、小松関係のスレッドで「虚無回廊」をくさしてるんだけど、
SSの正体が「3」でわかったんだから、
以後、この作品を最後まで引っ張っていくんだろう
求心的なアイデアって何なんだろう?
3名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/10(木) 23:25
万人受けする求心的なアイディアかどうかは疑問だけど、
私は1巻、最初の章の意味不明度が良かったです。
本文を読んでいくと、だんだんその文の意味が分かってゆく
過程がなかなか気持ちよかった。

何の説明も無しに“SS”とか“AE”とか使われるし。
4名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/11(金) 11:15
作家本人があの状態だからねえ。
誰かに代筆させるしかないと思うが国内にふさわしい作家がいるのか・・・・

いっそグレッグ・ベアあたりに頼んでくれないかな?>ハヤカワ(w
5名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/11(金) 16:39
えっ!!
虚無回廊の3巻出てるんですか!!
もう続きを書いていないのかと思ってました。
6名無しは無慈悲な夜の女王 :2001/05/11(金) 20:05
バクスター(ワラ
7名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/11(金) 20:44
代筆させるとしても、アイデアが問題で。
人口実存といっても、ぜんぜん実存主義じゃない気がします。とくに本編に入ってSSにたどり着いたあと、いろんな異生命体とコンタクトするけど、その出会い方がどうも実存っぽくなくて。おたがいスキャンして自己紹介して知りあって事件が起こるというだけだったら、正直スタートレックのほうが上手なわけじゃない。都市生命体だの森生命体だの、スケールの数値がインフレーションに増えてゆくばっかりで、なんだか「どこを切っても金太郎」みたいな、似たような散漫な印象しか残らないんですよ。とくに「老人」が出てきたとき、ユングの老賢人なんかを思い出して、私はユングの世界には実存はないと思っているので、正直がっかりしてしまいました。ひるがえって考えれば、序章にも実存があったのかどうか、疑いは残るけれど。
人工HEは、森生命体のなかで学会サミットみたいなのに参加してて、たぶん花博で表明したのだろう「自然との共存」理念とかを意識してるんだろうけど、あそこにとどまっていたら、ただの意識だけになって他の意識とあいまいに混ざり合うだけで、ますます実存はなくなってしまう。なんらかの方法で、森生命体から離脱してもらわないと小説としては面白くないんだけど、そこで花博的な理念を否定するとは思えないので、けっこう難しいだろうな。
それに、森生命体をひとつの秩序社会として、その外側にむかってフロンティアでの発見を探してゆくとしたら、やっぱりスタートレックみたい。
ひとつのアイデアは、やっぱりアンジェラなんでしょうね。序章での人間HEと人間アンジェラの関係はひじょうに貧しかったので、人工HEと人工アンジェラの関係をどうやって・どこまで豊かにするのか。でも、この恋愛関係がストーリィの主軸にできるとは思えないし、作者もそういうタイプの作家ではないと思う。それとも、別ミッションの人類チームをSSに到達させるか。
続きが書かれるかどうかはわからないけど、もし書かれるのであれば、スタートレックにしてほしくないな。ぼくはスタートレックは好きだけど、別の方向をさぐってほしいものだ。
8名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/12(土) 02:11
なんか色々な種族が出てくるのはいいとしても、なにか性質が
人間なんですよね。人の心をもった変な生物みたいな。
このまま、色々な種族とSSを探索してゆくだけならば続ける意義は
無いと思いますよ。
9名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/15(火) 00:35
3巻で結構謎も解けたことだし、俺はもう終わらせるだけで良いと思うけど。
最後にHEとアンジェラたんが「復活の日」よろしく感動の再開で・・・
10名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/15(火) 04:17
なんかそれも竜頭蛇尾な感じがする。
何光年もの大きさをもつSSの謎が尻すぼみに消えてゆく・・・

やっぱ、謎は謎のままの方がよかったという意見もアリかと思います。
「宇宙のランデヴー」もラーマの正体を
明らかにしない方が良かったと思ってるし。
11名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/15(火) 11:05
2巻の盛り上がりを超えられるかが問題だ
12名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/15(火) 20:33
>>9
なんか大きなストーリーがあって、収拾がつかなくなったら、
そういうエンディングで終わらすというのもアリかな、と。
でも、その場合、小松作品の恋愛は、その程度ということになるのかな、と。
再会シーンだけで一冊は書けるかもしんないけどさ。

>>10
うん、首都消失みたいに「最後まで粘って素知らぬ顔でエンディング」のほうが良かったかも。
不可知な存在をネタにしてもってゆくのは、ばらした後の気落ちがつらい。
13名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/16(水) 22:37
>>7
>代筆させるとしても、アイデアが問題で。

何ですか、これは。
だれが、いつ、どこで「代筆」しろと?
147:2001/05/17(木) 01:47
>>13

4
>作家本人があの状態だからねえ。
>誰かに代筆させるしかないと思うが国内にふさわしい作家がいるのか・・・・
へのレスです。他意はない。
15名無しは無慈悲な夜の女王 :2001/05/17(木) 04:47
サイファイの人が書くんじゃないの?
16名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/19(土) 22:53
ハッと気が付くと夢だった。
はどうよ。
17名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/20(日) 20:59
SSを作ったのは実は未来の地球人でしたぁ〜(定番オチ)
18名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/21(月) 15:41
日本に小松さんより虚無回廊を娯楽としてもハードSFとしても
簡完結させられる作家がいるかな?
俺はまずいないと思う。
まず彼の文体。真似できないし、あれがかなりの魅力の要素に
なってる。
あとハードSFと娯楽性のバランスというか、そこらへんが
小松さんを日本SF作家の重鎮にしていると思うし・・・。

ハルキ文庫の巻末インタビューで、なんか自分の過去に書いた
自信の無い作品で元気がなくなったり(笑)無視したりして
鬱に行きそうなイメージあったんだよね。
小松さんの鬱を直すために駄作含めてみんなで誉めまくろう!(?)
19名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/22(火) 02:55
何か、亡くなったとか。
20名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/22(火) 09:13
しおらし気にガセ流すんじゃない。
ニュース系サイトの回し者か?
21名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/22(火) 22:57
マジ?!
22名無しは無慈悲な夜の女王:2001/05/24(木) 22:58
南無阿弥陀仏
23厨房代表@SF板
        ∫        ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ∧,,∧ ∬       |あのスケールの小説を完結できたら小松はノーベル賞ものだろ。
   ミ,,゚Д゚ノ,っ━~   < まあ尻すぼみよりは未完のほうがマシだ。梅原が代筆できる
_と~,,,  ~,,,ノ_. ∀   |程度のものならここまで引きずらないだろうがな。
    .ミ,,,/~),  .| ┷┳━ \_________
 ̄ ̄ ̄ .し'J ̄ ̄|... ┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   .┻